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Channel: あたちのモンハン日記
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「Tundra Vendetta/PART4」の巻

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オクサーヌ「狩猟武器無しのタイマン勝負。それで決着をつけましょう♪」顔にこぉ~~♪

ショットリーパー「タイマン勝負・・?」

オクサーヌ「そっ。あなたが負ければ、大人しく凍土を立ち去る。あなたが勝てば・・あたしを好きにしていいわ♪」うっふぅ~んハート(まったく色気のない子供の挑発ポーズ)


ヴラドレン「なっびっくりダメだ!!そんな「割のいい」勝負なら俺が引き受け・・」


ヤンコフスキー「黙ってろ」ごちーーんぎくっ(「白兎獣のげんこつ」を食らわせる)


オクサーヌ「どうすんの?やんの?やんないの?」シュッシュッsss(今度はシャドーボクシングで挑発する白いドレスの少女)

ショットリーパー「上等だ。受けて立ってやろう」ガション(右腕から弾薬を取り外す)






「あたちのモンハン日記」
~Tundra Vendetta~








ワアアアアアアアアア!!
(銀盤の中心で対峙するショットリーパーとオクサーヌ。それぞれの後方に位置する黒の兵士とツンドラマフィアの大歓声が秘境エリアに反響する)


ショットリーパー「持ってろ」ドスッ(部下に重厚感溢れるDD弾を手渡す)


ヴラドレン「棟梁。一発で方を付けちまいやしょう」もみもみ(小樽の上にふんぞり返って座っている子供の肩を揉んでいるブランゴヘルムの男)


ショットリーパー「こっちはいつでもいいぞ」ワアアアアアアアア!!(部下達の激励を背に受けながら睨みを利かす砂漠のヴィラン)


ヴラドレン「ケッ。だっせぇ戦闘服纏ったモヒカン野郎が偉そうにしやがってむかっ男なら黙ってブランゴシリーズだろうが」もみもみ

オクサーヌ「あ、たいへん」

ヴラドレン「なんすか?」もみもみ

オクサーヌ「あたし、防具ない」きょとん

ヴラドレン「・・・・・・・。おい!!誰か「ちっせぇ」ハンター防具持ってねぇか!?」べち~~んドキッ(食い気味にオクサーヌに頬をひっぱたかれる)


BG兵士「おい聞いたか!?あの嬢ちゃん、防具なしで元帥と張り合うつもりらしいぜ!?」ハッハッハッハッハッハッハッ


ヴラドレン「てめぇら!!笑ってんじゃねぇむかっ棟梁、俺の「面」で良ければどうぞ!!」

オクサーヌ「う~~ん照れる


BG兵士「早くしろ!!」

BG兵士「怖気づいたか!?お嬢ちゃん♪」あっはっはっはっはっぷぅ~(笑いに紛れておならをかます者も)


ヴラドレン「あの戦争屋共・・もう許せねぇ・・!!」ザッ

オクサーヌ「待って」



とっとっとっとっとっとっ
(嘲笑する黒い迷彩服を着た軍人達の間をぬって、中央に向かってくる白い幻獣)



BG兵士「こいつは・・・・」

BG兵士「キリンだ・・・」



とっとっとっとっとっとっ・・・


BG兵士「撃ち殺しますか?」とっとっとっとっとっ

ショットリーパー「あの女の相棒だ。行かせてやれ」とっとっとっとっとっ


ヴラドレン「あれは・・リリエンタール・・」


ぶひひん


オクサーヌ「わざわざ来てくれたのね」にこり

リリエンタール「ブルるるるるる」

オクサーヌ「ありがとう、リリエンタール」にこ

ヴラドレン「・・・・・・・(そういやリリエンタールって、いつもどこにいるんだろう・・・拠点の洞窟内では見たことがないな・・・)」

リリエンタール「ブルるるるるる」

オクサーヌ「力を貸してくれるの?」

リリエンタール「・・・・・・・・・・」こくり

オクサーヌ「・・・・・・・・・・・」すっ・・(目を閉じると幻獣のおでこに優しく触れる)


BG兵士「あの娘・・・一体何を・・」

ショットリーパー「よく見ておけ。あの娘が祖龍から授かったユニークスキルをな」



カッ
(眩い閃光に包まれる幻獣と白いドレスの少女)



ヴラドレン「おお・・・いつ見ても神々しい光・・・」うう・・(泣いている)



キリーーーーーン!!
(定番キリン装備に身を包んだオクサーヌ)



オクサーヌ「さぁ、かかって来い」シュッシュッsss(可愛らしいシャドーボクシング)






ドッドッドッドッドッドッドッ!!
(横殴りの吹雪の中、白い大地の上を猛突進していく霞龍。背中にはポカラの子を乗せている)


ルー「んばんば」ふぃ~~~~んキラキラ青(霞龍の尖角があやしく光る)


モモ「オクシャーヌしゃんが近いモキュ!?」


キキィ~~~~~~~DASH!
(両前足ブレーキで雪を押し出しながら急停止する霞龍)


モモ「どこモキュ!?」きょろきょろ

ルー「んばっちょ」ちら(あのでかい首を傾ける)

モモ「モキュキュ?」



ワアアアアアアアアア・・・
(そう遠くない位置に見える氷壁の向こう側から人間の歓声が微かに聴こえる)



モモ「あそこモキュ!!」

ルー「げおげおぶー」




ワアアアアアアアアア!!


BG兵士「いけぇ!!」

ツンドラマフィア「負けるな棟梁!!」


こっそり(と、氷壁の隙間からステルス状態の霞龍が覗いている)


ルー「ぶう~」でろんでろん(半透明状態で目をぱちくりさせている)

モモ「どんな様子モキュ?」でろんでろん(霞龍の背中で半透明の影響を帯びながら、背伸びしてエリア内を覗こうとする)


ワアアアアアアアアア!!
(マフモフシリーズにウルクシリーズを纏った仲間が背中を向けて立ち並び、何やら歓声をあげている)


ルー「げお?」ぱちくり

モモ「オクシャーヌしゃんはどこモキュ・・・」ん~しょ、ん~しょ(ルーの頭の上に登った)



ワアアアアアアアアア!!
(ツンドラマフィアと黒の兵士に囲まれ、中央で対峙しているモヒカンの大男とキリン装備を纏った小さな少女)



モモ「オクシャーヌしゃんモキュ!!」



オクサーヌ「はぁ・・はぁ・・・なかなか・・やるじゃない・・」ぜえぜえ・・DASH!(肩で息をしながらなんとか立っているものの、キリンホーンのウィッグはすっかり毛羽立ち、ずり落ちそうなくらいヘロヘロになっている。また、自慢の右目のまぶたは紫色に大きく腫れ上がり、鼻血をぼちゃぼちゃ垂らしている)

ショットリーパー「ひぃ・・ひぃ・・・メサイアの妖精もざまぁねぇな・・」ふゅ~ふゅ~DASH!(完全に緊急時の呼吸をしながら、両肩をぐったりさせ中指を立てているその顔面は、見るも無残な程、ボコボコに腫れあがっており、自慢のモヒカンは真っ二つに割かれてしまっている)

オクサーヌ「うるせぇってのよ・・この筋肉馬鹿・・むかっだいたいねぇ、この人気装備は喧嘩をする為にあるわけじゃないのよ・・」ガッ(負けじと中指を立てるも、鼻血は尚も出続けている)

ショットリーパー「ぶははははは・・・せっかく授かった祖龍のセイクリッドブラッドも、その様子じゃ全部出ちまうんじゃねぇか・・?ゲボおおおおおおお!!」(いきなし吐血する)

オクサーヌ「なははははは!!って、笑わせないでよね・・汗それよりあんた、さっきからつまんない話しばっかりしてるけど、それって誰から聞いたのよ?」ぜぇぜぇ・・(脇腹をおさえている)

ショットリーパー「うぷ・・・邪羅尼のババアだ・・。てめぇを動揺させてやろうと思って・・・おえええええええええ!!」ばしゃあああああ血(美しい程の鮮血を吐く)

オクサーヌ「はぁ・・はぁ・・・あのもうろくババア・・・・やっぱり古塔で殺しておくんだった・・・んぐっ」(なんとか嗚咽を堪える)

ショットリーパー「古塔のラグナロクにヒンメルンの歌劇事件・・・てめぇが当時のナイトを皆殺しにしたっていう話し・・今だけは信じてやるぜ・・・」ふゅ~ふゅ~(人食い族みたいになった真っ赤な口元を拭う)

オクサーヌ「ふふふ・・ここ(新大陸)に戻ってきてからというもの、あんたとも長い付き合いだもんね・・・ってことで・・・あたしが引導を渡してあげるわぁああああああ!!」ガツーーーーンぎくっ(渾身のジャンピング右フックをモヒカン男に浴びせる)

ショットリーパー「あろっ・・・・(一瞬気を失うも)なめんなぁああああああ!!!!」ガシッドキッ(オクサーヌのほっそい両足を掴む)

オクサーヌ「げっ」


ぐるんぐるんぐるんぐるん!!
(ザ・ジャイアントスイングをかます砂漠のヴィラン。白銀の大地で、満身創痍の大男が回転しながらキリン装備の女の子を振り回す姿はもはや卑猥な格ゲーそのものである)


BG兵士「出た!元帥十八番のデス・スイング!!」

BG兵士「俺もかつて、キラースラッシュの酒場でベロベロに酔っ払った元帥に「ちょっとだけ口答え」してしまった為、デス・スイングを食らったことがあるのだが、一ヶ月は回りっぱなしだったぞ!!その時の遠心力の後遺症で、俺は臓器の位置をはじめ、全身のパーツが端っこにずれちまったんだ!!」(と解説する軍人の顔は、なんだか右側にずれている)


ショットリーパー「うがああああああああああ!!」ぐるんぐるんぐるん!!(白目を剥きながら回転している)

オクサーヌ「こらぁああああああああむかっ離せぇええええええええ!!」ぐるんぐるんぐるんくるくる(勿論目はぐるぐる状態である)


ヴラドレン「頑張れ!!棟梁!!」

ヤンコフスキー「気合です!!姐さん!!」

モモ「オクシャーヌしゃん!!」うんしょうんしょDASH!(激励を飛ばすツンドラマフィアの間をぬって登場する。その背後では冷静に静観する風翔龍に並ぶ霞龍の姿も)

ヴラドレン「モモ!?どうして!!」

モモ「オクシャーヌしゃんを応援ちに来たモキュ!!
頑張れぇえええええええええ!!!!オクシャーヌしゃあああああああああん!!!!


オクサーヌ「はっびっくり(回転しながら一瞬落ちてた)この声は・・・・・モモ!!」ぐるんぐるんぐるんくるくる


モモ「負けるなモキュううううううう!!!!
しょんな人間なんかに負けるなモキュううううううう!!!!



オクサーヌ「モモ・・・・・」ぐるんぐるんぐるんくるくる

ショットリーパー「ガッハッハッハッハッハッ!!まさか貴様に報復依頼をしたというのは、あのポカラじゃあるまいな!?」ぐるんぐるんぐるん!!(白目を剥きながら喋ってる)


モモ「オクシャーヌしゃんはお前なんかよりずっと強いモキュ!!だからモモも・・・モモもオクシャーヌしゃんにみたいに強くなるって決めたんだモキュううううううう!!!!


ショットリーパー「ハッハッハッハッハッ!!何を言ってやが・・・はっびっくり」ぐるんぐるんぐるん

オクサーヌ「よく言ったわ、モモ!!」ん~~~~~~~DASH!(凄まじい遠心力の中、強靭な腹筋をもって上半身を折り曲げていく)


モモ「いけぇええええええええ!!!!オクシャーヌしゃあああああああああん!!!!


オクサーヌ「ザ・ハンター・・・・・・パァーーーーーンチ!!!!




ズガーーーーーーーーン!!
(近距離から渾身の右ストレートをモヒカン男の顔面に突き刺す)




ショットリーパー「・・・・・・・・・・・・・」ブシュウウウウウウ血痕3(顔面を「拳型」にめり込ませながら後ろに倒れていく)



ヴラドレン「やった・・・・」




ズデェーーーーーーン!!
(銀盤エリアに倒れる砂漠のヴィラン)




ヤンコフスキー「姐さんの勝ちだぁあああああああ!!!!」




ウオォオオオオオオオ!!
(大歓声をあげる凍土サイドの面々。ヤンコフスキーはモモを肩車してヴラドレンらと共に喜びを分かち合っている。それを冷静に見守る風翔龍と霞龍の足元を感極まり叩くツンドラマフィア達の姿も)



オクサーヌ「おとといきなさいってのよ・・」ひぃ・・ひぃ・・・(がっくし肩を落としながら、完全にずれたキリンホーンのウィッグを直す)

ブルるる♪(キリンホーンが喜びの声をあげたっぽい)

オクサーヌ「ふふ。ありがとう、リリエンタール。あなたの加護がなければ、とっくにやられてわ。次は喧嘩じゃなくて、召雷剣であいつをボコボコにしてやりましょうね♪」にこ

ブヒひん

オクサーヌ「え・・勝てたのは自分の力だけじゃないですって・・・」

モモ「やったモキュ♪オクシャーヌしゃんはしゅごいモキュ~♪」パチパチパチ(オットセイみたいに手を叩いて喜んでいる)

オクサーヌ「そうね。あの子の激励に・・感謝だわ」にこ

ヤンコフスキー「姐さぁあああああああん!!」ずしゃあああああああsss(モモを背に乗せ、泣きながら例の「お腹スライディング」で滑走してくる。それに続いて押し寄せてくる仲間の面々)

オクサーヌ「げっ」


どしゃーーーーーーーんびっくり
(見事に衝突して弾ける凍土の面々)


BG兵士「今のうちだ。逃げるぞ」うんしょうんしょ・・(仰向けでノックダウンしている大男の両足を引きずりながら逃げ去る砂漠の面々)


ヴラドレン「あ!野郎!逃げる気か!?」(横ではオクサーヌがうつ伏せ棒状体で伸びている)


BG兵士「今回はドローだ!!いいか!?必ずこっちの復讐も果たしてやるからな!!」ガッドキッ(上司を引きずりながら中指を立てる)


ヴラドレン「はん!!凍土が怖くねぇならいつでも来やがれってんだ!!砂漠の兵隊共が!!」ブッあせる(つば吐いた)


ザッザッザッザッザッザッザッ・・
(実に手際の良い撤退をみせるBG兵士達)


ヴラドレン「けっ。撤退の速さだけは一流だなむかっ

ヤンコフスキー「放っておけ。何度来ても同じ。姐さんがいる限り、あっしらは負けねぇよ。な、モモ」

モモ「え・・・」

ヴラドレン「一緒に暮らそうぜ、モモ」なでなで

モモ「バベンコ・・・・」

ヤンコフスキー「ちょうど拠点の洞窟に、メイドさんが欲しかったところでな」ちら

ルー「げお」こくり

ヴラドレン「お前もいいだろ?」ちら


サドンデス「支障はない。凍土は新たな仲間を歓迎する」

ヴラドレン「だってよ。良かったな、モモ」なでなで

モモ「モキュ・・・・・」ちら

オクサーヌ「・・・・・・・・・・。なによ。みんなで勝手に決めちゃって」(すっかり置き去りになっている、うつ伏せ棒状体のキリン装備の少女)

ヤンコフスキー「おい、怒ってんじゃねぇかよあせる」こそこそ

ヴラドレン「自分が仕切ってないからつまんないんだあせる」こそこそ

オクサーヌ「・・・・・・・・・・・・」(うつ伏せのままふてくされている様子だ)

モモ「オクシャーヌしゃん・・・・モモがいても・・・迷惑じゃない・・?」

オクサーヌ「ひとつだけ約束すること」(うつ伏せのまま器用に喋る)

モモ「モキュ?」

オクサーヌ「うちのシェフが真心込めて作ったご飯は絶対に残さないこと」にかっ(ボコボコ血だらけの顔をあげて微笑む)

モモ「モキュ!!」こくり(力強く頷く)



わぁ~っしょい♪わぁ~っしょい♪
(胴上げされるモモとオクサーヌ)



オクサーヌ「凍土の勝利と、新たな仲間を迎えたことに祝福するのよぉ~♪」おほほほほ(かち上げられながらわろうてる)

モモ「モキュモキュ♪」ぱちぱちぱち(宙に浮きながら拍手してる)

ヤンコフスキー「めでてぇ!!めでてぇなぁ~!!(鼻を垂らし少し泣いている)」わぁ~っしょい♪わぁ~っしょい♪

オクサーヌ「ちょっとあせる上げ過ぎよ」ぶおーーーんジャンプ(すんごい上がる)

ヴラドレン「あれ?そういや、ゼットの姿が見えねぇな」わぁ~っしょい♪わぁ~っしょい♪

オクサーヌ「あ、それね。それなら・・・」ひゅおおおおおお煙(落下しながら言う)


ブワッサブワッサ・・


オクサーヌ「ぶわっさ?」ひゅおおおおおおお煙(垂直降下しながら音のする方を見上げている)

ヤンコフスキー「ルナストラですぜ」たしっドキッ(オクサーヌをキャッチする)



ルナストラ「・・・・・・・・・・・・」ブワッサブワッサ・・


モモ「うわ・・・綺麗なお色の龍だモキュ・・・」

ヴラドレン「炎妃龍っていうんだぜ。凍土きってのべっぴんさんなんだぞ」(自慢気に降下してくる炎妃龍の風圧を浴びながら出迎える)


ブワッサブワッサ・・ドシャーーーーン煙
(銀盤エリアに着陸する炎妃龍)


オクサーヌ「おかえりなさい。ルナストラ」(ボロボロの形相で出迎える)

ルナストラ「・・・・・。また無茶をされた様子で・・・」はぁ~~~(呆れてる)

ヤンコフスキー「どうしたんでい?」

ルナストラ「報告です。ロイヤルアカデミーより飛来してきた飛空船が、ロックラックを旅立ちました。進路はやはり渓流地区・・プリンシアの予想が見事的中したというわけです」

ヴラドレン「ロイヤルアカデミー・・?」

オクサーヌ「西シュレイド、ヴェルドにある王立学術院のことよ」うんしょはぁ(ヤンコフスキーの腕から降りる)

ヴラドレン「??」

オクサーヌ「ヴラドレン。先に渓流へ出発したゼットを追いかけて合流してちょうだい。ルナストラ、乗せて行ってくれる?」こくり(快く同意の頷きを見せる巨大な炎妃龍の頭部)

ヴラドレン「クエストですか?いいですけど・・・目的は?」きょとん(と馬鹿な顔したブランゴヘルムの表情)

オクサーヌ「動向調査とそれの捕縛」ふきふきふき(顔の血をヤンコフスキーのモフモフ毛で拭き落としてる)

ヴラドレン「って、誰のです?」きょとん

オクサーヌ「書士隊」ふきふき

ヴラドレン「って、なんでしたっけ?」

オクサーヌ「王立古生物書士隊よ♪」顔にかぁ~♪(綺麗になった顔で意味ありげに微笑む)

モモ「??」モキュモキュ(大人達を不思議そうに見上げている)


Tundra Vendetta/完




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?

10/2(日)0時更新 なぜなに★あたモンのおコ~ナ~

をお送り致します♪だったらさ!次回も自分なりに真面目な顔しながら読も見ようよぽけ~












太古のプロメテウスとその脅威を学ぼう~なぜなに★あたモンのおコ~ナ~♪

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本日のなぜなに★あたモンのおコ~ナ~は、現ストーリー内でその脅威を露わにしつつある「太古のプロメテウス」と、それに纏わる恐ろしい兵器をご紹介♪これを読めば君もあたモンマスター!?


------------龍エーテルと太古のプロメテウス(ドラゴンタナトス)---------------

★龍エーテル:天然の竜族が発する龍力学エネルギー=龍属性。大陸における最上級元素。つまり、水、火、氷、雷といった四大元素と同じ概念で「龍」という性質が存在するのが大陸世界なのである。現段階でのストーリーでは元素記号があるのかは不明。この「龍属性の原子」(元素の実際の姿。原子は粒子の状態であり、物質を構成する基本的な粒子)に人工的な手を加えたもの(人工放射性元素)が太古のプロメテウスなのである。

★太古のプロメテウス:竜大戦時代に開発された人工放射性元素。龍エーテル原子に他属性が持つ高いエネルギーを衝突(錬金合成)させることで、破壊を融合しながら解放される超エネルギーを古代人は「ドラゴンタナトス」と命名した。現在の龍科学でも精製は可能だが、大陸生物に対して極めて有害であり、また保存法等、取り扱いに難しい為、現代の龍科学者はこれを「古代の劇薬」と揶揄し、太古のプロメテウスと名づけた。

★レイニングブラッド:錬金合成して出来上がった化合属性エネルギーは放射性物質を含有し、大陸汚染物質と認知される。その濃度によっては草木も生えない死のフィールドを生み出す結果にも成りうる(これは竜大戦終結の理由のひとつとして考えられる)。超エネルギーの膨張により蒸発した太古のプロメテウス、および兵器の残留物は凝縮し、微細な粒子となり、紫紅色の懸濁化した放射性降下物となり、被曝エリア全土に激しく降り注ぐことで、これを浴びた生物を放射線障害に侵してしまう。その凄惨な光景から古代人はこの現象を「Raining Blood(レイニングブラッド)」と呼んだ。

★レイニングブラッドの種類とドラゴンタナトスによる放射線障害:
化合属性の種類(大陸四元素=水、火、氷、雷)によってその症状は様々だといわれる。古文書やまぼろしの書物に記されているというが・・。

★竜大戦時代で使用されたドラゴンタナトスとジェネシスオーパーツ★
モンスターから地上権を奪い、制空権、制海権の確立を目的に、龍族を根こそぎ殲滅する為に開発されたのが、ドラゴンタナトスである。多くの凶暴なモンスターに有効である、龍属性の擬似的なエネルギーを兵器に採用し、次々と滅ぼしていった。古代文明の遺産と称される狩猟武器はそれら兵器の「初期段階」の生産物であり、極めて重要なドラゴンタナトスの精製方法が記された文献(レリーフ)の多くは、トレジャーハンターの手によって侵害され、ブラックマーケットに流出してしまったり、ゴッド山菜組の手によって焼却されている。またその一部をハンターズギルドが収集しているのも事実である。


-------現在確認出来る太古のプロメテウス-------

★フレームクリアフューム(FCF):開発者はアウラー。龍エーテル(龍原子)に高火力の火属性エネルギーをぶつけて合成錬金したドラゴンタナトス(化合属性の人工放射性元素)を使用した運動エネルギー弾。着弾地点を中心に広範囲の大爆発を起こし、その燃焼から生じた、高密度の龍エネルギーを含んだフューム(気体状大気汚染物質が凝縮したエアロゾル)が、爆破範囲内に散布され、呼吸器官を持つ大陸生物がこれを吸引してしまうと、肺を中心に燃え上がり、原子すべてを体内から消滅(体内燃焼=自己発火という概念に等しいか)させてしまう大陸汚染物質も含有する。ギルドアサイラムが復元した竜機兵(マーク4・ダレット)の体内で精製されていた。ダレットはこのFCFを口部、尾先より射出可能としていた。

★ドラゴンディストラクション(DD):設計者はロイ・ファウラー(開発はその設計図を下にダミアン・ギーユが指揮)。恐暴竜の宝玉に蒸気機関による高火力の火属性エネルギーを衝突(錬金合成)することによって生まれたドラゴンタナトスを球体サイズのエネルギー弾として発射可能とする巨大カノン砲車(キャタピラタイプ)。その破壊力は龍殺しの実、一億個に値するという。この兵器の設計プランをロイ・ファウラーから聞いていたコニー・ファウラーは、ボイラー内部にある恐暴竜の宝玉を取り除くことで砲車の機能を停止することが出来るとクルセイダーズに助言した。またロイ・ファウラーは太古のプロメテウスを蒸気機関に代わる新たな動力源として考えており、DDの考案理由は獣人でも使用可能な兵器として設計した様子である。

★ドラゴンハイドロゲン弾頭(略称DH、DH弾):開発、暗黒商会(ダニエル・カペラ)。ドラゴンハイドロゲン(水属性と龍属性を錬金合成させた化合属性エネルギー)と呼ばれる太古のプロメテウスをボウガンや弓に使用出来るようモジュール化した弾頭。着弾地点からおよそ半径100メートル内に、ドラゴンハイドロゲンによる加害を与えるだけでなく、爆破後、まもなくしてレイニングブラッドを大気中に発生させ、目下のエリアに激しく降り注ぎ、死の大地へと変えてしまう。DDの場合、水属性値の影響が強く、懸濁物というより、極めて雨に近い飛来物を激しく降り注ぐ。この水滴の中に重度の龍属性エネルギーが含まれており、これを浴びた生物を放射線障害に陥れ、大地も草木も生えない死の大地へ変えてしまう。その半減期(放射性同位体が、放射性崩壊によってその内の半分が別の核種に変化するまでにかかる時間)は、ざっと数億年掛かるという。永久凍土など極寒の地でこのレイニングブラッドが凍結してしまうと、有害な放射性物質を含有した氷となり、これが海に流れることで海洋生物にも多大な悪影響を与えてしまう危険性がある。


-------ダレット及びDDに見られた粉塵の正体-------
化合属性による超エネルギー砲を発射した爆破後、或いは発射の延長線上に見られる粉塵は、その粒子ひとつひとつに龍属性エネルギーと火属性エネルギーを含有しており、その異なる2つの属性エネルギーが衝突し合うことで火花のように見える。龍科学者達が太古のプロメテウスを「人工放射性元素」と呼ぶのは、この2つの属性エネルギーが衝突して生まれた原子核が不安定(ぶつかり合うことで放射線を放出)だからだと思われる。

本編に登場した竜機兵、マーク4(ダレット)については
イコール・ドラゴン・ウェポン・マークⅣ「ダレット」を参照




と、今回の記事で太古のプロメテウスがとてもおそろしい兵器に利用されているということはご理解頂けたと思います。また、今後の各勢力による覇権争いのキーアイテムになることは必至と推測されるのと同時に、物理戦争の抑止力(リーサル・ウェポン)としても利用されることは間違いないでしょう。なにはともあれ、これからもあたモンからは目が離せないということですね♪



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10/4(火)0時更新 「入ってろぉおおおおお!!!!」の巻

をお送り致します♪次回ついにユクモに王立古生物書士隊が飛来!?またしても波乱の予感しかしないあたちのユクモをみんなで読も見ようぽけ~













キングオブコント2016/個人的評価と感想を述べてみよう♪

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どうぼ。あたモン作者ですaya突然ですが、今日は先日行われた『Cygames〜キングオブコント2016』の個人的評価と感想を述べていきたいと思います。

結論から申すと「過去最悪の爆発力に欠ける大会」だったのかなと・・。地上波という電波を使い、スポンサーがついた権威あるべきショーレースにも限らず、それに値したレベルにネタが追いついていないという印象を受けました。なんかスカッとしないというか、「まぁこの中だったら、優勝者はこのコンビかなぁ・・」という「消去法による審査決定」であって、第2回(2009年)の東京03さんや、第5回大会(2012年)のバイキングさん、そして昨年のコロコロチキチキペッパーズさんのように、コントの最中に「あ。多分この人達が優勝だな」と視聴者が感じざる得ない「笑いの爆発力とそれに見合った会場の雰囲気」を創りだすユニットが一組もいなかった大会だったような気がします(個人的には第6回大会(2013)、第7回大会(2014)からも同じ印象を受けました)。

今大会は10組中、5組が初出場でしかもその殆どが全国には知られていない芸人さんばかりで、おそらく同大会やお笑い番組を愛している方の中には「今回、明らかに目玉がないけど大丈夫かな・・」という不安を感じた方は多いと思います。本大会開催前に土屋輝之さんがメディアに対し、「準決勝の審査員て誰?」という発言(というか率直な疑問でしょう)をして(http://news.livedoor.com/article/detail/12008493/参照)、Yahoo!ニュースにも取り上げられていましたが、これは多くのお笑いファンが感じていた疑問であり、直截的な代弁でもあると捉える事も出来ます。全く個人的な憶測なのですが、こと今大会に関していえば、あまりにも芸能事務所と大会主催者側との癒着ばかりが感じられ、所謂「今年はうちの事務所はこいつら推すから。後は決勝での結果、及び視聴者の判断に任せましょうや」的なプロットを観る者に感じさせてしまうくらい、結果、実力が伴っていなかったコンビばかりだったような気がします。各コンビの所属事務所を見ても「ついにソニー枠が来たか・・」とか余計な憶測ばかりが飛び交い、大会のステータスを下げ、そんなに無理して「新たなスター」を生み出さなくても良いのではないか、とさえ感じてしまいました。仮に出場結果を純粋に捉えたとして、ロッチさんやジャルジャルさんはそんなにダメなネタを準決勝で見せたのだろうか?という疑問と同時に、初出場のコンビが果たしてそれを超えるネタを見せたのか?という疑問も生まれます。

昨今の同大会から個人的に感じることのひとつに、「ライブのネタ」を「テレビ」に持ってきてもダメなのになぁ・・という印象があります。冒頭でも申した通り、同大会はスポンサーがついたテレビの「お笑いコンペティション」なわけで、やはりどこかPOPな新鮮さがないと視聴者は受け入れてくれないと思います。笑いの形は千差万別にしても、やはり今後テレビで活躍したいのであれば、やりたいこと、見せたいもの以外の「強引にでも」観る者に感染させてしまうくらいのインテンシティは絶対に必要です。結果、過去の優勝者は大会を通して、審査員及び視聴者により多くのインパクトと笑いを与えた人達が勝ち取っているわけで、それは過去の大会の点数が証明しており、殆どの優勝者は二位のコンビに比べ50点以上の差をつけて優勝しています(第1回大会は除く)。昨年こそ、コロチキさん、バンビーノさん、ロッチさんによる三つ巴でしたが、今思えばやはりレベルの高い大会ではあったのだなと改めて感じます(その証拠に作者は、昨年の大会をHDDが擦り切れるくらい何度も観たものです)。今回も接戦(二位ジャンポケさんとの差は6)だったのですが、明らかに全大会とは数字以上のネタの中身が違った大会だったと思いますし、審査員の方々の「あまりにもお茶を濁したようなコメント」がそれを物語っていたのではないでしょうか。おそらく30代の頃の一番尖っていた頃の松本人志さんなら、バッサリ切り捨てる視聴者をスカッとさせるようなコメントを残していたでしょうか、かつてのM-1グランプリのような的確なコメントすら引き出せるコンビが今大会にはいなかったのも明らかです。求め過ぎてしまうのも酷なのですが、そこはやはりテレビショー。スポーツ選手に結果ばかりを求めてしまうのと同様、芸人さんにも「単純に面白かった!」と言えるネタを期待してしまうのは作者だけではないはずです。「そのくらいのネタなら「エンタ~」や「じわじわチャップリン」でいいじゃん」と思わせてしまっては優勝どころか爪痕すら残せないと思います。こと今大会で個人的に残念だったのは、かまいたちさんの二本目が何度もテレビで観たことあるネタだったことです汗(「嘘やん・・ガーン」と、思わずスポットライトが当たった瞬間に思ったお笑いマニアは多いはず・・)全大会のジャンポケさん同様、テレビで散々擦り散らしてきたネタを決勝に持ってきても・・結果が物語っていますよね。更に昨今では「本来専門外」であるはずだろうリズムネタを無理やり取り入れたりと、一発で爪痕を残してやろうという意識がダメな方向にいってしまっているユニットも多く、今大会に限って言えば、昨年ロッチさんが一本目に見せた「期待させるループによる笑い」を意識し過ぎたのではないかと感じてしまうネタも幾つかありました(裏を返せば、昨年のロッチさんの同ネタがそれほどのインテンシティを植え付けている結果とも言えます)。こと大会をよりテレビ的に盛況なコンテンツとして見せるだけなら、ジャルジャルさんやロッチさんが「いるだけ」で、開催前から各メディアで盛り上がっていたでしょうし、生中継のコンペティションもより引き締まったものになっていたでしょう。お笑いマニアのマイノリティは初登場組を支持し、マジョリティが支援する「既にテレビで活躍している」芸人に対しどんなネタを持ってくるのか!?という分かりやすい構図にもなったはず・・。やはり悔やまれてなりませんドキドキ

否定的な要素ばかりが開催前から感じられた同大会でしたが、ポジティブな面ではどうでしょうか?例えば優勝者であるライスさんの今後の活躍は期待出来るでしょうか?過去の優勝者で、今も現役で「メジャー」で活躍されてる芸人さんの特徴としては、ネタ終わりのダウンタウンさんとの「絡みのマッチング」がスムーズかつテレビ的だったのが印象的です(角田さんとか小峠さんとか、全然無名だったにも限らず面白かったのが印象深いです)。おそらくお笑いマニアは、ネタ終わりのフリートークにも注目しているはずで、残酷かもしれませんが、そこで笑いをとってしまうのもその人が持っている「タレント性」なのですよね・・。M1然りキングオブコント然り、二位以下でも売れてしまう芸人さんは、そのタレントとしての風格を兼ね備えている一握りの存在だからです(当然、自分を上手に見せるギミックや、しっかりとした芸人としてのコンセプトを考え、きっちりとそれを実行している方々も多く存在しますが、それもれっきとした努力の賜物です)。純粋なネタ番組が激減している昨今のテレビ界では、フリートークの上手さは欠かせず、また見ている人への自己紹介でもあると思います(これは番宣に来ている俳優さんやミュージシャン達にも言えるでしょうか)。これはネタを売りにしている芸人さんにとっては目の上のたんこぶで、より選民的なテレビ業界を構築していっているのもまた事実ですが、やりたくないこともきちんとこなせる人が評価を受けるのは企業同様、視聴者にもその人間力が伝わるからこその魅力であり、それが人気の糧となるのです。近年では如何にしてSJWを納得させる実力を身につけ、それを裏切らない高感度を維持出来るのかがタレントのパーソナリティに求められがちですが、これは芸能界だけにあらず、一般社会にも影響を及ぼしています。なんだか忍耐力を試されてる気がしますが、それが現代の抱えている社会問題のひとつであるのもまた事実。景気が良ければ市民の趣味嗜好も変わり、それに対する評価もまた変わるのですが、今は辛抱の時期として受け止め、我々も尽力しないといけませんふん

閑話休題。ライスさんの今後です。どうでしょう・・あのネタの宝庫であるシソンヌさんでさえもフリートークに苦しみ、ネタ見せ以外のバラエティではお見かけすることはあまりありません(個人的には今大会中、結局見てて安心したのは、CM中のシソンヌさんのネタでした)。R1チャンピオンの多くがメジャーから消えてしまったのと同様(今年のザコシショウでさえ、もはや時の人扱いに・・)、ショーレースに勝てば「安定」を保証されるわけではなく、いつまでもぬるま湯に浸かっていられるほど芸能界の温度はぬるくありません。今後のライスさんが業界という「釜」にどう適応し、万人が愛するふっくらご飯に仕上がっていくのかどうか注目です。

なんとなく上手にしめることが出来たので(ベタですが)、今日はこりでおしまいにしたいと思いますと同時に、かねてよりお笑い番組に関する記事を書きたいなと思うていたので、今後とも「余裕」があればモンハン二次創作に関係なく、「あたちとお笑い」の記事をUPしていきたいと思います(とは言ってもブログの主題ではないので、トップページの更新欄には載せず、検索等で閲覧して下さった方々に少しでも楽しんで貰えれば幸いですaya)。

ほんじゃあねaya(実にフレンドリィな感じで)



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「入ってろぉおおおおお!!!!」の巻

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~新大陸、渓流地区上空....


GOOOOOOOOO
(緑で埋め尽くされた広大な山岳地帯の青空に浮かぶ一機の小型飛行船。
長細いガス袋に「Royal Academy」と書かれていることから、この飛行船が王立学術院のものであると推測出来る)


ビュオオオオオオオオ
(ガス袋より吊るされたゴンドラ部の先頭に立ち、風を切っている書士隊と思しき厳格な雰囲気を放つ人型男性)

書士隊「首尾はどうか?コーネリアス」ヒョオオオオオオ(白髪の少しパーマのかかった無造作ヘアを風に靡かせ、頭部以外はレザーライトシリーズを纏い、腕を組みながら空路の行き先を睨みつけている)

フムフムフム・・(と、ゴンドラの縁から身を乗り出し、双眼鏡にて下の景色を観察しているのは、頭部の毛をオールバック気味に整えた茶アイルー。綺麗なオリーブ色に染まった布製のエスニック衣装を纏っている)

コーネリアス「フィールド全体に生い茂る緑・・・まるで別の惑星に来たかのように、空気の印象が違いますね・・」フムフム・・

書士隊「空路が順調過ぎるほどよく風に乗っておる・・。まるで何者かの意志に導かれるように・・・・コーネリアス。記せ」

コーネリアス「あ、はい。ガイウス様」がさりごしょり(片手でゴンドラの縁に掴まったまま、双眼鏡を懐にしまい、代わり革製カバー(勿論、肉球のロゴ入り)に包まれたダイアリーを取り出す)

ガイウス「新大陸東部に位置する、この仙境の如く清浄な景観は心を癒やし、この穢れない空気は肉体を浄化させ、来訪者をまるで純真無垢な少年少女に還元させる・・。この辺境にあるユクモという村落は、果たして聞きしに勝る桃源郷なのか・・」

コーネリアス「今から胸が踊る・・・」カキカキ・・(ゴンドラの縁に顎を乗せて体重を支えながら、外側に出した右手でダイアリーを持ち、左手に持つ羽ペンで書き記している)

ガイウス「付き合いが長いというのは叙情に障る。身を乗り出し過ぎて落ちるなよ、コーネリアス。下の森には雷狼竜や迅竜がわんさかいるかもしれんぞ」ハッハッハッハッハッ

コーネリアス「そんな・・脅かさないで下さいよ汗それよりもどうです?双眼鏡で景色をご覧になられては」よっはぁ(ゴンドラ内部に着地する)

ガイウス「いらん。双眼鏡ではこの雄大な大自然の一部しか堪能出来ん。今はフィールドを見解するのではなく、ただ感じるだけだ」ビュオオオオオオオオ(両目を閉じ、風を浴びている)

コーネリアス「地質学は専門外であるが故・・・」カキカキカキ

ガイウス「いちいちお前の注釈を入れんでもいいむかっありきたりの見聞は他の連中に任せてある」

コーネリアス「常軌を逸した調査方法を基に、獰猛なモンスターをはじめ危険なエリアの懐へと飛び込み、大陸の神秘を合理的に紐解いていく・・・流石は龍科学の創始者たる言及を・・」カキカキカキカキカキはぁ(凄まじい速度の筆記力をもって次々と文に残していく)

ガイウス「その言い方には語弊がある。私の専門は龍生体力学(ドラゴンバイオメカニクス)で、そこから勝手にアルコリスの連中が龍科学などというアンモラルな学問を派生させたのだ。一緒にされてもらっては困る」ふんむかっ

コーネリアス「どちらにせよ、ガイウス様の権威じゃないですか。今日の龍科学者が研究に没頭出来るのも、すべてはガイウス様の著書である「龍生体力学論」があってこそなのですから」カキカキ(しながら会話をこなしている)

ガイウス「余計な修飾語ばかりで記すなと言っておろう。アカデミーの書庫に「転がっている」つまらん論文のようになるぞ」ふん

コーネリアス「と、卓上の書士、ギュスターヴ・ロン氏を揶揄・・・アカデミーでは既に数年前をもって孤島地方の探索及び新種の調査を打ち切ったと聞きました。それを踏まえて質問致します。ガイウス様は一体、何を求めてこのユクモ地方へ来られたのです?」カキカキ

ガイウス「無論、知的生命体種モンスターだ」ビュオオオオオオオ(清廉な風を受ける初老の形相に輝く少年のような純真な瞳)

コーネリアス「接触出来たら、まずは何を聞かれますか?」カキカキ

ガイウス「未来の人と竜族の為、研究に協力して欲しい。或いは・・何故、君たち、理知有るモンスターは、我々、王立古生物書士隊を嫌うのか?だな」フッ

コーネリアス「それもまた、知性が有る証拠だと?」カキカキ

ガイウス「防衛本能に関してはその逆だ。獣人同様、彼らもまた人間にはない直感力を持っている。故に心を許せる相手かどうか、瞬時に見極めることが出来るのだろう。かつてお前がそうであったようにな」ビュオオオオオオ・・

コーネリアス「いち従者であった私を、書記として雇ってくれたあなたには心から感謝しています。そりゃ、最初にあなたを見た時は、多少の不信感はありましたが・・すぐに普通の人間とは違うってことに気づきましたよ」カキカキカキ

ガイウス「はははははは。だから君を選んだのだよ。それが共感というものだ」ビュオオオオオオ・・

コーネリアス「・・・・・・・・・・」カキカキカキ(少し微笑みながら書き記している)


GOOOOOOOOOOO
(渓谷を超え、緑に包まれた山岳地帯へと入っていく飛行船)


ガイウス「見事な落葉樹林だな。もう少し涼しくなれば、三色を基調とした紅葉へと代わり、このエリア全体を風情ある姿へと彩るだろう・・。少し前まではその絶景に包まれながら、多くのハンター達が狩猟に勤しんでいたという。向こう(旧大陸)では少し考えられん環境だな」ふむ・・

コーネリアス「そのおかげで現在は、野生のモンスター被害も激減し、ユクモは以前の観光地の色を取り戻しているとも聞きました。航路が安全になったのは、やはり「我らの団」の存在によるものですか?」カキカキ

ガイウス「表向きはな。連中が積極的に活動し、渓流地区までの陸路、航路の安全を図り、観光客や通関業者を移動しやすいようにした。それに新大陸では実験的にだが、ギルドが治める特別機関なるものがいくつか設立されている」

コーネリアス「聞いたことがあります。ギルド中央捜査局というのが、都市や小さな国家及び自治体で起きている、モンスター被害「以外」の脅威から市民を守り、治安を維持しているとか・・・新大陸ギルドはさしずめ、同大陸の宗主国といったところでしょうか」カキカキカキ・・

ガイウス「ここ(新大陸)のギルドが持つ権威は、向こう(旧大陸)のそれとは少しばかり定義が違うということだ。現に新大陸にはフィールドを拠点とした反社会的勢力がいくつか存在するという。この飛行船をユクモへ向かわせるのに、ギルドの許可が必要で、ロックラック経由になってしまったのはそういう「大陸事情」が背景にあるからさ」ふぅ~~~~~~

コーネリアス「ではユクモが観光地として世界から認知されているのもまた、ギルドの貢献によるものだと?」カキカキ

ガイウス「どうかな。ユクモ地区には村から少し離れた場所に、中央捜査局配下のマーシャルが数名駐留しているだけだという。ギルドが認知した自治区である、ユクモ村への配慮に過ぎん」

コーネリアス「だとすれば、実際にユクモ地区の治安を守っているのは、村のガーディアンですかね?」カキカキ

ガイウス「ユクモクルセイダーズ。先の新大陸で起きた獣人族の革命で暗躍した自警団だ」

コーネリアス「・・・・・・フニャンコ革命・・・獣人の尊厳を主張としたイデオロギーを掲げた変革にかこつけ、武器商人の私設軍隊が新大陸を勢力下に置こうと頭角を表したいう・・・旧大陸にその詳細や真相は伝わっていないのですよね?」カキカキカキカキ(書き記す手の速度を上げる)

ガイウス「ああ。一説によれば、その闇の軍隊の侵攻を抑えてみせたのが、ユクモクルセイダーズだという。そして彼らに力を貸しているのが、他でもない知的生命体種モンスターなのだ」

コーネリアス「すごい話だ・・。人、獣、竜が共闘を・・・それが本当なら、新大陸はまさしく新時代を築き上げる黎明期を迎えていることになりますね」カキカキカキカキカキ

ガイウス「だから我々は旧大陸民だと揶揄される。革命後、世界中に潜む才覚溢れる獣人及び知的生命体種モンスターの多くが新大陸を目指しているという。古いしきたりやレギュレーションに重きをおく王立学術院では、未だに新種や普遍的な古龍種の研究に明け暮れているではないか。その証拠に今日では、書士隊に対する世俗の価値観が下落している一方だ。ハンター至上主義に変わってしまったんだよ。非力な学者が現地へ飛ぶより、肉体的に優れているハンターを調査員代わりにした方が、よほど効率の良いレポートが取れるのだからな」

コーネリアス「ギルドお得意の人海戦術は、文明そのものを変化させつつある・・・集会所のストアで販売している、各書物の売れ行きが悪いのはそのせいだと?」カキカキ

ガイウス「読解するより、見たほうが早い。ハンターとは得てしてそういう直感的な生き物だ。だが、いつの時代でも最終的に勝つのは知識と見識を備え、より多くの経験則を蓄えた応用の効く者だがな」フフン

コーネリアス「と、狩人に挑戦状を叩きつける御年五十・・」カキカキ

ガイウス「要するにだ!!現在の臆病者が指揮する書士隊では、知的生命体種の研究をしようなどという勇敢な者は存在しないという事実だ!!」かんらからから(高らかに笑う)

コーネリアス「ノレッジ・フォール。将来を有望される彼女なら?」ぱたん(ダイアリーを閉じる)

ガイウス「運任せの研究成果が気に入らん。根性は認めるがな。研究対象となったナズチの頭が悪かっただけに過ぎん」ぷい

コーネリアス「サーはどうです?」

ガイウス「爵位に溺れた「画家」なぞ、最初から相手にしとらん。文明はカメラという優れた道具を発明したというのに、王立アカデミーは何の進歩もしとらん。だからキャラバンの連中から「太古の学者」なんて揶揄されるのだ」ふん

コーネリアス「しかしカメラといっても、あれはまだ高価な代物故、一般普及はしていませんし、そもそも「大き過ぎます」。第一、写真を撮るのに時間を要する。獰猛なモンスターが、観光客のようにじっとシャッタータイムを待ってくれるとは思えませんね」

ガイウス「知的生命体種ならどうかな?」にやり

コーネリアス「だめですよ。ロックラックで観光協会のカメラを盗もうとして、怒られていたのをちゃんと目撃していました」こほんふん

ガイウス「富裕層の観光客を撮影するくらいなら、フィールドに持って行った方がマシだ」ふん

コーネリアス「撮影準備をしている間に、カンタロスに三脚を倒されて壊れるのがオチですよ。なんにせよ、ガイウス様に認められる隊員は、今の王都には存在しないということですね。アルコリスならどうです?」(少し興味深そうに聞く)

ガイウス「私も当初は革新的なワイバーンカレッジに通いたかった。観測隊であった父の推薦でな・・仕方なくだ」はぁ~~~~~

コーネリアス「聡明な研究家であられたお父上をリスペクトし、そのメンツを保つため・・でしたよね?そのぼやきは過去に何回も記しましたよ」ふふ

ガイウス「こら!ぼやきとはなんだ!!私の言及は全てが歴史に刻まれる正史になるのだ!!その為にお前をだな・・!」ぶつぶつネチネチむかっ

コーネリアス「おや・・・あれは・・・」スッ・・(双眼鏡を覗き、遠方の空を眺める。その頭越しにまだ説法をたれているおやじの姿も)


ビュオオオオオオオオ・・


コーネリアス「気のせいかな・・・炎妃龍が見えたような気がしたけど・・・・・フォンロンからここは距離があるし、見間違えか・・・」(まだ後ろで怒っているおじさん)


もわもわもわもわもわ・・・
(山岳地帯の遠く離れたエリアより湯けむりが上がっている)


コーネリアス「ユクモだ・・・楽しみだなぁ♪」ガクガクガクDASH!(後ろで怒っているおじさんに肩を揺さぶられながら感極まっているオールバックな茶アイルー)






「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~








ポール「以上がタンジアで遭遇した出来事だ」(大木を背に両腕を組み俯いている。大木は農場内の御神木であると思われる)

UBU「・・・・・・・・・・・・・・」(青天の霹靂の如く報告を受けたのか、瞳孔を開き一点を捉え、見えない敵を睨みつけている)

ポール「・・・・・・・(これほどの反応を見せるとは・・・・やはり彼女は因果を感じているんだ・・・・俺たちが見た、あの黒龍と・・・)」

UBU「・・・・・・・・・・・・・・」グググググ・・!!(衝動と焦燥をなんとか自制しているものの、彼女の背後には紅紫色の闘気が投影されている)




ザアアアアアアアア・・・・




UBU「・・・・・・・・・・・・・・・」ザアアアアアアアア・・(背景は一変、滝の音が反響する原生林エリアのようだ)



??「UBU」



UBU「・・・・・・・・・・(間違いない・・・ポールさん達が遭遇した黒龍は・・・・あいつに違いない・・!!)」ググググ・・!!


??「おい!UBU!


UBU「はっびっくり


~渓流非狩猟地区、ヤマオモイ寓居の秘境エリア....

ザアアアアアアアアアアア・・・
(いつものように断崖植物群落に囲まれた小さな秘境エリアの中央で、滝に打たれながら佇んでいる浮岳龍もとい、ヤマオモイ。鰭を「ふおんふおん」と滑らかに動かすその巨大な古龍の前で立ち並ぶ、煌黒大剣を背負った撫子装備のハンターとドボルネコヘルムを被った獣人の後ろ姿)

あたちのモンハン日記
鉄平「どうしたんだ?お前、さっきから変だぜ?」(胸には白毛でモフモフの赤ちゃん猫を抱いている)

バステト「みゃんみゃん。みゃんみゃん」(神秘的な青白い「潤潤な」瞳でUBUの名前を呼んでいる。どうやら「あんまん」と言っているようだ。それより気になるのはバステトの両目の外側が、まるで筆で伸ばした歌舞伎メイクのように淡いマゼンダ色に染まっているということだ)

UBU 「ああ・・ごめんごめん。そんで・・・なんだっけ?」ぼけぇ~

鉄平「しっかりしろよな。バステトの「歯固めの儀式」に使う石をヤマオモイの爺さんに貰いに来たんだろうが」い~~~~(って、ちいちゃな口を広げ、ちっさい前歯二本を自慢気に見せつけるバステト)

UBU「ああ・・そうだったね。だって、おじいさま!」


ヤマオモイ「ほぉ・・お食い初めとな。ワシの歯のように丈夫になるとええな」い~~~(って、でっかい口を広げ真っ白な歯を見せつける)

鉄平「だからさ、そのどんな鉱石よりも硬そうな歯の一部をくれよ」ぐっ(片手にピッケルを持ってる)

ヤマオモイ「ずいぶん過激な発想じゃのぉ汗残念じゃが、ワシの歯は全部インプラントでな。エルトライトやアミノタイトを混ぜあわせた特殊合金を使用しておる。そんな小さなピッケルでは砕くことは出来んよ」きらぁ~~~~んキラキラ(でっかい奥歯が光る)

UBU「ほんじゃ大剣でいくか」ゴイン(アルレボを抜刀する)

ヤマオモイ「こら汗それが仮にも恩人ならぬ「恩龍」に対する態度か」ぷんすかむかっ

鉄平「ちぇ~。いい案だと思ったのによ。なぁ?」

バステト「ほんみゅううううむぅ」(不服そうな顔してる)

ヤマオモイ「それよりもその赤子の顔じゃ」ふおんふおんふおん・・

鉄平「可愛いだろ?そうだよな♪そうだよな♪」ぐりぐりDASH!(我が子の顔面にドボルネコヘルムを擦り付けるも、嬉しそうな表情を浮かべるバステト)

UBU「バステトの顔・・?ああ、目の外側に出来た模様のことね?」ん~(中腰になって鉄平が抱いているバステトの顔を覗き込む)

バステト「みゅううううううう」(と、顔をくしゃくしゃにしてみせるも、目の外側から伸びるアイシャドウのような紅紫色の毛は隠せない)

UBU「いつからこんなになったのさ?」ないないばぁ~~(と、極上にへんてこりんな顔をする。最高に喜ぶバステト)

鉄平「今朝だよ。昨日までは無かったのにな。でも、かっこ良くね?なんだか「神龍の遣い猫」みたいな感じでさ♪なぁ~~~」ぐりぐりぐりぐりDASH!(高速ぐりぐりする。ヘルムの摩擦で煙が出る)

UBU「なにがあったんだろう・・分かる?おじいさま」

ヤマオモイ「おそらくは涙に含まれる色素が、綺麗に白毛を染めたんじゃろうな」ふおんふおんふおん・・

UBU「涙ならこんな綺麗な赤紫色に染まる?まさか血の涙じゃ・・・」

鉄平「よせやい。うちの子はお前ほど、恨み募る思いをまだしてねぇよぉ~だ」べ~~(同時に
ソッポを向くUBU)

ヤマオモイ「色から察するに、おそらく涙の成分に龍属性の色素が含まれておるようじゃ。何か身に覚えはあるか?」ふおんふおんふおん・・

鉄平「母ちゃんに古龍の血が流れてるわ。なぁ~~~」ぐりぐりぐりDASH!

UBU「ずいぶん呑気ね汗ということは、フラワーさんの血がバステトに遺伝したのかしら・・」ふ~む・・

ヤマオモイ「そういうことじゃろうな。それにこの子が以前患っておったという白内障を治すのに、ワシの古龍の涙を使ったのじゃろ?」ふおんふおんふおん・・

鉄平「ああ。爺さんの涙と、他の目にいい成分のものを調合して作った目薬をさしたよ」

ヤマオモイ「決まりじゃな。つまり、この子には多少なりとも龍の力が働いておるわけじゃ」ふおんふおんふおん・・

バステト「おい!聞いたか!?古龍お墨付きの鑑定だ!!お前には竜族の偉大なる力が流れているんだってよ!!すげぇなぁ~♪まさに「龍之バステト」じゃねぇか♪」ひゃっほぉ~~い(と我を持ち上げくるくる回ってる。高い高いと勘違いしてわろうてるバステト)

UBU「どえらい時代になったもんだ汗フラワーさんは古龍の血と見事適合して、強靭な脚力を手に入れたっていうけど・・ってことはさ、おじいさま。バステトにも何か特殊なスキルが宿ったかね?」

ヤマオモイ「さぁな。そこまではわからんが、この獣人の赤子が特別だということは確かじゃな」ちらり(あの恐ろしい赤い目を下に向け、ちいさなバステトを見つめる)

バステト「みゃみゃみょみょい」(ヤマオモイと言うてるらしい)

ヤマオモイ「・・・・・・・・・・。さて・・この感触・・・・そうか。ワシをここに呼んだのは・・・」ふおんふおんふおん・・

バステト「みゅーふぉー!!みゅーふぉー!!」バッ(突然お空を指差す)

UBU「あんだって?」みゅーふぉー?はて?

鉄平「UFOだってよ。どこだ?」ん~~


GOOOOOOOOOOOOO
(上空を舞う飛空船)


鉄平「ありゃ飛空船っていうんだよ」みゃみゅーみぇん?(と、父と空を見上げながら繰り返すバステト)

UBU「おかしいわね・・・ユクモへの空路は、混雑や環境破壊を避ける為、村長さんの意志により禁じている旨はロックラックも承知のはずだけど・・・」

鉄平「まさか暗黒団の連中じゃねぇだろうな!?」

UBU「にしては小型過ぎるわ。きっと民間船ね。あの形・・どっかで見たこと・・・・そっか。王都の上をよく飛んでたやつだ」ぽんふん

鉄平「王都?」ほにゃら?

UBU「旧大陸西シュレイドにある、ヴェルドのことよ。王立学術院がある場所で有名ね。つまりあの船は王立古生物書士隊の・・・・まずい!鉄平!おじいさんの懐に隠れて!」

バッDASH!(慌ててヤマオモイの「ひれ」の下に入るUBUと鉄平。同時に鰭の動きを停止させるヤマオモイ)

鉄平「なんで隠れなきゃいけねぇんだよ。書士隊はただの学者連中の集まりだろ?」ぐいぐい(ひれをひっぱろうとしてるバステト)

UBU「だからまずいのよ。研究熱心なあいつらに、おじいさまのことバレてごらんなさいよ」(傘の影から上を警戒しながら言う)

ヤマオモイ「書士隊は苦手じゃ。解剖でもされたらかなわん」

バステト「ほみゅ・・・・・」じー(大人達と一緒にお空を見上げている)

UBU「行ったみたいね・・・」ザッ

鉄平「バレてなきゃいいがな」ザッ

ヤマオモイ「平気じゃろうて。上から見ればワシは緑の一部に過ぎん。それにいくら書士隊とて、ユクモに浮岳龍がいるとは思わんじゃろうてな」ふおんふおんふおん(飛空船が行ったことを確認し、再び鰭をふおんふおん動かす)

UBU「幸いなのは、クルセイダーズのメンバーがほとんど水没林に「出張中」だってことね」ふぅ~

鉄平「見つかったらやっぱりまずいんか?」

UBU「どうだろう。面倒なのは確かよ」やれやれ

鉄平「今、渓流にいるのは・・アマテラスにスサノオ・・それとバベル中学の子供達か」

UBU「バ中は公の教育施設だから訪問されても平気ね。書士隊だって、ユクモ地区全体を敵にまわすほど不道徳な研究要求はしてこないでしょ。今までだって平気だったわけだし」

鉄平「むしろ校長に絡まれる方が心配ってわけか・・・後は・・・・あいつは!?刻竜だよ!!」

バステト「みょむみゅう。みゃんみょうん」(刻竜。UNKNOWN。前回の騒動で覚えた)

UBU「彼が一番危ないかもね・・・でもどこにいるか分からないし・・・・」

ヤマオモイ「きっと連中は村に向かうはずじゃ。ひとまず戻るのがいいじゃろう」ふおんふおんふおん

UBU「うん。大丈夫だとは思うけど、動いちゃダメだよ。書士隊はあたちに任せて」ぽんはぁ(鰭に優しく触る)

ヤマオモイ「ワシらなら心配いらん。黙っておれば普通の古龍じゃ」ふおんふおんふおん

UBU「それでもダメ!おじいさまとノウン健一はユクモには「いないはず」の竜だもの。書士隊はあたち達に任せて」

ヤマオモイ「ほい」ふおんふおんふおん


ドゥンドゥンドゥンドゥンドゥン♪
(ヤマオモイの口内から聞き覚えのある粋なビート音が聴こえてくる)



ライ夢「よぉ~♪アホな顔して何の相談してんだぁ~?一緒にトランスしねぇ~?」ドゥンドゥン♪(うっとりしてるライ美の肩を抱いている雷光虫。他の者は相変わらず発色を七色に変化させながら、互いを激しくぶつけ合ってムーディーなビートを鳴らしている)

UBU「入ってろぉおおおおお!!!!」ひええええええあせる(一目散に体内へと戻っていく大雷光虫)

鉄平「ユクモは相変わらず前途多難だふん」やれやれ(する父の髭を「うにょ~ん」って引っ張ってるバステト)

To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

10/6(木)0時更新 「スカイをルックって・・」の巻

をお送り致します♪ほいだらばさ!次回も夢見心地な顔しながら読も見ようよにこっラララァ~♪








「スカイをルックって・・」の巻

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~渓流狩猟エリア....


はっはっはっはっはっはっ
(お馴染みの緩やに流れる浅い河川エリアを、馬鹿な顔して笑いながら歩いているユクモシリーズに身を包んだゴンザレス狩猟団の三人。右からちび、メガネ、デブ)


マナブ「結構!結構!今日も我らのユクモは平和だ!」はっはっはっはっはっ(降り注ぐ太陽光にメガネのレンズをちらつかせながらわろうてる)

パソコン「ほんとほんと♪きっと青熊獣も僕らを恐れて下山してこないのさ!日々のパトロールの賜物だね♪」ぶんぶん(古ユクモノ鉈をぶん回す。一瞬「おっとあせる」ってなるリーダー)

デブ「ジンオウガもなんのその!!特殊個体!?二つ名モンスター!?覇種に剛種!?古龍種だろうがどんと来い!!今の僕らに恐れるモンスターなんていやしないのさ!!」ぶわぁ~はっはっはっはっはっ(青空の下、肩を組み合いわろうてる三バカトリオ)


ガサッ


パソコン「ひいいいいいいい!!」ばしゃーーんあせる(茂みの音にたじろぎ、水浸しの大地に尻もちをつく不甲斐なさ)

マナブ「馬鹿者!びっくりさせるな汗」あたふた

デブ「でもさ、あそこの茂みから音がしたよ・・・」ガクガクガク・・(既に怯み状態。そしておそらくは漏らしているはず)

パソコン「モ、モ、モ、モ、モンスターかな・・汗」ガクガクガクガク(マナブの足にしがみつく。いっそハンターをやめてしまえ)


ガサガサ・・


マナブ「こっちに来るぞ・・・」ごくり(メガネのレンズが冷やせの蒸気により完全に曇る)

デブ「ひゅ~ひゅ~ひゅ~」(緊張のあまり、上手に呼吸が出来ていない)



UBU「急げぇえええええええ!!」バサッDASH!

あたちのモンハン日記
鉄平「どけどけどけぇ~~~~~!!」バサッDASH!

バステト「みょけみょけぇ~♪」きゃっきゃっ(´v`)


マナブ「いっびっくり


ズドドドドドドドドDASH!
(当然のようにUBUと鉄平に「轢かれていく」ゴンザレスの面々。頑張れ)


UBU「あれ?今、なんか踏んづけた?」ダッダッダッダッダッ

鉄平「ブナハブラよりも危険性のない小物だ。気にするな」ダッダッダッダッダッ

バステト「みゅーほー・・・・」しょんげり

鉄平「ん?さっきの飛行船がUFOじゃなくて、がっかりしてんのか?」

バステト「・・・・・・・・」ふりふり(首を左右に振る)

鉄平「??」ダッダッダッダッダッ

UBU「ねぇ、なんでバステトはUFOなんて「むつかしい」単語知ってたの?」ダッダッダッダッダッ

鉄平「漫画だよ」ダッダッダッダッダッ(走りながらバステトを肩車する)

UBU「漫画?」ダッダッダッダッダッ

バステト「みゃーみゅー♪みょーみー♪」きゃっきゃっ(´v`)

UBU「カーブー・・・ロージー・・・なるほどね」はぁ~

鉄平「その名前を聞いて余計に不安にならねぇか!?」ダッダッダッダッダッ

UBU「・・・・・・・・(ポールさんの話しではカーブーとロージーも「あいつ」と遭遇したというけど・・・・カーブーの奴・・!!どうしてすぐに知らせなかったのよ!!)」ダッダッダッダッダッ

鉄平「書士隊が村に到着する前に、早く村に戻ろう!!」ダッダッダッダッダッ

UBU「了解!!これ以上あいつに騒動ばかり起こさせてたまるもんですかっての!!」ダッダッダッダッダッ(目の前に道を塞ぐ大木が横たわっている)


バッ(同時に大木を飛び越える、我が子を肩車したお父さん猫の逞しい姿と、そのご主人の逆光シルエット)





「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~






~あたちの農場(通称「あたちファーム」。「わんぱく激アツスポット」として先日、ユクモ村観光名所に認定。第二、第三月曜日は一般開放休み。各アトラクション(猫トロッコ、激アツ大ジャンプシーソー等)のメンテナンスが理由)....


わっはっはっはっはっぷぅ~
(採掘場の前でピクニックシートを広げ、談話しているドボルヘルムの男にユクモシリーズを着た小娘、そして水色毛の獣人幼女の姿)

あたちのモンハン日記
カーブー「あ~はっはっはっはっ!!おかしい!!漫画とはこんなにもおかしいものだったとは!!視界が戻り、更に俺は「先生方」の魂をご理解致しましたよ!!俺に、ザ・乾杯!!」ガッ(ぶっとめの少年誌を掲げる。タイトルは「月間★ヤングハンター」)

$あたちのモンハン日記
チェルシー「あ~ん!しょれはあたちの漫画にょ~あせる返してにょ!!」ぷんすか

$あたちのモンハン日記
ロージー「もぉ~お兄ちゃんったら。返してあげなさいよ。チェルシーちゃんがお小遣いの「4ゼニー」をはたいて行商人から買ったのよ?可哀想じゃない」

カーブー「だからおにいさんが読んであげようと言っている!!どの漫画がいいかな!?あ、これかな!?特別読み切り「キャプテン・ギルドVSアカムダーマン」!!これを読んでやろう!!」返してぇ~(と、天に掲げられた漫画を取り返そうとしてるチェルシー)

びりっびっくり(馬鹿力でページを裂いたものだから、冊子自体が真っ二つに割れた)

カーブー「あ・・」ひらひら・・(宙を舞うとあるページ。内容はどうやらハーレム系獣人ラブコメマンガのようだ)

チェルシー「あ~ん!!たのちみにちてた「あたち物語」がぁ~!!」ガガーーーンサーーッッ・・・

カーブー「破れてもまだ読めるぞ!ほら、「先輩!付き合ってくださいニャ♪」「やかましいわ!!この泥棒猫の一人娘めが!!猫マンマでも食って出なおしてこんかぁ~い!!」うわっはっはっはっ!!どうだ!?吹き替えがうまいだろうに!!」カパッびっくり(ドボルヘルムの口元がパカっと両開きにだらしなく開く。勿論、中の口元は無精髭やら食べ残しの汚れ及び雑菌等が付着しているので見る者に不快感を与える、おお!我らが悲しき不快害虫のドボル!!)

ロージー「ええかげんにせえ!!」ガーーーーンぎくっ(その開いた口元を殴る)

チェルシー「あ~んあ~ん!!あたちのヤングハンターがぁ~えぐえぐ。。。」(せこせこ溜めたお小遣いで買った、一ヶ月に一度の楽しみの大好きな漫画が真っ二つになっているのを見て泣いている。本当に可哀想である)

ロージー「よしよし、チェルシーちゃん。あとであたしが新しいの買ってあげるね。行商人(呼びつけ)なら、きっと同じのを何冊も持ってるよ♪」えぐえぐ(号泣してるチェルシーの頭を撫でてやる)

カーブー「あ、それならもうないぞ」ぼたぼた(鼻血を垂らしながらあっさり言ってのける)

ロージー「どういうこと?」しくしくえぐえぐ。。。なでなではぁ

カーブー「昨日俺が全部買い占めた。視界が取り戻せて嬉しいからすごく読んじゃう用と、あとはなんとなく表紙を眺める用と、トイレで読む用と、あとそれから・・」ぼたぼた(鼻血を垂らしながらあっさり言ってのける)

ロージー「鬼畜か!!」ガーーーーンぎくっ(同じ「部位」を殴る)

チェルシー「もうないにょだ!うわぁ~~~~~んえぐえぐ。。。

ロージー「じゃあそのどれかをチェルシーちゃんにあげて!!」ぷんすかぷんぷん

カーブー「ない」きっぱり(と、鼻血を流しながら潔く言ってのける)

ロージー「はぁ?」

カーブー「実は今朝方、少し冷えてな・・部屋の中で焚き火をしようと思ったんだが、固形燃料が見当たらなくてな。それで全部燃やし・・」

ロージー「アホかぁあああああああ!!!!」ズガーーーンぎくっ(同じ部位に飛び膝蹴りを食らわす)


うわぁ~~~~~~ん・・はぁ・・はぁ・・
(ピクニックシートの中央で泣き叫ぶチェルシー。その隅で怒りのあまり息切れしてるロージー。採掘場の前でうつ伏せで倒れているドボルの構図)


わぁ~♪わぁ~♪
(橋の向こうで、何やら村の出入り口に向かって走っている子供たち。その中にキザ夫も混じっている)


ロージー「あれ・・キザ夫君も一緒だ。なんだろうか・・」はて(後ろではまだ泣いている可哀想なチェルシー)


あたちのモンハン日記
キザ夫「ヘイ!!ユー達もおいでよ!!」(視線に気づき、橋の向こう側から声をかけてくる)


ロージー「なにがあったのぉ~!?」


キザ夫「どんくさいユーだな!スカイをルックしてご覧よ!!先に行ってるよ!!」タッタッタッタッタッsss


ロージー「スカイをルックって・・キザ夫君ってあんな酷い喋り方だったかな・・・と、お空お空」ん~~~



ほわほわほわほわほわ・・・・
(村よりそう遠くない位置に着陸しようとしている飛空船)



ロージー「民間船の停泊は禁止になってるはずじゃ・・・あ、それともあたしがタンジアで勧誘した団体様が到着したのかな♪」

カーブー「そうだ、チェルシーちゃん。今週号で一番面白かったのは「XV-ファイル」だったぞ。なんと今回の話は謎のUFOが主人公たちの町に飛んできて、年寄りという年寄りをミュータントに変えてしまい、街中は能力者の爺さん婆さんで溢れかえり、厚生労働省がついに年金制度を廃止するという強硬手段に打って出て・・・」

ロージー「行ってみよう!チェルシーちゃん!!」ガスッびっくり(チェルシーの手を引っ張り、通りすがりにカーブーの脇腹をおもいっきり蹴りあげて去っていく)

カーブー「ゴホッ・・ゴホッ・・・なんて足癖の悪い押しかけ妹なんだ。あばらを「やったっぽい」・・・・ん?」


ほわほわほわほわほわ・・・・
(ゆっくりと降下し、森の中に消えていく飛空船)


カーブー「あれはまさに・・UFO!!」キュぴーんキュピーん(スキル「根性」発動。起き上がるドボル)



~渓流旧居住区域、カーブーんち(賃貸)....


ぱちぱちぱちぱち・・焚き火
(ひとんちの前で肉焼き器セット(連続タイプ)を展開し、肉を焼く容量で、ずぶ濡れになったユクモノ装備を乾かしているデブ。その焚き火に白パン一丁であたっているマナブとパソコンの姿も)

マナブ「へぇ~っくしょい!!」ぶぶーあせる

パソコン「まったくUBUちゃんにも困ったものだよ・・彼女が茂みから現れた時、てっきり僕は新種の桃毛獣かと思ったよ」ずずず・・(鼻を垂らしながら焚き火にあやかっている。勿論、惨めなスタイルで)

デブ「鉄平君と赤ちゃんも一緒だったけど・・何をあんなに慌てていたんだろうね」ぎゅりぎゅりぎゅり・・(上手に肉焼き器の「持つ所」を回している。デブは肉焼きが得意なのだ!)

マナブ「知らねぇ~~~っくしょい!!」ぶぶーあせる

パソコン「まさか村で何かあったとか?」ずずず・・

マナブ「それはないだろう・・(鼻を垂らしながら)前回の災難以来、村が緊急事態に陥った場合は集会浴場から赤の狼煙が上がる手はずになっている・・・それにUBUさんが我らの存在を「敢えて」無視してみせたのが、緊急事態ではない何よりの証拠。本当のアクシデントならば、真っ先に我らゴンザレスを頼ってくるに違いない。彼女が「わざと」おどけてみせたのは、まったく洗濯をしていない我らのユクモノ装備を、たまには洗ってやれという啓示をしたかったからさ。彼女は・・UBUさんはそういう、温かいあんまんのように優しいお人なのだよ、諸君」へぇ~っくしょい!!

デブ&パソコン「・・・・・・・(よくもまぁ、そんなに都合よく解釈出来るものだ・・)」


がたーーーーーーん
(カーブーんちで物音がする)


マナブ「ひえええええええええええ!!」びくん(音にびっくりしてのけぞる)

じゅっ炎
(焚き火が背中に点くマナブ)

マナブ「ぎゃああああああああああ!!」ぼおおおおおおお炎(火やられ状態)

パソコン「カーブーさんかな?」ぎゃあああああ(その背後で炎上しながら大地を転がるマナブ)

デブ「ドア、開けてみれば?ほら、いつも開いてるじゃん」(侠気溢れるカーブーに鍵という概念はないのだ!)

パソコン「いるのかな・・・・カーブーさん?いるのかい?」コンコン(パンツ一丁でひとんちのドアを叩く色白チビなハンター)


ばかーーーーーーーん!!
(ドアが勢い良く開き、当然のようにそれに弾かれ転がりながら後退するパソコン)


デブ「なんだぁ!?」ごろごろごろごろじゅ~~~(転がってきたパソコンが肉焼き器の火の中に突っ込んでいく)


ダッダッダッダッダッダッダッ
(カーブーんちから勢い良く飛び出していく獣人の影)


デブ「誰だ!?」ぎゃあああああああ(火の中で絶叫するパソコン)


ダッダッダッダッダッ・・・・
(隣のエリアに「アウト」していく灰トラ猫の背中)


デブ「ユクモではあまり見ない毛並みだったけど・・・盗賊の仲間かな・・」ぎゃあああああああ(背後で仲良く火やられ状態のまま、地面を転がるマナブとパソコン)




ザッザッザッザッザッザッザッ
(山道を威風堂々と歩く、頭部以外はレザーライトシリーズに身を包んだ書士隊員と、緑のエスニック衣装を纏い、頭の毛をオールバックに整えた茶アイルー)

コーネリアス「平気ですかね?飛行船を山林に隠しておいて・・この山岳地帯には雷狼竜が生息すると聞きます。もし壊されでもしたら、また大目玉を食らいますよ?」

ガイウス「そしたら記念すべく10機目だな。どうせ自腹だ。構わんよ」む~(木々に生えている「特産タケノコ」を観察している)

コーネリアス「そうなったらアカデミーだって、もうガイウス様には飛行船を貸してくれなくなりますよ?」きょろきょろ

ガイウス「ユクモ直行の崖道はこっちだ」バッDASH!(軽い斜面をジャンプする。それに付いて行くコーネリアス)


ザシュザシュザシュザシュ・・・
(広大な渓流フィールドの美しい緑の背景をバックに、崖上の公道を歩んでいくガイウスとコーネリアス)


コーネリアス「聞きしに勝る絶景だ・・。ユクモの民が清廉潔白だというのは、この大自然に包まれた環境が齎す影響力が大きいでしょうね」はぁ~~~はぁ(気持ちよさそうに深呼吸しながら歩いている)

ガイウス「ユクモの村長が利益目的に、飛行船の離着陸場を設けない理由もな。環境破壊こそ、最もこの大陸社会では恥ずべき行為だということを知っているのだよ」ザッザッザッザッ


わあああああああ♪
(崖道の向こう側から大勢のぼうずや嬢ちゃん達が駆けて来る。その中にはサングラスをかけた獣人やツインテールの少女の姿も)


コーネリアス「村の子供達でしょうか・・」

ガイウス「飛行船を見て来たのだろう。やはりもう少し離れた場所に着陸させるべきだったかな・・」

コーネリアス「子供が苦手ですものね。ガイウス様は」くすっ


わあああああああ・・・どけどけぇ~~い!!


コーネリアス「なんだろう。子供たちに紛れて大人の声がしたような・・」


ダッダッダッダッダッダッダッ!!
(子供たちを強引に掻き分け、こちらへ一直線に向かってくるユクモ装備のドボルヘルムを被ったハンター。腰に長いユクモノノダチの鞘を携えている)


コーネリアス「地元のハンターでしょうか・・」

ガイウス「珍しい太刀の携帯法をしているな」ふむ・・


カーブー「止まれ!!そこの稀人!!いや、異邦人!!ならぬ人型をした大陸外生命体め!!お前らの持つ不道徳なテクノロジーの魔の手から、ユクモを必ず守りぬいてみせるぞ!!いざ尋常に勝負!!」ジャキーーーンキラキラオレンジ(太刀を抜刀し威嚇する)


ガイウス&コーネリアス「はぁ?」きょとん

To Be Continued




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

10/8(土)0時更新 なぜなに★あたモンのおコ~ナ~aya

をお送りするだわさ♪ほいだらばさ!!次回もくるくる回りながら読も見ようぽけ~ラララァ~♪







ユクモ~ドンドルマ間は一日で行ける距離?~なぜなに★あたモンのおコ~ナ~♪

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どうぼ。あたモン作者です。先日CNNのサイトにて、次世代航空機のコンセプトデザインが紹介されていたのですが、それがすごいのなんのその。なんでも動力は太陽光と水素エンジンで飛行でき、更にはCO2を排出しないエコ仕様の上、旅客機の中は800人搭載可能の実にゴージャスな三階建てなるスーパージャンボ機とな・・。この次世代航空機のデザインを担当したオスカー・ベニャル氏(スペイン)によれば、2030年には利用可能になることを希望しているとか。その旅客機のデザインなのですが、まさしくSHIELDやX-menの戦闘機さながらの形状をしており、オオナズチばりのステルス化も夢ではないと思わせてくれるデザイン・アートでした。公式MH及びあたモン内のストーリーモードでも時代は大航空時代へと突入し、気球や飛行船が狩猟フィールドの上を舞うのが当たり前となってきている昨今の「大陸事情」なのですが、先日、公式内での飛行船のあり方を「モンスターハンター大辞典 Wiki」様内にて検索していたら、興味深い記述に触れることが出来ました。それは何かというと、我らがユクモ村は「ドンドルマから一日で行ける距離にあるらしい」というもので、その証拠たる言及がMH4Gのエピソードクエストでの会話から察することが出来るというのですビックリマークというわけで今日の「なぜなに★あたモン」のおコ~ナ~は、果たしてユクモ~ドンドルマ間は一日で行けるのか?公式言及を覗いてみよう!と題しまして早速、探求という名の心のジェット機に搭乗して「やって」いきましょう♪ぼぼ~飛行機


~気になる発言の元とはどこぞや?

ユクモ~ドンドルマ間が一日で行けることを示唆する会話文なのですが、一体どこで見れるのか?その答えはMH4Gの2014年12月12日に配信されたエピソードクエスト第五弾「彼女達の真剣勝負」内での、ジャンボ村の看板娘(パティ)が大老殿(ドンドルマ)にて発した会話文から確認出来ました。以下にそれを引用させて頂きます。

~冒頭省略...

今は休暇中で、受付嬢仲間の
先輩2人と一緒に、
あちこち観光旅行をしてるんですよ。▼
まるで、ほんとのお姉さん2人と
旅してるみたいで…、
すごく楽しかったんです。…昨日までは。▼
…事件が起きたのは、昨日の、
《ユクモ村》の露天風呂での
ことでした…。


以上「モンスターハンターテキストまとめサイト」より引用
http://mhtext.web.fc2.com/serihu/4/ep-are.html

以上のことからドンドルマにいる彼女がまさに「昨日」と言うのですから、移動時間、そして帰宅までの同行を踏まえたとしても、ユクモからドンドルマが一日、もしくは半日で行ける距離にあるということが公式にて推測出来ることとなったのです。が、上記の発言ではその移動手段には触れられておらず、おそらく航空便(気球または飛行船)を利用したのではないかと思われます。

この「彼女達の真剣勝負」というエピソードクエストは、MH2のジャンボ村の看板娘(パティ)、MH3Gのタンジアの看板娘(キャシー)、そしてMH(無印)のミナガルデの看板娘(ベッキー)ら三人が、休暇中に「あちこち観光旅行」をしている最中、ユクモの温泉での「ある事件」をきっかけに、あれやこれやのクエスト依頼をするというコンテンツになっております。それはさておき、気になるのはどうやってこの「離れ離れの土地に住んでいる三人娘」が合流し「あちこち観光旅行」をするのか?ということです。それも踏まえた上で、本当にドンドルマからユクモが一日以内で行ける距離なのか、なんとなく憶測してみましょうぽけ~


問題1.パティ(ジャンボ村)とベッキー(ミナガルデ)はどうやって合流したか?

旧大陸の地図が頭に入っている方(かなりコアなMHマニア)なら、すぐにジャンボ村とミナガルデの距離が「そこそこの」位置関係にあることが頭に浮かびます。地図が頭に入っていない子は以前になぜなにで特集した・・

World of Monster Hunter/大陸地図を見てみようのコーナー♪

をご参照して頂ければ分かりやすいかと思いますaya

さて、おおよその位置関係が分かったところで、今度は我々の大陸スケールに旧大陸をあてはめてみましょう。ジャンボ村は東南アジアのタイ、もしくはミャンマーあたりでしょうか。対しミナガルデは西シュレイド地方なので、西ヨーロッパのフランスあたりと仮定して、早速フランス~タイ間の現実世界での直線距離(航空経路)を検索検索♪

9395キロ飛行 900キロ/時間10 時間 26 分
9395キロ飛行 700キロ/時間13 時間 25 分
9395キロ飛行 500キロ/時間18 時間 47 分


かなりですねぶー直線での移動推測時間も我々の文明の旅客機をもってしてもこれだけ掛かります。現実には「どっか経由」とかになるからもっと掛かるのでしょう。ヨーロッパのトップチームのサッカー選手がアジア遠征を嫌がる気持ちが分かりますねドキドキ

さて、このデータを基にパティとベッキーが「どちらかの村または街で合流」するには、やはり飛行船が妥当だと思われます。おそらく陸路なら「ポポ便」や「アプケロス便」になるでしょうし、仮に新大陸のようにガーグァ便があったしても、やはり飛行船には敵いません。それとドンドルマからシュレイド地方に陸路で向かう場合には、ヒンメルン山脈という非常に標高の高い山脈地帯を超えなければならず、やはり航路を使うのがベストでしょうし、大陸世界での陸路には「あらゆる障害」が待ち受けています。海路ではどうでしょう?例えばベッキーがミナガルデからジャンボ村に向かうと仮定しましょうポイント。まずウエストドラゴンオーシャンへ出てアルコリスに添って下り、デデ砂漠やセクメーア砂漠のあるアフリカ並の巨大な大陸を西側に添って下流し、更に東へと進み、今度はインド洋のような海路を北上し、南エルデへ目指す・・・考えただけでもだいぶ時間を要しますね汗道中、魚竜に襲われるのがオチでしょうか(巨大生物が多い大陸世界ならメガロドン級の古代サメもいるかもしれません)。ということでハンターではない「貧弱な」パティとベッキーは飛行船を使ったと推測するのがベストです。また一概に飛行船と言いますが、民間の旅行会社によるものなのか、それともギルド所有のものなのか、それ以外の公共団体(ロイヤルアカデミー、古流観測隊など)によるものかは分かりませんが、ここでは「とにかく飛行船を使った」として話しを進めていきましょう♪


問題2.キャシーの待つタンジアへ向かうには、パティとベッキーの合流地点は何処が妥当か?

ここからは公式の見解に基づくのではなく、完全な憶測になっていきます。なぜならMH3(トライ)以降の大陸はその所在や地図が公式で明らかになっていないからです。あたモン世界観でのタンジア港はモガと交流があるというヒントから孤島地方一帯として捉え、新大陸のウォーターフロントをイメージしています(またこれは別のなぜなにの時間にて解説していきたいと思います)。これを基に三人娘の同行を推測すると、ベッキーとパティはジャンボ村で合流した方が、新大陸へは近道になると思います(注意!フォンロン地方を新大陸とみなした場合。あたモン世界観はその仮説を基に構築)。ジャンボ村で合流した二人は飛行船にてイーストドラゴンオーシャンを渡り、公式の地図上を見る限りではそう遠くない距離にある新大陸へ「イン」し、ベイエリアであるタンジアに「イン」するのが妥当ラインでしょうか(余談になりますが、作者は旧大陸の裏側にこそ、東方大陸があると思っています)。ここで一番体力的にきついのがベッキー(ミナガルデ)であることも推測出来ます。西シュレイドからジャンボ村に寄ってパティを拾い、そのままタンジアへ・・。相当な時差ボケでしょうが、彼女達ならきっと元気ドリンコで対応しているかと思います。さて、これで無事にタンジアで合流した三人は「やっと」目的である観光地へ行けるのでした。なんてグローバル。もはや書いている作者すら「そもそもこんなことして、なんの得になるのかしょぼん」よく分からなくなってきましたが、ゴールは近いと思われますので、読者の皆様もブドウ糖をとるなど、しっかり集中力を高めてついてきてくださいにま~


問題3.ユクモからの帰路は別々が妥当か?

以上の推測から三人の合流経路は「なんとなく」把握出来ました。本題に戻りましょう。ドンドルマとユクモが一日で移動出来ることを示唆する発言をしたのはドンドルマにいるパティです。このことから少なくとも旧大陸のパティとベッキーは、ユクモから直帰で飛行船に乗ったものと思われます。何故ならキャシーをタンジアで一旦下ろしてから、旧大陸へ移動となるとかなりのタイムロスとなるからです。おそらくパティとベッキーは旧大陸直帰の飛行船を使い、キャシーと別れたと思われます(少し一人ぽっちになったキャシーが可哀想ですが汗)。これならば一日掛かったとしても「なんとなく納得」出来るでしょうか。飛行船の時速については、もう考えるのをやめましょう。なんでも可能な大陸社会。イサナ船のような「勢い」をもってすれば、かなりの加速も期待出来ますDASH!


総括.「彼女達の真剣勝負」でのパティが時差ボケでなく、正常な状態で言及したとなれば、一日でのユクモ~ドンドルマ間は移動可能?


との結論に至ります。また「モンスターハンター大辞典 Wiki」様によれば、近年におけるユーザー間での「旧大陸」「新大陸」といった概念は統一されつつあるようです(どういう世界観に基づいてはさておき。作者個人的には旧大陸、新大陸というのは、我々の世界でいう「旧世界(アフロ・ユーラシア大陸他)」、「新世界(大航海時代に欧州人が新たに発見した土地=南北アメリカ他)」に置き換えられる発想で、非常に好きではありますキラーン

さて、今更ながら「やんなければ良かった」と思われる記事内容になりましたが、なんとなく大陸世界を学べたのもまた事実。あたモンワールドでも、なんとなく今日の結果を活かして移動距離やその時間については考慮していきたいと思いつつ、またあたモン世界観における大陸地図の解説もいつか出来たらいいなと思っていますロシアン 得意げ自分を勇気づけるのであれば・・

現実世界を描いていない創作物全般の移動距離とその時間関係は常に曖昧なもの

ということでしょうか。なんですが、近年のハリウッド映画における科学的立証は凄まじく、監督をはじめスタッフが権威ある科学者の講義を受けて脚本を作るのが当たり前になってきています。映画「Ant-Man(2015)」においては、主人公が小さくなるギミックについての説明は「場の量子論」の研究者が脚本家に助言したという話しは有名。何故なら科学的に立証出来るものがないとコアなファンを納得させることが出来ないからなのです。これを踏まえ、作者も「無い知恵」を振り絞り、「なんとなく」皆様方に納得して頂ける作風に仕上げていきたいと思うておりますキラーン本当はリブートするのが一番楽なのでしょうが、敢えて、過去のシッチャカメッチャカな内容を「なんとなく」実証する作業も最近は慣れて、いや、好きになってきました(笑)

そんだら今日、おしまいべあ
ばいばいねえっへん


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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

10/10(月で体育の日)0時更新 「みょうみょ。みょうみょ」の巻

をお送り致します♪ほいだらばさ!次回もブドウ糖とって集中しながら読も見ようキラーン






「みょうみょ。みょうみょ」の巻

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~ユクモ集会浴場(最近は毎週火曜は定休日)....


ポール「王立書士隊だって?」(クエスト受付カウンターに肘を下ろし、お茶を飲んでる)

$あたちのモンハン日記
コノハ「そうみたいですよぉ~。さっき村の子供達がそう言ってました」ん~とぉ~・・(ポールの隣でテーブル上にちんまりと置かれた三色団子のお皿を吟味している)

$あたちのモンハン日記
ササユ「書士隊の御方が来るなんて・・・何を調査しに来られたのかしら」こぽこぽこぽ・・(呑気に茶を入れながら言ってる)

ポール「今はどこに?」どうも(茶の礼を言う)

コノハ「村長さんのお家に向かったみたいですよぉ~。カーブーさんと一緒に」これにしよう♪(と、一番おっきいお団子を手に取る)

ササユ「川村君と?」こぽこぽこぽ・・(コノハの茶を入れてやってる)

$あたちのモンハン日記
ヨッコ「ねぇねぇ聞いた!?王立古生物書士隊が村に来たんだってぇ~!!ウケるのが、その書士隊を宇宙人だと思った川村のバカが、早速食って掛かったみたいよ!!」バサッDASH!(すんごい剣幕でのれんを掻き分けると同時に早口で集会浴場に「イン」してくるストアガールの遅番)

ポール「どうしてそうなる」ハァ~~~

ササユ「それを誤解だと気づいた川村君が、書士隊の人達を村長さんのお宅に案内したのね?」にこにこ

ヨッコ「え・・そうだけど・・。なんでそんなに落ち着いているわけ?」きょとん

ポール「たった今、コノハちゃんから書士隊来訪の話を聞いたところだよ。川村君の失態は知らなかったけどね」きらりんキラキラ(憎たらしいほどの白い歯を光らせる)

ヨッコ「ポールさん♪いたんですかぁ~♪って、なんであんたの方が先なのよ!!」てぇ~~んびっくり(団子を食べてるコノハのお尻をおもいっきり叩く。勿論、団子が喉に詰まるコノハ)

コノハ「いたっあせるそれはあたしの方が、足が早いからじゃないですかぁ~?ヨッコさんより若いしぃ~♪」つんつん(食いかけの団子の串で陽子の頬をつんつんする)

ヨッコ「ダァ~っしゃぁ~~~い(だまらっしゃい)!!」ぐりぐりぐりぐりDASH!(コノハのこめかみを両拳で挟み込みぐりぐりする)

ササユ「目的は何かしら・・」ぎゃああああああ(集会浴場にこだまするコノハの絶叫)

ポール「三種共存の社会を視察しに来たのかもしれないな」ずずず・・(茶をいただく)

ササユ「というと・・バベル中学を訪問しに来られたのでしょうか?」ぎゃああああああ(床を転がるコノハの体を背後からがっしりと両足で挟み込み、逃さんとばかりの勢いで「梅干し」を続ける陽子)

ポール「だといいけどね・・・」

ササユ「??」

ポール「・・・・・・・(書士隊の狙いが、クルセイダーズの抱えている知的生命体種にあるならば目的は同じ・・・俺としては彼らの実態を知るいいきっかけになるが・・・果たして彼女が黙っているかな)」フッ・・

ササユ「ポールさん?」うりゃああああああ(ヨッコの寝技を怪力でひっくり返すコノハ)

ポール「ん・・・相変わらずササユちゃんの入れていくれるお茶は美味しいなと思ってね」にかっにこキラりぃ~んキラキラ(笑顔&歯光りのイケメン顔面コンボ)

ササユ「??」にこにこ(よく分からずも笑顔には笑顔をもって返す。床ではコノハVS陽子のレスリングばりに熾烈な背中の取り合いが続いている)

クサッチーニ「最新ニュースだぁ~!!なんと村に王立古生物書士隊が・・・うおっあせる」ゴロゴロゴロゴロくるくる(集会浴場に入ってきたクサッチーニの足元に取っ組み合いながら転がってくるコノハと陽子。帽子は脱げ、ふたりとも頭がぼさぼさである)

ササユ「今日は忙しくなりそう♪」にこにこ

ポール「なにかあるのかい?」

ササユ「ほら、先日ポールさんが、タンジアでお声を掛けて下さったという、団体様が到着されるのが今日なんです」にこ

ポール「なるほど・・。なんにしても、村が平和であることには変わりないようだ」にこにこ(笑顔のポールとササユ。その足元では凄まじい速度でバックの取り合いを展開しているコノハと陽子)





「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~






~村長宅....


カポぉ~~~ん
(中庭の鹿威しが実に趣きのある音を奏でる中、お座敷では座卓を取り囲む珍妙な面々の姿が・・)


村長「おっほっほっほっほっほ」


ガイウス「・・・・・・・・・」ちら


あたちのモンハン日記
カーブー「げばげばげばげば!!げばげばげばげば!!」(笑ってるぽい)


ガイウス「・・・・・・・・・」ちら



UBU「おひょ~っひょっひょっひょっひょっひょっ!!」


ガイウス「・・・・・・・・・・・」ふぅ~~~


カポォ~~~~ン


コーネリアス「・・・・・・・・・・」(主人の横でちょこんと正座をしながら、周囲の人間たちを観察している。また座卓の上にはお茶や和菓子が提供されている)

UBU「砂獅子みたいな髪型ね」じー

コーネリアス「え・・。あ、ああ、これですか・・」さわり・・(オールバックに綺麗にまとめた茶色の頭部を撫でる)

UBU「とっても似合ってるわよ」にこ

コーネリアス「・・・・・・。その・・ありがとうございます」へこり(少し顔を赤らめ照れくさそうに俯く)

UBU「お食べなさいな」すっ・・(ほわほわのあんまんが乗った小皿を差し出す)

コーネリアス「これは・・?」じろじろくんくん

UBU「「あん」と「まん」が織りなすユクモの味。あんまんよ」にこ

カーブー「・・・・・(別にユクモの郷土料理でもなければ土産菓子でもない)」

コーネリアス「・・・・・・・・」ちら(隣であぐらをかいている主人の顔色を伺う)

ガイウス「郷に入っては郷に従え。頂きなさい」

コーネリアス「はい。では・・・」はむっ

UBU「あっちぃからね。気をつけなさいな」

コーネリアス「ハフハフハフ・・・・・これは・・・上品なあんこの豊潤な味わいに、それをまるで母親の愛情のように優しく包み込む、寛容かつどこか懐かしくさえ感じる奥行きのある生地とその風味・・・そうか!ワンパク小麦を使っているのか!」

UBU「はいどす。行商人はんに無理言うて、旧大陸からワンパク小麦の種を取り寄せてもろたんどす。あたちが所有する農場で小麦を育て、愛情込めてパン粉を作り、特殊なパン酵母を混ぜることで、絶妙に「まあるい」膨らみと風味を持たすことが出来るんどすよ」うけるどすえ~♪ささ、どうぞぉ~♪(妙な方言でガイウスにもあんまんを勧める)

ガイウス「ふむ・・」(目の前に置かれたほわほわのあんまんを見下ろす)


カポォ~~~~ン


ガイウス「・・・・・・・・・・」ずずず・・(厳格な表情を浮かべたまま、お茶を飲むその口周りはあんこですす汚れている)

カーブー「しかし俺としたことが、こともあろうか書士隊のお二人を異星人と勘違いしてしまうとは・・どうか許して頂きたい・・え~と・・・ガイウス・・ウィプサニウス・・・アグリッパ・・殿」へこり(謝罪すると同時に、座卓に置かれたアカデミーの身分証明書を返す)

ガイウス「何の通知もなしに、村近郊に着陸してしまったのは我らの落ち度。お気になさらず」ずずず・・

村長「お忍びで来られる方々よりは、こうしておもてなしが出来る分、我々としても助かります」にこ

ガイウス「・・・・・・(観測隊の連中のことか・・)」ずずず・・

村長「失礼ですが、ご来訪の目的を教えて頂けますか?」にこり

ガイウス「渓流の現地調査に参った(慎ましく振る舞いながらも、一分の隙も見せない女性だ。若くして村長を務めるだけの器量は既に養わているようだ・・)」

村長「そうでしたか。では私のような素人が口を挟む必要はございませんね」にこり

ガイウス「何を申される。村長殿には我々の目的を知ってもらいたいが故、こうして挨拶しに参ったのだ。是非とも滞在許可を頂きたい」へこり

カーブー「(見た目の印象よりかは、偉そうな人ではなさそうですね)」こしょり(UBUに耳打ちをする)

UBU「(村長さんの存在が、その尊大さを取り除いているからよ。でも人格者であることには間違いなさそう)」こしょり

村長「ユクモはお二人を歓迎致します。調査に関する支援は、当方のハンターであられるこちらのお二人にお任せしようと思います」にこり(UBUとカーブーを見て微笑む)

UBU「現地のコーディネーター代わりとボディガードをしろってことね?いいわ。引き受けましょう」はむ(すんごい速さであんまんを「ぱくつく」)

ガイウス「礼を申す」へこり(書記共々頭を下げる)

村長「では後のことはUBUちゃんたちに委任致します。すみませんがこれから団体様が来られるので、私はこれにて」スッ・・

ガイウス「ご多忙のところ失礼致した」へこり


カポォ~~~~ン


UBU「さて、表向きの挨拶が済んだところで本題に入りましょうか」よいしょっとな(足を崩す)

ガイウス「そうだな。隠していても仕方ない」

カーブー「・・・・・・・・・・」こっくりこっくり・・

UBU「今更、渓流の調査に来たその真相は・・?」にや

ガイウス「今回、私が調査をしたいのは・・ずばり、知的生命体種モンスターだ」


カポォ~~~~ン


UBU「・・・・・・・・・」あむあむあむ(あんまんを両手で上手に持ってかじりついている。まるで虫にみたいに)

カーブー「・・・・・・・・・」こっくりこっくり・・

ガイウス「・・・・・・・(なんなんだ・・このあからさまな拒絶反応は・・・)」

コーネリアス「そ、そのぉ・・もしもおふた方がお忙しいようでしたら、村の自警団であられるという、ユクモクルセイダーズをご紹介して頂きたいのですが・・」

UBU「なぜして?」あむあむあむ

コーネリアス「聞けばユクモクルセイダーズには、多くの知的生命体種モンスターが所属しているとお聞きします。そのぉ・・出来ればどのようにして彼らとコンタクトを取り、目的を共有することが出来るのか、教えて頂きたいのです」(目を伏せて正座する膝下には、革製カバー(勿論、肉球のロゴ入り)に包まれたダイアリーを添えている)

UBU「あむあむあむ」

カーブー「・・・・・・・」こっくりこっくり・・

ガイウス「・・・・・。自警団の統括は村長殿が?ならば彼女に問い合わせた方が良いかな・・」ちら

UBU「現場監督はあたち(この男・・。カマをかけたわね)」ごっくん

ガイウス「ならば話は早い。三種共存を社会通念とする君たちが、我々の存在を好ましく思わないのは理解出来る。だが、私は純真なる学者として知的生命体種モンスターを研究したいのだ。だからこそ君たちの同意と協力を得る為、村に参上したまで。是非とも善処願いたい」スッ・・(隣のコーネリアスと共に静かに頭を下げる)

UBU「・・・・・・・(熱意と情熱を伝えた後、礼をもっての懇願・・・これを断れば、クルセイダーズが実態の知れない自警団として悪評を受けると同時に、村の評価を下げる結果にも繋がる・・・それを承知で村長さんに会いに来たのね・・)」ずずず・・(茶を飲みながら二人をちら見している)

ガイウス「頼む。決して君らの仲間には害を与えないと約束しよう。もしも私がそれを破れば、君たちの手で好きにすればいい」(頭を下げたまま懇願を続ける)

UBU「・・・・・・・(でも、この情熱という誠意に嘘はないか・・・)」ちら

カーブー「・・・・・・・・・・・・」こっくりこっくり・・

UBU「いいわ」

ガイウス「おお、それでは・・」

UBU「郷に入っては郷に従え・・ガイウス氏。あなたは先程そうおっしゃいましたよね?」ことん(湯のみを静かに置く)

ガイウス「ん・・」ちら

UBU「その言葉が嘘でないなら、ご案内致しましょう」にやり

カーブー「・・・・・・・(嫌な予感しかしない・・)」こっくりこっくり




~あたちファーム、釣り堀....


$あたちのモンハン日記
ロージー「はぁ・・UBUちゃん達、一体何を話してるんだろうね・・」ちょぽん・・(川におもりを浮かべた釣り竿を持ちながら体育座りしている)

あたちのモンハン日記
鉄平「さぁな。書士隊が何をしに来たのかによるわな」(同じく釣り竿を持ちながら、畑の方で人間の子供たちやチェルシーとお砂遊びをしているバステトをしっかり監視している)

ロージー「王立古生物書士隊かぁ・・・アカデミーは王都にあるっていうじゃない?だとすれば、ムーアちゃん・・UBUちゃんは知ってる人なのかも」ちょぽん

鉄平「興味深いな。聞かせろよ」(その遠方ではお山を作っているバステト達の姿)

ロージー「だってUBUちゃん、幼い頃は王都ヴェルドの学校に通ってたのよ?書士隊と知り合いでもおかしくないわぁ~」ぐん(釣り竿を引っ張る)

鉄平「そうなの?全然知らなかった。なにせ、うちの主人は過去を語りたがらないからな。ま、詮索するつもりもねぇけど」ぐん(同じく釣り竿をあげる)

ロージー「そうよね。あたしもUBUちゃんの旧大陸での登録名と、王都の城外にある学校に通ってた、っていうことくらいしか知らないもの」残念・・(釣り竿は餌だけ取られている)

鉄平「なんであいつ、こっち(新大陸)だと名前変えてんだ?追われてるとか」しっしっしっ(こちらの釣り竿には活き活きとしたサシミウオがかかっている)

ロージー「さぁ。なんなんだろうね。向こう(旧大陸)に行けば、何か分かるかも」ん~しょ(針に団子タイプの餌を練り付けている)

鉄平「書士隊っていえばよ、ずいぶん前の話だが、霊峰に観測隊の連中が降りてきたことがあってな」貸せよ(と、ロージーの餌を付けてやる)

ロージー「それって嵐龍騒動の直後?」ほらよ(と、釣り竿を貰い受ける)

鉄平「ああ。その時、UBUのやつが観測隊の連中に聞いてたっけかな・・」ひょっ(再び釣り竿を投げる)

ロージー「なにを~?」ひょっ

鉄平「黒龍のことだよ」ぽちょり

ロージー「黒龍なら見たわよ」ぽちょり

鉄平「え?マジ?」

ロージー「うん。この前、タンジアに行った時。お兄ちゃんとポールさんも一緒だったよ」ぷかぷか(と浮かぶおもりを眺めている)

鉄平「・・・・それって、UBUに教えてやったか?」ぷかぷか

ロージー「ポールさんが報告してるんじゃない?だってあたし、ミラ・ボレアス~(へんてこりんな発音で)なんて初めて見たもの。ポールさんのが詳しそうだったし。報告をするなら、ちゃんとした人の方が良くない?」つんつん(餌を魚がつついている)

鉄平「まぁな・・。ってかさ、お前って、やっぱり変わってるよな」つんつん

ロージー「そうかな。それぇ~~~~!!」ざぱぁ~~~~~んあせる(カジキマグロを釣り上げる)

鉄平「うん。ここの連中はみんなそうかもな」しょぼん(今度はこっちがオケラ)


バステト「・・・・・・・・・・・」じーむぅ(砂のお山の前にぺたんと座り親を眺めている)

お嬢ちゃん「バステトちゃん、どうしたのぉ~?」ぱんぱん(山を叩いている)

バステト「みゃんみゃん。みょむみゅう」じーむぅ

お嬢ちゃん「??」

$あたちのモンハン日記
チェルシー「あんまん、つまり姫ねえちゃまのことにょ。みょむみゅうは・・なんにょ?」ぱんぱん

バステト「みょむみゅう。みみゃみょめみゃむ」ん~~むぅ

お嬢ちゃん「なにを言ってるんだろう・・」

チェルシー「しょれより、これを見るにょだ♪」しょき~んキラキラ(胸元より、きらびやかな「エンボスメタルシール」を自慢気に取り出す)

お嬢ちゃん「うわぁ~♪それってご当地アイドル「ぬくめちゃん」の変身シール!?」(見せてもらったシールにはフルフルSシリーズ(ガンナー)を纏ったぬくめのデフォルメ絵が描かれており「ぬくめ★エンジェルモード(天使軍)」と書いてある)

チェルシー「そうなにょだ。ポールしゃんがタンジアに行った時のお土産にゃにょだ♪」るんるん

お嬢ちゃん「いいなぁ~。ほら、バステトちゃんも見てご覧よ」

バステト「みゃんみゃん。みょむみゅう」じーむぅ(まだ親の方を凝視している)

チェルシー「ほにゃ・・まだ興味がないのにょかな・・?」

お嬢ちゃん「バステトちゃんって、なんだか変わってるよね・・」

バステト「みゃんたー。みゃんたー」(村の方を猫指で差す)

お嬢ちゃん「今度はなに?」

チェルシー「ハンターって言ったにょ。どこにいるにょ?」きょろきょろ

お嬢ちゃん「あそこだ。橋の向こう」

チェルシー「みゅう?」じー


・・・・・・・・・・・・・・・
(橋の向こう側をぞろぞろと歩いている観光客の団体。その群れの中にハンター装備フル&クリムゾンゴートを背負った男性ハンターの姿が見られる)


チェルシー「団体様にょ」

お嬢ちゃん「ツアーのお客さんかな。何処から来たんだろ」

バステト「みょうみょ。みょうみょ」

お嬢ちゃん「??」

チェルシー「凍土って言ってるにょ。凍土ってなんにょ?」

バステト「みょうみょ。みょうみょ」じーー(蒼白い瞳に投影されるハンターを目で追っている)



ザッ・・
(観光客の雑踏に紛れ、辺りを見渡すハンター装備の男。ハンターヘルムから覗かせるその顔は、ぱっちり二重眼の結構なイケメンフェイスである)


ヴラドレン「ここがユクモか・・。さて・・書士隊をちゃっちゃと「捕獲」して、棟梁に褒めてもらうとするか♪」にやり

To Be Continued




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$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

10/12(水)0時更新 「ザマァないね」の巻

をお送り致します♪ほんじゃったらさ!!次回もエンボスメタルシールを自慢げに掲げながら読も見ようよ(´v`)








「ザマァないね」の巻

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~ユクモ村....


ワイワイガヤガヤ・・
(あたちハウス前の広場にて、何やら村長さんの指示を仰いでいる観光客の団体さん)


村長「私からの説明は以上です。皆様のユクモが良い思い出になりますよう」にこり

ガイドアイルー「では自由行動ですニャ~。一旦荷物を起きたい御方は私と一緒に宿の方へ~」(片手には「タンジア~ユクモツアー御一行様」というプラカードを持っている)

ヴラドレン「なんか手伝いましょうか?」(ハンター装備に身を包んだ、ぱっちり二重のそれなりなイケメン狩人)

ガイドアイルー「いえいえ。道中の護衛をしてくださっただけでも感謝ですニャ♪どうかバベンコさんも村を満喫して下さいニャ」へこり

ヴラドレン「ありがとう。何かあったら、また声を掛けて下さい。俺もしばらく滞在する予定ですから」にこり

ワイワイガヤガヤ
(それぞれ散開していく観光客達)

ヴラドレン「さて・・(うまいこと観光客を見つけ、ハンターを装うことで同行に成功したが・・・驚きだったのは、クルセイダーズのメンバーと思しき獣人が、観光客相手にも入口で荷物検査を行っていたことだ。やはりこの前の占拠事件が嫌でもクルセイダーズを神経過敏にさせているのだろうが・・・)ちら

ワイワイガヤガヤ
(村長自ら年配の観光客に村の案内をしている)

ヴラドレン「・・・・・・(こんな善良な村人を人質に取るとは・・・砂漠の艦隊め。姑息な手段を使いやがって。やっぱりこの前、ボコボコにしておけば良かったぜ)」ぷんすかむかっ

??「みょうみょ。みょうみょ」

ヴラドレン「ん?」ちら

あたちのモンハン日記
鉄平「ご苦労さん。遠かったろう」(白いモフモフの赤ちゃんを抱いている獣人のお父さん)

ヴラドレン「いやぁ。渓流の絶景を楽しめましたよ(村の獣人か・・。そうか・・ユクモは獣人も多いんだっけ・・・)」ちら

バステト「みょうみょ。みょうみょ」(自分に向かって「人差し猫指」を指しているモフモフ赤ちゃん。目の外側が、まるで筆で伸ばしたような淡いマゼンダ色に染まっている)

ヴラドレン「珍しい模様の子ですね・・とても綺麗だ・・」まじまじ

鉄平「だろ♪バステトって言うんだ。俺は鉄平。あんたは?」

ヴラドレン「え・・と・・バベンコです(偽名を考えてなかった汗棟梁にバレたら「げんこつもの」だろうが、流石に辺境の地まで、ツンドラ人の名前が知れ渡ってはいないだろう)」

鉄平「いい大剣だな」(バベンコが背負っているクリムゾンゴートを眺める)

ヴラドレン「ありがとう。まだまだ駆け出しっすよ」へへ

鉄平「最初はみんなそうさ。なぁ、温泉入って行けよ?案内するぜ」くいっ(真上に見える集会浴場を「猫親指」で指す)




~ユクモ集会浴場(ここ数年は番台さんやドリンク屋さんはすっかりセミリタイア生活気味)....


$あたちのモンハン日記
ヨッコ「というわけで・・村に王立古生物書士隊なるおじさんが現れ、早速川村が問題を起こして・・・」カキカキ・・(珍しくストアのテーブルにかじりついて何やら手紙を書いている様子である)

$あたちのモンハン日記
ロージー「はぁ?じゃあ、UBUちゃんはポールさんと一緒に、書士隊とそのオトモを連れて渓流に行ったのぉ~?」

$あたちのモンハン日記
コノハ「そっ。なんでもUBUちゃんが渓流を案内するって。ポールさんは更にその「全体」の御守りってことでついて行ったの。ね、ササユさん」(いつもの定位置。「下位の受付嬢」はカウンター内のお座敷に寝転がり、漫画を読みながら話している。周囲にはお菓子やら漫画やらゴシップ誌が転がっている)

$あたちのモンハン日記
ササユ「なんだかんだで親切なのよね、UBUちゃんって」にこにこ(こちらもいつもの定位置で慎ましく正座をしながら何やら台帳をつけている。周囲は綺麗に整理整頓されている)

ロージー「ふぅ~ん・・・(どうせ悪巧みしとるに違いないわ・・)」ふんあぁっ?!





「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~






~渓流非狩猟地区、森林エリア....


ゲゲゲゲ・・ゾゾゾゾ・・・
(地元の「奇虫」の鳴き声が反響する森林内を歩くUBUとポール、そして物珍しそうに左右を見渡しているガイウスとコーネリアスの姿)


ポール「またこの鳴き声か・・汗」やれやれ

ガイウス「聞き慣れない鳴き声だが、昆虫か?」


UBU「・・ゲゲゾンだよ」フッ(顔をそむけながら意味深な感じで呟く)

ガイウス「ゲゲゾン・・?なんだそれは?」ゲゲゲ・・ゾゾゾ・・

UBU「そんなことより空路は順調だった?長旅で疲れたでしょ」

ポール「そうでもない。恐ろしく風の調子が良くてな」

コーネリアス「「まるで何者かの意志に導かれるように・・」でしたよね?」ふむふむ(過去にとったメモを確認している)

UBU「何者かの・・・・(確かヤマオモイのおじいさまも同じことを・・・)」

ガイウス「コホン!つまらん散文だ。気にするな。それより、本当に知的生命体種モンスターに会わせてくれるのだろうな?」

UBU「え。そうそう(なぁ~んてね。おじいさまには絶対に会わせてやんないんだから。ノウン健一は・・来ないことを祈ろう・・汗)」なむぅ~祈

コーネリアス「あ、あのぉ・・UBUさんはクルセイダーズを指揮してらっしゃるのですよね?これからお会い出来るというモンスターはお仲間で?」てくてくてく

UBU「そうそう」へっこらへっこら

ガイウス「種族はなんだ?」

UBU「リオス科の可愛い桜子ちゃんよ♪」パチりん



ロージー「ええええええ!?お茶に行けない・・ですってぇ~~!?」ガガーーーーンえ゛!

コノハ「そうなのぉ~・・ごめんね」ぺこぺこ

ロージー「うう・・楽しみにしてたアマンダの「定例テラス席女子会」に集中する為、せっかくお喋りなジンガーを庭に「埋めて」来たのに・・」うへん泣

ササユ「コノハちゃんと陽子ちゃんは、今度開催されるカンファレンスの準備で忙しいのよね」にこにこ

ロージー「ふぁ・・カンファレンスって・・なんの?」ぱちくり

コノハ「町内会が主催する「メガユクモ的★激アツジョブカンファレンス~夢大陸を目指して...所願成就♪」よ♪」ぴし~んポイント。(人差し指を立てて言う)

ロージー「ふぁ・・最近、若い子達の間で「爆発ユクモ的」とか「超ユクモ的」とか「ウルトラユクモ的」っていう表現がよく使われるけど、それよりもっと凄そうだね・・。で、なにやるの?」

ササユ「村の若者へ向けた、就職説明会なんですって」にこにこ

コノハ「失敗しない就職先の選び方をあたし達、いち「社会人」が自分の職業内容を説明すると共に、新しい才能の芽を開花させるのが目的なの♪」ぴし~んポイント。

ロージー「就活支援だ。じゃあコノハちゃんとヨッコお姉さまは、ギルドガールの仕事内容を説明するの?」

コノハ「そっ♪あたし達に憧れてやまない、夢見る少女諸君は後を絶たないでしょ?だから講演会を開いて、その内容を具体的に伝えることによって、ギルドのお手伝いをより身近に感じてもらうことが目的なの♪」ラララァ~~♪(なんかくるくる回り出す)

ヨッコ「よし。後はこれをニャン次郎さんに渡せばOKね♪」よいしょっとな

ロージー「お手紙?わかった。火の国ね♪」(笑顔で肯定を示す陽子)

コノハ「そしたらミーティングに行きましょう♪」

ラララァ~~♪
(へんてこりんな歌を歌いながら、陽子と腕を組み集会浴場を「アウト」していくコノハ)

ロージー「ぶうぶー」(ふてくされてる。その背後のカウンター席で笑っているササユ)


コノハ「やぁ~ん♪バステトちゃん♪こんにちわぁ~♪おねえちゃんでちゅよぉ~♪」(と、集会浴場の外から声がする)

ヨッコ「あら、龍之。そちらは・・って、結構イケてるじゃん!!」やだぁ~♪

鉄平「バベンコさんだ。ちょうどユクモに来る途中、観光客の団体と鉢合ったみたいで、道中の護衛をしてくれたんだ。これから集会浴場の温泉に入ってもらおうと思ってな」

ヨッコ「あたしもご一緒する♪」

コノハ「ダメですよ!!ミーティングしないと!!」ん~~(どうやら柱にしがみついている陽子を引っ張っている様子だ)


ロージー「ふぁ・・なんだろうか・・」ぼけぇ~

鉄平「じゃあなぁ~」(と、ハンター装備の男と「イン」してくる。外ではまだ「やだぁ~」と叫ぶ陽子の声が)

ヴラドレン「へぇ・・ここが噂の集会浴場か・・・うお!なんてでかいだるまなんだ!」うひょ~♪(カウンター奥の「猫型だるま」を見て興奮している)

ササユ「あら、鉄平君。そちらがバベンコさんね♪」(台帳をつけながらちゃんと外の会話を聞いていたようだ)

ヴラドレン「はじめまして(すげぇ綺麗な人だな・・。棟梁も「おっきくなったら」こういう美人な女性に変身するのかなぁ・・)」おほほほほほ(ヴラドレンの心象。お高く笑いながらヤンコフスキーに跨っている白いドレスの「おねえさん」)

ロージー「・・・・・・・・」じーーーー(よだれを垂らし妄想に耽っているバベンコの下にそっと近寄り、顔を見上げている。このことから、ロージーは隠密効果の御守を首からぶら下げていることが判明出来るのだ)

ヴラドレン「うおっあせるこんちわ」

ロージー「温泉・・入るの?」じーーーー

鉄平「長旅で疲れてるからな。さ、行こうぜ」

ロージー「あ、待って」

ヴラドレン「??」

ロージー「石鹸、貸したげる」すっ・・(ショッキングピンクの鮮やかな「まあるいフォルム」の固形石鹸を差し出す)

ヴラドレン「どうも・・(郷に入れば郷に従え・・。棟梁もよく言ってらっしゃる)」すっ(石鹸を受け取る)

鉄平「じゃ、行こうぜぇ~♪」ひょっひょ~(バステトを抱いたまま、UBU譲りの「あんまんスキップ」をもって温泉の方に「イン」していく)

ヴラドレン「では、お言葉に甘えて」へこり(ロージーとササユに一礼する)

しててててて・・・ふん
(鉄平の後を追うように温泉エリアに消えていくバベンコ)

ササユ「優しいのね、ロージーちゃん」にこ

ロージー「ペイントの実で作ってみた石鹸を試して見たかったの♪」るんるん

ササユ「まぁ・・・。ねぇ、それより似ていると思わない?」こそり

ロージー「ふぁ?」

ササユ「バベンコさん。雰囲気が川村君とそっくり」

ロージー「そうかな。野性味は確かに似てるけど、顔はバベンコさんの方が全然整っているもの。でも、ヘルムが無い分、お兄ちゃんのが上ね♪」ラララァ~~♪

ササユ「ふふ。そうね」にこり




~渓流旧居住区域、カーブーんち(賃貸)....


あたちのモンハン日記
カーブー「俺の家に、不審者ならぬ不審猫とな・・?」(玄関の外に立っている)

デブ「そうなんだよ。灰トラ模様をした獣人が、勢い良く飛び出して行ったんだよ」ぐるぐるぐる・・(まだひとんちの前で肉焼きセットを展開し、服を乾かしている)

マナブ「物取りにあわれたかもしれませんな。へぇ~っくしょい!!」ぶぶーーあせる

パソコン「鍵をかけないからいけないんだよ?何か大事なものでも盗まれてたらどうするんだい?」

カーブー「黙れ、貧弱三銃士。例え鍵を掛けたとして、その大事な「キー」を狩猟中に無くしたらどうするんだ?いいか?俺は宝箱にでさえ、一度足りとも鍵など掛けたことはない。分かるか?その方が「豪快」だからだ。恐れを知らない大胆な男に、神経過敏を要求させる鍵などという「よく無くしがち」な器具は必要ないのだ。覚えておくがよい」ふん

パソコン「それって結局、鍵をよく無くすから面倒になっただけの話じゃ・・・うっ!!」ガスッびっくり(カーブーに刀の鞘で腹をどつかれる)

カーブー「うちには貴重品などという「私財」は一切置いていない。いいか?一切だ。つまり、ゼニーも無ければ食べ物も・・・・しまった!!」パカァ~~~~ン(ヘルムの口元がパカっと両開きになる。カーブーのドボルヘルムは口の所がパカっと開くのだ!)

デブ「何か大事なものでも置いてあったのかい?」

カーブー「昨日、母ちゃんが差し入れに持ってきてくれた「モスジャーキー」があったんだ!!」ガバーーンsss(豪快にドアを開け、家の中に入るドボル)

マナブ「哀れな・・・へぇ~っくしょい!!」ぶぶーあせる

カーブー「ない・・!ない・・!!ファッーーーーク!!こそ泥棒野郎め!!俺のモスジャーキーを全部食いやがったぁああああああ!!!!」わぁ~~~~ん(家の中からさもしい絶叫だけが聞こえる)

パソコン「ザマァないね」パかぁ~~~んびっくり(その独り言を聞きつけ玄関から勢い良く飛び出してきたカーブーに鞘ごと刀を頭に向かって投げられる)






ちゅんちゅん青い鳥
(森の大木の太い枝の上で仰向けに寝そべっている灰トラ模様の獣人)


ゼット「食いもんを調達出来る家があったのはラッキーだったな」くっちゃくっちゃ(モスジャーキーを噛んでいる)

ごそり(ポッケを漁る)

ゼット「ついでに頂いて来ちまったが・・」

チラリぃ~ん
(瑠璃色に光る掌サイズの龍玉を掲げながら眺める)

ゼット「高価な代物であることにはちげぇねぇかな」ペッ

チラリぃ~ん
(玉に映る少し眠そうな獣人の顔。よく見ると、右目の周りにあざが出来ている)

ゼット「バベンコの野郎・・・うまくやってっかな・・」



~数時間前、渓流狩猟エリア....



ヴラドレン「俺がユクモに潜入だぁ~~!?」がたーーんDASH!(肉焼きセットを倒す)

ゼット「馬鹿野郎。声がでけぇ」パチパチパチ・・(焚き火で魚を焼いている)

ヴラドレン「あ、わりぃわりぃ汗」うんしょはぁ(ひっくり返した肉焼きセットを直す)

ゼット「俺が行ってやってもいいんだがよ、よく考えたらクルセイダーズのごく一部に顔が割れててな・・。そこで姐御が「補佐」としてよこしてくれたお前に潜入工作をしてもらいてぇんだ」よいしょっとな(肉焼き器の椅子に腰を掛ける)

ヴラドレン「ずいぶん世界を狭く使ってるな。でもそのおかげで、お前を見つけるのに苦労しなかったけどな」くんくん

ゼット「なんだよ。俺が臭いとでもいうのか?そういやさっき「ゲゲゾゾ」とか鳴く虫に、なんか吐かれたな」もわもわもわ(よく見ると「腐食やられ」になっている)

ヴラドレン「ちげぇよ。その魚の煙だよ。空から見ればすぐに分かる。俺達、ツンドラアーミーの視力は、普通の人間とはデキが違うのよ」ふふん

ゼット「空からって・・・ああ、ルナストラに送ってもらったのか。で、彼女はどうした?」じゅ~~どろん(焼いている魚から「いい感じ」の煙が上がる)

ヴラドレン「身を隠すと言っていたが、何処に向かったかは分からない。いざとなれば緊急用の狼煙を上げて、合流する手はずになっている。それより、どうやって村に潜入するんだ?」ぐうううう・・(お腹を鳴らしながら肉焼き器に生肉をセットする。背後にはガーグァの遺体が転がっている)

ゼット「お前、これ着ろや」つんつん(魚の刺さった串で横に置いてある防具を突く)

ヴラドレン「ん・・なんだそれ?」ぐりんぐりん(肉焼き器の「回す所」をぐりんぐりんし始める)

ゼット「ハンターシリーズの新品だよ。道中、山賊のねぐらから盗んできてやった」む~(焼き魚のこんがり具合をチェックしてる)

ヴラドレン「ハンターシリーズ?なんだそれ」ぐりんぐりん

ゼット「ほんとお前って朴念仁だよな。世界を狭く使ってるのはてめぇの方だぜ。凍土の先住民族ってのは、みんなそうなのか?」ふうふうDASH!(あつあつの焼き魚をふうふうしてる)

ヴラドレン「仕方ないだろ。ウィンターナイツに入る前までは、外の世界のことなんか知らないで育ったんだからよ。これだって正直、あんまり使ったことがないんだ」じゅ~~~~ふん(肉を焦がしてしまう)

ゼット「じゃあ、おめぇのその服と大剣はよ?」ふうふう

ヴラドレン「ああ、これな。こいつは行きずりのハンターから頂戴したんだ♪」じゅ~~~~(火力が強いまま回し続ける)

ゼット「躯から剥ぎとったのか。大陸社会じゃ、よくある話だ。んじゃ、わりぃけどよ、そのお気に入りの防具を脱いで、このハンターシリーズを着ろ。永久凍土じゃ、おめぇのその顔見ただけで震え上がる連中もいるが、素顔までは「まだ」外の世界に割れてねぇだろ?」にやにや

ヴラドレン「こいつ、バカにしやがって。いいか?仮にも俺は、凍土の精鋭部隊、ウィンターシュバリエの第三部隊隊長なんだぞ」えっへん(と、火の中で燃えてる肉を回しながら自慢する)

ゼット「永久凍土のブランゴヘルム、通称「サウスツンドラの烈火」に遭遇したら、まず生きては帰れない・・・水没林時代に「臆病な」獣人達から聞いたぜ。まさか、そいつと今こうして飯を分かち合ってるとはな。人生ってのはわかんねぇもんだぜ」はむっ(ようやく魚にありつく)

ヴラドレン「そういうお前だって、棟梁の魅力に惹かれたから凍土に来たんだろう?どっちが先に有名人になるか勝負だ」ぼおおおおおお炎(肉の脂が引火し、えらい火を上げている)

ゼット「俺が姐御を選んだのは、そのパーソナリティよりも、あの圧倒的なライフフォース故だ。そいつが無ければ、今頃俺はユクモにいたかもな・・」あむあむあむ

ヴラドレン「??」ぼおおおおおおお煙(煙で顔が見えない)

ゼット「んなことより、きっちり書士隊を拉致ってこい。それが今回、俺達に与えられたクエストなんだからよ」あむっ

ヴラドレン「なぁ。棟梁は書士隊をさらってどうするつもりなんだ?」ぼおおおおおおお煙

ゼット「さぁな。お前が知らねぇことを、新米の俺が説明できるわけねぇだろ。確かなのは、姐御がルナストラ達に書士隊を追わせては誘拐し、凍土に連れて行っては何かを聞き出しているってことだ」し~し~(歯に刺さった骨を抜いている)

ヴラドレン「へぇ・・お前って、ちゃんと周りを見てんだな」ぼおおおおおおお煙

ゼット「その肉の炎と同じ、灯台下暗しってな。お前も少しは、大陸の各イデオロギーを背負ってる新聞誌を読んだりして外の世界を学べ。そしたら自ずと客観的にみた自分の組織と、そこに置かれた自分の立場や責務も見えてくる。大局に世界を捉えるのがコツだぜ」しっしっしっしっ

ヴラドレン「よもや猫に説教されるとは・・・わかったよ。これを食ったら行ってくるよ」かぽっ(ブランゴヘルムを脱ぐ)

ゼット「おお?初めてお前の素顔を見るが・・結構、まともなんだな」ぼおおおおお煙(煙越しに顔を覗き込む)

ヴラドレン「俺の信念はただひとつ。忠誠を誓った棟梁の御心に報いるまで。棟梁・・俺はやってやりますぜ!」ぼおおおおおおお炎

ゼット「忠誠ってより、愛だろ?このロリコン野郎」ぼそ

ヴラドレン「聞こえたぞ!!俺は耳もいいんだ!!この野郎!!」がしゃーーーんDASH!ぼおおおおおおお炎(肉焼き器をひっくり返し灰トラ猫に飛びかかる。肉の脂が地面に広がることで大炎上を起こす)




ゼット「ヴラドレン・バベンコ・・・・オクサーヌ・ヴァレノフに忠誠を誓う、氷河の戦士・・か・・・せいぜい、主の期待に応える為・・・・尽力しろや・・・」すっ・・(右目に出来たあざをなでながら眠りにつく)


ZZZZZZZ・・・




~集会浴場、温泉....


パン♪パン♪パン♪パン♪
(広々とした温泉の湯船を独占しながら、「ご陽気に」手を叩いている鉄平とバベンコ。湯船の外にいる「あわぶく姿」のバステトが、ガーグァのオモチャを上手にヴラドレンの前へ次々と浮かべていく。勿論、中には「レアカラー」のものも)

ヴラドレン「極楽極楽♪(最高のクエストだぜぇ~♪これで棟梁も一緒だったら、もっと最高だったのになぁ~♪)」ぷかぷか(ガーグァのオモチャに囲まれながら湯に浸かっている)


To Be Continued




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?

10/14(金)0時更新 なぁ~も決まってねぇどすaya

をお送り致します♪ほいだらんばよ!!次回もいいから読もうぽけ~



奇烈!大名盾蟹を見て観てみよう♪~MHO~

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な、見たことか やっぱり あんまん買うんだよ

どうぼ。あたモン亭こし餡スキーですaya作者のうちの近所のスーパーは何度もお伝えしているように「肉まん至上主義」の店で、あんまんだけの販売はあまりありません。紀文さんの「3つ入りあんまん」が気まぐれで入荷、販売終了後、一ヶ月くらいでしょうか、店内は何処もかしこも肉まん豚まんの嵐・・。パンコーナーだけにあらず、練り物コーナーやオススメ商品が入っている平置きタイプの冷蔵庫の中をはじめ、中村屋の「中華まんコーナー」をも独占する始末。肉まんの袋に混ざったあんまんはあるものの、そんなものはあんまんにあらず、今冬もこの「肉まんゴリ押しスーパー」ではあんまんを買うことすら許されないのか・・あんまん派はもはやマイノリティなのか?と「人生を諦めかけていた」この頃、練り物コーナー付近に紀文さんの「一個入りあんまん」なるものを発見・・!最初はあまりにもあんまんを欲するがあまりの幻覚なのでは?と三度見をしたくらい。素早く一個入りあんまんを「お2つ」ほど、カゴに「イン」し、周りの肉まん派の冷たい視線から逃げるように猛ダッシュで帰宅。あんまん蒸し器で上手に茹でること15分、ほわほわの激アツあんまんを食したのでした。それ以降も、売れ行きがいいのでしょう、練り物コーナー付近に一個入りあんまんが定着化しつつある現状なのです。「バカ野郎、それ見たことか、ファッキン店長」とほくそ笑みながら、いつものように我が物顔で「ガラガラ(カゴを乗せて押すやつ)」を押していると、諦めかけていた中村屋の中華まんコーナーにも3つ入りあんまんが投入されていました。作者はそれを見届けると、「ハッハッハッハッハッ!!あんまん死すともあんこは死せず!!この世にこし餡がある限り、あんまんは生まれ続けるのだ!!あんまんフォーエバー!!」と「心の中」で叫びました。次の日、そのコーナーに行くと、案の定3つ入りあんまんは完売。むしろ肉まんが残ってるではありませんか!とりあえず肉まんを置いとけばいいっしょふん的な古い不文法は現代では崩壊しつつあるのです。云わばあんまんレボリューション!ありきたりの肉や豚を押しのけ、烈火の如く熱きこし餡を魂に込めたあんまんが世界を制する日もそう遠くはない、確かにそう感じた瞬間でした。

↓噂の紀文さん「一個入りあんまん」。練りごまを含んだこし餡の風味がたまらない一品。
http://www.kibun.co.jp/products/all_170260aあんまん



そんなわけで今日はMHOから「奇烈種」なる珍妙な盾蟹をご紹介♪つべこべ言う前に、まずはありがたい狩猟動画に敬意を払いつつ見て観てみようぽけ~







どうです?なんか色が変でしたね。「身」の部分がモモっぽいというか、完全に「食べてはいけない」種類の盾蟹でしたね。それもそのはず、この盾蟹は「奇烈種」と呼ばれる、“太古之块(直訳すると「太古の塊」)”が発する特殊な影響力を帯び、凶暴化したモンスターだからです。公式概要を翻訳する限りでは、どうも放射性物質を発生させる太古の塊が、近隣のモンスターに影響を与えているとのことらしいです(あくまでも作者個人の翻訳機による考察も含まれる)。

また、狂竜ウイルスは英語では「Frenzy Virus」と呼ばれており、それに似た症状からか、ユーザー間ではこの奇烈状態のモンスターも「Frenzy~」という愛称で呼ばれているみたいです(たぶん)。
Frenzy:逆上、乱心、狂乱、熱狂

公式概要を読みたいお方はこれ↓

http://mho.qq.com/cp/a20160922bbzt/index.htm?atm_cl=ad&atm_pos=10534&e_code=273076

http://mho.qq.com/webplat/info/news_version3/5499/5500/5501/5502/m4028/201609/510263.shtml

をご参照くださいaya


それにしても相変わらず羨ましいMHOドキドキ今時ならあのくらいの画質や効果音等は当たり前なのでしょうが、いかんせん国産ものが・・。実は作者、最近いよいよFの参入を検討しているのですが、その最中に「Z」への移行が発表され、またしても乗り遅れた感は否めずでして・・汗MHFの利点といえば作者のようにスペックの低いPCでも出来るというところではあるのですが・・先々を考えるとなかなか踏み込めませんふんだからこそのHDリマスター版。レギュレーションとシンプルだからこそ難しい狩猟ギミックはそのままにひと狩りと洒落込みたいものですaya





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

10/16(日)0時更新 「落ちない程度の質疑なら」の巻

をお送り致します♪んだらばさ!!次回もアツアツのこし餡両手に読も見ようよぽけ~











「落ちない程度の質疑なら」の巻

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~渓流非狩猟地区、森林エリア....


ザッザッザッザッザッザッザッザッ
(晴天の下、森の中を進むUBU一行の姿)

ガイウス「目的地はまだ遠いのか?」(白髪の少しパーマのかかった無造作ヘアの見るからに頑固そうな面立ちの中年男性。頭部以外はレザーライトシリーズを纏っている)


UBU「もうすぐよ」ひょっひょ~♪(と、華麗なるあんまんスキップをかます背中には煌黒大剣を背負っている)

ポール「大丈夫か?」(ロックラック装備を纏ったナイスミドルのハンター。背中には凶針を背負っている)

コーネリアス「大丈夫です。お気遣いありがとうございます」(頭部の毛をオールバック気味に整えた茶アイルー。綺麗なオリーブ色に染まった布製のエスニックを纏っている)

ガイウス「このくらいでへこたれていては、私の書記は務まらん」ふん

ポール「・・・・・・・」やれやれ(と、コーネリアスに向かって首を左右に振ってみせる。笑顔で応えるコーネリアス)

コーネリアス「あ、あのぉ・・UBUさん。これから接触する桜火竜というのは、クルセイダーズのメンバーなのですか?」

UBU「そっ。残念だけど、今、他の子達はみんな留守なのよ」

ポール「・・・・・・(やはりな・・サムソンさんも村には帰還していない様子だし、クルセイダーズのモンスター勢は水没林に駐留したままか・・)」ふむ・・

ガイウス「その言及から察するに、他にも仲間がいるのか?」

UBU「そうね。普段は手分けして村の周囲を警護してくれている。孤島地方は紛争区域が多いってことは、向こう(旧大陸)暮らしのあなた達でも知っているでしょ?」

ガイウス「ああ。都市に立ち寄った際、火の国へ行ってきたというアカデミーの仲間と鉢合ってな。先の獣人達による革命、火の国を中心としたファイヤーウォーの噂も聞いた。そしてその戦争に君たちが介入していることもな」

UBU「あたち達は戦争屋じゃない。革命は三種共存のイデオロギーを拡散させる為、ファイヤーウォーは人助けの為。理由を述べろと言われたらそう答えるわ」

ポール「・・・・・・(そして次は水没林・・道理は革命の灯火を消すことが目的・・)」

コーネリアス「ギルドや各自治体もまた、あなた方を高く評価していると。現にそのおかげで長年、外部との接触を断っていた火の国も入国可能となり、外交も積極的に行っていると聞きました。何よりも驚いたのは、国を襲った災害と武力行使から、自分たちを守ってくれたという知的生命体種モンスターを火の民が崇拝しているという事実です。これを受けてあなたはどう思われますか?UBUさん」スッ・・(ダイアリーを出す)

UBU「理知的で友好的なモンスターは多く存在する。そもそも今こうして発声している言語だって、いつから私達人間の専売特許になったの?古来より存在する竜族が、人間に理知を与えたと考える自然崇拝者だっている。つまり人間が残した歴史的遺物だけでは、大陸世界のすべてを語ることは出来ないってこと。人間の主観だけにとらわれず、獣人や竜人、そしてモンスターの視点からも世界を見直さなければならない時期に来ているのよ」(その隣ではコーネリアスが神速をもって一言一句書き記していく)

ポール「・・・・・・(シリウスの報告書によれば、かつてUBUはジェネシスオーパーツに封印されていた記憶を脳裏に刻んだという・・。それが本当なら、今の説得力も納得がいくが・・・彼はどう捉えるかな・・)」ちら

ガイウス「ハッハッハッハッハッ!!君は面白いな!!」

コーネリアス「・・・・・(ガイウス様が・・他者をお認めになられた・・?)」カキカキカキ

ガイウス「私と共にアカデミーに来い。今説いた話を頭の堅い懐古主義達に聞かせてやりたい。実に痛快だ」ハッハッハッハッハッ

UBU「残念。あたちは王立学術院から「出禁」を食らってるの」やれやれ

ガイウス「なに・・?」

UBU「止まって」バッ

ガイウス「ん・・・」


ザッザッザッザッザッザッザッ・・・
(森の奥からガタイの良い僧侶が歩いてくる。背中には浮岳槍【極楽浄土】を背負っている)


ガイウス「狩猟武器を携帯した僧侶・・・珍しいな」

ポール「・・・・・・(東方の技法を用いて作られた大槍・・・渓流に潜む破戒僧の集団・・あれが夢幻如来衆か・・)」

UBU「よぉ!クソ坊主!!肉、食ってっかぁ~!?」(隣でびっくりするコーネリアス)


・・・・・・・・・・・・・・・
(遠くで会釈をする僧侶)


UBU「こちら、王立書士隊のガイウスさん!しばらく渓流地区を調査するの!!本堂の大僧正様によろしく伝えて!!」


・・・・・・・・・・・・・・・
(へこりと一礼をかまし、その場を去っていく僧侶)


ポール「・・・・・(渓流に書士隊が入ったことをそれとなく伝達した・・?だとすれば、クルセイダーズと如来衆はそれなりの信頼関係にあるとみていいのか・・)」

ガイウス「今の僧侶は?」

UBU「渓流の山の中にある、お寺の坊さんよ。一応、了承を得た方が動きやすいでしょう?」パチりん(ウィンクをかます)

ポール「・・・・・(そう言われれば、疑う余地もないだろうな)」ふぅ~~~


ザッザッザッザッザッザッザッザッ・・
(再び森の中を進んでいくUBU一行)


UBU「さ、着いたわよ」

コーネリアス「ん・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・
(目の前にはツル草が伸びている崖があるだけである)


ガイウス「なるほど・・桜火竜ともなれば、その巣はこの上にあるということか」(高層ビルのように垂直に聳える崖を見上げている)

ポール「手を貸そうか?」ギュッ煙(ツル草を力強く握る)

ガイウス「無用。これしきで萎えるようでは大陸の学者などやっておれん」ぎゅむっ煙(別のツル草を握り、腰に巻き始める)

コーネリアス「ああ・・ガイウス様は下手なハンターより体力をお持ちなんです。以前、フラヒヤ山脈の登頂を目指した際も、地元のハンターが感心していたくらいなんですよ」にこ

UBU「それなら下手なサポートは無用ね。あんたは?どうすんの?」

ガイウス「乗れ、コーネリアス」

コーネリアス「はい」しとっはぁ(ガイウスの背中にしがみつく)

ポール「俺達の出番はないようだ」(UBUの顔を見て首を左右に振る)



ちゅんちゅん・・・青い鳥
(静寂な森の中、太い枝の上で仰向けに寝ている灰トラ模様の獣人)


ゼット「んごぉ~~~・・・ずごごごごご・・・」

こしょりこしょり・・
(にが虫が鼻の中に侵入していく)

ゼット「ふがっ!!」ゲホゲホッDASH!(起きた)


ちゅんちゅん・・・


ゼット「ん・・・寝ちまったか・・」ふぁ~~(あくびをしながら上半身を起こす)


ちゅんちゅん
(小鳥がさえずる中、遠方の崖をツル草頼りに、上へと登っていく三人の人間達)


ゼット「あれは・・・」スッ(手持ちの双眼鏡を覗く)


・・・・・・・・・・・・・・・
(むんずむんずと崖を上がっていく、煌黒大剣を背にした撫子装備のハンターの後ろ姿。その隣では獣人をおぶったレザーライトシリーズの男の姿も。また、二人の下からは凶針を背負ったロックラックシリーズのハンターも登頂を目指している)


ゼット「間違いねぇ・・書士隊だ。全く、あの女の周りには幸運しか転がってねぇな!!」バッ煙






「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~







ぎゅりっ・・ぎゅりっ・・ぎゅりっ・・
(ツル草を頼りに断崖絶壁を並びながらよじ登っていくUBUとガイウス)


ガイウス「質問がある!」ぎゅりっぎゅりっ

UBU「落ちない程度の質疑なら」ぎゅりっぎゅりっ

ガイウス「先程、アカデミーを出入り禁止になったと言っていたが!?」ぎゅりっぎゅりっ(背中ではコーネリアスがガイウスの腰に両足をしっかりと回し、空いた両手でメモの準備をしている)

UBU「昔の話よ。ガイアドラゴンにパンサードラゴン、墓所のドラゴンや砦のドラゴンに、ゴブリンのお宝。お伽話に夢中になっていた頃ね、アカデミーに侵入しては「絵本」を読んでいたの」

ガイウス「ハッハッハッハッハッ!!私もサー・ベイヌのスケッチをよく「絵画」と揶揄するが、幼いころの君の表現力にはかなわんな!大方、その読書中、ロイに見つかって出禁になったのだろう!?」カキカキカキ(コーネリアスは必死にメモをとっている)

UBU「今度はこっちからの質問。前任のジョン・アーサーが消息不明になったっていう「深い森」って、太古の森のことでしょ?」ぎゅりっ・・

ガイウス「なぜそう思うのかね?」ぎゅりっぎゅりっ

UBU「だってフォンロン古塔に近いもん。きっと彼もまた、祖龍との接触を望んでいたのよ。だってそうでしょ?あんた達が血眼になって解読しようとしていた「まぼろしの書物」は、みぃ~んなオクサーヌ・ヴァレノフが解き明かしちゃったんだもの。彼にも筆頭士官の意地があったのよ。だからこそ聖地を目指した。そしておそらく、ラインハルト公が帝国軍の拠点をフォンロンに置いている理由もまた然り・・」ぎゅりっぎゅりっ

ガイウス「思い出したぞ!かつてアカデミーを追放された女児がいたというが、君がそのキャロル・ムーアだったか!」ぎゅりっ

UBU「ハリーさん、元気?相変わらず、あの渋い声で「小職が思う、すべらなぁ~い話しはぁ~(声色を真似る)」なんて言ってるのかしら」ぎゅりっぎゅりっ

ガイウス「ハッハッハッハッハッ!!何故、こっち(新大陸)では登録名を変えた!?」ぎゅりっぎゅりっ

UBU「母の名前の略称なの。家族名(第三名)で名乗っているあなたなら、理解出来るはずだけど?」ぎゅりっ

ガイウス「・・・君とは気が合いそうだ!」ぎゅりっぎゅりっ


わっはっはっはっはっはっ
(高らかに笑いながら崖を登っていくUBUとガイウス。それを下から付いて行くポール)


ポール「・・・・・・・(くそぉ~。何か興味深い話をしてると思うんだが、さすがに聞こえやしない汗)」ぎゅりっぎゅりっ・・


UBU「ねぇ。さっき、ロックラックで火の国を訪れたアカデミーの人と会ったって言ってたでしょ?その人、どこを調査してたわけ?」ぎゅりっぎゅりっ

ガイウス「神域だ!なんでも酷い地震の震源地だったらしい!その男は数年前にも神域を訪れてな!現地で消息不明になった書士隊の飛行船と、その乗組員が残した航海日誌を発見したことで有名な地質学者だ!」ぎゅりっ

UBU「あ、「コードネームはまだない」でお馴染みの・・・へぇ~。それで、新たに何か分かったって?」ぎゅりっぎゅりっ

ガイウス「まことしやかの話なのだが、神界と呼ばれる神域地区の山頂が、そっくり無くなっていたらしい!また、煌黒龍アルバトリオンの存在はおろか、気配も感じなかったようだ!どうも彼ら種族は生息地を移動したのだろう!」ぎゅりっぎゅりっ

UBU「そうだね。たぶん」ぎゅりっぎゅりっ(ほくそ笑みながら登ってる)

ガイウス「それだけじゃない!調査員の話によれば、火山の噴火による火砕流が火の国を覆い尽くす前、見たこともない巨大な空飛ぶ龍が領内の上空を飛んでいたというのだ!しかもそれを目撃したという、火の民の証言が後を絶たなかったらしい!君はそれが何か知っているか!?」

UBU「あー・・たぶん、火山の噴火で逃げてきたアルバトリオンだったんじゃないかなぁ・・まさか砦のドラゴンじゃ~ないわよねぇ~、あははははは(から笑い)」ちら

ガイウス「・・・・・・・・・」じーーー(ツタを握りながら、必死の形相で真面目な見解を待っている様子だ)

UBU「・・・・・・・。なにせ、あたち達は戦いや火砕流から逃れるので必死だったからねぇ・・「普通」のモンスターは眼中になかったというかなんちゅうかイャンガルルガ・・(それが竜機兵だったなんて話・・この合理的な学者さんの前では皆無ね・・。後でカーブー達にも黙っているよう伝えておかないきゃ汗)」

ガイウス「なるほど・・。それは残念だ。証言から作成されたスケッチを見せてもらった限りでは、明らかに新種なのだが・・・君の背負っている大剣は、煌黒龍素材によるものだな!?」ぎゅりっ

UBU「そうそう」ぎゅりっ

ガイウス「やがて訪れる終末の際には人として生きる道を捨て、龍としての生を歩まなければならない・・・煌黒大剣を持つ者への啓示だそうだな!?」ぎゅりっぎゅりっ

UBU「武具屋が作った宣伝文句、キャッチコピーよ」ぎゅりっぎゅりっ

ガイウス「質問を変えよう!今、新大陸で起きている書士隊の連続行方不明事件は知っているか!?」

UBU「名誉の殉職じゃなくて?誘拐?」ほにゃら?

ガイウス「ああ!どうやら我々、書士隊を狙っている反勢力が存在するらしい!心当たりはあるか!?」ぎゅりっ

UBU「どうだろう・・・砂漠の艦隊は基本的には雇われ民兵だし、モーテルは利益還元主義・・・水没林は人型排斥思想だけど、書士隊を誘拐したなんて話し、聞いたことないな・・・目的はなに?」ぎゅりっ

ガイウス「分からん!ただ、アカデミーより新大陸に調査をしにいった書士隊の消息不明者が後を絶たなくてな!誘拐や拉致被害の説が浮上しているのだ!」ぎゅりっ

コーネリアス「ええ・・ですから私もガイウス様を止めようと思ったのですが・・沸き起こる好奇心には勝てませんでした・・」カキカキカキ

UBU「覚えておくよ。じゃあしっかり、ガイウスさんを守らないとね!」ガッ煙(頂上の大地を掴む)

ガイウス「ああ、頼む!」ガシッ煙


バッ
(頂上エリアに立つ二人)


ガイウス「彼女がそうなのか?」ハァ・・ハァ・・

UBU「そっ」



アマテラス「ごげぇ~・・・ずごごごごご・・・・」(頂上エリアの巣で、全体をまあるくして寝ている桜火竜)





~夢幻如来衆拠点、本堂内....



邪羅尼「ガイウス・・・確かにお嬢ちゃんはそう言っていたのかい?」(不気味な阿修羅像が飾られてる内陣を背景に、座布団の上であぐらをかいている、紫色の袈裟を纏った行商バアタイプのちっさいばあちゃん)

破戒僧「はい。確かにそう言っていました」(邪羅尼の前で正座をして報告をしている。その後ろでは腕を組みながら立っている、ブルファンゴフェイクを被った上半身裸の男の姿も)


夜叉亥「薔薇十字の棟梁が、我々に書士隊が来たことを知らせた・・・何を意味するのか・・」ふむぅ~

邪羅尼「もういいよ。下がりな」スッ・・(一礼をし、本堂エリアを去る破戒僧)

夜叉亥「そのガイウスという書士隊・・知っていますか?」

邪羅尼「名前だけはね。ガイウス・ウィプサニウス・アグリッパ・・。アカデミーでも急進派で名の知れた男さ。あのジョン・アーサーも一目置いていた程の、現場主義の学者だとか・・。お嬢ちゃんの警告は間違っていないようだ」

夜叉亥「そのガイウスという書士隊に、我らの活動を探らせない為・・・」

邪羅尼「だろうね。お嬢ちゃんなりに、前回受けた借りを返そうとしてるのさ。その姿勢は嫌いじゃないね」ずずずず・・(ばあちゃんらしく茶を飲む)

夜叉亥「茶菓子すら持ってこない、川村よりはましだと?」ブホッ(笑ったっぽい)

邪羅尼「書士隊自体はただの学者だ。恐れるに足らぬが・・問題は凍土の動向だね」

夜叉亥「・・・・・近年、新大陸を調査中の書士隊が謎の失踪を遂げているという・・例の事件は凍土の仕業なのですか?」

邪羅尼「ジョン・アーサーの末路もね」フッ

夜叉亥「・・・・・。オクサーヌ・ヴァレノフの目的は一体・・?」

邪羅尼「あの子は今も白の配下になれなかったことを悔やんでいる・・・。他でもない・・・あの子の両親の死を目撃したあたしが言うんだ。あの子の目的は、今も昔も祖龍の実態を探しだすことなのさ。勿論・・・ギルドへの報復もね」スッ・・(目を背ける)

夜叉亥「・・・・・・・。祖龍と共に、ギルドを中心に作られた物質社会を破壊しようと・・?」

邪羅尼「憶測だよ。真実じゃあない」フッ・・

夜叉亥「オクサーヌが祖龍探索に関する情報を書士隊から集めているのは事実・・となれば、そのガイウスという書士隊を誘拐しに、凍土の刺客が渓流地区に現れるのは時間の問題ということですな」ふむ・・

邪羅尼「間違いないね。うちとしては関与しなければ、凍土を敵に回すこともない・・・ただ・・」

夜叉亥「ユクモが凍土の誘拐を阻止したら・・・均衡が崩壊する・・?」

邪羅尼「ユクモと凍土が本格的な抗争を開始すれば、最近、凍土と揉めてる砂漠の艦隊も動くだろうね。なにせ、ショットリーパーはオクサーヌとお嬢ちゃんが大嫌いなんだ。戦力を欠いたユクモと凍土を襲撃しかねない。そうなればお嬢ちゃんが、うちに同盟を求めにくるのも目に見える。考えただけでも面倒な話さ」ハァ~~~

夜叉亥「ではユクモ側に関与するなと警告を?」

邪羅尼「村に飛びな。渓流地区を血の海にしたくなければ、大人しくしてろと、お嬢ちゃんとカーブー坊やに伝えるんだ」

To Be Continued






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あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

10/18(火)0時更新 「あ~!頭痛い!!」の巻

どうして痛いの?それは次回を読も見ようぽけ~



「あ~!頭痛い!!」の巻

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~渓流非狩猟区域、断崖上にある「とある」飛竜の巣....



アマテラス「ごげぇ~・・・ずごごごごご・・・・」(頂上エリアの巣で、全体をまあるくして寝ている桜火竜)


ガイウス「あの桜火竜・・・いや、彼女が知的生命体種の飛竜なのか・・?」ごげぇ~・・ずごごごごご・・・(頂上エリアにものすごい「飛竜のいびき」が反響している)

UBU「彼女はアマテラス。スサノオのお姉さんよ♪」ふごぉ~~~ふごぉ~~~

ポール「・・・・・・(ここが彼女の・・・ねぐらは普通のモンスターと同じようだが・・・そこらへんは当たり前なのか・・?)」きょろきょろ(している横で一生懸命ノートにスケッチをとっているコーネリアス)

ガイウス「見た目は普通の桜火竜と同じだが・・・」ふむ・・(遠目に寝ている桜火竜を観察している)

UBU「どうする?起こしてみる?」ごげげげげげ・・ふごぉ~~~

ガイウス「出来るのか?」ぞげぇえええええ!!んごごごごご・・・・・

UBU「この子ね、一度寝ちゃうとなかなか起きない「性質」なのよ。そのへんは本人に聞いてみて。んじゃ、いくわよ」ゴイン(アルレボを抜刀する)

ポール「おい、ちょっと待てあせるまさか起こすって・・」ザッザッザッザッsss(「大剣抜刀のろのろ歩き」で、のそのそとアマテラスに接近していくUBUに声をかける)

UBU「普通種も知的生命体種も一緒。寝てたらひっぱたく。それが大剣使いってもんでしょ」ギーーーン・・!(大剣を振りかぶり溜め切りモーションに入る)

ポール「ガイウスさん。下がった方がいいあせる

ガイウス「構わん。智慧を持つ知的生命体種なら、獰猛な普通種のように暴れることもなかろう」

アマテラス「むにゃむにゃ・・・ぼげげげげげげ!!ふごぉ~~~~~」すやすや(顔に大剣の影が浮かんでいる)

UBU「はちょ~・・・・・」ギーーーーン・・!!(溜2)

ポール「それは偏見だっていうの汗人間だっていきなり「あんなもの」で殴られたら・・」

UBU「おりゃああああああああああ!!!!」バショーーーーーーンドンッ(溜め完了のエフェクトが迸る)

ポール「逃げろぉ~~~~あせる」バッ煙(コーネリアスとガイウスを抱えて遁逃する)


ダギャアアアアアアアン!!
(頭角の角質をふっ飛ばしながら、桜火竜の「でこ」を容赦なく殴打するアルレボの刀身)


UBU「お客さんよ!!アマテラス!!」すたこらさっさっさDASH!(逃げる)

アマテラス「まほっ!?」ぱちくり


ボギャアアアアアアアア!!
(渓流フィールド全体に轟く桜火竜の目覚めの咆哮)





「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~






~アマテラス宅(崖上)近くの森の中....


ザッザッザッザッザッザッザッザッ
(森の中を突き進むドボルヘルムを被ったユクモ装備の男と、その後に続く同じくユクモ装備のメガネ、デブ、ちびのハンター三人)

あたちのモンハン日記
カーブー「許せん・・!今晩のおかずと考えていたモスジャーキーを盗んでいくとは・・・卑劣な盗賊猫め!!必ず見つけ出してくれるぞ!!」ザッザッザッザッザッ

デブ「やめようよ~。きっともう全部食べられちゃって・・」


ゴスッぎくっ
(背中を向けたままのカーブーに、刀の鞘でそのでかい腹の「みぞおち」を突かれるデブ)


デブ「うっ・・・・・!!」ガクン煙(よだれを垂らし膝から崩れ落ちる)

カーブー「貴様は悔しくないのか!?俺のモスジャーキーをみすみすと目の前で奪われて!!」(真剣そのもののドボルヘルムの表情)

パソコン「うん」こくり


ゴスッぎくっ
(デブの二の舞いを喰らうパソコン)


パソコン「はっ・・・・・!!」ガクン煙(よだれを垂らし膝から崩れ落ちる)

カーブー「だから成長がないという!!俺がお前たちの親ならば、間違いなく俺の下で修行するよう、きつく言って聞かせるぞ!!」(真剣そのもののドボルヘルムの表情)

マナブ「・・・・・・・(俺が二人いる設定なのか何なのか・・独善的とはまさにこのことだ・・)」はぁ~~

カーブー「ため息!!」ゴスッドキッ(鞘で膝を殴る。思わずひっくり返るマナブ)


ボギャアアアアアアアア・・・・バサバサバサバサ・・
(森林エリアにこだまする飛竜の咆哮。同時に小鳥達が飛び立っていく)


カーブー「この声は・・・そうか。アマテラスの家(断崖上の巣)の近くだったか。行ってみよう」ぐいっはぁ(地面で横たわっているメガネ、デブ、ちびの片足を一緒くたにして持ち上げ、引きずっていく暴君ドボル)



~アマテラス宅(崖上)の下(崖下)....

う~~~~む・・(ツル草垂れる断崖絶壁を見上げる灰虎猫)


ゼット「あの女・・UBUとか言いやがったか・・。こんな所に書士隊を連れて来て、一体何を・・・」う~む・・


ボギャアアアアアアアア
(断崖上から聞こえる飛竜の咆哮)


ゼット「雌火竜のそれだ・・。そうか・・この上にクルセイダーズの仲間がいるのか・・・って、まさかあの女!!書士隊を殺しちまうんじゃねぇだろうな!?それだけは防がねぇとあせる」ぎゅりっDASH!(慌ててツル草を掴んで崖を登る)



アマテラス「いたぁあああああああい!!!!夢見がちな桜子の清らかな顔面をぶったの誰ぇええええええええええ!!!!!」ボギャアアアアアアアアドンッ


ガイウス「なんと・・本当に喋りおった・・・」ボギャアアアアアアア(両耳を塞ぎながらも怖じけず、桜火竜を見ている。隣では咆哮効果により「コテン」と後転したコーネリアスを支えるポールの姿も)


アマテラス「まふぅ~~!!睡眠邪魔する悪い子どこの子ぉ~~~~~!?」きょろきょろ(ブルーの綺麗な瞳を血走らせ辺りを確認している)


ポール「落ち着け、アマテラス!!君を起こしたのは・・・」はっびっくり


こしょり・・
(アマテラスの足元で「あんまんみたいに」まあるくなって隠れているUBU )


ポール「あいつめ・・・一体何を考えてるんだ・・」よいしょっとな(コーネリアスを起こしてやる)

ガイウス「アマテラスというのか!!私はアカデミーより参上した・・」

アマテラス「へんてこりんなおじさん発見!!あたしとスサノオのお家から出て行けぇえええええええ!!!!


ボウウウウウウウウン!!
(直線型火球を吐くアマテラス)


ポール「だから言わんこっちゃないあせる」バッsss(ガイウスを庇って緊急ダイブ)


ショウーーーーーーーン!!
(二人の頭上を通り過ぎていく灼熱のファイヤーボール)


ポール「どうです?これで彼女達の本質は同じだということが・・」ちりちりちり(少し髪の毛が焦げてる)

ガイウス「説得をする」すっくジャンプ(と立ち上がるその顔に迷いはない)

ポール「嘘だろ・・汗


アマテラス「あ~!頭痛い!!あ~!頭痛い!!殴られて起きたから、あ~!頭痛い!!」まきょおおおおお~むかっ

ガイウス「私の名はガイウス!!君たちの素晴らしい力を研究する為、遠路はるばる西シュレイドから来た!!」ザシュッ(巨大な桜火竜に向かって叫ぶ書士隊の真面目なおじさん)

アマテラス「シュレイド?何処だっけ?それ?」きょとん(突然ボーッとするやつ)

ガイウス「旧大陸だ!!君は行ったことがあるか!?」

アマテラス「やだびっくり

ガイウス「なっ・・?」

アマテラス「このおじさん・・桜子を誘拐しようとしてる!!」きゃああああああ(両翼で恥じらいながら体を覆う)

ガイウス「違うんだ!!聞いてくれ!!」きゃああああああ

UBU「やれやれ。ここまでね」よいしょっとな(桜火竜の足元で立ち上がる)

アマテラス「誘拐犯の変なおじさんめ!!「だっふんだ」って言う前にあたいが成敗してやる!!」じりっ煙

ポール「まずい・・あのモーションは・・!!」

アマテラス「まちょ~~~~~~~~!!」

ガイウス「サマー・・ソルト・・・」(巨大な影に覆われながらまじまじと見上げる)



ぐるん!!ガイーーーンぎくっ
(アマテラスがサマーソルトを決めた瞬間、突如足元より飛び出したUBUが煌黒大剣で尾先を咄嗟にガードする)



UBU「おやめなさいな!!(ここであたちが格好良く登場して怒れる彼女を諭して鎮め、そして振り向きざまに書士隊に向かってこう言う・・「どう?これでも彼女たちとお友達になりたい?火の玉の餌食になりたくなければ、アカデミーに帰ることね」あたちはそう言うと、怯えるアマテラスの「でかい」頭を抱きながら「もう怖くないのよ・・。あたちはあなた達の味方。いつまでもユクモにいましょうね」と、大陸の母たる愛情をもって接する・・。それを見たガイウスさんは、「どうやらこの聖地には、おいどんのような下衆な学者が立ち入る隙はないようでごわすな。一丁、王都にでも帰って、おうどんを食べることにするでごわす。それじゃあ、さようなら。あ、それとこれ、コーディネーターとして働いてくれたお礼。300万ゼニーね」なんて言うのよ。これで作戦通り、上手にユクモから書士隊を追い出し、お金も丸儲け。ヤマオモイのおじいさま達の存在も公にならず、あたちは更に渓流の女神的存在として崇められ・・)


ばうん!ばうん!ばうん!
(サマーソルト直後、空中から下に向かって三連火球を吹くアマテラス)


UBU「えしょぼん」(状況を理解出来ていない)


ドゴオオオオオオオオン!!

バゴオオオオオオオオン!!

ドガアアアアアアアアン!!

(両翼を広げ、不死鳥のように浮遊する桜火竜の目の前で爆破地獄が起きる。爆発のたびに地面をバウンドする哀れなあんまん女の姿も)


ポール「これでもまだ説得をしてみますか?」ゴオオオオオオオ炎(フラッシュバックのように襲いかかる炎の突風を背に、ガイウスを庇ってしゃがみこんでいる)

ガイウス「さすが知的生命体種だ」きらきらキラキラ(情熱に溢れた瞳で目の前の灼熱地獄を眺めている。その横では顔を真っ黒に焦がしたコーネリアスも必死にガイウスの冒険譚を書き記している)

ポール「メンタルは・・ハンターより強いかもね・・汗」はぁ~~(と溜息をつく背中に燃え移る炎)


UBU「コラァアアアアアアア!!アマテラス~~~!!降りてきやがれ!!」ンボオオオオオうぉーっ!(火やられ状態のまま上を見上げ怒ってる)

アマテラス「まほっ!?お姫様ね!?桜子の頭「ぶったの」!!大剣にあたしの「皮膚」が付いているのが何よりの証拠!!」きぃ~~~~~~むかっ(ホバーリングしながら怒ってる)


ガイウス「そうか!UBUは知的生命体種の桜火竜の脅威を、自ら伝えようとしているのか!!」

ポール「絶対に違うと思いますよ」ぱんぱんふん(背中についた火を冷静に叩きながら呟く)

ガイウス「コーネリアス!!この一世一代の大狩猟!!細かいアクション、モーションを一つ残さず書き記すのだ!!」ボオオオオオオ炎(情熱の炎と目の前の火の海が合致する)


アマテラス「いっつもいたずらばっかりしてぇ~!!今日という今日は許さないんだからぁ~!!」ばっさばっさDASH!

UBU「うるせえ桃色クソ女!!叩き落としてやるからこっち来やがれ!!」ゴインドキッ(煌黒大剣をバットのように構える)

アマテラス「まほぉ~!?なんて口の悪いあんまん女!!あたいの火力で「焦げまん」にしてやるわ!!」すぅ~~~~~DASH!(ホバーリングしながら大きく息を吸い込む)


ガイウス「まるで希少種のような動きだな・・知的生命体種は模倣が出来るとみていいのか・・」ふむぅ~(落ち着いて考察してる。その横では必死にメモをとるコーネリアスも)

ポール「分かってるなら避難する準備を手伝って欲しいな」がさりごそり(地面に穴を掘ってる)


UBU「焦げまんだぁ~!?だったらあんたを小麦粉と一緒に丸め込んで、「桜風味まん」にしてやるわ!!勿論、こしあんのね!!」

アマテラス「むきぃ~~~~~~~むかっ」すぅ~~~~~DASH!(吸引しながら怒ってる)


ポール「さぁ、入って」(緊急用シェルターの小さい穴の中にガイウスとコーネリアスを無理やり入れる)


アマテラス「ブボおおおおおおおおお!!(燃えろ!!)」


ボウン!!ボウン!!
ボウン!!ボウン!!ボウン!!

(直線型火球五連発)


UBU「嘘汗そんなの知らない」ゴオオオオオオオオ(迫りくる火球の灯りに全身照らされながらぼやく)


ポール「あれはさすがに大怪我だろうな・・」(穴からこっしょり覗いてる。ガイウスとコーネリアスも)


UBU「どうにでもなれ!!ちきしょ~あせる」ガションドキッ(慌ててガード体勢に入る)


ショウウウウウウウウ・・・・・
(横に構えたアルレボの刀身から紫紅色のオーラが迸る)


ガイウス「!?(なんだあれは・・!?)」

ポール「衝突するぞ!!」



バショオオオオオオオオン!!
バショオオオオオオオオン!!
バショオオオオオオオオン!!
バショオオオオオオオオン!!
バショオオオオオオオオン!!

(上空より放たれた火球がみるみるうちに煌黒大剣の刀身に吸い込まれていく)


UBU「おおおおおおおおおおお!?」バショオオオオオオオ!!(刀身から上がる凄まじい量の硝煙)


ポール「火球が消えた!?」

ガイウス「違う・・・煌黒大剣の持つ龍エーテルが、火属性エネルギーを・・・」


UBU「ほえ・・・・・」シュウウウウウウウウ・・・・(不思議そうに硝煙を上げる大剣を掲げている)


ガイウス「喰らったんだ」


アマテラス「なに・・今の・・汗」きょとん

UBU「おひょ~っひょっひょっひょっひょっひょっ!!なんだか知らねぇけど、あたちの勝ちみたいね!!アマテラス!!」ひょ~~へへへへへへ(実に怒りを誘う下品かつ幼稚で卑劣な笑い声をあげる)



ひょ~~へへへへへへへ
(断崖の上から聞こえる魔女のような笑い声)



ゼット「ちきしょう・・あの女!書士隊の肉でも喰らってやがるのか!?」ぎゅりっぎゅりっDASH!(急いでツル草を登っていく)



カーブー「あれは・・!!」ダッダッダッダッダッDASH!(三人を引きずりながら崖下に到着)



ぎゅりっぎゅりっぎゅりっぎゅりっ・・
(真上を登っていく灰トラ猫のおしり)



カーブー「ここで会ったが何年目!?見つけたぞ!!盗賊猫め!!」


ゼット「ん・・・・?」ぎゅりっぎゅりっ(登りながら下を見る)


カーブー「きょえええええええええ!!!!」バッさぁ~~~~んぎくっ(ユクモノノダチでツル草をぶった斬る)


ゼット「うおっあせる馬鹿野郎!!」ぐらんぐらんぶるぶる(すんごい揺れる)


マナブ「カーブーさん・・・これを・・・」(引きずられ、血だらけになった顔面を上げ、カーブーに石ころを差し出す)

カーブー「マナブ・・・お前の死は無駄にはしないぞ!!」ガシッドキッ(石ころを受け取る)


ゼット「なんなんだ・・あのハンターは・・汗」ぐらんぐらんぶるぶる


カーブー「落ちろぉ~~~~~!!」ブーーーーーーーンDASH!


ゼット「いっサーーッッ・・・


ばちぃ~~~~~~んびっくり
(見事、ゼットのお尻に石ころがクリティカルヒット)


ゼット「わにゃああああああああガクブル

ぱっドキッ(びっくりしてツル草から手を放してしまう)


ひょうううううううううん
(頭から落下する灰虎猫)


カーブー「ハッハッハッハッハッハッ!!ざまぁないな!!」


ごちーーーーーーんぎくっ
(頭同志ぶつかるゼットとカーブー)


カーブー「・・・・・・・・・・・・」クラッ・・

ゼット「・・・・・・・・・・・・」ふらぁ~~


ずでーーーーーーーーん煙
(両者ノックアウト方式で仰向けのまま地面に倒れるドボルヘルムと灰トラ猫)



ずるずるずるずる・・・・・
(倒れている二人のそばに、這いつくばりながら近づいていくゴンザレスの三人)


ザッザッザッザッザッザッザッDASH!
(すごいスピードで土を掘り、カーブーとゼットを埋めていくゴンザレスの三人)


ゼット「・・・・・・・(後は頼んだぞ・・・バベンコ・・・)」ザッザッザッザッザッDASH!(意識が遠のいていく中、どんどん土に埋もれていく)



~集会浴場....

カポぉ~~~~~~ん
(夕暮れ時のオレンジ色に染まった西陽を受けながら温泉に浸かっているヴラドレン。同じく湯に浸かっている観光客のおじちゃんやおばちゃんから酒を頂いている)


ヴラドレン「うわっはっはっはっはっは。極楽極楽♪」ほれほれ飲みんさい音譜


To Be Continued




↓③ランキング参加中です♪皆様の激アツ一票お待ちしてますビックリマーク
$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?

10/20(木)0時更新 「作者、ご来訪者数16万突破の祝辞を述べる」の巻

をお送り致します♪ぞんじゃあさ!次回もあんまんになったつもりで読もみようぽけ~






「作者、ご来訪者数★16万突破の祝辞を述べる」の巻

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どうぼ。あた門亭寿ですayaなんとこの度、まことしやかに噂されていた、ご来訪者数「ザ★16万」を無事に突破致しましたクラッカーわあわあきゃあきゃあにかっ

これも皆様方の激アツなるご支援と激昂なるご愛読によるものと、心から感謝いたしておりますaya
今後もあた門亭の名に恥じないよう、果てしなき切磋琢磨の創作改革に励み、皆様方の御心を浮岳龍ばりに「きゅっ」と鷲掴みしていきたいと思うておることの所存でありんすにま~

はい、祝辞と謝辞おしまいむぅ

そんなわけで鷲掴みといえばキャッチ!キャッチといえばマウンテンキャッチ!!マウンテンキャッチといえばヤマツカミ!!ヤマツカミは英語圏でもYama Tsukami(ホントです)!!そんなみんな大好き浮岳龍がついにMHOにも登場ビックリマーク

トレーラーを観たい方は公式サイトより↓②
http://mho.qq.com/main.shtml

MHO版「浮岳龍」の概要を知りたい子は↓②
http://mho.qq.com/webplat/info/news_version3/5499/5500/10885/10886/10894/m8492/201609/509874.shtml

まで、どしどし情報をキャッチしていこうぜビックリマーク
より外観のディテールがリアル?になったヤマツカミをみんなで応援しようぽけ~
あたモンもねロシアン 得意げ

そんだこんだで今日は祝辞を上手に述べることが出来たのでおしまいべあ

ほんとにおしまいイヒヒ・・・



これ↓ランキング参加中だす!みんなの願いがあたちの励みになるビックリマーク
あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは・・

10/22(土)0時更新 「腑に落ちん」の巻

をお送り致します♪ほんじゃあさ!!次回もチャーハン頭に掲げて「ひょっへぇ~」って言いながら読も見ようぽけ~

「腑に落ちん」の巻

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~ユクモ村早朝、人気激アツ旅館「ユクモ仙郷」....


ちゅんちゅん・・ちゅちゅんちゅん・・
(竹林越しに映える見るからに由緒漂う木造二階建ての老舗旅館)


すやすや・・すやすや・・ぐぅぐぅ
(和室テイストの木床部屋の中央に「モフモフ」の敷布団をそれぞれ敷いて寝ている、浴衣を着用した白髪のおじさんと茶アイルー)


ちゅんちゅん・・ちゅちゅんちゅん・・


ガイウス「・・・・・・・・・・・。んん・・・」(仰向けになったまま伸びをする)

コーネリアス「すやすや・・すやすや・・」(静かな寝息をたてながら熟睡している。温泉に入ったのだろう、いつものびっちりきまったオールバックヘアはフワフワの獣人ヘアーそのものである)

ガイウス「・・・・・・・・・・・」スッ・・(少し微笑みながらコーネリアスの髪を撫でる)


そろぉ~り・・そろぉ~り・・
(気配を消しながら、ゆっくりとモフモフの布団を脱出するガイウス)


つつつつ・・・・
(そのまま中庭に繋がる開き戸をぎりぎり外に出れる分だけゆっくり開けると、鋭く眩い太陽光の導線が部屋に入ってくる)


ガイウス「むう・・・」(思わず目を細める)


そそそそ・・・・
(開き戸の僅かな隙間から体を横にして外に出ていく浴衣姿のおじさん)


ガイウス「おお・・・・」


ちゅんちゅん ちゅちゅんちゅん
(小鳥さえずる竹林の中庭に、神々しいばかりの朝陽が昇ってくる)


ガイウス「まさに桃源郷ならではの景色だな」(裸足のまま芝生の上に立ち、全身に朝陽を浴びている)


ちゅんちゅん


ガイウス「・・・・・・(昨日の桜火竜・・・確かに我らと同じ言語を発し、龍族が持つ従来の気性の激しさの中に、確かな性格と個性をもみせた・・)」


ちゅちゅんちゅん


ガイウス「・・・・・・(特殊個体が、生物体を示す個体群という枠組みの中での変種であるのに対し、知的生命体種というのは我らヒト科やアイルー科と同様に、完全な個性を確立しているのだ。その中にはユニークスキルと呼ばれる、固有の卓越した能力を持つ生物もいるというが、昨日の桜火竜がそうなのだろう・・)」ふむ・・


むにゃむにゃ・・
(部屋の中に差し込んだ朝陽を受けて、コーネリアスも目覚める)


ガイウス「見ろ。コーネリアス。ユクモの天道が我らを歓迎しているぞ」(背を向けたまま語るその後ろでは、目を細めたぼさぼさ頭の茶アイルーが近づいてくる)

コーネリアス「うわぁ・・・天国ってこんな感じなんですかね・・。さすがユクモ一の人気宿だ・・」

ガイウス「植物はこの光エネルギーを化学エネルギーに変換して必要な成分を合成する。我々もまた、太陽光を浴びることで体内のセロトニンを増幅し、脳の活性化を行う。それは多くのモンスターとて同じ・・太陽光は自然界にとって欠かせない存在だ。物質でさえ、太陽光を受けて変化するものも存在するが・・・それはあくまでも科学的な根拠に基づいたものだ」




UBU「どうにでもなれ!!ちきしょ~あせる」ガションドキッ(慌ててガード体勢に入る)


ショウウウウウウウウ・・・・・
(横に構えたアルレボの刀身から紫紅色のオーラが迸る)


ガイウス「!?(なんだあれは・・!?)」

ポール「衝突するぞ!!」



バショオオオオオオオオン!!
バショオオオオオオオオン!!
バショオオオオオオオオン!!
バショオオオオオオオオン!!
バショオオオオオオオオン!!

(上空より放たれた火球がみるみるうちにアルレボに吸収されていく)


UBU「おおおおおおおおおおお!?」バショオオオオオオオ!!(刀身から上がる凄まじい量の硝煙)





ガイウス「確かにUBUの大剣は、高火力の火属性エネルギーを太陽光を受けるが如く、瞬く間に吸収してしまった。まるで煌黒大剣が爆炎を喰らうように・・・そう見えたのは私だけか?コーネリアス」ちゅんちゅん

コーネリアス「不可解です。昨日のあの出来事を立証しろと言われても、専門外なのではないでしょうか?当事者であるUBUさんでさえ、驚いていた様子でしたし・・」スッ(寝ぼけ眼のまま、枕元に置いてあるダイアリーを取る)




UBU「なんだか分かんないけどねぇ~。今日はもう帰りましょう」なっはっはっはっはっ(ふんぞり返って高らかに嘲笑をかますその後ろでは、アマテラスがふてくされながら就寝に入ろうとしている)




ガイウス「腑に落ちん」

コーネリアス「大剣のギミックが?」カキカキ・・(寝ぼけ眼でダイアリーに書き記していく)

ガイウス「それもそうだが、UBUのあの態度だ!やはり我々は稀人扱いされとる!」むぅ~むかっ

コーネリアス「昨日出会ったばかりの我々に、いきなり心を開けという方が無茶な話ですよ。私は彼女に・・UBUさんに好感を抱きますが・・・今日はどうしましょうか?」ぱたんはぁ(ダイアリーを閉じる)

ガイウス「無論、UBUにもう一度、渓流を案内させる!大剣の検証も出来れば行うぞ!」ザッ煙(強硬な意志を見せながら部屋へ上がってくる)


「おはようございます」(中庭の方から女将の声がする)


ガイウス「むう」じー(目を細めて竹林の向こう側を見る)


ちゅんちゅん
(竹林越しの石畳の通路を竹ぼうきで掃除中の女将。それよりも目立つのは女将が対面している、着物を纏ったかなりガタイのいい禿頭の男である)


「お泊りですか?」

「ええ。出来ればしばらく厄介になりたい」

「では空き部屋を確認致しますので、中でお待ち下さい」

「かたじけない」


コーネリアス「観光客ですかね・・。かなり大きい人だけど・・・お相撲さんかな・・」


ちゅんちゅん
(竹林越しにこちらを睨みつけるように見ている禿頭の屈強そうな男)


コーネリアス「聞こえたのかな汗」バサッはぁ(慌てて布団の中に回避する)

ガイウス「朝風呂に浸かりに行くぞ」ガバッ煙(容赦なくその布団を剥ぎ取り、颯爽と部屋を出て行く)

コーネリアス「あ、はい!」とととととDASH!


ちゅんちゅん
(旅館に入っていく着物姿の大男)


夜叉亥「ブホッ。良い旅館だ」(朝陽を背に受け仁王立ちで旅館を見上げる、浅黒かつ強面な坊主頭の男。目はカミソリのように鋭い)






「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~







~わんぱくスーパーゴッド念力ハウス「あたちんち(通称「あたちハウス」再建築完了済)」....
$あたちのモンハン日記

バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~~」(目をまんまるにして甲高い声をあげるモフモフ白毛の獣人の赤ちゃん。両目の外側は、上斜めにアイラインを引いたかのような紅紫色(マゼンタ)に染まっている)

六本木「ハァ~~~パァ~~~~~」(バステトが添えている両肉球の上にチョコンと乗っかっている派手な色のインコ)

バステト「ぶうううううううう」(へんな顔して鳴く)

六本木「ブウウウウウウウウ」

バステト「きゃっきゃっきゃっきゃっ♪」(同じ笑い方を真似する六本木)

あたちのモンハン日記
BBB「六本木ばっかずりぃぞ。おじちゃんとも遊ぼうや、バステト」にかぁ~~(少し淀んだ「歯」を見せながら満面の笑みを浮かべ赤子に接近する黒猫。頭の上に六本木が飛んでくる)

バステト「みゅう」みょーーんDASH!(両手でおもいっきりBBBの髭を引っ張る)

あたちのモンハン日記
鉄平「あ、コラ!すんまんせん、BBBさんあせる」へこりへこり(我が子を抑え、平謝りする)

BBB「構わねえさ。なぁ、バステト。俺のパンツ履くか?」チラ~んキラキラ(白のブリーフを取り出す)

バステト「みゅみーふ。いんない」ぷいっむぅ

鉄平「こら、そんなはっきりと汗」あたふた

BBB「いや。賢い子だぞ。この雑菌だらけのブリーフを見事に拒んだ」(「えっサーーッッ・・・」って表情を浮かべる鉄平)


UBU「・・・・・・・・・・・」(一人ベッドの上で仰向けになり、何やら考え込んでいる様子)

鉄平「しかしすんませんね。朝早くから押しかけちゃって」

BBB「何言ってやがる。ここは元々お前の家でもあるんだ。帰ってきて当たり前じゃねぇか。なぁ~バステト~♪」みょーーんDASH!(また髭を引っ張られる)

鉄平「今日はこいつのお食い初めの儀式なもんで、もう昨日から母ちゃんや、ばあば(まさ子のこと)がその準備で張り切っちゃってるんすよ」

BBB「歯固めねぇ・・・もうそんなに経つか」みょーーんDASH!

鉄平「今朝早くから料理の下ごしらえがあるもんで、追い出されたんす。ロージーは寝てるけど」しょうもないおねえちゃんでちゅねぇ~(と、まだビーの髭を引っ張ってるわんぱく嬢ちゃんの頭を撫でる)

BBB「それでトンコやチェルシーも朝早くから手伝いに出かけたんだな。儀式は何時からよ?」みょーーんDASH!

鉄平「正午っす。BBBさんも来てくださいね。マジ盛り上がりますから」

BBB「おいおい、お食い初めは野外フェスじゃないんだぜ?とは言うものの、勿論参加するぜ。なぁ~♪」みょーーんDASH!

バステト「みゃんみゃん。みゃんみゃん(あんまん。あんまん)」(ベッドの上で仰向けになって何か考え込んでいるUBUを指差す)

鉄平「遊んで欲しいってよ」

UBU「あとでね」こてんはぁ(拒否するように壁側の方へ寝転がる)

鉄平「なんだ、こいつ。生意気だな。顔面殴るか」ぶんぶん

六本木「UBU、ナヤミゴト」

鉄平「ほらみろ。一人で抱え込み過ぎるからそうなるんだ。なぁ~」てんてん(バステトにヘルムを叩かれる)

BBB「そうでもねぇ。問題はあいつよ」ちら


・・・・・・・・・・・・・・
(宝箱に立てかけてある、どこか悪鬼なフィーリングを醸し出す煌黒大剣)


鉄平「・・・・・・。とんでもねぇ奴の意志力が封印されてるって言ったな?」(ベッドの上のUBUに話しかける)

UBU「うん・・・それが本当だったみたいなの」ごろり(また仰向けになる)

鉄平「分かるように言え」ふん

BBB「先の地震の元凶、属性エネルギーをなんでもかんでも食っちまう、貪食の煌黒龍さ。そいつの返り血を浴びたアルレボが、昨日、アマテラスの吐いた火球を全部、平らげちまったらしい」

鉄平「アマテラスの・・・相当な火力っすよね?」

BBB「だな。アマテラスのそれは普通種の比じゃねぇからな」

鉄平「平らげたって・・吸収したってことか?」

UBU「そんな感じふん

鉄平「なんだよ。具体的じゃねぇな」

UBU「しょうがないでしょ。あたちは必死にガードしようと思ったんだもの。そしたら大剣の刀身が突然「あやしげに」光ってさ・・・そうなったわけ」はぁ~~~

鉄平「いいじゃんか。それが毎回出来りゃ、お前、無敵だぜ?」

UBU「使いこなせればね。なんつっても、この大剣には神喰いの異名を持つ煌黒龍の始祖が乗り移ってんだもん。下手をすれば・・・」アバぁ~~(バステトの方に寝転がって、へんてこりんな顔で脅かそうとする。それを見てきゃっきゃと喜ぶバステト)

BBB「そのバケモンがお前に服従し、忠誠を誓ったから、自分の自己像幻視である素材を使った煌黒大剣に反映されたんだろ?本物の煌黒大剣へと進化したってな」

UBU「あの子が言うにはね・・。でも、そんなの信じられないよ」つんつん(ベッドの上からバステトのほっぺをつんつんする。嬉しそうなバステト)

鉄平「あの子って誰っすか?」

BBB「デカダンスの守護女神、オクサーヌ・ヴァレノフだよ。一緒に戦ったんだぜ」

鉄平「えーーーーーーー!!UBU!!お前、マジでそんな情報なんで黙ってるわけぇ~~~~~!?」かぽーーんジャンプ(驚きすぎてヘルムが真上にすっ飛ぶ。父のそれを見て笑うバステト)

UBU「この前はたまたま利害が一致しただけ。この次は・・・分かんないわね」ふぅ~~~(また仰向けになる)

BBB「なんにしても、あのオクサーヌが認める聖剣をお前は手にしたんだ。まだ成長段階だって言ってたじゃねぇか。共に強くなれ。そして俺達もな」コツン(鉄平と拳を合わせる)

UBU「まずいのが、その瞬間をよりにもよってあの人に見られたってことよ。それをどうしようか考えてるわけ」むぅ~~~

鉄平「書士隊のおっさんか。そりゃ厄介だな」

UBU「しかもガイウスさんの専門って、龍生体力学なのよ?今流行の龍科学の先駆者が彼なわけ」

BBB「本人が言ってたのか?」

UBU「有名よ。大陸自然科学に重きをおく書士が多く在籍する、王立学術院で数少ない急進的な学者っていえば、ガイウス・ウィプサニウス・アグリッパをおいて他にいないもの」

BBB「渓流の知的生命体種に干渉するだけじゃなく、その煌黒大剣、バアル・レボアにも興味を持たれたら、余計に滞在が長くなるな」

鉄平「そりゃ勘弁だぜ。そのおっさんがヤマオモイの爺さんに気づいちまったら、きっと爺さんはユクモから出て行っちまうぜ?そんなのお前だって嫌だろ?バステト」

バステト「みゅううううう」こくりむぅ

UBU「現場主義で情熱溢れる書士さんがユクモに根付いたら事ね・・。知ってる?彼が書いた「龍生体力学論」って本は、アカデミーとは対極にあるワイバーンカレッジ・アルコリスの近代龍科学者にも多大な影響を与えたんですって。それが龍科学に派生したの」えっへん

鉄平「お前、やけに詳しいな」

BBB「だろうな。アカデミーは王都の中にあるんだ。あの大いなる竜の災厄があったシュレイド地方のな」ちら

UBU「・・・・・・・・・・」ごろん(壁の方に寝転がる)

鉄平「バステト。お前からあのひねくれあんまん女に、いい加減、お前の素性を俺たちに教えろって言ってくれよ」こそこそ

バステト「みゅう」こくりむぅ

BBB「お?やる気みたいだぜ」

バステト「・・・・・・・・・・」じーーーー

UBU「・・・・・・・・・・・」(背中を向けたままふて寝をしている)

バステト「・・・・・・・・・・」じーーーー

UBU「・・・・・・・・・・・」

BBB「ん・・?」

バステト「・・・・・・・・・・・・・・・」ぐすん

鉄平「・・・・・・バステト・・?」

バステト「・・・・・・・・・・」ぐすんぐすん

BBB「どうした?お腹でも空いちまったか?」

バステト「わぁ~~~~~~~~~ん!!」(突然号泣しだす)

UBU「なになに!?どうしたあせる」あたふた(寝返りをうつなり慌てる)

鉄平「わからねぇ汗」お~よちよち(泣き止まないバステトを抱っこしてあやす)


コンコンドキッ(玄関のドアがノックされる)


BBB「客人だ。書士隊じゃなきゃいいな」はいよぉ~(と六本木を頭に乗せたまま玄関に向かう)

UBU「ミルク作るか?作れないけど」わぁ~~~ん(父の胸の中で号泣するバステト)


ガチャッ



ネコバァ「ありゃ。お前さん、いつから鳥飼いになったんよ~?」

BBB「よぉ。婆さんこそどうした?」わぁ~~~~~ん

ネコバァ「UBUちゃんに歯固めの石は持ってきたか、確認をとりにきたんじゃが・・ありゃりゃ。バステトちゃん、どうしたんよ~?」

鉄平「頼む、婆さんあせる急に泣き出して止まんねぇんだ。こんなの初めてだよ」お~よちよち

ネコバァ「みせてみぃ~よ~」よいしょっとな(家の中に入る)

鉄平「わりぃ」わぁ~~~ん(泣いているバステトをネコバァに託す)

ネコバァ「どうしたがね?ん~?」よしよし(実に手慣れた所作と愛情をもって話しかける)

バステト「みゃあああああああ!!」(顔は涙でぐしょぐしょになってしまっている)

ネコバァ「なにか怖いものを見たんだねぇ~。もぉ大丈夫。おばあちゃんが一緒だよ~」お~よしよし

鉄平「こわいもの・・?」

BBB「こいつの背中だな」パかぁ~んドキッ(UBUにこずかれる)

バステト「うっ・・うっ・・・」みゅううううえぐえぐ。。。

ネコバァ「よしよし。もう怖くないよ~」よいよいはぁ

バステト「みゅう・・・・」ぐすん

ネコバァ「・・・・そうかい・・。そりゃ余程怖い思いと、悲しい想いをしたんだねぇ・・」ぎゅむ(優しく抱きしめる)

バステト「みゅうう・・」こくり(頷くと老婆にしっかりと抱きつく)

BBB「すげぇな、婆さん・・。俺もガキの頃に出会ってれば、少しはマシな人生を送ってたかも・・」

鉄平「俺・・これから婆さんのことマジでリスペクトしますよ」

六本木「コウイウトキ、オスハ、マルデダメ」(隣でくすりと笑うUBU)

ネコバァ「さ、おばあちゃんと一緒にお家に帰ろうかね。お前さんのお食い初めや、一升餅、それに選び取りやら、みぃ~んな心待ちにしておるよ」にこり

バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~~♪」

UBU「お食い初め・・・やべっ!!」

鉄平「なんだ?」

UBU「使う石!!まだだった!!」ガガーーンガーン

ネコバァ「あんれま。UBUちゃんが歯固めの石は任せておけ言うから、用意しとらんだよ」

UBU「大丈夫。正午まではカーブーんちに戻る。行こう、ビー!」ダッsss

BBB「はぁ?なんだよ急に」ダッsss(六本木を頭に乗せたまま付いて行く)

鉄平「俺も行くか!?」

UBU「鉄平はネコバァと一緒にカーブーんちに戻ってて!」ダッダッダッダッダッ

鉄平「まったく・・・」やれやれ

バステト「・・・・・・・・・」じーー(ネコバァに抱かれたまま、家を後にするUBUの背中を見つめている)

ネコバァ「どうする?家に戻るかい?」

鉄平「戻れって言っても、昼にはまだまだ時間もあるしな・・。そうだ!ユクモ仙郷に寄って行こうぜ!」

ネコバァ「宿・・誰かおるんかね?」

鉄平「ああ。昨日、意気投合した観光客のハンターを儀式に誘うんだ♪」

バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~~♪」ぱちぱちぱち





~ユクモ仙郷....

カポぉ~~~~~~ん
(鹿威しの音がシンプルに響き渡る大広間の食道。大勢の観光客が浴衣姿で、それぞれ用意された小さい座卓の前に正座したりあぐらをかいて食事を楽しんでいる)


ガイウス「・・・・・・・・・・・」クッチャクッチャクッチャ(仏頂面で何やら考えこんだ様子で咀嚼している。その奥では食事に感動しているコーネリアスの姿も)

ヴラドレン「ふぁ~あ・・ねみぃ・・・」ずずず・・(ガイウスの隣で味噌汁をすすっている)

ガイウス「・・・・・・・・・・」ずずず・・(同じく味噌汁を飲む)

ヴラドレン「ふぁ~~あ・・(昨日温泉で飲み過ぎたな・・。そのせいですっかり寝こんじまって、書士隊の顔を拝めなかったぜ・・)」スッ・・(自分の後ろにある急須を取ろうとする)

ガイウス「すまんが、次に貸してくれんか?」

ヴラドレン「あ、いいっすよ。ちょっと待って・・」じょぼじょぼじょぼ・・

ガイウス「その太い腕・・ハンターかね?」

ヴラドレン「まだまだ駆け出しっすよ。どうぞ」

ガイウス「うむ」じょぼじょぼじょぼ・・(若者に茶を入れてもらう)

女将「すみません」

ガイウス「どうした?女将」

女将「急遽、お一人様、増えたのですが、お客さまの横に席を作ってもよろしいですか?」

ヴラドレン「俺の?全然。ウェルカムっすよ」にこり

女将「ありがとうございます。では、早速・・」かたん・・かたん・・(実に手際のよい早さで座卓に料理を添えていく女将と従業員達)

ヴラドレン「こんな朝早くから客だなんて、儲かってんすね、ここ」あむ(卵焼きを食べる)

ガイウス「老舗旅館だからな。料理の素材も実にいいものを使ってる」あ~~ん(魚の開きを豪快に食べる)

ヴラドレン「この鯖、なんて魚っすか?」ん~しょ(上手に鯖をほぐしている)

ガイウス「お嬢サバだな。きっとフラヒヤから輸入しているのだろう」あ~~ん

ヴラドレン「へぇ・・・(このおっさん・・やけに威厳を感じるけど、見た目からして料理研究家かなぁ・・)」あ~~ん

??「失礼する」

ヴラドレン「お?」ちら

夜叉亥「ブホッ」ザッ(隣の席に男らしい正座をかます、着物を着たつるっぱげの浅黒大男。目はカミソリのように鋭い)

ガイウス「知っとるか?お嬢サバの周りには常にサバスチャンという・・」ちら(奥の大男に気づく)

夜叉亥「・・・・・・・」へこり(目が合い、慎ましく礼を交わす)

ガイウス「あちらさんもハンターかね?」

ヴラドレン「聞いてみりゃ早いっすよ。どうも。お茶、どうっすか?」

夜叉亥「かたじけない」じょぼじょぼじょぼ・・

ヴラドレン「ずいぶん鍛えてるね。ハンターかい?」じょぼじょぼじょぼ・・

夜叉亥「・・・・・・・。力士です」どうも(と、満杯になった湯のみをすする)

ガイウス「力士・・。武者修行というところかな?」

夜叉亥「そんなところです」ブホッブホッ(と、茶が熱かったのか咳をしている)

ヴラドレン「へぇ・・・(さすが観光名所にはいろんな奴が集まるんだなぁ・・)」


カポぉ~~~~~~ん


ヴラドレン「ふぁ~あ・・(さて、飯食ったら、書士隊の捜索にでもあたるか・・。あんまりモタモタしてると、村の外で待機してるゼットに何を言われたか分かったもんじゃねぇしな・・)」あむあむ(咀嚼の速度を高める)

ガイウス「・・・・・・・(よし。これを食べたら、早速UBUの家に行こう)」カツカツカツカツ(小早く茶碗のご飯を掻っ込む)

夜叉亥「・・・・・・・(宿は確保した・・。後はUBUという娘と川村に、邪羅尼様の言付けを伝え、村に現れるやもしれん凍土の刺客が、思惑通り、書士隊を連れ去るか見届けねばならんな・・)」がじりがじり(お嬢サバの開きを骨ごと喰らう)


かちゃりこちょり!カツカツカツカツDASH!ずずずずず!
(大広間のだんらんの中、三人だけがけたたましい音をたてながら各々食事を平らげていく)


カポぉ~~~~~~ん


To Be Continued



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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

10/24(月)0時更新 「インヒューマン」の巻

をお送り致します♪ほいだらばさ!次回も激アツ元気に読も見ようぽけ~








「インヒューマン」の巻

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~カーブーんち(実家)のキッチン....



まさ子「トンコちゃん!おこわ、そろそろそっちに行くわよぉ~~!!」ほわほわほわ煙(でっかい蒸し鍋に敷かれた蒸し布の上に、実にほわほわなお赤飯が激アツの蒸気を立てている。また、まさ子のヘルムも汗をかいているように水蒸気で濡れている)

$あたちのモンハン日記
トンコ「はいニャ~!」したたたたたたDASH!(でっかい寿司桶を頭の上に乗せ凄まじい勢いでキッチンに入ってくる)

まさ子「おりゃああああああああ!!」ぶーーーーーーん煙(でっかい蒸し鍋を両手でかち上げ、中の赤飯だけ見事に空中へすっ飛ばす)

トンコ「ニャニャニャニャニャあせる」あたふたあたふた(あっち行ったりこっち行ったりして着地地点を定めている)


どしゃああああああああんドキッ
(トンコが頭に掲げている寿司桶の中に赤飯が落下していく。空中を舞うお豆さんは神々しく輝いている)


トンコ「ふううううう・・汗」ほわほわほわほわ煙

まさ子「そのまま中庭に持って行ってちょうだい!椀方さん、そっちはどう!?」どしゃーーーーん煙(でっかい蒸し鍋を流し台に置く。その後ろでは寿司桶を掲げたまま急いでキッチンを後にするトンコの姿も)

椀方「順調でさぁ!この椀方!「膳」を代表して、一世一代の吸い物を作ってみせますぜ!!」ずずずず・・(おたまで味を確認している角刈りのよく似合う男)

まさ子「頼むわよ!そっちはどう!?」ばしゃあああああせるじゅううううう煙(バケツの水をでっかい蒸し鍋にかけると同時に物凄い蒸気が上がる)

煮方「時間通り、間に合いますよ。奥さん」ぐつぐつぐつぐつ(板前帽子を被ったぽっちゃり板前。いつものように鼻を垂らしながら、煮物の「具合」をきちんとチェックしている)

まさ子「お願いね!私は香の物を準備するから!」がぽ~~んびっくり(見るからに伝統を感じる漬物壺の蓋を開ける)

焼方「奥さん!魚まだか!?」ダッsss(キッチンに入ってきたのは非常に目つき悪い、角刈りねじり鉢巻を巻いた細身の男。右手には確実に「斬れ味抜群」の出刃包丁を持っている)

まさ子「お父さんまだ!?鯛公望を取りにモガに行ったのよ!」ごちょりごちょりくるくる(壺の中に右腕を突っ込み、すんごいかんましている)

焼方「鯛公望!?そりゃすげぇな」

まさ子「お父さんがテロス密林で活動している「ゲリラの知り合い」がいるのよ!その人が鯛公望を調達してくれて、非公式の航路を使ってモガに輸送してくれたの!」ごちょりごちょりくるくる

焼方「鯛公望を釣れるなんざ、余程の釣り名人なんだろうな・・っと、こうしちゃいられねぇ。魚が来るまで何か手伝うかい!?」びしっ(ねじり鉢巻を「より」締める)

まさ子「中庭を見てきてちょうだい!フラワーちゃん達を手伝ってあげて!」

焼方「かしこまりやしたぁ~!」ズドドドドドドドDASH!

まさ子「あ~忙しい忙しい」ごちょりごちょりくるくる

煮方「でも嬉しそうですよ?奥さん」ぐつぐつことこと(鍋を見下ろしながら、鼻を垂らし、少し微笑みながら問いかける)

まさ子「そうね・・。ほら、うちは馬鹿息子が一人いるだけでしょ?だからこういうのが久しぶりで、つい張り切っちゃうのよねぇ」ごちょりごちょりくるくる

椀方「バステトちゃんは孫みたいなもんですからねぇ。それに、あの子にはなんつ~か、普通の獣人の子とは違う何かを感じるんだよなぁ~」ぐつぐつぐつぐつ

煮方「外見のことかい?」ずずず・・(鼻をすする)

まさ子「ほら、バステトちゃん、目の外側にお化粧したみたいに模様が出来てるでしょ?それが余計にあの子を神格化させているのかもね。うちにとって「ありがたい子」で、あるのは確かなことね♪」ごちょりごちょりくるくる

椀方「目の色も青白くて、なんだか俺、あの子にじっと見つけられると、ドキッとしちゃうんだ」ぐつぐつぐつぐつ

煮方「純真な目で、自分の中の煩悩を見透かされた気分になるんだろう?」クックックックッ(笑うとその振動で鼻水がどんどん垂れていき、鍋の中に入りそうになる)

椀方「ば、馬鹿野郎あせるそんなんじゃねぇやい!でも・・心の中を覗かれてる気はするよなぁ・・」ぐつぐつぐつぐつ

煮方「ほらみろ。やっぱり心当たりがあるんだ」ず~~~~(ぎりぎりのところで鼻水を吸い上げる)


コニー「奥さぁ~ん。お膳が到着しましたにゅ~♪」とっとっとっとっとっはぁ(頭の上に立派な黒い漆器セットを運んでくる)

まさ子「まぁ~!一条青さんが!?」ごちょりごちょりくるくる

コニー「はいにゅ♪」チラリぃ~んキラキラ(コニーの頭の上で黒光りする豪華な漆器セット)

煮方「すごいな・・まるで新品みたいだ」

椀方「馬鹿野郎!新品なんだよ!お食い初めに使う漆器は、新品じゃなきゃダメなの!お前、勉強不足じゃねぇ?」ぐつぐつぐつぐつ

煮方「お食い初めの仕事は今日が初めてだもの。色は関係あるのかい?」

まさ子「男の子の場合は朱色で、女の子は黒なの。最も、近年ではそのへんの区別は関係ないけどね」ごちょりごちょりくるくる

煮方「それを一条青さんが、作ったっていうのかい?」ずずずず・・

コニー「はいにゅ。とっても綺麗に出来上がっていますにゅ♪」チラリぃ~んキラキラ

椀方「食器も作っちまうとは、さすが東方一の美人・・もとい、美男鍛冶師だぜ」ぐつぐつぐつぐつ

まさ子「さ、お喋りはそこまで。その素敵な器に乗せる料理をちゃっちゃと仕上げちゃいましょ♪」


おい~~~~~っす






「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~







~人気激アツ旅館「ユクモ仙郷」....

カポぉ~~~~~~ん
(鹿威しの軽やかな打音が聞こえる木床の回廊を、浴衣姿の二人の男性と同じく浴衣を羽織った獣人が歩いてくる。三人にやや遅れて着物姿のやたらとガタイのいい禿頭の男も同行している)


ヴラドレン「いい所っすねぇ・・ユクモって。飯も最高だし」ちゅんちゅん(左右に見える竹林を見回している)

ガイウス「この土地自体が秘境なのかもしれんな」ちゅんちゅん

コーネリアス「だとすれば、ユクモの先住民はどこからやってきて、この地に根付いたのでしょうか?」

ガイウス「うむ・・時間があればそのあたりの歴史を村長に聞いてみるのもよいかもしれんな」

ヴラドレン「歴史民族博物館なんてものもあるらしいっすよ。公民館の横っすね」(なんか村のパンフみたいの見てる)

ガイウス「時間があれば寄ってみるか・・・ん・・」


・・・・・・・・・・・・・
(回廊の先で女将と何やら話し込んでいるドボルネコヘルムを被った青毛の獣人。その隣には獣人の赤子を抱いている行商バァタイプの老婆も)


夜叉亥「・・・・・(あれは以前、エリア・オブ・ラスで川村と一緒にいた・・・龍之鉄平か・・)」


女将「あら、龍之君。親子でどうしたの?それにネコバァさんも」

あたちのモンハン日記
鉄平「おう。早くにわりぃね。実はさ、ここに泊まってるバベンコって男を探しててさ」

女将「それなら・・・あら、ちょうどあそこに」


ヴラドレン「やぁ。どうしたんだい?」づかづかづか

鉄平「よぉ!実はあんたを誘いに来たんだ♪」ワショーイ(その横では婆さんが「例の」声をあげてる)

ヴラドレン「誘い?肉焼き野外フェスでもあるのかい?」きょとん

鉄平「もっと激アツだぜ。って、よぉ。あんた達も一緒だったか」(ガイウスを見て言う)

ガイウス「何か村で催し物でもあるのか?」

鉄平「フッフッフッフッ。よく聞いてくれたぜ。実はな、俺の子のお食い初めの儀式があるんだ」ワショーイ(横でまた「鳴く」ネコバァ)

ガイウス「ほぉ。お食い初めか・・」

ヴラドレン「って、なんだ?」

夜叉亥「お食い初め(おくいぞめ)とは、生まれてきた子供が一生食べ物に困らない事を願い、また歯が生えはじめたことを喜ぶ意味も含めて、赤子に初めて食べ物を食べる「真似」をさせる通過儀礼のようなものだ。生後100日目頃を目処に行い、地方によっては「歯固め」「箸ぞろえ」「箸始め」と呼ぶ場合もある」

ヴラドレン「ベビーのイニシエーションってわけか。そりゃめでたいな。よぉ♪またあいまちたねぇ~♪バチュテトちゃ~ん♪」むにむに(ネコバァに抱かれているバステトの頬をむにむにする)

バステト「みょうみょ。みょうみょ」(ヴラドレンを指差す)

ネコバァ「はて・・・(凍土と言うておるが・・・なんじゃろうな・・?)」ふむぅ・・

ヴラドレン「いいぜ。その儀式、俺も行くよ」みょうみょ、みょうみょ(まだ指さされて言われてる)

鉄平「よっしゃ♪なぁ、あんたも来いよ!」

ガイウス「むぅ・・どうしたものかな・・」

鉄平「なぁ~いいだろう~!?ついでにそっちのでかい人も・・って、マジででかいな!」(ガイウスの袖を引っ張りながら夜叉亥を見上げる)

ヴラドレン「力士なんだってよ。そういや、まだ名前を聞いてなかったな」

夜叉亥「・・・・・(しまった・・。偽名を考えなんだ・・。そうだなぁ・・・)ごほん。四股名は・・琴猪山(ことちょやま)です」


しーーーーーーーーーーん


夜叉亥「・・・・・・・・・・・・・」

鉄平「なんかむつかしい名前だけど・・琴猪山さん!なぁ、うちの子のお食い初め、見に来てくれよぉ~~~」ぐいぐいDASH!(袖を引っ張る)

ネコバァ「力士とはめでたい!ほれ、昔から神輿、力士、福男、紅白は「何かと」めでたいもんと言うじゃろ~♪」ワショーイ

ヴラドレン「行ってやれば?」

夜叉亥「う~む・・・」

バステト「みゅううううむぅ」じーー(夜叉亥を見上げる)

夜叉亥「ん・・?」ちら

バステト「みょみゃいみゅう。みょみゃいみゅう」(猫指を指す)

夜叉亥「!!(なんと・・今、確かに「如来衆」と言ったような・・・)」たら・・(禿頭に汗をかく)

鉄平「こら、バステト。やたらめったら人様に「人差し猫指」を指しちゃダメだ。指していいのは哀れなあんまん女だけ。いいな?」みょみゃいみゅう、みょみゃいみゅう(と、まだ指差している)

ネコバァ「良かったら、皆さんで来たらどうかの~?この通り、バステトちゃんも喜んでおるよ~」みょうみょ、みょみゃいみゅう(と、ヴラドレンと夜叉亥を交互に人差し猫指で指している)

ガイウス「うむ・・・(今日はUBUに昨日のことを追求したいのだが・・)」

夜叉亥「・・・・・(さて・・どうしたものか・・。まずは川村達に会うのが先決だが・・)」

バステト「ほみゅううううう!!」びっドキッ(両手の人指し猫指をガイウスと夜叉亥に向ける)

ガイウス「!!」

夜叉亥「!!」

バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~~」にょにょにょにょにょにょにょくるくる(蒼白い神秘的なお目目が何やらぐるぐるに渦巻いている)

ガイウス「・・・・・・・・・・」にょにょにょにょにょにょくるくる

夜叉亥「・・・・・・・・・・」にょにょにょにょにょにょくるくる

バステト「みゅうむぅ」むんず(ネコバァの腕にしがみつく)

ガイウス「・・・・・・・・・」ぼけぇ・・

夜叉亥「・・・・・・・・・」ぼけぇ・・

ヴラドレン「どうしたんだい?ふたりとも」お~い(二人の目の前で手を振る)

ガイウス「・・行こう・・・・」

夜叉亥「・・・お嬢ちゃんの・・・めでたいお食い初めに・・」

鉄平「マジか!?やったな!バステト♪」ワショーイ(と、婆さんに持ち上げられるバステト)

バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」ぱちぱちぱち(拍手してる)





~渓流非狩猟地区、ヤマオモイ寓居の秘境エリア....




ヤマオモイ「では書士隊はしばらくユクモに滞在すると?」ザアアアアアアア(断崖から落ちてくる滝を頭に受けながら話している)


UBU「うん。いつまでかは分からないけど、キリの良いところで向こう(旧大陸)に帰るよう仕向ける。だからおじいさまは安心して。絶対に守ってみせるから」(そう言う頭の上には気品溢れるマダムコオロギが乗っかっている)

あたちのモンハン日記
BBB「だってよ。他でもねぇこいつが言うんだ。だから俺達も手を貸すぜ」(頭に派手な色のインコを載せている)

六本木「シュハタガエド。コマッタトキハ、オタガイサマ」

セレストおばさん「良かったね、大家さん。話の分かる子達ばかりでさ」(下で微笑むUBU)

ヤマオモイ「人目を憚らず生きていくのはワシの「性質」に反する。いざとなればユクモを離れるだけじゃよ」ふおんふおんふおん(と、触手のような鰭を動かす)

UBU「そんな・・せっかくおじいさまと知り合えたのに・・あたち達、人間のせいでおじいさまと会えなくなるなんて納得いかないよ」

ヤマオモイ「残念なことじゃが、ワシら、理知を持ったモンスターの力を悪用する者がいる限り、そうはいかぬのじゃ。ワシがいることでお前さん達に迷惑をかけるわけにもいかんしな」

UBU「・・・・・・・・・・」(唇を噛んでいる)

BBB「でもよ、いきなり旅立つってわけでもねぇんだろ?爺さんだって、少なくともこの土地が気に入ってるから、ここにいるわけだしな」

ヤマオモイ「そりゃそうじゃな。ユクモ地方は自然も含め、淀みが少ない。極一部のエリアから、黒い意志を感じるがな」

BBB「坊主共の拠点がある本堂だな」しっしっしっしっ

ヤマオモイ「それと少し気になることもあってな・・」ふおんふおんふおん・・(触手を顔にあて、考えこむ様子をみせる)

セレストおばさん「大家さんをここに導いたっていう、不思議な力についてかい?」

UBU「それって・・」

ヤマオモイ「何者かの意志に導かれ、ワシがこのユクモに降り立ったとは前にも言うたはずじゃな」

UBU「うん。それがなんだか分かったの?」

ヤマオモイ「うむ・・。うまく説明は出来んが、本当にワシをユクモに導いた主がいるのだとすれば、その者はおそらく自分の意志を対象に伝えることが出来る力を持っているのだろう」ふおんふおんふおん

UBU「ほえ・・テレパシーってやつかな」

BBB「すげぇな。まるで小説の話みてぇだが・・・爺さんはそいつをどうやって感じたんだ?」

ヤマオモイ「直感じゃ。気がついたらユクモへ行くのが「当たり前」のような感覚になっておったのじゃよ」ふおんふおんふおん

BBB「完全に思考を支配されちまったってわけか・・」

UBU「俗に言う、洗脳ってやつだね」ふむ・・

セレストおばさん「そんなことが出来る生き物が、このユクモにいるっていうのかい?」

ヤマオモイ「仕組みは分からん。じゃが、かつて大陸に存在した、強大な力を持った一部の龍族は、言語を発しなくても、互いの意志を共有したという。おそらくその主も、同じ力を持っているのじゃろう」

BBB「強大な力を持つ龍族か・・。確かバアル・ゼブルも他の邪龍共と、頭の中で「通信」出来ると言ってたな・・?」ちら

UBU「・・・・・・・。それが本当だとして、どうしておじいさまをユクモに?」

ヤマオモイ「理由は知らん。じゃが、ワシをユクモに呼び寄せのには、必ず目的と意味があるということじゃ」

UBU「確かに・・おじいさまのユニークスキルのおかげで、ユクモ地方はより自然が豊かな土地になり、その影響からか観光客も増えた・・そして何よりおじいさまの恩恵を受けたのは・・」

BBB「バステトとカーブーだろうな」

UBU「・・・・って、ちょっと待って!それじゃあ、その二人のどっちかがテレパスだっていうの!?」

ヤマオモイ「断定は出来ん。じゃが、その可能性は高いということじゃな」

BBB「カーブーの野郎かもな。ほら、目が見えねぇと第六感が開花するっていうじゃねぇか。それにあいつも「一応」ハンターだ。網膜の間に、新たなスキルが覚醒していてもおかしかぁ~ねぇ」

六本木「カーブー、グレードアップ。カーブー、テレパス。カーブー、インヒューマン」

UBU「えーーーーーー!?」ガガーーーンえっ

セレストおばさん「それにカーブーは、大家さんの体内に長いこといたしね。不思議な力が身についたのかもしれないねぇ」

UBU「ええーーーーーー!?」ガガガーーーンえっ

BBB「それが本当ならカーブーは、龍族に匹敵する力を持った「大陸より選ばれし者」ってわけだな」

UBU「おえええええーーーーーー!?」ガンガンガンガガーーーンえっ

六本木「カーブー、メシア。カーブー、ヨゲンシャ。カーブー、インヒューマン」

UBU「認めへん・・・」ふるふる

BBB「ん・・?」

UBU「認めへんで!!あんなボンクラがテレパスだなんて!!あたちは絶対に認めへんでぇええええええ!!!!」


わきゃあああああああああああああ
(へんてこりんな雄叫びと共に、まるで蜘蛛女のような動きで崖をみるみる登ってエリアアウトしていくあんまん女)


BBB「あっちの方がよほどインヒューマンだ汗

六本木「UBU、ヴィラン」たしっ(足を出し、BBBとハイタッチを交わす)

ヤマオモイ「それはそうと、本題はなんじゃったのじゃ?」ふおんふおんふおん

BBB「ああ、そうそう。歯固めの石を貰いにきたのよ」

ヤマオモイ「じゃからそれは先日断ったのじゃが・・」い~(インプラントの真っ白な歯を見せる)

BBB「だからよ、その歯に付いている「歯石」をくれよ」チョリ~んピッケルグレート(「いい方の」ピッケルを出す)

ヤマオモイ「・・・・・・・・・」(困った顔をしてセレストおばさんを見つめる。笑顔で同意を示すセレストおばさん)





~渓流非狩猟地区、森林エリア....


とぼとぼとぼとぼ・・
(森林を砂まみれの姿で歩くドボルヘルムの男)

あたちのモンハン日記
カーブー「許せん・・!ゴンザレスの奴等め・・!気絶した俺に砂をかけ、生き埋めにしようとは・・・見つけたら「VSシビレ罠」にかけ、口の中にゲゲゾンのフンを入れてやる・・!!」フッフッフッフッ・・(そう言う右手には、なんかぺっちょりした見るからに有害物質を掴んでいる)

とぼとぼとぼとぼ・・

カーブー「目が覚めた時には盗賊猫も姿を消していたし・・・ついてない日だ・・」しょんげり(我に返ったのか、ゲゲゾンのフンを地面に放り投げる)

はぁ~~~~~~~~~~
(倒木の上に腰をかけるドボル。元気だせ)

カーブー「・・・・・・・・・・・」ふぅ~~~

????「刻限を持て余すな。赤眼を畏れぬハンターよ」(何処からか濁った声がする)

カーブー「ん・・・・・」ちら


ドスン・・ドスン・・
(森の奥から姿を見せる刻竜)



????「お前を呼んでいるぞ。村へ急げ」ドスン・・ドスン・・

カーブー「呼んでる・・・って、誰がだ?母ちゃんか?って、あ!!しまった!!今日はバステトのお食い初めの日だった!!」パカーーーんびっくり(ショックで口元が左右に開く。何度も言うが、カーブーのドボルヘルムは口の所がパカっと開くのだ!!)

????「確かに伝達はした」ドスン・・ドスン・・(再び森の奥へと消えていく黒い飛竜の後ろ姿)

カーブー「ちょっと待て。伝えたって、誰かに頼まれたのか?」

????「我は龍の子のインターフェースに使われただけ。どういうわけか、お前には届かないらしい」ドスン・・ドスン・・

カーブー「はぁ?」ぷらんぷらん・・(左右に開いた口元がだらしなく開閉を繰り返す)


ドスン・・ドスン・・
(再び漆黒の森の奥へと消えていく刻竜)


カーブー「全く変わった奴だ」フッ・・


??「ノウン健一もあんたが呼んだわけ?」


カーブー「??」きょろきょろ


・・・・・・・・・・・・・・
(茂みの奥で妖しく光る人型の眼光)


カーブー「UBUさん・・?何やってんすか?」


UBU「認めへんで」


カーブー「はぁ?」ぷらんぷらん・・


UBU「あんたが・・あんたが選ばれし者だなんて・・・・あたちは絶対に認めへんからなぁああああああああ!!!!」バサッDASH!(勢い良く茂みから飛び出してくる。勿論、頭には小枝とか毛虫とかゲゲゾンがくっついている)


わきゃあああああああああああああ
(と、へんてこりんな金切り声をあげ、まるでターザンのように木々の枝をジャンプしてエリアアウトしていくあんまん女)


カーブー「・・・・・・・・・・・・」ほじほじ(空いた口元から指を突っ込み、スクリュー方式にて鼻をほじりながらそれを静観するドボル)


わきゃああああああああああ・・・・・
(渓流地区にこだまする実に不愉快な謎の咆哮。森から小鳥たちが飛び去っていく)


To Be Continued青い鳥





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あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

10/26(水)0時更新 たぶん「なぜなに★あたモンのおコ~ナ~」

をお送り致します♪ほんじゃマジでさ!!次回もしっかり読もうねにま~










王立古生物書士隊とはなんぞや~なぜなに★あたモンのおコ~ナ~♪

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どうぼ。あたモン作者ですaya今日の『なぜなに★あたモンのおコ~ナ~』は、現在進行中のストーリーモードでも活躍中ビックリマークモンハン世界観に欠かせない存在である王立古生物書士隊を公式概要と共に学び、そしてあたモン世界観における書士隊の注釈をばしていきたいと思うておりますayaそうと決まったら早速、「探求」という名の「心のブーブくるま2」に乗って、制限速度を守りつつ、学習という人生の道標を辿っていきましょうsss(作者は最近免許の更新(ゴールド)をいってきたばかりaya)ほいだら、まずブーブのドアを開け・・


ガチャッ



$あたちのモンハン日記
ボガアアアアアアン!!







~王立古生物書士隊とはなんぞや

ゲーム内においてもよく目にする書士隊という言葉。正式には「王立古生物書士隊」といい、以下にその公式概要を引用させていただいきます。


王立古生物書士隊:王国の頭脳である“王立学術院”に所属する王国書士隊は研究員である王国書士官の管轄の下、各地の情報を集める隊員とハンターで構成されている。その目的は、あらゆる分野における研究、およびその結果を書に残すこと。そして、各地に散らばる書物や資料を収集、編纂し、大いなる知として体系づけることである。~以上『復刻/ハンター大全』冒頭より引用



以上から所属と組織概要及びその目的は広義には理解出来ます。ではアカデミーがある王国とはどこなのでしょうか?ほいだら次はwikiによる解説を見てみましょうy’s



古生物書士隊(王立書士隊):西シュレイド王国において「王国の頭脳」と称される王立学術院の研究員である王国書士官と、情報収集役のハンターによって構成される研究機関。ハンターズギルドの助力なども受けながら、モンスターの生態や自然環境、人類文化まで、モンスターハンター世界のありとあらゆる分野の情報に対して収集と研究、記録を行っており、ハンターという職業そのものも、辺境における特殊な存在として、アイテムや装備などが研究対象になっている。中には自身がハンターとなり、狩猟を通じてモンスターの生態を探っている書士官もいる。
「ハンター大全」をはじめとするモンスターハンター関連の企画出版物は、この書士隊の手によって編纂され、モンスターハンターの世界で出版された図鑑や辞典のような書物という設定になっている。
~以上『wiki/モンスターハンターシリーズ』より引用




過去のハンター大全に記載されている書士隊の記述を基に、端的かつ上手にまとめあげていると思われます(´v`)書士隊のポストを理解したところで、次は「王立学術院」について学んでいきましょうむぅみゅううう



王立学術院:西シュレイド王国にある王立学術院には多数の書籍が保管され、また、多くの書士を有しており、それぞれが代々にわたって得意分野を調査し、記し続けている。かつては“小さき人”の姿も見られたが、今では都心でその姿を見かけることは少ない(彼らの知識は多くの謎を解き明かす近道であるはずなのに)。なお、学術院には貴族階級、もしくは一定ランクのハンターのみが出入り可能となっている。なぜならば一般人や一般ハンターにとって、難しい学術的な事はあまり必要はないからだ。要は何が有効で何が危険かがわかっていればいいわけで、それらは人々のあいだで基本知識として広まっている。
以上『復刻/ハンター大全~龍声人語』より引用




ほほぉ・・何やら格式の高そうなアカデミーでごわすねえー一般の無骨なハンターは入っただけで「こらっむぅ」って言われてしまいそうです。また、シュレイドに関するまとめデータ等は当ブログの・・

シュレイドと大いなる竜の災厄~なぜなに☆あたモンのおコーナー


をご参考までに(´3`)~♪

どうです?だいぶ「みえてきた」のではないでしょうか?
そしたら次はその構成員である書士隊のメンバーに関する情報を・・

モンスターハンター大辞典 Wiki<世界観/王立古生物書士隊


から学びましょう。ハリーさんの声がかの若本規夫さんだったとは興味深いですね。先日のストーリーモード内での台詞にてオマージュさせて頂きましたぽけ~また、同話内にてUBUが言及している「砦のドラゴン」をはじめとする未確認モンスターもまたハンター大全内でその貴重なスケッチを確認することが出来ます。おそらくプロット段階での設定資料なのでしょうが、往年のファンタジー要素の影響も感じられ、個人的にはとても参考になりましたにま~

どうです?そろそろ読者の皆様方も「だいぶ今回の中継ぎ記事も作者は楽してるなぁ~ぽ~」とお思いになる頃でしょうか、これでオフィシャルによる書士隊の概要はご理解頂けたと思います。

然らば続きまして「あたモン世界観における書士隊の立ち位置」を以上のデータを基に注釈していきたいと思いますくるま2←忘れていませんか?「心のブーブ」の存在(爆発してしまったが)を



~あたモン世界観におけるロイヤルアカデミー
$あたちのモンハン日記
上イメージ画像はシュレイド南のアルコリス地方(狩猟フィールド名「森丘」)

ストーリーモード内の台詞にてしばしば目にする「ロイヤルアカデミー」という言葉。そのまま王立学術院のことです。英語圏では

王立学術院=Royal Academy
王立古生物書士隊=Royal Paleontologist

と呼ばれているんですね~。勉強になりますダイスキッッ!!
さて、このロイヤルアカデミーの所在地は公式でも「西シュレイド王国」と明言されています。あたモンでは更にそこから掘り下げ、その場所を西シュレイド最大の都市にして王都「ヴェルド」に置かせて頂きました。ガイウス書士とコーネリアス書記はヴェルドから遥々新大陸までやってきたのですね。その交通手段や距離に関連する記事は・・

ユクモ~ドンドルマ間は一日で行ける距離?~なぜなに★あたモンのおコ~ナ~♪

をご参考までににま~

また、ストーリー内ではロイヤルアカデミーの他、ワイバーン・カレッジ・アルコリス(あたモンオリジナル)も存在し、ガイウス書士の論文はこの通称ワイバーンカレッジに多大な影響を与えています(ガイウス書士のバイオグラフィー及びワイバーンカレッジの概要は現在進行中の「書士隊編」が終わり次第、中継ぎ記事にてUPしようと思うております)。



~ジョン・アーサー氏は何処へ・・


貴重な生態樹形図を作成した元書士隊の筆頭士官ジョン・アーサー。オフィシャルにおいても彼の高名は至るところで見られ、そしてその謎の失踪?に関する記述もまた、各ハンター大全に記されています。


しかし彼はある日
「まだまだ未発見の生物がこの地方に存在する」
という言葉を残し、深い森の中へと姿を消した



まるでアガサ・クリスティ著、「そして誰もいなくなった」の被害者達のように、忽然として消えてしまったジョン・アーサー氏。その行方、末路を知る者は現在の公式設定では見られず、おそらく彼が再び姿を見せることもまたないでしょう。

あたモンストーリーモード内ではガイウス書士にUBUが

「今度はこっちからの質問。前任のジョン・アーサーが消息不明になったっていう「深い森」って、太古の森のことでしょ?」

と問いかけるシーンがあり、その後、独自の見解を述べています。これは今後のストーリー展開を示唆するものなのか、まだまだあたモンから目が離せないでしょうにま~
また、あたモン世界観における太古の森とフォンロンについては・・

あたモン世界における新大陸の火山地区の所在地

をご参考までに。私事的には結構興味深いマニアックなテーマをオフィシャルと共に歩んでいるな・・照れると自画自賛。作者と共に公式設定とあたモン世界観を学んでいくコーナー。それが「なぜなに★あたモンのおコ~ナ~」なのですキラーンわははは(から笑い)


そんなわけで今回は王立古生物書士隊について学んでみました鉛筆
皆様の「探求」という名の「心のブーブ(惜しくも爆破)」もまた燃え尽きた頃でしょうか、今回も、ほんとは楽するつもりで書いた記事内容に結構時間を費やしてしまったので今日は・・


ザ・おちまいはーい






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

10/28(金)0時更新 「恐怖 あんまん怪人の甘い罠/前編」の巻

をお送り致します♪待ちに待ったバステトの「お食い初め」♪楽しげに盛り上がる儀式の最中、嫉妬に狂った「あの女」の魔の手が忍び寄る・・そんだらばさ!次回もあんまん頭に乗っけて読も見ようぽけ~









「恐怖 あんまん怪人の甘い罠/前編」の巻

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~カーブーんち(実家)の中庭....


わあああああああああ♪
(大歓声の中、よっこらよっこらと二足歩行で「上手に」バランスを保ちながら歩くバステト。その背中には紐でくくられた「まあるくてでっかいお餅」を背負っている)

バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」よたよた(村人の温かい目に包まれながら、よたよたと進む)


フラワー「頑張って♪バステト~♪」(背後では見慣れた村人の面々も声援をあげている)

あたちのモンハン日記
鉄平「その背中に背負ったまあるい餅のように、バステトが食いっぱぐれなく、一生丸く長生き出来ますように・・!」うう・・(泣きながら祈ってる)


バステト「ほにょにょ」よよよふん(足がもつれる)


フラワー「踏ん張るのよ!バステト~!!」ぎゅううう(感極まり旦那の首をしめる)


バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~♪」しゅたっ(なんとかバランスを取り戻す)


おおおおおおおおおお♪
(今日一の感嘆の声が中庭エリアに広がる)



まさ子「カーブーが赤ちゃんの頃を思い出すわ・・。あの子ったら、ちょっと目を離した隙に、お餅を背負ったまま大砂漠まで走って行ってしまったんだっけ・・。峯山龍に飲み込まれるんじゃないかって、都市のハンターやガーディアンの力を借りて上空から気球をあげて大捜索したのを今でも覚えているわ」じ~ん・・

$あたちのモンハン日記
ロージー「何の迷いもなく、重たいお餅を背負って歩く健気なバステト・・・可愛い~♪」(左肩のドスビスカスも葉っぱの手を叩いて応援している)


バステト「パァ~パァ~♪マァ~マァ~♪」よっこらよっこら(´v`)


フラワー「ほら、鉄平!バステトが私達の名前を呼んでるわよ!」ぐんぐんDASH!(感極まり旦那の首を締めながら我が子を見つめる)

鉄平「ああ・・我が子の英姿・・・水没林にいる・・一也や伯爵達にも・・・見せたかったぜ・・」ぐんぐんぐんサーーッッ・・・(一落ち寸前)


モミジィ「ネコバァや。そろそろでごニャるかな?」ガッドキッ(片手に赤い番傘をしっかと握っている)


ネコバァ「そうじゃね~・・・準備はいいかい?皆の衆」ちら(背後にはそれぞれ鮮やかな色の番傘を持った「おじいやおばあ」が立ち並んでいる)

石塚さん「いつでも・・ですぞ」スッ(お気に入りの野球帽を深く被り、青い番傘をネコバァに手渡す)

ネコバァ「よし今じゃ!バステトちゃんを囲むんじゃ~!!」わああああああDASH!(番傘を持った「おじいやおばあ」が一斉に飛びかかる)



ワショ~~イ♪ワショ~~イ♪
(俯瞰視。でっかい風呂敷を背負いよちよち歩くバステトを中心に、色とりどりな傘がくるくる回っている)



$あたちのモンハン日記
コノハ「わぁ~♪綺麗ですねぇ~!いろんな色の傘がいっぱい♪」ワショ~~イ♪

$あたちのモンハン日記
ササユ「ユクモに代々受け継がれる一升餅の儀式なんですって」ワショ~~イ♪

$あたちのモンハン日記
ヨッコ「でも、なんで傘なわけ?」ワショ~~イ♪(ギルガが三人とも来てることから、現在集会浴場は「休憩中」であることが伺える)


村長「未来を担う子供に災いが降りかからないように、村のお年寄り達が傘を掲げて守っているんですの」ワショ~~イ♪


麻生「世代交代の意味も含まれているのか・・。まだまだユクモの民俗学を学ぶ必要がある」ふむ・・(並んで儀式を見守る村長と麻生をにやにやして見ている陽子とコノハ)


ワショ~~イ♪ワショ~~イ♪
(たのしげによっこらよっこらと進むバステトを覆う七色の傘のカーテン)


ガイウス「傘を差しているにも関わらず、実に晴々しい光景だな」ワショ~~イ♪

コーネリアス「郷に入っては郷に従え・・。こういう土地土地の文化が見られるのも、旅の良いところですよね」カキカキカキ(ダイアリーを広げ、儀式の詳細を書き記しているようだ)

ヴラドレン「こりゃ確かにめでたい祭りだ(出来れば棟梁と一緒に見たかったなぁ・・)」ワショ~~イ♪

夜叉亥「うむ・・(本来はのんびりしていられないのだが・・ん?あれは・・)」


がさりごそり・・
(と、庭の垣根があやしく揺れる)


あたちのモンハン日記
カーブー「おっ。やってるやってる」ばさっはぁ(垣根を掻き分け、自分ちの中庭に「イン」してくるカーブー。ドボルヘルムの目を「クワッ」と見開き、周囲の状況を確認している)

ロージー「あ、お兄ちゃんだなぽ~」ワショ~~イ♪

カーブー「やってんなぁ~。それにしても、じいちゃんばあちゃん達の方が盛り上がってないか?」ワショ~~イ♪ワショ~~イ♪

ロージー「あれ、お兄ちゃん。UBUちゃんと一緒じゃないの?」

カーブー「ん?何言ってんだ。UBUさんならさっきからあそこに・・」


きゃあああああああああああ!!


カーブー「なんだ!?」


あわわわわわわわ・・・・
(傘を持つおじいやおばあ達が立ち止まっている)


カーブー「どうしたんだ!?」(おじいおばあを掻き分けてくる)

ネコバァ「バステトちゃんの背中から・・・」あわわわわ・・

カーブー「ん・・・・・・」ちら


ほわほわほわほわほわ・・・煙
(きょとんとしながらこっちを見ているバステトの背中から、モクモクと湯気がたっている)


フラワー「煙・・・・・」ざわざわざわざわ・・


バステト「みゅうううう?」ほわほわほわほわ・・煙(背中からすんごい煙が出てる)

カーブー「バステト。ゆっくり・・。ゆっくり背中を向けるんだ」

バステト「ほみゅう?」よった・・よった・・(言われたとおりに背中を向ける)

カーブー「・・・・・・・・・・・・・びっくり


ほわほわほわほわほわ煙
(バステトの背中に紐でくくられている「白くてまあるいフワフワした物体」)



フラワー「お餅・・・じゃない・・?」

鉄平「ああ・・。あれは・・・・」


バステト「みゅうう?」ほわほわほわほわほわ煙


カーブー「間違いない。あんまんだ」






「あたちのモンハン日記」
~恐怖 あんまん怪人の甘い罠/前編~







ざわざわざわざわ・・・
(たのしげな儀式は一変、中庭エリアに不安のどよめきが反響する)


$あたちのモンハン日記
チェルシー「赤ちゃんのお餅が・・・」ざわざわざわざわ・・・

$あたちのモンハン日記
トンコ「あんまんになったニャ・・」ざわざわざわざわ・・・


バステト「みゅう?」ほわほわほわほわ煙(背中から湯気を出しながら、不思議そうに周囲の大人たちを見回している)


ネコバァ「なんじゃね~・・こりゃ~・・」ほわほわほわほわ・・

モミジィ「いつの間に、あんまんになったんじゃ?」ほわほわほわほわ・・


ガイウス「何事だ?」

ヴラドレン「さぁ・・どうしたんすかね?」むしゃむしゃ(ササユが呑気に配ってる茶菓子をちゃっかり頂いている)


まさ子「そんな・・・私が三日三晩「寝かせた」お餅が・・・・」クラッ

ロージー「きゃあああああせるお母様!」たしっドキッ

カーブー「そんなに騒ぐことじゃないだろう?たかだか餅があんまんに・・・」

ずがーーーーーんぎくっ
(勢い良くすっ飛んできた父(片手にはそれもう「妙に赤黒い」鯛公望を手にしている)に飛び蹴りを喰らうカーブー)

カーブー「てめぇ!!何しやがるクソ親父!!」ガバッ煙


玄竜「黙れクソ息子め!!穀潰しである貴様には、母さんがどれだけ今日の儀式を楽しみにしてきたか分からんのだ!!」パァーーーーーーンびっくり(立ち上がろうとした息子の頬を鯛公望の横っ腹でおもいっきりぶん殴る)

焼方「お、魚が到着したな。コニー、そいつを貰って中で捌くぞ」


コニー「はいにゅ」

したたたたたたたたはぁ
(蹲る息子を上から睨みつける玄竜の下に駆け寄り、その手から「妙に赤黒い」鯛公望を奪っていくコニー)

玄竜「カーブーよ。父は情けないぞ。母さんが楽しみにしていた儀式を台無しにするとはな・・」ううう・・(マスク越しに溢れ出る涙)

カーブー「はぁ!?俺は何もしてねぇ!!犯人は・・」

すあま「どけどけぇ~!!事件解決はうちらにまかしぃ~!!」ずどどどどどsss(おじいやおばあを跳ね除け、嫌がるリカとザンコの手を引っ張って走ってくる、子供用撫子装備(色はえんじ色)を纏ったおかっぱ中三女子)

玄竜「おお。探偵団の諸君か。この度はうちの息子が大変なご迷惑を・・」パかぁ~んびっくり(息子に頭をどつかれる)

カーブー「俺は何もやってない!あんまんといえば、UBUさんだろ!?どうせ今回もUBUさんの仕業に違いない!!」


リカ「え~。でもUBUさんの姿はどこにも見えませんよぉ~?」きょろきょろ

$あたちのモンハン日記
トンコ「そうニャ!ずる賢いこいつ(カーブー)はUBUにゃんのせいにしようとしてるんだニャ!!」ぺぇ~んびっくり(カーブーの膝をおもいきり肉球で叩く。「いちっ」って顔するドボル)

あたちのモンハン日記
ザンコ「早いところ、自白なさったらどうですの?」ふん


ざわざわざわざわ・・・
(村人の疑念を示す視線がカーブーに向けられる。また同時に飛び交う雑談の中から「また川村さんとこの息子さんですって・・」「まさ子さんもお可哀想に・・」といった「世間の声」も聞こえてくる)


すあま「どや。これが現実や」ざわざわざわ・・(すあまの背後から向けられる非難の声と冷たい視線)

カーブー「違う!!俺はやってない!!」

鉄平「儀式を台無しにしやがって!!うちの子の餅を返せ!!そうじゃなきゃ村から追放だ!!」い~ぞぉ~龍之~!(などと飛び交う野次)

ガイウス「あの青年が疑われているのか」つぅ~いほぉ~!!つぅ~いほぉ~!!(飛び交う追放チャント)

ヴラドレン「まったくしょうもないガキですね。被ってるヘルムもダサいし」あむあむ

夜叉亥「・・・・・・(川村よ・・。俺はお前を信じているぞ・・)」つぅ~いほぉ~!!つぅ~いほぉ~!!

カーブー「違う!!俺は・・・・はっびっくり


カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
(自宅の壁をGのように這い登っていく撫子装備を着たハンターの背中)


カーブー「いた!!あいつだ!!あいつがやったんだ!!」びっ(指差す)

すあま「どこや?」

リカ「誰もいないですよぉ~?」

カーブー「いるだろ!?屋根の上だ!!」


う~む
(屋根の上から下を見下ろし、様子を伺っているあんまんの女の姿)


すあま「なんもおらんやん」

ザンコ「まったくしょうもない言い逃れですこと」ふん

カーブー「はぁ!?どこを見てるんだ!!いるだろ!?UBUさんが!!」(皆に向かって必死に指を差すその背後では、再び家を這って移動していくあんまん女の姿が)

コノハ「え~?どこですぅ~?」

ヨッコ「UBUちゃんなんていないじゃない。素直に容疑を認めたら?川村」まったくもぉ~

カーブー「どこを見てるんだ!!ほら、あそこにいるだろうが!!」(指差す背後では、開き窓から家の中に侵入していくあんまん女の姿が)

鉄平「嘘つくんじゃねぇ!!この野郎!!」ガスッsss(渾身のボディブロー)

カーブー「うぷっ・・・」パかぁ~ん・・(全身を突き上げる衝撃により、ヘルムの口元がだらしなく開く)

すあま「吊し上げるんや。磔刑に晒して、罪を認めさせるで」さぁ~らぁ~しぃ~!さぁ~らぁ~しぃ~!(悍ましいまでの「晒し」チャントが飛び交う)

カーブー「お前らじゃ話にならん!!そうだ・・村長さん!!麻生さん!!常識のあるあなた達なら、さっきのUBUさんの姿が見えたでしょう!?」(そう言ってる自宅の窓からひょっこり顔を出しているあんまん女のまあるい顔)

村長&麻生「・・・・・・・・」ふりふり(うつむきながら首を左右に振る)

カーブー「えーーーーーーーー!!」

すあま「決まりやな。若い衆!みんなで罪人を吊るし上げるんや!!」




~5分後....



ちゅんちゅん青い鳥
(中庭エリアの中央に置かれた磔柱(はりつけばしら)に、鎖で手首・上腕・足首・胸・腰部を固縛され、磔刑に処されているカーブーと、その周りを囲う村人達の姿)


カーブー「なんだこのイカれた風土は!?まるでやばい儀式じゃないか!!狂ってる!!俺の生まれ育った村は、「やっぱり」まともじゃなかったんだぁ~!!」

トンコ「お前が言うニャ」ブスッ(ベリオSネコ包丁のさきっぽで脇腹を突く。「いちっ」って顔するドボル)


バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」きゃっきゃっ(まさ子の胸に抱かれながら、この異常な光景に喜んでいる)

まさ子「カーブー!!少しはそこで頭を冷やしなさい!!」

カーブー「母ちゃん!!俺はやってないんだ!!だいたい証拠があるのか!?」つんつん(村の子供達に股間のあたりを小枝でつんつんされてる)

ロージー「見損なったわ!!お兄ちゃん!!最初から見損なってるけど!!」ぷんすかぷんぷん

カーブー「証拠を出せぇ~~!!鎖を解けぇ~~!!だいたい、こんな狂った「冤罪劇」を観光客の人達が見たらどう思う!?時代錯誤もいいとこだぞ!!まるで魔女狩りじゃないか!!」つんつん

トンコ「黙れ、罪人」ブスッ(再びベリオSネコ包丁のさきっぽで脇腹を突く。「いちっ」って顔するドボル)


コノハ「どう思いますぅ~?」ちら(ガイウス達を見る村人達)

ガイウス「村の掟には逆らえん」

ヴラドレン「悪いことをしたのなら罰則は当たり前でしょう?そのレギュレーションはどこのフィールドでも同じっすよ」どうも(と、まだ呑気にお茶を配給しているササユから湯のみを受け取る)

夜叉亥「・・・・・・(耐えろ川村・・。貴様が本当に無罪というのならば、今は耐えるのだ・・)」うう・・

ヨッコ「だって。どうする?」ちら(実に悪どい顔をしながら木に括られたカーブーを見上げる)

カーブー「この魔女め!!どうするもこうもねぇ!!俺はやってもいなし、儀式も壊していな~い!!」つんつん

鉄平「まったくしょうもねぇドボルだ。同じドボルとして俺は情けねぇよ・・」しょんげり

フラワー「まぁまぁ。おしおきはこれくらいにして、次の儀式に移りましょう♪」ぱんぱん(手を叩いて皆を促す)


ざわざわざわざわざわ・・
(中庭エリアに散開していく村人達。その中には呑気に茶を配るササユの姿も)


カーブー「・・・・・・・(しかし珍妙だ・・。悪乗りが好きな連中はほうっておくとして、あの村長さんや麻生さんをはじめ、真面目なフラワーまでもがUBUさんの姿を捉えきれていないとは・・・一体・・・)」ちら(家の方へ視線を移す)


フリフリフリフリバイバーイ
(家の窓から半身を出し、こっちに向かって手を振っているあんまん女)


カーブー「あのあんまんクソ女!!みんな、家の中だ!!家の中にUBUさんが隠れているぞ!!」つんつんつんつん(まだ子供たちに股間を中心に小枝で突かれている)

鉄平「まだ言ってやがる。おい、誰か家の中を見てこいよ」


雨音「じゃあ私が・・」

カーブー「おお!!これぞ天の助け!!清廉潔白な雨音ちゃんなら、邪道なこいつらと違い嘘をつくことはないだろう!!頼んだぞ!!雨音ちゃん!!」かぁ~~んびっくり(陽子に小石を投げられる)

雨音「・・・・・・」こくり


てってってってってってっはぁ
(足早に家の中に「イン」していく雨音)


ロージー「家の中って誰かいたっけ?」

ファイヤージンガー「膳の三巨頭(椀方、煮方、焼方)やコニー達が料理の準備してるんじゃねぇ?」

まさ子「UBUちゃんが家の中にいるなら、誰か気づくはずだけどね・・」

バステト「ほみゅううううううう」にょにょにょにょにょにょ(蒼白い両目をぐるぐるさせる)


カーブー「頼むぞ・・雨音ちゃん・・!!」つんつんはぁかぁ~~んびっくり(股間つんつん&小石を陽子に投げられてる)



ぎゃああああああああああ
(家の中から汚い男の悲鳴が轟く)



鉄平「なんだ!?」


てってってってってってっはぁ
(足早に家の中からアウトしてくる雨音)


ロージー「雨音ちゃん!何があったの!?」

雨音「はい。家の中にUBUさんの姿はなく、代わりにお食い初めに使うはずだったお料理が、すべて「色とりどりなあんまん」にすり替わっていました。今の悲鳴はそれに気づいた三巨頭(椀方、煮方、焼方)のものです」

鉄平「なにぃ~~~~~~~!?」カポぉ~~んジャンプ(ショックでヘルムが宙に飛ぶ)

ロージー「お兄ちゃん!!何をしたの!?」むぅ~ぷんぷん

カーブー「バカ!俺はここにいたんだ!!すり替えられるわけないだろう!!」つんつんはぁかぁ~~んびっくり

鉄平「お前が何か仕掛けたのは分かってるんだ!!いい加減、吐け!!」こちょこちょこちょ(足の裏をこちょこちょする。面白がって真似する子供たち)

カーブー「うひゃひゃひゃひゃひゃ!!違う!!俺じゃ・・・はっびっくり


フリフリフリフリバイバーイ
(二階のベランダから呑気に手を振ってるあんまん女。片手には盗んできた料理の一部だと思われる「紅白のかまぼこ」を持っており、それをつまんでいる)


カーブー「ベランダだ!!」うひゃひゃひゃひゃひゃ!!

鉄平「ああ?」ちら

ロージー「どこにいるのよ?」むぅ~照れる

カーブー「かまぼこ食ってんだろうが!!ベランダでぇええええええ!!」うひゃひゃひゃひゃひゃ!!(くすぐられてるカーブーのヘルム越しで手を振ってるあんまん女)

鉄平「この嘘つきめ!!こうしてやる!!」こちょこちょこちょ!!(「こちょの手」を更に早める)

カーブー「わひゃあああああああああせる(おかしい・・!くすぐられているからではなく、確実に何かがおかしい・・!!一同に見えないあんまんの女の姿・・・そして俺にかけられたこの冤罪劇・・!!一体、この自宅エリアに何が起きているんだ!?この珍妙なトリックを仕掛けているのは果たして・・・)」あ~はははははは!やめろってぇ~あせる

バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」きゃっきゃっ(´v`)(母の胸の中から、いたずらされているカーブーを見て異常に喜んでいる)

To Be Continued青い鳥




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

10/30(日)0時更新 「恐怖 あんまん怪人の甘い罠/後編」の巻

をお送り致します♪そしたらマジでさ!!次回も両手に持ったあんまんで顔を挟み込みながら読も見ようよぽけ~



「恐怖 あんまん怪人の甘い罠/後編」の巻

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~カーブーんち(実家)の中庭....


あ~ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!やぁ~~めぇ~~てぇ~~~~~
(晴天の下、中庭エリアの中心で磔刑に処されたカーブーが、鉄平や子供達に足の裏をひたすらにくすぐられいる。そして茶菓子を食べながらその光景を静観している村人達)

あたちのモンハン日記
鉄平「やいこら!吐け!!ばあば(まさ子のこと)達が一生懸命作った、選び取りに使う料理をどこへ隠しやがったぁ~!!」こちょこちょこちょはぁ(と、より「こちょの手」の速度を上げる)

あたちのモンハン日記
カーブー「うひひひひひひひ!!俺は知らなっ・・あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」


まさ子「カーブー!!どこに隠したか言いなさい!!」

バステト「きゃっきゃっきゃっきゃっきゃっ♪」ぱんぱんぱん(手を叩いて喜んでいる)

カーブー「俺じゃ・・なひゃあああああああ」パかぁ~んドキッ(笑いすぎてヘルムの口元が左右に開く。中は「すごいよだれ」)

$あたちのモンハン日記
コノハ「うわっあせるきたなっ!」(リアルに引いてる女子達)

$あたちのモンハン日記
ヨッコ「殺菌!!殺菌!!」ばしょ~~んDASH!(消臭玉を容赦なくカーブーの顔面に向かって投げつける女子達)

カーブー「バカ!!息が出来な・・・・ゴホゴホッ!!うひゃひゃひゃひゃひゃ!!」ばしょ~~んドンッばしょ~~んドンッ(消臭玉の「粉っぽさ」&くすぐりの笑い)


バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」ぱんぱんぱん(それを見て更に喜ぶ)


ガイウス「うむ・・これはこれで立派な儀式のようにも見えるな」カキカキ(隣ではコーネリアスがスケッチを描いている)

ヴラドレン「いいぞぉ~!もっと派手にやれぇ~♪」あ、すんません(と、ササユから茶菓子を頂く)

夜叉亥「・・・・・・・(これも試練だ・・川村よ・・)」ばしょ~~んドンッうひゃひゃひゃひゃひゃ(消臭玉の「粉っぽさ」&くすぐりの笑い声が中庭エリアに反響する)


すあま「しかし、よう耐えとるな・・」う~む


リカ「ほんとにやってないんじゃないのぉ~?」はむはむ(ササユから貰った「ふ菓子」をかじってる)

$あたちのモンハン日記
トンコ「ほいだらザンコ。出番ニャ」

あたちのモンハン日記
ザンコ「お任せあれ。ですわ」しょりぃ~~んキラキラ(ブーメランを自慢気に出す)


ぶ~~~~~~~んブーメラン
(もはや煙まみれで姿の見えないカーブーに向かって飛んで行くブーメラン。女子達はまだ容赦なくカーブーに向かって消臭玉を投げつけている構図)


こちぃ~~~んびっくり(おそらくヘルムの頭上にブーメランが当たったことを示すクリーンヒットの打音)


ザンコ「手応えありですわ」しょるるるるる・・しゅたっドキッ(戻ってきたブーメランを取る)

トンコ「よし!みんな、もういいニャ!」(「消臭玉部隊」と「くすぐり部隊」に撤退命令を下す)


モワモワモワモワモワ・・・
(すんごい煙で姿が見えないカーブー)


ぶくぶくぶくぶくぶく・・・
(煙がみるみるうちに紫色に変色していく)


リカ「なぁ~に?あれ」ぱちくり

ザンコ「毒効果ですわ。ブーメランに塗っておいたんですの♪」


ゴホッゴホッ・・うええええええ・・・・
(紫色の煙の中から、咳き込む声と、おそらく毒が苦しいのであろう悲鳴が聞こえてくる)


$あたちのモンハン日記
ロージー「お兄ちゃん!!これでもまだしらを切るつもり!?」

$あたちのモンハン日記
ササユ「川村君。早いところ白状しないと、本当に毒で死んでしまうわよ?」はいどうぞぉ~(と、村人に茶菓子を提供しながら説得する)


カーブー「俺は・・やってない・・・・」ゴホッゴホッ・・ブクブクブク・・ぽわわん*パープル(次第に煙が晴れ、中から毒状態(ヘルムの上から毒エフェクトを出している)のカーブーが姿を見せる。その哀れな姿を横から静観している村長と麻生の姿も)


まさ子「本当に困った子・・。もう放っておいて儀式を続けましょう。ね、バステトちゃん」(抱いている獣人の赤子に話しかける)

バステト「みゅうむぅ」こくり(一連の遊戯に飽きた様子。赤ちゃんだから)

コノハ「次の儀式ってなんです?」

ロージー「フッフッフッフッ・・(なぜかこの子がほくそ笑む)次の儀式は・・・・ザ・選び取りの儀式よぉ~!!」ガッ(拳を突き上げる)

バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」ぱんぱんぱん(よく分かってないが嬉しいらしい。赤ちゃんだから)






「あたちのモンハン日記」
~恐怖 あんまん怪人の甘い罠/後編~







選び取り:幼児の前に意味のある品物を置き、どれを取るかでその子の将来を占うものであり、地域によっては、「将来選び」ともいわれる。幼児にお餅を背負わせる一升餅とあわせて、「選び取り」をする地域がある。~以上Wikipediaより引用


バステト「みゅう?」ぱちくり(芝生の上にぽつんと座らされてる)


ぽへぇ~~~~~ん
(バステトからそう遠くない距離に、お膳にひとつひとつ乗せられた各種アイテム(そろばん、お金、筆、はさみ、定規、お米、本、更にはドボルネコヘルムも)が置かれている)


コノハ「あの中から何を選ぶかで、バステトちゃんの将来を占うっていうんですか?」(村長&麻生の「しっかりさん」コンビに聞く)


村長「そろばんは商売人向き、お金は裕福で困らない生活、筆は文学や学術での活躍、はさみは手先が器用な子に、定規は几帳面で将来大きなお家を建てる、お米は食べ物に困らない子に、そして本は成績優秀な博学の子に、という意味合いがあるんですの」


麻生「おそらく一番端に置いてあるヘルムは、オトモアイルーやパートニャー、はたまたニャンターとしての活躍を意味しているのだろう。鉄平の図らいだな」

ヨッコ「親が喜ぶ為の行事ってわけか」なんだかなぁ~

コノハ「きっとヨッコさんは、そろばんとお金を両手に持ったんじゃないですか?「銭ゲバ~」って言いながら♪」パァ~~~ンびっくり(食い気味で頭を叩かれる。それを見て少し笑う村長と麻生の微笑ましい光景)

ロージー「ほんとは笛も置きたかったのになぁ・・」

ファイヤージンガー「お前みたいなへっぽこなカリピストになったら大変だ」むすぅ~照れる(とした表情を見せるロージー)


フラワー「さ、バステト。あなたの好きなものを選んで」ぽんはぁ(ちょこんと座ってる我が子の背中を優しく押す)

バステト「みゅうむぅ」こくり(そう頷く後ろでは、まだ子供たちに股間を突かれているカーブーも心配そうにバステトを見つめている)


よっとっとっとっとっとっDASH!
(と、上手に「ハイハイ」で突進していくバステト)


鉄平「うひょ~!なんだか俺が興奮してきたぜ!」しゅっぽぉ~煙(と、ヘルムから煙が出る)


バステト「みゅううううううむぅ」ぴたっ(お膳の前で立ち止まる)


ロージー「止まった・・」

まさ子「悩んでるのね」


バステト「みぃ~~~~~むぅ」じろじろ(まるで猫の捕食モードのような歩き方で、お膳に置かれたアイテムをひとつひとつ確認していく)


鉄平「ヘルムか・・!?父のヘルムがいいのか・・!?」どきどき(横で笑ってる妻)


バステト「ほみぃ~~~~~~むぅ」じろじろ(各お膳の前を端から端まで行ったり来たりを繰り返している)


ロージー「すんごい悩んでるね・・」

ファイヤージンガー「あいつは頭がいいんだよ。確実にな」(親バカなドスビスカス)


バステト「ほみみぃ~~~~~~むぅ」じろじろ


カーブー「なぁ、親父」(鎖で縛られてる自分の隣で、腕を組んで立っている父にそれとなく話しかける)


幻竜「なんだ。息子よ」(前を見つめたまま答える)

カーブー「俺も・・ああいうのやったのか?」ちら

幻竜「・・・・・・・・・・」

カーブー「・・・・・・親父・・?」

幻竜「・・・・・・・・・・」こっくりこっくり・・

カーブー「・・・・・・(こいつ・・・覚えてねぇんだな・・)」ちっ


きゃああああああああああ


カーブー「なんだ!?」


すあま「またや!!また入れ替わったで!!」(リカが抱きついている)


カーブー「なに!?」


ほわほわほわほわほわ・・・
(各お膳にちんまりと置かれた「色とりどりなあんまん」)


バステト「みゅううう?」じーーーむぅ


フラワー「あらやだ・・また、あんまんにすり替わってるえー」いつの間に・・

鉄平「バステト!!取るな!!将来UBUみたいな「あんまんクソ女」になっちまうぞ!!」


「あら。ずいぶんひどい言いようじゃない?」


鉄平「出たな!!あんまん怪人め!!こそこそと姿を隠していないで姿を見せろ!!」



バーーーーーーーーーン!!
(ひとんちの屋根の上に立っているあんまん女の英姿。いつの間にか衣装を黄色の撫子装備に変えている。UBUはめでたい時に黄色の撫子装備を着る習慣があるのだ!)



カーブー「・・・・・・(あ、いた)」

ロージー「出てきなさぁ~い!!UBUちゃ~ん!!」きょろきょろ

カーブー「いや、だからうちの上」

すあま「おらんやん」ん~~?(村人はこぞって周囲を見渡している)

カーブー「・・・・・・(やはり・・・どういうわけか、みんなにはUBUさんの姿が見えていないんだ・・!!)」



$あたちのモンハン日記
UBU「フッフッフッフッ・・。まずはそのお膳に置かれた、それぞれのあんまんの説明をさせてもらうわ」ふふふふふ


バステト「みゃんみゃん♪みゃんみゃん♪」パチパチパチパチ(拍手する後ろでは村の一同がどこだ?どこだ?とUBUを探している)

カーブー「ん・・・(バステトにはUBUさんが見えているのか・・?)」


UBU「まずは赤いあんまん。それはその燃えたぎる色の如く、火山地区の鉱山王になることを示している」


ほほぉ~~~~~
(一同、こぞってお膳の上のあんまんに注目をする)


UBU「そして緑のあんまん。これは渓流地区の豪農。大自然に恵まれたすべての資源を手に入れたら・・・そりゃ~すごいわよねぇ」ふふふふふ


ほほぉ~~~~~


UBU「お次は青いあんまん。その澄み切った青色の海を支配する・・・つまり、孤島地方の航海王ね。その横のオレンジ色のあんまんは、砂漠の資源王。とてつもない巨富を築くこと山の如し・・。最後に、今日のこの青空のようなスカイブルーをしたあんまん・・それはロックラックの航空王を意味する。近年盛んになった大航空時代を支配すれば・・・ある意味、最も将来性と収益が望める職業かもね」お~ほほほほほほ(高らかに笑うあんまん怪人)


バステト「みゅうううううう」じーーーむぅ

鉄平「駄目だ!!バステト!!あんまんなんか取るんじゃねぇ!!」

UBU「こら!!あんまん「なんか」とはなんだあ~!?」むきぃ~~

つるんはぁ
(怒った拍子に足を滑らせる)

UBU「うおっあせる


ごてぇ~~~~~~んぎくっ
(屋根の上から落下し、腰を強打するあんまん怪人)


ロージー「なんの音!?」きょろきょろ


ドリンク屋「はいはい皆さぁ~ん♪激アツのお茶でもどうですかぁ~♪」のむぅ~♪(と言うコノハ達の下に、ぼんを頭の上に掲げて運ぶドリンク屋さん)

カーブー「ドリンク屋さん!!俺んちに向かって、そのあつあつの茶をぶっかけろ!!」(呑気に村人に茶を配ってるドリンク屋さんに話しかける)

ドリンク屋「え~?」

ファイヤージンガー「お嬢。クソ兄貴には何か考えがあるんだ。手伝ってやれ!」

ロージー「分かった。それぇ~!!」とーーーーんドキッ(ドリンク屋を突き飛ばす)



ドリンク屋「お~~~~~~っと!!」


ばしゃ~~~~~~~んあせる
(家の下で腰を押さえているUBUに「あつあつ」のお茶がぶっかかる)


UBU「うぎゃああああああああ泣


ロージー「UBUちゃんの悲鳴!?」

カーブー「これで分かったろ!!どういうわけかUBUさんは、その姿をみんなに見えないようにしているんだ!!」

え~~~~~~~~~~
(半信半疑の声をあげる一同。その後ろでごろごろ転がってるUBU)

カーブー「だが肉眼とは違った視点を持つ、俺のヘルムには、はっきりと貴様の悶える姿が投映されているぞ!!あんまん怪人!!」

UBU「あちちち・・何言ってんだ・・あいつめ・・」ごろり

バステト「ほみゅうううう・・・」(訝しげな顔でカーブーを見つめている)

ロージー「じゃあ、本当にUBUちゃんはこの近くにいるのね?」きょろきょろ

カーブー「そう!!たのしげな儀式をぶち壊したのは、すべてあんまん怪人の仕掛けた甘い罠によるもの!!これ以上、貴様のきな臭い阻害は許さんぞ!!ちょいやあああああああああ!!!!」バショオオオオオオオンうぉーっ!(練気を奮い起こし、鎖を断ち切る)

こちぃ~んこちぃ~んびっくり
(粉砕された鎖がUBUの頭にぶつかる)

UBU「いてぇあせる」こちぃ~んこちぃ~ん

カーブー「あんまん怪人!!いざ勝負!!」いいぞぉ~♪(なんだか分からないけど、とりあえず応援する村人達)


あたちのモンハン日記
BBB「よぉ~盛り上がってるみてぇだな!歯固めに使う石を持ってきたぜぇ~♪」バサッDASH!(庭の垣根を突き破って中庭エリアに「イン」してくる黒猫。背中にはピッケルを背負っており、片手には何やら「あやしげな小袋」をぶら下げている。また、背後にはあやしげな「御札」をおでこに貼り付けた宮司の姿も)

宮司「ひよこ寺からも、極上の破魔矢をお持ちしましたよぉ~♪」(破魔矢にしては「やけに」鋭い鏃を持った紅白の矢を両手に持っている)

$あたちのモンハン日記
チェルシー「あ、おじちゃまと宮司(呼びつけ)にょ」

BBB「よぉ、チェルシー。どうしたんだ?」

チェルシー「カーブーおにいちゃまがおかちいにょだ」あしょこ

BBB「ん?」


ざわざわざわざわ・・・
(村人が静観する中、対峙しあうUBUとカーブー)


UBU「あたちは認めないわよ。あんたが選ばれし者だなんて」グッ

カーブー「黙れヴィランめ!俺になすりつけた数々の悪事!その業の深さを浄化してくれるわ!!」いいぞぉ~♪やれやれぇ~♪


BBB「何やってんだ。UBUとカーブーの野郎は」

宮司「新しい儀式ですかね」

ササユ「あら、お二人にはUBUちゃんの姿が見えるみたいね」にこにこ(しながら二人に茶菓子を配る)

BBB「見えるも何もはっきりと目の前で・・・」

バステト「ほみゅううううううう!!」にょにょにょにょにょにょ(BBB達に向かって眼力を飛ばす)

BBB「おおおおおおおおおお?」にょにょにょにょにょにょ(目がぐるぐるになる)

宮司「むっ!?これは・・!!」バリーーーンぎくっ(向かってきた波動をおでこに貼ってる御札の結界が払いのける)

バステト「ほみゃ!?」ガガーーン

宮司「そうか・・・今の波動は・・・・川村君!!まやかしの正体はその子だ!!」


カーブー「ん・・あれは!?」



にょにょにょにょにょにょにょ
(カーブーの見える世界。バステトから発せられる念動力のような白いオーラが、BBB達を包んでいく)



カーブー「なんと!!」


にょにょにょにょにょにょにょにょ
(カーブーに見えるバステトの姿は白龍の子供に似た姿をしている)


カーブー「バステト・・・君は一体・・・・」


バステト「ほみゅうううううう!!」びっ(カーブーに向けて念を飛ばす)


カーブー「!!」


ブオン!!
(カーブー視点。襲いかかってきた白いオーラが自分の体を避けるように通り過ぎていく)


バステト「みゅううううううう!?」ガガーーン


カーブー「なんだ・・・今のは・・・」


バステト「むんにゅうううう・・!!」びっ肉球 くろ(猫指を掲げる)

ぴとっドキッ(その猫指を優しく包む人間のお手)

宮司「もうそれくらいにしなさい」にこ(おでこに札を貼った宮司が微笑んでいる)

バステト「ぶううううううう・・!」

宮司「どうやら君は特別な力を使えるようだ。見たところ、もうだいぶ楽しんだようだが・・・まだ物足りないかい?」

バステト「・・・・・・・。うんみゃ」ふるふる(首を左右に振る)

宮司「じゃあ、みんなにかけた術を解いてあげなさい」にこ

バステト「みゅう」こくりむぅ


フラワー「宮司さん・・バステトと何を話しているのかしら・・」


バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~!!」バッ肉球 くろ肉球 くろ(両手を掲げる)


カーブー「あれは・・・」



にょにょにょにょにょにょにょにょ
(カーブー視点。緑の草原上で両手を天に掲げる神童バステトの体から、巨大な白龍が解き放たれ、周囲の村人を優しく包んでいく)



ロージー「ふぁ・・なんだか気持ちいいねぇ・・」ぼけぇ~

コノハ「うへへへへ・・うへへへへ・・」ぼけぇ~(なんだか酔いしれた様子の村人達)



カーブー「なんだ・・・一体何が起きているんだ・・・」



にょにょにょにょにょにょにょにょ



村長「・・祖なる・・もの・・・・」

麻生「なに・・・今、なんと・・・・・」

村長「え・・・・あら、UBUちゃん」ぱちくり

麻生「ん・・・・・ああ。来ていたのか、UBU」ぱちくり


UBU「ああ?なんだ?」きょろきょろ(周囲を見渡すその顔はまるで輩そのもの)


コノハ「あ!!UBUちゃん発見!!」

ヨッコ「とっ捕まえろ~!!」わあああああDASH!(一斉に襲いかかる村人)


UBU「げっあせる今更なんでだ!?今まであたちの「あんまんすり替え術」を楽しんでいたくせして!!」ガガーン


おりゃああああああああああ
(次々とUBUを取り押さえようとその上に乗っかっていく村人達の山)


カーブー「宮司さん、バステトは一体・・・」(バステトを抱きながら歩いていくる宮司に話しかける)

宮司「いやいや。どうやら君にはこの子の術は通じないらしい」はっはっはっはっ(そのままバステトを抱きながら両親の下に歩いて行く)

バステト「ぶうううううううう」んべ~(宮司の胸より半身を出し、カーブーに向かってあっかんべーをかます)

カーブー「??」


鉄平「よっしゃ。邪魔者も捕まえたし、お食い初めの儀式と洒落込もうぜ!」たしっ(宮司よりバステトを託される)

フラワー「まだまだあなたが主役よ、バステト♪」パチりん(ウィンクをしてみせるお母さん猫)

バステト「ほみゅう・・・」しょんげり

宮司「ご両親には時期をみて、君から伝えなさい。何か困ったことがあったら、ひよこ寺に来るといい。いいね?」こそり(バステトに耳打ちする)

バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~(´v`)」ぱんぱんぱん



わんやわんやわんやわんや
(中庭エリアの真ん中では、お子様シートに腰掛けた笑顔のバステトの姿が。その目の前に置かれているちいちゃい机の上には盛りだくさんの料理も。「食べさせ役」には年長者を代表してネコバァが行っている。周囲を取り囲む村人達は、家の中から次々と豪勢な料理を運んでくる三巨頭とコニーを見て大喜びの様子である。作りすぎたお赤飯をお持ち帰り用に包むまさ子とそれを手伝う幻竜とロージー。UBUは中庭の端っこにある木に鎖で括りつけられ、子供たちに小石を投げられている)


鉄平「この石のように、丈夫な歯が生えますように~♪」にょ~~ん(箸で摘んだ「ヤマオモイの歯石」をバステトの口元に寄せる)

バステト「みゅう?」(よだれかけはもうすでにペチョペチョになっている)

フラワー「石を口に当てるだけ。大丈夫よ」にこ

バステト「ほみゅうううう♪」ちゅっハート(石にキッスをする)


わあああああああああ♪
(大盛況の村人達。酔っぱらい顔を赤らめたヴラドレンと夜叉亥も肩を組み合い歓声をあげている。ガイウスとコーネリアスもまた、このユクモのいち家族のささやかな宴会を心から楽しんでいる様子だ。その背後では鎖を断ち切った悪鬼羅刹のようなUBUが、そのままカーブーに襲いかかり、壮絶な第二ラウンドを開始する)


バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」たんたんたん(お空を見て手を叩いている)


ビュオオオオオオオ・・・・
(宴を祝福するかのように、ユクモの遥か上空を飛翔する火竜の親子)


チェルシー「ほにょー!また火竜の親子しゃんが来たにょだ!」(お空を指差している)

BBB「婆さん爺さん!傘を掲げろぉ~!!」ワショ~~イ(一斉に色とりどりなカラフル傘を掲げて回る年長者達)

ロージー「わぁ~♪綺麗~♪」ワショ~イ♪

ヨッコ「どうだ!リオレウス!!これがユクモの宴じゃぞぉ~♪」(嫌がるコノハの肩を抱いて酔っ払ってる)

鉄平「めでてぇなぁ~♪」すりすりすり(両親に両頬をすりすりされるバステト)

フラワー「ここがあなたのユクモよ♪バステト!」すりすりすり

バステト「パァ~パァ~♪マァ~マァ~♪」ワショ~イ♪(微笑ましい一家だんらんと美しい傘の舞いの向こう側では、血しぶきをあげ、激しく殴りあう二人のユクモのハンターの姿。ヴラドレン達は賭けをしている様子で檄を飛ばしている)


To Be Continued(´v`)






下ランキング参加中なんだ!みんなの激アツ一票で応援してくれよな!!

次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

11/1(日)0時更新 なぁ~も決まってないどすにま~

をお送り致します♪そしたらさ!!次回もおでこに御札を貼りながら読も見ようよにかっ






MHO版ヤマツカミ(浮岳龍)をみんなで見よう★見てみよう♪

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いよいよ 飲んでみたくなった あんまんを

どうぼ。あた☆門亭こし餡スキーですaya今日は「あた」と「門亭(もんてい)」の間に☆を入れてみました。つのだ、ダイヤモンド方式と同じですね。ふふロシアン 得意げ(狭義には「漫」も含まれる)
もはやOPポエムの注釈は必要ないでしょう。ずんだシェイクが流行る現代食文化。あんまんが「美味しく飲める」時代が来てもよかろうに。「それってただのおしるこじゃんぽ~」なんて言ったらピンタです肉球 くろ

そんなわけで(どんなわけで)今日もMHOから、みんなの夢をキャッチ!マウンテンキャッチこと、浮岳龍ヤマツカミのありがたぁ~い狩猟動画をみんなで見て診て観よう♪そうしようぽけ~





相変わらずキャラクリエイトがとても楽しそうなMHO。べっぴんさんですねにこっ
それはそうとヤマツカミ。いきなし吸い込みを見れるなんて貴重な生態観察が出来る「お動画」であります。謝謝♪

なんて狩猟システムはご覧の通り何段階かに分かれており、個人的には床から触手がにょにょ~って出てるのをぶったりするのが好きでした。中でもファイナルステージは必見。広いエリアでの浮岳龍との狩猟は超大作映画ばりのCGを観てるようにこっ「乗っかりたいなぁ~♪死んでもいいから中に入りたいなぁ~♪」って「少しだけ」思いました。

個人的に気になったのは背中での剥ぎ取りでGET出来る「支给用古龙精华」という謎のアイテム。直訳すると「支給用古龍エッセンス」。生命の粉塵と同じアイコンだので特殊回復系なのかな?と簡単に検索してみると「古龙精华」というアイテムが存在しました。その効力は五分間、致命傷ダメージに耐えられ、かつ50%回復?とのこと(翻訳機を通しての簡易的な考察なので確証はありませんaya)。なんにしても「いいやつ」には違いありませんにま~

それと「ツカミ」の体表の一部に、「ちっさいカラフルなお花畑」らしきものが見えたことです。






つぶらな瞳が可愛らしいのはいいとして、たぶん花が咲いているのでしょうか花。少し気持ち悪いけど、お勝手ながらに二次創作をやらせて頂いている者としては非常に参考になります。当ブログストーリーモードにて登場した「ヤマオモイ」を考案中、改めて浮岳龍の生態勉強をしたのですが、「ツカミ」や「クライ」の体表を覆う植物、そして龍木や龍苔と呼ばれる特殊な性質をもった大陸素材は、浮岳龍の体液を栄養源にして育ってるのです。だとすればこの「浮岳龍の花」もまた、漢方とか、或いは狩猟武具の装飾に利用出来るやもしれませぬねにま~(念の為、素材を調べたら国産同様、やはり花らしきものなどありませんでしたふんなのでストーリーモードで活かせる場面があったらやってみますキラーン

OK!ほしたら今日もお時間になりましたにかっ
それじゃあ次回の中継ぎ記事までぇ~

ザ・おしまい再見パンダ



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$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

11/3(木)0時更新 「ユクモからのクエスト/前編」の巻

をお送り致します♪そんじゃあさ!!次回も自分なりに思いっきり吸引しながら読も見ようダイスキッッ!!



「ユクモからのクエスト/前編」の巻

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~あたちファーム....


ちゅんちゅん ちゅちゅんちゅん青い鳥
(小鳥のさえずる中、大壷を「ザ・運搬スタイル」で抱え、中身の匂いを嗅いでいる撫子装備のあんまん女。その傍らではハチミツ箱を背もたれに体育座りをかまし、何やらメモをとっている、頭部の毛をオールバックに整えた茶アイルーの姿も見られる。また彼の横には煌黒大剣が立てかけられており、その前ではレザーライトシリーズを纏った男が一生懸命、UBUに何かを語りかけている様子である)


ガイウス「というわけでだな、今一度我らを彼らのいる場所に案内して欲しい」



UBU「う~む・・・今が旬ね・・」くんくん(大壷の中身を嗅いでいる)

コーネリアス「♪♪」カキカキカキ

ガイウス「出来れば今度は違うモンスター・・そうだな、やはり飛竜がいい」

UBU「はぁ~~~~・・この脳裏を溶かすような芳醇かつ濃厚な香り・・・自分の穢れない嗅覚に感謝だわ・・」くんくん

コーネリアス「蜂蜜酒ですか?」

UBU「そうよ。嗅いでご覧」

ガイウス「報酬は出す。要求があればアカデミーの事務局を通じ、後で必ず送金させる。だからだな・・」

コーネリアス「う~ん・・・天然酵母の独特の風味が感じられる匂いだ・・。どのくらい寝かせたんですか?」

UBU「7日よ。頃合いでしょ?ユクモには小煩い酒税法やアルコール専売法はないのよ♪あの「おっさん」みたいに、ビールで一儲けも夢じゃないわけ」パチりん(ウィンクしてみせる)

コーネリアス「本当にいい香りだ・・。元々のハチミツのクオリティが高い証拠ですね。そうか・・ドスはたらきバチの蜜ですね?」

UBU「正解♪中、見てみる?」(ハチミツ箱を開けようとする)

ガイウス「聞いとるのか!!」ブブ~~ハチ(箱の中から飛び出す蜂の群れ)

UBU「もう・・大きい声出さないでよね汗」がぽん(蓋を閉める)

ガイウス「我々はだな・・!!」

UBU「時間がない。だから早く一刻も早く知的生命体種の生態観察をしたい、でしょ?」カポり(蜂蜜酒が入っている大壷の蓋も閉める)

ガイウス「分かっているならすぐに渓流へ・・」

UBU「あたちは忙しいの。護衛なら他のハンターに頼んでみたら?ゴンザレス狩猟団っていう貧弱集団で良ければ、いつでも空いてると思うよ」

ガイウス「知的生命体種の場所を知っているのは君だけなのだろう?だから頼む」

UBU「それが人にものを頼む態度なわけ?いいおじさんのくせして、感情むき出しの強引な懇願じゃ人は動かないわよ?」よいしょっとなはぁ(大壷を動かす)

コーネリアス「ふふ・・」(上でガイウスが睨んでいる)

UBU「そんなに調査したいなら、またアマテラスの家(うち)に行ってみればいいじゃない?書士隊なら一度行ったことのある場所くらいMAPなしでも覚えているでしょ?」

ガイウス「彼女は危険過ぎる。もう少し理解力のある・・」

UBU「なにそれ。腰抜けのギュスターヴ・ロンと同じじゃない」ふん

コーネリアス「フフフフフ」くすくす

ガイウス「だからだな!!護衛を頼んでおる!!」バサバサバサバサ(御神木の木々から小鳥が飛び立っていく)

UBU「大声は飛竜に負けないかも」こそ(コーネリアスに耳打ちをする。それを受けてまた小さく笑うコーネリアス)

ガイウス「それともう一つ。君の煌黒大剣にも興味がある」むむむむ・・!(顔を赤らめ怒りを静めている様子である)

UBU「・・・・・・・・・・・」ちら(ハチミツ箱に立てかけている煌黒大剣をちら見する)

ガイウス「この通りだ。頼む」へこり

UBU「・・・・・・。悪いけど、あたちは用事がある時以外、村を出たくないの。この前はロージーが村にいてくれたから特例。護衛なら他の人にお願いして」

ガイウス「先日起きたという占拠事件を懸念しての配慮か・・。ならば地図に知的生命体種と遭遇出来そうな場所を記してくれ」

UBU「記すのはなぁ・・・」

ガイウス「渋るな!!だったら自分で案内せんか!!」バサバサバサバサ(またしても小鳥が逃げていく)

UBU「なんだってそんなに知的生命体種にこだわるわけ?まさか暗黒商会の悪徳龍科学者と繋がりがあるわけでもあるまいし」じー

ガイウス「大陸に敬意を払わん傲慢な学者共と一緒にするな!!」(今までの怒り方とは少し感情が違う)

UBU「・・・・・・・。悪かった。ガイウスさんの専門って生体力学だったっけ?どう?博識でしょ?あたちってば」おほほほほほぽけ~

ガイウス「ふぅ~~~~~~」(なんとか怒りを沈めたようだ)

コーネリアス「そうです。ガイウス様は竜族の運動や構造を自然科学でいう力学的な観点を通じて考察し、そこで得られた結果を大陸社会に役立てようとしているのです」

UBU「それってつまり・・」

ガイウス「君らが掲げる三種共存社会の樹立にも役立つだろう。理知を持つ竜族やその他のモンスターが本当に共存出来るのであれば、我らの文明は遥かに向上する。私がユクモに来たのは、その先駆者たる君らの共通理念を理解し、知的生命体種モンスターの生態観察をする為だ」

UBU「その調査結果をアカデミーに持ち帰って、他所の大陸にいる知的生命体種と「交流」を図ろうっていうの?保守派のロイヤルアカデミーがぁ?三種共存のコスモポリタニズムよりむつかしいんじゃないの?」よいしょっとな(メモをとっているコーネリアスの横に腰を下ろす)

ガイウス「だからだ。ジョン・アーサーを失い、腐敗した今のアカデミーに活を入れ、かつての現場主義に戻す必要があるのだ。現に書士隊が卓上でこもっている間に、ここ(新大陸)では多くの学術が向上しているという。それは知的生命体種の研究を積極的に行っているからだ」

UBU「それを悪用しているのはブラックギルド。ホワイトギルドはそもそもの理念と近年築き上げてきた権威を維持しつつ、更なる勢力拡大を図る為に知的生命体種を普通種のモンスター同様に扱い、眼中のない「フリ」をしてるだけ。イコール・ドラゴン・ウェポンだって・・」

ガイウス「・・・・・・・・・」じーーーーーー

UBU「コホン。とにかくですよ。正統派アカデミーのお人が、これ以上突っ込む「分野」じゃないでしょう?ブラックギルドの龍科学者達はガイウスさんの書いた「龍生体力学論」を読んで育ったのよ?必ずしも学術の発展が、道徳的な文化向上に繋がるわけじゃないっていうのはとっくに理解してるでしょうに」ほじほじ(耳をほじる。勿論スクリュー方式で)

ガイウス「それでも知的生命体種には未来を感じざる得ない。君だってそれを理解しているらこそ、自警団というコミュニティを作ることで、彼らに目的を与え、本来持つ闘争心を制御しているのだろう?」

UBU「それは人も獣も同じ。形が違うだけなのよ。分かる?だからあたちは友達を生態調査の試料にはさせない。至ってシンプルな道理でしょ?」にこにこ

ガイウス「・・・・・・・・・・・・」フゥ~~~~~~

コーネリアス「・・・・・・・・・・」カキカキカキカキカキ


バサバサバサバサ・・・
(空より農場に「イン」してくる派手な色のインコ)


ガイウス「む・・・?」バサバサバサバサ・・

六本木「ムカエガキタ!ムカエガキタ!イソゲ!UBU !」バサバサバサバサ(UBUの頭の上にとまる)

UBU「ガイウスさん。粘った甲斐があったみたいね」よいしょっとな(蜂蜜酒が入った大壷を持ち上げる)

ガイウス「なに・・それでは?」

UBU「共に教示を受けに行きましょうか、渓流に」






「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~







~渓流非狩猟エリア....

ザシュッザシュッ・・ザシュッザシュッ・・
(大壷を「運搬スタイル」で抱え、鮮やかな紅葉が映える山岳の道を登っていくUBU。その背後から続いて登ってくるガイウスとコーネリアス)

UBU「しっかり~♪」へっこらへっこら(と壺を抱える頭の上には六本木の姿も)

ガイウス「まったくハンターというのはとんでもない足腰をしておる汗よくもこの傾斜を酒樽を抱えて登れるものだ」ザシュッザシュッ(コーネリアスの手を引き、実に手慣れた様子で登山していく)

六本木「UBU、カイリキ。UBU、リョクゲジュウ」

UBU「そういうガイウスさんこそ、ハンター顔負けのアルパインスタイルじゃない。書士隊ってハンターが多いんでしょ?その年でそれだけ動けりゃ大したもんだわさ♪」おほほほほほ

ガイウス「それも昔の話だ。同じ卓上に向かう姿勢でも、アカデミーはとうの昔にワイバーンカレッジに先を行かれた。情けない事実しか更新しておらんのだよ、近年のロイヤルアカデミーは」ザシュッザシュッ

UBU「なんでガイウスさんはアカデミーを選んだわけ?分野的にもアルコリスの方が向いてると思うけど」へっこらへっこら

ガイウス「死んだ父の推薦という遺言を守っただけに過ぎん」ザシュッザシュッ

UBU「へぇ~。ってことはお父様もヴェルドの書士とか?」

ガイウス「人の子にしては珍しい古龍観測隊だった。と言ってもアシスタントだったがな。だからだよ。竜人から成る観測所を父が勧めなかったのはな」

UBU「なるほどね。それこそ分野が違うってことか」へっこらへっこら

ガイウス「父が生きていた頃は、まだワイバーンカレッジは創立されていなくてな。ロイヤルアカデミーもその頃は活発的に世界を駆けまわっていたんだよ」ザシュッザシュッ

UBU「そっか・・。ガイウスさんはお父様の意志をちゃんと受け継いでいるのね」へっこらへっこら

ガイウス「まだ私が幼い頃、父が観測隊の仕事がない時は、よく一緒に気球に乗って大陸を飛び回ったものだ」ザシュッザシュッ(実に清々しい顔で登山をしている)

UBU「ガイウスさんが行動派になったのは、その頃の衝撃的な体験が理由なのね。よく分かる話だわ」へえこらへえこら(運搬速度を緩め、スタミナ赤ゲージから回復を図る)

ガイウス「結果としては王都に入ることになったが、例えワイバーンカレッジに入ったとしても、森丘を拠点とすることは無かっただろうな」ハハハハハハ(一同に笑う)

UBU「二人はどこで?ヴェルドで知り合ったの?」へっこらへっこら

コーネリアス「はい。領内のとある屋敷で従者として雇われていた私をガイウス様が・・」

ガイウス「あれは従者という扱いではない!!」

コーネリアス「ガイウス様・・・」

UBU「・・・・・・・・・・」へっこらへっこら

ガイウス「アカデミーに出入りをしていた君ならよく知っているだろう。ヴェルドという城塞都市はシュレイド分裂後、かつての王国の富裕層から成り立ち、経済もまた彼らが発展させていった。貧困層は今も城壁の外にある「外街」と呼ばれるスラムを中心に生活をしているくらいだ。階級社会によって認められる財力が無ければ、彼らは領内に入ることすら許されないのだよ」

UBU「・・・・・・・・・・・」へっこらへっこら

ガイウス「私とコーネリアスが出会った頃の王都の富裕層は、領内の獣人を奴隷のように扱い、彼らの人生を奪い、肉体も精神も支配していた時代だった。今でこそ、その風習はここ(新大陸)をはじめとする獣人の人権運動によって風化されつつあるが、当時の領内は差別による暴力が先鋭の最盛期にあったのだ」

コーネリアス「私はその屈服した生活から、少しでも夢を見出す為、夜な夜な屋敷を抜けだしては学術院の書庫を訪れるようになったのです。幸い、字が読める程度であった私にとって、アカデミーの書庫はまさに未知なる世界だったのです」

UBU「それで家主の目を盗んでは、アカデミーの書庫に出入りするようになったのね?」

コーネリアス「お恥ずかしい話です。王都の多くの人が眠っている静寂な夜は、私にとっては脳が覚醒化する最も有意義な時間帯でした。書庫の論文をすべて濫読してしまったくらいです」ははははは

UBU「じゃあ、そこでガイウスさんと?」

コーネリアス「はい。私が「いつものように」ガーディアンの目を掻い潜って書庫に行くと、そこには私以上に書庫の論文に集中にしていたガイウス様の姿があったのです」

UBU「何か注意された?」

コーネリアス「いえ。ガイウス様には私の姿が見えていないのか、まったく気にすることなく論文を読み続け、時には激しくそれに注釈を入れるなどしていました。そんな関係が数週間続きました」

UBU「え。ってことは、なんの会話もなしに、図書館のように二人でただ書物を読んでいたわけ?」

コーネリアス「時には私の後にガイウス様が来られる時もありましたが、ガイウス様は何も言わず、明らかに従者の風貌をした私を見ても何も咎めることなく、同じ姿勢で職務をこなされておりました。私にとってあの時間は、今も神聖な思い出です」にこ

UBU「・・・・・・・。そんな無言の関係が「相方」に変わったのはいつなの?」

コーネリアス「ある晩のことでした。書庫の前に辿り着くと、入り口でガイウス様が待っておられたのです」

ガイウス「・・・・・・・・・・」ザシュッザシュッ

コーネリアス「そして初めて私の目を見て、こう話してくださいました」


「明日からエルデ地方という、普通の人間が立ち寄るにはあまりにも危険なエリアへ調査に入るのだが、君はどうするかね?」


UBU「はぁ?なにそれ。まるで同業者を誘う言い方じゃない」

コーネリアス「ええ・・。私もあの時ばかりは自分の耳を疑いました。なにせ、いきなり調査に誘われるなんて思いもしませんでしたからね」

UBU「それでなんて答えたの?」

コーネリアス「ガイウス様は、唖然としていた私に向かってこう続けました」


「専属の書記官が欲しい。君に最適な職業だと私は思うのだが、返答が欲しい」


UBU「すごい直截的・・汗

コーネリアス「はい。その時、私は初めてガイウス様が、私の存在に気づいていてくれてたのだと諭されました。そして同時にガイウス様は私が部外者だと知りつつ、警備兵に知らせることも無ければ、その貴重な時間を共にしていてくれたことも・・」ぐすん

UBU「だって」ちら

ガイウス「私は単に助手が欲しかっただけだ。だが、コーネリアスの奴め。せっかくの誘いを家主との契約が残されておるから外には出れんと言いよった」ぷんすか

UBU「そりゃそうだよね。趣味の世界から、いきなし書士隊に勧誘されたら誰だって戸惑うわ。それでどうしたの?」

コーネリアス「自分の意志では主の屋敷を出られないとガイウス様に告げると・・」


「支配的な契約に屈するな。君は既に自分の意志でここに来ているではないか。それも警備の目を盗むという大罪を犯してまでだ。君を拘束している不要な雇用契約があるのならば、私がその違約金を支払い、君を王都という牢獄から解き放ってやろう」


コーネリアス「と仰ってくれたのです」

UBU「ワオ♪あたちもそんな豪胆な人間力に満ち溢れた大人になりたい♪」(むすっとするガイウス)

コーネリアス「その後が驚愕でした。ガイウスは私の手を引き、夜中にも限らず、私が仕えていた主が寝ている屋敷に押しかけたのです」

UBU「うひょ~。やるぅ~♪」

コーネリアス「寝ぼけ眼の主に向かって、ガイウス様は私の契約解除の旨を訴えてくださり、手持ちの「大金」をすべて投げ払うと、今だ何が起きているか分からない私を連れ、日の出とともに王都を旅だったのです」

ガイウス「・・・・・・・・・・・・」ザシュッザシュッ

コーネリアス「以後、私は新たな主の言葉を後世に伝えるべく、アーカイブに人生を捧げる喜びを与えられたのです♪」にこり

UBU「・・・・・・・・・」へっこらへっこら(微笑みながら運搬している)

六本木「「ヒト」ト「ジュウ」モ、オナジ。ワカリアエル」

UBU「鳥もね」


あはははははははは


ガイウス「しかしユクモに来て驚いたことがある」

UBU「なんだす?」

ガイウス「今の話でも分かるように、コーネリアスは人間に対し、今だ警戒心を抱いているのだが、ユクモでは・・特に君の前ではそれを全く見せん」(隣で照れくさそうにしているコーネリアス)

UBU「そうなの?」ちら

コーネリアス「ええ・・あなたには何か・・・そう・・・ガイウス様と同じ寛大さを感じるんです。うまくいえませんが、少なくともあなたは差別主義者ではないと」にこり

ガイウス「だからだ。ユクモには長期滞在しても平気だとな、確証を得た」にやり

UBU「あらら。お人好し過ぎるも問題かも」(微笑むコーネリアス)


ザシュッザシュッザシュッザシュッ・・
(壺を抱えたUBUを先頭に傾斜の森を登っていく一行)


ガイウス「ところで、いつまで登山を続ける気なんだ?」ザシュッザシュッ

六本木「アナ。アナ。チョウロウノネグラ」

ガイウス「なに・・?長老・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・
(一行の目の前に大きな洞穴が見えてくる)


ガイウス「ここに・・いるのか?」

UBU「その前に二人に約束して欲しいことがあるの」

コーネリアス「??」

UBU「二人の関係、研究にかける情熱、そして悪意のない志はよく分かったわ」

ガイウス「・・・・・・・」

UBU「でもここから起きることに対し、不道徳な探究心やそれに等しい行動をあなた達がとるようなら、「あたし」が即刻ユクモから追い出すから。いい?これはユクモからあなた達に問われる、ひとつのクエストだと思って」

To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

11/5(土)0時更新 「ユクモからのクエスト/後編」の巻

をお送り致します♪ほいじゃあさ!!次回も少しはマジな顔して読も見ようよぽけ~










「ユクモからのクエスト/後編」の巻

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~渓流非狩猟地区、とある洞穴....

ザッザッザッザッザッ・・・
(壺を抱えたUBUを先頭に、暗がりの洞窟内を背後より差す光を頼りにしながら、ゆっくりと前進していくガイウスとコーネリアス)

UBU「・・・・・・・・・・・・・」へっこらへっこら(大事そうに壺を抱えながら進む撫子装備の後ろ姿。頭には派手な色のインコがちょこんと乗っかっている)

ガイウス「・・・・・・・・・・・・」


「いい?これはユクモからあな達に問われる、ひとつのクエストだと思って」


ガイウス「・・・・・・・(やはり彼女は我々の訪問を快く思っていない・・。同胞である知的生命体種を守る為、UBUはユクモを代表して我々に何かを伝えたいのだろうか・・)」ザッザッザッザッ・・

コーネリアス「ガイウス様」

ガイウス「ん・・・・・」


パチパチパチパチパチ・・・・炎*
(洞窟の突き当りと思われるエリアから、仄かに赤みがかった灯りが見えてくる)


ガイウス「・・・・・・(焚き火・・・・誰かが先にいるのか?)」(目を細め、UBUの背中越しに見える灯りを見つめる)

UBU「着いたわよ」

ガイウス「・・・・・・・・・・!!」



パチパチパチパチパチ・・・・
(巣穴と思われる洞窟の終着点に、焚き火の灯りに照らされ横たわっている巨大な青熊獣の姿が見える)


コーネリアス「あれは・・・」

ガイウス「アオアシラだ」






「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~








ぜぇ・・ぜぇ・・ぜぇ・・・・・
(両目を閉じたまま舌を出し、呼吸がおぼつかない様子の青熊獣。両目のまわりの甲殻はシワだらけになっており、自慢のたてがみも少なくなってしまっていることからこの青熊獣が長寿であることが伺える。横顔の傍らには、付き添うように正座をしているロージーと、その左肩から心配そうに青熊獣を見つめるドスビスカスの姿も)

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ロージー「・・・・・・・・・・・・」ふりふり(UBUの方を見つめ、首を左右に振る)


UBU「・・・・・・・。ごめん。遅くなったね」ザッザッザッ・・(壺を抱えたまま横たわる青熊獣に近づく)

ロージー「長老。UBUちゃんが来たよ」スッ・・(優しく顔の横に生えている白髪を撫でる)

ガイウス「・・・・・(長老・・・ではあのアオアシラが知的生命体種なのか・・?)」(その横では静かにダイアリーを広げるコーネリアス)

長老「ハァ・・ハァ・・・・」(弱々しく薄っすらと目を開き、辺りをなんとなく確認する)

UBU「ほら、長老の大好きな蜂蜜酒を持ってきたよ」どすんはぁ

長老「すまんな・・UBU・・・ 」ハァ・・ハァ・・

ガイウス「・・・・・・(やはり知的生命体種・・・明らかに衰弱しきっているが・・・)」(隣ではコーネリアスがその光景を書き記している)

ファイヤージンガー「お嬢さん。ワリィが長老にそのまま飲ませてやってくれねぇか?」

ガイウス「・・・・・・・(なんと・・ドスビスカスの知的生命体種も存在するのか・・!)」

ロージー「長老。お口を開けるよ」


ぐぐぐぐぐ・・・・
(青熊獣の大口に両手を入れ、ゆっくりと顎を開いてやるロージー)


UBU「今日のは格別だよ。さ、召し上がれ」とろとろとろとろはちみつ(壺を傾け、黄金色の液体を空いている口の中へ少しずつ注いでいく)

長老「ハァ・・ハァ・・・」とろとろとろとろはちみつ(舌の上を滴る香ばしい蜂蜜酒)

ガイウス「・・・・・・・(大好物に対し、もはや舌を動かすことすら出来なくなった・・・老衰か・・)」

UBU「どう?長老」カクン(壺を立て、流しこむのを止める)

長老「・・・・今までで一番の味じゃ・・」ぜぇ・・ぜぇ・・・(ハチミツを口から滴らせるその弱々しい顔はどこか微笑んでいるように見える)

ロージー「・・・・・・・・・」グッ・・(溢れ出る涙を堪えるように袖で拭う)

UBU「長老。今日はね、会ってもらいたい人がいるの」

ガイウス「・・・・・・・・」

UBU「こちら学者のガイウスさんと、そのアシスタントのコーネリアスさん。どうぞ」

コーネリアス「・・・・・・・・・・・」ちら(主人の顔を見上げる)

ガイウス「・・・・・・・(死生観。UBUが我々に見せたかったのは、如何に生命力に優れた知的生命体種モンスターであろうとも、いずれ訪れる死に遭遇してしまえば、人の子も同然ということか・・)」」

ザッ煙(横たわる青熊獣の顔下に片膝を突き、姿勢をなるべく下ろすことで視線を合わせようとする書士隊)

ガイウス「はじめまして、長老殿。お会い出来たことを光栄に存じますぞ(UBUはこの衰弱しきった青熊獣と対話させることで、私の本質を捉えようとしている。ユクモにとって害を齎す者かどうか審議しようというのか・・)」

長老「ハァ・・ハァ・・・軽捷を失った牙獣に何用かな・・」ぜぇ・・ぜぇ・・

ガイウス「この渓流にあなたのような優れたモンスターが多くいると聞き、足を運ばせて頂きました」(横たわる青熊獣から視線を逸らすこと無く話しかける)

長老「・・ユクモの渓流は・・そなたが描いていた心象よりも、遥かに誠実なことじゃろう・・・よくおいでなすった・・」ぜぇ・・ぜぇ・・

ガイウス「学習に果てはありませぬ。こうして私を快く受け入れてくださったあなたのように」にこ

長老「・・思えば長く生き過ぎた・・・が、同族にこのような見苦しい姿を看取られるよりは、この老いぼれの余生に付き合い、そして見届けてくれた、このお嬢さん達に囲まれ逝けることもまた、理知を授かった者ならではの至高の悦び・・。童心に返ったような気分じゃよ・・」ハァ・・ハァ・・・(ゆっくり目を閉じる)

ロージー「・・・・・・・・」ぐすんぐすん(泣いているロージーを優しくハグしてやるUBU)

長老「心残りがあるとすれば・・・」ハァ・・ハァ・・・

ガイウス「なんですかな?」

長老「・・わしがまだ生気に満ちていた頃、UBU達と出逢っていればな・・・共に大陸を駆け回り、鬱屈した義憤を晴らしていただろう・・・・UBUをここに・・・」ハァ・・ハァ・・・

ガイウス「・・・・・・・・・」こくり(UBUと目を合わせ頷く)

UBU「なぁに?長老」スッ(ガイウスと入れ替わり、横たわる青熊獣の顔下であぐらをかく)

長老「・・わしを・・・・外に・・・・」

グバぁあああああああ血
(あぐらをかいているUBUに向かって大量に吐血する青熊獣の翁。UBUはそれを受け入れるかのようにまったく動じていない様子である)

UBU「ロージー。長老の肩を」ザシュッ(血色に染まった撫子装備を払うこと無く颯爽と立ち上がる)

ロージー「うん・・」ぐすんぐすん

UBU「少し我慢してね、長老」グン煙(地面についていない方の左腕を力いっぱい上げる)

ガシッ!!
(そのまま脇の下から青熊獣の体を支えるように体を入れるUBU)

UBU「んああああああああ!!」(全身全霊で長老の肩を持ち上げる)

グン!!
(横向けになっていた青熊獣の体がUBUに支えられ、俯いた姿勢のまま、僅かだが上半身を起こす形になる)

ファイヤージンガー「今だ!お嬢!」

ガシッ!!
(すかさずUBUとは反対側の脇の下に潜り込み、巨体を支えるロージー)

UBU「いい!?ロージー!!ハンターの底力、しっかりとおじいさまに見せなさいよ!!」グン煙

ロージー「うん!!」グン煙(泣きながら力いっぱい翁の大きい肩を持ち上げる)

UBU「せぇーーーーーーーの!!!!」


ズルズル・・・ズルズル・・・
(ハンター二人に抱えられ、両膝を引きずりながら洞窟をゆっくり進んでいく青熊獣の翁)


コーネリアス「・・・・・・・・」きょろきょろ(二人に抱えられ、ゆっくりと前進していく巨大な青熊獣の背中と主人の顔を見渡す)

ガイウス「下手に手伝えばあの巨漢の下敷きになる。今はあの二人に任せよう」ガシッ(蜂蜜酒の入った壺を抱える。同時にメモをしまい、主人の後に続くコーネリアス)


長老「グバぁあああああああ!!」ビシャビシャビシャビシャ血(激しい吐血をする青熊獣の翁)

ロージー「長老!!頑張って!!」ズルズル・・ズルズル・・

UBU「まだ逝くな!!故郷の広大な景色を見るんでしょうが!?」ズルズル!ズルズル!(気迫に満ちた檄を翁と自分に向かって飛ばすことで引きずる速度を更に上げていく)

長老「ハァ・・ハァ・・・」ズルズル!ズルズル!

ファイヤージンガー「お嬢!!頑張れぇええ!!ちきしょう!!」(花びらの中心から涙のような水滴を流している)

ロージー「あたしじゃなくて長老を応援するの!!ええええええええい!!」ガシッドキッ(泣きじゃくりながらもしっかりと翁の脇の下に体を入れ、渾身の愛情を持って支えていく)

コーネリアス「頑張って下さい!!皆さん!!」

ガイウス「光りが見えてきた!!もう少しだ!!気張れ!!」


ズルズル!!ズルズル!!
(空洞を往くUBUとロージーに抱えられる青熊獣の大きな後ろ姿の向こう側から、眩いばかりの光が差してくる)


ガイウス「導かれているのか・・・魂が・・・」

UBU「出たぞ!!長老!!見えっか!?」ガシッ煙(体重を再び受け入れ、洞穴の入り口で止まる)

長老「ハァ・・ハァ・・・・」(俯いたままである)

ロージー「長老!!しっかり!!」(力んで真っ赤になった顔は涙でぐしゃぐしゃになっている)

UBU「ガイウスさん!!下から顎!!顎、持ち上げて!!」(後ろに向かって大声をあげる)

ガイウス「よしきた!!」ダッsss(壺を地面に起き、前に出る)

ファイヤージンガー「やい長老!!勝手に逝くんじゃねぇぞ!!」ザシュッ煙(青熊獣の顎の下に入るガイウス)

ガイウス「ぬおおおおおおおお!!!!」(力いっぱい、両手で巨大な顎を下から持ち上げる)

グ・グ・グ・グ・グ・グ・・
(徐々に上向きに傾いていく青熊獣の頭)

コーネリアス「私も!!お手伝いします!!」バッsss(青熊獣の腹の下に入り、全身で巨大な体を支えようと尽力する小さな獣人)

UBU「頑張れ!!ガイウスさぁあああああん!!」ふぬぅううううう!!

ガイウス「うおおおおおおおお!!!!」ガシッsss(踏み込みに体重をかけ、両手で顎を持ち上げる)


グン!!
(しわくちゃになった青熊獣の顔が前を向く)


ロージー「長老!!あなたの生まれた渓流よ!!目を開けてぇえええええ!!!!」

長老「・・・・・・・・・・・・・・」

UBU「クソぉおおおおおおおお!!なにがハンターだ!!結局命を狩り取ることしか出来ないじゃないかぁあああああああ!!!!」




くあっくあっくあっくあっ
(長老の頭の上に乗っている六本木)




UBU「え・・・・・」

六本木「チョウロウ、メザメタ。チョウロウ、カイガン」

UBU「・・・・・・・・」そぉ・・(肩の下からなんとなく長老の顔を見上げる)

長老「見えておるぞ。しっかりと、我が故郷の姿がな」(紅葉溢れる広大な景色が映るつぶらな瞳をまんまるに見開いたその顔は、若き頃の活力を取り戻しているように見える)

ロージー「長・・・老・・・・?」くあっくあっ

長老「UBUよ。ロージーよ。大陸を体で感じ、生命を心で捉え、種の息吹を紡いでいく者達よ。お前たちと共に、夢の続きを見させてもらおうぞ」にこ


ひゅおおおおおおおお


UBU「風・・・・・・・・長老!?」



ゆらっ



ずでぇ~~~~~~~~ん
(豪快に後ろ向きに倒れる巨大な青熊獣)



長老「・・・・・・・・・・・・・」(童心に返ったおじいちゃんアシラのしわくちゃな笑顔はとても清らかである)


ロージー「・・・・・・・・。いっちゃったね・・・・長老・・」

UBU「うん・・。あとは頼んだよ、アンジェリ・・・」(空を見上げて小さく呟く)





かぁ~かぁ~
(渓流地区を西陽が照らす中、紅葉茂る丘の麓で壺を抱えながら待機しているガイウスと頭に派手な色のインコを乗せたコーネリアス)


コーネリアス「貴重な体験でした。今日見たこと、そして起きたことのすべてを受け入れるには、まだ時間が掛かるかもしれませんが、あの方の最期のお言葉、そしてあの無垢な笑顔は一生涯忘れません」かぁ~かぁ~

ガイウス「命の尊さは知的生命体種も、人も獣人も変わりはないのだ。そして言語を発しない多くの生命もまた然り・・。突然変異として理知を持って生まれた青熊獣の長老は、その数奇な経験則をもって、生命を尊重する心を育み、大陸と向き合っていくことの意義を、我々に教えてくれたのだ」


UBU「じゃあいくよ~!!下、気をつけてねぇ~!!」(丘の途中に位置する洞穴の入り口前に、大タル爆弾GをセットしているUBUとロージー)


コーネリアス「・・・・・・・・」ふりふり(笑顔で手を振り応答する)

ガイウス「なぁコーネリアス」


UBU「点火!それ逃げろぉ~!!」どんsss(ロージーを爆弾の方に突き飛ばし一人だけ逃げてくる)


ガイウス「モンスターの進化論的な意味での最盛期とは一体なんだと思う?」

コーネリアス「私には難しい質問です。けど・・彼女達なら、その答えを知っているかもしれませんね」にこ


ドガアアアアアアアアアアン爆発
(丘を駆け下りてくるUBUの背後で大爆発が起きる。ロージーは爆風で吹っ飛びながら空中経由で下山してくる)


ガイウス「ハンターに与えられた天命とはなにか・・・我々が為すべき大陸への奉仕活動とは・・・まだまだ課題ばかりだ」フゥ~~~~~~

六本木「ヒトモ、ネコモ、モンスターモ、ムシヤショクブツ、ソシテ、トリモ、ミンナカンガエル」

ガイウス「ん・・・ハッハッハッハッハッ!そうだな!クエストは何も一人で受ける必要はないのだ!なぁ、コーネリアスよ!」かんらからから

コーネリアス「はい!」


かぁ~かぁ~
(夕焼けが紅葉の森林をより暖色にさせる中、ひたすらUBUの頭を殴るロージー。その左肩の上のドスビスカスも花びらの口から毒霧のような花粉をUBUの顔面に浴びせている。そのなんだか微笑ましい光景?を見ながら笑うガイウスとコーネリアス。そんな一同を頭上から見守るようにオレンジ色の空を雄大に舞う六本木の姿も)


ユクモからのクエスト/完







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は

11/7(月)0時更新 内容は未定aya

をお送り致します♪それじゃあさ、次回も優しい気持ちで読も見よう肉球 くろ



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