ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(スコープ視点。密林越しに高く聳える仙高人の姿を捉えている)
ザシーンザシーンザシーン!!
(密林エリアを突き進む鬼狩蛛。その頭部ではクイーンがカノン砲ヘビィのスコープで上空を捉えており、その腰にはお馴染み奇面族のスラッシュがしがみついている。また鬼狩蛛の後続からは、黒いスカルフェイスの歩兵部隊がアサルトボウガンを携えながら進軍してくる)
クイーン「撤退命令と同時に登場してくるなんて、さっすが♪タイミング、バッチリね」ザシーンザシーンザシーン
エリオット「これでやっと作戦が実行できるね」ザシーンザシーン(と進む鬼狩蛛の「中」から伝声管を通したエコー掛かった声が響いてくる)
スラッシュ「それだっチャ。作戦名はなんていったっチャ・・・・って、あちらさんも追っかけてきてるっチャよ!?」ザシーンザシーン
ドシーンドシーンドシーン!!
(鬼狩蛛を捕食せんばかりの破竹の勢いで木々を薙ぎ倒しながら迫りくる弩岩竜)
操舵ジジイ「あ奴らめ、撤退命令を無視して何処に行くつもりかぞい!?」カリカリカリ(と、天井から吊るされた潜望鏡を覗きながら舵をとっている)
ショットリーパー「上を見てみろ」(同じくコクピットの中央に立ったまま潜望鏡を覗いている)
操舵ジジイ「むぅ・・?」むいん(潜望鏡に顔面を押し付け角度を上に向ける)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(潜望鏡視点。密林越しに見える巨大な砦蟹の姿)
操舵ジジイ「あやーーーー。こりゃまた珍しいもんが現れよったぞい」カリカリカリ
ショットリーパー「水没林に相応しくないのはこちらとて同じ・・・アシュリーの奴め・・最初から「あれ」に合流するつもりで、自軍の戦力を温存していたのか・・!ブラックギルドめ・・一体何を企んでいる・・」
スラッシュ「追っかけてくるっチャ」ザシーンザシーンザシーン
クイーン「前から気に入らなかったのよね。あの顔」ぐるん(と、その長い砲口を反転させる)
操舵ジジイ「ワシラも領内からの命令を無視して、このまま追跡するかぞい?」カリカリカリ
ショットリーパー「連中の出方をみよう・・・・ん・・?」
・・・・・・・・・・・・・・・・
(潜望鏡視点。目の前を失踪する鬼狩蛛の上から「しゃがみ撃ち」の姿勢で、砲口をこちらに向けながら微笑んでいるクイーン。その腰にしがみついているスラッシュは中指を立てている)
ショットリーパー「緊急回避だ!!」
ドガアアアアアアアアアン!!
(クイーンの放った砲撃は、とっさに右に舵をとった弩岩竜の肩にぶつかり激しく爆発する)
ズザザザザザザザザザザ!!
(回避の勢いあまり、そのまま顔面から密林エリアに倒れ込む弩岩竜)
クイーン「じゃあね~、ブレンダン」ちゅ(ブロンドの髪を靡かせながら、顎をついたまま停止している弩岩竜に向かって投げキッスをくれてやる)
ザシーンザシーンザシーン!!
(そのまま砦蟹が待つエリアへ向かっていく鬼狩蛛と歩兵部隊の後ろ姿)
操舵ジジイ「いちちちち・・またアシュリーにしてやられたな、元帥」(コクピット内でひっくり返っている)
ショットリーパー「フフフフ・・・・ムハハハハハハハ!!」(仰向けでひっくり返り、壁に頭をぶつけたまま豪快に笑っている)
操舵ジジイ「このまま黙っているわけじゃあるまい?」よっ(腰を叩きながら起き上がる後ろでは、同じく颯爽と起き上がる砂漠のヴィランの姿も)
ショットリーパー「当たり前だ!!そっちがその気ならやってやろうじゃないか!!水没林に相応しくのはどちらか決着をつけてくれようぞ!!!!」なでなで(モヒカン頭にできたコブを撫でながら豪語する砂漠のヴィラン)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
バシャバシャバシャバシャ!!
(遠方に見えるピラミッド型神殿に向かい、水浸しの台地を一直線に駆けていく迅竜の背中。その頭部にはドボルネコヘルムを被った獣人が跨っている)
鉄平「神殿が見えてきたぞ!!みんな遅れるなよ!!」(後続を振り返る)
ドドドドドドドドドドド!!
(陸を行くは、猪突猛進のジョー(大猪)に颯爽と跨るフラワーを先頭に、後続からマクシミリアを乗せたグランカッサ(尾槌竜)を中央に、その左には一也を頭に乗せたメガゼノス(黒鎧竜)、氷の鎧を纏ったガルグイユ(化け鮫)がニャークを背に乗せ、右サイドでは芋助を頭に乗せたまさひこ(恐暴竜)、そしてシャークキングを右腕に装着した彭関越(河狸獣)と続き、更にその後方からはタイヤモードのアングリーアッシュ(爆鎚竜)が怒涛の爆走を見せながら一同を追い抜いてくる)
フラワー「みんな頑張って!!もう少しよ!!」(上に向かって檄を飛ばす)
ビュオオオオオオオオオ!!
(空を切るは、テツ(金毛獣王)を両脚で挟んだまま飛空するアルテミス(金火竜)の首に跨るエリーゼ、ロージーとアラン、そして並走するは同じく信長(盾蟹)を両脚に挟んだサンダーソニック(銀火竜)の頭部上で座禅をしている劉珍の姿であった!銀火竜の背中には小さく映っているサムソンの姿も)
劉珍「さぁ皆さん!!長かった水没林ツアーの最終日!!有終の美を飾りましょう!!」ビュオオオオオオ(すっかり板についてきた綸巾(かんきん=諸葛亮でお馴染み文官が被ってる「食パンみたいにモコっとした頭巾」。もちろん、左右はぐるぐる巻きの模様になってるタイプで色は水色)を被っている。これぞ劉珍オリジナルユクモノシリーズ頭部「ユクモノカンキン【三顧の礼】」である!必要素材:ケルビの皮(特に蒼っぽい部分)一枚)
サムソン「こりゃ~!!劉珍!!指揮官はこの私だぞ!?」ぷんすか(と怒る銀火竜の背中には例のガトリング砲がチラりと光っている)
ロージー「うふふ。おじさま、はりきっちゃってる」ビュオオオオオ(風にツインテールを靡かせるその左肩の上ではファイヤージンガー(ドスビスカス)が葉っぱの手をお花の顔にかざしながら、遠方を捉えている)
ファイヤージンガー「それよりよ、向こうに見える「ママガーグァ」並のデっけぇ奴!!ありゃなんだ!?」ビュオオオオオ
マナブ「なんと巨大な・・・」ビュオオオオオオ(空中輸送されている盾蟹の「ヤド」の上に立ち、双眼鏡を覗いている)
信長「何が見えるのだ!?風が目に入って何も見えん!!」ビュオオオオオオオ
アルテミス「砦蟹だよ!!なんであんなものがこんな所にいるんだい!?」
エリーゼ「暗黒商会よ!!搭乗兵器に違いないわ!!」ビュオオオオオ
信長「なに!?砦蟹とな!?」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!
アングリーアッシュ「聞いたか!?メガゼノス!!」ゴロゴロゴロゴロ
メガゼノス「ああ!!プロフェッサーがいるかもしれないな!!それに東部方面には、うちの子達もいるという!!バサリンからの手紙に所在が書いてあった!!」ドスンドスンドスン!!
アングリーアッシュ「なら決まりだ」
ドウィーーーーーーーン!!
(タイヤモードからトランスフォームした勢いで前進していく)
アングリーアッシュ「悪いが俺たちはここまでだ!!お前たち同様、目的に移らせてもらうぞ!!」ドシンドシンドシン(先頭を行く迅竜に並走する)
鉄平「了解した!!気をつけろよ!!」ドスンドスンドスン(返答するもその目は神殿を捉え続けている)
一也「今回も助けてくれてありがとうニャ。メガゼノス」なでなで(黒鎧竜の頭部に掴まりながら肉球でいい子いい子してやる)
メガゼノス「あいつ・・うぶにもよろしくな」ドスンドスンドスン
一也「必ずニャ!!」バッ(鉄平がいる迅竜の背中に飛び移る)
ドドドドドドドドドド!!
(陸を一直線に征くモンスター群から、ウラガンキンと黒鎧竜だけが右翼方面へと離脱していく)
マナブ「砦蟹方面に向かうというのか・・」ふむ
信長「我が猿よ!!余の目に双眼鏡を当ててくれ!!」
マナブ「然らば、少し温めてから・・」(「秀吉の草履」みたいに双眼鏡を脇に挟んであっためようとする)
信長「はようせい」こちん(宙吊りになりながら蟹手で頭上のマナブの頭を小突く)
マナブ「いちちち・・どうぞ」スチャ・・(上から身を乗り出し、飛び出ている蟹目に双眼鏡を当てる)
信長「むぅ・・・・・・」
じーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(信長双眼鏡視点。広大な密林エリア越しに見える砦蟹)
信長「ズームぞよ!!」
マナブ「はいはい」きゅりきゅり
じーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(信長双眼鏡視点。砦蟹の顔のアップ。よく見ると右目に「ギッ」って抉ったような傷跡が残っている)
信長「間違いない・・・あれは勝家だ!!!!」
マナブ「へ・・?」
信長「サンダーソニック!!余をここで落としてはくれまいか!?」
サンダーソニック「と言っているが?」(頭上の軍師に聞く)
劉珍「確かにあいつの存在も気にはなる・・・信長さん!!気をつけて!!必ず生きて再会すると約束してください!!」
信長「無論!!我が野望はまだ始まったばかりぞよ!!」
パッ(砦蟹を掴む爪を開く銀火竜)
マナブ「うわああああああああああああ」びゅおおおおおおおお
(砦蟹諸共、密林エリアに急降下していく。必死になって一角竜の頭骨の「角」にしがみつくマナブ)
ばしゃ~~~~~~~~ん
ガシンガシンガシンガシン!!
(水溜りに着地するやいなや、両蟹手を掲げながら密林方面へと消えていく盾蟹とその従者)
まさひこ「ナンカ、イヨイヨッテ感ジデ、動キ出シタネ」ドスンドスンドスン
芋助「そうですな・・丞相達も今頃、領内を目指して・・・・・む!?」
ズザザザザザザザザザザ!!
(まさひこの右側の土面から「サメのようなヒレ」が襲いかかってくる)
芋助「敵襲!!」バッ(まさひこの頭から飛ぶ)
ドシャアアアアアアアアン!!
(突如、地中より現れた獰竜が恐暴竜に襲いかかる)
まさひこ「アキヒコ!?」
あきひこ「今日こそ決着をつけてくれようぞ!!!!」ガアアアアアアア
ズシャアアアアアアアアン!!
(そのまま獰竜のタックルを喰らい、密林内に倒れ込む恐暴竜)
芋助「まさひこ殿!!」シュタッ
フラワー「鉄平!!まさひこさんが!!」ズドドドドドドド
まさひこ「俺ニ構ウナ!!ミンナハ進メ!!」(倒壊した木々越しに倒れながら叫ぶ)
鉄平「・・・・・・・・・・いくぞ!!クルセイダーズ!!」ズドドドドドドド!!
フラワー「さぁ、芋助さん!!」ドドドドドドド(Uターンしてきたジョーの上から手を差し伸べる)
芋助「まさひこ殿!!領内で丞相と共に待っておりますぞ!!」パシッ(フラワーの手を掴む)
ズドドドドドドドドドドド・・・・
(エリアを後にするクルセイダーズ一行)
あきひこ「これで邪魔は消えた。さぁ、かかってこい」
まさひこ「コッチハ時間ガ、ナインダ。本気デ、イカセテモラウゾ」
あきひこ「なにを今更・・・・」
ズオオオオオオオオオオン!!
あきひこ「なにぃいいいいいいいいい!!??」ずでぇ~~~~ん(まさひこの凄まじい龍圧より尻もちをつく獰竜あきひこ)
まさひこ「ボヤボヤしてらんねぇんでな!!俺には、あいつが、UBUが待っているんだ!!!!殺してやるから死ぬ気でかかってきやがれ!!!!」ボギャアアアアアアアアア
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
6/5(火)0時更新 「ここで会ったが百年目!!」の巻
をお送りいたします♪4stもいよいよクライマックスへ!!ほんだら次回も激昂しながら読もう見ようぜよほわちゃ~
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「ミンナハ進メ!!」の巻
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