ゴロゴロゴロゴロゴロ!!
(鬼気迫る「大太(おおぶと)」丸太)
ムーア「いひいいいいいいいいい
」(白目を剥いて気絶しているヴィルヘルムを抱き寄せて慄く)
ドシューーーーーーーン![ハッ]()
ドシューーーーーーーン![ハッ]()
(次の瞬間、転がってくる丸太に後方より飛来してきた徹甲榴弾が突き刺さる)
ムーア「!?」
バガァアアアアアアアアン!!
(小爆発と同時に丸太が真っ二つに破壊される)
ゴロゴロゴロゴロ!!
ダシャーーーーーン!!
(2つに割れた丸太が身を屈める視点の主を挟んで視界の両サイドに映るテントを巻き込みながら転がっていく)
ムーア「はぁ・・・助かった・・
・・・って!?」バッ(後ろを振り返る)
??「早く逃げるんだ!!」(砂埃の視界の奥、ボウガンを構えたハンターのシルエットが薄っすら確認できる。またその声からポール・ベインズのものだと思われるが、この時の視点の主にはその判別は出来ていない(視点の主は更に「ケイシーのへんてこメガネ」をかけているので視界が真緑に見えることもその確認の弊害となっている))
ドーベル装備の男ハンター「風圧無効がこんなところで役に立つなんてな!!さぁこっちだ!!」(と、砂嵐にも動じず、苦々しい色のカラミティペインを振り回しながら移民たちの退避をアシストしている)
大和装備の丸っこく太ったちっちゃいハンター「むわははははははは!!ロックラックは我らハンターが守ってみせるぞよ!!」ガチィ~~~ン
(すっ飛んできた木材を峯山鎚モーランで打ち返している)
竜王の隻眼を付けた見るからにベテラン風の白髪ハンター「峯山龍如きに楽園を奪われてなるものか!!ロックラックの狩人は代々、この愛すべき都市を砂漠の脅威から守ってきたのだからな!!」パかぁ~~~~~ん
(と大剣グレンウォルで転がってきた丸太を力強く薪割りする)
ムーア「ほえ・・モンスターハンターたち・・・・・やっぱりカッコいい~~~♪」いいから早く逃げろ~~!!(と遠くからポールの声が)
Recollection No.5_48
ずりずり・・ずりずり・・![DASH!]()
(荒れ狂う砂嵐の中、匍匐前進な真緑視点)
ムーア「ケイシーに感謝しなきゃね」ずりずり・・ずりずり・・
ちら・・ずりずり・・ずりずり・・・
(振り向くと仰向けに寝そべったヴィルヘルムの髪の毛を右手で鷲掴みにして引きずっていることが分かる)
ヴィルヘルム「うう・・むにゃむにゃ・・・・・どこだ?ここ」ずりずり・・
ムーア「目が覚めた?」よいしょっ(と、大破した小屋の陰に身を潜め、ヴィルヘルムの上体を起こし、一緒に木材を背に一休みする)
ヴィルヘルム「なんだか頭のてっぺんが燃えるように熱いが・・・状況は?」ビュオオオオオ(引き続き砂埃と暗闇により視界の悪いエリア内を見渡している)
ムーア「ハンター達が駆けつけて来てくれた。エリア内の人達は無事。ついでに「じえんも~らん」っていうのにも彼らが立ち向かって行ったよ」おりゃ~~~~~~・・(と遠くから狩人たちの雄叫びが聞こえてくる)
ヴィルヘルム「ひとまず平気みたいだな。んで、ビリーは?」そりゃ~~~~~~・・
ムーア「それが問題。ハンター達に保護されちゃう前にあたち達が見つけないと。ビリーが持ってる大金で怪しまれちゃう」でいやぁ~~~~~~・・
ヴィルヘルム「すでに外に出てたら、ジ・エンドだな」アオオオオオオオ・・(峯山龍の咆哮が鳴り響く)
ムーア「平気だと思うよ。ビリーは臆病だからね。きっとこのあたりに・・・」チャッ・・(「ケイシーのへんてこメガネ」を手で直しながら周囲を確認する)
ビュオオオオオオオオオ
(真緑レンズな視界を覆う砂埃の中、強風によって崩されたバラックやテントの残骸が点々と確認できる)
ムーア「ひどい有様だね・・・・・・むっ!?」
ひいいいいいいいいい
(倒れたテントの一部が内側より「なんだかこんもり」しており、またそこから怯える悲鳴が聞こえてくる)
ムーア「ヴィルヘルム。あれ」ひいいいいいい
ヴィルヘルム「ビンゴだな。外側からぶん殴って気絶させちまおうぜ」ひいいいいいい
ドシューーーーーーーーーーーン!!
(その時、都市の外側より何かが打ち上げられる音が聞こえてくる)
ヴィルヘルム「なんだ?」
岩がいったぞぉ~~~~・・・!!
気をつけろぉ~~~~~・・・!!
(遠くからハンターの警告が)
ムーア「ほえ・・・・」ヒュオオオオオオオ(見上げる真緑な夜空から明らかに大岩がすっ飛んでくる音が聞こえてくる)
ひいいいいいいいいい
ごちぃ~~~~~~~ん![ハッ]()
(テント内で怯えるビリーの後頭部の「ふくらみ」にサッカーボール強の岩が落下)
ヴィルヘルム「いよいよ死んだか」
ムーア「行ってみよう」ダッ
ドシューーーーーーーーーーーン!!
(再び投石の発射音が聞こえてくる)
ヴィルヘルム「またくるぞ!!」
今度のは大きいぞぉ~~~~・・・!!
気をつけろぉ~~~~~・・・!!
ヴィルヘルム「だってよ」
ヒョオオオオオオオオオ!!
(見上げると確かに少隕石レベルの大岩が容赦なく急降下してくる)
ムーア「いっ
」
ゴロリぃ~~~~ん![うずまき]()
ドシャアアアアアアアアン!!
(間一髪、お得意の回避距離LV1クラスのでんぐり返しで回避すると同時に激しい落下音が)
ムーア「ヴィルヘルム!?」バッ(煙を上げる大岩を避けながら彼の生存を確認する)
ヴィルヘルム「こっちはダイブで交わしてやったぜ」グッ
(うつ伏せに寝そべりながらサムズアップしている)
ムーア「ふぅ~~~~
さ、ビリーのところへ」ガシッ(ヴィルヘルムの手をとって起こしてやる)
タッタッタッタッタッタッ(空の様子を用心しながらテントの残骸へ近づいていく)
ヴィルヘルム「突いてみろ」
ちょんちょん・・(足で人型に膨れ上がった胴体部らへんをそれとなく触る)
ヴィルヘルム「もっとやってみろ」
ガスッ
ガスッ
(脇腹付近をおもいきりシュートする)
ムーア「うんともすんとも言わないね」
ヴィルヘルム「めくってみようぜ」バッ
(一気にテントをめくりあげる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(駆除されたGのようにうつ伏せ大の字に寝そべっているビリー。その後頭部には大きなコブが。そして小脇には身代金が入っている鞄も)
ムーア「ほえ・・ほんとに死んじゃったかな・・」むんず(ヴィルヘルムがそっとビリーに寄り添い、彼の自慢のリーゼントを鷲掴みに頭部を持ち上げる)
ヴィルヘルム「息はしてるぜ。気絶してるだけだ」
ムーア「ふぅ~~。なんとなく良かったね。それよりどうしよう」
ヴィルヘルム「起こすとうるせえから、このまま引きずって運んでいこうぜ」ガシッ(ビリーの両足を掴む)
ムーア「お金はこのままにしておこう。きっと後でハンターかガーディアンが見つけてくれるよ」
ヴィルヘルム「だな。誘拐犯は逃亡したか、または砂漠のモンスターに食われちまったか・・迷宮入りってわけだ」ズルズル・・(うつ伏せのビリーをそのまま引きずっていく)
ちぇりゃ~~~~~~~・・・!!
いいぞぉ~・・・・飛び乗れぇ~~~・・!!
(砂嵐の向こう側よりハンター達の喊声が聞こえてくる)
ムーア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ダオオオオオオオン・・・アオオオオオオオオ・・・!!(渾身の一撃音が聞こえると同時に峯山龍の悲鳴のような咆哮が反響してくる)
ヴィルヘルム「おい、ムーア」
ムーア「いいなぁ・・」大砲いくぞぉ~~~・・!!
ヴィルヘルム「大人になったらな。いずれ・・・いずれ必ずだ」ドォ~~~~~ン!!
ムーア「そうだね。行こう!!」
ドガァアアアアアアン・・・
アオオオオオオオオ・・・!!
(大狩猟の効果音をバックに、ヴィルヘルムとビリーの両足を引きずりながらも、それとなく街の外側が気になってたまらない年頃な一人称視点であった...)
To Be Continued
![]()
★次回ストーリーモードは3/16(月)0時更新予定です★
(鬼気迫る「大太(おおぶと)」丸太)
ムーア「いひいいいいいいいいい

ドシューーーーーーーン

ドシューーーーーーーン

(次の瞬間、転がってくる丸太に後方より飛来してきた徹甲榴弾が突き刺さる)
ムーア「!?」
バガァアアアアアアアアン!!
(小爆発と同時に丸太が真っ二つに破壊される)
ゴロゴロゴロゴロ!!
ダシャーーーーーン!!
(2つに割れた丸太が身を屈める視点の主を挟んで視界の両サイドに映るテントを巻き込みながら転がっていく)
ムーア「はぁ・・・助かった・・

??「早く逃げるんだ!!」(砂埃の視界の奥、ボウガンを構えたハンターのシルエットが薄っすら確認できる。またその声からポール・ベインズのものだと思われるが、この時の視点の主にはその判別は出来ていない(視点の主は更に「ケイシーのへんてこメガネ」をかけているので視界が真緑に見えることもその確認の弊害となっている))
ドーベル装備の男ハンター「風圧無効がこんなところで役に立つなんてな!!さぁこっちだ!!」(と、砂嵐にも動じず、苦々しい色のカラミティペインを振り回しながら移民たちの退避をアシストしている)
大和装備の丸っこく太ったちっちゃいハンター「むわははははははは!!ロックラックは我らハンターが守ってみせるぞよ!!」ガチィ~~~ン

竜王の隻眼を付けた見るからにベテラン風の白髪ハンター「峯山龍如きに楽園を奪われてなるものか!!ロックラックの狩人は代々、この愛すべき都市を砂漠の脅威から守ってきたのだからな!!」パかぁ~~~~~ん

ムーア「ほえ・・モンスターハンターたち・・・・・やっぱりカッコいい~~~♪」いいから早く逃げろ~~!!(と遠くからポールの声が)
Recollection No.5_48
ずりずり・・ずりずり・・

(荒れ狂う砂嵐の中、匍匐前進な真緑視点)
ムーア「ケイシーに感謝しなきゃね」ずりずり・・ずりずり・・
ちら・・ずりずり・・ずりずり・・・
(振り向くと仰向けに寝そべったヴィルヘルムの髪の毛を右手で鷲掴みにして引きずっていることが分かる)
ヴィルヘルム「うう・・むにゃむにゃ・・・・・どこだ?ここ」ずりずり・・
ムーア「目が覚めた?」よいしょっ(と、大破した小屋の陰に身を潜め、ヴィルヘルムの上体を起こし、一緒に木材を背に一休みする)
ヴィルヘルム「なんだか頭のてっぺんが燃えるように熱いが・・・状況は?」ビュオオオオオ(引き続き砂埃と暗闇により視界の悪いエリア内を見渡している)
ムーア「ハンター達が駆けつけて来てくれた。エリア内の人達は無事。ついでに「じえんも~らん」っていうのにも彼らが立ち向かって行ったよ」おりゃ~~~~~~・・(と遠くから狩人たちの雄叫びが聞こえてくる)
ヴィルヘルム「ひとまず平気みたいだな。んで、ビリーは?」そりゃ~~~~~~・・
ムーア「それが問題。ハンター達に保護されちゃう前にあたち達が見つけないと。ビリーが持ってる大金で怪しまれちゃう」でいやぁ~~~~~~・・
ヴィルヘルム「すでに外に出てたら、ジ・エンドだな」アオオオオオオオ・・(峯山龍の咆哮が鳴り響く)
ムーア「平気だと思うよ。ビリーは臆病だからね。きっとこのあたりに・・・」チャッ・・(「ケイシーのへんてこメガネ」を手で直しながら周囲を確認する)
ビュオオオオオオオオオ
(真緑レンズな視界を覆う砂埃の中、強風によって崩されたバラックやテントの残骸が点々と確認できる)
ムーア「ひどい有様だね・・・・・・むっ!?」
ひいいいいいいいいい
(倒れたテントの一部が内側より「なんだかこんもり」しており、またそこから怯える悲鳴が聞こえてくる)
ムーア「ヴィルヘルム。あれ」ひいいいいいい
ヴィルヘルム「ビンゴだな。外側からぶん殴って気絶させちまおうぜ」ひいいいいいい
ドシューーーーーーーーーーーン!!
(その時、都市の外側より何かが打ち上げられる音が聞こえてくる)
ヴィルヘルム「なんだ?」
岩がいったぞぉ~~~~・・・!!
気をつけろぉ~~~~~・・・!!
(遠くからハンターの警告が)
ムーア「ほえ・・・・」ヒュオオオオオオオ(見上げる真緑な夜空から明らかに大岩がすっ飛んでくる音が聞こえてくる)
ひいいいいいいいいい
ごちぃ~~~~~~~ん

(テント内で怯えるビリーの後頭部の「ふくらみ」にサッカーボール強の岩が落下)
ヴィルヘルム「いよいよ死んだか」
ムーア「行ってみよう」ダッ
ドシューーーーーーーーーーーン!!
(再び投石の発射音が聞こえてくる)
ヴィルヘルム「またくるぞ!!」
今度のは大きいぞぉ~~~~・・・!!
気をつけろぉ~~~~~・・・!!
ヴィルヘルム「だってよ」
ヒョオオオオオオオオオ!!
(見上げると確かに少隕石レベルの大岩が容赦なく急降下してくる)
ムーア「いっ

ゴロリぃ~~~~ん

ドシャアアアアアアアアン!!
(間一髪、お得意の回避距離LV1クラスのでんぐり返しで回避すると同時に激しい落下音が)
ムーア「ヴィルヘルム!?」バッ(煙を上げる大岩を避けながら彼の生存を確認する)
ヴィルヘルム「こっちはダイブで交わしてやったぜ」グッ

ムーア「ふぅ~~~~

タッタッタッタッタッタッ(空の様子を用心しながらテントの残骸へ近づいていく)
ヴィルヘルム「突いてみろ」
ちょんちょん・・(足で人型に膨れ上がった胴体部らへんをそれとなく触る)
ヴィルヘルム「もっとやってみろ」
ガスッ


ムーア「うんともすんとも言わないね」
ヴィルヘルム「めくってみようぜ」バッ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(駆除されたGのようにうつ伏せ大の字に寝そべっているビリー。その後頭部には大きなコブが。そして小脇には身代金が入っている鞄も)
ムーア「ほえ・・ほんとに死んじゃったかな・・」むんず(ヴィルヘルムがそっとビリーに寄り添い、彼の自慢のリーゼントを鷲掴みに頭部を持ち上げる)
ヴィルヘルム「息はしてるぜ。気絶してるだけだ」
ムーア「ふぅ~~。なんとなく良かったね。それよりどうしよう」
ヴィルヘルム「起こすとうるせえから、このまま引きずって運んでいこうぜ」ガシッ(ビリーの両足を掴む)
ムーア「お金はこのままにしておこう。きっと後でハンターかガーディアンが見つけてくれるよ」
ヴィルヘルム「だな。誘拐犯は逃亡したか、または砂漠のモンスターに食われちまったか・・迷宮入りってわけだ」ズルズル・・(うつ伏せのビリーをそのまま引きずっていく)
ちぇりゃ~~~~~~~・・・!!
いいぞぉ~・・・・飛び乗れぇ~~~・・!!
(砂嵐の向こう側よりハンター達の喊声が聞こえてくる)
ムーア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ダオオオオオオオン・・・アオオオオオオオオ・・・!!(渾身の一撃音が聞こえると同時に峯山龍の悲鳴のような咆哮が反響してくる)
ヴィルヘルム「おい、ムーア」
ムーア「いいなぁ・・」大砲いくぞぉ~~~・・!!
ヴィルヘルム「大人になったらな。いずれ・・・いずれ必ずだ」ドォ~~~~~ン!!
ムーア「そうだね。行こう!!」
ドガァアアアアアアン・・・
アオオオオオオオオ・・・!!
(大狩猟の効果音をバックに、ヴィルヘルムとビリーの両足を引きずりながらも、それとなく街の外側が気になってたまらない年頃な一人称視点であった...)
To Be Continued

★次回ストーリーモードは3/16(月)0時更新予定です★