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「オールクエストクリアだ!!」の巻

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$あたちのモンハン日記
UBU「お世話になりました・・・」ぐすん

椀方「バカやろう・・おめぇらしくもねぇ。もっと・・胸張って卒業して行きやがれ」

UBU「椀方・・・・」

坊主「さぁ、行くぞ」

UBU「はい・・・」ザッ

椀方「う、UBU!!」

UBU「・・・・・・・」くる

椀方「いつでも・・・」

UBU「・・・・?」

椀方「おめぇが寂しくなったらいつでも帰って来いよな!!まだまだおめぇには教えてやることばかりなんだからよ!!いいか!!必ず・・必ずまた店に顔を出せよな!!待ってるぜ!!」

UBU「椀方・・・」

椀方「フッ」(最高に清々しく堂々とした「いい顔」をしてる)


UBU「はい!!皆さん、ここで共に過ごした三日間の思い出は一生忘れません!!どうか皆様もお元気で!!」バッ


ザッザッザッザッザ・・・・・・・(坊主と共に去って行く)



椀方「バカ野郎・・・一体誰だよ・・年をとったら涙は砂原の花ごとく枯れていくなんていいやがったのは・・・・・」ぐすん(号泣)

「東方の侍たちだろ」

ポン(肩に手を置かれる)

椀方「・・・?」くる

親方「なかなか・・骨のある、いい娘さんだったじゃねぇか。またぁ・・・また必ず会えるさ。なぁ?椀方よ」(身長3mくらいある屈強な親方)

椀方「親方・・・・はい!!」







出会いと別れ・・。例え共に過ごした時間は短くとも、大切なのは分かち合ったその時間の中身・・。青春に代わる大人の充実した時とは、決して永遠ではなく、むしろそれを阻むものばかり。楽しさの共有と秩序の維持・・。それを成し遂げることの過酷さを知るからこそ、別れとはなんと残酷なものなのだろうか・・・って、そういえば巨神編の間は、この人(UBU)、働かされてたんですよね。というわけで、今日も張り切って行きましょう!!


「あたちのモンハン日記」
~3rd Stage







$あたちのモンハン日記
~夢幻如来衆、本堂



UBU「むすうむうっ」(両手を拘束されて正座してる)

坊主「・・・・・」じゃらん(本堂の両端に武装した坊主が立ち並ぶ)

UBU「むすうぷんちゅか」きょろきょろ

坊主「棟梁、邪羅尼様のおなぁ~りぃ~!!」


トットットットットッふん・・スッ


邪羅尼「・・・・・・・」にやにや(UBUを見て)

UBU「ふん。ごたいそうな謁見だこと。それとこの生臭坊主どものタンパクな体臭、なんとかならない?せっかくのお香の香りも台無しだわsss

邪羅尼「さて、まずはお勤めご苦労さんだったね。ユクモのお嬢ちゃんや」とすっはぁ(UBUの前にあぐらをかいて座る)

UBU「おかげでいい思い出がまたひとつ出来たわふん

邪羅尼「それは良かったね。こっちとしてはお前さんがそのまま「就職先」として大人しく働いていてくれると助かるんだがねぇ。気が変わったらいつでも教えておくれ」

UBU「冗談。今更ルーティンワークのプロレタリアになれですって?お生憎様、あたちにそんなに忍耐強くないの。もちろん・・今もそうよ」ギラッ

邪羅尼「ほう。せっかく捕虜の期日を耐え凌いだのにかい?それに、お前さんを助けようと必死にクエストに出てるカーブー坊やの健闘も反古にしようって言うんじゃないだろうねぇ」

UBU「そうね。大陸で流行ってる大衆向けの王道コミックなら普通ここで、「仲間を信じてるから!」とか、ステレオタイプなお決まりの綺麗事を言うんでしょうけどね・・あたちなんかのところはそうじゃないの。悪く思わないでね」


ドスンぎくっ


坊主「なんだ!?屋根の上から音がしたぞ!?」

坊主「何かが屋根に止まったんだ!!」

邪羅尼「静かにおし!!これぐらいで騒ぐんじゃないよ!!」

UBU「ふふふ・・」

邪羅尼「いけないねぇ、お嬢ちゃん。あたしゃ急な来客は好きじゃなくてね」

UBU「あら。鉄と血の匂いのするご馳走ならご遠慮するわよ」

邪羅尼「何をしたんだい」

UBU「銀火竜って渓流にも出るのはご存知でしょ?こと、うち(ユクモ薔薇十字)には知的生命体種のそれはそれは恐ろしいシルバーレウスがいるのよねぇ。さすがにあんたたちでも、空の警護は出来ないでしょ?立派な渓流の文化遺産でもある、この本堂が大破されるのは惜しいけど・・この際、仕方ないわよねぇ?」

邪羅尼「ほう。捕虜の時間を無駄にはしなかったってわけかい。取引自体を反古にし、この本堂ごと、あたしらを無に返そうって魂胆か・・やれやれ」

UBU「戦争はプラグマティズムでしょ?うちの軍の子たちにあたちがいつも聞かせてる理念なの。純白な理想主義では愛するものは守れないってね。背徳的資本主義の化身であるあんたたちを相手にする時は特に・・喜んで悪魔にもなるのよ」

邪羅尼「一触即発な場面をまんまと作らせちまったのはこっちの怠慢だって?気に入らないね」


ギシッ・・ギシッ・・・・
(屋根がきしむ音)


坊主「・・・・・・・」ググッ(錫杖を握る)

UBU「いい緊張感よ。そのまま維持しなさい。なんてたって、あたちのお友達のシルバーレウスは、号令ひとつでこの本堂をいつでも業火のプロムステージに変えることが出来るんだからね。気を抜いてたら、せっかくのショータイムを見逃しちゃうわよ」

邪羅尼「ふん。まったく、とんだ戦乙女を人質にしちまったね」


ギシッ・・・ギシギシッ・・・・・


UBU「さぁ・・踊りましょう。鮮血のダンスタイムの開始よ」

坊主「・・・・・!!」グググッ

邪羅尼「・・・・・・・・」


坊主「棟梁!!大変です!!」ドッドッドッドッドsss

邪羅尼「落ち着きな!!何事だい!?」

坊主「はぁはぁ・・門に・・金火竜が現れました!!」

邪羅尼「・・・・金銀王手で・・完全に包囲したつもりかい?ユクモのお嬢ちゃん」

UBU「はぁ~あ。つまんないドキドキ

邪羅尼「ん・・?」

UBU「サンダーソニック!!あんたの奥さんが帰還したみたいね!?」(屋根に向かって話しかける)


サンダーソニック「ああ。賭けは俺の勝ちのようだな、プリンセス」(屋根の上から声がする)


UBU「ちぇ~ぶー

邪羅尼「なんだい・・なにがどうなってるんだい」


ドタドタドタドタドタsss


邪羅尼「まったく・・うちの部下にもモンスターの冷静さを調教してやらないといけないね。今度はなんだい!?」


$あたちのモンハン日記
カーブー「ばあちゃん!!約束通り戻ってきたぞ!!」ぜえぜえ


邪羅尼「カーブー・・坊や」


$あたちのモンハン日記
ロージー「ムーア・・いえ、UBUちゃ~ん!!元気~やっほー」ふりふり手


UBU「余計なのもふん


ファイヤージンガー「なんだよ!?あれがお嬢たちのリーダーかぁ!?ずいぶん弱っちそうなヤツだなぁ。捕虜になって当たり前ってところか!ナッハッハッハッハッハ!!」


UBU「はえ・・喋る・・ドスビスカス~音譜


$あたちのモンハン日記
ニャ太郎「姫君!!ご無事で!!」


UBU「あらあら。ニャ太郎さんまでご苦労さま。それよりさっきとは打って変わって・・なにこのコミカルな展開。だから、あたちってカーブーのこと嫌いなのふん

邪羅尼「カーブー坊や、よく戻ったね。それも・・・(きょろきょろ)ずいぶん愉快なお客さん達も一緒にね」

ロージー「カーブー坊やって呼ばれてるのぉ?ぷぷぷ・・だっさぷぅっ」にやにや

カーブー「ばあちゃん、UBUさんを返してもらいに来たぜ」

UBU「おお。男らしいぽ~」←他人事

邪羅尼「待ちな。それは金色のガーグァを納品してからだ。クエストはまだ終了じゃないんだよ?カーブー坊や。それとも・・ピクニックに行っただけでタイムアップかい?」

カーブー「確かに・・結論から言うと・・」

邪羅尼「・・・・・・??」シュボッ煙管(煙管に火をつける)

カーブー「金色のガーグァはいない」

邪羅尼「・・・・・・・」ぷはぁ~どろん

UBU「こりゃ~!!いないってどういうことよ!?ああ!?おお!?あぁん?

カーブー「正確に言えば、見つけたが連れて帰ってこれなかったんだ」

邪羅尼「ほう」ぷはぁ~

UBU「はぁ!?どういうことよ!?こんな形であたちのあんたに対する日頃のあれやこれやを復讐しようって言うわけ!?このやろう!!頭出せ!!かじってやるあぁっ?!」ガシーンガシーンドキッ(歯音をたてる)

邪羅尼「落ち着きな。それで、カーブー坊や。一応、言い訳を聞こうじゃないかね」

カーブー「簡単なことさ。金色のガーグァをこの新大陸に連れて帰ってくれば、必ずその子を取り戻しに「巨神」と呼ばれるアカムクラス以上のガーグァの母親が飛んで来るだろう。そんなことになってみろ。ハンターズギルドは総力を上げて緊急討伐指令を新大陸・・いや、旧大陸も含めた世界中にお布令を出すに違いない。渓流がハンターだらけの戦地になるのは嫌だろう?そうなればギルド関連のお偉いさん達や、なんなら帝国軍の連中だって巨神討伐に動き出すだろう。それはばあちゃんだって、頂けない話し・・だろ?」

UBU「おー。カーブーのくせに論破しようとしてる・・おー」感心

邪羅尼「つじつまは合ってるが・・・果たしてどうだかねぇ」ぷはぁ~もくもく煙

ロージー「おばあちゃん!お兄ちゃんの言ってることは本当よ!それに島に行った証拠だってあるんだからえっへんほら、この子!喋るドスビスカスなんて見たことないでしょ」

ファイヤージンガー「よう。あんたが噂の強欲ババアか」

邪羅尼「なっ・・・」

UBU「くっくっくっくっく・・・それと尼軍師さん、このおさげの子知ってる?この子、こんなんでも、あの名家ローゼンクロイツの子女なのよ?この子におしおきして、一気に帝国軍も・・敵に回してみる?」にやぁ~

ロージー「そうよ!あたしに何かあったらパパが黙ってないんだからねぇ~しゃきん」えっへんはぁ

ファイヤージンガー「よっ!大家の穀潰し!!」

ロージー「誰がじゃ!ボケェ!!その口、カッさばいて天ぷらにしたろかいブチッ!!

邪羅尼「やれやれ・・駒は十分過ぎるくらい揃ってるって訳かい」ぽへぇ~煙

カーブー「ばあちゃん!代わりの品と言っちゃなんだが・・ニャ太郎さん、あれを!」

ニャ太郎「ハッ」スッ肉球 くろ猫

邪羅尼「これは・・・」

UBU「うっそ!天の山菜組引換券が束でいっぱい!!」

邪羅尼「ほう・・・面白いものを・・こんなに大量にねぇ・・」

カーブー「好きなものを交換してもらえばいい。これでUBUさんと交換だ」

邪羅尼「金のたまごを生む変種に比べたら・・仕方ないかね」

ロージー「そうよぉポイント。それに仮にうまく金色のガーグァちゃんをここで飼い慣らせても、悪い軍人たちがすぐに狙いに来るんだからぁ~!!」

ファイヤージンガー「そうだぜ婆さん!容赦のねぇ輩がドンパチやりにこの本堂に目の色変えて駆けつけてきやがるぜ!!」

邪羅尼「ほう・・興味ある話しだねぇ」

UBU「・・・・・・・」

カーブー「ばあちゃんもその筋なら知ってるだろ?暗黒商会だよ。連中も偶然、同じタイミングでジャックザアイランドに金色のガーグァを捕まえに来ていたんだ。もちろん、俺が追い払ってやったけどな」フフンはぁ(自慢げ)

邪羅尼「ほう、そりゃご苦労だったねぇ。やれやれ」ぷはぁ~

ロージー「なぁに?それだけぇ?こっちはたぁ~っくさん、危ない目に合ったんだからぁぷんちゅか」ぷんすか

UBU「偶然にしちゃ出来過ぎ・・・シンクロニシティーにはとても思えない」ぼそ

ロージー「ああ?あぁん?」←「悪い方」の顔

カーブー「へ・・どういうことっすか?UBUさん」

UBU「このクソババア!!ハナっから、カーブーをハメるつもりだったんだな!!」ダンッ煙

邪羅尼「ふふ・・・・」ぷはぁ~どろん

カーブー「へ・・?」

ロージー「ふぁ・・ぽ~

ニャ太郎「そうか・・・尼軍師、あなたは最初からあの島に暗黒商会の連中が金色の丸鳥を見つけに行くことを知っていた・・・その上で連中の目論見を、自分の手を汚さずに妨害しようと・・」

カーブー「へ・・?」

ロージー「ふぁ・・ぽ~

邪羅尼「・・・・・」ぷはぁ~

UBU「金のたまごの殻はレアメタル同然。それを生み続けるガーグァを連中に渡してご覧なさいよ?連中の兵器作成に莫大な力を与えるだけじゃなく、その金色のガーグァのコピーだって創ろうとするかもよ?下衆な科学者たちの手によってね」

ファイヤージンガー「そうか!お嬢、あのクソメガネ女、学者だったんじゃねぇか!?」

ロージー「あ、言われてみればあの生意気メガネ女、「それ」っぽかったねぇぽ~

カーブー「危ないとこだったんだな・・いやぁ・・ほんとに・・」←今更ながら事の重要性に気づく、まっすぐハンター

UBU「ねぇニャ太郎さん。大変だったでしょう?この子たちの面倒」

ニャ太郎「まぁ・・それなりに」

邪羅尼「無事に帰って来れたんじゃ。良しとしようじゃないか」

UBU「へぇ・・以外」

邪羅尼「なにがだい?」

UBU「あたちとの交換条件にかこつけて、同業者の邪魔をしたかったの?ついでに金色のガーグァも手に入れば一石二鳥。それとも・・そっか、あんた、最初っからカーブーが金色のガーグァに慈悲をかけて連れてこないとふんだのね!?ガーグァを連れてくる「危険性」も承知の上でね!!きーっ!悔しい!!あたちはその「餌」に使われたのよ!!そしてカーブーにクエストを受けさせるように仕向けたのね!!このクソババア!!あたち達をとんだギャンブルの駒にしてくれたもんね!!きーダイスキッッ!!

カーブー「よくもまぁペラペラと・・落ち着いて下さいよ。それとばあちゃん、UBUさんの言ってることで正しいのか?」

邪羅尼「憶測だよ、ユクモのお嬢ちゃん。あの武器商人どもを快く思ってないのはお前さん達だけじゃないということさ。同じ「囲い」でも、連中を追放して壊滅したい輩はたくさんいるのさ」

カーブー「ばあちゃん・・・」

邪羅尼「勘違いするんじゃないよ、カーブー坊や。これはあくまでも政治の話しさ。いいかい?ドンパチが主体の戦術論じゃない。戦略論だ。あんたなら分かるね、ユクモのお嬢ちゃん」

UBU「ちきしょう!それじゃまるで、さっき一戦交えようとしたあたちがバカみたいじゃないあぁっ?!」どたばたどたばた

邪羅尼「これを機に少しは女らしくするんだね。世の中には共存共鳴って言葉があるんだ。いいかい?お嬢ちゃんも「将の将たる器」になりたきゃ、「盟」ってものを覚えた方がいい。そういうことさ」

UBU「あーつまんないつまんないダイスキッッ!!」どたばたどたばた

カーブー「・・・・(さすがばあちゃんだ・・あのUBUさんを「教育」してるのか)」

UBU「だったら教えてちょうだいな!!ブラックガーディアンの情報をさ!!金のたまごに代わる「金券」っていう代替え品はすでに貰ったでしょう!?あんたらの目の敵である暗黒商会の目論見もストップ出来た!これ以上あたちたちに何をしろっての!?もう十分じゃない!!ブチッ!!」MAXぷんすか

邪羅尼「ハッハッハッハッハ。そうだねぇ。お前さん達が追ってる通称「砂漠の艦隊」。知ってる限りの情報を教えてやろうじゃないか」

カーブー「ほんとか、ばあちゃん!?」

邪羅尼「ブラックガーディアン。人類至上主義の「人型」のみで形成される外人部隊さ。無法者からハンター崩れ、それに大義名分を失った軍属どもの吹き溜まり・・それが連中さ」

ロージー「やだぁ~こわいぽ~

ニャ太郎「頭領はいるのですかな?」

邪羅尼「ああ。その荒くれ軍人どもを束ね、頭を張る男・・いや、怪人と言った方がよいかな」

UBU「はえ・・ヴィラン(怪人)?」

邪羅尼「そう。そいつの名は・・ショットリーパー。砂漠でモンスターに最も恐れられてる血も涙も、義理人情とも縁のないただの死神さ」

ロージー「ふぁ・・なんかすごい。サイン貰おうぽ~」真顔で決心

ファイヤージンガー「お嬢なんかすぐに首を掻っ切られちまうだろうな」

ニャ太郎「そのショットリーパーという男の目的はご存知ないか?」

邪羅尼「黒の連中だ。無政府主義の象徴で、公共の敵が連中ってことさ。なんでも武器の密輸もやってるって噂だよ。無論、暗黒商会とも繋がってるだろうねぇ。この前の砂原での気球墜落事故は知ってるだろう?」

ロージー「ひっ汗(やば。わしがあの事件に絡んどるの・・この婆さん、知ってるんちゃうやろな)」ダラダラ(明らかに冷や汗)

UBU「それとこれと・・・まさか、スナッフハンティングを裏で取り仕切ってるのは!?」

邪羅尼「そこまで掴んでるのかい。大したもんだ。あくまでも噂だよ。異常な趣味を持った「スポンサー」を集め、砂漠でブラックガーディアンを雇い、その金持ち連中の欲望を満たしてやってる影の首謀者・・それが暗黒商会だって寸法さ」

ニャ太郎「つくづく下衆な連中だ・・!」グッ(肉球を握り締める)

邪羅尼「もちろん、殺人ショーに使う異常食欲種と化したモンスターを「レンタル」してたのも連中の仕業だろうねぇ」ぷはぁ~

ロージー「ふぁ・・(じゃあ、あの時の黒轟龍さんも・・なんだか可哀想・・)」

カーブー「なんてことを・・・!なぁ、ばあちゃん。俺はこの前、この渓流で明らかに普通じゃないドボルベルグと出会ったんだ。それも暗黒商会の連中の仕業か!?」

ロージー「ああ、あの自分でスっこけたりしてた変な子ねぇぽ~

ファイヤージンガー「まるでお嬢みたいじゃねぇか」

邪羅尼「そうかい・・そんなことが・・・。カーブー坊や、それはおそらくブラックガーディアンの連中の仕業だね」

ニャ太郎「なにか根拠でもお有りで?」

邪羅尼「いや、暗黒商会は事を荒げるのを嫌がる。連中は闇の住人なのさ。深い深いその名の通り暗黒の世界のね。気球墜落事故が世間に明るみになり、連中は「その件」からは手を引いてるに違いない。元々、大した「ビジネス」じゃないはずだからね。連中が変態趣味の資産家を悦ばしたのは、もののついでのはずなのさ」

カーブー「というと?」

邪羅尼「殺人ショーに使った異常食欲種のモンスターがどれくらいの「兵器」になるか、実験したかったんだろう。だが、おそらく連中の中で「区切り」がついたのさ。つまり、その実験がある程度完成したってことさ」

カーブー「なんて連中だ・・!!くそっ!あの時、飛行船を落としてやれば良かった!!」

ファイヤージンガー「いや、クソ兄貴は精一杯やったぜ?本当だ。あんたは俺の故郷のジャックザアイランドを守ってくれた英雄さ。それにまだ、戦いは終わったわけじゃねぇんだろ?」

カーブー「ファイヤージンガー・・・」

UBU「そのお洒落なドスビスカスさんの言うとおりだよ。暗黒商会は必ずあたち達が叩くんだ。ギルドよりも・・帝国軍よりも先にね」

ロージー「・・・・(なんやめっちゃカッコイイ状況やん。けど・・わし、怖いわがぁ~ん)」ゾゾゾ・・

邪羅尼「カーブー坊やが出会った尾槌竜は、殺人ショーをおいしい商売だと思ったブラックガーディアンがこの渓流で「使えるモンスター」を作る為に、幻覚剤でも飲ましたんだろうね。そいつだけならいいが、他にもいると面倒だ」

UBU「もう正直に言いなさいなドキドキその違法幻覚キノコを栽培してるのがあんた達、夢幻如来衆だってことをさ。あんたもまさかガーディアンの連中がそんなくだらないことに自分たちの「商品」を使うなんて思ってもみなかったんでしょ?「酔っ払った」モンスターから幻覚キノコの証拠が出てきたら、あんたたちも疑われるものね。けど、あんたらの商売って、一蓮托生でしょ?自分たちだけ法の裁きから逃れる為の終わりの無い潰し合いの繰り返し・・あたちはごめんだわふん

ニャ太郎「その幻覚キノコを買い、この美しい渓流に居住するモンスター達に食わせ、通常種よりも狂暴になるか試したのか・・すべては再び殺人ショーを開催させる為に・・。目先の利潤を求める下衆な軍属め!!許さん!!」

カーブー「そうだ。その極悪なブラックガーディアンの連中に、こうもしてる間にも砂原砂漠ではなんの罪も無いモンスター達が殺されてるかもしれないんだ!なあ、ばあちゃん!連中の本拠地は知らないのかよ!?」

邪羅尼「さすがにそこまではねぇ・・。ギルド特別捜査局だって掴んでいない情報だよ?けど、カーブー坊や。あんたが今回受けたクエスト報酬をもう一度思い出してごらん」

カーブー「え・・・報酬は人質の解放と・・・」

邪羅尼「縄を解いてやんな」

坊主「ハッ」


ズシュッ投げナイフ


UBU「やったぁ~ぽけ~これで完全解放ね!」ぴよ~んジャンプ(喜びのジャンプ一番)

ロージー「なんやつまらん・・あぁっ?!」ぼそ

カーブー「もうひとつの報酬って・・えーとn--*

UBU「カーブー、もうひとつの報酬はブラックガーディアンとの接触条件入手よ!!」

カーブー「そっか!そうだった!!」

ファイヤージンガー「クソ兄貴らしいぜ。人質のことばかりにプライオリティを置いちまって、本題を忘れちまってるんだからな。途中から参戦した俺でもなんとなく分かる話しだぜ?」

ロージー「バカっぽいのがお兄ちゃんのいいところなのよぉにま~」にんまり

カーブー「そこぉ!うるさい!!」

UBU「クエストは無事成功。それでいいかしら?おばあさん」コキコキッドキッ(手首をならす)

邪羅尼「いいだろう。連中との交渉状況が整い次第、カーブー坊やに通達してやろう。けど、あくまでも交渉が優先だよ。無事に「話し合い」が終われば、家に帰るガーディアンの兵士どもを尾行するもよし、とっ捕まえて拷問にかけるもよし。好きにしな」

カーブー「分かった。期待してるぜ」

UBU「カーブーに報告っていうのが少し心配だけど・・まぁいいかぽけ~

邪羅尼「フフ・・。それと、カーブー坊や」

カーブー「へ?」

邪羅尼「ニコニコ不動産の店長に聞いたよ。あんた、あの晩、例の渓流の空家にいたのは物件の下見に来ていたんだろう?」

カーブー「ああ・・そうだが」

UBU「はえ・・物件の下見って、なにあんた。一人暮らしでも始めるつもりなのかいぽ~

カーブー「え?ええ、まぁ・・その」

ロージー「む・・むかっなんでだお兄ちゃん!大人しく家にいろぷんぷん」ぷんすか

カーブー「お前が来たから俺は家を出るんだむかっ

邪羅尼「なら、話は早いね。あんたには今回の特別な報酬として、あたしが所有してるあの空家を貸してやるよ」

カーブー「え・・・ほ、ほんとうか!?ばあちゃん!!」ぶんぶんsss(ロージーに首を絞められてる)

邪羅尼「ああ。それにあそこは、あんたの上司のせいで取引場所としてはもう使えそうにないしね」ちら

UBU「あー!今、取引場所って言ったぁ~!!やっぱり「いけない売買」に使ってたのね!!それ見たことか!やっと尻尾をつかんだわよ!!あたちの・・あたちの勝ちよぉ~!!勝ちなのよぉ~ダイスキッッ!!」きゃあああああWハート

ファイヤージンガー「うるせえやつだなぁ。強欲ばあさんに利用されたのがよほど悔しかったんだな」

ロージー「こらぁ!!ムーア・・いえ、UBUのどアホ~!!おんどれが余計なことしてくれたせいでわしの兄貴、家を出ていってまうやんけ!!どない責任取ってくれんじゃ、おお!?あぁっ?!」カーンドキッ(足元にあった木魚を蹴っ飛ばす)

UBU「いてえガーン」ゴチーンびっくり(その木魚が頭に命中)

邪羅尼「こっちとしては、家賃さえきっちり払ってくれれば好きに使っていいさ。なぁ、カーブー坊や」

カーブー「ばあちゃん・・・ありがとう!!」

ニャ太郎「やりましたな。川村殿」

カーブー「ああ!みんなの力でオールクエストクリアだ!!どんなもんだ!!はっはっはっはっは・・波!!」ぽわ~んはぁ(ご存知、へんな「気」みたいの出す)

ロージー「はっはっはっはっは・・歯!!」いーえっへん(よく分かってないがとりあえず真似して歯を見せる)

ファイヤージンガー「似たもの兄妹で・・この先勝てるのかねぇ、ユクモのお嬢さん?」ちらっ

UBU「さぁね。でも、楽しくなってきたのには違いないわねハート」ぱちん(ウィンク)


To Be Continued大タル爆弾はぁ





チューリップ。次回予告チューリップ。
$あたちのモンハン日記
おっしゅ(押忍)ひちゃびちゃ(久々)の次回予告のコーナーにゃ(約二年ぶり)肉球 くろまずはお便りのご紹介音譜ユクモ村立マグマ三中・一年しぇいのウラガンキンの「ボコ夫くん」からのお便りにゃメールって、二年ぶりのお便りもまたこいちゅからニャ・・汗「トンコしゃん!あたちのモンハン日記、いちゅもかかしゃじゅ読んでいまちゅ!!でもボクのクラスのみんなは「お前、あたモンなんて読んでるのかよ!?だせぇな!!」なんて言うんです!ボクはくやちい!!トンコしゃん!何かみんなをギャフンと言わせる論法を教えてくだしゃい!!」って、ボコ夫君!!しょんなやつら、ウラガンキンの必殺技「大回転演舞」で教室中ぐるぐる回って引きずり回してやったらいいニャ!!もちろん大好きな幼馴染のあの子やツンデレ委員長のあの子もみんな巻き込んで地獄送りにしてやるニャ!!しゃて・・次回の「あたちのモンハン日記」はいよいよブラックガーディアンとの抗争が開始!?しゃらに渓流では危ない薬漬けになったモンスターがまた・・!?はたちてユクモ薔薇十字軍の運命や!?あたちもひしゃびしゃに登場するニャ!!それにゴンザレスのメンバーも・・次回ストーリーモード「汝、隣人を救いして、己の徳を清めよ」の巻(6/1更新予定)でまた逢うニャ!しょこんとこ、よろちくハート





$あたちのモンハン日記
キラキラ矢印鉄平「ランキング参加中だぜ!!みんなの一票で俺たちを支えてくれぇ!!」
一也「それにしても最近、俺たちの出番がないニャね」
鉄平「まさか・・クビ!?」
一也「・・・(意外と小心猫にゃんだな。鉄平ってむぅ)」
















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