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Channel: あたちのモンハン日記
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Recollection No.5_138

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ボオオオオオオオオオオオ!!
(燃え上がるバナナ農園をバックに、大柄筋肉質な茶メラルーと黒アイルーが背中を合わせながら謎なへんてこ臨戦態勢ポージングをとっている)


ヴィルヘルム「あちぃな・・・ちょっとキャンプファイヤーの火を弱め・・・・・って、なんだこりゃ~!?」バッ(謎の猫二人を見つめる視界の右端にようやく事態の急変に気づいた彼の姿が)

ムーア「食い止めるわよ」ザシュッ(地面に突き刺してあったボーンブレイドを抜き上げる)

ヴィルヘルム「目覚めの運動には丁度いい相手だな」ショリン(同じく携帯しているボーンシックルを両手に握る)

首切りのハッチ「その得物・・・うぬら狩人か?」ボオオオオオオ

宵闇のオートン「首切りの。相手の素性など構わぬ。我らはただ人型を切り捨てるのみぞよ」ボオオオオオオ

ムーア「人型・・・?」

ヴィルヘルム「俺たちがあいつらを猫族って呼ぶのと同じさ。てめぇら昼間やられた連中の仲間か!?」

首切りのハッチ「ハン!笑止!!我らがいたら、あんな醜態は見せておらぬ!!」ボオオオオオ

宵闇のオートン「我らは食客!!貴様ら人型を殺して飯を喰う!!それが我ら、ジャック・・・」ボオオオオオオ!!(後ろの火がだいぶ迫ってきた)


あちちちちちちちちアセアセ(と首切りのと宵闇のの背中に引火していく)


ムーア「勇ましいけど頭はあんまり良くないみたいタラー」あちちちちちちアセアセ






Recollection No.5_138






ヴィルヘルム「今がチャンスだ!!すきありちょりゃああああああ!!!!」ダッDASH!

ムーア「だから声に出すなってのムカムカ」ダッDASH!


おおおおりゃあああああああ!!
(雄叫びをあげながらボーンシックルを両手に振り上げるヴィルヘルムを先陣に、未だ背中についた火を消すのに夢中になっている二人の猫族へアタック仕掛ける)


ヴィルヘルム「おりゃあああああああ!!!!」ブオーーーーン!!(まずは首切りのに目掛けて双剣を振り下ろすと)

首切りのハッチ「あちぃいいいいいいいアセアセ」バコォーーーーン!!(悶え最中のぐうパンチがヴィルヘルムの顎にクリーンヒット)

ヴィルヘルム「ぎゃあああああああああ」ピヨピヨキラキラバターーーンDASH!(気絶&一乙)

ムーア「嘘でしょアセアセ

宵闇のオートン「首切りの!まずは我の背中の火を消してくれアセアセ」ボオオオオオオ

首切りのハッチ「心得たアセアセ」ふぅ~ふぅ~~(そんなんじゃ絶対に消えっこないレベルのふうふう。むしろ火を強める結果に)

ムーア「動かないで!!」スチャッ!(そんなことしている二人に向かって大剣の巨大な剣先を突きつける)

首切りのハッチ「これぞ!!宵闇の!!」こすりすりすりジュ~~~~(大剣の刀身に背中を押し付けて消火)

宵闇のオートン「でかしたぞよ!!首切りの!!」こすりすりすりジュ~~~~(同じく反対側の刀身を利用して)

ムーア「させるかムカムカ」じょりん!!じょりん!!(柄を両手で握り、軸を左右へ回転させるように捻り、刃でそれぞれの背中を)

首切りのハッチ&宵闇のオートン「いちちちちちちアセアセ」バッ(慌ててバックステップするも)


ンボオオオオオオオオオオ!!
(再び背後からは勢力を強めてくる大炎上の海が)


首切りのハッチ&宵闇のオートン「あちちちちちちちアセアセ」パタパタパタDASH!(背中をはたきながらそれぞれ視点主の左右に散る)

ムーア「なんなのよ・・この駄目な刺客達は・・タラー」あちちちちアセアセ

首切りのハッチ「人型風情の小娘が我らをバカにするとな!?」バッ(大鎌を構える)

宵闇のオートン「聞き捨てならぬ猫心(ねこごころ)!!いざ!!」バッ(両手のハンドアックスを逆手に握り構える)


ちぇりゃああああああああ
よいやぁああああああああ

(それぞれ左右より攻撃を仕掛けかましてくる)


ムーア「なんのっ!!」ガシッ(大剣ガード)


ガイ~~~~~ンハッ
ガイ~~~~~ンハッ

(それぞれの武器が弾かれ、仰け反る二人の背後からはまた火が)


首切りのハッチ&宵闇のオートン「あいちちちちちちアセアセ」パタパタパタ

ムーア「よくわかんないけど、一人でいけるかも・・タラー」じりっ・・

ヴィルヘルム「う~~~~~ん・・・・・」ボオオオオオオオ(ちょっと離れた場所でうつ伏せノックダウンしている彼にも火の海が刻々と)

ムーア「あのバカアセアセ起きろ!!ヴィルヘルム!!ほんとに死ぬぞアセアセ

首切りのハッチ「宵闇の!!それだ!!そいつを捕まえろ!!」パンパン(背中の火をはたきながら)

宵闇のオートン「心得たり!!ぜりゃあああああ!!」バッ


ずるっ
むんずっ

(まずうつ伏せダウンしているヴィルヘルムの背中にマウントした宵闇のは、彼が頭に被っている謎の肉食類の毛皮ヘルムを雑に脱がすと、中から出てきた編み込みロングヘアーな後頭を猫手の爪全開に掴み上げ、無理やり頭を上げ起こす)


ヴィルヘルム「ぎゃああああああああああ」

ムーア「痛かろうに・・でも燃えなくて済んだところをみると、まだまだ運はあんたにあるわよ・・って、そいつをどうする気!?」

宵闇のオートン「知れたこと!!おとなしくせねば、こいつの喉を掻っ切るぜよ!!」(右手でヴィルヘルムの頭を持ち上げたまま、左手に握る斧を彼の剥き出しになった喉元にあてる)

ヴィルヘルム「助けてくれムーア!!助けてくれ!!助けてくれ!!助けてくれ!!なんでもする!!お願いだ!!助けてくれぇええええええええ!!!!HELP!!!!」じたばた

ムーア「今のあんたの姿をプリムに報告するのだけはやめておいてあげるタラー

首切りのハッチ「ハッハッハッ!!哀れ人型風情!!これがお前らの本性ぞよ!!」助けてくれ助けてくれ助けてくれ助けてくれ助けてくれぇ~~~~

ムーア「あんた達こそ恥ずかしくないわけ!?夜襲なんて卑怯な真似した挙げ句、人質とるなんてさ!!」

首切りのハッチ&宵闇のオートン「うっアセアセ

ムーア「恥ずかしいと思うなら、正々堂々勝負したら!?」

宵闇のオートン「黙れ人型の!!こいつは人質に連れ帰る!!」

首切りのハッチ「そういうことだ!!残念だったな!!」ボオオオオオオ

ムーア「いいけど、どうやって帰るわけ?」

首切りのハッチ&宵闇のオートン「はっ」ンボオオオオオオオオ(後ろを振り返ると大炎上の大海原が)

ムーア「さぁ!!火に飲まれたくなければ彼(そいつ)を返して!!」

首切りのハッチ&宵闇のオートン「むぅ・・・」ボオオオオオオオオ!!

ムーア「さぁ!!」

首切りのハッチ&宵闇のオートン「むむぅ・・・」あちぃ~~!!助けてくれぇええええ!!(とヴィルヘルム)


ブオオオオオオオオオオオ!!
(両者睨み合う次の瞬間、突如、目前に広がる大炎上の海が後方からの突風により、真っ二つに切り裂かされる)


ムーア「なに!?」ボオオオオオオオ!!(突風による火の粉を振り払いながら開かれた一本道の奥を見つめる)



ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!
(ファイヤーウォールに挟まれた道の遠方にガーグァネコシリーズと思われる装備を纏った獣人の影が)



ジャック・ルー「何をしておるかぁあああああ!!!!!貴様らで足りぬのならこの鬼神が王道を開いてやろう!!!!!!」


ムーア「・・・・なに・・あの子・・・今まで見てきた子とは・・性質が異なる・・・・」ボオオオオオオ

首切りのハッチ「ひいいいいいアセアセ宵闇の!!そいつを連れて撤退だ!!」

宵闇のオートン「おうよ!!」ズルズルズルズルズルDASH!

ムーア「あ、待て!!」


グボオオオオオオオオオ!!
(ヴィルヘルムを引きずりながら後退していく二人を手助けするように切り裂かされた炎の壁がその道を閉じていく)


ムーア「ヴィルヘェエエエエエエエルム!!!!」ボオオオオオオオオ!!


ンボオオオオオオオオオ・・・・・


ムーア「はぁ・・・・はぁ・・・・・・・」ンボオオオオオオ・・・・


キンババ「ムーーーーアーーーーー!!」タッタッタッタッタッ(後方から傭兵を叩き起こしてきたと思われる彼らの足音が)


ムーア「はぁ・・はぁ・・・・・・クソぉおおおおおお!!!!!」


ザンッハッ(投げつけたボーンブレイドが焼け焦げた壌土に突き刺さる)


To Be Continued






★次回ストーリーモードは2/18(木)0時更新予定です★



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