~渓流、エリア4...

カーブーんち前...

ホワホワホワホワホワ!!

カーブー「おわあああああああああ!!」すてぇ~~~ん


スシャアアアアアアアアアア!!
カーブー「ぎゃああああああああああ!!」ブシャアアアアアア

やだぁ~~~~~~くすぐったぁ~~~~い

(長閑なエリア4独特の広大な芝生のど真ん中で四つん這いになったまま逃げていくカーブーのお尻目掛けて水ブレスを容赦なく放水し続ける泡狐竜。そんな微笑ましい狩猟光景を廃屋(カーブーんち)の前から見つめるミツネネコとふかふかの座布団の上で正座をしている紫色の袈裟を纏ったネコバァタイプのちいちゃいばあちゃん)
邪羅尼「ほぉ~栗入りとは気がきいてるね」ぱかっ(白いタイプの温泉まんじゅう(頂点にはユクモの温泉マークが焼印されている)を2つに割ると、たっぷりほんわかこし餡の中から、みずみずしい金色の栗が神々しい輝きを放つ。その光を受け、さらに目を細めるばあちゃん)

ニャーク「温泉たまごプリンに足湯ほうじ茶ラテもあるぞ。新作だ」スッ(ポップな和風トレーに乗った名産二品を勧める)
邪羅尼「誰の図らいか知らんが、手土産ごときで同盟を継続しろっていうのかい?ずいぶん安くなったもんだねぇ」ぶすっ(ラテの紙カップの蓋のパカパカするやつ(飲み口の穴)をヨボヨボな指で強引に押し込む)
ニャーク「盟が嫌なら協定だ。そっちにとっても都合が良いはずだが?」やめてぇ~~~~くすぐったぁ~~~い(引き続き水ブレスを受けている主人を見つめながら)
邪羅尼「互いの存続の為・・にかい?」ずずずずず(しょぼしょぼした「おばあの口」でラテをすすり飲む)
ニャーク「水没林の脅威が去った今、凍土に砂漠、孤島の軍勢がこっち(渓流)に攻めてくる可能性は十分に考えられる。均衡が崩れかねないのはあんたも承知のはずだ」い~~ひひひひひ(いよいよおかしくなってきた主人を見つめながら)
邪羅尼「今までこっち側の抑止力となっていた、カムラの厄災も去ったというしね。連中が本格的に領土拡大を狙ってくるのは容易に想像できるが・・・・嬢ちゃんのことは気の毒としか言いようがない」ずずずずず(しょぼしょぼした口のまわりにラテの泡がついている)
ニャーク「ショットリーパーにとっては絶好の機会だ。連中を再びユクモに入れるわけにはいかない」ぎゃ~~ははははは
邪羅尼「嬢ちゃんが医療中にユクモを占拠ねぇ・・・こっちに敵視が向いているならいいじゃないか。あいつは嬢ちゃんの鼻を明かすことにこだわっているからね」かちゃり(今度はプリンの瓶に木製の「さじ」を突っ込む)
ニャーク「・・・・・医療施設が襲われる心配はない・・・なるほど」い~~ひっひっひっひっ
邪羅尼「ロックラックには城塞遊撃隊もいる。それにローゼンクロイツもね」あむり(さじに乗せたとろとろプリンを頬張る)
ニャーク「ロージー達もついている。その分、こっちに戦力がないのも確かだ」あ!そうだ!(何やら思いつき、立ち上がる「水浸しなドボルヘルムの男」)
邪羅尼「くっちゃくっちゃ・・・こりゃ絶品だね。間違いなく売れるだろうよ。ギルドの護衛はどうしたんだい?」
ニャーク「そういつまでもレンタルできないし、村長にも迷惑はかけたくない。ただでさえ水没林でポールも失ったんだ。村のハンターはサムソンと・・・・」今度は泡でやってくれないか!?(泡狐竜に土下座して懇願しているドボルヘルムな主の姿)
邪羅尼「聞けばカムラの厄災は、里に在住している一人のハンターが鎮圧したというが・・・ユクモは前途多難だね」ちら・・
カーブー「お願いします!!今度は泡で!!是非、泡で!!なぁ、頼むよ!!ウズメ!!」

ウズメ「苦痛と法悦が理性とは別に共感し合っている・・・どきなさい、変態狩人」なぁ、頼む!!(胸部に抱きつくカブ雄)
ニャーク「あんたのところは戦力アップだな。俺達が水没林に行っている間、あんなに頼もしい海竜種を仲間にできたんだからな」なぁ、頼むよ!!べしぃ~~ん

邪羅尼「一期一会。嬢ちゃんやカーブー坊やと先に出会っていたら、今頃、あんたのところにいるさ。それにあの子はまだ正式には仲間じゃない。賓客ってところさ。ウズメ!稽古だからって容赦するんじゃないよ!?」
ウズメ「感謝いたします。それでは特別に見せてさしあげましょう」ズルズルズルズル・・・(長い体を渦巻状に巻きはじめる)
ニャーク「しかし珍しいな・・・極めて雄に近い形状、錦ヒレをもっている・・・たいていは「イケメン」だというが、「彼女」はそれ以上に妖艶だ」フオンフオンフオン・・!!(まるで演舞するかのように美しい旋回を魅せる泡狐竜)
邪羅尼「ハハッ!正しい表現だね。こっちの大陸に生息しているのとは少し・・・いや、かなり違うよ。もちろん、頭もいい」フオンフオンフオン!!
カーブー「わぁ・・・なんて・・美しい踊りなんだ・・・・」ポぅWOWWOWWOW

バシーーーーーーーーン!!
(チャーム状態のすきをつかれ豪快な尻尾叩きつけを「真正面から」食らうカーブー。もちろん仰向けのまま地面にめり込みながら一乙確定)
ニャーク「知的生命体種は解読不能・・・この防具は本当にもらっていいのか?あんたのところにもオトモはいるだろう」(ミツネネココロモの袖を広げてみせる)
邪羅尼「残念ながら月光にはサイズが小さすぎた。最近、太っちまってね。あんたのシャープな体を見習うよう言っておくよ。他でもない、あの子が提供してくれた世界に一つしかないオトモ防具だ。それで主を護ってやりな」カツカツカツカツ(プリンの瓶を「チャーハンのラストスパート」みたいにかっ食らう)
ニャーク「感謝する。必ず役立ててみせる」(キツネ顔で)
邪羅尼「水没林の龍災を鎮めてくれた報酬とでも思ってくれればいいさ」
ニャーク「龍災・・・・・・・」
邪羅尼「夜叉亥から聞いたよ。一件落着後、まるで夢でも見ているかのように惚けた顔のまま帰っていくあんた達の姿をね」
ニャーク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
邪羅尼「カーブー坊やはオクサーヌ・ヴァレノフとも接触したらしいが・・・肝心なことを聞いてもとぼけるばかりだ。まさかあたしらを出し抜いて凍土と同盟なんて・・」
ニャーク「よしてくれ。みんな疲れているんだ。大切な仲間を失い・・・UBUもまた・・・・」
邪羅尼「嬢ちゃんにはオクサーヌの討伐依頼を頼んだんだが、ほかを当たったほうが良さそうだね」やれやれ
ニャーク「そんな簡単な問題じゃないだろう・・?あんた達がこの大陸に集結したのは」
邪羅尼「・・・・お前さん達・・一体、水没林で何を見てきたんだい?」
ニャーク「・・・・・・・・禁忌のアーカイブ・・・・」ぼそっ・・
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights

たぁ~りゃああああああ....
お~わぁあああああああ....
(泡狐竜に向かってユクモノノダチを振りかざし立ち向かうも、またしても簡単に尻尾で引っ叩かれ、再びお隣さんち(右の方の廃屋)まで吹っ飛んでいくカーブー。二乙確定)
邪羅尼「狩猟が下手になったのは間違いなさそうだ」やれやれ
ニャーク「憂さ晴らしに付き合ってくれて感謝している。帰ってきてから、ろくに村には行っていない。UBUも・・アンジェリカもいないんだからな・・・」
カーブー「なんのこれしきでええりゃあああああ!!」フオン!!(気刃大回転斬りで復活)
バチぃ~~~~~~~ん

(カウンターでしっぽビンタ=三乙)
カーブー「ぎゃあああああああああ」すてぇ~~~~ん

邪羅尼「それはあの子も同じさ。ウズメもまた、大切なものを失ってこの渓流に辿り着いたんだからね・・」
カーブー「クソぉ・・・こんなはずじゃないんだが・・」(仰向けのまま大空を全身で感じながら)
ウズメ「私には、あなたが喪失感から逃れる為に剣を振るっているだけに見えますが」ズルズル・・(長い体をくねらせながらカーブーのもとに近寄ってくる)
カーブー「・・・・・生き写しの彼女に、二度も名前を聞かれた。それも同じ日にだ。俺をからかうかのようにね・・・・まるで・・あの頃に帰ったような感覚だった・・・・その後、みんなの夢を・・・記憶を見たんだ・・・・・「彼女達」が、あんなに辛い思いをしていたなんて・・・・・俺は今まで何をしてきたんだろうってね・・・」
ウズメ「自責の念に駆られるのは道徳的ですが、私は違う。もっと力を身につけて、必ず怨敵を殺してやる」フォオオオオオオオ・・!!(彼女の感情に合わせるかのように泡狐竜特有の各部位ヒレが通常とは異なる怨嗟の黒い炎に覆われていく)

ザンコ「まったく!!こんなところで何を呑気に狩猟なんか!!」ずかずかずか(とエリアインしてくるなりカーブーのもとに近寄っていく)
ウズメ「はぁ・・・・・・・・」ショオオオオ・・・(意気消沈と共にヒレの黒焔も昇華していく)
カーブー「うううん・・・・おお。これはザンコさん。食べ物を持ってきてくれたのかい?」よいしょっとな(呑気にあぐらをかく)
ザンコ「自分でアオキノコでもハチミツでも採ってらっしゃい!!タル配便ですわ!!」べチィ~~ん

カーブー「俺に手紙?誰が?ファンだったり」早く読め

ニャーク「俺が読んでやろう」(邪羅尼と共に一同のもとに歩いてくる)
ウズメ「・・あなた・・目が・・・」ハハハハ(と、ヘルムをポリポリかくカーブー)
ニャーク「どれどれ・・・」
邪羅尼「カーブー坊やに手紙・・・きな臭いね」
ザンコ「ほんとですわ。ニャーク様。内容は?」
ニャーク「シンプルなクエスト依頼だ」
カーブー「ほほぉ・・俺が優秀な狩人だと・・」グッ(割り込むようにザンコがヘルムの口を両肉球で封じる)
ザンコ「差出人はどなたですの?」モゴモゴモゴ(まだなんか言おうとしているカブ雄)
ニャーク「サザンゴッドの住民。依頼内容は・・我々が捕縛している女の護衛・・だそうだ」
カーブー「!!」
ザンコ「はぁ?犯罪都市の住民がなんなんですの?」
ニャーク「水没林の海岸まで来るよう、地図付きだ」ちらっ(と一同に地図が描かれている手紙を広げてみせる)
邪羅尼「そこで護衛をする女を拾って・・どこに?」
ニャーク「安息の聖地」
ウズメ「!?」
ニャーク「・・・とだけ書かれているが・・分かるか?」
邪羅尼「さぁね・・・・そういった聖地なんて、世界中どこにでも・・」
ウズメ「知っています」
邪羅尼「ん・・」
ウズメ「正確には、聞いたことがあります。そしてその場所がどの大陸にあるのか・・・知っています」
邪羅尼「・・・・・・・手紙を渡しな。余計なことに関与しないうちに塩まいて燃やし・・」スッ・・(立ち上がるカーブー)
カーブー「ばあちゃん。ウズメに付き合ってもらっていいか?それと、引き続きそれとなく村の警備も頼む。ザンコさん、村を頼んだよ」
ザンコ「はぁ!?まさか本当にこんな怪しげな依頼を!?」
カーブー「性なんだ。動いている方が答えが出やすい」シャキーーーン!!(意味もなくヘルムの口元が両開きにスライドし、中のこ汚い無精髭だらけの不衛生な「本物の口元」が露わになる。おそらくそういう振る舞いが「カッコいいし、また男らしい」と思っているのだろう)
To Be Continued

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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第14話「信頼と絆。それぞれに意志がある」
3/10(木)0時更新予定
次はどんな戦いが俺を待っていることやら・・
どこに行くか分かっているのか?カーブー
・・・・・・とにかく、ゆくぞ!ニャーク!!
そんだら次回も見よう!!読も見ようぜよ!!ぶわっはっはっはっはっ!!
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