~火山非狩猟エリア17....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・

アングリーアッシュ「つまり、そのコズンダという人型は、クーデターを成功させる為、反乱軍を利用したという」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
カペラ「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら

ヴォルガトロン「西部より北上した暁には、首都の門を開くなどと共闘を嘯かれ、反乱軍は大軍勢を率いて北伐した・・・だが・・」
カペラ「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら

メガゼノス「コズンダによってその情報は王国側に伝わっていた。コズンダは国王である父の勇猛な性格を利用したんだ。案の定、国王は自ら討伐隊を率いて、反乱軍を迎撃にでた」
カペラ「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら

蘇乞兒「そして国王不在の間にコズンダは北東の部族に首都を攻めさせ、混乱に乗じて内から都を制圧・・・クーデターはまんまと成功したそうじゃ」ふむ・・
カペラ「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら

バサ雄「とんでもない悪党だね!!そのコズンダって男は!!」
メガゼノス「実の父親を囮に使い、兄弟をも投獄して王座に就くなどという不義不忠の大罪を犯したばかりでなく、自らの手で父親を殺めるなんて・・・・」(首を左右に振る黒鎧竜)

バサリン「お父さん・・・・」(寄り添う子供たちを大きな黒い翼で包み込む黒鎧竜のダディ)
アングリーアッシュ「ドクターカペラ、ゾンゲ将軍。これをどう捉える?」
カペラ「・・・・・・・・・・・・・・・・」ちら

ゾンゲ「タイクン思うに、かねてより内紛国であったアヤは暗黒商会にとってビジネスを行う格好の環境。内部の噂では、アヤはタラスクギルドの温床であるともいう。つまりは・・・」ちら
カペラ「紛争を機にブラック、タラスクギルド両軍に一泡吹かせることは可能ね。反乱軍が信じられるのなら・・・」ちら
??「コズタン一世の治世が終わり、父と兄の血が流れたところからコズンダの悪政が幕を開けたのでちゅ。ホロロ」(何やらちいちゃい子の声が聞こえる)
カペラ「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら

??「同時に均衡が崩壊。少政権の乱立に繋がり、再びアヤは群雄割拠時代に突入したのです」(通常個体よりも煌めく羽毛に包まれた夜鳥の彼女の声は、先程聞こえた、ちいちゃい子の声とは別人であることが分かる)
カペラ「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら
にょっ(夜鳥のふんわりした胸元の金色毛の中より、煌めくピンク色の羽毛に包まれた、人間の手のひらサイズほどの「ミニホロロ」がその愛らしい顔面だけを見せてくる)
??「ジュディ・ホロロは祈ります。ホロロ」(むっくりとしたまんまる顔のラメラメピンクなミニホロロ)
??「ライラ・ホルルは誓います。ホルル」(気高く煌めく青色の通常サイズの野鳥)
ジュディ&ライラ「どうかワタチたち(私達)と共に。アヤをお救いくだちゃい(さい)。ホロロ(ホルル)」
ホロルルーーーーーーン!!
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights

ザザーーーーーーーン!!
(大海原をどんぶら進むはキャラックタイプな中型交易帆(純白の帆にプリントされているは巨大なパウパッドマーク)。その「猫女神の木像」が際立つ船首の後ろでは、「ドボルヘルムの謎の男」が意気揚々とまるでその船の船長であるが如く尊大に両腕を組み、ただひたすらに得たいの知れない行き先に対し、「意味のない睨み」を効かせており、更にその後方に見える甲板ではヒーラーUなおねえちゃんが大タルの上で足をパタパタさせながら腰を下ろしつつ優雅に読書を楽しみ、そのタルにもたれかかるようにフルフルZヘルムな妹さんが退屈そうにあくびをしては、舵を爽快に操る、タンカラーなカムライシリーズを装備した肉まん君(頭部の傘は被っていない)の傍らで何やら密談をしている黒衣のフード付きコートを纏った(例の如くフードは深くかぶっている)邪龍教徒の女を睨みつけているのでした)

ゾフィ「ふんっ・・・気に入らねぇ・・・ベタベタしやがって」ブッ


ユーリィ「・・・・ふぁ~・・・・・・・・・あ・・」ぺら・・(退屈そうに次のページをめくる)
ザザ~~~~~~~ん・・
(傾く船の上、よろめくジーナに手を貸す肉まん君)
ゾフィ「肉まんの野郎・・・どういうつもりだ。戻ってくるなり、あの女の意図を察していたかのようにアヤへ行くなんてぬかしやがって・・・」ザザ~~~~ん
ユーリィ「・・・アヤに・・何かがある・・・・それは・・間違いない・・・」ぺら・・
ゾフィ「邪龍教の総本山とか?冗談じゃねぇぜ。なんだって俺たちまで、あのクソ女の里帰りに付き合わなきゃいけねぇんだ。ま、ゼニーはいいけど・・・フレッカーの野郎も喜んで船を貸してくれたのは、やっぱりタラスクギルドに借りを作るためか?」
ユーリィ「・・インタラクティブな・・関係性を築き上げる・・・気になるのは・・あっち・・」ちら(開いた本の上から顔を覗かせる。早弁スタイルの学生のように)
ザザ~~~~~~~ん!!
(船が大きく揺れ、船首で「すかしている」カーブーが豪快にすっ転び、その頭におもいっきり「ちょっと多めな水飛沫」がぶち当たる)
ゾフィ「それも肉まんだよ。なんだってクソドボルのあいつをあのクソ女のボディガードに選んだんだ?」しょっ(フルフルアームな袖口から、まるで仕込みナイフを出すような勢いでぐるぐるタイプのキャンディを出す)
ユーリィ「・・・・・彼女の・・お気に入り・・・・・・・だから・・」スッ・・(本の奥に顔を引っ込める)
ゾフィ「それであの女のご機嫌をうかがおうてか?なんのために?」ガリッ(飴の半分はかじってしまう)
ユーリィ「・・・目的地へ・・誘わせる為・・・」ザザ~~~ん

肉まん君「アヤは入国が厳しいと聞いてるが?」カリカリカリ・・(舵を調整しながら)
ジーナ「閉鎖的なアヤに入国審査という概念はもとよりありません。諸大陸のように公な交易も行っていません」ザザ~~~ん
ニッキー「なら沿岸から陸に入るのは簡単そうだが・・」カリカリ・・
ジーナ「アヤには外敵の侵入を拒む守護者が存在します。彼らを恐れぬのなら・・・」フフ・・
ニッキー「モンスターか・・・なるほど。生きて帰ってきた奴がいないというのは、まんざら嘘じゃないってことか。それならばもっと応援を要請するべきだったかな」カリカリ・・
ジーナ「心配いりません。貴方方がご一緒ですから・・」フフ・・(そのマゼンダの瞳に映る、船首ですっ転んでいるドボルヘルムな男の後ろ姿)

カーブー「まったく・・なんだって俺ばかりに荒波が当たるのやら・・」よいしょっとな・・(と起き上がり、左肩に付いている「竹筒」のドリンクをいだたく)
スイスイスイスイスイ・・・・(船の側方から船首付近まで並走するように泳いでくる泡狐竜のシルエットが水面に浮かぶ)
ぬぷっ・・

ウズメ「気を引き締めてください。もうすぐアヤの海域に入ります」スイスイスイ・・・
カーブー「・・・前にも来たことがあるのか?」
ウズメ「・・・・狩人の帝国主義により故郷を追われ、あてもなく子供達と共に海を渡り、新たな大陸を目指していた時でした。得体も知れない古龍の襲撃に遭った私達は・・・・私は子供達を失いました」
カーブー「・・・・・・・・・・・・。俺もだ。目の前で大切な彼女を失った」ザザーーーン・・・
ウズメ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」スイスイスイ・・・
カーブー「その時の俺はまだ未熟で、虚栄心に取り憑かれていた。その代償が・・・」(おもむろに振り返る)
ザザァーーーーーーーン・・・・
(舵をとる肉まん君の横でこちらを見つめている黒衣のフードをすっぽりと被ったジーナ)
カーブー「彼女だったのさ」
てってってってってっ・・(胸にたくさんの「平べったい乾燥まんじゅう」を抱えたミヅネネコが歩いてくる)

ニャーク「腹が減った頃だろう。食べるといい」
カーブー「また携帯あんまんか・・・なんて文句は言えないな」
スッ・・(ニャークが抱きかかえている携帯あんまんをひとつ手に取るカーブー)
カーブー「今となっては・・・ありがたい味だ・・。ニャーク。他のみんなにも配ってやってくれないか。きっと喜ぶ」
ニャーク「わかった」てってってってって・・・
カーブー「最近、もうひとり大切な人・・・友人が難病にかかってしまってね・・・。なんとしてでも治してやりたいんだ」グッ・・(携帯あんまんを握りしめる)
ウズメ「・・共通の話題ができたと勘違いしないでくださいね。私とあなたは種が異なります」スイスイスイ・・・
カーブー「思いは一緒だろ?ウズメのクエスト。手伝うぜ」ザザーーーン・・・
ウズメ「クエスト?」
カーブー「敵討ち・・するんだろ?」シャキーーーーーン(ドボルヘルムの口元を実にカッコよく両開きにスライドさせるやいなや、相変わらずこ汚い口の中に携帯あんまんを放り込む)
ウズメ「・・・・・・・・勝手にしてください・・」フゥーーーー・・・(深く息を吐きながら水面に半分顔を埋めながら泳ぐ)
カーブー「これでも君たち(モンスター)には好かれているんだ。飲むか?ちょっとくさいけど、元気になるぞ。なんでも栄養剤と漢方薬、それから元気ドリンコを混ぜ合わせた「体に良さげなドリンク」だそうだ。自称妹を名乗る子が作ってくれた」ゴキュッ(竹筒を一杯やる)
ウズメ「遠慮しておきます・・。それよりもあの方々は、よく私の帯同を許してくれましたね」スイスイスイ・・・
ジーナ「頼りにしているからです」スッ・・(右手に握りしめる携帯あんまんを強調しながら)
ウズメ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」スイスイスイ・・・(船の上の彼女を訝しげに捉えながら)
カーブー「・・・・・・・・・。危険な航海だからか?」
ジーナ「いえ。私がいれば彼らは襲ってきません」
カーブー「それはどういう意味だ?」
ジーナ「御覧ください」
ザザーーーーーーーーーーン・・・
(大海原の地平線に大陸が浮かび上がってくる)
ウズメ「そんな・・・いつの間に・・・・・」
ジーナ「ようこそ。アヤへ。ラ・エメシスは貴方方を歓迎いたします」ザパァーーーーン!!(両手を広げて歓迎の意を表する彼女に波飛沫が襲いかかるも龍属性エネルギーによって瞬く間に弾け飛びながら昇華されていく)
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第22話「予兆とかやめてよね」
4/7(木)0時更新予定
アヤで何が起こっているのか分からないが、俺は俺にできることをやるだけ
いくぞ!ニャーク!!
ニャ~~~~~~(実にやる気のない感じで)
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