
グレンジャガー「静かにしろ。なにかいるぞ」ええ~?(と鉄平のバカな声だけが)

ジャブ吉「○○○○○○○!!」(迅竜の背上から何かを指差す。その隣では泥吉が額に手を当てながら同じ方向を眺めている)

鉄平「○??」

ポワワワワわぁ~~~~~ん
(木々越しに無数の泡がまるで意思を持っているかのように迫りくる)

泥吉「なんだありゃ!?」

一也「○だニャ」

サンダーソニック「伏せた方がいい。火薬草のにおいがする」ええ~~~~!!(と慌てて背後に逃げる鉄平&一也を横目に銀火竜の背に立つゲルハルト)

ゲルハルト「ニャニャ(ならこっちに来る前に爆発させちまえばいい)」どうぞ(と、彼が背後に差し伸べた手にクナイを手渡すニャ太郎)
ひょっ(躊躇なくクナイを投げ飛ばすゲルハルト)

マクシミリア「今度こそ伏せた方がいい」バッ


ボガアアアアアアアン!!
ボガアアアアン!!ドワアアアアアン!!
(ひとつの泡に投げナイフが突き刺さると破裂と同時に爆発し、近くを飛ぶ泡を巻き込みながら激しい爆破の連鎖をみせていく)
グレンジャガー「あちちちちちちち



一也「いにゃあああああああ

鉄平「泥吉さん!!早くこっちへ!!」ボガアアアアアアン

泥吉「しゃらくせぇ!!いけ!!ジャブ吉!!」がじっ


ジャブ吉「∞∞∞~~~~!!!!!」バオオオオオオン

鉄平&一也「えええええええ!?」
ジャブ吉「◎◎◎◎◎◎!!!!!」ビョッ!!(炎の鎧に包まれたまま迅竜の背中から飛び降り、包丁を振りかざしながら火の海へ飛び込んでいく)
鉄平&一也「えええええええ!?」
イ~~~~~~~~~~~ッ!!
(森林エリアに広がっていくファイヤーウォールの向こう側より、ジャブ吉の甲高い声だけが聞こえてくる)
サンダーソニック「ターゲットを見つけたようだ」グワッ(両翼を広げながら二本足で上体を反らす銀火竜の背中より飛び降りるニャ太郎達)
バホオオオオオオオオン!!
(上体を起こした銀火竜は両翼を羽ばたかせ突風を引き起こす)
サンダーソニック「姿を見せろ」
フォオオオオオオオオ!!
(刃風が火の海を切り裂きながら一直線に飛んでいく)
フオン!!
(次の瞬間、森の奥よりモンスターらしき大きな影が跳躍して木々を飛び越えていくのが一瞬目に映る)
マクシミリア「こっちに来るぞ!!」フォオオオオオ!!(なにかの落下音と共に大きな影に覆われていく)

ニャ太郎「散開!!」バッ


ダシャアアアアアアアン!!
(次の瞬間、後ろ向きになった泡狐竜が尻尾叩きつけで木々を倒しながら着地してくると同時に火の海もまた、その属性効果により鎮火してしまう)
グレンジャガー「火が消えりゃこわいもんなしだぜ!!」ビャッ

サンダーソニック「現地の海竜か。おもしろい」ザッ

ウズメ「言葉を話す飛竜種・・・まさか貴方方は・・」
イ~~~~~~~~~~ッ!!
(森の向こう側では、引き続き燃え上がるジャブ吉の「火属性包丁」の一振りを「ニャつくさの深緋の傘」でガードするミツネネコの姿が)

ニャーク「ん・・あれは・・鉄平!!」イ~~~ッ!!ガシーーン

鉄平「あの声は・・・ジャブ吉さん!!やめるんだ!!」
ジャブ吉「□~!!」シュタッ

ニャーク「鉄平!!俺だ!!ニャークだ!!」フィーーーン

ジャブ吉「◎

一也「本物だニャ。ニャーク!!」タタタタタ

グレンジャガー「なんだぁ~?ってことは・・」
ウズメ「これもお導き。以後お見知りおきを」ツン
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
~アヤ東部、パパグラーナ....
・・・・・・・・・・・・・・・・
(解読不明な経文のような文言を淡々と唱える男女の複数の声が反響する壮麗にして空虚な黒い石造りの礼拝施設の中は窓一つなくドアも閉め切られており、建物の正面奥ではなく、北西側に立っている黒い装束を着たコズマが片手に持つ燭台の明かりのみが、彼女の前で両膝をついてひれ伏している竜信者と思しき街人達(衣類は黒ベースの市民の衣装などを着用)の密接した重苦しい姿を仄かに照らしている)
ラインハルト「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(黒いコートを着用(フードは被っていない)、閉じられた両開きタイプの木ドアの横、立ったまま壁にもたれ掛かった姿勢で顎に手を当てながら目の前の光景を考察している。また彼の隣には同じく黒いフード付きコートのフードを深々と被ったキツネ面なボディガードの凛とした姿も)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(建物内の南側に位置する出入り口から見て左斜めの不自然な位置で祈祷?を続けるコズマ)
ギィ・・・(ドアが少しだけ開かれ、外の眩しい明かりが室内に漏れる)
ラインハルト「・・・・・・・・・・・・・・」ちら
デヴィマッツォ「・・・・・・・・・・・・・・・」(ドアの隙間から彼に向かって会釈をする彼の背後には懐かしい青空が)
ラインハルト「・・・・・・・・・・・・・・・・」ごしごし(メガネを外して目をこすりながら、光射すその隙間より表に出ていく。ミサキもまたそれに続いていく)

ラインハルト「目がチカチカする」ちゅんちゅん・・
デヴィマッツォ「すみません。お邪魔してしまったようで」バタン・・(静かにドアを閉める)
ラインハルト「いや・・せっかく目覚めたのに、また眠くなってきたところだったから・・ちょうどよかった」ふぁ~~あ・・(と伸びをする)
デヴィマッツォ「邪龍教の礼拝は暗がりで行うのが通例です。といっても、アヤでの話ですが」
ラインハルト「彼女が立っていた位置は・・・やっぱりそうだ。あれの方向」(と彼が見上げる青空には、おぼろげな弦月が)
デヴィマッツォ「お察しの通り、彼女達、聖域の使者団・・貴方方の大陸では・・・」
ラインハルト「お気遣いなく。続けて」
デヴィマッツォ「すみません。彼女達は闇夜を照らす月を邪龍様に見立てて祈祷しているのです」
ラインハルト「なぜ月?」ん~~(と青空の半月を見上げながら)
デヴィマッツォ「太陽と反するもの。光と闇の抗争はご存知で?」
ラインハルト「・・聞き覚えがある・・・くらい・・」
デヴィマッツォ「アヤの創世記によれば、人類が生まれる以前、この大陸の中央には天をも貫く山が存在し、そこに創造主たる邪龍様が棲まわれていたそうなのです。そして邪龍様を滅ぼそうと光より降臨した白龍との間に激しい闘争が起きました」
ラインハルト「それが・・光と闇の抗争・・・」(まばゆい光に対し手を額にかざしながら)
デヴィマッツォ「その天地を揺るがす壮大な戦いにより大噴火が発生し、山は跡形もなく消え去り、現在の聖地・・ラ・エメシスが生まれました」
ラインハルト「でた。またその名前」やれやれ
デヴィマッツォ「聖地以外にも両者の戦いによる影響がみられる痕跡は各地に残っており、アヤではこの歴史的証拠をもとに創世記が記され、受け継がれてきました。そして大陸にとっての災厄とは、この白龍が齎したものと解釈され、その禍難に立ち向かい、アヤを守ろうとした邪龍様が信仰の対象となったのです。理知あるものは光あるところに溺れ、闇にあるときこそ最も理性的になるという邪龍教の教えは、この光と闇の抗争から導かれたものなのです」
ラインハルト「根拠なく創造主と最初から決められていたのなら・・そう捉えるのが妥当だよね」(青空に一礼するように頭を下げる)
デヴィマッツォ「貴方方の大陸の通念では。おかしな話に聞こえるかもしれませんね」にこ
ラインハルト「率直な質問。その邪龍様は存在すると思っているのかい?君も、中の人達も」(と、龍堂を見つめながら)
デヴィマッツォ「戦いに疲れ果てた邪龍様は傷ついた体を休める為、休息をとっておられると・・・・その言い伝えから、ラ・エメシス・・古代アヤ語で、安息の聖地と呼ばれるようになったのです」
ラインハルト「答えになってない。偶像も禁止?龍堂の中には無かった。それとも畏れ多い「彼の者の」名前を呼ぶことも戒律で禁じられているのかい?ならこの僕が、僕らの大陸での名前を呼んであげようか?通称がいい?それとも本名がいい?」ぬう(黒き竜信者に顔をグッと寄せながら)
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第36話 「ニャ~ねぇ~(だから不安だ)」の巻
5/26(木)0時更新予定
ハイモはナルガクルガもタマミツネも嫌いだミャ。なぜしてか分かる?ミサキ
「しっぽでぶってくる」から
正解ミャ。かわいいハイモ達にあんなことしちゃいけないミャオ

・・・・・・(かわいいという自覚はあるんだ・・)
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