~大砂漠非狩猟エリア12、飛空船墜落現場

モクモクモクモクモク・・・・・
ショットリーパー「クソ・・・一度ならず二度までもしてやられるとは・・!!」ゴホゴホッ
黒の兵士「キャプテン!後方の砂丘を御覧ください!!」
ショットリーパー「ん・・・」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(砂丘山腹でコンテナを積んだ荷車を押す一同の姿)
ショットリーパー「あんな所にいたのか・・・まだツキはこっちにあるようだな。おい、クラスター弾の予備はあるか?」
黒の兵士「ハッ」スッ(ポシェットから小型ロケット弾を差し出す)
ショットリーパー「小賢しいバウンティハンター共の始末は後回しだ」ガチャ(弾薬を入れ替える)
「あたちのモンハン日記」
~Massive Unidentified Target~
アイアンロック「もうちょっとで峠だ!気張っていこうぜぇ~!」ググググ・・

ディッキンソン「ふん。お前が仕切るな」ググググ・・

ブッチャービートル「ボキー」
エブエ「文句を言うな。これも護衛の仕事のうちだろ?」ググググ・・

ディッキンソン「ハン。見たところお前は護衛兼運び屋の様だが・・自分のコンテナは護れなかった様だな」ふん
エブエ「完全に「護衛だけ」を引き受けたお前たちの到着が遅かったからじゃないのか?」ふん
ディッキンソン「この・・!遅れたのは俺のせいじゃない!!」ぷんすか
アイアンロック「はいはい。喧嘩はそこまでだ。御者の旦那ぁ~!ガーグァの調子はどうだ!?」
ムバラク「順調だよぉ~♪」ふか~(運転席で手綱も持たずコンテナに背をもたれかけながら一服してる)
ガーグァ「コケ~♪」(押してくれてるから楽らしい)
アイアンロック「ほんとかね

ムバラク「つべこべ言うわねぇで押せぇ~!この砂丘さえクリアしちまえば、目的のエリア13は眼と鼻の先だ!重てぇなら「火事場力」ってのを使えばいいだろうが!」ぷんすか
ディッキンソン「好き放題言いおって・・砂丘を超えたら必ず歯をへし折ってやる・・!」ググググ・・
ブッチャービートル「ボキー!」(そう思ってるらしい)
エリクセン「ったく・・大丈夫か?あいつら。まだこっちにも荷車はあるんだぜ。なぁ」(砂丘の麓でガーグァに餌を与えてる)
ガーグァ「コケラッチョ」くい(上を向く)
エリクセン「ん?どうした」
ヒュオオオオオ・・・・・
エリクセン「この音は・・・・!?」バッ(振り返る)
ヒュオオオオオオオオン!!
(上空を飛んでくる小型ロケット弾)
エリクセン「クラスター弾・・・みんなコンテナから離れろぉおおおおおお!!」
アイアンロック「へぇ・・へぇ・・もうダメ、スタミナ切れだ

ディッキンソン「情けない奴め!強走薬でも飲んでひと押ししろ!!」ググググ・・
ブッチャービートル「ボキーボキー!!」(何やら慌ててる)
エブエ「ん・・どうした?」
ブッチャービートル「ボキーキッキッキ!!カナカナカナカナ!!」(何やら空に向けて角を指してる)
ディッキンソン「ええい!うるさいぞ!何を喚いて・・」
ヒュオオオオオオオオオオン!!
(迫り来るロケット弾)
ディッキンソン「いっ!?」
ブッチャービートル「カナカナカナ!!」バタバタバタバタ

ディッキンソン「あ!あの野郎!!主人より先に!!」バッ

アイアンロック「散れぇえええええええええ!!」バッ

エブエ「待て!!コンテナはどうする・・・・はっ

パカッ

(コンテナの上空でロケット弾が真っ二つになり中から無数の超小型爆弾が飛散される)
エブエ「今度こそ・・・終わった」
ムバラク「お~い!!なに止まってんだぁ~!?早く押さねぇと・・・」

ドガアアアアアアン!!
(エブエもろともコンテナが大爆発する)
アイアンロック「うおおおおおおおおお


ドゴオオオオオオン!!
ボガアアアアアアアアアアン!!
(コンテナを中心に爆炎の海が広がる)
エリクセン「なんてこった・・・・」(砂丘下からその火炎地獄の光景を眺める)
ゴオオオオオオ・・・・・・!!
(爆炎からゆっくりと姿を見せる全身火だるまの男)
エリクセン「!?」
ムバラク「・・・・・・・・・・」ゴオオオオオオ

エリクセン「ムバラァアアアアアアアク!!」ダッ

アイアンロック「よせ!!もう間に合わねえ!!」ズザアアアアアアア

エリクセン「しかし・・!」ちら
ムバラク「・・・・・・・・・・」フラフラ・・・
ズシャーーーーーーーーーン

エリクセン「くっ・・・・!」(目を背ける)
アイアンロック「黙祷はこの戦場を抜けてからだ。さぁ、残り一騎を走らせるんだ」
ディッキンソン「一台だけでも目的地に送り届けりゃ、報酬だって少しは出るだろうよ!!」ズザアアアアアアア

ブッチャービートル「カナカナ」
エリクセン「あいつも無事だったか」
アイアンロック「まさに虫の知らせだよ。あの猟虫が砲弾の音に気づいてくれなきゃ、今頃俺達も火の海の中だ」ちら
ゴオオオオオオオオオオ・・・・

エリクセン「・・・・じゃあ・・エブエも・・・・」ちら
ゴオオオオオオオオオオオ

(アブドゥラ・ムバラク、サミー・エブエ、共にバーンリタイヤ。離脱場所エリア12砂丘山腹

ディッキンソン「急ぐぞ。少し目的地へは大回りになるが、迂回して砂丘を抜けるしかあるまい」ザッ
アイアンロック「そういうこと。じゃねぇとこっちにも弾が飛んでくるぞ」くい(火煙立つ飛空船墜落地点を顎で指す)
エリクセン「あそこから・・・」
ディッキンソン「砂漠の死神が生きていたんだろう。だが今の砲撃で自分の居場所を知らせた様なものだ。それに気づいた我らの仲間が奴の首を捕りに行くに違いない。その隙にここから離脱するぞ」
エリクセン「了解だ・・!」ザッ
モクモクモクモクモク・・・・

黒の兵士「命中です。101コンテナ撃破しました」(双眼鏡で眺めてる)
ショットリーパー「数名を率いて砂丘を調べろ。ジェネシスオーパーツが転がっているかもしれん。仮に破壊されていようとも、他勢力やギルドに渡すよりはマシというものだ」
黒の兵士「ハッ。おい、聞いたろ。砂丘に・・・なっ!?」
ボヘーーーーーーーーン(硝煙の中、数人の兵士が倒れている)
ショットリーパー「これは・・・・」モクモクモク・・・

黒の兵士「ぐわああああああああああ」ズシャアアアアアア

ショットリーパー「!!」バッ

肉まん君「さて、決着をつけようか」ズデーーーーーン

ショットリーパー「しつこい奴め・・・そんなに死にたければ望み通りにしてくれるわぁあああああ!!!!」
砂漠之海「ちゃんこぉおおおおおおおお!!」
リチャード「うおぉおおおおおおおおおおお!!」
ガシーーーーーーン

(両者、渾身の力比べ)
砂漠之海「なかなか・・やるちゃんこね!!」ギリギリギリギリ・・!
リチャード「うううううう・・・!!」ギリギリギリギリ・・!
操舵ジジイ「いいぞぉ~い!砂漠之海~!その死神みたいな格好したハンターに思い知らせてやるぞぉ~い!!」やんややんや(砂上にぺったり座りながら観戦してる)
燃焼ジジイ「そうだぞぉ~い!砂漠の死神ならうちのキャプテン一人で十分じゃ!!やっちまえ~!!」やんややんや(ぺったり座りながらクーラードリンク(緑茶味)を飲んでる)
砲撃ジジイ「・・・・・・・・・・」ZZZZZ・・(完全に横になって寝てる)
砂漠之海「任せるちゃんこよぉ~!!」ガシッ

操舵ジジイ「いいぞ!うっちゃれ~!!」
砂漠之海「相撲狩猟こそが最強だということを、その身に教えてやるちゃんこぉ~!!」グーーーン

リチャード「ううううう!!相撲狩猟、そんなの知らない!!」ガシッ

操舵ジジイ「おお!?体勢を崩しながらも腰を掴みおったぞ!」
燃焼ジジイ「こりゃ~砂漠之海!!敵は相撲素人じゃぞ!!はよぉ~押し倒せぇ~!!」
砂漠之海「分かってる・・ちゃんこ!!」グン

リチャード「うううううう・・・・!!」じりじり

操舵ジジイ「なんと!あのデスギア男、砂漠之海の怪力に劣るとも勝らん剛力無双のようじゃぞ!?」
燃焼ジジイ「関係ないわ!!砂漠之海!!お前もブラックガーディアンの一員ならば、黒の反骨精神を見せてみるぞぉ~い!!」ぷんすか

砂漠之海「むむむむむむむむ・・・!!」ぎりぎりぎりぎり
リチャード「ううううううう・・・!!」ぎりぎりぎりぎり(両者互角の取っ組み合い)
燃焼ジジイ「何をしとるかぁ~!!はよぉぶん投げんかぁ~い!!」ぷんすか
操舵ジジイ「そうじゃ・・!砂漠之海!!その「消臭ピアス」を外すんじゃ!!」
砂漠之海「はっ


ぎゅりっ

リチャード「うううう・・・・?」ぎりぎりぎりぎり
砂漠之海「あと・・もう少しだちゃんこ・・!!」ぎゅりぎゅりぎゅり
ピ~~~~ン

燃焼ジジイ「よっしゃ!取れたぞ!!」
砂漠之海「さぁ食らうがよい!!脳裏をもつんざく我が激臭のラプソディを!!」
リチャード「??」きょとーん
ぷうううううううううううん
リチャード「ぎゃあああああああああああああああ!!!!」
燃焼ジジイ「おっしゃ!ダイレクトに激臭を吸いよったぞ!!」(鼻をつまんでいる)
操舵ジジイ「今じゃ!うっちゃれ~!!」(同じく)
砲撃ジジイ「う~ん・・」(臭いでうなされながら寝てる)
砂漠之海「そらそらそらぁあああああ!!真夏のキッチンで蒸し腐ったちゃんこ鍋の臭いをも遥かに上回る我が異臭悪臭をもっと味わえ~~~~!!」
リチャード「ぎゃあああああああああああああああ!!!!」
砂漠之海「もっとがぶり寄ってやるちゃんこ!!」
ガシッ

リチャード「うぎゃああああああああああああああああ!!!!!」
燃焼ジジイ「なんと!あれはキツイぞい!!体臭が鼻からだけでなく、目や口からも入っていってるんだぞい!!」
操舵ジジイ「それだけじゃないぞい!!」
ぺちょりぺちょり

操舵ジジイ「臭いだけじゃなく、悪臭を生み出す元凶である、あの悪玉コレステロールがたっぷり詰まった汗がべっちょり自分の体に付くんじゃ!!砂漠之海はそのじっとりとした不快感と、鼻をつんざく激臭で相手の思考能力を停止させるつもりなんじゃぞい!!」
砲撃ジジイ「うう~ん・・」ごろごろ(臭いがきついらしく、転がって寝るおじいさん)
砂漠之海「そらそらぁ~!」ぎゅりぎゅり


リチャード「うげああああああああああああああ!!!!」(首を左右に振ってる)
べちゃべちゃ


砂漠之海「どうだちゃんこ!?このぷよぷよした全身との密着感から来る生理的不快感&嫌悪感と、普段から不摂生しかしていない暴食暴飲から生成される脂肪が解き放つ腋臭!もはや新鮮な空気の無臭など、記憶から忘却させてしまう地獄の鯖折り・・・これぞ人呼んで「ブーデー・オブ・ザ・ヘル」!!」
ぎゅううううううううう

リチャード「ごぎゃああああああああああい!!!!!!」
燃焼ジジイ「えらい悶絶しておるようじゃな」ゴクゴク(緑茶味クーラードリンクを茶碗で飲んでる)
操舵ジジイ「両目をつんざくような悪臭が激痛を引き起こし、視覚を奪っておるのじゃ!鼻はとっくにその本来持つ正しい機能を失い、口の中では大量の異臭を放つ微粒子が充満し、舌の味覚を破壊する・・!!更には体を密着させることで、不快極まりない触覚を感じさせる!!「ブーデー・オブ・ザ・ヘル」を食らったものに残された五感は聴覚のみ!じゃが、それもやがて遠のいていく意識によって何も聴こえなくなる・・・奴が廃人になるのは時間の問題なのじゃ!!」
砲撃ジジイ「う~ん・・・」ごろごろ(実に不快そうに寝てる)
砂漠之海「ちゃんこちゃんこちゃんこ(笑)さっきまでの勢いはどうしたちゃんこ!?それとも、もうおねむかちゃんこか!?」ぎゅりぎゅりぎゅり
リチャード「・・・・・・・・・・・・」
砂漠之海「おっと。まだ落ちちゃ困るちゃんこ。相撲は相手を倒すか土俵から出すまでは終わらないちゃんこからね。それが相撲狩猟ともなればもっと過酷だちゃんこ。なにせ土俵はこの広いエリア全体なのだからちゃんこ。つまり土俵から相手を出す「寄り切り」を使うのは事実上、不可能というもの。従ってお前にはここで倒れてもらうちゃんこよ・・デスギアハンター!!」ガッ

リチャード「ハ、ハンター・・・・」
砂漠之海「そうだちゃんこ!お前だって元はハンターだちゃんこ!?だったらもう少し、ちゃんこを楽しませてくれると思ったちゃんこがね!!」
グイッ

砂漠之海「ちゃに(なに)!?」
リチャード「むほおおおおおおおお!!」グン

砂漠之海「ちゃんと!!(なんと)」
燃焼ジジイ「あやつ、砂漠之海の巨体を持ち上げよったぞい!!」
操舵ジジイ「奴のどこにそんな力が・・!?」
砲撃ジジイ「なぁに・・答えは簡単じゃ」(寝ながら静かに語りだす)
燃焼ジジイ「!?」
砲撃ジジイ「火事場力じゃよ。ブーデー・オブ・ザ・ヘルが、あのデスギアハンターの体力をぎりぎりまで奪うことにより、火事場を発動させてしまったようじゃな」むく(起き上がる)
砂漠之海「こ、こいつめ・・!下ろすちゃんこぉ~!!」ぽかぽかぽか

リチャード「ハンターには重たい卵を運搬する豪腕が必要ぉおおおお!!」ドドドドド

砂漠之海「ちゃにぃーーーーーー!!こ、これは・・・!!」
燃焼ジジイ「あの技は・・!?」
砲撃ジジイ「寄り切りだぞい」カッ

リチャード「うぉおおおおおおおおおおお!!」ズドドドドドドドド

操舵ジジイ「寄り切りと言ったって・・・

燃焼ジジイ「この広大な砂漠でどうやって土俵から出すつもりぞい

砂漠之海「は、離せちゃんこぉ~

リチャード「納品するまで・・ダメぇえええええええええ!!」
ズドドドドドドドド・・・・

操舵ジジイ「行ってしもうた・・」
燃焼ジジイ「ぞい・・・・・・・」
砲撃ジジイ「くかぁ~くかぁ~」ZZZZ・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(砂漠の海及び「暴虐のゴアハンマー」ことリチャード・モーリス、戦線離脱?)
ドドドドドドドド・・・・!
操舵ジジイ「ん~?今度は何の音だぞい」
燃焼ジジイ「ほれ、あそこだぞい」ぴし(砂漠上の遠方を指さす)

シャシャシャシャシャシャシャシャ・・

(凄まじいカニ歩きで砂漠を駆け抜けて行く大型盾蟹)

UBU「ありゃ~!コンテナどこ行ったかねぇ~!?」きょろきょろ(ウィンドサーフィンするみたく、一角竜の角を片手で持ち、背中の甲羅に乗りながら辺りを確認している)

信長「突き当りは砂丘だぞ!ん・・砂丘の麓を突っ走るあれは・・ガーグァ便ではないか!?」ドスドスドスドス

UBU「砂埃で見えないねぇ


ひょこ

UBU「あえ・・あんた、まだそこにいたのかい?」(頭の上に向かって話しかける)
へこん

UBU「すっかりなついちゃったね」
信長「UBUよ!!双眼鏡で確認出来ぬのか!?」
UBU「あ、そうだね。ヨッコに貰った双眼鏡があるんだった」がさりごそり(ポッケを漁る)
信長「早くしろ」
UBU「あれ、これは携帯あんまんだ。じゃあこっちは・・・こりゃ拾った肉球のスタンプだねぇ」へろぉ~ん(くたびれたチケットを出す)
信長「だから常日頃の整理整頓をしろと言うんだ」
UBU「あった」ぽへぇ~ん(筒を出す)
信長「早く覗いて見ろ」
UBU「いろいろうるさいねぇ。え~と・・」じー(覗く)
信長「どうだ?見えたか?」ドスドスドスドス
UBU「ありゃ

信長「どうした?何が見えた?」
UBU「これ、万華鏡だよぉ~

信長「カニィ~(なにぃ~)!!」ズコーン

UBU「ヨッコのやつ、イカしたジョークかましてくれんじゃないのさ。でも、とっても綺麗なやつだよ。ライトクリスタルみたいに中が光って見えるよ。おかしい

信長「馬鹿者~!!」ぷんすか
エリクセン「ハァッ!ハァッ!!」パシーンパシーン

ガーグァ「コケー!!」ズドドドドドドドド

アイアンロック「おい!遠方に盾蟹の姿だぞ!!」じー(コンテナの上であぐらをかき、こっちは本物の双眼鏡で覗いてる)
ディッキンソン「盾蟹だと・・?この大砂漠で珍しいな」(コンテナの上で偉そうに腕を組み仁王立ちしてる)
アイアンロック「ってことはよ、インテリジェンスモンスターの可能性が高いってことだろ。御者の兄ちゃん!!もっと飛ばせられねぇかぁ~!?」(コンテナの上から話しかける)
エリクセン「めいいっぱいだ!!すでにガーグァにも強走薬入の餌を食べさせてのこの速度だ!!」パシーン

アイアンロック「参ったねぇ~。砂丘と盾蟹のサンドじゃ、どうしようも出来ねぇな」はむ(呑気に葉巻をくわえる)
ディッキンソン「任せろ」バッ

アイアンロック「お~お~。英雄気取りか?好きだねぇ」シュボッ(コンテナを利用してマッチに火を点ける)
信長「とにかくあの荷車を追いかけるぞ!!カニラ~!!」ズドドドドドドド

UBU「ふふ・・おかしい」(まだ万華鏡を覗いてる)
信長「む!?UBUよ!!何やら漆黒の甲冑を纏ったハンターがこちらに走ってくるぞ!!」
ディッキンソン「フハハハハハハハハ!!ようやく俺様の出番の様だな!!知的生命体種なら相手にとって不足はない!!なぁ、ブッチャービートルよ!!」ダッダッダッダッ

ブッチャービートル「ボキー

信長「UBU!?どうするのだ!?」ズドドドドドドドド

UBU「動かすと中で「サササッ」ってなって、また新しい「模様」が見えるよ

ディッキンソン「停まれぇ~い!!さもなくばこの自慢の操虫棍で八つ裂きにしてやるぞぉ~!!」ゴイーン

信長「どかぬかぁあああああああ!!」ズドドドドドド

ディッキンソン「へ?」
信長「ユクモ薔薇十字軍名物!!これぞ本場の参勤交代ダイミョウ行列だぁあああああああああ!!」ズドドドドドドドド

ディッキンソン「いいーーーー

ズゴーーーーーーーーーン
(おもいっきし轢かれてふっ飛ばされる)
ディッキンソン「かは・・・・・・

ズシャーーーーーーーーーーーーーン

(頭から落下して砂場に突き刺さる)
信長「他愛もない


UBU「綺麗だねぇ・・」うっとり(まだ万華鏡を覗いてる)
ぶーーーーーーーーーん

(砂場に頭から綺麗に突き刺さったゴアシリーズを着た男の下半身の周りを飛ぶ猟虫。
「地獄から帰ってきた狩猟者」こと、バーナード・ディッキンソン、デッドリタイヤ。離脱場所エリア12砂丘麓

ブッチャービートル「ブキー

ショットリーパー「死ねぇえええええ!!」ズドオオオオン

肉まん君「老山龍砲で近距離戦とは・・ヴィランとはよく言ったものだ」ゴロン

ショットリーパー「ちょこまかとうるさいブナハブラめが!!」ズドオオオオオン

肉まん君「自慢のナパームも当たらなければ戦費の無駄遣いだな」ゴロン

ショットリーパー「くそおおおおおおおおおおおおおおお!!」ズドオオオオオン

肉まん君「よっと(いい具合に時間稼ぎに「乗ってくれて」いる・・。このまま103コンテナがエリア移動するまで・・・・・ん!?)」
ショットリーパー「散弾ならどうだ」スチャ

肉まん君「この気配・・・・・」きょろきょろ
ショットリーパー「これで仕留めてやるわ」ガシャコーン
肉まん君「待て!リーパー!!ただならぬ気配を感じないか!?」
ショットリーパー「今更命乞いとは・・・・・ん・・!?」

エヴェレッソン「ムキョーキョッキョッキョッキョ!!砂漠の死神!!こんな所であんたに遭遇するとはね!!」バーーーーーーン(ちびペッコがルドルスU装備の女兵士を多数従えて登場)
肉まん君「違う・・・あいつじゃない・・・・この感じ・・いや・・・まさかな・・・」きょろきょろ
ショットリーパー「この威圧的な気配と忌まわしい龍の香り・・・」ザッ・・ザッ・・・(静かに後退する)
女兵士「エヴェレッソン様。ちっとも相手にされていませんね」
女兵士「ガーグァ便も見つかりませんし、もう孤島に帰りましょうよ」
エヴェレッソン「だまらっしゃい!!こいつらを張っ倒して、ジェネシスオーパーツの居所を吐かせるのよ!!」
女兵士「エヴェレッソン様!」
エヴェレッソン「なによ。帰らないわよ」
女兵士「マーキングに反応あり!あの砂丘の奥からです!!」
GOTOGOTOGOTOGOTOGOTO

エリクセン「ハァッ!ハァッ!!」パシーンパシーン

アイアンロック「お~お~。ディッキンソンの野郎、どうしたんだぁ?盾蟹が血相変えて接近して来やがる。仕方ねぇ・・俺がやるか」ふかぁ~(と言いながら葉巻をふかす)
エリクセン「頼むよ・・・・・・ん」
アイアンロック「どうしたぁ~?トイレならしながら走るしかねぇ状況だぞ?」
エリクセン「ああ・・。マジでそうなりそうな相手が接近してやがる・・・」
アイアンロック「はぁ?」
エリクセン「ジャギィのおっさん!!しっかり掴まってろよ!!飛ばすぜぇえええ!!」バシーーーン

信長「む・・!?ガーグァめ!速度を更に上昇させたな!?」ズドドドドドドド

UBU「はぁ~あ。もう飽きた」ひょい(万華鏡をポッケにしまう)
信長「そうだった!!UBUよ!!いい忘れていたことがある!!」
UBU「ほえ?この期に及んで給料と取り分上げろなんて言わないでよね。うちの軍だってカツカツなんだからさ。あ、そうだ。肉球のスタンプならここにあるよ」ほい(ボロボロのチケットを出す)
信長「うつけ者!!そんなことより、この大砂漠に来ておるぞ!!」
UBU「え~?何がさぁ~

信長「古龍だ」
UBU「

ビュオオオオオオン!!
(砂丘の奥より何かが飛び出して来る)
UBU「!!」
シュタッ

UBU「嘘・・・・・」
信長「やはりな。断崖で見たのは、あいつの粉塵であったか」

ザーーーーーーーーーン!!
信長「炎妃龍、ナナ・テスカトリ!!」
ルナストラ「荒廃した砂上に低級な人型の群れを発見・・・さぁ、大陸自然より淘汰して差し上げましょう」キッ
To Be Continued




UBU「ひぃ・・


信長「カニカマでも食べてるがよい」ぬう
UBU「あや・・今日のわんぱく次回予告はあんたと一緒か。カニカマってあれでしょ?色や形、食感をカニの身に似せた魚肉練り製品のことでしょ?」
信長「そうだ。まったく人型の知恵というのはどこまで大陸自然を愚弄するものか・・」
UBU「じゃあ本場のカニ肉GET!!」がじっ

信長「ぎゃあああああああああああああ!!」
UBU「雄叫びをあげながら次回予告、よろしく

信長「じ、じ、じ、次回・・ぎゃああああああああ!!!!!」
7/28(月)0時更新 Massive Unidentified Target/PART10
信長「を送るぞ・・って、いたああああああああああい!!!!」
UBU「それ」ぶちーーん

信長「NOOOOOOOOOOOOOOO!!」すって~ん

UBU「まいう~

信長「・・・次週は・・これよりも・・壮絶な・・戦となるぞ・・・」ガクーン(堕ちた)
UBU「へぇ~。なんだかこわそうだね
