~ユクモ集会浴場....

カポぉ~~~~~~~~ん
ヴィルヘルム「たまんねぇ~~!!輝竜宮殿でも、こんな極上風呂、味わったことねぇぞ!!」バシャバシャバシャ

キンババ「狩猟で傷ついた身体を癒したい・・街の暮らしに疲弊した心を癒したい・・さすが知る人ぞ知る名湯だ・・」はぁ~~~(モコモコパーマ頭にタオルを乗っけながら湯に浸っている)
ヴィルヘルム「なんだそりゃ?」ぷはぁ~~(湯を飲みながら)
キンババ「パンフレット。ユクモ村観光案内にそう書いてあった。やっぱり外街にもスパを作ろうよ」パシャパシャ

ヴィルヘルム「おい!ねえちゃん!!土産用の温泉の素!!全部用意しといてくれ!!金だきゃ~「持たせてくれた」からな。ガッハッハッハッハッ!!」(他のお客様達がびっくりする)

ヨッコ「買い占める気?どこか別の観光協会から派遣されてきたスパイだったりして・・」

コノハ「ネムリ草を煎じたドリンクでも出します?」

ササユ「もう、コノハちゃんったら。やるのなら、ドリンク屋さんが休憩している今のうちよ」

ZZZZZZZZZ・・・・
キンババ「ねぇ、ヴィルヘルム」こそっ
ヴィルヘルム「ああ?」プカプカ(水面に浮きながら。なんてご安心を。あたモン世界でのユクモの温泉は海パン装着タイプなのだ!)
キンババ「なんか受付の子達がさっきからチラチラ見てるよ」(温泉の裏の方が集会場に筒抜けだから)
ヴィルヘルム「俺だな。きっと朝一から、こんなワイルドで逞しい客人が来たもんだから、どよめいているのさ。田舎ならではだな」特にあの髭モジャの人、胡散臭くない?(とヨッコ)
キンババ「プリムに言ってやろ・・・」あっちのモコモコパーマの人もなんか性格悪そうっていうか、根が腐ってそう(とコノハ)
コノハ「あの人達ですよね?BBBさん達が連れてきたゲストって」
ササユ「ええ。もうUBUちゃんの怪我は治ったのかしら・・」
ヨッコ「なんで黒猫達だけ帰ってきたわけ?この前まで村に滞在してた人達も一緒に戻ってきたし」むぅ~~~
ササユ「吾郎さんとおトキさんね。チェルシーちゃんと一緒にUBUちゃんちに入っていくのを見たわよ」
ヨッコ「あやしい。絶対にあやしい。鈴木も、ちっとも帰ってこないし」むぅ~~
コノハ「大丈夫です。ガメちゃんにクエストを依頼してるから」
ササユ「また覗き見?よくないわよ、コノハちゃん」しっしっしっしっ(とコノハ)
ヴィルヘルム「ずっとここでもいいんだがな・・・」プカプカ
キンババ「ムーアもこの温泉に浸かっていたんだよね・・・・彼女、大丈夫かな・・」
ヴィルヘルム「まさひこ君と一緒なんだ。平気だよ」プカプカ
キンババ「そうじゃなくて、本当に・・・」
バシャアアアアアアアン

(一際強いお湯を浴びせられるキンババ)
ヴィルヘルム「俺達で治してやるんだ。クヨクヨすんじゃねぇ」プカプカ・・
キンババ「・・・BBBさんは村長さんと話があるって言ってたけど・・・ムーアのことかな・・・」ゴシゴシ(濡れた顔をタオルで拭きながら)
ヴィルヘルム「だろうな。一緒に連れて帰ってきたら、村のみんなが心配するからな・・・って、お前気づいてた?BBBさんって・・」
キンババ「WWNの元チャンプだろ?もうずいぶん前にサインをもらったよ。お父さんのぶんも」
ヴィルヘルム「ええええええええ!!なんで黙ってたんだよ!!この!!」バシャバシャ

コノハ「もう我慢できない。注意してやりましょうよ。火薬草入りの熱湯でもぶっかけて」
ササユ「そんなことしたら火傷しちゃうじゃない。せめて「ゴム質のムチ」でぶつとか」ふむ・・
ヨッコ「ちょっとおじいちゃん。なんとかしてよ」

ハッ

コノハ「起きた」
ギルドマネージャー「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ぽかぁ~~~ん・・(呆けたまま天井を見上げている)
ササユ「雨漏りはこの前、直してもらいましたが・・」
ギルドマネージャー「空になんか浮かんでるぜ・・」ボケェ~~・・
ヨッコ「温泉ゲッコーならいつもいるわよ」(天井を見上げると梁を這っていくヤモリのような生物が)
*温泉ゲッコー:あたモンオリジナル環境生物。集会浴場に生息するゲッコー種の環境生物。湿気があるところが好きなせいか、体表がヌメヌメしていて、なかなか捕まえることができないのだが、出現すると縁起が良いと言われている。
コノハ「翔蟲だったら捕まえて、うちの村でも養殖しましょうよ。カムラに負けてられないんだから」
ヨッコ「お客さんの話だと、向こうの受付嬢って、美人双子姉妹なんだって。衣装もイケてるって」
コノハ「きぃ~~~!!撫子桔梗だって負けてないんだから!!」
キンババ「なんだかやる気になってるみたいだよ」きぃ~~~!!
ヴィルヘルム「告白するか、ひとまずお手紙にするか悩んでいるのさ。んなことより、俺は早く神童ってのに会ってみたいぜ」プカプカ
キンババ「僕らに記憶を共有した・・赤ちゃん猫かぁ・・・・」ブクブクブクブク(そのまま湯に沈んでいく。後ろから「汚いからやめてください!」とコノハの注意が)
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
~霊峰....

ニャ~ニャ~、ミャッタラ!!ア~ニャ~、ホニャラタ!!
ミャ~ミャ~、ニャニャチテ!!ア~ニャ~、エテチテ!!
(霊峰エリアの真ん中で座禅をしながら引き続き経文のようなものを唱えている白毛モフモフ赤ちゃん猫を中心に、木陰にピクニックシートを敷いて我が子を見守るフラワー、ふて寝をしているサムソン&ミッチ、そしてエリアの端では何やら地面を見下ろしながら採取をしていると思われるドスファンゴ(背中にはソメバナネコノ浴衣を着たアイルーと、その後ろに着物姿の芸妓さんを乗せている)が、腰に巻かれたロープによってレモンネコが乗っている車椅子を牽引している)

ジョー「クンクン・・クンクン・・」とっとっとっとっ・・

コニー「ここもだめにゅ。ロイ~!収穫はあったにゅ~!?」(ジョーの背中の上に乗りながら、すぐ後ろで「女の子座り」している雪左越しに声をかける)

ロイ「う~~~~ん・・・めぼしいものはないねぇ・・・」ガサガサ(丈の長いヤツカダネコローブによって下半身を包まれたまま車椅子に座りながら、片手に持つ杖で茂みを探っている)
雪左「霊峰いうても、特別、珍しいものがあるとは限りまへんなぁ・・」ふぁ~~あ・・
コニー「雪左さん、大丈夫にゅ?」
雪左「ありがとう。ここは空気がきれいなせいか、咳は出まへん」にこっ
ジョー「普段は特別な嵐龍がいるせいか、浄化されているのかもしれないな」クンクン・・
雪左「やから希少な鉱物があってもおかしくなさそうなんやけどねぇ・・」きょろきょろ
ジョー「新作の一部はサンダーソニックに持たせたんだろ?」クンクン・・
雪左「はい。そやけど、川村はんの業物はありまへん」はぁ~~
ジョー「カーブーの狩猟武器か?」
コニー「はいにゅ。川村さんがいつ帰って来ても、すぐ狩猟にいけるようにって・・・雪左さんは優しいお方ですにゅ」じ~~~ん・・
ジョー「普通の狩猟じゃあるまい」フフッ
雪左「そうどす。川村はんにはあちきなんかの怨敵を討ってもらわなあかんのどす!」メラメラメラメラ

サムソン「これこれ。何を物騒なことを言っておるか」ぽんぽん(と腰を叩きながら歩いてくる)
雪左「紅龍。ベテラン狩人のサムソンはんなら、知ってはりますやろ?」
サムソン「ほむ・・・ずいぶんと懐かしい名前だが・・それをカーブーに討伐してほしいのか?」ぽんぽん
雪左「ただの禁忌じゃおまへん。本物の邪龍どす」ふんっ(に対し、一同、不思議そうに顔を見合わせる)
ロイ「邪龍といえば、アヤへ向かわれた皆様も気がかりですね」
サムソン「ほむ・・・」
ア~ニャ~、ニャ~ホラ!!
ニャ~ニャ~ホニャアアアア!!
(天を仰ぐように経文を叫ぶ白毛モフモフ赤ちゃん猫のまだまだちいちゃい後ろ姿)

ミッチ「えっらいまた、大きい声で。一体、いつまで続けるつもりっすかねぇ?」ミャ~ミャ~、ニャニャチテ!!

フラワー「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ア~ニャ~、エテチテ!!
ミッチ「ちゃんと休んでるっすか?」
フラワー「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ニャ~ホラ、コ~チテ!!
ミッチ「フラワー殿?」
フラワー「・・・・え、ええ。ちゃんと休ませているわよ。今朝なんか私より早く起きて詠唱を開始するから、それで起こされちゃったわ」やれやれ
ミッチ「フラワー殿のお体も心配っす。出撃されている総帥・・鉄平殿に代わって、自分が皆様方の健康面もサポートするっす」ささ・・(竹の水筒よりちいちゃいお茶碗に粗茶を注ぐ)
ア~ニャ~、ニャ~ホラ!!!!
ニャ~ニャ~ホニャアアアア!!!!
ミッチ「まずいっす。喉が潰れちまうっす」
フラワー「止めないと」ザッ
バステト「ア~ニャ~、エテチテ!!!!ニャ~ホラ、コ~チテ!!!!」
フラワー「バステト。もうやめなさい」てってってってっ(ミッチと共に近づいてくる)
バステト「ニャーニャーニャーニャー!!!!」(声が痛々しくかすれていく)
フラワー「バステト!!」ガバッ!
バステト「ニャアアアアアアアア!!!!!!」(母の腕から逃れようと抵抗する)
フラワー「こんなことしなくてもお父さんはきっと無事だから!!必ず帰ってくるわ!!」
バステト「チニャアアアアア!!!!アーニャー、ニャーホラ!!!!」ケホッケホッ!!
フラワー「何が違うの!?声が出なくなってしまうわよ!?」
サムソン「何をしておる。やめんか」ザッザッザッ・・(ジョー達を引き連れながら)
バステト「ゴホッゴホッ!アーニャー、ニャーホラ!!!!アーニャー、ニャーホラ!!!!アーニャー、ニャーホラ!!!!」ゲホッゲホッ!!
フラワー「もうこんなことやめて!!」むぐっ(我が子の猫口を手のひらでおさえる)
バステト「わぁあああああああああん!!!!!パァーーーーパーーーーー!!!!!ウーーーーブーーーー!!!!!」
ミッチ「・・鉄平殿・・・UBU殿・・・・」グスン・・・
ふおおおおおおおおん!!
(突如、頭上より煌めいた大気のオーラが降り注いできて、一同を瞬く間に包み込む)
サムソン「なんだ・・・これは・・・・」キラキラキラキラ・・・
雪左「嘘・・・体が・・めっちゃ楽に・・・・・」キラキラキラキラ・・・
ミッチ「幸せな気分っす・・♪」キラキラキラキラ・・・
バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」フリフリフリ!!(上に向かって元気いっぱいに両猫手を振る)
フラワー「え・・・・・・」キラキラキラキラ・・(煌めきに包まれながら、そっと顔を見上げる)
ふおんふおんふおんふおん
フラワー「あれは・・・・」キラキラキラキラ!!

ふおんふおんふおんふおん♪
(リズミカルなビート音を口内より響かせながら霊峰に舞い降りてくる)
バステト「ミャミャオモイ♪」キラキラキラキラ!!(想いの煌めきが彼女の笑顔を包み込む)
フラワー「・・・ヤマオモイ・・・・・」

ヤマオモイ「お~~~~~~い。待たせたのぉ~~~~~」ふおんふおんふおん♪(真っ白なでっかい歯の隙間より、七色の発光をみせる大雷光虫が流星のようなウィンドチャイムの羽音を奏でながら外に飛び出してくる)
フラワー「それじゃあ、バステトがずっと呼びかけていたのは・・・」ドンドンドンドンドンドン♪(ライ夢&ライ美~ft.Massive Beats Allstarsのドラムンベースのような重厚かつ靭やかな心地よいビートが霊峰エリアに反響する)
ミッチ「今一度、助けてもらうためっすよ!!」キラキラキラキラ!!
サムソン「・・・・・バステトや」
バステト「みゅうう?」
サムソン「みんなには私から説明しておく。ここにいる皆と共に父を助けてこい」
バステト「・・・・・・・・・・・。みゅう」こくり(母に抱かれたまま力強く頷く神々しい白猫の赤ちゃん)
フラワー「サムソンさんは?」
サムソン「夢幻如来衆だけに渓流を任せるのは不安だ。ミッチ。鉄平に代わり、二人を無事にアヤへ届け、ゲルハルト達の手助けをしてやりなさい。よいな?」なでなで(と少しくたびれた笑顔をみせながら愛オトモの頭を愛でるように撫でる)
ミッチ「・・・・・・うっす!!」ガシッ(主に向かって拱手で誓う)
バステト「マァ~マ。ニャニャチテ、こにょ」キラキラキラキラ
フラワー「え・・・他にも呼んでいる人がいるの?」
バステト「みゅう♪みゅう♪」
フラワー「・・もう来てる・・ですって・・・」きょろきょろ
ジョー「おっしゃ。そしたら、いっちょアヤでも突っ走るか」
ロイ「え!?僕らも行くんですか!?」
雪左「サムソンはんは、みんなで、って言わはりました。それに武具が足りてへんかも♪もちろん、あんさんも「パートニャー」をサポートせんとね♪」
コニー「緊張するにゅ

ロイ「コニー」ぎゅっ
コニー「にゅ?」
ロイ「今度は僕らがUBUさんや鉄平さん達を助ける番だ」キラキラキラキラ
コニー「・・・・はいにゅ!!」キラキラキラキラ!!
ジョー「よぉ~~し、そしたらUBUの代わりに号令しろ。バステト」
バステト「・・・・・・・・・・・・・・」こくり
すぅ~~~~~~~~~~~(おなかぽっこりに息をめいいっぱい吸い上げる白毛モフモフ赤ちゃん猫)
バステト「ア~ニャ~コニョチテ!!エッタラ、ホニョ!!(ユクモクルセイダーズ!!アッセンブル!!)」
To Be Continued

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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第117話 「な、いいところだろ?」
3/27(月)0時更新予定
ユクモ組も頑張るにゅ!ね、ロイ!
そのとおりだ!僕らのちからで鉄平さん達をサポートするんだ!
はいにゅ!そしたらぁ~
次回も見よう!!読も見よう!!(夫婦そろって)
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