
ドゴワアアアアアアアン!!
(茫洋たる大氷壁の真下に彗星落下の紅き大爆発が起きる)
フオオオオオオオオオオン!!
(爆撃地を中心に大爆風が起こり、龍気烈風により雪原エリアの雪が赤紫に染められながら根こそぎ刈り取られていく)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・!!
(氷河の大絶壁に下から振動が走る)

ボワコフ「何が起きたでアリマスか!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!(崖縁エリアにも振動が到達してくる)

サドンデス「強大な龍属性エネルギーが衝突。天彗龍と断定」
イースラン・ザパ「スリーーーーーー!!」(赤紫の爆炎が広がっていく崖下に向かって叫ぶ)

純平「クッ!!」ブオオオオオオオ!!(爆風でふっ飛ばされるも背後の轟竜がすかさず翼膜を広げ、羽美と共に包み込む)

業娑磨萩比古「一体何が起きたんだ!?」ブオオオオオオオ!!(両腕を覆う氷の籠手を円盾状に変化させ、爆風をガードしながら耐え忍ぶ)
スラッシュ「うげえええええええ


あきひこ「スラッーーーシュ!!」ドシンドシンドシン!!(雪原を削り取っていく爆風の追い風に乗りながら土の大地の上を疾走していく)
あむりっ(転がる奇面族のオトモダチを甘咬みキャッチですくいあげる獰竜あきひこ)
フオオオオオオオオオン!!
(ブラックキャノンZの砲身を雪中に突き刺したクイーンは、その重火器を盾に片膝立ち姿勢で俯きながら、一瞬にして雪の大地を連れ去っていく龍気烈風を耐え忍ぶ)

王羽美「助かりました」(轟竜の翼膜に包まれながら)

バラン「いいってことよ」ピシピシ・・ピシピシ・・(羽美と純平を包み込む両翼、そして全身に赤紫の龍属性エネルギーがまとわりついている)
純平「大丈夫か?」ピシピシ・・ピシピシピシ・・!
バラン「悔しいが、少し部位破壊されちまった。全部、あのクソ野郎のせいだ」ドシン・・ドシン・・
王羽美「・・・・・・!!」

ドシン・・・ドシン・・・
(すっかり土が明るみになった大地を悠々と歩いてくる天彗龍)
クイーン「やってくれるじゃない?ランスドゥーム・・」チッ・・(彼女が身に纏うグローシアシリーズにも電荷のような赤紫の龍属性エネルギーがピシピシと音を立てながらまとわりついている)

ランスドゥーム「クソが。辺境のアサシン相手にずいぶん手こずっていたようだったからな。見ていられなくなっただけだ」ペッ(龍気混じりのツバを吐く)
クイーン「そのおせっかいが、裏目に出たようね」パンパン(龍属性やられな装備品をはたきながら)
ランスドゥーム「なに?」
タッタッタッタッタッタッ・・・(腰の左右にバスターソードとウォーハンマーをそれぞれぶら下げた赤装束の暗殺者が土の大地がむき出しなった平地の向こう側に見える雪原地帯に向かって一目散にかけて行く)
ダル・ハンギル「はぁ・・はぁ・・!!」ザシュザシュザシュザシュ(雪の大地を踏みつけながら樹氷の針樹林へと入っていく)
あきひこ「あ~あ。逃しちまったな」やれやれ(あのちっさいジュラシックなお手で)
ランスドゥーム「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
スラッシュ「とんだ馬鹿野郎っチャ!!お前がど派手に登場するからっチャ!!」PRRRRRR!!(リップロールでつばを吐き散らす)
モワモワモワモワモワ・・・
(大氷壁の下、黒焦げになった土壌の彗星落下地点から上がる黒煙の中より、銀色のオドミドロを先頭にのそのそと出てくるチームオロミド隊)
エリオット「バルストラクス隊の世話になるとは・・・」のしんのしん・・(その背後から続く一体の泥翁竜と二体の溶翁竜)
きょろきょろ(と周囲を見渡すチームオロミド隊)
エリオット「さすがのオクサーヌ・ヴァレノフも木端微塵か。ま、でも彼女を追い込んだのは僕だ。昇進は間違いないだろうね」パチパチパチパチ(周りのオロミドスーツがあのお手で拍手喝采を送る)
キュオオオオオオオ・・・・
エリオット「??」ちら
キュオオオオオオオオオン!!
(土の中より突き出ている「チャージ中」なギエナキャノンの砲口)
オクサーヌ「爆砕浪漫、それがWyvern's Fire」ぼこん(にくらしげな顔面を地中より出しながら)
エリオット「いっ!?」

ドガアアアアアアアアン!!
エリオット「ふぎゃああああああああ」ずでぇ~~~~ん(他のオロミドスーツを下敷きに仰向けに倒れる銀翁竜)
モゴワ・・(地中より土をギエナキャノンで払い除けながら姿をあらわにするギエナシリーズな少女の背後から彼女のもとに歩いてくる白きガルクに跨ったスリー&ゼット)
エリオット「なんで生きてる!!」ぷんすか


スリー「オクサーヌの合図で衝突を回避したのよ」えっへん(と誇らしげなギエナシリーズの少女)
エリオット「その後の爆風は重機槍の堅壁で防いだってわけか・・・・って、いつの間に得物を変えたんだ・・?」よいしょっとな(と他のオドミロスーツに起き上がらせてもらう銀翁竜)

ゼット「ナイス判断だったぜ、姐さん。「あいつら素材」の武具も一丸になって俺を守ってくれた」ガッ(右手に握るマジンネコダマシの刀身をウルクネコシリーズの左胸にあてる)
オクサーヌ「感謝するなら、この美しい風漂竜さんにも言って」ガポォ~~~ん


カーラ・スノウ「すごい龍の力だったわね」ショオオオオ・・(全身から赤紫のオーラを漂わせながら)
オクサーヌ「確かに普通の天彗龍より威力はあったけど、あなたのその聖なる力に比べれば・・・ね」
カーラ・スノウ「・・あなた・・・白い龍のことを知っているの?」
オクサーヌ「ええ。親友のつもり」ふふっ
エリオット「ええい!!何をぺちゃらくちゃらと!!逆に生きていてくれて助かったよ!これで直接、僕が君を討伐できるんだからね!!」かんらからから(胸を張るオロミド隊)
オクサーヌ「残念。私より怒ってる人達がいるみたい」
エリオット「むぅ?」

呂夏双「はえ~~~~~~~!!」ボゴーーーーン

エリオット「迎え討て!!」シャアアアアア!!(銀翁竜の両サイドより飛びかかっていく二機の溶翁竜スーツ)
ドオオオオオオオオン!!
ドオオオオオオオオン!!
(空中の炎獅子目掛け、二機の溶翁竜スーツより発射される溶岩塊の弾丸パンチ)
呂夏双「奮え狂え!!獅子一対ノ炎拳!!」ゴオオオオオオ!!(振り上げる両腕の溶岩アームがみるみるうちに劫火に包まれていく)
ダギャアアアアアアアアン!!
(炎獅子が振りかざした燃え滾る両剛腕によって、粉々に砕かれる溶岩塊)
エリオット「なっ!?」
ボボボボボボボボ!!
ボガアアアアアアアン!!
(粉砕された二機の溶翁竜の尻尾を伝って猛烈な火花がそれぞれの胴体に引火してくるやいなや、激しい大爆発を起こす)
エリオット「オロアーシュ!!ヨーオー!!」ボガアアアアアン!!(銀翁竜のつぶらな瞳に映る爆炎)
ガアアアアアアアア!!
(奮起した一機のオロミドスーツが炎獅子に立ち向かっていく)

ブレイドキック「させるかこの老虎猛蹴鷹爪脚~~~!!!!」(以上すんごい早口で)
ギュオオオオオオオオン!!
バギャアアアアアアアアン!!
(強襲急降下してきた千刃竜の鋭い足蹴りによって顔面を撃砕されるオドミロスーツ)
エリオット「ミーーードォオオオオオオ!!!!」ボガアアアアアアン!!(またしても銀翁竜のつぶらな瞳に映る爆炎。どうやら頭部全破壊から爆発したようだ)
ちょんちょん
(そんな銀翁竜のなで肩を叩く、ゴリラっぽい指)

カイルス「いっちょ、タイマン張るかい?」
エリオット「クソぉおおおおおおおお!!!!!」グワアアアアアアア!!

ヴォオオオオオオオオ!!!!
シャーーーーーーーーー!!
(迫りくる銀翁竜に浴びせられる渾身のラージャンビーム)
エリオット「うおおおおおおおお!!!!なんのこれしきぃいいいい!!!!我がオロメルグはぁああああああ!!!!古龍と泥翁竜のぉおおおおおお!!!!クロス・モンスタースーツなりぃいいいいいいいいい!!!!!!」ビャアアアアアアア!!(眩い電荷の光に包まれながらも前進を続ける銀翁竜)
ボワン(そんな彼の横に瞬間移動してきたカイルス)
カイルス「だからなんだ?」
エリオット「え?」
ギャルルルルルルル!!
ザシャアアアアアアアン!!
(近距離からの縦回転ローリングラージャンアタックを食らう銀翁竜)
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
エリオット「げはあああああああああ」ずでぇ~~~~~~ん

クルルルルルルル!!
シュタッ!!
(倒れた銀翁竜を顧みることなくヒーロー着地決め込む金獅子カイルス)
カイルス「今のフォーシーム・・兄貴が見たら喜ぶだろうな」フッ
To Be Continued

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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第140話 「この国に相応しい音色です」
6/15(木)0時更新予定
激しくぶつかり合うエネルギーの炸裂!!
まぁ~だ何かが潜んでいる気がするのは俺だけか?
そんだらば!!次回も見よう!!読も見よう!!
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