ワァアアアアアアアア!!

シオン「お茶の子さいさい。イエ~イ♪」ワァアアアアアア!!

肉まん君「ふぅ・・・・・・・・」ガクッ・・(まるで自分が戦ったのように座りながら、ぐったりと俯く)

鉄平「どえらいパフォーマンスを見せてくれたな。すっかりオーディエンスを味方につけやがった」あむっ(手持ちのポップコーンを)
ラインハルト「ええ。さすがUBUちゃんの親友というべきか・・・」
鉄平「ロージーなんか相手じゃねぇな」えっ!?(と父)

ミオン「いいぞ・いいぞ・シ・オ・ン~♪」(へんてこなチアダンスしながら)
アンソニー「すごかったね。見事な属性解放斬りだった」ワァアアアアアア!!

ジークガルム「属性エネルギーをうまくビンに取り込みながら攻撃していた。それが本人の意図によるものかは分からないがな」ワァアアアアア!!(アリーナの中央で観客に向け、投げキッスをしているシオン)
アンソニー「でも良かったんじゃない?ねぇ」(にやりとしながら横目で先輩の顔色を窺う)
シリウス「ああ。まぐれではなさそうだ」ワァアアアアア!!
ハロルド「ウーメイが抜けた穴も・・・・・まだ判断するのは早いか・・」ふぅ~~
イェル・ミナ「安心した?」ワァアアアアアア!!
セフィティス・ファルザーム「ひとまずね」ふぅ~~~
コズンダ「まだ決着はついていないぞ」(漆黒の玉座に深々腰を下ろしながら不敵に)

カーブー「それ見たことか!!あんたと戦った時のシオンさんとは違うんだよ!!馬鹿クソ野郎!!」ワァアアアアア!!
ゲンス・ゴンス「看守と囚人という立場を忘れるな。それに、あの男はまだ生きているぞ」
ワァアアアアアアアアア!!
(大歓声を受けるアリーナの端で落雷を受けたかのように白煙をあげながら倒れ込んでいるンーズィムの手足は微かに動いている)
カーブー「ハンッ!!まさに虫の息!!勝敗は誰が見ても同じだ」ふんっ
ゲンス・ゴンス「忘れたか?これは殺し合いだ。死をもって決着をつける必要がある」殺せぇ~!!殺せぇ~!!(同じく観客達もシオンに檄を飛ばす)
シオン「え・・・嘘でしょ?」止めをさせぇ~~!!殺せぇ~~!!
ンーズィム「・・・・・・・・・・・・・・・」ピクピク・・ピクピク・・
ミオン「やい!決着はもうついているミャオ!!不謹慎なコールはやめるミャ!!」ガリッ

シオン「・・・・・・・・・・・・・・・」殺せぇ~!!やれぇ~~!!
ンーズィム「・・・・・・・・・・・・・・・」ピクピク・・ピクピク・・
シオン「ふぅ・・・・・・」
ザッザッザッザッザッ・・・(倒れているンーズィムに向かって、ゆっくりと歩いていくシオン。同時に歓声のボリュームが上がる)
セフィティス・ファルザーム「・・・・・・・・・・・・・・」ワァアアアアアア!!(眉間にシワを寄せながらアリーナのシオンの動向を窺う)
シオン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ザッ・・(仰向けに倒れているンーズィムを見下ろす)
ンーズィム「・・・・・・・・・・・・・・・」ピクピク・・ピクピク・・
シオン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ジャイーーーン!!
ガショーーーーン

(王国騎士盾斧の剣を抜き、盾とドッキングさせ、盾斧を作り上げるシオン)
ミオン「嘘だミャ!?止めるミャ、ジーク!!」ワァアアアアアア!!
ジークガルム「・・・・・・・・・・・・・・・・・」ワァアアアアアア!!
シオン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」スッ・・(盾斧を両手で振り上げる)
ズシャーーーーーーーン!!
(シオンが断罪の刃をンーズィムの首元目掛け振り下ろすと同時に五稜闘技場の歓声も一時停止する)
ミオン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(緊迫感漂う静寂の中、両猫手で顔を覆っている)
ジークガルム「大丈夫だ。見てみろ」(ミオンに顔を寄せながら小声で)
ミオン「・・・・・・・・・・・・・・・・!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(地面に突き刺さる盾斧の横では、まだ首の繋がっているンーズィムの姿も)
シオン「彼は偉大なるエレメンタリスト!!私はアヤに中立でありたい!!だから彼の命も、新王のエレメントも奪うような真似はしない!!」
ザワザワザワザワザワザワ
(観衆の目が一斉にVIP席の新王に向けられる)
コズンダ「小娘・・・俺に判断を委ねやがった」フッ・・
セフィティス・ファルザーム「彼女に同意します。ンーズィムを失うことは、ゲ・アゲルゾンにとっても多大な損傷を負うことを意味します。すでに二人は最高の闘演を披露しました。そしてハンターズギルドの賓客である彼女は、十分に我々の力となる武勇も証明しました。今は未来をお考えになるべきかと」
コズンダ「つまりあの娘は、私のことを考え、遊興より同盟を優先するべきだと?」
セフィティス・ファルザーム「聖戦には、あの二人の力が必要です」
コズンダ「ギルドナイトも我が剣にしろというのか・・・お前も強欲になったものだな、セフィティス」
セフィティス・ファルザーム「アヤのことを思えばこそ」スッ(右手を左胸にあてる)
コズンダ「フッ・・・いいだろう」(右手をあげ、隣のカトゥッロに指示を出す)
カトゥッロ「ハッ!これ」(屈み込むパーマの大男に耳打ちする)
ザワザワザワザワザワザワ
鉄平「さぁ・・どうする?新王さん」あむっ
パーマの大男「彼女の新王を思う提言、快く受け入れた!!この試合、猛き炎の勝利とする!!」
ワァアアアアアアアアア!!
シオン「ほら、やっぱり。さすが私」ワァアアアアア!!(大歓声に対し、星型闘技場の各角に向かって、ひらりと挨拶をしていく)
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
ミオン「さすがシオンだミャ!!」ガリッ

シリウス「あの暗殺者を生かすことで、俺達の関係性もコズンダに改めて強調することができた」ワァアアアアア!!
アンソニー「って、そういうのも計算済で彼女が決闘裁判に出場するのを認めたわけ?」ワァアアアアア
シリウス「そこまでは不可能だよ」フッ
ハロルド「シオンに資質を感じるってこと?」
シリウス「それはお前たちも同じだろ」ワァアアアアアア!!(アリーナのシオンを温かい目で見守りながら)
ハロルド「確かに、サフラさんが言ってた。チャアク使いのナイトは「チャールズ・ボルティン以来だ」って」誰だっけ?それ(とアンソニー)
鉄平「さっきの演説。あいつを見てるみたいだった」あむっ
ラインハルト「むぅ・・・シオン・プラウズ・・・これはまた、これはまた・・・」ふむ~~
シ・オ・ン!!シ・オ・ン!!シ・オ・ン!!
(の大チャントに合わせて、様々な「キュートポーズ」で応えるシオン。端っこのンーズィムは衛兵達によって慎重に運ばれていく)

ゾフィ「ギャハハハハハ!!な、俺の予想が当たったろ!?」(客席の若い男に向かって)
若い男「すごいな・・ほらよ」(寄せ集めたボロボロの大札束を塀越しにいる彼女に手渡す)
ゾフィ「しっしっしっしっ。ボロ儲けだな」むんずっ(それをパンツの中にしまう)

ユーリィ「・・次の試合も・・稼ぎましょう・・」
タッタッタッタッタッタッ(客席の階段を急いで下りてくる肉まん君)
ゾフィ「よぉ。お前も儲けたんだろ?」ワァアアアアアア!!
肉まん君「そんなことしてる場合じゃないだろ。サブクエストは?」ワァアアアアアア!!
ユーリィ「・・すっかり・・夢中になって・・忘れてた・・」ワァアアアアアア!!
アジャリナ「すごかったね!!あんた、強いね!!」(戻ってくるシオンに向かって)
シオン「ありがとう。なかなかの展開だったでしょ?(なんて偶然だけど・・)」シオーーン!!(客席から手を伸ばしてくる観衆達にそれとなく手を振りながら)
フェットチーネ「あんなチャアクの使い方、初めて見たよ。ナイスファイト」こちん(シオンとグータッチ)
シオン「これでゆっくり観戦できるわ。次は、あなたのご主人の番かもよ?」なでなで(大人しくフェットチーネの横で座っているルカの頭を撫でる)
パーマの大男「これより第二回戦を開始する!!」オオオオオオオオ!!
ゾフィ「来るかもしれねぇぞ」にやにや(と姉の肩を抱きながら)
パーマの大男「まずはバウンティハンター、フェットチーネ!!前へ!!」オオオオオオオ!!
フェットチーネ「ようやく出番か。いくよ、ルカ」バウ!
アジャリナ「フェットチーネ!ルカ!ファイトよ!」ワァアアアアア!!
鉄平「お?懐かしい名前だな」ワァアアアアア!!
ラインハルト「革命後、ものすごく努力をしました。もちろん、君達のリーダーを意識してね」ワァアアアアア!!(アリーナの中央に向かっていく彼女をあたたかい目で見守る)
パーマの大男「対するは、エスココ三銃士!!」
しーーーーーーーーーーーーん
(その名を受け、ゴーストタウンのように静まり返る五稜闘技場)
ミオン「って、誰だミョ?」しーーーーん
ヘメスコ「フッフッフッフッ・・」
タボスコ「ようやく我らの力を」
ゲゼスコ「披露するときが来たようだ」
しーーーーーーーーーーーーん
(静まり返る大観衆の冷たい視線を受けながら、意気揚々と肩を揺らしつつアリーナの中央に向かう三銃士)
フェットチーネ「ちょっと待った!相手は、ゲ・アゲルゾンのメンバーじゃねぇのか!?」しーーーーん(物音静かだから、よく声が通るグラウンドよりVIP席を見上げながら。)
ごにょごにょごにょごにょ・・(身を屈めるパーマの大男に耳打ちするカトゥッロ)
ゾフィ「あんのジジイ・・また妙なことを企んでやがるな」しーーーーん
パーマの大男「エスココ三銃士は、お前を侮辱罪で訴えている!!よって、原告側をエスココ三銃士とし、ここで決着をつけるがよい!!」
フッフッフッフッフッフッフッ
(と、してやったりな三銃士)
鉄平「どういうことだ?」あむっ
ラインハルト「ちょっとした因縁・・というか、言い掛かりというか・・。地方領主もまた、新王に媚を売りたいんですよ。彼女と対決させてくれるのなら、献金でもすると口約束したのでしょうね」やれやれ
ヘメスコ「感謝しろ!」
タボスコ「貴様を倒して、我らの武を都に示そうぞ!」
ゲゼスコ「さぁ、来い!ケリをつけてやる!」
しょりぃ~~~~~~~ん(こぞって細シミターを抜刀、天に向かって剣先を合わせる三銃士。その頂点にハエがとまる)
バキューーーーーーン

(その細い決起を打ち砕くように弾丸が発砲されると同時にハエもまた、どこかへ飛んでいく)
ヘメスコ「ぬっ!?」
シュウウウウウウウ・・・・・(白煙をあげるローズ・ブランダーバス(銃身が短く口径が大きい小火器。砲口が広がるような形状をした、いわゆるラッパ銃型ライトボウガン。外観は全体的にヴォーラシュナットのように白を基調に高貴さ漂うメタリックピンクの縁取りが各所の外側を囲っており、これら外装部にもクーン家が考案した金属を使用している)を右手に掲げるイズチシリーズな女狩人は左手に握るシミターで肩を叩いている)
フェットチーネ「どっちだっていいさ。あたしはコズマの代理人だ。彼女と、彼女の想い人を解放してくれりゃあ、それでいい・・・・かかって来な!!」ブン!!(左手に握るグークガンマ・シミター【千夜星降るグークの夢物語】を振り下ろす)
To Be Continued

みんなの激アツ一票でしっかり応援してほしいミャ♪

次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第158話 「がんばってぇ~!フェットチーネさぁ~ん!」
8/17(木)0時更新予定
シオンの活躍、すごかったミャ♪ところでハロルド、ナイツには他にもチャアク使いがいたのかミャ?
サフラさんが言ってたんだよ チャールズ・ボルティン以来だって
誰ミョ?
しらね
仲間にも姿を見せないすごい奴ってことかミャ・・
ま、詳しくは・・あたモンに登場したギルドナイトをご紹介♪を見てくれよな
そんだらば!次回も見よう!読も見よう!!ミャお♪
■あたちのモンハン日記てなぁに?
■あたモン目次録