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ズンガッ♪ズンガッ♪ズンガッガッ♪
(酒場の音楽隊が奏でるご陽気な民族音楽に合わせて、へんてこなステップを軸にしたダンスをしているズンガダンとスペルツァトゥス)
ズンガダン「ブヘッブヘッ!!どうだ!?これがブナハブラの舞いだ!」ズンガッ♪ズンガッ♪ズンガッガッ♪(手をパタパタさせながら、へんてこなステップを踏む)
スペルツァトゥス「ブヘッブヘッ・・ダンスを好んだイーゲルンヘルンの神々の気持ちが分かる」ズンガッ♪ズンガッ♪ズンガッガッ♪
ラインハルト「本当にやるつもりですか?」ズンガッ♪ズンガッ♪ズンガッガッ♪

ゲルハルト「え~だらて、アニョ。ニャニャラニャン(足もフラフラだ。やるなら今がチャンスだ)」ズンガッ♪ズンガッ♪ズンガッガッ♪

鉄平「周りの客も迷惑してる。酒を持っていって、外で一緒に飲むよう誘おう」ズンガッ♪ズンガッ♪ズンガッガッ♪
ウバイヤ「しかし、万が一、赤服に見つかったら?」ズンガッ♪ズンガッ♪ズンガッガッ♪

一也「その前に仕留めるニャ」カチンカチン(とザザミネコバサミを)

ニャ太郎「私と泥吉殿は外で待機しましょう」

泥吉「皆様方が奴等を裏道に誘い込み、我らが屋根の上から奇襲をかけましょうぞ」
ラインハルト「この決断力と団結力、そして実行までの速さがクルセイダーズの強さの秘訣ですね」うんうん(とミサキ)
ウバイヤ「お待ち下さい。ここで失敗したら、奴等に警戒心を抱かせ、ナジューブ様の作戦も・・」
バガァ~~~~~~ン

げひゃ~~ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!
(酒場のドアを蹴破りながら豪快にインしてくる民族衣装を纏った金髪小娘を筆頭に、同じ衣装を纏った「同じ顔」をした黒髪の少女が続いてくる)
一也「アニャ?サザンゴッドのお騒がせツインズだニャ」
ゲルハルト「ア~ニャ~、ほにゃらてよ(カーブーと一緒に来たんだよ)」やれやれ
ラインハルト「・・サザンゴッドの賞金稼ぎか・・・問題が起きなけ・・」ああん!?どけよ!!クソ野郎!!(早速、酒場の中央で踊っているモラゴの戦士二人に食って掛かるゾフィ)
なんだ!?小娘が!!我らがモラゴの
ドスドスッ!!ダシャーーーン!!
(ズンガダンの台詞最中、無防備がら空きな彼のお腹に二連続アッパーからの至近距離スピアーを喰らわすゾフィ。ズンガダンはあっけなく一乙状態)
ウバイヤ「え・・」
貴様!誰に何を
パァ~ンパァ~ン!!ズゴッ!!
(哀れスペルツァトゥス、ユーリィの重撃往復ビンタからのブーツハイキックをもろに顎に喰らい、あっけなく一乙状態)
ズルズル・・ズルズルズル・・・
バガァ~~~~~~ン
ポォ~~~~~~~イ
(双子はそれぞれが倒した大男の「髪やヒゲを引きずりながら」、ドアを蹴り開けると、すかさず外に男達を投げ捨てる)
ウバイヤ「・・・・・・・・・・・・・・」お~い!クーラードリンク、ハチミツ入り2つな!(と何事もなかったようにモラゴの二人が座っていた席に腰を下ろすシスターズ)
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
一也「威勢よく啖呵を切ったのに、なんにもしないでクエスト達成ニャ」なんだ?店の前で、やたらと男達が寝ているぞ(新しく入ってきたお客さんが)
鉄平「そういうのを漁夫の利っていうんだ。双子に見つかる前に出ようぜ」ジャラッ(注文に対し、多めな銀貨を机の上に置く)
ウバイヤ「ならば、私の後に」ザッ・・
ラインハルト「おっと。僕らは邪魔になるからここで。また明日」(隣で会釈をするミサキ)
火石コロガシの煮っころがしって、うまいのけ?
・・ロクロッヘビの・・まるごとパスタって・・なに・・?
(などとウェイターアイルーに聞いている双子を尻目に先頭を行くウバイヤの後ろに隠れたり、または双子からは見えない彼の体の側面に器用に抱きつきながら、それとなく店を出ていくネコ軍団)
ラインハルト「さて・・私達は休みましょうか」
ミサキ「よいのですか?」ガヤガヤガヤガヤ(背後に見える奥の席で飲んでいるズワロマン一行を意識しながら)
ラインハルト「クラーラさんのお気遣いでしょう。見守られていることに感謝しましょう」にこっ
ハロルド「どうするの?出て行っちゃったよ」ガヤガヤガヤガヤ
シリウス「よし・・俺達も続こう」ジャラッ・・(銀貨数枚をテーブルの上に)
ホウヘイヒザミの刺し身にしてみようかな・・
イレグイコガネの・・竜田揚げも・・よさそう・・
(などとメニューに夢中になっている双子の横を通り過ぎていく傍から見れば親子な二人は実はギルドナイト)
ギィ・・・(酒場のドアを開け、夜の商店街通りに出るシリスウとハロルド)
う~~~~~ん・・・むにゃらむにゃら・・
(ピヨリ状態&睡眠状態なエスココ三銃士が重なり合いながら路上に倒れている)
ハロルド「・・・・・・・」つんつん(それらを冷淡な目つきで見下ろしながら軽く足蹴りしてみる)
シリウス「・・・・・・・・・・・」ポンポン(ハロルドに向こうを見ろと促す)
ズルズル・・ズルズル・・(路地裏の方に引きずられていく大男二人の足だけが見えることから、また髪の毛やらヒゲを引っ張られているのだろう)
ハロルド「なんかこわい絵面だな・・」スッ・・(その背後から自然に接近してくるアンソニー)
アンソニー「鉄平君達の仕業だよ。何があったの?」
シリウス「双子にやられた」やれやれ
アンソニー「どうするの?」
シリウス「うむ・・・・・・・・・ん・・」
タッタッタッタッタッタッ
(通りの向こう側からこちらに向かって走ってくる赤装束の女)
イェル・ミナ「何があったの?」(冷淡な目つきで三銃士を見下ろしながら)
アンソニー「ほら。普通は気になるよ」やれやれ
ハロルド「酒場で喧嘩があっただけだよ。って、まだいたの?」
イェル・ミナ「ずいぶんな言い方ね。あなたが気になって、近くを見回りしていたの。そしたら人が倒れているっていうから、見に来たのよ」
ハロルド「俺はもう子供じゃないぜ?そりゃ~子供だけど」やれやれ
イェル・ミナ「まさか、あなた達の仕業じゃないでしょうね?」じろっ
シリウス「関与はしていない。ここは任せる。行こう」(アンソニーを促す)
アンソニー「遅くなるようだったら、宮殿まで送ってあげて」(イェル・ミナにウィンクしながら)
クク「彼、イケてる」(イェル・ミナの右腕に掴まりながら)
イェル・ミナ「ふぅ・・」
ハロルド「サブクエを依頼されたんだよ。誇りに思うべきだ。さ、こっち」ぐいっ(呆れ顔の彼女の手を引っ張り歩きだす)
そろぉ~~~~り・・・(ハンター特有の忍び歩きで路地裏に入っていくハロルド&イェル・ミナ)
イェル・ミナ「いつもこんなことしてるわけ?」こそっ(先を行く猫の目みたいになったハロルドに後ろから問いかける)
ハロルド「シィ~~~~~ッ!」(猫目を光らせながら)
ズルズル・・ズルズルズル・・・(暗がりな路地裏の向こう側、道端の下水道へと繋がる小さな穴の中に「頭から」引きずられていくズンガダンの両足だけ見える)
イェル・ミナ「・・・・・・・・・・・」(眉間にシワを寄せながら、そのおそろしい光景を見ている)
ズル・・ズル・・・・ズポン・・・
(完全に穴の中へ引きずり込まれた大男)
イェル・ミナ「説明して」こそっ
ハロルド「シィ~~~~~ッ・・・・」(静かに目を閉じる)
ゴニョゴニョゴニョ・・・ゴニョラニョラ・・
(ハロルドの脳内にのみ聞こえてくる、なんだかネコっぽい声)
ハロルド「・・依頼は果たした・・・次は・・こっちの手伝いをしてくれと・・ナジューブに伝えてくれ・・・」
イェル・ミナ「ナジューブ・・・・・」ぼそっ・・
ハロルド「知ってる?」こそっ
イェル・ミナ「先王が信頼していた盗賊ギルドの長よ」
ハロルド「・・・・まずい。戻ってくる」グッ(慌ててイェル・ミナの手を引っ張り、来た道を引き返す)
イェル・ミナ「誰が?」タッタッタッタッタッタッ
ハロルド「クルセイダーズ。商売敵。隠れる場所ある?」タッタッタッタッタッタッ(路地裏から抜け出し、商店街通りに戻ってくる)
イェル・ミナ「向こう。長老府がある」タッタッタッタッタッタッ
タッタッタッタッタッタッ
(まだ空いている長老府の中へ入っていく二人)
受付嬢A「あ~~~ごめんなさぁ~~い。今日はもう閉店でぇ~す」ぬりぬり(入り口付近に如何にも仮設置されている木製デスクの向こう側に座りながら、実にやる気のない様子でお化粧している、露出の多い民族衣装を着た、艶やかな三人組の受付嬢達)
ハロルド「少しだけだ。声を出したらぶっ殺すからな」スッ・・(入り口の壁際にイェル・ミナと共に隠れる)
受付嬢B「こっわ。なにあの子」カキカキ(メイク直しながら)
受付嬢C「あのお面、デスカーブーだよね。イケてる」パホパホ(メイク直しながら)
ハニャ~~ハハハハハハ!!
(肩を組みながらマーケット通りを歩いてくるネコ軍団)
受付嬢A「ネコネコにゃんにゃん」ぬりぬり
受付嬢B「新王様って寛大なんでしょ?だったら、あの子達も登用してあげればいいのに」カキカキ
受付嬢C「それ賛成ぇ~。そしたらネコの大富豪も現れるかも」パホパホ
ハロルド「馬鹿野郎クソ野郎。そんなの俺達の大陸には山程いるわ。たちの悪いのも含めてな」ぼそっ
イェル・ミナ「ん・・・・・・・・・・」
ゲニャ~~ハニャハニャハニャハニャ!!
(馬鹿笑いしながら肩を組んで歩く蒼猫&ザザミネコの向こう側にいぶし銀な黄虎ネコの姿が見える)
イェル・ミナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」ゲニャニャニャニャニャ♪(へんてこな大合唱をあげながら長老府の前を通り過ぎていくネコ軍団)
クク「毛並みが似てるわね」ゲニャニャニャニャ・・
ハロルド「誰に?」ゲニャニャニャ・・・・
クク「彼女の育て親。谷にいた頃の。追跡しようか?」ゲニャニャ・・・・・・
ハロルド「やめた方がいい。あいつらはみんな、凄腕なネコ達だ」やれやれ
受付嬢A「ご陽気ネコにゃん」ぬりぬり
受付嬢B「いいじゃない。彼らにだって息抜きは必要」カキカキ
受付嬢C「そうそう。新王様だって、外周エリアの人達を雇ったっていうじゃない?そのうち、ネコの将軍様が現れるかも」パホパホ
ハロルド「馬鹿野郎クソ野郎。そんなの俺達の大陸には山程いるわ。たちの悪いのも含めてな・・・って、本当なのか?」
イェル・ミナ「らしいわ。それに関しては私も賛成」
クク「この子のご両親もまた、外周エリアの出身だったの。都から逃れ、谷に向かったのよね・・」
イェル・ミナ「母は私を生んですぐに・・。父もまた、母を追うように・・・だから私自身は、両親の顔すら知らないんだけど、その経緯を教えてくれたのが、谷に住む獣人族の優しいご夫婦だったの」
ハロルド「・・そうだったのか・・・じゃあ、俺と一緒だね」ぎゅっ(彼女の手を握る)
受付嬢A「はいはい。もうほんとに閉店ですよぉ~」
受付嬢B「ご用のお方はまた明日来てくださぁ~い」
受付嬢C「ああ、たいへん、ああ、たいへん」とんとん(なにやら大陸文字で「予定表」と書かれた書類を机の上で整えながら)
イェル・ミナ「それは?」
受付嬢C「あ・・」
受付嬢A「はいはい!もう閉店ですよぉ~!」ずかずか
受付嬢B「ご用のお方はまた明日ぁ~~~」どんっ

バガぁ~~~~~~~ん!!
(アーチ型の両開きドアを必要以上に閉められる)
ハロルド「やれやれ。思ったより長い夜になったね」ふぅ~~~
イェル・ミナ「でも、久しぶりにゾクゾクした夜だった」ん~~~~(伸びをしながら)
ハロルド「あれ?ひょっとして、俺達の活動に興味もった?」にやにや
イェル・ミナ「・・・ふふっ・・・・宮殿まで送るわ」
ハロルド「バァ~ろぉ~。そんなに、ちいちゃくないの。一人で帰れるわぁ~い」ふんっ
イェル・ミナ「そう。それじゃ・・・また明日ね」
ハロルド「・・・おう。また明日」
すてててててててて

(子供大ダッシュで通りを走っていくドボルヘルムのお面を被った少年)
ハロルド「あ、そうだ」ぴた
イェル・ミナ「??」
ハロルド「このお面のハンター。そろそろ登場してくると思うけど、期待は裏切らないと思うぜ」
クク「ほら。私と同じ意見」やれやれ(とイェル・ミナ)
ハロルド「それから、その装備。あんまり似合ってねぇぞ」べろべろばー
イェル・ミナ「ムッ・・・・」
ハロルド「ハッハッ~~!おやすみなさぁ~~い♪」すててててててて!!(逃げるように立ち去る)
イェル・ミナ「はぁ・・・・・・・」(ため息をつきながらも口元はほころんでいる)
クク「うれしそうね」
イェル・ミナ「そう?スパイごっこも悪くはないけど・・・・さ、私達も帰りましょう」ザッ
クク「デスカーブーが待っている牢獄ね」
ずるぅ~~~~~ん

To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第165話「・・名利を・・求めて・・」
9/11(月)0時更新予定
なぁ、ニャ太郎、知ってるか?
作者がスタバでお芋のフラペチーノを頼んだはいいが、一緒にぺっちょりモンブランも頼めばよかったと後悔していることですな
すごいな・・お前・・って、さすがにそれは甘すぎだけど、作者は・・
コーヒーが飲めない故、モンブランを頼んだ場合、飲み物のチョイスがむつかしいと悩んでいるみたいですな
すごいな・・お前・・ならば、もはや言うことはひとつ!
(二人一緒に)次回も見よう!!読も見よう!!
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