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Channel: あたちのモンハン日記
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「ザムった!!」の巻

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~火の国領内、居住区域....


ドウンドウンドウン!!
(硝煙上がる市街地に響き渡る拡散弾の速射音)



ドガアアアアアアアアアン爆発


$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「ニャイ・・(やったか・・?)」ガション(建物を背に大鬼ヶ島【神在月】をリロードする)


モクモクモクモク・・・・・煙
(居住区の公道は硝煙で真っ白になっている)


ゲルハルト「ハァ・・ハァ・・・・」ちら




ゾンゲ「きょええええええええ!!!!


ゲルハルト「ニャック!!(F××K!!)」バッsss(緊急ダイブ)


ズガアアアアアアアアアンぎくっ
(叩きつけによる衝撃で、あたりの建物は皆崩れ落ちる)


ゲルハルト「ニャ~~(まるで地震発生装置だな)」シュタッ煙


ゾンゲ「ちょこまかと五月蝿い猫だ。重機銃隊!出番だ!!」

重機銃隊「前進!!」バーーンドキッ(多殻蟹の背後より現れた、全身を重鎧に身を包み、腰を支えにガトリング砲を構えた一小隊)

ザンザンザンザンザンDASH!
(多殻蟹を中心に隊列を組んだまま重い足取りで前進していく重機銃隊)


ゲルハルト「ニャンニャ(拡散弾速射が、現代の技術では不可能、なんて言ってた狩猟時代が懐かしいよふん)」ダッsss


ゾンゲ「逃すな!てぇえええええええい!!」バッ(つるはしの様に先端の尖った左手を振り下ろす)


ズガガガガガガガガガガガガドンッ
(けたたましい連射音がエリアに響き渡る)


ゲルハルト「シャアアアアアア!!(ゴーストタウンを更地にする気か!?やれるもんならやってみろって!!)」チュチュンチュンチュンびっくり(四足走行で大地を駆けていく黄虎猫を追走する様に銃弾が襲い掛かっていく)


バシャーーーーンびっくり(走りながら何かを地面に叩きつけるゲルハルト)




モワモワモワモワモワ・・・・
(瞬く間に市街地は煙に覆われ視界が悪くなる)



ゾンゲ「むう・・コナマキダケ!?」ハッびっくり

重機銃隊「違います。けむり玉です」

ゾンゲ「やはりな。俺は「やってない」はずだったからな・・・ええい!たかが猫一匹に何を手こずることがあるのか!!」ぷんすか

重機銃隊「標的が小さいんですよ。なにせこの重機銃は、超大型級モンスターや大型飛空船撃墜用ですから」やれやれ

ゾンゲ「つべこべ言わんで探せ!!」こちんドキッ(左爪の先っぽで軽く小突く)



モワモワモワモワモワ・・・・・



ゲルハルト「ハァ・・ハァ・・・・!!」ぴょーんぴょーんぴょん(煙に覆われた市街地エリアを背景に、四足走行で街角へ逃げていく)

??「こっちだ!!ゲルハルト!!」(廃墟の中から声がする)

ゲルハルト「ニャー」びょーーんぴょん(ジャンプ一番でぽっかり空いた窓に身を投じる)

シュタッドキッ(一回転して廃墟の中に着地)

ゲルハルト「みゃあむぅ」スッ

ソネル「第三地区の様子はどうだった?」ザシュッ煙(GXハンターシリーズに身を包んだハンター三名が出迎える。各々、よく目にする近接・遠距離の狩猟武器を手にしている)

ゲルハルト「ニャンニャ。みゃあみゃあ。ほにゃ~~」しゅぱぱぱ肉球 モカちゃん(身振り手振り説明してる)

ソネル「ゼキ、訳してくれるか?」コフーコフー(口元のガスマスクみたいので息をしてる)

ゼキ「ふむふむ・・」(眼鏡をかけたインテリ草食系のハンターがゲルハルトの動きを考察する)

ゲルハルト「みゃあみゃあ。にゃんだ。こにょ」にょっにょっ肉球 茶トラ(指を三本立てて強調し、その後、頭の上で両指を立ててみせる)

ゼキ「第三地区も制圧された様だよ。直にあの蟹の化け物がこちらにも来るだろうと言っている」コフーコフー

ソネル「やはりな・・お前の勘が当たったな、ヤウズ」コフーヒヒュー

ヤウズ「こうなることを予測して、先に市民を四番地区に避難させておいて正解だったというわけだ」フコーフコー(みんなガスマスクみたいなのを付けてる)

ソネル「危険な斥候を買って出てくれて、ありがとうな」なでなで

ヤウズ「しかし、よく警戒が厳しい領内に入ってきたもんだ。戦闘中、突然、地面から現れるんだからな。あの時は焦ったよ」

ソネル「ゲルハルトが掘ってきたその穴のおかげで、俺達は敵の一斉射撃から逃れることが出来たんだからな。本当に感謝してるよ、ゲルハルト」なでなで

ゲルハルト「にゃん」

ヤウズ「しかし、本当にこいつがユクモクルセイダーズの援軍なのか?確かにこいつが付けてる首輪には、所属と名前が書いてあるが・・」ちら

ゲルハルト「みゅううううむぅ」(首に巻いているシルバープレートネックレスには大陸文字が刻まれている)

ソネル「俺達にも猫語が分かれば、もっとお前の言うことを理解してやれるのだが・・・古来より封鎖的な文化体系にある火の国には、獣人族は一人もいないからな・・」

ヤウズ「でも猫族ってのは、人間と同じ言葉を喋るんだろ?なんでこいつは喋れないんだ?」

ゼキ「おそらく旧世界の猫語だよ。シェルターにいた頃、古代文明に関する注釈書で読んだことがある」

ゲルハルト「ニャアむぅ」こくり

ゼキ「ん?正解だって?そうかそうか。ははははは」なでなで

ソネル「間違いないさ。このゲルハルトはアルルが寄越してくれた援軍の一人さ。な、そうだろ?」

ゲルハルト「にゃんにゃ」(首を横に振る)

ゼキ「違うって?」

ゲルハルト「ニャニャ~NYA~。にゃんにゃでほにゃら、こにょ」そぱぱぱぱぱ肉球 モカちゃん(すごい身振り手振りで説明してる)

ゼキ「うーん・・それはむつかしくてよく分からないな・・・」う~む

ソネル「どちらにしても、頼もしい獣戦士であることには違いないさ。見るからに優れた鎧も着ているしな。こういうのオトモ武具っていうんだろ?それにゲルハルトは賢い。なんていったって、俺達以上にこの最新ボウガンの扱いが上手なんだからな」

ヤウズ「大変だったんだぞ?この防具や武器を、バルバレ経由で入手するは。暗黒団の連中が領内に現れる前から、来るべき革命用に準備しておいてよかったぜ」コフ~スコ~

ソネル「そうだな・・今では領外へ出る門はすべて連中におさえられてしまったからな・・・生き残った反乱軍の兵士も、四番街で待機してる者も含め、残り僅か・・・幸いなのは外部からの敵の増援が止まったことくらいだ」

ヤウズ「けど、その中にあの蟹の化け物が含まれていたんだぜ?おまけに見たこともない殺戮兵器もたくさん掲げてな。外の世界ってのは、あんなに恐ろしいのか?ゲルハルト」

ゲルハルト「にゃあにゃ」やれやれ

ゼキ「悲観するのはまだ早いよ。僕達にはまだ、この驚異的な防御力を誇る防具や、アクセサリー(装飾品やお守り)だって土地柄、山ほどあるしね。シェルターで着ていた儀式用のラングロ装備より、よっぽどマシさ。それに一対一なら、絶対に負けないのに・・!」グッ(ワイルドボウのモコモコを掴む)

ソネル「なんとか敵を撹乱して、数的有利を覆すしかない。今までと同じやり方でだ」

ヤウズ「時代遅れのハンター育成施設で習った成功法でか?いくら万能な武具を持っていようが、相手は戦争のプロ集団だ。抵抗するのにも限度ってもんがあるぜ・・・」

ソネル「ヤウズ!ここまで来て弱気な発言は・・!」

ヤウズ「この悲惨な状況になるまでに、一体何人死んだんだ!?これじゃあ、火の神の生贄になるのと、なんら変わりないじゃないか!!」ダスーンドキッ(アイアンガンランスを地面に叩きつける)

ソネル「・・・・・・・・・・」

ゼキ「暗黒団さえ現れなかったら、こんな事にはならなかったのにね・・・」なでなで(ゲルハルトを撫でる)

ソネル「言うな。あんな戦争屋集団を領内に招いてしまったのも、この国を支配する腐敗しきったレギュレーションがあればこそだ。それを覆す為の革命なんだぞ!?今ここで闘志を失ってどうするんだ!死んでいった同志の為にも、俺達は生きてる限り抗い続けると誓ったろ!?」

ヤウズ「・・・・・・・・・・」

ソネル「火の国にアジールなんて存在しない。だから俺はこの国に・・絶滅の中に、自立という聖域を創るんだ!!」

ヤウズ「ソネル・・・・」

ゼキ「そうだよ、ヤウズ!まだ負けると決まったわけじゃないんだ!最後まで戦い抜こうよ!真のモンスターハンターっていうのは、どんな窮地に置かれてもあきらめないって習ったろ!?」

ヤウズ「まったく・・・シェルター1の泣き虫が、今じゃ立派なハンターに・・いや、戦士になったっていうのか?」

ゼキ「ふふふふ」

ヤウズ「分かったよ。じゃあ、この不利な戦況をひっくり返す具体的な作戦を聞こうじゃないか」

ソネル「ああ。圧倒的な火力兵器を誇る敵軍は今、俺たちを完全に見くびっている。いつでもとどめを刺せるのに、まるで武器の実戦検証をしているかの様に戦いを楽しんでいやがる。俺たち反乱軍、最後の拠点が第四地区だと知りながらもそこには進軍せず、この第三地区をバトルフィールドに選んだのがいい証拠だ」

ゼキ「第四地区には一般市民も退避しているからね。なんとしてもそこだけは守らないと」

ソネル「本来ならその役目を果たすのが国王軍なのだが、今や連中は暗黒団の言いなりだ。だが、正義は完全に俺たちにある。アルルはこの火の国で起きている不道徳を、外の世界に知らせる為にも旅だったんだ」グッ・・

ヤウズ「おいおい。具体的な作戦ってのは、まさかアルルの援軍待ちだっていうのか?」

ソネル「そうじゃない。いざとなったら領外に脱出することも考えている」

ヤウズ「なんだって・・!?お前、まさか火の民も連れて逃げようってのか!?」

ソネル「覚悟ある者は最後まで面倒をみるつもりだ」

ゼキ「火の民はシェルターで、ハンターの資質がないと分別された人達から構成されているからね・・それにお年寄りが多いのも事実だ。僕らが一緒にいてあげないと・・そうだろ、ヤウズ」

ヤウズ「・・・・俺は介護をする為に、この力を授かったわけじゃないが・・・だからってこの国に残って生贄になるのもごめんだ」やれやれ

ソネル「フッ・・なら決まりだ。最悪の場合は領外に出て形勢を立て直す。無駄死はしないさ」

ゼキ「うん。それがいいよ」

ヤウズ「早速、準備に入るか?」

ソネル「ああ。ヤウズ、お前とゼキは四番街に先に戻って、脱出ルートの確認を仲間としてくれ」

ゼキ「ソネルは?」

ソネル「あの大蟹とひと狩りだ」ガショーンドキッ(大鬼ヶ島【神在月】をリロードする)

ヤウズ「おい。まさか準備が整うまで、一人で時間稼ぎをしようっていうのか?」

ソネル「敵の狙いは新兵器の実戦検証だ。だったら、俺がそのテストを受けてやろうじゃないか」カショーーン(空撃ちする)

ゼキ「ソネル・・・」

ヤウズ「まったく・・シェルターにいた頃から無鉄砲な奴だったが・・自信があるんだろうな?」

ソネル「あの大蟹の自尊心ともいえる、あの甲殻を粉砕してやるさ。それに単騎の撹乱は、この戦いで十分身に・・」

ぐいぐいっはぁ(腰巻きのふわふわの部分を掴まれる)

ソネル「ん・・?」ちら

ゲルハルト「にゃんにゃいなむぅ」つんつん(自分を指さす)

ソネル「・・・・お前も来るっていうのか・・?」

ゲルハルト「にゃあ」こくり

ソネル「・・・・・・・・・」

ゼキ「そういうの、狩猟社会じゃオトモするっていうらしいよ」

ソネル「ゲルハルト・・・」

ゲルハルト「・・・・・・・」こくり

ソネル「よし!!俺たちであの蟹の大将に一泡吹かせてやろうぜ!!」






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~火の国領内、第三地区....


ドシンドシンドシン・・・・



ゾンゲ「ザァ~ムザムザムザム。何か見えるか?タラバスキー」ドシンドシンドシン(背中に黒い軍服の白人兵士を一人乗せている)

タラバスキー「何処にも反乱軍の姿は見えませんね・・・」きょろきょろ(双眼鏡で周囲を注視している、見るからに蟹が好きそうな「たらば顔」をした金髪兵士)

ゾンゲ「間違いない。「きゃつら」はここより北東の第四地区を拠点としてるのだろう。さっきの猫もそこに逃げたかもしれん」ドシンドシンドシン・・

タラバスキー「それにしてもあの猫・・偶然迷い込んだにしちゃ、ずいぶん戦闘訓練されてる動きでした」

ゾンゲ「その「習性」を活かし、領内に地中より潜り込んだのだろう」ドシンドシン

タラバスキー「ギルドの放った工作員の可能性もあると?噂では既にギルドは数年前に、獣人族そっくりの外観をしたパワードスーツの開発に成功したと聞きます。勿論、諜報活動の為にです。それが本当なら、猫の中に人が入っていてもおかしくない時代に突入したということです」ん~(双眼鏡を覗きながら話す)

ゾンゲ「だとすれば反乱軍よりも先に、あの猫をとっ捕まえた方がいいな。今、我らの存在をギルドに知られてはまずい。帝国軍が出撃となれば、もうお遊びとはいかん。本格的な戦闘になるからな」ドシンドシン

タラバスキー「それでも構わないっすけどね。隊の連中もみんな言ってますよ。あんなハンター崩れの相手連中じゃ、やる気が出ないってね」

ゾンゲ「それを言うなら「ザザミが出ない」、だろ?」(ドヤ顔で言う)

タラバスキー「・・・・・・・。プッ・・。ハッハッハッハッ!!」(腹を抱えて笑う)

ゾンゲ「ザ~ムザムザムザムザム!!」(笑ってるっぽい)

タラバスキー「はぁ~、腹痛い・・もとい、カニミソが痛い・・・って、それより重機銃隊を待機させておいていいんすか?わざわざ将軍が斥候にならなくてもいいのに」

ゾンゲ「タラバスキーよ。無類のカニ好きである貴様が心配をするのも無理はない。だが、真のザザミソを得る為には、時には自分が先陣を切る必要もあるのだ。肝に命じ・・いや、お前の心のザザミソによく命じておけ」

タラバスキー「ハッ!!」(実に清々しい顔で敬礼をかます)

ゾンゲ「若き人型のザザミよ。今はまだ盾蟹の小殻の如く、お前のその熱き「甲殻種大好き心(ごころ)」が、いつしか本物のザザミソになることを心から祈ろうぞよ・・。ザァ~ムザムザムザム」ドシンドシンドシン(笑いながら両手を上げ、小走りになる)


ビリビリ・・ビリビリ・・
(行く手にシビレ罠が仕掛けてある)


ゾンゲ「あ」


ビリビリビリビリビリ!!
(罠にかかる多殻蟹)


ゾンゲ「ザムった!!(しまった!!)」ビリビリビリビリビリぎくっ

タラバスキー「将軍~あせる


ソネル「お前の言うとおり、かかってくれたな」(旧住居の屋上からその様を眺めている)

ゲルハルト「にゃい」スチャ(ボウガンを構える)

ソネル「了解だ。一気に・・いこうぜ!!」スチャ(同じくボウガンを並んで構える)


ドウンドウンドウンドンッ


ゾンゲ「ザム・・・!?この音は拡散弾の速射音・・!!」ビリビリビリビリビリぎくっ

タラバスキー「上からでぇ~すあせる


ドガアアアアアン!

ボガアアアアアアン!!

ダガアアアアアアアン!!



タラバスキー「ぎゃあああああああああ」

ゾンゲ「タラバスキィイイイイイイイイイ!!!!」ボガアアアアアアアン爆発(背中で爆発が次々と起きる)


ソネル「よし!いいぞ!!続けて発砲だ!!」ドウンドウンドウンドンッ

ゲルハルト「にゃんにゃ」ドウンドウンドウンドンッ


ゾンゲ「タラバスキィイイイイイイイ!!」ボガアアアアンボガアアアアアン爆発


シュウウウウウ・・・・ン・・
(罠の効果が切れる)


ゾンゲ「タラバス・・・・・ハッびっくり


ひらひらひらひら・・・
(頭上に舞い降りてくる、ヤオザミのトレーディングカード)


ハシッドキッ(それを器用に真っ白の歯でキャッチする)


ゾンゲ「お前のザザミハート。然と俺の背中に焼き付けたぞ」あむっ(決意表明するようにカードを飲んじゃう)


ソネル「なんだと!?全然効いてないぞ!!」

ゲルハルト「ニャー!」ピシッ(指差す)



プスプスプス・・・煙
(硝煙の中から姿を見せるオレンジザムザ)



ゾンゲ「タラバスキーよ。一度でいいから蟹好きの貴様に、この姿を見せてやりたかったぞ・・」


ソネル「甲殻が露わになった!?」

ゲルハルト「ニャイー!!(逃げるぞ!!)」バッ煙(ボウガン片手に隣の建物の屋上に飛び移る)

ソネル「お、おい!待てよ!!」バッ煙(それを追う)



ゾンゲ「ザムザしい!!(小賢しい)」ギュリーーーーーーんsss(その場で大回転する)




ダスーーーーーーーン!!
(オレンジ色の甲殻がむき出しになった右手の鉄球を地面におもいっきり叩きつける)




ゴオオオオオオオオン!!
(衝撃波で辺りの建物が崩落していく)



ソネル「うおおおおおおおお!!」ゴゴゴゴゴゴゴ煙(建物と一緒に崩れ落ちる)

ゲルハルト「にゃあ」ぴょれはぁ(ソネルの頭の上に乗る)



ズゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
(煙と共に倒壊する石造りの居住区一画)



ソネル「いてててて・・・・・」プスプスプス・・煙

ゲルハルト「みゃあ」(上を指さす)

ソネル「ん・・・・」ちら


ゾンゲ「ザアアアアアアアアアアン・アターーーーーーック!!」ビュオオオオオオオ煙(ジャンプ攻撃)


ソネル「嘘だろ!!」ダッ煙(黄虎猫を頭に乗せたまま緊急ダイブ)



ダシャーーーーーーーン!!
(倒壊した建造物諸共、全身で踏み潰す多殻蟹)



ゾンゲ「打ちザムザか(打ち損じたか)」シュウウウウウ・・・・・


ゲルハルト「みゃいみゃい」

ソネル「分かってる!狩猟社会じゃ、これくらい当たり前だっていうんだろ!?」スチャ(ボウガンを構える)


ゾンゲ「人型の貴様に興味はない。タイクン、用があるのはその頭の上の猫だ」キラ~ンキラキラ(ゾンゲはホワイトニングをしているので「歯」が白いのだ!)


ソネル「そうかよ!!」ドウンドウンドウンドンッ


ゾンゲ「ザムってるな、まるで」サッ(右手の鉄球を盾代わりにする)


ドガアアアアアン!!

ドガアアアアアン!!

ボガアアアアアン!!



ゲルハルト「にゃにゃい!!(よせ!敵は知的生命体種だ!!無駄撃ちの連発は避けるんだ!!)」

ソネル「まだまだ!!」ガションドキッ(言うことを理解せずにリロードする)

ゲルハルト「みゃあ!!」


ゾンゲ「死ね」プスプスプスプス・・・・(硝煙の中、右手越しに白い「歯」があやしげに光る)


ソネル「!!」


ゾンゲ「ポイズンザムザアアアアアアア!!」


ボヘッはぁ(毒液吐いた)


ソネル「しまった!!」


ボシャアアアアアアアアンあせる
(もろにそれを浴びる二人)


ソネル「クッ・・・・!!」

ゲルハルト「シャアアアア!!(まだ来るぞ!!)」


ゾンゲ「タイクン・・クラァアアアアアアアッシャアアアアアア!!!!」ブーーーーーン煙(全身で振りかぶるように右手を掲げる)


ソネル「!!」(思わず両目を瞑る)


ゾンゲ「ザザミソ撒き散らかして死ねぇええええええええ!!!!」



キラキラキラキラ・・・・・
(右手を大きく振り上げた多殻蟹の視界に入ってくる雷光虫の群れ)



ゾンゲ「・・・・・・・・・・・・!!」ちら






ダシャーーーーーーーン!!
(多殻蟹の顔面を叩きつける雷狼竜)




ゾンゲ「タラバッ・・・・」ぐはっ血


ズダーーーーーーーーン!!
(顔面から倒れる多殻蟹)



シュトッ煙(ソネルの前に着地する雷狼竜)


ソネル「こいつは・・・・・」

アイオロス「今のうち。さぁ、乗って」パキャーーーーーンキラキラ青(体表を覆う雷光虫が美しく弾ける)

ソネル「え・・・・・」

ゲルハルト「みゃあ(乗れ)」ぴしっびっくり(肉球で促す様におでこを叩く)

ソネル「分かったよ!!」バッ煙

アイオロス「じゃあね、歯の白い多殻蟹さん♪」パチりん(ウィンクする)


ドドドッドドドッsss
(ソネルを背中に乗せ、瞬く間にそのエリアを離脱する雷狼竜)



シュウウウウウウウ・・・・・・・


ゾンゲ「・・・・・・・・・・・・」むくっ・・


・・・・・・・・・・・・・・・


ゾンゲ「雷狼竜・・・知的生命体種・・・・」


ピピピ・・ピピピ・・・


ゾンゲ「・・・・・・・・」


しょるっ(歯の横の部位から通信用のレシーバーが突起される)


ゾンゲ「ゾンゲだ。どうした?」


「こちら待機中の重機銃隊!!至急、応援を求む!!」ザアアアア・・・


ゾンゲ「なにがあった?」ガシーン(ゆっくり立ち上がる)


「突如、同エリアに神出鬼没の金獅子と思われる・・・・・ぎゃああああああああ!!」


ブツン・・・・ザアアアアアアア・・・・・・


ゾンゲ「・・・・・・・・・・」むにょん(レシーバーが引っ込む)


ヒュウウウウウウウ・・・・


ゾンゲ「金獅子・・雷狼竜・・・・これは面白くなりそうだわ・・・・フッフッフッフッ・・・」


ザ~ムザムザムザムザム!!
(廃墟と化した居住区エリアの中央で高々と笑う多殻蟹)


To Be Continuedむぅ








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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?

7/31(金)0時更新 「兄貴の宴」の巻


をお送りいたします♪暑い時はザザミソと元気ドリンコでやり過ごそうぽけ~
ほれ、クッチャクッチャカニゴクゴクっと強走薬お腹いたぁ~いサー・・・・ッ






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