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「空からこぼれた、あんまんを・・」の巻

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GOOOOOOOOO!!
(上空に飛ぶ一機の飛空船(巨大な気球部が甲板下に2つ付いた大型探査船タイプ。民間船なのか「銅鑼」は設置されていないが、一応気持ち程度の対空中専用バリスタが両翼に搭載されている)。信じ難いのはその前方を銀火竜が、右翼に轟竜、そして左翼に迅竜と、三方からまるで飛空船を護衛するかのように並走しながら飛んでいる光景である)



バラン「右翼異常なぁ~~~し!!そっちはどうだぁ~!?サンダーソニック!!」ゴオオオオオオオsss


サンダーソニック「視界良好。鳥竜種はおろか、火竜も見えない晴天だ」ズウウウウウウウウンsss

劉珍「まったく。あれ、なんて言ったっけ?ここより高度の高い大気層に現れるっていう古龍種」(銀火竜の首に跨っている。男版撫子装備(要するにユクモのエスニックファッション)みたいのを着ている)


グレンジャガー「俺は別に天翔龍が強襲してきたってかまわねぇぜ?ま、この高度で正解だったな。姫姉」ビュオオオオオオンsss



UBU「・・・・・・・・・・」ヒョオオオオオ・・・(風圧に蒼毛をなびかせながら、船首に立っている)


グレンジャガー「どうしたぁ?船酔いかぁ?」ビュオオオオオオ・・・(並走しながら話しかける)

UBU「一句」

グレンジャガー「??」ビュオオオオ・・・

UBU「届けたい・・空からこぼれた、あんまんを・・」

グレンジャガー「・・・・・。一生言ってろ」ビュウウウウウウ煙(呆れた様に高度を少し下げる)

劉珍「クックックックッ・・」

バラン「ハッハッハッハッハッ!!あんたもお嬢さんを見習って、上空のポエムでも詩ってみたらどうだ!?火山のお姫様!!」

アルル「い、いいえあせる遠慮しておきます」ガタガタガタガタ・・(赤い撫子装備を着用。右翼側の手すりにしっかと掴まっているも、今にも腰が抜けそうな状態である。その背後では轟竜のでかい顔がニヤニヤしながらその様子を眺めている


ジョー「あまりお姫様を刺激するな。落っこちでもしたら大変だぞ」トットットットッ・・(広い甲板の上をあの歩き方で近づいてくる。背中に黄猫を乗せている)

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ミッチ「そうっすよ。ジョーの旦那の言うとおりっす。アルル姫は初めてなんすもんね?飛空船に乗るのが」

アルル「は、は、はいあせる」ガタガタガタガタ

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サムソン「フォーフォッフォッフォッフォッ!!こんな冒険録も貴重な体験のうちだぞい!?直に慣れるわ!!」かんらからから(甲板の真ん中でふんぞり返ってる。その後ろでは桃毛獣が仰向けに寝ている)

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テツ「グがぁ~・・ごゲェ~・・・」ぎりぎりぎり(歯切り)


ミッチ「うるせぇ年寄りと桃毛っすね。あまり気にしちゃダメっすよ?アルル姫。耳がキーンってなるなら、自分の耳栓を貸してあげるっすから」

アルル「ど、どうも」にこ汗(汗だくでなんとか微笑み返す)

ジョー「モンスターを甲板に乗せ、その四方もモンスターに囲まれながら空に浮かんでるなんて、前代未聞だろうな」

アルル「仰るとおりです。私なんか国を出発してから驚くことばかりで・・」

ジョー「そんなに悪い連中ばかりじゃないんだぜ?モンスターってのもな」パチりん(ウィンクする)

トットットットット・・・
(そのままUBUのいる船首へトコトコ歩いて行く、クールな大猪)

アルル「ほんとうに・・なぜクルセイダーズの皆様が、三種共存を掲げているのか今なら理解出来ます」

ミッチ「でもいいやつばかりじゃねぇっす。もちろんそれは種を問わず・・・あのおねえさん達みたいね」ちら



ゾフィ「なぁ~まだつかねぇのかぁ~!?時間かかるなら、ここで肉焼いてもいいかぁ~!?」(甲板の後方であぐらかいて座ってる)


ユーリィ「・・いいともぉ・・・」ギュリんギュリんくるくる(言ってるそばから肉焼きセット(業者向けプロ用)を回してる。頭の上には目つきの悪い、見るからに素行の悪そうなビートルタイプの猟虫が乗ってる)


ミッチ「ゲッあせるほんとにやっちまってる!あぶねえっすよぉ~!!火の粉が飛んで下の気球に触れたら、ドかぁ~んっすよ!?」うひゃ~ガクブル

アルル「あの双子姉妹の方々が、この船を用意してきて下さったのですよね?」

ミッチ「え・・まぁ・・(言えねぇっす・・。まさかこの船がロックラック行きの物資輸送船で、それをあの双子のおねえさんと、バラン殿らが共謀してハイジャックしたなんて・・とてもこの心の綺麗なお姫様には言えねぇっす汗)」

アルル「それも食料をたくさん補充して来て下さるなんて・・とても大変だったでしょうね」

ミッチ「う、うっす・・(言えねぇっす・・。双子のおねえさんとバラン殿が水没林での作戦以来、ハイジャックが癖になってしまったなんて・・汗)」

アルル「とても頼りになるお仲間ですね」にこ

ミッチ「へ、へい・・(言えねぇっす・・。あの双子姉妹が大陸を代表する殺人狂のツインズで、そんなあぶねぇ人達を、あんまんという安い報酬で傭兵に雇ったなんて・・・クルセダーズの面子にかけても言えねぇっす汗)」

ゾフィ「よぉ~ミッチ!それよか今日は店長来てねぇのかよ!?」

ミッチ「店長・・まさひこ殿のことっすか?」

ユーリィ「・・店長の・・ラーメン・・食べたい・・」ギュリんギュリんくるくる

ブッチャービートル「カナカナカナ・・」ペチョリ~ん(よだれ(食欲の方の)を垂らす)

ミッチ「まさひこ殿は飛べない上、でかくて重いから乗れないっすからね。地中から火山へ向かってるっすよ。そもそもまさひこ殿は、火山の三丁目エリアに店舗(本店)を抱えてるっすからね。一度店を見てから合流ポイントに行くって言ってたっすよ」

ゾフィ「へぇ~。じゃあ向こう行けば、またあの激旨ラーメンが食えんのか・・楽しみだぜ」しっしっしっし

ミッチ「まったく、食い意地だけは一丁前っすねえー

アルル「私もそれ・・食べてみたいです・・」(恥ずかしそうに言う)

ユーリィ「・・ウルトラ上手に・・・・あっ・・」じょへぇ~んどろん(完全に焦げてる。というか持ち上げた瞬間、風に吹かれ灰になって散る)

ブッチャービートル「ケショーン」(呆れ顔)

ゾフィ「んもぉ~!なにやってんだよ、ユーリィむかっ厳選ケルビ肉が勿体なーい!ぞ。だからプロ用なんてやめとけって言ったんだ」

ユーリィ「・・だって・・使ってみたかったんだ・・もん・」しょんげり(そっぽ向いて体育座りする)

サムソン「ZZZ・・・・」(いつの間にか桃毛獣の脇腹に寄り添って寝てる)

テツ「ズゴゴゴゴ・・・ぐげげげげげ・・・」ZZZZ・・

ゾフィ「ふぁ~あ。なんか超平和だな・・。俺も・・少し眠るかな・・」ころん(その場に寝ちゃう)

ユーリィ「・・・・・・・」(体育座りのまま寝た。猟虫も)

ミッチ「まったく仕方ねぇっ双子っすよ。ねぇアルル姫・・」

アルル「・・・・・・・・」すやすや(手すりにもたれたまま寝ちゃった)

ミッチ「・・・・・。仕方ねぇっすね。ユクモを出発してから、ろくすっぽ寝てねぇんすもんね・・」ふ~


ザシュザシュザシュ・・・
(甲板後方のハッチから階段を上がってくる足音がする)

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純平「おいおい。ここはいつからホグワーツのロビーになったんだ?」ザシュザシュ・・


ミッチ「和気あいあい楽しくが一番っすよ。鈴木の兄貴。運転ご苦労様っす」ぺこり

純平「今は風に乗ってるからな。自動操縦みたいなもんだ」ん~(外の空気を感じながら伸びをしている)

ミッチ「BBB殿とボニー殿は?」

純平「出発してすぐにさ。運転席で二人仲良く並んで夢旅行だよ」やれやれ

ミッチ「ボニー殿は火山に調査をしに行ってるという、アイオロス警部に用事があるんすよね?」

純平「ああ。なんでもニャー神殿で製造している、ドスコカを頂戴してきたみたいだ。それが現在大陸で出回ってる「商品」と一致すれば、晴れて特別捜査局もフェイリンメイリン国に突入出来るからな。帝国軍とタッグを組めば、連中を一網打尽にするのも時間の問題だろう」スッ(バリスタ砲台をそれとなく触る)

ミッチ「うちとしては戦わずして猛豚軍が壊滅するのを傍観してるだけとは・・仕方ないっすかね」

純平「そうでもないさ。ニャン=ジュストは自分の傀儡である猛豚を置き去りにしてでも、己の思想を世に知らしめる為、逃遁するだろう。俺たちの出番があるとすれば、そこじゃないか?」ちら(船首を眺める)


・・・・・・・・・・・・・・・
(船首ではUBUがジョーに向かって何やら一句読んでいる様子だ)


ミッチ「なるほど。その時の為にも、まだ水没林からは目が離せないってわけっすか」

純平「でかい山はでかい組織がやればいい。俺たちは、そいつらが見逃した真相を突き止めるだけさ」カリカリカリカリ・・(バリスタの向きを変える)

ミッチ「ほんと鈴木の兄貴がいて助かるっす。自分達じゃこんな大きい飛空船を操縦なんて出来ないっすからね」

純平「簡単だぜ?なんなら教えようか」カリカリカリ・・(照準を横で並走している轟竜に向ける)

ミッチ「遠慮しておくっす。自分の役目はこのお空の上でも、見張りっすからね」(広大な空を見上げる)

純平「だからだろ?」カチリ・・(轟竜を捉えながら、そっとトリガーに猫指を当てる)

ミッチ「??」

純平「みんなが安心して寝れるのは」カシューーーーン(空のバリスタ砲台を撃つ)

ミッチ「ふふ・・・褒められて嬉しいっす」でれでれはぁはぁ

純平「皆が嫌がる仕事をよくやってくれているさ。そのおかげでゲストもあの通り、よく眠れたみたいだ」ちら


むくっはぁ(中央で寝てる桃毛獣の背後からブルーベリーパフェカラーのナチュラルボブの頭(ちょっとボサボサ)が見える)


ミッチ「パノ殿っすね」

パノ「・・・・・・・・・・」カツカツカツ・・(髪色と同じ淡い紫色の撫子装備を着用。寝ぼけ眼でこっちに近づいてくる。頭にはいつもの様に髪飾り化しているアゲハプリンセスがとまっている)

純平「正確には二人か」フッ

ミッチ「どうしたっすか?寝れないっすか?」

パノ「寝ました。そりゃもうたくさん」むにゃ~(まだ顔が呆けている)

バルバラ「あなた方がしっかり働いていてくれてるおかげです。感謝致しますわ、ミッチ」

ミッチ「うふふふ・・もっと褒めて」でれでれはぁはぁ

純平「直に火山エリアだが・・あんたはゼルベスの知り合いなんだろう?奴は今、どこで何をしているんだ?」

パノ「知りたいくらいです。こっちが」ぷんすか(頬を膨らませる)

純平「ビーの話しでは地震の元凶が神域エリアの更に秘境、神界エリアにあるという。震源地がそこなのかもしれない。だとすればゼルベスは何かを感じ、そこに向かったのかもしれないな」

パノ「さっぱりで。古龍の考えることはふん

ミッチ「聞けばパノ殿も凄腕のシューターの様で」

パノ「ないです。そうでも」んべぇ~(舌をだしておどける)

純平「それは是非拝見してみたいものだが・・獲物は持ち歩いていないのか?」

パノ「中です。樽の」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(桃毛獣が寝てる横に大樽がちんまり置かれている)


純平「なるほど。用意周到ってわけか」

ミッチ「パノ殿には本当になんと礼を言うべきか・・ユクモ救助に一役買って頂いただけでなく、今回も同行してくださるなんて・・我々としては心強いばかりっす」

純平「うちはハンターが少ないからな。本当なら、あと二人いるんだが・・・その話しは今はやめておこう」

パノ「カブ雄という人の話しですね。聞きました。チェルシーちゃんから」


ユーリィ「・・・・・・・」ぴくっ(体育座りで寝ながら耳を傾ける)


バルバラ「なんでも怪我をして帰ってきたと」


ユーリィ「・・・・・・・・」


ミッチ「そうなんす・・川村の兄貴・・・目が見えなくなっちまったんすよ・・」


ユーリィ「・・!!・・」(目を見開く)


ミッチ「なんでも東方での修行中に、ギルドナイトとやりあっちまって・・・孤島の時だって、白いギルドナイトと戦ったと聞くし・・なんだって川村の兄貴はいつも無茶ばかりするんすかね・・」

純平「その代償に、とんでもない剣技も身につけたと聞くが、それはあくまでも一対一の武芸の話しだ。戦場で目が見えないとあれば、命取りの他ならないし、何より・・足手まといだ」スッ(バリスタ砲台の方を向く)

ミッチ「・・・・だからUBU殿は川村の兄貴のことを想って、置いてきぼりにしたんすね・・・」しょんげり


ユーリィ「・・・・・・・・・・」


純平「カーブーなら心配ないさ。ニャーク達や水没林から引き上げてきたフランソワやエリーゼも付いている。それにロージーもな」

ミッチ「うっす・・・」

パノ「好かれている人なんですね」

ミッチ「??」

パノ「カブ雄って御仁は」

ミッチ「うっす」


ユーリィ「・・・・・・・・・・」
(少し微笑んでいるかの様な顔で再び眠りにつく)


純平「さて、俺は戻るかな。なにせ向こうについたら、暗黒団の連中が待っている。ひょっとしたら火山一帯の空路も制しているかもしれないな」

パノ「ないと思います。それ」

純平「ん・・?」

パノ「もしも飛空船で降り立ったのならば、とっくに空から火の国目掛けて、攻撃を仕掛けているのでは?」

純平「確かに・・アルルの話しでは空から連中が仕掛けてきたとは言及していない・・・となれば敵の主力は陸軍か」

パノ「そんなわけです。おそらくはモンスター兵器も」

ミッチ「ゲッあせるまたっすか!?もう嫌っすよ!ニャンガスの二の舞いは!」

パノ「鎧竜の陸戦兵器かと。実戦検証するなら」ん~(人差し指を口元に当て女の子っぽく言う)

ミッチ「とんでもない発言っすが・・パノ殿はなんだってそんなに、ブラックアーミーに詳しいっすか?」じー

パノ「してました」

ミッチ「へ?」

パノ「所属」

純平「・・・・・・・・・」

ミッチ「所属してたって、え・・元暗黒団にいたんすか!?」

純平「ミッチ。声を慎め」

ミッチ「うっす・・」

純平「俺達が聞かなかったから、答えなかった・・・それだけか?」

パノ「・・・・・」こくこくこく(すんごい早さで頷く)

純平「・・・・・。それなら凄腕のシューターという経歴も納得がいくが・・・目的はなんだ?」

パノ「ヴェンデッタ」

純平「・・・・・・・・」

パノ「というわけでもないです。そのおかげで、とんでもない力を授かったのは確かですし、ゼルベス様やバルバラをはじめ、多くの素晴らしい人達と出逢えました」

ミッチ「じゃあ、なんの復讐なんすか?」

パノ「なんでしょう。今の自分を見せたいんでしょうか。あの方に・・」(うわ言の様に喋る)

ミッチ「??」

純平「なぁ、あんたが暗黒団に所属していた時に、ハンス・ハンニバルという将校はいたか?」

パノ「有名です。獣人種で一将校を務めていたことで。私は直接お会いしたことはなかったですが。お知り合いで?」

純平「いや・・・どんな男なのか会ってみたくてな」フッ

パノ「会えると思いますよ。おそらくは火の国で」

純平「!!」

パノ「陸軍が進行したきたのなら、ハンス将軍が同行していてもおかしくはないかと」

純平「・・・・・・。そうか。それは楽しみだ」

パノ「ワケありな様で。鈴木さんも」

純平「暗黒団に借りがあるのは、俺達も同じだ。なぁ、ミッチ」

ミッチ「うっす。連中と戦うのは自分らの使命なんす。ニャンガスで散っていった同志の為にも」グッ(拳を前に出す)

純平「そういうことだ(ミッチの拳に自分の拳を当てる)。だから俺は信じるぜ、あんたの過去がどうあれ。パノ・パパウンドレウ、頼りにしているさ」

パノ「どうもです」ぺこり

ミッチ「パノ殿は村の恩人っす。それに悪どいことを目論んでいるのなら、この場でさらりとそんな話しするわけねぇっすしね」ししししし

パノ「・・・・・」にこり

純平「共闘出来ると分かれば、それ以上の無理な詮索は、俺も・・うちのボスもしないだろうよ」ちら

パノ「・・・・・・・・・」ちら(同じく船首の方を見る)


UBU「純平ぇえええええええ!!!!緊急旋回だぁああああああああ!!!!」(双眼鏡で前方を確認しながら叫ぶ)


純平「!?」




ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(進行方向に巨大な漆黒の積乱雲が見える)




劉珍「なんて光景だ・・・あんな悍ましい乱気流も、空の世界では当たり前なのか!?」ヒュオオオオオ・・・

バラン「ありゃやべぇやつだぞ!!」

グレンジャガー「飲まれたら超雷属性攻撃だな」

劉珍「サンダーソニック!?」

サンダーソニック「厳しい。この速度では切り返せまい」

劉珍「・・・・・。丞相さん!!みんなをハッチに入れて!!」(振り返って叫ぶ)


純平「やってみるさ」ダッsss

UBU「ミッチ!!みんなをすぐに起こして!!突入に備える!!アルル姫を操縦席に!!」

ミッチ「う、うっす!!」サッ(慌てて角笛を懐から出す)


ぱぁ~~~ぷぅ~~~~~~~


サムソン「なんだ!?」ガバッびっくり

ユーリィ「・・・・・・・・・」(低血圧。ゾフィはもちろん大の字で寝てる)

ミッチ「アルル姫!!さぁこちらへ!!」(何が起きたか理解しきれていないアルルを支えながらハッチの方へ向かう)



ズオオオオオオオン!!
(突風と豪雨が甲板を襲う)



サムソン「おわぁ~~~~~~~~」ゴロゴロゴロゴロ・・・・ダシーンドキッ(風圧と豪雨に圧され、転がりながら後方の手すりにおもいっきり腰をぶつける)


ジョー「UBU!!俺達もハッチに行こう!!乗れ!!」ビュオオオオオオ!!

UBU「・・・・・・・・・・・」(片膝をついた低姿勢で前方に迫る積乱雲を眺める)

サンダーソニック「撤退を急げ!!船は俺たちで支える!!」(雨に打たれながら振り返り叫ぶ。必死に首に掴まっている劉珍)

UBU「あの時の・・・・」ザアアアアアアア!!

ジョー「UBU!!」ザアアアアアアア!!

UBU「あの時の雲と同じだ・・・・・」



ゴロゴロゴロ・・・・カッ!!
(凄惨たる稲光が、悪しき漆黒の積乱雲の体内で蠢く)



ジョー「UBU!!急げぇえええええ!!」(その後ろではユーリィがゾフィを支えてハッチに入ろうとしている)

UBU「グレン!!サンダーソニック!!バラン!!劉珍!!頼む!!」バッ煙(颯爽とジョーに乗る)

劉珍「へへ・・俺にはどうすることも出来ないけどね・・」ザアアアアアアア!!(凄まじい雨に打たれている)

サンダーソニック「頼りにされたら、応えるのが軍師だろ?なぁグレン」ザアアアアアアアア!!

グレンジャガー「ケッ。任せろとまでは言えねぇが・・・」ゴロゴロゴロゴロ・・(辺りはすでに真っ暗闇である)

バラン「やるだけやってみるぜぇええええええ!!」カッ雷(雷の閃光が、咆哮する轟竜の顔に照明を当てる)


ズドドドドドドドsss(甲板を駆ける猪突猛進のジョーに跨るUBU)


UBU「テーーーーツ!!」ドドドドドドsss

テツ「ふぇ・・・」むく


カッ
(雷光を背景に突進してくる大猪)


UBU「掴まれぇえええええええ!!」ドシャアアアアアアン雷(背後に凄まじい稲光が見える)

テツ「えーーーーーーーーー」


グレンジャガー「バラァアアアアアン!!死ぬ気で船を支えろぉおおおおおお!!!!」グンぎくっ(全身を船に当てる)

バラン「てめぇもなぁああああああ!!!!」ダンッぎくっ

サンダーソニック「まずいな・・・」ビュオオオオオオオオオ(一段と強力になる突風と豪雨を顔面に浴びている)

劉珍「!!」


ゴオオオオオオオオ!!
(飛空船の周りを凄まじい速度で旋回しているタイフーン)


劉珍「そうか・・僕らは既に・・!!」

サンダーソニック「ストームの中だ」






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







バラン「クソォオオオオオオオオオオオ!!」ビュオオオオオオオオオ!!(辺りを包む旋風が急接近してくる)

グレンジャガー「なんなんだぁああああ!?このストームは!!まるで意思を持って俺たちを攻撃してくるみてぇだぜ!?」ビュオオオオオオオオ!!

サンダーソニック「しっかり掴まってろ。アドバイスはそれだけだ」ビュオオオオオ!!

劉珍「また後で会えることを祈って」スッ(目をつむる)




ズゴオオオオオオン!!
(一気にダウンバーストしていく飛空船と飛竜種三体)




To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

8/6(木)0時更新 「空からのマレビト」の巻


をお送りいたします♪次回も読もう照れる見ようぶー読も見ようビクーッ









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