前回のなぜなに☆あたモンでは、ストーリー内でバサリン婦人(バサリン憧れの通名)が顔料として使用している鉱石を紹介しました。今回はそれ以外の顔料として使えそうな、色が識別された鉱物たちを拝見していきましょう♪
と、ご紹介させて頂く前に、今回もご参考、一部の文章を引用させて頂きました「おお!我らがハンター社会の民明書房刊☆モンスターハンター大辞典 Wiki様」に感謝致します
~大陸世界には鉱物性顔料がゴロゴロ
↑http://monsterhunter.wikia.com/wiki/File:ItemIcon003i.pngより引用。THANK YOU
鉱物性顔料とは化学的に無機質な顔料で、天然鉱物のまま加工、粉砕してつくるものと、亜鉛やチタン、鉛、鉄、銅、クロムなどの化合物を原料としてつくるものがあるそうです。ここからは桃岩竜の中二女子であるバサリンの翼爪でも、お手軽に「粉砕」して顔料を作れそうな鉱物を紹介していきます♪でわ早速、レッツ岩岩(いわいわ)
★黄金石(精算アイテム):狩り場の各地で採掘できる黄金の鉱物。実際売値もそんなに高額ではない(塊でも1000Z)なので、粉砕して金色の顔料として使った方が吉か?これでバサリンも黄色に近い色をGETできます♪
★金竜石(換金用アイテム):大型の竜の体内で数十年の年月を掛けて生成されるという金色に輝く結晶体。価値を考えなければ叩き割りましょう。
★花香石(精算アイテム。MHP3、MH3G、MHX):ユクモ地方の渓流で採掘される薄紅色の石。擦ると花のような良い匂いがする。こちらも価値を考えなければいけそうです。
★血石(精算アイテム):凍土や氷海など、氷にとざされたフィールドで採掘するとよく手に入る血のような赤い色をした石。古代生物の血液が結晶化した遺物らしく、値打ちもイマイチ(90Z)なのでガンガン使えそうです。あたモン世界観の大陸都市伝説によれば、凍土のマフィアことエヴァーウィンターナイツの棟梁、オクサーヌ・ヴァレノフはこの血石を食べて長寿を保っているとかいないとかその血痕に込められた悍ましい怨恨さえ気にしなければ、オドロオドロしい鮮血の紅色をあなたは手にすることが出来るでしょう・・・・おぎゃああああああああ
★小さなかけら(精算アイテム):持つものに幸運をもたらすとされ、パワーストーンとして大人気のかけら。小さいながらも七色に輝く美しい色合いをしており、見る人の心を癒すというかけら。なんのかけら?それはさておき、粉砕して顔料になるのであれば七色に輝く奇跡のパウダーを生み出せるかもしれません。鼻から吸引すれば、ほらあなたの頭も七色に・・・・「OH~GOD!!」DEAD END
★ベニサンゴ石(精算アイテム):モガの村の近海、その海底で採れる代物。美しい赤色が特徴で、この地方ならではの逸品として人気が高い。我々の世界でも、珊瑚色(唐代中国から製法が渡来した珊瑚を砕いた顔料)というのものがあります。よって「バカバカいってよし」の顔料素材でしょう。
★ゲリョスイショウ(MHP2G、トレジャー):紫色に輝く大きな水晶。その輝きは光り物好きで知られるゲリョスを悩殺するほどに美しいという。運搬級のでっかい水晶なので思い切って叩き割りましょう
きっと「毒々しい」までの紫色を我々に提供してくれるでしょう。紙が溶けなければいいですが・・。目にもきつそうです
いちちちち。しみるしみる。
★ドンドルマリン(MHP2G、トレジャー):ドンドルマ近郊で採れる鉱石。「ドルマリン」(トルマリン)の名の通り穏やかな海を彷彿とさせる青色が特徴。もはや多くのハンターがその存在を忘れているのでは・・。トルマリン(電気石)であったとしても、微粒子にすれば顔料にはなるそうなので是非叩き割って、その存在価値をアピールしましょう♪
★樹海結晶(MHP2G、トレジャー):バテュバトム樹海で採掘される鉱石。淡い緑色に輝き、見た者の心に平穏を齎すという。これまた忘れかけてた一品。是非に顔料へ。
★パワー小石(MHP、トレジャー):メタペ湿密林の一角で採掘できる赤色の小石。ストーリーモード「嬉しいんだね、久々の太陽が」の巻にて、サフラさんが大喜びしていたのが記憶に新しいです。希少な石を見て、心弾ませたのでしょう。運気のいい赤い顔料になりそうです。書き初めの赤色にどうです?縁起がいいでしょう
★琥珀のたまご(MHP、MHP2G、トレジャー):綺麗な卵状の琥珀の結晶。我々の世界での琥珀は宝石扱いになるので、顔料としてはとても使えないそうです。ですが逆にいえば「いこうと思えばいける」ということです。とても綺麗な琥珀色の顔料が出来そうですね♪
★ベアライト石(MHP3):金属を豊富に含んでいる青白い鉱石。別名:青閃石。なんだか影の薄い印象なので是非顔料に。
★ベリル鉱石(MHF):混入するものによって、緑の色合いを持つこともあり、硬度と美しさを併せ持つ。作者はFをやってませんが同上の理由で是非に。
★黒いかけら(MHP2G、MHX):何やら禍々しい雰囲気を醸し出す謎の多い素材。より大きな黒い塊という素材もある。ブラックシリーズの防具に使用する素材。顔料にすれば、さぞ「あやしげな」黒が出ることでしょう。密教のあやしげな儀式の際、顔に塗るペイントに使用するとかしないとか。ストーリーモードの何処かで再現する機会があればやってみましょう。
★その他の鉱石
水晶系の粉末は水晶末と呼ばれる顔料として使用されるそうなので、ライトクリスタルや灰水晶をはじめとした石英(クリスタル)は全般的に顔料になるのではないでしょうか。我々の世界に代表される様な五大宝石をはじめ、値打ちのある貴石も、MH世界内での帝国主義に晒されていない地域や、資本主義に支配されていない地域ではガンガンぶっ壊してるかもしれません。その証拠に我々の世界でも、かつては青色のサファイアは、油絵に使われる青の顔料として使用されていたそうです。そりゃそうですよね。鉱石の価値観なんていうものは、宝石業界の権威あるマジョリティが勝手にレギュレーション化した強要的概念なのですから。こと奇面族に関していえば、彼らはその超人的なアーケインパワー(秘術)をもって、こうした希少な貴石にあやしげな魔力を封印していてもおかしくないでしょう。映画「The Avengers(2012)」で争奪戦になった「Tesseract(Infinity Stones)」みたいなエネルゴンキューブとか、キングチャチャブーを召喚できる水晶とか。本家にやられる前に当ブログのストーリーモードでもっと誇張してやりましょう♪
★多くのシリーズに登場する有名鉱石
メランジェ鉱石:別名、雲鳩石。白或いは白に近い灰でしょうか。
ユニオン鉱石:別名、白鳩石。白なのでしょうがアイコンは「桃色」ですね
大地の結晶:天空の結晶、星石の結晶共に研磨剤として利用されるので、白或いは灰色の顔料にはなりそうですね。個人的には歯磨き粉にも使えそうです。あ、これもいいアイデアか(笑)
★そのほか、顔料にしてみたい、気になる鉱石たち
メテオテスカトル:内部が灼熱の隕石。外殻ならいけるかもです。でもきっと普通の黒とか灰色でしょう。
アミノタイト、クレンザイト、なぞの輝く塊(真珠に近い発光):メゼポルタでは常用されてる鉱物系素材です。その用途がそれぞれ特殊な調合素材なので、気にはなりますが、これもまた白、灰でしょうか。
抗菌石:大地の結晶ににが虫の養分を混ぜ合わせる事で結晶の抗菌性物質の濃度を高めた石。これを顔料として利用出来れば、描いた線に抗菌作用が働くのでしょうか?気になります。色は大地の結晶ベースなので、やはり白か灰でしょうか。面白くないです
抗竜石:MH4Gで登場した、極限状態を含む狂竜化したモンスターに効力を発揮する特殊なアイテム。まだまだ研究中の石ですが、それぞれの種類によって色が異なりそうな印象です。気になります。
豪龍岩:豪山龍の報酬素材です。気になります。
霊水晶:霊山龍の報酬素材です。気になります。
凶星の破片:蛇王龍に呼応した落星の欠片。なんでも地上世界には存在しないレアメタル(隕石)なようです。何色になるのか試してみたいので、もちろん気になります。
溶岩塊:ウラガンキン(亜種を含む)やアグナコトル、ヴォルガノスの体表に付着している溶岩の塊。様々な鉱石(無機物)が溶け混ざっているそうなので、やはり気になります。鋼鎚竜の甲殻といえば、ビスマス結晶のような奇跡的な化学反応を起こした「ラメラメ」鮮やかな色が特徴的。七色の顔料が作れるかもしれませんね。近年素材としての価値が見出された鉱物ということもあり「激アツ」かもです
鎧玉&鎧石:やってみたいです。各工房の親方には「もったいねぇからやめとけ、ばか」って怒られるでしょうが、上級ハンターなら宝箱に売るほどあるので、それらをこっしょり叩き割ってみたり・・。
虹色鉱石(MHP~):加工の仕方や組み合わせる素材によって色彩や特性が変化するという特殊な素材。ということは、他の顔料を混ぜあわせることで変色し、色鮮やかな激アツカラーになるかもしれませんね。流石、神秘の大陸素材です余談ですが同鉱石は昨今のナンバリングタイトルでは登場せず(MH3~)疑問を覚えるハンターも多かった(虹色鉱石は主にエルデ地方で採掘出来る為)のですが、七年ぶりにMHXにて復活したそうです。MHXやってないんで「あれ」なんですが、外国のWIKIA様を見る限り、ロケーションに「火山」とあり(狭義にはドンドルマギルドが管轄している南エルデ地方のラティオ活火山のこと)、これにより「ああ、これでエルデに行けるから虹色鉱石も採掘出来るんだね」で納得しましょうよ。ね
虹色水晶のたまご(MHP、トレジャー):ジォ・テラード湿地帯の洞窟などで採掘される虹色の水晶(アイコンは桃色)。アイルー族の半身以上もあり、人間でも抱えなければ運べないほど重い水晶の塊。思い切って粉砕すれば使えそうですね。
燃石炭(精算アイテム):一見、炭を墨汁に出来そうですが、無理みたいです。墨とは「菜種油やゴマ油の油煙や松煙から採取した煤を香料と膠で練り固めた物」だからだそうです。とある小学校の実験で、木炭を墨汁にしてみようのコーナーを実践してみたそうなのですが、結果、筆につけて字を描いた際、やはり伸びが悪く、墨汁としては成り立たなかったそうです
★最後に鉱物、岩石、石の違いを各文献を参考にまとめてみました
鉱物:天然に産出する無機質で一定の化学組成と結晶構造を有する固体物質。鉱物は結晶構造を持ち、化学式で表すことができます。
岩石:鉱物や岩石の破片、ガラス(結晶でないもの)、化石、生物由来の有機物などの集合体(混合物)。一般には「石」、「岩」とほぼ同義に使われ、石は小さな岩石片であり、岩は大きな岩石塊のことを指す。また、石や岩よりも学術的な表現をしたいときは主に「岩石」が用いられる事が多い。鉱物(無機物)と有機鉱物などの集合体(混合物)と考えると素直に納得です。
石:岩より小さく、砂(sand)よりも大きい、鉱物質のかたまり。鉱物や岩石を小さくした物の総称(俗称)でしょうか?どうも特別な定義は存在しないようです。
鉱物と岩石の関係性:この両者の関係は、よく「生物体」と「細胞」の関係にたとえられる。生物体を「岩石」とすると、それは様々な種類の細胞「鉱物」で構成されている、といった具合である。細胞の一つ一つは鉱物であるが、それが多く集まり固結していると岩石と呼ばれるようになる。岩人間でいうならば、細胞=鉱物で、その集合体が岩人間=岩石ということになります。そうかぁ~?
★そんで今日の総括
なんか気軽に始めたつもりの特集でしたが、終わってみればかなり時間を費やしてしまい、二回に分けての記事になってしまいましたその分、MHの世界観及び現実世界の勉強にはなり、以後のストーリーモードへのアイデアにも繋がったり?と、まさに時は金なり。この「お調子」で、来年も中継ぎ記事に「たまには」力を入れていきたいなと思うた所存の風の如しでした
そしたらさ!?そしたらさ!?
今日も・・
岩っぽい顔で さようなら
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今年最後の「あたちのモンハン日記」は
12/31(木)0時更新 作者の今年を振り返って★グッバイ2015~邯鄲の夢
をお送りするだわさ♪今年最後のあたモン道目をくりぬかれるまで刮目せよ
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バサリン婦人の岩絵の具そのニ/顔料にしてみたい鉱物
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