オクサーヌ「さぁ。決着をつけましょうか。暴食の化身さん♪」シャホオオオオオ・・・(その片手に振り下ろすは、威厳あふれる長方形の刀身を持つ紅蓮のテスカブレイド)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゼブル「またしても曲芸を・・いい加減に見飽きたぞ」ジュウウウウ・・・(左半身が焼け爛れ、眼球はおろか歯列も半分むき出しになっている)
オクサーヌ「その様子じゃ、回復は大したことないみたいね」ガイン(身の丈の倍はあるテスカブレイドの刀身を軽々と肩の上に乗せる)
ルー「げおげお。ばー」
オクサーヌ「大丈夫よ、ルー。あなたの生態エネルギーは、あたしが随分使っちゃったからね。ごめんなさい」
ルー「おぼおぼ。うぶっちょ」
オクサーヌ「UBUちゃん達が心配なんでしょ?護っておあげなさい」にこ
ルー「げばっちょ」こくり
ドサドサドサドサドサ・・
(表面が溶けかけている銀盤上を、トカゲみたいに四肢で這いながらその場を去る霞龍)
オクサーヌ「健気なものね。あれで古龍種だっていうんだから」(微笑みながら目で霞龍を追っている)
ゼブル「眷属を入れ替え、自分の力と化す。俺と貴様の何処に違いがある?」シュウウウウウ・・・・(どろどろに爛れた甲殻からはまだ煙が上がっている)
オクサーヌ「あら。随分短絡的な見解ね。あたしはあたしを信用してくれた子達からしか力を得られない。それにあなたと違って、命を奪うことまではしないわ」キラァーン(高貴な長剣が真紅の輝きを見せる)
ゼブル「我を服従させ、この偉大な力を利用するとでも?」スオオオオオ・・・・(剥き出しになった歯列の隙間から大気を吸収していく)
オクサーヌ「冗談~♪意地汚い貪食で臆病な黒龍の力なんて、こっちから願い下げぇ~♪」(おネエみたいな口調で)
ゼブル「それが障るという」
ドウーーーーーーーーーーーーン!!
(大口を開け炎のレールガンを放つ煌黒龍)
オクサーヌ「大剣で正解だったわね」ザシュン(テスカブレイドでガード姿勢をとる)
バギャアアアアアアアアア!!
(テスカブレイドの刀身に膨大な熱量が衝突し、太陽フレアのような爆発現象をあげる)
オクサーヌ「ふぬぬぬぬぬぬぬぬ・・!!」バギャアアアアアア
BBB「ぷはぁ~~~!!」ざぷぅ~ん(氷海となった水面から顔をだす黒猫とその主人)
UBU「まるで温泉じゃない!あとでゼルベっちゃんをぶん殴ってやる!!」ぶるぶるぶる(顔を水面から出し、顔面の水をふるい落とす)
カイルス「うおっぷ!!」ざぷぅ~ん(背中にソネルを、胸に大猪を抱きかかえながら水面に浮上してくる)
UBU「ジョーさん!!」
ソネル「大丈夫だ。気を失っているだけだ」
カイルス「とにかく上がろう。こんな生ぬるい風呂に浸かってたら風邪引いちまう」えっぷし
「げおげお」
UBU「ほえ・・・」ぷかぷかぷか
ルー「げおげお」(近くの氷上で尻尾をぱたんぱたんさせながらこっちを見ている)
BBB「4号!いいとこに来たぜ!俺達をすくいあげてくれ!!」ぷかぷかぷか
ルー「め、おっ」
しょっぱぁーーーーーーーん
(長い舌を伸ばし、水面上の黒猫をぐるぐる巻きにして、瞬く間に口元に吸い戻す)
BBB「サンキュー。4号」シュタッ
カイルス「霞龍!こっちも頼むぜ!」ぷかぷかぷか(大猪を抱き、背中には二人のハンターをおぶって浮いている、びしょぬれで鼻を垂らした金獅子)
ルー「め、おっ」
しょっぱぁーーーーーーーん
(金獅子の顔面に巻き付く長い舌)
カイルス「いてぇ」(顔が舌でぐるぐる巻にされ、目が見えない)
UBU「我慢なさいな。ラージャンでしょ」(根拠の無い説得をしながら金獅子に抱きつく)
ずおーーーーーーーーん
(顔面を軸に舌で牽引され、氷上に戻る金獅子とその一行)
UBU「ジョーさん!ジョーさん!」ゆさゆさ(シビレ罠にかかった時みたく、ぽっこりお腹を天に掲げたまま仰向けになっている大猪を揺する)
ジョー「おえ~~~~~」めろめろめろめろ(逆さになったまま口元から大量の水を吐く)
UBU「良かった・・・」ふぅ~
ソネル「あっちはそうもいってないみたいだぞ」ちら
UBU「ほえ・・・・」
バギャアアアアアアアアア!!
(遠方で煌黒龍が口から放つフレームレールガンを、プラズマ反射させながら大剣ガードしている白いドレスの少女の小さい後ろ姿)
カイルス「俺達を守っているのか・・!」
UBU「オクサーヌ・・・・4号!ここから離脱する!!カイルス、ジョーさんを4号の背中に乗せて!!」
ゼブル「いつまで持ち堪えることが出来るか・・・見ものだ」ガアアアアアアアアア(レールガンを吐きながら心象の声を反響させる)
オクサーヌ「あら・・これも指導のうちよ・・?」バギャアアアアアアア(フレアの発光を顔にを受けながら微笑む)
どすんどすんどすんどすん!!
(オクサーヌが位置する後方から側面に向かって走り去る霞龍(ジョー、UBU、ビーが搭乗)と金獅子(ソネルをおぶったままナックルウォークで疾走))
BBB「さすが本場の龍使徒ってところか!それともゼルベスの耐久度を褒めるべきか!?どっちにしても同じ大剣使いとして、よぉ~く見ておくんだな!!」(踏ん張るオクサーヌを眺めている)
UBU「あのガード強化・・・あたち真剣に似てるかも・・・」
ゼブル「仲間ごと吹き飛べ」ガアアアアアアアア(首を傾け、放射の向きを遁逃するUBU達にロックする)
オクサーヌ「ふぬぬぬぬぬぬぬぬ!!」バギャアアアアアアア(放射の向きに合わせながらガードを続ける)
ソネル「やっぱりだ!オクサーヌは俺達を守ってくれている!!」
UBU「4号!もっと加速を!!」
ルー「げおげお」
ジョー「戦闘でかなり疲労しているようだ」
カイルス「俺達がいる限り、あのちびは攻撃出来ねぇぞ!!」ドスンドスンドスン!!
BBB「注意をそらしゃいいんだろ?」ザッ(霞龍の背中に立ち上がる)
UBU「ビー!!」
BBB「安心しろ。俺には属性攻撃はねぇから、野郎にエネルギーをくれてやる心配はねぇ。膨大な物理攻撃の一発をかますなら、奴が隙を見せてる今がチャンスだ」バッ(並走しているカイルスに飛び移る)
カイルス「なんだよ!?今の俺は転移出来る電力は残ってねぇぞ!!」ドスンドスンドスン!!
BBB「馬鹿力は健在だろ!?ぶん投げろ!!おめぇの仲間の砕竜は難なくやってのけたぞ!!」タシッ(ネコ式突撃隊の要領でぶっとい金獅子の右腕にしがみつく)
カイルス「そうかよ!!だったら・・・・」
ザザ~~~~~(ビーの掴まる右腕を天に掲げながら、氷上を華麗にUターンブレーキする。ソネルは振り落とされないよう、カイルスの首を背後から両手でしっかりと掴んでいる)
カイルス「ぶちかましてこいやぁああああああああ!!!!」ブーーーーーーーン
BBB「ひょおおおおおおおおおおお!!」ギュオオオオオオオオオン
ゼブル「いくら剣の耐久度が強くとも、力勝負では勝てまい」ガアアアアアアアアア
オクサーヌ「まったく・・ルーったら何してるのかしら・・!」バギャアアアアアアア
ヒョウーーーーーーーーーン!!
(オクサーヌの頭上を弾丸の様な黒い影が通り過ぎていく)
オクサーヌ「!?」
ゼブル「一気に勝負をつけてやろう」ガアアアアアアアアア
「ヘイ!!トサカ野郎!!」
ゼブル「!!」(右腕を振りかぶった黒猫が、剥き出しになった左眼球に投影される)
ブシュウウウウウウウウウウ
(その眼球を全身で突貫する黒猫)
ゼブル「グワアアアアアアアアアアアアア!!!!」クラッ・・
オクサーヌ「ありがとう♪元チャンプの黒猫さん!!」
ショウーーーーーン(テスカブレイドにまとわりついた炎を振り解く様に、大きく薙ぎ払う)
オクサーヌ「さぁ、今度はあなたの出番よ!!」グオーーーーーーン(強溜めモーションの逆斬り上げ前の体勢にに入る)
ブオオオオオオオオオン!!
(テスカブレイドの刀身から発せられる赤紫色の龍焔)
BBB「うえ・・気持ちわりぃ・・・」べちょり・・(眼球の中から顔をだす)
オクサーヌ「ハァアアアアアアアアアアア!!!!」
バギョーーーーーーーーン!!
(全身から迸る溜め完了の派手なエフェクト)
BBB「いっあの野郎、俺も一緒に殺す気か!?」バッ
(全身に鮮血を纏ったまま慌てて飛び降りる)
オクサーヌ「お返しよぉおおおおおおおおお!!!!」
ゴオオオオオオオオン!!
(大きく斬り上げたテスカブレイドから放射される龍焔状の怒涛の剣圧)
ゼブル「!!」ゴオオオオオオオオオ!!(爆炎により顔が赤く照らされる)
バギャアアアアアアン!!
(残された天角を砕き散る龍焔の剣圧)
ゼブル「ギャアアアアアアアアアアアア!!!!」ンボオオオオオオオオオ!!(折れた天角の根本を根絶やすかの如く燃え続ける龍焔の業火)
オクサーヌ「お見事♪」
「凄いぞ。ゼルベっちゃん」(テスカブレイドが喋ったっぽい)
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3/4(金)0時更新 え~んえ~んなんにも決まってないよぉ~間に合わないよぉ~
をお送りいたします♪泣いても書かなきゃ誰も助けてくれませんそしたら次回も泣こう
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怒って読もう
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「凄いぞ。ゼルベっちゃん」の巻
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