~霊峰、頂上....
UBU「・・・・・・・・・」ひゅううううう・・・
カイルス「騙してやがったのか!!」
UBU「・・・・・・。ごめん・・カイルス・・」
カイルス「この・・・!!」
ジョー「兄貴へ止めを刺したのは俺だ。殺るなら俺をやれ」
カイルス「ジョー・・・てめぇ・・!!」
BBB「おっと。それなら俺もだぜ。直接手は下しちゃいねぇが、こいつらと共犯には違いねぇからな」
カイルス「・・・・・・・・・」キッ
UBU「騙してたわけじゃない。けど、あなたの力を利用したのは本当。でもそのおかげで、ソネルはアルルと再会することが出来た」
カイルス「・・・・・・・・・・」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(夕暮れの中、荒廃しきった平坦なフィールドで肩を寄せあい、心配そうにこちらを眺めている火の国の英雄とそのお姫様。その背後では雷狼竜が知らんぷりした顔してソッポを向いている)
UBU「あなたの気が収まらなければ、いつでもいいわ・・。あたち達を好きにしなさい。裁可を下すのはあなたよ、カイルス」ザッ(その台詞が終わると同時に、主人を守る様に立ちふさがる勇敢な大猪と黒猫)
カイルス「黙れ・・・」
UBU「??」
カイルス「裁可なんざ関係ねぇ!!俺は兄貴を殺した奴を・・・・てめぇらを絶対に許さねぇ!!例え、そこにどんなバックボーンがあろうとも・・・・絶対にだ!!」
UBU「覚悟はあるよ」
カイルス「黙れってんだ!!次に会った時は必ずぶっ殺す!!いいな!?」ザッ
・・・・・・・・・・・・・・・
(静観している同胞の下にナックルウォークで静かに戻っていく金獅子の後ろ姿)
UBU「ありがとう・・・カイルス・・・・」
ひゅううううううううう
(春風吹く霊峰の丘から、遠く太古の森の方を眺める撫子装備のハンター。背中には煌黒大剣を背負っている)
UBU「カイルス・バッカスか・・。また敵を作っちゃったな・・・。ほんと・・・・ダメなハンターだね・・・」ひゅううううう
ひょーーーーーん
(UBUの後頭部に飛んで来るあんまん)
UBU「はっ」くる
ぱくっ(振り向きざまにあんまんを口でキャッチするあんまん女)
UBU「うむ・・・実に香ばしい皮の密着感・・・・小麦を改良したか・・?」あむあむあむ
??「バカな解説してんじゃねぇよ」
UBU「だったら投げないでよね」あむあむあむあむ
鉄平「仕方ねぇだろ。コニーが持ってけっつーんだから」ぽんぽん(片手にかじりたてのあんまんを持っている)
UBU「へぇ~。これ、コニーちゃんが作ったの。見込みあるわね・・・あんまん協会に誘おうかしら・・」あむあむあむ
鉄平「厨房で試しに作ってみたんだと。元々、料理とかそういうの向いてんだよ。ニャー神殿じゃ、メイドもやってたしな。気が利くんだよ。お前と違って」よいしょ(UBUの傍らで腰を下ろし、自分もあんまんを頬張る。鉄平のドボルネコヘルムも口の所が「カパッ」ってなるのだ!)
UBU「ちっ・・・それより厨房って、商店街の釜飯屋「禅」の?」
鉄平「おう。今やコニーは店のアイドルだよ。おめぇがいたことなんか、スタッフ全員忘れて、今や可愛い新人に夢中ってわけよ」あむあむあむ
UBU「若けりゃ種族なんて関係ない、あの色ボケ坊主(板前で一番低い位を坊主と言うらしい)どもめ。それよりフラワーさんは?そういえばここのところ、会ってないわね」あむあむ
鉄平「ん・・まぁな」はむっ
UBU「なに、その感じ?」じー
鉄平「ん・・ほら、コニーはフラワーやロージーと一緒で、カーブーんちの実家に世話になってるだろ?だからその・・お手伝いとかで忙しいんだよ」あむあむあむ
UBU「ふぅ~ん」じー
鉄平「あんだよ?」
UBU「別に」あんみゃんみゃんごっくん(豪快にあんまんを咀嚼して飲み込む)
鉄平「それよりなんだよ?今日も阮さんは降りてこねぇのか?ま、この青空を見りゃ、いねぇってことは分かるか・・」あむあむあむ
UBU「いろいろ聞きたいことだらけなんだけどね・・。帰ってきてから、一回も会ってないし」スッ・・(鉄平の横に並んで腰を下ろし、雲が近い距離に見える丘の上から向こう側を見つめる二人)
鉄平「本来なら、今頃ラインハルト公と対談のはずだったんだろ?」あむあむ
UBU「いろいろあったからね。向こうもこっちも。だから残念だけど先延ばし」やれやれ
鉄平「帝国軍は水没林に駐留のまま・・・猛豚達をぶっ潰す為にな」ブチッ(あんまんを食いちぎる)
UBU「こっちは引き続き伯爵を配置させてるわ。それにボニーがフェイリンメイリン国から持ち帰った、ドスコカの証拠もアイオロス警部に渡したし・・・中央捜査局も動くとなれば、猛豚君達が追われるのも時間の問題ね」
鉄平「革命の灯火をやっと消せるんだ。猛豚とニャン=ジュストをぶん殴れるなら、俺は喜んで参加するぜ」ゴリゴリッ(力強く咀嚼する)
UBU「他の勢力が黙ってればいいけど。孤島は水没林と同盟を結んだっていうし。うちが動けば砂漠のヴィランだって追いかけてくるわよ?そしたら連中と抗争中の凍土だって・・・となれば大抗争は必至、今度は水没林がバトルフィールドになっちゃうわよ?やんなっちゃうね」
鉄平「お前の目的は、そのでかい戦争という蜜に集まってきた害虫を、一匹残らず叩き潰すことなんじゃねぇの?好都合じゃねぇか」
UBU「今も昔も、あたちのターゲットは一頭だけよ」
鉄平「??」
ひゅうううううううう
(UBUが背中に背負う煌黒大剣は納刀状態なので、本来の紫洸こそ輝かせてはいないが、何処か不気味な気配を放っている様にも見える)
鉄平「その大剣。アップグレードしたらしいが・・なんか気味わりぃぞ」あむあむ
UBU「・・・・・・・・・・・」
オクサーヌ「その逆。一般的には煌黒龍アルバトリオンと呼ばれる、バアル・ゼブルの自己像幻視であるレプリカ素材で作られたこの煌黒大剣アルレボは、実体の返り血を浴びて、本物の煌黒大剣へと進化したのね」
UBU「ほえ・・・・・」キラァーーーーン
オクサーヌ「尚且つ、ゼブルはあなたとの戦闘中に生まれて初めて恐怖を実感した・・・その本人も気づいていない潜在意識が煌黒大剣に反映され、あなたに服従を・・つまり忠誠を誓ったってわけ」
ジョー「ということは、大剣が生命を宿したとみていいのか?」
オクサーヌ「今はまだ成長段階って感じじゃない?でもいつか、近い将来、あなたを・・いえ、この大陸を救ってくれる、頼もしい大剣になるかもね」
UBU「ほほぉ・・・・こいつがねぇ・・・」キラァーーーーン
UBU「うん。すんごいあぶない奴の意志力が封印されてることには間違いないみたい」ひゅううううう・・・
鉄平「強くなるのは構わねぇけど、あんまし、勝手に置いていくなよ」ごっくん
UBU「うん」(笑顔を上げ、陽を浴びている)
ひゅううううううううう
鉄平「しっかし、眠気を誘ういい風だな」ふぁ~あ・・
UBU「うん。春だしね」
鉄平「トンコとキザ夫も、今年で三年生だってよ」ゴキゴキ(右肩を回す)
UBU「へぇ・・そりゃ~めでたいね・・・・はて・・。めでたい・・?」ぱちくり
鉄平「そりゃめでたいだろ。4月っていえば新入生歓迎と新学期が始まる季節だろ?だからトンコ達だって、新しく入学してくる可愛い後輩達に誇れるような、立派な上級生としてだな・・」
UBU「ダディちゃん、忘れてた」ガバッ
(立ち上がる)
鉄平「はぁ?」
UBU「ほら、カーブーがバベル中学の入学案内のパンフを、ニャン次郎さんに頼んで送ってもらった相手!!その親子の入学説明会に付き添うんだった!!今日、何日!?」あわわわわわ
鉄平「安心しろよ。説明会はまだ先だよ。この前夕食の時に、トンコが言ってたの聞いてなかったのか?」ふぁ~あ
UBU「あ、そ・・」ぺたん(また座る。しょんげり体育座りポーズして)
鉄平「そういうところだよ。何でもかんでも一人で背負い過ぎると、頭がパンパンになっちまって、いつの間にか周りが見えなくなっちまう。気づいた時には誰もいないってね。それをみんな心配してんのさ」
UBU「・・・・別に背負っても気負ってもないし」ぷい
鉄平「そろそろ聞かせてもいいんじゃねぇの?お前の過去」ひゅううううう
UBU「・・・・・・・・」
鉄平「俺だけにしたくなけりゃ、農場に全員呼んで講演会開いてもいいんだぜ?そん時はアリーナのチケットをフラワーの分と二枚頼むよ」よいしょっとな(立ち上がる)
UBU「・・・・・。なにあんた、かえんの?」ちら
鉄平「わざわざ霊峰に登ってきたんだ。ほら、その気持ちわりぃ大剣抜いて、とっととかかって来いよ」ちょいちょい(猫指で挑発する)
UBU「そうこなくっちゃ♪」バッ(飛びかかる)
鉄平「あ、そういやよ」ひょい(あっさりそれを交わす)
UBU「いでぇ~」ずざーーん(顔面から芝生に落ちる)
鉄平「BBBさんが、カーブーに渡すはずの「黒い玉」をどうしたのかって心配してたぜ」
UBU「あ~。あれね。あの「玉(ぎょく)」なら確かに渡したわよ。カーブーにじゃないけど」ぼりぼり(蒼毛を掻く)
鉄平「??」ほにゃら?
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~クソカーブーんち(賃貸)....
雪左「う~ん」てろんてろん(瑠璃色に光る掌サイズの水晶を両手で持ち、悩ましげな表情を浮かべる美しい芸妓さん)
ガルグイユ「ほしたら、そのブツを返しやがれ、ゴミやろう。バーンバーン。クソが。てめぇにごくじょうのパウダーを譲るかっての。これで俺様がこのカルテルのボスなのだ。わっはっはっはっは」(何やら床に漫画冊子を広げて読んでいる)
カーブー「そ、その続きは!?」(ベッドで仰向けになりながら、漫画の続きを気にする)
ガルグイユ「うーんと・・ニャークおにいちゃま、この字、なんて読むえすか?」これこれ(あのぶっといお手で漫画を指す)
ニャーク「どれ・・「司法当局との癒着」だ。このカルテルのボスになった男は、組織に内緒で情報を当局にリークしていたということだな」
ガルグイユ「じゃあこの後に出てくるボスの恋人のおねえちゃんが、それを仲間にバラしちゃったから、ボスはやられちゃうんえしゅね」
ニャーク「どれ・・なるほど。その女は当局が送り出した潜入捜査員だったんだ。内輪揉めを起こさせ、組織を内部から叩く計画だったんだな」
ガルグイユ「じゃあじゃあ、巻末に出てくる流れのマリアッチが、ボスの生き別れのお兄ちゃんだったって・・」
カーブー「コラコラコラコラ!!何を二人して肝心なエピソードをペラペラ喋っておるかぁ~!!」ぷんすか
雪左「う~ん」てろんてろん(部屋の隅で正座しながら、まだ「玉」を眺めている)
カーブー「いいか、ガルグイユ、ニャーク。お前達を今日この場に召喚したのは、俺が東方や火の国に行っている間に、読み損なった漫画を読んでもらう為だ。それは理解しているな?」
ニャーク&ガルグイユ「・・・・・・」こくり
カーブー「よし。では今の目が見えない俺にとって、音声のみによる漫画の世界観を想像することが、唯一の娯楽といっても過言ではないことも理解してくれるな?」
ニャーク&ガルグイユ「・・・・・・」こくり
カーブー「だったら先の話を喋っちゃダメでしょうが。あ~んもぉ!!」バタバタバタバタ(ベッドで仰向けに寝っ転がって両足をばたばたさせてる。ベッドの上にある窓にガラスはなく、廃屋みたいに木が打ち付けてある)
ガルグイユ「でも、この漫画は辺境で暮らしてたサメ君には、少し「字」がむつかし過ぎるえすよ」
ニャーク「もっと字が優しい本はどうだ?例えば「モスと雪山の女王」とか・・」
カーブー「おこちゃまが読むやつーー!!俺は歳相応の所謂「青年漫画」と呼ばれるジャンルじゃなきゃ、い~や~なぁ~のぉ~!!」バタバタバタバタ(仮にも大人のハンターが布団の上で暴れてるからすんごい埃が出る)
雪左「ごほごほっ」(むせながらも、まだ「玉(ぎょく)」を見つめてる)
ガルグイユ「ほら、カーブーおにいちゃんが埃をたてるから、刀工のおにいちゃんが苦しそうえすよ」
カーブー「あ・・・こりゃ~すんません」ぺこり(ベッドの上で土下座する)
雪左「いえ・・かまいまへん」じー(今度は水晶を掲げて見てる)
ニャーク「窓を開け・・・そうか。この部屋は窓が壊れているんだったな」(気味が悪い感じに木が打ち付けてある窓を眺める)
ガルグイユ「これじゃまるで、カーブーおにいちゃんを外界に出させない為に「封印」してるみたいえすね・・・ガラスはどうしたんえすか?」
カーブー「わからん。帰ってきたら、窓が割れていたんだ。それに床もボロボロになっていてな・・・ひょっとしたら、俺が東方に出掛けている間に、ジャギィでも侵入したのかもしれないな」(真相は「渓流のとんだ災難」の巻参照)
ガルグイユ「へぇ~・・おかしなこともあるえすね・・・」
雪左「う~ん・・」じー
ガルグイユ「さっきから眺めてる、そのまんまるいお玉・・一体なんえすか?」
雪左「これどすか?UBUはんに加工素材にと貰ったんどすけど、どないして使えばええのか分かりまへんのどすわぁ~」う~ん(漆黒に光る玉を一同に見せる)
ニャーク「これは・・・」
ンゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(水晶の中心に渦巻く美しい大銀河)
ガルグイユ「夜空のお星様が・・たくさん見えるえす・・・綺麗えしゅねぇ・・・」うっとりサメ吉
ニャーク「これはまたすごいものをUBUはくれたものだな」
カーブー「そんなにすごいものなのか?」
雪左「希少なものであることは確かどすね。ニャークはん。何か分かります?」
ニャーク「検知レーダーで調べてみよう」
ムフィ~~~~~~~~~~~
(ニャークの両眼が怪しく真っ赤に光り、赤外線らしきレーザーを水晶に隈なく当てていく)
カーブー「どうせUBUさんがくれた物だ。ろくなものじゃないさ。しかし・・無類の「まあるい」もの好きなあの人が、どうしてそんなに美しいという玉を・・・」ふむぅ~
ニャーク「・・・・・・・・」ムフィ~~~~~
雪左「どうどすか?」
ニャーク「判明した。これは龍玉の一種だ」
ガルグイユ「りゅうぎょく?」
ニャーク「超大型古龍種から得られる、希少価値のある高額素材だ。各都市の武具屋リストから照合すると・・」フィーーン・・(ニャークの顔の前に何やらタッチスクリーンが投影され(画面の端には大陸文字で「OS:ASOU-XO」と表示されている)、それを猫指でフリックしていくニャーク)
雪左「さすが未来から来たオトモどすねぇ・・」感心
ニャーク「これだ。瑠璃色の龍玉、或いは瑠璃色の龍神玉と呼ばれる部類にあたるものだな」ほぃむっ(両猫手でスクリーンを潰す様にして閉じる)
雪左「なんどす?それ」
ニャーク「それを手にした者は、すべてが終わってしまうと言われる、所謂「呪いのアイテム」に分類されるものだろう」
雪左「・・・・・・・・」すっ・・(実に落ち着いた表情で、龍玉を静かに床に置く)
コロコロコロコロ・・(カーブーんちは勿論、欠陥住宅なので玉がよく転がるのだ)
ガルグイユ「ひいいいいいあっちいけ」ちょんちょん(ぶっといあんよで向こう行けをする)
カーブー「わっはっはっはっは(から笑い)そんな逸話、どうせアングラの武具屋がでっち上げた作り話さ。だいたいが人目に露わにされている禁忌のモンスター自体が、バロンの仮説に基づけば複製だという。そんなレプリカドラゴンから剥ぎとった龍玉なんか・・・・って、待てよ。UBUさんがくれたってことは・・・・・みんな!!その危ない玉を早くこの家から出すんだぁ~」ひえええええええ(布団をかぶる。またすごい埃が出る)
ガルグイユ「なんなんえすか・・一人で勝手に怯えて・・」
ニャーク「情緒不安定と診断される。きっと先の戦いで疲れているのだろう。一人にしておいてやろう」スッ(立ち上がる)
雪左「あ、それなら一緒に。あちきなんかも工房に戻ります」スッ
ガルグイユ「じゃあね。カーブーおにいちゃん。お大事に」ばいばいよ
カーブー「こら待て!玉(ぎょく)を持って帰りなさい!!」ゴロゴロ・・(ベッドの方に転がってきた龍玉)
ガルグイユ「うるさいえすねぇ~。ロージーおねえちゃんにでもあげたらどうえすか?」
雪左「そういえば、ロージーはんは?」
ニャーク「クエストに出かけたぞ」
ガルグイユ「なんのえすか?」
ニャーク「なんでも渓流の森に、未確認モンスターが出たらしくてな。それをスサノオ達と探しにいくと言っていた」
雪左「スサノヲ?」ぱちくり
カーブー「ほら、俺達を東方からユクモまで運んでくれた桜火竜、アマテラスの弟ですよ」(布団の中から声だけする)
ガルグイユ「未確認モンスターなんて、大げさえすね」
ひゅううううううう・・・・
(玄関より隙間風が入ってくる)
雪左「ゴホゴホッ!!」
カーブー「あ、すんません。この家、建付けが悪いもんで・・春だから花粉がすごいのかな」(布団の中から謝る)
雪左「ごほん・・違います・・・これは花粉じゃおまへん」はぁ・・はぁ・・
ニャーク「大丈夫か?顔色が悪いぞ」
「兄者~!!」
ガルグイユ「ほんとのおにいちゃま(張虎のこと)の声えす」
ニャーク「薪割りをしてるはずだが・・」(咳き込む雪左の腰を支えている)
バギャーーーーーーーーーン!!
(木板で塞がれた窓を豪快に突き破ってくるホオジロザメの顔面)
カーブー「どうした?関越」パラパラパラ・・(木片が落ちる布団の中から静かに聞く)
彭関越「ゴホゴホッ・・・川村大人。渓流に淀みを感じるずら」ぜぇ・・ぜぇ・・
ガルグイユ「その症状・・刀工のおにいちゃんと同じ・・ということは・・」
雪左「近くに、どえらい鱗粉を撒き散らす竜がおる証拠どす・・ゴホゴホッ」
ニャーク「未確認モンスターを探しにいったロージー達が気になるな・・・カーブー」
バサッ(埃だらけの布団が宙を舞い、凄まじいハウスダストが部屋に充満する)
カーブー「ゴッドカーブー軍団出撃だ!!クエスト目標はUMW(Unidentified Mysterious Wyvern)の捕獲!!制限時間は・・・見つかるまでじゃああああああ!!!!」モワモワモワモワ(ものすごい埃で部屋が曇る。埃にやられ咳をする一同)
To Be Continuedひと読みしたならポチっとな
皆さんの激アツ一票があたモンの原動力♪
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はぁ~!?
3/30(水)0時更新 なぁ~も決まっとりまへん
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も読もうねこっそりと。エアコンの上から。
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「春だしね」の巻
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