パラパラパラパラ・・・・・
(尖鋭が連なる氷丘脈のような背びれから、凍結した砂塵の粒子が溺れ落ちていく)
ウル「本物の・・・」
クラーク「ウカムルバス・・・・」きょとん・・
シャホオオオオオ・・・・・
(重甲な上半身を後ろ足で支えながら立っている崩竜の全身から、身も凍えるような冷気が迸っている)
カーブー「そうか・・さっき俺が見た、とてつもない冷気の正体は「彼」だったか・・」
ピシーーーーーーーーーーン
(崩竜の足元を中心に、半径数十メートルの範囲だけが銀盤化してしまっている)
カーブー「なるほど。適応・・いや、適合させているのか。しかし、どうやって・・・」ん~(感心したように両腕を組んでいる)
シャホオオオオオオオオ・・・・・
(フリーザーのように冷気を創出しながら立ち尽くす崩竜の背中を見つめる弩岩竜)
カペラ「嘘・・・・なんであんなものが・・・」(潜望鏡を覗きながら驚愕している)
アガッツィ「ね?だから言ったでしょう」(鉄床の上にうつ伏せ棒状態で倒れている)
操舵ジジイ「「あれ」も、あんたらの商品かぞい?」ほじほじ(コクピット席の潜望鏡を覗きながら鼻をほじっている)
「・・・・・・・・・・・・・・」チラ・・(ゆっくりと背後を捉える崩竜ウカムルバス)
カペラ「違うわ・・・・兵器なら眼球は動かない・・!」
ウル「アモン・・・あいつもお前の仲間ッチャ・・?」(崩竜の巨大な影に覆われながら唖然とした表情で上を見上げ、隣で横向けになって寝ている黒角竜に問いかける)
アモン「いや。俺にそうしたように、直接聞いてみたらどうだ?ウル」
ウル「んバ・・・」ごくり
レオ「新大陸の大砂漠で、弩岩竜と崩竜がマッチアップするなんて話し、ギルドはおろか観測隊や書士隊だって信じちゃくれないぞ」やれやれ
カーブー「ガイウスさんが言っていたな・・かつて書士隊が、砂岳竜というモンスターを砂漠で発見したことがあるって・・・」ザッ(上を見上げながらレオの横に並ぶ)
レオ「あれがそうだっていうのか?」
カーブー「いや、違うな。「彼」は確実に崩竜だ」
レオ「彼?」
カーブー「知り合いだ」
シャホオオオオオオオオ・・・
(全身から冷気を発っして立ち尽くす崩竜は、砂漠の熱気に体が順応するのを待っているかのようにも見える)
ウル「おい、そこの削顎(さくがく)!!言葉が分かるなら・・・」
「我の名は崩刃のロードストレーム!!
所属はギルド帝国軍だぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「あたちのモンハン日記」
~Mosquito Amber Egg~
~砂原非狩猟エリア....
ひょおおおおお・・・・・
(からっ風が吹く中、乾いた残丘の上から広大な砂漠を見下ろすリノプロ装備(ガンナータイプ)を纏った男女の後ろ姿(潜水服みたいの&クマ装備))
トムオ「カーブーさん達、大丈夫かなぁ・・・」(潜水服のようなヘルム越しに見える瞳は相変わらず少女漫画のようにキラキラしている)
ベアコ「平気よ。シュナイダーさんやバランさんも一緒なのよ?」(こちらも剥き出しになった顔面の瞳はキラキラしている)
トムオ「それならいいけど・・・・おや・・」
ベアコ「どうしたの?」
トムオ「いや・・今、ほんの少しだけ、冷気が流れてきたような・・・」スッ(手をかざす)
ベアコ「何言ってるの?ここは砂漠よ。夜ならまだしも、昼間に冷たい風が流れてくるわけ・・」
ひゅおおおおおおお・・・
ベアコ「ほんとだ・・・」ぶるっ
トムオ「モンスーンの前触れとは少し違う・・・なんだろう・・」
ベアコ「・・・・どこかで異常気象でもあったのかしら・・」
トムオ「ロージーも無事ならいいけど・・・・」
ロードストレーム「WOOOOOOOOOOOOO!!!!」
(大咆哮をあげ、弩岩竜に飛びかかる崩竜)
ドシャアアアアアアアアン!!
(崩竜渾身のスピアを喰らい、激しく転倒する弩岩竜。また、崩竜の周りを飛び散る砂塵が瞬く間に凍結化していくのも確認出来る)
ズザアアアアアアアアア!!
(破壊された顎から砂の大地を滑走していく弩岩竜)
ロージー「なんやねん・・これ・・」あっけらかん・・
ファイヤージンガー「いつから砂漠は怪獣大戦争の舞台になっちまったんだ・・」きょとん
ディアベル「あのたくましい彼も・・UBUちゃんのお友達・・?」
バラン「いや・・知らねぇ・・・」
ザアアアアアアアアアアア
(弩岩竜が四肢を踏ん張りながら大量の砂埃をたてて後退していく横で、何かを探している小さいレオとクラークの姿)
レオ「やっべぇ~琥珀のたまごはどこだぁ~!?」ウーーーーーーーン!!(探索をしているレオの横では、弩岩竜が何かをチャージしているような起動音を鳴らしている)
クラーク「あそこだ!!」ウーーーーーーーーン!!
すたこらさっさっさ~~
(大砂漠の決戦場を、琥珀のたまごらしきものを抱えながら逃げる貧ぼっちゃまスタイルの男の後ろ姿)
レオ「あの野郎・・!!」ウーーーーーーーーーン!!
クラーク「乗れ!レオ!!」
バオオオオオオオオン!!
(弩岩竜が砂弾を背甲から発射する中、颯爽とガーグァの背なかに飛び乗るロックラック装備のハンター)
ハッキネン「ハッハ~!!バカどもが!!一生、殺し合いを楽しんでやがれってんだ!!」すたこらさっさっさ~~(その背後では弩岩竜の放った大砂弾が、立ち上がっている崩竜目掛けて一直線に飛翔していくのも見える)
カーブー「待て!!琥珀は渡さんぞ!!」ダッダッダッダッダッ
ハッキネン「しつけぇ~~~」
ボガァアアアアアアン!!
(飛んできた大砂弾もといヘルファイア (ミサイル)を「崩竜の裏拳」で軽々と叩き壊すロードストレーム)
カーブー「へ?」ちら(上を見上げる)
ドシャアアアアアアアアン
(飛んできた砂の下敷きになるカーブー)
ハッキネン「ざまぁみろ!!じゃあなぁ~♪」すたこらさっさっさ~~
ズドドドドドドドドドド!!
(レオを乗せ、砂漠を疾走するクラーク。背後では屈んだ姿勢の弩岩竜の下にゆっくりと二足歩行で近寄っていく大怪獣のような崩竜の姿も)
クラーク「このままアサイラムに退避するか!?」ズドドドドドド
レオ「ダメだ!!まだクエストは終わっちゃいない!!それと・・ウルはどこだ!?」バッ
ウル「アモン!今のうちっチャ!!」アオオオオオオ・・・(背後では弩岩竜もゆっくり立ち上がり、崩竜を迎え討とうと構える)
アモン「うむ」
ズーーーーーーーン
(巨体を起き上がらせる黒角竜だが、その全身の甲殻はひび割れており、大事な右角も根本から折れてしまっている)
ウル「ごめんっチャ・・・ワガハイを守る為に・・・」しくしく・・(涙を流す少女の背後では弩岩竜と崩竜が激しい取っ組み合いを繰り広げている)
アモン「気にするな。さすがに角の修復は無理だろうが、体の細胞は再生出来るだろう」ズシャアアアアアアン(崩竜の右ストレートを顔面に喰らい、吹っ飛ぶ弩岩竜)
ウル「本当に平気っチャ?」しくしく
アモン「俺が何故、UBUに選ばれ、共に新大陸へ来たのか・・知る由もないだろう」フッ
ウル「??」
バギャアアアアアン・・
(アモンとウルの背後では、崩竜が渾身の尻尾振り回しで弩岩竜を弾き飛ばす)
アモン「俺は死なない。何故ならば・・・」
ズシャアアアアアアアアア!!
(倒された弩岩竜が砂の大地を滑走しながらアモンとウルに襲いかかってくる)
アモン「俺は不死身の黒魔王だからだぁああああああ!!!!」
ズワァアアアアアアアアン!!
(向かってきた巨大な弩岩竜を左角一本で軽々とかち上げ、投げ飛ばす黒魔王アモン)
ウル「す・・げぇ・・・っチャ・・」ドシャーーーーーン(あんぐりする顔の向こう側では弩岩竜が落下したと思われる音が聞こえる)
レオ「ウル!!乗れぇえええええ!!」ズドドドドドドド
ウル「レオ!!」
アモン「行け。俺は、クルセイダーズは死なん」(少女が見上げる黒角竜は既に外敵を捉えている)
ウル「アモン・・・」
クラーク「来い!!ウル!!」ズドドドドドドドド
ウル「やっぱりダメだっチャ」ザッ(アモンと共に標的を睨みつける)
クラーク「ウル!?」ズドドドドドドド
レオ「ここはウル達に任せよう!!俺たちはターゲットを追う!!」
ズドドドドドドドド
(アモンとウルの横を素通りしていくクラーク)
ウル「今度はウルちゃまが、お前を守ってやる番だっチャ」むん
アモン「・・・・・好きにしろ」(そう呟く黒角竜の顔はどこか微笑んで見える)
ザッ!!
(黒角竜の傍らで身構える緑色のギルドナイト装束を纏った少女の小さな後ろ姿)
レオ「任せたぞ・・ウル」ズドドドドドドド・・(振り返りながら呟く)
カーブー「俺も乗せていけ~~!!レオゲルク・シュナイダー!!」ズドドドドドドド(泥まみれ状態(泥だるま状態)にも関わらず、とんでもない速度で追走してくるドボルヘルム)
レオ「嘘だろ!?マジでクルセイダーズってのは!!」ズドドドドドド
カーブー「せりゃああああああああ!!」ぼがああああああん(体を包む泥ボールを破壊しながら飛びかかってくる)
レオ「げっ」
ずでぇ~~~~~~~ん
(レオにタックルを浴びせ、丸鳥から叩き落とす)
レオ「いでえ」ずしゃーーん
クラーク「レオーーーー!!」ズドドドドドド(勢いあまり、そのまま火を吹いている残丘の方へ直進していく)
カーブー「たまごは!?」ハッ
すたこらさっさっさ~~~
(うつ伏せに倒れている弩岩竜の方へ直進していく貧ぼっちゃまスタイルな後ろ姿)
レオ「何を考えているんだ・・・あの人は・・」
カーブー「あいつは金髪冷血女の下僕なんだよ!!」ダッ
レオ「おい、待て・・!クソ!!」ダッ
ドシーーーーン・・ドシーーーーン・・
(壊れた顎を砂の大地につけて倒れている弩岩竜に向かって、陽炎に揺られた二足歩行の不気味なウカムルバスのシルエットがゆっくりと接近してくる)
ロージー「ふぁ・・・あんなに大きいのに、上手に歩くねぇ・・」
ファイヤージンガー「アホな感心してねぇで、白顎をよく見ろよ」
スゥウウウウウウウ・・・・・・・
(立ち上がったまま、エリア中の大気を飲み込むように吸引する崩竜。吸い込まれていく大気群は崩竜の口元でたちまち凍結していくのも確認出来る)
ファイヤージンガー「植物の俺でも分かる。なにかとんでもなく危険なことを奴がしようとしてるってことはな」
ロージー「みぞれのブレスだよ」
サファーーーーーーーーーー!!
(上半身を起こした崩竜の口から鋭い角度で放たれる「レーザー光線」のような絶対零度の氷結ブレスが、弩岩竜のぶっとい尻尾に浴びせられる)
ハッキネン「おいおいマジかよ!?新品がもうボロボロじゃねぇかよ!!」サファーーーーーーーーー!!(琥珀のたまごを抱えたまま、尻尾に氷結ブレスを喰らい続ける弩岩竜の脇の下をすり抜けていく)
レオ&カーブー「待てぇ~~~~~!!」ズドドドドド(凱旋門のような脇の下を潜ってくるドボルヘルムと金髪セミロング)
ハッキネン「しつけぇ~~~~~」ひいこら
ズッパァアアアアアアアン!!
(ブレスにより弩岩竜の尻尾が切断され、勢いあまり回転しながら宙を浮く)
バラン「ひでぇ~!!あれはいてぇぞ」ひいいいいい
「アオオオオオオオオ!!」
ハッキネン「うるせぇぞ!!モンスターみてぇに鳴きやがって!!」ひいこら(遁逃する背後からは鬼気迫るレオとカーブー)
ゴオオオオオオオオ!!
(空から聞こえる大隕石落下のような轟音)
レオ&カーブー「はへ・・・」ちら(共にバカな顔して上を見上げる)
ゴオオオオオオオオ!!
(巨大な尻尾が落下してくる)
レオ&カーブー「ぎゃああああああああ」(抱き合いながらただ上を見上げる二人)
ハッキネン「まぁ~じかぁあああああああ!!」バッ(琥珀のたまごを抱えたまま緊急ダイブ)
ドシャアアアアアアアン!!
(弩岩竜のでっかい顔面の横に、甲殻・重鱗・真棘をたっぷり含んだ自分の尻尾が落ちてくる)
ロージー「ふぁ・・尻尾の素材欲しい・・」なんて綺麗な「切断面」・・
バラン「モンスターにとってこれ以上ない屈辱的行為・・」げっそり
ディアベル「ドMのあたしでも、あれはいただけなぁ~い・・・」ぶるぶる
ファイヤージンガー「感心してる場合じゃねぇぞ!!見ろ!!」
ヒョオオオオオオオ・・・・・
(ぐったりする弩岩竜の奥では、いつの間にか接近していきた崩竜が、またしても大きく大気を吸引しているのが見える)
バラン「まだ痛めつける気か!?」
ディアベル「あんな近くで吐かれたら、死んじゃう~~~~~」
ファイヤージンガー「元々死んでんだろうぜ。それよかよ、この場所、危なくねぇか?」
ロージー&バラン&ディアベル「え」
サファアアアアアアアアア!!
(猛烈な氷結ブレスを間近で受けた弩岩竜が、その脅威的な圧力に押され、案の定、傍観しているロージー一行の下に滑走してくる)
ロージー「うひいいいいいいいい!!」
ファイヤージンガー「ほら見ろバカ!!弁当兄貴、頼む!!」
バラン「んがぁあああああああああ!!」かぷっ(慌ててロージーの頭部を丸呑みする)
ドシャアアアアアアアン!!
(滑走してきた巨大な弩岩竜を間一髪、左右に飛び散って回避するディアベルとバラン)
バラン「ふぅ~~~~~~」ペッ(ロージーを吐き捨てる)
パキパキパキパキパキパキ・・・・
(氷結ブレスを受けた弩岩竜の甲殻はすっかり凍結してしまっている)
ディアベル「あ~あ~・・生きてたら少しは可哀想だと思うけど・・これって中に人が入ってるのよね?凍えちゃ~~~う」(どんだけ~の言い方で)
操舵ジジイ「・・・・・・・・・・」ピクピク・・(先程の攻撃の衝撃により、余程転がったのであろう。鉄床の上で片手を上げながらうつ伏せに倒れ、自慢のトレジィタイプのヘルメットはどこかに転がってしまったのか、「博士タイプ」の禿頭がピカリと光っている)
アガッツィ「・・・・・・・・・・」(どこの衝撃でそうなったのかは定かではないが、半開きになった天井ハッチの穴に頭から突き刺さり、宙吊り状態になっている。その為、またしても顔はハッキリりしない。三落ち確定)
カペラ「クッ・・・なんだっていうのよ・・まったく・・・」(首を左右に振りながら鉄壁を背にうなだれている)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(カペラ視点。あたりの悲惨な状況を目視する)
カペラ「まったく・・。どうやら私はこの装備のおかげでダメージが軽減したみたい」バッ(漆黒のドクターコートを振り払いながら起き上がる)
「お~~い・・無事かぞぉ~い・・」(コクピットの伝声管から頼りない声が聴こえてくる)
カペラ「なんとか三人とも。そっちは?」
燃焼ジジイ「頭を少々打ったが、平気じゃぞぉ~い・・」
カペラ「もう一人は?」
砲撃ジジイ「なんじゃ~・・?もっと大きい声で言ってくれ~・・」
カペラ「お互いに生きてることが伝われば、それでいいわ」しゅるっ(龍科学者の黒衣の腰に巻いているウィップラッシュベルト(ポカラドンの腹の皮を使用)を抜く)
しょっぱぁ~~~~~ん
(うつ伏せて寝ている操舵ジジイの背中を「おもいっきり」ベルトで引っ叩く女史)
操舵ジジイ「ハッ」
カペラ「あなたも起きなさい」ひょっ(今度はベルトを宙吊りになっているアガッツィの両足に向かって投げ、見事に巻きつける)
グン!!ドシャーーーーン!!
(ベルトを引っ張られ、コマのように鋭く回転しながら豪快に鉄床の上に落ちてくるアガッツィ。その速度があまりにも早すぎ、残念だが、顔は明らかにならない。例えスーパースローを使用したとしても、前髪が顔にかかってしまっている為、見えないのだ)
アガッツィ「いたたた・・・何があったんですか・・」(うつ伏せで倒れている為、顔は見えない)
カペラ「残念だけど離脱するわよ。準備してちょうだい」ふぁさっ
ハッキネン「その素直さ、嫌いじゃないぜ」シュタッ(琥珀のたまごを抱えたまま、天井のハッチから「イン」してくる)
カペラ「あら。生きてたの」シュッシュッ(ベルトを巻いている)
ハッキネン「そんな口聞いていいのか?せっかく極上の土産を持ってきてやったのによ」
キラりぃ~~~~ん
(ハッキネンの腕の中で神秘的な輝きをみせるたまご型の琥珀。その中には飛甲虫サイズの大きな「蚊」がしっかりと保存されている)
カペラ「これは・・・」キラりぃ~~ん(琥珀の輝きにより、覗き込む女史の眼鏡もチラりと光る)
ハッキネン「お気に召したか?」
カペラ「ええ・・初めて褒めてあげるかも」キラりぃ~~ん
ハッキネン「なら、まずは俺の頬にお帰りなさいの激アツキッスを・・」
ズガーーーーーン
(食い気味に脇腹へ「激アツ右フック」を喰らい、思わず手放した琥珀を女史に奪われるハッキネン。一気に三落ち確定)
カペラ「離脱するわよ」
あいさいさ~~(と、返事をする操舵ジジイはおもむろにコクピット席に座り、床の上では二人の成人男性がうつ伏せ棒状態で倒れている異常な光景)
カペラ「フフ・・本当に素敵」
キラりぃ~~~~ん
(琥珀に投映される不敵な女史の微笑)
ウーーーーーーーーン・・
(四肢を立たせ起動する弩岩竜。その顔は顎を砕かれ、全身に激しい損傷を負い、おまけに尻尾も斬られた無残な姿である)
バラン「お、まだやる気か?」
ロージー「可哀想・・歯が「ガタガタ」になってる・・」もとからだろ?(と、ツッコミを入れるドスビスカスの相棒)
レオ「いたたた・・・大丈夫か?カーブー君」(弩岩竜の尻尾の下から、カーブーの肩を抱きかかえながら出て来る)
カーブー「ああ・・・すまない」
ハッキネン「いいか!!よく聞け!!ギルドの犬どもめ!!」(背甲のハッチから身を乗り出し、中指を立てながら叫んでいる)
ロードストレーム「・・・・・・・・・・・・・」(冷酷な眼差しを敗者へ向ける)
ハッキネン「今日はこれくらいで勘弁してやる!!これ以上、やるってんなら、あいつらが黙っちゃいねぇぞ!!」バッ
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(砂漠の地平線より砂上船の艦隊が浮かび上がってくる)
レオ「あれは・・・」
カーブー「砂漠の怪人(ヴィラン)と、その仲間達だ」やれやれ
ショットリーパー「・・・・・・・・・・・・・」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!(老山龍砲が接合された右腕をぶら下げながら船首で仁王立ちしている砂漠の死神)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・!!
(最新鋭の大砲やバリスタを搭載した砂上船の艦隊が、陽炎を突き破りながらエリアインしてくる)
ロードストレーム「・・・・・・・・・・・・・・」(鋭い眼光で迫りくる大軍を捉える)
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皆様の激アツ一票があたモンを元気にするのです
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事ダブルクロスは!?
3/13(月)0時更新 なんでしょう?なにをやると思います?そう。決まってないんです
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もデスクトップモニターに頭突きを喰らわしながら読も見よう
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「Mosquito Amber Egg/PART12」編
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