Quantcast
Channel: あたちのモンハン日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2669

「ファランクスはそのままに!!」の巻

$
0
0


~水没林、非狩猟地区....


「イビルウッドの会談」にて、正式に共闘体制を組んだ神殿の騎士団とユクモクルセイダーズは、反キャットファシズム統一戦線を結成。これに対し、フェイリンメイリン国の宰相補佐官兼、軍の最高司令官であるミハイル・オステルマンは、北部に駐留する神殿の騎士団に対し殲滅部隊を出撃させる。ラインハルト公はこの迎撃部隊として、クラーラ・ファン・クーン率いる二番隊(銃槍歩兵隊)を防衛ラインに配置させるのであった。


$あたちのモンハン日記
ドガァアアアアアン!!
(鋼鉄の巨大グークの重甲な「ぽっこりお腹」に砲弾がぶち当たり大爆発する)


ファンクーン「ぐあっぐあっぐあっぐあっぐあっ!!これしきの砲弾、グークガンマZの前ではこわくありませんよぉ~だ!!」(鉄製のグァーグァーグークの「中」で高らかに笑う、まろやかなホワイトアッシュカラーのメゼローリーヘアー(リボンは水色)の少女。上半身はなんだかあんまし「いやらしくない感じ」の純白ビキニ、下半身はぺたぺたグーク(黒)を着用)

カッツェ「クラーラ!!第二波が来るぞ!!」ガシッドキッ(スカーレットクィーンベースの真紅の針型銃剣ガンスを構える白銀の重鎧を纏った騎士。鎧の左胸に描かれているローゼンクロイツ社のエンブレム(大陸のイラスト(おそらく新大陸か?)を中心にその周りを囲う様に大陸文字で社名が刻まれている)が気高く輝いて見える。また、副官の周囲では同じ白銀の重鎧を纏った銃槍歩兵隊が美しい隊列を組んでいる)


カーーーーーーーーーン!!
カーーーーーーーーーン!!

(豪雷のような発砲音と共に、一直線に飛んでくる砲弾)



ファンクーン「構えーーーーーーー!!」ガシッドキッ(踏ん張る鋼鉄のグークを中心に、白銀の逆三角盾(こちらの中央にもローゼンクロイツのエンブレムがプリント)を構える銃槍隊)



ドゴオオオオオオオオン!!
ボガアアアアアアアアン!!

(爆破の衝撃と爆風に耐える銃槍歩兵隊。隊の中にはレイア装備等でお馴染みの、鳥かごみたいに「まあるく」膨らんだパニエタイプの気品ある腰当てを着用している女性騎士も多く存在している)



ファンクーン「ぐあっぐあっぐあっ!!何度来ても同じですよぉ~だ!!」(激しい硝煙の中、全身をてやてやと不気味に光らせた巨大な黒鉄のグークが、「黄色い目」をしながら嘲笑している)

カッツェ「Ya~!だが、いつまでもこうしてるだけじゃ、集中砲火の的になるだけだ!!しかも今日は軍師殿が不在!!指示を出すのは隊長、君なんだぞ!?」

ファンクーン「わかってますよぉ~。でも、なにか引っかかるんですよねぇ~」ぐあ~はてなマーク(と、不思議そうな表情を見せる鋼鉄のグーク)

カッツェ「エレガントにいこう!俺たち(銃槍歩兵隊)は、接近戦でなければ敵を攻撃することは出来ないんだ!レンジ内に入れれば、我々だって火力は負けていない!!」ガッション(力強くクイックリロードをかます)

ファンクーン「いいですよ~!このまま前進しちゃいましょう~!!」(へんてこりんな声で指示を出し、張り切る「中の人」)


ガシーーーーーーン!!
ガシーーーーーーン!!

(霧のような硝煙の中、鋼鉄のグークを中心に、重厚な足取りで一歩一歩、確実に前進していく銃槍歩兵隊)


カッツェ「ようやく俺の「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」が火を吹く時が来たぜ!!」ガシーーン!!ガシーーン!!(右手に掲げる真紅の針型銃剣ガンスは、見た目こそ通常のスカーレットクィーンだが、砲身上部に見られる放熱板(ヒートシンク)が普通は蛇腹状に対し、細かい剣山状のフィンになっているのが特徴的である)

ファンクーン「我がクーン社が開発した、特殊金属で作られた副隊長専用の銃槍です!!大事に使ってくださいよぉ~!!」ガシーーンガシーーン(鋼鉄の巨大グークがプンプンした表情で檄を飛ばす)

カッツェ「集団戦には不向き且つ、負荷のかかる竜撃砲、フルバースト機能、過度のエレメンタルを除去!金属の熱抵抗を極限まで低下させることで、単発砲撃の連発、最大12連発を可能!!これにより常時、ヒートブレード発動状態とは恐れ入ったよ!!」ガシーーンガシーーン

ファンクーン「冷却性能に重点を置いたため、砲身自体の強度は脆いんですが、その軽量化故、ランスのような連続ステップが可能です!また、砲撃回避にも優れ、カッツェさんの腕をもってすれば、連発をしながらターゲットの周囲360℃から砲撃を浴びせることも可能だと思います!!」ガシーーンガシーーン(鋼鉄の巨大グークが得意げな表情を浮かべながら解説をかます)

カッツェ「リロードを手動(マニュアル)、自動(オート)と選択出来るのも気に入った!!大事に使わせて貰いますよ、隊長殿!!」ガシーーンガシーーン

ファンクーン「ぐあっぐあっぐあっぐあっ♪その調子で突撃しちゃいましょう~!!」(陽気な「中の人」は、グァーグァーグークの「持つ所」を祭りみたいに上下に揺さぶっている)

カッツェ「Ya~!!(しかし妙だ・・なぜ敵は砲撃を止めた・・・まさか・・トラップ・・!?)」

ファンクーン「ぐあ~~ぐあっぐあっぐあっ♪」(最前列の仲間と並んで陽気に進む鋼鉄のグークの可愛い後ろ姿)


ドシャーーーーーーーン!!
(全落選手権のように突然落とし穴に落ちる鋼鉄のグークはじめ、最前列の銃槍歩兵隊)


カッツェ「クラーラ!!(やはり敵は、わざと俺達を進軍させた・・!!だとすれば次は・・)」



ヒョウーーーーーーーン
ヒョウーーーーーーーン




騎士団員「副隊長!!大砲の音です!!」ヒョウーーーーーン

カッツェ「二列目!!落とし穴を飛び越え、盾を上向きに構えろ!!隊長を死んでも守りきれぇえええええええ!!!!」


バッ
(カッツェをはじめ、次々と落とし穴を飛び越えていく重鎧の騎士たち)



ボガアアアアアアアン!!
ドワァアアアアアアン!!

(着地と同時に、落とし穴目掛けて落下してくる大砲の玉をシールドの傘で防ぐ銃槍歩兵隊)



カッツェ「三列目!!落ちた仲間を引き上げろ!!」(盾を傘に後方に向かって叫ぶ)



ドウーーーーーーーーン!!
(ひときわ大きい発射音がエリアに反響する)



騎士団員「なんだ!?」

カッツェ「!!」




ショウウウウウウ・・・・・・ン
(スーパースロー。曇りきった硝煙を貫きながら迫りくるロケット弾)




カッツェ「前方ぉおおおおおお!!構えええええええええええ!!!!」ガシッドキッ




ズガアアアアアアアン!!
(ロケット弾に弾かれ落とし穴に落ちるカッツェ。肉球のイラストがプリントされたロケット弾は、そのまま銃槍歩兵隊の隊列を貫通していく)



カッツェ「クッ・・!!」ドシャーーーーン煙(目がぐるぐるになっている鋼鉄のグークのお腹の上に落ちる)



ドガアアアアアアン!!
(銃槍歩兵隊の後方にて大爆発が起こる)



騎士団員「副隊長!!」ガシッドキッ(カッツェの手を掴み、上へ引き上げる)

カッツェ「被害状況は!?」バッ煙

騎士団員「部隊は無事ですが、後方に火の海が!!」ボオオオオオオオオ炎

カッツェ「焼夷ロケット弾か・・(後退を断ち切られた・・?)」



ドウーーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーーン!!




騎士団員「まただ!!来るぞ!!」

カッツェ「隊長を早く引き上げろ!!」



ドガアアアアアアアアアン!!
ボガアアアアアアアアアン!!

(落とし穴より仲間を引き上げる騎士団の左右で大爆発が起こる)



クラーラ「ご迷惑おかけしました!!って、四面楚歌~~~~!?」ガガーーーンびっくり(背中を仲間に支えられながら、周囲で燃え上がる火の海を見てびっくりする鋼鉄のグーク)

カッツェ「いや・・道はある・・・(分断するわけでもなく、左右後方をファイヤーウォールで塞いだ・・・残された道は前進のみ・・・敵は「確実に」陽動し、そして俺たちを仕留めるつもりだ・・!!)」

クラーラ「・・・・・・・・・・・」ボオオオオオオオ炎(鋼鉄の巨大グークのつぶらな瞳に投映される炎の揺らぎ)



ゴオオオオオオオオオ!!
(左右後方を火の海に囲まれた銃槍歩兵隊が周囲を警戒している)








「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~









イジャラ「そんだらニャンとも凄惨な光景にゃんだ!!でもとってもいい眺めにゃんだ~♪」(手持ちタイプの双眼鏡で遠方を覗く、黄色いキノコ(マヒダケ)の帽子を被る「アイルー様メラルー様(双剣)」使い。元がちっさいから丁度いいらしい)

ブルーノ「穴掘りはおら達(獣人)の専売特許ぶる。凝固なディフェンスにおぼれ、まんまと作戦に引っかかったぶるね。アダン・・いや、作戦参謀殿」(ファンゴの頭蓋骨を被る胸板の厚い獣人。片手にはハンターサイズのブルタクスハンマーを軽々と持っている)

アダン「ようやく一部隊を任せられたのです。このチャンスを下さった、オステルマン司令官の期待に応える為にも、殲滅という名の戦果をきっちりと本隊へ持ち帰りましょう」(西洋風の銀色甲冑を全身に纏ったアクエリアス(ランス)使い(もちろんこちらはニャンコサイズ))

ブルーノ「ニャトリオット!次弾装填はまだぶるか!?」(後方に位置する鉄製のパトリオット発射機(最大4発搭載可能)を乗せた移動式荷車では、ギザミネコ達が「ギィ~ギィ~」言いながら必死にロッケト弾を発射機に込めている)

アダン「彼奴らに残された道は前進のみ・・・元より接近戦しか脳がない銃槍歩兵隊です。こちらへ到着する前に、ニャトリオットで爆死させてやりましょう」

ブルーノ「仮におら達の下に辿り着こうとも、鍛え抜かれた猫騎馬隊の槍で、串刺しにしてやるぶる」バッ煙(颯爽と馬に跨る。その背後では、鋭利な槍を携えた屈強な青いブレイブネコ達からなる騎馬隊がきっちりと隊列を組んでいる)

アダン「さぁ!!勝鬨をあげるのです!!我々の怒号をこの猛る炎に乗せ、敵を殲滅するのです!!」シャアアアアアアアア!!(けたたましい喊声を発する猫騎馬隊)



ボオオオオオオオオ!!


騎士団員「ダメです!!退路をすべて絶たれました!!」ボオオオオオオ!!

騎士団員「俺たちを自軍におびき寄せる為の陽動作戦だ!ということは、敵の部隊には接近戦が出来る小隊も同行しているはずだ!安易には進軍出来ないぞ!?」ボオオオオオオ!!

カッツェ「・・・・・・・(こんな簡単な罠に気づけないとは・・・なんて浅はかなんだ・・俺は!!)」ボオオオオオオオオ!!

ファンクーン「う~~~~~ん」ボオオオオオオオオ!!(考え込みながら周囲の炎を見渡す鋼鉄のグーク)

カッツェ「・・・・・・・(問題は軍師殿の不在・・戦術が欠乏したこの窮地を、彼女がどう受け止めるかだが・・・それをサポートするのが副官である俺の努め・・!どうする・・・軍師殿やラインハルト公ならば、どう乗り切る!?)」ボオオオオオオ!!

ファンクーン「進みましょう」ボオオオオオオ!!

カッツェ「待て!前方にはまだたくさんの落とし穴や、罠が設置されているかもしれないんだぞ!?」

ファンクーン「止まっていても敵の集中砲火を受けると言ったのは、副隊長さんですよ?敵の狙いは、この防衛ラインを突破し、本隊を殲滅することです。問題は、なぜラインハルト公が、遠距離攻撃出来る敵の特性を知っていて、我らを最前線に配置したかです」ふむ~


イジャラ「そんだら装填完了だにゃんだ!!」ウィ~~~~ン(ターゲットと対になるように直線を向く鉄製のパトリオット発射機(ネコの形状のドクロマークがプリントされてる)。ギザミネコが必死に発射機横に付いているハンドルを回して発射角度の微調整をしている)

アダン「見せてもらいましょうか。耐熱性に優れたローゼンクロイツの重鎧が、灼熱地獄の中、どのくらい持ち堪えることが出来るのか・・」にや

イジャラ「てぇえええええええええ!!!!!」(両耳を塞ぎながら号令をかける)



ドウーーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーーン!!

(発射機よりロケット弾が火を吹きながら二発続けて勢い良く飛んで行く)



ファンクーン「なぜラインハルト公は、我々が標的になると分かっていて・・」ぐあ~・・(と考え込む鋼鉄の巨大グーク)

カッツェ「君を先程から悩ませているのは、それが原因か?」ボオオオオオオ・・

ファンクーン「はい。たぶんですけど、その意図を理解できれば、道は開かれると思うのですが・・・それが自分たちで導き出せるものなのか、それとも・・・」ボオオオオオオ・・


ボオオオオオオオオオオ!!
(ロケット弾の飛翔音が確実に接近してくる)


騎士団員「また来ます!!」

カッツェ「臆するな!!俺たち二番隊が、ローゼンクロイツの鉄壁の盾であることを教えてやれ!!構えええええええええ!!!!」ガシッドキッ

ファンクーン「鉄壁の盾・・・・」ガシッドキッ(思考に耽りながらも踏ん張る)



ドワァアアアアアアン!!
ドガアアアアアアアン!!

(一射目のロケット弾の信管が、鋼鉄の巨大グークに当って大爆破すると同時に、ニ射目のロケット弾もまた、盾を並べる銃槍歩兵隊に当たり瞬時に炸裂する)



アダン「被弾状況!」

イジャラ「・・・・・・・・・」じーーー(馬の上に立ち、双眼鏡を覗いている)



ボオオオオオオオ・・・!!
(火の海の中から鋼鉄の巨大グークを中心に、ゆっくりと前進してくる銃槍歩兵隊)



イジャラ「そんだら・・依然として前進中だにゃん!!」

アダン「鋼鉄の騎士団・・・忌々しい・・。次弾装填を急ぎなさい!!大砲部隊、一斉発射の準備です!!」(慌てて大砲の玉を運搬するギザミネコ達)


カッツェ「Yaーーーー!!見たかぁあああああ!!俺たちにはローゼンクロイツの加護がある!!臆せず進めぇえええええええ!!!!」ショオオオオオオオ!!(硝煙上がる白銀の鎧を纏い、果敢に前進していく銃槍歩兵隊)

ファンクーン「ローゼンクロイツの・・加護・・・」ショオオオオオオ・・(全身から硝煙をあげながら考え込む鋼鉄の巨大グーク)


メラメラメラメラ・・・・・
(烈火の先端から神秘的なフィラメントが放出されている)


ファンクーン「・・・・・・・・・・・・」(グークの「黄色い瞳」に投映される炎の揺らぎ)



パタパタパタパタ・・・・(揺らぐ火の海から一頭の紅蝶が羽ばたいていく)



ファンクーン「あった・・・・」

カッツェ「なんだって!?」

ファンクーン「加護ですよ!!加護!!ラインハルト公の意図が分かったんですよぉ~!!」ぐあっ!(と、でかいグークの顔をカッツェに向ける)

カッツェ「??」

ファンクーン「二番隊!!ファランクスはそのままに!!最前列は槍で地中の落とし穴に警戒しつつ、前進あるのみです!!」ぐあっぐあっぐあっぐあっ

カッツェ「・・・こっちが耐えられなくなり、足を止めるのが先か・・相手の弾が尽きるのが先か・・・根比べってわけか・・・・」

ガシッドキッ(大盾を構えるカッツェ)

カッツェ「二番隊、よく聞けぇええええええ!!俺たちにはローゼンクロイツの加護と、グークのアイアンメイデンという勝利の女神がついているんだ!!撃たれても前進あるのみ!!殺戮兵器をぶっ放す、野良猫共を調教するぞ!!」ウオオオオオオオオ!!

To Be Continued






ポチっとなランキング参加中なのですポチっとな
$あたちのモンハン日記
ひと狩りひと読みしたらポチっとなハート
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

4/6(木)0時更新 「エレガントにぶちかましましょう!!」の巻

をお送りいたします♪それじゃあさ!次回もどんぐり眼をしっかり開けて読も見ようぽけ~









Viewing all articles
Browse latest Browse all 2669

Trending Articles