~渓流非狩猟地区....

ハイホォ~ハイホォ~♪お元気にぃ~♪ぷっぷ~♪
(ご陽気な歌を歌いながらユクモノホルンを「たまに」吹くロージーを筆頭に、森の中を歩いて行く観光客御一行様。殿に控えるコノハとバステトを抱いた鉄平もそれに続いていく)

ロージー「ハイホォ~ハイホォ~♪おげれつにぃ~♪楽しく歌えば、はい、ハイホォ~♪」ぷっぷ~♪(左肩のドスビスカスも合いの手を打っている)

コノハ「ロージーもすっかりボディガードが板についてきたようね♪」ぷっぷ~♪ぷっぺ~♪(珍妙な笛の音が後列まで聴こえてくる)

鉄平「どこぞの伝承じゃあ、ピエロみたいな格好した男が奏でる笛の音に誘導されて、村中の子どもたちが誘拐されちまったなんていうミステリーな話があるが・・・なんとも頼りねぇ護衛だな。ま、「質」がバレなきゃ問題ねぇ。要はモンスターとエンカウントしなけりゃいいんだからな」(胸に抱いているバステトは眠ってしまっている)
コノハ「運もスキルも使い手次第よ♪UBUちゃんが教えてくれたルートなら安全なんでしょ?行きも帰りも」
鉄平「まぁな。それとロージーが調合したモンスターの忌避剤を香水にして、観光客にふりかけたんだ。そうそう寄り付かねぇよ。安心して外界の景色を楽しみな」
コノハ「か弱いギルドガールをバカにして。あたしだって他の地区の受付嬢達みたいに大陸中を旅行してみたいけど、「新大陸のおそろしさ」を知ってる身としては、不用意に遠出をしちゃいけないことくらい知っているもの。はぁ~、何処かに「あたし専属」のボディガードをしてくれる、白一角竜に跨った素敵な王子様はいないかなぁ・・」しょんげり
鉄平「ポールはどうよ?」キラァ~ン(憎たらしいほどに白い歯を光らせわろうているナイスミドルのイケメンハンターが頭に浮かぶ)
コノハ「確かに素敵だけど、あたしには年上過ぎ。それにUBUちゃんといい雰囲気じゃない?邪魔しちゃ悪いわ」
鉄平「え?それマジ?」
コノハ「鈍感ねぇ~。ポールさんと一緒のUBUちゃん、いつもと少し様子が違うじゃない。それって意識してる証拠」フフン♪
鉄平「おらぁ配偶者の気持ちを知ってるだけで十分なの。人間の淀んだ色恋沙汰には興味ニャ~し」
バステト「ニャニャ!?」ぱちっ
コノハ「ほら。パパがいい加減だから起きちゃったじゃない。どちたのぉ~?バステトちゃ~ん?」こちょこちょこちょ
バステト「ひいひい(くすぐったいらしい)パァ~パ、パァ~パ

鉄平「ほら、少女じみた干渉はやめろってバステトも言ってらぁ~」なんだとぉ~

バステト「パァ~パ!パァ~パ!みょむみゅう!みゃんみょうん!」ぐいぐい

鉄平「ん・・・・・・・・っ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(森の深淵より紅く光る飛竜の赤眼)
鉄平「・・・・・・(刻竜か・・・)」
コノハ「どうしたの?」ぐりぐり(ドボルネコヘルムの上から「梅干し」で反撃してる)
鉄平「いや・・・(今更あいつが襲ってくるとは思えねぇが・・・)」ぐりぐり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(紅い視線が暗闇に同化して消えていく)
鉄平「・・・・・・(相変わらず不気味な野郎だ・・・そもそもあいつがユクモに来た理由はなんだ・・?どうも監視されてる気がしてならねぇが・・・)」ちら
バステト「みょむみゅう・・みゃんみょうん・・・」むぅ~

コノハ「??」
鉄平「うちの子の勘の良さは、母ちゃん譲りだってことは確かだな」すりすり(我が子の顔面にドボルネコヘルムの顔面を擦りつける父。非常に嬉しそうなバステトの表情)
コノハ「クサッチーニさんにも忌避剤の香水、かけてあげればよかったね」
鉄平「ばぁ~ろぉ~。そんなことしたら、肝心の犯人が寄ってこねぇじゃねぇか。あいつだって立派なハンターなの。そこいらの食い意地の張った飛竜をとっ捕まえるくらい・・・」
コノハ「くらい?」
鉄平「・・なんてこと・・・ないかも・・・(まさか刻竜がな・・・だとすれば100%、クサッチーニに勝ち目はないな・・

ロージー「はいはい!日が暮れてきましたよぉ~!ここからは少し「ハイホォ~ピッチ」で村に帰りますよぉ~!」はぁ~~~い(と、珍妙な提案に対し、素直に返事をする観光客達)
鉄平「ほんとだ。早く戻らねぇとマジで真っ暗闇になっちまうな」
バステト「みぇ~みぇ~(冥々)」
鉄平「ん・・そうだな。って、どっからそんな「むつかしい」言葉覚えてきたんだ?こいつめぇ~♪」すりすりすり(博識を褒められ嬉しそうなバステト)
コノハ「ねぇ・・鉄平君・・」(空を見上げながら呟く)
鉄平「ああ?」すりすりすり
コノハ「宝物殿での話・・・・本当かな」
鉄平「和尚のクソ野郎が言うには、本当の話らしいぜ」すりすりすり
コノハ「だとすれば・・・あの鱗には・・零子さんの竜夫さんに対する想いが・・・」
ひゅううううううううう
鉄平「さぶっ。夜風に変わってきやがった。早く帰って温泉かまそうぜ」タタタタタ

コノハ「・・・・・・・・・・・・・」(一人、夕暮れの空を見上げるギルドガール)
~ひよこ寺、食料庫前....

パチパチパチパチ・・

(木造建ての倉庫の前で焚き火にあたっているユクモノシリーズ一式を纏った地元ハンター)
クサッチーニ「初夏だってのに、今日はずいぶん冷えるなぁ・・ホットでも持ってくれば良かった」パチパチパチ・・

ひゅううううううううう
(周囲の景観はすっかり闇に覆われ、冷たい風だけが庭園エリアを通り過ぎていく)
クサッチーニ「・・・・・・(よくよく考えたら、寺の敷地内って、結構、不気味だな・・・檀家さんのお墓もあるし・・・幽霊なんて信じちゃいないけど、雰囲気あるロケーションに不気味なシチュエーションがハマると、やっぱり少しはこわいかも・・・)」
しゃーーーーーん!!
しゃーーーーーん!!
(錫杖が地面を突く音がエリアに反響する)
クサッチーニ「うぎゃあああああああああああ」すてぇ~~ん

宮司「わははははは。私ですよ、私。驚きました?」しゃーーーーん

クサッチーニ「ろくでなし!!あんた仮にも祭祀の責任者だろうが!?人を脅かすなんて趣味が悪い!!」ひいひい

宮司「わははははは。これも野外フェス(祭祀のことを言っているらしい)の一環ですよ。ほら、昔から肝試しは夏の風物詩ってね」ぼわっ

クサッチーニ「ぎゃあああああ!やめろ!!」ぐるぐるぐる

宮司「近々、私にも部下(宮司>権宮司>禰宜(ねぎ)>権禰宜)が出来るので、張り切っているのですよ。若輩にはまだまだ負けませんよ」やぁ~(と、念を込め、霊魂のような妖気でクサッチーニの首を締めあげる)
クサッチーニ「呪い殺す気か!!」べりぃ~~~ん

宮司「わははははは。冗談ですよ、冗談。しかしさすがはハンターだ。私が勝手に檀家の方々の墓から集めた「怨念ネクロマンシー」をかき消すとは、あっぱれあっぱれ」わははははは(笑いながら新しい札を顔に貼る)
クサッチーニ「まったく・・ただのネクロマンサーじゃないか

宮司「それで?首尾はどうです?」はい、お夜食です(と、ひよこ型の落雁を手渡す)
クサッチーニ「上々ですよ。今のところ、飛甲虫はおろか、雷光虫一匹だって姿を見せてはいません」がじっ(粉っぽい落雁をかじる)
宮司「そりゃおかしいな」(顔に札を貼った宮司がまじまじと呟く)
クサッチーニ「なにがです?」がじっ
宮司「いやね・・いつもは庭園内を雷光虫や釣りホタルが舞っているんですよ・・。彼らが放つ神秘的な光たるや、そりゃ~もう美しいの一言でしてね・・・それがどうです?今宵は一匹も見当たらない」
しーーーーーーーーーーん
(焚き火の灯りだけが、辺りをほのかに照らしている)
クサッチーニ「・・・・・・・・・・・・・」ごくり・・
宮司「日中・・・宝物殿で「例の話」を朴然から聞いたそうですね・・・」ひゅううううう(顔に貼った札が風に靡かれる)
クサッチーニ「・・・な、なにをですか?」
宮司「とぼけないでください。あれですよぉ~?あれ。竜恋苦難の伝承ですよ・・・」ひゅうううううう
クサッチーニ「・・・そ、それが何か・・?」ごくり
宮司「出るんですよ」
クサッチーニ「へ・・?」
宮司「今も死んでしまった恋人を追い求め、夜な夜な渓流を徘徊する雌火竜の・・・・」
クサッチーニ「雌火竜の・・・?」ごくり
宮司「怨念がぁあああああああ!!!!」はい~~!!(と、再び右手から怨念ネクロマンシーをクサッチーニに飛ばす)
クサッチーニ「いい加減にしろ!!」べりぃ~~~ん

宮司「わははははは。ジョークですよ、ジョーク。神官ジョークですよ。どうです?少しはこわかっ・・・」
ドスーーーーーーーン!!
クサッチーニ&宮司「へ・・?」
ドスーーーーーーーン!!
クサッチーニ&宮司「ひいいいいいいいい!!」すてぇ~~~ん

ドスーーーーーーーン!!
クサッチーニ&宮司「・・・・・・・・・・・」ガクガクガクガク(身震いしながら抱き合っている)
「何処・・・・・」
クサッチーニ&宮司「え・・・・・・・」
「竜夫さん・・・何処なの・・・・・」
クサッチーニ&宮司「・・・・・・・・・」はひゃ~はひゃ~(もはや声にならない呼吸音だけが二人の喉から出る)
「見捨てないで・・・・・」ボウッ・・(漆黒の闇夜から朧げに姿を露わにする「顔が黒い影で覆われた飛竜」)
クサッチーニ&宮司「あんぎゃああああああああああああ!!!!」
あんぎゃああああああああああああ
あんぎゃああああああああ
んぎゃああああああ
ああああああ
ぁぁぁぁ
ひゅうううううううううう
バーーーーーーーーーン!!
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~ユクモ集会浴場(最近は毎週火曜は定休日)....

あっはっはっはっはっはっは!!

ヨッコ「それじゃあ、なに!?怖くなって二人してお寺の中に逃げ込んで、朝まで震えてたっていうわけ!?」ぎゃははははははは(ストア内の畳の上に転げながら笑ってる)
クサッチーニ「笑うな!!こっちはマジで死ぬ所だったんだぞ!!」
鉄平「雌火竜の怨念にか?冗談キツいぜ」ぶわはははははは!!
クサッチーニ「本当に見たんだ!!顔がゲバゲバした飛竜を!!」
鉄平「だってよ、ヨッコ」ひいひい
ヨッコ「本当に見たんだ!!だって・・・・マジうるせぇし!!ぎゃはははははは!!」ごろごろごろ(転がると同時にすごい埃が立つ)
クサッチーニ「この人でなしめ!!お前みたいな薄情女、呪われてしまえばいいんだ!!君たちは信じてくれるよな!?」(カウンターの奥で本を読んでるコノハに問いかける。また、カウンターの上にはバステトがちょこんと座っている)
コノハ「う~~~ん・・・その霊・・・確かに飛竜だったんですかぁ~?」ペラペラ(本をめくってる)
クサッチーニ「え・・・そうだよ!足音!あの足音は確実に飛竜のそれだ!!あいつは俺と宮司を見るなり、「見捨てないで・・・(ベタなお化けの真似しながら言う)」って恨めしそうに言ったんだよ!!」
ヨッコ「どうせ恐怖心が作り出した幻影よ。大雷光虫を亡霊と思い込んだんじゃない?」ひいひい
鉄平「そうそう。だいたい、亡霊だってんなら、なんで足があるんだよ?」
クサッチーニ「それは・・・・」
ヨッコ「顔がゲバゲバしたっていうのもあやしいわ。そもそもなによそれ」マジ障るっつ~の
クサッチーニ「ぐぬぬぬぬぬ・・・・!!」
コノハ「あった!これですよ!」(開いた本のページを指差す)
ヨッコ「はぁ?あんた何読んでるわけ?」
コノハ「今朝、麻生博士から借りてきたんです」(本のタイトルは「奇々怪々★大陸世界の魑魅魍魎」と書かれている)
鉄平「んで?なんて書いてあるんだ」
コノハ「はい。ゲバゲバとは書いてないんですが、顔を黒い「瘴気」のようなもので覆われた霊の目撃談は数多く存在しますね」ふむ~

ヨッコ「マジ・・?」
クサッチーニ「ほらみたかぁーーー!!形勢逆転!!祟りの一発ホームランってね!!コノハちゃん、この超自然を嘲笑する現代社会に毒された馬鹿者達に教えを説いてやってくれ!!」かんらからから
コノハ「なんでもその黒い瘴気とは、根深い怨念が具現化した闇であり、また、同じ怨恨を伴う無数の霊が重なり合った霊魂でもあるそうです」ふむふむ
鉄平「じゃあ、マジで・・・」
クサッチーニ「竜恋苦難の亡霊じゃああああああ!!帰らぬ恋人を彷徨い求める雌火竜の亡霊が現れよったんじゃああああああああ!!!!」ひえええええええええ

カーブー「うるさい」ガツン

ヨッコ「あら川村。あんた、観光客のボディガードに出かけたんじゃなかったの?」
カーブー「うむ・・それが困ったことになってな・・」ふむ・・(隣では後頭部を両手でおさえながら蹲っている哀れなクサ雄の姿も)
~村長宅....

カポぉ~~~~~~~ん
(中庭の鹿威しが実に趣きのある音を奏でる中、お座敷の座卓に並んで正座をしている村長とUBU、その対面には都市でよく見かける観光協会のガイドアイルーが座っている)

村長「では、その黒い飛竜を渓流から駆逐しろと?」
ガイドアイルー「観光協会と致しましては是非に・・。渓流ツアーでその黒い飛竜を見かけたお客様が不安に感じているのは事実・・・出来れば早々に委託を・・・」そろぉ~(恐る恐るUBUの顔を見る)

UBU「実害は出てないじゃない?村にも、そして渓流にも。そんなクレームを全部鵜呑みしていたら、大陸中からモンスターを追い出さないといけなくなるわよ?それでもあんたら観光協会は、目先の利益の為に希少な飛竜を討伐しろと言うわけ?」
ガイドアイルー「め、滅相もありませんニャ!ただ、お客様のニーズを聞くのも我らツアーコンダクターの努めでして・・・ご理解頂きたいですニャ」へこり
UBU「ふぅ~~~~~~~~~」やれやれ
村長「狩猟に関しては我らは素人です。どうでしょう?この件はユクモのハンターである彼女達に一任しようと思うのですが」
ガイドアイルー「は、はいですニャ!ハンター殿が動いてくだされば、それだけでお客様は安心するですニャ。何卒、お願い致しますニャ」ぺこり(深々と座礼をする)
カポぉ~~~~~~~ん
(ガイドアイルーが立ち上がり、二人に礼をしながらお座敷を後にする)
村長「・・・・・・・・・・・・・」カポぉ~~~~~~~ん(二人きりになったお座敷に重い空気が漂う)
UBU「・・・・・・・・・・・・」ぽりぽり(白々しく蒼毛を掻く)
村長「黒い飛竜・・隠してましたね?」
UBU「・・・・・・・・・・・・」へこり
村長「あなた方のお仲間で?」
UBU「・・・・・・・・・・・・」(WHY?のポーズをとる)
村長「いいでしょう。聞きましょう」にこ
UBU「気持ちは分かるけど、人間の利益ばかり優先する必要ないわ。観光協会は旅行代理店として、再び集客が「爆発ユクモ的に」増えた村を餌に一儲けしたいだけなんだから」
村長「ですがそのお客様のおかげでユクモの経済が成り立ち、村人が暮らせていけるのもまた事実。私とて、有害でない子に手を下したくはありません。ですがお客様を不安に感じさせてしまったのもまた事実。大事にならないと約束してくれますか?」
UBU「・・・・・・・へい」
カポぉ~~~~~~~ん
(お茶を一気飲みしてむせるUBU。それを微笑ましく見守る村長さん)
ヨッコ「じゃあ、なに?あんたがナビしてた観光客が、黒い飛竜っていうのを目撃して、大騒ぎしてるっていうの?」
カーブー「ウッス・・」う~ん
コノハ「それってこの前の未確認モンスターのことですか?」
カーブー「ん・・・う~ん・・」
バステト「みょむみゅう。みゃんみょうん」
クサッチーニ「そうだ!!UNKNOWNが怪しい!!」
鉄平「なんだよ、藪から棒に」
クサッチーニ「昨日、俺が見た「顔がゲバゲバの飛竜」だよ!!もしかしたらUNKNOWNかもしれない!!」
カーブー「ゲバ・・って、なんすか?それ」
クサッチーニ「こうしちゃおれん!!今すぐギルドマネージャーに緊急クエスト発令の願いを・・!!」バッ

「その必要はねぇぜ」
カーブー「ん・・・」
ババーーーーーーーン!!
(正面口の暖簾をくぐって中に「イン」してくる、ササユにおんぶされたギルドマネージャー)

ササユ「あら、おそろいで♪」ぴーす(その背中越しにVサインしてる竜人の翁)
ヨッコ「おじいちゃん。「そういえば」いなかったね。何処行ってたの?」よっこらせっと(と、ササユが爺さんを「いつもの定位置」に下ろしてやる。同じくカウンター上にいるバステトが興味深そうに爺さんの下にハイハイで駆け寄る)

ギルドマネージャー「ひょっひょっひょっ。寄り合いだぜ」ぐびっ(おそらく酒が入っていると思われる瓢箪をかっ食らう。その姿を「お~~」っていう表情で見上げるバステト)
鉄平「酔っ払いが寄り合いになんか参加して、何を話し込んでたんだ?」
ギルドマネージャー「う~いヒック・・・観光客の愚痴さ」飲むか?(と、バステトに酒を勧めるも、すかさず父親に睨まれる)
カーブー「愚痴ってまさか・・飛竜の?」
ギルドマネージャー「チミ達・・アタシに何を隠してる?」じろっ
カーブー「・・・・・別に・・・」(明らかにドボルヘルムの表情があやしい)
ギルドマネージャー「ひょひょ。まぁ、いいさ。既にこの件はUBUのやつに委託されたとよ」なでなで(「たぶん」きたない手でバステトのモフモフ毛を撫でる。嫌そうな顔するドボルネコヘルムの表情)
カーブー「UBUさんに?」はて
ギルドマネージャー「帰り道、村長さんにばったり会ってな。そっちはそっちで、観光協会から、黒い飛竜をなんとかして欲しいと懇願されたようだぜ」ひっく
カーブー「ということは?」
ギルドマネージャー「川村。チミは相変わらずおつむが成長してねぇ~な。つまり、ギルドのクエストにあらず。この件は、ユクモの自警団であるチミ達に委ねられたというわけだぜ」ぐびっ(酒がちょっとバステトに溢れる。舐めようとするバステトを咄嗟に抱きかかえる父親)
カーブー「なるほど・・・」
クサッチーニ「ならUBUちゃんに昨日見たことを教えないと!ほいじゃあ!!」ダッダッダッダッダッダッ
ササユ「なにかあったの?」
ヨッコ「これよ。これ」んばぁ~~~(ベタなお化けの真似をしてみせる)
ササユ「??」(にこにこしながら同級生の顔を見ている)
ギルドマネージャー「ひょっひょっひょっ。それより知っておったか?UBUがなぜ、アタシと同じ笑い方をするか。それはアタシを尊敬してやまないから・・」
ぞろぞろぞろぞろ・・
(各々、淡々と仕事に戻る。鉄平はバステトを抱え、カーブーと共に温泉の方へと消える)
ギルドマネージャー「今日のユクモの風は冷たいぜ」ぽちょん・・

To Be Continued




次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎはさ!?
5/26(金)0時更新 完全に未定でしょうよ

をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もひょっひょと笑いながら読も見ようよ
