~あたちの農場「冬バージョン」....

ふぁらふぁらふぁら・・
(と降り続く牡丹雪の中、採掘場はすっかり「ただの雪山」と化している)

BBB「ひゃっほぉ~~~~~~!!」ズファ~~~~


ヨッコ「黒猫なんかに負けるもんですか!!」シャファ~~~~~


チェルシー「おじちゃま~!頑張ってにょ~~♪」(静香と共に雪だるまを作りながら応援している)

フラワー「まぁ、BBBさんったら、あんなに張り切って」みゅう


純平「やぁ、早速やってるな」(茶釜スカートの下にスキー板を履いている。その隣にはスノボ板を肩に担いだボニー(ピンクのダウンジャケット&ニット帽)の姿も)
バステト「にょんちわ」ぐりぐりぐり

純平「っくしょん」(と「ガスマスク越しに」くしゃみをする)

ボニー「ほら~。あったかい格好してこないから、いけないんだよ」
フラワー「ホットドリンクでも飲んだら?」みゅうみゅう(と頷くバステト)
純平「悪いね。お、ビーと陽子が降りてくるぞ」
BBB「ヨッコごときに、にゃんこ流スノボ術が負けるかっての!!ほれ、悔しかったら真似してみやがれ~♪」ズファ~~~~~~

ヨッコ「そのまま堕ちろ!!」がしーーーん

BBB「うおおおおおおおおお!?」ゴロゴロゴロゴロゴロ


がめちゃん「・・・・・・・・・・」じーーーーーーー(その様子をこれ見よがしに山頂の岩陰より覗いているマグマネコ系幼女。首にパンキッシュな「トゲトゲ」がついたクリスマスリーフを装着している。そしてそのトゲがチラリと光る)
びょっ

すとっ

BBB「こら!がめ子!!乗ってねぇで助けろ


がめちゃん「♪♪」ゴロゴロゴロゴロゴロ!!(玉乗りの要領で回転する雪ボールに合わせて足をちょこまかと器用に動かし、更に回転速度を上げる)
ヨッコ「ちょっと!!こっち来ないでよ

ゴオオオオオオオオオオオオオ

(陽子を豪快に轢きながら、どんどん巨大になっていく雪ボール。がめちゃんは依然として上手にコントロールしている)
フラワー「こっちに来るわ

バステト「ほにょ」びっ

ぐりん

ダンッ

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!
(突如、90度反転して平地を転がっていく雪ボールとがめちゃんは、そのままの勢いで直進し、ますます巨大になりながら村に繋がる橋の上を大破しながら渡っていく。道中、たまたま歩いていたアームレスリング平川を巻き込みながら...)

コノハ「もう。遊んでないで手伝ってくださいよ」むんずっ(雪に埋もれている陽子の片足を持ち上げる)
純平「よぉ、陽子。そんなにはしゃいでいると風邪ひくぞ」
ヨッコ「そりゃどうも」ブッ

純平「っくしょん」
陽子「あんたこそ、風邪?」ブッ

純平「いや・・どうも首周りが寒くてな・・」ずず・・
陽子「へぇ・・そう。首周りが寒いの」にやにや(逆さになりながらにやにやしてる)

ササユ「陽子ちゃんもお料理の支度を手伝って~」(まさ子をはじめとする「お料理班」の奥さん達と一緒に「ほかほかご飯」が入っているのであろう、でっかい釜を運搬スタイルで輸送してくる)
ヨッコ「それもいいけど・・・UBUちゃんどこ?」ブッ

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・!!
(採掘場地下、ゴシックホラーな雰囲気のダンジョン内をマナブと思しき男の「一人称視点」が「カクカク」と曲がりながら進んでいく)
ばがーーーーーーーーん

(『Do Not Disturb!』の札がドアノブに掛けてある重厚な金属ドアを豪快に開く)
あまーーーーーーーーーーん!!
(暗がりの部屋の中で、あんまん型スツールに座り、あんまんサンタシリーズZ(そのまんまサンタさんの格好で、帽子から垂れる白いぽんぽんがあんまんに変わっている+鼻に人参を装着)を纏ったUBU。また部屋の奥にはたくさんのかまどがあり、その上でぐつぐつと高熱の白煙を吐き続ける「あんまん蒸し器」がずらりと並んでいるのが見える)
マナブ「只今、到着致しました」しゅたっ(トップスターのきぐるみを「ぐにゃ」ってさせながらひれ伏すメガネの色白男)

UBU「HOHOHO!!サンタは寛容!!HOHOHO!!」(すんごいでかい声で笑うサンタコスのUBU。口元の髭が邪魔なのか、時折、口を上向け、ふうふうしてる)
マナブ「して下界の様子ですが・・・おっと。ここは地下でありましたな。この場合、外の世界と言うべきか、或いは、敢えての世俗と申すか・・」
UBU「HOHOHO!!サンタは寛容!!HOHOHO!!」しょっしょっしょっ

マナブ「では外の世界でいきましょう・・・コホン。外の世界はクリスマス一色。UBUさんの予想通りの展開です」
UBU「(実にムカつく顔しながら)NONONONONO。UBUさん、NO。ミス・あんまんサンタね」じゅるるるるるるる(どっろどろのあんまんスムージーを一気に飲み干す)
マナブ「では、ミス・あんまんサンタ。今後の計画を」ふぅ・・ふぅ・・

UBU「これで説明してあげよう」スッ(何やら分厚い絵本みたいのを出す)
マナブ「??」
UBU「名付けて、あんまんサンタがユクモ村にやってきた!!あんまんプレゼント大作戦~~~!!」バッ

マナブ「・・・・・・・・・・・・」はぁ・・はぁ・・・(相当部屋の中は熱いようで、既に汗だくで死にそうになっている。地下ということもあり、酸素も薄いのであろう)
UBU「ご覧の通り、あんまんサンタと扮したあたちが、子供のいる世帯の家に、スキル「隠密」を発動させながら勝手に忍び込み、あんまんを渡す」ぺらっ(飛び出す絵本をめくると、ぐっすり寝ている子供の部屋の中で、あんまんサンタが「しーー」ってやりながら靴下の中に「あつあつ」のあんまんを入れている絵が浮かび上がる)
マナブ「・・・・・・・・・・・」(それを汗だくのまま、死んだような顔して見ている)
UBU「プレゼントを受け取った子どもたちは、一生、このクリスマスを忘れないでしょう・・・そして受け継がれていく「ユクモあんまん伝承」・・・なんて素晴らしい・・」ぺらっ(次のページには、翌朝起きた子供が、実に嬉しそうな顔であんまんを抱きしめ、背後ではその光景を泣きながら見守っている両親の姿、そして部屋の小窓からほくそ笑みながら覗いているあんまんサンタの姿も)
マナブ「・・・・・・・・・・」ばたぁーーーーん

ひらひらひらひらひら・・(倒れたマナブのきぐるみの中から、何やら紙切れが飛び出し、宙を舞う)
UBU「・・・・・・・・・・・」ばしっ

バーーーーーーーーーーーーーーン!!
(紙に書かれた内容は以下の通り・・)
村人100人に聞きました!!
クリスマスに貰うなら、あんまんORサンタさんのプレゼント!?
結果:
あんまん 0人
サンタさんのプレゼント 100人
UBU「・・・・・・・・・・・・・・・」(死んだような顔してそれを見つめている)
バリッ

UBU「I Hate Chrstmas!!I Love Evil!!HOHOHO!!」(憎悪に満ちた漆黒のあんまんサンタが、鼻に付けていた人参を無理やり引剥して豪快にかじる。同時に発動するスキル、「妬心」「苛苛」「ご立腹」そして「クリスマスの破壊王」)
きゃああああああああああああ
(ホラーテイストのスクリームと同時に、はいタイトル)
「あたちのモンハン日記」
~トップスターを探せ!!ユクモのクリスマスSP~
~渓流狩猟エリア1、冬バージョン....

サーーーーーーーーーーーーー
(この辺りの景観もすっかり雪景色に変わり果て、山頂より雪解け水が川を降っていく)

グランカッサ「ZZZZZZ・・・」ずごごごごご・・(と地鳴りのようなイビキをかきながら寝ている巨大な尾槌竜の背中にも、また雪が積もっている)

一也「なぁ鉄平。トップスターの代わりだにゃんて、一体、にゃにを持っていけばいいニャ?」(ドボルネコヘルムにツリーが生えている)

鉄平「そりゃ~お前、渓流の山には特産キノコ、特産ゼンマイ、特産タケノコ、深層シメジにドスマツタケが、たぁ~くさん生えてるんだぜ?そのうちのどれかで当たりってもんよ」(一也と同じく頭にツリーが生えている)

カーブー「コラコラ。山菜鍋パーティをやるわけじゃ~ないんだぞ?御神木に捧げる神聖なものでなければ駄目だ」
一也「それにゃんだ?」
カーブー「・・・・・・・・・・・」(明らかに困った表情を浮かべるドボルヘルム)
ザッザッザッザッザッザッザッ・・
(実にバカな顔したロージーを筆頭に、エリアインしてくるチームロージー)
カーブー「隠れろ」ガサッ


ロージー「トップスターになるものだけじゃなくて、オーナメントボール(りんご)やヒイラギも採取していって、他チームに差をつけるのよ」コフ~コフ~


アラン「でもよ、その前にアルテミスと合流しねぇとな」(いつものサングラスはド派手な「星型」のものに変わっている)

ガルグイユ「あれぇ~?この大きい岩、なんでちゅか?」ずごぉ~~~~~・・んごごごごご・・・(と地鳴りをあげている「歪な形の」でっかい雪の塊を見上げる)
ファイヤージンガー「モンスターの死骸に雪が積もったんじゃねぇの?掘り起こしてみろよ?クリスマスのナイトメアなんてな。ゾンビになったモンスターが襲ってくるかも。きっと」やだぁ~~(とロージー)
アラン「んなことより、クエストだ。トップスターの代わりになるものって言ったらなんだ?」
ロージー「そうねぇ~・・キラキラしたものかしら」星だけに
ガルグイユ「しょれなら、虹色鉱石でちゅよ!!」
ファイヤージンガー「さすがガルグイユだぜ!やい、お嬢!この辺で虹色鉱石を採掘できるとこねぇのかよ!?」ぱしぃ~~ん

アラン「ちょと待てよ・・・残念ながら渓流じゃ、そいつは掘れねぇな」う~ん(と両手に広げて見ているのは「ご主人を助けるニャ★オトモ入門書~渓流編/最新改訂版」である)
ガルグイユ「残念でちゅ・・何か近い鉱石はないでちゅかね・・」う~~~ん
ロージー「あ!花香石の塊があるよ!?薄紅色の鉱石の結晶体で、擦ると花のような匂いを放つの♪」ラララァ~~♪
ファイヤージンガー「でかしたな、バカ野郎!!そしたらよ、でっかい塊を掘り起こして、星型に削っちまえば、俺達の勝ちは決まったも同然だな!!確実にな!!」(葉っぱの手にちっさいピッケルを持ってそれを掲げる)
アラン「お!隣の旧居住区エリアにあるみたいだぞ!!」(本を見ている。星型のサングラスで)
ロージー「ちょうどお兄ちゃんちの近くで、アルちゃんと合流する予定になってるからちょうどいいよ!さぁ、いきましょう♪」
ラララァ~~あたしは天才カリピスト~~~~♪
(と珍妙な歌を歌いながらエリアアウトしていくロージー一行。アランだけが星型サングラス越しに、巨大な雪の塊を不思議そうに見上げながら去っていく)
カーブー「聞いたか?ドボル二号、三号」ぬう・・(茂みよりドボルヘルムの顔面だけ綺麗に出す)
鉄平「おう。間抜けな連中だぜ。盗み聞きされているとも知らずにな」ぬう・・(同じく)
一也「でも同じエリアに行ったら、バレバレニャ?」ぬう・・(同じく)
カーブー「まだまだ善人よのぉ・・三号。いいか?俺達は何もせず、優勝するのだ」
一也「ほにゃら?」
鉄平「分かったぜ!ロージー達が花香石の塊を掘り起こして、それを星型に削ったところを盗むんだな!?一号!!」
カーブー「YES。YES、I'am」(本当にムカつく表情と声で返答する一号)
グランカッサ「ZZZZZZZ・・・」ずごごごごご・・・んごぉ~~~~!!
~渓流狩猟エリア5、冬バージョン....

(真っ白に広がる雪のキャンパス上を、へこへことガーグァが鳥型の足跡を残しながら歩いて行く中、雪の中を採取している様子のチームバベル(右からクリスマスツリー、ガーグァチキン、プレゼント箱、そしてスキー板を履いた謎の豪華客船)と、その光景を見守る赤いリボンを頭に付けた雌の狗竜)
すあま「なんもあらへん」う~さぶ(とクリスマスツリーのきぐるみを着ている)

真里ノス「違うエリアに行ってみよう。青熊獣でも来たら厄介だからね」

トンコ「しょんな奴、あたちがやっつけてやるニャ!!」ぶんぶんぶん


ザンコ「うかうかしてると他のチームに先を越されちまうですわよ」(四角いプレゼント箱のきぐるみから「くり抜きタイプ」で顔を出し、箱の左右からは両手、下から脚を出している。すごく動きにくそうである)

リカ「じゃあ早く移動しよ。あたし、サムソンさんだけには絶対に負けたくないもの」(全身は豪華客船のきぐるみ(クルージングをイメージしているのだろうか?)を、足元はスキー板を履き、両手にはストックを(=スキー・スノボ旅行をイメージ)、そして全身には派手なクリスマス装飾をやたらと付け(=パーティ好きをイメージ)、くり抜きタイプから出た素顔のおでこにはゼニーのお札(=とにかくセレブレティさをアピールしているつもりか?)を貼って、「リア充さ」をきぐるみに表わしているらしい。とにかくこちらもすごく動きにくそうである)
へえこら・・へえこら・・・
(と、動きにくそうにエリアアウトしていくチームバベル)
ぽへぇ~~~~ん・・(無人の白銀エリアに明らかに不似合いだが、火山地区ではよく見慣れた「石灰岩の大きな塊=例の岩塊」が二つ取り残される)
ぶるぶるぶるぶるぶる

(雪を振り落とすように動き始める二つの岩塊)
ぼこぉ~~~~~ん


バサ雄「ねぇ、今の聞いた、姉ちゃん!」
ぼこぉ~~~~~ん


バサリン「ええ。ここで「冬眠ごっこ」をしていて正解だったわね」
バサ雄「なんかすごくおもしろそうなことしてるじゃん!俺達も混ぜてもらおうよ!」
バサリン「う~~~~ん・・でも今日はお父さん主催の「クリスマス・イン・ボルケーノ★ポエムダンスパーティー」があるから、早く帰らないと・・」
バサ雄「平気だよ!ねぇ、スサノオ君達も誘おうよ!!家(巣)にいるはずだよ!!」
バサリン「そうねぇ・・スサノオ君が来るなら・・・行こう!バサ雄!!」
ぶわっさぶわっさぶわっさ・・
(と体に付いた雪を振りほどきながら豪快に羽ばたいていく二頭の岩竜)
~渓流狩猟エリア6、冬バージョン....

ひゅ~~~~~~~~~~~~
(すっかり氷漬けになった浅瀬エリアを歩く迅竜は、頭に花かんむりのようなクリスマスリーフを乗せている。また、その背中には嬉しそうに跨るナズガ、そしてクサッチーニとデブ&パソコンの姿も)
ナズガ「UH~~~~♪超クール!ナルガ最高~~!!」YEAH~~~♪(と興奮するナズガの衣装は、ゴス系のファー付きポンチョ風コート(被っているフードはナルガの頭部をデフォルメしたようなデザイン。背中にはナルガのアイコン刺繍入りかつナルガみたいな尻尾付き。つまるところ「黒いモモンガタイプの恐竜」みたいな格好である)

グレンジャガー「プレゼントのお返しに、俺の巣を案内してやろうか?」でれでれ(頭に乗せているリーフには花文字で「Narga★cuga」と描かれている)
ナズガ「やだぁ~~♪初めてのデートで彼の家に誘われちゃったぁ~~♪」ばしぃ~~~~ん

クサッチーニ「おいおい。これはデートじゃないんだぞ」(いつものユクモノシリーズに、頭装備だけ海賊Jハット)
デブ「ほんとほんと。でもなんだか楽しいね」(こちらもいつものユクモノシリーズに、頭装備だけモスフェイク(女子装備の豚鼻タイプ))
パソコン「冬の渓流もいいもんだねぇ~」(こちらもいつものユクモノシリーズに、頭の上にちょこんと「達人ドクロ」を括り付けている。ハロウィンコスとごっちゃになっているのだろうか)
グレンジャガー「ん・・・」くんくん(と、何やら鼻をピク突かせる上では、まだナズガが頭をひっぱたいている)
クサッチーニ「どうしたんだい?」(デブとパソコンは迅竜の黒毛の上で気持ちよくなってきたのか、半分寝ている)
グレンジャガー「伏せろ。火薬の匂いだ」ばしんばしん

To Be Continued



次回の「あたちのモンハン日記」も引き続きクリスマスSPエピソード!!
12/24(日)0時更新 「トップスターを探せ!!ユクモのクリスマスSP/PART3」の巻
をお送りいたします♪メリクリしたらさ!!次回もこんがり肉両手に掲げながら「うお~~」って叫びながら読も見よう
