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「ま、あいつよりかはマシか」の巻

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~水没林北部、ラインハルトが駐留する幕舎エリア....

あきゃ~あきゃ~おえっおえっ
(ジャングル特有の「謎の生物達」が鳴き散らす密林エリア。テント型の幕舎前にて、切り株タイプの椅子に腰をおろし、向き合って「対局系盤上ボードゲーム」をしているラインハルトと羅刹)


ラインハルト「よし♪はい、藤原君の番ですよ」かちょりはぁ(と、何やらモンスター型の駒(火竜)を盤上に置く)

羅刹「・・・・・・・・・・・」こっくり・・こっくり・・(白銀の筋兜を被り、相変わらず顔面には竜骨型の総面を着用した「侍風狩人」がゲームそっちのけでウトウトしている)

ラインハルト「よくないですよ?その癖。負けそうになると、いつも寝不足を理由にリタイアする。でも、ちゃんとそれも戦歴に加算されていますからね」ふんだふん

羅刹「おっと」がしゃーん煙(眠りこけたフリをして、盤上の駒をお手で弾く)

ラインハルト「あああせるなんてことをするんです!!はい、反則負けぇ~!!これで僕の50戦48勝です!!」

羅刹「一分け、一敗があることもお忘れなく」カチャリ・・(筋兜の前立て(ローゼンクロイツのエンブレムに象られている)をそれとなく触る)

ラインハルト「それだって疑惑があります。翼竜が僕の駒を「持ち逃げ」してしまったり、モスが駒を食べちゃったり。そんなハンデを背負いながらも最後まで戦い抜いた僕を賞賛するべきです」えっへん

羅刹「盤上でのこと。戦場ではそうしている」かちょりこちょり・・(倒した駒を直していく)

ラインハルト「ラストマン・スタンディングだって言いたいんでしょ?感謝していますよ。こうして君とゲームが出来るのも、君が僕の護衛をしてくれているからです。けど、ズルはいけません」かちょりこちょり・・

羅刹「敵軍ほどではない」かちょりこちょり・・

ラインハルト「・・・ドラゴンディストラクション・・・・。まったく厄介な兵器です。でも大丈夫。UBUちゃん達がきっと破壊してくれているでしょう。ミサキ君も一緒ですしね」かちょりこちょり・・

パソコン「そうですよ!それに二番隊に三番隊もいるんですよ!?」(幕舎の中から、コック帽を被り、エプロンを腰に巻いたユクモシリーズの草食系狩人が、野菜がしこたま入ったボールを胸に抱きながら出て来る)

デブ「そうそう。直に戻ってきますよ」(同じ格好をしたぽっちゃり系狩人が「でっかいミートボール」を抱いて出て来る。また、チラッと見えた幕舎の中では、夜叉亥と思しきブルファンゴフェイクの男が、実に手際よく肉叩き型ハンマーで巨大な肉の塊を叩いているのが見える)

ラインハルト「そうですね。みんなの帰りを待ちましょう」にこ

羅刹「っと、噂をすればだぞ」(そっと後ろを振り返る)


ドスンドスンドスン・・・
ザッザッザッザッザッ・・

(西陽を背に、雷狼竜の背に跨がりながら白熱のディスカッションを交わしているUBUとBBB、そして雷狼竜の肩に手を掛けて搭乗しているミサキを先頭に、後続から銃槍歩兵隊と星竜、重槍騎馬隊と毒怪鳥が颯爽と姿を見せてくる)


ラインハルト「これぞ英雄たちの帰還。さぁ、ねぎらいの食事と共に、嬉しい戦果報告を聞きましょうか♪」やっほぉ~~い♪(と、でかい肉団子を生のままかじるデブ)






「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~








ざわざわざわ・・ガヤガヤガヤ・・
(密林エリアの所々に建てられた幕舎前で肉焼きセットを展開したり、焚き火を囲いながら夕食を楽しむ騎士団の面々。ラインハルトの幕舎と思われる前では各隊長と毒怪鳥、そして星竜がラインハルトやUBU達と共に食事をしている)



スターマイン「ちょっとぉ~!!それ、あたしのお肉なんですけど!!」


UBU「ひょっひょっひょっひょっ。いいじゃないのさ。あんたには「ちっこ過ぎる」でしょうに♪」がじっ(ウルトラ上手に焼けたこんがり肉をかじる)

あたちのモンハン日記
BBB「だってよ。お前、盗んでやれば?」


マッハベノム「今日はもう勘弁。舌が火薬臭くてかなわねぇ」ぺっぺっあせる

ラインハルト「あれ?どうしてです?」あむあむあむ(サラダのお椀を持って食べている)

ベナッツォーリ「敵が所持していた小銃や爆弾を奪ったからですよ」こそ(にやにやしながらラインハルトに耳打ちする)


孫星「大活躍だったね♪二番隊も三番隊も、工作部隊もよ♪」ぐあっぐあっぐあっ音符(切り株タイプの椅子の上にちょこんと「箱座り」している。また、前には「鳥系に与える食事」がちんまりと置かれている)

ファンクーン「スターマインちゃんもよく頑張りましたもんねぇ~♪」なでなで(屈んでいる星竜のでっかい鼻先を撫でてやる。ちなみに今は戦闘中ではないので「中の人」はむき出し状態(まろやかなホワイトアッシュのメゼローリーヘアでリボンは水色。着ているTシャツはもちろん「グーク」がPOPにプリント)である)

スターマイン「そんなことよりお肉ちょうだい」ぷいっ

UBU「スネるワイバーンとな!?ウケる!!」ひょ~~~ひょひょひょひょ♪

カッツェ「ほら、スターマイン。焼いてきてやったぞ」ジュ~~~~~どろん(真紅のランスにこれまた真っ赤な「巨大ステーキ」を刺して登場する。その傍らでは鎧を脱いだハイモが綺麗な白毛を露わに、嬉しそうな顔をしながら両手いっぱいの串焼き(山菜系)を持ってくる)

スターマイン「だからカッツェって好き♪」わぁ~~~い

UBU「ツンデレワイバーンとな!?ウケる!!」ひょ~~~ひょひょひょひょ♪

BBB「あいつ、うるせえだろ?俺んちの食事はいつもこうなんだ。直に慣れるって」あむあむ(なんかソーセージみたいのをかじりながらミサキに告げる)

ミサキ「賑やかなのはいいことです」

BBB「あれ?今、ミサキちゃん笑ったろ?面を被ってても分かるぜ♪」

孫星「でも、そろそろ戦果報告したらどうね?ユクモのご婦人」あむあむ(アヒル口で「なんかキャベツみたいな草系」を食べながら言う)

UBU「そんなことよりさ、あんた、「抱っこ」させなさいよ」

孫星「いやね」あむあむあむ

UBU「む・・なぜしてよ?」

孫星「私、ペット違うね」あむあむあむ

UBU「お高くとまりやがって・・ま、可愛いから許すけど」がじっ(焼きアオキノコを牙獣種のような犬歯で食いちぎる)

ファンクーン「そうなんです。孫星様って、抱っこさせてくれないんです。こんなに愛している私にさえも・・・」うううう・・(号泣しながら肉をかじる)

ラインハルト「UBUちゃん。ドラゴンディストラクションはどうやって破壊したんですか?」(ごくごく自然に聞き出す総司令官)

UBU「ふふふふふ。破壊したというか、機能を停止したのよ♪」

BBB「ボイラー部に搭載されている「恐暴竜の宝玉」を抜いてやったんだ。コアがなけりゃ、ただのでっかい砲車よ」ぱぁ~~んドキッ(主人とハイタッチをかます)


アイオロス「それだって僕らの支援があればこそだ。ねぇ、ミサキさん」ドスン・・ドスン・・(でっかい生肉を咥えながら歩いていくる。よ~くその顔を見ると、鼻先にちいちゃい光蟲がとまっている)

ナイトクルーガー「まったくよ。砲車に接近出来たのはいいけど、銃口を向けてきた敵の目を潰してやったのは誰のおかげだ?」ふか~~(足を組みながら虫用葉巻をふかしている)

UBU「ホーホーホー!!みんなのお手柄でしょう♪知ってるし」かんぱぁ~~い♪(ジョッキを掲げる一同)

マッハベノム「主砲を失った連中はたまらず撤退ときたもんだ」ぺちょぺちょ(でっかい桶に入った水で舌を洗っている)

スターマイン「見せてあげたかったわ。砕竜や多殻蟹が逃げていく姿をね」あむあむあむ(ステーキをほじりながら食べている)

ラインハルト「砕竜?暗黒団にはそんな知的生命体種もいるのですか?」

UBU「所属は違うけどね。モンスターミリシアよ。訳ありで暗黒団に従軍しているみたい」ゴッゴッゴッゴッ(ジョッキを一気にたいらげる)

ラインハルト「ということはMM(モンスターミリシア)も水没林に来ているんですか?そりゃ~困る」

BBB「平気だと思うぜ?ファイヤーウォーでは共闘したんだ。それに、恨みを買っているのはこいつだ」ぺろっ(隣で「やっちゃいました」的に舌を出しておどけてみせるUBU)

ベナッツォーリ「なんにせよ、撃退には成功したんだ。ラインハルト公。ご提案なのですが、これを機に一気に領内へ接近されては如何ですか?」

カッツェ「Ja~。部隊の指揮も上がっています。それに今日の敵部隊を見たところ、厄介な獣人騎馬隊は既に領内に撤退した模様です。攻めるなら今がチャンスです」(その後ろで頷く星竜とファンクーン)

ラインハルト「そうですね・・・」ちら(とUBUを見る)

UBU「分かる。不安なのよね」

ラインハルト「・・・・・・・・・」こくり

ベナッツォーリ「何が不安なんだい?ミス・・」

UBU「ミスあんまんって呼んでちょうだい。不安なのは、暗黒団の動きがよ。ね、ラインハルト公」

ラインハルト「ええ・・・。連中は飛行船を使い、空路よりフェイリンメイリン国領内に援軍を送ってきました。となれば、海路からも何かが来る気がしてならないのです・・」

カッツェ「我々を攻撃する為に?」

孫星「考えられるね。ラインハルト公、この戦地にいるのよ?相手にとってまたとないチャンスね」

羅刹「その援軍が到着するまで、我々をここに留まらせておくのが敵の狙いか・・・」ふむ・・

ベナッツォーリ「ここに留まって、敵の攻撃を黙って受けるのなら、尚更、領内へ向かうべきです!」

UBU「だって。大軍師のグークさん」食べる?(と、かじりかけの焼きアオキノコを勧めるも、そっぽを向かれる)

ラインハルト「あなたはどう思われますか?UBUちゃん」

カッツェ「是非ご意見を聞きたいね。ミスあんまん」ピッ(と串を向ける)

UBU「いい響きね。いいこと?領内への突入は、南北両軍勢の呼応とそのタイミング次第・・・つまり」

ラインハルト「まだ機ではないということですか」ふ~~~~~

UBU「領内にはボニー達が潜入しているわ。それに、領内から素敵なお手紙貰っちゃった♪」かしょり(懐から手紙を出す)

ラインハルト「それは?」スッ・・(UBUに手紙を手渡される)

BBB「キャッツセインツとかいう領内の組織が、潜伏している俺たちの仲間の代わりに、持ってきてくれたんだ」

孫星「キャッツセインツ?」

BBB「そう言ってたぜ?俺のみたところじゃ、ただのレジスタンスだとは思えねぇ。けど、相利共生はできそうだぜ」ゴッゴッゴッ・・(肉球型ボトルに入った「あやしげな蛍光緑」な飲料水を豪快に飲む)

孫星「反勢力が領内に・・・それは使えるね。それで?手紙にはなんて?」

ラインハルト「素晴らしい。クラーラ、ラウロ。君たちはこの手紙に記されいることを熟読するといい♪」スッ(手紙をきょとんしているファンクーンとベナッツォーリに渡す。それを上から覗き込む毒怪鳥のでかい顔も)

カッツェ「その内容は南にいるクルセイダーズにも伝わっているのかい?」

BBB「みたいだぜ。あいつらも領内への突入手順はバッチリなはずだ」ぷはぁ~~~(明らかに飲料水の中身が普通の回復薬ではないことを示す「アルコール臭」が混ざった息をもらす)

羅刹「とすると、あとはきっかけ次第・・・」ふむ・・

スターマイン「南にいる仲間と連絡は取れないの?」

ラインハルト「フラワーのような脚力をもった伝令がいればよいのですが・・・敵に見つかったら危険ですしね。何か他に連絡を取る手立てが・・」

UBU「簡単よ。暗黒団が使っている通信機を奪えばいいじゃない♪」

孫星「検討するね。それあれば、敵の通信を傍受できるよ」ぐあっぐあっぐあっ

ハイモ「敵陣侵入なら今度は是非、ハイモ達獣人騎士団にご命令を♪」可愛いわねぇ~♪うちに来る~?(と、ここでも勧誘するUBUであったが、あっさりとハイモに首を左右に振られ、ふてくされる)

BBB「よっしゃ。したらよ、次の作戦はそれで決まりだな」こちんドキッ(ハイモと猫拳をぶつけ合う)

カッツェ「砕竜共のヘイト上昇は我らにお任せあれ」ひらり・・あはははははは(かしこまって礼をするカッツェに対し、あたたかい談笑を共にする一同)

UBU「砕竜か・・・・・」



タイタンラス「お前が俺のクエストを反故にしているからだ」



UBU「・・・・・・・・・・・(ディルクはもしかしたら、ダニエル・カペラが水没林に来るのを待っているのかも・・。だとすれば、撤退した敵部隊もまた、近くのエリアで伏兵として身を隠し、ダニエル・カペラの増援と共に一番隊を襲ってくる可能性も・・・・)」

孫星「どしたね?あんまんみたいにまあるい顔して」

UBU「巡回は任せたわよ、藤原さん」

羅刹「本名で呼ぶな。ぬかりはない」

UBU「少し気がかりがあるの。それに今回はアクアパラダイスモーテルの兵士達が大人しくしていたのも気になる・・・」

カッツェ「そう言われれば、ルドロス兵士達の姿はちらほら見えたが、連中「十八番」のパフューム弾は今回、使って来なかったな・・」ふむ・・

UBU「その答えは簡単。味方諸共、媚薬の虜になっちゃ話にならないでしょ?それにモーテルの連中だってバカじゃないわ。本来、敵対勢力である暗黒団の前で、秘密兵器を簡単には使用したくないのよ」

ベナッツォーリ「ミスあんまん。何が気掛かりなんだ?」

UBU「もしかしたら敵部隊は、女帝の到着を待っているのかもしれない。その存在が媚薬そのものであるフレデリック・ミストラルを武器に、ラインハルト公をさらいに来るかも」

ラインハルト「媚薬で骨抜きに・・ですか。それは嫌です」あはははははは

UBU「うち(クルセイダーズ)もそっち(神殿の騎士団)も、頼もしい仲間ばかり♪例外は除いてね」

ラインハルト「例外?」きょとん

アイオロス「なんとなく分かった気がする」

UBU「そう。あいつの登場が、今後の戦局にどう影響をもたらすか・・・みてみましょう」がじっ煙(こんがり肉に食らいつく)

パソコン「UBUちゃん、お肉の味どうだい?」トントントントンドキッ(実に手際よくお野菜を包丁で切っている)

デブ「足りないなら、まだ焼くよぉ~♪」じゅ~~~~~どろん(肉焼きセットでこんがり肉を作る後ろでは、スターマインがキラキラした目でそれを見つめている)

UBU「すっかりコック帽が板につきやがって・・。ま、あいつよりかはマシか。カーブー、肉焼きが下手くそだもんね」がじっはぁ(肉をかじる背後から、みんなにスープを配っていく夜叉亥(ブルファンゴフェイクにコック帽を被っている)の健気な姿も)





~水没林、EWNの隠れ家....

じゅ~~~~~~~~~~~~
(洞窟内の岩場に穴を開けたかまどや、肉焼きセットであくせくと料理をするキッチンアイルー達)

キッチンアイルー「頑張るニャ!!いつ戦争にニャるかもしれニャいんだ!!俺たちの作るネコ飯でオクサーヌしゃん達を激励するニャよ!!」お~~~~~~~~!!


ぽへんどろん(コゲ肉を掲げる「人型のお手」)


キッチンアイルー「こらぁ~新人!!お前、また焦がしたニャ~!!食料を無駄にするニャ!!」ぷんすかむかっ

あたちのモンハン日記
カーブー「ウッス」パかぁ~んドキッ(大して反省していないそのどたまを後ろから叩くキッチンアイルー)

To Be Continued




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

3/17(土)0時更新 「・・ブタせんべいなら・・」の巻

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も豪快にまるまりながら読も見ようよぽけ~








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