
シュウウウウウウウウウウウ・・・・
(全身から身も凍えるような冷気を放ちながら立ち尽くしている巨大モンスター)
アンソニー「崩竜・・・」

シリウス「ウカムルバス・・!」

ロードストレーム「殲滅・・・開始」シュウウウウウウ・・・
ブスブスブスブスブス・・

(自身が薙ぎ倒した倒木と共に横倒れになっている弩岩竜。その大きい口からは動力である蒸気機関のものと思われる「黒い息」を吐いている)
ショットリーパー「ぐぬぬぬぬ・・・一体何が・・・・」ずるずる・・(倒木の下から這い出てくる)
ドシーーーーーーーーーーン!!
ショットリーパー「ああ・・?」ちら

ロードストレーム「また会ったな。砂漠の「小さな」死神よ」ギロッ(その巨体から凍てつく視線をもって見下ろしている)
ショットリーパー「貴様は大砂漠で会った・・・・・はっ

スオオオオオオオオオオオオ!!
(大きく息を吸い上げる崩竜の口の中にエリア中の大気が吸い込まれていく)
ショットリーパー「クソが!!」ダッ

ビュオオオオオオオオオオ!!
(吸い上げた大気を体内で冷気に変換した崩竜が、身も凍えるような絶対零度の氷結ブレスを大地に向かって放つ)
ショットリーパー「ええい!!」ビュオオオオオオオオ

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(バトラス艦、コクピット内。操縦席に座った操舵ジジイが外部からの振動に耐えるように舵をしっかりと握っている)
操舵ジジイ「なんじゃ~~~!?何が起きておる~~~~!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!ごちん

ビュオオオオオオオオオオ!!
(凄まじいブリザードの粒子が傍観する鬼狩蛛をはじめ、ブラックアーミー達にも襲いかかる)

エリオット「崩竜がなんでこんな所に!?」ビュオオオオオオオオ

クイーン「そんなことより今のうちに領内へ向かうわよ!!」ゴッ


ゾフィ「さみぃ~~~~~!!次から次へとなんだってんだよぉ~~



ユーリィ「・・このブレスの・・・脅威は・・・」ビュオオオオオオオオオオ

ひょっ

ビュオオオオオオオオオオオ

(鋭利な氷結がすっ飛んでくる)
ユーリィ「・・やば・・」
ブッチャービートル「ブキーーーーーーーー!!」ビュオオオオオオオ

ブッ

ジュオオオオオオオオオン!!
(瞬く間に水に溶解される氷結。ブッチャービートルはそのまま主人の顔面にピタッと張り付く)
ユーリィ「・・おかえり・・」フフ・・(顔面に貼り付いた猟虫を引っ剥がしてハグをしてやる。嬉しそうなビートル)
アイン「みんな伏せて!!耐えるのよ!!」ビュオオオオオオオオオ

ニッキー「おい、ボビー!!あれを見ろ!!」ビュオオオオオオオオオ

ボニー「むっ!?」ビュオオオオオオオオオ

ビュオオオオオオオオオオ!!
(背甲の上をブリザードが突き抜けていく下、同じく弩岩竜を盾に隠れている砂漠のヴィラン)
ショットリーパー「ぬぅ!?なんだ貴様らは!!」ビュオオオオオオオ

ニッキー「やべぇのと目が合っちまったな


ボビー「右腕に老山龍砲・・・あれぞ悪名高いショットリーパーだ!!ちょうどいい!!どっちの「ヘビィ」が上か、決着をつけてやる!!」ガイン

ニッキー「マジかよ・・・乗ったぜ。相棒」ひょっ

ゾフィ「って、ここでおっ始めるつもりか!?」ビュオオオオオオオオ

ガポン

ニッキー「いいぜ!!ボビー!!」ビュオオオオオオオオ

ボビー「いくぞ!!ダブルファイヤァアアアアアアアアアア!!!!」
ボガアアアアアアアアン!!
(ボビーが両肩に担ぐ2つの大砲の砲口から、火を吹きながら勢いよく大砲の玉が発射される)
ショットリーパー「敵か!!」チャッ

ドウウウウウウウウウウン!!
ボガアアアアアアアアアン!!
ドウウウウウウウウウウン!!
ドガアアアアアアアアアン!!
(向かってきた2つの大砲の玉を右腕の老山龍砲によって見事撃ち落とす砂漠のヴィラン。そして頭上で起きた爆発をかき消すように突き抜けていくブリザードの脅威)
ゾフィ「馬鹿野郎!!こんな所でぶっ放すんじゃねぇ!!」ビュオオオオオオオ

ニッキー「ボビー!!あれを見ろ!!」もう余計なことを知らせんな~!!(とゾフィ)
ボビー「むっ!?」
ガシーンガシーンガシーン・・!!
(密林エリア内に消えていく鬼狩蛛とブラックアーミー小隊の後ろ姿)
ボビー「よく分からんが敵であることには違いない!!」ガポンガポン

ショットリーパー「逃げる気か!?アシュリーーーー!!」ガイン

ショットリーパー&ボビー「ファイヤァアアアアアアアアアア!!!!」
ドウーーーーーーーーーーーン!!
バオオオオオオオオオオオオン!!
バオオオオオオオオオオオオン!!
(リーパーの放つ老山龍砲からはナパーム砲のカラ骨弾丸、そして我らがボビーが両肩に担ぐ2つの大砲からは、豪快に大砲の玉がそれぞれすっ飛んでいく)
クイーン「誰が一番ヘビィに長けてるか・・・教えてあげる」フッ・・(吹雪にも動じず、カノン砲型ヘビィのスコープで向かえ来る敵を捉える)
バアアアアアアアアアアアアン!!
(疾走する鬼狩蛛の上から膝射姿勢で散弾を放つクイーン)
ショットリーパー&ボビー「なぬ!?」(二人揃ってもちろんすんごいバカな顔)
ドワアアアアアアアアアアン!!
ンボオオオオオオオオオオオ!!
ボガアアアアアアアアアアン!!
(ナパーム弾の信管に散弾の飛来物が当たり、宙に爆煙を描くと同時に発火して暴発する大砲の玉)
ゾフィ「ほらみろ!!バカぁ~~~~~~~


ユーリィ「・・よっ・・」バサッ

クイーン「じゃあねぇ~~♪」ズドドドドドドド・・(進軍していく鬼狩蛛の上から投げキッスをくれてやる)
ショットリーパー&ボビー「・・・・・・・・・・・・・」ボフッ・・

「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~

ソウーーーーーーン!!ソウーーーーーーン!!
(森林エリアに差し溢れる、木漏れ日の間をスリンガーで警戒に移動していくシリウスとアンソニー)
アンソニー「ねぇ!さっきの崩竜は!?」ソウーーーーーーン

シリウス「神殿の騎士団に崩竜が所属しているという話を聞いたことがある!!おそらくはラインハルト公が予め、この水没林に潜伏させていたのだろう!!」ソウーーーーーーン

アンソニー「なるほど・・・(東部の洞窟が「冷えて」いたのは、それが原因だったのか・・・ってことは・・・)ねぇ!そしたら崩竜が監視していたのは、オクサーヌ・ヴァレノフってことかい!?」ソウーーーーーーン

シリウス「かもしれんな!!どちらにせよ、砦蟹と弩岩竜の「足音」が、地中に潜んでいた崩竜を呼び寄せたのは間違いない!!戦闘は騎士団に任せておけば大丈夫だ!!」ソウーーーーーーン

アンソニー「足を引っ張らなければいいけど・・カーブー君達・・・・・ん・・?」ソウーーーーーーン

ドギューーーーーーーーーーーーン!!
(太陽の前を逆光になった黒い戦闘機のような飛竜の影が、ソニックブームと共に一瞬にして過ぎ去っていく)
アンソニー「・・・・・・・・・・・・・」(アンソニーの金属質なペリウィンクルカラーの瞳に、黒い影の首らしき部分に跨る「ドボルヘルムの男」が投影される)
スーーーーーーーーーーーン・・・・・・
(見上げる青空には燦々と光を降り注ぐ太陽だけが、その変わらぬ姿を露わにしている)
シリウス「今のはなんだ・・・領内に向かっていったが・・・」ソウーーーーーーン

アンソニー「ほんとに・・グルーミーを通り越したグルービーなハンターだ」ソウーーーーーーン

シリウス「急ぐぞ!アンソニー!」ソウーーーーーーン

アンソニー「OK。それにしても今日は日差しが強いなぁ・・・」ソウーーーーーーン


ダシャーーーーーーーーーン!!
(晴天の密林エリアの木々を豪快に薙ぎ倒しながら横転していく弩岩竜。その奥では崩竜がシャベルのような下顎を上向けており、これにより弩岩竜をひっくり返したことが窺える)
ゾフィ「こっちにくるぞぉ~~~~!!」ひええええええ

ズザーーーーーーーーン!!
(転がってきた巨大な弩岩竜の顔面をバックに、必死になって逃遁するサザンゴッドの英雄達)
ボビー「その顔が気に入らん!!」ガポンガポン

ドシューーーーーーーーーン!!
ボガアアアアアアアアアアン!!
(ボビーの放った大砲が間近で寝転ぶ弩岩竜の顔面にぶつかり大爆発する。その背後ではゆっくりと二足歩行で歩きながら標的を捕食しようとする崩竜の「怪獣のような」影も・・)
ユーリィ「・・まさに・・大戦争・・」タッタッタッタッ

ゾフィ「馬鹿野郎!!だから闇雲に撃つんじゃねぇ!!」ぱかん

アイン「このまま離脱するわよ!!」パカラッパカラッ

ニッキー「覇竜サイズ二頭同時クエも興味があるけどな」フッ
ゾフィ「のんきにすかし決め込んでじゃねぇよ!!」ぱかん

ユーリィ「・・ねぇ・・それより・・二人足りない・・」シュッタッタッタッタッ(大惨事を背景に実に姿勢の良いダッシュ(「Mission:Impossible-Ghost Protocol」でのT・クルーズが砂嵐から逃げる時のダッシュばりの)しながら辺りを見回す)
ブッチャービートル「ブキ」(指差す)
「お~~~~~~~い」(前方に見える木陰からひょっこり顔を出しているジャギィフェイクのおじさんとキングロブスタヘルムのおじさん)
ゾフィ「ロック!!リチャードの野郎も!!」
ズザザザザザザザザザザザザザザ!!
(スライディングしながら二人がいる木陰に入っていくゾフィ一行)
ゾフィ「てめぇら!!いねぇと思ったらこんな所にいやがったのか!!」ぽかん

アイアンロック「まぁな。こいつが弩岩竜を食い物じゃないと分かった途端、降りてったんだ。だから俺もそれについていっただけだ」ふか~~

ゾフィ「のんきに吸ってんじゃねぇ!!」バチぃ~~~~~ん

ニッキー「で、どうすんだ?」はむっ

アイアンロック「オディバトラスツアーは終了。走って領内に向かうしかないだろ?」ダギャアアアアアン!!(木々の向こう側では、立ち上がっている崩竜が寝ている弩岩竜に向かって容赦ないパンチを浴びせている)
リチャード「リチャード、腹減ってもう動けない」パァ~~~~~ン

アイン「とにかくこのエリアを離れましょう」
ブッチャービートル「カナクッソ君」
ユーリィ「・・・・・・あ・・」
ドスンドスンドスンドスン!!
(大惨事の中心を避けるように迂回しながら密林エリアを進んでくる雷狼竜。その背中には頭部以外ゴールドルナシリーズに身を包んだ男性狩人を乗せている)

アイオロス「おや・・あれは・・」
肉まん君「俺の仕事仲間だ。悪いが乗せてやってくれないか」
アイオロス「僕に犯罪者の片棒を担げっていうのかい?それに僕らの関係を知られたらどうするのさ?」
肉まん君「あれでなかなかもの分かりの良い連中だ。フレンドリーに迎えてくれるさ。よぉ!無事だったみたいだな!!」ドスンドスンドスン

ゾフィ「ゲッ!!SBIのエージェントじゃねぇか

アイオロス「こっちだって、好きで君たちと関わり合いたくて来てるんじゃない」ふんだ

ユーリィ「・・なんで・・一緒・・?」じーーーーーー(疑念のじーー。もちろん頭の上の猟虫も)
肉まん君「砦蟹がいるエリアでエンカウントしてな。ここに向かう道中、SBIと取引を交わした」
ブッチャービートル「ブキィ・・・・」
肉まん君「本当だ。彼らが求めている情報提供をすれば、乗せてくれると・・・な?」
アイオロス「・・・・・そうそう。僕らは領内に囚われているDEAエージェントを救出し、領内にあるドスコカやいにしえ麻薬を見つけ、法的な処置でフェイリンメイリン国に潜む諸悪の根源を叩くつもりだ。けど、今回は僕らも人手不足でね・・・そこで君たちの力を借りたいってわけ」ふん

アイアンロック「あとで俺たちもしょっぴこうというんじゃねぇだろうな?」そうだそうだ(と他のメンバー)
アイオロス「それは君たち次第」ふん

肉まん君「俺たちの目的は、領内に潜伏しているタラスクギルドの邪龍教徒を掴まえることだ。この警部さんが求めている情報を得られる確率は極めて高い。悩んでいる時間はないと思うが・・・」ちら
ドガアアアアアアアアアン!!
(木々の向こう側では崩竜が「例のダイブ」を寝ている弩岩竜に浴びせている)
ユーリィ「・・まるで・・プロレス・・」
ゾフィ「プロレスっていえば、元チャンプ、あの黒猫やクソビッチも来ているのか?」
アイオロス「・・・・・・・」こくり(真顔で頷く雷狼竜のエージェント)
アイアンロック「できればあの血の気の多いお嬢さんには会いたくねぇけど・・どうする?」
ユーリィ「・・乗ろう・・」むんずむんず

ボビー「やれやれ。弩岩竜の次は雷狼竜か。まぁ、それもいいだろう」むんずむんず

肉まん君「な?物分りの良い連中だろ?」(下でむくれている雷狼竜のでかい顔の上では「やんややんや」とツアーを楽しむサザンゴッドの英雄達)
To Be Continued




皆様の激アツ一票があたモンを元気にするのです

次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
7/15(日)0時更新 「次に会う時は、お互い素顔で会おう」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もまるめこまれたらまるめ返そうばかりの勢いをもって読も見よう
