
「ハイホー♪ハイホー♪ニャ~ンダラ、アッチッチ♪」
(晴天の空の下、水田に挟まれたあぜ道を、海賊の格好したカリピストを背中に乗せ、もはや土佐犬くらいの大きさになったサメ型生物が軽快に突き進んでいる)

ガルグイユ「ハイホー♪ハイホー♪」

ロージー「ネ~コネコ、ホイサッサ♪」(もはや土佐犬くらいの大きさになったスクアギルの上に乗ってる)
ファイヤージンガー「ナッハッハッハッハッハ!!いけいけぇ~!!ガルグイユ~!!」(こちらはロージーの左肩という定位置に乗ってる)
ガルグイユ「えしゅよぉ~♪」
てけてけてけてけ

(あぜ道を軽快に突き進む、もはや土佐犬くらいの大きさになったサメ型生物)

カーブー「へぇ~こら・・・ひぃ~こら・・・・」(背中に背負った太刀に餞別の食料を包んだ風呂敷をぶら下げ、スタミナ赤ゲージでふらふらついていくハンター)
ロージー「お兄ちゃ~ん!早く早くぅ~♪」
ガルグイユ「そうえしゅよ~!サメ君、置いていっちゃうえしゅよ~!!」
カーブー「だったら俺も乗せてけ!!」ぷんすか
「あたちのモンハン日記」
☆カーブーの東方見聞録編☆
カーブー「ガツガツガツガツガツ

ロージー「なによぉ~。大して歩いてないのにそんなにお腹が減ったのぉ?」パタパタ♪(あぜ道の小脇に座り込むガルグイユの上で両足をパタパタさせている)
ファイヤージンガー「ほんと、だらしねぇな。クソ兄貴はよぉ~」
カーブー「お前がガルグイユを独り占めするからだろ!!」ぷんすか(もちろんご飯粒を口から飛ばす)
ロージー「だってあたしはこの重いの背負ってるんだもの」ぷい(ユクモノホルンを背負ってる)
カーブー「だったら笛なんかやめちまえ!!バーカ!!」ガツガツガツガツガツ

ロージー「なんだとお兄ちゃん


ガルグイユ「ねぇカーブーお兄ちゃん。緑安っていう都はまだまだ遠いのえしゅか?」
カーブー「しんない」ガツガツガツガツガツ

ガルグイユ「じゃあ山勘でこのあぜ道を行くのを選んだんえしゅか?」
カーブー「おそらくこのあぜ道は「国道的」なものだろう。何故ならば一本道だからだ。あっはっはっはっは(から笑)」ゴキュゴキュゴキュゴキュ

ガルグイユ「あきれたえしゅ。いくら地図がないからって適当にサメ君を歩かせていたんえしゅね」ぷんすか
ロージー「あら、怒っちゃダメよ、ガルグイユ君。知らない大陸の知らない道を冒険するのもハンターの醍醐味なんだから♪それにあたしもこの一本道は「国道的」なものだと思うわぁ~」パタパタ♪
ガルグイユ「ほんとえしゅか?」じろ(疑いの眼差しで背中に乗ってるロージーを睨む)
ロージー「ほんとえすよ~

ファイヤージンガー「なんのやり合いだよ

カーブー「尋問ってな・・。それじゃ山賊と同じだろうが

ロージー「はぁ!?なんであたしなのよ!!お兄ちゃんが行け


ファイヤージンガー「しょうがねぇ連中だな・・。しっかし人気のねぇ田んぼだよな。農家の婆さんや爺さんがいてもおかしかねぇが・・・って、おい!あそこ見ろ!!」ひょっ(葉っぱの手で指差す)
??「・・・・・・・・・・・・・」(田んぼの真中でうつ伏せに倒れる、黒い着物、袴姿の怪しげな男。背中には太刀(鬼神斬破刀)を背負っている)
カーブー「む・・・新しい田植えのやり方かな?」
ロージー「それにしてはあんなに顔面と体を水浸しにしてまで土に接近する必要ないんじゃなぁ~い?」パタパタ♪
ファイヤージンガー「あほか


それからそれから・・・・
行きずりの男「いやぁ~助かったでござる♪」ガツガツガツガツ(あぜ道の真ん中であぐらをかき、おにぎりを両手に礼を言う黒髪オールバックで一重細目の男)
カーブー「びっくりしましたよ。まさかあんな田んぼの真中で道に迷い、挙句、空腹のあまり気絶している人がいたなんて。な、ロージー」
ロージー「うん。でも生きてて良かったわ♪」(ガルグイユの上に乗ったまま)
行きずりの男「いやっはっはっはっはっは!!申し訳ござらんですな!!拙者、誠にとんでもない方向音痴でしてな!!地図を頼りに道を歩いていたつもりなのですが、いつの間にか田んぼの中に入っていましてな!!この広い水田でしょう!?すっかり道に迷ってしもうたわけなんですわ!!」ぱくっ

ファイヤージンガー「そこで腹減らしてぶっ倒れちゃ仕方ねぇぜ。おっさん」
行きずりの男「おお!これは珍しい、噂に聞く知的生命体種のドスビスカスとは!?拙者も長い間、流浪の旅をしていましたが、まさかこのような所でその希少種に出逢えるとは夢にも思わなんだでつかぁ~さい!いやっはっはっはっはっは!!」ぱくっ
ガルグイユ「おじちゃん、変な喋り方だけど、東方の人なのえしゅか?」
行きずりの男「これまた珍しいサメ型の知的生命体種殿ですな!?失礼つかまつりました。拙者、東方出身の宗方土蔵と申す者でごわす」ぺこ

ロージー「ふぁ・・ひじぞう・・さん・・・って、東方出身なのに道に迷ってたのぉ~?地図もあるのに」
宗方「そうでござる。しかしぃ~東方と言ってもどでけぇ大陸でござるよ?それに加え、拙者の方向音痴ときたら、そりゃ~迷ってもしょうがねぇんでつかぁ~さい。いやっはっはっはっはっは!!」
カーブー「・・・・(めちゃくちゃな方言だが、なんだか男気の溢れる人だなぁ。笑い方が教官と似ているのが少し気になるが・・)」
ファイヤージンガー「おっさん、その背中に背負ってるのは太刀か?」
宗方「む、これでござるか?」チャキ(背中の太刀を見る)
ロージー「ふぁ・・長刀・・カッコイイ~♪」
宗方「そうでつかぁ~さい。拙者の相棒でござるよ。東方剣豪たる者、横綱を目指すべく太刀を取れ!なんて感じでつかぁ~さい!!いやっはっはっはっはっは!!」
ガルグイユ「カーブーお兄ちゃん。横綱って、なんえしゅか?」
カーブー「んん?確かな、東方では地域の強者を横綱って呼ぶらしいんだ。それと太刀は東方で生産された武器だからな。土蔵さんはまさにそのステレオタイプと言ったところだろうな」
ファイヤージンガー「しっかしよ、おっさん。農家の連中に見つからなくて良かったな。あんな所で寝てりゃ、畑荒らしと間違われちまっても仕方ねぇからな。ナッハッハッハッハッハ」
宗方「いやっはっはっはっはっは!!この辺りの農家はまだずっと先にあるのでそれは大丈夫でつかぁ~さい。それと何度も世話になっているので今更、不審者扱いもないでござるよ。いやっはっはっはっはっは!!」
カーブー「そんなに同じ場所で道に迷っているんすね・・

ロージー「この辺は港から近いしね」
宗方「東方の港はたくさんありますが、その至る所で迷子になっているでござるよ。ま、地元民にはちょっとした有名人ってところでござるかな。いやっはっはっはっはっは!!」(すげぇツバを飛ばして笑ってる)
ファイヤージンガー「旅好きなんだな、おっさん」
宗方「まぁ・・そうですな。武者修行の旅、とでもいいましょうか」キッ(腕を組み、カッコつけて青空を眺める)
カーブー「ぬ・・・武者修行とな・・」ギラッ(食いついた)
宗方「うむ。見たところぉ・・おめぇさん達、ユクモの御仁ですな?これは失礼した。恩人である方々のお名前をまだ伺っておりませんでしたな」
ロージー「あたしはローズダンテ。ロージーって呼んでね♪この子はファイヤージンガーよ」
ファイヤージンガー「ナハッ!よろしくな、剣豪のおっさん」ブバッ

宗方「はぁ~っくしょい!!(鼻に花粉が入った)なんとも、頼れる相棒ですな、ロージー殿!いやっはっはっはっはっは!!」ぐずっ(鼻をすする)
ガルグイユ「サメ君はガルグイユって言うえしゅ。よろしくえしゅ」ぽすっ(前足を挙げて握手を求める)
宗方「これはこれは鏃の様な頭部がお見事ですな。こちらこそよろしくでござる」きゅむっ

カーブー「ウッス。自分は川村って言います。カーブーって呼ばれて・・」
宗方「ちょっと待ってつかぁ~さい!!」(突然の大声にびっくりするカーブー)
ロージー「あ、初めて言葉の使い方があってた気がする

カーブー「どうしたんすか

宗方「おめぇさん、ユクモ出身で川村ってぇ~ことは・・・あの川村玄竜の実子でござるか!?」
カーブー「ええ・・まぁ・・・(絶対的に嫌な予感しかしない

宗方「この盗人の息子めぇ!!そこへなおらんかぁ~い!!」ジャキーーン

カーブー「いっ!?」
ロージー「きゃあああああああ

ガルグイユ「通り魔えしゅよぉ~!!斬り捨て御免えしゅよぉ~!!」
宗方「いや、ちょっと待ってつかぁ~さい

カーブー「みんな落ち着け。それと土蔵さん。どういうことなのか、詳しく教えてくれませんか?」
宗方「うむ・・拙者も少し頭に血が昇ってしまったでござる。すまないでござる」ぺっこり45度
カーブー「いえ。それよりうちの親父に何かされたのですか?」
宗方「うむ・・・拙者がまだ若い頃、新大陸に武者稽古をしに行った時の話しでござる」
ロージー「やっぱり玄竜のおじさま、何かしたのね。もう

ファイヤージンガー「歩く害虫、公害みてぇなもんだからな。あのおやっさん」
カーブー「否定は出来んが、酷い言われようだな

宗方「うむ。旅の道中、大陸エコツーリズムで有名なユクモ村に行こうと思ったんでごわす」
ガルグイユ「ロージーお姉ちゃん。エコツーリズムってなんえしゅか?」こそこそ
ロージー「環境保全、観光振興、地域振興の同時実現を理念としたツアーのことよ♪」
ファイヤージンガー「お嬢ってよ、育ちがいいから意外と教養は身についてんだよな

宗方「なんでもユクモ近郊では実に先進的な独自文化が発展していると聞きましてな・・今後の全大陸文化に役立つどんな未来がそこにあるのか、是非ともこの目で見てみたかったのでござるよ。それに、新大陸きっての観光地としても有名な、ユクモ村の温泉にも浸かってみたかったのでござる」
ロージー「それでユクモには無事に着けたのぉ?」
宗方「いや・・ユクモに到着する前に、拙者のいけない癖が出てしまいましてな・・」
ファイヤージンガー「分かった。迷子になったんだろ」
宗方「うむ・・。確かに地図を見ながら歩いていたはずが、気づいたら一ヶ月もの間、渓流の森の中を彷徨っていたんでござる」
ファイヤージンガー「おんなじ森をグルグル回ってたんだろうよ、きっと」
カーブー「凄まじい才能だな

ロージー「地図が読めないんじゃない?」
宗方「食料も底を尽き、何故か森の中の天然食材も採取出来なくなってしまった拙者は、ついに行き倒れてしまったんでござる・・」
ファイヤージンガー「だろうな。おんなじ場所をグルグル回って採取してりゃ、キノコも木の実も底を尽きるだろうぜ」
ガルグイユ「さっき倒れてたのも同じ理由っぽいえしゅね

宗方「そんな名も無き樹海で、空腹のあまり餓死寸前で倒れてしまった拙者の前に・・・奴は現れたんでござる!!」メラメラメラ

ロージー「玄竜のおじさまね・・って、お兄ちゃん。この話しってあたし達が旅に出る前におじさまから聞かされた・・」
カーブー「ああ。間違いない。うちの親父が太刀真山の秘伝書を盗みとったのが他でもない、この土蔵さんだったんだな

宗方「なんと!!既にあの男から聞いていたのでござるか!?」
カーブー「ええ・・まぁ

宗方「ならば話しは早い!!秘伝書は何処でござるかぁ~!!」グングングン

カーブー「ないっす!!秘伝書は・・うちにはないんすよぉ~


宗方「なんと・・!?」ガガーーーン

ロージー「玄竜のおじさまがね、目先の小銭欲しさに年老いたお爺さんの行商人に売っちゃったみたいのなの」
宗方「売ったとつかぁ~さい!?」ガガリーーーン

カーブー「はい。しかも唯一の手がかりを知っているその行商人の爺さんも、今はきっと墓の中・・もちろん秘伝書の所在と共に・・というわけなのです」
宗方「デッドでロストで・・つかぁ~~さぁ~~~~い!?」ガンガンガガリーーン

ぱたむ

ロージー「あ~あ。よほど秘伝書を取り返したかったのね」
カーブー「でもどうしてうちの親父の名前を知ってるんすか?親父に聞いた話じゃ自己紹介はしていないはずかと・・」
宗方「うむ・・秘伝書を取られた後、拙者は自力でなんとかユクモに到着したのでござる。そして一連の出来事を村人に話したら、犯人の名前は川村玄竜とまではつかめたのでござるが・・」
ファイヤージンガー「おお?じゃあ、クソ親父に会えたのか?」
宗方「それが、玄竜を匿っているというご婦人の家には行けたのでござるが、既に玄竜本人は旧大陸へ旅に出かけてしまったと言われ・・泣く泣くユクモを後にしたのです・・」
ロージー「お兄ちゃん、そのご婦人って、ひょっとしたら」こそこそ

カーブー「ああ。間違いない。母ちゃんだな

ロージー「あとちょっと突き詰めればおじさまを捕獲できたのに・・可哀想、土蔵さん。人がいいのね」
カーブー「ああ。だが、大事な秘伝書を目先の食べ物欲しさに物々交換しようとした土蔵さんも悪いっちゃ悪いけどな

ファイヤージンガー「剣豪のおっさん。あんた、旅好きだってさっき言ってたけどよ、それってクソ親父を探す為の旅だったんじゃねぇのか?」
宗方「・・・・・・・」こっくり(四つん這いでへたれ込みながら、静かに頷く)
カーブー一同「・・・・・(気の毒に・・)」
ひゅうううううううううう・・・

宗方「秘伝書が・・・代々受け継いできた、太刀真山の極意が記された秘伝書の手がかりが・・完全に潰えてしまったでござる・・・」ガクガクガク・・(まだあぜ道の真ん中でへたれ込んでいる。遠くのあぜ道で農家の老夫婦が哀れな目でその光景を眺めている)
ファイヤージンガー「なぁ、クソ兄貴。この剣豪のおっさんにその極意を習ったらいいじゃねぇか」
カーブー「おお!!その手があったか!!でかしたぞジンガー!!では早速・・土蔵さん!!」
宗方「なんでござるか・・」(へたれ込んでいる)
カーブー「俺にその太刀真山の極意を教えて下さい!!」ズバリ
宗方「いやだ」あっさり
カーブー「なにーーーーーーーーーー!!」ガガーーン

ロージー「まぁそりゃそうよね。秘伝書を盗んだ人の実子に教えるわけないわよね」
ファイヤージンガー「因果だな、きっと

宗方「そうでござる。太刀真山の究極奥義を、どうしてあのにっくき玄竜の息子に教えてやらにゃいかんのですか!!そんな義理はござらん!!」ぷんすか
ロージー「そう言われても仕方ないわよね」
ファイヤージンガー「クソ親父に振り舞わされてるよなぁ~、クソ兄貴の人生って」
カーブー「・・・・・・・・・・」しょんげり
ガルグイユ「でもカーブーお兄ちゃんはおじさんを助けたえしゅよ?」
宗方「・・・・・・・」
ガルグイユ「それともなんえしゅか?仮にも剣の道に生きるおじさんに「義」はないんえしゅか?」
宗方「ぬっ・・・・!!」
ガルグイユ「例えそれが恨みのある人間の子でも、命を助けられた事実は事実・・・それでもおじさんは個人的な怨恨を理由に・・・義に反するとういうんえしゅか!?ええ!?おじさんの今のお顔は、「反骨の相」むき出しの、ただのやさぐれ兇悪中年えしゅよ!!サメ君だけじゃなく、全大陸のお茶の間のパブリックエネミー!!それが今のおじさんなんえしゅよぉおおおお!!」
宗方「うぎゃああああああああああああ」ブブーーー

ぱたむ

ファイヤージンガー「子供に詰問(相手を責めて厳しく問いただすこと)されて、完全に自我が崩壊したな。きっと・・」
ロージー「残酷ね・・でもこれが現実・・」
ひゅううううううううううう

宗方「せ、拙者は・・確かに皆様に助けてもらい、さらに食事も与えて貰ったでござる・・・」ぽちゃり・・ぽちゃり・・

ガルグイユ「えしゅよね?えしたら教えるえしゅ」
宗方「えす・・・」こっくり(四つん這いでなぜか幼児用語で答える東方志士。推定45歳~)」
カーブー「え!?本当ですか!!」
ロージー「やったね、お兄ちゃん!東方初日で早くも修行の極意、GETだぜぇ~

宗方「ちょっと待ってつかぁ~さい」むっくり(立ち上がる。もちろん黒い道着は鼻血で濡れてる)
ロージー「え?」
宗方「川村殿。おめぇさん、見たところ太刀の使い手の様ですが・・本気なのでござるか?」(両腕を組み、カーブーを見つめる)
カーブー「ウッス。太刀真山の極意を得る為に遠路はるばる、この東方に来たんです。親父から教わった自流の太刀真山を超える技を一刻も早く身につけ、自分の村と、そして自分の守るべきものの為に役立てたいんです」凛

ロージー「お兄ちゃん・・・素晴らしい模範解答だわ

宗方「なるほど。そのマスク越しに映る眼光は決心の表れ・・ということでござるか」
カーブー「ウッス。お願いします、土蔵さん。俺に・・俺に、太刀真山の究極奥義、「龍の型」を教えて下さいっす!!ウッスお願いします!!ウッス!!」ガバッ

宗方「・・・・・・」
ロージー「お願い、土蔵さん!あたしからもお願いします!」ぺこり
ガルグイユ「サメ君からもお願いするえしゅ!」ぺこ
ファイヤージンガー「だったら俺も頭を下げてやるぜ!なぁ、剣豪のおっさん!どうかクソ兄貴に教えてやってくれ!!こいつは今よりもっと強くならなきゃいけねぇ理由があるんだ!!だから、この通りだ!!」ぺこり
カーブー「みんな・・・」
宗方「いい同士をお持ちですな、川村殿」
カーブー「ウッス。それが俺の唯一の自慢でもあります」
宗方「・・・・・・・」
カーブー「・・・・・・・」
宗方「いいでしょう」
カーブー「土蔵さん・・!」
宗方「ただし・・条件があるでござる」
カーブー「条件・・・一体なんですか?」
宗方「この先にある緑安の都で「寄り合いクエスト」を受けて貰うでござるよ」
カーブー「寄り合い・・」
ロージー「クエスト!!」
ファイヤージンガー「年寄りが依頼したクエストじゃねぇの?」
ロージー「お兄ちゃん!ハンターたるもの、クエストという名前を聞いたら引き下がるわけにはいかないわ!!その寄り合いクエストというのを受けに行きましょう!!」
カーブー「おお!いいでしょう、土蔵さん!!早速、緑安の都に案内してください!!」ゴオオオオオ

宗方「では案内して欲しいでござる。はい、これ地図」サッ

カーブー一同「・・・・・・(そうか、この人、とんでもない方向音痴なんだ

宗方「さぁ行くでごわす!!いざ緑安へ!!いやっはっはっはっはっは!!」
カーブー一同「・・・・・・(この人と一緒で本当に大丈夫だろうか

宗方「都に行くのは何年ぶりだろうか!!胸が弾むでつかぁ~さい!!いやっはっはっはっはっは!!」
To Be Continued




ロージー「ランキング参加中なんです!皆様の熱き一票お待ちしております!!」
ガルグイユ「うわぁ~。これが噂の「わんぱく次回予告」という晴れ舞台なのえしゅね~」きょろきょろ
ロージー「あらガルグイユ君。いらっしゃい

ガルグイユ「初診って・・サメ君、何も悪い部位はないえしゅよ。それにここは次回予告をやる所なんえしゅよね?」
ロージー「そうよぉ。だから次回予告をする前に悪い所を治しておかなきゃね

ガルグイユ「いーーー!?サメ君、どこも悪くないえしゅ~

ロージー「あ、そうだった

ガルグイユ「よくもそんなホステルみたいなあやしげな医療ツールを両手に乙女的な発言ができましゅね」
3/18(火) 「サメ君、怒られないえしゅかね?」の巻
ロージー「をお送りするわよ♪」
ガルグイユ「タイトルが実に良さげでいいお話しそうえしゅね♪」
ロージー「ねぇ、そんなことより・・ほんとにどこも悪くないのぉ~


ガルグイユ「悪くないえしゅ!!おバカしゃん!!」ぷんすか