Quantcast
Channel: あたちのモンハン日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2669

Recollection No.5_164

$
0
0


ふぁ~~~~~~~あ・・・・(新緑に覆われた丘陵エリアの草原にボケっと両足(視界に映る衣装から、160話にてプリムから貰った「ヒンメルンの羊飼いシリーズ」を装着していることが見て取れる)を伸ばして座りながら寝ぼけ眼で)

ムーア「なんもいないね」くっちゃらくっちゃら(する目の前を翅の生えた昆虫がのんびりと通り過ぎていく)


アポロン「やっぱり俺がいるからかな・・」ぬう・・(小高い丘の向こう側に隠れている彼が首を伸ばして「そのレウスな顔」を見せてくる)

ムーア「においなら散々、消臭玉をぶつけたでしょ?」モワモワモワモワ(レウスの頭部はなんだか清涼感のある煙に覆われている)

アポロン「俺達(モンスター)はお前ら(人間)にはない感覚をたくさんを持っているんだ。それも俺様のように「峻烈なレウス」がいるとなれば、フルフルでさえ今のアルコリスに近づきはせぬだろうて」モワモワモワモワ

ムーア「五感以外にも感知能力があるってことかぁ・・・あんた達(モンスター)って、奥深くて味わい深いわよね」

アポロン「そうやってお前ら(人間)は、何でもかんでも食べちまおうとする。俺達(モンスター)の食欲が食物連鎖に沿った必要分のエネルギー補給に対して、お前ら(人間)のそれには底がない。だから理知があったとて、いつまでたっても俺達(モンスター)と共存できないのさ」モワモワモワモワ

ムーア「大陸を貪り喰らうもの・・・」

アポロン「ああ。お前ら(人間)がな」モワモワモワモワ

ムーア「違うよ。そういう異名を持つ黒龍もいるんだって。同盟の宿敵は、絶望を喰らう強欲の邪神・・・きっと他にも危険な龍は存在するんだろうね・・」

アポロン「異名なんて関係ねぇ。そいつら全部はっ倒して、俺様がApex predatorになってやる」モワモワモワモワ

ムーア「うーーーん。なるほどね。勝ち負けはそのくらいシンプルな方がストレスや不安はたまらないのかも」やれやれ

アポロン「理知故の悩みってか?だったら最初から望むのをやめろ。望むから成し得なかった時の不安を感じて眠れなくなるんだ」

ムーア「・・・・・・・・・・・・。神殿で説法でもすれば?啓蒙的なリオレウス。悪くないかも」

アポロン「白き盟友よ。かけがえのない世界を守りぬくため、その身を大陸に捧げよ。どうだ?俺が言うとなんだか「ありがたい」だろ?プププ」

ムーア「大戦時代への突入は、あんたのような竜族に人間が嫉妬したのがきっかけなのかも。だとすれば、その戦いは今も続いて・・・・まさかオヨネさんは大戦時代のことを知っていた・・・?」

アポロン「妄想もいいが、生き抜く為の試練に打ち勝つことも考えろ」モワモワモワモワ(させながら目をキョロキョロとあたりの様子を何やら探っている)

ムーア「分かってるわよ・・・。あ、最近ね、「溜め斬り」っていうの覚えたのよ?お父さんの武芸書に書いてあったの。「走ってくるやつ」を大剣でひっぱたくのみ!ってね」

アポロン「それって俺らも含まれてんのかな・・・・っと!ちょうど良さげなターゲットが来たぜ」スッ・・(丘にちょっと顔を伏せながら)

ムーア「ん・・・・・・」



ドスンドスン・・ドスンドスン・・・・
(遠方の草原エリアを歩いている黒狼鳥を発見)



ムーア「なんだありゃ」ドスンドスン・・

アポロン「俺達(飛竜種)とは違う鳥竜種さ。あいつが今日の狩猟ターゲットだ。やってこい」えらそうにムカムカ






Recollection No.5_164






$あたちのモンハン日記
ボガアアアアアアアアアン!!


ムーア「こんなの聞いてなぁ~~~~いアセアセ」ずでぇ~~~~んハッ(腰から落下)


クエックエックエッ!!
ズガンズガンズガン!!

(煙幕の中より鋭い嘴を地面に連突きしながら姿を現す黒狼鳥)


ムーア「おまけに「刃」が全然とおらねぇタラーこんな安物じゃ駄目なんだアセアセ」ギュッ(やむを得ずバスターブレイドの柄を両手で握って構える)


カァーーーーーーーーーン!!
(次の瞬間、例の金切り声を天に向かって吼える黒狼鳥)


ムーア「うるせぇえええええええアセアセ」(ノー耳栓)


バチィ~~~~~~~~ン!!
(咆哮により怯んだ瞬間を急旋回してきた「棘棘毒々しい」尻尾によってふっ飛ばされる視点主)


ムーア「ぎゃあああああああああ」ブクブクブクブクずでぇ~~~~んハッ(毒状態になりながら再び尻もち)


はぁ・・はぁ・・・・(状態異常のまま、遠方に見える小高い丘より頭だけ出してこちらを静観しているアポロンのもとへ這いつくばっていく)


アポロン「アブナイゾ」(と、口パクで知らせてくる)

ムーア「はえ・・?」ちら(振り返ると)


ヒョおおおおおおおおん!!
(黒狼鳥が吐いた火球が)


ムーア「ひえええええええええアセアセ」ガバッDASH!(慌てて頭を下げる)


ゴオオオオオオオオオ!!
(頭上を瞬時に通り過ぎていく火球の轟音)


はっ(それを確認した後、頭を上げると)


ボガアアアアアアアアアン
(一直線に小高い丘の方に飛んでいった火球が見事、アポロンの顔面にクリティカルヒット)


ムーア「ププッ・・」

アポロン「てめぇ!!ぶっ殺してやる!!」ズガンズガンズガンズガン!!(頭を黒焦げにしたリオレウスが丘の向こう側より勢いよく二足歩行で飛び出してくる)

ムーア「あ、バカアセアセ


クワックワックワッ!!
(黒狼鳥の方を見ると、縄張り争い突入モードに)


ムーア「これ、よしなさいなアセアセあんたに喧嘩を売った相手はあたちよ!!」ドスンドスンドスン!!(視点主など気にもとめず、一直線にリオレウス目掛けて突進かましていく黒狼鳥)

アポロン「レイアもどきの鳥野郎が!!傷つかせて、おまけに隻眼にしてやるぜぇえええええ!!!!」ボギャアアアアアア!!(突進かましながら台詞を終えると同時に火球を吐きつける)


ボガアアアアアアアアアアン!!
(その重たい火球が黒狼鳥の顔面を穿つと同時に爆発が起こり、その苛烈な爆風が匍匐前進状態の視点主の頭上を通り過ぎていく))


ムーア「これが・・・食物連鎖・・・タラー」ひいひい・・(這いつくばりながら慌てて退散。毒状態は続行)


クェーーーーーーーーッ!!
(背後から怒り状態になったのだろう黒狼鳥の金切り咆哮が)


ムーア「ひとまず・・薬を・・・・」ひいひい・・

アポロン「ムーア!!いったぞー!!」

ムーア「はえ?」くるっ




フオン・・
(スーパースロー。黒狼鳥必殺のサマーソルトが視点主に襲いかかってくる悪夢)




ムーア「!?」




バチィーーーーーーーーーーーン!!
(再び棘棘毒々しい尻尾によって叩かれ、宙に打ち上げられる)




アポロン「ムーーーアーーーーーーー!!!!!」



ドシャーーーーーーーーーン
(鈍い音と共に首から地面に落下する視点主)



ムーア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」キーーーーーーーーン・・・・・




ボギャアアアアアアアア・・・!!
(虚ろな視界に頭上の青空がぼやけて広がっており、すぐ近くからは同志の怒りの咆哮が耳鳴りによって遠のいて聞こえてくる)




ムーア「はぁ・・・・はぁ・・・・・・・・お母・・・・さん・・・・・」キーーーーーーーーン・・・・・




ギュッ・・・(震える手で加護を求めるように白鱗のペンダントを握りしめる)




キョピーーーーーーーーン!!
(次の瞬間、視点主の全身より回復系のエフェクトが迸る)



ムーア「はえ・・・・痛く・・ない・・・・」ぱちくり



ドラァあああああああああ!!
(上半身を起こすと、怒り狂ったアポロンが黒狼鳥に突進タックルを浴びせている)



ムーア「だからこれはあたちの狩猟だっての」ザシュッ(落ちていたバスターブレイドを拾い上げながら、壮絶な縄張り争いへ参戦していく)

アポロン「よぉ!!無事だった・・・」(彼がこちらに気づき、振り向いた瞬間...)


バチィーーーーーーーーーーーン!!
(食い気味にアポロンの顔面に黒狼鳥のサマーソルトが)


アポロン「うげぇえええええええ」ズシャーーーーーン・・・

ムーア「よくもアポロンを!!」ズオン(大剣を振りかぶる)


クエーーーーーッ!!クエックエックエッ!!
(黒狼鳥にこちらの存在を気づかせ、ヘイトを傾ける)


ムーア「そうよ・・・そのまま・・・こっちへ来なさい!!」ギン・・・・・ギン・・!!(溜め斬りモーション突入)


クワァーーーーーーー!!
(頭から突撃かましてくるド迫力な黒狼鳥の顔面が迫りくる)


ムーア「さぁーーーーーーーーーん(参)!!」バショオオオオオオオン!!(溜め完了のエフェクトが全身より放出)



ダギャアアアアアアアアン!!
(突進してきた黒狼鳥の顔面を全身で振り下ろした懇親の溜め斬りにて一刀両断する)



クワァーーーーーーーーッアセアセ
(一発で頭部破壊に追いやられた黒狼鳥は長い首を伸ばしながら、たまらず悲鳴をあげる)



ダッダッダッダッダッダッアセアセ
バサバサバサバサバサ!!
(特有の二足歩行で慌てて逃げる黒狼鳥は、そのまま崖から飛び降りるように飛行して逃げ去っていく)



ムーア「ほえ・・・・・勝った・・・」ヒョおおおおおお・・・・(と空の彼方へ消えていく黒狼鳥を見つめながら)

アポロン「やるじゃねぇか」ドスンドスン・・ブクブクブクブク・・(毒状態になった彼が何事もないようにカッコつけながら近寄ってくる)

ムーア「うん・・・。これのおかげ・・」スッ・・(身につけている白鱗のペンダントを見せる)

アポロン「んー?珍しい鱗の欠片だな。それがなんだってんだ?」ブクブクブクブク(毒状態のまま覗き込んでくる)

ムーア「そうなの。意識を失いそうだった時に、これを握りしめたら、急に元気に・・・・力もすんごい湧いてきたのよ」

アポロン「だな。今まであの野郎の硬い甲殻に弾かれまくってたのに、一発でかたがついたもんな。これでお前の馬鹿力の理由がわかったぜ」

ムーア「・・・・・・じゃあ、さっきアポロンをひっぱたいて倒したのも・・・・このペンダントのおかげ・・・」スッ・・(白鱗のペンダントをまじまじと見下ろす)


キラキラキラキラキラキラキラキラ
(光がなくとも白く輝く鱗の欠片は、なんだか高貴さを漂わせながら煌めいている)


To Be Continued






★次回ストーリーモードは5/20(木)0時更新予定です★




Viewing all articles
Browse latest Browse all 2669

Trending Articles