眼精疲労の為、Rise狩猟を休憩している間、Nintendo Switch Onlineで配信された『MOTHER』『MOTHER2 ギーグの逆襲』を1からちまちまやっていたのですが、先日、無事に両方エンディングを迎えることができました。
なんて おっと。
ここからはネタバレ大有ゾーンに突入してしまうので、あれな御方は、こんなしようもないブログはさっさと消してしまいましょう

また前回の『MOTHER』のプレイ日記
■あたち、MOTHERで追想にふけりながら今もまた陶酔すの巻
なども読んでいただけたらあれです

そんな感じで、まずは『MOTHER』のクリア後の感想なんてば...
カタカタカタカタ...(テキストアドベンチャー的なあの音で)
~プレイしながらリコレクション

彼女の意識がうみだした、まぼろし・・・具現化された美しすぎる憧憬的な心象風景・・ここで衝撃の真相を知った後、物語は一気にクライマックスへ・・。
前回記事でも述べましたが『MOTHER』は三回目のプレイでした。二回目のプレイ終了後から、だいぶ時間が経っていたので、ほぼ初見に感じるシークエンスもあるのではないかと思いましたが、プレイしながら追想をするたびに記憶を回収していきました。当ブログのメインでやらせてもらっている「お勝手ながらの二次創作」におけるRecollection編は、まさに今回のような「ゲームの記憶回収プレイ」を参考にしており、ストーリー内で主要人物達の過去を一人称視点により共有された登場人物達が、(あるいは読者様もまた)、それぞれ独自のナラティブ・アプローチをもって、現在進行系のストーリー内で、過去を見た人物達、またその記憶を共有した人物達への新たな対応法や今までとは違ったアプローチ、考え方を構築していくきっかけとなるエピソードでした。『MOTHER』の記憶回収プレイもまた、二度目にはなるのですが、そこは自由に自分でストーリー展開を選べるゲームならではのまた過去のプレイとは異なる楽しみ方を得ることができました。
三回のプレイとも攻略本などの攻略手順は見ずにプレイ。今回はアイテムの説明だけは攻略サイトを参考にエンディングを迎えることができたのですが、レベルもそれなりに上げていた為、マジカント消滅後からは怒涛のストーリー展開で一気にエンディングへ。過去二回の記憶では、ホーリーローリーマウンテンへ行けるようになってからは、例のヒーラーの小屋を拠点に、ちまちまレベル上げをしていた覚えがあったのですが、今回はそれはなく、終盤はすごくテンポよく、ラストバトルまで行く手順でした。多分、随所随所で経験上げにふさわしいポイントを見つけてはレベルアップしていたので、「昔の遠回りなやり方ではなく、年相応の経験則を活かしたプレイ手順になった」、と自分では捉えています。
やはり「あの頃」のように、ヒントを求めて、何度も同じ街を行き来したり、無駄を承知で遠回りをしたり、同じ事しか言わないNPCと何度も何度も同じ会話を繰り返しながらインタラクティブに構築されていく、自分なりの思い入れがあってこそ、(この表現が正しいかは分かりませんが)インテンシティの高いナラティブは生まれるのではないかと思いました。
あと今回、ラストの展開を見て、Might and Magic (FC/1990)のラストを思い出しました。ラスボスが逃げてプレイヤーの意欲を持続させたまま、ある種、ぶった切るようなエンディングで次に繋げるという点では、やはり『MOTHER』は秀逸かつ挑戦的な作品だったのだと今回も感服するばかりな作者でした。
クリア後、攻略サイトで一般的な手順を参考にさせていただいたのですが、そこでフライングマンの存在を思い出し、今回は会うことすらなく終えてしまった自分の無駄効率プレイに激しい怒りを覚えると同時に「なんだか損した気分」になりました

やっぱりあの頃のように、とにかく行けそうなところは行ってみる激アツ好奇心的ゲーム心(ごころ)は忘れてはいけないんですよね・・

もしこれからまた四回目のプレイをする機会が来たら、今度はちゃんと攻略サイトを見てプレイしてみようと思います

なんて気づけば「結構しゃべった」ので、『MOTHER2 ギーグの逆襲』の感想は次の中継ぎ記事にて・・


最初の方はとにかく嫌われがち
