~恋愛成就祈願にもご利益があるという、鎮守の神が如く御神木がある聖地・・
それは・・・
あたちの農場(「わんぱく激アツスポット」として先日ユクモ村観光名所に認定。
第二、第三月曜日は一般開放休み)
ザッザッザッザッザッザ
(御神木前にある畑に何かを埋めている人型の「お手」)
デブ「ふぅ~。これでよし」ぱんぱん(何かを埋めた「ぽっこり」した土山を叩く)
一也「ニャンニャニャ~ニャ~ニャ~ニャ~ニャ~♪」(何やらどこぞの合衆国の国歌みたいな歌を歌いながらのうじょうに「イン」してきた水色猫)
デブ「・・・・・・・・」(畑前に立ち、手を合わせているユクモノ装備を着た太った男。頭部の「傘」は被っていない)
一也「ほにゃ?あれはデブじゃニャいか。ニャにをしてるのかニャ。行ってみるニャ♪」てててててて(両手を上にあげ二本足で上手に行く「あの走り方」で接近)
デブ「南無阿弥陀仏、はんにゃ~はぁ~らぁ~みったぁ~・・」ぶつぶつぶつ
一也「ほにゃら!」ドーン(後ろから突き飛ばした)
デブ「うわぁ~」バスン
(畑の土に顔面から倒れる)
一也「にゃはははははは。大成功ニャ」ぱんぱん(手を叩くというか肉球を叩いて喜ぶ水色猫)
デブ「もぉ~、なにするんだよぉ、冴島君」ぺんぺん(顔の土を払い起き上がる)
一也「ひとんちの農場でニャに合掌してるニャ。ほにゃらめ」ぺーん(膝をぶった)
デブ「いたいUBUちゃんのオトモはみんな暴力的だな~
」
一也「うちの主人はもっと残忍でひとでなしニャ。その暴君ハンターに見つかる前に、この畑で「ニャに」をしていたか教えるニャ。この、ほにゃらめ」
デブ「なんだい?そのほにゃらって・・まぁいいや。ここで何をしていたかって、埋めていたんだよ」
一也「ニャにをニャ」じろ
デブ「カエルさんだよ」けろ
一也「カエル・・生物分類のリンネ式階層分類でいうところの、脊椎動物亜門・両生綱・カエル目の・・あれのことかニャ?」←そのあれ
デブ「ずいぶんまわりくどい言い方だけど、そのあれだよ」
一也「そのあれってなんだニャ!」ぺ~ん(同じ膝をぶった)
デブ「いたい」
一也「冗談ニャ。それよりニャんでカエルを埋めたニャ?生き埋めニャ?」
デブ「そんな可哀想なことするわけないだろう。僕はやたらとモンスターを生き埋めにしてはケタケタ笑う極悪な君たちとは違うんだい」
一也「ほにゃら死骸かニャ?」
デブ「まぁね。釣りカエルの遺体だよ」
一也「釣りカエルの?ニャしてまた」
デブ「ほら、僕って見た目通り、どんくさくて不器用だろう?釣りをしようと思って、カエルを捕まえようとするんだけど、いつも握りつぶして殺してしまうんだ。それが申し訳なくって、毎回こうしてUBUちゃんの「のうじょう」の畑の土に埋めてるんだよ」南無・・(お手をあわせる)
UBU「てめぇ!!人んちの敷地でなにしてくれてんだ」ケリ~ン
(上空からデブの頭を蹴ってきた)
デブ「いたい」ずでーん(畑の土に顔面から倒れる)
UBU「まったく」ぱんぱん(お手を払う)
一也「UBUにゃん。一体どこで話しを聞いていたニャ?」
UBU「御神木の枝で横になって寝ていたのよぉ~」にんまり
一也「ニャンて罰当たりなことを・・ま、話しを聞いていたニャら話しは早いニャ。で、こいつの処分をどうするニャ?」
UBU「そうねぇ・・「ひとの敷地で勝手に変なもの埋める罪」の現行犯逮捕か・・。500万Zの罰金及び、のうじょう内での奉仕活動・・そうだ。シーソーのメンテナンスと「にゃんこトロッコ」の清掃、それにレールの組み換え作業をしてもらおう!いつかやんなきゃいけないって思ってても、つい忘れがちなのよねぇ~」へへへ
デブ「そんな・・ひどいよぉ~。僕はただカエルさんの鎮魂を・・」
UBU「もとはといえばおめぇが殺したんだろうが!!」ズガーン(顔面を靴の裏でおもいっきし蹴った)
デブ「ブバァ」(鼻血を出して倒れるデブ。キノコ箱に後頭部をぶつけキノコの胞子が飛び散る)
UBU「あんた、一体どのくらいひとんちの敷地でカエルを埋めたのよ?しかも畑に」
デブ「肥やしになると思ってさ。数はそうだねぇ・・数百かな」けろ
UBU「埋め過ぎだろバカ!!」バキッ(サマーソルトキックを腹に食らわす)
デブ「うぷっ・・・」ガシャーン
(軽い嘔吐をしながらまたしてもキノコ箱に後頭部をぶつける。再び舞い散るキノコの胞子)
UBU「なにカエルだけに「けろ」って答えてんのよ・・まったく」ふんふん(鼻にキノコの胞子が入ったらしい)
一也「まったくニャ。道理でここのところ、畑が臭いと思ったニャ・・って、はぁ~っくしょい!!」(同じく鼻に胞子が入った様だ)
デブ「おかしいなぁ・・いい「肥やし」になると思ったんだけど・・・・・ん・・」(自分を覆う巨大な影に気づく)
UBU「埋めるなとは言わないけど、畑に埋めるのだけはやめて頂戴よね」(同じく巨大な影がUBUを覆う)
一也「う、う、UBUにゃん・・・・」ガタガタガタ・・(影に覆われながら何かを見上げ、震えている)
UBU「なによ。今からデブの処遇の見直しをしようと・・・・って」はっ(上を見上げる)
ゲコり~~~~~~~ん!!
(御神木を遥かに超える大きさの巨大ガエル(水色気味)がいつの間にか立っている)
デブ「カエルさんだ!!巨大な釣りカエルさんだ!!」
UBU「うげえええええええええええええ」
「あたちのモンハン日記」
~Return of Fishing frog~
☆中二おてがらトリオシリーズ☆
~農場内、採掘場最上段
UBU「・・・・・・・・・」(手すりに掴まりながら畑の上に立つ巨大ガエルを見る)
デブ「・・・・・・・・・・」(同じく退避)
一也「・・・・・・・・・・」(同じくデブの頭の上に乗ってる)
「ゲコ~。ゲコゲコ~」(巨大ガエルが鳴いている)
UBU「なんなのよ・・あれ」
デブ「カエル様だよ」
一也「カエル様・・?ニャンだそれ」
カエル様「ゲコ~。ゲコラッチョ」べろん(なっがくて水々しい「べろ」を伸ばした)
UBU「やだ!気持ち悪い!!カエル様って何よ!!」ぷんすか
デブ「僕が畑に埋めた数百匹のカエルさんの魂が、御神木の聖なる霊力に反応して具現化したんだよ。ほら、その証拠にカエル様の体をよく見てご覧」
一也「ほにゃ・・」じー
カエル様「ゲコゲコ。ゲコラッチョ」すけぇ~~~~(体が薄く透けていて、向こうの景色がほのかに見える)
UBU「うえ!なにあの子!スケルトンじゃんか!!きもっつーか、キショ!!」
一也「霞龍みたいなもんかニャ?」
デブ「違うよ。決してステルス機構じゃないよ。言ったろ?カエル様は無数のカエルさんの魂の具現化だって。だからモンスターじゃないよ」
UBU「ちょっと待って・・ってことは・・」
一也「お化けだニャ」
UBU「うぎゃああああああああああああ」←ご存知、お化け大嫌い
カエル様「ゲコゲコ・・・ゲコラ?」きょろ(最上段のUBU達に気づいた)
デブ「あ・・こっちに気づいたね」
UBU「目が・・目がきょろきょろしてるぅ~!気持ち悪い~!!つーか、キショ!!」
カエル様「ゲコ」
シュパーーーーーーーーーーーーン
(採掘場の手前地面にベロを素早く伸ばしては引っ込めた)
UBU「うおおおおおおおおお!?まさに「しじま」じゃんかよ!!あの動き!!」
一也「オオナヅチみたいなモーションだニャ。で、どうするニャ?」
UBU「いやだ!!お化けなんかと戦いたくねぇわ!!例え「霊属性」武器があってもゴーストハンティングなんてごめんだからね!!」MAXぷんすか
すあま「謎や・・ミステリーやで」(おかっぱ一重少女の憮然としたアップ顔)
UBU「うぎゃああああああああ!!今度はおかっぱ幽霊!!ピノみたいな頭した!!」
すあま「誰がピノやねん。冷たないっちゅうねん」
トンコ「にゃにをしてるニャ?UBUにゃん」
ザンコ「なんなのですの?あのけったいな巨大ガエルは」
リカ「こんにちわぁ~♪」
一也「にゃんだお前ら?いつの間に上がってきたニャ」
トンコ「のうじょうの前を通ったら何やら巨大なカエルが見えたから来てみたニャ」
ザンコ「遠くからあの「カエル型エアートランポリンハウス*」が見えたものですから、来たみたんですのよ」(*遊園地とかイベント広場にある、あの中に入ると「ぽよんぽよん」するやつのこと。子供が積極的に入りたがるあれのこと)
すあま「せや。謎のある所に「バベル少女探偵団」の姿ありやで。なぁ、細谷さん」にやり(前歯が一本生えかけの歯並びを見せながらほくそ笑む)
リカ「あたしはやめようっていったんですけどねぇ~♪」(あんまりそうでもない)
UBU「って、あんた達、あれ見て何も思わないの!?」
カエル様「ゲコォ~。ゲコ・・ラッチョ」シュパーーーン(キノコ箱に向かってベロを出して何かをくっつけて引っ込めた)
UBU「あ~!!あの野郎!!ひとんちのキノコ勝手に喰ってやがるな!!」ぷんすか
ザンコ「お腹が空いてらっしゃるのかしら」
リカ「あのカエルさんってなんなんですか~?新手のモンスターですか?」
トンコ「やけに落ち着いてるニャ」
リカ「だってモンスターならハンターのUBUさんとデブさんいるし。それにあの子、おとなしそうじゃなぁ~い?」
デブ「あれはお化けだよ」
リカ「ぎゃああああああああああ帰る!!」ダッ(逃げようとするも、すかさず猫首をトンコに掴まれる)
すあま「貧弱狩人団の太ったおにいはん。あんたらがさっき話しとった話し・・あれほんまなん?」
デブ「なんだ、君は聞いていたのか。おそらく僕が畑に埋めたカエルさん達の遺体が、御神木の霊力を受けて具現化したんだよ。それがあのカエル様さ」
ザンコ「非常識極まりない話しですわね」
リカ「も、も、目的はなんなのかしら」ガタガタガタ(トンコの背に隠れ震えてる)
一也「復讐じゃニャいのか?こいつ(デブ)への」(デブの頭の上に乗りながら指差す)
デブ「え~なんでさぁ~?」
UBU「おめぇが散々握りつぶしたからだろうが!!」ガイーーン(煌黒大剣アルレボでカチ上げる)
デブ「お~~~~~わぁ~~~~~~~~~」びょ~ん(最上段からカエル様の方にふっ飛ばされた)
一也「にゃんで俺もぉ~~~~~~!!」びょ~ん(デブの頭に掴まったまま一緒に飛ばされる)
トンコ「みゅうう!カエルさんの方にすっ飛んでいくニャ!!」
カエル様「あ~~~~~~ん」(口を開けて待ってる)
UBU「ほえ・・口開けて待ってるね、あの子」ぽかぁ~ん
リカ「ぎゃああああああ!!冴島さんとデブさんが食べられちゃう!!」
デブ「うげええええええええええええ」
一也「ほにゃら~~~~~~~~~~」
カエル様「あ~~~~~~ん」
ばっくんちょ
UBU「あ・・食べられちった」
リカ「ぎゃああああああああ!!殺人!!たった今、人と猫が得体の知れない巨大ガエルに食べられる瞬間を見てしまったわぁ~!!これがきっかけであたしはPTSDになってしまって、夜な夜なこの恐怖の瞬間を思い出して悩まされるのよ!!もう超最悪~!!超来なきゃよかったぁ~!!」
トンコ&ザンコ「・・・・(うるさいな)」
すあま「かわずはんの体を見てみい!!」
カエル様「ゲコ」げっぷ(満足そうな顔してるお腹では飲まれたデブと一也が透けて見える)
リカ「ぎゃああああああああ!!お腹の中が透けて見えてる~!!」
UBU「ほえ・・お化けだから「中」が透けて見えるね」
ザンコ「でもなんで消化器官までは見えないんでしょうね」
トンコ「そこまで見えたら気持ち悪いニャ」
すあま「見てみい!どんどん体内を回って・・」
シャオオオオオオオオオオ
(体内の中をまるでウォータースライダーを滑る様に通って行く一也とデブ)
UBU「お尻から出てくるね」
カエル様「ゲコ~」
ぽぉ~~~ん
(お尻から勢い良く出てくる一也とデブ。飛ばされた勢いで御神木に全身をぶつける)
トンコ「助かったニャ」
ザンコ「ほんと不条理極まりないですわ」
すあま「見てみい!!かわずはんの顔を!!」
カエル様「ゲコリンチョ♪」(実に満足したような顔)
UBU「お腹一杯になって、う○ちもしたから満足したのかな」
すあま「ちゃうで!きっと恨みのある太ったおにいはんに仕返し出来たから満足したんや!!」
デブ「いてててて・・・」ぺちょり~ん(叩きつけられた御神木の下で頭を抱えるその姿はなんだか全身ぺっちょりしている)
一也「いったいニャンだったんだ・・って、ニャンだこりは!?」ぺちょり~ん(全身ぺちょりんこ)
トンコ「あれま、二人共体がぺっちょりしてるニャ」じー(双眼鏡で上から見てる)
すあま「霊の体内に入ったんや。あのゼラチン状のぺちょぺちょは、きっとエクトプラズムちゃうか?」
UBU「ほえ・・ちょっと「採取」しておきたいね」(不思議なものを見ると採取したくなる、これぞ「ザ・ハンター精神」)
ザンコ「でもおかしくありませんこと?デブ様への復讐が済んだのなら、恨みが晴れて天へ召されるのが普通じゃないんですの?」
すあま「まだや・・・まだ、何かこの世に未練があるんやでしかし!!」
UBU「おいデブ!!カエルに他に何が望みか聞け!!てめぇの不始末はてめぇで処理しろよな!!」ぷんすかほい
デブ「そうか、カエルさんはまだ何か未練があるのか・・ねぇ!カエルさん!!」
カエル様「ゲコラ?」
デブ「君達を散々に握りつぶしてしまった僕への復讐は済んだはずだろ!?なのに君はまだ消えない!!もし他にも何か望みがあるのならば協力させてくれないか!?」
カエル様「ゲコ。ゲコゲコゲコ。ゲコゲ。ゲコラッチョ」
デブ「??」(バカな顔して見上げてる)
一也「一度でいいから釣らせてみたい・・と言ってるニャ」(カエル語が分かる)
デブ「へ・・・・?」
UBU「釣らせたい・・って、どゆこと?」
トンコ「デブが埋めたのは釣りカエルニャ。釣りカエルはその名の通り、「釣らせること」に誉れを感じ、その生涯を「釣らせること」だけに捧げる生き物なにょだ」
リカ「なんか嘘っぽいけど・・本人がそうしたいのならそうしてあげようよ」
ザンコ「川もありますしね」
すあま「あんまんのおねえはん」
UBU「なに?」
すあま「丁度ええ所にほら」ぴし(指差す)
ボベーーーーーーーーン
トンコ「しょうだ!釣り場があるニャ!あしょこでカエルさんを釣らせるニャ!!」
UBU「だから釣らせるってなにさ」
それからそれから・・
UBU「分かった?釣り竿と糸で繋がれたあんたを一也が釣りあげるから、そしたら成仏するのよ?」
カエル様「ゲコラ」ぷい(大きい口に小さい釣り糸を咥えながら機嫌の悪そうな顔をしている)
ザンコ「嫌がってますわね、生意気に」
デブ「それだけじゃ何か不服なのかな?」
すあま「そりゃそうやな。釣りカエルっちゅう生きもんが、「釣らせること」に生きがいを感じているんなら、ほんまに釣らせないと意味がないっちゅうことや」
カエル様「ゲコゲコ」(うなずいてる)
リカ「でも釣られると言っても・・」ぽけぇ~(カエル様を見上げる)
一也「こんなに大きいカエル、誰が食べるんだニャ」
ザンコ「覇竜くらいしかいないですわね」
トンコ「どうするニャ」
UBU「う~ん」
すあま「簡単や。あんまんのおねえはん、あんたが水中に潜って、かわずはんをキャッチしたらええやん。つまり、あんたが釣られるんや」
デブ「そうだね。それならきっとカエルさんも満足して成仏するよ」
UBU「なんであたちがそんなことしなきゃいけないのよ!!「のうじょう」の地主であるあたちはどっちかつったら被害者だぞ!!」ぷんすか
一也「早く入るニャ」ドーン(背中にドロップキック)
UBU「うぎゃ~」
ざぱぁ~ん(川に「イン」するUBU)
トンコ「さぁカエルさん。川に入るにょだ」ぐい(肉球でカエル様のでかいおしりを押す)
カエル様「ゲコ♪」
ジャポォ~~~~~~ン
(物凄い水しぶきをあげて川に「イン」する巨大ガエル)
デブ「うわあああああああ」バシャーーン(おもいっきし全身に水しぶきを浴びる)
ザンコ「きい~!!ずぶ濡れですわ!!」ぷんすか
リカ「さぁ冴島さん、釣り竿を持ってあげて」
一也「みゅうう」むんず(釣り竿を掴む)
ぷかぷか・・ぷかぷかぷか・・
(巨大ガエルが目だけを水面上に出しながら川に浮かんでる珍妙な構図)
ザンコ「・・・・・・・・・・・」
トンコ「・・・・・・・・・・・」
一也「これでどうするニャ?」
すあま「あんまんのおねえはんが、かわずはんをキャッチすればええんや」
ザンコ「それで「釣れたこと」になるんですの?」
トンコ「いいんじゃないにょか。一応、カエルに掴まって釣られるわけだし・・」
デブ「UBUちゃ~ん!今だ!!」
UBU「ブクブクブク・・・(なんであたちが・・)」すいすいすい(水中を泳いでいる)
カエル様「・・・・・・・・」(目だけ出して浮かんでる)
UBU「ブクブクブク・・・・(ほらよ)」たしっ(全身でカエル様の脇腹を掴む)
カエル様「ゲコ!!」(水面から出てる両目が怒って見える)
リカ「あれぇ~。なんだかカエルさん怒ってるねぇ」
すあま「たぶん「釣られ方」が気に入らないんやな」
ザンコ「めんどくさい幽霊ですわね」
デブ「UBUちゃん!!できるだけ「魚みたいに」やってくれないか!?」
UBU「ぶくぶくぶく・・(あのクソデブ・・事の発端であるてめぇが魚役やれってんだよ)」
カエル様「ゲコ~!!」(怒ってる目つき)
UBU「ぶくぶっく!ぶっくおふ!!(こうすりゃいいんでしょ!!おらぁ!!)」
がじっ(浮いてるカエルの下っ腹を噛んだ)
カエル様「ギャアアアアアアアアアア!!」(痛いらしい)
デブ「引いた!?」
トンコ「今だニャ!一也!!」
一也「ほにゃら~~~~~~!!」ぐーーーん(持ち前の怪力で釣り竿を引き上げる)
ばしゃああああああああああん
(巨大ガエルとそれに噛みついたままのUBUが水面上に釣り上がってくる)
リカ「やった♪UBUさんが釣れた!!」
ザンコ「なんなんですの、これ」
すあま「見ろ!空中上のかわずはんを!!」
きらきらきらきらきら
(空中で釣り上げられたカエルの顔は幸せそのもの。UBUはまだ噛みついている)
カエル様「ゲコラ・・・ッチョ♪」ちらぁ~ん(涙を流した)
ぽわぁ~~~~~~ん
(姿が消えた)
デブ「カエルさんの姿が・・!!」
トンコ「成功ニャ!!成仏したんだニャ!!」
UBU「はえ・・?」ぱっ(噛んでるものが無くなったことに気づく)
ばしゃーーーーーん(そのまま、お腹から真下に落下して海に落ちるUBU)
リカ「やったね♪すあまちゃん!作戦大成功だよ」きゃっきゃ
すあま「フフ。バベル少女探偵団に解けへん謎はないんや」(微笑むその笑顔は前歯が一本生え代わり中)
~後日、のうじょう
ゲコゲコゲコゲコゲコ(農場あたり一面に子カエルの群れ。赤、青、黄、緑、紫と色とりどりの釣りカエルが敷地を覆っている)
UBU「てめぇ!!デブ!!おめぇが畑にやたらと埋めたせいで、我よ我よと子カエルの亡霊が釣らせろって毎日現れてくるじゃねぇか!!」げこげこ(頭にカエルが乗っかってる)
デブ「おかしいなぁ。この前のカエルさんが「全員分」じゃなかったんだね」ぺちょり(カエルが顔面を這っている)
一也「こいつらみんな、あの世から来たって言ってるニャ。この前成仏した巨大ガエルに、ここに来れば未練を果たさせてくれるって聞いて来たみたいだニャ」げこげこ(両手一杯にカエルを抱いている)
UBU「うそ・・・」(言ってる側から口の中に入ろうとするカエル)
デブ「あははははは。とんだゴーストハンターになっちゃったね、UBUちゃん♪」
UBU「てめぇのせいだろうが!!」ガーーン(飛び蹴りでデブの顔面を潰す)
リカ「あれ・・なんだか農場が大変なことになってるね」(入り口の橋の上からその様を見てる)
ザンコ「まるでカエルの養殖場ですわね」
トンコ「今日は寄るのやめて帰ろうニャ」
すあま「そやな。頑張りや・・あんまんのおねえはん」
UBU「ぎゃああああああ!!頭の上でカエルがおしっこしたぁ~」あわわわ
デブ「はっはっはっはっは。みんな成仏させるまで、農場はさしずめ釣りカエルのテーマパークといったところだね♪」
UBU「てめぇが今度は魚やれ」けり~ん
(川に落ちるデブ。すかさずそれを追ってカエル達が川に飛び込んでいく)
一也「とんだ釣りカエルの逆襲だニャ」
デブ「溺れるぅ~!!」ザバザバザバ(その頭の上をカエルが乗ったりしてる)
UBU「ひょっひょっひょっひょカナヅチハンターめ。そんなんじゃタンジアのクエストは受けれないわよ?ほら、カエル、クエクエ♪」ひょいひょい(釣りカエルを付けた釣り竿を水面で上げたり下げたりしてる)
デブ「溺れ死ぬぅ~~~~~!!」ザバザバザバ(その大きく開けた口の中にカエルが入っていく)
一也「にゃはははは。おかしいニャ。なあ、カエルさん」(肩に乗ってるカエルに話しかける)
カエル「ゲコゲコ♪」
UBU「ひょっひょっひょっひょっそれそれ、クエクエ、カエルクエ」ひょいひょい(頭にカエルを乗せ、実に楽しそうに釣り竿を上げたり下げたりしてる絵。今日もユクモは平和である)
Return of Fishing frog ~釣りカエルの逆襲~/完ランキング参加中です♪皆様の激アツ一票をお待ちしていまぁ~す
次回「あたちのモンハン日記」中継ぎ記事は~
6/18(水)0時更新 ご来訪者数13万突破でありがとうございます♪
を送るだす読者の皆様に感謝なのです♪
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Return of Fishing frog~釣りカエルの逆襲~の巻
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