
UBU「さて・・作戦開始といきましょうか」にやり
スッ(ポッケに手をやる)
UBU「スキル発動・・・早食い!!」キョイーん

ササッ



(物凄いスピードでポッケから強走薬の入った小瓶を出し、目にも留まらぬ早さでそのコルクを親指で弾き飛ばすと一気にそれをかっ食らう)
UBU「ちょいや~~~~~~!!」バッ

「あたちのモンハン日記」
~Massive Unidentified Target~

GOTOGOTOGOTOGOTO・・・・
(断崖下をゆっくり進むガーグァ便)
ムバラク「盗賊程度ならってどういう意味だ?まさかお前、今流行の武力組織がこの荷物を狙って襲ってくるっていうんじゃねぇだろうな?」
エリクセン「中身によるね。ま、そうならないことを願う・・」ちら(ムバラクの方を見る)
ダーーーーーン

(ムバラクの荷台の上に突然ハンターの女が飛び降りて来る)
エリクセン「あ・・・」
ムバラク「何の音だ!?」きょろきょろ

エリクセン「エブエ!!賊の奇襲だ!!」ガバッ(起き上がり手綱を持つ)
UBU「ひょっひょっひょっひょ。賊とはひどいでしょ。一応これでも、ユクモいちイカしたビューティーあんまんハンター・・・」
ひょーーーーーーーん

(目の前に矢が飛んでくる)
UBU「うけーーーーーー


エブエ「ちっ・・・・・・・・」ギュリッ(ガーグァ便を走らせながら自分の荷台の上に乗り、弓を引いている)
UBU「へぇ・・・少しはやるようね」にや(片膝を付きながら、同じく目の前でコンテナに乗っている男に向かって不敵に微笑む)
エリクセン「ムバラク!!スピードを上げろ!!」シュパァ~ン

ムバラク「お、おう!!」シュパァ~ン


ガーグァ「コケラッチョ!!」
ズドドドドドドドドド

UBU「うぉっ

エリクセン「エブエ!!こっちの舵取りは任せろ!!」ゴトゴトゴトゴト!!(エブエが乗るコンテナを牽引するガーグァ便の操縦席に並走して近づき、片手を伸ばしてその無人になった手綱を掴もうとする)
エブエ「了解だ!!」バッ

UBU「ほえ?」
エブエ「死ねぇええええええええ!!」ギュリッ(弓を引きながらUBUの乗ってるコンテナに飛び移ってくる)
UBU「おう!?あたちとやろうっての!?」
エブエ「ハッ!!」バシューーーーーーン

UBU「ほいや~~~~~


エブエ「ちっ・・・!!」シュタッ

UBU「あぶねぇじゃねぇか!!この野郎

エリクセン「あと・・・少し・・・・!!」ぷるぷる・・(震える手を伸ばし、エブエの荷車の手綱を掴もうとする)
パシッ

エリクセン「よっしゃ!!それ・・・走れぇ~!!」バシーン

ガーグァ「コケラ・・・・サッ!!」きゅぴーん

ズドドドドドドドド

(三台のコンテナを乗せたガーグァ便がトライアングルの形で猛進する。後方、ムバラクが操舵する102コンテナの上では二人のハンターが睨み合っている)
エブエ「何者だ?」ゴトゴトゴトゴト
UBU「うるせえ

エブエ「目的はなんだ?」ゴトゴトゴト
UBU「しらねぇ

エブエ「・・・・・・」ゴトゴトゴト
UBU「


エブエ「ならば死ねぇええええ!!」ブーーーーン

UBU「弓撃なんてたかが知れてるわよ!!」ガイーーーーン

エブエ「クッ・・・!!」バッ

UBU「こっちより・・自分の荷車を心配したら?」にや
エブエ「なんだと・・・・・・む

ムバラク「一体なんだってんだよ!?」ゴトゴトゴトゴト
エリクセン「いいから黙って飛ばせ!!」ゴトゴトゴトゴト
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・
エリクセン「この地響きは・・・・」ガタガタガタ・・・(荷車のスピードとは別の振動が走る)
ムバラク「なんだってんだよ!?」ガタガタガタ!!(揺れが激しくなる)
エブエ「二人共!!迂回しろ!!」(荷台の上から叫ぶ)
エリクセン「来るぞ!!」パシ~ン

ムバラク「だからなんだってんだよぉおおおお!!」パシ~ン

ドシャアアアアアアアアアアアアン!!
(二人の目の前に、突如地面より「一角竜の頭骨」が浮上し、無人の荷台がガーグァごと突き上げられる)
ムバラク「なんだぁあああああああ!?」ゴトゴトゴトゴト(見事迂回に成功し、吹き飛んだ荷台を横目で見ながら疾走する)
エリクセン「ちぃ・・・!!」ゴトゴトゴトゴト(その反対側を迂回して進む)
エブエ「あれは・・・!!」ゴトゴトゴトゴト
ザベーーーーーーーーン!!

信長「カーッカッカッカッカッカニ!!」ちょきーんちょきーん

エブエ「この地域に盾蟹だと!?」ゴトゴトゴトゴト(コンテナの上から後方を見る)
UBU「信長ぁ~!!コンテナの確認お願いね!!」ゴトゴトゴトゴト
エブエ「なに・・!?」
バシャーーーーーーーーン

(突き上げられた木製コンテナが落下し、大破すると同時に中に入っていた大量のとうもろこしが溢れ出る)
信長「心得た」ちょきーんちょきーん

UBU「102コンテナ撃墜。情報通り・・中身はもろこしね」ん~(進む荷台の上に乗ったまま後方を確認する)
エブエ「貴様!今のモンスターを誘導したのか!?」
UBU「さぁね。しんない」ぷい
エブエ「ただの賊ではないというわけか」
UBU「そうでしょ!新大陸きってのクライファイターズ・・いや、今回の場合はちょっと違うのか・・・そうなると・・・え~と・・・どうぼ。ユクモ薔薇十字軍です」てへ

ムバラク「なんだってんだよ!?」ゴトゴトゴトゴト!!
エリクセン「いいから黙って最短ルートを目指せ!!」ゴトゴトゴトゴト!!
ムバラク「俺のコンテナの上で何が起きてんだ!?」ゴトゴトゴトゴト!!
エリクセン「気にすんな!!それより前を・・・なっ」
バベーーーーーーーーン!!

エヴェレッソン「ムキョーキョッキョッキョ!!検問の時間よぉ~♪」(遠方に見える崖下の通りにちびペッコの姿が確認出来る。その後ろにはルドルスU装備を着込んだ女兵士がずらりと並ぶ)
エリクセン「ちびペッコ!?」
ムバラク「だからなんだってんだよぉ~!!」
エブエ「な・・・あの連中は・・!?」
UBU「通称、孤島のアフィア。アクアパラダイスモーテルの刺客ね

エヴェレッソン「一斉射撃準備!!」パサッ(ちいちゃい羽で指差す)
UBU「げ・・やば

エブエ「二人共!!速度上昇!!迂回して突き破れ!!」
エリクセン「言ってくれるじゃねぇか!!あんたこそ援護頼むぜ!!」バシーーン

ムバラク「お助けぇ~~~~~!!」バシーーン

エブエ「ちぃ・・・!」ギュリ(目の前に並ぶ女兵士達に向かって弓を引く)
エヴェレッソン「てぇええええええええ!!」バッ
エリクセン「ターボだぁ!!ガーグァ丸鳥の意地を見せてやれぇええええええええ!!」
バシーーーーーーーーーーン

(おもいっきり手綱で叩く)
ガーグァ「コケラ・・・・チョエ~~~~!!!!」きゅぴーん

ズドドドドドドドド

(崖壁に駆け上がり、真横に疾走しながらルドルス兵の隊列を見事通り越していく)
エヴェレッソン「うそーーーーーーーーー

エリクセン「お先~~!!」ダシャーーーン

エヴェレッソン「そんなの・・・あり・・?」あんぐりペッコ
ルドルス兵「エヴェレッソン様!!前を!!」
エヴェレッソン「え?」くる
エブエ「どけぇ!!」バシューーーーーーン

エヴェレッソン「え?」
ドガアアアアアアアアアアン

エヴェレッソン「ゲホゲホッ・・!!爆裂型の矢か・・・!!」パサパサ(煙を羽で扇いでいる)
ルドルス兵「エヴェレッソン様!前を!!」
エヴェレッソン「今度はなによ!?」ぷんすか
ムバラク「どけぇええええええええ!!」ゴトゴトゴトゴト

エヴェレッソン「ひえ~~~~~~~~~

ズドドドドドドドドドドド

(ルドルス兵の隊列を突き破って進んで行くガーグァ便)
UBU「ほらよ、お土産」ポイッ(荷台の上から通りすがりに何かを投げる)
ゴロン

エヴェレッソン「え?」
シュウウウウウ・・・・・

ルドルス兵「きゃあああああ!!ポリタン爆弾よぉ~!!」
バシャーーーーーーーーーン

(凄まじい雷が群れを襲う)
エヴェレッソン「ぎゃああああああああああああああああ」びりびりびりびり
UBU「ひょっひょっひょっひょ!超絶ウケル!!」ゴトゴトゴトゴト
エブエ「お前も落ちろ!!」ブーーーーーン

UBU「ひょえ~!!」ひょん(頭を抱え避ける)
エヴェレッソン「ひいひい・・・撃て!!もうなんでもいいからあいつらを殺してちょうだい!!」ぷんすか
ルドルス兵「撃て~!!」ガガガガガガガガガガガ

エブエ「ちっ・・・!!」ガバッ(荷台の上で伏せる)
チューンチューーーン

UBU「あ~あ

ぼろぼろぼろぼろ

(開いた穴からとうもろこしがこぼれ落ちる)
UBU「やっぱし。こっちも「もろこし」だ

エブエ「落ちろ!!」ズシャアアアア

UBU「うそおおおおおおおおお

バコーーーーーーーーン

UBU「あ~~~~れぇ~~~~~~

エブエ「ふぅ・・・」
ムバラク「おい!!エブエ!!俺のコンテナの上で何をやってんだ!?」パシ~ン

シュタッ

エブエ「賊討伐・・とりあえず、一難去った」
UBU「いでえええええええええ


ブーーーーーーン

UBU「うお

シュコーーーん

UBU「・・・・・・・・おえ~~~~!!」ぺっ

ルドルス兵「いたぞ!!荷台に乗っていたハンターだ!!」ダッダッダッダッダ
ルドルス兵「あいつがポリタン爆弾を投げたのよ!!」ダッダッダッダッダ
エヴェレッソン「クルセイダーズの女桃毛獣よ!!撃ち殺しなさぁ~い!!」(兵士に抱きかかえられている)
UBU「やっべ

ホワホワホワホワ・・・

UBU「ほえ・・光蟲・・・」(目で追う)
ヒュオーーーーーーーーーーン

(そよ風がUBUの蒼い髪をなびかせる)
UBU「ほえ」

フラワー「お待たせしました。UBUさん」
UBU「フラワーさぁ~ん♪」
フラワー「さぁ、私に掴まって下さい」サッ

UBU「はいな」パシッ

ルドルス兵「なんだ!?獣人族が突如現れただと!?」ダッダッダッダッ
エヴェレッソン「構わないわ!!撃ちなさぁ~い!!」ぷんすか
ルドルス兵「撃てぇえええええええ!!」ガガガガガガガガガ

フラワー「いきますよ」
UBU「ほい」
ビューーーーーーーーーーン
(UBUの手を引っ張って颯爽と断崖に挟まれた道の奥へと消えて行く)
ルドルス兵「うそ・・・」
ルドルス兵「なんてスピード・・・」ぽか~ん
エヴェレッソン「関心してないで追っかけなさぁ~い

To Be Continued




ランキング参加中デス

次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はぁ~・・
7/12(土)0時更新 なにをやるかは未定の予定

をお送ります♪とにかく次回もおっきい声だして読もう

そしたら君の額のチャクラが開くかも・・

