~ユクモ村、農場....

サァアアアアアアアアア・・・
(滝近くの橋の上から農場を眺めるBBB、吾郎、おトキ、キンババ、そして何やら温泉たまごを食べているヴィルヘルム)
キンババ「わぁ~~~立派な農場だね」サァアアアアア・・・

BBB「他のメンバーに挨拶していこうと思ったが・・・キザ夫達は学校か・・・」サァアアアアア・・・

おトキ「ここをお嬢様が?」
BBB「ああ。どっかに、あんまん工房もあるらしい」やれやれ
ヴィルヘルム「あるらしい?」くっちゃらくっちゃら(温泉たまごを食べながら)
BBB「俺は管轄外。それより、お前、それどうしたんだ?」
ヴィルヘルム「入り口にあった「でっかいたまご」を漁ったら出てきた」くっちゃらくっちゃら

吾郎「あんまん工房・・・ついに小さい頃からの夢を実現なさったのか・・・」サァアアアアア・・・
へぇ~~~~えと・・・(トロッコの線路が繋がる洞窟より、ユクモノシリーズ(傘は被っていない)を身に纏った「細メガネ男」が出てくる)
おトキ「泥棒・・?」
BBB「にしちゃ細すぎるさ。おい、マナブ!!」
マナブ「ひぃっ


ヴィルヘルム「聞かなくても分かる。お前とおんなじタイプだ」くっちゃらくっちゃら(とキンババを横目に)
マナブ「・・・・・・・・っ!?BBBさん!!」
ダッダッダッダッダッ・・・ずでぇ~~~ん

スチャ・・ダッダッダッダッダッダッ!!
(一行の存在に気づき、慌てて走ってくるやいなや小石に躓き、豪快にメガネをふっ飛ばしながら転げるも、すかさず落ちたメガネを拾い上げ、それを颯爽と顔に装着しながら再び走ってくるマナブ)
ヴィルヘルム「ほらな」くっちゃらくっちゃら
キンババ「彼とは、なんとなく気が合いそう」やれやれ
マナブ「お戻りになられたのですね!?UBUさんは!?」きょろきょろ
BBB「ちょいと荷物を取りにな・・・UBUは・・まだだ」
マナブ「そうですか・・・・・そちらの方々は・・・・・・シュレイドの・・!?」
キンババ「ユクモでも有名人だね」やれやれ
BBB「ちょっくら、みんなと霊峰へ行ってくる。そっちは元気か?」
マナブ「ええ。UBUさんが留守の間、工房は私が守ってみせます。農場の方もキザ夫君達やナズガちゃん達がこまめに来てくれて、面倒をみてくれています。あんまん以外だったら、いつでも素材を提供できますよ」にこっ
吾郎「お嬢さんがこしらえたあんまんか・・・食べてみてぇな・・」ぐすん・・(と涙をみせるおトキの肩を抱き寄せながら)
マナブ「警備の方も我々におまかせください。今もデブとパソコンが渓流をパトロールしていますよ」はははは
BBB「劉珍とエリーゼちゃんは?」
マナブ「ええ・・それが何やら旧帝国軍・・現在の神殿の騎士団に呼ばれ、彼らの拠点へ出発しました」
BBB「そうか・・・二人はもともと「そっち側」だったな・・・・だが、どうして今頃?」
マナブ「サムソンさんがおられるから、そのサポート役として村に留まることを許されていたそうなのですが、あちらも人手不足なのでしょうね。劉珍曰く「ついに召喚されたか」と、残念そうに仰っていました」
BBB「ペーペーだった兵士が、クルセイダーズの食客と迎えられて見事、一人前に成長した。エリーゼちゃんもまた同じ・・・・ロージーの親父さんは、最初から育成目的でサムソンに二人を預けていたんだろう。お咎めを受けるってことはなさそうだが・・・まさか騎士団もアヤに・・」
ヴィルヘルム「向かったぜ。邪龍教の女と一緒にな」くっちゃらくっちゃら
キンババ「だから外街の学園を今も支援してくれていることに対してのお礼を伝えることもできなかった」やれやれ
BBB「やっぱりな。今度はアヤでドンパチやるつもりだ」やれやれ
マナブ「カーブーさん達も旅立ったそうで」
BBB「ああ。ぶん殴ってやりてぇが、まずは自分が今、できることをやろう」ぽん(マナブの太ももを軽く叩いて鼓舞する)
マナブ「ええ。心細いかと思いますが、皆様は安心してお出かけください」グッ(胸に手をあてる)
BBB「・・いい面構えになってきたな。頼りにしてるぜ」ガシッ(マナブを握手を交わす)
マナブ「これもUBUさんのおかげです。彼女がいなかったら、我々ゴンザレスは今も図書館が拠点であったことでしょう。おっと。これは決して、アカデミーを侮辱しているわけはありませんぞ、キンババさん。我々にはあなたのような才能はもとよりありません。今は体を動かしている方が楽なのです」はははは
キンババ「ムーアもきっと喜ぶよ。今度、ゆっくり話そう」グッ(マナブと握手を交わす)
BBB「だから親睦会はまた今度だ。ほいだら、行くぞ」
ヴィルヘルム「・・・・・確かにパーティーをするなら、申し分ない広さだな・・」ふむ・・(農場を見渡しながら)
バサバサバサバサバサ
(一同のもとに飛んでくるオウムのような鳥)
BBB「六本木・・・どうした?」バサバサバサバサ(彼の頭の上にとまる彼に向かって上猫目遣いで)

六本木「ソンチョウクエスト。オマエタチ、レイホウイッタトキノ、レンラクモウ」
BBB「おう、そうか。気が利くな。そんじゃ、マナブ。なにかあったらこいつを飛ばすぜ」
マナブ「いってらっしゃいませ」にこっ
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
~渓流、狩猟エリア6....

サワァアアアアアアアア・・・・・・
(せせらぎたまらない安らぎ往年の狩猟エリア、車椅子に乗ったUBUに「いないないばー」をしている大きな恐暴竜を中心にくつろいでいるロージー一行)

まさひこ「ナイナイナイナイ・・・バァ~~~~。アハハハハ。オカシイダロ、UBU。モウ一度、コノ「ジュラシック変顔」ヲ、ヤッテアゲルカラネ」(あのちっさい手でなんとなく顔を隠したりしてる)

アラン「ふぁ~~~~~あ・・・やっぱり渓流は落ち着くわな・・。本当に戻らなくて良かったのか?」バシャバシャバシャ(小川で顔を洗いながら)

ロージー「うん・・・なんかみんなに会いづらくって・・・・」はぁ・・(小川のほとりで体育座りしながら落ち込んでいるロックラックシリーズな少女)

ガルグイユ「ロージーおねえちゃまは、なんにも悪いことちてないのに?」バシャバシャ(小川で遊んでいる)

チェルシー「しょれはあたちもおんなじにょ。村に帰るときは、姫姉ちゃまも一緒じゃなきゃ、嫌だにょ・・」しょんげり・・
ロージー「ほんとそれ・・・・今はまだ村に戻れない・・・・」ちら・・
ホ~~ラ、ホ~~ラ、ジュラシック可笑シイダロ?
(UBUを一生懸命笑わそうとしている恐暴竜)
ロージー「よし。あたちもやる」ザッ
チェルシー「にょ?いつから、あたちに?」
ロージー「あたちを笑わせるなら、あたちにならないと。でしょ?」
チェルシー「ププッ。じゃあ、あたちもやるにょ♪」
ほら、まさひこさん、どいて!
今度はあたち達の番だにょ
(おどける恐暴竜をどかしてUBUの前に立つロージーとチェルシー)
アラン「健気だな」サワァアアアア・・・(ほとりの土に埋められている、ちいさなドスビスカスに語りかける)
ファイヤージンガー「あいつらなりに責任を感じているのさ。ユクモにしてユクモにあらず。きっとな」
アラン「丞相さんがいないユクモは、あいつらにとっても帰る場所じゃないってことか・・・。その土の味からは、何を感じる?」
ファイヤージンガー「静穏なる山の生命。俺の故郷の土も良かったが、今はすっかりこっちに慣れちまった」パサ・・パサ・・(葉っぱのお手でお湯を浴びるように土を茎の体にかけながら)
アラン「お前の故郷って、空を浮かんでるんだってな。大陸広しど、浮かぶ島とはねぇ・・」
ファイヤージンガー「天空の島なら、ユクモのお嬢さんにとっても、良い環境だとは思うが・・・故郷が今どこに浮いてるかもわからねぇ」やれやれ
アラン「とんだ放蕩息子だな」ナハハハハハ(と笑う、ちいちゃいドスビスカス)
お~~アホやってんな
あんじゃコラ!!
(UBUを必死にわらかそうと変顔をしているロージーの背後から、頭に六本木を乗せたBBB一行がニタニタしながらエリア2の方向より歩いてくる)
アラン「早かったな。こっちは十分、昼寝もチャージもできたぜ」むん(土に埋まりながらガッツポーズしてみせる、ちいちゃいドスビスカス)
BBB「ああ。こっちも村に戻って正解だった。鉄平や純平、それからカーブー達が、アヤに向かったらしい」
ロージー「え・・・お兄ちゃんも・・」
まさひこ「アヤッテ、ナニ?」
六本木「ジャリュウキョウノ、ソウクツ!!」
BBB「積もる話は霊峰に行ってからだ。サムソンに詳しい話を聞こう」
フオオオオオオオオオオ
キンババ「なに・・?」きょろきょろ
ロージー「上!!」ガサッ(慌てて土に埋まっているバディをすくい上げ、左肩の上に乗せる)
ヴィルヘルム「ああ?」ちらっ・・
フオオオオオオオオオオ!!
(頭から垂直降下してくる炎王龍)
キンババ「ぎゃあああああ!!炎王龍炎王龍炎王龍炎王龍炎王龍ぅ~~~~~!!!!!」ガバッ

BBB「同じそれでもあれは違う」フオオオオオオ!!
ヴィルヘルム「なに?」
BBB「あれは・・・」

くるん・・・しゅとっ・・
(着地直前で華麗に一回転しながら颯爽と渓流の大地を踏む偉大なる炎王龍)
BBB「ゼルベスだ」

ゼルベス「久しぶりだな、BBB」ドスン・・ドスン・・(警戒を解いているのか、炎の鎧は纏っていない)
BBB「最近はまた、各地に炎王龍が出没しているって噂だが、お前も狩られに来たのか?」ザッ・・(車椅子のUBUを守るようにBBB、まさひこ、ロージー&ジンガー、アラン、ガルグイユ(ぽっこりお腹モードに膨らみながら)、ヴィルヘルムが立ち塞がる(ビーの頭の上に乗っている六本木もまた、鳥目を鋭くして炎王龍を睨みつける)。おトキと吾郎、そしてチェルシーは車椅子の左右にそれぞれ立ち、俯いているUBUの手を力強く握りしめる。キンババもまた恐る恐る車椅子の背後から怖じけながらも炎王龍を睨みつけている)
ゼルベス「相手にする価値もない。今のその女もな」(尊大に顔を上げながら一同を見下す)
BBB「てめぇには関係ねぇ。要件だけ言いやがれ」じりっ・・
??「ダメですよ。喧嘩しちゃ~」
チェルシー「え・・・しょの声は・・・」
ニョニョ~~~~~~ん!!
(炎王龍のたてがみの中より、淡いブルーベリーパフェカラーをしたナチュラルボブな頭部以外、リバルカイザーシリーズ(ベース色もまた淡い紫)を装着した女性ハンターが「Wピース」でおどけた姿を見せてくる)
チェルシー「パノおねえちゃま!!」しゅとっ(炎王龍より飛び降りてくるパノに向かって走っていく)
パノ「ぶりです。ひさし」だきっ♪(チェルシーを両手で抱き上げながら)
ヴィルヘルム「敵じゃないのか?」
BBB「パノちゃんはな。ゼルベス!どうして俺達がここにいると分かった!?」きゃっきゃっ♪(と再会を楽しむ二人の背後に見えるでかい炎王龍の顔に向かって)
ゼルベス「俺の意志ではない。小さき黒猫よ(んもぉ~~パノったら、目の前ではしゃいじゃって・・・これじゃあ、「宿敵同士の緊張感ある再会」が、台無しじゃなぁ~い・・)」きゃっきゃっ♪
パノ「覗いたんです。双眼鏡で。上から。ずっとして」んべぇ~~(とチェルシーを抱きかかえたまま、舌を出しておどけてみせる)
BBB「上から・・?」ちらっ・・
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(遥か上空に浮かぶ天空の島)
ロージー「うっそ!?」
アラン「おい、あれって・・・まさか・・」
ファイヤージンガー「ああ!!俺の故郷だぜ!!確実にな!!」

お~~~~~~~~~~い
(島の上より、ふわりと飛んでくる浮岳龍)
BBB「ヤマオモイの爺さん・・・そうか・・さっきの感覚は爺さんの・・・・」
パノ「ないです。それだけじゃあ~」ぐりっ(無理やり、黒猫の顔面に手持ちの双眼鏡をあてる)
BBB「いててて・・・・・・・なっ!?」
アンニャ~~~~~~~~
(双眼鏡視点。浮岳龍の額の上に乗っている白いモフモフ赤ちゃん猫)
バステト「ア~ニャ~コニョチテ!!エッタラ、ホニョ!!(ユクモクルセイダーズ!!アッセンブル!!)」ぶいっ(こちらもWピース)
キンババ「BBBさん。あの子がもしかして・・」(自前の双眼鏡で上を見ながら)
BBB「ああ。あれが噂の神童だ。バステト!!みんなを連れてきたぞ!!」スッ・・(双眼鏡を吾郎に貸してあげる)
バステト「ニャ~ニャ♪(タイミングばっちりだよ)」グッ(サムズアップする)
チェルシー「それじゃあ、パノおねえちゃま達は・・・」
パノ「きたんです。皆様をお迎えに」にこっ
BBB「・・・ってことは・・・」
ゼルベス「事情は龍之鉄平の娘とその奥方より聞いた」
ロージー「え・・じゃあ、フラワー達も「上」に・・?」うんうん(と頷くパノは喜ぶチェルシーのモフモフなお腹に顔を埋めている)
ゼルベス「行くんだろ?アヤに」
BBB「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ちら・・
UBU「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(俯いたまま、上から下りてくる浮岳龍の風圧に蒼い髪をなびかせている)
ロージー「行こう。BBBさん。UBUちゃんも連れて、お兄ちゃん達をぶん殴りに行こう」グッ(彼女の横でサムズアップするアラン。その背後では同じく恐暴竜が大きく頷いている)
BBB「・・フッ・・・・。六本木。早速、お前の出番がきたぜ」
六本木「アア。ソンチョウニハ、ツタエテオク。カブイテコイ。ビーヨ」ふおおおおおおおん(浮岳龍の大きな影に覆われながら)
BBB「おっしゃ!!ほいだら行こうぜ!!目指すはアヤだ!!」お~~~~っ!!
To Be Continued

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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第119話 「実にギルドナイトっぽい活動の仕方だ」
4/3(月)0時更新予定
いやぁ~、しかし、パノちゃんとチェルシーが再会できて良かったぜ
ブログの年数でいえば、2017年のクリスマスSPを入れたとしても実に6年ぶり
ストーリー本編でいえば、8年ぶりの再会だってんだからな
スピンオフなら新春SP三夜連続★大江戸怪異捕物帳2019~しょの一以来だが、
しっかし、なげぇ~ことやってるな、このブログも
そんなわけでまだまだ続くぜ!!そしたらよ
次回も見よう!!読も見よう!!
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