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MH世界観における産業革命が及ぼす大陸社会の変革/しょのニ

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”The smallest feline is a masterpiece”

猫は、どんなに小さくても最高傑作である

― Leonardo da Vinci 1452~1519


felineとは形容詞で「ネコ科の~、ネコのような」名詞では「(動物学的にいう)ネコ科の動物(所謂ネコ亜科全般)」を指す。MHを代表するアイルーの英語表記はこの語句にちなんでか「Felyne」と呼ぶということは過去のなぜなに☆あたモン「MHを代表するマスコットキャラ「Felyne&Melynx」とは」の回で紹介させて頂いたのは記憶に新しい。
どうぼ。あたモン作者です。今日も次回の中継ぎ記事から引き続き、「MH世界観における産業革命が及ぼす大陸社会の変革/しょのニ」をお送りしよう(なぜしてこの回だけ作者が「少し」上から目線の感じなのかはあまり気にしないように)

前回では今日におけるMH世界観の産業革命時代突入の要因ともいえる原動力を実に簡易的にだが紹介させて頂いた(というより無駄に前置きが長かったのは言うまでもないが、it's so atamonstyleということで了承を頂きたいイヒヒ・・・

ご存知MH世界は我々の世界でいうところのホモ・サピエンス以外にも、竜人族(Wyverians)、獣人種(Lynians)といった「ヒューマノイド亜種」が存在する。故に大陸上の文明文化は実に多種多様であり、一概に定義づけるのは非常に困難だ(そのパラダイムを説明するのにはまだまだ研究不足であり、資料も足りないのが現状だろうか。ゲーム外観から考察出来る範囲にも限界がある..)

こと獣人種のタクソンは大きく分類してもチャチャブー科、メラルー科、アイルー科とあり(近年ではウルキーという新種の獣人種も確認されている)当然、彼ら独自の文明及びそれを形成する技術力が存在するのである。今回はその中からネコ科にスポットを当て、近年飛躍的に成長した彼らの技術力からその一部を紹介、今後の大陸社会に及ぼす影響力を考えていこうと思う。


~火をも恐れぬ勇知のテクノロジー

写真はご存知バルバレギルド狩猟管轄地域では常識的に見られる「ネコ式突撃隊」の華麗なる合体技である。どんぐり型のロケットに跨がり、自分よりも数十倍はある凶暴なモンスター相手に「頭から」突っ込もうというのである。実に頼もしい限りではないか。ゲームシステムの「云々」依然に、作者はこの小さな体に宿った勇知に敬意を払い賛辞を贈りたい。我が主人のために命を張って立ち向かう志・・きちんとした道徳的な観点視点から見れば、涙してもいい感動的なカットである。何故ならば、どんぐりロケットに跨るアロイ装備を纏ったオトモの顔には「一切の迷いが見られない」からである。決意したのであろう。「この一撃にすべてをかける」と。種は違えど、同じ思考力を持つ小さな武勇を前に、その強い意志力を想像するだけで涙が溢れてくるではないか。彼らの勇気にリスペクトを示しつつ、その技術力にもハンターは感謝すべきである。近年ではネコ式火竜車・改、ネコ式突撃隊・改、ネコ式応援楽団・改と、もはや歴戦のPMC(民間軍事会社)同等の傭兵組織になりつつあるのが猫族(あたモンでは彼らをこの様に総称)であり、その「ネコ式軍需産業」も、今日では立派な大陸経済の支柱となっているのである。


~ネコ式兵器VS人型兵器

昨今のネコ式産業の向上を示す代表としてオトモ武具が挙げられる。近年のナンバリングシリーズやMHFでも証明されている様に、実に近未来的かつ豪壮である(にも関わらず、それでもやはり「パンツ」を履かないのは猫族としてのアイデンティティの表れなのだろう)。ハンター同様にゲームでは当たり前の様に見えてしまうこれらエキセントリックな武具だが、大陸社会では「これが当たり前」なのだろう。想像して欲しい。現在狩猟が主要な都市(メゼポルタやドンドルマ)では、バラエティに富んだ武具を身にまとった猫達が、威風堂々と二足歩行でガシャンガシャンとその重厚な音を立てながら歩いているという大陸的現実を・・。当然、優れた武具であればあるほど鍛造にかかる費用は増えるので、工房にだけ莫大な純売上高が入るのだ。それもそのはずだ。素材は勝手にハンターが持ってくるのだから、仕入原価など不要、つまり粗利益などという概念自体が工房組合にはないのであろう(これら「大陸社会の自由経済に潜むグレイゾーンの解釈及び大陸経済論の矛盾」は、当ブログのストーリーモードで出来るだけ説得力ある形で証明していこうと心に誓う作者であった)。

さて、問題は上写真のような(セルタスネコシリーズ)見た目で確実に技術力の向上が垣間見れる、もはや全身凶器の様な武具を身に纏い、前述した「ネコ式軍需産業」の殺戮兵器を人型に向けてきた場合の危惧と対処である。あたモンではフニャンコ革命編で猫族が種の尊厳と主張をするために革命を起こしたのだが、公式世界ではどうだろうか?多くの狩人は如何に優れた兵器を持とうとも所詮は獣人種、偉大なる力を持つハンターの前では人海戦術に頼らずとも殲滅することが出来るだろう、というのが大陸社会的な通念なのだろうか?だとすればそれは大きな間違いであり、竜対戦時代に人型が犯した大罪のアポカリプスは、再び大陸がハルマゲドンになることを示唆するのではなかろうか。こうした多種族間における武力抗争に関しては、こと「純粋世界」である公式観においてはタブーなのだろう。なので我々は、人間と猫族が互いに技術向上を目指す上で必要な相互関係と健全な競争を行い、大陸社会発展の為に手と手を取り合う理想郷を見続けようではないか。

Stop Racism

それが公式MH世界観の何よりも素晴らしいテーマの一つなのだから。




~やがて猫は宇宙(そら)へ....

今回のテーマ「MH世界観における産業革命が及ぼす大陸社会の変革」とは、物理的な戦争を示唆するものではないということがだんだんと分かってきた。我々の世界同様、MH社会も時代は経済戦争に転換しつつあるのだ。ギルドは個体数確保という最大の「名目」をプロパガンダに、モンスターを狩猟ビジネスの道具と化し、人的脅威が致命的なダメージになり得ない程度に繁栄を調整し(もちろんハンターにクエストという生きがいと目的を与えつつ)、それに伴う狩猟必需品の販売売上で大陸経済を潤わせ、緩和していくのだ。これはまさにギルドミクスの公約であり、その裏では人類の大陸主権奪還が真の目的で・・・なんて陰謀論はストーリーモードでやるとして、では一体、発展したテクノロジーの矛先が「モンスターにだけ」向けられないのだとすれば、何処に向かうのだろうか?我々の冷戦期を思い出して欲しい。政治的なイデオロギー抗争はやがてテクノロジー競争へと繋がり、我先にと月を目指した。ならばネコ式テクノロジーが目指す未来もまた、宇宙(そら)へと向けられるのではなかろうか。ザボアネコシリーズはそんな猫達の未来意志が込められた「メタファーアーマー」なのかもしれない・・。次世代の狩猟は銀河系をフィールドに、宇宙服を纏ったオトモと共に駆け巡るSFオペラハンティングなのかもしれない。RPGのパイオニア、ウィザードリィやハイドライドもやがては剣と魔法の世界を地上だけにとどまらせず、宇宙へとその未知なるエナジーを求めて旅立っていった様にMHもまた・・なんてあれやこれや想像するのは作者だけであろうか?そして今回の主題が導き出した結論とは一体なんだったのであろうか?作者は思う。読者の皆様は一体どんな感じで、どんな顔してこれを読まされているだろうかと・・答えはすべてフィールドにあるのかもしれない。いざ狩らん。真のモンスターハンターに終わりはないのだから。こんな感じで強引に今日は終わるとしよう。なぜならばそれが、it's so atamonstyle(本日二度目)だからである。笑っちゃうにま~




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やがては「あたちハウス」も宇宙に飛び出すかも・・
そんなわけで次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

1/22(木)0時更新 「すごいざましょ」の巻


をお送り致します♪いよいよ絶滅の聖域編も第二章に突入DASH!果たして「おお!我らがあんまん女」は無事なのか!?気になってたまらないお友達は次回も読もうにこ~ひっくり返ってはぁ仰向けでお菓子をボロボロこぼしながらあせる




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