シュウウウウウウ・・・・・・・
(キャニオン頂上は煙幕で覆われ、その中央に巨大な炎妃龍が横たわっている)
ルナストラ「・・・・・・・・・・・・」
ウル「んダば、死んぢまったンバ?」ててててて(両手を上げながら炎妃龍に近づく)
レオ「いや。気を失ってるだけだろう。まったく生命力だよ」ザッザッザッ・・ガショーン(歩きながら装備していたテオ=ハウルを投げ捨てる)
ウル「よくねぇっチャよ?そのすぐ獲物を投げ捨てる癖」ぷん
レオ「ハンズフリーが好きなんだよ。それに毎回ちゃんと、倒したターゲット同様、ギルドの掃除屋に回収させてるだろ?それより、あんまり近づくなよ。目覚めたら厄介だぜ」
ウル「その時はもう一度倒してやるだけっチャ」むん
レオ「俺はもう勘弁だ。結構力使い果たしたな。精神レベルの浪費は、大陸有数のリカバリーアイテムをもってしても薬石無効ってねそればっかりは自分のウィルパワーに頼るしかない」ふぁ~あ(でっかいあくびする)
ハロルド「レオ~!ウル~!」ダッダッダッダッ(遠くから駆けて来るヒッコリーストライプのオーバーホール風ナイト装束を纏った子供)
ウル「ゲッ。ハロルドっチャ」ぷい
レオ「よぉ、ハル!久しぶりだな!もう天廊って所のリサーチは済んだのか?」
ハロルド「気分転換には最適だったよ。って、んなことより、これなんだよ!?お前がやったのか!?レオ!!」げぇ~(青ざめた顔で倒れてる炎妃龍を見てる)
レオ「ウルの助力もあってさ。なぁ?」
ウル「もちろんダバ」ぷい
ハロルド「ふん。レオは優しいからな。大方、いつもの様に吠え散らかしてただけじゃねぇの?」フフフ
ウル「む・・相変わらずなんて口の悪いちびっチャ!!お前よりウルちゃまの方が爵位は上なんだっチャよ!?云わばワガハイはお前より「おねえさん」なんだっチャ~!!」ぷんすか
ハロルド「ケェ~!!誰がオメェをリスペクトするかっての!!すぐに追い抜いて、俺が「おにいさん」になってやらぁ~!!どうだ!?チービ!!バーカ!!」いーだ
ウル「この野郎~」ガイ~ン
(ハロルドの口を両手いっぱいに広げる)
ハロルド「はんどでぼいっでひゃるえ(何度でも言ってやるぜ)はぁ~は(バ~カ)、ひ~ひ(ち~び)」(口を広げられながらも汚言は止まらない)
レオ「やれやれ。喧嘩しにわざわざここまで来たわけじゃないだろ?」ぽん(ハロルドの頭に手を置く)
ハロルド「あ、そうそう。援護しに来たつもりだったんだが・・・」パチ~ん(ウルのお手を弾く)
ウル「お前の手助けなんていらねぇっチャよ。もう倒しちまったんだから・・・」
ルナストラ「ガアアアアアアアアアアア!!!!」
ウル「いっ」
レオ「マジか!?」ザッ
ハロルド「任せなっての!!」ゴイン(背中に背負ってる金色の「おやすみベア」を抜く)
レオ「おお。ポポロスキー君があったか」ぽん(手をたたく)
ハロルド「汝、大陸の祖の元に眠り給えぇえええええええ!!」ブーーーーン(身の丈よりやや小さいクマ型のハンマーを大きく振りかぶる)
ゴギャアアアアアアアアアアアアン!!
(全身をもって炎妃龍の角目掛けて金色のクマ鉄槌を叩きつける)
ルナストラ「・・・・・・・・・・・・・・・・!!」
ガクーーーーーーーーン
ルナストラ「ZZZZZ・・・・・」すやすやすや
レオ「お見事」パンパンパンパン(ハンターアクション「お手を叩く」で賛辞と敬意を表する)
ウル「フン」ぷい(腕を組んだままそっぽを向く)
ハロルド「トリアゾラムなんて使わなくたって安眠出来るのさ。な、ポポロスキー君」(金色のおやすみベアに話しかける)
サフラ「皆さ~ん!ご無事で~」ぴょーんぴょーん(四速ダッシュで駆けて来るガイドネコ。その後方からはおかま館長と数十名いるであろうアサイラムの護衛兵(城塞遊撃隊シリーズ着用)の姿も)
ハロルド「ちぇ。頃合いを見計らってからの心配ならいらねぇやい」ペッ
レオ「まぁそう言うなって。問題なら片付いたぜ、サフラさん」
サフラ「お見事ですニャ。まずはアサイラムの脅威を取り除いてくれた事に感謝致しますニャ」ぺっこり45度
ウル「例には及ばねぇっチャ。それよりなんだンバ?大勢で」
サフラ「ふふ。この炎妃龍に用があるのですニャ。さ、アウラー館長」
アウラー「はぁ・・はぁ・・・こんなに走ったのは何年ぶりざますか・・・さぁ!みんな、この炎妃龍を外部の人間の目に触れる前に回収するざますよ!!」
レオ「おいおい。バラしはやんねぇぞ。俺たちは」やれやれ
アウラー「この巨体ざます。それに解体する時間が惜しいのよ。みんなで炎妃龍を中央から少しだけずらして頂戴!!」
兵士「ハッ!!」
すたこらタッタッタッタッ(手際良く炎妃龍を取り囲む様に散っていく警備兵達)
兵士「はい、せぇ~の」グッ(各々が慎重に炎妃龍をすくう)
ずるずるずる・・・・ずるずるずる・・・・
(余程の重量なのだろう。兵士数十名でも引きずって位置を少しずらすのが精一杯な様である)
レオ「なんか大変そうだな・・手伝おうか?」ぽりぽり(ほっぺを掻いてる)
アウラー「あらいいわよ、イケメン。そのくらいでいいわ!!ゲートを開いて頂戴!!」
警備兵「ハッ!」ダンッ(足場をおもいっきり踏む禿頭の警備兵)
ズ・ズ・ズ・ズ・ズ・ズ・・・・・・
(地面から舵の様な歯車装置が姿を表わす)
レオ「あんな仕掛けあったんだ」へえ~
警備兵「今ハッチを開けます」ぎゅりぎゅりぎゅり(歯車装置を回す)
ウル「んバァ~」(不思議そうにそれを見てる)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・!!
(頂上地面中央部の岩場がゆっくりと裂け、その下から巨大な鉄板が姿を見せる)
ウル「ッダ」ひょい(慌ててバックステップする)
レオ「なるほどね。飛空船が着地する為のハッチってわけか。エレベーターになってんの?これ」ドンドン(ブーツで鉄床を踏む)
アウラー「そうざます。まさかこんな形で役にたとうなんてね。さぁ、乗せて頂戴!!」
ハロルド「役員共が好む、無駄な経費運用の見本だな」ペッ
サフラ「さ、みんなで一気に格納庫まで行きましょう」ぴょん♪(鉄床に向かって小粋にジャンプする)
ハロルド「あのバケモンが眠るシェルターに一直線で繋がっているのか・・・」(神妙な顔つきで地面の鉄床を眺める)
レオ「なんだ、もう見てきたのか?」ぴょん
ハロルド「ああ・・・。悪いが俺は別ルートで中に戻るぜ。あの人工ドラゴンの気持ちワリィ面を見たくねぇんでな」ザッザッザッザ・・
ウル「なんだっチャ、あいつ?分かったンバ。竜機兵がこわいっチャね。まだまだおこちゃまだっチャねぇ~♪」へへ~ん(両手を上げてへんてこりんなステップを踏む)
ハロルド「いや・・ハルは俺達には見えない何かを感じているのかもしれないな・・」(去っていくハロルドの後ろ姿を見送る)
アウラー「あの子はもう立派に任務をこなしたざます。さ、やって頂戴!!」
警備兵「ヘイ!!」ぎゅり~ん(禿頭の大男が鉄床に設置されている舵を大きく回す)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・・
(眠ったままの炎妃龍と皆を乗せ、キャニオン頂上よりゆっくりと真下に下がっていく鉄床のエレベーター。同時に岩床のハッチも閉扉していく)
じーーーーーーーーーーーー
(その様子を遠方より眺めている視点)
BBB「おい、見たか。間違いねえ。UBUのやつはあの中にいるぞ」じー(アサイラムより少し離れた丘の上でうつ伏せになりながら眺めている)
ゼルベス「・・・・・・・・・・・」(その横で伏せをしながら眺めている)
BBB「しかし運が良かったな。今のド派手な戦闘のおかげで、俺たちの気配を悟られることもなかったようだが・・・両方ともとんでもねえバケモンだったな。特にあの真っ赤な格好したハンターは要注意だが・・あの施設・・・一体なんなんだ?」
ゼルベス「ギルドの管轄だろう」
BBB「なんだよ?同族が討たれたのを恨んでいるのか?そんなにピュアじゃねえだろ、ゼルベスって男はよ」
ゼルベス「ただの炎妃龍なら、そうだろうな」ザッ
BBB「ああ?」
ゼルベス「今、囚われていった炎妃龍・・」
BBB「ん・・」
ゼルベス「前妻だ」
BBB「」(驚きすぎて一落ち)
ルナストラ「ZZZZZZ・・・・・・・・・」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・(降下していくエレベーターの振動を微動だにせず安眠する炎妃龍の寝顔)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
~アサイラム・監獄エリア
アンギョエラァアアアアアア・・・・・
ウケケケケケケ・・・・・
(洞窟内をこだまする不気味なモンスターの咆哮や哄笑)
ザッ(岩陰に怪しい人型と獣人種の影)
ゼット「この先は異常犯罪者共の牢獄エリアの様だな。大型知的生命体種のモンスターから、人型、それに獣人種とな。種は違えど、共通しているのは、どいつもこいつも悪魔に理性と魂を売っちまった、本物のモンスターってことだ。で、どうすんだ?こんな所に来て。そろそろ作戦を聞かせろよ、ユクモのお嬢さん」
UBU「・・・・・・・・・・・」ちらちら(岩場に隠れ、辺りを警戒している)
ナイトクルーガー「そう急かすなよ。お嬢さんは立ってるのも不思議なくれぇ疲労困憊してるんだ。喋るのもやっとなくれぇな」ふかぁ~(UBUの頭のてっぺんで葉巻を一服している)
ゼット「ケッ。ギルドのインセクトが偉そうによ。って、おい!見張りが来たぜ!」ガサッ
ナイトクルーガー「あいよ」ジュッ(UBUの頭皮にちいちゃい葉巻を押し付けて消す)
UBU「・・・・・・・・・・・」スッ・・(岩陰に身を隠す)
ザッザッザッザッザッザッザッザ・・・・・
(広く殺風景な洞窟内を城塞遊撃隊シリーズを纏った警備兵が二人、牢獄エリアより巡回を終えた様子で戻ってくる)
UBU「・・・・・・」ひょい(頭の上の光蟲を摘んで自分の顔の前に持ってくる)
ナイトクルーガー「なんだよ」(よりちいちゃい声で返事する)
UBU「支給用いにしえ秘薬・・・取ってきて・・」ぜえぜえ・・
ナイトクルーガー「ったく。命の恩人に命令ばかりだな。わかったよ」
ほわわわわわわわわ・・・・・・・
(発光を抑えながらそっと羽ばたいていく光蟲)
警備兵A「なんでもキャニオンの上で戦闘があったらしいな」ザッザッザッザ・・
警備兵B「ああ。だがもう収まった様だ。ギルドナイトの仕事だよ」ザッザッザッザ・・
警備兵A「流石だねぇ。安月給の俺たちとは質が違う。で?侵入者は天然のモンスターか?」
警備兵B「さぁな。そこまでは知らされてないよ。普通種のモンスターじゃないことは確かだろうな」
警備兵A「そうだな。この辺りのモンスターは大型含め、囚人共の餌にする為、殆ど捕縛しちまったからな。「餌を狩り」に行くのもエリアを離れなきゃいけないものな」
警備兵B「まったく。大食いばかりで困ったもんだよ。臨床実験の被験者になるとも知らずにな」
警備兵A「肥えれば肥えるほど解体にやり甲斐が出るって?よせよ、気持ちわりぃ」
警備兵B「ははははは。そりゃドクター共の仕事だ。まさかこのキャニオンの中が鮮血工場になってるなんて、都市の連中はおろか、モンスター共も驚きだろうな」
警備兵A「一応は中央捜査局や帝国軍が捕縛してきた、異常犯罪者の「更正施設」だ。とは言うものの、一度投獄されたら最後、二度と娑婆には戻れねえけどな」ククッ
警備兵B「しかも地下シェルターでは、龍族の火力を遥かに凌駕した最終兵器を製造してるときたもんだ。あの技術力と秘密主義さえ保てれば、ギルドの未来もまだまだ安泰よ」
警備兵A「第二次竜大戦時代も近いって?やめて欲しいもんだ。俺たちはおろか、どんな優秀なハンターだろうが、あんな巨大な殺戮兵器を目の前にしたら何も出来やしねえよ。文明の進歩もほどほどにしてくんねえとな。古代文明と同じ終焉を迎える羽目になっちまう」
警備兵B「こっちは家族を食わすために必死だもんな。「文明の向上より、一杯の達人ビールを!」なんてのは何時の世でも同じ無産階級のしがない望みだ」はぁ~あ
警備兵A「巨大組織の下で現場の人間がやる事っていったら、まずは現状の確認、日々の任務を着実にこなせってな。道を作るのはお偉いさんだ。その列を変えたければ野心を持てと、アル中で死んだ親父がよくぼやいていたさ」
警備兵B「日々の仕事っていえばよ、オメガ4号の特別牢の点検、今日だったろ?」
警備兵A「そういやそうだったな。都市(ロックラック)から業者が来るんだろ?」
警備兵B「ああ。飛空船で来るって言ってたが・・大丈夫かね」
警備兵A「平気だろ?イレギュラーモンスターも無事にナイトが倒してくれたんだ。それにこの辺の空域は、飛竜種の活動エリアじゃないからな。仮に砂漠で何かあっても、空路からなら安心だよ」
警備兵B「で、点検には誰が立ち会うんだ?」
警備兵A「業者任せだろ?勝手にやらせておけばいいさ」
警備兵B「おいおい。それだからお前は出世出来ないんだ。万が一何かあったら、相手はあのオメガ4号だぜ?館内は大パニックに陥るぞ?」
警備兵A「何も起きやしねぇよ。それに4号は特別牢獄のおかげで脆弱化してやがる。今や館長の言いなりペットってわけよ」
警備兵B「奴の生体器官の謎を解明出来りゃ、前代未聞の発見だっていうじゃないか」
警備兵A「暗黒商会をも上回るテクノロジーってか?そりゃ頼もしいが、どうも俺にはあのアウラーって館長がそこまでの逸材とは思えねぇ。いつも色目を使ってきやがって気持ちわりぃよ」
警備兵B「おい聞こえるぞ。それに一応、それなりに旧大陸じゃ名の通った龍科学者だったらしいぜ」
警備兵A「A級指名手配犯のダニエル・カペラ並じゃねぇだろ。知ってるか?いよいよギルドが本腰あげて、そのカペラ女史を捕縛しようとしてるらしい。アサイラムでこき使おうって魂胆だな、きっと」
警備兵B「シェルターでやってる実験を手伝わせようっていうのか」
警備兵A「だろうな。モンスターを人工的な搭乗兵器に「再利用」する考案をしたのが、他でもないカペラ女史だっていうんだからな。ギルドにしてみりゃ喉から手が出るくらい欲しい人材ってわけよ」
警備兵B「恐ろしい世の中になったもんだ。早く昇進して、こんな施設とオサラバしたいよ。いっそナイツにでも入れればいいけどな」
警備兵A「ハッハッハッハ!お前の狩りテクじゃ到底無理だな」
警備兵B「うるせぇ。それより早く休憩室に戻ろうぜ。なんでもサフラ様がおすそ分けにって、都市から黄金芋酒を運んできてくれたらしい」
警備兵A「うお~!マジかよ!!こりゃいにしえ秘薬でも飲んで、ダッシュ全快で行くしかねぇ・・・って、あれ・・」がさりごそり(ポッケを漁ってる)
警備兵B「どうした?」
警備兵A「いや・・・支給用いにしえ秘薬がないな・・あれぇ~」がさりごそり
警備兵B「腹でも減って食っちまったんじゃねぇの?もしくわポケットに手を突っ込んだ拍子に落としたとかな。なんつっても、アウラー館長お手製の支給用秘薬は豆みてぇにちいせえからな」
警備兵A「おっかしいなぁ・・・・」がさりごそり
警備兵B「また貰えばいいさ。行こうぜ」
ザッザッザッザッザッザッザッザ・・・・・
ほわわわわわわわわ・・・・・・・
(一粒の丸薬を両手で抱えながら飛ぶ光蟲)
ゼット「戻ってきたぜ」
UBU「・・・・・・・・・・・」
ナイトクルーガー「ついでにとんでもねぇ情報もGETしてきたぜ」ほわわわわわわわわ・・・・・
ゼット「なんだよ?」
ナイトクルーガー「その前にこいつを食いな。ほれ、口開けろ」ほわわわわ・・・(丸薬を抱えたままUBUの頭上を舞う)
UBU「あ~ん」(アホみたいな顔して真上に大口を開ける)
ナイトクルーガー「まるで冥界への入り口だな。ほらよ」パッ(両手を離し、いにしえ秘薬を落としてやる)
UBU「ごっくんちょ」
あむあむあむあむ
ゼット「どうだ?」
UBU「うひょ~!!漲るパワー!!あんまんパワー!!」キョイーん(怪しげに体が光る)
ゼット「まったくてめぇら(ハンター)の体は都合が良く出来てんな。最も、大陸天然素材の恩恵だがな」ほじほじ(鼻をほじってる)
ナイトクルーガー「ようやく元気が出た様で・・・」
むんず(UBUに摘まれる)
ナイトクルーガー「なんだよ?次の命令か?」すっ(摘まれたままUBUの顔面の前に持ってこられる)
UBU「あんたには本当に感謝してるよ。あたちがやばい時、ずっと口の中に洞窟内で捕まえてきたにが虫を放り込んでくれてたでしょ?あの補給がなければとっくに死んでたよ」にんまり
ナイトクルーガー「ほぉ。ようやく感謝の言葉が聞けたってわけか。けど、健常者に復帰出来たのはいいが、この先には行かない方がいいぜ」
UBU「どうしてよぉ~」にんまり
ナイトクルーガー「いい面だ。女ってのは笑顔が一番いい」ひょん(UBUの鼻先に乗り、足を組む)
UBU「なんで先に行かない方がいいのよぉ~」にやにや(寄り目で鼻先にいる光蟲に話しかける)
ゼット「牢獄エリアだからだろ?それより竜機兵を拝みに行かなくていいのか?」ぴ~ん(鼻をほじって出てきたあやしげな固形物を弾き飛ばす)
UBU「その為に必要な子をスカウトしに行くのよぉ~」にんまり
ナイトクルーガー「馬鹿野郎!あんた、マジでそんなこと言ってんのか!?この洞窟内にはあのオメガ4号の牢獄があるらしいんだぞ!!」
UBU「ほえ・・おめがよんごう?なにそれ」
ナイトクルーガー「いいか?よく耳の穴かっぽじって聞け。ギルドでの認定生態危険度レベルは、G級でもなけりゃ剛種でも特異個体でもないオメガクラス。つまり存在自体がコンチネンタルバイオセーフティレベル4クラスの生きる災害、それがオメガ4号ってわけよ」スッ(虫サイズの葉巻を咥える)
UBU「ほえ・・・・」ぱちくり(寄り目で光蟲を見ながらきょとんとしている)
ゼット「名前の由来は分かったがよ、本当の名はよ?そんなおっそろしいやつなら、どうぜ知的生命体種なんだろ?」
ナイトクルーガー「俺もSBIの資料で見ただけだが、ヤツに名前なんてなかったよ」カチンカチン(ちいちゃい葉巻を咥えこれまたちいちゃい火打ち石を叩く)
UBU「それで4号なんて「だっさい名前」付けられたんだ。可哀想にね、4号」(すんごい寄り目)
ナイトクルーガー「同情なんてする必要ねぇよ。なにせ相手は古龍種のバケモンなんだからな」
ゼット「なっ・・古龍の知的生命体種だって!?」
ナイトクルーガー「そう。霞龍の知的生命体種、それがオメガ4号よ」ふかぁ~
ゼット「霞龍・・・」
UBU「しじまだ」にんまり
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはぁ~!!
2/11(水)0時更新 「ヘイ旦那。お待たせしやした」の巻
をお送りいたします♪シンプルに次回も読んでね(OSを変えたせいで、このスペースを埋める余裕すらない今日このごろ
)
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「漲るパワー!!あんまんパワー!!」の巻
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