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「より激しく心を鼓動させなきゃね♪」の巻

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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
(上昇していくエレベーターの底面を見上げるギルドサイド一同)


モンタギュー「いっちゃいましたね」クイッ(涼しい顔しながらマスクを下ろす)

サフラ「おやむぅ」じー(モンタギューの顔を見上げる)

モンタギュー「なんです?」

サフラ「君ってそんな顔をしていたんだニャ。結構いい男だニャ」まじまじ

モンタギュー「やめてくださいよ・・アウラー館長じゃないんだし・・って、そういえば館長は?」きょろきょろ

ハロルド「殺されたよ」

モンタギュー「あら」


ガシャーーーーーーーーーンぎくっ
(エレベーターが完全に屋上へ上がりきった音がシェルターに響き渡る)


サフラ「弱りましたニャ。館長不在にニャってしまった」う~ん

ウル「こりゃ~!サフラ~!!あいつらは殺人罪を犯したんだっチャよ!?ここの龍科学者だって暴行をくらったっチャ!!あいつらは立派な犯罪者なんだっチャ!!このまま行かせていいっチャか!?」

モンタギュー「やたらと声の大きい子だなぁ・・」やれやれ(頭痛をおさえる)

サフラ「脱獄を許してしまったのはこちらの落ち度ですニャ。それとも、この人数で無理に捕縛をしろとでも?」

ウル「んぐぐぐぐぐぐ・・・!!だったら今すぐにウルちゃまとハロルドにミッチョンを与えるっチャ!!さっきみたいにお前があいつらをとっ捕まえる命令をしてくれればいいだけっチャ!!」

サフラ「う~ん。上の許可なしに、そうそう簡単にあなた方(ギルドナイト)を動かすわけにはいかないのですニャ」


「それにはおよばないぜ」


ハロルド「レオ・・・・」

サフラ「お目覚めでしたニャ」

レオ「まぁね。なんだか館内がうるせえからさ」ほじほじ(耳をほじる。もちろんスクリュー方式で)

ウル「こりゃ~!レオ~あぁっ?!今まで散々寝てただけじゃなく、あいつらを放っておいてもいいって言うっチャ!?この「ねぼすけ」め!!」(その横でモンタギューが頭をおさえている)

レオ「別にいいんじゃねえの?だってあの蒼毛のハンターだって、拉致してきたのは俺たちギルドなんだぜ?心配すべきは、あのハンターがここでの出来事及び、ここで見たものを公にするかどうかだ。そうだろ?サフラさん」

サフラ「ですニャふん

ウル「だったら今すぐ追いかけて・・」

レオ「殺すか?そう簡単にいく連中じゃなさそうだけどな」ちら(不敵な笑みを浮かべ、天井を眺める)

ハロルド「心配いらねえよ」

レオ「ん?」

ハロルド「あのねえちゃんはここでのことを・・俺達のことを口外したりしないよ」

レオ「・・・・・。そう思ってるのか?あのハンターが」

ハロルド「違う。そうじゃないけど・・・ひとつ言えるのは、あのねえちゃんは俺達にされたことを理由に訴訟を起こしたり、ここで見たものを口外するほどバカじゃないってことだ」

レオ「巨大組織相手に歯向かっても所詮は無駄だって?」

ハロルド「さぁね。そこまでは知らないよむうっ」ぷい

レオ「・・・・・・・・・・」ふう~

サフラ「ひとまず・・・」

レオ「??」

サフラ「彼女を泳がせておくことも、ギルドのストラテジーには必要ということが今回の事例でよぉ~く分かったですニャ♪」

ハロルド「・・・・・・・・」ふん

ウル「どういう意味っチャ?」

レオ「あの女が「一応」ギルドのハンターだからだろ?使えるものはとことん消費しましょうってことさ」

サフラ「そんなに悪い印象じゃないですニャ。現に彼女はあのオメガ4号を手なづけていましたニャ。こともあろうに、あの炎王龍ゼルベスまでも味方につけてね。実に興味深いサンプルを見せてもらったニャ」

モンタギュー「伝説のドラゴンラスール(龍使徒)・・・」

ハロルド「はぁ?」

モンタギュー「昔、近所に住んでた竜人族のばあちゃんから聞いたことあります。かつて大陸の至る所に存在したドラゴンラスール達は、凶暴な竜種を手なづけ、そして共に戦ったって・・・そっか・・・・それって竜大戦時代の伝承で、その時の相手が竜機兵なんだ。だとすればギルドが竜機兵にこだわる理由とは、ドラゴンラスール及びその背後に立つ・・大陸世界の始祖を・・・!?」

サフラ「仮説ですニャ。そういった既成パラダイムを破壊するような論文は、ギルドは好みじゃニャいですよ」にこ

モンタギュー「・・・・・・すいません・・つい飛躍しちゃって」

レオ「・・・・・・・・」

ウル「・・・・・・・・」ちら(レオの表情を見る)

レオ「・・・・・・・・」

ウル「・・・・・・・・」ぎゅっ(レオの袖を掴む)

ハロルド「知らねえぞ。あのねえちゃんを放っておいても」

サフラ「あれ、以外ですニャ?」ぱちくり

ハロルド「はぁ・・?」

サフラ「仮にですニャ」

ウル「ンバ?」

サフラ「彼女が知的生命体種のモンスターで構成された大軍勢で、ギルド相手に楯突くとしますニャ」

ハロルド「・・・・・・・・」

サフラ「そしたらその時こそ、晴れて全力で叩き潰してあげましょう」にこ

ウル「・・・・・・」コクリ

ハロルド「ふん」

レオ「ま、面白そうなクエストではありそうだな」

ウル「クエじゃないっチャ!ミッチョンだっチャ!!」ぺ~んドキッ(レオの太ももをおもいっきしひっぱたく)

レオ「いててて・・・にてしてもよ・・・ずいぶん気前よく好きにやらせちまったな」きょろきょろ


・・・・・・・・・・・・・・・・
(天井から吊るされた人口ドラゴンはここで起きたことなど一切構うことなく沈黙を続けている。その下では傷つき倒れている龍科学者達がゆっくり立ち上がろうとしている)


モンタギュー「あ、何人か生きてますね」ぼけぇ~

ウル「ダッあせるボケっと見てないで早く応急処置するっチャ!」バッsss(慌ててハロルドの手を引っ張り、科学者達に駆け寄る)

モンタギュー「あれで意外と優しいんだ・・へぇ~」てててててsss(ジョギングスタイルで追いかけていく。つまり本気で走っていない証拠)

レオ「やれやれ。あんだけ生き残ってりゃ、研究に問題はなさそうだな」

サフラ「幸いだったのは囚人すべてが脱獄しなかったということですニャ。つまり、まだ被験体はたくさんあるし、これからも「補充」される。何も問題はないですニャ♪」

レオ「竜機兵も損害はなし。起動方法も分かり、ギルドにとっては今までと何ら変わりはない・・・なるほど」

サフラ「よっと」スッ(ウルの口にハマってたパワー小石を拾い上げる)

レオ「ん?その石は確か・・」

サフラ「パワーストーンですニャ♪どこかに飾っておきましょう♪」


モンタギュー「はいはい。静かに」(倒れている龍科学者に声をかける)

龍科学者「うう・・・・・・」

モンタギュー「うわぁ~・・えらくひどく顔面を切り裂かれましたね。でも安心してください。僕、縫うのも結構得意なんですよ」

ウル「あいつ・・バカなんだか頼りになるんだか、ちっとも分からねえっチャ」ちょんちょん(背中にでっかい爪傷をつけられた龍科学者に応急薬を塗ってあげてる)

ハロルド「・・・・・・・・・・」(天井を見ながら両目を閉じている)

ウル「ンバ?あいつらを探知してるっチャ?」

ハロルド「と思ったけど、やっぱりダメだふん

ウル「??」

ハロルド「何度あのねえちゃんの気配を読もうとしても、白いまんじゅうみたいなものしか浮かんでこねぇ」





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






~アサイラム頂上




UBU「あんまんサイコガード」にや

あたちのモンハン日記
BBB「なんだよ、それ」


☆説明しようポイント。
あんまんサイコガードとは、一瞬にしてそのすべての思考回路、及び脳内のヴィジョンを大好きなあんまんにシフトチェンジすることが出来る、強いあんまん思想の持ち主のみが可能とする悟りの境地が成せる大技なのだ!禅みたいな感じなんだと思われる祈



UBU「さ、急ぎましょ。坊やがさっきからこっちを覗いてるわ」バッ(扮装に使っていた頭の帽子と口元のストールを空に向かって投げ捨てる)

BBB「はぁ?」

オメガ4号「ゲバぁ・・・・」ほんわか晴れ(気持ちよさそうに日光浴してる)

BBB「フッ。気持ちよさそうな顔してら」

UBU「少し陽の目を見てなかったあたちでさえ、こんなに気持ちいいんだもの。やっぱり生命は光合成をしなきゃね」ん~(伸びをする)

ナイトクルーガー「うつを治すにはまず窓を開けましょうとはよく言うが・・・モタモタしてると、赤い装束を纏ったギルドナイトが来ちまうぞ」カチンカチン(ちっさい火打ち石を叩いてる)

UBU「あの演技派の金髪野郎か・・」フッ(薄っすら笑いながら太陽光を浴びている)

ナイトクルーガー「今回のリベンジは諦めるんだな。こっちは怪我人・・いや、怪我古龍を抱えているしな」ふかぁ~(葉巻をふかす)



ルナストラ「・・・・・・・・・」ガクガクガク・・・(おぼつかない足取りでなんとか立つ)


ゼルベス「無理はするな。安全な場所までは運んでやる」ザッ

ルナストラ「近寄らないで。これくらいなんともないわ」ガクガクガク・・・(四肢が震えている)

ゼルベス「・・・・・・。行く宛はあるのか?」

ルナストラ「オクサーヌ・ヴァレノフ。それが今の私の聖地よ」スッ・・(自然と震えが止まる)

ゼルベス「・・・・・・・・・・」


BBB「おいおい、悪いが修羅場は後にして・・」

オメガ4号「・・・・・・・」どしどしどしどしsss(全く空気を読まずに、対峙する炎王龍と炎妃龍に接近する)

BBB「だからってデリカシーを捨てろなんて、俺は一言も言ってねぇぞむぅ


オメガ4号「・・・・・・・」どしどしどしどしsss(ルナストラに近寄る)

ルナストラ「??」

オメガ4号「・・・・・・・・」くんくん

ルナストラ「・・・・・・・・」

オメガ4号「げろげろ。ゲバぁ~

ルナストラ「え・・・私から知ってる匂いがする・・と?」

オメガ4号「げおげお。ばぁ~」

ルナストラ「あなたが付き添ってくださるというの?」

オメガ4号「げおげお」こくり

ルナストラ「プリンシアを・・オクサーヌを知っているのね?」

オメガ4号「げば」こくり(おすわりスタイルで尻尾をパタンパタンさせている)


BBB「おい!早く行こうぜ!」

UBU「早くしようぜ~!4号~!」


オメガ4号「げばげばげばげろげろげろげろ。げばっちょ


UBU「え・・・」

ナイトクルーガー「なんて言ったんだ?」

UBU「俺の名前はルー・・・その名付け親である・・オクサーヌ・ヴァレノフの下に・・・・俺は行く・・・だって・・」


ルナストラ「参りましょう」ザッ煙

オメガ4号「・・・・・・・・・」ちら


UBU「・・・・・・・・・・」(困惑した顔で見ている)


オメガ4号「・・・・・・・・・」ズイッ(体をルナストラに寄せる)

ルナストラ「よいのですか?」

オメガ4号「・・・・・・・・・」こく



ブオオオオオオオオオオオオンジャンプ
(一気に浮上する二匹の古龍)



UBU「4号・・・・・・」ヒュウウウウ・・・・(空を見上げながら二頭の古龍種が起こした風圧に髪をなびかせる)

ナイトクルーガー「お嬢さん・・・」

ゼルベス「・・・・・・・・・・・」

BBB「行こうぜ、ゼルベス」ポンはぁ(炎王龍の大きい足に優しく肉球を置く)

ゼルベス「ああ」

BBB「さっきも言ったろ?」

ゼルベス「ん・・」ちら(足元の小さな獣人種を見下ろす)

BBB「大陸の因果が働く時ってのは、世界を狭く感じる時だってな。また・・そのうち逢えるさ。お互い生きていれば、必ずな」

ゼルベス「・・・・・・・・・」(大空を見上げる偉大な炎王龍)

BBB「あれ・・・・」きょろきょろ

ゼルベス「どうした?」ちら

BBB「灰虎がいねぇ・・・・」きょろきょろ




ビュオオオオオオオオオオオ!!
(青空の中、体を寄せ合い飛空する二匹の古龍)


ルナストラ「あなた・・ルーさんと言いましたね。何処でプリンシアと?」ビュウウウウ・・・・

ルー「げおげおげばげばげろげろば~」ビュウウウウ・・・・

ルナストラ「そうですか・・アクラ大陸で・・・あの方の出身地だわ」

ルー「げろげろげろ。げばげばげば。げろげろ。んば~」

ルナストラ「困ったことがあったら・・自分を尋ねろと・・・・そうプリンシアが言ったのね?」

ルー「・・・・・・・」こくり

ルナストラ「フフ・・・これから参る永久凍土というフィールドはとても寒い所よ?平気でして?」

ルー「げばげばげば」

ルナストラ「寒いのは獄中で慣らされた・・・そうですか。あなたもまた、希少な古龍なのですね。ふふ」

ルー「・・・・・・・・・」ビュウウウウ・・・・(気持ち良さそうに風を切っている)

ルナストラ「そうでしたね・・・ルーというのは確か・・・アクラ地方の神話に登場する光りの神の名前・・・あの方らしいですわ。とてもお似合いのお名前ですよ、ルーさん」

ルー「げお♪」


??「こいつが吐く、マイクロヴェノムの発光を例えたんだろうよ」


ルナストラ「??」ちら


ゼット「無事に脱出できたようだな」(ルーの背中であぐらをかいて座っている)


ルナストラ「あなたは?」

ゼット「帰る場所を失った、ただの野良猫さ。永久凍土に行くんだろ?だったら俺を客将扱いするんだな。損はさせねぇ」

ルナストラ「・・・・・・・・・」ちら

ルー「げろげろ」

ルナストラ「そうですか・・あなたがそう言うなら」

ゼット「あんだって?炎妃龍のねえちゃん」

ルナストラ「下品で粗暴だけど、悪い猫ではないと」

ゼット「ちっ。おめぇに言われたらおしまいだな。ま、俺もとっくに終わってるけどな。お互いに第二の人生を謳歌しようじゃねぇか。この、今日の青空に誓ってな」ちら(眩い光を見つめる)

ルナストラ「御二方とも・・憂いはなくって?」

ルー「・・・・・・・・・・」ビュウウウウ・・・・(何を考えているか分からない、あのカメレオンの様な目をぱちくりさせながら飛ぶ)

ゼット「ん?そうか。おめぇ、あのユクモのお嬢さんが気がかりなんだな?」

ルー「・・・・・・・・・・」ビュウウウウ・・・・

ルナストラ「獣人種のあなたも感じたのではなくって?あのハンターの何処かノスタルジックなインテンシティを」

ゼット「・・・・・オクサーヌ・ヴァレノフって逸材は、それ以上の強い思念を放つ存在なんだろ?」

ルナストラ「もちろん。比ではありません」

ゼット「だから俺はそっちに惹かれたまでだ。そしてまた、こいつもな」ぽん

ルー「・・・・・・・・・・」ビュウウウウ・・・・

ゼット「だんまりかい。せいぜい告別を惜しみな」


レオ「生き甲斐がないってんなら、俺のオトモやんねぇか?」


ゼット「・・・・・・・・・」ヒュウウウウ・・・・


レオ「そのハルマゲドンで生き残った大陸一の最強をぶっ倒して、真のモンスターハンターになる。それだけだ」にやり


ゼット「フッ・・・。だったら俺も・・その大陸一、最凶のオトモになってやるよ」にや


ビュオオオオオオオオ(突風がゼットの顔面を圧す)


ゼット「うおおおおおおあせるこらぁ~!もっと安定した飛び方しやがれ!4号~!!・・・じゃなくって、ルー!!」ぷんすか

ルー「げば」ぷい

ルナストラ「我がプリンシアの前ではその下品な口を謹んでくださいね」ぷい

ゼット「なっ・・分かったよ。俺だってデカダンスの守護女神を怒らせるほど命知らずじゃねぇよ」

ルー「・・・・・・・・・・」(あのカメレオンの様な顔が、不思議と笑っているかの様に見える)

ルナストラ「ようこそ、エヴァーウィンターナイツへ。きっとプリンシアも歓迎いたしますわ」にこ

ゼット「おし!そうと決まりゃ早いとこ行こうぜぇ~!!」

ルー「げば~」


ビュオオオオオオオオオオオオ!!
(一気にステルス化し、空に擬態化する二人)







ゴオオオオオオオオオオオ!!
(同じく別方向の青空を舞う炎王龍。その背に乗る蒼毛のハンターと黒猫)


UBU「・・・・・・・」しょんげり鍵っ子スタイル(炎王龍の背中の隅っこで、体育座りして俯いている蒼毛のハンター)

BBB「元気出せって。仕方ねえだろ?あいつはお前より早くオクサーヌって奴に会ってたんだ」

ナイトクルーガー「それよりも恐るべしはオクサーヌ・ヴァレノフの人望の厚さだ。あの凶暴な古龍種が信頼を寄せる、凍土の白いドレスの少女ってのは一体どんな女なんだか・・」(UBUの鼻先に乗ってる)

UBU「はぁ~~~~~はぁ」しょんげり鍵っ子スタイルでため息をつく

BBB「そういや、前に孤島で戦った風翔龍も凍土の仲間だろ?古龍ばっかじゃねぇか。ウインターナイツって組織はよ」

UBU「あ~~~~~ん!!うち(クルセイダーズ)にも古龍が欲しいよぉ~~~ダイスキッッ!!」じたばた

BBB「お願いしたらどうだ?」ちょん(ゼルベスの背中を肉球で突く)

UBU「ぐすん・・・ゼルベっちゃ・・」

ゼルベス「いやだ」きっぱし食い気味に

UBU「ファーーーーックあぁっ?!まだ「お願い言い終わって」ねぇだろうが!?ファーーーック!!」ごろんごろんくるくる

BBB「クックックッロシアン 得意げだから大陸世界はおもしれえんだろ?せいぜい落ちるなよ」

ナイトクルーガー「盛り上がりの最中悪いが、俺もそろそろおいとまするぜ」ほわほわほわ・・

UBU「え・・・」

ナイトクルーガー「こんなに頼もしいオトモが二人もあんたを迎えに来てくれたんだ。俺の護衛の役目も終わりでいいだろ。あんたの今後の去就は、ひとまず今回の一連を、俺の直属の上司であるアイオロス警部に報告してからだ」

UBU「ほえ・・・・」しょんげりドキドキ

ナイトクルーガー「安心しな。あんたも俺も、ギルドの最高機密を知っちまったんだ。それを武器にギルドをゆすろうなんてするほど、俺もあんたも馬鹿じゃない。ギルドもそれは十分承知だろうよ」

UBU「どうして一思いに殺さないのかね?」

ナイトクルーガー「それがあんたのカルマなのか強運なのかはわからねえ。けど、ひとつ言えるのは、オクサーヌ・ヴァレノフ同様、あんたがギルドにとって最重要参考人ってことだけだ」

BBB「生かしておく価値がある・・というよりかは泳がせておく必要があるってことか」

UBU「ムッ。なんだよ、それ。まるでギルドの掌の上じゃないかあぁっ?!

ナイトクルーガー「そう見るのが妥当だろうな。ってことで、しばらくは大人しくしてるんだな」

UBU「アイオロス警部は何処にいるのさ?」

ナイトクルーガー「火山って言ってたな。なんでも火の国領内に暗黒団が出入りしてるって・・・」ちら(UBUの方を振り返る)

UBU「キラーン」キラキラキラ(実に興味津々な顔)

ナイトクルーガー「・・・・・・」

BBB「そこまで話したんだ。聞かせないと、あんたこっから帰れないぜ」

ゼルベス「フッ・・」

ナイトクルーガー「分かったよ。今は帝国軍も水没林に居座る猛豚軍に対処していてな。火山に対抗できる駒がギルドには不足してるんだよ。それでだ。SBIのアイオロス警部が、火の国領内で起きていることを現地調査しに行けと命令されたのさ」

BBB「暗黒団の連中が、火の国領内でも悪さをしてるってことか・・・その証拠を掴む為にアイオロス警部が・・・大変だねぇ。あの牙竜種さんも」

ナイトクルーガー「ってわけで、行くぜ」スッ

UBU「待って」スッ・・(優しく包むように両手で光蟲を捕まえる)

ナイトクルーガー「なんだよ・・・ん?」(UBUの両手のひらの中で上を見上げる)


ちゅっハート


ナイトクルーガー「なっ・・・・」

UBU「あんたは命の恩人だからね」にこにこ

ナイトクルーガー「よせやい・・。これ以上、フライトのタイミングを引き伸ばすんじゃねぇよ」ぽりぽり(はつかしそうに前足で頭を掻いてる)

UBU「ふふ。またね。饒舌でイカした光蟲の諜報員さん♪」

ナイトクルーガー「・・・・・・・・。お嬢さんも、元気でな」

UBU「にま~」こっくりあんまんフェイス

ナイトクルーガー「・・・・おっと。もしもだ。俺達の捜査に協力、もしくわ、ギルドを本気で内部告発したくなったら、お嬢さんの持っている情報全てを交換条件に、上にかけあってやってもいいぜ。その時はお嬢さんの犯罪歴も少しは消えるかもな」ちら

UBU「それなないよにま~

ナイトクルーガー「・・・・・・。じゃあな。大陸の花嫁さん」


ほわほわほわほわぁ~~~~~
(突風に負けず、優雅に青空へ飛んで行く光蟲)


UBU「ほえ・・・大陸の花嫁だって。どういう意味?」

BBB「お前が種を問わず、生きとし生けるもの全てから好かれてるってことだろ?」

UBU「ん~照れる

ゼルベス「とんだ花嫁救出劇だったな」

UBU「花嫁って言えばよ、ゼルベっちゃん、いいのかよ!?元嫁!!」ぎゅうううう煙(後ろから両手でたてがみをおもいっきりひっぱる)

ゼルベス「ぎゃああああああああああ」(顔が縦に引き裂かれそうになる)

BBB「凍土に行ってもいいが・・・まずはユクモに帰る方が先だ。愛しのパノちゃんも待ってるぜ?」にやにや

ゼルベス「馬鹿者!!あれは人型だ!!」ぷんすか

UBU「ほえ・・なに、あんた。浮気?」

ゼルベス「馬鹿者!!とっくにルナストラとは縁が切れてる!!それに浮気ではない!!」ぷんすか

BBB「ま、別れた理由は「のうじょう」でゆっくり聞こうぜ・・俺は・・・眠いや・・・」ぐったり(頼もしい炎王龍の広い背中の上で横になる)

UBU「そっか・・不眠不休で来てくれたんだ・・ゼルベっちゃんも」ぽんぽんはぁ(たてがみをぽんぽんしてやる)

ゼルベス「すべてはユクモに着いてからだ。ひとまず・・・お前も休め」ゴオオオオオオオ(風を切りながら飛空する)

UBU「・・・・・あたちはつくづくいろんな人に助けられて生き永らえているんだね・・」とすっ煙(大の字で仰向けになる)

ゼルベス「・・・・・・・・・」

BBB「・・・・・・・・・・」(UBUに背を向けて横になっている)

UBU「だったら、そのかけがえのない恩人達に報いる為にも・・・」

ゼルベス「・・・・・・・・・・・」ゴオオオオオオオ・・・・

BBB「・・・・・・・・・・」

UBU「より激しく心を鼓動させなきゃね♪」(顔いっぱいに太陽光を浴びている)

ゼルベス「フッ・・・」

BBB「温泉に入って、ぐっすり眠ってからな」(背を向けたまま喋る)

UBU「よし!!そしたら帰ろう!!ユクモに!!」パンドキッ(仰向けのまま手を叩く)

BBB「フフ・・・」(背を向けたまま笑っている)

ゼルベス「飛ばすぞ」

UBU「あ、待って」ガバッ(上半身だけ綺麗に起き上がる)

ゼルベス「今度はなんだ?」

UBU「そういえばさ」

BBB「ZZZZZ・・・・・・・」

UBU「カーブーって、どしたんだっけぽ~


ゴオオオオオオオオオオオオ・・・・
(炎王龍の舞う空は一点の曇もなく澄み切ったブルーを描いている)


To Be Continued







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次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ファッキン中継ぎ記事はぁ~あぁっ?!

3/3(火 おひなさん&天赦日&寅の日という稀な吉日MAXデイチョキ) シンプルに未定

をお送りいたします♪皆様は「おひなさんの日」に何か特別なことをしますか?作者は「ピンクと白の色のついたなんだかカリカリするやつ」を食べますにま~おひなさんの「段々」に乗せる「なんだか三角な形をしたショートケーキみたいの(カラフルな地層みたいに色分けされてる「へんなやつ」)」も食べたいなぁ~ぷぅっ







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