~ユクモ商店街、キノコ釜飯専門店「禅」
椀方「吸い物できたぞ!!」
煮方「切り干しもだ!!持ってけ!!」
焼方「ちょっと待ったぁ~!!サシミウオの塩焼きの方が先だ!!」
UBU「ちっ・・うっせぇ厨房だな。結論どれから持ってきゃいいんだよ」(こともあろうか調理台の上で足を組んで座ってる)
椀方「馬鹿野郎!このクソ忙しいランチ時に、呑気にそんなとこ座ってんじゃねぇ!!」
UBU「うるせぇわんかた(お吸い物などを作る人。料理全体の味を引き立て調える汁物作りの統括者)だよ。まったく・・」ササッぱくっ
(恐ろしいスピードで手元に置いてあるきんぴらをつまんじゃう)
煮方「食うな!!バカ!!」
UBU「黙ってろ!にかた(煮物を作る人)!!てめぇの細菌だらけのきたねぇ手で作った、あやしげな食い物が危なくねぇか毒味してやってんだろうが!!」プッ(ツバ吐いた。こともあろうか厨房で)
焼方「てめぇ!追い回し(盛り付けなどを担当する雑用係。「ボウズ」「小僧」とも呼ばれる一番低い位)のくせに、なんて口の利き方しやがる!!」シャキーーン(出刃包丁(斬れ味レベルMAX)を構える)
UBU「上等じゃねぇか!やきかた(焼き物や焼き魚、田楽などを作る人)!!あたちがハンターだと知って喧嘩売ってんだろうな!?表出ろ!!大剣でそんなちっせぇ包丁ガードして、てめぇを三枚に下ろしてやるよ!!」ササッぱくっ
(またきんぴらをつまむ。小皿の上には、もはや二三本のきんぴらしか残っていない)
焼方「こっちぁ~村長さんの言いつけで、てめぇみてぇなじゃじゃ馬をまた引き受けてやったんだ!!この神聖な厨房に入れることを有難く思いやがれ!!」ブーンブーン(出刃包丁(斬れ味レベルMAX)を振り回す)
UBU「好きでやってんじゃねぇや!!強制労働だろうが!!訴えんぞ!!揃いも揃って、角刈りみてぇな頭しやがって(というか角刈りそのもの)!!目障りでしょうがねぇ!!」ゴッゴッゴッゴッゴ(調理台の上にある料理酒をかっ食らう)
煮方「あ全部飲んじまいやがった!!なんてことしやがる!!」ビュン
(キャプテンア○リカの盾のごとく皿をぶん投げる)
しょるるるるるる
UBU「いでぇ!!」ごちーん(顎にもろにHIT)
煮方「ユクモがテロ共に占拠されて以来のランチタイムなんだ!!お客さんは「禅」の開店を楽しみにして、みんな腹減らして待ってんだぞ!!」
UBU「にかた・・・」クッ(口元の出血を拭う)
椀方「そうだぞUBU。お前が命を張って村の治安を守ってくれている様に、俺達板前は、お客さんのご期待に応えるのが仕事なんだ。さ、分かったら調理台の上になんか座ってないで、俺達が手塩にかけてこしらえた自慢の料理を運んでくれよ。お前のとびきりの笑顔でな」すっ(手を差し出す)
UBU「わんかた・・・」ぐすん
焼方「だいたい村が占拠されたのは、こいつがどっかほっつき歩いてたからじゃねぇか。村長さんがうちにこいつをよこしたのは、勝手な真似できねぇ様に労働で監禁する為だよ。さっさと罪滅ぼししろ。とんま」
UBU「ファーックせっかく「いいくだり」だったのに、てめぇだけは肉焼き器でじっくり焼いてから殺す!!てめぇが焦げて出す「くっせぇ煙」をてめぇで嗅がせて、いぶり殺してやるよ!!嗚咽したって肉焼き器を「くるくる」回す手を止めてやんねぇからな!!三下クソ板前がぁ!!」ブッ
(サッカー選手並みにすんげぇツバ吐いた)
「そのくらいにしな」むんず(声と同時に狂気に満ちたUBUの襟の後ろを持ち上げるお手)
UBU「ほえ」ぷらんぷらん(持ち上げられて空中でぷらぷらしてる)
親方「休憩いってきな、UBU」(3mくらいはあろうかという大男の板長)
UBU「やったぁ~♪」パンパン(持ち上げられたまま手をたたく)
焼方「親方!!なんでですか!?」スチャ(出刃包丁を構える)
親方「お前ら揃うとすぐ喧嘩して・・・店が回らねぇからだろうがぁあああああああ!!仮にも板長の俺が、お茶配りとか注文とってんだぞぉおおおおおお!!!!」(咆哮大)
ガシャーーーーーーーーーン
(咆哮の音波衝撃で厨房のあれやこれやが割れる。そしてすっ転ぶ椀方達)
UBU「いたちょ、体おっきいから、茶碗とかすぐ割っちゃうんだよね」ぷらんぷらん
親方「さ、早く休憩いってこい」ひょい(UBUを下ろす)
UBU「はいは~い♪」ひょっひょ~(へんてこりんなスキップで厨房をさっさと出て行く。本人曰く「あんまんスキップ」というらしい)
煮方「いちちち・・・あ~あ。せっかく作った料理が台無しだ」
親方「すまん」ぺこり(潔く謝る大男の板長。ねじり鉢巻がしめ縄の様に太い)
焼方「なんでいつも親方はあいつに甘いんですか!!」ダン(落っこちてもうお客さんには到底出すことが出来ないほど「くたびれた」サシミウオを調理台の上に叩きつける)
親方「確かにおめぇの言うとおり、ユクモが占拠されたのはUBUがいなかったからかもしれねぇ。だが、責任はあいつ一人にあるのか?」
焼方「・・・・・・・」
親方「ちげぇよな?テロ共に襲われたのは運が悪かっただけだ。それと同時に村人全員が助かったのは、運が良かったからじゃねぇ。村の自警団であるUBU達の常日頃の用意周到な対策があったからこそ、村は開放されたんだ。それはおめぇも分かってんだろ?」
焼方「・・・・ヘイです」こっくり
親方「ユクモが危険と遭遇して、一番悔しがってるのはUBU自身だ。村長はそんなあいつのやりきれない心と、村人の安堵感を開放する為に、UBUをこの店で働かせることにしたんだ。あいつが村にいることで、みんな心なしに勇気が持てるからだ。それはおめぇ達だって感じてるだろ?」
一同「・・・・・・・・・・」こくり(静かに頷く)
親方「おらぁよぉ、焼方。あいつを本気(マジ)でここに置いてやってもいいと思ってんだよ」(遠くを見つめる大男。ねじり鉢巻がしめ縄の様に太い)
椀方「え・・・」
親方「今はあいつも若いから血気盛んに好きなことをやればいい。だがハンターでもあり村の自警団を務めるあいつに、いつ危険が振りかかるなんて本人も知ったことじゃねぇ。仮にだ。あいつが、UBUが怪我でもして二度と大剣を振るえなくなった時、誰かがあいつの第二の人生を後押ししてやらなきゃならねぇ」
椀方「そうなった時・・・」
煮方「ここ(禅)で・・・」
親方「確かうちには、揚場(あげば)( 揚げ物(天ぷらの事)を作る人)がいなかったよな。あいつはあれでも一応女だ。手先は器用だろうに」
椀方「親方・・・」ぐすん
焼方「やんねぇと思いますよあの気性の荒い女のことだ。少しくれぇ体が不自由になろうとも、手軽な得物抱えて狩猟フィールドに行っちまいますよ」ほじほじ(鼻ほじった。これから料理するというのに)
親方「・・・・・・・・」しょんげり
椀方「バカ!あくまでも仮の話だ!!親方の「優しい板長心(いたちょうごころ)」を無下にすんじゃねぇ!!」ぽかり(焼方の頭ぶった)
客「おい!!いつまで待たせんだ!!」ぬう(厨房にどっかと入ってくる客達の群れ)
客「俺のザザミソ丼まだかよ!!」
客「訴えるわよ!!このとんちき!!」(お腹すいてるからみんな鬼の形相)
親方「すんません」ぺこり
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
~あたちファーム肉焼き場(基本的には一般開放あり。第二第三月曜は定休日)
UBU「え~?ハンターじゃなかったら?」ぎゅりんぎゅりん(十連肉焼き器に色とりどりなキノコをくっつけて回してる)
チェルシー「はいにょ。姫姉ちゃまがハンターじゃなかったら、なにをちていたんだろうって、昨日、パノおねえちゃまと温泉に入ってる時にふと思ったにょだ。にゃあ、パノおねえちゃま」
パノ「お肌ふにょんふにょんです。連日の長湯しっぱなしで」チラリ~ん(ほっぺがてやてやに光ってる)
バルバラ「すっかり美肌になったわね、パノ」(ブルーベリーパフェカラーの頭の上で髪飾り化してるアゲハプリンセス)
アルル「ほんと。つるつるですね。羨ましい」(肉焼き器の横にピクニックシートを敷いて座る一同)
チェルシー「しょんなことよりどうなにょだ?姫姉ちゃま」ぷちんぷちん(雑草を抜いてる)
UBU「ハンターじゃなかったらねぇ・・・なくてもおんなじようなことはしてるよ。きっとね」ぎゅりーん(大きく一回転させる)
チェルシー「同じようなことって?」
UBU「アルル姫とパノさんみたいに・・よ♪」ちんまり(今度はちんまり回す)
チェルシー「ほにょ・・・どういう意味?」
UBU「大陸の悪と戦うのは、別にハンターじゃなくったって出来るってこと。そうでしょ?お二人さん」ぎゅり~ん
パノ&アルル「・・・・・・」(互いにきょとんと顔を見合わせる)
UBU「かたや国を救うため、危険を顧みずにこのユクモへ来た者・・もうかたやは主従を誓う炎王龍と共にユクモへ来た者・・共通してるのは二人共、縁もゆかりもないこのユクモを救うため、砂漠の軍人と戦ってくれたことよ。本当に感謝するわ」ぺっこり(肉焼き器の椅子に座りながら二人に向かって頭を下げる)
アルル「感謝のお言葉は昨日、村長さんのご自宅でたくさん頂きました。どうかお顔を上げてください」
UBU「あたちの農場だって、砂漠のバカどものせいで荒廃したって聞いたわ・・それをアルル姫があたちの為にせこせこと女手一人で、鍬を片手に復興作業に勤しんでくれたってミッチのバカから聞いて・・・嬉しくて泣けるじゃないのさ!お~いおいおい」(大げさに泣く)
パノ「焦げますよ。キノコ」
UBU「いいのよ。こんなもん」ぐすんぐすん(泣きながら肉焼き器を回す)
アルル「あら、どうしてですか?」
UBU「だってこれが「まかない」だっていうのよ?人がクソみたいな中年共しかいない加齢臭くっせぇ~職場で、我慢して働いてやってりゃいい気になってさ。よっぽどあたちののうじょうのキノコの方がマシよ」ぎゅりんぎゅりん
パノ「結構いいやつです。このキノコ」じー
UBU「え・・そうなの?これってよくある養殖の厳選キノコじゃないの?」
バルバラ「ど天然ものです、それどころか。同じ厳選キノコでも香りが格段と良いかと・・おそらくこの渓流の美しい水のおかげだと思われます」くんくん(鼻をおっぴろげて匂いを嗅ぐ)
UBU「へぇ・・・そんな「いいやつ」なんだ、これ・・」まじまじ
チェルシー「パノおねえちゃま達は、大自然豊かなお島から来たにょだ。だから大陸素材にも精通しているにょだ」
パノ「教わっただけです。私なんかは」んべ~(舌を出しておどけて見せる)
UBU「そっか・・あんたゼルベっちゃんと仲良しこよしだっていうもんね。いいなぁ・・古龍のペット・・」ぼそ(いけない一言にびっくりする一同)
アルル「その炎王龍様は何処にいらっしゃるのですか?私・・すれ違いでご挨拶まだなんです。偉大な古龍の知的生命体種に是非謁見したいのですが・・」しょんげり
パノ「ゼルベス様が聞いたらすごく喜ぶと思います。その言葉」
UBU「基本、蔑んだ目で見られてるからね」
チェルシー「ゼルベスしゃんはどうちたのだ?いっちょに帰ってきたにょだろ?」
UBU「先に火山に行ってるって。なんだか気になることがあるみたい」ぎゅり~ん
バルバラ「確か、ユクモを発たれる前にもそのようなことを仰っていました。ねぇパノ」
パノ「自分勝手なだけです。まったくもって」むすぅ~
アルル「気になること・・・一体なんでしょうか・・・」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・!!
(突如自信で地面が揺れ出す)
パノ「おっと」ぽむ(傾いたチェルシーが大きな胸に突っ込んでくる)
「いぎゃあああああああああああああ」(遠く集会浴場の方から例の受付嬢のけたたましい叫び声が聴こえてくる)
UBU「これよこれ。鬱陶しいったらありゃしない」ガタガタガタガタ(揺れながらも一切動じず肉焼き器を回す)
チェルシー「ふんにゅうううううう!」たしっ(そのUBUの足元にしがみつく)
パノ「慣れてきました。なんだか」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・(ピクニックシートの上で正座して揺られてる)
アルル「じきにおさまります」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・・・・
しーーーーーーーーーーん
アルル「ほら♪」ぽん(チェルシーの頭に優しく手を置く)
チェルシー「ふい~」ぷるぷるぷるぷる(首を左右に小刻みに振る。猫みたいに。いや猫だから)
UBU「えらいえらい♪泣かなかったね」ぎゅりんぎゅりんぎゅりん(何事もなかったかのように肉焼き器を回す)
チェルシー「コノハおねえちゃまといっちょにしゅるにゃ。姫姉ちゃまはこわくないにょか?」
UBU「あたちが恐いのは雷とおばけだけよ。それよりアルル姫。火の国でも地震はあった?」
アルル「ええ。ここよりももっと揺れがきびしかったです。きっと震源地が近かったのでしょう」
バルバラ「じゃあ、この地震の震源地も火山である可能性が高いと?」
アルル「はい。国の民はこぞって、火の神がお怒りになられている証拠だと畏怖し、震源地は祭壇のあるジャバル・サマーン山脈の奥地だと推測しています」
チェルシー「ほにょ・・・ちってる?姫姉ちゃま」
UBU「知ってるも何も、その一帯のフィールドは「神界」としてギルドでは認識されているわ」ぎゅっ(肉焼き器を持つ手に力が入る)
チェルシー「ほにょ・・ちんかい・・」
UBU「地震の原因とされる火の神と神界。そして同国に侵入した暗黒団・・はたまた、火山に独自の警戒をみせるゼルベっちゃん。これって偶然じゃ~ないわよね」ぎゅり~~ん(一際大きく回す)
パノ「出来すぎのシンクロニシティです」
UBU「そうね・・・ってことで、はい!エクストリーム上手に焼けましたぁ~♪物騒な話はおしまい。さ、食べましょう~♪」ごいん(ほんわり美味な煙をあげるキノコが連なったくしざし棒を持ち上げる)
アルル「わ!すごいです」ぱちぱちぱちぱち
パノ「極上です。香ばしさがなんとも」くんくん(よだれが出てる)
バルバラ「本当に。綺麗な色に焼きあがって、とても美味しそう」
UBU「はい。どうぞです」ごしょり(くしざし棒から上手にみんなの紙皿の上に焼きキノコを落としていく)
アルル「誠のハンターとは調理術にも長けているんですね・・いい香り♪」
UBU「ひょっひょっひょっひょ!!もっと褒めるべきでしょう」ガッ(こんがりキノコが乗った紙皿を掲げる)
チェルシー「いただきまぁ~す♪」
かち~~ん(皿で乾杯する一同)
~ユクモ集会浴場(AM9:00~20:00 クエスト最終受付時間は19:00)
コノハ「ふえ~ん。もう嫌です。せっかくユクモが平和になったっていうのに、地震なんてばか~!!」た~ん(受付カウンターの上の書類(ハンターが手続きに使うやつとか)を弾き飛ばす)
ヨッコ「大げさなのよ。よっぽどテロリストの方が嫌。それに今日みたいなフルタイム勤務もね」ふん(カウンターに肘をついてる)
コノハ「フフフ。今日のあたしは理想の17時上がりです」
ヨッコ「そっち(受付組)はササユと二人だからいいわよね。こっち(ストア組)はよし子さんが結婚退職しちゃって、もはやあたし一人だし・・って言っても、今は狩猟閑散期の上、ユクモにいるハンターはUBUちゃん達だけだから、好きな時に店開けて、好きな時に店閉める「副業適当スタイル」でいいんだけどね」
コノハ「だからってお店の商品をないがしろにしちゃダメですよ?またいつかみたいに、ギルドの査定委員が来るかもです」
ヨッコ「売れない上に、連日の地震騒動。爆弾なんてとても置いておけないでしょ?全部川に流したわ」
コノハ「プカプカ流れてきた所を、何処かでハンターが拾ってくれればいいですね」
ヨッコ「ハンターっていえば、誰か温泉に入ってなかったっけ?」
コノハ「あ、そういえば・・」ちら
サムソン「地震があったが、みんな大丈夫かぁ~!?」ガバッ(勢い良く浴場の方から全裸で飛び出してくる)
コノハ「ぎゃああああああああああああ」ブーーーーーン
(カウンター後ろにあるかなりでかいだるまをぶん投げる)
サムソン「おわぁ~」ゴロゴロゴロゴロ
(だるまと一緒に集会浴場から出て行く)
おわぁあああ・・・・・・ゴロン・・ゴロン・・ゴロン・・
(おそらく巨大だるまと共に階段を転げ落ちているのであろうと思われる切ない悲鳴が聞こえる)
ヨッコ「あ~あ」
コノハ「はぁ・・はぁ・・・」
ヨッコ「そういえばさ、ギルドの捜査官の人ってもう帰ったの?」
コノハ「はっ」(我に返る)
ヨッコ「ついこの前までサムソンさんと「お湯」してたじゃない?」
コノハ「ベニテス警部補ですね。UBUちゃんと入れ違いで村を発ったみたいですよ。なんでも「一連のこと」を上司に報告しないといけないって」
ヨッコ「へぇ。大変なんだ。でも部下の人達はまだ村にいるみたいだけど?」
コノハ「念の為に、数名残してくれたみたいですよ」
ヨッコ「なるほどね。パトロール部隊ってわけだ。ま、あたしらにしてみればそれだけでも心強いわよ。もう二度とボウガンなんて持ちたくないし」ふん
コノハ「あはははは。結構様になってましたよ?ヨッコさんの初陣姿。肉食系女子が本物の肉焼くんだって♪」しっしっしっしっ
ヨッコ「だぁ~っしゃい(だまらっしゃい)!!ピーピー泣き喚いてばかりの養殖女子よりマシ!!」グン(コノハの撫子装備の胸ぐらを掴む)
コノハ「ひいい」
ぺ~ん(軽くコノハの頬をぶった)
コノハ「あはぁ~ん!!いたぁ~い!!ぶったぁ~!!肉食女子の先輩に殺されるぅ~!!」(頬をおさえ大げさに泣く)
ヨッコ「気が済むまで泣きなさい。うんとね。泣いたってUBUちゃんはおろか、ギルドのパトロール部隊だって色気のないあんたなんかを助けにこないんだから」クックックックッ・・(悪魔)
コノハ「むっ・・あたしは「これから」なんですぅ!!」ぎゅううう
(ヨッコの頬をつねった)
ヨッコ「いてえほら見ろ!みなさぁ~ん!!この娘、やっぱり養殖でぇ~す!!」ぎゅうううう
(より激しくつねるコノハ)
??「どこが養殖だってぇ~!?うちで扱う魚はタンジアからの産地直送ものだぞ!!」
ヨッコ&コノハ「ふぇ?」(お互いに頬をつねりあってる)
椀方「ははははは。なんてな。って、なにやってんだ?お前たち」(集会浴場に「イン」してきた青い板前衣装を纏った謎の角刈り男。ねじり鉢巻が赤い)
ヨッコ&コノハ「だれ?」ぎゅうううう
椀方「・・・・・・。商店街の板前だよ」しょんげり
ヨッコ&コノハ「へぇ」ぎゅううううう
椀方「それよりサムソンの旦那が素っ裸で、だるまにしがみついたまま階段の下で倒れてたが、何かあったのかい?」
ヨッコ&コノハ「しらない」ぎゅううううう
椀方「そうかい・・風邪ひかなきゃいいがな」すりすり(鼻の下をこする)
ヨッコ&コノハ「なんのよう?」
椀方「あ、UBUのやつ、ここに来てねぇか?」きょろきょろ
ヨッコ&コノハ「・・・・・」ちょんちょん(二人して下に向かって指差す)
椀方「ああ・・「のうじょう」か」
ヨッコ「はんではんはがふふひゃんをひゃがひてるわへ?(なんであんたがUBUちゃんを探してるわけ?)」(両頬をコノハに引っ張られながら横目で問う。このタメ口から椀方はヨッコやUBU世代とそんなに違わない年齢であると推察出来る)
椀方「ああ。今UBUのやつはうちで、「禅」で働いてんだよ」
ヨッコ「ふぇ~(へぇ~)ほんひょうはんのひゃからいね(村長さんの図らいね)」ぎゅうううう(より頬を引っ張られながらも、コノハの両頬も限界まで広げ返す)
椀方「そういうこった。労働で監禁でもしねぇ限り、またすぐに出ていっちまうだろ?だからさ」
ヨッコ&コノハ「ふ~ん」ぎゅううううう(お互い向き合って頬を広げあってる)
椀方「休憩を与えたんがよ、その間にUBUのやつを訪ねにきた女性がいてな」
ヨッコ&コノハ「ふ~ん」ぐーーーん(互いに両頬を上にあげる)
椀方「これがまた綺麗な芸妓さんでよ。ああいうのを東方美人っていうんだろうな~」う~ん(実に助兵衛な顔で感慨にふける謎の角刈り男。ねじり鉢巻は赤い)
ヨッコ&コノハ「ひょうひょう?(東方)」むぎゅううう
??「あのぉ~・・・どうどすか?」
椀方「ああ、どうやらここにはいないみたいですぜ、一条青さん」
ヨッコ&コノハ「ひひひょうへい(いちじょうせい)・・?」ちら(頬を引っ張り合いながら入り口の方を見る)
雪左「こんにちわぁ~♪」チロッ(集会浴場の暖簾をかき分け、中に入ってくる美しい芸妓さん)
ヨッコ&コノハ「ワオ」(見とれてお互いに頬を離した)
To Be Continuedランキング参加中です♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードのご予定はっ
4/12(日)0時更新 「偶然、或いは必然のエンカウンターなのかなんなのか・・」の巻
をお送り致します♪先日の「急にさぶくなった2日間くらい」でなんか風邪っぽくなった作者所謂「はなじる」が止まりません。あんた達(あたたかいあたモン読者の皆様)は体調管理は万全でしょうか?笑っちゃう
だから次回も読もう♪
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「はんではんはがふふひゃんをひゃがひてるわへ?」の巻
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