~一度我らを侮ろうものなら、そこに待っているのは
パウパッドエクスキューション(肉球の断罪)のみ
ルイ・アンドリュー・ド・ニャン=ジュスト
(Louis・Andrew・De・Nyant=Just)
第二身分の貴族出身。革命当初は宰相ロベスニャエールの片腕として政略・外交で活躍。十代半ばにしてロベスニャエールにその才気を買われ聖猫騎士団に属するもジャック隊への士官を自ら買って出る。ジャック・ルーの大虐殺(ジャック隊によるアラン少佐率いる旧討伐隊への大暴虐)事件は裏でこのニャン=ジュストが指揮を執っていたと言われるほど冷徹な策を用いる。ジャック・ルーが独立軍となった後は身を潜めていた(先見性のないジャックに見切りをつけ、武勇で勝る猛豚を抱え込み暗黒団に寝返るよう仕向けたのは実はこの男の仕業である)。聖猫騎士団を離脱後、その美貌を偏見から守るためマスクをかぶる(策士である彼のその表情を客観的に読み取らせない為と言われる)。後の世の「革命の大天使」という異名をつけられた戦略家・戦術家(正史では「恐怖政治の大天使」とも呼ばれる)である。王国騎士団領における、猛豚軍が興したクーデター事件(「紫の暁編」参照)の重要参考人として全大陸で指名手配される。彼らの軍が人間に対して使う呼称「人型」という言葉、これには人間と共有共存を望まず、物質世界における悪の根源は人にあるとする猫族の過激派思想「ネコーシス教」の影響が強くみられる。また「ニャン=ジュストはこのネコーシス思想を元に、先の革命でのロベスニャエール宰相の描く猫族の未来とは別の世界を大陸に樹立しようとしているとしているのではないか?」と、彼を評したのは、猫人物評論家・荒木藤豪氏である。荒木氏の著「肉球猫判別之書」にて、彼なりのニャン=ジュストへの厳しい痛論が読める。「ニャン=ジュストというロビイストは、猛豚という存在するだけで威を発する器を隠れ蓑に、世の政治を毒する劇薬を作る事が役割なのです。いずれ起こりうる新たな革命を止めるのはギルドなのかユクモ薔薇十字なのか・・小生は戦争の「性格」までは論ずることは出来ません。ですがニャン=ジュストという男の求める政治が、暴虐の上に積み重ねられていくことに間違いはないでしょう」。実に荒木氏らしい痛快な見解である。
~人型の隷属になるのはオトモだけで十分ってね!!
あたしらは誰にも屈しない!!あんたらにも、モンスターにもね!!
カレン・アレン(Cullen・Allen)
出生は不明だが彼女曰く戦闘区域出身だという(「猫民戦線~PART1」参照)。共産主義やアナキズムを漂わせるその苛烈な言動は彼女のアイデンティティを象徴しており、幼少期~青年期にかけて彼女が体験した過酷な戦争被害が背景にあると推測出来よう。極端に人間を敵視しており、ニャン=ジュストの様な猫至上主義者というよりも、人型排他思想の方が強いと思われる場面も多々見られる。その経緯が彼女をフニャンコ革命参加へと導いたのであろう。ジャック・ルー隊に所属した頃の活躍劇こそストーリーモード内では見られないが「紫の暁編/第二十話」で、ミッチ・クロノスとの過去が少しだけ触れられている。馬術の名手で、猫騎馬隊を率いる戦術を主戦場としており、同族からは「鏖逐将星」と畏れられる程の猛将でもある。猛豚軍が水没林にてフェイリンメイリン共和国を築き上げた後も、猫騎馬隊を統括する役職を与えられているようだ。また部下からの信頼も厚く、戦場だけではなく教養面においても、頼れる上官としての気質と器量も持ち合わせている。以下は猫人物評論家・荒木藤豪氏著「肉球猫判別之書」による批評である。「カレン=アレンという猫を語る上で最も欠かせないのは、戦場で彼女を様々な窮地から救ってきた汗血馬の存在だろう。一説によれば彼女は馬と意思疎通出来るという。馬もまた、人間の専横に振り回されてきた大陸生物の一種だ。おそらくだが彼女は、馬達の遺伝子に組み込まれている服従心をも開放しようとしているのだろう。共に戦場を駆けることで、あらゆる社会的束縛の鬱憤や憤懣といったものを晴らしているのだ。その憤激の現れが「鏖」であり、大陸から人間を追い払うという意思表明が「逐」、騎馬を率いるいち「将」、戦場で愛馬と共に駆ける一際輝く姿、それが「星」。彼女という獣人種を表現するには最も適した異名だろう」と、愛馬レッドサラディンに跨る「獣人馬一体」の姿こそが、カレン・アレンのアイデンティティを象徴しており、また猛豚軍の中でも最たる蛮勇集団といわれる猫騎馬隊のシンボルでもあると荒木氏は述べている。フェイリンメイリン国樹立後、ギルド帝国軍神殿の騎士団三番隊長スリバート・アーモンドラッシュを一騎打ちで討ち取った武功(水没林史籍では「スワンプフォレストの決戦」と記述されている)は、彼女の名を全大陸に広めただけでなく、東西南北の獣人種に勇気を与えた。また、いち将として彼女を絶賛する人間の軍事思想家も多く、「その奇抜でアクロバティックな馬術を用いた短期決戦主義は類を見ない」と評されている。
カレン初登場:紫の暁編/第14話
MH世界観における馬の認識:MH世界観での動物~なぜなに☆あたモンのコーナー
~帰る場所を失った、ただの野良猫さ
ゼット(ZETT)
~来歴
出生は不明。ゼットという名前も本名であるかどうか疑わしい灰虎猫。初登場は「紫の暁編/30話」で、カレン騎馬隊の頼れる副官という立場であったが、水没林での解放戦争(「猫民戦線~PART1」参照)で与えられた任務を遂行中、同フィールドにて特務を与えられたギルドナイトであるウル・シュナイダーの手によって捕縛され、ギルドが管理する重罪人の精神医療施設「ギルドアサイラム」に投獄されてしまう。その後、同じく囚われの身となっていたUBUの誘いに乗り、見事アサイラム脱出に成功。脱走中に知り合ったルーと共に永久凍土を目指し、客将として扱われる。
~人物
「人型排斥思考ではあるがコミュニスト、権力志向型の獣人種」とは、もはやお馴染み、猫人物評論家・荒木藤豪氏の見解である。これにはいくつかの理由があり、アサイラムに投獄中、レオゲルク・シュナイダーと交わした会話や、UBUとの出会いにより、彼の中の人間に対する感情に、多少なりとも変化が生じたと思われることからだろう。その証拠にアサイラム脱獄後、永久凍土へ渡る目的を「大陸一、最凶のオトモになってやる」と自身で明言している。もちろんここでの「最凶」とは、エヴァーウィンターナイツ棟梁オクサーヌ・ヴァレノフのことである。ひょっとしたらゼットはレオゲルクやUBUといった、種を超えた潜在的なアビリティを持つ人間に惹かれたのかもしれない。ランキング参加中なんです♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
と、今回は久々の登場人物紹介でした♪とは言うものの、まだまだ紹介しきれていないキャラはたくさん次はナイツかな・・一回こっきりで散っていった名優達を序列していくのも面白いけどめんどくさそう
そんだこんだの次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!
5/4(月)0時更新 「懐かしいな」の巻
ついに東方より帰還したカーブー!修行の成果を新大陸で発揮出来るのか!?荒木藤豪氏も注目!!え?その荒木藤豪って誰なんだですって。いずれ荒木氏の紹介文も公開する日がくるかも
だこんだで次回も読もう
叫ぼう
ひっくり返そう
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猛豚軍の将兵をご紹介♪~あたモン登場人物紹介~
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