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「いつでも来やがれ!!」の巻

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~第三地区、貯蔵庫前....

エリーゼ「ストップ!そこでいいわ!」(メラメラと燃える市街地を背景に何やら指示をしている。その側には仰向けに横たわる河狸獣の姿もある)


タイタンラス「だそうだ」


アングリーアッシュ「なぜ俺が人型の指示を・・」ふん(公道を遮る様に立ち並ぶ二頭のブルートワイバーンのでかい後ろ姿)

エリーゼ「ロージーは彭の側に!アラン隊長と鈴木さんはロージーの前に張虎を!」

あたちのモンハン日記
アラン「だってよ」よいしょっとなはぁ(シャークキングを頭部の下から両手で持ち上げてる)

$あたちのモンハン日記
純平「下ろすぞ、張虎」(尾っぽを持っている)

$あたちのモンハン日記
張虎「どうだ?俺を初めて「持ってみた」感想は?」

アラン「鮫肌ってのが、デリケートな俺達のパウパッドに悪いってことくらいかな。ロージー、少し下がんな」

$あたちのモンハン日記
ロージー「ふぁ・・・」ササッsss(スクアギルの幼体を抱っこしながら素早く後退する)

アラン「ほらよ」ぽ~いはぁ(勢いをつけてサメ型ランスを放る)

びた~んびっくり

エリーゼ「二人は張虎の後ろへ!」

張虎「俺がしっかりガードしてやるからよ。前に出るんじゃねぇぞ」

純平「了解」やれやれ

ロージー「ふぁ・・・」ぼけぇ~

エリーゼ「ガルグイユは成体に!」


ガルグイユ「ほいきまちたぁ~!!」びよぉ~んsss(ロージーの胸の中から飛び立つ)


むくむくむくむく
(空中で華麗なトランスフォーム(巨大化)するスクアギル)




ダシャーーーーーン!!

ガルグイユ「サメ様はどうすればいい?中尉閣下」


エリーゼ「先頭に立っている二頭と私達の間に入って。あなたなら多少、火山ガスを浴びても平気でしょ?」

ガルグイユ「シャシャシャシャシャ。熱波程度の高温など容易く適応してみせる」ドスーン・・ドスーン・・

ファイヤージンガー「何度見ても、あの可愛いガルグイユがあんなになっちまうのは、いただけねぇ」(ロージーの左肩から観戦してる)


アルテミス「火砕流が領内に入ってきたよ!!急ぎな!!」バッサバッサ・・バッサバッサ・・(一同の下へ垂直着陸してくる)


エリーゼ「アルテミスはそのまま翼を広げて彭とロージー達の上に!!」

アルテミス「屋根代わりかい?お安いご用さ」ドシャーーン煙(両翼を広げ、横たわる彭関越の後方からみんなを包み込む様に着陸する)

ロージー「ふぁ・・・豪華なテント」ぼけぇ~(金色の翼の屋根を見上げる)

アラン「ガキの頃、ボーイスカウトでテントを建てたんだけどよ、テンション上がって中から打ち上げタル爆弾をぶっ放したら、まるごとすっ飛んでいっちまってな。罰として俺の班だけテント無しでよ、その日の夜は森の中のクックがこねぇように夜通しギター引いたり歌ったたりしたもんよ。けど、こんな頑丈で豪壮なテントなら問題なさそうだな」

エリーゼ「そうそう。爆弾を抱えた貯蔵庫の中にいるより、こっちの方が生存確率は高いわよ」スッ(屋根の下に入ってくる)

純平「確かに、マグマにも耐えられる獣竜種二頭と、それに適応出来るガルグイユが防壁となってくれれば問題なさそうだ」

張虎「俺だって立派なテトラポットだ」(エリーゼが背中を撫でながら、その背後に伏せる)

アラン「火山灰の突風で何がすっ飛んでくるか分かりゃしねぇからな。俺達(獣人)だけなら穴掘って逃げりゃいいが、みんなを見捨てていくわけにはいかねぇ」

純平「そうとも限りませんよ」

アラン「ほえ?」(鼻ほじってる。もちろんスクリュー方式で)

エリーゼ「穴に高温ガスが入ってきたら、それこそ八方塞がりでアウトよ」

アラン「・・・・・・サーーッッ・・・じゃ、じゃあ頼んだぜ、みんな!!」

タイタンラス「だそうだ」

アングリーアッシュ「ふん」

ガシーーーーンドキッ
(といいつつ、体をがっしりと寄せ合う二頭の頼れるブルートワイバーン)


エリーゼ「あなたは本当にいいの!?」(金色の翼膜テントの隙間から外に向かって叫ぶ)


王羽美「ご心配なく」(貯蔵庫の前で両腕を組んでいるホワイトナイト)


ロージー「ウーメイさん・・・」


王羽美「それにギルドの私がいては、あちらの気を削ぐ形になりますので」ちら


アングリーアッシュ「ふん」


王羽美「皆さんを頼みます。アングリーアッシュ、ディルク・エクスナー」


タイタンラス「流石ギルドナイトだ。俺達の素性は資料で知っているようだ」(その隣でつまらなそうにそっぽを向く爆鎚竜)


王羽美「それとディルク・エクスナー。あなたは先程、後方から進軍してくる巨大な装甲竜のことを、竜機兵と呼称していた様ですが・・その確証は?」


タイタンラス「なぜそんな質問をする?その答えはお前たちの方がよく知っているはずだ」


王羽美「では今の質問は忘れて下さい」フッ・・(ハットを深く被り表情を消す)


ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・・・!!


アラン「近いぞ!!」

ロージー「ねぇ、ウーメイさんはどうするの!?」


王羽美「私はまだミッションの途中です。運が良ければまた会いましょう、ロージー」にこ(ハットのつばを少し上げ、同じ年頃の少女に笑顔をみせてやる)


ロージー「ウーメイさん・・・・きっと・・ダメ、必ずだからね!!」


王羽美「はい」フッ・・


シュンジャンプ(屋上へ消えていくギルドナイト)


ロージー「・・・・・・・・・」

アラン「大丈夫。何か策があるからあんなに涼し気な顔してんだ」ぽん肉球 茶色

ロージー「うん・・・・」

エリーゼ「ガルグイユ!最後に水竜ブレスを私たちに!」

ガルグイユ「ん・・?」ちら

純平「なるほどな。氷やられ状態なら、例え隙間風の高温ガスが来ようとも対応できる」

ファイヤージンガー「お嬢、緑安以来だな。ボール状態になるの」しっしっしっしっ

ガルグイユ「いくぞ」すううううう


プシュウウウウウウウウウ
(口をすぼめてシャワーの様に水竜ブレスを微調整しながら一同に浴びせる)


ロージー「ひいいいいいいいダイスキッッ!!」びじゃびじゃびじゃあせる

ファイヤージンガー「ナッハッハッハッハ!情けねぇ面しやがっ・・・」ぴきぴきぴきキラキラ青(左肩の上であっという間に氷漬けになるドスビスカス)

アラン「今日ばかりは頼れるアイスアーマーってか」ぴしーんキラキラ青(頭部だけ飛び出した「例の」氷ボール状態になる一同)

彭関越「・・・・・・・・」ぴきぴきぴき・・・(ぽっこりお腹を上にして、全身氷漬けになった河狸獣)

純平「安心して寝ていられるだろう。最も、凍死しなきゃいいがな」(氷ボールの胴体からガスマスクを付けた頭部だけ綺麗に出ている)

ロージー「エリーゼさん、寒くない?」(氷ボール状態のまま心配する)

エリーゼ「ええ。私はハンターじゃないから、この為にさっき元気ドリンコとクホットドリンクを一緒に飲んだの。だから少しくらいなら平気だと思うけど、カロリーの摂り過ぎて太っちゃうかもね」

ロージー「ふふ。あたし達はエリーゼさんや、みんながいてくれたおかげでなんとかやり過ごせそうだけど・・」

純平「他のみんなも上手く対応していればいいな」

アルテミス「さっき上空から辺りを見回したら、少し先にうちの旦那達の姿が見えたよ。まさひこの頭にミッチがいたようだったから、サムソン達も一緒じゃないのかい?」

エリーゼ「なら大丈夫ね」

ロージー「どうしてぇ?」

エリーゼ「サンダーソニックがいたなら、あいつも一緒だからよ。なんといっても、彼は士官学校じゃあたしより陣形術の成績は優秀だったんだから」ふふ

ロージー「ふぁ・・・・」





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






~第三地区、オブリビオンの酒場前....


ガベーーーーーーーーン!!
(公道の中央で身を屈めたまさひこを中心に、その周りを百数名に及ぶ市民が囲い円陣を組む。まさひこの足下には女性を配置。万が一の際、吹き飛ばされないように、重量のあるまさひこにしがみつかせるのが目的。またまさひこ自身が防壁となり後方に位置する年寄もカバー)


ザシーーーーーーーーン!!
(円陣の中央先陣(円陣を時計の中心軸とするなら6時の方向)ではヴォルガトロンが横たわり防壁となる(4~8時範囲をカバー))


バベーーーーーーーーン!!
(円陣の9時方向にはメガゼノス、11時の方向にバラン、対称に3時の方向にサンダーソニック、1時の方向でグレンが各々、市民側に向いたまま両翼を広げて覆いかぶさり、翼のドームを形成し高温の火山灰から市民を護る。しんがり(12時の方向)では、アイオロス、テツが揃い立ち、万が一、市民が突風で飛ばされてきた場合に備えている)


劉珍「フッフッフッフ・・・」(銀火竜の足の甲の上であぐらをかいて不気味に笑っている)


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(緊張した面持ちで、まさひこの巨大な両足にしがみつく女性たち。足の甲に乗ったミッチが女性達を不安にさせまいと、自身のふわふわの体を女性達に触らせたりしてやってる。その中には体を寄せ合う国王夫妻とアルルの姿も。そのアルルの背中になぜか一緒になって抱きついているパノの姿も)


劉珍「即席とはいえ、用心堅固の円陣。もちろん、地下道も守ってみせる」ちら


イワーーーーーーーーン!!
(酒場は大破されており、木片の瓦礫の中から火山地区で見慣れた「例の岩」がぽっこりと2つ飛び出ている。酒場を壊したのは地下道へのハッチ内に高温ガスが侵入しないよう、バサルツインズに「例の擬態化」で押し蓋の役割をさせる為である)


劉珍「・・・・・・・・」すうううううう(あぐらをかいたまま両腕を左右に広げ、大きく息を吸う)


バーーーーーーーーーーン!!
(市民が形成する円陣の最前線で腕を組み尊大に振る舞うサムソンを中心に、その隣で腰に携えたユクモノノダチに手を当て抜刀の構えをするカーブー、デッドフリルパラソルを広げたユーリィ(頭には目つきの悪い猟虫も)、テッセンを広げたゾフィ(その背中越しにゼキが見え隠れする)、その傍らでは一也、芋助、ゲルハルトがいつ火砕サージが来てもいいようにと構えている)


劉珍「よっしゃ!!いつでも来やがれ!!」パァ~~ンびっくり(両手をおもいっきり叩き合わせる)


To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

12/16(水)0時更新 「さぞ見事な三種共存の方円陣なんでしょう?」の巻


をお送りいたします♪ほんじゃあ~、次回も読もう見ようぷんぷん読も見ようぽけ~







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