
????「答えよ・・我が何者で何処から来たのか・・」ドスン・・ドスン・・(その足元から慌てて退避するデブとパソコン)

カーブー「同じ質問ばかりする奴だな。俺が知ってるわけないだろう?」ザッ(正眼の構えをとる)
ポール「オーラバリアを解いた・・?(刻竜がカーブー君に共鳴を求めているとでもいうのか?)」(スコープ越しに状況を考察している)

ニャーク「カーブー」
カーブー「俺はお前みたいに頭が良くないからな。体感するしか方法を知らない。だからしっかり考察して、UBUさんへ報告してくれ」
ニャーク「分かった」こくり
ててててててててて
(後方の森の茂みへ退避するニャーク)
カーブー「あんたもだ!ポール・ベインズ!」(顔は迫り来る飛竜に向けたまま叫ぶ)
ポール「フッ・・・お手並み拝見といこうか」スッ(ボウガンを下ろす)
????「・・・・・・・・・・・・・」(本来はつぶらな瞳をパチクリさせながら、目の前の狩人を捉えている)
カーブー「お前もだ。鬱憤を晴らしたいのなら、いつもみたいにぶつかってこい」
????「・・・・・・・・・・・・・」
カーブー「・・・・・・・・・・・・・」
ボギャアアアアアアアア!!
(咆哮と共にカーブー目掛けて突進を開始する刻竜)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ドスンドスンドスンドスン!!
(月輪が見守る山林エリアを低空姿勢で爆走する刻竜)
カーブー「当たったらひとたまりもないな(あいつは何故、いつも同じ質問をするのか・・)」
????「ガアアアアアアアア!!!!」ドスンドスンドスンドスン

カーブー「回避性能+10ぅ~~~!!(俺を試している・・?違うな)」
ショルゥーーーーーーーーン・・
(スーパースロー。迫り来る猛々しい黒き飛竜の顔面と衝突間近で側方へ回転し、見事なフレーム回避を見せる(+10なら当たり前な)カーブー)
ドスンドスンドスンドスン!!
(スーパースロー解除。そのまま森の奥へ猪突猛進していく刻竜)
カーブー「ほっ!!(あいつは本当に自分自身が分からないのかもしれない・・)」シュタッ

パソコン「ポールさぁ~ん

ポール「三人共無事だったみたいだな。どうやら俺たちは、彼を盛りたてる為のオープニングアクトに過ぎなかったようだ」やれやれ

彭関越「どういう意味ずら」ズン

ポール「俺達には見向きもせず、体すら触らせてくれなかった刻竜が・・見てみろよ?」
????「ボギャアアアアアアアアア!!!!」ドスンドスンドスンドスン

クサッチーニ「なんて脚力だ・・!」
ポール「あんなに闘争本能剥き出しに、真正面からカーブー君に「ぶつかろう」としている」
????「ガアアアアアアアアア!!!!」ドスンドスンドスンドスン


ガルグイユ「避けるえちゅよ!!カーブーおにいちゃま!!」
カーブー「何度も交わしてばかりじゃ芸がない。羽ばたけスペースジャンプ!!」ショウン

ドスンドスンドスンドスン!!ショッ!!
(突進してきた刻竜の首に跨るドボルヘルムのハンター)
ポール「見事な竜操術だ」ふゅ~い(感嘆の口笛を鳴らす)
パソコン「なんでさっきみたいにオーラを出さないんだろう・・」
彭関越「いつもずら。あのワイバーンは川村大人と戦う時だけ、オーラはおろか、形態変化もせずに真っ向勝負で挑むんずら」
ポール「本能のみぞ我を知る。モンスターもまた、狩人と同じ生き物ってことかな」
ドスンドスンドスンドスンドスン!!
(渓流フィールドの広大な景色を照らす月夜を逆光に、狩人を首の上に乗せ、夜の山道を駆け抜ける刻竜のシルエット)
カーブー「今度はこっちから質問だ!!何故、お前はユクモに来た!?」ドスンドスンドスンドスン!!
????「求めるが故。望むが故」ドスンドスンドスンドスン!!
カーブー「そうか!ならば敵意さえ見せなければ、ユクモはお前を歓迎するぞ!!」ドスンドスンドスン!!
????「お前にその権限はない」ドシャーーーーーーー

カーブー「嘘じゃない!大人しくしていれば・・・」
????「いつから人型が陸の秩序を治める様になった」
グオーーーーーーーーン!!
(長い首を持ち上げ、カーブーを上空へとかち上げる)
カーブー「まったく!!気にし過ぎだってんだよ!!」ビョウウウウウウウ(広大な森の木々が下に見えるくらい宙に放り投げられるドボルヘルム)
ヒュウウウウウウウウン!!
(月を背景に頂点の高さで一回転し、頭から垂直落下していくカーブー)
カーブー「やはり力づくで説得するしか・・!!」ビョウウウウウウウ

ビョウウウウウウウウウ!!
(真下の山林から見える刻竜の背中)
カーブー「見てろ・・・もう一度マウントして、言うことを聞かせてやる・・!!」ギュウウウウウウン(落下速度が増す)
ブワッ
(突如、豪快なサマーソルトを見せるUNKNOWN)
カーブー「ノーモーション!?嘘だろぉおおおおおおお!?」ギュウウウウウウウン!!
ブオン・・
(スーパースロー。落下してきたカーブーの顔面に、下から叩き上げる様にスカーレットの尾棘が襲いかかる)
カーブー「・・・・・・・・・・・・」(スーパースロー持続。垂直落下しながら全身を傾けるカーブーの真横すれすれを通り過ぎていく、恐ろしいまでに刺々しい刻竜の尻尾)
スーーーーーーーーーン・・・・
(スーパースロー尚も継続。バク転して逆さまになった刻竜の瞳に、こちらを見つめながら垂直落下していくカーブーが投影される)
ドシャーーーーーーーーン!!
(スロー解除。着地寸前で一回転し、片膝をつきながら陸に着地(スーパーヒーロー着地)するカーブー。その背後では同じくバク転後の着地をきめる刻竜の姿も)
カーブー「おい、今のはマジで反則・・」くる
ブーーーーーーーーーーーーン
(長い尻尾が薙ぎ払ってくる)
カーブー「(回避性)能10ぅ~~~~~


とすっ

カーブー「まずいな。今日のあいつは、今までと比べ物にならないくらいやる気の様だ」シュタッ
ポール「お、やってるやってる」タッタッタッタッタッ(追っかけてきた一行。ニャークも一緒である)
ニャーク「やはりだ。UBUの言うとおり、UMWはこの山林を気にして、自らの火力を使わないでいる」
彭関越「ってことは良い奴ずら?」
ニャーク「それは断定出来ない。あくまでも自分の存在を、外敵に明るみにしない為だと思われるが・・」
クサッチーニ「それで夜になってから、こっそり捕食を開始するっていうわけか」
ポール「だとすれば、UNKNOWNはカーブー君を食べたいのかもな」ケロリ(と言う)
彭関越「いっ」
????「答えよ・・我が何者で何処から来たのか・・・」ドスン・・ドスン・・
カーブー「だから俺は知らない(って、待てよ。こいつがこれを本心で言ってるのだとしたら・・)」チャッ(抜刀斬りの構えをとる)
ニャーク「カーブーが捕食の対象だというのか?」
ポール「そうじゃなきゃ、なんだって毎晩、カーブー君の前にだけ姿を現すんだ?なんの為に?まさか彼のフェロモンに発情したともいえないだろう」
ガルグイユ「ポールのおじちゃまは分かってないでちゅ」
ポール「ん?」
ガルグイユ「カーブーおにいちゃまには、人間には分からない、モンスターだけが直感的に共鳴できる強い意志力を持っているんでちゅ」
????「答えよ・・・小さき狩人よ・・」ドスン・・ドスン・・
カーブー「お前・・・まさか本当に・・・」
「超爆烈覇・蒼天神封滅却火凰拳、秘技!!」
カーブー「ん・・この声は・・」
ギュオオオオオオオオン!!

スサノオ「きええええええ!!毒爪騰空飛脚~~~!!」
カーブー「スサノオ!!」
ダギャーーーーーーーーン!!
(蒼火竜の突然の降下強襲を、ゼロモーションでのサマーソルトで華麗に交わす刻竜)
????「・・・・・・・・・・・・」ズダーーーン

スサノオ「クソぉおおおおおおおお!!交わされたぁ~~!!なんでだ

ガルグイユ「不意打ちなのに、声を出すからでちゅよ

彭関越「けど、必殺技の名前を「わざわざ」言うのが、漢ってもんずら」うんうん(同調するように頷く)
ポール「うーん・・・しかし厄介な時に、また厄介なのが現れたな」やれやれ
カーブー「おい、スサノオ・・・」

スサノオ「先輩!!力を貸しに来たぜ!!俺たち師弟コンビで、あの黒い飛竜を渓流から追い出すんだ!!」
カーブー「いや、だから話を・・」
????「・・・・・・・・・・・・」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
ガルグイユ「まだちゅぢゅくのえちゅ」むぅ~

To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」は、ザ・中継ぎ記事IN子供の日!!題して!!
5/5(木)0時更新 「子供の日だからアジソンを食べようね

をお送りいたします♪アジソンを知ってる人もとっくに忘れちゃった人も、GW最終日に楽しかった連休の追憶に耽りながら読んでみよう!!そしたら君のおでこのチャクラが開くかも
