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Channel: あたちのモンハン日記
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「バナナモス園はメランコリックをぶち壊す闘技場/前編」

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~West Flooded Forest....



~バナナモス園....




ゴッゴッゴッ・・ブッブッブッ・・


★新大陸バナナモス園(あたモンオリジナル)
水没林フィールド西に位置する動植物園。運営は竜人の翁を筆頭に、地元の人間、獣人がスタッフとして働いている。当園は三園(本園・モス園、本園・キノコ園、分園)から成り、本園から分園への移動には専用ヤオザミタクシー(無料)が用意されている。分園の目玉はなんといっても絶滅危惧種であるゴッドアリゲーターをはじめ、多くの人懐っこい?ガビアル達が、腹を空かし、大口を開けて皆様の来訪をお待ちしておるのだ!そんな愉快で珍妙なわんぱく激アツスポット!それがバナナモス園なのだ!!入場料5z。モスせんべえ10z。お土産用の特選モスせんべえは20z。

★ジャングルガビアル:MH世界に生息するワニ。現在モンスターとして狩猟する事は出来ない。メタペ湿密林の大河に生息しているという巨大なワニで、かつては密林の河の主として恐れられていた生物。発見から長らく生態系の頂点に君臨する生物であると考えられていた。しかしある時、このジャングルガビアルを捕食する生物が密林の河の中から発見された。ガノトトスである。これにより密林の生態系の構図は見直され、ジャングルガビアルは第二位に改められた。現実世界では、ワニ目ガビアル科(クロコダイル科とする説もあり)にあたる。かなり大型だが基本的に魚食性で、性質も比較的おとなしい。軽く10mは超える。現実世界で生息しているワニは大きくても全長6m程度。

★ゴッドアリゲーター(あたモンオリジナル)
ギルドから絶滅危惧種に認定されている、ワニ目・正鰐亜目・アリゲーター科の巨大なワニ。アリゲーター、クロコダイル、ガビアルの雌から成るハーレムを作るのが特徴。まさにゴッドならではの一夫多妻制なのである。現在では狩猟は禁止されているが、密猟者にとっては貴重な素材を入手する為のレアトレジャー扱いになっている。



ユーリィ「・・ほ~れ・・よしよし・・おたべ・・」ゴッゴッゴッ・・ブッブッブッ・・(群がるモスの群れの中心でブタせんべえをあげている)


ゾフィ「ケッ」ゴッゴッゴッ・・ブッブッブッ・・(やたらモスだらけの密林エリアを、さもつまらなそうに歩いている。腰には紅い刀身が波打つ「フランベロジュ」を携えている)

ユーリィ「・・あなたも・・あげれば・・?」ひょい(今にも襲いかからんばかりのモス達に囲まれながら、妹に向かってブタせんべえを掲げてみせる)

ゾフィ「ケッ」ぷい

ゴッゴッゴッ・・ブッブッブッ・・(ゾフィに近寄る一頭のモス)

ゾフィ「んあ・・?」ちら

モス「アネッタイ、モンスーン、ヨハネスブルグ」キラキラキラキラキラキラ(純真な瞳をもって懇願する様にゾフィを見上げるモス。首から下げているネームプレートには「はむ吉(8歳)」と書かれている)

ゾフィ「餌を求めても無駄だぜ。俺は持ってねぇからな。あっちいきな照れる」しっしっ手

モス「ゴッゴッ・・・・・・」とすとすとす・・(なんだかえらくガッカリしながらその場を去る「はむ吉(8歳)」)

ゾフィ「ケッ」

モス「・・・・・・・・・・・」ちら(振り返ってゾフィの方を見てる)

ゾフィ「しつっけぇぞ。ねぇったら、ねぇんだよ。その辺に生えてる竜茸でも食ってろ、モ~ス」プッあせる(ツバ吐いた。青空エリアとはいえ、仮にも園内で)

モス「・・・・・・・・・・・」じー

ゾフィ「あんだよぷんぷんそんなにブタせんべえが欲しけりゃ、ユーリィに貰えよ!モース!!」ガッドキッ(中指を立てる。モスに向かって)

モス「・・・・・・・・・・むかっ

ズドドドドドドドド!!
(猪突猛進でゾフィに向かって突っ込んでくる「はむ吉(8歳)」)

ゾフィ「いっえ゛!

ずぐる~~~~~~んびっくり
(足下をひっくり返され、見事に腰から転倒するゾフィ)

モス「ブッ・・」(鼻で笑ったかのような表情でゾフィを見下す「はむ吉(8歳)」)

ゾフィ「いちちち・・・このモス野郎!!何しやがんでぇ!!俺様のフランベロジュ改で、モス骨スープのダシにしてやらぁ~!!」ジャキーーーン煙(双剣を抜く。同時にやる気満々の姿勢を見せる「はむ吉(8歳)」)


「モ~スモスモスモス。すっかり子供達に好かれた様ですな」(なんだか「ブタっぽい声」がエリアに響き渡る)


ゾフィ「ああ!?誰だ!!」ぐんぐんsss(頭から突っ込んでくる「はむ吉(8歳)」のおでこを抑えている)


モセェーーーーーーーン!!
(密林エリアの遠くの方からこちらを「あたたかい目」で見ている竜人の翁。顔面には当然の様にモスフェイクを付け、着ている白いTシャツには「I LOVE MOSSWINE」と書かれている。*mosswine=モスの英語表記)


ユーリィ「・・だれ・・?」(目を細めて遠くを見る)

竜人の翁「当園館長のモススキーですじゃ。どうです?可愛らしいモスばかりでしょうに」モ~スモスモスモス(遠くの方でなんだか「ブタっぽく」笑ってるっぽい)

ゾフィ「どこがダァ~!!」ごつんごつんごつんびっくり(ゾフィの膝目掛けて頭突きの連打を食らわしてくる「はむ吉(8歳)」

モススキー「久しぶりのお客様なもので、皆、嬉しいのですじゃ」モ~スモスモスモス(聞こえるか聞こえないかくらいの音量で遠くから語りかける翁)

ユーリィ「・・久しぶり・・?・・そういえば・・・・」きょろきょろ(エリア全域を見渡す)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(密林エリアは群がるモス以外、人っ子一人いない。たまにブナハブラが飛んでいる程度)


ユーリィ「・・お客は・・小生達だけ・・?」ゴッゴッゴッ・・(「くれくれ」とせがむモス達。もはやよだれは止まらない)

モススキー「少し前までは、ハンター達を護衛に、都市から子供たちや観光客が訪れてくるのが当たり前だったのですが・・突如、水没林全域にその勢力を広めていったフェイリンメイリン国の苛烈な排斥運動を受け、客足はすっかり止まってしまったのですじゃ・・。そうなれば運営も難しく、つい先日、泣く泣く従業員を解雇したばかりで・・・獰猛な猫たちの専横は、水没林から人間を追い出し、そして安らぎを奪っていったのですじゃ・・」う~む(首を左右に振る)

ゾフィ「そりゃ気の毒な話だが、ここは平気なのかよ?」ごつんごつんごつんびっくり

モススキー「幸いにも、このバナナモス園のエリアは侵攻を免れておりますが、それも時間の問題でしょう。食欲旺盛な彼奴らに見つかれば、この子達は捕縛され、みんな食用にされてしまうでしょう・・」しょぼん・・

ユーリィ「・・・・・・・・・」ちら(下を見る)

モス「ゴッゴッゴッ!ブッブッブッ!」(「もっとくれくれ」とせがむモス達)

モススキー「今日、あなた方がこのバナナモス園に来てくださったのも何かの縁。そこでこの手塩にかけて育てた、可愛いモス達が殺されてしまう前に、あなた方を当園最後の客人ともてなし、閉店しようと思いますのじゃ」にこ

ユーリィ「・・・・・・・・・・・」

ゾフィ「そりゃ構わねぇけどよ、こいつらはどうすんだよ?野に返すのか?そっちの方が危なくねぇけ?」ごつんごつんごつんびっくり(膝をあきらめない「はむ吉(8歳)」の頭を時折ひっぱたきながら聞く)

モススキー「園内に残り、一斉に狩られてしまうよりも自然に帰り、少しでも生き永らえた方が・・この子達にとって幸せなはずですじゃ」ゴッゴッゴッ・・(優しい園長に近づいていくモス達)

ゾフィ「ふぅ~ん。ずいぶん身勝手な話だな、爺さんよ」

モススキー「??」

ゾフィ「てめぇの都合で金儲けの為に育てたこいつらを、都合が悪くなったから、今度は自然に帰すだぁ?本当にこいつらのことを考えるなら、親のあんたが最後までこいつらの面倒をみるのが筋ってもんじゃねぇのかよ?例え、猫どもに見つかったとしても、爺さんが口を利いて、連中の畜殺からこいつらを守ってやれよ。それが理知ある者の責務だろうがよ」パチぃ~んびっくり(「はむ吉(8歳の頭を叩く)」)

モススキー「・・・・・・・・・・・・」しょんげり・・

ゾフィ「行こうぜ、ユーリィ」ザッ(「はむ吉(8歳)」が「いっちゃうの?」って顔する)

ユーリィ「・・・・・・・・・・・・」ちら

モススキー「・・・・・・・・・・・・・」(すっかり肩を落とす翁。それを慰めるように翁の周りに集まるモス達)

ゾフィ「爺さん」

モススキー「??」

ゾフィ「あっちにはキノコ園があんだろ?どうやって行くんだよ」

モススキー「え・・・・」

ゾフィ「閉鎖しちまう前に、見てやろうって言ってんの」ぷい

モススキー「・・・・・・・・。分園には送迎用のヤオザミがおりますじゃ。その子に乗って、存分にこのバナナモス園を楽しんでください」にこ

ユーリィ「・・・・・・・・・・・」フッ・・(足下のモス達は皆、湧き出るよだれを垂らしながらユーリィが持つブタせんべえだけをひたすらに見つめている)






「あたちのモンハン日記」
バナナモス園はメランコリックをぶち壊す闘技場








カカカカカカカ・・・・・DASH!
(二匹のヤオザミ(結構でかめ)がそれぞれ双子を背に乗せ、密林エリアを軽快に進んでいく。もちろん「カニ歩き」で)


ゾフィ「まったくよ。とんだ傷心旅行になっちまったな」カカカカカsss(ヤオザミの上であぐらかきながらバナナをかじっている)

ユーリィ「・・小生の・・責任・・」しょんげり・・(と、デッドフリルパラソル改を日差し代わりにさし、正座しながら乗っている)

ゾフィ「気にすんなよ。ワリィのはぜぇ~んぶあの不良猫共だ。それに、俺を元気づけようと思って、ここに誘ってくれたんだろ?ユーリィは」にかっ

ユーリィ「・・久しぶりの・・姉妹水入らず・・・ビートルは最後まで・・連れてけって・・怒ってたけど・・ロックに預けてきた・・のに・・」しょんげり

ゾフィ「ずっと宿屋に閉じこもってたからな。久々に外の空気吸って、リフレッシュ出来たぜ」あ~む(残りのバナナを丸呑みしちゃう)

ユーリィ「・・・・・・・・・・」(少し微笑んでいる様に見える)

ゾフィ「それにユーリィが水没林を選択したのも・・なんとなく分かる気がする」カカカカカ・・

ユーリィ「・・なぜ・・して・・?」カカカカカ・・

ゾフィ「ファイヤーウォーに行く前・・・水没林の神殿でなんかあったんだろ?」ちら(それとなく姉の表情を確認する)

ユーリィ「・・・・・・・・・・・・」カカカカカ・・

ゾフィ「業を払うってわけじゃねぇが、今一度、水没林に来ることで、その因果から逃げ出さず、立ち向かえるのか確認しに来た・・。違うか?」ちら

ユーリィ「・・そんなに・・切磋琢磨じゃない・・・・もん・・」ぷい

ゾフィ「しっしっしっしっ。だったら何を企んでいるんだ?」

ユーリィ「・・あなたこそ・・ファイヤーウォーでの・・心の傷・・癒やしたら・・?」ふん

ゾフィ「うるせえやい。でもよ・・・・ありがとな」にかっ

ユーリィ「・・・・・・・・・・」(少し微笑みながら密林越しに空を見上げている)


カカカカカカカカ・・・・
(姉妹を乗せた一組のヤオザミは、次第にキノコがたくさん生えているエリアに到着する)


ゾフィ「すげぇキノコだらけだな・・・」とすとすとす・・(ヤオザミは脚の速度を下げ、観光客にエリアを観覧するよう促す)

ユーリィ「・・あ・・スーパーキノコ発見・・」ほほぉ~


「食って暴れるつもりじゃねぇだろうな?」


ゾフィ「ああ?」きょろきょろ


「どこ見てんだ?豚耳女」


ゾフィ「どこだ!?出てこい!!ぶっ殺してやらぁ~!!」ぷんすか(下のヤオザミは困った顔してる)


ササササッ(木陰でサササいう)


ユーリィ「・・そこ・・」

ゾフィ「おりゃああああああああ!!」ジャキーーーンキラキラピンクブワッDASH!(鬼人化してジャンプ一番)


「べ~~~~~」(木陰から顔を出してあっかんべ~をしている全身ピンクのキノコ。半球型の傘のまあるい点々の色は水色や黄色など、なんだかすごくPOPでドリーミーである)


ゾフィ「いっ」(そのド派手なキノコにびっくりする)


ずでぇ~~~~~んびっくり(腰を強打しながら地面に落下するゾフィ)


ゾフィ「いちちち・・・ちきしょ~!!やたら腰を打つ日だ!!」ぷんすか

「クックックックック。おかしい」(木陰で口をおさえて「わろうている」ど派手なキノコ。柄から四肢が生えている)

ユーリィ「・・珍しい・・ロマンキノコ・・顔と手足がある・・」とすとすとす・・(正座するユーリィを乗せたヤオザミが近づいてくる)

「ほぉ~。ねえちゃん、よく俺がロマンキノコだって分かったな」

ゾフィ「ロマンキノコ・・?」はてな?


★ロマンキノコ:主に火山帯に生息するキノコの一種。その香りを嗅ぐだけでロマンティックな気分になれるという不思議なキノコ。高熱に対してもある程度の耐性を持っているようで、稀ではあるが火山の内部でも見つかる。以上、おお!我らがハンター社会の民明書房こと「モンスターハンター大辞典 Wiki」より引用。上記の形、色に関してはあたモンオリジナルのものとする。


「俺の名前はロマノフ三世ってんだ。よろしくな、人間共」

ゾフィ「ロマノフ・・・おめぇ、知的生命体種のキノコなのか?」

ロマノフ「おうよ。俺だけじゃねぇ。ここにはたくさんの喋れるキノコがいるんだぜ」とっとっとっと(あぐらをかいてるゾフィの足下に歩いてくるド派手なキノコ)

ゾフィ「いっつもそうやって客を脅かしてんのか?」じー

ロマノフ「バカ言えよ。んなことしたら、客に珍しがられて、持ってかれちまうだろ?だから普段はみんな「普通の」キノコらしく振る舞ってるんだ」

ユーリィ「・・翁は・・知ってるの・・?」

ロマノフ「しらね。モススキー爺ちゃんも年だからな。俺達が不意に喋って、腰でも抜かしたら大変だろ?なぁ、それよりよ、爺ちゃんがこのバナナモス園を閉鎖しちまうって本当かよ?」ぐいぐい(ゾフィの靴の先っぽ(正確にはフルフルグリーヴの爪)を引っ張る)

ゾフィ「なんで知ってるんだ?こっから俺達がいたモス園までは結構距離あるぜ?」

「あたしがロマノフに教えたのよ」

ゾフィ「ん・・?」

ひらひらひらひら蝶々淡green
(ゾフィのフルフルヘルムの上にとまる、エメラルドグリーンの美しい蝶)

ユーリィ「・・世界三大美虫・・クレオパピヨン・・」ふむ~(虫眼鏡で覗いてる)

「なんだかLOVEな双子さんね。モス達があなた達に興味を示していたのも、なんだか分かる気がするわ」(その下で頭を見上げるゾフィのまあるい目)

ロマノフ「こいつは同期のパトラってんだ。俺達、園が設立された時からいる一期生なんだぞ」えっへん

パトラ「本当にモススキーさんは「翁一人身(おきなひとりみ)」で、あたし達を一生懸命育ててくれたの・・・愛情たっぷりでね」

ロマノフ「喋れねぇ他の植物や、モス達も同じだよ。みんな爺ちゃんのことが大好きなんだ。それなのにちきしょう・・・なんで閉鎖なんか・・」ううう・・

パトラ「お客さんが来ないのじゃ、仕方ないわよ・・。それに外界には恐ろしい獣人がたくさんいるっていうし・・・もしも園内がその猫達に襲われたら、あなた達、キノコは食用に限らず、みんな食べられてしまうかも・・・」しょんぼり・・

ロマノフ「そん時はそん時だ!!俺達は最後まで園の為に・・爺ちゃんの為に戦う覚悟があるぜ!!」ばふんDASH!(傘を叩き、胞子という激を飛ばす)

ゾフィ「・・・・・・・・・・・」


「大変だぁ~あせる大変だぁ~あせる


ロマノフ「この声は・・ジェイドの兄貴!!」


ズドドドドドドドド!!
(密林を駆けてくる黒いドスプーギー。本家とは反対に右目が傷ついており、首に凶暴なブルドッグが巻いている「トゲトゲ」の首輪を付けている)


ユーリィ「・・不良・・プーギー・・」

パトラ「ジェイド兄さんは、モススキーさんが園を作る前から一緒に旅をしていた、喋るプーギーなのよ」

ジェイド「大変だぞ!!」ききぃ~~~DASH!(前両足ブレーキで土をほじくり返しながら急停止する)

ロマノフ「兄貴、一体どうしたんだよ!?」

ジェイド「馬に乗った獣人達が突然、モス園に現れるやいなや、園の領内をよこせって、爺さんに要求してるんだ!!」

ゾフィ「!!」

パトラ「モススキーさんは無事なの!?」

ジェイド「抵抗して、一発ぶん殴られたがとりあえず無事だ」

ロマノフ「あの温厚な・・モススキー爺ちゃんが・・・」

ゾフィ「・・・・・・・・・・・・」

ジェイド「俺は爺さんを助けようとしたんだが、一人じゃ猫共に勝てっこねぇ。だから連中の隙をみてお前たちを呼びにきたんだ!!ぼやぼやしてると、モス園のモス達や、分園の連中もみんな殺されちまうぞ!!」

ユーリィ「・・待って・・その根拠は・・?」

ジェイド「偉そうに馬に跨った猫どもの後ろに、ネコ式火竜車が見えたんだ!連中、園内を・・この密林自体を燃やすつもりだぞ!!」

ロマノフ「なっ・・・!!」

パトラ「ロマノフ。今こそモススキーさんに今までの御恩を帰す時が来たようね」

ジェイド「やってやろうぜ!!どうせハムにされるなら、闘って死んだ方がマシだぜ!!」

ロマノフ「・・・・・・・・・」

ジェイド「どうしたんだよ!?ロマノフ!!いつもみたいに激という胞子を飛ばせよ!?」

パトラ「ロマノフ!!あなた、モススキーさんの為なら戦う覚悟があるって、さっき言ったばかりじゃない!!臆したの!?ロマノフ三世!!」

ロマノフ「違う。おそらく相手の獣人は、俺達、植物やプーギーが正攻法で立ち向かって敵う相手じゃない。だからだ・・」


バベーーーーーーーーーン!!
(ゾフィとユーリィの前で土下座をかますロマンキノコ)


ユーリィ「・・なんの・・つもり・・?」

ロマノフ「頼む!!見たところ、あんた達は狩人とお見受けした!!ハンターは困った隣人からクエストを引き受け、見事それを解決してみせると聞いたことがある!!そこでだ!!どうか、この園内を・・モススキー爺ちゃんを助けると思って、力を貸してくれないか!?」ババーーーーーン(より激しい土下座の姿勢をとる)

パトラ「あたしからもお願いします!!ハンターの力があれば、獣人にも勝てるわ!!だから引き受けると言って!!」

ジェイド「俺からも頼むぜ!!報酬が欲しいってんなら、俺の肉をやる!!こんがり肉でも生ハムにでも好きな様にしてくれ!!ただその代わり、モス達と爺さんを助けてやってくれぇええええ!!」ゴツーーーーン血痕3(血が出るほどにおでこを地面に叩きつけて懇願する)

ロマノフ「頼む!!俺達の願い、聞いてくれ!!」

ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・」

ゾフィ「どうする?ユーリィ」

ユーリィ「・・断れば・・小生達が・・生きて帰れないかも・・」ちら

ロマノフ「??」ちら(土下座したまま後ろを振り返る)



ザベーーーーーーーーン!!
(後方の密林エリアに集結するは、色とりどりな知的生命体種のキノコをはじめ、屈強なドスヘラクレスとキラーカブトムシに、腕を組んで飛んでいるセミセレブの群れ、そして背後には数十匹のジャングルガビアルと、その中心で一際巨大な口を開けているゴッドアリゲーターの姿も見える)



ロマノフ「お前たち・・・・」

パトラ「みんな覚悟は出来ているようね」

ロマノフ「・・・・・・・・」

くるっ(ユーリィ達の方を再び見るロマンキノコ)

ロマノフ「頼む。俺達からの・・バナナモス園からのクエストを受けてくれ。この通りだ」スッ・・(静かに傘を下げるロマンキノコ)

ユーリィ「・・フェイリンメイリン国の・・獣人には・・小生も借りがある・・」

ロマノフ「え・・・」

ゾフィ「爺さんだって意地を見せたんだ。報酬は事が片付いてから、ってことでいいか?」ザッ(立ち上がる)

ロマノフ「じゃあ・・・・」

ゾフィ「サザンゴッド1のトラブルシューター、ディオマリアシスターズ!!このクエスト、引き受けたぜぇえええええええ!!」バショーーーーーンキラキラピンク(フランベロジュ改を抜き、鬼人化する。その隣では息巻いたヤオザミに乗る姉も、デッドフリルパラソル改をたたみ、ボウガンとして構えてみせる)


To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

7/8(金)0時更新 「バナナモス園はメランコリックをぶち壊す闘技場/後編」

をお送りいたします♪ほんじゃあさ!!次回も吐血するくらい大きい声でトラブルシスターズを応援しようよビックリマーク




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