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「Tundra Vendetta/PART3」の巻

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シャホオオオオオオオオ・・!!
(白いドレスの少女を覆う紫紅色のオーラが吹き荒れるブリザードと入り混じり、淡い緋色をした幻妖な気流と化している)


BG兵士「ま、まるでモンスターだ・・!」ジリッ・・

ショットリーパー「畏れるな。あの女は俺達には見えない、龍族の霊魂を体に纏うという・・・あのオーラは単にその龍属性エネルギーとブリザードの氷属性が化学反応を起こしているだけに過ぎん。それ以上に鬱陶しいのは・・この古傷だ・・!!」ガッ(頭を抱えるように顔の十字痕をおさえる)


オクサーヌ「お喋り好きなヴィランさん。今度はその顔に、凍土の聖痕を刻んであげる」ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・(長い白銀の髪が上昇気流によって上向きに靡き、血痕のように濃度の高いマゼンタの右目が露わに光る)






「あたちのモンハン日記」
~Tundra Vendetta~









ビュオオオオオオオオ・・・・



ドスン!!ドスン!!ドスン!!ドスン!!
(吹雪の中、四足歩行を唸らせ、到底不似合いな白銀の大地を疾走する霞龍(やる気満々の顔しながら)。背中にはポカラの子供を乗せている)



モモ「かしゅみ龍しゃん!!オクシャーヌしゃんの場所が分かるモキュ!?」ドスンドスンドスン!!


ルー「げおげお!!んばぁ~!!」ドスンドスンドスン!!(すんごいやる気満々の顔しながら)


モモ「角のレーダーで分かるモキュ?かしゅみ龍っていうのは、しゅごいモキュ・・」感心

ルー「げおげお」(笑ってるっぽい)

モモ「しゃむくないモキュ?」むむむむ・・(あの真っ黒い瞳で霞龍の背中を見つめる)

ルー「おぼおぼ。げばっちょ」ドスンドスンドスン!!

モモ「おじいしゃんが調合した、モンスター専用のホットドリンクを飲んだから大丈夫・・・かしゅみ龍しゃん達は、お互いに信頼しあっているモキュね」ドスンドスンドスン

ルー「んげんげ、ぐえっぐえっ、おぼおぼ。げばっちょ」ドスンドスンドスン!!

モモ「凍土の絆は深い・・・かじょくのように・・・・・かじょく・・・・・お母ちゃま・・・・」ぐすん・・ピキピキピキ・・(ポカラの涙は極寒の冷え切った空気により、即座に凍結して美しいダイヤモンドダストと化す)

ルー「・・・・・・」こちん(ポカラの涙の氷晶が頭に当たる)

モモ「でも、もう泣いていられないモキュ・・。モモも、勇敢だったお父ちゃまやお兄ちゃま、お姉ちゃま、しょしてお母ちゃまみたいにたくまちくなるんだモキュ!!」

ルー「げお」こくり

モモ「いしょいで!!かしゅみ龍しゃん!!オクシャーヌしゃん達をいっちょにたしゅけるモキュ!!」




ビャオオオオオオオオオオ!!
(吹雪舞う氷壁に囲まれた小さな銀盤エリアの中心で、幻妖な紫紅色のオーラを纏った白いドレスの少女を囲う黒の兵士達。その後方では鋼龍が静観している)



サドンデス「クシャルサイクロン始動」ビュオオオオオオオ!!(暴風が風翔龍の体を中心に旋回をはじめる)


BG兵士「元帥。断崖上のシューターも含め、一斉射撃の準備は出来ています」(アサルトボウガンのスコープで後方の風翔龍を捕捉しながら喋る。背中合わせになっている兵士もまた、白いドレスの少女を同じくスコープで捉えている)

ショットリーパー「・・・・・・・・・・・」ちら


オクサーヌ「どうしたの?お喋りはもうおしまい?」くすっ


ショットリーパー「凍土の雌狐が・・・」


オクサーヌ「さぁ。どうやって私達を殺すのか見せてご覧なさい」ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・


BG兵士「元帥」ジリッ・・

ショットリーパー「・・・・・・・・・・・・・」スッ(固唾をのみながらそっと左腕をあげようとする)


狙撃兵「フゥ・・・フゥ・・・・・」チャッ(呼吸を整え、伏射の体勢で氷壁上から下を捕捉する狙撃兵に緊張が走る)


ギーーーン・・ギーーーーン・・!
(どこか聞き覚えのあるサウンドエフェクトが後方より聴こえる)


狙撃兵「!?」バッ


ダシャアアアアアアアン血
(突然振り下ろされたクリムゾンゴートの刀身により、背中を真っ二つに引き裂かされる狙撃兵)


ショットリーパー「なんだ!?」バッ(周りの断崖を目視する)


ズシャッ!!ズシャッ!!
(四方の氷壁上に配置した狙撃兵が、ウルクシリーズ、マフモフシリーズを纏ったツンドラアーミー達が掲げるランパートの槍先によって次々と処理されていく)


BG兵士「ツンドラマフィア・・いつの間に!?」ザッ(ボウガンで氷壁上を捉える)

ショットリーパー「構わん!!一斉射撃・・」




ヤンコフスキー「オラァああああああああ!!!!



ダオーーーーーーーーーーン!!
(氷壁上の白兎獣が巨大な雪球を放り投げてくる)



ショットリーパー「散開!!」バッsss(緊急ダイブする兵士達)



ドオオオオオオオオン!!
(隕石のように落下してきた巨大な雪球)



ショットリーパー「クソぉおおおおおおお!!!!」ザッ煙(憤りながら立ち上がる)



ビャオオオオオオオオオオ!!
(より吹雪の強度が増す中、巨大な雪球を挟むように対峙するブラックガーディアンの兵士達とエヴァーウィンターナイツのツンドラマフィア達)



オクサーヌ「ご苦労様、同志諸君」(背後に募る白兎獣、風翔龍、そしてツンドラマフィアの軍勢)


ヤンコフスキー「こんな秘境に拠点を置きやがって・・道理で見つからなかったわけでさぁ」


ヴラドレン「それと消臭玉を炊きつけて「人臭さ」も消していたみたいですね」(背中には大きなクリムゾンゴートを背負っている)

オクサーヌ「ねぇヴラドレン。邪魔だからこの氷結ボール、どかしてくれないかしら?」

ヤンコフスキー「それならあっしが・・」ずいっ(そのぶっとい太ももの横から、言葉を遮るように一歩前へと出る、自信満々な表情を浮かべたブランゴヘルムの男)

ヴラドレン「棟梁は俺をご指名だ」フフン

ヤンコフスキー「力を貸してやってもいいぜ」

ヴラドレン「まさかよ」ゴインドキッ(身の丈の数倍はある氷結ボールの前に立ち、クリムゾンゴートを抜刀する)

ヤンコフスキー「ふん」ぷいっ(二人の様子を横目で微笑みながら見つめる白いドレスの少女)

ヴラドレン「あいやぁ~!!」グオン煙(大剣を振りかぶる)


ジャキーーン・・ジャキーーン・・!!
(溜め斬り体勢に入るブランゴシリーズに身を包んだウィンターソルジャー)


ヴラドレン「はやぁああああああああああ!!!!」


ダギャアアアアアアアアン!!
(氷結ボールの中心を穿つように大剣で叩きつけ、見事、真っ二つにかち割る)


ヴラドレン「エリアを塞ぐ大岩もなんのその!!このバベンコ様の手にかかれば・・」


ドウーーーーーーン・・・・
(スーパースロー。自慢気のブランゴヘルムの顔面目掛けて飛翔してくるカラ骨砲弾)


ショットリーパー「・・・・・・・・・・・」シュウウウウウ・・・(真っ二つに割れた氷塊の間から、硝煙上がる右腕の老山龍砲の砲口を向け、不敵に微笑んでいる)


ヴラドレン「おおおおおおおおおお」(スーパースロー継続。火を吹きながら飛んで来るカラ骨砲弾が、驚愕の表情を浮かべるブランゴヘルムの顔面すれすれを通り過ぎていく)

ヤンコフスキー「あ~ぶ~ねぇ~~~あねさぁあああああああああん」ぶわっ・・(スーパースロー継続。オクサーヌの前に立ち塞がる白兎獣)

オクサーヌ「とうりょうって、お呼びぃ~~~~~~むかっ」(白兎獣のでっかい手で顔面を「ぐいっ」ってされながら叫ぶ)


ショウウウウウウウン!!
(スーパースロー解除。両手を広げて立ち塞がる白兎獣目掛けて飛んでいくカラ骨砲弾)


ヤンコフスキー「来やがれ!!」ガッぎくっ(歯を食いしばり気組みを込める)

ヴラドレン「そいつは普通の弾じゃねぇ!!ナパームだぁあああああ!!」ダッsss

サドンデス「軌道変更」スウウウウウウウウ(大きく吸引する)



バウウウウウウウウン!!
(口内より竜巻状のブレスを吐く風翔龍)



ヤンコフスキー「おおおおおおおおお!?」バオオオオオオオオンsss(後方より浴びせられた突風を背に受け、白兎獣の背毛が逆立つ)



ブオオオオオオオオン!!
(竜巻に飲まれたカラ骨砲弾が上昇気流と共に空高く舞っていく)




ピキピキピキピキ・・・・
(対流圏まで上がりみるみるうちに凍結していくカラ骨砲弾)




ヴラドレン「お~~~~~~」(空を見上げて感心している)

オクサーヌ「そこ、危ないわよ」

ヴラドレン「へ?」


ヒューーーーーーーーーン!!
(ちんちんに凍結したカラ骨砲弾がヴラドレンの頭上目掛けて旧落下してくる)


ヴラドレン「ひいいいいいいいい」バッ煙びょ~んドキッ(白兎獣に抱きつく)

オクサーヌ「お返しするわ!!砂漠のヴィランさん!!」ダッsss


はちょ~~~~~~~~~~~ぎくっ
(落下してきた氷の弾丸をカンフーキックで弾き返す白いドレスの少女)


ショットリーパー「小賢しい!!」ドウウウウウウンばくはつ(右腕から新たな砲弾を発射する)



ドガアアアアアアアアン!!
(銀盤エリアの中心に大爆発が起きる)



ヴラドレン「さすが・・新大陸を代表する強者の方々で汗」ふぅ~~(粉塵舞う中、白兎獣の頭に抱きつきながら言う。迷惑そうな顔のヤンコフスキー)


ショットリーパー「凍土の連中は曲芸が好きなようだな」ブン(硝煙を上げる右腕を振り払う)

オクサーヌ「あら、お喋りを始めたのはあなたの方でしょ?安い挑発になんか乗らないんだから。それに不意打ちなんて卑怯な真似、いい加減に卒業したら?だからあなた達、軍属って、獣人からもモンスターからも嫌われるのよ?」おほほほほ

ショットリーパー「理性を失ったフリをして仲間が到着するまで時間稼ぎか・・・お前といい、あのユクモの小娘といい、まったく龍使徒というのは煩わしい存在だ。最も、貴様は龍使徒の成り損ないか・・」フッ

オクサーヌ「暫く会わない間に、ずいぶん面白いことを言うようになったじゃない。褒めてあげる」シャホオオオオオオ・・・(全身を覆う紫紅のオーラがより猛る)

BG兵士「元帥」そっ・・(リーパーの背後からそっと鉄製の弾薬を渡す)

オクサーヌ「またあやしげな弾を・・ぷんぷんどうせ、暗黒商会から買ったんでしょう?だめなんだから。ゼニーはもっと大事に使わなきゃ」む~(おねえさんっぽく人差し指を口元にあてながら忠告する)

ショットリーパー「試してみるか?デカダンスの守護女神め」ガションドキッ(弾薬を「右腕」にセットする)

ヤンコフスキー「バベンコ。今の砲弾、見たことあるか?」(まだ顔面の横にしがみついているブランゴヘルムの男に話しかける)

ヴラドレン「さぁな・・凍土の原住民には分かりかねる代物だが・・」

ショットリーパー「無知な辺境の民に教えてやろう。今、俺様の右腕にある砲弾は、ドラゴンハイドロゲンと呼ばれる新製品だ」チャッ・・

オクサーヌ「ほら。やっぱり暗黒商会でしょ?」やぁ~ねぇ~もぉ~(って、背後の仲間に話しかける)

ショットリーパー「問題はこの砲弾の中身にある。太古のプロメテウス・・聞いたことくらいはあるだろ?」フッ

オクサーヌ「!!」

ヴラドレン「太古の・・プラモデル?なんすか、それ。古代人の作った土偶的な激アツ模型じゃ・・」

ヤンコフスキー「黙ってろむかっ

ショットリーパー「その顔を見る限りでは、それが何を意味するか知っているようだな」

オクサーヌ「・・・竜大戦時代、龍族を滅ぼす為に作られた化合属性エネルギー・・・古代名だと、確かドラゴンタナトスと言ったわよね」

ショットリーパー「さすが、まぼろしの書物を解読した第一人者だ。ならばそのドラゴンタナトスが及ぼす被害もまた知っているはずだ」

ヤンコフスキー「なんだと・・」

オクサーヌ「錬金合成して出来上がった、その特殊な化合属性は放射性物質を含有するのよ。つまり大陸からは、超有害な汚染物質と認知されるの」

ヴラドレン「なっ・・・」

オクサーヌ「その濃度によっては、草木も生えない死のフィールドを生み出す結果にも成りうる・・竜大戦終結の理由のひとつは、あまりにもその放射性物質が竜にとっても、そして人にとっても危険だったからなのよ」

ヴラドレン「そ、その危険性って・・どんな感じなんすか?」

オクサーヌ「元となる龍エーテル・・・天然の龍種が発する龍力学エネルギー、大陸の概念では龍属性と呼ばれる最上級元素に、四大元素である、火、水、氷、雷のいずれかが持つ超エネルギーを衝突して出来上がったのがドラゴンタナトスなのよ。その危険性は、ぶつける四大属性の種類によって異なるらしいの」

ヤンコフスキー&ヴラドレン「ほほぉ~~~」(背後のツンドラマフィア達もこぞって頷く)

オクサーヌ「例えば膨大な火属性エネルギーを龍エーテルに衝突させ、錬金合成となって出来上がったドラゴンタナトスをビーム状で射つとするわよね?」

ヤンコフスキー&ヴラドレン「ふむふむ」

オクサーヌ「そうすると着弾した地点にまず、エリアを軽々死滅させるほどの超爆破がおきる。一瞬にして古龍種だろうが、なんだろうが灰になってしまうでしょうね」

ヤンコフスキー&ヴラドレン「・・・・・・・・・」(青ざめる一同)

オクサーヌ「けど、大陸生物にとって一番有害なのはこっから先の現象にあるの」

ヤンコフスキー&ヴラドレン「なんすか・・?」(こわごわと聞く)

オクサーヌ「その火球の熱で蒸発したドラゴンタナトス、および兵器の残留物は凝縮して、微細な粒子となり大気上を汚染する・・・そして紫紅色の懸濁化した放射性降下物となって、被爆エリア全土・・いえ、そのフィールド全体に激しく降り注ぎ、その有害物質を浴びてしまった生物をあらゆる放射線障害に侵してしまうの・・・」ぬう~~~(ベタなお化けみたいなアクションをしながら説明する)

ヤンコフスキー&ヴラドレン「た、例えば・・?」(こわごわと聞く)

オクサーヌ「火属性ベースの降下物は龍属性を含んだ粉塵となり、それを全身に浴びた生物を瞬く間に灰と化し、雷属性ベースのものは龍属性を帯びた微粒子のプラズマとなり、触れた者の細胞をたちまち分解、死滅させてしまう・・・例え回避したとしても、その微粒子を吸引してしまったら・・・」ぬらぁ~り・・

ヤンコフスキー&ヴラドレン「ど、どうなっちゃうんすか?」ごくり・・

オクサーヌ「生物の体内に入ったドラゴンタナトスの微粒子は、ありとあらゆる器官を内から侵し、全ての細胞の原子が死滅するまで燃焼し続ける最強のウイルスと化す!!感染したら最後!!内からすべての細胞が燃え上がるまでの僅かな時間を、失われていく五感と共に、肉体すべてが消滅していくのを黙って受け入れるしかないのよぉ~!!」どおおおおおおん手

ヤンコフスキー&ヴラドレン「ぎょえええええええええええ」すてぇ~~~んはぁ(全員ひっくり返る)

オクサーヌ「コホン・・。古代人はその最悪の降下物が舞い降りる現象を「レイニングブラッド(Raining Blood)」、つまり、血の雨と表現したっていうわけ」

ヤンコフスキー&ヴラドレン「・・・・・・・・・」ぶるぶるぶるぶる(ひっくり返りながら抱き合う一同。風翔龍のみ、毅然とした表情で話を聞いている)

オクサーヌ「解説はこれくらいでいいかしら?砂漠のヴィランさん♪」

ショットリーパー「講義を加えるなら、この略称DH弾と呼ばれるドラゴンハイドロゲンは、太古のプロメテウスをボウガンや弓にも使用出来るようモジュール化した弾頭だということだ」

オクサーヌ「・・持ち運びが簡単な、小型化した超危険な砲弾・・ということかしら?」

ショットリーパー「そうだ。水属性と龍属性を錬金合成させた化合属性エネルギーを着弾地点から半径100メートル内に被爆させる。そして爆破後、まもなくしてレイニングブラッドを大気中に発生させ、目下のエリアに雨となって激しく降り注ぎ、死の大地へと変えてしまうというわけだ」

オクサーヌ「・・・・・・・・・・・・」

ショットリーパー「DH弾の場合、水属性値の影響が強く、懸濁物というより、極めて雨に近い飛来物を激しく降り注ぐ。この水滴の中に重度の龍属性エネルギーが含まれており、これを浴びた生物を放射線障害に陥れ、大地も草木も生えない死の大地へ変えてしまう。その半減期はざっと数億年だとよ」チャッ(右腕の砲口を向ける)

オクサーヌ「凍土そのものを死滅させる気?」(後ろでは部下たちが震え上がっている)

ショットリーパー「それだけじゃないぞ。永久凍土の場合、更にこのレイニングブラッドが凍結してしまうと、有害な放射性物質を含有した氷となってしまう。これが溶け、海に流れたら・・」にや

オクサーヌ「海洋生物にも多大な悪影響を与えてしまう・・・どうせ開発者はダニエル・カペラなんでしょうけど・・・早いところ彼女の脳の機能を停止させないといけないようね・・」

ヤンコフスキー「あ、あ、姐さん・・・どうしやしょう・・」あわわわ

オクサーヌ「平気よ。あいつが本気ならとっくにぶっ放してるはずだもの。それが出来ないのは、そのDH弾を放射したら、自分も超爆破の餌食になってしまうから。違う?」

ショットリーパー「ふん」

オクサーヌ「ドラゴンタナトス、もとい、太古のプロメテウスは物理戦争の抑止力に過ぎないってわけ。暗黒商会はそれを各フィールド勢力に多額のゼニーで売りつけ、均衡を保とうとしてるのよ。勿論、利益と共にね。ギルドもまた然り・・・本気で世界を死滅させたい輩なんて・・・・・そうねぇ・・フォールアウトで満たされた死の世界でも生きていけるとしたら・・・」ぶつぶつ

ショットリーパー「どうする?俺を怒らせ、諸共、自滅するか?貴様の両親のようにな」フッ

ヴラドレン「てめぇえええええええええ!!!!」

バッ(飛びかかろうとしたヴラドレンを抑える少女の手)

オクサーヌ「・・・・・・・・・・・・・・」(制御しながら俯いている。その手は微かにだがこみ上げる怒りによって震えている)

ヴラドレン「棟梁・・・・・」

ショットリーパー「どうした?メサイアの妖精と呼ばれた貴様の演舞を見せてみろ?」チャッ・・

オクサーヌ「・・・・・・・・・・・・」ふるふるふる・・

ヤンコフスキー「姐さん・・・・・・」

オクサーヌ「提案があるのぉ~~♪」顔にかぁ~~(完全に無理をしている満面の笑顔で顔を上げる)

ショットリーパー「・・提案だと・・?(しかしなんて気味の悪い笑顔だ・・汗)」

オクサーヌ「そっ。(以下、怒りを抑えるがあまりのすんごい早口で)あたしは別に怒ってなんていないわぁ~、ただねぇ~、あなた達の目的こそなんなのかしらぁ~なんて思ったりしてみたんだけどぉ~、作戦に失敗したあなた達が無傷でこの永久凍土から逃れる方法といったら、そのDH弾を盾にするしかないじゃなぁ~い?でもぉ~あたしとしてはそれじゃ気がおさまらないってわけぇ~♪って、別に怒ってるわけじゃないのよぉ~?そもそもぉ~あたしが自らあんたみたいな大陸の不快害虫相手にムキになるわけないじゃなぁ~い?だいたいあんただって、なんにもしないで退散するだけじゃつまらないでしょ~?そこでの提案ってわけぇ~♪」顔にこぉ~~~(完全にひきつった顔で淡々と物申す)

ヤンコフスキー「ご立派ですぞ。姐さん・・」ううう・・(泣いてる)

ショットリーパー「・・・・いいだろう。その提案とやらを聞いてやろう」スッ・・(右腕を下ろす)

オクサーヌ「狩猟武器無しのタイマン勝負。それで決着をつけましょう♪」顔にこぉ~~♪

ヴラドレン「・・・・(今の笑顔は本当のやつだな・・)」

To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

9/30(金)0時更新 「Tundra Vendetta/PART4」の巻

をお送り致します♪ほいだらばさ!次回も暴れ馬みたいな顔しながら必死に読も見ようぷんぷん







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