~渓流高山地帯、早朝....

ヒュオオオオオオ・・・・
(俯瞰視。険しい山岳地帯の最高峰に、一際映える炎妃龍がまるで置物のように佇んでいる)

ルナストラ「・・・・・・・(乾いた気流・・季節の変動・・・)」
ヒュオオオオオオ・・・
(山頂から見える山腹にはルナストラが「外界」から頂戴してきたと思われる被食者(ガーグァやケルビ等)の遺骸が転がっている)
ルナストラ「・・・・・・(食料は問題ない・・渓流地区の食物連鎖のサイクルは、噂以上に整っているようだけど・・・これ以上、長居する気は毛頭ない。そろそろ結果を凍土に持ち帰らないと、あの方の信頼を失いかねない・・)」
ヒュオオオオオオ・・・
ルナストラ「全く・・ゼット達は何をやっているのかしら・・・」(吐き捨てるように呟き、目下に広がる緑の世界を見下ろす)
・・・・・・・・・・・
ルナストラ「風が・・・止んだ・・?」
バッサ・・バッサ・・
ルナストラ「!!」(真上を見上げる)

バッサ・・バッサ・・
ルナストラ「刻竜・・・・・(わたくしが飛竜ごときの気配にこれほど気づかないなんて・・・)」バッサ・・バッサ・・
ドシャーーーーーーン
(対極に見える同じ高さの山頂に降り立つ刻竜UNKNOWN)

????「・・・・・・・・・・・」(一切怖めず臆せず目の前の古龍を見つめている)
ルナストラ「・・・・・・・(台頭の立場にあると・・?わたくしを見て恐怖心すら感じていない・・・普通種ならば本能で逃走を選択するはず・・・ということは・・・)」
????「招かれざる古龍種よ」
ルナストラ「・・・・・(やはり・・同業種(知的生命体種)か・・)」フッ・・
????「ここより北東の山岳地帯。共存する生物が募る、巨大な学術的施設がある。鬱屈を晴らしたいのならば、訪れてみるもいいだろう」
ルナストラ「・・・・・・。そこに目的があるとでも?」
????「忠烈一途の背後から、憤懣遣る方無い凄烈な野心を感じる・・。今のユクモには好まれぬ気配だ」
ルナストラ「つまりはクエストを敢行させ、一刻も早くここ(渓流)から去れ・・そう言いたいのですか?」
????「その解釈はユクモの意志から成るもの。我はそのインターフェイスに過ぎない」バサッ(両翼を広げ、テイクオフの姿勢をとる)
ルナストラ「待って。あなた・・クルセイダーズとは少し違うようだけど?」
????「混沌。俺の脳裏に移るはそれだけだ」
バサッ・・バサッ・・バサッ・・・バサッ・・・・・
(垂直浮上し、対流圏を後にする謎の刻竜)
ルナストラ「・・・・・・。確かユクモには三種共存の学園があると聞く・・・書士隊が訪れていてもおかしくない場所ね」フフ・・
ビョッ



(険しい山岳を難なく飛び降りていく炎妃龍)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~ユクモ集会浴場、朝....

カポぉ~~~~~~ん

(広々とした乳白色の温泉の水面に、大の字になって浮かぶバスタオルを体に巻いたUBU。ユクモ温泉は混浴なので、入浴客はタオル着用が義務付けられているのだ!)

UBU「極楽やわぁ・・・」プカプカ・・(浮かぶおでこに派手な色のインコが乗っている)
六本木「カシキリ、サイコウ」
カポぉ~~~~~~ん
UBU「今日は集会浴場の定休日・・。「勝手にイン」して、「温泉の素」も使いたい放題・・・この環境があたちだけなら、もっと良かったのにねぇ・・」ちら(浮かびながら前をチラ見する)
わははははははは(流し場で体を洗ってるヴラドレンと夜叉亥。勿論、男女共、バスタオル着用が義務付けられているのでご安心を)
ヴラドレン「うひょ~♪朝風呂ってのはまた格別だねぇ~♪」ごしごしごし(何やらピンク色の泡を立てながらご陽気に脇の下を洗っている)
夜叉亥「それはいいが、なんだその石鹸は?」シャカシャカシャカ(禿頭を体ごと洗っている素顔の猪和尚)
ヴラドレン「貰ったんすよ。ほら、川村さんとこのお嬢さん、え~と・・ロージーちゃんだ。自分がユクモに到着した初日にここ(集会浴場)で出会ってね。歓迎の印にって、この石鹸をくれたんす。俺って、年下の子にモテるのかなぁ~♪できれば、もっと「年下風」の女の子にも好かれればいいんだけど♪なぁ~んてねぇ~♪」うわはははは(と、傍から聞けばとても危険な嗜好にも聞こえかねない戯言をほざきながら、全身ピンクの泡だらけになっていく)
夜叉亥「その石鹸で雑念も浄化してもらうんだな」ばしゃ~~~~ん

ヴラドレン「おっ?力士ってのは鉄砲だけじゃなく説法も得意なんすね。なぁ~んてねぇ~♪」うわははははは(もはやピンクの「泡ブロブ」が喋っている感じである)
六本木「バベンコ、UMA」バサバサバサバサ(和尚の禿頭の上に飛び乗る)
夜叉亥「それにしてもすごい強烈な匂いの石鹸だな」こりゃかなわん(と、湯に浸かる)
六本木「ペイントノミ、ハイゴウ」
夜叉亥「なるほど・・道理で・・」ブクブクブク・・(鼻をつまみながら深く湯に浸かっていく)
UBU「ちょっと」すすすす・・・(温泉の中、顔を半分だけ出しながら和尚の下に移動してくる)
夜叉亥「なんだ?」もわもわもわ・・(インコを乗せた禿頭から湯気が出てる)
UBU「書士隊が誰だか分かったの?それでこんなに余裕なわけ?」こそこそブクブク(顔を半分だけ出しながら器用にひそひそ話する)
夜叉亥「聞いても教えてはくれまい?それよりお前たちこそ、凍土の計画を邪魔するなという邪羅尼様の言付けを忘れるなよ」ふ~~~
UBU「そっちこそ。朝風呂を独占出来るのは、あたちの盗賊スキル「解錠」があればこそだってこと、忘れないでよね(まったく呑気やってんな・・。稀人のハンターはいいとして、和尚のやつ、いつまでユクモに居座るつもりかしら・・

にゃんにゃ・にゃんにゃにゃ~ん♪にゃ~にゃんにゃ~ん♪
(どこぞの合衆国国歌みたいな歌声が集会浴場の外より聴こえてくる)
夜叉亥「ん・・誰か来たな」
六本木「トウコウ。トウコウ」
UBU「・・・・・・(やべぇ・・

トンコ「今日は定休日だからニャ。ササユ、開けてくれニャ」(と、温泉エリアに声だけが聞こえる)
ササユ「はぁ~~い♪」
UBU「・・・・・(ササユも一緒・・?今日は休みのはずじゃ・・)」ブクブクブクブク・・
ササユ「あら・・おかしいわ」
ザンコ「どうしたんですの?」
ササユ「鍵が空いてるの」
すあま「謎や・・ミステリーやで」ふむ~(と、一同の声が聞こえる)
UBU「・・・・・・(見つかったら怒られるな・・どぼちよう・・)」ブクブクブクブク
リカ「ねぇ~見てぇ~。湯けむりが出てるよぉ~?」
ガイウス「誰か温泉に入っているのだろう。構わん。中に入ろう。さ、コーネリアス」
コーネリアス「はい」
夜叉亥「ほぉ・・あの声はガイウス氏・・。朝早くから子供たちと何処かに行かれるのかな・・」ふむ・・
UBU「・・・・・・・(確証。こいつ、ガイウスさんが書士隊だって知らねぇでやんの)」てんてんてんてん

六本木「バベンコ、イナイ」
夜叉亥「ん・・どこに行ったのだ・・?」きょろきょろ
ぎぃ~~~~~~~~
(正面出口が開く音がする)

リカ「誰だろうね、温泉に入ってるのって・・」(誰もいないはずの集会浴場に「イン」してくる獣人女学生)
バベーーーーーーーーン!!
(謎のピンクのブロブとエンカウンター)
リカ「ぎゃあああああああああああ

ヴラドレン「ふおっふおっふおっ。リルミガンの秘宝が欲しければ俺様を・・」
すあま「UMAや~!!捕まえたら一生遊んで暮らせるでぇ~!!」うおおおおおお

ヴラドレン「待て待て

トンコ&ザンコ「おりゃああああああああ!!」(Wタックル)
ヴラドレン「げっ」
どしゃ~~~~~~~~~ん

(トンコとザンコに倒されると同時に泡が弾ける)

トンコ「みゅうう?にゃんだ、こいつ」

ザンコ「人間ですわね」パァ~ンパァ~ン


ササユ「あら、バベンコさん」(上から覗いてる)
ガイウス「くだらん。行くぞ」ザッザッザッザッ
ヴラドレン「ちぇっ。もうちょっと驚くと思ったのになぁ~」(あぐらをかいて座る股間には、奇跡的にピンクの泡が残っている)
リカ「あたしは怖かったけど・・何をしていたんですか?」
ヴラドレン「朝風呂。UBUと琴猪山(ことちょやま)さんも一緒さ」つんつん(温泉エリアの方を差す)
すあま「ことちょやま・・なんや、力士のおっさんかいな」(前髪をかきあげる今日の装備は子供用アシラシリーズ)
UBU「クスクスクス」(隣では不服そうな顔の夜叉亥)

カーブー「ウッス!!おはようございます!!さぁ、今日もみんなで元気に登校するぜよ!!ひりゃああああああ!!」バガァーーーーーーン

リカ「うわっ


ザンコ「ほんとハンターって、粗暴で単細胞ばかりですこと」(床であぐらをかいている裸のヴラドレンを上から睨みながら呟く。それを受けて「えへへへ顔」のヴラドレン)
カーブー「あれ、なにやってんすか?」
ヴラドレン「ちょっといろいろあってね」えへへへ
夜叉亥「ん・・川村も来たのか」
UBU「みたいね(ガイウスさんの今日の護衛はあいつ・・。このノリなら、クルセイダーズがガイウスさんのボディガードをしてるとは思わないでしょ)」ししししし
ササユ「ねぇ川村君。バベンコさんも誘ったら?」
カーブー「ん・・俺はかまわないけど・・」
ヴラドレン「誘うって、なんだい?」
カーブー「我らが母校、バベル中学の授業参観にですよ」えっへん
ヴラドレン「うおっ!超面白そうじゃん!!行く行く!!って、ちょっと待った・・(俺、こんなに遊んでていいのかな・・

ササユ「今日は集会浴場がお休みだから、久々に私も母校の様子を見学しに行くんです。もしご予定がなければ、是非ご一緒に・・」
ヴラドレン「行きます」きりっ(そのびしょ濡れの顔にもはや迷いはない)
したたたたたたたたた

(奇跡的に股間と臀部を隠した泡を付けたまま温泉エリアに消えていくヴラドレン)
ササユ「愉快な人」ふふふ
すあま「なぁ、ササユはん。クエストボード、いつ更新したん?」じー(絵馬のような木の板がいくつかぶら下がっているユクモ特有のクエストボードを見つめている)
リカ「あ、ほんとだ。これ、新しい依頼だね」
ザンコ「内容はなんなんですの?」
リカ「え~と・・「いたずら猫にお仕置きを!俺の家のモスジャーキーが灰トラ模様の獣人に盗まれたんだ!なんとかしてそのいたずら好きのネコを捕まえてくれ!報酬ははずむぜ!」だって」
トンコ「報酬はなんだニャ?」
リカ「ユクモの武神こと、川村カーブーの直筆サイン入り色紙・・・って、これ依頼したの川村先輩ですか?」
カーブー「フッ」こくり
ザンコ「しょうもない。ハンターなんだから自分で解決すればいいのに」
ササユ「そのクエストなら、昨日、ポールさんが受注したわよ♪」
トンコ「良い奴だニャ・・。ポールって・・」しみじみ
カーブー「違うさ。欲しいんだよ。俺のサインが」フッ(笑った瞬間、裏腿をトンコのベリオSネコ包丁で刺される)
ヴラドレン「ああ、忙しい忙しい」がさりごそり(籠に入ったハンターシリーズを漁ってる)
UBU「なに?あんたも一緒に登校するわけ?」ブクブクブクブク
ヴラドレン「みんなも行こうぜ

UBU「よくそんな屈託のない顔して誘えるわね

夜叉亥「うむ・・(バベル中学か・・。長いこと渓流にいるが、学園の中には入ったことはないな・・。見学するついでに、川村にも邪羅尼様の言付けをしておくいい機会か・・)」
バシャッ

(温泉を上がる夜叉亥。すげぇいい体)
夜叉亥「よし、俺も行こう」ふきふき(バスタオルで体を拭き始める)
ガイウス「モタモタしてると置いていくぞ~」(外から声がする)
ヴラドレン「あ~ん!待ってくだせぇよ~

夜叉亥「着慣れていないのか?」よっ(こちらは男らしく着物を纏う)
ヴラドレン「え・・あ、これっすか?まだ新品だから関節部とか「いろいろ」硬いんすよ」カパン(左肩部の「ザクみたいの」を取り付け、頭に「サザエみたいな」イボイボのついたヘルムを付ける)
UBU「全然「狩猟感」出てないじゃん。あんた、本当にハンター?」(浴槽の縁に両手を起き、その上に顎を乗せながら聞く)
ヴラドレン「まぁ・・一応」ガション(しょんげりしながら立てかけてあったクリムゾンゴートを背負う)
UBU「あ、ごめん。そっちの大剣見れば、あんたが本物だって分かるよ」にこ
ヴラドレン「・・・・・・。そうかな?」ちら(背中の大剣をなんとなく振り返ってチラ見する)
UBU「あたちも大剣使いだもん。ずいぶん使い古した獲物ね。でもとっても素敵」
ヴラドレン「えへへへへ。そうかな」でれでれ
UBU「ほら・・耳を澄ませば、そのクリムゾンゴートが熱い歴史を物語ってる・・・」(ほてった顔で微笑みながらゆっくり目を閉じる)
ヴラドレン「・・・・・・・・・・・・・」(つられて目を閉じてみる)
ガイウス「こら~~~!!はようせんかぁ~~~~!!」
ヴラドレン「はいはい!!じゃあ、行ってくるよ

UBU「帰ってきたらさ、今日の夜は「大剣について熱く語ろう会」でも開きましょ」(目を閉じたまま言う)
ヴラドレン「ああ。楽しみだ」
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
(着物を纏った夜叉亥と共に温泉エリアを「アウト」していくヴラドレン)
トンコ「さぁ~!みんなで出発ニャ~♪」おおおおおおお!
UBU「まるで大狩猟祭に出かけるみたい・・」フフ・・
~同時刻、渓流非狩猟地区内、山賊の森....

ポール「新品のハンター防具を盗まれた?」(森の中、片膝をついて話しているロックラック装備を纏ったナイスミドルのイケメンハンター。背中には凶針を背負っている)
山賊の首魁「ゲバスコン」43歳バツ2独身「ああ。全くムカつく獣人だぜ。俺らがちょっと出かけてた間に盜んでいきやがった」(ファンゴのベスト型毛皮コートを纏った原住民チックな風貌(ボサボサ長髪無精髭&花輪かつ骨ベースのアクセサリーを所々に装着)をした浅黒い男が焚き火を炊いている。後ろでは同じような風貌の山賊達が「アホみたいな顔」しながら地べたにあぐらをかいて話を聞いている)
ポール「目撃したのか?」
ゲバスコン「後ろ姿をな。帰ってきた俺たちが「こらっ!」って言ったら、食料とハンター防具を盜んでいきやがった。珍しくこの辺をうろついてた新人ハンターから巻き上げた新品だったのによ・・」ぽいっ(焚き火の中に特産キノコを無造作に投げ入れる)
ポール「それ以来、盗みには?」
ゲバスコン「うんにゃ。この辺には現れねぇな。俺たちが山賊だと知ってるのさ。多分、隠れてるとすりゃ、狩猟エリアじゃねぇかな。ほらよ、近年、この辺りで狩猟を行うハンターの数が激減したろ?ってことはモンスターの数も減ったってことだ。つまり、現在は暮らしやすい環境下にあるってことだ。村にも近いしな。食料調達にはもってこいってわけだ」じゅうううううう(焼かれていくキノコを見つめながら話す)
ポール「なるほど・・。しかし、獣人がなんでハンターの防具を盜んだと思う?村で売るような足がつく真似はしないだろう?」
ゲバスコン「主人にやるんじゃねぇの?オトモアイルーってのは、ハンターに忠実な気質なんだろ?」じゅうううううう
ポール「仲間がいるということか・・(新品のハンター防具・・・・まさかな・・)」ふむ・・
ゲバスコン「なんだ?覚えがあるのか?」
ポール「少しだけな。ありがとう。助かったよ」ザッ
ひょい

ポール「??」
ゲバスコン「あんた、サムソンの旦那の知り合いだって言ったよな?それが本当なら、旦那のように手数料、よこしな」くれくれ
ポール「ちゃっかりしてるな・・・ほらよ」チャッ
ゲバスコン「へへ・・わりぃな。あんた、クルセイダーズの新入りか?」
ポール「まぁ、そんなところだ。それよりあんたら、クルセイダーズについて何か情報を持ってるか?」
ゲバスコン「なぜユクモのあんたがそんなことを聞く?」
ポール「今、新大陸は物騒でね。各フィールド勢力に情報漏洩したらまずいだろ?要するに口止めさ」ぴら(ゼニー札をチラつかせる)
ゲバスコン「ほぉ・・・」(それを食い入るように見つめる)
ポール「例えば、クルセイダーズがどのようにしてモンスターと接触し、その数を増やしているのか、あるいはどうやって仲間を統率しているのか・・・敵が一番欲しがる情報を買おう」
ゲバスコン「・・・・・・・・・」じーーー
ポール「どうした?ゼニーは大陸共通の価値交換媒体だ。情報に見合った額を出すぞ?」
ゲバスコン「あんた、ちげぇな」ぷい
ポール「??」
ゲバスコン「あんまん女や川村んとこのクソガキとは本質が違う。おらぁ、こう見えても癖という特性しか持ってねぇ山賊共の頭だ。これでも人を見る目は持ってるつもりでね。帰りな」しっしっ
ポール「そうかい・・。邪魔したな」ザッ・・
ゲバスコン「手土産に面白い話を聞かせてやるよ」あむっ(焦げたキノコを喰らう。後ろではそれを美味そうに眺める山賊も)
ポール「なんだ?」
ゲバスコン「ついこの前の晩、こいつが見たんだよ」(後ろのぼさぼさ頭で少し「斜視」気味の仲間を指差す)
ポール「何を見たんだ?」
よしお「全身が蒼い~、翼を生やした獣を見た~。あれを龍って言っていいのか~、狩人じゃねぇオラには分からねぇが~、渓流地区であんなもんを見たのは初めてだったぜ~。口にケルビを咥えて飛んでたよ~」
ゲバスコン「こいつの視力の良さは「スキル」レベルだ。それで何度も命を助けられている。信頼していいぜ」あむあむ
ポール「蒼い龍・・・なぁ、そいつはひょっとして、冠のような頭をしていたか?」
よしお「ああ~。どこか偉そうな~、俺たちを見下している上流階級のクソ女みたいな雰囲気だったな~」あはははははは
ポール「・・・・・・・・。それが本当なら、ねぐらを洞窟にでも引っ越すことだな。あんたらじゃ、命がいくつあっても足りない相手だ」ザッ
ゲバスコン「馬鹿にすんじゃねぇ!!俺らはてめぇらハンターと違って殺戮を楽しんじゃいねぇんだ!!食うか食われるかの食物連鎖の中に身を投じているだけだ!!サムソンの旦那はそんな俺たちを尊重してくれ、台頭に向き合ってくれる!!俺たちのことをモンスターを見るような目つきで見るんじゃねぇ!!」ブーーーーーーーン

ポール「覚えておくよ」ひょっ(背中を向けながら難なく骨を避ける)
ゲバスコン「少しばかり肉体に優れているからってお高くとまりやがって!!二度と来るんじゃねぇ!!クソハンター!!」ブーーーーーーン

ポール「こっちも願い下げだ(さて・・どうしたものかな・・。思わぬクエストから、思わぬ情報を得たが・・・とりあえず村に帰ってUBUに報告してみるか・・)」ひょっ

To Be Continued



皆様の激アツ一票でバナーをクリッククリック♪

次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
12/17(土)0時更新 「炎妃龍。マジウケる」の巻
をお送り致します♪ほんだらばってさ!!次回も家中のドアを蹴り破りながら読も見ようよ
