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Channel: あたちのモンハン日記
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「あの野郎・・」の巻

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~渓流狩猟エリア4(旧居住区エリア)....


カーーーーーン・・・カーーーーーン・・・
(渓流の山々に何やら杭を打ち付けるような音がこだましている)


$あたちのモンハン日記
ロージー「頑張ってぇ~♪アンソニ~~!!」きゃっきゃっ音譜(と、切り株の上に座りながら鼓舞している)


アンソニー「はぁ・・グルーミー・・・・だっ!!」カーーーーーンぎくっ(両サイドを「極剃りかました」少しウェービーなフリンジロングの銀髪を靡かせながら、勢い良く黒鉄のアイアンハンマーを振り下ろして木の杭を力一杯に打つ、眉目秀麗な王子様系男子。タイトに着こなしたユクモノドウギに引き締まった胸筋が美しく浮かび上がっている)

ファイヤージンガー「いいぞぉ~♪イケメンプリンス~♪」きゃっきゃっ(いつもの定位置(ロージーの左肩)から、胴体(茎部)の背中をぼりぼり掻きながら応援してる)

アンソニー「あのねぇ・・・少しは君たちも手伝ったら?」ふぁっ(長めの毛先を振り上げると同時に、見るからに心地よさそうな額の汗がフレッシュにはじけ飛ぶ。まるでイケメン俳優が出演しているアイスのCMみたいに)

ロージー「なるべくホルンを傷つけたくないの♪」だきっハート(愛笛のユクモノホルンを抱きしめる)

アンソニー「うーん・・確かに杭打ちは、あの見事な造形に傷をつける可能性がある・・・それは非常に美しくないな・・」ふむぅ~(ユクモノコテを装着した左手で、無造作に美鼻を守るように覆い隠す)

ファイヤージンガー「やっぱあいつ、変な奴だな。お嬢のホルンは闇バイヤーから買ったまがい物だってのによ」

ロージー「そうでもないよ。それを雪左さんが新たに、あたし用にアップグレードしてくれたんだからにこ」よしよしはぁ(と、ホルンの「まあるい」部分を撫でる)

ファイヤージンガー「あの「バイな」にいちゃんとはまた違った色男だが・・って、あいつのナルシズム思考を利用してサボってるわけか」しょうもねぇ

ロージー「力仕事は男の人に任せなきゃ♪ほら、お兄ちゃんもふぁいとぉ~♪」

あたちのモンハン日記
カーブー「・・・・・・・・・・・・・・」ぼけぇ・・



ガシッ煙(ドボルヘルムを被った同級生の両肩を強く掴むファビオ)


カーブー「ウッス?」

ファビオ「川村、お前にクエストを依頼する」

カーブー「ウッス?」

ファビオ「いいか?これはマジなやつだ。成功した暁には私財をすべてなげうってもいい」(その真剣な表情からは、すっかり酔いが吹き飛んでおり、目には生気が蘇っている)

カーブー「・・・・・・言ってみろ」

ファビオ「ギルドナイト・・・灰色の装束を纏ったナイトと接触したら、捕縛して俺の下に連れてきてくれ」

カーブー「・・ちょっと待て。そのギルドナイトというのは、混隻魔王のことか?」

ファビオ「・・・混隻魔王・・黄思文(ウォン・シーウェン)・・・・剣客業界で有名なそいつが・・灰色のギルドナイトだっていうのか!?」ガッsss(我を失ったかのようにカーブーの胸ぐらを掴み上げる)

カーブー「ああ。そうだ」(ファビオの剣幕から何かを悟ったのか、胸ぐらを掴まれたまま冷静に答える)

ファビオ「断定する根拠はなんだ?」グッ・・

カーブー「俺の師を殺し、俺が光を失うきっかけとなった相手が、その灰色のギルドナイトだからさ。勿論、それなりに打ち負かしてやったが、逃してしまった。あいつは今も俺の仇だ」

ファビオ「・・・・・フフフ・・一度、勝ってるということか・・・フッ・・フッフッフッフッ・・・ハッハッハッハッハッ!!」バッ煙(納得したかのようにカーブーの胸元を突き放す)

カーブー「なぜあの男に固執する?」クッ(少しよれた襟を直す)

ファビオ「簡単なことさ。お前同様、俺の仇でもあるからさ」(至極当然に言ってのける)

カーブー「なら他をあたれ」ぷいっ

ファビオ「はぁ・・?って、ちょっと待て!!なんでだ!?」

カーブー「あいつは俺が仕留めるからだ。次に対峙した時こそ、師に教わった剣技によってな・・・」(ヘルムの視線は遠くの敵を捉えている)

ファビオ「・・・・・・・じゃあ、こういうのはどうだ?」

カーブー「なんだ?」(ヘルムが訝しげな表情になる)

ファビオ「お前がターゲットを半殺しにして、俺の下に連れてくる。そこからは俺の仕事だ。それでどうだ?」

カーブー「あくまでも自らの手で報復したいというわけか・・・やだ。面倒くさい」ぷいっ

ファビオ「なっ・・一度勝ってるんだろ!?だったら・・」

カーブー「ただでさえ厄介な相手なんだ。例えまた倒すことが出来たとしても、捕縛出来る保証はない。逃げられたら元も子もないしな。だから他をあたれ」ぷいっ

ファビオ「てめぇ!!同級生の懇願を断る気かぁ~!?」

カーブー「その他でもない、旧友の俺が奴を仕留める!!それで納得しろ!!」ダンッ煙(提案と同時にテーブルを叩きつける。卓上のバステトが少しびっくりする)

ファビオ「・・・・・・・・・・・・・」


ガヤガヤガヤガヤ・・・
(テーブル席の猫達が、カウンターを挟んで睨み合う二人に注目する)


バステト「みゃ~~~~~~~~~」

カーブー「ほら、彼女もそれで納得しろと言っている」なでなでごろごろはぁ(頭を撫でるカーブーを支持するように甘えるバステト)

ファビオ「・・・・・・・・・・」じーーーーー(あまり納得がいかなそうな顔で旧友を見下ろす)

カーブー「信用しろ。二人分の敵討ち、しかと受けた」ドンッsss(胸を叩く)

ファビオ「・・・・・・OK。交渉成立だ」カタン煙(瓶ビールを二つ出す)


かてぃ~~~~~~~んドキッ
(契約完了の乾杯を交わす二人。バステトは手を叩いている)


カーブー「ぶはぁ~~~~はぁうまいうまい」ケセラセラ♪(と笑いながら、ドボルヘルムの口もとを開かせビールを飲んでる。カーブーのドボルヘルムは口の所が「カパッ」っとなるのだ!!)

ファビオ「あ、それとな」ゴクゴクゴク

カーブー「ウッス?」ケセラセラ

ファビオ「この前、アンジェリカを見た」ゴクゴクゴク

カーブー「ああ、そう♪アンジェリカをねぇ~♪って、ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」(消防車の放水みたいにビールを口から吹く)

ファビオ「間違いねぇ。あれは・・・・」


ガシッ煙(今度はカーブーがファビオの胸ぐらを掴み上げる)


カーブー「自分が何を言っているか分かってるのか?つまんねぇ冗談だったら殺すぞ」(只ならぬ殺気がヘルム越しからも感じられる)

ファビオ「嘘じゃねぇ。確かにこの目で見た」ググググ・・・

カーブー「何処で見た!?」グッ!!

ファビオ「この店の外を歩いていた。髪の色、そしてあの瞳・・・あれは間違いなく彼女だった」


バッsss
(ファビを振りほどき、店を出ていこうとするカーブー)


ファビオ「焦るな。既に彼女は都市を出ていった」

カーブー「何処に行った」(背中を向けたまま聞く)

ファビオ「彼女を見かけた直後、追いかけたが一足遅かった。門兵の話じゃ、彼女は都市を出ていったらしい。行き先は知らねぇ」

カーブー「・・・・・・・・・・・・・」

ファビオ「捜索のクエストを飛ばすか?」クッ(Yシャツの襟を直しながら聞く)

カーブー「いや・・・他人の空似かもしれないしな・・・」くたぁ~~(っとカウンター席に再び腰を下ろす)

ファビオ「信用しねぇのか?」ぐびっ(瓶ビールを飲む)

カーブー「だいたい、もしも彼女が生きていたとしたら、何故、ユクモに帰ってこない?それにお前が最後に彼女を見たのは中学の時だ。その後を知らないお前の早合点を一瞬たりとも鵜呑みした自分が恥ずかしいよ」はぁ~~~~~~~~

ファビオ「ケッ。元彼の戯言かよ。事故の後、遺体だって見つかってねぇんだろ?」

カーブー「よせよ・・。もうその話はやめよう・・。ただでさえ、最近、スタミナ不足を感じているんだ・・」クッ(気持ちを切り替えるようにビールを飲み干す)

ファビオ「心労で死んじまうって?らしくねぇな。だが・・豪胆なお前をそうさせるのまた、彼女ならではか・・・・」


かてぃ~~~~~~~んドキッ
(献盃を交わす二人。バステトはテーブルの上で丸くなり寝てしまっている)





カーブー「・・・・・・・・・・・・・・」ぼけぇ・・


お兄ちゃん!!


カーブー「・・・・・・・・・・・・・・」ぼけぇ・・


カーーーーーーーンドキッ
(ヘルムに剥ぎ取りナイフが当たる)


カーブー「アブねあせる今のは本当にダメだぞむかっ」こらぁ~~~~~!!

ロージー「自分の家を建てるんでしょ!!しっかり働きなさい!!」

カーブー「・・・・・・・・・。あの野郎・・アンジェリカみたいなことを・・」ぶつぶつ(ヘルムの「当たった部位」を撫でてる)

アンソニー「さ、早く基礎工事を終わらせよう。あまり汗をかきすぎるのは美しくないからね」フッ

カーブー「ウッス」へこり







「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~








~渓流狩猟エリア1....

サーーーーーーーーーーーーーー
(清涼な河のせせらぎという癒やしのアンビエントサウンドの中、渓流の平和を象徴する丸鳥が数羽、彷徨いている、お馴染みの「穏やか浅瀬エリア」を満喫しながら歩いて行くUBUとポール)


UBU「丸鳥さんからお手紙ついたぁ~♪メラルーさんたら読まずに・・・肉球のスタンプとぉ~~~~ん!!ひょっひょっひょっひょっ♪ああ、おかち~~♪(どうやらここまでが歌のようだ)」ひょっひょ~♪(と、見事なまでの「あんまんスキップ」をかましながら浅瀬を「ジャブジャブ」と歩いて行く撫子装備のあんまん女)

ポール「しかしカーブー君は元気だな。自分で家を建てようっていうんだから」ははははは(と、憎らしいまでの白い歯をチラリんと光らせながらわろうているロックラック装備がよく似合うナイスミドルのイケメンハンター)

UBU「衝動的なだけ。計画性がないのよ」ひょっひょ~♪(スキップで「跳ねた」腿を利用して通りすがりのカエルが大ジャンプしていく)

ポール「それを見越して、手伝ってやろうという君の気遣いにも感心するよ」ははははは

UBU「考え過ぎ。冷やかしにいくだけよ」ひょっ!ひょっ!(空中で素早く交互に左右の腿を上げ下げする)

ポール「友情とストレス発散を上手にこなしてるのさ」ははははは

UBU「あたちがおねえさん代わりになってあげないとね。あの子が悲しむの」ひょっ!ひょっ!(飛び跳ねながらポールに背を向けたまま話し続ける)

ポール「ロージーのことかい?」

UBU「違う。彼女」ひょっ!ひょっ!

ポール「へぇ~。彼女がいたんだ」

UBU「そっ。「いた」の」ぱしゃ~~ん水しぶき(川面をソフトタッチに着地する)

ポール「・・・・・・それは・・つまり・・」

UBU「事故・・。カーブーが見ている目の前で、彼女を乗せた気球が、金火竜に落とされてしまったみたいなの・・。カーブーはそれを今でも自分の責任だと思っている・・」

ポール「・・・・・・・・辛いな・・」

UBU「そうだね。衝動的なあいつが一生懸命、今もモンスターハンターをやめないでいられるのは、それが彼女の願いだったから・・・。あたちもね、生まれたばかりの頃にお父さんとお母さんを亡くしているの。だからなんとなくだけど、カーブーの気持ちが分かるんだ。だったら全力でサポートしてあげなきゃね」にこにこ

ポール「UBU・・・・(彼女達は何かしらの因果で結ばれている・・・それはおそらくクルセイダーズの獣人やモンスターもまた同じ・・・異なる死生観が彼女達の結束力を強くしているんだ・・)」

UBU「おっと。いけねぇ。ついポールさん相手だと、心を「許しがち」になっちまう」ぱんぱんドキッ(顔面を両手で叩く)

ポール「・・・・・・・(彼女がいつもおどけてみせいるのは、闇を抱く心を閉鎖的にする必要があるから・・・それは秘密がある証拠だ・・。一体なにがそうさせているのか・・・彼女が邪龍に固執していることに関係性があるのか・・?)」

UBU「しけた話おしまい!!さ、早くカーブーが建てた家を「ひっくり返し」にいきましょう♪」ひょっひょ~♪

ポール「・・・・フフ・・。そんなに大きい声を出すと、ガーグァに「ヒップアタック」されるぞ」

UBU「平気よ♪なぁ~~~~~~~~」がしっドキッ(間髪をいれずに「たまたま」隣にいたガーグァの首をヘッドロックするも、不思議と暴れたりする様子は見せない)

ポール「へぇ・・ユクモのハンターは顔なじみってわけか」

UBU「どうだろうね。この前、パソコンの奴は「なんにもしてない」のに蹴られてたけど」お~よしよし(ヘッドロックされたまま大人しくしている丸鳥のとさかを実に「雑な」感じで撫で回している)

ポール「なるほど・・・(レオやウルにも丸鳥の友人がいると聞いたことがある・・・本当のモンスターハンターというのは種を問わず、大陸から愛される加護のもとにあるようだ)」フッ

UBU「乗りなよ」ひょっはぁ(そのままガーグァの背中に当たり前のように乗る)

ポール「カーブー君達は隣のエリアだろ?歩いていくよ」

UBU「なんでさあぁっ?!二人でガーグァに乗りながら「イン」していった方がインパクトあるだろうが!!それともあたちとタンデムするのは嫌だってのかぁ~!!」ぷんすかむかっ

ポール「わかったよ・・・」

コケ吉「コケェ~~~~~~~」


ぼい~~~~~~んぎくっ
(飛び乗ろうとしたガーグァにおもいっきり横っ腹にヒップアタックを喰らうポール)


ポール「うおおおおおおあせる」ばしゃ~~~ん水しぶき(浅瀬に背中から落ちる)

UBU「こら!コケ吉!だめじゃないの!」ぱしぃ~~んびっくり(とさかをひっぱたく)

コケ吉「コケェ~~~~~~~!!」(どうやらそれを出発の合図と勘違いしたらしく、一気に起動する丸鳥コケ吉)

UBU「ちょっあせるよしなさいな!!」


ずどどどどどどどどどどどどDASH!
(もの凄い速さで隣のエリアへと消えていく丸鳥コケ吉とUBU)


ポール「まったく・・ここじゃあ、本当に今までのハンターキャリアが通じない」やれやれふん(と、びしょ濡れになったロックラックコイルのスカート部を絞る)

To Be Continued青い鳥




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

7/17(月)0時更新 「わしょ~い♪」の巻

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もカパッキュピーんっと口を開けながら読も見ようよぽけ~出来れば昔のロボットみたいな四角い口して




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