ザイーーーーーーーーーン!!
UBU「ZZZZZ・・・・あんまん・・・ぼっと積み上げて・・あたちはお星様に触るのよ・・・」むにゃむにゃむにゃ・・(顔面の半分だけ綺麗にベッドへ沈ませながら何やら珍妙な夢を見ているようだ)
じーーーーーーーーーーーーーー
(その無様なあんまんの女の寝姿を小窓の外から見つめるあやしげな視線)
??「・・・・・・・・・・・」じーーーーー
UBU「ZZZZ・・・フフフフ・・・お月さまにあんまんタワーを建てましょう・・古塔ばりの・・・天廊みたいな・・・そこであたちは「あんまん星人」を産んで、衛星初の創造主となるのよ・・」ククククク・・
??「・・・・・・・・・」ごそりじゅ~~
(懐から「まっちんちん」に染まった、熱々のペイントボールを取り出す)
UBU「ZZZZ・・あんまんミュータントを大陸に送り込んで・・いよいよ豚まんとの全面戦争・・・圧倒的な戦力により完勝した後・・あたちはポストアポカリプスのあんまんデスクイーンになるのよ・・」ククククク・・
??「・・・・・・・・・・」ひょっ(熱々のペイントボールを小窓の中に放り投げる)
べちゃ~~~~~~ん
じゅ~~~~~~~~
(UBUの顔面にクリーンヒットすると同時に凄まじい湯気が沸き立つ)
UBU「ぎゃああああああああああああ!!!!!」(当然のリアクションで起きる)
??「クックックックッ・・・」(小刻みに揺れながらわろうているマグマネコシリーズの顔面)
UBU「てめぇの仕業かぁあああああ!!」じゅ~~~~~(顔をドロドロな真っ赤な液体に染めながら怒り狂う)
ぴゅ~~~~~~~~~
(凄まじい速さで遁逃するマグマネコシリーズを纏った、「赤いスカートに白いソックス+ローファー」をはいた「子供」の後ろ姿)
UBU「待てこらぁあああああああああ!!がめ子ぉおおおおおおおおおお!!!!」
ザーーーーーーーーーーン
(自宅の木壁を突き破って外に飛び出るあんまんモンスター。いつもの長椅子に座る村長さんは一切動じること無く、笑顔で手を振っている)
~あたちファーム....
きゃ~~~♪頑張ってぇ~~~♪
(御神木の下で大タルを台に腕相撲をしているアンソニーと、レスラーヘアー(黒髪後ろだけロング)の上半身裸の大男(勿論、下半身は黒いスパッツに裸足)。周囲にはコノハをはじめ、村の若い女子達が募り、おそらくアンソニーだけに声援を飛ばしている模様だ)
アームレスリング平川「おりゃあああああああああ!!!!!」グン!!(血管が浮かんだ大木のように太い右腕に力を入れる)
アンソニー「おっと」ガシッ(なんとか持ち堪える)
コノハ「ファイトです!!アンソニーさん♪」
前髪ぱっつん系ロングストレート(黒×赤の2トーン)の真っ黒な「スカジャン風」撫子装備を着たユクモ系エモガール「平川なんかに負けるなぁ~!!」
アンソニー「そう言うけどね・・彼、なかなか強いよ・・・さすがはユクモアームレスリング協会のチャンピオンだけある」ググググググ・・!!
アームレスリング平川「はぁ~~~~~~~~~」(見るからにくさそうな口臭をアンソニーに吹きかける)
アンソニー「うえっ」
コノハ「ずるいぞ!平川!!」ブーブー
ポール「なんだかすごい盛り上がってるな」ブーブー!!(農家の人みたいな格好をして、近くの畑から静観している。鍬を持っていることから、おそらくはUBUの農場での労働を強要されたのだろう)
鉄平「しかしすげぇ人気だな。平川が可哀想だぜ」ブーブー!!ま・け・ろ!ま・け・ろ!(若い女子の平川に対する「負けろチャント」が飛ぶ)
チェルシー「アンチョニーおにいちゃまはカッコイイからにょ♪あたちもご贔屓するにょ♪」ほじほじほじ(すんごい土の中に手を突っ込んでいる。その隣では小さいスコップを持った、キッズ用撫子装備(ショッキングピンク)を着た、黒髪サラサラロングの可愛らしい女児の姿も見える)
静香「ほんと♪大きくなったらああいう人のお嫁さんになりたいわぁ~♪」てんてん(スコップででっかいペピポパンプキンをひっぱたいている)
バステト「うにゅうううううう」ほじほじほじ(一生懸命、土の中に両手を入れ、何かを探っている)
アームレスリング平川「稀人のハンターなんぞに、我がチャンピオンの座は譲らんぜよ!!」はぁ~~~~~~~~~~(また悪臭デスブレスを浴びせる)
アンソニー「これは・・美しくない・・」はぁ~~~~~~~
コノハ「卑怯ですよ!!」ブーブー
鉄平「助けてやったら?」さくっ(鍬を振り下ろしながら聞く)
ポール「平気だよ。確かにアンソニーは細マッチョだけど、結構力持ちなんだ」さくっ(麦わら帽子がよく似合っている)
アームレスリング平川「おりゃああああああああああ!!!!」グン
アンソニー「うおっ」よろっ
コノハ「いやぁ~ん!!負けちゃう」き~~(ハンケチを噛んで悔しがる)
アンソニー「なんてね」
ズガーーーーーーーーーーン
(瞬時の力殺で大タルごと大破しながら平川を「ひっくり返す」アンソニー)
アームレスリング平川「・・・・・・・・・・・・・」パラパラパラ・・(仰向けにひっくり返り、何が置きたか分からない様子で、ただ落ちてくる木くずを受けながら目をパチクリさせている)
アンソニー「勝利とは常に美しい」ふぁっ(太陽の御光を受けながら実に爽やかな笑顔で銀髪をかきあげる)
きゃあああああああああ♪
(アンソニーの勝利を確信し、感極まる女子達。無念、平川は傷ついた右腕を庇いながら農場をすごすごと後にする)
アンソニー「平川君」きゃあきゃあ♪(女子達が差し出す「いろんなタオル」で顔を拭かれている)
アームレスリング平川「・・・・・・・・・・」ちら
アンソニー「いい勝負だったね。またやろう」にこ
アームレスリング平川「・・・・・・・・今度は負けないぞ」グッ(不敵に微笑みながらサムズアップをしてみせる)
コノハ「なんてユクモめかしい光景なのかしら・・」うるうる(隣で「そうかぁ~?」と言っている黒い撫子装備のエモガール)
アンソニー「休憩しようか。さ、みんなも仕事に戻って」え~~~~つまんなぁ~~~い(ぶつぶつ文句言いながら農場エリアをアウトしていく女子達)
鉄平「ポール。俺達も一休みしようや」(その背後からアンソニーとコノハ、そして真っ黒な「スカジャン風」撫子装備を着たユクモ系エモガールの三人が歩み寄ってくる)
ポール「お疲れさん。アンソニー」
アンソニー「君も。農作業してる姿も美しいよ」ははははは(と、鼻を手で覆いながらわろうている。美鼻を獣人に見られると発情して襲ってくる可能性があるからであろう)
鉄平「相変わらずヤンキーみたいな格好してんな、ナズガ」
ナズガ「やめてよ。コンセプトはあくまでも「ユクモ系エモ」なんだから」ふん(クソ長い黒いネイルで髪をかきあげる)
ポール「ナズガって愛称?」こそり(と、コノハに問いかける)
コノハ「ほんとの名前は薺(なずな)です♪ナルガクルガをリスペクトしていることから「ナズナクルガ」って呼ばれているんです。それを略して「ナズガ」って呼んでます♪静香ちゃんのお姉ちゃんなんですよ」にこにこ
静香「お姉ちゃん、ランチ持ってきた?」
ナズガ「ダイエット中。携帯食料に入っている「謎肉」なら」すっ(スカジャンのポケットから「ちっさくて四角い乾燥肉」をいくつか取り出して見せる)
静香「も~。ママから貰ったお昼代をプールするつもりなんでしょ~」ぷんすか(舌をペロッと「やっちゃいました的」に出しておどけてみせるナズガ)
チェルシー「ご飯なら、ここにたくさんあるにょ」ぶち~~ん(土の中から豪快に芋を引っこ抜く)
鉄平「そうそう。バステトもお芋、掘れたかなぁ~?」(土に半身を潜らせている愛娘に問いかける)
ナズガ「いいお父さん。うちのお母さんも獣人と結婚すれば良かったのに」(どうやら姉妹の母はシングルマザーのようである)
バステト「はぁ~~~~ぱぁ~~~~~♪」ぼこぉ~~~~ん(土塗れになりながら、でっかいお芋を釣り上げる)
あむあむあむあむあむ
(それを生でかじってるバステトとチェルシー)
ナズガ「獣人って胃が丈夫なのねあたし達だったら胃炎になっちゃうかも」
ポール「勝手に食べて大丈夫かい?UBUにバレでもしたら、減給間違いないぞ?」(この発言から、金欠のポールは「いよいよ」UBUの農場で働き、賃金を貰っていることが窺える。頑張れ)
「クソガキこらぁ~~~~~~~!!」
ポール「いかん!!この如何にも荒んだモノブロスハート的な声色を持つ主は!?」なんだい、それ?(と冷静に聞くアンソニー)
UBU「何処行ったぁ~~~~!?クソガキおらぁ~~~~!!」ずどどどどどどど(両手にベリオSネコ包丁を引っさげて農場エリアにインしてくる、ナマハゲみたいに怒れたあんまん女)
ナズガ「ワオ♪UBUさん、今日もイカしてる~♪」嘘でしょ?(と、コノハ)
アンソニー「やぁ、UBU。どうしたんだい?そんなに慌てて」
UBU「がめ子、見なかった!?」バッバッ(低い姿勢で両手に持つ包丁を構え、周囲を警戒するナマハゲクソ女)
静香「がめちゃんなら来てないですよぉ?」
バステト「みゅう」あむあむ(お芋をかじりながら遠くを指差す)
UBU「はっ!?」バッ
がめちゃん「・・・・・・・・・・・」じーーーーー(御神木の木の枝に座っている、赤いスカートを穿いたマグマネコシリーズの少女)
アンソニー「なんだい?あの女の子?」可愛いね
静香「がめちゃんです♪ご両親とメゼポルタに旅行へ行った時に、買ってもらったそうです。お気に入りで寝る時もあれを着ているんですって」へぇ~~
UBU「降りてこい!!がめこ!!」
がめちゃん「・・・・・・・・・」ごそり(懐から「なんだか爆弾みたいな」ペイントボールを取り出す)
びょっ(木の上から躊躇なくそれをぶん投げるがめちゃん)
ぼがぁ~~~~~~~ん
(UBUの頭にヒットして小爆発する)
ポール「なんだ・・今の・・」プスプスプス・・
(UBUの頭部から硝煙が上がっている)
チェルシー「がめちゃんのお兄ちゃまは、「理科」が得意なのにょだ」あむあむ
コノハ「なんでもがめちゃんは、UBUちゃんに根深い恨みを抱いているんですって。だからがめちゃんは、憎きUBUちゃんに「オリジナル」のペイントボールを当てることに情熱を燃やしているんです」へぇ~~(と、アンソニー)
がめちゃん「うけけけけけけけけ」(口に手を当ててわろうているマグマネコシリーズの少女)
UBU「クソガキ・・・・ぶっ殺したらぁ~~~~~!!」き~~~(顔面を黒焦げにしながらダブル包丁を振り回す)
ひょん
すててててててててて
(凄まじいスピードで木の枝から飛び降り、瞬く間に農場エリアをアウトしていくマグマネコシリーズを着た幼女の「なんだか魚竜っぽい」後ろ姿)
UBU「待てこらぁ~~~~~~~!!」ずどどどどどどどど
ナズガ「頑張ってくださぁ~い♪UBUさぁ~ん♪」ふりふり
ポール「なんだかなぁ・・」
鉄平「それより腹減ったな。禅かアマンダにでも行って、ランチかまそうぜ」
バステト「みゅう」あむあむ(芋をかじりながら指差す)
ぱたぱたぱたぱたぱたぱた
(上空より目の鋭い伝書鳩が「飛竜のような垂直着陸方法」で舞い降りてくる)
静香「あっ、すあまちゃんちの伝書鳩だ」
ぱたぱたぱたぱたぱたぱた
(アンソニーの頭の上に着陸する伝書鳩)
デューク「くるっぽー」(細っこい足に「文」が巻かれている)
アンソニー「どうやら僕にらしい」どれ(頭の上に手を回し、鳩の細っこい足から手紙を取る)
しょりしょりしょり・・(ちっさい手紙を広げて、内容を目で追っていくアンソニー)
鉄平「なんだって?」
アンソニー「うん。残念ながら、このノスタルジックな生活とも、さよならしなきゃいけない時が来たようだ」
コノハ&ナズガ「え~~~~~~~~~~~」(クソ死んだような顔してむくれる)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~ユクモ商店街....
ぞろぞろぞろぞろぞろ・・
(と、商店街通りを練り歩くアンソニー一行)
アンソニー「悪いね。みんなしてお土産選びに付き合ってもらって」
鉄平「かまやしねぇよ。食べ歩きついでさ♪」あむあむ(胸に抱いた我が子と一緒におでんの串を持っている)
コノハ「本当に帰っちゃうんですか~?」しくしくしく
アンソニー「ごめんよ。ロックラックから緊急クエストが入ったんだ。君も受付嬢なら、分かってくれるよね?」にこ
コノハ「むぎ~~~~!!呪ってやる!!ギルドの仕事なんて」まぁまぁ(と、なだめるナズガ)
ポール「んで?ほんとは?」こそり(と、ポールに耳打ちする)
アンソニー「ミッション。シリウスさんからさ」こそこそ
ポール「暗号の内容は?」こそり
アンソニー「DEAエージェントの救出だって。詳しくは都市に帰らないと分からないけどね」こそこそ
ポール「DEA・・・(麻薬取締官の奪回・・・敵対勢力にでも捕らえられたのか・・)」まったく・・
アンソニー「それよりサフラさんへお土産を買わなきゃ。何がいいかな・・」きょろきょろ
ポール「マタタビでいいだろう?」やれやれ
静香「アンソニーさん。どんな物を探しているんですかぁ?」(お姉ちゃんのクソ長い黒いネイルを持つお手と手をつないでいる)
ナズガ「モンスター型の「パック」は?」今流行ってるし
アンソニー「そうだねぇ・・・もっとユクモらしいものがあれば・・」う~ん
コノハ「ユクモめかしい物ですね♪任せてください」とん(胸を叩く)
チェルシー「温泉饅頭にょ?」(その背後ではちゃっかり温泉饅頭屋さんに並んでいる龍之親子の後ろ姿が)
コノハ「ダメダメ。如何にもって感じ。それに都市へ帰るまでに腐っちゃう可能性もあるでしょ?」
チェルシー「みゅうううう。むつかしいにょだ」幼児にはね♪(と、静香)
ナズガ「あたし最近、ネクロマンシーにハマってるんだけど、何がいいか占ってあげましょうか?どっかに「出来たて」の死体はないかな・・」きょろきょろ(「遠慮しておくよ」とアンソニー)
鉄平「番傘はよ?砂漠の都市はカラカラだろ?傘なんて売ってねぇべ」あむあむ(親子ともども、今度は温泉饅頭をかじってる)
アンソニー「それいいね。風情があって美しい」
静香「じゃあ、傘屋さんへ急ぎましょう♪」
やんややんや♪
(と、賑やかに商店街通りを練り歩く一行)
がめちゃん「・・・・・・・・・・・」じーーーーー(その光景を「ひとんちの影」から眺めているマグマネコシリーズを着た少女)
すてててててててて
(足早に一行を尾行していくがめちゃん)
はぁ・・はぁ・・(一足遅れて現れるあんまん女)
UBU「どこ行きやがった・・クソガキめ・・・!!」バッバッ
(包丁を両手に持ってきょろきょろしている。商店街の村人達は一瞬そのUBUの姿を目視するも、動揺することなく再び各々の仕事に戻る)
アンソニー「いやぁ~なんて美しいんだぁ~♪」ばさっ(満足気に番傘を広げている)
コノハ「こっちはどうです?」ばさっ(アイルーの似顔絵が書かれた傘を開く)
静香「コノハちゃん、嬉しそう」
ナズガ「デート感覚を堪能してるんだよ。そっとしておいてあげよう」こっちもぉ~♪ほらぁ~~♪
チェルシー「あたちは眠くなってきたにょだ・・・」ふぁ~~~(店先の日当たりがいい場所に丸くなって寝てしまう。同じ場所にはすでに寝ている龍之親子の姿も。それを温かい目で見守るポール)
これはどうですぅ~?ほらほらこれもぉ~♪
(嬉しそうに傘をやたらめったら勧めるコノハをやんわり交わしながら熟考しているアンソニー。その隣では店主と思われる獣人の旦那が、「手をすりすり」しながら接客している)
がめちゃん「・・・・・・・・・・」とことことことこ(アンソニーの横にやってくる)
アンソニー「おや、君は・・」
すっ(赤い番傘を勧める)
アンソニー「??」
がめちゃん「ユクモでは赤色に、災いを退ける効果があるって言われているんだよ」(と、実に子供らしい澄んだ声で助言する)
アンソニー「・・・・・・・。素晴らしいじゃないか。よし、これにしよう」バサッ(赤い立派な番傘を広げる)
がめちゃん「♪♪」ぴょん(喜ぶを表現した小ジャンプをしてみせる)
UBU「そこにいたか!!クソガキめぇ~~~!!」きき~~~~~(両足ブレーキで店前に急停止するあんまん女。その勢いで弾かれる龍之親子とチェルシー)
がめちゃん「!!」
ひょんひょんひょんひょん
(真っ黒なペイントボールをやたらめったら投げるがめちゃん)
UBU「何度も喰らうか!!そりゃああああああ!!」ばしょおおおおおん(両手に持った包丁を双剣のように掲げ、鬼人化するあんまん女)
がめちゃん「!!」
かち~~んこち~~ん
けち~~~ん
(見事、両手で振り回す包丁により、真っ黒なペイントボールを弾き返すあんまん女)
コノハ「いやぁ~~~~」ばしょ~~ん
(真っ黒なペイントボールが顔に当たると、ひどい墨がべっちょり付く)
アンソニー「これは美しくない闘争だ」ひょっ(広げた傘でがめちゃんごと覆う)
べちゃ~~~~~~ん
べちゃ~~~~~~ん
(真っ赤な番傘に真っ黒なペイントボールが次々とぶち当たる)
UBU「おそれいったか」ふん(その横で呆れた顔して見ているポール。店主と思われる獣人の旦那は顔が真っ青になっている)
アンソニー「あ~あ・・これじゃあせっかくのお土産が・・」べちょべちょ・・(な墨が紅い番傘を伝っていく)
がめちゃん「綺麗・・」じーー
アンソニー「??」ちら(傘をひっくり返して見てみる)
きらりぃ~~~~~~~ん
(付着したブラックペイントボールの墨が、紅い番傘を実に見事な「墨痕淋漓」たる芸術品へと魅せている)
UBU&ナズガ「ワオ!とってもクール♪」
アンソニー「なんだかユクモっぽい、渓流の風情を感じるねぇ~」う~~ん
コノハ「それこそユクモめかしいお土産ですよ!!」ぱぁ~ん(店主と思われる獣人の旦那とハイタッチをかます)
がめちゃん「うけけけけけけけけけ」
かぁ~~~かぁ~~~
(夕暮れ時の山道を、でっかい風呂敷を抱えたアンソニーを先頭に歩いて行くUBU一行)
アンソニー「悪いね。こんなにたくさん貰っちゃって」(風呂敷からは先程の番傘も飛び出ている)
UBU「あんまんならいくらでもあるからね。途中でお腹が空いたらお食べよ」(親戚のおばさんみたいに心配してる)
コノハ「また遊びに来て下さいねぇ・・」しくしく(ハンケチを噛んで今生の別れを惜しんでいる)
鉄平「都市が嫌になったらいつでも来いよ。ユクモはいつでも大歓迎だ」(胸の中のバステトはすっかり眠ってしまっている)
静香「お元気で、アンソニーさん」はぐっ(アンソニーとハグを交わす)
チェルシー「気をつけて帰るにょだ」はぐっ
アンソニー「ありがとう。じゃ、またね。ポール」
ポール「・・・・・・・・・・・」ちゃっ(一同から少し離れた木の下に寄りかかり、イケメン挨拶をかましている)
UBU「カブ雄とロージーめ。こんな大切な時に、いないなんて」ったく
アンソニー「仕方ないさ。火山に修行に行っているんだから。君も元気で」
こちん(拳を叩き合わせるアンソニーとUBU)
アンソニー「じゃあ、行くよ。他のみんなにもよろしく伝えて」
さよならアンソニー!また逢う日まで~♪
(西陽を受けながら山道を進んでいくアンソニーに別れのチャントを飛ばすUBU達)
アンソニー「シリウスさんが言ってたっけ・・・・桃源郷への叶わぬ憧憬・・・。こんなに美し過ぎる別れは・・・・・少し辛いかな」
じーーーーーーーーーーー
(森の木陰からちいちゃく「魚竜っぽいヒレの手」を振っている、マグマネコシリーズを纏った少女)
アンソニー「フフ・・本当に素敵な所だったな・・。ポールの任務が少し羨ましいや」にこ(笑顔で小さく手を振り返す)
さよぉ~~ならぁ~~~~・・・・・・
(決して振り返らず、へっこらへっこらと山道を歩んでいくアンソニーの背中に、旅路の祝福を込めた手を振り続けるUBU一行。毎度ながらユクモとの別れは儚く、実に郷愁にかられるものである....)
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
8/24(木)0時更新 でたぁ~!なにも決まってねぇですぅ~!!
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も謎肉かじりながら読も見ようよ
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「さよならアンソニー!また逢う日まで~♪」の巻
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