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Channel: あたちのモンハン日記
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「ウブ、モモゲジュウ。ウブ、リョクゲジュウ」の巻

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$あたちのモンハン日記
六本木「ウブ、ノロマ。ウブ、ブッキラボウ」

UBU「うるせぇぞ、六本木(インコの名前らしい)!!鍋に入れて食っちまうぞむかっ

六本木「ウブ、モモゲジュウ。ウブ、リョクゲジュウ」

UBU「この野郎!!あたちをあのゴリラ共と一緒にすんじゃねぇあぁっ?!首根っこへし折って、表の干し柿と一緒にぶら下げんぞ!!」


バーーーーーンドア(玄関の戸が勢い良く開く)


あたちのモンハン日記
一也「UBUにゃん!大変ニャ!!」


UBU「ああ!?なにさ!?」

一也「ついにユクモのハンターがUBUにゃん達だけになってしまったニャ!!」

UBU「なんですとなえ゛!」ガガリーーンブロックびっくり

六本木「カソカソカソカソカソカソカソ」

UBU「「過疎過疎」笑ってんじゃねぇ!!」

一也「まさにハンター過疎状態ニャふん

過疎=人口が急激かつ大幅に減少したため、地域社会の機能が低下し、住民が一定の生活水準を維持することが困難になった状態をいう

六本木「カソー」

UBU「うるせえ!!」ガシャーングー(鳥かごをグウで殴る)

六本木「ウブ、トリゴロシ。ウブ、トリゴロシ。カソカソカソカソカソカソ」

ガシャーンパンチ!(鳥かごにグウパンチが飛んでくる)






「あたちのモンハン日記」
~3rd Stage








新大陸は大航空時代を迎えていた。通常の民間飛空船に加え、バルバレギルドやパローネキャラバンといった大型飛空船による移動拠点もまた人への空の感心を深めるきっかけになった。人型にとって永遠に支配出来ないと思われていた、火竜舞う広大かつ危険な空を、屈強なハンター達が集団で移動することにより、空という発展途上の空間をも狩猟フィールドとすることが出来るのではないかという希望を人々に与えたからである。これにより輸送飛空船等の飛空ルートも徐々に確保されていく。だがそれと同時に民間の飛空船の物資や金銭強奪を目的とした海賊飛空船も増え、これに対抗する為、雇用ハンターによる飛空警備隊なる新たなジョブ団体も作られるなど、飛空船製造業やそれに関連する部品製造工房も拡大。悪行為せばそれを抑えるための仕事もまた増える。このように良くも悪くも大陸は、経済的にも活気に溢れていくのであった。



~我らが愛するユクモ村
$あたちのモンハン日記


坊主「あ~!飛空船だ!!」

坊主「ほんとだ!!みんなで手を振ろうよ♪」

嬢ちゃん「お~い♪」手手を振る健気な子どもたち)


$あたちのモンハン日記
UBU「ケッ!天下の往来で呑気に空見上げてんじゃねぇよ!!邪魔だ邪魔だぁ~!!」(左肩に六本木(インコ)を乗せてる)


坊主「あ!!村の輩のUBUちゃんだ!!」

坊主「目つきわりぃ~なぁ!!あれでもハンターかよ!!」


UBU「るっせぇあぁっ?!どきな!!クソガキ共が!!」ぷんすか


嬢ちゃん「わぁ~綺麗なインコ♪」


六本木「ドケドケ。ソコドケ、ジャリドモ」


坊主「インコまで口が悪いんだ!!主人に似て!!」ガガーンびっくり

坊主「石投げようぜ!!でりゃ~!!」ブーンいん石

嬢ちゃん「やっちゃえ!やっちぇえ~!!」


UBU「いてててあせるバカ、本当に人様に石投げんじゃないよ汗」こちーんこちーんドキッ(小石が頭に当たってる)

六本木「イイゾ。モットヤレヤレ」ひょいひょいはぁ(六本木は肩に乗りながらも飛んでくる小石を上手に避けてる)

UBU「てめぇ六本木!主人を援護しろ!!」

ぺちゃ~んたまご(卵が頭に当たる)

UBU「・・・・・・」たら~汗(黄身が顔面をつたう)

六本木「メイチュウ。メイチュウ」


坊主「あっはっはっはっはっは。やったやったぁ~♪」(ハイタッチして喜ぶ子供達)


UBU「このクソ坊主共~!!頭並べろ!!このアルレボで頭ちょん斬って、干し首にしてやるわぁ~!!」ゴイン(大剣を抜く)


坊主「あー!怒った!!気持ちワリィ~!!」

坊主「やぁ~いやぁ~い!こっこまでお~いでぇ~♪」ぺんぺんドキッ(お尻ペンペンする)

嬢ちゃん「のうじょうに逃げよう♪」

ぴゅうううううううううくるくる(一目散に逃げていく)

UBU「待てコラ!人の敷地(農場)に勝手に入るんじゃねぇよ!それにお前らだな!?最近、畑のペピポパンプキン勝手に盗んでんのはぁ~!!」ブンブン(大剣をぶん回す)


じーーーーーーー(何やら視線を感じるUBU)


UBU「ああ!?誰じゃ!!ガン飛ばしてんのはぁ~!?」バッ(振り向く)


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村長「おほほほほほほほ」


UBU「やっべぇ・・・汗

六本木「ウブ、ジゴウジトク」





~ユクモ商店街、喫茶アマンダ(テラス席)
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UBU「あんまんあんまん!!あんまんワ~オ!!」ほかほかあんまん(テーブルの上にお皿に乗ったあつあつのあんまんが二個)

村長「火傷しないようにね」ずず~茶(お茶を頂いてる)

UBU「ふぁ~いぽけ~」むきむき(あんまんの皮を薄く剥いたり変なことしてる)

六本木「ウブ、オレニモ、クワセロ」

UBU「ちっ。ほらよ」ぽい(剥いた皮を六本木のくちばしの中に入れてやる)

六本木「ウマイ、ウマイ。モットクレ。モットクレ。アンマンノ、カワ、モットクレ」

UBU「皮が無くなって「あん」だけになっちまう汗」むきむき(と言いつつも剥いてやってる)

村長「ふふ」にこにこ

UBU「お話があるんでしょ?」むきむき(質問するも目線はあんまんに向いている)

村長「UBUちゃんも私に聞きたいことがあるんじゃなくて?」にこにこ

UBU「だすな」ぽい(六本木にあんまんの皮を食わせてやる)

村長「遠慮無く」ずず~(茶を飲む)

UBU「村のハンターがいよいよあたち達だけになったって。集会浴場じゃその話しでもちきりらしいね」ぺちょり~んあんまん(薄くなったあんまんからアツアツのあんこ(こしあん)が垂れる)

村長「でもとても頼もしい子達ばかりが残ってくれたわ」コトン(湯のみを静かに置く)

UBU「あたちにカーブーにサムソン。ついでゴンザレスの三人とクサッチーニ。新米のロージー。計8人。まずいでしょふん」ぱく(あんこのついた指を舐める)

村長「何を仰りますの。嵐龍による厄災後の村付近におけるモンスター被害も無く、以後の治安維持を保てているのも、皆様がこのユクモ村に残って下さったからですわ。ロックラックの防衛部隊も我が村の自警団を褒めていたそうで」

UBU「ああ・・遊撃なんちゃら隊って連中ね。そんならお転婆なあたち達は「穿ち隊」ってとこかしら。ひょっ!うける!!」ガツガツガツガツsss(何がきっかけか分からないが、あんまんを急に頬張りだす)

六本木「オレニモヨコセ。アンマンクソオンナ」

村長「はぁ~」

UBU「ほえ・・どうしたのさ?急にため息ついちゃってさ。あ、食べたいのね。いいわよ、ほら」ぺちょりーんあんまん(あんこが垂れてるあんまんの片割れを差し出す)

村長「はぁ~~~」

UBU「ほえ。あんまんじゃないのか。そうすると・・・」う~ん

村長「お願いがあるのです」ずいっ(UBUの顔の前にアップになる)

UBU「わぁ~あせる

すて~んドキッ(びっくりして椅子を後転させる)

バサバサバサバサ青い鳥(六本木が飛ぶ)

UBU「いちちちち・・・何さ、お願いって汗

村長「実は・・」

UBU「実は?」ぱんぱん(お尻を叩いてる)

村長「ユクモ集会浴場はじまって以来の危機ですの」

UBU「ほえ・・」

村長「そこでUBUちゃんに久しぶりの村長クエストをして頂きたくって」にこ

UBU「うむ~」スタッボタンインコ横(頭の上に六本木がとまる)




$あたちのモンハン日記
それからそれから・・ハチ





$あたちのモンハン日記
麻生「それで、私にハンター登録しろと?」

UBU「へへへへ。そうでしょにま~」ちょこん(麻生宅の客間。ソファに腰掛けてる。六本木はソファテーブルに乗っかってる)

麻生「まったく・・突然研究所を訪れてきて何を言い出すかと思えば・・。突拍子もない懇願とはな」(UBUの対面のソファに腰掛けてる)

UBU「そんなこと言わないでよ博士ぇ~。ハンターが10名いないとユクモ出張所自体が解散になっちゃうんだよぉ~。博士も知っての通り、今は大航空時代だろ?だからギルドのハンターのみんなだって狩り対象である危険なモンスターがうようよいる未開拓の地に行きたがるのは自然の摂理なんだよ」

六本木「ハンターズギルド、テイコクシュギ」

麻生「なるほど。それが原因で、獰猛なモンスターを乱獲する必要のなくなったユクモ村からハンターが去り、集会浴場の存在も必要なくなるというわけか」

UBU「ギルドの規定なんだって。ハンター登録が10名に満たなくなった集会所は「非狩猟区域」と認定され、解散なんだって。平和な土地に予算をかけた集会所を維持しておくのも費用の無駄だしねぇ~。人件費に物資輸送代金、おまけにユクモの集会所は特別な「温泉権が発生してる借地」でしょ?だから余計に費用がかさむってわけ。ロックラック本部だって、ハンターの数が少なくなった平和な観光地にいつまでも出費するのもどうかと思ったのね。しかも一回、ぶっ壊してるし汗

六本木「クワシクハ「とんだ爆弾事件!!の巻」サンショウ」

麻生「ほう。やけに内部事情に詳しいな」

UBU「村長さんに聞いたのよ。ロックラックギルド本部から通達が来たんだってふん期限内に集会所規定の人数制限を上回らない場合は集会浴場は撤収。それとこの話しはあたちと村長さんと博士しか知らないのよ?だってそうでしょ?このことを集会浴場のギルドガールズが知ったら・・・可哀想じゃない」(目を伏せる)

麻生「・・・・・。解散となった場合、彼女らのその後はどうなるんだ?」

UBU「ギルドマネージャーのお爺ちゃんはもう既にギルド老齢年金を受給してる身分だから、今更職を失ったところで念願の隠居生活に入るだけ。受付嬢であるコノハのちびやササユ、それにストアガールのヨッコたちの選択肢は2つ。退職金貰って村に残るか、まだギルドガールとして働く意欲があるのであれば、人手不足のメゼポルタかバルバレに派遣。ヨッコのやつ・・解散になったらどっちの道を選ぶんだろう・・・」

麻生「やれやれ・・お前は集会浴場が無くなっても村を離れる気はなさそうだが、仲間の事となれば話しは別というわけか」

UBU「・・・・」ちょんちょん(両方の人差し指をちょんちょんしながら静かに頷く)

麻生「仮に私が登録したところで、現ハンターの数は9名だ。それでは足りないではないか」

UBU「あ、それなら安心して!もう一人は薔薇十字の隠密部隊から登録させるから♪」

麻生「まったく・・・それでは私の返答次第にユクモ出張所の命運がかかっているというわけか」

UBU「そうそう。なぁ~、だからお願いだよぉ~あせる」すりすりすりすり(両手をこすり合わせてお願いしてる)

六本木「オネガイ、オネガイ」

麻生「そうお前が頼めば、私が快く了解してくれると村長が言ったのか?」

六本木「ソウソウ」

UBU「あ、バカあせる余計なこと言うんじゃねぇ!!って、違うよ、あたちはあたちの意志でここにお願いに来たんだよぉ~」

麻生「そう答えろとも言われたのか?」

六本木「ソウソウ」

UBU「そうそう。って、違うよぉ~あせるなぁ、そんなことよりお願いだよぉ~。博士だってユクモ出張所が無くなったら寂しいだろぉ~?それにヨッコが職を失って自暴自棄になっちゃってさ、いにしえ麻薬に手を出した挙句、人身売買されて旧大陸のセクメーア砂漠で身体売りながら、マリファナ畑で働く運命になったりなんかしたら全部博士のせいだからなぁ~!!」ぷんすか

六本木「ヨウコノココロ、サイキフノウ」

麻生「こらこら、人の将来を勝手に決めつけてはいかん。それより、私に頼むより川村の知り合いにハンター候補はいないのか?」

UBU「あのバカは今それ何処じゃないのふんなんでも東方に修行に行くんだって旅費集めで毎日せかせかしてるみたい。押しかけ妹と一緒に、なんかせこい悪さの計画でも練ってるんじゃないの?」

六本木「カーブー、イチモンナシ。ユクモノハジサラシ」

麻生「まったく・・仕方のない連中だ」

UBU「じゃあ登録してくれる!?あ、これ、ハンター登録書ね♪」ササッレポート(ソファテーブルに書類を出す)

麻生「まだやるとは言ってない」

UBU「ちぇー!!なんなんだよ!!人の心弄びやがって!!年上男のそういう余裕と怠慢が、若い女を駄目にするってこともあるんだぞ!!ええ!?」ぷんすか

麻生「そう思ってるのは・・・・・彼女も同じだろう・・・」(窓の外を眺める)

UBU「ほえ・・・彼女って・・・・・村長さんのこと?」

麻生「・・・・・・・・」

UBU「村長さん、いい人よね。集会浴場が無くなったらあたち達が悲しむと思ってこっそり相談してくれたのよ?大事にすればそれこそカーブーやロージーなんかギルドに対してデモを敢行しかねないし。こっそりと、より「確実な方法」で集会浴場の存続を維持しようとしてる。立派よね」

六本木「ソンチョウ、イイヒト」

麻生「そうだな・・・・」

UBU「こうも言ってたわ。もしも博士がハンター登録してくれないまま、ハンターの数が足りない状態で本部の言う期限が来てしまったら、集会浴場維持に関する費用を多少なりとも村が出費するっていう方向でなんとか存続出来ないものか本部と交渉してみるって。そもそもユクモにハンター依頼をかけたのは村長さんだからね。彼女、それなりに責任感じてるのよ・・」

麻生「・・・・・・・・」

UBU「その要請のおかげであたちだってユクモに来れたんだもの・・・恩返しはしないとね」(UBUも窓の外を眺める)

麻生「お前は既に十分、村の為に事をなしている。だからこそだ。彼女の方こそ、お前たちに恩義を返したいのさ」

UBU「そっか・・・・・そうだよねぇ・・・・」

麻生「ああ・・」


六本木「ちゅんちゅん」(外で鳴いてる小鳥の声帯模写をしてる)


UBU「でもさ、村長さんはなんであたちに頼んだんだろね。直接、博士に村長さんが頼んだ方が早いと思うのにさ」ちら(横目で麻生を見る)

麻生「お前は人を詮索するのが嫌いなのだろ?それと同じだ」

UBU「ちぇ~」

麻生「いいだろう」

UBU「へ?」

麻生「ハンター登録の話しだ」

UBU「え・・ほんと!?」ガバッ(立ち上がる)

麻生「だが、俺からも条件がある」くる(UBUの方を向く)

UBU「なんだすか?」

麻生「なに。簡単なトレジャークエストだ」

UBU「ほえードキドキ

六本木「ホエー」


To Be Continuedあんまん





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キラキラ矢印あたちハウス「ランキング参加中だぞよ。皆の「家心(いえごころ)」溢れる一票を楽しみにしておるぞ。イエッイエッイエッイエッイエッイエッ(笑)さて・・(一気にテンション下がり気味)次回の「あたちのモンハン日記」ストーリーモードは・・・「カソ、シュウリョウ!」の巻(11/26(火)0時更新予定)をお送りするぞ。果たして我が世帯主(UBUのこと)に依頼されたトレジャークエストとはなんぞや!?(急にテンション上昇。情緒不安定気味)そしてついにあたモンにあのモンスターも登場するぞよ!!次回もあたモンから目が話せなイエッイエッイエッイエッ(笑)」






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