ドラモンド「人型の群れを殺せぇええええ!!
突撃だぁああああああああああああああ!!!!!」
猫騎馬隊「ウオオオオオオオオオオオオ!!!!」
ドドドドドドドドド!!!!
(怒号と馬の進軍音が共鳴し、同エリアの大地を激しく揺らす)
ファンクーン「あわわわわ・・・」(爆進轟音に圧倒され、目をまあるくして見てる鋼鉄のグーク)
孫星「悪鬼羅刹の突撃ね。彼らの頭の中、支配してとぐろ巻くは、ただひたすらの暴虐心だけよ」
猫騎馬隊「ギャアアアアアアアアアア!!!!」(馬上の猫達は半ば狂乱状態の形相で、各々片手に持つ殺戮道具を掲げながら殺意表明の絶叫を発している)
ズドドドドドドドド!!
ファンクーン「あれは・・・本当に猫族なのでしょうか・・・」(後方ではベナッツォーリが軍を指揮し、騎馬隊の防壁を作らせている)
孫星「あの者達追い詰めたは、この世界のあらゆる偏見と差別、格差よ。高度成長狩猟文化の影で、彼らはずっと迫害され続けてきたね。つまり、世界の黙認があの悪魔たちを生んでしまったということね」
ファンクーン「・・・・・・・・」きゅむっ(柄を持つ手に力が入る)
ベナッツォーリ「軍師殿!!こちらへ!!」(いつの間にか騎士団陣営は綺麗な隊列を組んでいる。最前列の重騎兵は皆、ローゼンクロイツのエンブレムが描かれた、白銀の大きな縦長の盾を構え、鉄壁のシルバーウォールを形成している)
ファンクーン「わ・・すごい堅そう・・」感心
孫星「あれくらい小隊長なら当たり前ね。さ、あの「中」に入るよ」
ファンクーン「はい!!」
ガシーンガシーン(よっこれよっこれと騎馬隊の防壁の中に身を投じる鋼鉄のグーク)
カレン「へぇ・・対応が早いじゃないか」ダダダッダダダッ(敵陣を考察しながら先陣をきる。その背後には悪鬼羅刹の猫騎馬隊が猛追してくる)
ドラモンド「姐さぁ~ん!!お疲れ様でさぁ!!」ドドドッドドドッ(並走してくる)
カレン「楽しんでくれたようだね」ダダダッダダダッ
ドラモンド「このまま一気に圧し潰しましょう!!鏖逐将星と呼ばれる貴方とならば、地獄の古龍種が相手だろうと蹴散らせてみせますぜぇえ!!」ドドドッドドドッ
カレン「頼もしい限りだけど・・本来ならば大将を失って慌てふためくはず敵陣の、あの余裕すら伺える陣立てが気に入らないねぇ・・」ダダダッダダダッ
ドラモンド「意気消沈にはちげぇありません!!ぶっ殺してやりましょうや!!」ドドドッドドドッ
ベナッツォーリ「前列!!何が何でもあの暴虐の進軍をここより一歩も通すな!!一騎潰されたらすかさず後方の一騎がその穴を埋めろ!!重騎兵の持つ重厚強度を推進力に変え、敵を受け流しては陣内に誘い込み、四方より押し潰せ!!」
騎士団「ハァッ!!」ガシッ(寸分の狂いもなく並列する最前線の重騎兵達が盾を構え、ガード姿勢に入る)
ファンクーン「孫星様ぁ~」(隊列の中央に配置する鋼鉄のグーク)
孫星「実戦初めてで怖がる無理もないね。けど、これだけは理解しておくよ」
ファンクーン「え・・?」
孫星「あなた力尽きる時、私も一緒に死ぬ」
ファンクーン「・・・・・・・」ゴクリ・・
孫星「んだども、あのへちゃむくれの猫騎馬隊に殺されたくなければ、刹那の考察と決断を怠ることしないね。それ即ち、生き延びた後、人は英断と呼ぶね」
ファンクーン「はい!!」ガシッ(柄を持つ手に懇親の力を込める)
孫星「後は・・・」ちら
サーーーーーーーーーーーーー
(小雨振り下ろす少し霧掛かった灰色の空を見上げる)
孫星「劣勢を好機に一変させる「奇転」の登場を待つのみ」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ドドドドドドドドドドド!!
(足場の悪いぬかるみの大地を憤怒の進軍をもって爆進する猫騎馬隊)
猫騎馬「ミャアアアアアアアアアア!!」ズドドドドドド
ドラモンド「野郎どもぉおおおお!!敵陣は目の前だぁあああああ!!今まで生きてきた思いの丈ぇええええ!!ここで恨み晴らせぇええええええ!!!!」ドドドッドドドッ
ベナッツォーリ「第一陣はガード!!二陣は縫って出てきた猫どもをランスで突き殺せ!!」
騎馬隊「ハァッ!!」ガシッ
ドラモンド「大陸に跋扈する人型共ぉおおおおおおお!!俺達の怒りの咆哮を食らいやがれぇええええええ!!!!」ドドドッドドドッ
ベナッツォーリ「来るぞぉおおおおおおお!!!!」ガッ(歯を食いしばる)
カレン「突貫!!」
ダンッ
(一斉にひとっ飛びする猫騎馬隊)
ベナッツォーリ「・・・・・・・・・・」(唖然とその光景を見上げている)
ブワッ
(一陣二陣の隊列上を軽々ひとっ飛びする猫騎馬隊の群れ)
ベナッツォーリ「嘘・・・だろ・・・」
カレン「ひゃははははははは!!!!」ビュオオオオオオオ(真っ先に隊長と判断したベナッツォーリに向け、ランスを振り下ろしながら馬ごと急降下してくる)
ベナッツォーリ「!!」ガイン(咄嗟に盾を構える)
ガシーーーーーーーーーーン
(カレンの空中突きを馬上から盾で防ぐ)
ベナッツォーリ「うおおおおおおおお!!!!」ズデェエエエエエエン(衝撃で落馬する)
カレン「中から陣を崩せ!!」バッ(倒れたベナッツォーリ視線の先では、自陣で悠々と馬上より指揮を執るカレンの背中が映る。同時に次々と自分の頭の上を飛んで行く猫騎馬隊の影も見て取れる)
ベナッツォーリ「好きにさせるかっての!!」ガシッ(落ちたランスを拾い上げる)
猫騎馬兵「どけぇええええええ!!!!」ブワッ(空より馬ごと突っ込んでくる)
ベナッツォーリ「るせぇってぇえええええええ!!!!」
ズシャアアアアアアアアアアアアン!!
(白銀の長いランスが馬の首を突き抜け、そのまま騎手の猫体を捉える)
ズデエエエエエエエエエエエエン!!
(そのまま血を吹き上げながら落下する馬と猫兵)
ベナッツォーリ「はぁ・・はぁ・・・!!」バッバッ(慌てて周囲を確認する)
ワアアアアアアアアア!!
(自陣内にひっきりなしに飛んでくる猫騎馬隊を馬上で打ち返す騎士団の英姿)
ベナッツォーリ「敵大将は・・!?」バッバッ
ガキーーーン!!ズシャアアアアアアア!!
(たった一騎のカレン=アレンの圧倒的な武に圧される騎士団兵。その自陣内に出来たスペースに次々と集結して小さな陣を作り上げていく猫騎馬兵達)
ベナッツォーリ「あいつら・・・ただの蛮族じゃない・・・徹底的に訓練された戦闘集団だ!!」
猫騎馬兵「ミャホオオオオオオオ!!!!」(ジャンプしてきた二騎の猫騎馬が剣を片手にベナッツォーリ目掛けて降下してくる)
ベナッツォーリ「だが!!」ガシン(ランス突進の構え)
猫騎馬兵「シャアアアアアアアア!!!!」ビュン(剣を振り下ろす)
ベナッツォーリ「騎士としての格式と誇りはこちらが上!!その恐れ知らずの蛮勇を粛清してやらぁあああああああ!!!!」ズドドドドドドドド(ランス突進)
ドゴオオオオオオオオン!!!!
(一気に二頭の猫騎馬をランス突進で弾き飛ばす)
ベナッツォーリ「いける・・・まだいけますよね!!アーモンドラッシュ将軍!!」ヴスッヴスッ
(落馬した猫をすかさず突き殺す)
ウオオオオオオオオオオ!!
(騎士団陣内は侵入してきた猫騎馬兵により散会状態になりつつあるも、必至の抵抗を続けている)
ベナッツォーリ「我が名は高貴アーモンドラッシュ将軍の意志を継ぐ者、ラウロ・ベナッツォーリ三番隊長!!ローゼンクロイツの名の下に、貴様等蛮族を打ち払ってくれる!!」ガッ(ランス突進の構え)
ZUDODODODODODODO~!!
(カレン隊目掛けて突進していく三番隊長。道中、猫騎馬数騎を弾き飛ばすもその突進速度と強度に劣化は見られない)
ドラモンド「将軍!!ケツから活きがいいのがきますぜ!!」ブシュウウウウウ(言いながら騎士兵のアーメットと鎧の繋ぎ目にレイピアを突き刺す)
カレン「相手してやりな。あたしは敵陣の「目」を探すのに忙しいんでね」ガシーーン(両手に持ったランスをクロスして双方の攻撃をブロックする)
ドラモンド「お任せを~~!!」ヒヒ~~ン(馬首を返す)
ベナッツォーリ「雑魚はひっこんでろぉおおおおおおおおお!!!!」ズドドドドドド
ドラモンド「馬なしの三下小隊長が!!死に急ぐんじゃねぇよ!!」ドドドッドドドッ
ベナッツォーリ「それが覚悟だぁあああああああ!!!!」ズーーーーーーン(懇親の一撃突き)
馬「ヒヒ~~~~~~~ン!!」ブシャアアアアアアアアア(胸を射抜かれる)
ドラモンド「うおっ」ゴロ~~~ん
(落馬した)
ベナッツォーリ「橙色の猫は・・・・何処だ!?」バッバッ(周囲を警戒する)
ドラモンド「姐さんをやらせるかっての!!」ビョーーーん(背後からアーメットに飛び乗ってきた)
ベナッツォーリ「しつこいどら猫め!」ガシッ(両手で頭にいる猫のモヒカンを掴む)
ブーーーーーーーーーーン
(そのまま遠方にぶん投げる)
ドラモンド「ちきしょ~~~~~覚えてろぉ~~~~~~」くるくるくるくるくる・・・ズガーーン(回転しながら目下戦闘中の群れの中に落ちていくも、騎士団兵の顔面をキックして着地するモヒカン猫)
ベナッツォーリ「敵将は・・・・!?」バッバッ(周囲を警戒する背後では両軍兵による熾烈な戦闘劇が繰り広げられている)
騎士兵「小隊長殿!!敵将は前方より集まってくる自軍の騎馬兵を吸収し、勢力を拡大させながら我が陣中央に向かっております!!」ヴスッ(向かってきた猫兵をランスで突き刺す)
ベナッツォーリ「中央・・・・そうか!!敵将の狙いは軍師殿だ!!」
WAAAAAAAAAAAAAA!!
(騎士団陣内の俯瞰図。カレン=アレンを筆頭に前方の敵を薙ぎ払いながら猫騎馬兵が後方より次々と合流し、矢印の様な陣形を形成していく)
ファンクーン「どうしましょう敵の罵声がどんどんこっちに近づいてきますよぉ~
」あたふた(四方を重騎兵に囲まれながらあたふたする鋼鉄のグーク)
孫星「どこか高台ないか!?」
重騎兵「陣太鼓が設置してある高台がありますが、敵の標的になってしまいます」
孫星「構わないね。そんじょそこらの榴弾なら弾き返せる強度よ」こんこん(中から嘴で突いたっぽい)
重騎兵「なるほど。グークのアイアンメイデンは伊達じゃないと」
ファンクーン「むふふふ。設計したのは私なんですよ♪」くるくるくる(回る鋼鉄のグーク。目がまあるい)
孫星「案内するよ!」
WAAAAAAAAAAAAAAA!!
カレン「鬱陶しいね!!」ズシャアアアアアズガーーーーーン
(次々と立ちはだかる騎士団兵を両刀ランスで薙ぎ倒していく)
猫騎馬兵「カレン将軍!あれを!!」
カレン「ん・・・・・」ヴスッ(敵兵を屠りながら前方に目を向ける)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(前方に配置する陣太鼓が乗った高台に上がる鋼鉄のグーク)
カレン「そうかい・・あれが敵陣の目だったのかい」にや
ファンクーン「孫星様~すぐそこまで猫騎馬が向かってきてますぅ~!!」(前方を静観する鋼鉄のグーク)
孫星「まさかね。敵陣内で鋒矢の陣作って進撃してくるなんて、あの橙色の猫・・なかなか合理的な戦術論持ってるよ」ぐあっぐあっぐあっ(敵ながらあっぱれ的な笑い方をする)
ファンクーン「そんな呑気なこと!あの敵将はアーモンドラッシュ将軍の仇なんですよ~」ぷんすか(中で喧嘩する鋼鉄のグーク)
孫星「分かってるね。敵軍を徹底的にやっつけたい時、まずは相手の詳細データ必至ね」ふむ~
カレン「今度こそふっ飛ばしてやりな!!」ズシャアアア(馬上の騎士団兵をいとも簡単に屠り殺し、足蹴りして突き刺したランスを抜く)
猫騎馬兵「お任せを~!!最新の成形炸薬弾で木っ端微塵ってね!!」スチャ(手持ちのボウガンをバズーカーを構える様に肩に乗せる)
ズドオオオオオオオオオオオン!!
(騎乗で勢い良く砲弾を発射させる)
孫星「あらら。早速見つかったよ」
ファンクーン「見れば分かりますぅ~」
孫星「自分の作った合金信じるよ」
ファンクーン「はい!!」ガシッ(柄を両手でしっかりと握りしめる)
孫星「防御システム起動!!」
ファンクーン「システム起動~!!」
へこん(身を屈めて出てる足を収納しただけ。完全なグークの置物状態になる)
シュオオオオオオオオオオン!!
(一直線に飛翔してくる砲弾)
ドガアアアアアアアン!!
(もろに鋼鉄のグークに直撃して爆発する砲弾)
騎士団兵「軍師殿!!」
シュウウウウウウ・・・・・・・・・・
(硝煙が上がる高台。陣太鼓は爆破の衝撃で木っ端微塵になっている)
猫騎馬兵「どうでぃ!?」
カレン「・・・・・・・・・・」
バベーーーーーーーーーン♪
(高台でふんぞり返ってる鋼鉄のグーク。目は清らかにまあるい)
ファンクーン「きゃああああ♪またまたやりました!!ノーダメージのへっちゃりんこですよ~だ!!」よ~いよい(中から鋼鉄のグァーグァーグークを上げたり下げたりしてる)
孫星「ぐあっぐあっぐあっ。この強度なら単騎で古龍の巣に潜り込んでも平気ね」
ファンクーン「ぐあっぐあっぐあっぐあっ♪」(実にバカな声して笑う)
猫騎馬兵「嘘だろ!?なんて硬さだ!!」
カレン「決まりだね。あいつを討ち取ればこの戦、あたしらの勝ちだよ」にや
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皆様の激アツ一票があたモンを元気にするのです
そんだこんだら次回の「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はよっ
3/27(金)0時更新 「あたちのであぶろ日記」
をお送りいたします♪ついに禁断の「であぶろ欲」を抑えきれず中継ぎ記事にほどほどにします。ほんと
ひと狩りしろっての
「悪鬼羅刹の突撃ね」の巻
アーケインダメージって、ふぁに?~あたちとDiablo3~
どうぼ。あたモン作者ですおそらくはこれを見ている方の多くは検索で来訪された「お初さん」ばかりだと思います
まずは当ブログが「本来は」MH(モンハン)の二次創作ブログだということを念頭に置いて頂き、ついでにあれやこれや読んで下されば嬉しいわけなのです
更には「であぶろ3」を知らない「いつもの読者様」にもディアブロワールドの実にアットホーム的な良さ(嘘)が伝わるといいと勝手に思うております
「いいから早くしろ
とんま!!」って思うている「お初の人」のインテンシティ溢れるプレッシャーがものすごいので早々本題に移ろうと思うております・・フフ
ばか
~アーケインダメージってなんだバカ野郎
↑写真はおそらく「であぶろ総選挙」で毎回「デビル7(神の逆)」に入るであろうと思われるブッチャーさんです。1の彼といえば「ドアを開けた瞬間」もの凄い勢いでブッチャー包丁をブンブンしながら「こっちが死ぬまで」追っかけてくるという、非常に根深く歪んだ精神の持ち主でした。3のブッチャーは「おっきい」です
自分から柵にぶつかってスタンしてくれます。そんな「まるくて可愛い」ブッチャーを今後も応援しましょうね
閑話休題これが実に鬱陶しいあたモンスタイルなわけなのですが、果たしてアーケインダメージとはなんなのでしょう
武具の説明欄にも頻繁に登場してくるアーケインという謎のワード・・
早速、日本語検索で調べたのですが、詳細ははっきりせず・・
(そんなに突っ込んでは調べてない)でしたが、こんな困ったときは英語検索
すぐに回答を得られました
うほっ
まずわ肝心のアーケインの意味なのですが・・
arcane(英)形容詞=秘密の、奥義の、不可解な、難解な
洋ゲー好きなら結構馴染みのある言葉だと思います。arcane magicとかarcane spellやらarane circle等など・・。arcane(秘儀)とはesoterism(エソテリシズム=密教)として代表されるグノーシス主義、ヘルメス主義、魔術、占星術、錬金術、薔薇十字思想を含む魔術的ルネサンス等、ご覧のとおり数々のRPG作品に多大な影響を与えている宗教学、思想の密儀であり、カバラ(ユダヤ教の伝統に基づいた創造論、終末論、メシア論を伴う神秘主義思想。数秘術)などの所謂「秘教」の秘伝といえるでしょうか。神秘主義思想とは自己の内面を通して、およそ普通の人間では体験したことのない意識状態、知覚、対象を直接的に求める立場のことです。人間を超えた絶対者との合一=神秘的合一というそうです。仏教の即身成仏もやはりこれに似た思想(仏教では「悟り」になるのかと)を感じます。簡略して言うならば、公な教えや宗教が普及する中、更にそれを追求(難解な奥義=arcane)を求めようとする立場を神秘主義とし、そのマイノリティなコミニティギルドを秘教或いは密教と言ったのでしょう。中世以前の西欧文化では、支配的な宗教哲学が社会を思想的混乱に導く傾向が時代背景ごとに存在し、その都度、生まれてきたのが密教という当時の支配体制からみた「異端思想」でした。三十年戦争直後、混迷し疲弊したヨーロッパ社会において、突如ドイツ発信で瞬く間に当時の先進国に波及した薔薇十字思想が、多くの知識人にインテンシティ溢れる感銘を与えた理由も、そこに世界の革新とユートピア思想の訴えが含まれていたからなのですね。そして後の革命思想や共産主義にも繋がり兼ねないこれらオカルティズムな集団に待っていたのは、権威者からの抑圧である異端狩り、通称「魔女狩り」だったのです。また当時の富裕層や多くの貴族達は、密教が暗喩するイデオロギーやワンステージ高いノブリスオブリージュの精神に憧れたとしても無理はありません。何時の世もこうした所謂、秘密結社(昨今では安い言葉に成り下がってしまいましたが)に入ることは、自身のステータス向上に繋がり、俗世間との断絶、つまり格差と権威に陶酔出来る居場所(ロビー)なのです(現代社会ではこれら密会の聖地は形を変え、時にはサイバー世界でも構築される様になり、今日では多くの人がコミニティとして依存出来る生活圏にありますよね)。特に男の人の出世欲たるものは、本能的な優越感と虚栄心から構築されているといっても過言ではありません
おっと!かなり脱線ということで、アーケインダメージとは、であぶろ3で直訳するなら「秘儀ダメージ」となります
つまり「あやしげなパワー」なのです。「だからその秘儀ってなんだよ、まぬけ
儀式的な「あれ」のことか!?阿呆!!」って「お初の人」は思うでしょう。こわいので早々に解答編を
-------------あ~けいんだめ~じって、ふぁに?-----------------
DIABLO WIKI様(海外)によるArcane Damageの説明です(英語)
http://www.diablowiki.net/Arcane_Damage
それの直訳版同WIKI様内によるArcane Enchantedの解説(英語)
http://www.diablowiki.net/Arcane_Enchanted
それの直訳版
どうですか?なんとなく理解出来ましたねアーケインとはDiablo3の世界観における魔法使いのスキルパワーという概念でしょう。作者もそうですが、ウィザードでプレイしたことのない人がピンとこなかったのは仕方ないかと思います
アーケインパワーとは、クルセイダーでいうところのWrath(激怒、憤り。Lamb of Godの名アルバムのタイトルでお馴染み
)と同じで、スキルを使う為に必要なパワーゲージのあれだったのですね。CS版だと画面右下気味に表示されてる「まあるい」ゲージです
↑例:クルセイダーの「まあるいの」
このように各ジョブがそのスキルを使用する為に必要な「供給源」、つまりこの「まあるい」のを「リソースプール(Resource Pool=リソース共有元:昨今ではクラウド用語でも使用している様です)」と呼称しているのですね。洋ゲーをやっているといろいろお勉強になります
以下は各ジョブのリソース名
The Barbarian:Fury
The Demon Hunter's:Hatred & Discipline
The Monk:Spirit
The Witch Doctor:Mana
The Wizard:Arcane Power
The Crusader's:Wrath
PS版Diablo1にて、トリストラムの町を「早歩き」しながら「マナが足りない」と連呼させていたのは作者だけではないはずです
で、またまた閑話休題アーケインの概念を理解したら、次に問題なのは敵でこのアーケインパワーを使ってくる、けしからん奴らにどう対処するかなのです
であぶろを知らない方もすぐに「けしからん」と分かる決定的な画像をDIBLO WIKI様(海外)より拝見させて頂きました。それがこれ↓
「ビ~」ってなってる光線が通称「Arcane Enchanted」と呼ばれる「謎の召喚型ビーム兵器」です。WIKIではこの写真の下に「Many needles are very dangerous」とクールに解説しています(笑)それもそう。ただ「ビ~」ってなってるだけでも邪魔なのに、この「謎の召喚型ビーム兵器」はこともあろうか「ぐるぐる」回るのですもちろんそれを唱えた「けしからん奴」はこれに当たっても平気な顔してます。余計に腹が立つ。だからぶたれる。同害報復は当たり前
「Arcane Enchanted」で画像検索するともっと残酷などうしようも出来ない写真が見れます。南無阿弥陀仏アーメンインシャラー
ビーム+辺り一面の毒液とかは、もう阿鼻叫喚地獄そのものです。コントローラーの回避ボタンを押す前にDEAD確定ですそんな小粋なゴアゴアスプラッターゲーム・・それがディアブロなのです
作者もマスターレベルに上がったばかりの頃、あれを5つも6つも出されて瞬殺した記憶は新しいです。なぜして連中があんなに「悪い」ことをしてくるかはさておき(答え:悪魔とかだから)あの「アーケイン的な非常に目障りなぐるぐるビーム」に対抗するにはどしたらいいの!?その答えは作者はまだトーナメント1レベル程度なので専門的なことは言えませんが・・
①なんでもかんでもボコボコDPS頼りの接近戦の癖を「いい加減」改める
②それこそMHばりに回転回避で避けた「つもり」になってみる(回転しようが当たれば喰らいます。たぶん)
③時計周りの動きを気にしながら「ちゃんとやる」
④いろいろやってみるが、死にそうになったら「とにかく」逃げる=これぞ真のディアブロスタイル
⑤やられる時は潔く(けどネメシスシステムがとても恐いから、安易に死ねないとするのが今作の革新的な要素のひとつ)
そんなところでしょうか。ことこのゲームに関していえば、あまり防御値は関係ない気が・・死ぬときは限りなく「呆気無く」そして「憂い」を残さず逝けるのがディアブロなのです
~そんだこんだで今回の総括~
いろいろ脱線しましたが、要するにアーケインダメージとはウィザードオンリーのアビリティ(プレイヤー、エネミー共に)が為せるあやしげな秘術による肉体的損傷であるかと。それ以外の職業でも「アーケインダメージ+~」と書かれた武器を装備することで憧れのアーケインパワーを使用できます♪作者も先日「テルランデンのお手」という実にあやしげなメイス(棒にトゲトゲが刺さった昔の漫画でヤンキーが意気揚々と掲げていた「いけない」棒)をGETしました♪(攻撃エフェクトの色は薄っちぃ緑色)アーケイン耐性に脆弱性を持つエネミーに対して効果があるのかは謎。
それ以外でプレイヤーが注意するのは敵の魔法使い系が唱えるArcane Enchantedでして、気になる方はアーケイン耐性を上げる装備品を纏う等でカバーしましょう(なんてまだトーナメント2の作者がえらそに言う)
あと困ったときの英語検索。やってるゲームがそもそも洋ゲーなので、これが最も正しい情報リテラシーかと思いますチラリん
そんだこんだで好評であれば、またディアブロ特集をやっていこうかななんて思うております(モンハン日記と謳っているにも関わらず、沸き起こる衝動には勝てないのが人型の悪い業←業の具現化はこんなイメージ)そんなわけで今日は・・・
ザ・おしまい
(まさかの一記事、二写真制)
ばいばいよ
Thanks! DIABLO WIKIひと読みしたならポチっとな
皆さんの激アツ一票があたモンの原動力♪
次回「あたちのモンハン日記」はザ・ストーリーモード!!
3/29(日)0時更新 「ミハイル・オステルマンにゃんだ!!」の巻
をお送りいたします♪いいからでっかい声で読もう一回でいいから
お隣の人に怒られるくらいに
「ミハイル・オステルマンにゃんだ!!」の巻
~水没林非狩猟地区....

WAAAAAAAAAAAAA!!
(同エリア内の中央で烈火の如く闘気をぶつけ合う騎士団と猫騎馬隊。その後方にて戦況を見つける三匹のメラルー)
イジャラ「ほんだら本格的な戦闘になっちまったにゃんだ!我が軍が優勢だにゃん!!」(双眼鏡で見てる)
ブルーノ「おら達も参戦するぶる!!馬の世話係から出世できるいい機会ぶるよ!?」
アダン「たった三人の足軽に何が出来るというのです。それに私はカレン将軍にランスを渡してしまったので戦える道具がありません」ふん
ブルーノ「そしたら馬も武器も敵から奪えばいいぶる!!旧大陸でもそうやって生き延びてきたぶる!!無ければある所から奪えばいい!!そう教えてくれたのはお前ぶるよ!?アダン!!」
アダン「・・・・・・・・・」
ブルーノ「戦うぶる!!この戦は猫族の未来を大きく変える戦だって、お前もそう感じているぶる!?」
アダン「・・・・・・・・・」
イジャラ「そんだら大陸の賊徒共に見せてやるにゃんだ!猫族の意地と誇りを!!」
ブルーノ「アダン!!」
アダン「・・・・・・・。三位一体。いいですね?」
ブルーノ「え・・」
イジャラ「そんだら三獣一組で確実に一騎討つ・・にゃんだろ?」にや
アダン「その通りです」にこ
ブルーノ「よっし!!そうと決まれば今日この日をおら達の初陣にするぶる!!」ガシャン(頭に被ってるファンゴの頭蓋骨をまるでアーメットの様に装着する)
イジャラ「ほんだらちょっと待つにゃんだ!!」じー(戦闘とは反対の後方を双眼鏡で見てる)
ブルーノ「なんだぶる!?いいところなのに

ドドドドドドドド・・・・・・
(後方エリアより微かだが騎馬隊の行軍音が聴こえてくる)
アダン「これは・・・・」
イジャラ「ほんだら援軍にゃんだ!!指揮官は・・・・」じーーー
ドドドドドドドドド!!
(エリアインしてくる猫騎馬隊。中央で先陣をきるのは一際巨体な漆黒の武者ネコ装備を纏う赤虎猫)
ブルーノ「あのガウシカ角の兜は!!」
イジャラ「オステルマン・・・宰相補佐官で軍の最高司令官、ミハイル・オステルマンにゃんだ!!」
ドドドドドドドドド!!
(左目を失っている隻眼の赤虎猫は、電光石火の進軍速度による振動も微動だにしておらず、ただひたすらに一直線を睨みきかせている)
ブルーノ「あれが最高司令官・・・・カッコイイぶる~♪」
アダン「司令官自ら援軍に来るとは・・ニャン=ジュスト公の意志が伝わってきますね」
ブルーノ「どういうことぶる?」
アダン「なんとしてもここで神殿の騎士団を殲滅し、我がフェイリンメイリン共和国の軍事力を他勢力に魅せつける・・・更にはここより南方に陣取るクルセイダーズをも討ち破り、その先に位置する水没林最後の人型土着民の領土をも制圧し、水没林全土を我が領内にするという意思表明です!」
イジャラ「ほんだら姿勢よくするにゃんだ!司令官が到着するにゃんだよ


ドドドドドドドド・・・・・・・

(三匹のメラルーの前で急停止するオステルマン隊)
キーン「貴様等!所属は何処だ!!」(プレートアーマーを纏い偉そうに逆立った髭がなんか癪に障るアメショー猫が馬上から問う)
アダン「我らはカレン=アレン様の愛馬、レッドサラディンの世話係です」ぺこり
キーン「こんな所で何をしておる!!」(髭がなんかむかつく)
アダン「クルセイダーズ陣営が敷いたグリーンウォールを破る策を発見しましたが故、カレン様に報告をしに参ったのですが、生憎戦闘になってしまい、ここで戦況を確認していました」
キーン「馬の世話係ごときに戦の何が・・」
スッ・・(諌める様に手を出すオステルマン)
キーン「・・・・・・・・」スッ(身を退ける)
オステルマン「戦況報告をしろ」(と言うもの、目線は戦場を捉えている)
アダン「ハッ。両軍対峙したまま双方共に容易に軍を動かせぬ均衡状態でありましたが、カレン将軍が敵将に一騎打ちを仕掛け、見事勝利。その直後、カレン将軍の号令と共に敵陣に突撃を開始。カレン隊の奇策的な馬術により敵陣は翻弄し、敵陣内で現在、交戦中であります」
オステルマン「優劣は?」
アダン「我が方が優勢。敵陣に楔を打ち込み・・おそらくカレン将軍得意の鋒矢の陣で突貫していると思われます」
キーン「ほぉ・・・」ちょんちょん(こいつなかなかやる的な感心を示しながら、なんかむかつく髭を触ってる)
オステルマン「推測の報告はいらん。確実な戦況報告のみを伝えろ」
アダン「ハッ!我が方が威勢では圧しているものの、数的には不利!直ちに援軍を送りたし!!」ガシッ(御意の姿勢をとる)
オステルマン「バスター!!」
バスター「ハァッ!!」ズイッ(後方より鋭利なデザインの鎧を纏った眼光の鋭い筋肉質なゴールド猫が騎乗しながら前進してくる)
オステルマン「この者達に馬を与え、お前の隊に加えよ!!」
バスター「ハァッ!!」ガシーーン

ブルーノ「つ、ついに・・や・・やったぶる・・・!!」グッ(小声でそう呟くと拳を握る)
オステルマン「バスター隊はここで待機!リー・キーン隊は我と共に突撃!!偃月の陣で敵を根こそぎ刈り取るぞ!!」ヒヒ~ン

キーン「ハッ!!」
オステルマン「このエリアを騎士団の墓場と化せ!!人型が恐れ慄き、二度と近寄れぬ聖地へ還すのだ!!進軍!!!!」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
シュウウウウウ・・・・・・・・
(硝煙を上げながら高台でふんぞり返ってる鋼鉄のグーク)
孫星「ぐあっぐあっぐあっぐあっ」
ファンクーン「ぐあっぐあっぐあっぐあっ」(高らかに笑ってる「中」の人達)
OHHHHHHHHHH!!
(騎士団陣内に新たな気勢が揚がる)
ファンクーン「わぁ~!どうしたんでしょう!?皆さん、元気一杯です!!」
孫星「これぞ将の将たる所以が齎す戦果ね。自ら先陣きって自軍の士気あげる。アーモンドラッシュ将軍いない今、それをやるのはあなたの仕事ね!クラーラ殿!!」
ファンクーン「私が・・軍を・・・」
孫星「私(軍師)も一緒ね!!この黒鉄のグァーグァーグークが他の将と決定的に違うとこはそこね!!なぜあなた、ラインハルト公選んだか分かるよろし!!」
ファンクーン「私には孫星様がいつも一緒にいてくれる・・・そして」ちら
オオオオオオオオオオオ!!
(再びランスを天高く掲げ、カレン隊に突進していく重騎兵達)
ファンクーン「騎士団の皆さんもいる!!」
孫星「今よ!闘志を呼び起こしたナイト達に神算鬼謀を与え、一気に勝利へ導くね!!」
ファンクーン「教えて下さい!私がそっくりそのまま皆さんに号令をかけます!!」
WAAAAAAAAAAAAA!!
(俯瞰図。カレン隊が敷いた鋒矢の陣に左右から奇襲をかける騎士団重騎兵)
猫騎馬兵「うっぜぇ!!こいつらここまでズタボロ陣に楔を打たれたってのに、まだやる気満々ですぜ!?」ガシーーン


カレン「あの愛らしいグークの存在が騎士団に活力を与えているのさ」ビョン

猫騎馬兵「ふざけた狩猟武器を纏った輩め!!どうしやすか!?将軍!!」ガシーーーン!!(カレンに敵の矛が当たらぬ様、身を投じてその左右を固めながらシールドでディフェンスをする猫騎馬兵達)
カレン「ここからじゃまだ距離と敵兵が多すぎるね!!」ズシャーーーーン

猫騎馬兵「弾はまだまだありやすぜ!!我が国お手製のネコ式火砲を見せてやりましょうや!!」(後方で控える猫騎馬兵達が自慢気にボウガンを掲げてみせる)
カレン「フッ・・うちのhombre(男)達も軍のnombre(名)に負けないくらい、それらしい顔つきになってきたね・・・ボウガン隊!!一斉射撃であの鉄の塊を退けな!!」(後ろに向かって叫ぶ)
ファンクーン「シェリーナ隊は左翼右翼に部隊を切り離し、衡軛の陣にて両翼より敵陣を拘束して下さい!!」
シェリーナ「ハッ!!」(見るからに忠信孝悌な凛とした顔つきの女性騎士。アーメットからはみ出るエメラルドグリーンの髪の毛が特徴的)
ファンクーン「カッセル隊はこの高台を中心に方円の陣を展開!!共に孫星様をお護り下さい!!」
カッツェ「Ja~。なんなりと申し付けを。グークのアイアンメイデンさん。聞いたか!!直ちに高台を三列で取り囲め!!礼儀知らずのヘルキャット共にしつけをしてやるんだ!!」ヒヒ~ン

ファンクーン「皆さんでアーモンドラッシュ将軍の敵を討ちましょう!!ローゼンクロイツの名のもとに!!」(高台上の鋼鉄のグークはどこか誇らしく見える)
シェリーナ「フッ」パカラパカラッ!!(颯爽と後続の騎馬隊を率い、疾走しながら風を切り微笑む姿が印象的)
カッツェ「実戦で少しは隊長らしくなった様だな。クラーラ・ファン・クーン」やれやれ
孫星「いい調子よ。次は敵陣後方にいるベナッツォーリ二番隊長に伝令を飛ばすね。陣を固め敵陣を完全包囲するよ」
ファンクーン「はい!どなたかいませんかぁ~!?」(へんてこりん声を荒げる鋼鉄のグーク)
孫星「この調子ならあの方来るまでに決着つき・・・・・ぐあっ!?クラーラ殿!!伝令飛ばすちょっと待ったね!!」
ファンクーン「え・・?」
孫星「なによ・・あの圧倒的な気迫を放つ猫騎馬隊は・・!!」わなわなわな
ファンクーン「ええ・・?」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(遠方より見えてくるは、腕を組んだまま騎乗する巨漢の赤虎猫に率いられた猫騎馬隊の群れ)
ファンクーン「敵の援軍ですか!?」
孫星「まずいね・・」
ファンクーン「??」
孫星「現フェイリンメイリン共和国の軍は、元をたどれば先の猫族による革命時、人型排斥主義者から成るジャック・ルー隊が前進ね・・その暴虐無残な行軍の跡には、必ず屍の山が築かれ行路を塞いだいう・・・今まさにあの援軍から、それと同じ強迫観念を感じるよ!!」
ファンクーン「で、では二番隊に早く策を!!」
孫星「ダメね・・」
ファンクーン「え・・!?」
孫星「「あの手」の絶対的なインテンシティ発する軍に、生半可な策は通じないね」
ファンクーン「じゃ、じゃあ、後方の二番隊は・・・」
孫星「早急に伝令送るよ!!二番隊は両翼に散会!!敵先鋒隊を挟んでる三番隊に組み込むね!!下手に対峙しようものなら、二番隊は壊滅必至よ!!」
ファンクーン「そ、そんなぁ

孫星「早くするね!!ベナッツォーリ隊を救うには時間の早さで上回るしかないね!!」
~騎士団陣営、後方....
WAAAAAAAAAAA・・・・!!
(カレン隊の作った陣形の殿に向かって追撃をかけようと集結した二番隊)
ベナッツォーリ「錐行の陣を作れ!!敵の敷いた即席陣形を後ろから貫くぞ!!」バッ

騎士団兵「既に三番隊が両翼を包囲してる模様です!これに続きましょう!!」
ベナッツォーリ「おう!!将軍の仇を討つ!!」ガシッ

騎士団兵「小隊長殿ぉおお!敵援軍が到着した模様です!!」ダダダッダダダッ

ベナッツォーリ「クソッ!!忌々しい猫共め!!先鋒隊と合流させるな!!我らがここで障壁となる!!」ヒヒ~ン

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(不気味な地鳴りを上げながら神速で進軍するオステルマン隊)
キーン「前方に敵人型小隊!!こちらに合わせて陣を変更していますな!!」ドドドッドドドッ
オステルマン「構わん!!このまま敵を刈って狩って駆り散らせ!!我が部隊の持つ強靭性を人型の脳裏に焼き付けた後、その身を余すことなく切り刻むのだ!!」ドドドドド

ベナッツォーリ「二陣三陣は左右に展開!!鶴翼の陣にて敵を翼包囲!!我が白銀の聖槍で突き倒せ!!」
オオオオオオオ・・・・!!
(訓練された実に手際の良い動きでみるみるうちにUの字の陣を形成していく騎士団兵)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(迫り来る猫騎馬兵)
オステルマン「・・・・・・・・・・」ズドドドドドドド(相も変わらず腕を組みながら顎を引き、敵陣を睨み利かす)
騎士団兵「敵援軍、そのまま直進してきます!!」
ベナッツォーリ「ハハハハッ!!今度の猫共は兵法を知らぬ野良猫の様だな!!早く陣内にきやがれ・・・両翼で確実に捕らえてやる!!」ギュッ(ランスを持つ手に力が入る)
伝令「伝令~!!伝令~!!」ズガガガガガガガ

騎士団兵「小隊長!最前線より伝令が!!」
ベナッツォーリ「聞いておけ!!こっちは今忙しいんだ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(俯瞰図。Uの字に開かれた騎士団陣営に向かって一直線に進軍していくオステルマン隊)
騎士団兵「敵援軍、両翼内に入ります!!」
ベナッツォーリ「・・・・・・・・・・・・・」ぷるぷる(高く上げている右腕が緊張で震える)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(俯瞰図。完全にUの字陣内に入った丸型陣形の猫騎馬隊)
騎士団兵「小隊長!!今です!!」
ベナッツォーリ「Grazieええええええ!!両翼、閉じろぉおおおおお!!!!」バッ

ウオオオオオオオオオオオオ!!
(押し潰す勢いで両翼の部隊が中央の猫騎馬隊に向かって一斉強襲をかける)
オステルマン「・・・・・・・・・・」にや
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードなるものは!!
3/31(火)0時更新 「まだ終わっていません!!」の巻
をお送りいたします♪サクラ咲いたか



「まだ終わっていません!!」の巻
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(俯瞰図。Uの字に開かれた騎士団陣営に向かって一直線に進軍していくオステルマン隊)
騎士団兵「敵援軍、両翼内に入ります!!」
ベナッツォーリ「・・・・・・・・・・・・・」ぷるぷる(高く上げている右腕が緊張で震える)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(俯瞰図。完全にUの字内に入った丸い陣形の猫騎馬隊)
騎士団兵「小隊長!!今です!!」
ベナッツォーリ「Grazieぇええええ!!両翼閉じろぉおおおおおおおお!!」バッ(高く上げた腕を振り下ろす)
ウオオオオオオオオオオオオ!!
(押し潰す勢いで両翼の部隊が中央の猫騎馬隊に向かって一斉強襲をかける)
オステルマン「・・・・・・・・・・」にや
ベナッツォーリ「クソ猫共がぁ!!圧迫死で落ちろっての!!」
騎士団兵「敵軍の進軍速度・・・衰えずこちらに向かってきます!!」
ベナッツォーリ「!?」
WAAAAAAAAAAAA!!
(俯瞰図。Uの字の中央で左右、殿を重騎兵により包囲された丸型陣形の猫騎馬隊は時計回りに外周の騎兵を急速回転させる)
騎士団兵「なんだ・・!?」ヒヒ~ン(突撃を仕掛けた騎兵は思わぬ敵陣の行動に思わず立ち止まる)
キーン「今だ!!てぇええええええ!!!!」
ズガーンズガーン
ズガーン
(ボウガンを速射発砲させながら自陣の外周を駆け回る猫騎馬兵達)
ベナッツォーリ「!!」
ドガアアアアアアアアン
(油断した騎士団兵達に次々と砲弾が当たり、周囲に爆炎をもたらす)
騎士団兵「ぎゃあああああああああ!!」ゴオオオオオオオオオ(瞬く間に炎に包まれていく騎士団兵)
ベナッツォーリ「なっ・・」
騎士団兵「焼夷弾です!!はっ」
ヒョウウウウ・・・・・・・ン
(耳障りな飛翔音を立てながら湾曲に急降下してくる砲弾)
騎士団兵「危ない!!」ドン(馬ごとベナッツォーリを強く押す)
ベナッツォーリ「くっ・・!!」ズデェーーーーン(落馬する)
ドゥオオオオオオオオオオン!!
(それと同時に目の前は一瞬にして爆炎に包まれる)
ベナッツォーリ「・・・・!!」ガシッ(盾を構え流れてくる炎を制御する)
ゴオオオオオオオ・・・・・・!!
ベナッツォーリ「・・・・・・・・」ちら(盾を静かに下げ、視界を確認する)
ボオオオオオオ・・・!!
(さっきまで見事な陣を形成していたはずの頼もしい騎士団達の姿はそこにはなく、視界に映るのは辺り一面に広がった灼熱の昇炎地獄であった)
ベナッツォーリ「・・・・嘘・・だろ・・・」ガクン(両膝をつく)
ぎゃああああああああああ・・・・・・
(全身を炎に包まれ千鳥足で散会していくのは、さっきまで志を共にした無数の部下達)
ベナッツォーリ「・・・思い出したよ・・・・こいつらの前身、ジャック・ルー隊が討伐軍を散々に打ち負かした挙句、皆殺しにしたってことをな・・・」
ゴオオオオオオ・・・・
(全身炎に包まれ、助けを求める様に手を広げて近づいてくる騎士団兵)
ベナッツォーリ「これが・・・誇り高き聖戦だって?」
ゴオオオオオオオ・・・・・・・・・・ズシャーーーーン・・
(一層猛る炎と共に地面に崩れ落ちる騎士団兵)
ベナッツォーリ「なんなんだ・・・・一体何だっていうんだ!!」ガシャーーーン(盾を放り投げる)
「これが我がフェイリンメイリン国と死活を争うという、最も現実的な姿だ」
ベナッツォーリ「!!」
ゴオオオオオオオ・・・・・・!!
(燃え上がる猛火の中からゆっくりと姿を見せる猫騎馬陣営。その中央先陣で腕を組みながら騎乗する巨漢の赤虎猫。身に纏う漆黒の武者ネコ装備が炎に照らされ神秘的にすら見える)
ぎゃあああああああああああ・・・・!!
(逃げることもままならない全身炎に包まれた重騎兵達を容赦なく追撃する猫騎馬兵達)
ベナッツォーリ「・・・・・・・・・・・・・」(猛る炎に照らされながら、その地獄絵図を黙って静観している)
オステルマン「受け止められぬのも無理はない。だが、これはお前の脆弱した思考力が齎した確たる戦果。相手が獣人種だからと見下したその傲慢な気質こそ、貴様等人型が生まれながらに有した絶対的な欠陥だ。恨むなら、その形で生まれたことを憎み、我ら猫族と偉大なる大陸を畏れながら死に絶えるといい」パカラッパカラッ・・・
ベナッツォーリ「・・・・・・殺せ・・・・」ガクッ・・(両膝をついたまま俯く)
オステルマン「甘い騎士道精神が打ち砕かれたか・・・いいだろう。誰か剣を与えよ!」
キーン「ハッ」
ぺっ(片手に持っていた長剣を無造作にベナッツォーリの膝元に投げ捨てる)
オステルマン「己の傲慢を悔やみ、我が猫騎馬隊の英姿を見ながら自害することを許す」
ベナッツォーリ「・・・・・・・・・・・」ボオオオ・・・・(炎に照らされながら虚ろな目で地面に落ちている長剣を見つめる)
ドドドドドドドド・・・・・・
オステルマン「む・・・」
ベナッツォーリ「・・・・・・騎馬隊・・・・行軍音・・・」ボオオオ・・
キーン「総司令官!!あれを!!」
ドドドドドドドド!!
(エリア一面を立ち込める硝煙の中、見えて来たのは後退をしてくる猫騎馬隊の姿であった。前衛にカレンの姿は見えず、見るからに品の悪そうなモヒカンのメラルーが軍を率いてくる)
ドラモンド「どけどけどけどけぇええええええええ!!!!」ドドドドドド
オステルマン「なにがあったぁあああああああ!!!!」(背景の炎に負けじと激憤する赤虎猫)
ドドドドドドドドドド!!
(オステルマン隊に接近してくるカレン猫騎馬隊)
ドラモンド「てめぇら援軍かぁ!?撤退しろぉおおおおおおお!!」ドドドッドドドッ(騎馬隊の先陣をきりながらオステルマン隊に向かって叫ぶ)
オステルマン「説明しろ!!」
ドラモンド「んだてめぇ!!偉そうな口を・・って・・・オステルマン最高司令」ヒヒ~ン
(荒ぶる馬を急停止させる。背後の猫騎馬隊も急ブレーキをかけ立ち止まる)
オステルマン「何故ゆえに撤退か教えろ!!カレン=アレンはどうした!!」
ドラモンド「ヘ、ヘイ姐さんは俺たちを逃がす為、単騎で殿を努めて・・・・」
ドドドドドドドドドド!!
カレン「あははははははっ!!総司令官じゃないか!!悪いが挨拶抜きで行かせてもらうよ!!」ダダダッダダダッ(所々に矢が突き刺ささり、ボロボロに消耗しきったアグナネコ装備を纏いながらオステルマンの横を颯爽と満面の笑みを浮かべ通り過ぎて行く。慌ててその後ろをついていくドラモンド達)
オステルマン「待てぇええええ!!カレン=アレン!!」バッ(過ぎていくカレンの方を力強く振り向く)
カレン「司令官同様、あちらさんにも援軍が到着した故、撤退の判断をしたまでです♪」パチりん(騎乗で振り向きざまにウィンクしてみせる)
オステルマン「援軍・・・・」
キーン「総司令官!!前方を!!」
オステルマン「・・・・・・・・」ちら(訝しげに前を見る)
バベーーーーーーーーン!!
(オステルマン隊の前にはいつの間にか隊列を組んで立ちはだかる騎士団陣営の姿が。その中には同じ白銀の甲冑とランスを装備した頼もしい猫達の姿もところどころに見える。更には陣の中央を挟んで左右に小隊長と思われる騎士の姿も確認出来る)
ベナッツォーリ「シェリーナ・・・カッツェ・・・・・二番隊・・・・」(依然とオステルマンの馬の足元で両膝をつきながら、自軍の方を虚ろに眺めている)
シェリーナ「・・・・・・・・・・」(敵を睨みつける凛とした顔つきの女性騎士。アーメットからはみ出るエメラルドグリーンの髪の毛が特徴的)
カッツェ「よぉ~ベナッツォーリ。懺悔するにはまだ早過ぎやしないか?」(スマートな印象を与える金髪の騎士)
猫騎士団「今助けてやるニャ~!!無事フォンロンに帰還して、また一緒にホピ酒をたらふく浴びようニャ~!!」
ベナッツォーリ「あいつら・・・・」
キーン「ギルドの飼猫になることを選択した恥知らず共が・・その愚行が全大陸の同族に、オトモなどという汚辱的なレッテルを貼らせていることに何故気づかん・・!」
ベナッツォーリ「その劣等感があんたらのレイシズムを生み出してるのさ」
キーン「・・・なんだと」スチャ(刀を向ける)
ベナッツォーリ「あいつらは俺たちと同じ、誇り高き神殿の騎士団なんだ。見ろよ。その証拠にこの窮地だってのに笑ってやがらぁ」
猫騎士団「♪」にっこり(人型騎士に紛れながら微笑む凛々しい猫騎士達)
ベナッツォーリ「ほんとに・・・大馬鹿野郎どもだ」ニカッ(その目には涙が浮かんでいる)
オステルマン「総数は?」
キーン「人海戦術ではなさそうです。この数なら我らだけで討てますが、一体何がカレン隊を・・・・ん・・?」(敵陣を考察している)
ずいっ(美しく配列する騎士団陣営の中から中央前衛に姿を見せる、およそこの緊迫した戦場には似つかわしくない鋼鉄のグァーグァーグークが姿を見せる)
キーン「ああ?」
ベナッツォーリ「グークのアイアンメイデン・・」
オステルマン「??」
ファンクーン「私は神殿の騎士団二番隊長、クラーラ・ファン・クーンです!!フェイリンメイリン共和国、宰相補佐官兼、軍事総司令官、ミハイル・オステルマンとお見受けしましたが、どうぞぉ~!?」バビーン!!(グァーグァーグークの下腹部より突き出る両足から「中の人」が仁王立ちしてふんぞり返っていると見て取れる)
キーン「命を賭けた戦を愚弄する気か!!人型めぇええええええ!!」
ファンクーン「え、と・・・はいはい。そう言えばいいんですね?」こそこそ(明らかに中で何か話し合っている)
キーン「ぐぬぬぬぬ・・・・・!!」ぷるぷる・・
ファンクーン「よいかよく聞け(棒読み)!元来戦場とは意思疎通の存在しないもの!!力を持つ者だけが優位に立てる実存主義の完全実力世界という死地において命を対価に己の主義主張を強要する悪しき猫族よ!!(一気読み)すぅ~~~(息継ぎしてる)その邪な専横から水没林を守る為、ローゼンクロイツの名において貴殿らを駆逐致そぉ~~!!はぁ~・・・(露骨なため息)」
キーン「ぬかせ人型め・・!!」じり
オステルマン「待て」
ファンクーン「だが今ここで両軍相まみえれば特をするのは凍土が勢力!!先を見据えた戦略を持っていないのならばかかってくるよろし!!いえ、かかってきなさい!!」バビーーン!!(自軍の前でふんぞり返る)
キーン「殺しましょう」ザッ
オステルマン「安い挑発だ。なぜカレンほどの将が撤退したか、その裏にある策略を見い出せ」
ファンクーン「ベナッツォーリ三番隊長!!」
ベナッツォーリ「・・・・・・・・・・・」ちら
ファンクーン「まだ終わっていません!!アーモンラッシュ将軍と三番隊の敵を一緒に討ちましょう!!」(この言葉は彼女の意志であると聞き取れる)
ベナッツォーリ「クラーラ・・・ファンクーン・・・・・」
ファンクーン「・・・・・・・・」コクコクコク(頷く鋼鉄のグーク)
猫騎士団「・・・・・・・・・」コクコクコク(その背後で同時に頷く猫騎士達)
ベナッツォーリ「そうだ。まだ戦は終わっちゃいない」ガシッ(膝元の剣を拾い上げる)
オステルマン「下手に動けば首を斬る。それを承知なら、その衰弱しきった騎士道精神で斬りかかってくるがよい」
ベナッツォーリ「残念。あんたを殺すのは俺でも・・ましてやグークのアイアンメイデンでもないようだ」にやり
オステルマン「??」
ドシンドシンドシンドシン・・・・・
キーン「地鳴り・・・・モンスターか!?」バッバッ(辺りを見回す)
オステルマン「なるほど。カレン=アレンは誰よりも戦場の異臭を察知する嗅覚を身につけているようだ」
キーン「え・・」
ドシンドシンドシンドシン!!
オステルマン「撤退の準備をさせろ」
キーン「ですが!!」
オステルマン「私が時間を稼ぐ。急げ」ザッ(騎乗したまま一歩前へ出る)
ファンクーン「ユクモに見習い、我が神殿の騎士団も三種共存をここに誓う!!割路!!!!」
バッ
(号令と共に騎士団陣営が綺麗に2つに分かれ、モーセの道を作る)
キーン「なにをする気だ!?」
オステルマン「急げと言った!!キーン!!」ゴイン(背中のエクスキューションを抜く)
ファンクーン「いでよ!!我らが親愛なる友!!マッハベノムさぁ~~~~ん!!!!」くるくるくるくる(その場でくるくる回り出す鋼鉄のグーク)
ドスンドスンドスンドスン・・・・・
(騎士団陣営が切り開いた道の遠くから足音が近づいてくる)
オステルマン「・・・・・・・・・・・・・」ギュリッ(大剣の柄の部分を持ち替える)
ドスンドスンドスン!!
マッハベノム「F×~~~×K!!いやがったぜいやがったぜぇええええ!!不良猫共の群れがなぁああああああ!!」ドスンドスンドスンドスン(口から大量のよだれを出しながら疾走してくるちょっと危なげな毒怪鳥)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
キーン「毒怪鳥・・!!」
マッハベノム「毒に変わってお仕置きだぁ~!!ファッキンキャット~!!」ドスンドスンドスンドスン(前傾姿勢で更に加速していく)
オステルマン「面白い。お相手致そう」スチャッ
To Be Continuedひと読みしたならポチっとな
ランキング参加中なんです!皆様の激アツ一票で応援あれぇ~♪
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はっ!!
4/2(木)0時更新 「作者、ご来訪者14万突破についての感謝の念を述べる」
をお送り致します♪お楽しみにね(ちび○子ちゃんの次回予告の最後の台詞みたくあまい感じで)
ご来訪者数14万突破で感謝の念をのべましょうでしょう☆彡

・・・・・・・・・・・・

ご来訪者14万突破ですって
(二重カウント、管理人のアクセスなし)

そういうわけだからぁ~

ありがたやぁ~♪
うけけけけけけ


さて今日は何門道祝う(なにもんどういわう)のかというと

なんと今年で気づけばあた門道(あたもんどう)も祝5年目。2011春頃からスタートしたので多分5年目というのでしょう。つまり5年門道祝夫(ごねんもんどういわお)なのです


え~それもこれもぉ~、すべてはぁ~、ありがたきぃ~、読者の皆様のおかげなわけでありましてぇ~(ここだけ早口で)、誠にぃ~、ありがたく思うておる所存でございましょ

そんだこんだのおめでたや祝おう会



あたちとたまご~「黄金伝説」

いいですね。たまご


「あたモン」ストーリーモード関連目~エクストラステージ

懐かしいお話ばかりでちょっぴりおセンチに

ありがたやの気持ちと共に今節は・・

あらおしまい
さんきゅうさんきゅう





うおりゃ~!!たまご運んであぼっちぼっち(久々)
そんだこんだで次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!
4/4(土)0時更新 「GO!!Gypceros!!」の巻
をお送り致します♪次回も読もう



「GO!!Gypceros!!」の巻
ドスンドスンドスン!!

マッハベノム「GO!!Gypceros!!fuckin go my way!!」ドスンドスンドスン

オステルマン「キーン!!撤退の準備を急げ!!」
キーン「毒怪鳥ごとき!なんてことありません!!」(と言いつつも身振り手振り汗をかきながら軍を指揮する)
オステルマン「そうであるならばカレン=アレンが対峙している!!確かめるべきは奴がなぜ優勢を捨ててまで撤退したかだ!!」
マッハベノム「GOGOGOGO~!!ギョボオオオオオオオオオオ!!」(両目がぐるぐるアイになってる。誰が見ても完全にイッてる状態)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~

マッハベノム「いくぜぇえええええええ!!!!不良猫ども~~~~~!!」ズドドドドドド

ファンクーン「撤退までの時間稼ぎ、お願いします!!」(すれ違いざまに叫ぶ)
マッハベノム「イエッサぁ~~~~(甲高い声)!!グークのアイアンメイデンさんよぉおおおお!!」ズドドドドドドド

ファンクーン「シェリーナ!隙を見てベナッツォーリさんの救出をお願いします!!カッツェさんはその援護を!!」
シェリーナ「ハッ!!」
カッツェ「ya~♪」スッ(貴族がご挨拶でよくやるお辞儀を騎乗でする)
ファンクーン「あとは・・マッハベノムさん次第です・・!」(と心配するものの顔は実に愛らしい鋼鉄のグーク)
孫星「心配ないね。三番隊失い、敵に推測不能な援軍現れた今、数的不利は必至・・だからこんな時の為、マッハベノム殿呼んでおいたよ。あの人、体内流れる狂走エキスおかげで交感神経系いつも興奮状態ね。未知数の威風発する相手でも、なんら躊躇なく向かっていく。相手推し量るには最適の毒怪鳥ね♪」
マッハベノム「fight or flight!!fight or flight!!fight or flight!!」ドスンドスンドスンドスン

オステルマン「キーン急げ!!」
マッハベノム「ご挨拶だぁああああああ!!」カチーンカチーンカチーン

オステルマン「・・あのモーションは・・・・キーン!!撤退はまだか!?」ザシュッ

キーン「錐行の陣完成です!!いつでも撤退・・・・」ちら(オステルマンの方を振り返る)
マッハベノム「イッツァ~ショータイム!!ライト・ザ・ライトニングで開幕だぁああああああああ!!!!」バッ

カッ
(トサカから強烈な閃光が発せられる)
キーン「うあああああああ!!」(もろに閃光を浴びる猫騎馬兵達)
オステルマン「クッ・・!!」ガシーーーーン

マッハベノム「シェリーナ~~!?今だぜ~♪」
シェリーナ「助かる」ダダダッダダダッ

キーン「ええい!!」パンパン

オステルマン「視界が戻り次第、撤退だ!!いいな!?」ジリッ・・(大剣で前方をガードしながら後ろに向かって叫ぶ)
キーン「ハッ!!」ゴシゴシ

オステルマン「目眩まし・・・そうか・・敵も撤退を考えて・・・ん?」スッ(ゆっくり大剣を下ろし、視界を確認する)
シェリーナ「確かに。人質は回収させてもらった」フッ(騎乗で微笑してみせる緑毛の女性騎士。後ろにベナッツォーリを乗せている)
キーン「いつの間に・・!?」
テゥリィ~トゥットゥッ♪トゥティトゥ♪
テゥリィ~トゥットゥッ♪トゥティトゥ♪
キーン「今度はなんだ!?」
ベナッツォーリ「知らないのか?狩猟者が肉を焼くときや、鍋を作る時に口ずさむ「大陸共通の」メロディーだぜ♪」ちら
キーン「!?」ちら
ピポパポ・ぱ♪ピポパポ・ぱ♪
(実に「重たげ」な鋼鉄のグァーグァーグークを持ち上げ、肉焼き&ぐーく鍋でお馴染みの「あのメロディ」のクライマックスパートを連呼するように吹くファンクーン。遠目だがその髪の色はまろやかなホワイトアッシュをしており、髪型はメゼローリー(リボンは水色)。上半身は純白の水着(インナー装備)で下半身は例のごとく黒のぺたぺたグークを穿いている。頭には本物のグークがアヒルみたいにお座りして乗っかっている)
ベナッツォーリ「初めて見たぜ・・素の二番隊長を・・

カッツェ「なかなかキュートだろ?俺達の隊長さんは」ぽん(いつの間にかシェリーナの横に現れたスマートな印象を持つ騎士が騎乗しながら肩を優しく叩く)
シャキーーーーーーン!!
(ベナッツォーリの体があやしげに光る)
ベナッツォーリ「これは・・・」
シェリーナ「強走効果だ。マレンゴにも働いている」
マレンゴ「ブヒ~ん!!」(鼻息が荒くなった美しい芦毛の馬)
キーン「ふざけた真似をしおって!!」
ベナッツォーリ「おっと。怒る前にもっと一般的な狩猟社会を勉強しておくんだったな。ってなわけで、せいぜいひと狩りを楽しめよ。ハンターもどきの大猫さん」
オステルマン「・・・・・・・・・・・」ぷるぷる(憤激の血を上らせ更に真っ赤な顔になる赤虎猫)
キーン「愚弄する気かぁああああ!!」
マッハベノム「待て待て待て待て!!お前らの相手はこっちだぜ!!ファッキンキャット!!」ドスンドスンドスンドスン

オステルマン「!!」ザッ(騎乗のまま、ハンターさながらに大剣を構える)
カッツェ「退散だ。行こうぜ」
シェリーナ「ああ」タン

ベナッツォーリ「頼んだぞ!!マッハベノム!!」パカラッパカラッ

マッハベノム「あったりめぇ~よ!!俺だって立派なローゼンクロイツの騎士(ナイト)なんだぜぇええええええええ!!!!」ドスンドスンドスンドスン

オステルマン「如何程なものか!!断罪のクレイモアで相手をしよう!!」ブーーーン

マッハベノム「まずは力比べってかぁああああ!?笑わせるぜ!!野良猫さんよぉおおおおおお!!!!」ドスンドスンドスンドスンドスン

オステルマン「ハァアアアアアアアアア!!!!!」ズシャーーーーーーーーン

グオオオオオオオオオオ!!
(大剣から放たれた闘気がまるで意志を持つかの様に、一直線に大地を裂きながら毒怪鳥へと向かっていく)
マッハベノム「こいつは驚いた!!並みのハンター以上の馬鹿力ってかぁああああ!!」しょっぱぁ~~~~~~~ん

ドワアアアアアアアアン!!
(大地で闘気と長い舌がぶつかり合い衝撃波が起こる)
マッハベノム「ウホおおおおおおおおお!?」しょるるるるるる

オステルマン「撤退は!?」ビュオオオオオオ

キーン「一斉射撃!!よいか!!」ザッ

オステルマン「余計なことを・・!!」グン

キーン「てぇええええええええ!!!!」
ドシューーーーーーーーーーン

(巨大な毒怪鳥目掛けて一斉砲弾の嵐)
マッハベノム「なかなかいい刺激だったぜ。舌がビンビンだ・・って、またつまんねぇことしてきやがってまぁ~」
シュウウウウウウ・・・・・ンンン!!
(高い周波数の飛翔音を立てながら向かってくる無数の榴弾)
キーン「いいぞ!!直撃だ!!」
マッハベノム「やっべぇ~・・・って、嘘」にやり
バッ

(大きく両手を広げ胸を突き出す毒怪鳥)
オステルマン「!?」
マッハベノム「我は偉大なるGypceros。汝の過ちを受け入れよう。なんてな」にや
ボヨ~~~~~ん

(ボディに突き刺さった榴弾が弾き返される)
キーン「なっ!?」
オステルマン「知的生命体種ならではの固有特性・・・ただでさえゴムの様に柔らかい質感の外皮を、更に靭やかに、そして強度を高めたのだろう・・だが!!」ダダダッダダダッ

ドガアアアアアアアン

ドガアアアアアアアアアアアン

(弾き返されて落下してきた榴弾が次々と爆発する中、颯爽と馬を走らせる武者猫)
オステルマン「鍛錬ならば私とて負けておらん!!」ガイーーーーーーン

キーン「おおおお!!」ボガーーーーン

ヒョイ~~~~~~~ん

(毒怪鳥目掛けて再度落下してくる榴弾)
マッハベノム「何度やっても同じだぜ!!」バッ

オステルマン「ハァアアアアアアア!!!!」ビューーーーーン

ショイーーーーーーーーーン

(剣圧が榴弾目掛けて飛んで行く)
マッハベノム「あっ。やべ」
ボガアアアアアアアアアアアアン!!
(毒怪鳥の目の前で大爆発が起こる)
マッハベノム「ウップス!!」ジリッ

オステルマン「覇ぁあああああああああああ!!!!」
ドドドッドドドッ

(騎乗で大剣溜めモーションのまま突撃を仕掛ける)
マッハベノム「うっそ!?」
オステルマン「我ら猫族はぁあああああ!!何人にも引けは取らぬっ!!!!!」
バショーーーン

バシーーーーーーン!!
(騎乗しながらその渾身の一撃を振り下ろし、毒怪鳥の股間に喰らわせる)
マッハベノム「ぎゃああああああああああああああああああ


ドドドッドドドッ

(そのまま毒怪鳥の股間をすり抜けるオステルマン)
オステルマン「・・・・・・・・」バッ(前方を確認する)
しーーーーーーーーーーーーーーーーん

(さっきまでそこにいたはずの神殿の騎士団は既に跡形も無く消え去っている)
オステルマン「・・・・・(やはりだ・・敵大将は先ほどの強走効果を全軍に与え、この隙に撤退を命じたか・・)」ヒヒ~ン

マッハベノム「いててててて

オステルマン「・・・・・・(この毒怪鳥を単騎で捨て置いても良いという判断・・・その武に絶対の自信と信頼を抱いている証拠でもあろう)」ザシュッ!!(毒怪鳥の背中に向けて大剣を構える)
マッハベノム「なかなかやるじゃねぇか・・・大野良猫」にやぁ~(不気味に後ろを振り向く毒怪鳥)
キーン「司令官!!我らも共に戦います!!」(毒怪鳥の股間の下の向こうから檄を飛ばす猫騎馬兵達)
オステルマン「なるほど。カレン=アレンめ。私に見極めろというのだな」ギュリッ(大剣を持つに手に力が入る)
マッハベノム「まとめて相手をしてやってもいいんだぜ?」フッ(周囲を確認しながらほくそ笑む)
オステルマン「お前が本当に我らを脅かす烈鬼かどうか・・見定めてやろう」ブン

To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはっ!!
4/6(月)0時更新 「fight or flight」の巻
をお送り致します♪猫武者VS毒怪鳥!!白熱する勝負の行方は!?次回も読もう



「fight or flight」の巻

マッハベノム「fight or flight!!答えは闘争だ!!今度は好きにさせねぇぞ!!どら猫がぁ~!!」ぷんすか

オステルマン「それはこちらとて同じこと。その見上げた闘争本能が、ただの蛮勇でないといいがな」ガシッ

キーン「榴弾の準備はよいな?」ジリ・・
猫騎馬兵「ハッ。いつでも」スチャ(騎乗でボウガンを構える猫騎馬兵達)
キーン「次に毒怪鳥が隙を見せたら、今度は頭部を狙え。スタンさせてしまえば司令官の圧勝だ」ボオオオオ・・・・

オステルマン「・・・・・(キーンめ・・ボウガン隊で再度援護しようというのか。合理的な奴のことだ。火力兵器の向上により、今や古の通例式と化した一騎打ちの実存性の低さを証明しようというのだろうが・・・)」ギュッ(大剣の柄を持つ肉球に力がはいる)
マッハベノム「GO!!Gypceros!!GO!!」ドシン・・ドシン・・(重量感のある威圧的な二足歩行でゆっくり近づいてくる毒怪鳥)
オステルマン「大陸社会の圧倒的な弱肉強食が齎す無慈悲を、逆転してきたのもまた固有の武があればこそ・・必ずしも肉体の大小に気組気迫が等しくなるとは限らん!!いざ!!」ドドドッドドドッ

マッハベノム「それがお前を支える武士道ってやつかぁ~!?だったらこっちはローゼンクロイツの騎士道で迎え討ってやらぁあああああああ!!」ビョーーーーーーーーーン

オステルマン「問答無用!!ここからは互いの気力のみで語り合おう!!」ガシッ

バチ~~~~~~~~~~ン

(大剣ガードで弾き返される先っぽの「まあるい」尻尾)
マッハベノム「いてええええええええええええ


オステルマン「力量も人型の狩猟者と同じだと思うな!!それがお前らモンスターの驕りだ!!」ドドドッドドドッ

マッハベノム「べらべらしゃべり散らかしてるのはてめぇの方だろうがッ!!」ブワッ

オステルマン「!!」
マッハベノム「ちょえ~~~~~~!!!!」ショーーーン

オステルマン「眠鳥の真似事か!!だから鳥竜種というのは!!」ガシッ

グオーーーーーーーン

(大剣をめいいっぱいかち上げて毒怪鳥のキックを体ごとひっくり返す)
マッハベノム「まったくとんでもねぇ猫がいたもんだぜ」ブワッ


オステルマン「自身の視界の狭さを悔いるのだな。傲慢は己の過信を認めない」シュッ

マッハベノム「どうだか。傲慢の超越した先には何が見えるんだ?赤虎」にや
オステルマン「虚無。慎ましさを兼ね備えた、絶対的かつ唯一無二な価値観を持たない、不可侵な心構えだ」ガシッ

マッハベノム「まるでエルダードラゴンの説法を聞いてる様に退屈な時間だ。どうやら、お前さんの仲間もそう思ってるみたいだぜ」フッ
オステルマン「!?」ちら
キーン「てぇええええええええ!!」バッ

ズドオオオオオオオオオオオン!!
(一斉に放たれる徹甲榴弾)
マッハベノム「ホォ~!今度は頭狙いってか!!」
オステルマン「不要なことを・・!」バッ(飛翔していく砲弾を目で追う)
マッハベノム「おら!!やってみれるならやって・・・・」
ショウウウウウ・・・・・ンンン!!
(仁王立ちの毒怪鳥の頭目掛けて一斉に飛んで行く徹甲榴弾の雨)
マッハベノム「ぎゃああああああああああああああ」ブスブスッ



キーン「かかった!!」
猫騎馬兵「起爆します!!」
ドガーーーーーーーン

ボガーーーーーーーーン

バギョオオオオオオオオオオン

(直立した毒怪鳥の顔面で次々と大爆破が起こる)
キーン「どうだ!?」
マッハベノム「・・・・・・・・・・・・・・・」ピヨピヨふらふら・・・(顔面からけたたましいほどの硝煙を上げながらゆっくり後退していく)
オステルマン「・・・・・・・・・・」
マッハベノム「・・・・・・・・・」ボヘッ

ダスーーーーーーーーーーン

(後ろから大げさに倒れる毒怪鳥)
キーン「よし!!」グッ(歓喜の肉球を握る)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
猫騎馬兵「うおおおおおおお!!」(感極まる猫騎馬兵達)
キーン「兵器特性とその数量を活かせば、知的生命体種の毒怪鳥如き恐れるに足らず!!誰か!死んでいるかどうか確認してこい!!」
猫騎馬兵「・・・・・・・・・」ぶるぶるぶるぶる

キーン「擬死行動が恐いのか」
猫騎馬兵「・・・・・・・・・・」ぶんぶんぶんぶん

キーン「馬鹿者~!!それでもオステルマン隊の兵士か~!!」ぷんすか

オステルマン「その必要はない!!」(一同に背を向けたまま遠くで叫ぶ。今度はびっくりする猫騎馬兵達)
カカッカカッ

キーン「あくまでも自ら手を下そうというのか・・・貴様等も司令官の勇姿を見習え

シュウウウウ・・・・・

(顔面から硝煙を立てて仰向けに倒れている毒怪鳥)
オステルマン「あれほどの榴弾を受けたにも関わらず頭部の損傷は一切見られず、気絶効果にも陥っていない・・・・起きろ。下手な演技をそれ以上続ければ、このエクスキューションで首を切り落とすぞ」
マッハベノム「・・・・・・・・・・」シュウウウウウ・・・

オステルマン「・・・・・・・・・・」
マッハベノム「・・・・・・・・・・」シュウウウウウ・・・

オステルマン「分かった。首を落として欲しいのだな」ギュッ
マッハベノム「ちょっとタンマ」(寝たまま喋る)
オステルマン「・・・・・(隙あれば擬死を開放し、接近した私に強襲をかけれたはず・・・それほどのダメージを脳内に受けたという証拠か・・?)」
マッハベノム「・・・・・・・・・・」ゲフッ

オステルマン「・・・・・・・・・・・」
キーン「司令官~!!」ドドドッドドドッ

オステルマン「待て!!それ以上近づくな!!そこで待機だ!!」
ドドドド・・・・・・・
(少し離れた所で停止する猫騎馬兵達)
オステルマン「・・・・・・・・・」スッ(止まった部隊に向け、何やら合図をする)
キーン「・・・・・・・・・」こくり
マッハベノム「・・・・・・・・・・・・・」ぽへぇ~

オステルマン「死んだふりで部隊を懐に近寄らせ、威嚇した後一掃出来るほど、我が部隊は弱くはないぞ?」ちら
マッハベノム「あんたこそ、寝てる俺に砲弾を一斉投下するつもりだろ?」
オステルマン「・・・・・。そのまま寝ているのならばな」
マッハベノム「どちらにせよ、プライオリティはあんた達が握ってるってことか・・・なぜトドメをささない?」
オステルマン「撤退した騎士団はどこまで逃げた?」
マッハベノム「言うと思うか?」にや
オステルマン「そうか。ならば誇り高き騎士道精神をもった毒怪鳥に敬意を払いつつ、憂いを断つとしよう」スッ・・(手を上げる)
キーン「・・・・・・・・」スッ(同時にこちらもボウガン隊に向け合図を出そうとする)
マッハベノム「あ~まただ。また腹の具合が悪くなってきやがった」(天を見上げたまま目を細める)
オステルマン「つまらぬ芝居はよせ。最も、今から本当に楽にしてやるがな」
マッハベノム「いやよ・・これはマジなんだ。胃腸炎がひでぇんだよ。俺の体・・いてててて」(目をつむる)
オステルマン「・・・・・・・・・・」(右腕を上げたままそれを聞き入れる)
マッハベノム「あんたは・・」(寝たまま喋る)
オステルマン「ん・・・」
マッハベノム「あんたは俺を、仲間が逃げる為の時間稼ぎの駒だと思ってるようだが、生憎、うちの軍師はその見た目と違って、常に勝利にこだわる気質があるんだ」ちら(寝たままオステルマンを見上げる)
オステルマン「なに・・?」
マッハベノム「要するに何からしらのダメージをあんたらに与えること・・」ちら(視線を逸らす)
オステルマン「・・・・・・・・・」きょろきょろ(一瞬だが視線を周囲に走らせる)
マッハベノム「それが俺の役目だ!!」
ガバッ

オステルマン「!!」
ボウン!!
(口から毒の塊を天高く吐くマッハベノム)
オステルマン「!?」バッ(ついそれを見上げる)
マッハベノム「ファックオーーーーーフ!!」ショリーーーーン

オステルマン「!!」
ビョウーーーーーーーーーン!!
(弾丸の様に襲いかかってくる尻尾の尾先)
オステルマン「クッ!!」ガシッ

バシーーーーーーーーーーン!!
(馬上からふっ飛ばされる武者猫)
キーン「司令官!!」
猫騎馬兵「将軍!!毒の塊が落下してきます!!」
キーン「!!

ヒョウウウ・・・・・・・ン
(不気味な紫色を施した液体の塊が降下してくる)
キーン「散会だ!!」カカッ

ボシャアアアアアアアン!!
(散会に間に合わない猫騎馬兵達に浴びせられる毒液)
猫騎馬兵「・・・・・・ぎゃあああああああああ!!」(全身毒液を浴び、紫色に染まった猫騎馬兵達が数秒の時間差の後、各々悲痛な叫びをあげる)
バターーン


(たまらず落馬していく猫兵達。同時に毒液を浴びた馬も真横に倒れる)
オステルマン「なんだ・・一体なにが起きた・・」(片膝をつきながら自陣で起きていることを確認する)
マッハベノム「俺様の毒を浴びたのさ」(いつの間にか接近していた毒怪鳥)
キーン「ええい!!応急班!!解毒をしてやれ!!」バッ

猫兵「おい!解毒薬を飲め!!」ガバッ(毒液を浴びた仲間に解毒薬を無理やり飲ませる)
猫兵「・・・・・・・・・・」ゴクゴク・・
オステルマン「毒だと・・・それがお前の言う、我らにダメージを与えるということか?生憎だが、我が兵は全員が万が一に備え、漢方薬やいにしえ秘薬を所持している」
マッハベノム「それが無駄だっての。見てみろよ」
オステルマン「・・・・・・・・・」ちら
猫兵「どうだ?解毒剤が効いたか?」
猫兵「ブバアアアアアアアア!!」(血を吹き出す)
キーン「なんだ!?解毒薬が効かないぞ!!」(同じ症状の猫兵を看てる)
グバアアアアアアアアアア

(至る所で毒液を浴びた猫兵達が吐血しては息絶えていく)
オステルマン「!!」
マッハベノム「効かねぇんだよ。困ったことに俺が吐く毒には、抗体や血清が存在しねぇんだ」
猫兵「ブバアアアアアアア

猫兵「ミャアアアアアア・・・・!!」グバアアアア

マッハベノム「さっき胃腸炎だって言ったのは本当だぜ?ガキの頃によ、腐って死んでるケルビを食っちまったんだよ。所謂食中毒ってやつさ。数日間は腹がいてぇのなんのって、そりゃ地獄だったよ」
オステルマン「・・・・・・・・・・」(話を聞きながら仲間の方を見ている)
マッハベノム「ようやく痛みが落ちついてきてな、動ける様になったんだがよ、それ以来、どういうわけか俺の吐く毒がより強烈になっちまった。それと引き換えに、年中、胃腸炎に悩む羽目になっちまったがな」
オステルマン「やはり・・擬死行動をとっていたのは毒液が届く範囲まで騎馬隊を接近させる為だったのか」ザッ(大剣を片手に立ち上がる)
マッハベノム「その俺の特異体質を聞きつけた旦那・・ラインハルト公は、自ら俺を帝国軍にスカウトしに来てな、こう言ったんだ。俺の毒を大陸の為に使えってな。最初は人の良さそうな世間知らずの人型坊っちゃんが、危険を顧みずに何を言ってやがるって思ったんだけどよ、聞けば聞くほど不思議なもので、旦那の言う綺麗事が理にかなってると思えてきたのさ」
オステルマン「その詭弁を聞き入れたと?」
マッハベノム「旦那の見解によれば、毒化したケルビを食べちまったことで、俺の体内の毒袋に変異型セレウス菌が転移しちまったっていうんだ。むつかしいことはわからねぇが、セレウス菌ってのは食中毒の原因となる菌でな。それが俺のもともと持つ毒と化学反応し、極めて薬剤耐性に優れた芽胞を持つボツリヌス菌を精製しちまってるらしい。旦那はそのボツリヌストキシンを、ゲリョトキシンって名づけたのよ・・」フッフッフッフッ(何故か嬉しそうに言う)
オステルマン「薬剤耐性・・・(それで通常の解毒薬や漢方薬が効かないのか・・)」
マッハベノム「なんでも旦那は大切な人を原因不明のウイルスで亡くしちまったと言う・・そこでだ。俺が体内で作る殺傷性しか長所のない毒液の研究を続ければ、必ず大陸社会で役に立つ強力な抗体や血清が作れるって、ひや汗流しながら必死になって語るんだぜ?ハンターでもねぇ「ただの人型」が、何処ぞと知れぬ狩猟フィールドで、いつ殺されるか分かったもんじゃねぇってのによ。今思い出しても笑えるぜ」しっしっしっしっし(実に幸せそうな顔をしながら笑う毒怪鳥)
オステルマン「それで人型の仲間になったと?」
マッハベノム「その覚悟を見た時に分かったんだよ。俺達も、人間も生きるのに必死なんだってな。俺の体内で作られる、この大陸の生命を殺すことしか出来ない毒も、もしかしたら世の中の為になるんじゃねぇかって思えたのさ。つまりだ。旦那は知的生命体種の毒怪鳥に、生きる目標を与えてくれたのさ。な?笑えるだろ」(涙を浮かべて微笑む)
オステルマン「人型特有の虚妄だ。利益還元の為ならば、誇りすら捨て、人型は情に訴える。そしてそれが一度使えぬと分かれば、容赦なく切り捨てる。それが奴らの常套手段で、奴らの作り上げてきた常識という文化だ」
マッハベノム「あんた、可哀想な猫だな」まじまじ(と目をまあるくして武者猫を見る)
オステルマン「私が・・何を蔑まれる必要がある」
マッハベノム「独りで戦い過ぎちまったんだろうな。心を開くのを恐れちまってる。あんたの強さは他人を信じられない恐怖心と警戒心から構築されてるんだ」まじまじ
オステルマン「まさか毒怪鳥に心配されるとはな・・・だがひとつ訂正してやろう」
マッハベノム「??」
オステルマン「同じイデオロギーの旗の下、共に戦う仲間を捨て置けないのは私とて同じ。この決着は後日・・必ずつけてくれよう」カカカッカカカッ

マッハベノム「逃げれると思ってんのか?」
オステルマン「それはこちらの台詞だ」バッ

マッハベノム「むう・・?」
・・・・・・・・・・・・・・・・
(いつの間にか猫達が危険を顧みず馬から降り、弧を描くように毒怪鳥の前方でボウガンを構えている)
キーン「・・・・・・・・・」ジリジリ・・(自らもボウガンを構え、兵士と共ににじり寄ってくる姿に決死の覚悟を感じる)
マッハベノム「なるほどね・・」やれやれ
オステルマン「毒を吐くと同時にこちらもお前の頭部目掛けて発砲する。先ほどの一斉射撃で確認出来たのは、胴体こそゴム質の肉体に守られているが、頭部は普通種と同じだということ。それと少なからずともダメージを受けているということだ」
マッハベノム「fight or flight・・・共に選択は逃走ってわけか」フッ
オステルマン「また相見えよう。ローゼンクロイツの誇り高き毒怪鳥よ」ヒヒ~ン

マッハベノム「認められたってことで・・・よしとするかな」ふ~む(あの翼で腕組みをしながらそれを見送る)
オステルマン「キーン!撤退だ!」パカラッパカラッ

キーン「よいのですか?」(と言うもののボウガンを構え目線で毒怪鳥を捉えている)
オステルマン「背中を襲えとは教えられていないモンスターだ。だからこそ、知的生命体種と呼ぶに相応しい。いくぞ!」ダダダッダダダッ

キーン「・・・・・・・我らも続くぞ!!」
ジリジリ・・・バッ


(警戒するように後退し、皆それぞれの馬に跨がり一斉に撤退していく)
ドドドドドドドドド・・・・・・・・・
(実に訓練された手際の良さで退却していく猫騎馬兵隊。残った大地には無数の猫達の死骸だけが残る)
マッハベノム「お見事」パンパンパン(独り残された戦地で翼を叩き合わせ敬意を評する毒怪鳥)
To Be Continued



次回の「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事わん!!
4/8(水)0時更新 「たぶんMHFプチ情報系」

をお送り致します♪次回も読んで笑って叫んで歌ってシバイて謝ろう

MHF-G7次回アップテードで登場の新種「始種」登場でしょ♪



次回のMHF-G7アップデート(4月15日実施予定)のプレビューサイトが更新された模様


その中で作者が個人的に気になったのは新種「始種」の登場です。MH世界の二次創作を「お勝手ながら」やらせて頂いている身分の者としては非常に興味津々

ってなわけで「お気になる」お方は↓からご参照を♪

http://www.4gamer.net/games/034/G003450/20150402068/

http://www.mhf-g.jp/preview/g7/pc/


モンスターハンター大辞典 Wiki「ハルドメルグ」
どうです!?これだけあればMHFやってないハンターっ子でもメゼポルタの仲間入り確定!?なんてな!!ぶわっはっはっはっはっはっ歯

と、以前にハルドメルグが何なのか「お勝手に」予想した作者さん。やはり謎の古龍種でした


「なんてなわけ」で作者はハルドメルグも気になるけども、それよりも色がなんだか鮮やかで「お野菜ジュース」の印象を受けるグレアドモスに魅了されてしまいました



はい、そんだこんだで今日もエンディングでぇ~す


ボベぇ~~(ばいばいよ)


そんだら次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはっ!!
4/10(金)0時更新 「はんではんはがふふひゃんをひゃがひてるわへ?」の巻
をお送りたします♪お勝手ながらバンビーノさんのコントのあれを完全耳コピさせて頂きました☆以下にそれを記す
ダンソン フィーザキー
トゥーザ・ティーサーザ・コンサ
ニーブラ(首絞め)
それでもダメだった時のやつ↓
スーザカーザ
キーザコーン
ニーブラ(首絞め)
↓対人用
ニーブラ・コンサ・ニーブラ(掟破りのニーブラ返し)
なんて言ってるか分かってからあのコントをちゃんと見ると、更に面白いです



「はんではんはがふふひゃんをひゃがひてるわへ?」の巻
~ユクモ商店街、キノコ釜飯専門店「禅」
椀方「吸い物できたぞ!!」
煮方「切り干しもだ!!持ってけ!!」
焼方「ちょっと待ったぁ~!!サシミウオの塩焼きの方が先だ!!」
UBU「ちっ・・うっせぇ厨房だな。結論どれから持ってきゃいいんだよ」(こともあろうか調理台の上で足を組んで座ってる)
椀方「馬鹿野郎!このクソ忙しいランチ時に、呑気にそんなとこ座ってんじゃねぇ!!」
UBU「うるせぇわんかた(お吸い物などを作る人。料理全体の味を引き立て調える汁物作りの統括者)だよ。まったく・・」ササッぱくっ
(恐ろしいスピードで手元に置いてあるきんぴらをつまんじゃう)
煮方「食うな!!バカ!!」
UBU「黙ってろ!にかた(煮物を作る人)!!てめぇの細菌だらけのきたねぇ手で作った、あやしげな食い物が危なくねぇか毒味してやってんだろうが!!」プッ(ツバ吐いた。こともあろうか厨房で)
焼方「てめぇ!追い回し(盛り付けなどを担当する雑用係。「ボウズ」「小僧」とも呼ばれる一番低い位)のくせに、なんて口の利き方しやがる!!」シャキーーン(出刃包丁(斬れ味レベルMAX)を構える)
UBU「上等じゃねぇか!やきかた(焼き物や焼き魚、田楽などを作る人)!!あたちがハンターだと知って喧嘩売ってんだろうな!?表出ろ!!大剣でそんなちっせぇ包丁ガードして、てめぇを三枚に下ろしてやるよ!!」ササッぱくっ
(またきんぴらをつまむ。小皿の上には、もはや二三本のきんぴらしか残っていない)
焼方「こっちぁ~村長さんの言いつけで、てめぇみてぇなじゃじゃ馬をまた引き受けてやったんだ!!この神聖な厨房に入れることを有難く思いやがれ!!」ブーンブーン(出刃包丁(斬れ味レベルMAX)を振り回す)
UBU「好きでやってんじゃねぇや!!強制労働だろうが!!訴えんぞ!!揃いも揃って、角刈りみてぇな頭しやがって(というか角刈りそのもの)!!目障りでしょうがねぇ!!」ゴッゴッゴッゴッゴ(調理台の上にある料理酒をかっ食らう)
煮方「あ全部飲んじまいやがった!!なんてことしやがる!!」ビュン
(キャプテンア○リカの盾のごとく皿をぶん投げる)
しょるるるるるる
UBU「いでぇ!!」ごちーん(顎にもろにHIT)
煮方「ユクモがテロ共に占拠されて以来のランチタイムなんだ!!お客さんは「禅」の開店を楽しみにして、みんな腹減らして待ってんだぞ!!」
UBU「にかた・・・」クッ(口元の出血を拭う)
椀方「そうだぞUBU。お前が命を張って村の治安を守ってくれている様に、俺達板前は、お客さんのご期待に応えるのが仕事なんだ。さ、分かったら調理台の上になんか座ってないで、俺達が手塩にかけてこしらえた自慢の料理を運んでくれよ。お前のとびきりの笑顔でな」すっ(手を差し出す)
UBU「わんかた・・・」ぐすん
焼方「だいたい村が占拠されたのは、こいつがどっかほっつき歩いてたからじゃねぇか。村長さんがうちにこいつをよこしたのは、勝手な真似できねぇ様に労働で監禁する為だよ。さっさと罪滅ぼししろ。とんま」
UBU「ファーックせっかく「いいくだり」だったのに、てめぇだけは肉焼き器でじっくり焼いてから殺す!!てめぇが焦げて出す「くっせぇ煙」をてめぇで嗅がせて、いぶり殺してやるよ!!嗚咽したって肉焼き器を「くるくる」回す手を止めてやんねぇからな!!三下クソ板前がぁ!!」ブッ
(サッカー選手並みにすんげぇツバ吐いた)
「そのくらいにしな」むんず(声と同時に狂気に満ちたUBUの襟の後ろを持ち上げるお手)
UBU「ほえ」ぷらんぷらん(持ち上げられて空中でぷらぷらしてる)
親方「休憩いってきな、UBU」(3mくらいはあろうかという大男の板長)
UBU「やったぁ~♪」パンパン(持ち上げられたまま手をたたく)
焼方「親方!!なんでですか!?」スチャ(出刃包丁を構える)
親方「お前ら揃うとすぐ喧嘩して・・・店が回らねぇからだろうがぁあああああああ!!仮にも板長の俺が、お茶配りとか注文とってんだぞぉおおおおおお!!!!」(咆哮大)
ガシャーーーーーーーーーン
(咆哮の音波衝撃で厨房のあれやこれやが割れる。そしてすっ転ぶ椀方達)
UBU「いたちょ、体おっきいから、茶碗とかすぐ割っちゃうんだよね」ぷらんぷらん
親方「さ、早く休憩いってこい」ひょい(UBUを下ろす)
UBU「はいは~い♪」ひょっひょ~(へんてこりんなスキップで厨房をさっさと出て行く。本人曰く「あんまんスキップ」というらしい)
煮方「いちちち・・・あ~あ。せっかく作った料理が台無しだ」
親方「すまん」ぺこり(潔く謝る大男の板長。ねじり鉢巻がしめ縄の様に太い)
焼方「なんでいつも親方はあいつに甘いんですか!!」ダン(落っこちてもうお客さんには到底出すことが出来ないほど「くたびれた」サシミウオを調理台の上に叩きつける)
親方「確かにおめぇの言うとおり、ユクモが占拠されたのはUBUがいなかったからかもしれねぇ。だが、責任はあいつ一人にあるのか?」
焼方「・・・・・・・」
親方「ちげぇよな?テロ共に襲われたのは運が悪かっただけだ。それと同時に村人全員が助かったのは、運が良かったからじゃねぇ。村の自警団であるUBU達の常日頃の用意周到な対策があったからこそ、村は開放されたんだ。それはおめぇも分かってんだろ?」
焼方「・・・・ヘイです」こっくり
親方「ユクモが危険と遭遇して、一番悔しがってるのはUBU自身だ。村長はそんなあいつのやりきれない心と、村人の安堵感を開放する為に、UBUをこの店で働かせることにしたんだ。あいつが村にいることで、みんな心なしに勇気が持てるからだ。それはおめぇ達だって感じてるだろ?」
一同「・・・・・・・・・・」こくり(静かに頷く)
親方「おらぁよぉ、焼方。あいつを本気(マジ)でここに置いてやってもいいと思ってんだよ」(遠くを見つめる大男。ねじり鉢巻がしめ縄の様に太い)
椀方「え・・・」
親方「今はあいつも若いから血気盛んに好きなことをやればいい。だがハンターでもあり村の自警団を務めるあいつに、いつ危険が振りかかるなんて本人も知ったことじゃねぇ。仮にだ。あいつが、UBUが怪我でもして二度と大剣を振るえなくなった時、誰かがあいつの第二の人生を後押ししてやらなきゃならねぇ」
椀方「そうなった時・・・」
煮方「ここ(禅)で・・・」
親方「確かうちには、揚場(あげば)( 揚げ物(天ぷらの事)を作る人)がいなかったよな。あいつはあれでも一応女だ。手先は器用だろうに」
椀方「親方・・・」ぐすん
焼方「やんねぇと思いますよあの気性の荒い女のことだ。少しくれぇ体が不自由になろうとも、手軽な得物抱えて狩猟フィールドに行っちまいますよ」ほじほじ(鼻ほじった。これから料理するというのに)
親方「・・・・・・・・」しょんげり
椀方「バカ!あくまでも仮の話だ!!親方の「優しい板長心(いたちょうごころ)」を無下にすんじゃねぇ!!」ぽかり(焼方の頭ぶった)
客「おい!!いつまで待たせんだ!!」ぬう(厨房にどっかと入ってくる客達の群れ)
客「俺のザザミソ丼まだかよ!!」
客「訴えるわよ!!このとんちき!!」(お腹すいてるからみんな鬼の形相)
親方「すんません」ぺこり
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
~あたちファーム肉焼き場(基本的には一般開放あり。第二第三月曜は定休日)
UBU「え~?ハンターじゃなかったら?」ぎゅりんぎゅりん(十連肉焼き器に色とりどりなキノコをくっつけて回してる)
チェルシー「はいにょ。姫姉ちゃまがハンターじゃなかったら、なにをちていたんだろうって、昨日、パノおねえちゃまと温泉に入ってる時にふと思ったにょだ。にゃあ、パノおねえちゃま」
パノ「お肌ふにょんふにょんです。連日の長湯しっぱなしで」チラリ~ん(ほっぺがてやてやに光ってる)
バルバラ「すっかり美肌になったわね、パノ」(ブルーベリーパフェカラーの頭の上で髪飾り化してるアゲハプリンセス)
アルル「ほんと。つるつるですね。羨ましい」(肉焼き器の横にピクニックシートを敷いて座る一同)
チェルシー「しょんなことよりどうなにょだ?姫姉ちゃま」ぷちんぷちん(雑草を抜いてる)
UBU「ハンターじゃなかったらねぇ・・・なくてもおんなじようなことはしてるよ。きっとね」ぎゅりーん(大きく一回転させる)
チェルシー「同じようなことって?」
UBU「アルル姫とパノさんみたいに・・よ♪」ちんまり(今度はちんまり回す)
チェルシー「ほにょ・・・どういう意味?」
UBU「大陸の悪と戦うのは、別にハンターじゃなくったって出来るってこと。そうでしょ?お二人さん」ぎゅり~ん
パノ&アルル「・・・・・・」(互いにきょとんと顔を見合わせる)
UBU「かたや国を救うため、危険を顧みずにこのユクモへ来た者・・もうかたやは主従を誓う炎王龍と共にユクモへ来た者・・共通してるのは二人共、縁もゆかりもないこのユクモを救うため、砂漠の軍人と戦ってくれたことよ。本当に感謝するわ」ぺっこり(肉焼き器の椅子に座りながら二人に向かって頭を下げる)
アルル「感謝のお言葉は昨日、村長さんのご自宅でたくさん頂きました。どうかお顔を上げてください」
UBU「あたちの農場だって、砂漠のバカどものせいで荒廃したって聞いたわ・・それをアルル姫があたちの為にせこせこと女手一人で、鍬を片手に復興作業に勤しんでくれたってミッチのバカから聞いて・・・嬉しくて泣けるじゃないのさ!お~いおいおい」(大げさに泣く)
パノ「焦げますよ。キノコ」
UBU「いいのよ。こんなもん」ぐすんぐすん(泣きながら肉焼き器を回す)
アルル「あら、どうしてですか?」
UBU「だってこれが「まかない」だっていうのよ?人がクソみたいな中年共しかいない加齢臭くっせぇ~職場で、我慢して働いてやってりゃいい気になってさ。よっぽどあたちののうじょうのキノコの方がマシよ」ぎゅりんぎゅりん
パノ「結構いいやつです。このキノコ」じー
UBU「え・・そうなの?これってよくある養殖の厳選キノコじゃないの?」
バルバラ「ど天然ものです、それどころか。同じ厳選キノコでも香りが格段と良いかと・・おそらくこの渓流の美しい水のおかげだと思われます」くんくん(鼻をおっぴろげて匂いを嗅ぐ)
UBU「へぇ・・・そんな「いいやつ」なんだ、これ・・」まじまじ
チェルシー「パノおねえちゃま達は、大自然豊かなお島から来たにょだ。だから大陸素材にも精通しているにょだ」
パノ「教わっただけです。私なんかは」んべ~(舌を出しておどけて見せる)
UBU「そっか・・あんたゼルベっちゃんと仲良しこよしだっていうもんね。いいなぁ・・古龍のペット・・」ぼそ(いけない一言にびっくりする一同)
アルル「その炎王龍様は何処にいらっしゃるのですか?私・・すれ違いでご挨拶まだなんです。偉大な古龍の知的生命体種に是非謁見したいのですが・・」しょんげり
パノ「ゼルベス様が聞いたらすごく喜ぶと思います。その言葉」
UBU「基本、蔑んだ目で見られてるからね」
チェルシー「ゼルベスしゃんはどうちたのだ?いっちょに帰ってきたにょだろ?」
UBU「先に火山に行ってるって。なんだか気になることがあるみたい」ぎゅり~ん
バルバラ「確か、ユクモを発たれる前にもそのようなことを仰っていました。ねぇパノ」
パノ「自分勝手なだけです。まったくもって」むすぅ~
アルル「気になること・・・一体なんでしょうか・・・」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・!!
(突如自信で地面が揺れ出す)
パノ「おっと」ぽむ(傾いたチェルシーが大きな胸に突っ込んでくる)
「いぎゃあああああああああああああ」(遠く集会浴場の方から例の受付嬢のけたたましい叫び声が聴こえてくる)
UBU「これよこれ。鬱陶しいったらありゃしない」ガタガタガタガタ(揺れながらも一切動じず肉焼き器を回す)
チェルシー「ふんにゅうううううう!」たしっ(そのUBUの足元にしがみつく)
パノ「慣れてきました。なんだか」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・(ピクニックシートの上で正座して揺られてる)
アルル「じきにおさまります」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・・・・
しーーーーーーーーーーん
アルル「ほら♪」ぽん(チェルシーの頭に優しく手を置く)
チェルシー「ふい~」ぷるぷるぷるぷる(首を左右に小刻みに振る。猫みたいに。いや猫だから)
UBU「えらいえらい♪泣かなかったね」ぎゅりんぎゅりんぎゅりん(何事もなかったかのように肉焼き器を回す)
チェルシー「コノハおねえちゃまといっちょにしゅるにゃ。姫姉ちゃまはこわくないにょか?」
UBU「あたちが恐いのは雷とおばけだけよ。それよりアルル姫。火の国でも地震はあった?」
アルル「ええ。ここよりももっと揺れがきびしかったです。きっと震源地が近かったのでしょう」
バルバラ「じゃあ、この地震の震源地も火山である可能性が高いと?」
アルル「はい。国の民はこぞって、火の神がお怒りになられている証拠だと畏怖し、震源地は祭壇のあるジャバル・サマーン山脈の奥地だと推測しています」
チェルシー「ほにょ・・・ちってる?姫姉ちゃま」
UBU「知ってるも何も、その一帯のフィールドは「神界」としてギルドでは認識されているわ」ぎゅっ(肉焼き器を持つ手に力が入る)
チェルシー「ほにょ・・ちんかい・・」
UBU「地震の原因とされる火の神と神界。そして同国に侵入した暗黒団・・はたまた、火山に独自の警戒をみせるゼルベっちゃん。これって偶然じゃ~ないわよね」ぎゅり~~ん(一際大きく回す)
パノ「出来すぎのシンクロニシティです」
UBU「そうね・・・ってことで、はい!エクストリーム上手に焼けましたぁ~♪物騒な話はおしまい。さ、食べましょう~♪」ごいん(ほんわり美味な煙をあげるキノコが連なったくしざし棒を持ち上げる)
アルル「わ!すごいです」ぱちぱちぱちぱち
パノ「極上です。香ばしさがなんとも」くんくん(よだれが出てる)
バルバラ「本当に。綺麗な色に焼きあがって、とても美味しそう」
UBU「はい。どうぞです」ごしょり(くしざし棒から上手にみんなの紙皿の上に焼きキノコを落としていく)
アルル「誠のハンターとは調理術にも長けているんですね・・いい香り♪」
UBU「ひょっひょっひょっひょ!!もっと褒めるべきでしょう」ガッ(こんがりキノコが乗った紙皿を掲げる)
チェルシー「いただきまぁ~す♪」
かち~~ん(皿で乾杯する一同)
~ユクモ集会浴場(AM9:00~20:00 クエスト最終受付時間は19:00)
コノハ「ふえ~ん。もう嫌です。せっかくユクモが平和になったっていうのに、地震なんてばか~!!」た~ん(受付カウンターの上の書類(ハンターが手続きに使うやつとか)を弾き飛ばす)
ヨッコ「大げさなのよ。よっぽどテロリストの方が嫌。それに今日みたいなフルタイム勤務もね」ふん(カウンターに肘をついてる)
コノハ「フフフ。今日のあたしは理想の17時上がりです」
ヨッコ「そっち(受付組)はササユと二人だからいいわよね。こっち(ストア組)はよし子さんが結婚退職しちゃって、もはやあたし一人だし・・って言っても、今は狩猟閑散期の上、ユクモにいるハンターはUBUちゃん達だけだから、好きな時に店開けて、好きな時に店閉める「副業適当スタイル」でいいんだけどね」
コノハ「だからってお店の商品をないがしろにしちゃダメですよ?またいつかみたいに、ギルドの査定委員が来るかもです」
ヨッコ「売れない上に、連日の地震騒動。爆弾なんてとても置いておけないでしょ?全部川に流したわ」
コノハ「プカプカ流れてきた所を、何処かでハンターが拾ってくれればいいですね」
ヨッコ「ハンターっていえば、誰か温泉に入ってなかったっけ?」
コノハ「あ、そういえば・・」ちら
サムソン「地震があったが、みんな大丈夫かぁ~!?」ガバッ(勢い良く浴場の方から全裸で飛び出してくる)
コノハ「ぎゃああああああああああああ」ブーーーーーン
(カウンター後ろにあるかなりでかいだるまをぶん投げる)
サムソン「おわぁ~」ゴロゴロゴロゴロ
(だるまと一緒に集会浴場から出て行く)
おわぁあああ・・・・・・ゴロン・・ゴロン・・ゴロン・・
(おそらく巨大だるまと共に階段を転げ落ちているのであろうと思われる切ない悲鳴が聞こえる)
ヨッコ「あ~あ」
コノハ「はぁ・・はぁ・・・」
ヨッコ「そういえばさ、ギルドの捜査官の人ってもう帰ったの?」
コノハ「はっ」(我に返る)
ヨッコ「ついこの前までサムソンさんと「お湯」してたじゃない?」
コノハ「ベニテス警部補ですね。UBUちゃんと入れ違いで村を発ったみたいですよ。なんでも「一連のこと」を上司に報告しないといけないって」
ヨッコ「へぇ。大変なんだ。でも部下の人達はまだ村にいるみたいだけど?」
コノハ「念の為に、数名残してくれたみたいですよ」
ヨッコ「なるほどね。パトロール部隊ってわけだ。ま、あたしらにしてみればそれだけでも心強いわよ。もう二度とボウガンなんて持ちたくないし」ふん
コノハ「あはははは。結構様になってましたよ?ヨッコさんの初陣姿。肉食系女子が本物の肉焼くんだって♪」しっしっしっしっ
ヨッコ「だぁ~っしゃい(だまらっしゃい)!!ピーピー泣き喚いてばかりの養殖女子よりマシ!!」グン(コノハの撫子装備の胸ぐらを掴む)
コノハ「ひいい」
ぺ~ん(軽くコノハの頬をぶった)
コノハ「あはぁ~ん!!いたぁ~い!!ぶったぁ~!!肉食女子の先輩に殺されるぅ~!!」(頬をおさえ大げさに泣く)
ヨッコ「気が済むまで泣きなさい。うんとね。泣いたってUBUちゃんはおろか、ギルドのパトロール部隊だって色気のないあんたなんかを助けにこないんだから」クックックックッ・・(悪魔)
コノハ「むっ・・あたしは「これから」なんですぅ!!」ぎゅううう
(ヨッコの頬をつねった)
ヨッコ「いてえほら見ろ!みなさぁ~ん!!この娘、やっぱり養殖でぇ~す!!」ぎゅうううう
(より激しくつねるコノハ)
??「どこが養殖だってぇ~!?うちで扱う魚はタンジアからの産地直送ものだぞ!!」
ヨッコ&コノハ「ふぇ?」(お互いに頬をつねりあってる)
椀方「ははははは。なんてな。って、なにやってんだ?お前たち」(集会浴場に「イン」してきた青い板前衣装を纏った謎の角刈り男。ねじり鉢巻が赤い)
ヨッコ&コノハ「だれ?」ぎゅうううう
椀方「・・・・・・。商店街の板前だよ」しょんげり
ヨッコ&コノハ「へぇ」ぎゅううううう
椀方「それよりサムソンの旦那が素っ裸で、だるまにしがみついたまま階段の下で倒れてたが、何かあったのかい?」
ヨッコ&コノハ「しらない」ぎゅううううう
椀方「そうかい・・風邪ひかなきゃいいがな」すりすり(鼻の下をこする)
ヨッコ&コノハ「なんのよう?」
椀方「あ、UBUのやつ、ここに来てねぇか?」きょろきょろ
ヨッコ&コノハ「・・・・・」ちょんちょん(二人して下に向かって指差す)
椀方「ああ・・「のうじょう」か」
ヨッコ「はんではんはがふふひゃんをひゃがひてるわへ?(なんであんたがUBUちゃんを探してるわけ?)」(両頬をコノハに引っ張られながら横目で問う。このタメ口から椀方はヨッコやUBU世代とそんなに違わない年齢であると推察出来る)
椀方「ああ。今UBUのやつはうちで、「禅」で働いてんだよ」
ヨッコ「ふぇ~(へぇ~)ほんひょうはんのひゃからいね(村長さんの図らいね)」ぎゅうううう(より頬を引っ張られながらも、コノハの両頬も限界まで広げ返す)
椀方「そういうこった。労働で監禁でもしねぇ限り、またすぐに出ていっちまうだろ?だからさ」
ヨッコ&コノハ「ふ~ん」ぎゅううううう(お互い向き合って頬を広げあってる)
椀方「休憩を与えたんがよ、その間にUBUのやつを訪ねにきた女性がいてな」
ヨッコ&コノハ「ふ~ん」ぐーーーん(互いに両頬を上にあげる)
椀方「これがまた綺麗な芸妓さんでよ。ああいうのを東方美人っていうんだろうな~」う~ん(実に助兵衛な顔で感慨にふける謎の角刈り男。ねじり鉢巻は赤い)
ヨッコ&コノハ「ひょうひょう?(東方)」むぎゅううう
??「あのぉ~・・・どうどすか?」
椀方「ああ、どうやらここにはいないみたいですぜ、一条青さん」
ヨッコ&コノハ「ひひひょうへい(いちじょうせい)・・?」ちら(頬を引っ張り合いながら入り口の方を見る)
雪左「こんにちわぁ~♪」チロッ(集会浴場の暖簾をかき分け、中に入ってくる美しい芸妓さん)
ヨッコ&コノハ「ワオ」(見とれてお互いに頬を離した)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードのご予定はっ
4/12(日)0時更新 「偶然、或いは必然のエンカウンターなのかなんなのか・・」の巻
をお送り致します♪先日の「急にさぶくなった2日間くらい」でなんか風邪っぽくなった作者所謂「はなじる」が止まりません。あんた達(あたたかいあたモン読者の皆様)は体調管理は万全でしょうか?笑っちゃう
だから次回も読もう♪
「偶然、或いは必然のエンカウンターなのかなんなのか・・」の巻
~あたちファーム(肉焼き器のメンテナンスは第二木曜日に実施)
ちゅんちゅん(ほのぼの陽気の中、ピクニックシートを広げ募る女子四人(ひとりは幼女猫)。皆、手に紙皿を持っており、その上に乗ってるあつあつの激アツキノコを食している)
チェルシー「あっちぃにょだ」ふうふう
(猫舌。それを隣で見てほくそ笑むパノ)
アルル「とっても美味しいです。UBUさんはお料理上手なのですね」はむはむ(激アツキノコを慎ましく箸で食べてる)
UBU「うひょ~ホッホッホッホ!!もっと下々に聞こえる様に言ってやるべきでしょ」あ~ん(キノコを丸呑みする)
パノ「ほんとに。美味極まりないです」がじっ(見るからに丈夫そうな歯で食いちぎる)
UBU「うけけけけけけけけけけ!!もっと褒めるべきでしょう。ねぇ、ところでパノさんって、ぶっても痛くないんでしょ?」あむあむ(キノコを喰らいながら問う)
パノ「誤解招きます。その質問」あむあむ(上手に両手でキノコを持って食べてる)
アルル「なんでもテロリストの銃弾を受けても平気であったとお聞きしました」はむはむ(慎ましくキノコを食す)
チェルシー「しょうなにょだ。あの時は本当にパノおねえちゃまが死んぢゃったかと思ったにょだ」ふうふう(全然冷めない)
パノ「ええ。まぁ」あむあむ(無関心な顔してキノコをかじってる)
バルバラ「先天性無痛無汗症の一種だと、同じ島に住む竜人族の方が仰っていました」
パノ「突然変異です。先天でなくて」ぶち~ん(頑丈な歯でキノコを食いちぎった)
UBU「サムソンのおっさんから聞いたよ。あんたの体内にはゼルベっちゃんの血が流れてて、そのおかげで驚異的な肉体になったんだろうって。いいなぁ・・古龍の点滴・・」(またいけない欲望を口にした)
チェルシー「姫姉ちゃまはこれ以上元気になったら困るにょだ」おほほほ(と笑う他の一同)
UBU「知的生命体種の古龍の血・・・・これから争奪戦になるのか否か・・・すべてはギルド次第ね」ぼそ
パノ「??」ぱちくり
UBU「それより本当にぶっても痛くないの?」
パノ「嫌です。何にもしてないのにぶたれるのは」ぷんすか
チェルシー「でもあたちがぎゅうって太ももを肉球でつねった時や、肉球でおもいっきり頭をぶった時は痛いって言ったにょ」(あんたそんなことしたの的な顔で我がオトモを見下ろすUBU)
パノ「衝撃はあります。骨伝導」あむあむあむあむ
アルル「振動が嫌なのですね」
バルバラ「それと私生活にもいろいろ問題があるのですよね、パノ」
チェルシー「ほにょ?どういうことにょ」
パノ「痛くないから・・・痛くないからあれやこれやの所作をする時の加減を調整するのが・・大変なんです」(突然さも被害者っぽく語りだす)
チェルシー「でも怪我してもすぐ治るからいいにょだ。こにょ」むに~(指でパノの顔面をむに~っとする)
UBU「無痛&神速の回復速度かぁ・・・やっぱり羨ましい~!!」むき~
パノ「いいものじゃないです。そんなに」
UBU「謙虚の姿勢!!この!!」がじっ(パノの頭かじった。慌てて飛ぶバルバラ)
アルル「あ」(その光景にびっくりする常識人)
パノ「あ~いたいいたい」フフ(頭かじられながら実にいやみったらしい顔でほくそ笑む)
アルル「あわわわわわ」(普通の人のリアクションはこれ)
バルバラ「UBUさん、休憩時間はまだよろしくって?」ひらり(チェルシーの頭に止まる)
UBU「あ」がぽん(頭かじるのやめる。よだれがついて実に嫌そうな顔するパノ)
アルル「私も後で拝見します。釜飯というのも食べてみたいです♪」
UBU「そっか。普通のお姫様暮らしじゃ、釜飯なんて食べないか。それが当たり前よね」
パノ「む。どういう意味です?普通のって」
UBU「む。なんでもないわよ」ぷい
パノ「むむ。なんです?はぐらかして。あからさまに」じー
UBU「むむ。嘘よ」ぷい
パノ「むむむ。それじゃまるで普通じゃないお姫様暮らしをUBUさんが知ってる様な言い分ですが」じじー(顔面をUBUの横っ面ぎりっぎりに接近させる)
UBU「むむむ。なによ急に早口で。知らないわよ、そんなの」ぷいぷい
パノ「むむむむむ」
UBU「むむむむむ」
チェルシー「ほにょ・・・」(口を開けて変な大人の女性二人を見上げてる)
アルル「あ、あの、いつまでお店で働くよう村長様に言われたのですか?」
UBU「うち(クルセイダーズ)のみんなが村に帰ってくるまで。ほら、あんなことがあって間もないでしょ?あたちがいるだけでも村人が安心するから、しばらく大人しくしてろって。サムソンのじじいまで都合よく同意しやがってさ。村が占拠された時、てめぇが役に立てなかったから、あたちにあてつけようとしてるのよ。なにさっての!!」あ~ん(残りのキノコを丸呑みした)
アルル「ヨッコも感謝していました。UBUさんはいないのに村を救う手立てをしてくれたと」にこ
UBU「あたちはなんにもしてないわよ。村のみんなの勇気と忍耐力、それに寛容力と結束力の賜物よ」
バルバラ「他の皆様は何処に?」
UBU「水没林。解放戦争があったのは記憶に新しいでしょ?」
アルル「はい。ニャンゴラ解放戦争ですよね」
UBU「そっ。戦争の元凶となった、今はフェイリンメイリン共和国と称している猫族の軍隊とちょっと因果があってね・・・うちの子達は必死になってそいつらの侵攻を食い止めようと、もうずいぶん長いこと水没林に行ったままなの」
アルル「解放戦争は終わったのでは?」
UBU「終わっても尚、そいつらの侵攻は止まらない。それどころか各地で反勢力同士による戦いを引き起こし、その隙に水没林を我が領内にしようと目論んでいる悪い猫がいるのよ。うちの子達はそいつが仕掛ける虐殺から、水没林に土着する先住民や獣人族を匿ってるの。陣取った場所から後方に最後の集落があってね。そこに戦争被害者の多くが在住してるわ」
アルル「最後の・・・フェイリンメイリン国の軍勢はそれほどまでに脅威的なのですね・・」
UBU「解放戦争の時に砂漠の艦隊も参戦したからね。水没林のなんの罪もない獣人種を殺めて、あたちをここ(ユクモ)から引っ張りだそうとしたのよ」
パノ「なぜして?ですか」
UBU「簡単。砂漠のヴィランに貸しを作ったから♪」
パノ「報復。ですか」なでなで(ちょっとこわそうな話を聞いて怖じけてるチェルシーの頭を撫でてやる)
UBU「ユクモを襲ったのはそれとは関係ないみたいだけど、一部の兵隊はそれもあったみたいね。今回は無事に終わったから良かったけど・・・今度ユクモに手を出したら絶対に許さない」(その顔に揺らぎはない)
アルル「・・・・・・(やはりこの方の原動力となっているのは強い信念と決意・・・私も見習わなくては)」きゅむ(胸のアミュレットを強く握りしめる。その決意の表れを見逃さないパノのいやらしい視線)
バルバラ「では現地の方々を守る為に、クルセイダーズの皆様は水没林に駐屯しているのですね」
UBU「んだ」こくっり(こんな大事なところでふざけた返答をして強く頷くUBUを蔑む様な目で見るパノとチェルシー)
アルル「UBUさんとは別にもう一方、行方不明者がいると・・ちょうどUBUさんが帰ってくる直前です。この農場で龍之さん達から聞きました」
UBU「みたいだね。鉄平にも会って話すことがあったんだけど・・あたちとすれ違いだったみたいだね」
アルル「なんでも龍之さんの婚約者の方がフェイリンメイリン国にいたと・・」
UBU「フラワーさんを猛豚君のお嫁さんにっていうんでしょ?馬鹿みたい。きっと理由があるはずよ」
チェルシー「鉄平おにいちゃま・・・かわいしょうなにょだ」しょんげり
UBU「大丈夫。鉄平なら必ず花嫁を救出して帰ってくる。ゼルベっちゃんみたいにね♪」きゅむっ(チェルシーの猫手を優しく握ってやる)
パノ「??」
アルル「心配ではないのですか?」
UBU「心配。だけど信じてる」にこ
アルル「・・・・・・・・・」
UBU「だからみんなが帰ってくるまで、あたちと一緒に耐えてみせて。アルル・ミール姫」
アルル「はい。あなたとお会いしてひとつ確かになったのは、このユクモに支援を求めにきたのは決して間違いではなかったということです」にこ
UBU「全員揃ったら火の国に直行、一緒に暗黒団を追い出しましょう」にこ(手を差し出す)
アルル「はい!」ぎゅっ(それを両手で包み込む)
パノ「戻るといいですね。早く皆様が」
UBU「それに関してはあたちも自信があるのよ」フッフッフッフ(鼻がヒクヒクいってる)
パノ「なんです?その裏付けとは」
UBU「水没林には帝国軍も出撃してるのよ?フェイリンメイリン国から出撃したいけない部隊を、クルセイダーズと帝国軍で挟み討ちの構図ってわけ。そうねぇ・・あたちの予想なら・・・そろそろ落ち着く頃じゃないかなぁ~」(空を見上げて答える)
アルル「分かるのですか?」
UBU「なんとなくね」(嬉しそうに空を見上げ、顔面で降り注ぐ日光を気持ちよさそうに浴びている。その横で主人の真似をして空を見上げるチェルシー)
アルル「戦乙女というのはあなたの様な方をいうのでしょうか。だから種を問わずして、皆、あなたを慕ってくるのでしょう」
UBU「そうでもないよ。こと古龍に関しては、みんな凍土だもん」
パノ「??」
UBU「はぁ~あ。本当なら今ごろ、ラインハルト公と今後のあれやこれやをお話する会合を開く予定だったんだけどなぁ・・・あたちの不都合でドタキャンになっちゃった」
アルル「フィランソロピーで有名なローゼンクロイツ一族・・・出来ればラインハルト公にもお会いして火の国を救って頂きたいものですが・・・懇願ばかりではダメですね」
UBU「それもそうでもないよ」
アルル「と仰ると?」ぱちくり
UBU「本当ならうちにいる「はず」なのよ」(空を見上げながら呟く)
アルル「??」
UBU「そのローゼンクロイツの押しかけ妹と、そのバカ兄貴ってのが」
「こんな所でサボってやがったかぁ~!!」
UBU「ゲッ!この声はわんかた!!」バッ(声のする方を見る)
・・・・・・・・・・・・・・・
(農場に繋がる架け橋の上には、板前の格好をした椀方と、その隣にはユクモにしっくりと馴染む芸妓さんの姿が)
チェルシー「ほにょ?舞妓さんにょ♪」
アルル「観光客の方でしょうか・・・それにしても美しい方ですね」
UBU「椀方の野郎め・・・てめぇこそなに美人連れ込ましてほっつき歩いてんだ!!おめぇみてぇな紀元前から生涯労働階級者に、舞妓遊びなんざ1億8000万年はえ~んだよ!!」(実に口の悪いUBUを怪訝な顔して見るパノとチェルシー)
椀方「うるせえ!!この芸妓さんがお前を訪ねて店にいらしてくれたから一緒に探してたんだ!!そうですよね、一条青さん」にやにや(実にいやらしい顔で隣の芸妓を見る)
UBU「ほえ・・・いちじょうせい・・・」
雪左「はじめまして。UBUはん♪あちきなんかは一条青雪左と申します♪」にこ
UBU「ほえ」
ひゅううううう・・・・・ぴた
(突然、心地よく吹いていた風が止み、大気が一瞬にして張り詰める)
バルバラ「あら・・風が・・・・」
UBU「!!」バッ(辺りを見回す)
パノ「なんです?」
UBU「この感覚・・・・あの時同じ・・!!」(UBUの顔に戦慄が走る)
チェルシー「姫・・姉ちゃま・・?」
ドガァーーーーーーーン!!
(突如、激しい衝撃が大陸の底より突き上がってくる)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(激しい大地の怒号がユクモ村を震撼させる)
UBU「みんな伏せろぉおおおおおおお!!!!」ガバッ(同時にチェルシーの上に覆いかぶさる)
チェルシー「みゃあああああああああ!!」だきっ
パノ「おおおおおおおおお」ゴゴゴゴゴゴ!!(正座のまま大地の振動により激しく揺さぶられるその背後では、巨大な御神木さえも揺れ動いている)
アルル「くっ・・!(これは・・今までの震度とは桁が違う・・!!)」ゴゴゴゴゴ!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(木皿の上のキノコは激しい振動によりこぼれ落ち、シートの上で転がりまわっている)
雪左「いやぁ~~~~なんどすのぉ~~~~~!?」ガガガガガガガガガ(波打つ橋の上で腰を抜かす。その隣では椀方が顎から転げ落ちる)
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
チェルシー「姫姉ちゃまぁあああああああああ!!」
UBU「・・・・・・・・・・・・」だきっ(全身で包むように強く抱きしめている)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
(轟震の爆音の中、村の方から村人の悲鳴が微かに聞こえてくる)
チェルシー「うわぁああああああああああん!!!!」
UBU「大丈夫・・・大丈夫よ・・ほら・・」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・!!
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・!
チェルシー「・・・・・・・・」しくしく
UBU「もういったみたい」
ゴゴゴ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
ひゅうううううう・・・・・
バルバラ「風が戻ってきました。もう大丈夫かと」
パノ「今のは少しだけ。びっくしでした・・」へなん(肩の力が抜けシートの上でへたりこむ)
アルル「皆さん、平気ですか?」
UBU「ええ。もうこわくないよ、チェルシーちゃん」ぽん(頭に手を置く)
チェルシー「みゅうううううう」しくしく(涙を拭う)
ふるふる・・ふるふる・・・
(頭の上で何かが振るえているのに気づくチェルシー)
チェルシー「??」
ふるふる・・ふるふる・・・
(小刻みに震えているUBUの手)
チェルシー「・・・・・・(こわいんだ・・姫姉ちゃまも・・)」
あんぎゃああああああああ・・・・・・・・・・
(集会浴場から例の受付嬢の阿鼻驚嘆が今頃、村中にこだまする)
アルル「集会浴場・・ヨッコ、大丈夫でしょうか!?お店のものが落ちてきたりして、頭を強打なんて・・・私、ちょっと行ってきます!!」
びゅうううううううううん
(ものすごい勢いで爆走していく。道中、橋の上でへたり込んでいる雪左達に会釈して農場を「アウト」していく)
パノ「優しいですね。お姫様は」
UBU「ヨッコなら平気よ。だってお店のもの売れないの分かってるから最近並べてないもの」
チェルシー「・・・・・・・」ぎゅっ(UBUの撫子服の袖を掴む)
UBU「うん。早く火山に行かなきゃダメみたいだね」(遠くを見つめる)
パノ「・・・・・・・」こくり(強く頷く)
UBU「その前に、まずはあっちの要件を聞きましょうか」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・
(着物をはらい立ち上がる雪左。横ではまだ椀方がうつ伏せで倒れている)
UBU「偶然、或いは必然のエンカウンターなのかなんなのか・・う~ん」(腕を組む)
トンコ「UBUにゃ~ん!!大変ニャ~!!」すてててててて(慌てて農場に「イン」してくる)
むんぎゅう(椀方を踏んでいく。悲鳴をあげる謎の角刈り板前)
チェルシー「トンコおねえちゃまにょ・・」
トンコ「大変ニャニャ~~!!」すてててててて(両手を上にあがて走ってくる)
UBU「落ち着いて、トンコさん」
トンコ「ひいひい・・ふうふう・・」(一同の前で息を切らしている)
UBU「今の地震で、なにかあった?」
トンコ「いや、村は無事ニャ」はぁ・・はぁ・・
UBU「じゃあ何を慌ててるの?どっかの家が倒壊したとか。なんてね」おほほほほほ
トンコ「正解ニャ」はぁ・・はぁ・・
UBU「え・・どこのお家?」
トンコ「うちニャ」
UBU「・・・・。それって?」
トンコ「あたちハウス」
UBU「」(一気に三落ち)
チェルシー「まだまだ火の国には行けなさそうなにょだ」(横ですんごい頷くパノ)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!!
4/14(火)0時更新 MHのおゆるい情報とかでしょう
をお送り致します♪寒い!急に!バカ春は一体何処へやらぁ~
そんだこんだで次回も読もう
あったかいもんに丸まって
MHF-G7「超越秘儀 六華閃舞」とMHO(中国)星竜ついにお披露目ですだす☆
はちょらえ~どうぼ。あたモン道作者之助(「あたもんどうさくしゃのすけ」と読む)です。今日も「おゆるい」MH情報を、お春のそよ風に上手に乗せ、あなたの下に送り・・ニーブラァ~!!
そんな「おゆるい」情報を今日は「2つも」ご紹介
まずわMHFから新必殺技「超越秘儀 六華閃舞」を見てみよう
すごいですねもはや無双シリーズばりのエフェクトの派手さ加減ときたら・・賛否両論は古も現代もMHが人気の証拠ってことで「おむつかしい」論議はここではナシ
詳細をもっとよぉ~く見たい方はこちら
4gamer.net様をご参照でしょう♪
http://www.4gamer.net/games/034/G003450/20150409079/
はい次
お次はMHO(中国)からの「おゆるい情報」
公式HPを覗いてみるとなんだか大幅にリニューアルしてました。
MHO公式HP
ベータテストの新クエストが狩猟解禁?(翻訳機での直訳なので間違ってたらコメんなさい)の様で大盛り上がりな感じです
激アツなのは以前より話題になっていたMHOオリジナルモンスターの「星竜」が、ついにお披露目されたことです!
作者だけでしょうか・・MHFのトレーラーよりMHOの方に狩猟心がときめいてしまうのは・・。おそらくMHOはリブート的な要素もあり、基本に忠実(無印、DOSの様なハンターアクション)だからではないでしょうか。コントロールがシンプルだからこそ、単純な回避行動や攻撃モーションに対する追求心が増幅し、次のステージにいくための努力を掻き立てるのです。作者は一昨年無印を体験し、そのシンプルさ故の狩猟恐怖と討伐快感、そして当初の絶妙なゲームバランスに感動を覚えました。MHOのトレーラーで見せているハンターの回避行動に、なんだか「初期の恐怖」がよぎったのは作者だけではないはずです。皆様はどのように感じましたか?
そして気になるのは「星竜」です←こんなんじゃない
もっとデータを知りたい勉強熱心な狩人はこちら公式怪物データ
更に注目すべきは中華的な武将要素が象徴されてるイカした星竜素材の武具です
はいそれこちら星竜装備
特にガールズ装備は土着感を感じさせる豪壮な衣装で、まさに無双シリーズの女性武将の様に凛とした印象を受けます。メンズは如何にもMHらしい顔面のマスク仕様がなんともいつからでしょうかね、メンズのマスクに洋ゲーチックなデモンズスタイルが取り入れられたのは。世界観との時代錯誤を感じさせるギャップ感もまた、MHの魅力なわけで・・(コラボ武具も込みで)
あたモン作者としては、当ブログストーリーモード「カーブーの東方見聞録」をいち早くやり過ぎてしまったかなと少し思うてみたり・・。あの頃に星竜の概略が分かっていれば登場させたでしょうね。今後の展開に期待しましょう
カーブーの東方見聞録はストーリーモードサードステージに・・
☆3rdステージ目次録☆
と、上手に番宣出来た感じで今日はおしまいにしましょうかね
そんなわけで
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皆さんの激アツ一票があたモンの原動力♪
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!
4/16(木)0時更新 「至純な獣戦士の夢」の巻
をお送り致します♪次回もあんまん顔に挟んであっちっちで読もう
「至純な獣戦士の夢」の巻
~水没林、フェイリンメイリン共和国軍グレン・バスター隊幕舎....

バスター「・・・・・・・・・・」デーーーーン!!(と幕舎内の上座席にふんぞり返って腰掛ける鋭利なデザインの鎧を纏った眼光の鋭い筋肉質なゴールド猫)
アダン「・・・・・・・」
イジャラ「・・・・・・・」
ブルーノ「・・・・・・・」(バスターの放つ圧倒的な存在感に肝を冷やしながら軍議の席に座る一同)
猫兵「では軍議を開始する。アダンといったな。進めろ」(見るからにベテラン兵の猫)
アダン「ハッ」
ブルーノ「・・・・・(ついにやったぶる・・・斥候や馬の世話係を経て、一兵卒とはいえ、ようやく軍の一員になれたぶる・・!この機会を活かして更に高みにのぼってやるぶる・・!!)」グッ
アダン「今回皆様にお集まり頂いたのは、我がバスター隊がカレン隊に代わり、ここから南方に位置するクルセイダーズの討伐にあたるにつれ・・」
猫兵「余計な修飾語は我が部隊では不要。結論から申せ」
アダン「ハッ(さすがはオステルマン傘下の中でも精鋭と言われるバスター隊・・・合理的に統率されている)」
バスター「・・・・・・・・・」
アダン「敵陣が敷く垂皮竜の陣、我々はこれをグリーンウォールと名づけ、その攻略法を見つけました」
猫兵「ほぉ・・・申せ」
アダン「・・・・・・・」ちら
バスター「・・・・・・・・・・」(誰の顔を伺うこともなく遠くを見つめている)
アダン「その策については敵陣を間近で考察しておりました我が同胞、イジャラが答えます。さぁ」
イジャラ「・・・・・・・・」ガクガクガクガク(明らかに緊張で全身震えている)
アダン「イジャラさん」
イジャラ「はっ

アダン「皆様にご説明を」
イジャラ「は、は、は、はい!!」ガタン(慌てて直立する)
猫兵「・・・・。始めろ」(怪訝な顔でマヒダケの帽子を被ったメラルーを見つめる)
イジャラ「そ、そ、そ、そんだら俺様・・いえ、わ、私めが偵察しにいき、気づいた点と攻略法を、も、申し上げて頂きますにゃんだ」ガタガタガタガタ(緊張からの冷や汗が尋常じゃない)
アダン「・・・・・・・」ふ~(やれやれ的なため息をつく)
イジャラ「そ、そ、そ、そんだら、敵陣の垂皮竜はその数348頭!む、無造作に群れをなしているのではなく、きちんと配列と序列を与えられ、味方の幕舎前でそれを守る様に長方形の陣を形成してるにゃんだ!」(直立したまま上を見ながら述べる)
猫兵「つまり垂皮竜を指揮している者がいると?」
イジャラ「は、はいにゃんだ!も、問題はその陣中央にどっかりと座り込む、一頭の尾槌竜にゃんだ!!」
猫兵「尾槌竜・・・ドボルベルクか。ということはその尾槌竜は知的生命体種なのか?」
イジャラ「そ、そんだら確証はとれてますにゃんだ!!い、以前にしびれを切らしたカレン隊のいち小隊が、猫騎馬で突撃をかけたところ、その尾槌竜の号令と共に突進してきた垂皮竜の前衛部隊に一瞬にして蹴散らされてしまったんですにゃ!!す、垂皮竜は靭やかな肉厚のある皮膚を持ってるにゃんだ!一度連中が群れを、ましてや陣形を組んで突進を仕掛けてこようものなら、馬の馬力ぐらいでは弾き返されてしまうにゃんだ!!」たらたらたら(意気揚々と喋るも冷や汗がすごい)
猫兵「なるほど・・カレン隊が攻めあぐねていたのはそれが原因か。真っ向勝負が必勝策であるカレン隊ならではの脆弱性だな・・して、どうやってそれを破る」
イジャラ「は、はいにゃんだ!そ、そ、そんだら我らの最大の目的はどこにあるのかですにゃんだ!!」
猫兵「なに?」
アダン「クルセイダーズを無理に殲滅する必要性はなく、カレン隊の当初の目的は、南方に住む人型先住民、および我が配下に降らない同族の排除です。これを達成出来れば、ニャン=ジュスト公も満足して頂けるかと・・・」ちら
バスター「・・・・・・・・・・」
猫兵「うむ・・。クルセイダーズと正攻法で戦い、こちらの兵力を無駄に削っては、後方で騎士団の再出兵を警戒して駐屯してくださっているオステルマン将軍に何かあった場合に援軍を満足に出すことも出来ない・・・そういうのだな?」
アダン「はい。カレン隊が長期滞在と先の戦により疲弊して、ニャー神殿に帰還した今、我がオステルマン隊が最前線の要です。ましてや北の騎士団、南のクルセイダーズと前後を挟まれている状態。中央で南北に切り離した我が部隊のどちらかが殲滅してしまえば、いくらオステルマン将軍であろうとも全軍撤退は免れません。だからこそ最小限の被害でグリーンウォールを突破する必要があるのです」
猫兵「そのグリーンウォールとやらの両脇を密かに抜け、敵陣を強襲することは出来ぬのか?」
アダン「敵陣の両脇は歩くのもままならない水没地帯・・・馬ではとても進軍はおろか、足をぬかるみにとられている隙に、敵のモンスター軍が襲いかかってくるでしょう」
猫兵「モンスターとはなんだ?」
イジャラ「か、確認済みなのは、じ、迅竜、お、大猪、きょ、恐暴竜、そ、そして、銀火竜にゃんだ!!」たらたら(足場がおもらししたみたいに濡れてる)
猫兵「なるほど。地中を行こうとも恐暴竜がいては掘り進む振動音で探知されてしまう・・・上から行こうとも地形が悪い上、まともにやりあえる相手ではない・・・どれか一頭でも敵陣から切り離し、誘い出すことが出来れば・・・」ちら
バスター「・・・・・・・・・・」
アダン「カレン隊もそれを狙い、連日で敵を挑発する斥候を放っておりましたが、まったく動じませんでした」
猫兵「否が応でも集落を殲滅する為には、敵陣を突破する必要があるというのは分かった。で、攻略法とは?」
イジャラ「は、はいにゃんだ!て、偵察中に垂皮竜を統率する尾槌竜と、何やらひしょひしょ話をする猫将を見つけたんですにゃ!おそらくはその猫将が敵の総司令官!つ、つまりその敵将を討てば、我らの勝利は間違いないかと思われますにゃんだ!!」
猫兵「確かにそうだが・・出来るのか?」
イジャラ「はいにゃんだ!!我らの最大の武器は、他種にはない奇策を描ける頭脳と、この優れた四肢にゃんだ!!それを余すことなく使えば、必ずや敵司令官を討つことが出来ましょうにゃんだ!!」(力強く怖じけることなく発声する)
猫兵「その秘策を教えろ」ふむ
イジャラ「まずはお手製の催涙玉でグリーンウォールの機能を停止させますにゃんだ!!」
猫兵「催涙玉・・?」
イジャラ「私めが調合開発した煙玉の一種ですにゃんだ!!硫黄結晶とモンスターの糞、そして火薬を混ぜあわせて発火すれば、そこから出る煙が即席の催涙ガスとなりますにゃんだ!!その天然の催涙剤を素材玉と調合して手投げ玉とするにゃんだ!!これを喰らえばどんな凶暴なモンスターでも、咳やクシャミ、落涙や嘔吐の症状により動きを拘束出来ますにゃんだ!!」
猫兵「確かに敵を煙に巻くことは出来るが、それでは我が部隊も煙を吸うことになるぞ?目や鼻を守る防護マスクを兵士の数だけ発注していては時間が掛かる」
アダン「囮なるわずかな兵が装着する分の防護マスクは確保済みです。問題は如何にして敵を撹乱し、敵総司令官を暗殺するかです」
猫兵「煙が引いた後、動きが麻痺しているであろう敵陣に突撃を仕掛けると?」
アダン「そうです。ですがそれよりも前に敵司令官が逃げてしまう可能性があります。と、ここまでは我が猫族特有の奇策・・そこで今度は先ほどイジャラさんも申し上げた様に、この四肢を使うのです」きらり~ん(爪を出してみせる)
猫兵「・・・・・・・そうか!敵が地上で混乱していている隙に「下」から行くのだな!?」
アダン「そうです。恐暴竜や敵の猫兵が地中を如何に守ろうとも、地上の異変に気づけばそちらに対処せざる得ないでしょう」
イジャラ「そんだらそのときの為に、地中部隊を二部隊に分散するにゃんだ!!」
アダン「ひとつは敵将暗殺隊、そしてもうひとつは先住民の集落を襲う部隊にです」にや
猫兵「うむ・・!!」
アダン「そして敵将を暗殺され統率力を失い、更には催涙玉で弱り切った敵陣を殲滅するのは・・あなたです。バスター将軍」
バスター「・・・・・・・・」(依然として遠くを見ている)
アダン「・・・・・・(ダメか・・?まだ足りないか・・!?)」ぷるぷる
イジャラ「・・・・・・・・・・」だらだらだらだら(サウナみたいに汗をかいてる)
ブルーノ「・・・・・・・・・・・」グッ
バスター「アダンと申したな!!!!」(幕舎内に響き渡る大声)
アダン「ハ、ハッ!!」
バスター「貴様を我が部隊の軍師に任命する!!以下二名は軍師補佐官として、なんとしてもその妙策を成功させよ!!!!」
アダン「ハハァ~!!」ガッ

バスター「以後、残りの将兵は軍師の命令に従え!!命令違反の者は・・・!!」ゴイン

イジャラ「ひ、ひえ~~

バスター「如何なる者でも俺が断罪を処す!!!!」ボガーーーーン

一同「ハハァ~」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ブルーノ「至純な獣戦士の夢・・・・やったぶる・・・また出世したぶる!!」ハハァ~(意気揚々と太刀を掲げるバスターの前でひれ伏する一同に紛れながら熱く呟く)
To Be Continued



そんだら次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはっ!!
4/18(土)0時更新 「革命の亡霊退治」の巻
をお送りしますにゃんだ♪にゃんでも一般的な猫の肉球の匂いは「焦がしキャラメル」の様に香ばしいものもあるらしいにゃんだ



「革命の亡霊退治」の巻
~水没林南部、クルセイダーズ臨時BC....


純平「・・・・・・・・・・・・」スチャ(神ヶ島タイプのライトボウガンを構える)
シュコーーン

純平「・・・・・・・・・・・・」(標的のいない無人のフィールドをスコープで捉えている)
ドスン・・・
純平「・・・・・・」スチャ(音のする方に素早くボウガンを向ける)

グレンジャガー「おいおい。ぶっ放すんじゃねぇぞ


アラン「ははははは。こっそり近づいたつもりだったんだがな。なかなかの忍び足だったろ?鈴木」
純平「だいぶ前から獣の匂いがしてましたよ、アラン隊長のアルコールの匂いもね」スッ(ボウガンを下ろす)
グレンジャガー「ちぇ。つまんねぇ」
アラン「何度も言うが、俺はもうお前の隊長じゃねぇんだぜ?」シュトッ(迅竜の頭の上から着地する)
純平「革命が終わった今でも、あなたが俺とボニーの上官であることには違いありません。好きで呼んでるんですよ」スチャ(再び無人のフィールドにボウガンを向ける)
アラン「そのスコープの標的になっているのは目先の同族かい?それとも未だ消すことの出来ない、革命の灯火か?」シュボッ(マッチで葉巻に火をつける)
純平「・・・・・・・・・・」(黙ってスコープを見つめている)
アラン「猫牢関にいた時からお前さんはそうだ。目の前の大軍より、別の何かに殺気を向けている。その相手が宿敵なのか、はたまた自分に向けてのものなのかは分からねぇがな・・・俺はいつでもお前さんの昔話を聞いてやれる準備は出来てるぜ?」ふかぁ~
純平「酒のつまみにもならない、つまらないものですよ」スッ・・(ボウガンを静かに下ろす)
アラン「だといいんだがな」ふかぁ~
純平「・・・・・・・・・」
グレンジャガー「よぉ、それよりとっておきの情報を持ってきたんだ。知りたいだろ」にやにや
純平「UBUがユクモに帰ってきたんだろ?」
グレンジャガー「ちぇ。知ってたのか」
純平「さっきオルタロス偵察部隊から聞いたんだ。ユクモ開放にUBUの帰還・・・これで2つ、不安解消だ」
アラン「まだまだ抱えてるものがあるぜ」ふかぁ~(空を見上げてふかしてる)
純平「フラワー・・・それにロージーですか」
アラン「・・・・・・・・・・」(曇り空を見ている)
グレンジャガー「フラワーも見つかったらしい。鉄平達が急行したようだぜ」
純平「そうか。なら問題はなさそうだな」
アラン「そういやお前さん、丞相さんとフラワーを探してる途中に砂漠で立ち寄った村で、誰かに捜索の依頼をかけたって言ってたな」
純平「ええ。それが役に立ったかどうかは分からないですがね。あとはカーブーとロージーが戻ってくれば、この人手不足と立て続けに起きたイレギュラーを一掃出来るんだがな」
アラン「革命の時、カーブーが率いていたっていうモンスターの群れはどうしたんだ?全員無念の殉職ってわけじゃねぇんだろ?」
グレンジャガー「普通種の連中はみんな野に返しちまったよ」
アラン「キャッチ・アンド・リリースってわけか。ユクモの自然児、実にカーブーらしいやり方だ」ふかぁ~
グレンジャガー「それでも本人は業が深い行為をしちまったって、今でもボヤいているよ」
アラン「狩人のくせにか?まったくあの兄妹はどこまでお人好しなんだかな」
純平「・・・・・・。心配ですか?ロージーが」
アラン「平気さ。あの子は腕っ節はまるでダメだが、信念だけはバカ兄貴のそれにも負けねぇインテンシティを持っている。そのうち帰ってくるだろうよ・・」ふかぁ~
グレンジャガー「あんたもアルテミスと同じで、カーブー達に付いて行きたかったんだろ?でも姫姉が貴重なうち(ユクモ薔薇十字)の人材を修行の旅になんかオトモさせるなって指令を出したもんだから、付いて行きたくっても言い出せなかった」
アラン「どうだかな・・」ふかぁ~
グレンジャガー「けど安心しろよ。アマテラスのやつが、きっと今頃カーブーとロージーを連れて帰ってくるさ。だから心配すんなって、アランのおっさん」ぽすん

アラン「迅竜ってのは鱗だけじゃなく、情にも厚いんだな」(微笑むグレン)
純平「アマテラス・・・ジェットドラゴン部隊の桜火竜か。確か彼女は特異体質の持ち主だったな」
アラン「へぇ。どんな舞姫なんだ?」
純平「太陽光とそのフレアを「知覚」出来るんですよ」
アラン「知覚?光を「感覚」として体験出来るってのか?」
純平「ええ。アマテラスはフレアの発生機構である、太陽活動領域中に蓄えられた磁気エネルギーを磁気再結合、つまり磁気リコネクションによって、自身の熱エネルギーと運動エネルギーを増幅させることが可能なんです。これにより彼女は通常種とは異なる驚異的な脚力、及び火力を発揮することが出来るというわけなんですよ」
アラン「・・・・・・・。お前さんの博識には感嘆するが、もう少し分かりやすく教えてくれねぇか?」
純平「太陽光を自在にキャッチ出来るせいで、セロトニンの分泌量が異常に多く、非常に活発的なんですよ。同時にドーパミン、ノルアドレナリンも過活動をきたしている為、常時躁状態なんです。いにしえ麻薬やドスコカインを使わなくてもね」
アラン「なるほど。感覚器官がビンビンってわけか

グレンジャガー「だから嗅覚も半端じゃねぇんだよ」
純平「円偏光を視覚として感知することも出来るんで、天空の光の偏極を元にして太陽の見えない曇空であっても方向を間違えずに長距離を飛ぶことができるんですよ」
アラン「蜂と同じか。なるほどな。それなら遠方にいるカーブー達の探索には適任だな」
純平「ひとつ問題があるとすれば、彼女はメラトニン不足の為、不眠不休で睡眠知らずの肉体ではあるんですが、睡眠ホルモンが乱れまくっているので突然の眠気に襲われる体質でもあるということです。一旦そうなってしまうと、彼女の機能はすべて停止してしまう」
アラン「チャージタイムってわけか」
グレンジャガー「そん時のアマテラスは殺したって起きないぜ。死ぬまでひっぱたいてもぐっすりってわけさ」
アラン「なんでクルセイダーズを諸勢力が警戒するのか、改めて分かった気がするぜ。おめぇさんの様な優れた知的生命体種がたくさんいるんだからな」ぽん(グレンのでかい鼻を肉球で撫でる)
純平「まったくです。今も俺たちはグランカッサと垂皮竜の群れ達に守られているんですからね」
グレンジャガー「その群れを陣にしようなんて大それたことを実現した伯爵は何処に行った?幕舎の方にはいなかったが・・」キョロキョロ
純平「グランカッサの所ですよ。なんでも連日にわたって挑発してきた敵猫兵の姿が、二日前から見えなくなったそうです」
アラン「敵部隊に何かあったか・・・帝国軍でも動いたかな」
純平「おそらく。それを確かめにサンダーソニックが空から、ジョーが陸より偵察に出かけました」
アラン「おいおい。二頭もの精鋭を欠いちまって平気か?今襲われたら俺たちしかいねぇぞ?一也達は避難民がいる村に食料を貰いに行ってるしな」
グレンジャガー「ずいぶん心配性だな。それも革命の戦場をリードしてきた、ベテランならではの胸騒ぎかぁ?」
アラン「仮にも同じ軍内にいたから分かるんだよ。旧ジャック・ルー隊の化け猫共の恐ろしさをな」ふかぁ~
純平「フェイリンメイリン共和国と称した、革命の亡霊退治・・・厄介ですね」
??「お~い」
アラン「ん?」
劉珍「ランチを持って来てやったぞぉ~♪」ガラガラガラ

アラン「期待の援軍もあれときたもんだ」(隣でやれやれのアクションをする純平)
劉珍「さぁさぁ!飯だ飯だぁ~♪」ガラガラガラ(一同の下に荷車を引いいてくる。グレンが首を伸ばし、それを見下ろす)
グレンジャガー「なんだよ、飯ってそれだけかよ」
劉珍「贅沢言いなさんなって。お前が食べるこのケルビ肉だって、ハンターでもない避難民の人が危険を顧みず捕まえてきてくれたんだぞ。有難く頂け」よいしょっとな

グレンジャガー「礼には礼をってな。姫姉に教わったぞ。連中を解放戦争から救ったのは他でもねぇ俺達だ。守ってもらうばかりじゃなく、たまには助けてくれねぇとな。持ちつ持たれつつは種を超えた大陸のモラルだ」
純平「まぁそういうな。彼らは戦争被害者だ。武力あるものが匿ってやるのは当然だろ?」(そっぽを向くグレン)
アラン「おう?握り飯まであるじゃんかよ。避難民にキッチンアイルーでもいたか?」じろじろ(荷車に積まれた豪華な食料をよだれを垂らしながら覗く)
劉珍「エリーゼ中尉とフランソワですよ。それにまさひこ君もいますからね。すっかり避難民の人達に溶け込んじゃって、今じゃ立派な救護班兼シェフってわけっすよ。そういえば丞相さん、帰ってきたって?」
アラン「ずいぶん軽いな」
劉珍「僕は最初っから丞相さんが帰ってくると信じていましたからね。彼女のいない分、僕の頭は冴えまくり、猫騎馬隊を攻略する策略をようやくこの荷車を牽引する途中でひらめきましたよ

グレンジャガー「どうせエリーゼ達に指南でもしてもらったんだろ」
劉珍「なっ・・確かに相談はしたが、その提案をまとめたのは僕の功績だ」えっへん
アラン「で、どうするって?飯でも食いながら聞こうや」しっしっしっし(いつの間にか両手におにぎりを持ってる)
劉珍「あ、そっちのガッツチャーハンの握りは僕のですからね。ほんと猫って手が早いんだから・・あれ、鈴木さん。いらないんすか?そのガスマスクじゃ食べにくいでしょ?」ホクホク(のコロコロッケを手に持ってる)
純平「あとで頂くよ。それで?どうやって守りから一転、速攻に移るんだ?」
劉珍「それなんすけどね」しっしっしっしっし
モワモワモワモワ・・・・・・・
(辺りを包むかのように煙が風に乗りやってくる)
純平「ん・・・・」
グレンジャガー「ゲホゲホッ!!くせぇ~!!」
アラン「クンクン・・・おい!みんな口を閉じろ!!吸うんじゃねぇ!!」ガバッ(袖で口を覆う)
劉珍「この煙幕・・垂皮竜の壁の方から!?」バッ(涙ぐみながら同じく袖で口を覆う)
グレンジャガー「ゲホゲホッ!!目がいてぇ~!!」(泣いてる)
劉珍「ダメだ!!目に煙が入って・・・ぐわあああああ!!」ガクン

純平「・・・この症状・・・催涙剤か!!」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
モクモクモクモク・・・・・・
(水没林エリア一面に広がる煙幕。霧の様な煙舞う密林の中、ガスマスクを付けて不敵に微笑むメラルー三匹の姿)
アダン「さて・・・グリーンウォールの崩壊といきましょうか」ガシッ

To Be Continued



ひと狩りひと読みしたらポチっとな

次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は~
4/20(月)0時更新 完全なんにも決まってない

をお送り致します♪寒くなったりあっちくなったりと体調管理が実に「おむつかしい」今日このごろ






今回もMHO(中国の)お気になる星龙ちゃんを見よう♪
うぇりゃ~



どうぼ。ごきげん作者です






なんて作者のしょうもない私事は放っておいて



Names
English:Estrellian
Chinese:星龙(Xīng lóng)
Nicknames:The Princess of the Underworld
Titles
English:Star Dragon
Chinese:星龙
General Information
Species:???(まだ謎)
Weakest to:Water

Habitats:Esther Lake
以上、外国の「The Monster Hunter Wiki」様より一部引用修正


かわいいですね。星竜ちゃん



それ以外の星竜ちゃんの愛らしい姿を見てみましょう


綺麗なグラフィック・・星竜の周囲を舞う紅い蝶々さんが、自分たちの聖域を荒らしに来た人型を警告するかのように、偉大なる隣人を導いてきた・・・と同時に、なんだかモンスターと遭遇した瞬間の戦慄を覚えるショットですね。想像してご覧よ。もしも自分が「適当」に森を歩いてて、こんなグレートドラゴンに出会ってしまったらどうするの?野生のイノブタ




長く美しい尻尾と上向いた羽が特徴的です。今までの竜種にはない、まるでアニミズム崇拝されている精霊竜の様な印象を受けます。そして「チラッと」ハンターを見てます。

ん~って、大好きな蝶々さんに顔面を擦り付けようとする可愛らしい一面も♪大陸生物はみんな仲良し。ギルドを覗いて・・


なんだかこのPVだと、黒くてテヤテヤして、某有名超金属生命体みたいです(映画の方)
こんな可愛らしい星竜ちゃん。日本ではご覧になれないのが実に残念悔やまれます

だいたいグラフィックが綺麗過ぎでしょ


つまんない!!思い通りにならないから、正直つまんない

つまんないから今日はもう・・

おしまい
桃毛獣もMHOに出てますよ




皆様の激アツ一票があたモンを元気にするのです

次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは
4/22(水)0時更新 「道はおらが開けるぶる!!」の巻
をお送り致します♪次回もアンバランデンデレンハンマーカンマーな感じで読もう

「道はおらが開けるぶる!!」の巻
バッ!!バッ!!ガサッ!!バッ!!
(ガスマスクをした猫兵達が薄っすら霧がかった密林内を颯爽と駆け抜けていく)
アダン「はぁ・・はぁ・・!!」ガサッガサッ(茂みをかき分けながら疾走する)
イジャラ「はぁ・・はぁ・・・!!」ガサッガサッ(マヒダケの帽子を被り顔面にはガスマスクを付けている。同じく背後にはファンゴの頭蓋骨をマスク代わりにすっぽり被ったブルーノをはじめ数名のガスマスクをした猫アサシンの姿も)
ダッダッダッダッダッダッダ・・・・
(密林の先に別のエリアが見えてくる)
アダン「・・・・・・・・」シュタッ(木陰に身を伏せながら立ち止まる)
イジャラ「・・・・・・・・」ピタッ(一斉に立ち止まる)
アダン「・・・・・・・・」ちょいちょい(前方に向け、猫指でなにやらサインを出す)
イジャラ「・・・・・・・」コクリ
ひょん!!ひょん!!
(一斉に手投げ玉を天高く投げ飛ばす)
アダン「・・・・・・・・」こくり(皆に向かって頷いてみせる)
モワモワモワモワ・・・・・・
(手投げ玉を投げた先のフィールドが瞬く間に白い煙幕に覆われる)
アダン「・・・・・・・・・」ちら(木陰から顔を覗かせ前方を確認する)
アオオオオオオオオ・・・・・・!!
(煙幕に覆われた前方の水没林エリアから、おそらく数百はいるであろうと思われる垂皮竜の悲痛な鳴き声がこだまして聞こえる)
アダン「ブルーノさん。やっとあなたの出番が回ってきましたよ」にや
ブルーノ「むん!!」ガシッ(重量感のあるブルタクスハンマーを意気揚々と両手で支えながら仁王立ちする。ファンゴの頭蓋骨が実に不気味に見える)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
アオオオオオオ・・・・・!!
(煙幕の中、悶える垂皮竜の群れ)
ブルーノ「突撃ぶるぅううううううううう!!!!」バシャンバシャンバシャン(背後に数名のガスマスクをした猫兵を引き連れながら、足場の悪い水没林の大地をブルタクスハンマーを掲げながら突進していく)
アオオオオオオオ・・・・!!
(視界の悪い先に次第と見えてくる悶絶気味の垂皮竜の群れ)
ブルーノ「道はおらが開けるぶる!!お前たちは更に進軍して、催涙玉を敵幕舎に向かって投げるぶる!!軍を統率する敵将を倒せばこの戦、おら達の勝利ぶるよ!!」バシャンバシャン(ハンマー溜め開始モーションで疾走していく)
猫兵「ハッ!!」バシャンバシャン(皆両手に掌サイズの催涙玉を持って走っている)
ブルーノ「そしてこれが記念すべき・・・・」バシャンバシャン
バショーーーン!!(溜め完了の合図である気迫を全身に漲らせる)
ブルーノ「おらの初陣だぶるぅうううううううううう!!!!」ブルンブルンブルンブルン(ハンマー大回転モーションで突撃をかける)
バギョーーーン
バキーーーーン
バゴオオオオオオン
(催涙ガスで悶える垂皮竜達を旋回しながらハンマーで次々と薙ぎ倒していく)
ブルーノ「ぶらぁああああああああああ!!!!」
ゴシャーーーーーーーーン
(渾身のアッパーモーションで垂皮竜の顎を叩き割る)
ブルーノ「今だぶる!!進むぶるぅうううううううう!!」ビシッ(ブルタクスハンマーを道標の様に振り下ろし合図する)
バシャンバシャンバシャンバシャン!!
(俯瞰図。悶え苦しむ垂皮竜の群れの中、ブルーノが突撃で切り開いた一本道を駆けて行く猫兵達)
ブルーノ「垂皮竜には目をくれるなぶる!!背中の上を飛んで行くぶるよ!!」
バシャーーーンバシャーーーンバシャーーーーン!!(スタンプで前方の垂皮竜を叩き潰しながら尚も道を切り開いていくファンゴの頭蓋骨を被った異形のメラルー)
バッ!!バッ!!
(ブルーノを追い越し、前方の垂皮竜の背中の上を駆けて行く猫兵達)
ブルーノ「撹乱は任せたぶる・・・よっ!!」
ズシャーーーーーーーン!!
(スタンしている垂皮竜に止めの一撃を浴びせる)
アダン「流石はブルーノさんですね。催涙玉という奇襲と、ブルーのさんという豪遊の士の登場により、垂皮竜達は何が起きたのか理解もせぬままに、防壁としての機能を失いました」(密林で待機しながら前方を確認している)
イジャラ「そんだら俺様達も行くにゃんだ」シャキーーーン(両手の爪を最大限に伸ばし光らせるイジャラの後ろでは、セルタス装備の猫兵達が「例の」ドリル式武器を構えている)
アダン「目的はあくまでも敵将の暗殺と、人型集落の殲滅・・・いいですね」
イジャラ「そんだら任せるにゃんだ。地中移動は俺様の最も得意とすることにゃんだ。地中を警備しているモンスターも、きっと地上の異変を察知して外に出ているはずにゃんだ。そんだら一気に人型集落まで突貫するにゃんだよ!!いいにゃんだね!?」(背後で爪を光らせる猫兵に声をかける)
猫兵「イーーーーーーーー!!」(「例の」ドリル式武器を掲げるセルタスネコ軍団)
イジャラ「そんだら潜行開始にゃんだ!!」ぴょーーん(一斉に真上にジャンプする)
モグモグモグモグモグ!!
(頭から地面に突っ込んでいく獣人種特有のあれ)
アダン「頼みましたよ・・・・後はバスター将軍が猫騎馬を率いて到着するのを待つのみ・・」にやり
モワモワモワモワ・・・・・・・
(垂皮竜達は皆、催涙ガスにより気絶している)
ブルーノ「・・・・・・・・・・・・」きょろきょろ
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
(地面が揺れ出す)
ブルーノ「ようやく現れたぶるね」ゴイン(ハンマーを担ぐ)
ドシャーーーーーーーーーン!!
(突如地面より鉄球の様な尾が突き上がり、辺りの垂皮竜を吹っ飛ばす。それを予想していたかのように冷静にバックステップで難なく交わすブルーノ)
ブルーノ「真っ先に催涙ガスと気付き、下に潜っていたぶるか。さすがは知的生命体種の尾槌竜ぶる」シュタッ
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・・
(地面の音が次第に遠のいていく)
ブルーノ「逃げるぶる・・?」(地面を眺める)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・・・・・・
ブルーノ「・・・・・・・・・・・・・」
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・!!
ブルーノ「違うぶる・・・・イジャラ達の潜行の気配に気づいて追跡しようって魂胆ぶるか!!」
ゴイン(両手でハンマーを持ち天高く振りかぶる)
ブルーノ「そうはさせないぶる。おらがセクメーアでは砂竜殺しと言われた程の「釣り」上手だということをお前にも教えてやるぶる」ギュッ(柄を掴む両手に力を込める)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・
ブルーノ「方位、南西35度・・・・震度65・・・・そこぶらぁ~~~~!!」カッ
ドゴオオオオオオオオオオン!!
(全身でハンマーを振り下ろし地面を叩きつける)
ブルーノ「どうだぶる」にやり
・・・・・・・・・・・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
ドシャーーーーーン!!
(慌てて地面に姿を見せる巨大な尾槌竜)
グランカッサ「ぶはぁ~!!」
ブルーノ「おらはハンマーを使って、地中のモンスターにピンポイントで振動衝撃を食らわすことが出来るんだぶる」ザッザッザッザッ・・(悶え苦しむ垂皮竜の群れをぬって歩いてくる)
グランカッサ「お前の仕業か・・・この忌々しい煙もな・・・ゴボッゴボッ!!」
ブルーノ「だいぶ煙は引いてきたぶるが、まだ目を開けることもままならないようだぶるね」クイッ(被っているファンゴの頭蓋骨を強調する)
グランカッサ「それのおかげで平気ってわけか・・ジョーがここにいたら真っ先に突き殺してるだろうな・・ゴボッゴボッ!!」
ブルーノ「安心するぶる。すぐに楽にしてやるぶる」ゴイン(ブルタクスハンマーを構える)
グランカッサ「それはこっちの台詞だ」ゴボッゴボッ(涙目で咳き込む)
ブルーノ「目が痛いぶる?本領発揮出来なければ、おらでもお前を仕留めることは出来るぶる」
グランカッサ「調度いいハンデだ」ゴボッゴボッ
ブルーノ「ほぉ。大した自信ぶる。だが、それがお前らモンスターの増長だということを教えてやるぶるよ。おら達猫族をなめるなぶる!!」
グランカッサ「なめちゃいないさ。ゴボッゴボッ・・俺の仲間にもお前と同じ種族がたくさんいる。許せないのは俺の隣人をこんな目に合わせたことだ」
・・・・・・・・・・・・・・・
(悶え苦しむ垂皮竜の群れ)
ブルーノ「これはほんの挨拶だぶる。そのうち本隊がここに来てこいつらを皆殺しにするぶるよ」
グランカッサ「ゴボッゴボッ!!・・・それじゃあ急がないとな・・・さっき地中を抜けていったのもお前の仲間か」
ブルーノ「そうだぶる。お前たちの総大将と、南方の人型集落を襲撃するんだぶる」
グランカッサ「はぁ・・はぁ・・・そう上手くいくかな?なにせ伯爵はお前らの数倍、頭がいい」にや
ブルーノ「伯爵・・・先の革命で活躍した電光石火の策略家、マクシミリア・ロドリゲスかぶる。惜しい人材だけど、人型なんぞにその知恵を貸したのが過ちだったぶる。その断罪を下してやるのもまた、おら達の務めだぶる」スッ(ハンマーを向ける)
グランカッサ「そうかい。だったら早くはじめようぜ」ゴボッゴボッ
ブルーノ「おらの初陣を飾る一騎打ち・・相手にとって不足はないぶる!!」ブーーン(ハンマーを力強く振り下ろす)
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ちょえら~!!次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?
4/24(金)0時更新 「俺の役目はその悲哀を打ち消すことだ」の巻
をお送り致します♪次回も目をひんむいてお隣さんに聞こえるくらいのでかい声を出しながら読もう
「俺の役目はその悲哀を打ち消すことだ」の巻
~クルセイダーズ臨時BC付近....

モワモワモワモワ・・・・・・・
(霧の様にエリア一面広がる催涙ガス)
バシャバシャバシャバシャバシャ・・・・!!
(視界の悪い煙の中、ガスマスクを付けた五名の猫アサシンが水たまりの大地を疾風の如く走ってくる)
猫アサシン「・・・・・・・・・・・」バシャバシャバシャ(黒い頭巾を被っているメラルー五匹。頭巾のおでこにはよく忍者がつけてる鋲が打たれた鉢巻を巻いている。鋲の型はもちろん「肉球」)
ピタ(一斉に止まり、辺りを確認する)
猫アサシンA「・・・・・・・・・・」きょろきょろ
猫アサシンB「・・・・・・・・・・」ちょいちょい

猫アサシンA「・・・・・・・・・」コクリ
ズキューーーーーーーーーン

(頷いた瞬間、こめかみを撃ち抜かれる猫アサシンA)
猫アサシンB他「!!」バッ(皆その場に伏せる)
バシャーーーーーーン・・・・・
(目の前に猫アサシンAの亡骸が倒れてくる)
猫アサシンB「・・・・・・・・・」きょろきょろ
ズキューーーーーーーーーン

(こめかみに銃弾の痛撃を受ける猫アサシンB)
バシャーーーーーーン
(顔面をその場に埋める猫アサシンB)
猫アサシンC他「はぁ・・・はぁ・・・・・・」(水浸しの大地に俯せ、半身を浸しながら伏せる三名の猫アサシン)
ヒョウウウウ・・・・・・ン
猫アサシンC他「!?」バッ(慌てて上空を眺める)

ボガアアアアアアアアアアン!!
(爆死する猫アサシン達)
モワモワモワモワ・・・・・・・・・
(次第に催涙ガスの煙は引いていき、僅かながら視界が晴れていく)
バシャバシャ・・・
(一人の茶釜スカートを穿いた猫が歩いてくる)

純平「・・・・・・・・・・・・」バシャバシャ・・(片手に神ヶ島チックのライトボウガンを持っている)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(爆死した猫アサシン達を確認する)
純平「・・・・・・・・・・・・」スッ・・・(それを見届け、ライトボウガンを静かに下ろすのだったが・・)
バシャーーーーーーーーン!!
(突如地面より飛び上がってくるセルタスネコ)
猫兵「ウキィ~~~~~~~!!」ギュイイイイイイイン

ズギューーーーーーーン!!
(脇構えで瞬時にライトボウガンのトリガーを引く純平。見事に空中で股間を撃ちぬかれる猫兵)
猫兵「・・・・・・・・・・・」バシャーーーーーーン(顔面から濡れ場に落下する)
純平「これからはパンツを穿くよう、ビーにも忠告しておくよ」フッ(銃口を吹く)
ビャイイイイイイイイイン

カチッ(冷静にスイッチを押してそれを止める純平)
純平「それにしても・・いつからここはキャットシュートエリアになったんだかな」スチャ
ブクブクブクブク・・・・・
(目の前の水たまりからあやしげなブクブクが・・)
純平「まるで得体の知れないUMAだな」スチャ(その方向にボウガンをかざす)
ブクブクブク・・・・・・・
純平「・・・・・・・・・」
ドプン・・・・(と、ゆっくり水面に上がって来たのは、仰向けのセルタスネコ。奇妙なことにマスクだけ着用しておらず、その顔面は猫爪で切り裂かれている)
純平「まさかゾンビじゃないだろうが・・・しかし一体誰が・・」
??「鈴木殿か」
純平「!?」バッ(ボウガンと共に瞬時に振り返る)
??「安心しろ。私だ」(無表情なセルタスネコヘッドの頭だけが水面上に出ている)
純平「・・・伯爵か?」
マクシミリア「ああ。煙幕を催涙ガスと気づいた私は、最前線にグランカッサ殿を残し、すぐに地中へと潜ったのだ。案の定、しばらくして敵兵と遭遇し、三人倒すことが出来た。このマスクはその時に頂戴したものだ」ぬぷん(水溜りから全身を見せる。ボディはいつものペッコネコメイルを纏っているが、実にアンバランスに見える)
純平「さすが電光石火の異名は伊達じゃないな。この敵軍の奇襲をどう見る?」スチャ(向けていたボウガンを下ろす)
マクシミリア「催涙ガスは垂皮竜の陣を機能停止にさせる為だろう」
純平「撹乱が目的か・・」
マクシミリア「グレン殿らは?やはり催涙ガスに」
純平「ああ。劉珍とアラン隊長も一緒にBCで休んでいる。しばらくは起き上がれないだろう。グランカッサは平気か?」
マクシミリア「少しばかりの催涙ガスを吸引したところで問題はないだろう。最も、激しい戦闘は無理だと思うが・・問題は敵の増援だ」
純平「そうか・・この状況を見越して、猫騎馬隊で突撃を仕掛けようというのだな?しかしまだ催涙ガスが残って・・」
ポツン

純平「・・・・・・・・」(上を見上げる)

ザーーーーーーーーーーーーーー
純平「なるほど・・天候を読める軍師が敵にもいるのか」ザーーーー

マクシミリア「催涙ガスで我らを撹乱した後、雨により煙が消失したところに全軍を放つ・・私ならばそうするだろう」カポッ

純平「地中の刺客は俺たちを引きつける為の囮ということか?」
マクシミリア「おそらくは。敵の狙いはこれより南方に位置する避難民の集落。一人残らず人型を消そうというのだろう」ブルブルブル(首を左右に振り雨を弾き飛ばす)
純平「ということは、あなたを襲った地中の部隊は他にも・・」(地面を見下ろす)
マクシミリア「間違いないだろう。先行に地中の奇襲部隊を放ち、猫騎馬で我らのBCを殲滅した後、集落をも襲うという二段構えだ」
純平「・・・・・・・。どうすればいい?指示をくれ」ザーーーーーーー
マクシミリア「幸いにも集落には、昼食を作りに出かけたまさひこ殿や一也殿らがいる。地中からの刺客に関しては問題ないだろう」
純平「だとすれば問題は、ここを抜けていくであろう猫騎馬隊をどうするか・・・何か策があるのか?」
マクシミリア「本来ならば催涙ガスを吸引したグレン殿らと共に、集落へ避難するのが得策・・だが」
純平「??」
マクシミリア「だが、私はどうしても垂皮竜達も守ってやりたのだ」
純平「・・・・・・・・・」ザーーーーーー
マクシミリア「・・・・・・・・・・」ザーーーーーー
純平「意外だな。もっとあなたはマキャベリストだと思っていたんだが・・」
マクシミリア「ユクモの寛大なる空気が、私の気質に変貌を齎したらしい」
純平「フフ・・・いいぜ、付き合うよ。あなたが死んだらUBUが悲しむしな。俺の役目はその悲哀を打ち消すことだ」スチャ
マクシミリア「かたじけない」にこ
バシャーンバシャーンバシャーン・・
(颯爽と猫ダッシュで水たまりを駆けて行く二人)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~

ザーーーーーーーーーーーーーー
アダン「推測通りの雨・・・・催涙ガスで弱った敵を討つ隠れ蓑にもなる。後はバスター将軍の到着を待つのみ・・・」(森林で待機している西洋風の銀色甲冑を全身に纏ったアクエリアス(ニャンコサイズ)使い)
ドドドドドドド・・・・・・
アダン「早いですね。流石はオステルマン軍の精鋭部隊というところでしょうか」
ドドドドドドドドドド!!
(森林の木々を難なく交わしながら到着するバスター猫騎馬隊)
バスター「止まれぇ~~~いっ!!!!」ヒヒ~ン

アダン「ご到着をお待ちしておりました。バスター将軍」サササ・・(頭を垂れ、バスターの馬の下に駆け寄る)
バスター「戦況を述べろ」
アダン「すべては予定通りに。後は将軍が敵部隊を切り裂き、人型集落を壊滅させるだけです」にや(不敵に微笑みながら頭を上げる)
むんず(場上のバスターに猫首を掴まれる)
アダン「??」
ぼすん

バスター「軍師と共に突貫する!!道を阻むものは全て根絶やしにしろ!!!!」ヒヒ~~ン

アダン「ひ~~~

~クルセイダーズBCより南方にある集落....


ガ・ア・ア・ア・ア・ア!!
ボオオオオオオオオオオオ!!
(セルタスネコの群れに黒炎を吐き散らす恐暴竜)
イジャラ「あちぃ~~~~~!!」(頭の黄色いマヒダケの帽子がメラメラと燃えてる)
セルタスネコ「ぎゃあああああああああああ」ボオオオオオオオオ


一也「今のうちニャ!村人を逃がすニャ!!」GOGO!(身振り手振りで逃げ惑う村人を誘導する)
エリーゼ「こっちよ!!早く!!」ワアアアアアアア・・・・!!
イジャラ「くそ・・そんだら簡単に逃してにゃるものか!!」ぱんぱん


ザシュッ(目の前に誰か現れる)
イジャラ「!?」

芋助「部隊長とみた。一騎打ちを申し込む」チャ・・(ニャン鉄剣を抜き正眼の構えをする)
イジャラ「ニィ~~!!」ヘコ~~ん

芋助「・・・・・・・・」じりじり
イジャラ「ニニニ・・・!!」じりじりじり
芋助「・・・・・・・・・」じりじり
イジャラ「ニニニニ・・・・!!」じりじりじり

まさひこ「ガアアアアアアアア!!」びょーーーーーん(飛んできた)
イジャラ「いっ!?」
ドシャーーーーーーーーーーーン!!
(足で踏んづける例の拘束攻撃)
イジャラ「いにゃあああああああああ


まさひこ「うるせぇ暴徒猫!!地面からいきなり現れたと思ったら、俺の大切な屋台に火炎瓶投げつけやがって!!スープ鍋に異物混入とありゃ~、避難民の人達に申し訳ねぇだろうがぁあああああ!!!!」グリグリグリグリ(足をぐりぐりする)
イジャラ「いにゃあああああああああ


まさひこ「おめぇにスピッツこもった激アツスープが作れんのかぁあああああああ!?だったら俺も喜んで、てめぇに誇り高き店長の名を譲ってやるがな!!そんなわけねぇだろぉおおおおおお!!ああああああああん!?」グリグリグリグリグリグリ

イジャラ「ぎゃあああああああああ

まさひこ「待てこの野郎!!弁償もしねぇで逃げんのか!!この・・泥棒猫め!!」グン(片足を思いっきり上げる)
ドスーーーーーーーーーーーン!!
(渾身の踏み込み)
まさひこ「・・・・・・・・・・」ちら(足を器用に上げ、地面を確認する)
・・・・・・・・・・・・・・
(もろ恐竜の足跡がくっきりついた地面にもはやイジャラの姿はない)
まさひこ「ちきしょおおおおおおおおお!!」わなわな(あのちっさい両手を上にあげOHマイゴッドのポーズをする恐暴竜の兄貴)
芋助「刺客はすべて片付けました。一匹逃したところで問題ないでしょう」カチャリ(納刀する)

フランソワ「皆様、ご無事でぇ~

芋助「避難民は退却を?」

ニャ太郎「ああ。一也殿とエリーゼ殿がナビゲートして無事に退避した」
フランソワ「怪我人と子供達は、偵察から帰還されてきたジョー様とサンダーソニック様が背中に乗せて移動したわ」
芋助「そうですか。こっちも片付きました。ほとんどまさひこ殿の活躍があればこそですが」ちら(頼もしい恐暴竜を見上げる。まだOHマイゴッドのポーズをとってワナワナしてるまさひこ)
ニャ太郎「このタイミングで敵が仕掛けてくるとは少し虚を突かれたが・・・伯爵が気になる」
フランソワ「ええ・・ですが今は避難民の安全を図る方が先決です。マクシミリアを信じましょう」
ニャ太郎「影丸さえいれば・・!」グッ(肉球を握りしめる)
芋助「まだフラワー殿の捜索に?」
ニャ太郎「ああ。総帥達と合流すると言っていた」
フランソワ「今は人手が足りません。あなた方までいなくなってしまっては避難民の方が不安を感じます。それに第二波の奇襲がくるやもしれません。今は備えましょう」
芋助「そうですな。では参りましょう。まさひこ殿!」(まだワナワナしてる恐暴竜に声をかける)
ニャ太郎「こんな時、あの方々がいればな少しは楽なのだがな」
フランソワ「・・・・・・。川村様とローズダンテ様のことね?」
ニャ太郎「・・・・・・・・・・」(空を見上げてる)
フランソワ「垂皮竜の皆さんが守って下さっている辺りは雨かしら・・」
ニャ太郎「うむ・・・・」
フランソワ「みんな無事であることを祈りましょう。さ、ニャ太郎」
ニャ太郎「ああ・・・・ん・・」(空の彼方を見つめている)
フランソワ「どうかして?」
ニャ太郎「・・今のは・・・・いや、まさかな・・・」
フランソワ「??」
ニャ太郎「フランソワ。アルテミス殿はユクモ近郊をパトロール中だと言ったな?」(空を見上げたまま聞く)
フランソワ「ええ・・・それがなにか?」(その背後ではぐったりするまさひこを慰める様に、芋助があのデカイ足をポンポンしている)
ニャ太郎「巨星降り立つ・・・・お前の言うとおり、前線は平気かもしれぬぞ」
フランソワ「え・・・?」
ニャ太郎「一雨来るかも知れんということだ。さぁ、急いで避難民の下に行き、食事の続きをしよう」ザッ
フランソワ「??」ぱちくり

To Be Continued


次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は~
4/26(日)0時更新 MHプチ情報系
をお送り致します♪次回もアンバランデンデレンボンバランハンマーカンマーな感じで読もう

ついに狩人とモンスターが共闘の時代へ「モンスターハンター スピリッツ」今夏稼働
ついに狩人とモンスターが共闘の時代へ・・
なんて聞くと「そんな虚構はあたモンだけにしておくれやす


ふふ。ばか

http://www.4gamer.net/games/274/G027497/20150421078/

なんて概要を知れば本家のユーザーもご安心


って、なにが良かったのかはさておき「モンスターハンター スピリッツ」とは「モンハン版ピカっとチュウ




まずわ公式HPより世界観概要を引用..

自然の中でモンスターと共存し協力して狩りを行う種族がいるという
彼らは「共狩り」と呼ばれハンターとモンスターがお互いに助け合い
先祖代々続く「絆」を大切に暮らしていた
そして今日、「共狩り」を目指すハンターが大陸に渡ろうとしている
多くのトモを見つけ
多くのトモを育て
多くのトモと共に強くなる
まだ見ぬモンスターたちとの「絆」を手にするために
この記事を書いてる2015/4/22現在で分かるのはこれだけである。おほほほほ

これを受けた作者個人的は次の様に思うた。
この世界が本家MHと同じ大陸なのかどうかは「あなた次第

であると。たぶん

本当にこれが我々の馴染み深いナンバリングシリーズとフロンティアと同世界のものならば、この「共狩り」という土着的かつ神秘的な「調教術」を、ギルドや王立書士隊が黙って見ているわけがないからだ。同世界の未開拓地だからでは?とも考えられるが、それはすぐに否定出来る。なぜならMHスピリッツのハンターが纏っている武具は、どう見ても旧大陸、新大陸と同じデザインのものであり、少なからずとも他の先進的な文明文化を持つ大陸と交流があると分かるからだ。ならば当然、ギルド管轄区域にもこの土地の信じられない調教術は伝わっていてもおかしくはない。ここでひとつ疑問が頭をよぎる・・。はて・・モンスターとタッグを組んだところで、なにと戦うのか?という疑問である。それは公式HPに記されていた。
「モンスターハンタースピリット」は「モンスターハンター」シリーズ初となる、ハンターとモンスターがタッグを組み、ターゲットとなるモンスターを狩猟する、タッグハンティングアクション
何回モンスター、ハンターとタイピングさせるのかはさておき、タッグチームでモンスターを倒すという、まさにあたモンストーリーモードさながらの共闘なのである。ついにやられた的な作者の落胆はさておき、問題はこの「スピリッツ」の世界が、本当に本家シリーズと同じ大陸ならば「確実に」ギルドはそれを採用するだろう、ということである。
だとすれば当然、ナンバリングシリーズやポータブル、フロンティアでも「共狩り」が実現される日も近く、従来のシステムそのものが崩壊しかねない、「狩猟大革命時代」へと突入することは必至であると仮定出来る。確かに我々の世界でも、古より狩猟における最大のパートナーは犬だといわれている。これをMHの世界に置き換えると、ただでさえ屈強な肉体を持つハンターが巨大かつ獰猛なモンスターと共に、こともあろうか同族であるモンスターを狩猟することとなるのだ。それはもはや「ひと狩り」ではなく、そもそもMHというゲームの醍醐味もなく、本質がない。
本来のMHが持つ醍醐味とは、無印の世界観が示すように、狩人が「シングル」で狂暴なモンスターに挑み、試行錯誤、様々な狩猟戦術を駆使して依頼されたクエストの目標を達成するというものである。その様々な狩猟ドラマを「共有共感」する為に、ポータブル、ドスが生まれ、そして現在のメゼポルタに繋がるのだ。だからこそモンスターと共闘してしまっては、元もこないのではなかろうか・・。
人とモンスターが共闘する「激アツシーン」は、漫画や映画での世界観では最高にテンションが上がるだろう。だが、それをMHのゲームでやってしまっては、もはやそれは皆の知っている「モンハン」ではないのだ。別のゲームなら納得はいく。今回は「かろうじて」オフィシャルであるにしても(正式にはカプコンとマーベラス)、先に述べた様に「ぼっちゃん嬢ちゃん御用達の激アツマシーン」だから、「なんとなく」納得がいく。なのでMHウルトラスの「ひと狩り」離れにもさほど影響はないだろう。だが考えてみて欲しい。もしも、MHスピリッツの「システム」が本家に採用されてしまったら・・・確かにそのシステムを遊んでみたい気持ちはあるのだが、そういう「ライト」なゲームアクションは無双シリーズやDQヒーローズでやればいい。なぜならMHは孤高でストイックでなければならないからだ。
結論。以上の理由から作者はこの「MHスピリッツ」を、一種のパラレルワールドとみなし、本家ギルドには、どうか従来の良さが消えることのない狩猟システムを追求して欲しいと切望する。
だがこうも考えられる。
もしかしたらナンバリングシリーズとフロンティアでさえも、もはや別の世界に思えるのは作者だけであろうか・・?もしや既に知らぬ間に「すれ違って」いたら・・アンジャッシュさんのコントばりに・・
もはやその仮説は提唱されていると言っても過言ではない。現にMHの世界観は携帯アプリ・ソーシャルゲーム、そして来年予定のコンシューマー機向けRPG「モンスターハンター ストーリーズ(3DS)」と、あまりにも手広くなりすぎてしまったからだ。
『モンスターハンター ストーリーズ』発表映像
これに至っては「絵も」全然違うし、完全にモンハンのキャラ、世界観だけを流用した「レプリカ作品」に成り下がってしまっている。「モンハンブランド」をあまり安くして欲しくないのが、MHウルトラスの希望なのだが、稼げる時に稼ぐというのがビジネスの基本・・・これはあくまでも作者個人的な意見だが、今後MH関連の販売数における「社会的狩猟好景気」はあるとしても、かつてのポータブルシリーズ全盛期にみられた「インテンシティ溢れる狩猟的興奮」はもう期待出来ないかもしれない。それはメゼポルタも同じで、他のハンターとの繋がりがあるからこそ依存しているだけであって、それはもはやMHでなくてもいいと思っているユーザーも多いだろう。
作者は3rdポータブルが発売される前から知人に重ね重ね言っていた。新シリーズはリブート、エンジンの再開発をしなければ、一般認知、売上数は伸びるとしても、ゲームとしての本質はそこにはなく、コアユーザーはモンハンにすら触れないだろう、と。
否定的なのではない。期待し過ぎなのだ。だからこそあまりにも熱狂的であった頃の狩猟メモリーを、新シリーズで台無しにしたくないのだ。普及した今だからこそ、改めてユーザー含め、MHの本質を正しく見極める必要があると思う。
なぜ狩人は「ひと狩り」を求めるのか?
その単純明快な欲求にこそ、真実はあるのではなかろうか。
そう作者は思う。思うている

そして今回、何よりもあたモン読者に衝撃を与えたのは、この記事が「ちゃんと」4/22という過去に書かれたものであったという事実だろう。あたモンの中継ぎ記事といえば、やっつけ感丸出しのものが多く、そのほとんどが公開直前に書いたものばかりだからだ。
「作者、今回はやるじゃん

ぐらいの感じで楽しめて頂けたのなら、愛これ幸いしょう

そんだこんだでエンディングでぇ~す♪

今後もMHには期待です♪
ついでに「あたモン」も

GWは久々にアドパ状況を確認しに「イン」してみるかも




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモ~ドはぁ~!!
4/28(火)0時更新 「いずれは」の巻
今年もGWシーズン到来の予感♪予感じゃなくて確実に来ますからぁ~


「いずれは」の巻
ザーーーーーーーーーーーーー
ブルーノ「さぁ!いくぶるよ!!おらの記念すべき初戦の得物はお前で決まりぶる!!」ダシッ(ブルタクスハンマーを構えるファンゴの頭蓋骨を被ったメラルー)
グランカッサ「ゴボッゴボッ・・・そりゃ光栄だ・・」はぁ・・はぁ・・・
ブルーノ「催涙ガスで弱った尾槌竜如き倒せなくては、フェイリンメイリン国の将とは言えないぶる!!お前には悪いが早々に決着を付けてやるぶるよぉおおおおおおおお!!」
ダッシュ(ハンマー溜めモーションダッシュで身の丈の数十倍はあろうかという尾槌竜に突進していくメラルー)
グランカッサ「勇猛だけでは一人前の将とはいえぬぞ・・骸骨獣士」スッ・・(尾っぽを上げる)
ブルーノ「その大口を今叩いてやるぶる!!うぉおおおおおおおおおおお!!」バシューーーン(溜め完了の気迫が全身から弾け散る)
グランカッサ「それはこっちも同じだ」ブン(体を傾け尻尾を瞬時に振り下ろす)
バシャアアアアアアアアアアアン!!
(鉄球の様な尾先に叩きつけられた水溜り一面が激しく水しぶきを上げる)
キラキラキラキラ・・・・・・
(空中を飛び散る水しぶき越しに、ジャンプ回避したブルーノが大きくハンマーを振り上げている)
グランカッサ「!!」
ブルーノ「おらだって立派な猛豚軍の将軍ぶらぁああああああああああああ!!!!」
ブーーーーーーーーーーーーーン!!
(フルパワーでハンマーを振り下ろす)
グランカッサ「催涙ガスを言い訳にさせてもらうぜ」
バギャアアアアアアアアアアン!!
(渾身の一撃が見事、尾槌竜の眉間にヒットする)
グランカッサ「ぐはっ・・・」クラッ・・(両目を閉じながら後退する)
ブルーノ「・・・・・・・・・・」シュタッ
グランカッサ「・・・・・・・」よれよれ・・・
ズシャーーーーーーーーン
(周りの垂皮竜達を庇う様に空いているスペースに倒れこむ尾槌竜)
ブルーノ「我こそがフェイリンメイリン国きっての猛将、ブルーノ様だぶる!!」ガシッ(ハンマーを雨空に掲げる)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ザーーーーーーーーーーーー
グランカッサ「・・・・・・・・・・・」(あの大きい顔面を水溜りに半分浸しながら倒れている)
垂皮竜「アオ~!アオ~!」(同じく催涙ガスにより全身がいうことの効かなくなった垂皮竜達がそれを見て慟哭の叫びをあげる)
バシャ・・バシャ・・(水溜りの上でブルタスクハンマーを引きずりながら、ゆっくり歩いてくるファンゴの頭蓋骨を被ったメラルーのエクスキューショナー)
ブルーノ「安心するぶる。お前たちもすぐに楽にしてやるぶる」
垂皮竜「アオ~!!アオ~!!」(視点の先はブルーノを見ていない)
ブルーノ「・・・・・・・・」ちら
バシャバシャバシャバシャ!!
(水溜りをまるで普通の陸の様に進軍してくる猫騎馬隊の一軍)
バスター「ハァッ!!ハァッ!!」バシーーーン(手綱を叩くその背後では必死にその腰を掴んで離さないアダンの姿が)
アダン「ブルーノさぁあああああん!!お見事でえええええええす!!」ゆっさゆっさ(バスターの激しい馬術に全身を揺らせながら叫ぶ)
ブルーノ「アダン・・・バスター将軍!!ここはおらに任せて敵将を討ち取ってくださいぶる!!」
バスター「心得た!!我がオステルマン隊の新しき戦士よ!!」バシーーン(手綱を叩きブルーノとすれ違う)
バシャバシャバシャバシャ・・・・・・・
(あっという間に過ぎ去っていく猫騎馬隊の殿を見つめるブルーノ)
ブルーノ「任せたぶるよ。アダン」ギュッ(ハンマーの柄を握りしめる)
グランカッサ「ぜえ・・・ぜえ・・・・・・・・」
垂皮竜「アオ~アオ~
」(同じく横になりながら心配の鳴き声をあげる)
バギャーーーーーーーーン
(その顔面を打ち付けるブルタクスハンマー)
垂皮竜「・・・・・・・・・・・・・」
ブルーノ「泣くなら逝け。それが過酷な大砂漠、セクメーアでおら達が学んだ教訓ぶる」
グランカッサ「はぁ・・・はぁ・・・・・・俺は簡単には殺せないぞ・・・」ぜえ・・ぜえ・・・
ブルーノ「だったら死ぬまで穿つだけぶる。どっちがスタミナ切れになるか勝負ぶる」
グランカッサ「持ちこたえてみせるさ」フッ
バギャアアアアアアアアアアン
(尾槌竜の角を激しく穿つブルタクスハンマー)
グランカッサ「グッ・・・・・!!!!」
ブルーノ「まだまだぁあああああ!!おら達が受けた残虐無道な迫害に対する怒りの鉄槌を受けるがいいぶるぅうううううううう!!!!」ブーーーーーーーーン(両手でハンマーを掲げる)
ズギャアアアアアアアアアアアン!!
グランカッサ「グフッ・・・・・!!!!」
ブルーノ「お前たちモンスターもぉおおおおおおお!!!!」
ガシャアアアアアアアアアアアン!!
ブルーノ「おら達猫族を嘲笑う傲慢な生き物だぶるぅうううううううう!!!!」
ダシャーーーーーーーーーーーーン!!
グランカッサ「グワァアアアアアアア!!!!」(少し角が欠ける)
ブルーノ「はぁ・・はぁ・・・・流石はクルセイダーズの尾槌竜ぶる。そこいらの普通種とは肉質が違うぶるね・・・だが、どこまで耐えられるかぶる!!」ブーーーーーーン(ハンマーを大きく掲げる)
グランカッサ「・・・・言ったろ・・」(横になりながら半眼で見上げる)
ブルーノ「なんだぶる?」
グランカッサ「勇猛だけでは一人前の将にはなれん・・。耐えてこそ・・・勝利の為には窮地を耐え凌ぐ強い意志力が必須!!そうUBUは教えてくれたぁあああああ!!!!」(咆哮を上げる)
ブルーノ「ならばその諦めの悪い忍耐力を絶望に変えてやるぶる。おら達の同胞の多くがそうして死んでいった様に」(咆哮効果を微動だにせず、ハンマーを掲げている)
ギュッ(柄を持つ猫手に力が入る)
ブルーノ「お前たちモンスターに殺された同胞達へ捧げるぶる。次の一撃を鎮魂の鉄槌に!!」
グランカッサ「忍辱も時には必要だ。お前たちも、今の俺もな」
ブルーノ「十分機は熟した!!それが今だぶるぅうううううう!!!!」
ブーーーーーーーーーーーーン!!
グランカッサ「クッ・・・!!」きゅむっ(両目を閉じる)
「木・爆砕拳~~~~~~~~!!」
ブルーノ「!?」ちら
ビュオオオオオオオオオオオオン!!
(粉々になった木々がブルーノ目掛けて激しく飛散してくる)
ブルーノ「!!」
ブオオオオオオオオオオオオン
(咄嗟にハンマーを振り下ろし木々を薙ぎ払う)
ブルーノ「誰だぶる!!」
バシャッ(水かきを持った生物の足が、水溜りの大地を強く踏み込む)
ブルーノ「・・・なんだ・・こいつ・・!?」
ビバーーーーーーーーーーン!!
彭関越「ほげーほがががが!!ほんげほんげ!!」(何やら決め台詞を言ってる様だが、口に大木を咥えているため、何を言ってるかは定かではない)
ブルーノ「見たことねぇモンスターぶる・・!?」じりっ
グランカッサ「はぁ・・・はぁ・・・・・・」ちら(半眼で同じく謎の牙獣種を見る)
彭関越「ガジガジガジガジガジ」(咥えている大木を「もろこし方式」でみるみるうちに削りあげていく謎の牙獣種)
ブルーノ「何者だぶる!!クルセイダーズの仲間かぶる!?」
彭関越「いずれは」シャキーーーーン(その丈夫な「歯」で削りあげた大木の先端は立派なランスへと変貌している)
ブルーノ「なにを訳の分からないことを!!」ダシュッ(ハンマー溜めモーションで突進する)
彭関越「希望と混沌の聖地、新大陸を求め、遥か東方より参上した河狸獣!!人呼んで棍槍獣・彭関越とは、おらのことずらぁあああああああああ!!!!」ブーーーーーーン(大木ランスを大きく横払いし脇構えする)
ブルーノ「知らねぇぶるよぉおおおおおおおおお!!!!」バシューーーーーン
彭関越「木々拳奥義・無限木突兀!!」カッ
ズンズンズンズンズンズンズン
(大木ランスの神速極まりない連突きの嵐)
ブルーノ「ぶるぅううううううううう!?」
ズギャアアアアアアアン!!
(ブルーノの顔面にクリティカルヒット)
ブルーノ「かはっ・・・・・・・・・・・」
バキーーーーーーーーン
(真っ二つに割れるファンゴの頭蓋骨マスク)
ブルーノ「・・・・・・・・・・・」(額を出血しながら後方へ吹っ飛ぶ白目を剥いたメラルー)
バシャーーーーーーーーーーーン!!
(仰向けに水溜りへノックダウン)
ブルーノ「・・・・・・・・・・・・」ぴくぴく・・ぴくぴく・・
グランカッサ「はぁ・・・はぁ・・・・・・」ちら(半眼で空を見上げる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(いつの間にか雨は止んでしまった様だ)
「通り雨だったようずらね」
グランカッサ「やれやれ・・「ぶる」の次は「ずら」か・・・雨雲に乗って来た救世主ってことでいいのかな?」ちら
彭関越「ビバラッセ♪」むん(満面の笑みで力こぶを見せる河狸獣)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!!
4/30(木)0時更新 「タイミングは相変わらず絶妙だな」の巻
をお送り致します♪GOGOゴールデンウィーク
あっち行ったりこっち行ったりしながらも読もう
夜にでも。一息ついでに。ふふ
「タイミングは相変わらず絶妙だな」の巻
バシャバシャバシャバシャ!!
(俯瞰図。広大な水溜りの大地を埋め尽くす様に横たわる、無数の垂皮竜の群れを交わしながら突き進む猫騎馬隊の進軍)
猫兵「鬱陶しい連中だ!!」ヒヒ~ン(寝そべる垂皮竜の前で両前足を上げて立ち止まる馬)
バスター「・・・・・・・・」ヒヒ~ン(同じく寝転がる垂皮竜の群れを前にして歯止めを余儀なくされる)
アダン「・・・・・・・・・」きょろきょろ(バスターの後ろに騎乗しながら辺りを確認する)
猫兵「これじゃ敵に逃げられてしまいますニャ!!どけ!!この!!」ブンブン(辺りで横たわる垂皮竜を追い払うかのように馬上からレイピアを振りかざす猫兵)
バスター「・・・・・・・・・・・・・」
アダン「将軍」ずい(密着するように肩越しから話しかける)
バスター「むう?」
アダン「私目に考えがあります」
バスター「申せ」
アダン「聞けばクルセイダーズの猫将兵らは情に脆いと・・・ここはこの垂皮竜達を焼き払い、連中の方からこちらへ来るようおびき寄せては?」
バスター「・・・・・・・・」
アダン「確か我が部隊には神殿本部より送られてきた、ロイ・ファウラーという優れた猫技師による、新型の火炎放射器が配布されているはず。その実践検証も行えば、オステルマン将軍はおろか、さぞニャン=ジュスト公もお喜びになるかと・・」
バスター「・・・・・・・・」
アダン「・・・・・・・・」
バスター「輸送隊!!」(後方に向かって叫ぶ)
アダン「ほっ・・」(意見が採用され安堵する)
猫兵「ニャ!!」ピシッ(馬に荷車を牽引させた猫騎馬隊が返事をする)
バスター「新型のネコ式火竜車を下ろせ!!辺り一面を焼け野原にし、グリーンウォールをファイヤーウォールへと変貌させろ!!」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
パシャーンパシャーン(水溜りを四足走行で駆け抜けていく二人の猫)
純平「さっきの雨は通り雨の様だったな!おかげで煙幕は消えたが、敵はその隙に猫騎馬を進軍させる魂胆だっていうんだろ!?伯爵!!」パシャーンパシャーン
マクシミリア「おそらくは!だとすれば催涙ガスを吸引し、身動きできない垂皮竜達を横目に突き進んでくるはず!!」バッ(大きく飛ぶ)
パシャーーーーーーン
(水没林特有の倒木を飛び越す二人)
純平「ならグランカッサ達は平気なんじゃないのか!?」バシャーーーン(大きく水しぶきを上げながら着地する)
マクシミリア「敵軍の数も把握しておきたい!!」バシャーーーン
純平「見つかったら垂皮竜達の治療は叶わないぜ!?」ヒョッ(カエルを避けて進む)
マクシミリア「その時は私が囮になる!!鈴木殿はその隙にグランカッサ殿の下へ!!」パシャーンパシャーン
純平「さっきも言ったろ!?俺の役目はUBUの悲哀を打ち消すことだ!!出来る限りのサポートはする!!だが、見殺しにはしない!!」
マクシミリア「・・・・・・・・」フッ(帽子で顔は見えないが口元はほころんでいる)
純平「急ごう!!まずはグランカッサを探そう!!」パシャーンパシャーン
マクシミリア「うむ」パシャーンパシャーン
ギュムッ(何かが水溜りの中で伯爵の足をとらえる)
マクシミリア「・・・・・・・・・・」ちゃぷん(立ち止まり手を水溜りの中に入れ確認する)
純平「ああ。きっと水草だろう。藻が足に絡まったのかもしれない」
マクシミリア「なるほど・・」ちゃぷん
純平「おっと。無理に引っ張るな。収縮して足首をもっていかれるぞ。どれ・・・」ちゃぷん(手を突っ込みみてやる)
マクシミリア「鈴木殿は誠にフィールドの知識に詳しいな。私も見習わなければ」
純平「なに。こういうことを知らないと困る境遇にあっただけさ」ちゃぷんちゃぷん(絡まった藻を解いてやっている)
マクシミリア「貴殿はどこか私達とは違うインプレッションを受ける。きっとそこに皆、惹かれるのだろうな」
純平「その言葉、陽子にも聞かせてやりたいもんだが・・なぁ伯爵」ちゃぷんちゃぷん
マクシミリア「ん?」
純平「みんなもたまには伯爵と、ゆっくり話をしたいって言ってるんだ。無事に帰ることが出来たら、アマンダで乾杯なんてどうだ?」ちゃぷんちゃぷん
マクシミリア「ああ。是非同行しよう」
純平「きっとじゃダメだ。約束だ」ちゃぷんちゃぷん
マクシミリア「・・・・心得た」フッ・・
純平「よし。取れたぞ」ぺにょ~ん(おっきい藻を見せる)
マクシミリア「かたじけない」ちょんちょん(絡まってた方の足を水面上に出して動くかどうか確認してる)
純平「さ、急ごうぜ。こうしてる間に・・・・・ん!?」
モクモクモクモク・・・・・・・・・
(目の前のエリアから煙が立ち上っているのが確認出来る)
純平「なんだ!?また催涙ガスか!?」
マクシミリア「いや・・・あの煙の上り方は・・・・」
ゴオオオオオオオオ・・・・
(エリア一面に広がる大炎熱地獄)
純平「!!」
アオオオオオオオオ・・・・・・・!!
(焦熱の中、阿鼻叫喚をあげる垂皮竜の群れ)
純平「なんてことを・・・・」ゴオオオオオ・・・(呆然とその光景を眺めている)
マクシミリア「これが・・猛豚軍のやり方だ・・!」ゴオオオオオ・・・・・
アオオオオオオオオオオ!!
マクシミリア「・・・るさん・・」
ゴオオオオオオオオオオ!!
マクシミリア「邪智暴虐を奮う歪曲倒錯した暴徒共め!!許さんぞ!!」バッ
純平「待て!罠かもしれないぞ!!」
ゴオオオオオオオオオオオ!!
(火の海に自ら飛び込んでいく伯爵)
純平「だからクルセイダーズってのは!!」ダッ
ゴオオオオオオオオオオオ!!
(続いて火の海に飛び込んでいく純平)
アオオオオオ・オ・オ・オ・オ・・・・!!
(垂皮竜達の背中はメラメラと燃焼音をあげる炎で覆われている)
マクシミリア「背中を水に浸けるんだ!!慌てず鎮火しろ!!」グイッ(一頭の垂皮竜を小さな体で傾ける)
バシャーーーーン
(そのまま突き飛ばし水に浸す)
マクシミリア「慌てるな!!貴殿らの重厚な皮膚をもってすればこれしきの火傷、すぐによくなるぞ!!」グイッ(次の一頭に手をやる)
垂皮竜「アオオオオオオ・・・・!!」
マクシミリア「すまぬ。私が皆を頼りに防壁としてしまった為に・・」
ヒュウウウウ・・・・・・ン
マクシミリア「!?」
純平「下がれ!伯爵!!」ドン(タックルでマクシミリアを突き飛ばす)
ドガアアアアアアアアアアン
(木っ端微塵になる垂皮竜)
マクシミリア「・・・・・・・・・」ボチャ・・ボチャ・・(肉片が目の前に飛散してくる)
純平「グレネード弾だ!!敵には俺達が見えているぞ!!」バッ(呆然としゃがみ込む伯爵を立たせる)
マクシミリア「鈴木殿、後を頼む。一頭でも多くの垂皮竜を救って欲しい」クイッ(帽子を直す)
純平「無理だ!!それに一人で立ち向かおうってのか!?いつも冷静な策略家としてのあなたはどこにいった!?」グン(胸ぐらを掴む)
マクシミリア「今の砲弾が示す様に敵の狙いはこの私だ!!つまり連中は私の良心にかこつけて垂皮竜を焼き払ったのだぞ!?」
純平「犠牲は元より覚悟のはずだ!!革命の時、あなただって旧集落を焼き払い、サムソンを追い詰めたこともあったろう!!」
マクシミリア「無人のだ!!非道と遂行は紙一重!!連中のやっていることはただの殺戮だ!!ロベスニャエール宰相の描いた、猫族の未来のあり方を履き違えた暴漢に、これ以上好きにやらせてたまるものか!!」
純平「・・・・・・(やはりこの人をここまで激情に駆らせるのは、革命の残滓に対する憤りなのか・・)」
ヒュウウウウ・・・・・・・ン
純平「飛翔音・・・やはりロックオンされてるぞ!!」バッ(一旦空を見上げた後、伯爵の方に振り向く))
・・・・・・・・・・・・・・・・
(隣にいたはずの伯爵の姿がそこにない)
純平「あんたが死んじまったら誰が宰相の意志を継ぐってんだ!!そんなわけないだろ!!」バッ(ダイブする)
ドガアアアアアアアアアアアン!!
パシャーンパシャーン!!
(垂皮竜達を覆い尽くす炎の海の中、颯爽と四足走行で駆けていく伯爵)
伯爵「グランカッサ殿ぉおおおお!!私だ!!マクシミリアだぁあああああ!!」ドーーーーン(疾走しながらも、今にも焼け死にそうな一頭の垂皮竜をタックルで水溜りに押し倒してやる)
ズキューーーーーーーーーーーン
(弾丸が伯爵の頬をかすめる)
マクシミリア「!!」バッ
ゴオオオオオオ・・・・・・!!
(火の海から顔を出してきたのは鋭利な鎧を纏い馬に跨った屈強なゴールド猫。片手にはまるで死神の様な鎌威太刀を握っている)
バスター「見つけてぞ。マクシミリア・ロドリゲス」ゴオオオオ・・・・・
マクシミリア「・・・・グレン・バスター。貴殿の様な精励恪勤な将が、なぜ暴徒に加わる」ゴオオオ・・・・
バスター「革命時、配置されたまで」ギュッ(柄を持つ手に力が入る)
マクシミリア「・・・・・そうか。貴殿をジャック・ルー隊に配属させたのは他でもないこの私だったか・・・任務に忠実な貴殿を革命の時より苦しめていたとは・・・・」
バスター「過信するなマクシミリア・ロドリゲス。俺は戦しか仕事を知らぬ者。その気性を知り尽くしたオステルマン将軍に命を預けたまで。貴様に憐れみを受ける覚えは微塵もない」スチャ(鎌の先を伯爵に向ける)
マクシミリア「オステルマン・・・修羅尊威の異名を持つ猛将にして高いカリスマを誇る革命家・・・ならば納得出来よう。だが、私が自責の念に駆られてやまないのは、貴殿にこの様なジェノサイドをやらせてしまう結果に至ってしまった要因についてだ」
バスター「どんなに崇高なイデオロギーや信念、宗教的理由があろうとも殺しは殺しだ。さっきまで生きていたものが動かなくなる。それだけのこと。少々驚きだったのは、貴様がこの防壁としていた垂皮竜達を気にかけ、危険を顧みずここに現れたということだ」
マクシミリア「皆、同じことを言う」フッ
バスター「貴様を捕縛する。その頭脳をフェイリンメイリン国に捧げろ」
マクシミリア「私の主は今も昔も、そしてこれからもロベスニャエール宰相、ただ一人。その忠と信を、甘んじて許して下さっているもう一人の英雄に身命を捧げたのだ。だから断ろう」スッ(帽子を直す)
バスター「心はロベスニャエールに・・肉体はユクモの大うつけに委ねたと申すか。ならばその両方を断絶し、二度と繋がることのないよう滅び尽くしてやる」ギュッ
マクシミリア「・・・・・・(鈴木殿。私が時間を稼ぐ。その間に少しでも多くの垂皮竜達を・・還してやって欲しい)」シュッ(腰からハンターナイフを出し構える)
バスター「そんな小道具で鎌威太刀に立ち向かおうと?貴様もずいぶん腑抜けになったものだな」
マクシミリア「そうかな」
バスター「なに?」
マクシミリア「直情径行の相手を受け流すには十分だと思うが?」フッ
バスター「シャアアアアアアアアア!!!!」(毛を逆立て鎌を振りかぶる)
マクシミリア「・・・・・(さて・・どこまでこの猛烈な武勇をいなすことが出来るか・・私の頼りない武芸次第というわけだ)」スッ(落ち着いて構える)
バスター「シャホオオオオオオオオオ!!!!」ビューーーーン(馬上で突撃しながら大きく鎌を振り下ろしてくる)
マクシミリア「これしき!!」ひょん(身をかがめそれを交わす)
バスター「チィッ・・・!!」ダカラッダカラッ!!(そのまま直進する)
マクシミリア「・・・・・(これの繰り返しならば、かなり時間は稼げるが・・果たして・・)」ちら(辺りを確認する)
シュウウウウウウ・・・・・・・・
(気のせいかあたり一面に広がっていた火の海は規模が縮小して見え、硝煙を上げている箇所も見える)
マクシミリア「なに・・・(我々が互いに気を取られているうちに・・何があった・・?)」
バスター「ぬおおおおおおおおお!!」ドドドッドドドッ
マクシミリア「愚直なまでの猛進だ。その武勇に敬意を払おう。だが・・」
バスター「シャアアアアアアアアア!!」ブーーーーーーーン
マクシミリア「私とてここで死ぬわけにはいかん!!」ゴロン(鎌を回転で交わす)
バスター「グオオオオオオオオオオ!!」(仕留められなかった悔しさから憤る)
タシッ(そのまま走り去る馬の尻尾を掴む伯爵)
マクシミリア「灯台下暗しとはこのことだ」ドドドッドドドッ(尻尾を掴みながら宙に揺られる)
バスター「おのれぇええええええ!!」グン(鎌を逆手に持ち、刃を馬の首に当てる)
ブシュウウウウウウウウ
(そのまま自分が跨る馬の首を切り落とす)
マクシミリア「なんと・・!?」
ズシャアアアアアアアアアアア!!
(前倒れになる馬上から、すかさず鎌を振りかぶり馬の尻尾を掴む伯爵に襲いかかる金猫)
バスター「ガアアアアアアアアア!!」ブーーーン
マクシミリア「クッ!!」ダン(尻尾を離し咄嗟に馬のお尻を蹴り後方に飛ぶ)
ション
(寸でで空を切る鎌とすれ違う伯爵の可愛い尻尾)
バスター「ぬおおおおおおおおおおお!!」ダンッ(重量を感じさせる着地)
マクシミリア「あやうく尾を失うところだった」ひらり(一方華麗に回転をしながら着地する)
ブシャアアアアアア・・・・・・・・
(緊迫した一騎打ちの中、遠方より激しい放水の音が聴こえる)
マクシミリア「・・・・・(やはりだ・・・何者かがこの炎熱を鎮火してくれている・・一体何者だ・・?)」
バスター「ミャホオオオオオオオオオオオ!!」バシャバシャバシャバシャ(鎌を振りかざし襲いかかってくる)
マクシミリア「今はそれどころではないか」ザッ(再びハンターナイフを構える)
バスター「フン!!」ビュン(鎌を投げてきた)
マクシミリア「!!」
ショルルルルルルルル!!
(突然の攻撃に身を屈めてそれを交わす伯爵)
マクシミリア「・・・・・・・・・!!」(間一髪と思いきや)
バスター「ミャオオオオオオオオオオ!!!!」(爪をむき出し飛びかかってきていた)
マクシミリア「しまった・・!!」
バシャーーーーーーーーーーン!!
(伯爵の上に覆いかぶさる様にタックルを仕掛けたバスター。そのまま水溜りの大地に突っ込む二人の猫)
マクシミリア「がはっ・・・・!!」バシャアアアアアア(水しぶきが舞う中、後頭部を強打する)
バスター「とらえたぁああああああ!!」グン(伯爵の上にマウントし、爪を剥きだした左腕を大きく掲げる)
ブシュウウウウウウウウウ
(伯爵の腹部に鋭い爪が掌ごと突き刺さる)
マクシミリア「ぐわぁああああああ!!」
バスター「まだだぁああああああ!!」ヒョルルルルルル・・・タシッ(左手を伯爵の腹部に突き刺したまま、頭上に回転しながら戻ってきた大鎌を右腕でキャッチする)
マクシミリア「クッ・・・!!」(抵抗するも身動き一つ出来ない)
バスター「死ねぇええええええい!!マクシミリアァアアアアア!!!!」ブーーーーーン(鎌を振り上げる)
マクシミリア「すまない・・鈴木殿・・・・親睦会には出席できそうに・・・・・」
ズオオオオオオオオン!!
バスター「!?」
ズゴーーーーーーーーーーーーン!!
(伯爵の上にマウントしていたバスターが突然、側方に吹っ飛ぶ)
マクシミリア「はぁ・・・はぁ・・・・・」(薄れゆく意識下の中、フル回転で脳を働かせ周囲を考察する)
??「遅れてすまない」バシャ・・バシャ・・・
マクシミリア「・・・・・・・・・」(顔を少し傾け、水に浸らせながら上を見上げる)
マクシミリア「フフ・・・・ずいぶん遅い到着だが、タイミングは相変わらず絶妙だな。武神殿」
To Be Continuedランキング参加中なんだ!みんなの激アツ一票で俺たちを応援して欲しい!!
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は・・
5/2(土)0時更新 全然なんにもばか
をお送り致します♪時勢はGW真っ只中!!休み心にときめき燃える好奇心と忘れかけてた怠惰と安堵GWなんて関係なしに厳しい人手不足の中、汗水流して働くサービス業の方々に感謝しつつ、連休を満喫
ぼっと!ぼっとおくれよエンジョイGW
だから次回も見よう
へんてこりんな顔しながら
うっそでしょ
猛豚軍の将兵をご紹介♪~あたモン登場人物紹介~
~一度我らを侮ろうものなら、そこに待っているのは
パウパッドエクスキューション(肉球の断罪)のみ
ルイ・アンドリュー・ド・ニャン=ジュスト
(Louis・Andrew・De・Nyant=Just)
第二身分の貴族出身。革命当初は宰相ロベスニャエールの片腕として政略・外交で活躍。十代半ばにしてロベスニャエールにその才気を買われ聖猫騎士団に属するもジャック隊への士官を自ら買って出る。ジャック・ルーの大虐殺(ジャック隊によるアラン少佐率いる旧討伐隊への大暴虐)事件は裏でこのニャン=ジュストが指揮を執っていたと言われるほど冷徹な策を用いる。ジャック・ルーが独立軍となった後は身を潜めていた(先見性のないジャックに見切りをつけ、武勇で勝る猛豚を抱え込み暗黒団に寝返るよう仕向けたのは実はこの男の仕業である)。聖猫騎士団を離脱後、その美貌を偏見から守るためマスクをかぶる(策士である彼のその表情を客観的に読み取らせない為と言われる)。後の世の「革命の大天使」という異名をつけられた戦略家・戦術家(正史では「恐怖政治の大天使」とも呼ばれる)である。王国騎士団領における、猛豚軍が興したクーデター事件(「紫の暁編」参照)の重要参考人として全大陸で指名手配される。彼らの軍が人間に対して使う呼称「人型」という言葉、これには人間と共有共存を望まず、物質世界における悪の根源は人にあるとする猫族の過激派思想「ネコーシス教」の影響が強くみられる。また「ニャン=ジュストはこのネコーシス思想を元に、先の革命でのロベスニャエール宰相の描く猫族の未来とは別の世界を大陸に樹立しようとしているとしているのではないか?」と、彼を評したのは、猫人物評論家・荒木藤豪氏である。荒木氏の著「肉球猫判別之書」にて、彼なりのニャン=ジュストへの厳しい痛論が読める。「ニャン=ジュストというロビイストは、猛豚という存在するだけで威を発する器を隠れ蓑に、世の政治を毒する劇薬を作る事が役割なのです。いずれ起こりうる新たな革命を止めるのはギルドなのかユクモ薔薇十字なのか・・小生は戦争の「性格」までは論ずることは出来ません。ですがニャン=ジュストという男の求める政治が、暴虐の上に積み重ねられていくことに間違いはないでしょう」。実に荒木氏らしい痛快な見解である。
~人型の隷属になるのはオトモだけで十分ってね!!
あたしらは誰にも屈しない!!あんたらにも、モンスターにもね!!
カレン・アレン(Cullen・Allen)
出生は不明だが彼女曰く戦闘区域出身だという(「猫民戦線~PART1」参照)。共産主義やアナキズムを漂わせるその苛烈な言動は彼女のアイデンティティを象徴しており、幼少期~青年期にかけて彼女が体験した過酷な戦争被害が背景にあると推測出来よう。極端に人間を敵視しており、ニャン=ジュストの様な猫至上主義者というよりも、人型排他思想の方が強いと思われる場面も多々見られる。その経緯が彼女をフニャンコ革命参加へと導いたのであろう。ジャック・ルー隊に所属した頃の活躍劇こそストーリーモード内では見られないが「紫の暁編/第二十話」で、ミッチ・クロノスとの過去が少しだけ触れられている。馬術の名手で、猫騎馬隊を率いる戦術を主戦場としており、同族からは「鏖逐将星」と畏れられる程の猛将でもある。猛豚軍が水没林にてフェイリンメイリン共和国を築き上げた後も、猫騎馬隊を統括する役職を与えられているようだ。また部下からの信頼も厚く、戦場だけではなく教養面においても、頼れる上官としての気質と器量も持ち合わせている。以下は猫人物評論家・荒木藤豪氏著「肉球猫判別之書」による批評である。「カレン=アレンという猫を語る上で最も欠かせないのは、戦場で彼女を様々な窮地から救ってきた汗血馬の存在だろう。一説によれば彼女は馬と意思疎通出来るという。馬もまた、人間の専横に振り回されてきた大陸生物の一種だ。おそらくだが彼女は、馬達の遺伝子に組み込まれている服従心をも開放しようとしているのだろう。共に戦場を駆けることで、あらゆる社会的束縛の鬱憤や憤懣といったものを晴らしているのだ。その憤激の現れが「鏖」であり、大陸から人間を追い払うという意思表明が「逐」、騎馬を率いるいち「将」、戦場で愛馬と共に駆ける一際輝く姿、それが「星」。彼女という獣人種を表現するには最も適した異名だろう」と、愛馬レッドサラディンに跨る「獣人馬一体」の姿こそが、カレン・アレンのアイデンティティを象徴しており、また猛豚軍の中でも最たる蛮勇集団といわれる猫騎馬隊のシンボルでもあると荒木氏は述べている。フェイリンメイリン国樹立後、ギルド帝国軍神殿の騎士団三番隊長スリバート・アーモンドラッシュを一騎打ちで討ち取った武功(水没林史籍では「スワンプフォレストの決戦」と記述されている)は、彼女の名を全大陸に広めただけでなく、東西南北の獣人種に勇気を与えた。また、いち将として彼女を絶賛する人間の軍事思想家も多く、「その奇抜でアクロバティックな馬術を用いた短期決戦主義は類を見ない」と評されている。
カレン初登場:紫の暁編/第14話
MH世界観における馬の認識:MH世界観での動物~なぜなに☆あたモンのコーナー
~帰る場所を失った、ただの野良猫さ
ゼット(ZETT)
~来歴
出生は不明。ゼットという名前も本名であるかどうか疑わしい灰虎猫。初登場は「紫の暁編/30話」で、カレン騎馬隊の頼れる副官という立場であったが、水没林での解放戦争(「猫民戦線~PART1」参照)で与えられた任務を遂行中、同フィールドにて特務を与えられたギルドナイトであるウル・シュナイダーの手によって捕縛され、ギルドが管理する重罪人の精神医療施設「ギルドアサイラム」に投獄されてしまう。その後、同じく囚われの身となっていたUBUの誘いに乗り、見事アサイラム脱出に成功。脱走中に知り合ったルーと共に永久凍土を目指し、客将として扱われる。
~人物
「人型排斥思考ではあるがコミュニスト、権力志向型の獣人種」とは、もはやお馴染み、猫人物評論家・荒木藤豪氏の見解である。これにはいくつかの理由があり、アサイラムに投獄中、レオゲルク・シュナイダーと交わした会話や、UBUとの出会いにより、彼の中の人間に対する感情に、多少なりとも変化が生じたと思われることからだろう。その証拠にアサイラム脱獄後、永久凍土へ渡る目的を「大陸一、最凶のオトモになってやる」と自身で明言している。もちろんここでの「最凶」とは、エヴァーウィンターナイツ棟梁オクサーヌ・ヴァレノフのことである。ひょっとしたらゼットはレオゲルクやUBUといった、種を超えた潜在的なアビリティを持つ人間に惹かれたのかもしれない。ランキング参加中なんです♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
と、今回は久々の登場人物紹介でした♪とは言うものの、まだまだ紹介しきれていないキャラはたくさん次はナイツかな・・一回こっきりで散っていった名優達を序列していくのも面白いけどめんどくさそう
そんだこんだの次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!
5/4(月)0時更新 「懐かしいな」の巻
ついに東方より帰還したカーブー!修行の成果を新大陸で発揮出来るのか!?荒木藤豪氏も注目!!え?その荒木藤豪って誰なんだですって。いずれ荒木氏の紹介文も公開する日がくるかも
だこんだで次回も読もう
叫ぼう
ひっくり返そう