こんばんわ。あたモン作者ですなぜして今日の顔は「パックマンのあれ」なのかというと、こんな映画が近々来訪するからなのです。
それこれ
監督は「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバス。配給はコロンビア(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)です。ジャポンでは2015年9月12日に公開(米・2015年7月24日公開。米興行収入ランク初登場2位)なので8ビット好きは見てみてみようぜにょにょにょ~
てけてけてけてけ
はい、バカおしまい今日の中継ぎ記事はMHO(中国の。MHの)から。公式サイトを久々に覗いてみると
なんと現時点でMHOに登場する全BOSSモンスター狩猟動画がUPされておりましたので、それを観れるリンクをペタっとな
それこれ中国のゲーム専門ポータルサイト「電玩巴士(TGBUS)」より
http://mho.tgbus.com/zt/spzt/
いくつか拝見させて頂きましたが、やはり個人的に推しメンの星竜ちゃんとその亜種は、眼を見張るものがあります。こと亜種に関しては外観の色合いもあり、どこか神秘的かつ霊的な怖ろしさを受けます。ゲバゲバした蝶が襲ってくるシーンを見て、思わず零シリーズ紅蝶を思い出し、ひとりブルっとな
動画の中には「いつからMHはFPSに成り変わったのかな」と思えるくらい強力なボウガン(もはや暗黒商会の機銃並)もあり、改めて近代狩猟社会における、モンスター被害ならぬハンター被害の実情を危惧する作者でした。
動画にはどうやらロック解除で出来るクエストのものもあり、その中にVariant種(変異体)との狩猟クエストも。その中に烈焰女王(Rathian Variant)という、雌火竜の変異体(全身の刺部や翼膜の一部が紅い)との狩猟動画も(これがまぁ、一方的にやられてるまさにハンター被害を受けたモンスターからの投稿動画の如く凄惨たるものでした)
この変異体なのですが、要するに「片耳ガルルガ」や「Savage Deviljho」の様に、少しユニークな特徴をもった個体やグループのことを言います。これについては次回のなぜなに☆あたモンで、烈焰女王のことも含め、述べていきたいと思うております
そんなわけで今日は、たくさんの未知なるモンスターを考察出来る貴重な動画集のリンクをご紹介させて頂きました星竜ちゃんとその亜種は、必ずやストーリーモードで更にグレードアップして、登場させて頂きたいと思います
そんなわけで今日は・・
ザ・おしまい
久々の字がちっさいバージョン&こじんまり画像バージョンで、ほにゃらねぇ~ひと読みしたならポチっとな
皆さんの激アツ一票があたモンの原動力♪
次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはぁ~
8/28(金)0時更新 「あんたも来なさいな」の巻
をお送りいたします♪作者は現在、寝違えの激痛最中・・へんてこりんな寝方をして起きたら、肩がいてえのなんのその
こんなのが2日ほど続き、さすがに業を煮やし、ネットで発見した「寝違い治しストレッチ」なるものを実践。ほんの3分程度で少し楽になりもうした
情報リテラシーの怠惰は生活を非効率に。改めて思い知らされました
そんなわけで次回も読もう
見よう
読も見よう
怪物猎人OL(MHO)全BOSS狩猟動画が出てただすよ(・o・)
「あんたも来なさいな」の巻
~火の国領内、第四地区(反乱軍拠点)....
バスンバスン
(旧居住区域内の空き地の真ん中で「置くタイプ」のサンドバッグを打つ、GXハンターシリーズに身を包んだハンター(ガスマスクみたいのは装着していない)。それを傍らで腕を組みながら見守る、黒毛モードの男前な金獅子)
ソネル「シュッ!シュッシュッ!!」バスンバスン
カイルス「もっとだ!もっと怒れ!!暗黒団の連中に殺された仲間のことを思い出すんだ!!激憤をパワーソースにしろ!!憤怒こそが今のお前に新たなスキルを与えるということを体に叩きこめ!!」
ソネル「うおおおおおおおおおお!!」バスーーーン
カイルス「そうだ!強くなりたかったらアンガーマネジメントを極めろ!!確固たる意志力と克己心で、怒りを自在にコントロールするんだ!!」
ソネル「ガアアアアアアアアア!!」
ダシャーーーーーーーーン
(渾身のストレートでサンドバッグ(ゴム質の皮仕様)が破裂する)
カイルス「そこまで!!」
ソネル「ハァ・・ハァ・・・」ザアアアア・・(サンドバッグの砂がこぼれ落ちる)
カイルス「怒りの理由を知れ。なぜお前は戦うのか。力を発揮したい時こそ、怒りを思い起こすんだ」バッ(タオルを投げてやる)
ソネル「怒りを利用するんだろ?」バシュッ(タオルを受け取るとすぐに汗だくの顔面を拭う)
カイルス「そうだ。無駄な激昂を最大限まで抑え、敵を倒す一瞬に爆発させろ」
ソネル「大剣使いやハンマー使いの一撃必殺の極意と同じか・・」ちら(タオル越しに遠くを見つめる)
・・・・・・・・・・・・・・・
(石造りの粗末な巨大ガレージの中で雷狼竜と、その頭の上に乗る黄虎猫と談合している、アルレボと青い番傘を背負った撫子装備のハンター)
カイルス「強いのか?あの人型は」
ソネル「みたいだ。空から戦闘地区に入ってくるなり、そこにいた暗黒団の一小隊を退けたという」
カイルス「ほぉ・・警部の知り合いでもあるみたいだな」
ソネル「ああ。アルルが呼んでくれた頼もしい援軍だ」ザッザッザッ(首にタオルを巻いたまま広場の隅に並べられてる大樽の方へ向かう)
カイルス「その恋人はなぜ来ない?」
ソネル「領内に入る前、ストームに襲われたらしい。そこで離れ離れになった様だ」よっ(大樽を持ち上げる)
カイルス「・・・・・。居場所が分かれば、俺が迎えに行ってやるんだがな」
ソネル「アルルならきっと無事だ。こんな時の為に、着地術の恩恵があるアミュレットを持たせてある。それにクルセイダーズの他の仲間も一緒なんだ。必ず戻ってくるさ。それにあんたという貴重な戦力がいなくなる方が、今の反乱軍にとっては大打撃だ」フン!フン!(大樽を両腕に抱え、筋トレする様にアップダウンしている)
カイルス「ユクモにはもっと多くの知的生命体種がいると聞いたが・・確かにあの戦力だけじゃ不安だな」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・・
(UBU達のいるガレージの前で子供達と戯れるジョーと純平、ボニーの姿。それを見守るGXハンター装備の兵士)
純平「歓迎してくれるのは嬉しいが、見世物じゃないんだぞ」きゃあきゃあ(身の丈が同じくらいの子供達に頭をぺたぺたされてる)
ゼキ「許してやってください。なにせ火の国には獣人種はいないので、みんな驚いているんですよ」これこれ(周りの子供達を制御する、眼鏡をかけたインテリ草食系のハンター)
ボニー「そうそう。異種間のコミニュケーションをとるにはちょうどいいじゃない」ぽんぽん(自身と同じくらいの身の丈のちいちゃい嬢ちゃんの頭を肉球でなでてやる)
ジョー「こら、降りろ!俺に跨るのは仲間だけだ!」きゃあきゃあ(勝手に巨大な大猪の背中に跨る子供たち)
ボニー「あははははは。まるでテーマパークだね」
純平「だからホグワーツみたいなノリは・・おお?」ごそごそ(純平の履いてる茶釜スカートの中に入ろうとするわんぱくな子供)
ゼキ「こら。さぁ、みんな向こうに行ってるんだ」むんず(そのわんぱく坊主を羽交い絞めにして抑える)
ジョー「仕方ない。おい、そんなに元気が有り余ってるなら、俺と競走しようぜ」
子供達「え~?」
ジョー「お前たちが勝ったら、ひっくり返ってやろう。じゃあ行くぞぉ~・・スタート!!」
ズドドドドドドド!!
(本気のあのダッシュで疾走していく大猪)
ワァ~ワァ~(楽しげにそれを追っかけて行く子供たち)
ゼキ「ほんとに、クルセイダーズの皆さんは優しい方ばかりですね」にこ
ボニー「それが大陸で生きる者の本来の姿さ♪」
純平「なぁ、ゼキ。あの子供達はお前たちがシェルターから連れだして来たんだろう?」
ゼキ「そうです。戦いに巻き込むには、まだ早すぎますからね」
ボニー「子供達の親御さんも、この地区に避難しているのかい?」
ゼキ「反乱軍に支援をしてくれている大人達だけですが・・それでも再会を果たした親子は幸せでしょう」
純平「そうか・・国王軍側に従わざるえない者もいるのか」
ゼキ「はい。従来より火の国のレギュレーションでは、子供はシェルターで育成されます。ハンターに選出されなかった者は、強制的に国王軍に従軍か、国の資金源である鉱石を発掘する為にガリンペイロになります。ですので国王軍の大人達は、今も王宮を警備しているのです」
ボニー「じゃあ、あの中にはご両親と会えなかった子もいるんだね・・」
純平「ゼキ。お前をはじめ、現反乱軍のハンター達の両親は健在なのか?」
ゼキ「いいえ。僕とソネルの両親はそろってハンターだったので・・・僕らを残し、成人と共に火の神の生贄となりました」(目を背ける。すかさず手を握ってやるボニー)
純平「祭壇は、確かパルミュラといったな。神域にあるのか?」
ゼキ「ええ。ジャバル・サマーン山脈の麓にあります」ちら(遠方で蠢く山脈を眺める)
純平「人身御供から成り立つ国か・・・果たしてそれが国家と呼べるものなのか・・・その古いしきたりの統治機構を崩すために、お前たちは立ち上がった。イデオロギーはどうあれ、ここに来た以上、全力を尽くすことを誓うぜ、ゼキ」ガシッ(拳でゼキの鎧を軽く叩く)
ゼキ「ありがとうございます。ジュンペイ・スズキ」ぺこ(その背後では、「わざと」負けてやったジョーがひっくり返って、ぽっこりしたお腹を子供たちに触らせてやってる)
「どけどけ!クソガキども!!」
ゼキ「おや・・」
ゾフィ「かぁ~!うぜぇっての!寄るんじゃねぇ!!頭、丸めちまうぞ!!」ぷんすか(群がる子供達を縫ってやってくる豚耳女)
BBB「知ってるか、お前ら。猫の肉球の匂いってのは、キャラメルの香りがするんだぜ?」ほれ
子供「ほんとぉ~!?」
くんくん
子供「うわぁ~!くっせぇえええええええ!!」きゃあああああ(一斉に散開していく子供達)
BBB「ぶわははははは!!騙されたな!!俺はさっき、自前のモンスターのフンを握ったばかりなのだ!!さぞ臭かろうに!!ぶわははははは!!」
ボニー「悪ガキは君の方だよ!!」ぱこーん
ゼキ「見回りご苦労様です。すみません、そんなことまでしてもらって」
ゾフィ「しゃあねえだろ?お互い生き延びる為だ。ま、俺は報酬の為に頑張ってるんだけどよ」しっしっしっしっ
ゼキ「報酬?」
ゾフィ「あんまんだよ」にんまり
純平「それで、ビー。地区の外はどうだった?」
BBB「あ~ダメダメ。第三地区はすでに暗黒団の連中で一杯だ」
ゾフィ「大顎と砕竜の二大獣竜が相手してるよ。まぁおっかねぇのなんのって、モンスターミリシアってマジで人型に対して容赦ねぇのな。俺の出番なんてあったもんじゃねぇよ」
ゼキ「敵全軍を第三地区に引っ張り上げるつもりなのでしょう」
純平「だろうな。今まで圧倒的な戦力差だったのが、イレギュラーなゲストの手のよってそれを崩されたんだ。相手にこのゼキの様な冷静な目を持つ、まともな軍師がいれば、やたら滅多に進軍はしてこないのが当たり前だがな」(微笑み返すゼキ)
BBB「軍師っていえば、うちにも金銀火竜に跨った軍人さんがいるはずなんだがな。こういう時こそ、必要だってのにいやしねぇ」ペッ
ボニー「仕方ないさ。エリーゼ中尉はアルテミスと同じで、川村さんが心配なんだ。だから一緒にユクモに居残ることを決断したんだからさ」
純平「劉珍はサンダーソニック達と共に行方不明・・・お前の姉さんもだったな」ちら
ゾフィ「ふん。おめぇらに心配されなくたって、ユーリィは必ずここに来るさ。それよりよ、敵の指揮官なんだが、なんと驚くことに鈴木と同じねこにゃんだったぜ」
鈴木「!!」
ゾフィ「双眼鏡で見たんだ。レスラーみてぇなマスク被った黒毛猫が、どえらい剣幕で人型兵士に指示してやんの」
鈴木「・・・・・・・・・」
BBB「どうした?純平」
鈴木「ビー。少しここを任せる。俺も自分の目で敵を拝んでくるよ」ザッザッザッザッ・・
ボニー「純平・・・」
ゾフィ「なんだぁ~?俺の言うことが信用できねぇってか?」
ボニー「違うよ。そんなんじゃない。でも・・でも好きにさせてやって欲しいんだ」
ゾフィ「??」
BBB「ところでよ、俺達の主人はなにやってんだ?」
ボニー「軍議中」ちら
UBU「この野郎!!勝手にあたちを、あのバケモンみたいな金獅子に差し出すつもりだったのか!?」ぷんすか(背中にはアルレボと番傘を背負っている)
アイオロス「だってそうでもしないと、協力してくれなさそうだったんだもの」
ナイトクルーガー「まったくお嬢さんはどこに行っても人気もんだな」ふかぁ~(UBUの肩の上で一服してる)
ゲルハルト「ニョニャイニャ~(それだけがこいつの魅力かもな)」やれやれ(アイオロスの頭に乗ってる)
UBU「ゲルちゃんまで!!」ガガーン
アイオロス「それに君が彼の、カイルスのお兄さんを殺しちゃったんだから、因果報応じゃない」
UBU「正確にはジョーさんだよ。だいたいあたち達は、あのバッカスに言われて「早朝野球」をしていただけなんだよ?あれは事故よ。正当防衛のね」ぷんすか
ゲルハルト「にゃにゃいニャンニャン(その時の目撃者は他にいるか?)」
UBU「あ。ビーもだ」
アイオロス「じゃあ、その二人もカイルスの仇ってわけか・・・さて、どうしようか?」
UBU「どうしようじゃねぇ!!この戦いが無事に終わったら、あのカイルスってやつにその報酬として、あたち達の名前を教える約束なんだろ!?この冷血雷狼竜め!!」ぎゅうううう(足つねる)
ナイトクルーガー「戦争が終結したら、今度はあの金獅子が相手か。お嬢さんのスケジュールはいつも忙しくていいな」ふかぁ~
UBU「呑気言ってんじゃねぇ!!」パチ~ん(肩の光蟲を叩いた)
ナイトクルーガー「命の恩人だぜ?俺は」ほわほわほわ・・・(飛んで逃げる)
アイオロス「ああ、なら僕もだ。昔、凍土で助けたよね?あ、それから孤島の時も・・」ちら
UBU「わぁ~ったよ!!勝負してやりゃいいんでしょうがファック!!」バサン
(怒りで番傘を開く)
ゲルハルト「ミャアミャアにゃにゃい(ファイトクラブならお手のものだろ?それよりサミュエル達はまだ来ないのか?)」
UBU「ほえ・・そうだったね。あたち達は運良く、領内にすっ飛ばされてきたから良かったけど・・みんな生きてるかな」
ナイトクルーガー「おいおい。あんたリーダーなんだろ?ずいぶん無責任じゃねぇか」とすん(ゲルハルトの頭の上にとまる)
UBU「む・・なによ、あんた達。三段重ねになって。牙・獣・虫であたちを脅そうってわけ?」ふんだ(番傘をくるくる回してそっぽむく)
アイオロス「サムソンさん達の援軍が来れば、ますます優勢なんだけどね。どうも向こうのモンスターの将兵は多殻蟹さんだけみたいだし」
UBU「タイクンザムザとな!?あ~、あたち一度、ぶっ倒してみたかったのよねぇ~♪カニカニ~♪カニカマ、かまぼこぉ~♪練り物大合戦~♪」(へんてこりんな詩を歌う)
ゲルハルト「にゃにゃいニャこったニェ~(それだけじゃねぇぞ。鎧竜の搭乗兵器も何機か見かけた。こっちの戦力次第じゃ、そろそろ出撃させてくるぞ)」
UBU「ニャンガスほどじゃないでしょ。あたち達はあの地獄を生き延びた聖戦士なのよ?グラビ兵器だろうがなんだろうが、まとめてかまぼこにしてやるわよ」にんまり
ナイトクルーガー「いつもこんな調子か?」
ゲルハルト「にゃんにゃ」やれやれ
UBU「そうだ。グラビっていえば・・・ねぇ警部。領内に入ってる獣戦士は、アッシュとタイタンラスと、あの金獅子だけ?」
アイオロス「そうだけど?」
UBU「そっか・・。ダディちゃん・・・来てないのか・・」しょんげり
アイオロス「??」
ゲルハルト「ムミャア~にゃんにゃん(それよりこれからどうするんだ?サミュエル達が来るまで、戦いはミリシアの連中に任せるのか?)」
UBU「そうねぇ・・・アッシュは隙あればあたちを殺しにくるだろうし・・・ねぇ警部、お願いがあるの」
アイオロス「嫌な予感しかしないけど・・聞くだけ聞いてみようか」
ソネル「なぁカイルス!」フン!フン!(金獅子に足の先っちょを持ってもらって腹筋してる)
カイルス「なんだ?」
ソネル「あんたは人間が嫌いじゃないのか!?」フン!フン!
カイルス「人型排斥主義じゃねぇだけだ。ただ俺の邪魔をする奴は、例えモンスターだろうが、この堅歯亜目自慢の拳でぶっ飛ばす。それだけだ」グッ
ソネル「ハハッ!種は違えどだな!道は自分で切り開く!そういうことだな!?」フン!フン!フン!(より腹筋のペースに火がつく)
カイルス「都合良く言えばだ。夢をただ追っかける奴と、計画を論理的に立てる奴との違いだ。要するに理知を持つ者の言葉巧みなレトリックに惑わされてるうちは、まだまだ三下ってことだけだ。なんてな、死んだ兄貴によくどやされたもんだぜ」
ソネル「どんな金獅子だったんだ?あんたの誇れる兄さんってのは」フン!フン!
カイルス「野球がとにかく好きな獅子だったよ。やんちゃばかりやってた俺と違ってな・・兄貴は囚人共の監視を務める真面目な男だった。送られてくる手紙には、よく囚人達と野球をやってるって書いてあったもんさ」
ソネル「兄さんの名前は?」ハァ・・ハァ・・(腹筋を止め、上半身を起こして問う)
カイルス「ベーブ・バッカス。キリンの蒼角より、バットをこよなく愛したホームランバッターさ」
トスットスッ・・トスットスッ・・
(巨大ガレージよりUBUを背中に乗せてこちらに向かってくるアイオロス)
カイルス「ん・・・よぉ警部。作戦会議は終わったか?」
アイオロス「まぁね」トスットスッ・・
カイルス「ああ?ハンターも一緒か」
UBU「ははははは。どうぼどうぼ」へこへこ
カイルス「なんだこの女。気持ちワリィ顔で媚び諂いやがって」ペッ
UBU「ああん!?なんだとこのクソゴリラ」
ナイトクルーガー「今はやめときな」(撫子ハットの中から顔をだす)
UBU「チッ・・」
ソネル「出かけるのか?」
UBU「え・・そうそう。おでかけ」てへへへ
ソネル「そうか・・あんたには出来れば一緒にいてもらいたいんだが・・」
UBU「だからよ。あんたも来なさいな」
ソネル「なに・・何処に行くんだ?」
UBU「王宮だす」にんまり
ソネル「なっ・・!?一体王宮に何をしにいくっていうんだ!?」
UBU「和平交渉」
ソネル「!!」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ソネル「和平だと!?何を考えている!!」
UBU「敵は既に国にあらず。今こそ国王軍と手を取り合って、暗黒団を追放するチャンスよ♪」にんまりあんまんフェイス
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさっ!?
8/3(日)0時更新 「そんなのいたっけ?」の巻
をお送りいたします♪次回も見てみよう読んでみよう
恥ずかしがってみよう
きゃっとな
「そんなのいたっけ?」の巻
~火の国領内、第三地区....
ドシーーン・・ドシーーン・・!!
(硝煙立ち込めるバトルフィールドと化した旧居住エリアの建物越しに見える砕竜の不気味なシルエット)
暗黒団兵A「フォックスよりアルファ。間もなくポイントBに砕竜到着。これより一斉射撃の準備を開始する。援護を頼む」ジーー(建物の影から通信機片手に喋る重弓小隊の隊長。弓の形状はシンプルな黒い鉄製弓である)
暗黒団兵B「了解。こっちの眺めも最高だぜ」クッチャクッチャ(ガムを噛みながら建造物の屋上でうつ伏せに倒れながら、狙撃用ボウガン(Mk11型)で砕竜を補足しているスナイパー達。インカムで話をしている)
暗黒団兵A「アローとヘビィで頭部を挟み撃ちだ。脳を破壊すれば知的生命体種とて、原種同様にノックダウン間違いなしだからな」ガション(合図と共に弓を構える小隊)
暗黒団兵B「とっとと倒して、お役御免といこうぜ。そしたらキラースラッシュで、クソみてぇに冷えた達人エールの瓶を朝までかっくらおうぜ」チャ・・(喋りながらも慎重にスコープで砕竜を捉えるヘビィ小隊)
暗黒団兵A「賛成だ。俺達もこの国の暑さに飽き飽きしていた頃だしな。砕竜のザザミソをつまみに、遠距離武器の良さについて盛り上がろう」ジーー
暗黒団兵B「了解だ。そっちの射撃に合わせてカバーする。幸運を祈るぜ」クッチャクッチャ
ドスーーン・・・ドスーーン・・・
(建物と建物の間から次第に接近してくる砕竜の足音)
暗黒団兵A「ゲストの到着だ・・」ギュリギュリ・・(弓を引きながら高く掲げる小隊)
ドスーーーーーーン!!
(建物と建物の間に、砕竜の力強い右足の踏み込みが現れる)
暗黒団兵A「まだまだ・・早くその可愛い顔を見せな・・!」ギュリギュリ・・
ドスーーン!!
(砕竜の左側面が全身露わになる)
暗黒団兵A「FIRE!!」
ヒョッ!!
(一斉に弓を引く右手を離す小隊)
ショウーーーーーーン!!
(火薬の詰まった特殊な赤い鏃の矢が、弧を描きながら一斉に解き放たれる)
ダスーーーーーーーーーン

(見事砕竜の横っ面に一斉ヒットし、大きく爆発する)
暗黒団兵B「パレード開始の花火だ!!カバー!!」カチッ(一斉にトリガーを引く狙撃隊)
シャホーーーーーーーーン!!
(左側の顔面から火花を上げる砕竜の右側頭部に向かって、一直線に勢い良く噴射しながら飛翔降下していく拡散弾の群れ)
ダガアアアアアアアアン

(砕竜の頭部で大爆発が起こる)
暗黒団兵B「フォーーーッ!!ざまぁみろってんだ!!」
スッ・・(頭部から凄まじい爆炎を上げる砕竜が右手を掲げる)
暗黒団兵B「ん?」
ビョッ(右手から何か液体状のものが放射される)
暗黒団兵B「!?」
バシャーーーーーーン!!
(狙撃隊が構える屋上に散布する蛍光緑色の液体)
暗黒団兵B「うぷっ・・!なんだ!?」ネチャネチャ・・(全身にかかった液体はまるでスライムの様に粘着質である)
暗黒団兵C「これは・・・爆破型の粘菌です!!」(慌てふためく小隊の粘菌の色が瞬く間に、緑から赤へと変色していく)
暗黒団兵B「ファック」

ドガアアアアアン!!
(屋上で起こる大爆発。同時に建物が倒壊していく)
暗黒団兵A「アルファ、応答せよ!」
暗黒団兵D「隊長!!」スチャッ(弓を構える小隊)
暗黒団兵A「!!」(全身を覆う黒い影に気づき、とっさに上を見上げる)
ダシャーーーーーーン!!

暗黒団兵D「MOVE!MOVE!!」ダッ(建物の間を逃遁する小隊)
暗黒団兵E「ハァ・・!ハァ・・!!」ちら(走りながら後ろを振り返る)
ブワッ
(大鎚のような右手を振りかぶり、ジャンプ強襲してくる砕竜)
暗黒団兵E「うわあああああああああ!!」

ボガアアアアアアアアン!!
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
シュウウウウウウ・・・・・・

(建物屋上から見える、遠方の爆破光と立ち上る硝煙)

ハンス「通信は?」(片足を屋上の縁に乗せながら双眼鏡を覗いている)
暗黒団兵「応答ありません。アルファ、フォックス、共に全滅した模様です」
ハンス「チッ・・最新鋭のエアショックダンパーシステムを持つ、ヘビィアロー部隊が一瞬で壊滅か。請求をしたいのだが、砕竜の所属は判明したのか?」ポイッ

暗黒団兵「不明です」パシッ

ハンス「特定させろ!!得体の知れぬモンスターの強襲ごときで、今回の作戦を中止させるわけにはいかん!!」
暗黒団兵「ハッ!!」
ダッダッダッダッダッダッ・・
(屋上の階段へと向かう兵士。入れ替わりに別の兵士が参上する)
ハンス「今度はなんだ!?」
暗黒団兵「ハッ!先日、第三地区に現れたハンター達の所属が判明しました!」ビシッ(敬礼する)
ハンス「どこだ?」
暗黒団兵「ユクモクルセイダーズです。従軍している兵士の中に、ニャンガス城の生き残りがいたので特定しました。蒼毛のハンターはクルセイダーズのリーダーであるそうです」
ハンス「・・・・・・(先の革命で七大怪魔の四頭を倒した田舎の自警団にして、最大の目の敵・・・奴らが現れたということは、あの砕竜や神出鬼没の金獅子もクルセイダーズの一員と考えるのが妥当か・・・)」
暗黒団兵「もうひとつ報告があります」
ハンス「言ってみろ」
暗黒団兵「ポイントDに知的生命体種と思われる爆鎚竜が出現。重機銃隊で応戦も、かすり傷ひとつ負わせることが出来ず、撤退との報告を受けました」
ハンス「高硬度の甲殻を自在に形成できる爆鎚竜がいると聞いたことがあるが・・・ドクターカペラはまだ王宮に?」
暗黒団兵「いえ。別任務で一機のグラスーツと共に領外フィールドに出動されました」
ハンス「役に立たせてやるという時にいないとはな・・。残りの部隊を第二地区に集結させろ。待機させてあるグラスーツも全てだ」
暗黒団兵「では第三地区は?」
ハンス「くれてやる」
暗黒団兵「しかしそれでは・・」
ハンス「構わん。まずは敵のモンスター共を攻略してからだ。情報を待つ」
暗黒団兵「分かりました。直ちに斥候を第三地区に・・」
ハンス「その必要はない。情報提供者(インフォーマー)とは既に契約済みだ」
暗黒団「・・・・。敵の中に密告者がいるのですか?」
ハンス「人海戦術と火力勝負の物理戦争だけでは資本がいくらあっても足りん。いつ如何なる時代でも情報学と統計学が戦いの支柱になる。撤退するぞ!」バッ

~第三地区、旧居住区内....
ダアアアアアアアン・・・ガガガガガガ・・・
ガガガガガ・・・・ボガアアアアアアアン・・!!
(瓦礫とかしたゴーストタウン遠方より聞こえる戦闘音)

アイオロス「派手にやってるみたいだね、プロフェッサーとアッシュが」とすとす・・・(無人の旧居住区エリアを歩く雷狼竜。背中にアルレボと青い番傘を背負った撫子装備のハンターを乗せている)

UBU「そのおかげで難なく王宮近くには行けそうね」ゆっさゆっさ(左肩には光蟲が乗ってる)
ナイトクルーガー「しかしよ、本当にソネルを置いてきちまってよかったのか?もっと説得すりゃ良かったじゃねぇか」(足組んで肩に乗ってる)
UBU「かもね」ゆっさゆっさ
アイオロス「生憎、君の和平案は反乱軍のリーダーのお気に召さなかったけど・・相変わらず戦地の状況把握が早いもんだ」とすとす
UBU「うひょひょひょひょひょ。もっと褒めるべきでしょう」ゆっさゆっさ(実に気持ち悪い顔で下品に笑う、おお!我らがあんまん女)
アイオロス「君の意見は正しい。もはや敵は暗黒団であって国王軍じゃない。和平を機に国王軍と反乱軍が一致団結して国を脅かす悪を退治、内紛も双方和解で終戦に・・・なぁ~んてドラマチックなプロットは好みじゃないようだ」とすとす
UBU「アルル姫の彼氏って頭固そうだもんね。体鍛えてばっかりの、見るからに熱血漢のステロイド愛好者。あんなののどこがいいんだか」やれやれ
ナイトクルーガー「その発言、お姫様には絶対言わない方がいいぜ」
アイオロス「でもどうすんのさ?君とナイトクルーガーを王宮付近に運ぶのは可能だけど、本当に中にいる国王夫妻に謁見するわけ?王宮は暗黒団が支配してるっていうじゃない」とすとす
UBU「ミリシアの御三方のおかげで敵はこの第三地区に釘付けでしょ。一時的に退却するにしても、この先に軍の拠点を置くのは第二地区が妥当。王宮は手薄でしょ」おひょ~ひょっひょっひょっひょっ
ナイトクルーガー「大した先見性だが、国王夫妻の前では、その笑い方はやめときな」
アイオロス「和平交渉の提案と、反乱軍の嘆願書の代弁を行うんだろ?優秀なトラブルシューターだよ」とすとす
UBU「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!あたちは一刻も早く効率のいい終戦を迎えたいだけ。政治転換や新たな統治機構の発足は、ソネル君とアルル姫で仲睦まじく地道にやっていけばいいでしょ」
ナイトクルーガー「なんだよ?やけにクールじゃねぇか」
UBU「そうよ。革命の時も同じ。あたちは表舞台には興味ないの」ゆっさゆっさ
アイオロス「他に目的があるからだろ?」じろ(背中の方に首を傾ける)
UBU「フフフフ・・内緒。そっちと同じでね♪」パチりん(ウィンクした)
ナイトクルーガー「ハッハッハッハッ!互いに見透かされてる様だな」
アイオロス「そういうの、見えない信頼関係って呼んでいいものか・・・っと、みんな静かに」
ひょっ

ナイトクルーガー「敵か?警部」
アイオロス「ああ。それも大きいのが」
UBU「ほえ・・・」ひょい(少し背を伸ばして見る)

ガシーン・・ガシーン・・・
(旧居住区の公道を進む多殻蟹)
UBU「ザムザ・・タイクンの!!」きゅぴーん

ナイトクルーガー「淡いひと狩り心はしまっておくんだな。そんな冒険心が叶う相手じゃねぇ」
ガシーンガシーン・・

きょろきょろ
UBU「あからさまに誰か探してるね。やっぱり蟹だから、あんな大げさな動きになるんだな・・」ふ~む

アイオロス「この前ソネル君とゲルハルト君にしてやられたからね。きっと彼らを探しているのさ」
ナイトクルーガー「あんたもだろ」
アイオロス「あ、そうだったね・・」
きょろきょろ・・ガシーンガシーン・・きょろきょろ・・
UBU「ほえ・・・」じー

ナイトクルーガー「どんくせぇ野郎だな。お嬢さんの希望通り、ここでやっちまうか?」
アイオロス「いけるかもしれないど、援軍に来られたら厄介だ。なにせ敵は謎の通信機を持っているからね。今は我慢だよ」
ガシーン・・ガシーン・・ガシーン・・・・
(次第に姿が見えなくなる多殻蟹)
アイオロス「ふう~。さて、僕らもちゃちゃっと行こうか」ぬう(瓦礫より姿を出す)
ナイトクルーガー「なんだよ。やっちまえばよかったのに」
UBU「あら、あんたいつになく好戦的じゃない?」
ナイトクルーガー「なんか気に入らねぇ蟹だったもんだからな。中に得体の知れないものを感じた」
UBU「三段階なのよ。有名でしょ?」
ナイトクルーガー「ちげえよ。あの野郎は何か別のものを秘めてる気がする・・」う~む
UBU「虫の第六感か。なるほど」ふ~む
アイオロス「今倒さなくたって、お嬢さんの仲間が直に到着する予定なんだろ?そしたら戦力はこっちが有利になる。その時でいいさ、彼らを「ひと狩り」するのは」
UBU「仲間ねぇ・・・。みんな無事ならいいけど・・」
ナイトクルーガー「心配すんな。あまりに到着が遅い様なら、カイルスを迎えに行かせりゃいい」
UBU「うん。ありがとう。あんたって、やっぱり優しい光蟲ね」にこ

ナイトクルーガー「よせよ。俺はあんたの嫌いなギルド所属なんだぜ」(照れくさそうにそっぽむく)
アイオロス「ユクモのハンターはサムソンさん以外のメンバーも来るのかい?あれ、あのハンター。なんだっけ。資料には確かシャークハンターって・・」
UBU「そんなのいたっけ?」
アイオロス「いるじゃない。孤島の時も、ローゼンクロイツの令嬢と一緒にいた・・え~となんだっけ・・・ぜんぜん名前が出てこない」
ナイトクルーガー「よせよ。認知症の雷狼竜なんて流行らないぜ」
UBU「さ、行きましょう。あんなのの話しで時間を費やすほうが勿体ないわ」
アイオロス「ほら、やっぱり知ってるじゃない。なんだっけ・・彼の名前・・」とすとすとすとす・・
~新大陸渓流地区、狩猟エリア6....

とぼとぼ・・

マナブ「はぁ・・・結局UBUさんの足取りさえも掴めず、無念の帰還とは・・・不甲斐ない・・」とぼとぼ・・(合戦槍【鯨波】を背負うなんだか足軽的な感じ)
パソコン「無事ならいいけど・・・なんだかこの渓流の景色も久しぶりだね・・・相変わらず平和だ・・あははははは(から笑い)」(ユクモ護山刀を腰に下げてる背丈の小さいハンター)
マナブ「郷愁を覚える我が美しき渓流の情景か・・・いつかUBUさんと二人っきりで歩いてみたいものだ・・」しょんげり
「お~~~~い」
パソコン「あれ・・どこからだろ?女の子の声だ。UBUちゃんかな!?」きょろきょろ
マナブ「見苦しいぞ、パソコンよ。そういのは幻聴というんだ。卑しい色欲が我々の耳を汚しているだけ・・」
「おおおおおおおい」
パソコン「ほら、やっぱり聴こえる」
マナブ「・・・・上からだ!!」バッ
ビョオオオオオオオオン!!
(渓流の生い茂った木々の上空を舞う巨大な金火竜)
マナブ「おおおおおおおおお!?」
ビュオオオオオオ



ロージー「お~い♪」ふりふり(金火竜の背中から顔をひょっこり出し、下に向かって手を振ってる)
パソコン「あれは・・・」
マナブ「ローズダンテ殿・・・何処へ!?」
ロージー「火の国~♪いってきまぁ~す♪」
ビュオオオオオオオオン

マナブ「火の国・・・はて・・」
パソコン「金火竜の背中。他にも誰か乗ってたよ」
マナブ「ふむ・・。はてさて・・・」
バシャンバシャンバシャン

(エリア内の水たまりを駆けて来る、明らかに牙獣種の足音)
パソコン「この足音は・・」
マナブ「大方、青熊獣だろう。どれ、気分転換ついでに、久々にお相手致そうか」ちら

彭関越「どいてくれずらぁ~!!」ダシャーンダシャーン

マナブ「いっ

パソコン「新種!?」ガガーン


張虎「よぉ!ヒョロヒョロコンビ!!」(彭関越が背中に背負ってる)

アラン「ちょっくら戦に行ってくるぜ!」(それに跨っている)

ニャ太郎「村を頼みましたぞ!!」(同じくその後ろに跨ってる)
バシャーンバシャーン

(颯爽と去っていく謎の牙獣種)
マナブ&パソコン「・・・・・・・・・・」へなん・・

GOOOOOOOOOO!!
(新大陸の青空を舞う金火竜)

アルテミス「陸の連中はしっかりついて来てんだろうね!?」ゴオオオオオオ
エリーゼ「ええ。問題ないわ」じー(首に跨がり双眼鏡で下を眺めている。その背中にはスクアギルの幼体がしがみついている)

ガルグイユ「シャシャシャシャシャ!河狸のおにいちゃまなら心配ないでちゅよ♪しょれよりサメちゃん、もうお腹、減ったでちゅ」うけけけけ
エリーゼ「あら。仕方ない子ね。はい、携帯あんまん」あ~ん(背中で大口を開けて待っている謎のサメ型生物の口の中にあんまんを押しこむ)
ガルグイユ「あんみゃんみゃん。しょうこの味・・故郷にはないノスタルジックな甘味を覚えるでちゅ」あむあむあむ
エリーゼ「うちのオリジナルミリメシ(ミリタリー飯=戦闘食)よ♪まだまだ嫌っていうほどたくさんあるからね」にこ

ガルグイユ「うわぁ~い」(真顔で喜んでいる)
ロージー「なんであの年増まで一緒やねん・・」ちっ

ファイヤージンガー「いいじゃねぇか。お前と同じでクソ兄貴が心配なんだよ。なぁ?」ちら

カーブー「・・・・・・・・・」ゴオオオオオオ(背後で同じくあぐらをかき、大事そうにユクモノノダチを抱えている)
ファイヤージンガー「いよいよだな」
ロージー「うん。頑張ろう、お兄ちゃん!」
カーブー「ウッス」
GOOOOOOOOOO!!
(金火竜の向かう先に、脈々と聳え立つ火山フィールドの猛々しい山並みが、一行を出迎える様に見えてくる)
To Be Continued


次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はぁ~
9/1(火)0時更新 多分的ななぜなに☆あたモンのコーナー

をお送りいたします♪ほいだら次回も読もう見よう読んだら寝よう

Variant(変異体)と特異個体/なぜなに☆あたモンのコーナー
こんばんわ9月です
お月見でお馴染みの
加え今年のシルバーウィークはありがたやの五連休(サービス業の方々にとっては有難迷惑でしょうか
。休日の厳しいシフト体制の中、明るく元気に笑顔を振る舞ってくれる業種の方々に感謝なのです
)更には9月の29(火)は天赦日と一粒万倍日の激アツWデイ
あれやこれやを積極的に行うと吉でしょう
なんて「あやしげな」占いサイトみたいな要素も含めてはじまった今日のあたモン日記今宵は「なぜなに☆あたモンのコーナー」を、涼し気過ぎるのが不気味なくらい珍妙な9月のそよ風に乗せてお送りいたします。今回のお題は、作者と学ぼう「Variant(変異体)と特異個体」です
~あんぎゃらぁ~!
でたでた特異個体ってなんだバカ~
上写真はhttp://monsterhunter.wikia.com/wiki/Rathian_Variantより引用させて頂きました。この場を借りてTHANKSでありますのあやしげな雌火竜は、先日の中継ぎ記事でもお伝えした烈焰女王(Rathian Variant)というMHO(怪物猎人 Online)に登場する特異個体です。紅い「つぶつぶ」した「お棘」が、いちご味みたいな感じで美味しそうです
こんな特異個体。どんな特異個体?そもそも特異個体ってふぁにさ?カッコつけちゃって。おバカさん
なんて思うているハンターさま様も多いでしょう。まずはこの特異個体をバサッとバサ雄感覚でご説明
★特異個体ってふぁに?★
英語表記ではVariant(変異体)なんて呼ばれてる特異個体。簡単な概要はというと・・
★MHの世界観上において、ユニークな特徴を持った原種と同一の個体
です。もっと簡単にいうなら、「他の同種と違った特徴を持つ、極めて狂暴な個体」ということでしょうか。付け加えて注意点を申すならば、この特異個体及びVariantという名詞は、あくまでも俗称であり、ゲーム内及び公式で使用されているシステム名ではないということです。旧大陸、新大陸と同じく、ハンター社会での現代用語といった解釈でいいと思います
では一体、どんなモンスターが特異個体なのさ?バカという疑問を解消すべく、代表的な特異個体をシリーズ別に、以下に述べると致しましょう。ふふ。バカ
------------------------------------
★Monster Hunter 2:錆びたクシャルダオラ(Rusted Kushala Daora)
★Monster Hunter Portable 2nd G(Monster Hunter Freedom Unite):
激昂したラージャン(Furious Rajang)、傷ついたイャンガルルガ(Yian Garuga Variant)
★Monster Hunter 3 (Tri)(Monster Hunter 3 Ultimate):
怒り喰らうイビルジョー(Savage Deviljho)
★Monster Hunter 4G(Monster Hunter 4 Ultimate):
猛り爆ぜるブラキディオス(Raging Brachydios)、渾沌に呻くゴア・マガラ(Chaotic Gore Magala)
★Monster Hunter Online(怪物猎人 Online ):
Caeserber Variant、Basarios Variant、Shogun Ceanataur Variant、Yian Garuga Variant、Monoblos Variant、Rathian Variant
★Monster Hunter Explore:リオレウス豪火種(Rathalos Variant)
上記以外のモンスターも存在。詳細は・・おお!我らがハンター社会の民明書房「モンスターハンター大辞典 Wiki」様より「モンハン用語/特殊個体」の項目参照のことあるよ
写真で同一個体との違いを見たいよ、バカっていうお子様には・・おお!我らがハンター社会のアカデミールネッサンス!「MonsterHunter.Wikia.com」様より「Variant」の項目参照ですよ
両サイト様、いつもありがとうございます
------------------------------------
ところで上記のむつかしい単語の意味なのですが・・
savage(英・形容詞):獰猛な、残忍な、残酷な(作者の注釈・洋楽(特にHM)ファンなら結構聞き慣れている常用単語かと)
爆ぜる(はぜる):割れて飛び散る。はじける。例:栗の実がいがから~。
呻く(うめく):「呻き声」の呻くです。苦しさのあまり、うなること(作者の注釈・こわいですね。一体どんなお声なのでしょうか)
な、感じ。MHOは特に特異個体が多く、個人的には岩竜のそれに興味津々一体、どんな悪いやつなのか今度調べてみますことを誓います。その他に驚いたのがエクスプロアの「全身が燃えちゃってる火竜」です
正直、今回調べるまで全く知らない存在でした
出来ればフロンティアかMHOの高解像度で画像が観れるシリーズで再現して欲しいですね
んぼ~っとな。
てけてけて♪てけてけてぇ~♪てけてけてって、てけてけてぇ~♪(世にも奇妙な~のテーマ)
いかがでしたか?特異個体の恐怖。いつもどおり、ひと狩りに出かけたが運の尽き。その相手がより狂暴な特異個体だったら、きっと作者ならおもらしをしてしまうでしょうか・・。そうそう。おもらしといえば、このあたモン、なぜだか来訪検索ワードに「モンハン おもらし」というのをたまに見るので、実際に自分でググってみたところ、トップにこのあたモンが出るのでした・・(「クーラードリンクおもらし事件」の巻参照)
改めてサイバー世界に潜伏するパラフィリアの強欲に恐怖し、またしてもおもらし寸前の作者なのでした・・ふふ・・ばか
そんな感じで今日も・・
モケーレ・ムベンベ(さようなら)ランキング参加中です♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはぁ~
9/3(木)0時更新 「父親(てておや)失格」の巻
をお送りいたします♪ほにゃら次回も読もう見よう
鼻メガネで
お~サティスファクション
「父親(てておや)失格」の巻
~火山、非狩猟エリア8....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(呆然と立ち尽くす巨大な黒鎧竜。その周りを囲う恐暴竜、桃毛獣、溶岩竜の姿も。足元には小さな人間と獣人族の姿も見える)

テツ「むにゃむにゃ・・・・」ピシピシ・・


メガゼノス「パルミュラ神殿・・神域エリア。そこに俺一人で行けばいいんだな」

ヴォルガトロン「ああ。そこで双子とお前の身柄を交換すると言っていた」
メガゼノス「よし」ズン

一也「待つニャ待つニャ!!」(道を遮る獣人達)

芋助「おそらく罠かと。連中が本当にバサリン殿達を返すとは限りませんぞ」

ミッチ「そうっすよ!約束の時間はまだ先っす!ここは落ち着いて作戦会議を・・」
メガゼノス「どけ」
ドシーーーーーン

(三人の横を通る黒鎧竜。重量級の足踏みで全身が揺れる獣人達)
ぴょへっ

メガゼノス「邪魔だ」
パノ「敵の狙いはダディ。あなたです」

ユーリィ「・・それまで人質は・・生かしておく・・」
メガゼノス「怪我のひとつも許さない。一刻も早く子供たちを助ける。それだけだ」
パノ「死んでもいいと?その為には」
メガゼノス「当たり前だ。俺は至って冷静だ。分かったらどいてくれ」
パノ「どけません」ぷい
ユーリィ「・・みんな助かる方法を・・考える・・」
メガゼノス「そうこうしている間にも、バサ雄とバサリンは恐ろしい目にあっているかもしれないんだぞ!!どけ!!」バッ

ヴォルガトロン「メガゼノス!早まるな!!」
メガゼノス「子供のいないお前達に何が分かる!!子を想うのは俺達モンスターも同じだ!!」バサッ
ドシューーーーーーーーン!!
(両翼を豪快に羽ばたかせ、一気に浮上していく黒鎧竜)
ミッチ「わぁああああああああ


ユーリィ「・・待って・・!!」パシッ

ギュウウウウウウウウン!!
(瞬く間に上空へと消えていく黒鎧竜とユーリィ)
一也「くそ!行っちまったニャ!!」ビュオオオオオオ・・・
ヴォルガトロン「まずいな・・・」

まさひこ「オレガ、ジャマシナケレバ、バサオハ・・・」しょんげり
ミッチ「どうやら落ち込んでる場合じゃなさそうっすよ、まさひこ殿」ぺぇ~ん

まさひこ「ウン・・デモ、オレガ、アノドスイーオスノ、イノママニ、ナラナケレバ・・」しょんげり
パノ「ドスイーオス・・」ぴく
ヴォルガトロン「どういうことだ?」
まさひこ「アイツノ「メ」ヲ、ミタトタン、アンタヲ、テキダト、オモイコンデシマッタンダ・・」しょんげり
芋助「まるで洗脳された様な物言いですな」
パノ「異議あり」シュパッと

まさひこ「ミトメマス」
パノ「急いでダディを追うべきです。それが本当ならば」キッ
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
~ジャバル・サマーン山脈麓。パルミュラ祭壇前....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
(火口から絶え間なく流れ続けるマグマに覆われながら聳え立つ、ジャバル・サマーン山脈に向かって建てられた大理石の祭壇前に立つ白鎧竜。その足元に倒れるようにして寝ている岩竜の双子と、その傍らにはドスイーオス、そして黒衣のコートを纏った龍科学者と暗黒団小隊の姿も)
カペラ「祭壇といっても小さいもんね」ファサッ(金髪をかきあげながら山を見上げる)

サイコドローム「一概に祭壇といっても、生贄を捧げる目的だけに作られたものだからな。板状の大理石の表面を人為的に研磨しただけのシンプルな石壇だ」
ハッキネン「で、で、でもよ、こ、こ、ここに生贄を捧げてんだろ?」ぶるぶるぶるぶる(震えながら恐怖をごまかすかのようにジョイントを吸ってる)

ギュレス「あれ?ひょっとして怖いんですか?」
ハッキネン「バァ~ろぉ~!!俺がこわいのは・・・」
カペラ「なに?」
ハッキネン「んでもねぇよ・・(この前、王宮で聞いちまった大スクープの内容をこいつらに言っても、どうせ信じてくれねぇだろう・・。しかし本当にこのマグマの山に七大怪魔の一人が・・・)」ちら
ドロドロドロドロ・・・・
(灼熱の溶融体に包まれた山を見上げる)
ハッキネン「・・・・・(火の神と称して火の民を誑かし、己の生態エネルギーを維持する為、ハンターの肉体と魂を喰らうという煌黒龍の実体・・・バアル・ゼブル・・!)」
カペラ「なにすかしてんのよ」パァ~ん

ハッキネン「ひいいいいいいいい


カペラ「安心なさい。前にも言ったけど、あんたなんかじゃ生贄の対象にもならないから」うふふふふ

ハッキネン「うるせえ!!冷血メガネ!!」パァ~ん

サイコドローム「よさないか。人質が起きたら大変だぞ」ちら

バサ雄「・・・・・・・・・・・」すうすう・・

バサリン「・・・・・・・・・・・」すやすやすや・・
ギュレス「ぐっすりですね」
サイコドローム「ああ。この無人のエリアを交換場所に選んだのは、正しい判断だったな」
カペラ「・・・・・・・・・・」きょろきょろ
サイコドローム「どうした?」
カペラ「いえ・・・なんでもないわ」
ハッキネン「クックックックック・・・(大方ドクターはゾンゲの野郎から聞いた、「例の隕石」がここにあると思って期待してたんだろうよ。だが残念だったな。隕石はゼブルが独り占めだ)」すりすり(ちんちんに腫れ上がった頬を撫でながらほくそ笑む)
カペラ「なに人の顔見て笑ってんのよ」パァ~ん

ハッキネン「ひいいいいいいいいい


ギュレス「サイコドローム様。先ほどのエリアで強襲を仕掛けてきた、溶岩竜と恐暴竜の存在・・気になりませんか?」
サイコドローム「まぁな。おそらくは火山に募る無頼獣どもだろう」
ギュレス「この岩竜達の仲間でしょうか?」
サイコドローム「さぁな。だが、連中もここに来るかもしれんということは想定しておく必要がある」
カペラ「問題なくって、でしょ?あなたがいれば、相討ちさせるなんてお手の物なんだから」くす
ハッキネン「おう。それよそれ。さっき、あんたあの恐暴竜になにをしたんだ?」
サイコドローム「異なる意志を与えてやっただけだ」
ハッキネン「はぁ?」
カペラ「だめよサイコドローム。この人、ヒト科の中でも最上級の単細胞だから」
ハッキネン「うるせえっつーの!!もっと分かりやすく説明しろぃ!!」ぷんすか

サイコドローム「簡単にいえば洗脳というやつだ」
ハッキネン「はぁ?イーエスピー(ESP)ってやつか?」きょとん
カペラ「へぇ~。バカなのによくその単語が出てきたわね。でも残念。正確には超能力じゃないの」
ハッキネン「だからそれを教えろ」ぷんすか

カペラ「サイコドロームはね、そのパープルヘッドに特殊な音響器官を搭載しているのよ。そこから「個体別可聴域」の空気振動である、特定の周波数の音圧を鳴らしているってわけ」
ハッキネン「個体別・・・ってことは、その相手にしか聴こえない音を鳴らして、それで催眠をかけてるってことか?」
サイコドローム「理論上はな」
カペラ「彼はその洗脳的音響効果を活かして、ハンターを手下の様に操り、覇竜を仕留めたこともあるのよ」
ハッキネン「実力じゃねぇやい。そんなもん」ふんだ
カペラ「じゃあ、あんた。そこまで言うならソロで討伐出来るのよね?常連ハンターなら、覇竜一頭くらいどうってことないんでしょ?」
ハッキネン「ま、まぁな・・

サイコドローム「というわけだ。こいつらの父親だという黒鎧竜が、例えさっきのモンスター共を連れて来ようが、俺が離散させてやるさ」
ハッキネン「頼りにしてるぜ」やれやれ
ギュレス「どうやら作戦は上々の様ですよ。生態レーダーに巨大な龍エーテルが検知されました。まもなく到着します」
ハッキネン「おい、あとで俺も「それ」に乗せろよな」
GOOOOOOOOOOOOO・・・!!
(上空から激しい飛翔音が聞こえてくる)
サイコドローム「早いな」
カペラ「交渉はお早めに・・でしょ?」くす
ドシャーーーーーーン!!

メガゼノス「バサ雄!!バサリン!!」
カペラ「彼がダークマターを吸収した黒鎧竜・・・そう・・」にや
ハッキネン「おっと!!動くなよ!!少しでも妙な真似したら、こいつらがてめぇの可愛い子供に調教を開始するからな!!」ザッ(立ちはだかる鎧竜、その足元にアサルトボウガンを構えた暗黒団兵士達)
メガゼノス「目的は俺のはずだ!!まずは子供達の身柄を自由にしろ!!」ガアアアアア!!(大咆哮)
ブオオオオオオオオオン

(咆哮の音波衝撃がカペラ一行を突き抜ける)
ハッキネン「父親ってのは種を問わず、子供の事となるとすぐに自制心を失いやがる」くらくら・・

カペラ「ほんと。イヤープラグを付けてて正解だったわ。どうするの?サイコドローム」ちら
サイコドローム「奴を催眠で操る。隙を作れ」
ハッキネン「あんだよ、危険な目を見るのはやっぱり俺じゃねぇか」とんとん(こめかみを叩いている)
メガゼノス「さぁ!!子供たちをこちらに渡せ!!」
ハッキネン「注意を引くだけでいいのか?」ザッ
サイコドローム「そうだ。催眠音が奴の耳に届けばこちらの意のままだ」
メガゼノス「どうした!?まだ何か企んでいるのか!?」
ハッキネン「そうじゃねぇよ。そのぉ~、なんつーかよ。あんたには言い難いんだが・・嫌なんだってよ」ザッザッザッザッ(ゆっくり前進していく)
メガゼノス「・・なんの話しだ?」
ハッキネン「子供たちの意志さ。あんたのもとに帰るのが嫌なんだってよ」
メガゼノス「いい加減なことを抜かすな!!人型の貴様にファミリーの何が分かる!?」
ハッキネン「分かってねぇのはあんたの方さ。特に嬢ちゃんの方は、あんたの聞き分けのねぇ束縛にうんざりしてる様子だったぜ?あんた、自分の娘が絵を描いているのは知ってんだろ?」
メガゼノス「どうしてそれを・・!?」
ハッキネン「可哀想にな。あんなに素晴らしい画力があるのに、あんたはその才能を見ようともせず、ただ口先だけで子供の未来を断ち切ったんだからな」
メガゼノス「!!」
ハッキネン「俺には快く、絵を見せてくれたぜ?それと・・頑固で保守的なあんたには決して見せない、無垢な少女の笑みもな」
メガゼノス「・・・・・・・・・・・」
カペラ「ほんと、詐欺師の資質はハンターのそれ以上ね」
サイコドローム「十分な才能だ。これで奴に気づかれず、個体別催眠音を食らわせてやれる」
フィイイイイイイイイン
(パープルヘッドから発せられる催眠音波)
メガゼノス「・・・・・・・・・・・」(すんごく俯いている巨大な黒鎧竜)
ハッキネン「あんた、母親にだって逃げられたんだろ?確かに男手一人で二人の子供を育てるのは辛いよな。けどな、家族の安全を願い過ぎるがあまり、子供の将来を閉じ込めちまう様な教育法はどうかと俺は思うぜ?」(腕を組みながら俯く黒鎧竜の前を行ったり来たりしながら説法してる)
メガゼノス「・・・・・・・・・」しょんげり・・
ハッキネン「あんたのやってることは、独占欲と虚栄心の強い、未成熟な人型のガキが、同級生のガールフレンド相手に「何処へも行くな!他の男と話すなんてもってのほかだ!!いいかい!?君は僕とだけいればいいんだ!!」なんて縛り付けてるのと同じだぜ?要するに自己満足だよ。そこに相手のすべてを受け入れる寛容力や理解力なんてねぇ。あんたは自分の意に反するものはぜぇ~んぶ、はねのけちまうんだからな。そんなの愛情なんて言わねぇ。ただの専横、どこぞの全体主義国家の暴君と同じ強要を、あんたはこともあろうか愛すべき子供達にやってるに過ぎないんだ!!」ババーーーーン

メガゼノス「ダ、ダディちゃんが・・ただの暴君・・!!」ガリーーン

カペラ「誰かあの人に主演男優賞のトロフィーあげたら?」(その背後でやれやれのジャスチャーをする鎧竜)
メガゼノス「バサリン・・・バサ雄・・・俺は・・ダディちゃんは・・・本当のダディとしての仕事をしていなかったのか・・・」ガクーーーーン

ハッキネン「そうだ!!貴様は父親(てておや)失格だぁあああああ!!」
ドオオオオオオオオン

メガゼノス「て・・父親(てておや)失格・・!!」ガゲリーーーーン

フィフィフィフィフィ・・・・・
メガゼノス「俺は・・・今まで何をやっていたんだ・・・」うううう・・・
フィフィフィフィフィ・・・・・
サイコドローム「眠れ」
フィフィフィフィフィ・・・・・
メガゼノス「て・・て・・・おや・・・とは・・なんぞや・・・・家族とは・・・・・見せかけの構成体にあらず・・」
フィフィフィフィフィ・・!!
メガゼノス「フフ・・皮肉にもこんな時に・・・・ポエムが浮かんじまうとはな・・・・ダディちゃんはほんとに・・甲斐性なしの黒鎧竜だぜ・・・」
フィフィフィフィフィフィフィ!!
メガゼノス「ごめんな・・バサリン・・バサ雄・・・・・」
ズダーーーーーーーン!!
(顔面からうつ伏せに倒れる黒鎧竜)
ハッキネン「勝った」フッ・・(その後ろで呆れ顔のカペラ)
To Be Continued



皆様の激アツ一票があたモンを元気にするのです

次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはぁ~
9/5(土)0時更新 「楽しそうじゃないですか」の巻
をお送りいたします♪雨・・!




新学期早々ぺたぺたして気持ちわりぃ~ったらありゃしない



そんな時は「じめペタ対策」でメランコリーなんてバカ


「楽しそうじゃないですか」の巻
ZUsyaaaaaaaa!!
ヴォルガトロン「振り落とされるなよぉおおおお!!」ズシャシャシャシャシャ(陸を泳ぐ例のスライディング方式で、火山エリアを突っ走る溶岩竜。その両足にはロープが付けられおり、右足に付けられた紐の先ではスノボ板のような木片を履いたパノがジェットスキーの要領で地面を滑走している。左足のロープの先では未だ眠ったままの桃毛獣が全身を地面に擦りつけながら滑走している。テツの上には獣人種、三人が乗っている)
ミッチ「うひゃっほぉ~!!こりゃ楽ちんっすね!!ライドーン♪」びゅおおおおおお(俯せで滑る桃毛獣の背中の一番先頭に乗ってる)
一也「地中のまさひこは無事についてきてるかニャ!?」びゅおおおお(その後ろ)
芋助「大丈夫でしょう。それよりパノ殿のお見事な手捌きをご覧あれ」(しんがり)
パノ「はいよぉ~」(ぜんぜんやる気のない顔)
バッ!!ひょるるるるるるる
(AR15型ボウガンを背負い、大岩を板で上りジャンプ一番、ハーフパイプばりの華麗な回転演技を見せる紫色の撫子装備を着た女子)
ミッチ「おおダブルコーク!!」(ダブルコーク:スノーボードハーフパイプでの3D系エア技のひとつ。なんか空中でくるくるすんごい回る神技なのだ)
ダシャーーーーン
(見事に着地するパノ。反対に隣の桃毛獣はゴリゴリと地面に擦られたまま突き進む)
芋助「う~む。パノ殿はハンター同様、運動神経の塊の様なお方だな」ふむふむ
一也「悠長なこと言ってられないニャ!!早くメガゼノスに追いつかないと危ないニャ!!兄貴!!頼むニャねぇ~!!」
ヴォルガロン「おうよ!!任せておけ!!」
ズシャアアアアアアアアア!!
(腹で滑らかにスライディングしながら、その巨体で障害物の岩をどんがどんが崩しながら突き進んでいく溶岩竜)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
~ジャバル・サマーン山脈麓。パルミュラ祭壇前....
メガゼノス「・・・・・・・・・・」すやすやすやすや(うつ伏せに真っ直ぐ倒れて寝ている黒鎧竜)
カペラ「万事成功ね」
ハッキネン「おっと。礼ならキッスでもいいんだぜ?」フフ~ん(最高に気持ちの悪い笑みで右頬をさしだす)
ぱぁ~~~~~ん
(おもいっきしピンタされる)
ハッキネン「いてえ!!冗談じゃねぇの!?バカ野郎」すりすり(泣きながらみるみるうちに腫れていくほっぺを擦る)
ギュレス「名演技でしたよ。鎧竜の抱擁ならしてあげますけど?」
ハッキネン「うるせえ!!ちきしょう!!今のびんたで「歯」がグラグラしやがる!!」ぷんすか
サイコドローム「さて・・どうする?運び出したくても、この巨体ではグラスーツとて少々荷が重いぞ?」
カペラ「いいんじゃない?ここで解体すれば。そうすれば荷物は減るでしょ」キュッ(不気味なゴム手袋をはめ、きゅっとする)
サイコドローム「なるほど・・。研究用に必要最低限の器官だけを持ち変えるというのか」
カペラ「そういうこと」ザッザッザッザッ(手術前みたいに両手を軽く掲げながら被験者に近づいていく金髪冷酷メガネ)
ハッキネン「鬼。悪魔。残酷女。大陸四大悪女の一人。畜生。魑魅魍魎。キキーモラ」
ひょん(メスが飛んでくる。間一髪交わすハッキネン)
カペラ「どこからいこうかしら・・・」まじまじ(と、まっすぐにうつ伏せで寝ている黒鎧竜を観察する)
ギュレス「大雑把な部位分解なら手伝いますよ」
ハッキネン「ちぎるだけだろうが」
カペラ「そうねぇ・・心臓と脳は確実に欲しいわ。それじゃあ、頭部から「もいで」貰える?」
ハッキネン「フルーツもぐみてぇな言い方しやがって」ひょん(食い気味でメスが飛んでくる。今度は余裕をもって交わすハッキネン)
ギュレス「ハッキネンさんもやりますか?」
ハッキネン「遠慮しておくよ。剥ぎ取りならハンターに任せろと言いたいが・・繊細なメス捌きはドクターの方が上だ」すりすり(どんどん腫れていく右頬。虫歯の子みたいになってる)
暗黒団兵「ハッキネン様。この岩竜の子供達はどうしましょうか?」スチャ(アサルトボウガンの銃口で指す)
バサ雄「・・・・・・・・・・・」すうすう・・
バサリン「・・・・・・・・・・・」すやすやすや・・
ハッキネン「そうだな・・。おい!ドクター!こいつらどうする!?」
カペラ「やっぱり待って。頭をもぐ時に起きたら事だわ。先に全身麻酔しましょう」
ハッキネン「聞いちゃいねぇ・・・。しゃあねぇ。こいつらもバラして、闇ルートで捌くか・・」
ギュレス「ドクター。これほどの巨体を全身麻酔なんて可能なんですか?」
カペラ「ここは新大陸よ?メゼポルタにだって引けをとらないんだから」チャッ(注射針をドクターコートの懐から取り出す)
ギュレス「そんなに小さいもので?」
カペラ「あら。試してみる?大陸で名高い、あらゆる麻痺属性のナチュラルツールを強化させた、お手製の麻酔薬をね♪」
ギュレス「なるほど。いにしえ麻薬の原料である、ロイヤルオピウムポピーのモルヒネを使っているんですね?」
カペラ「トランスなんてもんじゃないわよ。疼痛を一切感じないバトルハンターだって作れちゃうんだから・・」スッ(あやしげな笑みを浮かばながら注射針を掲げる)
ビョッ
(黒鎧竜の背中から黒い影が飛び上がる)
カペラ「なに!?」バッ
ハッキネン「いっ!?」ガバッ(何者かに背後をとられる)
暗黒団兵「何者だ!!」スチャ
ゴオオオオオオオオ
(銃口を向けた途端、業火に包まれる暗黒団兵達)
ハッキネン「えーーーー!?」
ユーリィ「・・動くと殺す・・もん・・」スチャ(デッドフリルパラソルのあつあつの銃口をこ汚いハンターのちんちんに腫れ上がった右頬に押し付ける)
ボオオオオオオ・・・・・・
(全身炎に包まれた兵士達は火を振り払おうとするも、耐え切れず次々に倒れていく)
サイコドローム「焼夷剤か」
カペラ「それもかなり強力なものね」
サイコドローム「違法ハンターか?」
カペラ「さぁ。あの黒鎧竜の味方とは思えないけど・・」やれやれ
暗黒団兵「クソォオオオオオ!!」チャッ
ブッチャービートル「ブキィイイイイイイイ!!」びょーーーん(ユーリィのスカートの中から勢い良く飛び出してくる)
暗黒団兵「!?」
ブッチャービートル「カナカナカナ!!」ブッ(唾吐いた)
暗黒団兵「ぎゃああああああああ」ジュウウウウウウウ(顔面から煙を上げる)
カペラ「へぇ・・面白いペットね」
サイコドローム「あれも頂くか?その前にお前の用心棒をどうするかだ」
ブッチャービートル「カナ」ぴょへっ(ハッキネンの頭の上にとまる)
ハッキネン「ひええええええええええ」
ユーリィ「・・ナパームと唾液で・・フライフェイスにされたくなければ・・大人しく・・」ぐりぐりじゅううううう
(あつあつの銃口をちんちんに腫れ上がった右頬に押し付ける)
ハッキネン「あぢぃいいいいいいい」ジュウウウウウウウ
カペラ「あら。早く助けないとショック死で逝くかも。余程あの子に恨まれてるのね」
ユーリィ「・・許さない・・ダディの純真を誑かした罪は・・万死に値する・・!!」ずるずる・・(ハッキネンを盾にゆっくり後退していく)
ハッキネン「いやだぁああああああ!!ドクタ~~~~~!!はやくたすけてぇ~~~!!」うわあああああんぐりぐりぐりぐり(泣きながら頬に銃口をぐりぐりやられてる成人ハンター)
カペラ「どっちがボディガードよ」
ギュレス「黒鎧竜の巨体に隠れていたから、自動マーキングに引っかからなかったのか」
カペラ「なかなかのやり手の様ね」
ギュレス「ドクター。もうひとつ問題が」
カペラ「この際、なんでも受け入れるわ」ふん
ギュレス「こちらにもう一体別の龍エーテル反応をキャッチ。先ほどの溶岩竜かと」
カペラ「鬱陶しいわね。なんとかしてちょうだい、サイコドローム」
ハッキネン「ドクタ~~~~!!早くたすけてぇ~!!」うわあああああん
ユーリィ「・・・・・・・・・」ぐりぐりぐりぐり(カペラ達の動きを見ながら銃口でぐりぐりしつつ後退していく)
サイコドローム「ちょうどいい。あの小娘を使おう」にや
~神域エリア付近....
ズシャアアアアアアアアアア!!
(豪快に陸路を滑走する巨大な溶岩竜)
ヴォルガトロン「メガゼノス・・・早まるなよ!!」
ズシャアアアアアアアアアア
(ヴォルガトロン視点。次々と大岩を大破して突き進んでいく)
ヴォルガトロン「ん・・・あれは・・」
ズガガガガガガガガガ・・・・・・!!
(全身をUの字に曲げ、全身ブレーキでスピードを落として停止していく)
ダスーーーン(テツはそのまま溶岩竜のあつあつのボディに顔面から突っ込んで停止する)
パノ「ほっ」キュッ(スノボのブレーキみたいに華麗に止まる)
ミッチ「どうしたっすか!?」バッ(テツから飛び降りる)
一也「なんだニャ?」てこてこてこ
ヴォルガロン「いや・・前方を見ろ」
芋助「ん・・・」
ユーリィ「・・・・・・・・・・・」(一同の行く手を遮るように立つ漆黒のヒーラー。右手には黒い傘を無造作にぶら下げている)
芋助「あれは・・・」
ミッチ「おねえちゃんじゃないっすか。落っことされたんすかね?」
一也「とにかく話しを聞くニャ」
ミッチ「そうっすね。お~い」てこてこてこてこ(両手を上げて走って行く)
ユーリィ「・・・・・・・・・・」スチャ(素早くデッドフリルパラソル改を構える)
パノ「危ないです!!」
ゴオオオオオオオオオオオ
(ミッチに向けて火炎放射を浴びせるユーリィ)
ミッチ「いいいいいいいいい」びょーん
もぐもぐもぐ
(間一髪、地面に頭から潜り、火炎放射を交わす)
ヴォルガロン「なんだ!?」
芋助「ユーリィ殿!!正気か!?」
ユーリィ「・・クエストを敢行・・」ボシュウウウウ・・・・(火力を弱める)
一也「ほにゃ?」
ユーリィ「・・溶岩竜一行を・・殲滅せよ・・・」スチャ(改めて一行に火銃を向ける)
ヴォルガロン「まさか・・さっきの恐暴竜のように・・!?」
パノ「みたいです。洗脳済み」やれやれ
ブッチャービートル「ブキィ~!!」フン(やけに興奮してる)
バルバラ「パノ、あの方の様子もおかしいわ」
パノ「ついでに。でしょうね」スチャ(背中のAR15型を抜く)
ヴォルガロン「どうする気だ?」
パノ「時間を作ります。その間に皆さんは神域へ。どうぞです」カショーン(カートリッジを叩くように高速リロードをかます)
ヴォルガロン「・・・・分かった。だが、何か秘策はあるのか?相手は殺す気満々だぞ」ちら
ユーリィ「・・・・・・・・・」ゆらぁ~り・・ゆらぁ~り・・(デッドフリルパラソル改を構えながら、まるでゾンビみたいにゆっくり接近してくるヒーラー装備のハンター)
パノ「楽しそうじゃないですか。本気の撃ち合いなんて」にやり
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事雄はぁ~!?
9/7(月)0時更新 やっぱりなんにも決まってないでしょう
をお送りいたします♪今回のお話でハッキネンがカペラに言った悪口に「キキーモラ」というのがありますが、キキーモラとはロシアに伝わる、働き者の味方とされる謎の多い幻獣のことです(wikipedia参照)おそらくあたモンの大陸社会でも同じ幻獣の伝承があったのでしょうねそんだら次回も読もう
シンプルに。
『モンスターハンタークロス』雷竜と狩猟スタイルの公開ですとな☆
風呂場に出た 汚れじゃなくて あれだった
どうぼ。あたモン亭芋吉ですまずわオープニングポエムの注釈から。え~先日、ごきげん陽気にお風呂に入っていたら浴槽を囲うタイルにですね「あやしげな長くて黒い汚れ」みたいなものを発見したんです
長さはざっと20㎝強は軽々と。一体なんだろう?と、作者はド近眼なので、それが何か分からず不用意にも顔を近づけて「ん~?
」って見てみると、なんとそれは「ヤスデ」だったんですねぇ。「うぎゃあああああああああ
」と百万回分の悲鳴を一発で済ませると、すぐに排水口の蓋をガチャりごチョリと開け、シャワーの熱湯をその「ヤス吉」にかけ、なんとか駆除に成功・・
もう一週間以上経つのですが、今だに思い出すと鳥肌がおさまりません
おそらく原因は度重なる異常気象及び湿気が原因で、異常発生したのでしょう。食物連鎖における「分解者」の役割を担う、タクソンで言うところの多足亜門ヤスデ網に属する節足動物である、彼ら「ヤス吉」。なんでも彼らは排水口をも登ってくることもあるとかないとか・・ぎゃああああああああ
はい。自分で言ってて怖くなったので、この話、もうおしまい
え?なんでいきなしなんの脈絡もなしに画像に切り替わるのか?ですって?そうなんです。上写真のなんだか凄い勢いでカルタを叩いているモンスターこそ、モンスタークロスに登場する新モンスター四天王の一人「ライゼクス」なのです。詳細はそういうの専門のサイト様のリンクを貼っておきますので、お興味のある御仁はそちらを見たらいいでしょうこっしょりと。家族や隣人には内緒で。フフ・・バカ
これ雷竜(ライゼクス)とその他、クロスの新狩猟モードとかが分かる「4gamer.net」様より
http://www.4gamer.net/games/303/G030370/20150904001/これクロスの公式わんぱくサイト(わんぱくかどうかは実際不明)
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/X/これその他ライゼクスのあれやこれや(monsterhunter.wikia.com様より)
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/Raizekusu
あ~貼った貼った。リンク貼ったら疲れたでしょうはい。ここからは作者のぼやき
それにしても近代狩猟社会の飛躍的な技術向上には、二次創作をやらせてもらってる者から見ても驚く点ばかり大航海時代ならぬ大航空時代まっただ中のMH世界。まだまだ未開拓地だらけの大陸を、ハンターというギルドの入植者が発見し、新たな種族と、新たな狩猟を共にするのです。って、結局人間が主体の構築社会だと帝国主義さながらの冒険録にならざる得ないのは理知がなせる業なのでしょうか
そういうフィロソフィーは自分の二次創作にぶつけるとして、個人的にはクロスよりも『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村DX(デラックス)』が気になるわけでして・・
PSPの初代のアイルー村は遅れてやったんです。今のレートだとお中古で500円くらいなので、やってない方はおすすめでしょう
次のアイルー村Gをこの前、アジババラに探しにいったのですがお手軽価格なものが見当たらず、まだやってないのですが、結構、アイルー村ってハマるんですよね。何よりも獣人ファン、いえアイルーファンの人にはたまりません。二次創作をやらせてもらってる身としては、彼ら(獣人)の生態を知るまたとないチャンスでもあるわけですし。よく当ストーリーモードでねこにゃん達がピンチになるとやる「もぐりワープ」なのですが、あの頭から地面に突っ込んでもぐもぐと移動する、というのは本家MHでも見られますし、アイルー村でも「やたらと」見られます。ましてやアイルー村だと二等身キャラにデフォルメされているので、より愛らしいのです
そんなアイルー村。一体どこにあるのかと聞かれたら、それはあなたの心の中にあるのかもしれませんね・・フフ・・バカ言って
だいたいそんな感じで今日も・・
ザ・おしまい
作者のメラルーリュックは今も健在おべべの所が「ぺろっ」ってなってしまった以外は非常に状態もよく、今もこれをお車に積んで移動しています
む!?誰だ!?「それを積んだまま、ぶつけてしまえ
」って思うたのは
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
9/9(水)0時更新 「しちゃって。人見知りなんか」の巻
をお送りいたします♪洗脳されたユーリィにおっとりスナイパー・パノが挑む!!カスタムボウガン同士の一風変わったシューティングバトル勃発!?次回も見逃すことなかれの川の如し
「しちゃって。人見知りなんか」の巻
ユーリィ「・・・・・・・・・」ゆらぁ~り・・ゆらぁ~り・・(デッドフリルパラソル改を構えながら、まるでゾンビみたいにゆっくり接近してくるヒーラー装備のハンター)
パノ「楽しそうじゃないですか。本気の撃ち合いなんて」にやり
ブッチャービートル「ブキ~!!ブキ~!!」(ユーリィの頭の上で、ついでに催眠にかかってる猟虫)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
芋助「パパンドレウ殿。助太刀致そう」チャリッ(ニャン鉄剣の柄を握る)
パノ「感謝です。が、お構いなく。皆様は早くダディの下に」ザッ
一也「芋助。ここはパノに任せようニャ。兄貴」
ヴォルガトロン「うむ。皆、桃毛獣に跨がれ」
テツ「ぐがぁ~・・ずごごごごご・・・」(全身すり傷だらけのまま、うつ伏せで寝ている。その背中に乗る一也と芋助)
芋助「ミッチ殿は?」
一也「心配いらんニャ。今頃地中でまさひこと合流して、先に神域に向かっているかもしれニャい」
ヴォルガトロン「パノと言ったな」
パノ「言いました」(ユーリィから目線を逸らさずに答える)
ヴォルガトロン「悪いがここはお前に任せたぞ」
パノ「任されましょう」こっくり
ユーリィ「・・溶岩竜一行を・・殲滅せよ・・・」ゆらぁ~り・・ゆらぁ~り・・
一也「兄貴!一気に行こうニャ!!」
ヴォルガトロン「おうよ!!しっかり捕まってろ!!」
ユーリィ「燃えろ!!」
ゴオオオオオオオオ!!
(溶岩竜に向かって火炎放射を浴びせる)
ヴォルガトロン「それしきの熱量、恐れるに足らん!!そりゃあああああああ!!!!」
ズシャシャシャシャシャシャシャ!!
(火炎放射の中、全身を真っ直ぐにピ~ンと伸ばし、新幹線の様に陸路をスライディングしていく溶岩竜。その足からロープで繋がった桃毛獣も半ば燃えながらなんとか振切る)
一也「うひいいいいいいい」ちりちりちり(頭が少し焦げてる)
芋助「神域で待ってますぞ!!パパンドレウ殿!!」ゴオオオオオオ
パノ「ご武運を。皆様も」
ユーリィ「・・逃がさない・・もん・・」
ガショーン(カートリッジを高速交換する)
ユーリィ「・・拡散弾・・速射・・レベル5・・」チャ(逃げていく桃毛獣に向かって銃口を構える)
ズキューーーーーーーン
(その銃口に別方向からの弾丸がヒットし、よろめくユーリィ)
ユーリィ「!!」バッごろりん
(回転して体勢を立て直す)
パノ「私です。あなたの相手は」チャッ(AR15型ボウガンを構える紫色の撫子装備を纏ったシューター)
ユーリィ「・・どちらが優れた・・ボウガン使いか・・・知らしめる・・」ザッ
~神域付近エリア....
ミッチ「ねぇ!!ここにもねぇ!!あ~ん!!ここにもねぇっす!!」ガサガサガサ(花崗岩だらけのエリア内で僅かに芽を出している草花を漁っている)
「ナニガ、ナイノ?」
ミッチ「!?」バッ
ドシャーーン
まさひこ「ナニシテル?」よっこいしょっとな(地面から姿を露わにする巨大な恐暴竜)
ミッチ「まさひこ殿!!たいへんなんすよ!!双子のおねえちゃんの方が、さっきのまさひこ殿と同じく、ドスイーオスの洗脳にかかっちまったんす!!」
まさひこ「ナントナ!?」ガガーン(あのちっさい両手を上げて動揺する。別名「イビルの驚愕」)
ミッチ「だからウチケシの実を探していたんす!!あれなら、洗脳を解くことが出来るかもしれないっす!!」がさりごそり
まさひこ「ヨイアイデアダガ、オソラク、コノエリアニハ、ナイダロウテ・・」きょろきょろくんくん
ミッチ「じゃあ別のエリアを探すっす!!あのままじゃ味方同士、殺し合いになっちまうっす!!」ダッ
まさひこ「アノフタゴノ「アネ」ハ、ヤトッタヨウジンボウナノダロウ?ドウシテソコマデ・・」
ミッチ「忘れたんすか!?あの双子は確かに名高い犯罪者ですが、まさひこ殿の・・否!!店長のラーメンを美味いって言ってくれたお客さんじゃないっすか!!」
まさひこ「!!」ガゲーーーーン(イビルの驚愕PART2)
ミッチ「イビルジョーラーメンに種族差別や階級制度はない!!大陸の命あるもの全てに味わって欲しい!!そう豪語してたのは店長!!あんたじゃねぇっすか!!つまり、あんたが丹精込めて作ったイビルジョーラーメンを、一度足りうとも食した者は、姿形関係なく、イビル仲間ってことっすよ!!」
まさひこ「イビル・・ナカマ・・!!」ガガリーーーーンドシャーーーン
(驚愕の後、雷が頭上に落ちる。これが歴史に名高い「イビルの大激震」である)
へなん・・(その場で四つん這いになって落胆する恐暴竜)
まさひこ「ミッチヨ・・オレガマチガッテイタ・・・タスケヨウ、アノ「アネ」ヲ・・。ドウシヲ、ワレラノテデ、スクオウ。ソシテ、コンナオレヲ、イサメテクレタ、オマエニカンシャスル」すっく(と立ち上がる)
ミッチ「礼なんていいんすよ。さ、ウチケシの実を探しにいきやしょう」てしーん(あのふくらはぎをおもいっきし叩く)
まさひこ「イカナイ」きっぱし
ミッチ「はぁ・・?なにいってんすか!!こうもしてる間に、おねえちゃんが味方に殺されちまってもいいっていうんすか!?」
まさひこ「イワナイ」
ミッチ「はぁ?」
まさひこ「「ミ」ヲ、サガシテルジカンガ、オシイ。「アネ」ハ、オレニマカセロ」
ミッチ「何かプランがあるんすか?」
まさひこ「オレニ、カンガエガアル。ユクゾ!!ミッチ!!」がお~
ドウウウウウウウン!!
パノ「ほっ」バッ
シュタッ(岩陰に隠れる)
バルバラ「なにかアイデアがあるのですか、パノ。まさか本当にあの人を倒そうなんてわけじゃないのでしょう?」
パノ「やってるつもりです。さっきから」ガショーン(高速リロード)
ズキューーーーーーーンズキューーーーーーーン
(素早く岩陰から半身を出し、トリガーを引く)
パノ「手応えなし。流石はサザンゴッドの名高い賞金稼ぎというところでしょうか」スッ(再び岩陰に背をつける)
バルバラ「洗脳を解く方法を考えましょう。味方同士で撃ちあっても、なんの解決にもならないわ」
パノ「安心してください。睡眠弾ですから」んべ~(寄り目をしながら舌を出しておどけてみせる)
ブブブブブブブブブ!!
(凄まじい勢いで奇襲をかけてくる猟虫)
ブッチャービートル「ブキィイイイイイイイ!!」
バルバラ「まぁ・・あの方も催眠に・・」
パノ「デートのお誘いじゃないわけで。あなたへの」スチャ(上空の猟虫目掛けて銃口を構える)
ズキューーーーンズキューーーーン
(威嚇射撃し、猟虫をやり過ごす)
ブッチャービートル「カナカナ!!」ブッ(後退しながら唾を吐く)
パノ「おっと」ぴょれ(しゃがんだまま身を交わす)
ジュウウウウウウウ・・・・・
(よだれの付着した地面から溶解の煙が上がる)
パノ「受けたらどうです?彼が正気に戻ったら、その求愛を」
バルバラ「遠慮しておきます」
ドウンドウンドウンドウンドウン・・・
(遠方から聴こえるけたたましい拡散弾の速射音)
パノ「またきます。爆風で飛ばされない様に」バッ(横っ飛びする)
ボガアアアアアアアアン
パノ「まったく。たいした改造ボウガンです」チャッ(片膝をつき、着地と同時に素早くAR15を構える)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(硝煙の中、微かにユーリィの影がちらつく)
パノ「ロック」
ズキューーーーーーーン
(片膝をつきながら精密射撃を放つパノ)
シュン(間一髪、ユーリィの影が消える)
パノ「なるほど。回避性能ですか」やれやれ
ブワッ(太陽光を背に飛びかかってくるユーリィ)
パノ「!!(逆光・・!!)」バッ(目を凝らしながらも、すかさずボウガンを宙に向ける)
ブッチャービートル「カナカナカナ~!!」ブブブブブブブブ(更にパノの視界を遮る様に頭上を飛んで行く猟虫)
パノ「いいコンビネーションで・・!!」
ユーリィ「・・ファイヤー・・」
ボオオオオオオオオオオ
(空中からパノ目掛けて火炎放射をかます)
パノ「クッ・・・!!」ゴロン(回転回避)
バルバラ「パノ!!」
パノ「平気です。かすり火傷です」ジュウウウウウ・・・・(顔の半分が焼けただれている)
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・」ザッザッザッザッザッザッ・・(業火を背景に黒い傘を構え、ゆっくり近づいてくるヒーラーの処刑人。その周りを飛びまわって支援する猟虫の姿も)
パノ「参りました。本気のあの方々相手に「殺さず」という活人剣ばりの手加減制限はたいしたハンデです」ピチュピチュピチュピチュ・・・・(みるみるうちに火傷の傷が癒え、肌の細胞が復元されていく)
ユーリィ「・・あなたの・・」ザッザッザッザッ・・
パノ「??」
ユーリィ「・・そのボウガンを最初に見た時から・・心のどこかで撃ち合いたいと思っていた・・」スチャ
パノ「大した告白です。洗脳されたことにより、その闘争本能がアンロックされたのでしょう。でもダメです。そういった「いけない欲求」を抑制するのが、大人だからです」スッ・・(撫子装備のポッケに手をやる)
ユーリィ「・・嫌い・・」
パノ「??」
ユーリィ「・・そういう無愛想で・・直接的に人の心に入ってくる神経も・・・・嫌い・・」ガショーン(太古の焼夷剤のカートリッジを交換する)
パノ「いいでしょう。本音でディスカッションするのも、互いを分かり合う第一歩ですから」
ユーリィ「・・小生の求める愛情は・・あなたにはない・・・それを出来るのは・・・・たった一人の妹だけ・・」チャッ(ボウガンを構える)
パノ「しちゃって。人見知りなんか」うふふふ
バルバラ「へんなことで喜んでいないで、どうするのです?」
パノ「邪魔ですね。あの方」
ブブブブブブブ・・・・
(ユーリィの周りを旋回して護衛する猟虫)
バルバラ「洗脳されたことで、本来の猟虫としての本能が目覚めたのでしょう。あなたの言うとおり、闘争本能が開放された、あの方達を相手にするのは少々分が悪いですね」
パノ「負けてません。人数なら」
バルバラ「え・・」
パノ「いるじゃないですか。Kinsectsに負けないくらい優秀なプリンセスが」うふふふ
バルバラ「パノ・・・・喜んで受け入れましょう。さぁ、私に命令してください!」
ブッチャービートル「カナカナカナカナ・・・」ブブブブブブ・・
ユーリィ「・・分かってる・・あのアゲハプリンセスもひと思いに・・すればいいんでしょ・・」ザッザッザッザッ・・・
パノ「ということで」
バルバラ「分かりましたわ。パノ」
ユーリィ「・・燃えろ・・」カチッ
パノ「燃えません」ブン(ポッケから何かを投げる)
ユーリィ「・・閃光・・見飽きた手段・・」スッ(銃口を上に向ける)
ボオオオオオオオオオオ
(大放火でフラッシュバンごと炎に包む)
ユーリィ「・・残念・・目眩まし失敗・・」ボオオオオオオ
「そうでしょうか」
ユーリィ「・・・・・・・!!」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・
(横っ飛びでこちらをロックしているパノ。その背後ではバルバラが猟虫をおびき寄せる様に宙を舞っている)
ユーリィ「・・隙を与えたのは・・・一緒・・」フッ
ドウウウウウウウウウン!!
(お腹に睡眠弾を受け、豪快に後方へ吹っ飛ぶユーリィ)
パノ「お手製の「濃厚」な睡眠弾です。いい夢を見ましょう」スタッ
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・」(巨大な花崗岩を背にのびている)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
9/11(金)0時更新 「・・・ありがとう・・・」の巻
をお送りいたします♪作者はこの前「栗ごはん」を食べましたほっわほわの「おこわさん」の中に散らばった、黄色く輝くてっやてやの栗坊達・・まるでイエローフローライト(黄色い蛍石)の様・・
中にはあんまんの様に「まあるい」栗坊も混ざっており、それがどれくらい「まあるい」のか、ベロベロして触覚で確かめながら、もう秋なんだな
と感慨に耽る作者でした。皆さんはどんな方法で季節を感じますか?え?少なくとも、そんなやり方ではない
ですとな?フフ・・おバカさん
そんなわけで次回も読もう見よう食べよう
「・・・ありがとう・・・」の巻
ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・」(巨大な花崗岩を背にのびている)
パノ「このままで。とりあえず」ザッ
バルバラ「パノ!!」ひらひらひら(こっちに向かって飛んでくる)
パノ「・・・・・・・」ちら
ブッチャービートル「カナカナァ~~~!!」ブブブブブブブ

パノ「そりゃ」しゅとん

ブッチャービートル「ブキィ~

ぼとん

パノ「ザ・峰打ちです。対虫用の」うふふふふ
バルバラ「うまくいきましたね、パノ」ひらひらひら・・ぴと(パノの帽子の上にとまる)
パノ「ギルドもまっつぁおです。アゲハプリンセスの支援だなんて」にこ

ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・」
ブッチャービートル「・・・・・・・・・・・・」
パノ「さて。一旦、皆さんを追いかけましょうか」
バルバラ「待って下さい。誰か来ます」
パノ「・・・・・・・・・・」ちら
モコモコモコモコモコ・・・
(視線の先の地面が何やら盛り上がってくる)
ドシャーーーーン!!

まさひこ「ナクコハ、イネェカァ~!?ミナサン、ブジデスカァ~!?」よっこいしょっとな


ミッチ「パノ殿!!おねえちゃんは!?」きょろきょろ(まさひこの頭で周囲を見渡す)
パノ「ぐっすりです。そこで」ちら
ブオオオオオオオオオ

(振り返った途端、迫る来る業火)
パノ「くっ・・!!」バッ

バルバラ「パノォオオオオオオオ!!」
ゴオオオオオオオオ

(全身炎に包まれるパノ)
ミッチ「パノ殿ぉおおおおおおお!!!!」
まさひこ「ミッチ!アレヲミロ!!」

ユーリィ「・・・・・・・・・・・」ザッザッザッザッ・・(黒傘を構え、俯いたままゆっくり歩いてくる)
まさひこ「マダ、センノウサレテイルゾ」
ミッチ「それよりパノ殿が先っす!!」びょーーーーん

ゴロゴロ・・ゴロゴロ・・・
(冷静に転がって消火をしながら、服をなんとか脱ぎ捨てようとしているパノ)
ミッチ「クソォオオオオオ!!消えろ!!消えろ!!!!」パンパン

まさひこ「ハナレロ!ミッチ!!」
ブッ

ミッチ「いっ


ボシャーーーーーーン!!
(パノに唾液がかかり、なんとか消化に成功する)
パノ「サンキューです・・・恐暴竜の唾液・・」ジュウウウウウウ・・・・(とは言うものの、またしても顔の左半面が焼けただれている)
ミッチ「パノ殿・・・お顔が・・!!」
パノ「ご無用です。心配の」ピチュピチュピチュピチュ・・(みるみるうちに復元されていく)
ミッチ「なんと・・・これがチェルシー殿の言っていた、アンデストルドーという驚異的な回復速度を誇る、自己再生機能っすか・・・」
パノ「だけでなく。ユクモの優秀な装備品のおかげです」ぱんぱん

バルバラ「パノ。助かりました。お礼を言わせて頂きます」ひらひらひら(いつもの様に髪飾りとして頭に止まる。嬉しそうな顔のパノ)
ミッチ「よかったっす・・

パノ「それよりあっちを」ちら
ゴオオオオオオオオオオ!!
(ユーリィの放つ火炎放射を龍ブレスで打ち返している恐暴竜)
ミッチ「すげえ・・

パノ「もはやハントじゃないわけで」
ミッチ「どうやって催眠を解くっすか!?」
パノ「睡眠弾でダメでした。暗示をかけられたことで、アドレナリンがマックスなのでしょう。おそらくは麻酔弾も無効でしょうね。困りました。正直」やれやれ
ミッチ「んな呑気なっ

パノ「美談ですね。それが叶えば」
ミッチ「やるしかないでしょう!?殺すわけにはいかんのですから!!おい、おねえちゃん

ユーリィ「・・・・・・・・・・・」ぷい(火炎放射を放ちながら無視する)
パノ「しちゃって。人見知りなんか」うふふふふ
ミッチ「あの野郎・・・そんなことをして、妹さんが悲しむっすよ!!」
ユーリィ「・・ゾフィなら・・理解してくれる・・もん・・」ゴオオオオ・・・(火炎を徐々に弱める)
まさひこ「ヨスノダ!!「アネ」ヨ!!」ブオオオオ・・・(ブレスを止める)
ユーリィ「・・あなたの姉じゃない・・」ササササ・・・ぱんぱんぱん

まさひこ「マタ、ウマイラーメンヲ、クワシテヤル!!ダカラ、ソンナコト・・」ずん

びりびりびりびりびり

(シビレ罠発動)
まさひこ「アンギャアアアアアアアアア」あへあへあへあへ

ミッチ「あの野郎!!こすかねぇツール使いやがって!!石ころねぇっすか!?投げてやりてぇくらい悔しいっす!!」(首を左右に振るパノ)
ユーリィ「・・さて・・恐暴竜の丸焼き・・堪能あれ・・」スチャ
ミッチ「クソ・・見てられない!!いきましょう!パノ殿!!」ザッ
まさひこ「マテ!!ミッチヨ!!」びりびりびりびりびり

ミッチ「!?」
まさひこ「キケイ!!「アネ」ヨ!!」びりびりびりびりびり

ユーリィ「・・聞かない・・」カチッ
ゴオオオオオオオオオオ

(右足に業火を浴びせる)
まさひこ「アチィイイイイイイイイイイイ!!!!」びりびりびりびりびり

ミッチ「あの野郎!!なんて卑怯なんだ!!」
ブオオオオオオオオオオン

(ロング放射の火炎がミッチ目掛けて浴びせられる)
ミッチ「うおっ


ユーリィ「・・猫の丸焼きは・・あとで・・・」シュウウウウウ・・・
まさひこ「アチィイイイイイイイ!!」ボオオオオオオオ

ミッチ「まさひこ殿!!」
バルバラ「鎮火しましょう!」
パノ「強力な焼夷剤です。そう簡単には消せないでしょう」スチャ(ボウガンを構える)
ミッチ「どうするんすか!?」
パノ「撃つです」ズキューーーーン
バシャーーーーーーーン

(弾丸が右足に当たると同時に水が弾ける)
ミッチ「水冷弾!!」
まさひこ「フウ~~

ユーリィ「・・余計な・・・・ん・・・」くんくん
ミッチ「万事休すっすが、どうやって催眠を・・・・ん?」くんくん
パノ「なんです?この匂い」くんくん
バルバラ「これは・・・・フェロモンです」
まさひこ「キケ。「アネ」ヨ」つう~

ミッチ「汗だくっすね、まさひこ殿。可哀想に。よっぽど熱かったんすよ」くんくん
パノ「ということは。恐暴竜の兄貴から、この匂いが」くんくん
バルバラ「あの汗から発せられているのでしょう」
まさひこ「オレハナ、「アネ」ヨ。オマエノタメニ、アタラシイ、ラーメンヲツクッテヤルカクゴガアル・・・ッテ、ン?」
ユーリィ「・・・・・・・・・・・」ぽわわわわわ(なんだか恍惚状態になっている)
ミッチ「なんすかね・・・この匂い嗅いでたら・・・なんだか気持ちが良く・・・」ぽわわわわ
パノ「ですね・・・見てください・・・・なんだかヴィジョンが頭に・・ほら・・・」ぽわわわわわ
バルバラ「これは・・・」
ユーリィ「・・・・・・・・・・」ごしごし(なんだか目をこすってる)
まさひこ「ヨク、キキナサイ、「アネ」ヨ。オレハナ、「アネ」ヨ。オマエガ、ワレヲ、モドシテクレルトイウノナラバ、オマエノナマエガ、ハイッタ、シン・イビルジョーラーメンヲ、メニューニ、クワエテモ・・」ぶつぶつぶつ
ユーリィ「・・・・・・・・・・・」ぽわわわわわ(そんなまさひこの戯言など耳に入っていない様子で立ち尽くす)
ミッチ「ああ・・・・見える・・・見えるっすよ・・・・」
パノ「大陸・・・・それも古代の・・・・・・」
バルバラ「そうです・・これは恐暴竜たちの・・・・遺伝的記憶の風景・・・・」
ユーリィ達の頭に描かれたヴィジョン。それは古来より、厳しい環境下で多数の竜種や牙獣種達と生存競争をしてきた恐暴竜の祖先達の英姿だった。弱き者は捕食され、やがて種を途絶える。生き残った力のある竜種は、次第に互いを殺しあうことよりも、各々が棲息するフィールドを拠点に種を繁栄することを選択した。そして長きに渡る収斂進化を経て、モンスター達も叡智を身につける。恐暴竜はそれら多くのライバルを蹴散らし、弱肉強食な大陸社会のヒエラルキーのトップ層に君臨したきた。その歴史的経緯が恐暴竜を、モンスターだけにあらず、人類や獣人からも畏れられる偉大な獣竜種として確立させてきたのだ。
ミッチ「まさひこ殿がいっぱい見えるっす・・・なんて猛々しく、おっかねぇ竜達なんすかねぇ・・」
パノ「Deviljho・・それ故の・・・あの方々は、恐暴竜の兄貴のご先祖達でしょう・・・まだ人の手や、ギルドに侵されていない、緑溢れるフィールドに・・・たくさん・・・」
バルバラ「常に戦い、捕食し合い、自然の摂理の生存競争に勝ち残ってきたのでしょう・・強大なライフフォースを代々受け継ぎながら・・・」
ユーリィ「・・・店長の中に・・脈々と流れる・・生命の息吹という遺伝子・・・なんて美しい記憶・・・」キラ・・(一滴の涙をこぼす)
まさひこ「トイウワケデ、オレハ、ソノシンメニューヲ、「イビルオネエチャンラーメン」トナヅケ・・ッテ、イマ、テンチョウッテ、イッタ?」ぱちくり

ユーリィ「・・おかげで・・正気を取り戻せた・・」ごしごし(目をこする)
まさひこ「・・・・・。ホントニ?」ぱちくり

ユーリィ「・・あなた達、恐暴竜の祖先の・・強い思念が共鳴して・・小生に教えてくれた・・」
まさひこ「ナンテ?」ぱちくり

ユーリィ「・・またあなたの・・・・作ったラーメンを食べろと・・」(まさひこを見上げている)
まさひこ「オオ!!ソウカソウカ!!」ぱんぱん

ミッチ「まさひこ殿ぉ~!!」ててててててて

ユーリィ「・・心配かけました・・」ぺこり
ミッチ「もう大丈夫なんすか?」ぬう

ユーリィ「・・まったくもって・・」
パノ「よかったです。ほんとに。はい」
ユーリィ「・・・・・・。怪我は・・?」ちら
パノ「しましたがへっちゃらです」んべぇ~(寄り目でおどけてみせる)
ユーリィ「・・・そう・・・」ぷい
パノ「しちゃって。人見知りなんか」うふふふ
ミッチ「なぁ~にがおかしいんすかね。それより、やっぱりこのご婦人方はなんだか雰囲気が似てるっすよねぇ~」きょろきょろ

バルバラ「使っている狩猟道具もまた」ふふふふ
ブッチャービートル「ブキィ・・・・」ぶんぶん(頭を左右に振りながら起きる)
バルバラ「あら、お目覚めで」
ブッチャービートル「カナ・・・?」きょろきょろ
ユーリィ「・・おいで・・」
ブッチャービートル「ブッブ」ブブブブブブ・・・
ぽちょり

ミッチ「あいつも正気に戻ったみたいっすね」
バルバラ「きっと夢の中で、私達と同じものをみたのでしょう。その共有体験により、自我を取り戻せたのだと・・」
ブッチャービートル「カナカナカナ。ケショーン」ペチョリ~ん(七色のよだれを垂らし、バルバラに見せつける)
バルバラ「・・・・・(やっぱりあれが求愛行動なのかしら・・)」
ミッチ「まさひこ殿の考えって、あのすごい大技だったんすね!?まったく大した恐暴竜っすよ!!」てし~ん

まさひこ「オオワザ?ナンダイ、ソレ?オレハ、タダ、「オネエチャンラーメン」ヲ、ツクルッテ、ヤクソクシタダケデ・・」
ミッチ「またまた!とぼけちゃって!流石は「世界を喰らう胃袋」を持つ獣竜種っすね!この!!」てし~ん

まさひこ「??」
パノ「急ぎましょう。その話も興味深いですが」
まさひこ「ン~~~?」(不思議そうなお顔の恐暴竜)
ミッチ「うっす。メガゼノス達を救いに行きましょう!!さ、おねえちゃん」どうぞ(レディファーストする)
ユーリィ「・・・・・・・・・・・」ザッザッザッザッ・・・ぴた(パノの前で止まる)
パノ「??」
ユーリィ「・・・・・・・・・・」(目を逸らしたまま、パノの前に立ちふさがる)
パノ「・・・・・・・・・・」じー
ユーリィ「・・・ありがとう・・・」ぼそ(目を背けたまま、ちいちゃい声で言う)
ザッザッザッザッ・・・・
パノ「・・・・・・・・・」ふむぅ~

バルバラ「少しは心開いてくれたのでしょう。あなたの献身的な奮励努力が、彼女に届いたのですわ、パノ」
パノ「♪」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ミッチ「うっす!向かうは神域!!レッツラゴーっす!!」(恐暴竜の頭に乗ってる。ぷっくりしたあの背中にはパノとユーリィも掴まっている)
まさひこ「ヨォ~シ。イクヨォ~」
パノ「どうぞです」
ユーリィ「・・了解・・」
のっしのっし・・のっしのっし・・・
(一同を背に乗せた、逞しい恐暴竜が花崗岩エリアを後にする)
★今日のキーマテリアル★
恐暴竜の冷や汗(店長の輝汗):あたふたした恐暴竜の滅鱗(恐暴竜の犠牲者の怨念の集合体)にある汗腺から分泌する液体。そのほとんどの成分が水で、僅かな塩化物も含まれるが、ごく稀に恐暴竜の今まで生きてきた思い出がこの汗に投影され、独特のフェロモンを発する。この匂いを嗅いだ者は、恐暴竜の祖先達が歩んできた、悍ましく過酷な弱肉強食の世界をバーチャル共有体験出来ると言われているが、それを立証した龍科学者や書士隊は存在しないという・・。
To Be Continued





次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はっ!?
9/13(日)0時更新 ほんとなんです。なんにも決まってないのは

をお送りいたします♪次回も読もう



「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村DX」ってどんなん?(・o・)
蜂が出た お部屋の出口で 構えてる
どうぼ。あたモン道豚郎(あたもんどうぶたろう)ですまずはオープニングポエムの注釈から・・。え~先ほど、お部屋のドアを開け、別部屋(べつべや)に移動しようと思いましたら、ドアの縁におっかねぇ顔した蜂吉(はちきち)
がこっちを睨んでいました。すぐに「うひゃああああああ
」とスクリームをあげ、ドアをバーン
安全なお部屋の中で深呼吸
落ち着いたところで真っ先に思うたのは「参ったぞ・・こりゃ部屋から出れねぇ
」という切実な思いだけでした。一旦はすぐにPCで「蜂 撃退」を検索するも、真っ向勝負で蜂吉とやり合うほど、作者は自信家ではないので(デューク東郷みたいな言い方で)まずはドアを素早く開け閉めし、蜂吉をお部屋という聖域に入れない様にすること。そして迅速に廊下を駆け下り、まずは冷え冷えのドリンクを飲んで冷静になることを選択。なのですが豪快にドアを開け閉めすれば、その風圧で蜂吉がびっくりし、逆に作者へ敵意を向けること間違いなしの山の如し・・。困った・・久々に困った
「部屋出れない地獄」
なぜしてこんなにもビビっているのかというと、昨年の夏のことです。同じくお部屋のドアを陽気に開けると、開けた表側のドア越しに「黒くて素早いカサカサ動く昆虫らしきあやしげな生命体」が視野に入ったかとおもいきや、ドアと蝶番(ちょうつがい)側の隙間へと移動し、お部屋の中に消えていったのでした・・。「え・・嘘でしょ?自分が開けたドアの、しかも蝶番側の隙間から「あいつ」の侵入を許すなんて、漫画でも見たことないでしょ・・」と半ば自分が神経質過ぎるがあまり、幻覚でも見たのではないかと、それを確認すべく再び部屋の中を覗くと・・現実でした。お部屋という聖域(サンクチュアリ)の壁に大型大和系の「巨大G」が「イン」していたのでした。
恐怖よりも先に頭をよぎったのは、「今、こいつを確実にキルしておかないと、逃げられたら最悪・・。しかもこんな時に限って、クローゼットが全快に開いている・・。あのラビリンスの中に逃げられたらTHE END・・。勝負は延長戦突入間違いなしの長期戦・・・それだけは体力的な問題も考慮して避けたい・・。となればやるしかない・・!」と半ばお部屋を護りたい心から狂気に満ちた迅速な動きで、たまたまテーブルの上にあった「WOWOWの月刊情報誌(次の月、どんな番組とかやるか載ってるやつ)」を素早く「まるめ」、触覚を「ピコピコ」しながら次はどこに移動するのが正しい判断なのか考察している「G」に向かって痛恨の一撃クリティカルヒット!!が、床に落ちるも連中お得意の「チャージ分のスタミナアンロック」により、瀕死とは思えない程のターボで部屋の角っこをスカスカスカスカ~
とまるで、前日に作者の部屋でゲネプロをしていたかのような立ち振舞を見せる「G」!!一方、自制心をロストしつつある作者は阿鼻叫喚の悲鳴と共に、WOWOWのまるめたカタログでビシッ
バシッ
バチョーン
の困ったときの「○ボタン連打攻撃」ばりの猛攻!!気が付くと「G」がひっくり返っていたので、すかさず手元にあったアロマ系ファブリーズ(作者の部屋にはこのファブリーズのメーカー違い、匂い違いのものが至るところに置いてあるのです)を使い、「G」の最大の弱点であるお腹に向かってシュッシュッシュッ
「どうだ!!バカタレ
人間の叡智で創りあげた化学薬品は「しみる」だろうが!!潔く浄化し給え!!はらったま~きよったまぁ~
」と大麻(おおぬさ:神道の祭祀において修祓に使う道具。よく漫画やアニメで巫女さんが除霊なんかするときに振ってる白くてファサファサしたやつ(紙垂(しで)=和紙などに切れ目を入れ、折り目を付けて数十枚重ねたもの)が付いてる木の棒=祓具)を振り回し、「G」の全機能が停止するのを静観・・。さて、ここからの「処理」の仕方も腕の見せどころなのですが、作者はテッシュ何十枚等というエコロジカルに反する処理の仕方はしません。なぜなら、「G」がいつテッシュの中で再生を果たし「モゾモゾ」するか分からないからなのです!作者は昔から、潔く「割り箸」でガッチリと摘んで、動きを拘束し、すぐにトイレにジャ~
するのです。そして「G」が通った場所を正確に辿り、そのルートを確実に除菌します。なぜなら巨大な「G」ほど、体表に幼虫が付着していたりすることもあるそうで・・ぎゃあああああああああ
閑話休題こんな苦い思い出があるからこそ、今回の蜂吉も慎重に行動しなければいけません。お部屋の中に入られたらTHE ENDなのですから。え?今日のオープニングコラム、長過ぎるだろ?バカ
ですって?作者もそう思います。結論から申しますと、結局、今も部屋からエスケープ出来ていません。だからこんなにもどうでもいいことを長々書いて時間をやり過ごしているのでした
だれです?刺されてしまえばいい
なんて思うているのは。悪いですよ
いきなし何の写真だ、バカですって?そんなにすぐ悪態をつくのはよくないですよ?
フフ・・ばか
上写真は2015年9月10日発売予定☆ニンテンドー3DS用ソフト「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村DX」より、地下アイドル「仮面女子」とのコラボ衣装を着たねこにゃんなのです♪ちなみに英語表記ではシンプルに「Masked Girl」とだけ記されていました(笑)
個人的には足が「縞々七色」なのがおかしいです
先日も記事に書きましたが、作者はPSPの同タイトルをやったこともあるので、「ウィッシュのクロス」よりもアイルー村の方がなんだか気になるのです。今日はそのアイルー村をやったことがない方の為に、ちゃんとしたサイト様の紹介記事をぺたっとな
はいこれ公式サイト様
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/pokapoka_airuDX/
はいこれ4gamer.net様のアイルー村DX紹介記事でしょ
http://www.4gamer.net/games/303/G030369/20150903080/
わろてまうわぁ~可愛すぎて。獣人種好きにはたまらない要素満点。ほんわかした世界観で癒やされながら村を育成♪なめてると結構クリア出来ないクエストもあるのでやり込み要素もたっぷし
わろてまう前に、甥っ子にDS借りてやってみようと思うておるのでした
ちなみに先ほど恐る恐るドアを開けたら、蜂吉の姿はなく・・。安心して「ひっえひえ」のジュースを「かっらから」の喉に入れ、ご陽気なステップで部屋の前に行くと、ドアの上の縁で休んでいる蜂吉を発見・・困った・・。今度は「入れねぇ地獄」を味わった作者でした
ほにゃらねぇ~ランキング参加中だよ♪みんなの激アツ一票で応援しておくれよ
え?今日の記事はほとんと「G」の話題ばっかりだったですとな!?
そんだこんだの次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!
9/15(火)0時更新 「いざ尋常に勝負!!」の巻
をお送りいたします♪「G」も「やすで」も「蜂吉」もみんなお友達♪なんて寛容力を身につけたい・・。きっと大陸社会でのモンスターハンターはそういった自然崇拝の生き物なのでしょうね。勉強になります
そしたら次回も読もう見よう
もぎとろう
「いざ尋常に勝負!!」の巻
~ジャバル・サマーン山脈麓。パルミュラ祭壇前....


バサリン「・・・・・・ん・・・んん・・・・」ぱち(仰向けのまま目を覚ます桃岩竜)
「やぁ、ねえちゃん。お目覚めかい」
バサリン「・・・バサ雄!」

バサ雄「し~~~。静かに。このまま寝たフリをしているんだ。いいね?」(同じく真横で仰向けで横たわっている岩竜の弟)
バサリン「・・・・・・・・・・」ちら
ズルズル・・ズルズル・・・(何やら独り言(文句)を言いながら、焼け焦げた兵士の遺体を祭壇上へと運んでいる、見るからにこ汚い風貌の兵士が見える)
バサリン「・・・何をしているのかしら・・?」
バサ雄「たぶん仲間がやられたんだよ。その遺体を祭壇に運んでいるのさ。せめてもの供養のつもりというより、単に邪魔だからだろうね。それよりも問題はあっちだよ」ちら(目配させして知らせる)
バサリン「・・・・・・・・・・・」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(巨大な鎧竜が立ち尽くすその背後で、うつ伏せになって寝ている黒鎧竜の姿が見える)
バサリン「あれは・・・お父さん・・!」
バサ雄「ああ。きっと僕らと同じ様に、眠らされたんだ」
バサリン「あの鎧竜は・・?」
バサ雄「ねえちゃんの言った通り、あれは俺達の母ちゃんなんかじゃない。その証拠に、中から人型が出てきた。見てごらん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(鎧竜の足元で会話をしている金髪ポニーテールの黒衣の女史と、顔こそ鎧竜の影になり見えないが、黒いアーミースーツを纏っていることから、その一味だと推測できる人型が見える。その奥には普通サイズのドスイーオスも見える)
バサリン「なんなの・・?あの黒い格好をした人達・・・それにこの辺りじゃあまり見かけない鳥竜種もいるけど・・・」
バサ雄「多分、巷で有名な暗黒商会っていう、軍需産業で金儲けをしている悪い連中の一味だよ。そうか、わかったぞ。まさひこさん達、クルセイダーズはあいつらを倒す為に火山に来のか・・」
バサリン「暗黒商会・・それにまさひこさんって、一体誰なの?」
バサ雄「説明は後。それより父ちゃんが心配だ」

サイコドローム「ぐっすり眠ってくれているな。さぁ、早く解体を済ませるんだ」
カペラ「ええ。その為にわざわざこの人に降りてきて貰ったんだから。ねぇ」
ギュレス「鎧竜の翼爪では精密作業のアシスタントは出来ませんからね。それにちょうど外の空気を吸いたいと思ってたんで」(なぜか頭部だけ見えない下からのアングル)
カペラ「それにしても、以外だったわね。声だけ聞いてると、もっとステロイド愛好家みたいな、筋肉質なイメージを抱いていたんだけど・・以外と草食系だったのね、ギュレス軍曹って」
ギュレス「腕っ節はからっきしなんで

カペラ「嘘よ。少なくともあれに比べたら、生物学的観点から見ても、あなたの方が遥かに上位のヒエラルキーに属するわ」ちら
ハッキネン「ひぃ・・ひぃ・・

サイコドローム「雑用にはちょうどいいな」フン
ギュレス「頑張ってるじゃないですか」(今度はうまいことサイコドロームの長い首に隠れて頭部だけ見えないアングル)
カペラ「それより早く解体しましょう。さっきの溶岩竜が来たら事だわ」キュッ

サイコドローム「心配いらん。今頃、攻撃本能を覚醒させてやったあのヒーラーの娘が、時間稼ぎをしているだろう。しばらくは平気だ」
ギュレス「ハッキネンさんにも手伝ってもらいましょうか?」(今度はカペラが背になって顔が見えない)
カペラ「結構よ。むしろあなたと代わって欲しいくらい。用心棒とパイロットを

ギュレス「はははははは。光栄です。天才龍科学者のあなたの護衛に選ばれるなんて」(下からのアングルなので逆光になり、頭部だけ黒くなってて見えない)
カペラ「あら、本気の勧誘なんだけど。イケメンのボディガードの方が箔がつくし・・って、ちゃちゃっとやっちゃいましょう」ザッ
バサリン「あの人達、お父さんを・・あの人をどうする気かしら・・」
バサ雄「前に兄貴やカイルス達から聞いたことがある。父ちゃんは、俺達が暮らしているミリシアの統治エリアに侵入してきた、暗黒商会の炎戈竜を倒したんだって・・もしかしたら、それを復讐しに来たのかもしれない」
バサリン「・・・あの人が、炎戈竜相手に喧嘩を?」
バサ雄「ねえちゃんだって知ってるだろ?父ちゃんが他の鎧竜にはない、特別な力を持っているってことは」
バサリン「ええ・・。まだ私達が小さいころ、あの人の言うことを聞かず、少し離れたエリアに行った時のことね・・」
バサ雄「そこでたまたま遭遇した普通種の黒轟竜の咆哮に、ビビリ散らして腰を抜かしちまった俺達を救ってくれたのは他でもない、俺達を心配して探しに来てくれた父ちゃんだった・・」
バサリン「私達に襲いかかってきた黒轟龍を、たった一発のグラビームで消し去ってしまった・・・あの一度だけね。あの人が本気で怒っているのを見たのは」
バサ雄「それ以来、俺もねえちゃんも、父ちゃんの言うことには従う様になった・・。ぶちギレさせて、あんなおっかないグラビーム吐かれたらひとたまりもないからね」
バサリン「もしかしたら・・お母さんは、そんな怒れる父の一面を見て、出て行ってしまったのかも・・」
バサ雄「え~!?DVってやつかい!?」
バサリン「だからあの人は、あの凄い力を封印しているのかもしれないわ」
バサ雄「俺達も母ちゃんみたいに、出て行っちゃうかもしれないから?」
バサリン「・・・・・・・・・」こくり
バサ雄「鎧竜のDV問題か・・・だから父ちゃんは俺達に常日頃から、遠くに行っちゃダメって、まるでクックの姑みたいに口を酸っぱくして言ってるのか・・・」
バサリン「バサ雄・・・・」ちょこん(翼爪で頭をなでてやる)
バサ雄「よしてよ!」パチ~ん

バサリン「バサ雄・・!」
バサ雄「ねえちゃんも父ちゃんみたいに俺を子供扱いするな!おんなじ双子なのに・・いっつも俺を上から見てるんだ!!」
バサリン「そんなこと決してないわ!それにあなた、今の状況が分かってて、そんなこと言ってるわけ!?もっとしっかり現実を見なさい、バサ雄!!」てし~ん

バサ雄「いてぇ

バサリン「バサ雄!!」ズサッ

バサ雄「ぎゃあああああああああ!!なんてことするんだ!?こんなの兄弟喧嘩を超えた、見るに耐えない暴行事件だ!!DV癖を持つ黒鎧竜の父親のDNAを受け継いだ、キレ世代特有の少年犯罪・・・」
ボヘェエエエエエエエン

(間近で姉に火薬玉を顔面に向かって吐かれるバサ雄)
バサリン「聞いて!聞くのよ!バサ雄!私はね、あなたに立派な鎧竜になって欲しいからこそ、いなくなってしまったお母さんの代わりに、あなたに愛情を注いであげたいのよ!!」
バサ雄「はいはい出ました!優等生発言!!そうやってねえちゃんは、「よく出来た中二女子の岩竜が世間様に与える好感度ポイント」を上げてるんだ!!俺だって父ちゃんがこんな夢見がちでしょうもない中二病の岩竜より、しっかり者の桃岩竜のねえちゃんを大切にしていることくらい知ってらぁ~!!」プッシュウウウウウウ

バサリン「いい加減にしなさい、バサ雄!!あなたには私の兄妹愛が伝わらないの!?目を・・覚ましなさぁあああああああい!!」ビイイイイイイイイイ

バサ雄「あちちちちちち


バサリン「なんですってぇええええええ!!」グバあああああああああ

バサリン「何度でも言ってやらぁ~!!我が家族は問題だらけだってな!!こういうの、機能不全家庭っていうんだぞ!!DVの黒鎧竜に、ブラコンの桃岩竜だって!?我が一族は呪われておる!!もうこんな家、いやだぁ~!!」ビイイイイイイイイ

バサリン「聞いてちょうだいバサ雄!私のいう愛情っていうのはお母さんが子供に接する愛情と同じなの!私だって、あんたみたいな早とちりで、夢見がちな中二病のごくごく普通の岩っぽいバサルモスなんて勘弁なんだから!!私を迎えに来るのは、白い一角竜に跨った素敵な西シュレイドの王子様なの!!」パァ~~ん

バサ雄「なぁ~にが王子様だ、このネクラなサブカル桃色野郎!!それに、やっぱりそうやって蔑んだ目で俺を見てたんだなぁ~!?やっぱりねえちゃんも父ちゃんと同じで、俺のこと嫌いなんだぁ~!!よって家庭崩壊フラグ確定じゃ~!!父ちゃんもねえちゃんも、味気のない岩も、みんな大っ嫌いだぁ~!!」ごろんごろんごろん

バサリン「なによ!いっつもそうやってわがまま好き放題ばっかり言ってやって!!そもそも私は岩竜になんてなりたくなかったんだから!!男のあんたには分からないでしょうね!!大きくなるにつれ、どんどん見た目がゴツゴツになり、挙句、鎧竜なんて化け物みたいな名前で呼ばれる、止められない成長という避けられない運命を背負った思春期の乙女心が!!だいたいがグラビモスなんて、ちっとも女の子らしい名前じゃないもの!!特に「モス」の部分!!大っ嫌い!!もういや!!こんな岩っぽい人生!!」ごろんごろんごろん

バサ雄「グラビモスの勇者になるなんてもうやめじゃ~!!ニート系遊び人にジョブチェンジして、咎められた時だけ都合よく、「自分、気が向いたら賢者になるんで」って去勢だけ張って、あとはぬくぬく現状維持の生活に溺れて死んでやるぅ~!!これからは自己顕示欲と猜疑心の岩の塊になってやるんだぁ~!!」ごろんごろんごろん

バサリン「私は人間の絵かきになりたかったのよ!!だいたいバサルモスってなによ!!ビギナーハンターだって直に慣れれば相手もしてくれない、「ああ、いたね。こんなの」的な扱いじゃない!!呪ってやる!!こんな鉱石や火薬岩に埋もれた炭鉱夫生活、もううんざり!!こんな根深い陰気で嫌気なメランコリーを、心のメタファーとしてグロテスクな抽象画で表現してやるわ!!学校の先生が見たら「おたくのお子さんは心に多大な闇を抱えていますね。いいカウンセラーがいますので、是非紹介しましょう」的な感じの、真っ黒でゲバゲバした、ヤバゲな絵ばっかり描いてやるんだから!!」ごろんごろんごろん

ごろんごろんごろん


(常に雲行きの悪い神域エリアの大地を並走して転がる二頭の岩竜の俯瞰図)
どすん

バサリン&バサ雄「え?」ちら
サイコドローム「寝ていればいいものを・・」ギラッ
バサ雄&バサリン「ひええええええええええええええええ」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
カペラ「さてと・・まずは頭からいっちゃおうかしら」(うつ伏せで寝ている黒鎧竜の頭部の横に立つ)
ギュレス「首と胴体の関節部に麻酔いきますか?」(翼膜に隠れて頭部だけ見えない)
カペラ「そうね。お願いできるかしら」
ギュレス「お安いご用で」ちゅううう・・(ぶっとい注射針を片手で押すも、やはり頭部から上は切れているアングル)
「待てぇええええええええい!!」
カペラ「はぁ・・・どこぞのヒーローの登場じゃあるまいし・・やっぱりアスピリンを持ってくればよかったわ」やれやれ
ギュレス「すみません!グラスーツに乗っていればレーダーで探知出来たのですが!」バッ

バベーーーーーーーン!!

ヴォルガトロン「フォッフォッフォッフォッフォッ!!我が聖域で跋扈する害虫共め!!今度こそ成敗してくれよぉぞ!!」

一也「ここで会ったが百年目!!この火山をニャンガスの二の舞いにするわけにはいかんニャ!!」(兄貴に引きずられてきた桃毛獣の背中に跨っている)

芋助「いざ尋常に勝負!!」シャキーーン(同じくうつ伏せで寝る桃毛獣の頭の上で刀を抜く)

テツ「ZZZZZ・・・・・」ピシピシ・・(まだ仄かに放電しながら俯せている)
カペラ「ほんと鬱陶しい義賊集団ね。いいわ。どっちが秩序で混沌なのか、思い知らせてあげる。ギュレス!」

ギュレス「やっと本格的な仕事ですね」ギュイ~ン(目が人工物的に怪しく光る)
一也「メガゼノスはどうしたニャ!?」
ヴォルガトロン「きっと催眠で眠らされたに違いない」
カペラ「溶岩竜はあなたに任せるわ。猫とコンガララなら、あの人でも・・」ちら
ハッキネン「・・・・・・・・・・・・」(おそらく溶岩竜に轢かれたのであろう、ぺしゃんこになっている)
カペラ「・・・・・・。ほんとクビにしようかしら。サイコドロームは?」
サイコドローム「ここにいる」ズン
カペラ「なにしてたの?」
サイコドローム「こうなることを予測し、新たな援軍を作ってやった」
カペラ「ああ・・なるほど」
サイコドローム「さぁ、いけ!!バサルツインズよ!!」
ドシーーーーーーーーーン!!
(眼の色が真っ黒になった岩竜と桃岩竜が溶岩竜の前に立ちふさがる)
一也「ニャ・・バサリン!!」
バサリン「もう何もかも嫌・・みんな岩に食われて死んでしまえばいいんだわぁ~!!」プッシュウウウウウウ

ヴォルガトロン「バサ雄・・・催眠にかけられたのか・・!」
バサ雄「口煩い、説法好きな溶岩竜は勇者様がやっつけてやる・・!!」ブン

ヴォルガトロン「説法好き・・そんな風に俺のことを見ていたのか・・!!」ガガーン

一也「参ったニャ・・双子を攻撃するわけにはいかんニャ」
芋助「ならば話しは簡単でござろう」
一也「ほにゃ?」
芋助「元凶を断ち切ればいいだけのこと」スチャ(刃先を前方に向ける)
サイコドローム「フフフ・・・」
芋助「どれ。久々にニャン鉄剣の斬れ味を試してみるか」チャ
To Be Continued



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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
9/17(木)0時更新 「とは言うものの、なんか緊張感に欠けるわね」の巻
をお送りいたします♪次回も読んで見よう



「とは言うものの、なんか緊張感に欠けるわね」の巻
バサリン「もう何もかも嫌・・みんな岩に食われて死んでしまえばいいんだわぁ~!!」プッシュウウウウウウ(憤怒のあまり全身から睡眠ガスを放出する)
バサ雄「口煩い、説法好きな溶岩竜はやっつける・・!」ブン(ボロボロのアイアンソードを振り下ろす)
一也「目を覚ますニャ!!バサリン!!」
ヴォルガトロン「お前を見損なったぞ、バサ雄!俺をそんな風な目で見てたなんてな!!」
芋助「・・・・・・(二人にかけられた催眠を解くには、あのドスイーオスを倒せばいいはずだ・・)」ちら
サイコドローム「フッフッフッフッ・・・」(バサルツインズから離れた後方よりほくそ笑むドスイーオス)
カペラ「まとめて催眠にかけられれば楽なんだけど・・生憎、あなたの催眠音は個体別の周波数を鳴らすもの。都合よくいかないのは仕方ないわね」
サイコドローム「隙を見て一体ずつ操ればいいだけだ」フン
カペラ「そう上手くいくかしら・・ギュレス。あなたもバサルツインズに加勢してあげて。あの溶岩竜が邪魔だわ」
ギュレス「実戦訓練にはちょうどいい相手です」ズン!!
サイコドローム「やけに慎重だな?ドクターカペラ。以前のお前なら、敵を過小評価をしていると思うが?」ちら
カペラ「そうね。けど、自分でクエストに参加するようになって、変わったのかもしれないわ」
サイコドローム「より確実に、クエスト敢行出来る術を得たと?」
カペラ「どうかしら。私はただ日々、学習しているだけ。あの人達と違ってね」ちら
メガゼノス「・・・・・・・・・」(今だうつ伏せで寝ている黒鎧竜)
テツ「ZZZZZ・・・・・」ピシピシ・・(仄かに放電しながら、こちらも棒状になってうつ伏せのまま寝ている)
ハッキネン「・・・・・・・・・・・・」(おそらく溶岩竜に轢かれたのであろう、ぺしゃんこになっている)
カペラ「とは言うものの、なんか緊張感に欠けるわね」
バサ雄「溶岩竜の悪魔め!!勇者の剣をその身に刻み、ナイトスフィアに還るがよい!!」ドスンドスンドスン(アインソードを振りかぶりながら突進をかましてくる)
ヴォルガトロン「なんて愚かなバサ雄よ・・催眠をかけられ、「リアル勇者ごっこ」とはな・・・よかろう!魔界のヴォルガトロンが貴様の戯けた夢を覚ましてやろう!!」カッ(あのちっさい両目が光る)
バサ雄「ちょええええええええええ」ドスンドスンドスンドスン
ヴォルガトロン「うおりゃあああああああ!!」ブーーーーン(尻尾を振りかぶってからの・・)
ビッタァアアアアアン
(尻尾で折檻する様にバサ雄の頬をビンタする)
バサ雄「うげええええええええ」ズシャアアアアアア
ヴォルガトロン「これが成体(大人)の怖さだ!!わかったか!!バサ雄よ!!」
一也「すごい迫力ニャ・・」
芋助「一也殿!こちらにも来ますぞ!!」
一也「ほにゃ」ちら
バサリン「みんな岩になってしまえ~~~!!」ドスンドスンドスンドスン
一也「よすニャ~~~!!バサリーーーーン!!」バッ
ガシーーーーーン
(身の丈の数倍はあろうか桃岩竜を全身で受け止める獣人種)
カペラ「嘘。あんな猫見たことないわ・・そうか。あの子達、クルセイダーズの一員ね」
一也「ほにゃらバサリン・・目を覚まして欲しいニャ・・!!」ズズズ・・ズズズズ・・・
バサリン「みんな嫌いよぉおおおおおおお!!!!」ギャオオオオオオオ(咆哮効果)
一也「ひえええええええ」パッ
(思わず両手を離す)
ドスンドスンドスンドスンドスン
(そのまま直進するバサリンに轢かれた一也)
芋助「一也殿!!」
・・・・・・・・・・・・・・
(轢かれた後に小さな穴が見える)
芋助「フッ。お見事」
ドスンドスンドスンドスン・・・・
(バサリンはそのまま勢い余ってエリアの端まで直進していっちゃう)
芋助「ヴォルガトロン殿は・・」ちら
ヴォルガトロン「ぢぇりゃああああああああ!!」グバああああああん(溶岩ブレス)
バサ雄「いぎゃああああああああ」ボガアアアアアン(直撃)
ヴォルガトロン「いい加減、目を覚ますのだ!!バサ雄よ!!」
ドシンドシンドシン・・・
(後方から岩竜のそれとは違う重量感のある突進音が聞こえてくる)
ヴォルガトロン「ん・・?」ちら
ギュレス「どけってぇええええええ!!!!」ドシンドシンドシンドシン
ヴォルガトロン「ぬう!?」
ガスーーーーーーーーン!!
(豪快なタックルを食らい吹っ飛ぶ兄貴)
ヴォルガトロン「うおっ(魚)」
バシャアアアアアアアアン!!
(そのままエリア淵の溶岩湖に落ちる兄貴)
ギュレス「あのサイズ相手の溶岩竜相手に、圧倒的なパワーだ」ギュイ~ン(目が怪しく光るグラスーツ)
「悪いが、その発言は訂正させてもらう」
ギュレス「!!」
ヴォルガトロン「俺は同じ溶岩竜でもヴォルガトロンなんでな」ぴょれ(溶岩湖からスパイホッピングしている)
ギュレス「面白い。グラスーツの機能性を試すチャンスだ」ギョイ~ン
芋助「よし・・なんとかヴォルガトロン殿も大丈夫そうだ。ここはお二人に任せ、俺は・・・」ちら
サイコドローム「ん・・あの猫、こちらを見ているな」
カペラ「あなたのことに気づいたんじゃなくって?」ちら(足元に落ちているAK100型ボウガンを見る)
サイコドローム「獣人種ごときにやられる俺ではない」
カペラ「でも相手はクルセイダーズのパリコ兵士よ?」スチャ(ボウガンを拾う)
サイコドローム「・・・・・。見くびるな。一対一なら、戦いながらでも個体別の周波数を鳴らし、催眠をかけられる」
カペラ「いいわ。手伝いましょう」バッ(ボウガン片手に颯爽とドスイーオスに跨る黒衣の女史)
芋助「いざ勝負!!」シュタタタタタタ(右手で腰に付けてる刀の鞘を握りながら突進していく)
サイコドローム「催眠音を聴かせる隙を作れ」
カペラ「了解」スチャ(馬上で銃を構える)
芋助「トォッ!(ドスイーオスは仕掛けてこないのか・・?)」バッ(ジャンプ一番)
カペラ「これで終われば楽だけど」ズキューーーーーーン
芋助「ハァッ!!」シャキーーーーン(空中で素早く抜刀し、カラ骨の薬莢を逆斬りする)
サイコドローム「なっ・・!!」
カペラ「だから言ったでしょ?普通じゃないのよ。あの猫達って」ハァ~
芋助「だぁあああああああ!!」シャキン(両手で刀を逆手に持ちかえる)
ギュオオオオオオオオオン!!
(そのまま真下のカペラ達目掛けて垂直斬りで急降下していく)
サイコドローム「ちぃ!!」ダダッ
ドシューーーーーーーン!!
(垂直斬りで大地を穿つ鎧武者猫)
芋助「・・・・・(やはりだ・・あのドスイーオスは自分から仕掛けてこないところを見ると、戦闘能力自体には自信がないのかもしれん・・・)」スッ
ギュレス「グラビーム最大出力だぁあああああ!!」
グバアアアアアアアアア
ヴォルガトロン「なんのそれしき!!いなしてみせるわ!!」ガッ(頭を下げ身構える)
ドオオオオオオオオオオン
(真っ向からグラビームを受けても微動だにしない兄貴)
ギュレス「なんだと!?」
グオオオオオオオ・・・!!
(グラビームを受けながらもじりじりとにじり寄ってくる兄貴)
ギュレス「そうか・・・奴らを覆う黒い外殻は生まれつきのものではなく、長期間のマグマ内生活によって付着した溶岩が冷却されて出来上がった天然の鎧・・!高温度での鍛錬はお手のものってわけか!!」ガシッ(鎧竜の体内操縦席で両手持ちのレバーを握るギュレス。もちろん首から上は見えないアングル)
グオオオオオオオオ・・・!!
(兄貴に圧力をかける火力は次第に弱まっていく)
ヴォルガトロン「隙あり今だ(すんごい早口で)、喰らえ!!アメィジングッ・ボディィィィィ・・・プレッサァアアアアアア!!(アメージング・ボディプレス)」
ブワッ
(垂直に飛び上がり、ギュレスの視界から完全に消える兄貴)
ギュレス「なに!?どこだ・・!?ええい!!360度モニターならばっ・・・・ハッ」(慌てて上を見る鎧竜)
ドシャアアアアアアアアン!!
(急降下したきた兄貴の下敷きになる鎧竜)
ギュレス「ぐわぁああああああ!!」ゴチーーン(コクピット内で頭を操縦パネルに強打するギュレス。そのせいで顔は見えない)
ヴォルガトロン「まだまだぁあああああ!!この距離でこれを食らったら、如何に耐久度のある鎧竜のボディでもどうなるか試してやろう!!」グワン(鎧竜に乗っかったまま首を高く上げる)
ギュレス「クソ!!動け!!動いてくれぇええええ!!」ガチャガチャ(レバーを激しく揺さぶる。そのせいでまたしても顔は上手く見えないが、髪色はブロンドでセミロングだということが、ここで発覚する)
ヴォルガトロン「火山塾名物!!マグマガン!!」(もはや兄貴のまあるい顔面のフォルムがあの有名塾の塾長の様に見える)
ボシュウウウウウウン!!
(マウントしたまま下敷きになっている鎧竜に巨大な溶岩ブレスを吐きつける)
ギュレス「うわぁああああああああ!!」(コクピットの中が高温度の為、みるみるうちに真っ赤になっていく。肝心のギュレスだが、暑さで顔を両手を覆っている為、やはり素顔は見えない)
ブシュウウウウウウ・・・・・
(鎧竜竜の全身から煙が上がる)
ヴォルガトロン「ハァッ!!」ビョーーーーン(鎧竜の上から、あの豪快なジャンプで離れる)
ギュレス「・・・・・・・・・・」(コクピット板に前倒れになって気絶しているギュレス。なので顔は見えない)
ヴォルガトロン「敬愛なるモンスターを穢した罪を受るがよい。ナイトスフィアでな」ドスーーーン(華麗に着地する兄貴。その後ろで完全に機能停止している鎧竜)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
一也「危なかったニャ」ボコん(地中より頭だけ出す)
きょろきょろ(神域エリアを確認する)
一也「まるで兄貴みたいだニャ。っと、その兄貴は・・・流石だニャ。もうあのでっかい鎧竜を片付けたニャ」
バサリン「きょえええええええええ」ドシンドシンドシン
一也「いっ」ひょこん
(咄嗟に頭を引っ込める)
バサリン「きょえええええええ・・・・・」ドシンドシンドシン・・・(そのまま、またエリアの端っこに向かって行っちゃう)
一也「バサリンが正気に戻ったら、上手な走り方を教えてやらないといけないニャ」よいしょっとな(地中より全身を見せる)
がしゃりごしょり・・
(ドボルネコメイルの胸元の「まあるい」パーツの中から、何かを取り出す)
一也「これがあったのを忘れていたニャ」スッ(猫の掌サイズのまあるいかんしゃく玉)
バサ雄「見つけたぞ!!魔界の猫め!!懲らしめてやるぅ~!!」ブンブン(アイアンソードを振り回しながら突進してくる)
一也「まるでベリオSネコ包丁を振り回すトンコみたいだニャ」やれやれっとな
バサリン「私に構わないでぇえええええええ!!」ドシンドシンドシン(Uターンしてきた)
一也「ニャンという兄妹だニャ挟み撃ちにするとはなかなかやるニャ。けど・・」がさりごそり(また別の何かをまさぐっている)
バサ雄「ちょええええええええ」ドシンドシンドシン
バサリン「きょえええええええええ」」ドシンドシンドシン(小さな獣人種を挟み撃ちするように突進していくバサルツインズ)
一也「プレゼントだニャ!!」ブーーーーーン(空中に何かを放り投げる)
バサ雄「ちょえええええ・・・ん?」ドシンドシンドシン
バサリン「きょええええええ・・・ん?」ドシンドシンドシン
カッ
バサリン「きゃあああああああああ」
バサ雄「目がぁあああああああああ」あたふた
一也「UBUにゃんお得意の閃光ダブルだニャ。いつもオトモしながら、俺もやってみたいと思っていたニャ♪」
ぴょーんぴょーん(たじろぐ二頭の岩竜の間を縫って四足猫走行で駆けていくドボルネコ装備の猫)
一也「子供の不手際は親が注意するのが一番ニャ」
ぴょーんぴょーん
(顔面ごとうつ伏せて寝ている黒鎧竜の頭部へと走って行く一也)
一也「これで起きるニャ!!こにょ!!」ブーーーーン(さっきのかんしゃく玉の様なものを黒鎧竜の横っ面に投げつける)
ばしゅうううううん
(頭部に当たるやいなや、煙が起こる)
一也「ロージーお手製のユクモスチームボム。さぁ、起きるニャ。メガゼノス」
シュウウウウウウ・・・・
メガゼノス「はっ」(うつ伏せのまま顔を前に向ける)
一也「起きたニャ?早速で悪いニャが、問題発生ニャ」ちょんちょん(猫手で頭をちょんちょんする)
メガゼノス「あんたは冴島・・・そうか!俺はあのドスイーオスに眠らされてしまっていたのか・・なんだこの煙は・・・いい匂いの様な臭い様な・・」くんくん
一也「ユクモの源泉から、温泉物質の成分を粉状にした「温泉の素」をけむり玉に応用したものニャ。クールミントな硫黄の匂いで快眠効果ばっちりニャろ♪」
メガゼノス「う~む。モンスターにも効く医療薬品とはさすがユクモクルセイダー・・」
バサ雄「覚悟しろ!!ナイトスフィアのブラックグラビモス!!」ドシンドシンドシン(アインソードを突き刺しながら突進してくる)
バサリン「もうこれ以上、私に構わないでぇえええええ!!」ドシンドシンドシン(泣きながら突進してくる)
メガゼノス「こ、子供達!!あの如何にも錯乱した状態は・・ま、まさか!?」
一也「うろたえるニャ。催眠にかけられただけニャ」
メガゼノス「なんと!!」ガガーン(早速うろたえた)
一也「このスチームボムの煙を二人に浴びせるニャ!」シュウウウウウ(まだ煙が上がっている)
メガゼノス「どうすればいい!?俺は子供には手を出さんぞ!!」ドシーン(巨体を起き上がらせる)
一也「親なら受け止めるニャ。子供達の憤りを」
メガゼノス「・・・・・・。よし!!」パァ~ン(両翼爪で頬を叩いて気合を入れる)
のしんのしんのしん
(黒衣の女史を背に乗せ、神域エリアを駆けるドスイーオス)
カペラ「ギュレスがやられたわ!勝算はあるのかしら!?」
サイコドローム「自分で戦うのは好まん。愚脳な連中に相討ちさせればいい」のしんのしんのしん
カペラ「バサルツインズに任せるっていうの?」
サイコドローム「獲物は他にもいる。前を見ろ」のしんのしんのしん
カペラ「・・・・・・」ちら
テツ「ZZZZ・・・・・・・」ピシピシ・・(何やら仄かに放電しながら、顔面ごとうつ伏せになって寝ている桃毛獣)
サイコドローム「あれを使おう」にや
★今回のキーアイテム★
ユクモスチームボム:ユクモの源泉から温泉物質の成分を粉状にした「温泉の素」をけむり玉に応用。クールミントな硫黄の香りとミストが治癒、消臭、快眠効果を持ち、この煙を吸引、または直接触れたハンターをあらゆる状態異常から回復させる(僅かだが、回復薬としての効果も発揮)。またこの効果は遺伝的に優れたハンターだけにあらず、一般的な人間や獣人種、そしてモンスターにも効果を発揮する。開発者はローズダンテ・ローゼンクロツ。あたモン世界観における一説によれば、近年、狂竜ウイルス研究所で旅団ポイントと交換可能となっている、ユクモ温泉の成分を参考に開発されたという「万能湯けむり玉」は、同研究所の研究員が旅行でユクモに滞在していた際、ローゼンクロツ製薬会社の子女と知己の仲になり、共にアイデアを出しあい考案して出来上がったものだという。ユクモスチームボムは、ハンター対象の万能湯けむり玉を更に強化したクルセイダーズの軍事医療品なのだ。
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次回「あたちのモンハン日記」ザッツ・中継ぎ記事は!?
9/19(土)0時更新 何をやるか決まっているわけがない
をお送りいたします♪今週末からシルバーウィークWHAAAOぼっと!ぼっと祝日をおくれやす
そんだこんだで次回も読もう
(急に真顔)
TGS 2015からRPG「モンスターハンターストーリーズ」直撮りプレイムービーですとな
出てきたよ よりよって お茶碗から
どうぼ。あたモン亭ブドウ糖です







はいバカおしまい


どうです?この「絵」がぜんぜん違う感じ。以前にもご紹介させて頂きましたが、本作はモンスターハンターシリーズ初のRPG作品ということで、ナンバリング作品との区別化を図っているのでしょう、アイルーの顔がへんてこりんです。正直可愛くないです


http://www.mh-stories.jp/

monsterhunter.wikia.com様(海外)
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/Monster_Hunter_Stories

http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2015/
メッセ幕張といえば、古くからのアギババラ愛好者にはお馴染み「メッセサンオー」って最近見ないな




更に追記



とにかくこの場を借りまして謝謝なのです


出来ればストーリーモードも翻訳して読んでみよう

そしたら今日も・・・

ザ・終劇



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?ああん

9/21(月)0時更新 「あぺらポペぴっぽ!!」の巻
をお送りいたします♪最近作者のwin8.1がやたらと重い




「あぺらポペぴっぽ!!」の巻
~ジャバル・サマーン山脈麓。パルミュラ祭壇前....
テツ「ZZZZZ・・・・・」ピシピシ・・(仄かに放電しながら、うつ伏せ棒状態のまま寝ている)
カペラ「あれに催眠をかけるわけ?」のしんのしんのしん(自然に乗馬をするかの様なスタイルでドスイーオスに跨っている)
サイコドローム「この際、選り好みは出来まい」のしんのしんのしん(寝ている桃毛獣に接近していく)
テツ「くかぁ~・・ごげげげげげ・・・くっちゃくっちゃ・・」ピシピシ・・
サイコドローム「すっかり寝ていやがる。こいつら牙獣種ってのは、どうも品がなくて困るが、こういう時はその単細胞が役に立つ」
カペラ「牙獣種をあまりバカにしてると痛い目に遭うわよ」シュタッ(その背中から颯爽と降りる黒衣の女史)
サイコドローム「??」
カペラ「それより・・この桃毛獣、敵の仲間なのかしら」じー
テツ「キノコ・・・」ピシピシ・・
カペラ「ちょっと待って。なにこいつ・・・帯電してる・・?」じー
テツ「んふふふふ・・・アオキノコ・・・キノコノコノコ・・夢見る子・・・」ぼりぼりぼりぼり(うつ伏せのまま後頭部を掻き散らしている)
サイコドローム「なんだろうと構わん。いくぞ」
フィフィフィフィフィフィフィ・・・
(パープルヘッドから放たれる個体別催眠音波)
カペラ「・・・・・・・・・・」じー(上から桃毛獣を見下ろしてる)
テツ「キノコノコノコ・・・・ノコッ!?」びくん(うつ伏せのまま過剰な反応をみせる)
カペラ「反応有りね・・」じー
サイコドローム「どれ。潜在的な闘争本能も覚醒させてやろう」
フィフィフィフィフィフィフィ・・・
テツ「ほごぉ~~!!んごごごごごご・・・!!」ブルブルブルブル(うつ伏せたまま痙攣している)
カペラ「その向きじゃ考察しにくいわね」グリグリ(ブーツの先っぽで桃毛獣の横っ面をひっくり返そうと試みるも、とても重くて無理な様子)
フィフィフィフィフィフィフィ・・・
テツ「あへあへあへあへあへ・・・!!」ブルブルガタガタ(より激しく痙攣する)
カペラ「妙ね・・・今までかかった子達と反応が違うわ・・・」じりっ(経験から後退りする女史)
サイコドローム「脳なしだからだろう。秘めた力を開放するのに肉体が慣れていないのさ」フィフィフィフィフィフィフィ・・・
テツ「おゲゲゲげゲゲゲ・・!!あぺらポペぴっぽ!!」ブルブルブルブル!!
カペラ「あんなにはっきりとおかしなオノマトペを発声するなんて・・やっぱりおかしい・・・」ザッザッザッ・・(ゆっくり後退していく)
サイコドローム「どうした!!早く覚醒して言うことを聞かぬか!!」フィフィフィフィフィフィフィ!!
テツ「ぽゲゲゲゲゲゲゲゲゲ!!!!」ガクガクガクガク!!
フィフィフィフィフィフィフィ!!
テツ「アングリー・・・・コンガララぁああああああ!!!」
バフゥ~~~~ン!!
(爆殺的な寝屁をかます桃毛獣)
サイコドローム「!!」
バシュウウウウウウウン
(寝屁の高圧力により、一瞬にして顔面が弾け飛ぶドスイーオス)
カペラ「!!」バサッ(それを見て咄嗟にマントで全身をガードする)
バフウウウウウウウウウ
(カペラの全身を突き抜けていく黄色い爆風)
カペラ「クッ・・(これは・・)」
ピシピシ・・ピシピシピシ・・
(マントと摩擦する煙の微粒子が何やら化学反応を起こしている)
カペラ「電気・・・そうだわ・・あの桃毛獣、排出ガスに雷属性を混合させたんだわ!!」
バサッ(マントを脱ぎ、桃毛獣を見る女史)
カペラ「・・・・・・・・・・」
ゴリーーーーーーーン!!
テツ「・・・・・・・・・」のしん・・のしん・・(黄色い煙幕の中からゆっくり姿を表わす金毛獣王)
カペラ「嘘・・・・・」じりっ・・
テツ「・・・・・・・・・・・」ピシピシ・・(全身を覆う美しい金毛は静電気を帯びている)
カペラ「エレメンタルチェンジ・・!?」
テツ「アンガアアアアアアアアア!!!!」ドンドンドンドン(ゴリラっぽく胸を叩いて吠え散らかす)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
バサ雄「魔界の黒鎧竜めぇええええ!!このエクスカリバーで浄化してやるぞぉおおおお!!」ドスンドスンドスン(アインソードを掲げながら突っ込んでくる)
バサリン「みんな岩に食われて死んでしまえええええええ!!」ドスンドスンドスン(号泣しながら突進してくる)
メガゼノス「洗脳されていようが、お前たちは立派なダディちゃんの子だ!!さぁ来い!!我が子供達よ!!」パシ~ン(両翼爪を叩いて受け入れる)
バサ雄「ラスボスを成敗して街に行き、みんなにチヤホヤされるぞぉおおおおおお!!」ドスンドスンドスンドスン
バサリン「絵を書きたい!!魔王を倒して静かな三種共存の場所で、画家のバサリン婦人としてセレブレティーに暮らしたぁ~~~~い!!!!」ドスンドスンドスンドスン
メガゼノス「なっ・・・いかぁ~ん!そんな望み、ダディちゃん絶対許さないんだから!!」ぷんすか
一也「催眠により、自制心から開放されたんだニャ。つまり今、あの子達が口にしていることは、普段、心配性の父親の前では決して言えない、異文化への憧憬・・・思春期が齎す好奇心の、ごくごく普通の夢ニャ」(足元から顔を見上げる)
メガゼノス「・・・・・・・・・」
一也「その気持を受け止めるのもまた、父親の仕事ニャろ?」
メガゼノス「・・・・・・・・・」こくり
バサ雄「父ちゃんを超える鎧竜になる!!火山は俺が守るんだぁあああああ!!!!」ドシンドシンドシン
メガゼノス「バサ雄・・!」
バサリン「画家になって鎧竜の素晴らしさを多くの種族に伝えたい!!そうすれば、いつかお母さんに会えるかもしれないから!!!!」
メガゼノス「バサリン・・!!」つぅ~(涙が伝う)
バサ雄「うおおおおおおおおおお!!!!」
バサリン「うわあああああああああ!!!!」
メガゼノス「バサ雄!!バサリン!!お前たちの望み・・・!!」
ドスンドスンドスンドスン!!
(鬼気迫る二頭の岩竜)
メガゼノス「この父が然と受け入れたぁああああああああ!!!!」
ガシーーーーーーーーン
(大きな胸で二頭の岩竜の突進を受け止める黒岩竜)
一也「おお!!」
バサ雄「んぐぐぐぐぐ・・!!」グググググ・・(父の両翼に包まれながらも、まだ突進しようとする岩竜)
バサリン「んんんんんんん・・!!」グググググ・・(同じく目を閉じ、全身全力でぶつかる桃岩竜)
メガゼノス「こうしてハグするのはいつ以来かな・・・二人とも、大きくなったな・・!」ほろ・・(二頭を受け止めながら天を向き、漢涙を垂れ流す)
バサ雄「んぐぐぐぐぐぐ!!」グググググ・・!
バサリン「んんんんんんん!!」ググググググ・・!
メガゼノス「ダディちゃん、嬉しいぞぉおおおおおおお!!」
ボギャアアアアアアアア!!
(咆哮大。メガゼノスの足元で咄嗟に両耳を塞ぐ一也)
バサ雄「んぐぐぐぐ・・・・・・・って、え!?」ぱちくり
バサリン「んんんんんん・・・・・なに・・・お父さん!?」ハッ
一也「今の咆哮効果で二人の催眠が解けたニャ!!」
メガゼノス「子供達よ」
バサ雄「父ちゃん・・・あれぇ~・・」きょとん
バサリン「・・一体何が・・・・」ぱちくり
ぎゅう
(大きい両翼に包まれる二頭の岩竜)
メガゼノス「もういい。もういいんだ」
バサ雄「父ちゃん・・・・」
バサリン「私達・・・・・・」
うわぁああああああああん
一也「・・ええ・・話しニャ・・・」うんうん(マスク越しに目頭を押さえながら、その温かい光景を見上げている)
ヴォルガトロン「火山最強の親子喧嘩が、未然に終わって良かったな」ドシンドシン・・(あの二足歩行でゆっくり歩いてくる)
一也「きっとエリアの何処かで、術をかけたドスイーオスがやられたんだニャ」
ヴォルガトロン「うむ。侍猫がやったのかもしれん」
一也「兄貴も流石ニャ。あの鎧竜をいとも簡単に倒してしまうんだからニャ」
ヴォルガトロン「フォッフォッフォッフォッ。種の矜恃があればこそ。背徳の人型共が創りあげたモンスター兵器などには負けぬ」
芋助「・・・・・・・・・」ちら
サイコドローム「・・・・・・・・・・」ピクピク・・プシュウウウウウ(頭部を失ったドスイーオスが血を吹き上げながら倒れている)
芋助「・・・・(痙攣しているところを見ると、今しがたやられたとみていいだろう・・・が、一体誰が・・・)」
サイコドローム「・・・・・・・・・・」ピクピク・・
ザシュッ(ニャン鉄剣でとどめを刺してやる芋助)
サイコドローム「・・・・・・・・・・・・」
芋助「安心しろ。つまらぬものを斬った覚えはない」
モワモワモワモワ・・・・
(辺りを覆う黄色い煙)
芋助「・・・・・(何よりも気がかりなのは、この硫黄臭の様なにおいがする煙・・・)」ちら
モワモワモワ・・・ピシピシッ
芋助「・・・・・(煙霧質が放電している・・或いは電荷に異臭が付着しているのか・・いずれにせよ、尋常な気配ではないことは確か・・・)」ザッザッザッザッ・・(黄色い煙幕の中、警戒しながら進んでいく)
ぷう~~~~~~
芋助「何者だ!!」カチャッ(ニャン鉄剣を抜刀して身構える)
ぬう~~~・・・・
芋助「!?」
テツ「・・・・・・・・・」のしん・・のしん・・(黄色い煙の中からゆっくりと姿を露わにする金毛獣王)
芋助「その顔・・テツ殿か・・?」
・・・・・・・・・・・・・・・
(より露わになった金毛獣王は右肩に金髪の黒衣を纏った女性を抱えている)
芋助「その女性は敵側にいた・・・テツ殿。そのお姿は一体・・」
テツ「コンガララフォーム・・」ぼそ
芋助「変化されたと・・?一体なにが・・」
テツ「コンガララソウルに火がついた」ぼそ
芋助「・・・・・。そしてその女性を仕留めたと?」スチャ・・(刀を構えながら静かに後退する)
テツ「眠っているだけ。若い女、すべておいらのもの」ぼそ
芋助「・・・・・(やはり・・ドスイーオスの催眠により、テツ殿の肉体に変化が生じたのだ)」じりっ
テツ「コングは昔から・・」ぼそ
芋助「??」
テツ「コングは昔から女好きぃいいいいいいいいい!!!!」
バフゥ~~~~~ン!!
(全快におならをした)
芋助「なんと・・!!」ググググ・・・(刀でガードして爆風の圧力に耐える)
テツ「アイム金毛獣王!!世の若い女をすべて肩に掲げ、高い所に登って人間を見下ろしてやるぅうううううう!!!!」
パシ~ン
(その金毛の頭を鋭くひっぱたく恐竜のちっさいお手)
テツ「いてえ」すてぇ~ん(前のめりに倒れる)
芋助「おや・・」ちら
きょぼーーーん!!
芋助「まさひこ殿」
まさひこ「イッタイ、ナニガアッタノダ?ソレニ、コノ、キイイロイケムリ・・ナンカクサイ」くんくん(その背中から覗く紫色の撫子装備の女性とヒーラー装備のハンター。頭には黄猫も乗ってる)
ミッチ「桃毛殿、金毛になってんじゃねぇっすか!?」
ユーリィ「・・きもちわる・・」(頭の上の猟虫はすっかり寝てしまっている)
バルバラ「ご覧ください、パノ」
パノ「ええ。おかしい「毛色」ですね。桃毛さんってば」じー(まさひこの背中から下を覗いてる)
テツ「う~ん・・・誰だい?いきなり頭をおもいっきりひっぱたいてきたのは・・・」ゾワゾワゾワゾワ・・・(全身の毛が静電気を帯びたようにゾワゾワしだす)
芋助「む・・・」
シュウウウウウウ・・・・(毛先から放電すると同時に、毛色がみるみるうちに元の桃色に変色していく)
芋助「毛色が元に・・」
ユーリィ「・・きもちわる・・」
ミッチ「桃毛殿!!平気っすか!?」
テツ「平気もなにも・・・やぁ、まさひこ。おはよう」こてん(ぺったりと地面におしりを付けて座る)
まさひこ「ム・・・キオクガ、モドッタノカ?」
テツ「何を言ってるんだい?それよりここ何処さ?あっついなぁ~・・・」ぼりぼり(おしりを掻いている)
芋助「催眠効果により、一時的に暴走していたのでしょう。脳が活性化して記憶が戻ったのかと」スチャ(刀を納める)
ユーリィ「・・きもちわる・・」
テツ「もう。なんの話しをしてるのさ」ゲフぅ~~~~
バリバリバリバリ・・・
(げっぷのガスが電荷を帯びている)
パノ「おや」じー
芋助「む・・この周囲を覆う黄色い煙と同じく、電気を帯びていますな」
バルバラ「何か分かりましたか?パノ」
パノ「えすね。ところで桃毛さん、胃は平気ですか?」
テツ「胃・・?なんだい唐突に・・・」すりすり(さすってる)
まさひこ「ナンカ、キモチワルカッタリスルカ?」
テツ「う~ん・・・そう言われれば、センマイがなんだかピリピリするなぁ・・・」ぼりぼり(お腹を掻く)
ミッチ「センマイってなんすか?」
ユーリィ「・・桃毛獣のセンマイ・・彼らの強力な胃袋のこと・・」
パノ「ストームに飲まれた時、口を開けていたのでしょう」
バルバラ「テツ様、船の上でもぐっすりでしたものね。きっとストームの中に入ってしまった際、無意識に落雷を飲み込んでしまったのでしょう」
ミッチ「じゃあ胃の中に雷があるってことっすか?」
パノ「桃毛さん達のセンマイは非常に丈夫に出来ています。そのせいで高圧電力が胃の中に蓄電してしまったのかと」
テツ「ゲフッ」ピリピリ
ミッチ「まったくとんでもねぇコンガララっすね」
ユーリィ「・・きもちわる・・」
バルバラ「毛色が変色したのは、催眠効果で闘争本能が開放された時、同時に体内の高圧電力も放出したからではないでしょうか」
芋助「では、この黄色い電荷を帯びたガスは・・・」
パノ「おならですね」(鼻をつまむ)
ミッチ「うげええええええ!!なにやってんすか!?このクソコンガララ!!」ぷんすか(鼻をつまんでる)
芋助「帯電した内蔵から排出したので、電荷を帯びているのか・・なんとも・・」
パノ「正確には雷属性かと。つまり桃毛さん。あなた「雷屁属性」を習得したのです!」ピシッ(自慢気に指を指す。その横でそのパノの一連の所作を見て、心底嫌そうな顔をするユーリィ)
テツ「雷・・屁属性とな!!」ガガーーーン
ミッチ「なんすかそれ。しょうもない」
テツ「じゃ、じゃあ、パノちゃん!おいら、これからも胃の中の雷属性をおならに混ぜて、放出できるってことかい!?」
パノ「理論上は」
テツ「・・・・・・・・」グッ(やった感満載で拳を握りしめる桃毛獣)
ミッチ「先程の形態にはチェンジできねぇんすか?なんだかあっちの方が強そうでしたが」
芋助「催眠による闘争本能の覚醒で、胃の中の電力を開放できたのであれば、再び激しい怒りを起こすことで、同じことが可能なのでは?」
パノ「理論上は」
ミッチ「属性チェンジってことは「怒り喰らう店長」と同じなんすかね?」
まさひこ「ドウダロネ」ぽりぽり
パノ「どこぞの大陸にいる金毛獣王の普通種とは外観こそ似ているものの、その特性と属性はまったく違うということですね。はい」
ユーリィ「・・エレクトロ・コンガララ・・」
ミッチ「お。なんか大衆文学作品に登場するヴィランみたいな名前でカッコイイっすね」
ユーリィ「・・略して・・エレクトララ・・」
テツ「エレクトララ・・・いい・・!!すごくいい!!」
パノ「ご満悦な様で」
テツ「わっはっはっはっはっは!!早くムーアちゃんにも見せたいなぁ~って、ムーアちゃんは?みんなは?って、ここ何処?なんでこんなにあっついのさ?」きょろきょろ
ミッチ「きっとバラン殿ならこう言うっすよ」
まさひこ「ナンテ、オサワガセナ、モモゲナンダカ・・ッテナ」やれやれ
テツ「あれぇ~?みんなはぁ~?あれぇ~?」きょろきょろ(清々しいくらいバカな顔)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
9/23(水)0時更新 「大陸へ還れ!!」の巻
をお送りいたします♪GOGOシルバーウィークGO全国の元気なおじいちゃま
おばあちゃま
を筆頭に街を練り歩いて地域活性化
邪魔する奴は口に「落雁」を突っ込んじゃえ
そしたらさ、次回も読もうよ
「大陸へ還れ!!」の巻
鎧竜のキャサリン。色白のその肌は、白影の「魅惑色の柔皮」の様に艷やかで、飛竜種には稀な優しいその性格は、まるでフラヒヤ山脈の如し包容力をもって、素行の悪い周りの鎧竜の雄達を包み込み、そして虜にした。メガゼノスもキャサリンに憧れる一頭の鎧竜(黒)だった。ある時、思い切ってメガゼノスはキャサリンに愛のポエムを告白する。その詩に込められた深い愛情に心打たれたキャサリンは、以後、メガゼノスの配偶者となるのであった。やがてキャサリンは焔鉱石よりも神々しい双子の子供を授かる。それがバサ雄、バサリンであった。無事に出産を終え、新生児だった双子の育児の気分転換にと、二人が出逢った火山の麓に降りたいと言うキャサリン。そう、メガゼノスがかつてキャサリンに愛のポエムを詠んだ太古の森へ、久しぶりに行ってみようと言うのだ。眩い太陽光が、新緑生い茂る森の隙間から指し、まるで無邪気な森の妖精のように地面を転がるキャサリンにスポットライトを照らす。まだ小さい双子を抱え、その幸福感を太古の森に振りまくかのように自作のラブポエムを、今度は妻だけでなく、子供たちにも詠み捧げるメガゼノス。愛情に包まれた時空間が、鎧竜の家族を抱擁する。だがその至福の時間は、一瞬の出来事で修羅場と化すのであった。
メガゼノスが最後のポエムを詠み上げようとした時、森の奥から聞き慣れない飛翔音がする。なんの音かとキャサリンとメガゼノスが耳を傾けた次の瞬間、大爆発と共に辺りは一変、灼熱地獄へと変貌する。あまりにも唐突な出来事に、何が起きたのか状況を把握出来ないメガゼノスは、自身の腕の中で泣き叫ぶ新生児の岩竜二頭を抱え、四方を囲う爆炎の中、ゆっくりと立ち上がるや否や、信じられない光景を目の当たりにする。そこには一段と激しく燃え上がる鎧竜の「塊」が転がっていた。確認するまでもなく、それはさっきまで自分のポエムを転がりながら聴いていた、最愛の妻の変わり果てた姿だったのだ。「認識」するのと同時に、メガゼノスの体は動いていた。キャサリンを覆う、忌々しい炎を鎮火しなければ!左の翼膜で双子を抱え、右翼爪を愛する妻へ伸ばす・・・キャサリンもまた信じ難いほど燃え上がる炎に全身を包まれながらも、一生を共にすると誓った夫へ、激しく震える翼爪を伸ばす・・・その時であった!またしても耳をつんざく不愉快な落下音と共に爆発が起こり、二人の手を引き裂く!確認する間もなく、そして容赦なくキャサリン夫人の上に落ちてくる拡散弾のゲリラ豪雨!!
一体どれだけの爆発が起きたのだろうか・・。度重なる爆音により、不覚にも気を失ってしまったメガゼノスの脳裏に、キャサリンの天使の様な笑顔が過る。子供達を・・・愛する私のバサリンとバサ雄をお守り下さい・・・。意識が朦朧とする中、赤ん坊のけたたましい鳴き声が父の意識を回復させる。すぐさま起き上がり、子供達の安否を確認する。幸いにも子供達は全くの無傷であった。安堵するのも束の間、キャサリンを探すメガゼノス。拡散弾という想定外の暴漢によって陵辱された森林は、すっかり焼け野原へと成り果て、さっきまで新緑まぶしい情景を見せていた木々も、丸裸に焼け焦げ、凄惨な硝煙を上げている。立ち込める煙の中、未だ泣き止まない子供達を抱きながらキャサリンを探すメガゼノス。だが視界がよくなった森の何処にも妻の姿は見えない。例え、炎に包まれたとしても、我ら鎧竜には代々、偉大なる収斂進化を遂げ、受け継いできた耐久度の高い甲殻があるではないか!だが待てよ・・・色白で、稀なアルビノであった妻の甲殻は、普通種と違い、火炎に対する耐久度は極めて低かったのでは・・・・最悪の仮定がメガゼノスの想像力を支配していく。そしてその憂鬱は、決して受け入れることの出来ない現実の形となって、メガゼノス親子の前に具現化して現れるのであった。
呆然と立ち尽くすメガゼノスの眼に映るもの・・・それは尊厳たるモンスターであることを証明する、重装な甲殻をすっかり剥がされ、惨たらしい程に筋肉繊維が剥き出しになった、巨大な飛竜種の真っ赤な肉の塊であった。「あれ」が・・妻なのか・・?メガゼノスのつぶらな瞳に、衝撃を遥かに超えた悲痛な現実の光景が投影される。更に悍ましいことに、未だ硝煙を上げるその飛竜種の焼死体の周りには、ナイフ片手に爛々と目を輝かせて募る、人型の狩人の群れがいるではないか。各々がその小さな手に、まだ温かい臓器や肉片を持ち、まるで宝物を手に入れたかのように天に捧げている者さえもいるではないか。返り血を全身に浴びたモンスター紛いの鎧や装飾品を身に纏い、狩猟武器などというただの殺戮兵器を誇らしげに背負い、醜悪極まりない強欲の笑みを浮かべた、狩人と呼ばれる鏖殺者達。俺達家族が一体お前らに何をしたというのだ?狩猟区域に出てしまった俺達が悪いとでも言うのか?違う。そもそも俺達の生息区を無断で荒らし、帝国主義さながらの威圧的なレギュレーションと縄張り意識を俺達モンスターに強要してきたのは貴様ら人型じゃないか・・!!惨たらしい現実の光景が希望を打ち砕き、妻を殺したのが小さな暴徒達だと確信したメガゼノスは、怒りの自覚症状を感じる間もなく、天を穿つほど強力な、憤激の重力波砲を人型の悪魔に向かって放出する。刹那にしてその存在価値に疑問を抱く間もなく消失していく、無力な人型生物達と共に、跡形も無く消えていく妻の遺体・・。これで良かったのだ。変わり果てた悲惨な妻の遺骨を、自ら天に浄化出来たのだから・・。暴漢のいなくなったエリアに、愛する者を失った黒鎧竜の慟哭という大咆哮が激震を起こす。涙が枯れ果てた頃、高尚な自制心を取り戻すきっかけとなったのは、片手に抱く、愛する妻の遺伝子を持った可愛らしい双子の岩竜の存在であった。自然とさっきまで父と共に泣いていた子供たちも、今はすっかり眠ってしまっている。それを確認すると、メガゼノスは火山へと戻り、以来、決して下山することはなかったという・・。
ヴォルガトロン「以上が俺の知っている、お前達の両親に関する逸話だ」
バサ雄「説法好きな兄貴特有の、クソ長い説明だったけど・・・そんな・・母ちゃんは俺達がまだ小さい頃、出て行ったって・・そう言ってたじゃないか!!父ちゃん!!」
メガゼノス「・・・・・・・・・・・・」
バサリン「お母さんは・・もうこの大陸には・・・・そんな・・!!」
一也「メガゼノスはお前たち双子に、真相を教えるのが怖かったんだニャろう」
バサ雄「え・・どういうこと?」ぐすん
一也「真相を話せば、お前たちまで人間を恨んでしまう。メガゼノスは・・いニャ、キャサリン夫人は、お前たちをそんな復讐鬼の様な岩竜へと育って欲しくないと思っているに違いないニャ。メガゼノスはその意志を受け止め、この火山という聖域の中だけでも、お前たちに自由に生きて欲しかったんだニャ」
バサ雄「そうなのかい?父ちゃん・・」
メガゼノス「憎悪に心を支配された俺達親子を、お空のキャサリンが快く思うとは考えられなかった。キャサリンは争い事を嫌う、心の美しい鎧竜だったからな」
バサ雄「・・・・・・・・・」
バサリン「・・・・・・・・・」ぐすんぐすん・・
ヴォルガトロン「お前たちの父は決して臆病者ではない。沸き起こる悲哀の激憤を常に抑え、平穏に保って見せているだけなのだ。メガゼノスほどの力を持つ黒鎧竜ならば、下山し、人型の都を一つ消すくらいなら造作も無いことだ。だが、そんなことをしてなんになる?それではお前たちを襲った、キャサリンを殺した悪徳な狩人と違わないじゃないかいか」
一也「復讐なら既にメガゼノスが果たしたんだからニャ・・。でも、本当にそれだけで最愛の人を失った悲しみと怒りは、おさまるものなのかニャ?俺はそうは思わないニャ。心を怒りに任せて自暴自棄に振る舞うのは簡単だニャ。けどメガゼノスにはキャサリンの残した唯一の授かりものである、お前たちがいたんだニャ。それだけが、メガゼノスの自制心を保つ唯一の救いだったんだニャ」
バサリン「うううう・・父ちゃん・・母ちゃん・・!!」ぐすんぐすん
メガゼノス「俺はいつも静かに怒りを覚えている。一度、沸き起これば抑えることの出来ない激しい衝動をだ。だが、それを解き放ったところで俺の心の傷は癒えるわけじゃない。怒りは更に激しい憎悪を生むだけだからだ。だから俺はなるべく他者とは接しない生き方を選んだ。その結果、お前たちの夢という希望と目的を押し殺してしまった。すまなかったな」
バサリン「うううう・・・!!お母さん・・お母さん・・!!」ぐすんぐすん
メガゼノス「すべてはお前たちを思えばこそ・・。そしてそれがキャサリンの望みだからだ」
ぎゅっ(大きい翼膜で泣きじゃくる二頭を覆い包む)
バサリン「お父さん・・ごめんなさい・・!」うううう・・
バサ雄「ごめんよ!父ちゃん!俺、何も知らないで、父ちゃんを臆病者だなんて・・!!」うううう・・
メガゼノス「怒りを覚え、そしてそれを発散させるのは簡単だ。肝心なのは、相手を許すという寛容力をどの段階で覚えるか・・俺はその大切な道徳心をキャサリンから教えられたんだ」
バサリン「お父さん・・・」
メガゼノス「久しぶりにダディちゃんをお父さんって呼んでくれたな」にこ
バサリン「・・・・・・。私の名前・・・お母さんの名前から取ったのね?」
メガゼノス「ああ。いい名前だろ?」
バサリン「うん!!」
ドウィーーーーーン!!
バサ雄「なんの音だ!?」
一也「ほにゃら、感動的なシーンをまだ邪魔するニャ」
ヴォルガトロン「そうだな。メガゼノス、たまには鬱憤を晴らしてみたらどうだ?」ちら
プシュウウウウウ・・・・・
ギュレス「再起動完了・・今度こそハイメガグラビームをお見舞いしてやる・・!!」
バサ雄「あいつ・・まだ・・!!」
バサリン「お父さん!!あの鎧竜も・・・お母さんと同じ様に・・浄化してあげて!!」
メガゼノス「バサリン・・・・分かった」
ズン
(力強く一歩前に出る黒鎧竜)
ギュレス「見てろよ・・・忌々しいモンスター共め・・!!このグラスーツが大陸からお前たち、獰猛なモンスターを駆逐し、新たな人間社会を創りだすんだ!!いけぇええええ!!」ドシーンドシーンドシーンドシーン(鎧竜突進モード)
メガゼノス「哀れな・・・生存競争における優先順位の序列と配列、そして支配欲に溺れた強欲者よ。俺は知っているぞ。お前たちの様な禁欲を知らぬ暴食者が、この大陸を食い散らかし、腐敗させていくんだとな。そしてそれは種を問わず、性根の歪んだ悪徳者が成す大罪だとなぁああああああ!!」
ギュレス「獰猛な龍族がたまたま理知を得ただけで、偉そうにフィロソフィーを語るなってのぉおおおおお!!」ドシーンドシーンドシーンドシーン
メガゼノス「それが人の傲慢だ!!理知とは何か!?他者を誑かし、嘯き、そしてその尊い大陸の生命を穿つことか!?貴様が力を借りているその鎧竜も、立派な大陸の命だったんだぞ!!」
ギュレス「狂暴性と耐久性だけが取り柄のお前ら化け物に、知恵を授けてやっただけだ!!むしろ感謝するんだな!!」ドシーンドシーンドシーンドシーン
メガゼノス「聖域を荒らす背徳者よ!!お前はまず、大陸を畏怖することを覚え、姿形を変え、出直して来るがいい!!」キュイイイイイイ・・・・ン・・・(口を大きく開き、光り輝くあらゆる大陸の素粒子を吸引していく)
ギュレス「弱肉強食はお前たちが古来より築き上げてきたレギュレーションだろうが!!俺の両親や兄弟は、みんなお前たちに殺されたんだぁあああああ!!!!」ギュオオオオオン・・・(突進しながらグラビームの準備モーションに入る)
バサ雄「いけぇえええええ!!父ちゃああああああん!!!!」
メガゼノス「この光明なジャバルサマーン山脈に代わり、我がグラビティカノンで浄化してくれるわぁあああああ!!!!」ギュルルルルルル・・・・
ギュレス「喰らえ!!ハイメガグラビームだぁあああああああ!!!!」
ギャボーーーーーーーーーーン!!
バサリン「負けないで!!お父さぁあああああああああん!!!!」
メガゼノス「復讐に終わりを求めぬ悪鬼羅刹よ!!大陸へ還れ!!」
ドウーーーーーーーン!!
(エリア全体を揺るがす重低音と共に黒鎧竜の口から放射される重力波砲)
ショウーーーーーーーーーーン!!
(一瞬にしてハイメガグラビームを飲み込む流星の様な閃光)
ギュレス「なんだと!?メガジュールの数値は奴の方が上だというのか!?」
カッ
(光に包まれる鎧竜)
ギュレス「グラビーム・・!?いや違う・・・こいつのそれは・・・これが本場の・・いや・・・・」
カアアアアアアアア・・・・
(閃光に飲まれていくコクピット内。もちろんその眩い光で搭乗員の顔は見えない)
ギュレス「俺も今、逝くよ・・・・」
ピカッ
ギュレス「母さぁあああああああああああああん!!!!」
ドガアアアアアアン!!
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
一也「仕留めたニャ!!」
キラキラキラキラ・・・・
(重力波砲の通った軌跡上は、何やら幾何学的な模様に刻印されている。その上を、星々が砕け散った様な光り輝く微粒子が、空間に舞っては消えていく)
ヴォルガトロン「ほぉ・・跡形もなく、また綺麗さっぱりと」
バサ雄「すげぇ・・・」
バサリン「なんて・・美しい・・」
メガゼノス「子供たちのいる聖域は俺が護る!!」ドシーーン
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
9/23(水)0時更新 なんもです。なんも決まってないですよ
をお送りいたします♪さようなら・・シルバーウィークさん・・夢をありがとう・・シルバーウィークさん・・
次に会う時は、もっと大型連休になって帰ってきておくれやす・・
そしたらさ、また次も読もうよ
怒れる人型排斥主義のブルートワイバーン、アングリーアッシュをご紹介♪
怒れる人型排斥主義のブルートワイバーン
アングリーアッシュ(Angry Ash)
~ATFの爆破工作員としてのロックウッド青年~
本名ロックウッド。知的生命体種の爆鎚竜である。若い頃、火山地区に落ちた隕石を食し、全体を覆う岩石の硬度を高めることが出来るユニークスキルを手にする。その特殊能力を知った、ギルド司法省・ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)の女性特別捜査官は、彼を同局の爆破工作員としてスカウトに成功する(当時のギルドは知的生命体種のモンスターを組織内に迎え入れる体制に乏しかった為、秘密捜査官として雇用。任務があった時にのみ、その女捜査官が彼のいるフィールドまで足を運び、出動していたようだ)。
~ATFの仕事~
大陸における銃火器の規制をし、販売業者にギルド銃火器免許を発行することで密売、違法品の取り締まりを行うこと。また押収された違法武器の経路を辿り、その出処を壊滅するのも任務のひとつである。それ以外にも爆発物に関する規制も行い、人型の犯罪に使用される爆発物の包括的な追跡処理も行う。
~ロックウッドの活躍~
元々、体表に火薬岩を付着させたりと、常日頃から爆破物の取り扱いに慣れていたロックウッドにとって、ATFの任務はまさに天職であり、火山地区でくすぶっていた自身を導いてくれた女性捜査官にも、やがて特別な信頼を寄せていき、その気持はいつしか愛情へと変わっていく。二人は数々の難事件を解決し、局内でも名コンビとして知られる様になる。また、同局でのロックウッドの活躍は、ギルド上層部に知的生命体種のモンスターが改めて理知と自制心を持つ存在であるということを知らしめる結果となり、後の帝国軍結成のヒントにもなる。
~カルト教団人質立て篭もり事件~
当時、火山地区で秘密裏に行動していたカルト教団は、同地区で活動するATFの女性捜査官の存在を疎ましく思い、彼女を誘拐した後、武装集団へと転身し、ギルド関連機関によって囚われの身となっていた同教団の同志解放を、人質の交換を条件に要求する。これに対し、ギルド公的機関の統括局であるハンターズギルドは、この要求を断固として拒否(その背景には、当時のギルド幹部が人型至上主義者から成り、かねてより積極的にモンスターの登用を推薦してくるその女捜査官を消す、いい口実になってしまった為だといわれている)。よってATFは人質奪回作戦は敢行せず、一連の事件をその女性捜査官の過剰な捜査活動が齎した独断と罷免し、一切要求には応じなかった。それをATF局内の仲間から知らされたロックウッド捜査官は、単騎でカルト教団のアジトである火山洞窟に潜入し、教団員を全滅するも、洞窟の奥地で時限式樽爆弾に体を拘束された女性捜査官を発見するのであった。苦しくも時限装置の解除に間に合わなかったロックウッド青年は、その胸で愛しの女性を爆死させてしまう。悲しみに暮れる間もなく、ロックウッド捜査官は女性捜査官を殺した冤罪を着せられ、ギルドに追われる身となる。最愛の人の焼痕という聖灰を胸に、ロックウッドは火山奥地へと潜み、怒れる人型排斥主義のブルートワイバーン、アングリーアッシュと名を変え、無頼獣の集団モンスターミリシアを結成するのであった。
以上「パンドラウイルスPSV脅威~PART5」スタンレー談参照のこと
★ユニークスキル:ウラガーンアーマー(Uragaan Armour)。普通種の弱点でもある腹部も含めた全体を岩石で覆い、その硬度を高めことが出来る。龍科学的な観点から原因を探るとすれば、爆鎚竜はその体内に龍族のエネルギーの源といわれる紅玉を搭載しており、星間物質であるダークマターを体内に入れたことで紅玉が何かしらの変異(適合?)を遂げた為だと思われる。
★初登場:BlueCat's Revenge~vol.4「爆砕王アングリーアッシュ」の巻
★MM(モンスターミリシア)の首魁としてのアッシュ:同じブルートワイバーン(獣竜種)であるタイタンラスとは息も会う様で、行動を共にすることも多いようだ。カイルス、ヴォルガトロンもその言動からアッシュをリーダーとして慕っており、バサ雄も「アッシュのおじさん」と呼んでいることから、火山地区のモンスターに対しては寛容であることも伺える。
★ドクターラスの見解★
「アッシュは勇敢で、リーダーとしての度量も兼ね備えた爆鎚竜だ。俺達の属するミリシアはアッシュの様な主義者もいれば、カイルスや俺の様に、個人的な私怨や私情により参加しているモンスターなど、多彩な個性から構築されている。それを統率しているのが他でもないアッシュなのだ。俺達の目標はギルドの壊滅だけにあらず、大陸社会に跋扈する人型至上主義団体の殲滅だ。俺は快く俺を仲間として迎え入れてくれたアッシュに対し、その恩義に報いるためにも共闘を誓う。きっと他の仲間も同じだろう。なぜならアングリーアッシュという爆鎚竜は、俺達、火山のモンスターを象徴する誇り高き存在だからだ。そして今後の新大陸覇権争いに、MMの名が加わるのは言うまでもないだろう。誰が勝者となるのか、みていこうじゃないか」~以上、獣人中道左派が出版するタブロイド「ニャーデアン」のインタビューより引用。ランキング参加中です♪皆様の「運搬心(うんぱんごころ)」溢れる一票で応援して下さいね
アッシュはあたちを目の敵にしてるんだわさでもあたちを助けてくれたりと、以外と優しい一面も持ってるイカしたガンキンかも
それもこれも今回の火の国での戦いで分かるかもね。
そんだら次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?
9/27(日)0時更新 「緊急クエスト発令!!」の巻
をお送りいたします♪みんなでダディちゃん達を応援しようちょいやぁ~♪
「緊急クエスト発令!!」の巻
~ジャバル・サマーン山脈麓、神域エリア....


芋助「無事に再会出来て良かったですな、バサリン殿」

バサリン「はい。芋助さんもお怪我なく。ご心配おかけしました」ぺこり

メガゼノス「うんうん」
パノ「嬉しいですか?礼儀正しい、よく出来た娘が礼をするシーンを見てからに」
メガゼノス「うるさい」しっしっ(大きな翼でしっしする)

ユーリィ「・・よしよし・・いい子だねぇ・・ダディ・・」すりすり(でっかいつま先を撫でる)
メガゼノス「うるさい」しっし(翼爪でしっしする)

ヴォルガトロン「フフ・・すっかり気に入られたな」
メガゼノス「ヴォルガトロン・・・さっきはすまなかった。つい怒りのあまり、お前に暴言を吐いてしまったことを・・・ごめんよ」もじもじ(両爪をちょんちょんしながらもじもじしながら謝る)
ヴォルガトロン「種の矜恃だ。確かに俺にはお前の様に愛らしい子供はいないし、絶滅種故、種を新たに繁栄することは不可能だ。だが、ヴォルガトロン最後の一頭として、脈々と受け継がれてきた遺伝的記憶には、多くの同胞がみえる。そして今は、こうして火山の未来を担う仲間と一緒なのだからな。寂しくはないさ。なぁ、バサ雄よ」

バサ雄「兄貴・・俺もいろいろ迷惑かけちゃって、ごめんよ・・俺、兄貴の説法、大好きだよ」
ヴォルガトロン「気にするな。火山に募る者は皆、家族だ。そうだろ、メガゼノス」
メガゼノス「ああ。ファミリーだ」
ガシーーーーーン

(身体をぶつけ合い絆を深め合う溶岩竜と黒鎧竜)

ミッチ「がっはっはっはっはっ(から笑い)しっかし良かったじゃねぇっすか。みんな無事でこうして再会出来たんすから。桃毛殿も記憶を取り戻しましたしね」

テツ「なんかいろいろ大変だったみたいだけど、終わり良ければ全て良しだね。あっはっはっはっはっはっ(から笑い)」

まさひこ「ソウデモナイゾ。コノオンナハ、ドウスル」ぎゅうう(あのちっさい右手で黒衣の女史を握ってる)
カペラ「・・・・・・・・・・・」(恐暴竜の手の中で完全に気を失っている)
パノ「・・・・・・・・・・・」

一也「見たところ、傭兵には見えないニャ」ふむぅ~
芋助「どうしますか?捕虜として身柄を拘束しておきますか?」
ミッチ「UBU殿やサムソン殿もいねぇっすからね・・。判断は冴島殿にお任せするっす」
テツ「おいらも賛成~」みょ~

芋助「いかが致しますかな?」
一也「みゅうううううう」う~む
パノ「よいですか。冴島さん」ぬう

一也「ほにゃらニャんだ?」ん~(上を見上げる)
パノ「超重要参考人です。あの方はブラックギルドでも幹部候補に入るくらいの天才龍科学者・・そして・・」
一也「ほにゃ?」
パノ「張本人です。私に狂竜ウイルスを投与し、盾に使った」
バルバラ「え・・・!?」
ミッチ「じゃあ、あのおねえさんが、パノ殿が復讐したいと言っていた・・」
メガゼノス「・・・・・・・・・・」
パノ「ですね」ちら
カペラ「・・・・・・・・・・・・」
一也「どうする気ニャ?」
パノ「どうしましょう」
メガゼノス「ちょっといいか」
パノ「なんでしょう。ダディ」
メガゼノス「あんた、あの龍科学者に復讐するのか?」
パノ「・・・・・。どうでしょう」
バルバラ「パノ・・・・」
メガゼノス「これは俺の勘なんだが、あんたの中の復讐という怒りは、とっくに消えてちまってるんじゃないのか?俺には少なくともそう見えるぜ」
パノ「・・・・・。なぜして。ですか?」
メガゼノス「俺もまた、あんたと同じだからさ」
パノ「というと?」
バサリン「父はこう言いたいのです。復讐は果たせど、決して過去の自分には戻れないと・・」
パノ「・・・・・・・・・・」
メガゼノス「許せってわけじゃない。ただ、今の境遇があんたにとって、過去のものより前向きな環境であるのならば、わざわざ怨恨をほじくり返す必要はないんじゃないのかな?俺はキャサリンを失ったが、今はこうしてその最愛の鎧竜の血を受け継ぐ二人の子供達と一緒だ。今も昔も、変わらず俺は幸せ者なんだよ」
バサ雄「父ちゃん・・・」
パノ「ダディ」
メガゼノス「ん?」
パノ「ベストファーザー賞です。あなたは火山を、いえ、モンスター社会を代表する素敵なダディです」ぴと(大きくあたたかい黒鎧竜の左足に両手をつき、そっと頬を近づけ肌で触れ合う)
ユーリィ「・・羨ましい・・」むす
メガゼノス「時には自分の心に、素直になるのもいいものだぞ?」
ユーリィ「・・・・・・・」ぷい
メガゼノス「フフ・・」
ミッチ「ここはどうでしょう、パノ殿。あの龍科学者の処遇は我ら、クルセイダーズに一任して頂くってのは?」
パノ「構いません。そもそもあの方を捕えたのは、あなた方のお手柄なので」
一也「交渉成立ニャ。UBUにゃんに処遇を決めてもらって、それからどうするか決めればいいニャ。な、パノ」ぺしん

パノ「大人しいのは寝ているうちだけかと。忠告があるとすれば」ちら
カペラ「・・・・・・・・・・・・」
テツ「それならおいら達に任せなよ」ドン(ゴリ胸を叩く)
ミッチ「桃毛殿は若い人間の女が好きっすからね・・まさひこ殿!そのまま「ぎゅっ」と握っていてくださいよ

まさひこ「マカセロ」ぎゅううう・・(甘掴み)
パノ「・・・・・・・・・」
バルバラ「いいのですか?パノ」
パノ「動じません。今の私は。あなたやゼルベス様達と出逢ったおかげで」にこ(そっと頭に止まっているアゲハプリンセスを撫でる)
バルバラ「パノ・・・・」
ユーリィ「・・あなたも・・ああいう気遣い・・見習ったら・・?」
ブッチャービートル「ケショーン」ぷい(実に憎ったらしい顔でそっぽを向く)
芋助「さて、では我々は一刻も早く、丞相殿らがいる合流ポイントへ急ぎましょう」
一也「そうだニャ・・」
バサリン「待ってください」
一也「にゃんだな?」
バサリン「私達もご一緒させてください」
メガゼノス「バサリン、なにを・・!?」ガガーン

バサリン「聞いて、お父さん。この方達に力を貸すことが、今の私達に出来る精一杯の恩返しじゃないかしら・・・お母さんならきっとそう言うと思う」
メガゼノス「バサリン・・・・」
バサ雄「そうだよ父ちゃん!ミリシアのみんなだって暗黒団を火山から追いだそうと戦っているんだ!!本当のファミリーなら、一緒に戦わなきゃ!!」
メガゼノス「バサ雄・・・・・」
ヴォルガトロン「その件なのだが、火の国より数体のモンスターを検知した。おそらくはアッシュ、それにタイタンラス、カイルスも一緒だろう」
一也「兄貴、そんな遠くにいる生物反応も分かるニャ?」
ヴォルガトロン「ああ。お前たちの仲間も、既に火の国に入っているだろう。火山では見かけない形状をしたモンスターの3次元密度分布イメージをキャッチした。それと、ここからさほど遠くはない場所に三体の飛竜種、そして三体の人型も捉えた」
ミッチ「間違いねぇっす!!クルセイダーズのみんなだ!!」
一也「そうと決まったら急ごうニャ!!まずは合流ポイントにいる仲間の所ニャ!!」
パノ「と言っていますが・・どうします?ダディ」ちら
メガゼノス「・・・・・・・・」
バサ雄「父ちゃん!」
バサリン「お父さん!」
メガゼノス「分かった。ただ、お前たちは決して俺から離れるなよ。それだけは約束しろ」
バサ雄&バサリン「うん!(はい!)」
ヴォルガトロン「よし。じゃあ早速、道案内を・・・・ん!?」
バサ雄「どうしたの?兄貴」
ヴォルガトロン「なんだ・・・・これは・・!?」ブルブルブル・・
メガゼノス「何を検知した?」
ヴォルガトロン「これは・・・・近いぞ!空だ!!」カッ(上を向く)
ミッチ「ん~。どこっすか?なんにも見えねぇっすが

パノ「・・・・・・・・・・」
バルバラ「どうかしましたか?パノ」
ひらひらひらひら・・・
(パノの目の前に紅い羽毛の欠片が舞い降りてくる)
バルバラ「これは・・・」
パノ「ゼルベス様・・・」ひら・・(掌に落ちる紅い羽毛の欠片)

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
一也「にゃんだぁ~

ヴォルガトロン「この振動・・・まさか!」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
バルバラ「パノ、その羽毛があるということは、ゼルベス様はここに・・!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
パノ「ですね。おそらくはこのジャバルサマーンに・・」ちら
バギャアアアアアアン!!
(突如、噴火する活火山)
~非狩猟エリア57....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(エリアの端っこに建てられたキャンプ。その周りでうなだれるニ体の飛竜種の傍らに赤い撫子装備を着たお姫様の姿。そして何やら餌をついばんでいる銀火竜の姿も)

バラン「おい、今日で何日目だ?一体いつになったらお嬢さんやボニーはここに来るんだよ?」ぐぅ~(お腹が鳴ってる)

グレンジャガー「知るかっつーの。暦なんぞ、この暑さで忘れちまったよ・・・」はぁ~(鼻頭にすんごい汗をかいてうなだれる黒毛)
アルル「クーラードリンクの耐暑効果が切れてきたんですね。可哀想に」ふきふき(鼻の汗をちっさいハンカチで拭いてやる)

サンダーソニック「食べろ、グレン。必要最低限の栄養分だけをしっかり摂取していれば、死ぬことはない」
ぺしゃん

グレンジャガー「クーラー活魚か・・お前が近くの麓まで捕食しに行ってくれた貴重な餌だ。有りがたく頂くぜ」あむ(うなだれながら魚をついばむ)
サンダーソニック「軍師。そろそろ行くぞ」(キャンプの中に向かって声をかける)
バラン「なんだ?またパトロールか?」ギュるるる~
劉珍「ふぁ~あ。もうそんな時間かい

バラン「その寝癖じゃ、せいぜいよく寝れたんだろうな」(隣で笑うアルル)
劉珍「まぁね。次こそ何か収穫を得て戻ってくるよ」ん~~ゴキッゴキッ(へんてこりんなストレッチをしてる)
グレンジャガー「ペイントの実は潰したんだろ?となりゃ、姫姉達が匂いをキャッチしてここまで来るのは時間の問題だろ」
劉珍「生きてればね」ゴキッゴキッ
ぺしゃーーん

劉珍「なにすんだよ!」ぷんすか

グレンジャガー「てめぇのジョークはマジでつまんねぇ。とっとと仲間探して来やがれ」ふん
劉珍「ほんの冗談だよ。行こう、サンダーソニック」ぴょり(顔に引っ付いた魚の骨を剥がす)
サンダーソニック「ここ数日は天災も落ち着いてくれているしな。今日あたりは少し高度を上げて飛んでみるか」
劉珍「そうだね。あの時のストームみたいのが来なければ、火の国の近くも調査してみたい」
アルル「お願いします」ぺこり
劉珍「頭を上げてよ。一番辛いのは君なんだ。僕らはその助力をしてるまでさ」ぽん(アルルの肩を叩く)
バラン「おい黒毛のぼっちゃん。お姫様はちゃんと心に決めた男がいるんだ。気安く触るなよな」しっしっ(あのおそろしい爪でしっしする)
劉珍「む・・君こそ、うかうかしてると鈴木さんやアランさんに、ボニーちゃんを取られちゃうかもね

バラン「なっ・・!!」ガゲーン

グレンジャガー「お。今のはおもしれぇジョークだ。ん・・つーか、マジな話しかもな」しっしっしっし
バラン「黙ってろ!!よし!今日は俺も捜索に加わるぞ!!もうスタミナも十分に回復したからな!!おい!!おっさん!!起きやがれ!!行くぞ!!」

サムソン「ほむ・・・どれどれ・・・」ぽんぽん

グレンジャガー「寝起きはマジでただの山菜爺だな

サムソン「ふぁ~あ。どうも最近、寝起きの調子が・・」
ドオオオオオオオン!!
グレンジャガー「なんだぁ!?」
アルル「噴火です!!ジャバルサマーンです!!」
シャボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・・・・
(一同を覆う山脈越しに、マグマのしぶきを高く上げながら噴火し、圧倒的な存在感を示す活火山)
バラン「えらいお騒がせな山だな・・」ボボボボボボ・・
劉珍「目、覚めました?司令官」
サムソン「ほむ。いい目覚まし代わりだな」ん~(噴火を眺めて感嘆している)
サンダーソニック「噴火はよくあることなのか?プリンセスアルル」
アルル「いえ・・・ジャバルサマーンが噴火するなんて・・・初めて見ました・・・」
ドオオオオオオオン!!
ボボボボボボボ・・・!!
(まるで花火大会を観覧するかのように、遠方で噴火を続ける活火山を見守る一同)
アルル「なんて力強い・・・」
サムソン「ほむ。あの尊大な生命力の前では、ただひれ伏すしかあるまいて」ふ~む
グレンジャガー「呑気に感心してる場合か?まさか、これも火の神のお怒りだなんて言うんじゃねぇだろうな。バカバカしい」
劉珍「あ・・」
バラン「たぁ~まやぁ~!とか叫んでみろ。笑えねぇぞ」
劉珍「火砕流。直に来ると思うよ」
グレンジャガー「へ?」ぱちくり

サンダーソニック「高温の火山ガスを混合した噴出物だ。熱さに耐性のない生物が飲まれれば、一瞬で灰となるだろう」
グレンジャガー「・・・・・・・」あんぐり
アルル「急いで下山しましょう!」
ぱぁ~~ぷぅ~~~~
サムソン「ん・・この音は角笛・・・・ミッチか!?」バッ
ドドドドドドドドド!!
(一斉に下山しながらエリアインしてくるモンスターの群れ。中央には溶岩竜、その背後に黒鎧竜、両脇に岩竜と桃岩竜、更にはその後続から恐暴竜、桃毛獣と続いてくる)
グレンジャガー「ゲッ

一也「退避ニャ~!!逃げるニャ~~~!!」ドシンドシンドシン

芋助「お逃げくだされぇえええ!!」のしんのしんのしん

サムソン「一也、芋助・・・皆、生きておったか!!」
劉珍「しっかし、何をあんなに血相変えてるんですかね?」ぼけぇ~
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・!!
(モンスター大疾走の後方景色を覆い尽くすように、瞬く間にエリアインしてくる爆煙の火砕流、そして大地を埋め尽くしながらゆっくり下流してくるマグマの大洪水)
劉珍「ああ・・やっぱり・・」
バラン「旦那!!お姫様を!!」
サムソン「逃げるが勝ちだな」ザッ

ファ・・・
(上空よりアルルを覆う黒い影)
バラン「急に曇りやがったな・・」
アルル「・・・・・・上です!!」
サムソン「ん・・・・」ちら
ファオオオオオオオ!!
(頭上を舞う巨大龍らしき腹部)
サムソン「!!」
劉珍「なんだ・・・この竜は・・!?」(辺り一帯を覆う影の主を愕然としながら見上げている)
フォオオオオオオオオ!!
(けたたましい噴火の音に負けず、得体の知れない鼓動音をエリア中に轟かせながら舞う頭上の巨大龍は、各部位に重甲な黒い鎧を身につけ、関節部からは痛々しいほどに真っ赤な筋肉繊維が剥き出しになっているのが確認出来る。驚くのはこの巨体を空に舞い上がらせているのは、同じく黒い鉄甲で覆われた二枚の翼であるということだ)
バラン「・・この超級サイズはまるで・・・老山龍クラスだ・・!!」
アルル「サムソン様!あれは一体なんなのですか!?」
サムソン「UBUの言っていたことは真であったか・・!」グッ・・
グレンジャガー「おっさん!!新種鑑賞もいいが、今はそれどころじゃねぇぜ!!」
サムソン「・・・・・・・・」ザッ(空を見上げたまま颯爽と迅竜の背中に乗る)
劉珍「どこに退避しますか!?」バッ(慌ててその後ろに乗る)
サムソン「あの巨大龍を追って下山する!!自ずと火の国へ導いてくれるはずだ!!」
アルル「え・・・」
サムソン「もたもたするでない!!緊急クエスト発令!!イコール・ドラゴン・ウエポンの進行を止めるぞ!!」
To Be Continued


次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
9/29(火)0時更新 「調子に乗るな」ポカちんの巻
をお送りいたします♪さて、いよいよ聖域編三章もメガゼノスルート終了と共にクライマックスへ向けてGOGO



「調子に乗るな」ポカちんの巻
~ジャバル・サマーン噴火より数時間前、火の国、正門エリア....

コポコポコポコポ・・・(火の国はエリア一面に広がる溶岩湖の真ん中に浮かぶ島の様な形で存在する。その周囲はそれほど高くない防壁で囲まれており、正門らしき門からは溶岩湖を隔てて巨大な石橋が立てかけられている。その門の前では門兵と思われるブラックアーミー二人が、行商ばあちゃん並にでっかいカゴを背負った行商人の若い娘と何やら話をしている・・)
行商人の娘「内紛中だなんて・・せっかくここまで足を運んできたのに、ついてないなぁ・・・」しょんげり(どこかお洒落な真っ白い日除け帽子を被り、南国エスニックな衣装を纒った黒髪ショートボブの生真面目そうな娘)
暗黒団兵A「すまないな。現在、火の国では戒厳令が敷かれていてな。何人たりとも領内へ入れるわけにはいかんのだ」フコ~・・スコ~・・(ガスマスクみたいのを付けてる。背中にはアサルトボウガンを背負っている)
暗黒団兵B「戦いに巻き込まれて死ぬのは嫌だろう?」スココココ・・フコ~(同じの付けてる)
行商人の娘「だから物資補給をしたいんじゃないですか。結構いいもの、ありますよ」ぎゅっ(リュックの様にどでかい積み荷のベルトを握る両手は白い手袋に包まれている。よく見ると纏っているエスニック衣装も長袖である)
暗黒団兵A「あんた、そんな格好で暑くないのか?」フコォ~・・(ガスマスクの面の下は汗だくで、グラス部は少し蒸気で曇っているが、ヒスパニック系のゲジゲジ眉毛な男だと見て分かる)
行商人の娘「ヒエヒエドリンク飲んでますから♪メゼポルタから仕入れてきたんですよ?どうです?おひとつ」ススス・・(左手の掌になにやら字を書きながら喋っている)
暗黒団兵B「どうする?」ひそひそ(顔を見せ合うガスマスクを付けた成人男性二人)
暗黒団兵A「どうせ中には入れられないんだ。ここはなんでもいいから一つ買ってやって、追い返す方が得策だよ」こそこそ・・フコォ~ン(息が相手にかかる)
暗黒団兵B「そうだな・・・しかし、行商人にしては結構いい女だな」ちら
行商人の娘「それ、なんですか?」じーーーー(兵士の胸元を見てる)
暗黒団兵A「ななっ

暗黒団兵B「非売品だ。まぁ、最新の通信機とでも言っておこう」
行商人の娘「へぇ・・・火の国って、ずいぶん技術レベルが高いんですね」じーー
暗黒団兵A「そ、そんなことより、そのヒエヒエドリンクというのを2つ買おう」スコォ~ン・・フシュ~・・(焦ってるから余計に息が荒い)
行商人の娘「毎度あり~♪今すぐご用意を・・・」ごとーん

暗黒団兵A「おいおい。そんなに豪快に落として、中の物は大丈夫なのか?」
行商人の娘「すみません


暗黒団兵B「よくそんなんで千里を駆ける行商人が務まるな」
行商人の娘「ご安心を。足腰は丈夫なんで♪」パカッ

暗黒団兵A「ゆっくりだ。ゆっくり出せ」スチャ(手持ちのボウガンを向ける)
行商人の娘「あ、それ、万能タイプのアサルトライフル、AK100型ですね」がさりごそり(でっかいカゴに体ごと入っていく)
暗黒団兵B「へぇ。よく知ってるじゃないか」
行商人の娘「え~まぁ。職業柄・・・」がさりごそり(カゴから声だけがする)
暗黒団兵A「武器にも精通してるのか?」
行商人の娘「そうですね。それとやっぱり着替えることにしました」がさりごそり
暗黒団兵B「はぁ?」
行商人の娘「せっかくサフラさんがそれっぽい衣装を用意してくださったのですが、少し汗をかいてしまったので・・私、重度の潔癖症なんですよ」がさりごそり
暗黒団兵A「・・・・・・・・」ちら(ガスマスク越しにも分かるくらい、実にいやらっしい助平な顔して隣の兵士を見る)
暗黒団兵B「どれ・・着替えを手伝ってやろう・・」ひひひひひひ(変態極まりないガスマスクの男がカゴに近寄る)
ドゴーーーーーーーーーーン

(一瞬にしてカゴから吹っ飛んでいく変態兵士)
暗黒団兵A「!?」スチャ(慌ててボウガンを構える)
ひらり・・・・
(カゴの中から出てきたのは、辺りの朱色な景色にひときわ映える清廉潔白なホワイトカラーの装束を纒ったギルドナイトであった。背中には狼牙琴を背負っている)
王羽美「改めてこんにちわ。ブラックアーミーさん♪」くす(ハット越しに微笑する少女)
暗黒団兵A「ギルドナイト・・!!」チャッ
ガガガガガガガガガガ

(突如目の前に現れた敵に目掛けて連射する暗黒団兵)
王羽美「言いましたよね?足腰は丈夫だって」
ダンッ!!
(ノーステップで狩猟笛を担いだまま大ジャンプをする)
暗黒団兵A「なっ・・!?」ちら
ズゴオオオオオオオオン

(上を見た瞬間、そのいやらしい顔面に膝蹴りをくらう)
暗黒団兵A「・・・・・・・・・・・」バタン(ガスマスクの顔面が陥没したまま俯せに倒れる)
しゅとん

王羽美「ふう・・さてと・・」ふきふき(ハンカチで膝を拭いている)
ザッ(仲良く並んで倒れている兵士を見下ろす)
王羽美「この謎の通信機が厄介ね」
チャッ・・


(倒れている兵士の胸元に付いている小型の通信機を奪う)
王羽美「サンプルに頂いておきますね。きっとサフラさん、喜びますよ」ふきふき(念入りに2つの小型通信機をハンカチで拭く)
ごろんごろん・・

(狼牙琴のネックの先で倒れている兵士を転がし、でっかいカゴの中に入れる)
王羽美「狩猟笛をこんな使い方するなんて・・またロージーに怒られてしまいますね」ごろんごろん・・
ぱこん・・がちょり

王羽美「このカゴ、見た目より頑丈なんですよ。テロス密林の「しなやかな椰子の葉」で作った逸品だとか。今回の潜入衣装をご用意してくださった開発部の方が言っていました」
ぽい(錠前の鍵を真下の溶岩湖に投げ捨てる)
王羽美「ウェルカム、ファイヤーカントリー。そういうわけでもなさそうですね」やれやれ
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
~火の国領内、第三地区....

ドシーン・・ドシーン・・
(廃墟と化した旧居住区内を不気味に前進していく、どこかメカニカルな砕竜)
暗黒団兵「ターゲット前進!!ヘビィ、構えろ!!」(退避中の一小隊。鉄製の重装に身を包み、重厚感溢れる鉄製のヘビィボウガンを構えるしんがりの兵士)
暗黒団兵「しつこい砕竜め!!ドラゴンクラッグでも食らいやがれ!!」ズチャッ
ドウーーーーーーーン!!
(砲口より発射されると同時に装填筒(カバー)が弾け、一直線に飛翔していく細長い徹甲弾)
タイタンラス「従来の貫通弾の貫徹力を上回り、竜爆撃弾の火力を遥かに凌ぐ、龍属性付与型APFSDS・・ついに完成したか。設計は確か・・・カペラだったな」
ヒョウウウウウウウン

(空気抵抗をまるで感じさせない安定翼を持つ弾体が鋭く飛翔してくる)
暗黒団兵「ドラゴンクラッグは質量と速度による運動エネルギーで、どんな硬度を誇る甲殻だろうが突き刺さり、大爆発と共に龍属性ダメージを与える!!自慢の弾頭殻ごと木っ端微塵になりやがれってんだ!!」
タイタンラス「それは突き刺さればの話しだ」
ガイーーーーーン

(大鎚の様な右腕で、なんなく徹甲弾を弾いてみせる無表情な砕竜)
暗黒団兵「あっ」

ダオオオオオオオオオオン!!
(弾き返された徹甲弾が撤退する小隊ごと吹っ飛ばす)
タイタンラス「自分たちが起こした火の不始末だ。自慢の兵器でやられるなら本望だろう」
暗黒団兵「なぜだ・・・なぜ・・奴の拳に突き刺さらなかったんだ・・・」モクモクモクモク・・・

タイタンラス「砕竜の甲殻というのは粘菌の爆破による高熱や、火山地区特有の地熱により、本来持つ外殻が溶解されていく。そこに黒曜石をはじめとする様々な鉱物成分が混合し、凝固することでより強度な甲殻を形成していくのだ。私を護る「この砕竜」には、更に硬度な鉱物を甲殻の表面に融合させている。さしずめ、超合金に包まれた砕竜というわけだ」ズシーンズシーン・・
暗黒団兵「私を護る・・・?そうか・・貴様のそのガテラルボイスは、砕竜型の搭乗兵器ならではのものだったのか・・だが、一体どこの組織が・・・」
タイタンラス「その見解は正解とも不正解ともいえよう」
暗黒団兵「なに・・・?」ちら
タイタンラス「なぜなら私の実体は、この粘菌だからだ」ゾゾゾゾ・・・(紅い瞳の一部を覆う蛍光グリーンの粘膜)
暗黒団兵「・・・聞いたことがある・・。かつて暗黒商会に所属した、非人道的な臨床実験を繰り返すマッドサイエンティストの名を・・・確かその龍科学者は、大陸で発見されたばかりの砕竜を実験中に、不慮の事故に遭遇し、消息不明になったとか・・・・そうか・・・あんたがディルク・エクスナーだったのか・・」ハァ・・ハァ・・
タイタンラス「後世に名を残すほど、私は道徳観を持ちあわせていない」ゾゾゾゾ・・・
暗黒団兵「可哀想にな・・・狂気じみた研究心から粘菌に食われ、姿形も本性同様、化け物に成り下がっちまった・・・確かあんたはカペラ博士と恋仲にあったそうじゃないか?クックックックッ・・・あの冷酷無残で有名な女史も、そのあんたの姿を見たら、さぞ喜ぶだろうぜ・・」
タイタンラス「カペラはどこにいる?従軍しているはずだ」
暗黒団兵「別任務で王宮を出て行ったよ・・・場所は知らされていねぇが、すれ違いってわけだ・・・残念だったな・・」ハァ・・ハァ・・
タイタンラス「そうか。ならば安心して逝け」グン(右手を振りかぶる)
暗黒団兵「地獄で待ってるぜ」
グシャーーーーーン

タイタンラス「私の行き場は地獄でも生ぬるいさ」
「残兵はすべて片付けた様だな」
タイタンラス「ああ」ちら

アングリーアッシュ「どうだ?古巣相手の戦いは」ドシーン・・ドシーン・・
タイタンラス「心を痛めるとでも?私はお前ほど繊細でもなければ、モンスター特有の自尊心も持ちあわせていない」
アングリーアッシュ「フッ・・・話を戻そう。これで第三地区は再び反乱軍のテリトリーになった。エリア内にバリアは?」
タイタンラス「地雷粘菌を各エリア間のボーダーラインに散布しておいた。不用意に大群では進軍してこれまい」
アングリーアッシュ「上出来だ。敵が第二地区で籠城している間に、一気に形勢逆転といこう」
タイタンラス「カイルスは一緒じゃないのか?」
アングリーアッシュ「反乱軍の人型をすっかり愛玩用としている。困ったものだ」
タイタンラス「そう言ってやるな。あいつはそもそも人懐っこい性格だ。ソネルという反乱軍のリーダーに、どこか自分の境遇と似ているものを見出したのかもしれない。奴はお前と違って人型排斥主義ではないからな」
アングリーアッシュ「出来れば暗黒団と同時に、この国を滅ぼしてもいいが・・それではギルドへの建前がなくなるからな」
タイタンラス「アイオロス警部のことか。あの男に借りを作っておくことは、今後のミリシアの動向に大きく反映するだろう。お前の狙いは、クルセイダーズが抱えるモンスター軍を自軍に取り組むことなのだろう?」
アングリーアッシュ「ああ。実力を持つインテルクチュアルモンスターを、三種共存などという戯言をぬかす人型の眷属にさせておくのは見ておれん。この戦いを通し、我らの力を大陸中に知らしめ、より多くの同志を募兵する。ギルドとの戦いはそれからだ」
タイタンラス「黙ってみていればいいがな。お前の宿敵である、あの娘が」
アングリーアッシュ「・・・・・・。奴はいずれ、この俺が必ず殺す」
タイタンラス「お前があの女ハンターに固執する理由は、かつてお前をギルド司法省、ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)の爆破工作員に勧誘したという、ATF特別捜査官の女に、あのハンターが似ているから・・違うか?」
アングリーアッシュ「・・・・・・・・・・・・」
タイタンラス「アイオロス警部へ義理を果たせば、お前に課せられた冤罪も解決してくれるかもしれない。今回、お前が警部の要件を受けた最大の理由はそこだろう。今もぬくぬくとATF内で生きている幹部候補が仕組んだプロットを暴き、正当な理由で制裁を与える・・・それが死んでしまった特別捜査官の彼女に対する、お前なりのけじめだと・・」
アングリーアッシュ「言ったはずだ。ギルドはすべての各機関諸共、俺が叩き潰す。無論、あのユクモのハンターもだ」ドシーン・・ドシーン・・
タイタンラス「怒れアッシュ・・・。俺達はその怒号と憤怒をもって、共に戦い続けなければならない宿命なのだからな・・・」
~第二地区、エリアボーダーライン....
暗黒団兵「・・・・・・・・・・」じーーー(旧居住建造物の屋上から、片膝を立てながら双眼鏡で第三地区を覗く、大柄つるっぱげで見るからに筋肉愛好家の白人アーミー)
「首尾はどうだ?ズワイコフよ」
ズワイコフ「・・・・・これはゾンゲ将軍!!」ガバッ(その場で敬礼をかます)

ゾンゲ「過剰な敬礼は好まん。それにここはデッドラインだ。お前のような大男が、そんな所に立っていれば、瞬く間に敵のターゲットになるぞ?ザァ~ムザムザムザム」(建物の下から上を見上げ笑ってるっぽい)
ズワイコフ「失礼しました

ゾンゲ「今更隠れる必要もあるまいて。それよりお前に力を貸して欲しく、ここまで来たのだ」
ズワイコフ「じ、自分のですか・・?」
ゾンゲ「そうだ。お前のそのステレオタイプな軍人像からは、到底想像も出来ない緻密な観察眼。それをタイクンに貸してほしい」じーーーー
ズワイコフ「・・・・・・将軍・・・」
ゾンゲ「私の目になれ。ズワイコフよ」
ズワイコフ「ハッ!光栄の限りであります!!」ビシーーン

ゾンゲ「うむ。では行くぞ」
ズワイコフ「ハッ!い、今すぐ下に降ります

ゾンゲ「構わん。そこから飛び乗れ」
ズワイコフ「なんと!!」ガガーーン

ゾンゲ「どうした?俺の甲羅は、貴様ごときの体重で割れたりせぬぞ」ザ~ムザムザムザム(笑ってるぽい)
ズワイコフ「よ、良いのですか・・!?自分ごときのような、甘じょっぱいザザミソ軍人が、「本場」であられる将軍の背中に跨るなんて大それたことを・・!!」
ゾンゲ「この機会を失ったら、二度とないかもしれぬぞよ」フッ
ズワイコフ「し、失礼しまぁ~ッス!!」バッ

ひょとん

ズワイコフ「す、すげぇ・・・!!これが本場のカニ仕込み・・!!」ぺたぺた(甲羅のボコボコした部分をやたらと触る)
ゾンゲ「死んだタラバスキーも、同じことを言っていた」
ズワイコフ「タラバスキー・・ブラックアーミーに入団してから、ずっと三度のザザミソを共にしてきた戦友・・いや、蟹友!!お前の無念は必ず俺が果たしてやるからな!!」パァ~ン

モワモワモワモワモワ・・・・・
(辺り一面が煙たくなる)
ズワイコフ「す、すんません

ゾンゲ「構わん。自軍はたった今、第三地区を敵に追われ、この第二地区に逃遁してきたばかり。敵を煙に巻くとはまさにこのことよ。ザ~ムザムザムザム!」モワモワモワモワ・・(顔も見えないくらい煙たい)
ズワイコフ「一石二鳥というわけですね!」
ゾンゲ「調子に乗るな」ポカちん

ズワイコフ「いちっ」
ゾンゲ「言うならば一石ザザミだ。よし。このまま敵に悟られず、貴様の鋭い観察眼をもって、ボーダーラインを確認しにいこうぞよ」ドシーンドシーン(ものすごい煙たい中、進んでいく)
ズワイコフ「なるほど!今しがた逃げていった敵が、すぐに斥候を放ってくるとは敵も想定外・・・いや、ザザミ外ですもんね!!」
ゾンゲ「その使い方は間違っている」ポカちん

ズワイコフ「いちっ」
ゾンゲ「荒い。まだまだ荒いな、ズワイコフよ。だがやがて貴様のザザミソも、多くの経験を積めばまた、盾蟹を超えるザザミソへと成長・・」
ズキューーーーーーーーン
ゾンゲ「!?」
バタン

(目の前に倒れてくるズワイコフ。見事、額を撃ち抜かれている)
ゾンゲ「なっ・・!?」
ズワイコフ「・・・・・・・・・・・」はらり・・(胸元からショウグンギザミのトレーディングカードが落ちる)
ゾンゲ「!!」ガガーーーン

ポト・・(ギザミのトレーディングカードが地面に落ちる)
ゾンゲ「王道・・・・貴様が好きだったのは、そっちだったのか・・・・タイクン、無念・・・・だが!!」
ザッ(構える)
ゾンゲ「またしても目の前で、未来のザザミソになるべく若者を失ったタイクンのこの怒り!!今度こそ貴様らに見せてくれよぉおおおおおお!!」
ズドドドドドドドド

(甲殻種特有のあの疾走モードで煙たいエリアを駆ける)
ゾンゲ「おらおらおらおらおら~!!この速度でも俺を狙い撃ち出来るかな!?敵スナイパーよ!!」
ズドドドドドドドド

(進行方向の地面に蛍光グリーンの粘菌が見える)
ゾンゲ「ん・・?」
ぺちょり(粘菌に触れる蟹前足)

ドワアアアアアアアン!!
ゾンゲ「ぎゃあああああああああ」
バラバラバラバラバラ
(第一段階の甲羅が綺麗に剥げる)
ゾンゲ「おのれ反乱軍め!!次こそは・・次こそは必ず仕留めてやるからなぁああああああ!!」(コナマキダケの煙たさと、爆煙の煙たさの中、吠え散らかすオレンジザムザ)
シャカシャカシャカシャカシャカ・・・

(蟹走りで颯爽とエリアアウトしていく)
スチャ・・・
(硝煙の中、聴こえるリロード音)

純平「やれやれ。なんとも独りよがりの激しい多殻蟹だったな」スチャ・・(Mk12型ボウガンを下ろす)

ゾフィ「俺、なんかあいつ苦手だ・・」ハァ~
To Be Continued




次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
10/1(木)0時更新 だからなんにも決まってないでしょうよ

をお送りいたします♪今年の10月といったら国税調査にマイナンバーと、国民全員に関係のある大イベントが



World of Monster Hunter/大陸地図を見てみようのコーナー♪
今回はかねてよりご紹介させて頂きたかった大陸地図(狭義には公式資料集「ハンター大全2」に掲載されている旧大陸のMAP、及びそれを下に有志の方々が再編集されたもの)をMonsterhunter.wikia.com様(海外)より閲覧させて頂き、今一度、MHの世界観を見なおしていきましょうそれでは各自、お気に入りのブーブ
(最大5色)からチョイスしたら、早速ひぃ~うぃ~GO
ブレーキ踏みながら鍵を回したら・・
ドガーーーーーーン!!
★じゃあ幽霊になって、大陸を上から覗いてみましょう♪
★STEP1~地図の把握★
はい、爆死したら一旦、解離モード(要するに霊魂=完全に逝ったので)になって、自由自在に飛び回り、お空の上から俯瞰で大陸地図を見てみましょう
あ~ばばばばば(ゴースト時はベロの速さ五倍増し)
はいそれこちら
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/World_of_Monster_Hunter
★STEP2~地名とその概要★
大陸地図がなんとなく頭に入ったなら、お次は「おお!我らがハンター社会の民明書房★モンスターハンター大辞典 Wiki様」より、世界観に登場する地名を見ていくと、さらにハンターワールドの虜になんて(ゴースト時は集中力もUP
人を脅かしたいという、いたずら心からエーテル体がアルティメットモードへグレードアップ。淳二もびっくり
おえ~)
はいそれこれ
http://wikiwiki.jp/nenaiko/?%C0%A4%B3%A6%B4%D1
★STEP3~各エリアにイン★
地図と地名、その概要が分かったところで、今一度、各大陸の各エリアを「イン」してみると、もっともっと狩猟が楽しくなる(ゴースト時はモンスターの体もスイスイ素通り可能♪「まだ生きてる」片思いの異性のハンターが欲しがってるモンスターの「部位」に潜り込んで、剥ぎ取りの時にびっくりさせよう
それこれ見ろ
超見やすいですよ
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/Area_List
★STEP4~あたモン世界での新大陸★
あたモン世界では以前もご説明したように、この旧大陸地図をベースに、フォンロン地方がある大陸を新大陸とする「仮説」を下に、地図では見えない北東側の部分にユクモやロックラックがあるという設定でストーリーを進めています。本当は自分でも地図を書いて、あたモンなりの世界観を表示したいとは実に3年前から思うているのですが、なにせそういったソフトを覚えるのが嫌な子なので、出来れば誰かにやって欲しいと思っているのが本音なのでした
なので出来る限りあたモンの世界観に関することを、このなぜなに☆あたモンのコーナーで解説、注釈を入れていきたいと思うております
何卒。あたたかい目で
★STEP5~GO HOME...★
いろいろ見たり読んだり隠れたりしたら、そろそろ現世に帰る手段を考えましょう。ここが最も大切で、この分岐の切り替えと見切りを誤ると、二次元世界に脳内が拘束されてしまい、お父さんやお母さん、はたまた恋人やペットにまで心配をかける結果に繋がりがちなので注意して行いましょう。はい。無事に帰ってきたら、各々の「やるべきこと」を、冷静かつ的確に、そして計画的にこなしていきましょう。生きてる実感を存分に満足したら、また解離モードにふけりましょう。ほどほどに
そしたらさ、
今日もおしまいだぜよ
おまけ
地図系をMonsterhunter.wikia.com様で探してたら、他にも興味深いものを発見
以下それらのリンクをキノコのこ
↓MHOの地域MAP?
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/File:MHO_region_map_%3F%3F%3F.jpg
↓アイルー村のそれ
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/File:FelyneVillage-Map.jpg
アイルー村のいいですね。急にの大雑把感がたまらないランキング参加中です♪皆様の激アツ一票で応援してペピポ☆
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは
10/3(土)0時更新 「ユダ」の巻
をお送りいたします♪そしたらさ、次回も読んでよ
「ユダ」の巻
~火の国領内、第三地区....

ヒョウウウウウウ・・・・
(砂塵舞う、瓦礫の山と化した旧居住区内のドライな公道を歩いてくる大猪。背中には屈強な黒猫を乗せている)

BBB「ペッ。硝煙混じりの砂埃ばかり吸ってると気分が悪くて仕方ねぇ。癒やしの湯けむりが懐かしく感じるぜ」

ジョー「我慢しろ。さっきまで戦闘だったんだ。だいたいこの砂塵の原因を作ったのは、お前の肉球波だろ」
BBB「久々の暗黒団とのゲームなんだぜ?手加減してたら相手に失礼ってもんよ」ペッペッ
ジョー「ま、その甲斐もあり、この第三地区を取り戻すことが出来たがな・・・お前はどう思う?潔く撤退した相手チームを」トットットットッ・・
BBB「正直な反応だろうよ。あまりにも優勢な戦局において、突然、領内に出没した無頼獣に加え、空から降ってきた俺達の登場だぜ?いくら有能な指揮官でも、イレギュラーが過ぎるってもんだ。それともお前は、連中が何か企んでいるとでも?まさかよ。それを考えるための撤退だよ」フリフリフリフリ

ジョー「それを見越してUBUは別任務に入ったのか・・。俺には戦術論も、ましてや戦略的思考なんて、まだまだ早いようだ」トットットットッ・・
BBB「安心しろよ。その慎重さと疑り深さを持ってるうちは死にやしねぇよ。ほんとのバカってのは、自分の脆弱性を客観的に見れず、それを受け入れる勇気のない奴らのことを言うんだ。虚勢を張りたがる虚栄心を自分で見抜けず、自制心をコントロール出来ないうちは、いつまで経っても三流のまんまよ」フリフリフリ

トットットットッ・・・
BBB「お前は違うぜ?どんな劣勢でも落ち着いて、常に俺達をその足で助けに来てくれる。昔から言うだろ?本当の親友ってのは苦難の時にこそ、誰よりも早く駆けつけてきてくれる奴だってな。結婚式に新郎新婦以上におめかししてくる奴よりも、葬式をこっそり影で手伝ってくれる奴を俺は信用する。なぜなら犠牲心や献身的ってのは、覚悟がなきゃできねぇことだからだ。お前はその代表格だよ。どんな銃撃戦や硝煙の中からでも、必ず俺達を見つけ、窮地から脱出してくれるんだ。獄中時代からの旧友が言うんだぜ?ほんとだよ」ぼりぼりぼりぼり(今度は両肉球で顔面を掻きむしる)
ジョー「もう一人の獄中仲間だったUBUに代わり、お前が俺を鼓舞するようになったか・・。マックスにも、そのお前の獣人としての成長を見せてやりたいもんだ」トットットットッ・・
BBB「あの世で大宴会でもしながらな」フウ~(抜けた毛を吹き飛ばす)
ジョー「ハッハッハッハッ。その時ばかりは、真っ先に駆けつけるのをやめておこう。そうだ。獄中といえばそうだが、ミリシアの金獅子、どこかバッカスに似てると思わないか?」
BBB「バッカス・・・ああ。早朝野球大会で、お前とUBUがぶっ倒したあのラージャンか。似てるかぁ?金獅子なんてみんな同じだろ?眼の色と大きさが露骨に違うくらいなもんだろ」ぷう~

ジョー「どことなく雰囲気がな。俺は自分の牙で倒した敵には敬意を払っている。だからこそ気になるんだ。今度UBUにも聞いてみるか・・」
BBB「その必要はないようだぜ。本人に聞いてみたらどうだ?」
ジョー「ん・・・」ちら

カイルス「脇があまぁ~い!!」ドシャーーン

ジョー「天下の往来で何をやってるんだ?」グラグラグラ

BBB「反乱軍の連中と一緒に、さっきの戦闘の反省会だろ?殊勝なこった」
そりゃ~うりゃ~(ハンターGX装備を纒った無骨な男たちが、金獅子の前で機械槍ドリルランスを突き上げている)
ソネル「みんな、師範に言われた通りにするんだ!!脇をしめぇ~い!!」そりゃ~
反乱軍兵「こうかな・・?」すん(優しく突く)
カイルス「バカ野郎!!そんな弱々しい突きじゃ、草食種だって仕留められねぇぞ!!もっと・・こう!!」ドシャーーン

反乱軍兵「うおっ


カイルス「いちいち揺れるな!!揺れたら死ぬと思え!!本場の狩猟世界じゃ、「揺らしてくるやつ」なんざ五万といるんだ!!揺れたら死ぬ!!はい!!」
ソネル「揺れたら死ぬ!!」ビシッ(即座に姿勢を正し、なんの迷いもなしに連呼する)
反乱軍兵「揺れたら・・死ぬ」ぼそ
カイルス「声がちっさい!!羞恥心を捨てろ!!ただでさえ、お前ら人型ってのは声がちっさいんだ!!怒号を飛ばせ!!憤激の咆哮をあげろ!!はい、お母さぁあああああああああん!!!!」ボギャアアアアアア

反乱軍兵「おわあああああああああ


BBB「マジでやってんのか、あれ

ジョー「すっかり人気者になったな、カイルス」トットットットッ・・
カイルス「ん・・・なんだ、あんた達か」そりゃ~そりゃ~(その背後では再び突きの練習を再開する反乱軍兵士達。中にはジョーとビーになんかヘコヘコ挨拶する兵士も)
BBB「試合後の鍛錬もいいが、あんまり派手にやってると敵にバレちまうぞ」
カイルス「その時は叩き潰すだけだ。おう、それよりさっきの戦闘で見せてもらったが、あんたらもかなりやるな。気に入ったぜ」シュッ(ちょっとソフトモヒカンの黒毛の毛先をシュッと触る)
ジョー「なに。討伐数なら、あんたと砕竜がダントツで一番だ。俺達はそのサポートをしていたに過ぎないさ」
カイルス「そんなことねぇよ。その支援があるからこそ、俺やプロフェッサーだって好き放題出来るんだぜ?戦いってのはハントと同じでチームプレイなんだ。その規模がでかくなればなるほどな。だから感謝してるぜ、え~と・・」
ジョー「ジョー。こっちはBBBだ」
カイルス「トリプル・・・て、あのWWN(ワールド・レスリング・ネコ)の元チャンピオンか!?マジかよ!?すげぇぜ!!本物だよ!!フォーーーーー!!」(ゲッツ!みたいなポーズして歓喜してる金獅子)
BBB「外人さんみたいな熱狂の仕方しやがるな」
カイルス「喜んでるのは俺がWWNのファンだからじゃないんだ!なぁ、あんた、セントヘレナッチョ島で服役してたんだろ!?」
BBB「ん・・・そうだが・・よく知っているな」
カイルス「知ってるも何も、俺の兄貴はそこの看守をやってたんだぜ!」
BBB「いっ

ジョー「ほらみろ。俺の予想がただしかっ・・」
んぐっ

ジョー「もごもごもご」
BBB「あ、兄貴って・・あのバッカスのことか!?」
カイルス「ああ、そうだ。兄貴はいつも手紙であんたのことを褒めてたんだぜ?凶悪犯ばかりの獄中で、数少ない模倣犯だったってな。あんたが綺麗に掃除した後のトイレを使うのが、食後の楽しみだったって、そう手紙にも「よく」書いてあった」
BBB「そ、そうなの・・

カイルス「そうか・・・あんたは知らないのか・・。事件が起きる前に、刑期を終え、シャバに戻ってきたんだな?」
ジョー「いや、俺たちは早朝野球大会で・・」
パシ~ン

BBB「そ、そうなんだよ

カイルス「そうか・・・兄貴は死んだよ。いや、正確には殺されたんだ・・」
ジョー「それなら俺とUBUが・・」
パかぁ~ん

BBB「な、な、なぜしてまた?」
カイルス「兄貴が・・・ベーブ・バッカスが野球好きだったのは、あんたも知ってるだろ?」
BBB「あ、ああ・・(あいつ・・そんな名前だったのか)」
カイルス「兄貴が仕事の中で、一番楽しみにしていた、早朝野球大会のゲーム途中・・・・兄貴は相手チームの囚人に殺されたんだ・・・」
ジョー「だからそれは俺とUBUで・・」
にょ~ん(上から口を左右に引っ張りあげられるジョー。お化け猪みたいな顔してる)
BBB「マ、マジかよ!?そ、それでその囚人ってのは誰なんだよ!?」(迫真のわざとらしい演技)
カイルス「分からねぇ・・・俺はただ、兄貴が囚人に殺されたってことだけを知らされんだ・・」
ジョー&BBB「・・・・・・・・」(何か喋ろうとしてる大猪の口をおもいっきし引っ張りあげてる黒猫)
カイルス「見つけたら、ただじゃ済まさねぇ・・!!」
BBB「ど、どうするおつもりで?」
カイルス「殺す」ギロッ
BBB「ですよねぇ~

カイルス「許さねぇ・・・俺のたった一人の兄貴を殺した野郎を、一刻も早くこの拳で叩き潰してやりてぇ・・!!」グッ
BBB「あはははは(から笑い)」
カイルス「でもよ、俺にもようやく運が回ってきたんだ」
BBB「と仰ると?」
カイルス「今回の戦いが俺達の勝利で終われば、アイオロス警部が暗黒団追放の報酬として、兄貴を殺した犯人の名前と居場所を教えてくれるって約束になってるからだ」
BBB「あのクソ犬野郎!!今すぐぶっ殺して・・」
ブーーーーーン

カイルス「??」
ジョー「邪魔したな」ザッ
カイルス「あんた達、クルセイダーズにはつまらない話しだったな」
ジョー「いや」ピタ
カイルス「ん・・」
ジョー「共に暗黒団を駆逐する意志に揺るぎはない。それがクルセイダーズの答えだ」
カイルス「・・・・・・・。頼りにしてるぜ、ジョー」
ジョー「・・・・・・・。俺もだ。カイルス・・・・カイルス・バッカス」
トットットットットットッ・・・
カイルス「・・・・・・・・・・」そりゃ~そりゃ~(転げてる黒猫を口で拾い上げ、そのまま去っていく大猪の逞しい背中を見送る。その背後ではまだ槍を突く反乱軍の声が)
ソネル「そりゃ~!!うりゃ~!!て、あれ・・そういえばヤウズの姿が見えないな・・」
きょろきょろ

ソネル「まったくしょうがない奴だ。こんなステップアップの機会、そうそうないというのに・・・そりゃ~!!へりゃ~!!」ブンブン

「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
~第三地区、反乱軍拠点前....
ふぁ~あ・・(拠点といっても無人の居住建造物をアジトに借りているだけであって、その石造りの建物前で、きちんとお座りをしてあくびをしている雷狼竜。その頭にはムーディー色の猫が乗り、背中には黄虎の猫が寝転がっている)

アイオロス「ふぁ~あ・・久しぶりに暴れたから眠くなっちゃったよ」ふぁ~

ゼキ「大活躍でしたもんね、アイオロスさんは」(雷狼竜の傍らで腰を下ろす、GXハンター装備の眼鏡をかけたインテリ草食系のハンター)

ボニー「こら。ボクだって頑張ったんぞ。少しは褒めて欲しいね」えっへんだ

ゲルハルト「にゃんにゃいな(お前の場合、魔王剣っていう反則技があるからな。魔界の使い猫に賛辞を送れないだろ?普通)」ふにゃ~ご(同じく雷狼竜の背中でゴロゴロしている)
ゼキ「ボニーちゃんもゲルハルトもありがとう。僕が生き残っているのは、君たちと一緒にいたおかげだからね」
ボニー「もう。そんなんじゃ一人前のハンターになれないよ?そりゃ~僕らひと狩りのオトモをバカにするハンターは嫌いだけど、真のモンスターハンターっていうのは自信と自尊心を兼ね備えてるものなんだよ?感謝の念は大事だけど、やっぱり頼れるご主人様っていうのに、ボクらは忠誠と友愛を感じるものなのさ。だから君も自信を持ちなよ、ゼキ」
ゼキ「ありがとう。君たちのマスターが羨ましいよ」はははは
アイオロス「それはどうかな」パシーン

ゼキ「ゲルハルトのマスターが早くアルルを連れて来てくれれば、更に僕らの士気は上がる。そしたら一気に形勢逆転できるよ!なんといっても、今の反乱軍にはカイルスさんやアイオロスさん達がいてくれるんだから!」
ボニー「だからボクらもいるっていうの!」ひょるるるるるる


ゼキ「いててて・・そうだね。クルセイダーズの頼もしい仲間もいる。これもみんなアルルのおかげだ」
ボニー「さすが、お姫様は人気者なんだね。うちのあんまん姫とは大違いだ」(ボニーの後ろでやれやれのポーズをしてみせるゲルハルト)
アイオロス「そのお姫様だけど、聞いた話しじゃ、なかなかのおてんばさんだとか」
ゼキ「アルルと僕らは仲間なんですよ。彼女は幼い頃から、自分の身分と僕ら市民の身分を対等に考え、危険を承知で王宮を抜けだしては国の現実をその目で直視してきたんです。シェルターまで忍び込んできて、こっそり王宮のごちそうを持ってきてくれた時は、ほんとびっくりしましたよ」
ゲルハルト「ミャ~んてニャ(なんてな。ソネルの彼女も、ボニーの主人と同じ、じゃじゃ馬姫なんだな)」
ゼキ「ははははは。じゃじゃ馬には違いないかも。でも、王族や王宮に仕える誰よりも、この国の現実を直視し、そして問題を解決しようと体を張っている、立派な人権運動家だよ。アルル・ミールは」
ボニー「ボクらの村がピンチだった時も、アルルはその身を挺して悪党どもに立ち向かったって聞いたよ。勇敢なんだね。ソネルと同じで」
ゼキ「そうだね・・。早くソネルと再会して欲しいな。きっと喜ぶよ・・・アルル・・」
ボニー「・・・・・・。君、ひょっとしてお姫様のこと・・」
ゼキ「・・・・・・・・・」
アイオロス「君は喋り過ぎが玉に瑕。生きていればいろいろあるんだ。人も、猫も、そしてモンスターもね。ゼキ君。今後、反乱軍はどう展開していくんだい?」
ゼキ「え・・は、はい。第二地区に逃げた暗黒団は、籠城作戦で僕らを迎え討ってくるでしょうね」
ボニー「エリアの一箇所に立て篭もり、狙い撃ちって寸法かい?姑息な連中のやりそうなことだよ」ぷんすか
ゼキ「だからです。ここは一気にカイルスさんの力で敵陣内を撹乱してもらい、その隙に一気に僕らで攻め立てるのです。その為に、カイルスさんとソネル達には第二地区に一番近いボーダーラインで駐屯してもらっています」
アイオロス「でもそれくらいは敵も予想してるんじゃ?」
ゼキ「はい。なので陸とは別に、地下から攻め立てる部隊を作ります」
ボニー「地下?そんなのあるのかい?」
ゼキ「僕らが最初に領内を制圧した時に、緊急用脱出ルートとして掘っておいた地下道があるんです。それを使います」
ボニー「地下道?」
ゼキ「はい。火の民は代々、炭鉱夫として働いています。だからその技術と知識を使えば、地下道を掘り進むなんて造作も無いことなんです」えっへん
アイオロス「ましてや君らはハンターの肉体を持っているしね。それで?その地下道っていうのはどこから繋がっているんだい?」
ゼキ「はい。この第三地区にある酒場からです。第二地区を通って領外へ出れるルートになっています」
ボニー「酒場?それはまた珍妙な所から掘ったもんだね」
ゼキ「国で唯一の竜人族のお爺さんが運営している小さな酒場です。僕らがよくシェルターを抜けだしては、そこの酒場をロビー代わりに、アルル達と密会をしてた場所なんです」
アイオロス「青春の酒場というわけだ。マスターは無事なのかい?」
ゼキ「はい。第三地区を開放した際、確認してきました。驚いたことに、お爺さんは戦闘中、酒樽と一緒に地下道に避難してたみたいです。さすがの暗黒団も無人の酒場には興味も持たず立ち去ったようで、地下道のことは知られずに済んだと仰っていました」
アイオロス「心強い老獪なマスターに感謝だね。さすが賢者といわれる竜人族らしいエピソードだ」
ボニー「ねぇねぇ、その地下道って、王宮にも行けるのかな?」
ゼキ「残念ながら王宮は高台にあるので、掘り上げて進むのに時間がかかるので断念しました。それに地下道は元々、市民の避難用に作ったものですから」
ボニー「やっぱりUBUは警部が王宮まで運んで正解だったってわけだね」
ゼキ「和平案が実現すれば確かに素晴らしいことです。ソネルは反対してましたが、僕は出来れば国王軍も反乱軍もみんな武器を捨て、それを言論でぶつけ合うべきだと思っています。おそらくは・・アルルもそう願っていることでしょう」
ボニー「平気さ。その為にはまず、君の考えた作戦で暗黒団をこの火の国から追い出さないとね」
ゼキ「うん。でもUBUさんは大丈夫でしょうか?」
アイオロス「僕の部下も一緒だからね。意外とコンビネーションがいいみたいだよ、実績ありだし。それに僕が見たところ、王宮付近にはもう暗黒団の兵士はいなかったよ。カイルス君の襲撃を聞いて、みんな都の中に行かされたんだと思う」
ゼキ「だとすれば王宮を護っているのは国王軍・・・暗黒団ほど冷徹ではありません。もし捕まったとしても、いきなり殺されることはないでしょう」
ボニー「その逆さ。心配なのは国王軍の警備兵さ。なにせ相手は大剣をトゥーハンドで操る化け物あんまん女だよ?って、警部。もしもUBUが火の国の護衛兵を殺してしまった場合、どうなるのさ?」
アイオロス「正当防衛でも、過剰な殺戮はダメ。と言ってもここは火の国だ。僕らギルドのコモンローが通じないのは、王宮に忍び込んだ彼女が一番理解してるさ」やれやれ
ゲルハルト「ふみゃああああ(平気だろ。強引に和平を成立させようとして、国王夫妻に大剣を向けなければな)」
アイオロス「国王軍を仲間に出来れば、都に集結している暗黒団を挟み撃ちに出来る。なんとしてもお嬢さんには頑張ってもらいたいね」
ゼキ「はい!うまく行けば、第四地区で待機している市民を領外へ逃さずに済みますしね」
ゲルハルト「むにゃんにゃミャ~(市民の退避計画か・・。実行するとなれば、それも地下道を使うつもりなのか?)」
ゼキ「そうですね。でも、出来ればそんな展開にはなって欲しくないけど・・警部、王宮付近のエリア内で、国王軍側になびいた市民達の姿を見ましたか?」
アイオロス「いや。見なかったよ」
ゼキ「・・・・・・・・・・・」
ボニー「嫌な予感がするね」
ゼキ「まさか・・・ジェノサイドを!?」
アイオロス「それはないと思うよ。いくら残忍なブラックアーミーでも、市民全員を殺したって得がないのは承知さ。考えられるのは、投獄されているか、或いは都に連れていかれたか・・だろうね」
ボニー「どうしてさ?民兵にさせるわけじゃないだろ?」
ゼキ「そうか・・・盾に使うつもりなのか!!」
アイオロス「敵の総大将が狡猾な将軍なら、そうするだろうね」
ゲルハルト「みゃあみゃあ(それこそカイルスの出番だな)」
ゼキ「あ・・そうか」
ボニー「安心をしよ。彼にジャンプしてもらって、市民を見つけ出してもらえばいいのさ。ほんと便利な金獅子だね、カイルスは。ミリシアなんてやめて、うちに来てくれればいいのに・・」
アイオロス「それはないと思う。絶対に」ぼそ
ボニー「??」
ゼキ「ひとつ疑問なのですが、カイルスさんのあの空間転移は、生態エネルギーに関係なく無限に起こせるのでしょうか?」
アイオロス「それはないと思うよ。そもそも転移する為のワームホールバリアを起こすには、ハイパーコライダーと呼ばれる、両拳に超電磁力を発生させた状態にならなければいけないんだ。いくら金獅子の熱量がメガジュール以上であったとしても、彼にだって限界はある」
ボニー「たくさん体内の電力を使ってしまえば、疲労するってこと?」
アイオロス「ああ。でもその弱点はカイルス自身がよく分かっていると思うよ」
ゼキ「良かった。そう簡単にやられることはないってことですね」
アイオロス「ひとつ方法があるとすれば、彼の放出した電力を奪うことさ」
ボニー「奪う・・そんなこと可能なのかい?」
アイオロス「さぁね。あくまでも理論上の仮説だ。一時的にでも電力を奪ってしまえば、カイルスはワームホールバリアを発生させることは出来ないはずだからね」
ボニー「電気を吸収するってことか・・・警部なら出来るんじゃないの?」
アイオロス「さぁ~」(とぼけた面してる雷狼竜)
ボニー「敵にその技術力があったら大変だね」てし~ん

アイオロス「どうだろう。いくら世界一の武器商人である暗黒商会でも、そんなに都合のいいツールを持っているとは思えないけど。ましてやここは彼らにとってアウェイの地だしね」
ゲルハルト「みゃんみゃ(警部の様に狡猾な将軍がいれば別かもな)」しっしっしっしっ(ボニーと一緒にほくそ笑む。むっとする雷狼竜)
ゼキ「・・・・・・・・・」
ボニー「どうしたんだい?ゼキ」
ゼキ「カイルスさんが力を貸してくれれば、彼女達も救えるかもしれない・・・」
アイオロス「気になるね。詳しく聞きたい」
ゼキ「はい。当初、都で発起した僕ら反乱軍を、暗黒団は到着してくるなり、その圧倒的な軍事力で攻め立ててきました。敵はまるで僕らを誘導するかのように、この領内のエリアすべてに追いたて、余すことなく領内を占領していったのです」
アイオロス「狙いは強奪か・・」
ゼキ「はい。金品だけならまだしも、連中はシェルターを「卒業」し、いち市民へと帰った女性も誘拐し、まるで慰安婦の様に扱い、彼女らを拘束しているのです」
ボニー「なんて奴らだ!!許せない!!」
ゼキ「憤慨した僕らは彼女達を救う為に、何度も作戦を変更しては、そのたびに敗れてしまいました。結果、そこで予想外の戦力・・つまり多くの同志を失ったのです・・」
アイオロス「連中の狙いは強奪だけじゃないだろうね。きっと行く先々のエリアで命の保証を売りに、市民に国王軍側へなびくよう嘯いていたのだろう。いざとなった時の保険の為にね」
ゼキ「はい。今思えば敵がなぜ、エリアを総なめしていたのかが理解出来ます。それもこれも、僕らが敵にいいように扱われていたからです」
ボニー「卑怯者なのさ、暗黒団は。そういう連中さ!」
アイオロス「卑怯者・・・そうだね。もしかしたら、本当にいるのかも」
ボニー「え?」
ゲルハルト「ユダ(裏切り者)」
ゼキ「!!」
アイオロス「密告者がいたとすれば、君たちが軍事力以外でも圧されてしまった理由が納得出来る」
ゼキ「・・・・・・・・」
アイオロス「例えば、君たちが敵に追われ、地区を移動するたびに拠点としてきた隠れ場所・・そこも敵はあらかじめ知っていたかのように、的確に強襲してきたんじゃないのかな?」
ゼキ「・・・・そんな・・本当に密告者が・・・」
アイオロス「そう。君らの純粋なイデオロギーや闘争心をよく知り、その脆弱性をついてきた裏切り者がいる・・」パシュウウウン(全身から雷光虫を放出し帯電状態になる)
ボニー「警部?」
アイオロス「姿を見せたらどうだい!!」バッ


シャオオオオオオン!!
(尻尾を旋回させ雷光球を飛ばす)
バギャアアアアアアアン

(資材置き場に陳列してある大樽に当たり、弾ける雷光球と木材)
ボニー「警部!あそこ!!」
ダッダッダッダッダッダッダッ・・・
(宙を舞う木片越しに、旧居住区の路地へと走り去るGXハンター装備の後ろ姿)
ゼキ「あの装備・・・間違いない!!反乱軍の兵士です!!」
ゲルハルト「シャアアアア!!(逃がすかよ!!)」バッ

ダッダッダッダッダッダッ!!
(密告者の一人称。細い路地を凄まじい速度で駆けていく)
ゲルハルト「シャアアアアア!!」バッバッバッバッ

バシュウウウウウウウン

(路地の出口でたかれるケムリ玉)
ゲルハルト「ニャック!!(F××K!!)」
パシャーーーーーーーン

(目の前にペイントボールも叩きつけられる)
ゲルハルト「!?」
モワモワモワモワモワ・・・・
ゲルハルト「クンクン・・・(ペイントは匂いでの追走を振り切る為か・・・)」
シュウウウウ・・・・・・・・・
(視界が晴れた辺り一帯にはもちろん密告者の姿はない)
ゲルハルト「フウウウウウ・・!!」(仁王立ちで全身の毛を逆立て、怒りを露わにする黄虎猫)
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
10/5(月)0時更新 「な、それぞれ力は持ってるもんだろ?」の巻
をお送りいたします♪世の中みんな、あんまんになぁ~あれ

