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Channel: あたちのモンハン日記
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「ほんと。愛されてるっていいことね」

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~新大陸非狩猟フィールド、永久凍土....
$あたちのモンハン日記


~EWN拠点....



ぺたぺたぺた・・・はぁ(おそらく古代人が残したのであろうと思われる、石造りの装飾柱や装飾壁が綺麗に残されている洞窟エリアを陽気に歩く灰虎猫)


ゼット「♪~」ぺたぺたぺた(口笛吹きながら歩いてる)


「あらま。ずいぶんごきげんじゃない?客将猫さん」


ゼット「おう。飯の途中だったか」

オクサーヌ「あなたも食べる?グラグラタンキラーン」ペチョリ~ん(洞窟エリア内にポツンと置かれた丸テーブルに腰掛け、溶岩の様にブクブクいってるグラタンを、でっかい木製スプーンですくってみせる。その奥の壁には暖炉もたかれている)

ゼット「おらぁ猫舌だ。遠慮しとくぜ」どっかふん(と椅子に座りテーブルに肘をつく)

オクサーヌ「あら残念。せっかくうちの自慢のシェフ達が作ってくれたのに」ちらり(小さい洞穴の隙間からチラホラ顔を見せるキッチンアイルー達)

ゼット「シャアアアアアアドキッ」(洞穴の中のシェフ達を驚かす)

そそそそそそそあせる(慌てて消えるシェフ達)

ゼット「はっはっはっはっはっ。安心しな。同族を食ったりしねぇよロシアン 得意げ」ぼりぼり(顔面を肉球で掻き散らす)

オクサーヌ「およしなさいよ。あの子達の仕事はハンティングじゃなくて、クッキングなのよ」ぷんすかむかっふうふうDASH!(怒りながら激アツのグラタンをふうふうしてる白いドレスの少女)

ゼット「しっかし驚きだ。雪山ん中に古代文明の建造物が残っていたなんてな」きょろきょろ

オクサーヌ「古代人さまさまね。こうしてみんなで安心して暮らせる居住区を、きちんと後世に残してくれたんだもの。そんな貴重なアーカイブ的遺産を、誰かが再利用してあげなきゃ古代人も浮かばれないでしょ?」ふうふう(しながら上目遣いで話してる)

ゼット「祖霊信仰者みてぇなこと言いやがって。それにリサイクルしてるのは、この巨大リビングだけじゃねぇはずだぜ。大方、太古のレリーフに記された超秘術も解読してんだろ?」

オクサーヌ「フッイヒヒ・・・」ひひひひひひ

ゼット「まったくあんたはおっかねぇ女だよ。それより早く食えよ」

オクサーヌ「猫舌なの」ふうふうDASH!

ゼット「ま、今は俺も客将の身だからな。余計な詮索や、探索はやめておくよ」ほじほじ(猫指で鼻を上手にほじってる)

オクサーヌ「あら。探求(トレジャー)で一番大切なのは、最初に感じた追求心なのよ?あきらめたらすべてが徒爾に終わるわよ」ひひひひひひ・・ふうふうDASH!

ゼット「俺を泳がせて殺すつもりか?あんたに会った時、最初に言ったよな?俺は大陸一、最強のオトモになりにここに来たってな。つまりは大陸一、最凶だと言われるあんたの・・」

オクサーヌ「パートニャ~ぽけ~」あむ(やっと一口頬張る。スプーンまるごとスタイルで)

ゼット「どっちでもいい。今の俺は信頼を勝ち得る方が先だ。その報告をしに参ったまでよ」フフン

オクサーヌ「なぁ~にぽ~」あむあむあむ

ゼット「撤退していったぜ。砂漠の軍人共がな」

オクサーヌ「あらぽ~」ふうふう

ゼット「な。俺の作戦通りだろ?」にやりロシアン 得意げ

オクサーヌ「そうね。砂漠の艦隊が永久凍土に侵攻している間に、砂漠エリアをホワイトギルドが統治しようとしているという噂と、ロックアラックにウィンターナイツを支援する旨のクエストを依頼したと嘯くことで、敵を動揺させ撤退させる。砂漠の艦隊に恨みを持っているハンターや反コミュニティはたくさんいるものね。でも戦わずして勝つだなんて、なんだかやるせないわふん」ふうふう

ゼット「砂漠のヴィランとて所詮は人型の子よ。同胞の敵討ちをしに凍土へ出張しに来たのはいいが、四面楚歌を食らっちまって、挙句、拠点も仲間もロストなんていう最悪のシナリオは避けたかったのさ」

オクサーヌ「あら。同志の仇を討つという報復理念には賛同するわ。うちだってそうだもの。あなた、それを知ってて凍土に来たんじゃないの?」あ~ん

ゼット「・・・・・・・・」ほじほじ(鼻をほじりながらそっぽを向いている)

オクサーヌ「ギルドに投獄されている間、あなたはひとりぼっちだった。やがてあなたは孤独感が齎す憂いの焦燥という強迫観念を抱くようになる・・・たくさん軍に対して骨身を削ってきたのに、肝心のその骨を拾いに誰も来てくれない・・・待てよ!!(身振り手振り演技する)上官たちはそもそも救援どころか、捜索隊も出していないんじゃないのか・・!?なんてことだ!!これが実存主義の洗礼だっていうのか!?だとすれば俺が抱いていたイデオロギーは既に崩壊してしまっているのでは・・・おお・・ゴッドよ・・・」ガクン・・

ゼット「・・・・・・・・・」ほじほじ(鼻をほじりながら実に冷ややかな目でその一人舞台を見ている)

オクサーヌ「冷たい牢獄の中、次第に疑念という憶測だけがあなたの想像力を支配し、あなたの純真な忠誠心は儚くも打ち砕かれてしまった・・・ああ無常・・」南無ぅ~祈ち~ん

ゼット「そんな演技じゃ主演女優賞は程遠いな」ふん

オクサーヌ「あら残念。けどね、うちではそんな悲しい想いはさせないわ」そそくさそそくさDASH!(キッチンアイルー達が慌ててテーブルにブレスワインと2つのグラスを置いていく)

ゼット「ああ?」コポコポコポ・・(目の前に置かれたグラスにワインを注ぐキッチンアイルー)

オクサーヌ「だって永久凍土の凛冽たる風雪は、あたし達の結束力を固めてくれるんだもの。だからウィンターナイツはあなたを歓迎する」スッ・・(グラスを掲げる)

ゼット「オクサーヌ・・・ヴァレノフ・・・」

オクサーヌ「新たな仲間に乾杯♪」ち~ん(無理やりゼットのグラスにぶつける)

ゼット「・・・・・・・・・・」

オクサーヌ「コクコクコク・・(ワインを飲んでる)あら?美味しいわよ。とっておきの年代物を開けてもらったんだから♪」にこ

ゼット「・・・・・・・・・・」

クッ(少し照れくさそうに一気にそれを飲み干す灰虎猫)

オクサーヌ「凍土の誓い、なんてね♪」(両手で頬杖をつきながら、微笑ましく灰虎猫を眺めている)

ゼット「ぷはぁ~・・・・」ちら

オクサーヌ「♪♪」カチャリこちょり(スプーンでお皿の奥のほうまで上手にすくって完食しようとしている白いドレスの少女)

ゼット「残さず食べるのも、そのあったけぇ食事を作ってくれた仲間に対する敬意を払う為・・なるほどな。エヴァーウィンターナイツの名に恥じぬよう、俺も尽力してやるさ」

オクサーヌ「♪♪」ぺろぺろ(皿をなめながら上目遣いで微笑む)

ゼット「あんたにはまず、食事のマナーを教えてやらないといけない様だが・・・」ちら

オクサーヌ「ムフフフフ」ぽんぽんはぁ(満腹のお腹を叩く)


レオ「オクサーヌ・ヴァレノフ・・だろ?」にや


ゼット「・・・・・・。なぁ?ところであんた、実際のところ、年齢はいくつ・・」

オクサーヌ「むっむうっ」ガスーンドキッ(フォークを机に刺す)

ゼット「悪かった悪かった。どうやら大陸で広まってるオクサーヌ伝説は本当だった様だな」ぼりぼり(顔面を掻き散らす)

オクサーヌ「あなたちゃんとお風呂入ってるの?不潔な子はウィンターナイツには不要よ」しっしふん

ゼット「ちっ・・どうして俺の上官になるメスってのは、こうも気が強いんだか・・・それとな、分かってるとは思うが、あんたを狙ってる奴はこの世に五万といるんだ。そいつら全員ぶっ倒して、その屍の山から眺める大陸の景色を、俺も味わってみてぇ」

オクサーヌ「あら。ずいぶん普通の男の子みたいなこと言うのね。でも目的を持つのはいいことよ♪」ぱたぱた(足が届かない椅子で足をぱたぱたさせてる)

ゼット「せいぜい楽しむよ。ツンドラでの第二の人生をな」

オクサーヌ「♪」


カチャリこちょり(綺麗さっぱりのお皿を片付けると同時に、何やら緑色のジュースが入った木製ジョッキを2つ置くキッチンアイルー達)


オクサーヌ「ありがとう♪」ぺこり(お互いにお辞儀をし合うと、そそくさとまたちいちゃい洞穴の中に消えていくキッチンアイルー一行)

ゼット「あんたに料理を作れるんだから、あのシェフ達は幸せだな・・・って、なんだこれ。めちゃくちゃうめぇな」じゅるじゅるじゅる

オクサーヌ「ひらめき野菜スムージーよ♪シモフリトマトにナナハクサイをはじめ、いろんなお野菜にロイヤルハニーを混ぜたものらしいわ。発動ネコスキルは「認知症予防」よ♪」

ゼット「やっぱり長生きだから、そういうの心配なのか?」

オクサーヌ「むうあぁっ?!」ひょんsss(フォーク投げた)

ゼット「ハハハハハハハ!ジョークだジョーク」ぴしっドキッ(指をVの字にしてフォークを受け止める)

オクサーヌ「あなたといると退屈しなくて済みそう」ぷんすかむかっ

ゼット「そりゃ光栄だ。で、砂漠の軍人を追いやって、次のステージはどうする気なんだ?」ぷはぁ~

オクサーヌ「どうするってなによ?」ちゅうちゅう照れる(スムージーをストローで上手に飲む)

ゼット「ホワイトギルドが大陸の黎明を創りあげる時代は終わったんだ。そろそろ仕掛けるんじゃねぇのか?」

オクサーヌ「あのね。あたしは独裁者になりたいわけじゃないの。邪魔者を消すだけ」ぺろぺろ(ジョッキの淵についたどろどろのスムージーを舐めてる)

ゼット「じゃあ他勢力が攻撃してくるまで、ここで引きこもりの籠城か?」コトン(ゆでた古代豆のおつまみ皿をテーブルに置くキッチンアイルー)

オクサーヌ「それそれ。あなた、信頼を勝ち得たいって言ってたわよね?そこであなたに初クエストを依頼するわ♪」

ゼット「??」あ~ん(豆を食べる)

オクサーヌ「少しばかりおでかけしてくるから、その間、他の子達と永久凍土でお留守番していて欲しいの」

ゼット「防衛は構わねぇが・・出かけるって、何かのネゴシエートか?」あむあむあむ(枝豆がそうとう旨いらしい)

オクサーヌ「それで済めばいいんだけどね」よっとはぁ(椅子から下りる白いドレスの少女)

ゼット「まさか暗殺とか?」あ~ん

オクサーヌ「姑息なナイツじゃないんだから。あたしのひと狩りは、いつでも正々堂々よ♪」ん~(伸びをする)

ゼット「ひと狩り・・狩猟しに行くのか?」あむあむ

オクサーヌ「そ。狩猟という聖戦にね♪」

ゼット「んぐっ」(豆を丸呑みしちゃう)

オクサーヌ「さぁ、行きましょ。ルー」

ゼット「??」ゴホゴホッ


しょっぱぁ~~~~~んびっくり
(目の前の古代豆がたくさん入った皿が、まるごと長い舌に掴まれ盗まれる)


ゼット「あ!」


ぬべ~~~~ん

ルー「あむあむあむあむ」


ゼット「てめぇ!いつからそこにいやがった!!」ぷんすか

オクサーヌ「あなたが来る前からよ。この子、あたし達と違って寡黙だもの。お利口なのよね、ルーは♪」

ルー「げお」げふぅ~DASH!

ゼット「盗み聞きはよくねぇんだぞ。で、二人でどこ行くんだ?」

オクサーヌ「火山、神域の秘境、神界にね♪」パチりん(ウィンクする)

ゼット「火山って・・お前、あっちぃの平気なのか?」

ルー「あつあつげばぶぅ~むかっ」(かなり嫌そうな顔してる)

オクサーヌ「現地に着くまでの少しの辛抱よ♪」さすりすりすり(あのポッコリお腹をさする)

ルー「げおげお」

オクサーヌ「向こうに何があるのかですって?」しゅしゅしゅしゅしゅ(高速すりすり)

ルー「げば」

オクサーヌ「まだ内緒」ふふ

ルー「ぶー」

オクサーヌ「ふふふ。でもあなたとゼットをアサイラムから解き放ってくれた恩人には会えるかも」しゅしゅしゅしゅしゅ

ルー「げば・・」

ゼット「ん・・・」

オクサーヌ「大陸の主権を、我が物顔に跋扈する人型嫌いのあなた達に、少なからずとも心情の変化を齎してくれたハンターがいる・・・ルナストラから聞いたわ」

ルー「・・・・・・・」

ゼット「・・・・・・・」

オクサーヌ「ルー。ゼット。あなた達は、そのハンターの持つ特別なライフフォースという重力に引かれながらも、あたしを選んでここに来てくれた。だからね、あたしもそのハンターに恩義を返したいの」

ルー「・・・・・・・」

オクサーヌ「それとね、神界にはあたしにとってもよろしくない俗念が存在する・・・ゼット。さっき言ったわよね」

ゼット「??」

オクサーヌ「邪魔者は消すだけって・・」ゾゾゾゾ・・・(透き通る様な青い左目とは反対に、右目が凄惨さすら感じるほど深い赤紫の色をしている)

ゼット「・・・・・・・・・」ゾクッ

オクサーヌ「さて、そうと決まったら早速、仁義を切りにいきましょう♪」ぴしっ(おねえさんっぽく指をさす)

ルー「げばげば」しょっぱぁ~~~~~んびっくり(落ちてた古代豆を舌で拾い食う)







「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~








~ユクモ村集会浴場、裏口....


ちゅちゅんちゅん青い鳥


UBU「ほいじゃ、行ってくるわ」(でっかいリュックと煌黒大剣アルレボを背負ってる。リュックからは番傘(一応大剣)も飛び出ている)

$あたちのモンハン日記
コノハ「うう・・死なないでね、UBUちゃん・・」ぎゅっ

UBU「縁起でもないこと言うんじゃないよ汗

$あたちのモンハン日記
ササユ「サムソンさんも、どうかご無事で」

$あたちのモンハン日記
サムソン「ほむ。任せておけ。気鬱なのはこやつらの引率が務まるかどうか・・はぁ~不安だ」

$あたちのモンハン日記
ミッチ「うるせえっすよ。こっちだってサムソン殿のサポートで手一杯なんすから」(腰の悪いサムソンに代わり、身の丈の数倍はあろうかというキャンプセットのリュックを背負ってる)

$あたちのモンハン日記
ボニー「砂漠の軍人相手に何も出来なかったんだろ?サムソンもそろそろ引退だね。君も何か言ってやりなよ、パノ」

パノ「応援してます。正直」(髪の色にマッチした淡い紫色の撫子衣装を纏い、相変わらずの大樽を背負ってる)

あたちのモンハン日記
BBB「ササユちゃん!行ってくるね!!」しっかとびっくり(両手をここぞと言わんばかりに握りしめる)

$あたちのモンハン日記
チェルシー「おじちゃま」ぬう(ササユのふともも裏から顔を出す)

BBB「ん?」ぎゅっぎゅっ(おにぎりを握る様にササユの手を握ってる)

チェルシー「必ず帰ってくると約束するにょだ」(両目の下が腫れてる)

BBB「・・・・・(昨晩泣き呆けたな・・)」

ぽん(チェルシーの頭に逞しい肉球を乗せる)

チェルシー「ほにょ」

BBB「ハグは無事に帰ってきてからだ。いいな?」にこ

チェルシー「はいにょ!!」

バルバラ「あなたもお別れしたら?パノ」(パノの撫子帽子の横に付着してる)

パノ「さんざんしました。昨日温泉で。流しっこしながらとか」つやつやキラキラ(肌が異常につるつるしてる)

バルバラ「私達は次、いつユクモに来るか分からないものね・・・まだ幼いチェルシーちゃんにとっては、今生の別れに等しい悲痛な気持ちなのよ」

チェルシー「・・・・・」ぐすん(ササユの桃を掴んで泣くのを一生懸命堪えている)

パノ「チェルシーちゃん」すっ(チェルシーの目線の高さに身をかがめる)

チェルシー「・・・・・・」

パノ「逢えます。また必ず」にこ

チェルシー「・・・・その時は、あたちも少しおねえしゃんになってるにょ?」

パノ「チェルシーちゃんはいつになってもチェルシーちゃんのままです。ありがとうです。ユクモでの素敵な思い出を」ぎゅっ(チェルシーを抱きしめる)

チェルシー「パノおねえちゃま・・・・」ぎゅう

BBB「・・・・・・・・・・」(それを笑顔で見届けるササユとBBB)


$あたちのモンハン日記
ヨッコ「アルル。しっかりね」

アルル「はい。ユクモで受けた恩愛に報いる為にも」(赤い撫子装備を装着し、胸にはアミュレットをぶらさげている)

ヨッコ「うん」

たしっドキッ(強くハグする二人)

アルル「本当に・・お世話になりました。ヨッコ」

ヨッコ「こっちこそ。あんたの国が平和になったら、みんなで遊びに行くから。その時は王宮を案内してよね」

アルル「はい!」


ちゅんちゅんちゅん青い鳥
(それぞれ別れを惜しんでいる)


UBU「各々が抱く、さよならの心象が今ここに・・・泣ける」ずず・・(鼻をすする)

ボニー「ヤキモチ焼かないのかい?君との別れを惜しむ人がいなくて」

UBU「昨日、アルル姫とパノさんのお別れパーティーをした時、みんなから十分に叱咤激励を受けたから平気よ。それに戦いに行くのはあたち達だけじゃない。いつユクモにも脅威が訪れるか分からないし、今だ不安定な水没林の治安だってそう。だからアルル姫には悪いけど、クルセイダーズの子を全員、火の国に連れて行くわけにはいかないのもまた事実・・あたち達がしっかりやらなきゃね!あなたが抱いているサブクエストも一緒に♪」

ボニー「うん!なんとしても火山にいるっていうアイオロス警部に、ニャー神殿でのドスコカイン製造の証拠を渡すんだ!」

UBU「その意気その意気♪村は鉄平達に、水没林の避難民は伯爵とグランカッサに任せてあるからね。みんなを心配させない為にも頑張ろう!」

ボニー「ボク達が帰ってくるまでに、鉄平達がお家を建て直してくれてるといいね」フフフ・・

UBU「それよそれ。なんでも阮白玄のおじいさまに話しを聞きに行ったビーの話しじゃ、火山の奥地、神域の更に秘境という場所に、地震騒動の元凶があるらしいって・・・それも気にはなるわよね・・」う~ん

ボニー「まずわ火の国から暗黒団を追い出す方が先だよ」

UBU「うん。サムソンの話しじゃ、先にゲルちゃんが火の国に潜入してるって。早く状況を確認しないと」

サムソン「よし。もう行こうかの」ザッ

UBU「渓流でグレン達も待ってるしね。ちゃちゃっと合流して、火山に「イン」しましょう♪」

サムソン「純平がUBUとフラワーの捜索依頼をしたという賞金稼ぎも引き続き同行すると言っておったな?」

ボニー「ああ。口は悪いけど、頼りになる双子だよ。報奨追加ってことで、引き続き雇うことにしたんだ。ねぇ~UBU♪」

UBU「あんまん一年分か・・・」はぁ・・

サムソン「その双子は今何処に?」

ボニー「火山へ一気に行く為の、大型飛空船を手配してるって」

UBU「あの豚まん女のやることよ。どうせジャックした盗難品に違いないわふん

サムソン「本来ならロージーに頼んで、ロックラックの飛空船を用意してもらうはずだったんだがな・・」

ボニー「・・・でも川村さんがあんな状態じゃ、仕方ないよ・・」ちら

UBU「・・・・・・・・・・」




~昨晩、あたちファーム....



ダスーーーーーーーンぎくっ


$あたちのモンハン日記
カーブー「ぐはっ・・!」ズデーーーーーン煙

$あたちのモンハン日記
ロージー「ちょっと!!UBUちゃん!!」


UBU「何度言おうと、あんたは火の国に連れていけない」グッ(カーブーを殴ったと思われる拳を握りながら、皆に背を向ける)



ガルグイユ「待つえす!!カーブーお兄ちゃんは立派に戦えるえしゅよ!?」


彭関越「そうずら!!現に水没林にいた敵もやっつけてみせたずら!!」


UBU「運が良かっただけ」(背を向けたまま話す)

ロージー「そんなことないわ!さっきも言ったでしょ!?東方でもお兄ちゃんはギルドナイトを倒してみせたって!!」

UBU「そのおかげで光を失った」

ロージー「それは・・・・仕方なかったのよ!そうしなければお兄ちゃんが殺されてたんだもん!!」

UBU「勝算が無ければ意地を捨てでも、生き延びる方法を模索しなければならない。大切な仲間が見守る局面なら、尚の事・・ね」ちら

カーブー「UBUさん。確かに今の俺は目が見えない。だが、光と引き換えに龍の型という奥義を手にしたのも事実だ」ザッ(立ち上がる)

UBU「大事な武器を破壊してしまう、諸刃の奥義に頼っていられないわ」やれやれ

カーブー「太刀はこうしてる今も、鍛冶工房で雪左さんとモミジィ達が鍛造してくれてる!!」

UBU「それをいつまで待てって?」

カーブー「それは・・・」

UBU「いい?あんたはすべて一人でやってのけてるって強調してみせるけど、それはあんたの周りにいる、その素晴らしい仲間の支えがあってこそなのよ?」

カーブー「分かってますよ!!だからこそ、一緒に戦いたいんだ!!」


ガツーーーーーーーーーンぎくっ
(カーブーをおもいっきり殴るUBU)


カーブー「クッ・・!!」ドシャーーン煙

UBU「それが傲慢だっての。口答えする前に、今の自分を顧みることね」

カーブー「分かっているさ!!今の俺は・・!!」ザッ

UBU「狂信的なイデオロギーも尖ったビリーフもなければ、的を得たフィロソフィーも他人を納得させるアイデンティティもない。あんたにあるのは、未成熟な虚栄心だけよ」

カーブー「・・・・・・・・」ガクン・・

ロージー「お兄ちゃん・・・ちょっとUBUちゃん!!お兄ちゃんだって好きで自分を傷つけたわけじゃないのよ!?」

UBU「だから?」

ロージー「え・・・」

UBU「そんな言い訳、暗黒団はおろか、フィールドにいるモンスターだって聞いてはくれないわよ。子供が見てもすぐ分かる様な脆弱性を抱えているようじゃ・・あんた、すぐ死ぬわよ」

ロージー「UBUちゃん・・・」

UBU「だからあんたは連れていけない」

カーブー「・・・・・・・・・・」

UBU「今回も・・・・・そしてこれからも」くるっ

カーブー「!!・・・・・・」スッ・・(一瞬手を伸ばそうとするが、ためらい堪える)


ザッザッザッザッザッザッザッ・・・
(農場を後にするUBU)


カーブー「・・・・・・・・・・・」

ロージー「お兄ちゃん・・・・・」

ガルグイユ「なんなんえすか!!あの人は!!ずっと会いたいと思ってたサメ君の淡い期待心(きたいごころ)を返して欲しいえすよ!!」ぷんすか

彭関越「なにも殴ることないずら・・・平気ずら?川村大人」スッ(肩を貸してやる)

カーブー「UBUさんは俺にその身をもって教えてくれたんだ・・。目が見えない暮らしに、今だ順応しきれていない俺の弱さを思い知らせる為に・・・」

ロージー「だからって・・あんな言い方ないよ!!」

ファイヤージンガー「殴ったのはクソ兄貴にその弱さと、仲間への敬意を払わせる為だけじゃないぜ」ひょい

ロージー「どういうこと?」ちら(左肩に乗ってるドスビスカスを見る)

ファイヤージンガー「ユクモのお嬢さんがクソ兄貴をブン殴ったのは、自分の怒りも込めてるんだ。どうして自分のいない所でお前は無茶ばかりするんだってな・・。本当にそんなことばかりしてたら死んじまうぞ!って・・友人として、それが一番言いたかったんじゃねぇのかな、お嬢さんは・・。きっとな」

ロージー「・・・・・・・・・・」

ガルグイユ「・・・・・・・・・」

彭関越「このユクモで、川村大人の帰りをずっと心配していたんずらね。それが友達ってやつずら」

カーブー「UBUさん・・・・・」





UBU「さ、行きましょ」ザッ

サムソン「本当に置いていっていいのか?」

UBU「人様の国を救いに行くのよ?リハビリならユクモが一番よ。ロージー達も一緒だしね」

ボニー「・・・・・(本当は自分が一番辛いくせに・・)」

アルル「参りますか?」ザッ

UBU「うん」パン(顔面を両手でひっぱたく)

ヨッコ「頼んだわよ!UBUちゃん!!負けて帰ってきたらただじゃおかないんだから!!」

チェルシー「悪者を退治して、すぐ帰ってくるにょ!!姫姉ちゃま!!」

パノ「言ってますが?なんて」ちら

UBU「ほんと。愛されてるっていいことね」

BBB「覚悟は出来てるぜ。準備OKならいつもの様に吠えな」フッ

UBU「・・・・・・・・」すぅ~~~~~(鳩胸一杯に息を吸う)

パノ「・・・・・・・・」(その姿を目をキラキラさせながら見つめる一同)

UBU「よし!!向かうは火の国!!クエスト目的は、暗黒団の追放よ!!」

一同「おおおおおおおおおお!!」

To Be Continued








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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

7/25(土)0時更新 「あら。おかえりなさい」の巻


をお送りいたします♪次回も鼻血を拭いてから読もうびっくり見ようおー読も見ようウサレンジャー








「あら。おかえりなさい」の巻

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~火の国王宮内、謁見の間....


オルハン「まだアルルは見つからぬと申すのか!?」ダン煙(豪壮な玉座の肘掛けを叩く真っ赤なカフタン(長袖・袷仕立ての長い前開きのガウン)を纏った国王。その隣の玉座には同じく綺羅びやかな女性用カフタンを纏った、歳相応の気品溢れる王妃が腰掛けている)

従者「申し訳ございません。おそらく領内を出てしまったものと思われ・・」

オルハン「ならば捜索隊を領外に派遣しろ!!」

従者「で、ですが領外へ出る各門には、暗黒団の兵士が立っており、国王軍であろうとも一歩たりとも外へ出ることを許してくれないのです」

オルハン「ええい!ならばハンス将軍を今すぐ呼んで参れ!!」

従者「ハッ!!」


ダッダッダッダッダッダッダ・・
(足早にレッドカーペットを駆けていく従者)


オルハン「まったく・・王族たった一人の息女の尊い命を何と心得ているのか・・!」ゴホッゴホッ

セウダ「あなた。感情の高揚はお体に毒です。アルルはああ見えて真の強い子・・・きっといつもの様に街へ出向いているだけですわ」

オルハン「それがいかんというのだ!!」タンッびっくり(肘掛けをまた叩く)

セウダ「アルルは心の優しい子でもあります。こんな時勢だからこそ、自分に出来ることを・・・」

オルハン「それが危険だというのだ!!市民と慣れ合うのはまだいい!!だが、聞けばアルルはこともあろうか、反乱軍に国王軍の情報をも提供しているというじゃないか!?このままあの子の愚行を見過ごせば、実の父である私とて、然るべき処置を与えねばならなくなるのだぞ!?」ターンびっくり(肘掛けを弾く様に叩く)

セウダ「どうかご自制を。あなたが今成すべきことは・・」

オルハン「分かっておる!反乱軍の沈静化だろうに!!恩知らずの奴らめ・・・幼少期より国営の育成施設で知恵と力を授けてやった恩義を、よりにもよって革命などという形で返すとは・・恥を知れ!!」ターンびっくり

セウダ「成人のハンターを、火の神に捧げる通過儀礼への反対デモ・・・はじめはそう思っていましたが、反乱軍の首謀者、ソネル・スナイの嘆願書を読む限り、通過儀礼の撤廃、そして国の民主化を何より訴えています。加えてアルルは自由貿易による多文化交流と経済の発展、しいては学問の自由を普及し、国の子供達が持つ可能性とその未来を大陸全土に広げようと・・」

オルハン「その結果、今の内紛に繋がり、火の神の激憤に触れたのだぞ!?領外では天災による被害が日に日に増しているというではないか!?このままでは国は・・我が国は火の神のお怒りによって滅びてしまう・・・!!」ワナワナワナ・・(頭を抱える)

セウダ「代々火の国王は、偉大なる火山の山々が抱く心象の傀儡的存在であるべき者。生贄となるハンター同様、人としての意思は持ってはならないのです。どうかあなたの苦業を、市民が理解してくれるよう祈りましょう」

オルハン「おお・・・私にはお前だけだ。セウダ・・・」たしっ(手を握る)


「お邪魔だったかな?」


オルハン「ん・・・ハンス将軍か」



ハンス「お呼びと聞きましたが、何事ですかな」ザッザッザッザッ(見るからに慇懃無礼にレッドカーペットを歩いてくる獣人ソルジャー)

オルハン「貴殿らが配置しておる門兵のことだ。アルルの捜索隊を通してもらえぬか?」

ハンス「それはなりませんな。例え国王軍の者であろうが、いつ裏切りを試みて、領内の情報を外へ売るか分かりません。よって領外へ出ることは禁じています。それにアルル姫の捜索隊ならば、既に我らが派遣しております故、どうか吉報をお待ち下さい」

セウズ「吉報とは」

ハンス「ん・・」

セウズ「アルルの発見ですか?それとも、あの子の遺体を見つけることですか」

ハンス「・・・・・・・・」

オルハン「な、なんと物騒な事を言うのだ!?あの子を信頼しろと言ったのはお前だろう!?」

セウズ「私はあの子の母として信頼をしています。だからこそです。部外者の手によってあの子のやろうとしている事に邪魔立てをして欲しくないのです」

ハンス「なんとも親というのは身勝手であられる。アルル姫は反乱軍の一員と捉えても、おかしくない実績を領内で示しております。現に傭兵として正規に雇われた我らの存在も、いち早く反乱軍へ情報提供したのも、アルル姫でないかと私は睨んでおりますが・・」ちら

セウズ「反逆者の処罰は国が行います。アルルの身柄はなんとしても、生きてお引き渡しを。これは命令です」

ハンス「これは王妃様。国の命令とは国の長が下すもの。それを仮にも国王の目前で、あなたの一存によって発すると?聞こえ様によっては、それも十分な造反だと思いますが・・」にやり

セウズ「・・・・・・・・・・・」

オルハン「まぁまぁハンス将軍。ならば私から頼もう。アルルを生きて連れ渡して欲しい。そしてあの子の処遇は我らが行う。それでよいな?」

ハンス「如何様にも。我らは雇用兵士です。依頼(リクエスト)とあらば、お守りしましょう。ですが、領外へ出ることは禁じます。情報が漏れ、それこそ外部より戦争による利益を求める軍需産業の組織が、此度の内紛に介入してくるかも分かりませんからな」

オルハン「我ら火の民は領外の事情には疎い。その点は一任しよう、ハンス将軍」

ハンス「一刻も早く、反乱軍を沈静化し、この国に平和と秩序を取り戻すと約束しましょう。では」


ザッザッザッザッザッザッザッザッ・・


オルハン「ふぅ・・獣人族というのはどれも、あの者の様に意思を放つものなのか?我が国には猫はおろか、獣人族は繁栄しておらんからな」やれやれ

セウズ「ご用心を。私にはどうもあの者の意志が、邪な気配となってみえるのです。そう・・気を許せば、いつでも喉元を掻っ切ってくる様な・・・」

オルハン「考え過ぎた。我らは外の世界を知らん。軍属というのはそういう殺気と警戒心を常に抱いているのだろう。現に彼らの手助けがなければ、今頃、この王宮は反乱軍によって陥落させられていただろう。金銭でそれを回避出来るのなら安いものだ」

セウズ「本当に金品だけが目的ならばよいのですが・・・彼らが領外より傭兵を買って出た経緯も、私にはどうも謀の様な気がしてならないのです」

オルハン「心配いらん。ハンス将軍の話しでは、彼らは火山一帯の調査を別の依頼人から受け、軍を率いて来ていたそうなのだ。その偶然も、火の神が齎して下さったお導きなのだろう。戦争は彼らに任せ、今はアルルが無事であることを祈ろう・・」

セウズ「ええ・・・アルル・・・・」スッ・・(祈りを捧げる国王夫妻)




ザッザッザッザッザッザッザッザッ
(王宮内の回廊を足早に進むハンス)

ハンス「・・・・・・・・」ザッザッザッザッ・・


ダシャーーーンびっくりゴロゴロゴロゴロsss
(弾力感満載に中庭へ着地し、その反動を利用して回廊内に侵入してきた「丸い形態」の赤甲獣)


ハンス「ちっ・・・・」


ゴロゴロゴロゴロsss



ギャイーーーーーン!!

ゲルゲル「トランスフォーーーーーム!!」


シュタッ煙(大げさに変形してハンスの目の前に立つ赤甲獣)

ハンス「冥界の案内人が、何をしにここへ来た?」

ゲルゲル「フヘヘヘヘヘ・・・なぁに・・陸軍大将となった貴様の晴れ舞台を見に来てやったのさ」ベロベロベロ

ハンス「嘘をつけ。てめぇがここに来ているということは、「残り」の怪魔の意志を伝達しに来たんだろう?」

ゲルゲル「でしゃばるなよ、ハンス。我が暗黒商会を治める怪魔様は、いつも我らを監視している。そのへらず口を叩かれちまう前に、服従と忠誠を忘れるなよ」フヘヘヘヘヘ・・

ハンス「てめぇのそのきたねぇ舌も、引っこ抜かれねぇ様にな。で、なんの用だ。俺はてめぇと違って忙しいんだ」

ゲルゲル「フヘヘヘヘヘ・・・例の隕石は無事に神界へ運んだ様だな」

ハンス「ああ。本部からのクエストはそれが最優先だったからな。火の国制圧は、まさに棚から秘薬、我らに運が傾いている証拠だ。ついでに火の国をブラックギルド傀儡国家にしちまえば、今後の新大陸統治に向けて、やりやすくなるわけだ」

ゲルゲル「ブラックギルド勢力拡大案、ニューコンチネンタルオーダープロジェクト・・通称、NCOPと呼ばれる新大陸秩序計画・・・その礎をまさか、クソ猫の貴様が成し遂げるとはな・・・世も末だぜ」フヘヘヘヘヘ・・

ハンス「今にてめぇもこき使ってやるよ。それよりあの隕石をどうするつもりだ?」

ゲルゲル「それは冥界に通じる者のみが知ること」フヘヘヘヘヘ・・

ハンス「本部=冥界とはよく言ったものだ。大方、怪魔達があの隕石を神界に置けと命じたのだろうが・・隕石の解析が先ではないのか?」

ゲルゲル「その必要はない。グレートメテオライトが大陸素材には決してない、秘めたる暗黒物質を持っているのは、それを食した数々のモンスターから実証された」

ハンス「ではなぜ、その貴重な物資を神域奥地の秘境に運ばせた?」

ゲルゲル「それを貴様に直々、教えにきてやったのだ」

ハンス「なに・・?」

ゲルゲル「いいか。心して聞け。神界には既に我らが七大怪魔、三巨頭の御一方、バアル・ゼブル様が降臨されている」

ハンス「なっ・・!?」


ゴサッ・・(二人から近い石柱の奥から物音がする)


ゲルゲル「ゼブル様の復活は近い。貴様の以後の任務は、その来るべき完全復活までに火の国を制圧し、この火山フィールド一帯をゼブル様の領域にする手立ての支援するのだ」

ハンス「そ、それではゼブル様というのは・・!?」

ゲルゲル「余計な詮索はするな、ハンス・ハンニバル」ギュイーンキラキラピンク(眼の色が赤紫色に変色し、その声も重低音の効いたエコーボイスに変わる)

ハンス「!?」

ゲルゲル「今は我の復活を待て。その間に貴様が成すべきことは、火の国を我が統治機構に置く為の基盤整備をすることだ。よいな?」

ハンス「・・・・・・・・・・・」じりっ・・(無意識に一歩後退する)

ゲルゲル「服従せよ。我の肉体的資本を司るのは、この大陸の血を脈々と受け継いだハンターの聖魂とその肉体。捧げよ。火の国を支配下におき、より多くのハンターの命を育み、我に喰らわせるのだ」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・

ハンス「ひ・・火の民に生贄を要求されたのは、生態エネルギーを維持する為・・・そうですか?ゼブル様」

ゲルゲル「そうだ。我を形成する龍エーテルパワーを持続させる為には、より多くの大陸生命を必要とする。ハンターを食すのは、最も効率良い手段というわけだ」

ハンス「火の民を嘯き、神域入り口にパルミュラ神殿を作らせ、ハンターを生贄として捧げる・・・逆らえば火の神の仕業に見立てた天災で国を襲い、火の民に絶対的な従属関係を誓わせる・・・もうひとつ質問がございます。バアル・ゼブル様」スッ・・(改めて跪く)

ゲルゲル「申せ。ハンス・ハンニバルよ」

ハンス「ハッ。では僭越ながら。近年ギルドの目に触れる様になった、煌黒龍の中にゼブル様はおられるのですか?」

ゲルゲル「さすがだな、陸軍大将。我の実態に気づいていたか。だが、ギルドの俗物共が血眼で討伐を勤しみ、その亡骸を我先にと貪っている黒龍は、すべて我が生み出した複製物に過ぎん」

ハンス「複製・・ハンター達が遭遇している煌黒龍はすべてレプリカであると・・?」

ゲルゲル「すべて我の自己像幻視化(レプリケーションシステム)の複製物に過ぎん。龍魂のない肉体、とでもいっておこう」

ハンス「・・・・・。そのような偉大な力を持つ貴方様が、なぜ敢えて、狩猟等という低俗な文化体系に付き合っているのですか?」

ゲルゲル「それは我の意志にあらず。我が同胞の望みだ」

ハンス「・・・・・・。残り御二方の怪魔・・・邪龍の目的であられると?」

ゲルゲル「明確な詮索は、必ずしも有益な先見にあらず、ということを覚えておけ。利発な獣人種よ。もとい、猫の皮を被った背徳の人型よ」

ハンス「・・・・・・・・・・・・」

ゲルゲル「obey your master。また会おう。ハンス・ハンニバルよ」ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・

ハンス「・・・・・・・・・・・」ちら(静かに頭をあげる)

ゲルゲル「・・・・・・・・・。ん?なんだ・・・どうした?ハンス」(いつもの汚い声に戻る)

ハンス「いや、いつもの不愉快なお前だよ(こいつ・・・話しの途中で意識をハックされていたことに気づいていないのか・・)」

ゲルゲル「チッ。話を戻そう」

ハンス「俺はさっきのやつと話しをしてぇんだがな」フッ

ゲルゲル「ああ?わけのわからんこと言ってないで、現在の戦況を教えろ。本部に報告をしなくっちゃいけねぇからな」

ハンス「新型兵器のバトルプルーフも含めてだろ?」

ゲルゲル「フヘヘヘヘヘヘ」(馬鹿っぽい顔してる)

ハンス「戦況は圧倒的にこっちが有利だ。正直、いつでもあんな虫けらごとき殲滅出来る段階までは運んでいる。一気に潰さなかったのは、まだ実践検証が足りない兵器及び、ゾンゲ将軍の力量も試せていないからだ」

ゲルゲル「なるほど。ゾンゲは確かディルク・エクスナーの残した・・・・・誰だ!!」


しょっぱぁ~~~~~んびっくり
(近くの石柱に向かって舌を伸ばす)


ハンス「・・・・・・・・・」ダッ(足早に石柱の裏を覗く)


ポロポロポロ・・・・
(舌を叩きつけられた石柱の表面が剥がれ落ちるも、柱の裏には誰もいない)


ハンス「てめぇの勘も鈍ったな。うちでひと暴れしていくか?最も、つまらん「ハンター崩れ」相手の一方的な戦いだがな」ザッザッザッザッ・・

ゲルゲル「それでゾンゲも大暴れ出来んのか・・・最も、俺にはそれ以外にも貴様が戦を長引かせる理由があると踏んでいるが・・何を企んでいる?」

ハンス「待ってるのさ」

ゲルゲル「ん・・?」

ハンス「田舎の自警団をな」

ゲルゲル「先の革命の復讐か?よしておけ。あの時と今では、我らの軍事力は比にならんのは、お前も承知だろう」

ハンス「復讐か・・・そうだな。俺はそれを待っているのかもな」フフ・・

ゲルゲル「??」

ハンス「話はもういいか?お前の言付けは然と受けた。これより一気に反乱軍を鎮圧し、この王宮も手中に収めよう」

ゲルゲル「殲滅と命を受け次第、目を輝かせやがって・・・鬼将軍とはお前の様な奴のことを言うんだろうな。まったく猫にしておくには勿体無いぜ」フヘヘヘヘヘヘ

ハンス「うるせぇ。っと、それよりドクターを寄越したのも本部の意向か?」

ゲルゲル「ドクター?」ベロベロベロ

ハンス「ダニエル・カペラだ。ゾンゲ将軍の話しでは、なんでも自分の手で隕石を解析したかったらしいのだが、既にここにはないからな・・・お役御免なのだが、なぜだか領内に残るという」

ゲルゲル「今は何処にいる?」

ハンス「王宮内の客室を与えている。俺は忙しくて、まだ話しはしていないがな。最も、お互いに専攻分野が違うし、話すこともそれほどない」

ゲルゲル「それはカペラの単独の意志だろう。本部は彼女に別のクエストを与えていたのだが・・・まだ報告を受けていない」

ハンス「そういや、その報告書を書くと、ゾンゲ将軍には言ってた様だぜ。本部の意図でないならそれで結構だ。これ以上、監視されちゃかなわねぇからな」ペッ

ゲルゲル「フヘヘヘヘヘヘ。これでも俺はお前を気に入ってるんだぜ?今後共、ブラックギルド繁栄の為、頼むぜ」ベロ~ンあせる(舌で顔面を舐める)

ハンス「よせ、汚え。もういいか?俺は早速、殲滅命令をゾンゲ将軍に・・・」


タッタッタッタッタッタッタッタッ
(回廊を駆けて来る黒い軍服を来た兵士)


ハンス「ん・・・」ちら

暗黒団兵「伝令です!!」タッタッタッタッタッタッ

ハンス「・・・・・・・・」ちら(ゲルゲルを見る)


・・・・・・・・・・・・・・・・
(さっきまでそこにいた不気味な赤甲獣の姿はなく、既に気配すら消えている)


ハンス「フッ・・冥界の案内人はよく言ったぜ。そもそも人じゃねぇがな・・・何があった!?」(一変、切り替えるように伝令に問う)

伝令「ハッ!!それが領内に異変が・・!!」ハァハァ・・

ハンス「異変だと・・落ち着いて話せ」

伝令「ハッ。突如、領内に神出鬼没の金獅子が現れ、我が部隊を撹乱した後、一瞬にして壊滅しました!!」

ハンス「・・・・・・・・。まったく・・・一難去ってまた一難とは・・・俺も出る!!詳細は道中だ!!」





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







タッタッタッタッタッタッsss(客室のドアが並ぶ回廊を突き進むTシャツ装備で半ズボンの見るからにこ汚いハンター)

ハッキネン「聞いちまったぜ・・・聞いちまったぜぇええええ!!」

ダッダッダッダッダッダッsss
(意気揚々と突っ走るハッキネンの前方から使用人が歩いてくる)

ハッキネン「大スクープだぁあああああ!!ひゃっほぉ~い!!」

使用人「いっ!?」

ドドドドドドドドドドドsss
(壁を走って使用人を避けて突き進むTシャツ半ズボンの来客)

使用人「・・・・・・・・・」ぽかぁ~ん・・

ハッキネン「スクープやぁああああああ!!大スクープやでぇえええええ!!やっべぇ情報、手に入れちまったぜぇえええええええ!!」ダッダッダッダッダッsss


ガチャはぁガーーーーーーンぎくっ
(突然ドアが開き、ハッキネンの全身を強打する)


ハッキネン「スクープ・・・やで・・・・」ぴくぴくぴく(ドアにひっついたまま痙攣してる)

カペラ「あら?なにかしら・・」キィ~・・

ハッキネン「大・・・スクープ・・・・やで」ずるずるずる・・(ドアにひっつきながらずり落ちる)

バターン転ぶ

カペラ「あら。おかえりなさい」

ハッキネン「ヒッヒッヒッヒッヒ・・・大スクープやで・・・・ヒッヒッヒッヒッヒッ」ぴくぴく・・ぴくぴく・・

カペラ「気持ち悪い」バタンびっくり

To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!!

7/27(月)0時更新 毎日イヤンなっちゃうくらい暑いからなんにも決まってませんむうっ

をお送りいたします♪そういえば先日、我らがサンクチュアリ・アキババラの新生Kブックスさんへはじめて行きました。古来より作者は新刊を買うときはKブックスさんでしか買わないと豪語しているので(ポイントカードみたいのもすんごくたまってますが、今も継続しているのかは不明..n--*)元気ハツラツに電気会館へイン!!たまらない陳列方法と広いフロアで大声をあげてしまいました。何よりショッキングだったのは、電気会館内のファンシーショップ(この言い方が正しいのかは不明)で、作者が現在大注目しているアドベンチャータイムのグッズに出会ってしまったことでしたayaすんごいでかいジェイクのぬいぐるみに、アイスキングの部下のペンギンのちいちゃいぬいぐるみやら・・こういった激アツグッズ関連は、一個買ってしまうと負けなので心を鬼にして吟味すること10分くらい・・滴る汗に(蒸し暑かったから)「そういえば以前心理学の先生が、収集癖は幼い頃、愛情を受けなかった子に多いと仰っておられたな・・照れるとすると、おそらくこれは試練なのだ・・物に愛情をぶつけ過ぎてはいけないのは百も承知・・!我慢だす・・我慢だすよ!作者!!」と血の涙を流しながら血その場をあとにしました。今思えば、とっととなんか買っておけば良かったなと後悔ですが、また夏休みの間に今度こそなんか買ってやろうと頑なに決意した作者でしたぽけ~そんだこんだで次回も読もう見ようはーい読も見ようaya











サザンゴッドのおかしなKinsect☆あたモン登場人物紹介♪

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今回のあたモン登場人物紹介は、サザンゴッドで有名な生意気猟虫、ブッチャービートルをクローズアップ♪これであなたもカナカナマニア!?


カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫

Name:Butcher Beetle
Race:Kinsect(Mauldrone)
Kinsect Type:Melt
Sex:♂

Biography:
箱庭犯罪都市サザンゴッドに棲む猟虫。元の主人がリタイヤ(~の巻参照)してしまった為、主をユーリ・アンナ・ディオマリアに乗り換える。猟虫(外来語表記ではKinsect)としての外観は、普通の猟虫よりも彩りや「品」に欠け、非常に素行が悪く、かつ可愛げのない印象を放つビートルタイプである。性格は温厚というより不精で怠惰。基本的な日常は主人の腕にしがみついているか、頭の上に乗り、だらだらと大陸社会を傍観するのが趣味な様だ。また、よだれを天敵に見せ散らかすことで不快感を与え、嫌がる相手の顔を見ることで優越感を見出し、性的倒錯を覚えるという「正真正銘の変態猟虫」としての一面も持つ(だが、ゾフィ・ラブ・ディオマリアの天衣無縫な振る舞いが生み出す、天然のよだれには脅威を感じているようで、ゾフィを「同類」とみなし警戒している)。肝心な猟虫としての特性だが、ゾフィ曰く、彼には「サポート」等という後援の概念は必要なく、特別な属性値も持ちあわせていないようだ。だが彼(雄♂)の最大の特質は自慢のよだれにあり、その分泌液は特殊な超強酸の溶解液なのである。その強酸は硬度が高いモンスターの甲殻をも容易に溶かしてしまうほど強力で、更にはその軟質になった溶解面に角を突き刺し、全身で抉るようにして標的の体内に侵入し、内部より標的の生命機能を停止することが出来る。この特徴から、彼が獰猛な捕食者の面も持つ肉愛好家であると推測できる。その証拠にある村の家畜をすべて「内より」猟食してしまったという過去を持つ(その後、困り果てた村人に「駆除」される前に村を去り、流れ着いたのがサザンゴッドだという)。その来歴からついたあだ名がブッチャー(畜殺者)ビートルなのである。また彼の「ボーリング嗜好」にはこんな興味深い話もある。以前の主(ディッキンソン)と覇竜狩りに勤しんでいた時だ。ソロ狩猟に苦しんでいたディッキンソンを見かねたブッチャービートルは、単騎で覇竜の体内に侵入し、内よりその機能を停止させ、見事討伐してしまったというのだ。勿論、この実績はディッキンソンの武勇伝にすり替えられ、それ以来、ブッチャービートルがディッキンソンに不信感を抱いたのは言うまでもない。

First appearance:Massive Unidentified Target/PART2


Weakness:全身を強く握りしめる様に圧迫されると、得意のよだれを体内生成出来ない傾向にあるようだ。「マリッジブルーと恋泥棒/その五」の巻

Digression:公式世界観で有名なビートル系インセクトといえば猟虫のそれをはじめ、キラーカブトムシ、ドスヘラクレス、キラービートル、オオオクワガタ、ロイヤルカブト、そしてゴッドカブト等、主に精算アイテムやトレジャーアイテムとして非常に多くの甲虫目が登場します。最もこれら全てが、我々の世界でいうところの甲虫目というひとまとめの分類にあたるのかどうかは定かではありませんが、昨今の大陸社会では猟虫として「認識」されている、公式にも謎が多く、どこの組合団体or個人が養殖し、調教しているのか不明な昆虫も登場し、狩猟文化の貢献に尽力しているのです。猟虫は主にニ分類(マルドローン、クルドローン)され、それを種別し、更にそこから派生(共有派生形質)した個々に名前が与えられています。その外観は古生物の様な奇抜な彩りをしたものが多く、我々の常識では考えられない圧倒的なサイズ感(片手剣の盾かそれ以上のものも・・)を活かし、ハンターをサポートします。と、以上が一般的な?猟虫の概要、姿なのですが、ブッチャービートルは普通の猟虫に比べると少しサイズは「小さめ」な様です。その証拠にユーリ・アンナ・ディオマリアをマスターにしてからは、彼女の頭の上に乗っかっているシーンも多くみられ、半田千恵子がブッチャービートルの全身を両猫手で掴むシーンもありました。これらから推測するに、ブッチャービートルはまだ成長過程の段階にあるか、または成長過程に問題があり、本来の大きさに成長できず、猟虫として「分別」されることのなかった希少種なのかもしれません。おそらくその大きさは、おもながなスイカぐらいでしょうか。また彼がナイトクルーガーの様な共有言語を発するインテルクチュアルインセクトであるのかどうなのかも不明なのです。

Appearances and Describing:汚い茶色のビートルタイプで、目つきが非常に悪い猟虫。素行の悪そうな猟虫。見るからに下品なビートルタイプの猟虫。口の周りにはゲバゲバした触覚みたいのが生えてて、すごく気持ち悪い。etc..

カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫カブト虫

と、こんなへんてこりんなブッチャービートルカブトムシ
今後の活躍も期待しながら、みんなで応援してあげようぽけ~





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

7/29(水)0時更新 「ザムった!!」の巻


をお送りいたします♪一体なにが「ザムった」のでしょうかぽ~答えは次回ににま~ほにゃらね肉球 茶色



☆緊急更新☆なんたることや・・

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こんばんわ。あたモン道妹子どすaya最近は本来のブログコンセプトに支障が出ないよう、衝動的な趣味の話題を記事にするのはなるべく控えているのですが(例:ジュラシックなワールド観てモササウルスとラスト10分に大興奮DASH!とか、バカンス開けのジョゼ・モウリーニョがギリシャ神話の神様みたいな風貌になってたえ゛!とかとか)、そんな気持ちを押し殺して(殺してない)、此度のニュースをどうかあたモン読者の皆様にお伝えしたく、夜な夜なの更新をさせて頂きますaya(というよりいつも夜中の更新のくせして今更)

リンク先はcnn.co.jpです。黙って見てみてください目
それこれこれ↓

http://www.cnn.co.jp/photo/35065738.html?tag=mcol;relStories

あたモン読者様ならば、作者の脳に衝撃という雷が落ちたことを理解してくれるでしょう。まあるくて可愛くて、尚且つ、あんまんみたいなそれ・・。生きているうちに是非肉眼で拝見したいと思いましたダイスキッッ!!

おしまい肉球 くろほにゃらね(´3`)~♪

「ザムった!!」の巻

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~火の国領内、居住区域....


ドウンドウンドウン!!
(硝煙上がる市街地に響き渡る拡散弾の速射音)



ドガアアアアアアアアアン爆発


$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「ニャイ・・(やったか・・?)」ガション(建物を背に大鬼ヶ島【神在月】をリロードする)


モクモクモクモク・・・・・煙
(居住区の公道は硝煙で真っ白になっている)


ゲルハルト「ハァ・・ハァ・・・・」ちら




ゾンゲ「きょええええええええ!!!!


ゲルハルト「ニャック!!(F××K!!)」バッsss(緊急ダイブ)


ズガアアアアアアアアアンぎくっ
(叩きつけによる衝撃で、あたりの建物は皆崩れ落ちる)


ゲルハルト「ニャ~~(まるで地震発生装置だな)」シュタッ煙


ゾンゲ「ちょこまかと五月蝿い猫だ。重機銃隊!出番だ!!」

重機銃隊「前進!!」バーーンドキッ(多殻蟹の背後より現れた、全身を重鎧に身を包み、腰を支えにガトリング砲を構えた一小隊)

ザンザンザンザンザンDASH!
(多殻蟹を中心に隊列を組んだまま重い足取りで前進していく重機銃隊)


ゲルハルト「ニャンニャ(拡散弾速射が、現代の技術では不可能、なんて言ってた狩猟時代が懐かしいよふん)」ダッsss


ゾンゲ「逃すな!てぇえええええええい!!」バッ(つるはしの様に先端の尖った左手を振り下ろす)


ズガガガガガガガガガガガガドンッ
(けたたましい連射音がエリアに響き渡る)


ゲルハルト「シャアアアアアア!!(ゴーストタウンを更地にする気か!?やれるもんならやってみろって!!)」チュチュンチュンチュンびっくり(四足走行で大地を駆けていく黄虎猫を追走する様に銃弾が襲い掛かっていく)


バシャーーーーンびっくり(走りながら何かを地面に叩きつけるゲルハルト)




モワモワモワモワモワ・・・・
(瞬く間に市街地は煙に覆われ視界が悪くなる)



ゾンゲ「むう・・コナマキダケ!?」ハッびっくり

重機銃隊「違います。けむり玉です」

ゾンゲ「やはりな。俺は「やってない」はずだったからな・・・ええい!たかが猫一匹に何を手こずることがあるのか!!」ぷんすか

重機銃隊「標的が小さいんですよ。なにせこの重機銃は、超大型級モンスターや大型飛空船撃墜用ですから」やれやれ

ゾンゲ「つべこべ言わんで探せ!!」こちんドキッ(左爪の先っぽで軽く小突く)



モワモワモワモワモワ・・・・・



ゲルハルト「ハァ・・ハァ・・・・!!」ぴょーんぴょーんぴょん(煙に覆われた市街地エリアを背景に、四足走行で街角へ逃げていく)

??「こっちだ!!ゲルハルト!!」(廃墟の中から声がする)

ゲルハルト「ニャー」びょーーんぴょん(ジャンプ一番でぽっかり空いた窓に身を投じる)

シュタッドキッ(一回転して廃墟の中に着地)

ゲルハルト「みゃあむぅ」スッ

ソネル「第三地区の様子はどうだった?」ザシュッ煙(GXハンターシリーズに身を包んだハンター三名が出迎える。各々、よく目にする近接・遠距離の狩猟武器を手にしている)

ゲルハルト「ニャンニャ。みゃあみゃあ。ほにゃ~~」しゅぱぱぱ肉球 モカちゃん(身振り手振り説明してる)

ソネル「ゼキ、訳してくれるか?」コフーコフー(口元のガスマスクみたいので息をしてる)

ゼキ「ふむふむ・・」(眼鏡をかけたインテリ草食系のハンターがゲルハルトの動きを考察する)

ゲルハルト「みゃあみゃあ。にゃんだ。こにょ」にょっにょっ肉球 茶トラ(指を三本立てて強調し、その後、頭の上で両指を立ててみせる)

ゼキ「第三地区も制圧された様だよ。直にあの蟹の化け物がこちらにも来るだろうと言っている」コフーコフー

ソネル「やはりな・・お前の勘が当たったな、ヤウズ」コフーヒヒュー

ヤウズ「こうなることを予測して、先に市民を四番地区に避難させておいて正解だったというわけだ」フコーフコー(みんなガスマスクみたいなのを付けてる)

ソネル「危険な斥候を買って出てくれて、ありがとうな」なでなで

ヤウズ「しかし、よく警戒が厳しい領内に入ってきたもんだ。戦闘中、突然、地面から現れるんだからな。あの時は焦ったよ」

ソネル「ゲルハルトが掘ってきたその穴のおかげで、俺達は敵の一斉射撃から逃れることが出来たんだからな。本当に感謝してるよ、ゲルハルト」なでなで

ゲルハルト「にゃん」

ヤウズ「しかし、本当にこいつがユクモクルセイダーズの援軍なのか?確かにこいつが付けてる首輪には、所属と名前が書いてあるが・・」ちら

ゲルハルト「みゅううううむぅ」(首に巻いているシルバープレートネックレスには大陸文字が刻まれている)

ソネル「俺達にも猫語が分かれば、もっとお前の言うことを理解してやれるのだが・・・古来より封鎖的な文化体系にある火の国には、獣人族は一人もいないからな・・」

ヤウズ「でも猫族ってのは、人間と同じ言葉を喋るんだろ?なんでこいつは喋れないんだ?」

ゼキ「おそらく旧世界の猫語だよ。シェルターにいた頃、古代文明に関する注釈書で読んだことがある」

ゲルハルト「ニャアむぅ」こくり

ゼキ「ん?正解だって?そうかそうか。ははははは」なでなで

ソネル「間違いないさ。このゲルハルトはアルルが寄越してくれた援軍の一人さ。な、そうだろ?」

ゲルハルト「にゃんにゃ」(首を横に振る)

ゼキ「違うって?」

ゲルハルト「ニャニャ~NYA~。にゃんにゃでほにゃら、こにょ」そぱぱぱぱぱ肉球 モカちゃん(すごい身振り手振りで説明してる)

ゼキ「うーん・・それはむつかしくてよく分からないな・・・」う~む

ソネル「どちらにしても、頼もしい獣戦士であることには違いないさ。見るからに優れた鎧も着ているしな。こういうのオトモ武具っていうんだろ?それにゲルハルトは賢い。なんていったって、俺達以上にこの最新ボウガンの扱いが上手なんだからな」

ヤウズ「大変だったんだぞ?この防具や武器を、バルバレ経由で入手するは。暗黒団の連中が領内に現れる前から、来るべき革命用に準備しておいてよかったぜ」コフ~スコ~

ソネル「そうだな・・今では領外へ出る門はすべて連中におさえられてしまったからな・・・生き残った反乱軍の兵士も、四番街で待機してる者も含め、残り僅か・・・幸いなのは外部からの敵の増援が止まったことくらいだ」

ヤウズ「けど、その中にあの蟹の化け物が含まれていたんだぜ?おまけに見たこともない殺戮兵器もたくさん掲げてな。外の世界ってのは、あんなに恐ろしいのか?ゲルハルト」

ゲルハルト「にゃあにゃ」やれやれ

ゼキ「悲観するのはまだ早いよ。僕達にはまだ、この驚異的な防御力を誇る防具や、アクセサリー(装飾品やお守り)だって土地柄、山ほどあるしね。シェルターで着ていた儀式用のラングロ装備より、よっぽどマシさ。それに一対一なら、絶対に負けないのに・・!」グッ(ワイルドボウのモコモコを掴む)

ソネル「なんとか敵を撹乱して、数的有利を覆すしかない。今までと同じやり方でだ」

ヤウズ「時代遅れのハンター育成施設で習った成功法でか?いくら万能な武具を持っていようが、相手は戦争のプロ集団だ。抵抗するのにも限度ってもんがあるぜ・・・」

ソネル「ヤウズ!ここまで来て弱気な発言は・・!」

ヤウズ「この悲惨な状況になるまでに、一体何人死んだんだ!?これじゃあ、火の神の生贄になるのと、なんら変わりないじゃないか!!」ダスーンドキッ(アイアンガンランスを地面に叩きつける)

ソネル「・・・・・・・・・・」

ゼキ「暗黒団さえ現れなかったら、こんな事にはならなかったのにね・・・」なでなで(ゲルハルトを撫でる)

ソネル「言うな。あんな戦争屋集団を領内に招いてしまったのも、この国を支配する腐敗しきったレギュレーションがあればこそだ。それを覆す為の革命なんだぞ!?今ここで闘志を失ってどうするんだ!死んでいった同志の為にも、俺達は生きてる限り抗い続けると誓ったろ!?」

ヤウズ「・・・・・・・・・・」

ソネル「火の国にアジールなんて存在しない。だから俺はこの国に・・絶滅の中に、自立という聖域を創るんだ!!」

ヤウズ「ソネル・・・・」

ゼキ「そうだよ、ヤウズ!まだ負けると決まったわけじゃないんだ!最後まで戦い抜こうよ!真のモンスターハンターっていうのは、どんな窮地に置かれてもあきらめないって習ったろ!?」

ヤウズ「まったく・・・シェルター1の泣き虫が、今じゃ立派なハンターに・・いや、戦士になったっていうのか?」

ゼキ「ふふふふ」

ヤウズ「分かったよ。じゃあ、この不利な戦況をひっくり返す具体的な作戦を聞こうじゃないか」

ソネル「ああ。圧倒的な火力兵器を誇る敵軍は今、俺たちを完全に見くびっている。いつでもとどめを刺せるのに、まるで武器の実戦検証をしているかの様に戦いを楽しんでいやがる。俺たち反乱軍、最後の拠点が第四地区だと知りながらもそこには進軍せず、この第三地区をバトルフィールドに選んだのがいい証拠だ」

ゼキ「第四地区には一般市民も退避しているからね。なんとしてもそこだけは守らないと」

ソネル「本来ならその役目を果たすのが国王軍なのだが、今や連中は暗黒団の言いなりだ。だが、正義は完全に俺たちにある。アルルはこの火の国で起きている不道徳を、外の世界に知らせる為にも旅だったんだ」グッ・・

ヤウズ「おいおい。具体的な作戦ってのは、まさかアルルの援軍待ちだっていうのか?」

ソネル「そうじゃない。いざとなったら領外に脱出することも考えている」

ヤウズ「なんだって・・!?お前、まさか火の民も連れて逃げようってのか!?」

ソネル「覚悟ある者は最後まで面倒をみるつもりだ」

ゼキ「火の民はシェルターで、ハンターの資質がないと分別された人達から構成されているからね・・それにお年寄りが多いのも事実だ。僕らが一緒にいてあげないと・・そうだろ、ヤウズ」

ヤウズ「・・・・俺は介護をする為に、この力を授かったわけじゃないが・・・だからってこの国に残って生贄になるのもごめんだ」やれやれ

ソネル「フッ・・なら決まりだ。最悪の場合は領外に出て形勢を立て直す。無駄死はしないさ」

ゼキ「うん。それがいいよ」

ヤウズ「早速、準備に入るか?」

ソネル「ああ。ヤウズ、お前とゼキは四番街に先に戻って、脱出ルートの確認を仲間としてくれ」

ゼキ「ソネルは?」

ソネル「あの大蟹とひと狩りだ」ガショーンドキッ(大鬼ヶ島【神在月】をリロードする)

ヤウズ「おい。まさか準備が整うまで、一人で時間稼ぎをしようっていうのか?」

ソネル「敵の狙いは新兵器の実戦検証だ。だったら、俺がそのテストを受けてやろうじゃないか」カショーーン(空撃ちする)

ゼキ「ソネル・・・」

ヤウズ「まったく・・シェルターにいた頃から無鉄砲な奴だったが・・自信があるんだろうな?」

ソネル「あの大蟹の自尊心ともいえる、あの甲殻を粉砕してやるさ。それに単騎の撹乱は、この戦いで十分身に・・」

ぐいぐいっはぁ(腰巻きのふわふわの部分を掴まれる)

ソネル「ん・・?」ちら

ゲルハルト「にゃんにゃいなむぅ」つんつん(自分を指さす)

ソネル「・・・・お前も来るっていうのか・・?」

ゲルハルト「にゃあ」こくり

ソネル「・・・・・・・・・」

ゼキ「そういうの、狩猟社会じゃオトモするっていうらしいよ」

ソネル「ゲルハルト・・・」

ゲルハルト「・・・・・・・」こくり

ソネル「よし!!俺たちであの蟹の大将に一泡吹かせてやろうぜ!!」






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~火の国領内、第三地区....


ドシンドシンドシン・・・・



ゾンゲ「ザァ~ムザムザムザム。何か見えるか?タラバスキー」ドシンドシンドシン(背中に黒い軍服の白人兵士を一人乗せている)

タラバスキー「何処にも反乱軍の姿は見えませんね・・・」きょろきょろ(双眼鏡で周囲を注視している、見るからに蟹が好きそうな「たらば顔」をした金髪兵士)

ゾンゲ「間違いない。「きゃつら」はここより北東の第四地区を拠点としてるのだろう。さっきの猫もそこに逃げたかもしれん」ドシンドシンドシン・・

タラバスキー「それにしてもあの猫・・偶然迷い込んだにしちゃ、ずいぶん戦闘訓練されてる動きでした」

ゾンゲ「その「習性」を活かし、領内に地中より潜り込んだのだろう」ドシンドシン

タラバスキー「ギルドの放った工作員の可能性もあると?噂では既にギルドは数年前に、獣人族そっくりの外観をしたパワードスーツの開発に成功したと聞きます。勿論、諜報活動の為にです。それが本当なら、猫の中に人が入っていてもおかしくない時代に突入したということです」ん~(双眼鏡を覗きながら話す)

ゾンゲ「だとすれば反乱軍よりも先に、あの猫をとっ捕まえた方がいいな。今、我らの存在をギルドに知られてはまずい。帝国軍が出撃となれば、もうお遊びとはいかん。本格的な戦闘になるからな」ドシンドシン

タラバスキー「それでも構わないっすけどね。隊の連中もみんな言ってますよ。あんなハンター崩れの相手連中じゃ、やる気が出ないってね」

ゾンゲ「それを言うなら「ザザミが出ない」、だろ?」(ドヤ顔で言う)

タラバスキー「・・・・・・・。プッ・・。ハッハッハッハッ!!」(腹を抱えて笑う)

ゾンゲ「ザ~ムザムザムザムザム!!」(笑ってるっぽい)

タラバスキー「はぁ~、腹痛い・・もとい、カニミソが痛い・・・って、それより重機銃隊を待機させておいていいんすか?わざわざ将軍が斥候にならなくてもいいのに」

ゾンゲ「タラバスキーよ。無類のカニ好きである貴様が心配をするのも無理はない。だが、真のザザミソを得る為には、時には自分が先陣を切る必要もあるのだ。肝に命じ・・いや、お前の心のザザミソによく命じておけ」

タラバスキー「ハッ!!」(実に清々しい顔で敬礼をかます)

ゾンゲ「若き人型のザザミよ。今はまだ盾蟹の小殻の如く、お前のその熱き「甲殻種大好き心(ごころ)」が、いつしか本物のザザミソになることを心から祈ろうぞよ・・。ザァ~ムザムザムザム」ドシンドシンドシン(笑いながら両手を上げ、小走りになる)


ビリビリ・・ビリビリ・・
(行く手にシビレ罠が仕掛けてある)


ゾンゲ「あ」


ビリビリビリビリビリ!!
(罠にかかる多殻蟹)


ゾンゲ「ザムった!!(しまった!!)」ビリビリビリビリビリぎくっ

タラバスキー「将軍~あせる


ソネル「お前の言うとおり、かかってくれたな」(旧住居の屋上からその様を眺めている)

ゲルハルト「にゃい」スチャ(ボウガンを構える)

ソネル「了解だ。一気に・・いこうぜ!!」スチャ(同じくボウガンを並んで構える)


ドウンドウンドウンドンッ


ゾンゲ「ザム・・・!?この音は拡散弾の速射音・・!!」ビリビリビリビリビリぎくっ

タラバスキー「上からでぇ~すあせる


ドガアアアアアン!

ボガアアアアアアン!!

ダガアアアアアアアン!!



タラバスキー「ぎゃあああああああああ」

ゾンゲ「タラバスキィイイイイイイイイイ!!!!」ボガアアアアアアアン爆発(背中で爆発が次々と起きる)


ソネル「よし!いいぞ!!続けて発砲だ!!」ドウンドウンドウンドンッ

ゲルハルト「にゃんにゃ」ドウンドウンドウンドンッ


ゾンゲ「タラバスキィイイイイイイイ!!」ボガアアアアンボガアアアアアン爆発


シュウウウウウ・・・・ン・・
(罠の効果が切れる)


ゾンゲ「タラバス・・・・・ハッびっくり


ひらひらひらひら・・・
(頭上に舞い降りてくる、ヤオザミのトレーディングカード)


ハシッドキッ(それを器用に真っ白の歯でキャッチする)


ゾンゲ「お前のザザミハート。然と俺の背中に焼き付けたぞ」あむっ(決意表明するようにカードを飲んじゃう)


ソネル「なんだと!?全然効いてないぞ!!」

ゲルハルト「ニャー!」ピシッ(指差す)



プスプスプス・・・煙
(硝煙の中から姿を見せるオレンジザムザ)



ゾンゲ「タラバスキーよ。一度でいいから蟹好きの貴様に、この姿を見せてやりたかったぞ・・」


ソネル「甲殻が露わになった!?」

ゲルハルト「ニャイー!!(逃げるぞ!!)」バッ煙(ボウガン片手に隣の建物の屋上に飛び移る)

ソネル「お、おい!待てよ!!」バッ煙(それを追う)



ゾンゲ「ザムザしい!!(小賢しい)」ギュリーーーーーーんsss(その場で大回転する)




ダスーーーーーーーン!!
(オレンジ色の甲殻がむき出しになった右手の鉄球を地面におもいっきり叩きつける)




ゴオオオオオオオオン!!
(衝撃波で辺りの建物が崩落していく)



ソネル「うおおおおおおおお!!」ゴゴゴゴゴゴゴ煙(建物と一緒に崩れ落ちる)

ゲルハルト「にゃあ」ぴょれはぁ(ソネルの頭の上に乗る)



ズゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
(煙と共に倒壊する石造りの居住区一画)



ソネル「いてててて・・・・・」プスプスプス・・煙

ゲルハルト「みゃあ」(上を指さす)

ソネル「ん・・・・」ちら


ゾンゲ「ザアアアアアアアアアアン・アターーーーーーック!!」ビュオオオオオオオ煙(ジャンプ攻撃)


ソネル「嘘だろ!!」ダッ煙(黄虎猫を頭に乗せたまま緊急ダイブ)



ダシャーーーーーーーン!!
(倒壊した建造物諸共、全身で踏み潰す多殻蟹)



ゾンゲ「打ちザムザか(打ち損じたか)」シュウウウウウ・・・・・


ゲルハルト「みゃいみゃい」

ソネル「分かってる!狩猟社会じゃ、これくらい当たり前だっていうんだろ!?」スチャ(ボウガンを構える)


ゾンゲ「人型の貴様に興味はない。タイクン、用があるのはその頭の上の猫だ」キラ~ンキラキラ(ゾンゲはホワイトニングをしているので「歯」が白いのだ!)


ソネル「そうかよ!!」ドウンドウンドウンドンッ


ゾンゲ「ザムってるな、まるで」サッ(右手の鉄球を盾代わりにする)


ドガアアアアアン!!

ドガアアアアアン!!

ボガアアアアアン!!



ゲルハルト「にゃにゃい!!(よせ!敵は知的生命体種だ!!無駄撃ちの連発は避けるんだ!!)」

ソネル「まだまだ!!」ガションドキッ(言うことを理解せずにリロードする)

ゲルハルト「みゃあ!!」


ゾンゲ「死ね」プスプスプスプス・・・・(硝煙の中、右手越しに白い「歯」があやしげに光る)


ソネル「!!」


ゾンゲ「ポイズンザムザアアアアアアア!!」


ボヘッはぁ(毒液吐いた)


ソネル「しまった!!」


ボシャアアアアアアアアンあせる
(もろにそれを浴びる二人)


ソネル「クッ・・・・!!」

ゲルハルト「シャアアアア!!(まだ来るぞ!!)」


ゾンゲ「タイクン・・クラァアアアアアアアッシャアアアアアア!!!!」ブーーーーーン煙(全身で振りかぶるように右手を掲げる)


ソネル「!!」(思わず両目を瞑る)


ゾンゲ「ザザミソ撒き散らかして死ねぇええええええええ!!!!」



キラキラキラキラ・・・・・
(右手を大きく振り上げた多殻蟹の視界に入ってくる雷光虫の群れ)



ゾンゲ「・・・・・・・・・・・・!!」ちら






ダシャーーーーーーーン!!
(多殻蟹の顔面を叩きつける雷狼竜)




ゾンゲ「タラバッ・・・・」ぐはっ血


ズダーーーーーーーーン!!
(顔面から倒れる多殻蟹)



シュトッ煙(ソネルの前に着地する雷狼竜)


ソネル「こいつは・・・・・」

アイオロス「今のうち。さぁ、乗って」パキャーーーーーンキラキラ青(体表を覆う雷光虫が美しく弾ける)

ソネル「え・・・・・」

ゲルハルト「みゃあ(乗れ)」ぴしっびっくり(肉球で促す様におでこを叩く)

ソネル「分かったよ!!」バッ煙

アイオロス「じゃあね、歯の白い多殻蟹さん♪」パチりん(ウィンクする)


ドドドッドドドッsss
(ソネルを背中に乗せ、瞬く間にそのエリアを離脱する雷狼竜)



シュウウウウウウウ・・・・・・・


ゾンゲ「・・・・・・・・・・・・」むくっ・・


・・・・・・・・・・・・・・・


ゾンゲ「雷狼竜・・・知的生命体種・・・・」


ピピピ・・ピピピ・・・


ゾンゲ「・・・・・・・・」


しょるっ(歯の横の部位から通信用のレシーバーが突起される)


ゾンゲ「ゾンゲだ。どうした?」


「こちら待機中の重機銃隊!!至急、応援を求む!!」ザアアアア・・・


ゾンゲ「なにがあった?」ガシーン(ゆっくり立ち上がる)


「突如、同エリアに神出鬼没の金獅子と思われる・・・・・ぎゃああああああああ!!」


ブツン・・・・ザアアアアアアア・・・・・・


ゾンゲ「・・・・・・・・・・」むにょん(レシーバーが引っ込む)


ヒュウウウウウウウ・・・・


ゾンゲ「金獅子・・雷狼竜・・・・これは面白くなりそうだわ・・・・フッフッフッフッ・・・」


ザ~ムザムザムザムザム!!
(廃墟と化した居住区エリアの中央で高々と笑う多殻蟹)


To Be Continuedむぅ








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$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?

7/31(金)0時更新 「兄貴の宴」の巻


をお送りいたします♪暑い時はザザミソと元気ドリンコでやり過ごそうぽけ~
ほれ、クッチャクッチャカニゴクゴクっと強走薬お腹いたぁ~いサー・・・・ッ





「兄貴の宴」の巻

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~火の国領内、第三地区....


ガガガガガガガガドンッガガガガガガガガドンッ
(居住区内に響き渡る重機銃の苛烈な連射音)

重機銃隊「get back!get back!」ガガガガガガ衝撃(重量のある機銃を腰で支えながら連射し、ゆっくりと後退していく機銃隊)



ボウン・・!!ボウン・・!!
(機銃隊の前で場所を転移しては、現れてすぐ消える電磁波オーラの光)



重機銃隊「ターゲット、補足出来ません!!」ガガガガガガドンッ

重機銃隊「当てるんだよ!!移動パターンを予測しろ!!」ガガガガガガドンッ




ボウン!!



カイルス「よぉ」にや(突如として目の前に現れる金獅子)

重機銃隊「!!」


ダシャーーーーーーーンぎくっ
(拳の叩きつけにより、地面ごと粉砕される兵士)


カイルス「ボケっとしてっからだよ」ズシュ・・(重たい拳を持ち上げる)


重機銃隊「姿を見せたぞ!!てぇえええええええ!!」


ガガガガガガガガガガガガドンッ


カイルス「うるせえってのぉおおおおおお!!!!」ザシュッ煙(四つん這いになる)


重機銃隊「!?」



カアアアアアアアア!!
(金獅子特有の気光(ビーム状のブレス)を口から放つカイルス)



重機銃隊「!!・・・・・・・・・・・・」カアアアアアアア・・・・(自分たちが連射した弾薬と共に、閃光に飲まれていく兵士達)



ショウウウウウウ・・・・・ン・・・・
(一瞬にして原子ごと消えてしまった兵士達。エリア内を直線に走った気光の軌跡は、くっきりと建物を削り、モーセの道を形成してしまった)



カイルス「もっと強え奴はいねぇのかぁああああああ!?」バリバリバリバリ衝撃(電気を帯びた両手を天に懇願するかのように掲げる)



ボウン・・・
(自身を包む電磁波オーラと共にその場から転移して消える金獅子)






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~第二地区、暗黒団BC....




ハンス「重機銃隊が全滅だと!?」(幕舎内に立つ獣人種一人と人型一名)

伝令「ハッ!戦地には死体どころか、機銃の跡形もなく、まるで神隠しにあった様な印象を第三地区から受けました!」

ハンス「・・・・・。では、問題の金獅子を目撃した者もいないと?」

伝令「はい。通信機での応援要請のみです。「神出鬼没の金獅子が現れた」・・と」

ハンス「もういい。下がれ」

伝令「ハッ!!」ビシッ


バスッ・・(テントを出て行く伝令と入れ替わりに新たな伝令が顔を見せる)


ハンス「今度はなんだ?」

伝令「ハッ。第三地区よりゾンゲ将軍が帰還されました」

ハンス「出迎える。お前たちはいつでも出撃できる様、準備しておけ」

伝令「ハッ!!」



ズシーン・・ズシーン・・
(廃墟と化した旧居住区内では、暗黒団の兵士が戦闘準備に勤しんでおり、その中を一頭の多殻蟹がゆっくりと歩いて来る)



ゾンゲ「・・・・・・・」クッチャクッチャ(白い歯でなんか噛んでる)


・・・・・・・・・・・・・
(前方で出迎えるハンスの姿)


ゾンゲ「手ぶらで帰還とは・・情けない」ブッあせる(吐き出したのはガムの様な粘着性のある固形物)


ズシーン・・ズシーン・・
(対峙する小さな獣人種と巨大な多殻蟹)


ハンス「無事で何よりだ。将軍まで失っては面目が立たんからな」

ゾンゲ「重機銃隊を失った。如何なる処置も受け入れる覚悟はある」

ハンス「真実に対し、実に合理的な判断だ。だが、将軍をこの状況で戦力から外すほど、俺は規律には重んじていない」

ゾンゲ「・・・・・・・・」

ハンス「確かに重機銃隊は、従来のヘビィベース部隊の上をいく火力から、非常にコストは高い。だが実戦検証は反乱軍相手に十分取れた。気にするな」

ゾンゲ「兵士の命を気に留めるなと?」

ハンス「君主論から徳を差し引けば、命という価値観もまた、ただの数字に過ぎん。それとも将軍は俺に道徳を語らせたいのか?」

ゾンゲ「いや、汚名返上をさせて欲しい。俺なりのやり方で、奴らに復讐をする」

ハンス「奴ら・・・重機銃隊を殲滅させたのは、金獅子だけではないと?」

ゾンゲ「そうだ。知的生命体種の雷狼竜も、この領内に入ってきている。その雷狼竜は反乱軍の頭首を救い、第四地区の方へと逃げ去った」

ハンス「・・・・・・(知的生命体種の援軍を、反乱軍が呼び寄せたのか・・?だとすればクルセイダーズが濃厚だが、奴らの戦力に金獅子という超好戦的なモンスターは存在しないはず・・・)」

ゾンゲ「俺に単独行動を許して欲しい」

ハンス「人型の軍隊に配慮することなしに戦えると?」

ゾンゲ「その判断は勝手にしてくれ。言ったはずだ。俺は復讐をするだけだと」

ハンス「・・・・・・(自尊心を敵に傷つけられたか知らんが、遊撃兵として泳がせておくには十分な盾となるか・・・)」

ゾンゲ「どうした?俺が信用できんか?」

ハンス「いいだろう。将軍を遊撃兵として単騎で行動するのを許可する。だが、行動エリアは第三地区までだ。敵をおびき寄せ、その詳細を明らかにしたい」

ゾンゲ「囮なら任せろ。必ずあんたの期待に応えてみせる」


ズシーン・・ズシーン・・・
(その場を去る多殻蟹)


ハンス「ゾンゲ将軍か・・・・全体主義におさまらない傲慢な気質は、やはりモンスターだな・・・と、将軍はそうか・・そうであったな」

暗黒団兵「ハンス将軍!各小隊長、テントに呼び寄せました!」

ハンス「おう!今行く!(とは言うものの・・・得体の知れない知的生命体種の参戦に、高揚しているのは兵だけにあらず、俺もまた同じか・・・フッ)」


ザッザッザッザッザッザッ・・・sss
(颯爽と幕舎に向かって歩いて行くハンスの後ろ姿)



ズシーンズシーン・・
(バトルフィールドと化した旧居住区を進む多殻蟹)

ゾンゲ「・・・・・・(タラバスキー。お前の仇は・・お前のザザミソはこのタイクンが必ず取ってやるからな・・!!)」ズシーンズシーン・・





~第四地区、反乱軍拠点....


アイオロス「なんにもしないよ。出ておいで」


じーーーーーーーーーーーーーー目
(石造住居に隠れている無数の人型の「目」があらゆる窓より雷狼竜を警戒している)


アイオロス「はぁ・・・君からも何か言ってくれよ」ちら

$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「にゃんにゃいな(自分で説得するんだな)」

アイオロス「ずいぶん冷たいじゃないか。君、確かサムソンさんのパートニャーだろ?王国騎士団領ではどうも」

ゲルハルト「にゃ~(あんたもな)」

アイオロス「今度は何を企んでいるんだい?君のところの丞相さんは」じー

ゲルハルト「ニャア~♪」(猫みたいに鳴く)


ザッザッザッザッザッザッザッ・・
(建物の中から出てくるGXハンター装備のソネル。頭部のガスマスクみたいのは外してる)


ソネル「一応、説得したよ。あんたがギルド特別捜査局の捜査官だってね」

アイオロス「その割にはずいぶん冷遇だね」ちら


じーーーーーーーーーーーーーーーー目
(廃墟のいたる窓から感じる視線(目がクリクリしている)。中には頭にターバンみたいのを巻いたちいちゃい子もる)


ゲルハルト「にゃーにゃにゃい(仕方ないさ。この国の民は代々、領外に出れないんだ。モンスターなんて大型どころか、小型すらろくに見たこともない連中ばかりなのさ)」

アイオロス「じゃあ僕が同族を誇る知的生命体種だとしても、それも伝わらないってことかふんざんないね」はぁ~

ゲルハルト「みゃあ~みゃあ~(それどころか、モンスター全部が喋る生き物だと勘違いしてるかもな♪)」

ソネル「なんだ?どうした?」(普通にアイオロスに話しかけてくる)

アイオロス「いや・・普通はもっと驚くんだけど・・・いつもは鬱陶しいと思ってても、いざそれがないと寂しいもんだね」はぁ~

ソネル「??」(後ろでゲルハルトが笑ってる)

アイオロス「それよりここが反乱軍の拠点エリアかい?」

ソネル「ああ。俺達に支援してくれている市民はみんなここに避難している」

アイオロス「一般市民は君たちの起こしたクーデターに煽動され二分・・・国王派の市民は王宮付近に避難してるってわけか」やれやれ

ソネル「クーデターじゃない!!これは聖戦だ!!」

アイオロス「革命の首謀者が唱えるイデオロギーはみんなそうだよ、ソネル君」やれやれ

ソネル「これも未来の国を思えばこそだ!!こうして廃墟に隠れている子供達は、みんな親がシェルター行きになるのを恐れ、匿って育てた子供達だ!!」バッ


じーーーーーーーーーーーーー目
(雷狼竜のマレビトをまじまじ見る純粋無垢な視線)


ソネル「シェルターに収容され、ハンターの資質があると分かれば、成人を超えた段階で遅かれ早かれ、年に一度の焔祭で生贄に出される・・・みんながみんな、自分たちの保身の為に、我が子を犠牲にするなんてとんだ勘違いだ!!」

アイオロス「嘆願書だけじゃダメだったのかい?」

ソネル「そんなことならとっくの昔に、シェルターで育ったハンター達がやってる。だが、歴代の国王は自分達の暮らしと治安を維持する為に、権威を振るい、その懇願を一蹴してきたんだ。火の民は生贄になる子供を生むために生まれたんじゃない・・!」

アイオロス「その火の民とは、施設でハンターの資質がないと分別された、一般の人から構成されているのかい?」

ソネル「ああ。そのほとんどは炭鉱夫と国王軍になることを強要される。シェルターを出て市民に戻されたとしても、やることは次なる世代の子作りと重税を支払い、国に尽くすだけの人生なのさ」

ゲルハルト「にゃんにゃいな(それが火の国では当たり前の「価値観」ってわけか)」

アイオロス「君ら(獣人種)の歴史を振り返ってみても同じだろ?専制主義からの逸脱が、デモクラシーのはじまりなのさ」

ソネル「自由教育や外部との交流もない、火の神という見えない支配者が創りあげた不条理なレギュレーションに怯えて暮らす、名ばかりの聖域なんだよ。この火の国は・・」

アイオロス「その主張を国王側に伝える為の革命というわけか。どうやら、問題は国の統治機構よりも、その火の神にありそうだね」

ゲルハルト「にゃん」

ソネル「どういうことだ?」

アイオロス「もしかしたら君らが倒すべきなのは、国ではなく・・・」


ジョウウウウウ・・・・・・ン
(突如、空間に電磁波オーラが生成される)


ソネル「な、なんだ!?敵の新手の兵器か!?」ザシュッ(手持ちのボウガンを構える)

アイオロス「ああ、これね。僕の味方だよ」

ソネル「??」



シュウウウウ・・・・・ン・・

カイルス「よぉ。ここにいたのか。探したぜ」ドスン・・ドスン・・(ワームホールバリアから姿を見せてきた、ちょっと毛先を遊ばせている金獅子)


ソネル「モンスター!?」

火の民「ひゃああああああああああえっ」どたばたどたばたDASH!(そこら中の廃墟でざわめく声がする)

アイオロス「安心して。僕の友人だ」(みんなに聞こえる様に、通った優しい声で言う)

カイルス「ケッ。友人は嘘だろ」ジョウウウウウ・・・・・・ン(ワームホールが消滅していく)

ゲルハルト「にゃにゃんだ?」じろ(金獅子の足元に小さい獣人族)

カイルス「ああ?俺か?俺の名はカイルス・バッカス。誇れる兄貴の血を継ぐものだ」フフン(自慢気にソフトスパイクの毛先をシュッとする)

ゲルハルト「にゃっかす・・・にゃにゃいニャイニャイ」

カイルス「ゲルハルトか。あんたもギルドの猫なのか?」

ゲルハルト「みゃあ~(まさかよ)」

アイオロス「カイルス。君も遭遇したろ?暗黒団の連中に」

カイルス「ああ。全員はっ倒してやったがな。あんたの言うとおりだったな、警部」

ソネル「ちょ、ちょっといいか・・?」おそるおそる

カイルス「なんだ?」

ソネル「今、暗黒団を倒したと言っていたが、まさかあんた一人で・・?」

カイルス「余裕だろ♪」シュッ(カッコつけながらソフトモヒカンの毛先を掌でなぞる)

ソネル「・・・・・・・・・」(身の丈の倍以上はある金獅子に見とれてる)

アイオロス「特に彼は希少種というか、異常種というか、亜空間種とでもいうべきか、とにかく腕っ節だけは確かだよ」

ソネル「あ、あんた!!」ガバッドキッ(金獅子の毛深い腕を掴む)

カイルス「ん?」

ソネル「俺に戦闘術を教えてくれないか!?」







~火の国近郊、非狩猟エリア....


グツグツグツグツ・・・・・
(火山フィールドの溶岩湖は今日もよく煮えたぎっている。そんな危ないエリアを歩く二人の獣人種)


あたちのモンハン日記
一也「ほにゃらあの「お湯」でヌードルを茹でたら、どうなるかニャ」トコトコトコ・・

あたちのモンハン日記
芋助「ほぉ・・それは興味深いですな。手持ちの携帯あんまんでも入れてみましょうか?」トコトコトコ

一也「あっちそうだから、やめておこうニャ。それより、UBUにゃん達が来る前に、ここいらの調査を終える方が先だニャ」

芋助「そうですな。その為に、水没林は伯爵に任せ、我らが斥候に来たのですからな」

一也「鉄平も無事にフラワーを取り戻せて良かったニャ♪」ほにゃらハッピィ~ねぇ~(´v`)

芋助「龍之殿はフラワー殿の治療をする為、ユクモに残ると聞きましたが、それほど体に支障を?」

一也「いんにゃ。ほどほど完治はしてる様ニャが、鉄平はそばにいてやりたいんだニャ」

芋助「ユクモも我らがいない隙に襲撃を受けましたしな・・・村の護衛も含め、龍之殿は残られたというわけか・・」トコトコトコ

一也「にっくき猛豚達との決着はまた今度ニャ。それよりも今は火の国に入った暗黒団を倒す方が先ニャ」むん

芋助「我らが起こした革命以来の、本格的な戦闘が予想されますな」シャキッ(ニャン鉄剣の柄を握る)

一也「不安なのはそれだけじゃないニャ」


ゴロゴロゴロゴロ・・・・
(上空の空が怪しい雲行きに変色していく)


一也「あのお空の色ニャ」ん~(広大な空を見上げる小さな獣人種)

芋助「ここに来るまでも落雷や雹災、それに地震も酷かったですしな・・」

一也「俺にはどうも、この火山一帯が、部外者を拒んでいる様に思えるんニャ・・」ん~

芋助「その類まれな勘でいうと、丞相達一行はそろそろ火山に?」

一也「だろうニャ。途中でサンダーソニック達と合流してるはずニャから、お空から来るかも知れないニャ」ん~

芋助「合流ポイントは非狩猟エリア、B地点でしたな」バサッ(地図を広げる)

一也「そうニャが・・まずいニャ。例のごとく、冷え冷えした風も吹いてきたニャ」ひゅうううううう風

芋助「地中に退避しますか?」

一也「下も危険ニャ。同時に地震が来るかもしれニャいしな・・出来れば、どこかに洞窟エリアがあればいいんニャが・・」きょろきょろ



じーーーーー

(溶岩湖から首を伸ばしてこっちを見てる溶岩竜と目が合う一也)


一也「・・・・・・・・・」


ヴォルガロン「・・・・・・・・・」にぃ~(金色の歯を見せつける)


一也「・・・・・・・・・」

芋助「あれは・・溶岩竜・・。珍しいですな」


バサーーーーーーンぎくっ
(突然、両手に広げて持っていた地図の上に何かが落ちてきて、地図ごと地面に叩きつけられる)


芋助「!?」


ゴロリ・・・
(落ちてきたのはサッカーボール強の氷の塊)


芋助「これは・・・・雹・・」


ヴォルガロン「危ないぞ!!」


一也「ほにゃ!?」バッ(上を見る)


ドドドドドドドドドドド!!
(一瞬にして降り注いでくる巨大な雹の雨)


一也「いででででででであせる」あたふた(あっち行ったりこっち行ったりしてる)

芋助「まずい・・・!!」バッ(鞘を頭の上に掲げるも、次々と雹が全身を打ちつける)



ヴォルガロン「見てられんか・・仕方ない!!」




バシャーーーーーーン!!

ヴォルガロン「ちゃいりゃああああああああああ!!!!!」ドシャーーーーーーーン煙(勢い良くマグマより飛び出てきた)



ダスーーーーーーン煙
(屋根になる様な形で一也達の上に着地する溶岩竜)



一也「うおっあせる」グラグラグラ(もちろん振動で揺れる)

芋助「こんな時に・・!!」シャキーン(刀を抜く)

ヴォルガロン「よせ!!お前らを食べるほど俺は飢えちゃいない!!それより俺の後に続け!!洞窟エリアまで案内してやる!!」ガツーンガツーンドキッ(でっかいに背中を打ちつける巨大な雹も、その表対温度の高さに溶けて落ちていく)

芋助「・・・どうしますか?一也殿」

一也「信じるニャ!!行こう!!」



ドシーンドシーンドシーンsss
(桁違いの雹災の中、二足歩行でゆっくり歩いて行く巨大な溶岩竜。その腹部を屋根代わりに共に歩いて行く小さな獣人種二人)



一也「・・・・・・・・・・」ちろ(上を見上げる)


でろんでろん・・でろんでろん・・
(黒く分厚い天然の鎧の表面を、金属質の溶岩が溶け流れながら燃えているのを下から見上げる一也)


一也「ほにゃ・・・・」


ドシーンドシーン煙


ヴォルガロン「着いたぞ」

一也「にゃにゃ」


ドドドドドドドドド!!
(雹災の烈火音をよそに、溶岩竜の腹部の下から繋がって見える洞窟の入り口)


芋助「行きましょう」タッタッタッタッタsss

一也「うみゃ」タッタッタッタッタsss


ドドドドドドドドド!!
(無事に洞窟エリアにインする二人。外からはまだけたたましい雹災音が聞こえる)


ヴォルガロン「しばらくすれば雹はおさまる。そしたら山を降りろ。いいな」くるっ(頭にすんごい雹がぶつかっているも全く動じない)

一也「待つニャ!」

ヴォルガロン「ん?」

一也「俺は冴島一也ニャ!こっちは真田芋助!あんたの名前を教えて欲しいニャ!!」

ヴォルガロン「フッ・・・」

一也「・・・・・・・・」ドドドドドドドドド・・

ヴォルガロン「我らが火山の兄貴・・・とだけ言っておこう」キラぁ~んキラキラ(金歯が憎たらしいほど光る)

一也「歯が金色の兄貴・・・ありがとうニャ!!必ず今日の恩は返すからニャ!!」

ヴォルガロン「また会うことができたら・・・期待していよう!!」


ドシューーーーーーーーーーン!!
(その場からひとっ飛び、溶岩湖に向かって飛翔していく兄貴)


一也「・・・・・・・・・」(そのカッコイイ後ろ姿を見つめている)


ざぶーーーーーーん・・
(すんごい遠くの方で無事、兄貴が溶岩湖に「飛び込めた」のを確認する一也と芋助)


一也「・・・・・・・・さて」

芋助「洞窟内を通って合流ポイントに行きましょう」

一也「そうしようニャ」ザッ


くる(振り返る一也)


芋助「どうしました?」

一也「いニャ・・。ニャンでもないニャ(ありがとう。歯が全部金色の兄貴・・また会うことが出来たら、その時は・・・兄貴の宴・・開かせて欲しいニャ・・)」


ザッザッザッザッザッザッザッ・・・・
(洞窟へ消えていく獣人種二人。外はまだ雹が大地を打ちつけている)



星。今日のキーアイテム星。
ゾンゲの噛んでいたガム:ネンチャク草に甘味料、香料を加えたガムベースを飛竜の卵の殻などから作られる炭酸カルシウムを加えて堅さを保持させたチューインガム。もちろんキシリトール配合。練り合わせた味付けは、これまたもちろんザザミソである。



To Be Continued肉球 くろ






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?

8/2(日)0時更新 なんも決まってないに決まってるでしょあぁっ?!ええちみこら


をお送りいたします♪次回も雄叫びあげて読もうにこ~見ようドキッ!モササウルスみたいな顔してぽ~(Jワールドを観て生活に影響を及ぼすくらい感化されまくっている今日この頃の作者)




でましたね★モンスターハンタークロスのTVCM第一弾★

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モンスターハンタークロスのTVCM第一弾が公開されましたね音譜
見た人も見てない人も見てみようにかっ黙って正座でaya


↓これティザーCMムービー(毎度ティザーという割にはほとんど概要わかりますにま~


↓これプロモパンダ


↓これ公式サイトくま
http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/X/

↓これ我らが4.gamer.net様によるクロス関連記事あーん。
http://www.4gamer.net/games/303/G030370/20150731078/

以前の記事でも述べましたがクロスはナンバリングタイトルではありませんaya
詳細はこちらこれ→ハンター社会の民明書房「モンスターハンター大辞典 Wiki」様参照のこと亥もちろん最座で。

時系列や世界観はナンバリングシリーズと同じかどうかはさておき、今作のメイン拠点となるベルナ村から気球に乗り、旧大陸、新大陸(公式には孤島地方)に移動でき、かつてお世話になったココット、ポッケ、ユクモにも行けるとのことです。ヤングハンターはおそらくココット村はお初さんが多いのではないでしょうか。是非、無印をバニラでやって欲しいものですぽけ~

それにしても大陸社会はすっかり大航空時代へ突入。当ブログのストーリーモードでもそのあたりの時代変化には触れているのですが、人型文明の向上に対しモンスターも種を繁栄している暇もなさそうですドキドキ近年は獣人種の技術向上も目まぐるしいですしね。そのうち同じ獣人である奇面族も、その独自の超技術を駆使して「とんでもないこと」をやってくることもなんとなく予測出来たりはてなマーク頑張れモンスター軍ビックリマーク

そんなわけで公式に負けない様、お勝手ながらの当ブログストーリーモードの二次創作の思案をすべく、今日も我らが聖地アギババラに行ってきたいと思ったりなんかしてぷぅっ

そんだこんだで遊びたいから今日はおしまい肉球 ゴンベばいばいよべあ




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

8/4(火)0時更新 「空からこぼれた、あんまんを・・」の巻


をお送りいたします♪火の国を目指すクルセイダーズ一行にまたしても試練が!?あんまん女のポエムは現実に・・?
そんだら次回も見逃すことなかれの風の如しの大和撫子ロシアン 得意げ






「空からこぼれた、あんまんを・・」の巻

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GOOOOOOOOO!!
(上空に飛ぶ一機の飛空船(巨大な気球部が甲板下に2つ付いた大型探査船タイプ。民間船なのか「銅鑼」は設置されていないが、一応気持ち程度の対空中専用バリスタが両翼に搭載されている)。信じ難いのはその前方を銀火竜が、右翼に轟竜、そして左翼に迅竜と、三方からまるで飛空船を護衛するかのように並走しながら飛んでいる光景である)



バラン「右翼異常なぁ~~~し!!そっちはどうだぁ~!?サンダーソニック!!」ゴオオオオオオオsss


サンダーソニック「視界良好。鳥竜種はおろか、火竜も見えない晴天だ」ズウウウウウウウウンsss

劉珍「まったく。あれ、なんて言ったっけ?ここより高度の高い大気層に現れるっていう古龍種」(銀火竜の首に跨っている。男版撫子装備(要するにユクモのエスニックファッション)みたいのを着ている)


グレンジャガー「俺は別に天翔龍が強襲してきたってかまわねぇぜ?ま、この高度で正解だったな。姫姉」ビュオオオオオオンsss



UBU「・・・・・・・・・・」ヒョオオオオオ・・・(風圧に蒼毛をなびかせながら、船首に立っている)


グレンジャガー「どうしたぁ?船酔いかぁ?」ビュオオオオオオ・・・(並走しながら話しかける)

UBU「一句」

グレンジャガー「??」ビュオオオオ・・・

UBU「届けたい・・空からこぼれた、あんまんを・・」

グレンジャガー「・・・・・。一生言ってろ」ビュウウウウウウ煙(呆れた様に高度を少し下げる)

劉珍「クックックックッ・・」

バラン「ハッハッハッハッハッ!!あんたもお嬢さんを見習って、上空のポエムでも詩ってみたらどうだ!?火山のお姫様!!」

アルル「い、いいえあせる遠慮しておきます」ガタガタガタガタ・・(赤い撫子装備を着用。右翼側の手すりにしっかと掴まっているも、今にも腰が抜けそうな状態である。その背後では轟竜のでかい顔がニヤニヤしながらその様子を眺めている


ジョー「あまりお姫様を刺激するな。落っこちでもしたら大変だぞ」トットットットッ・・(広い甲板の上をあの歩き方で近づいてくる。背中に黄猫を乗せている)

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ミッチ「そうっすよ。ジョーの旦那の言うとおりっす。アルル姫は初めてなんすもんね?飛空船に乗るのが」

アルル「は、は、はいあせる」ガタガタガタガタ

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サムソン「フォーフォッフォッフォッフォッ!!こんな冒険録も貴重な体験のうちだぞい!?直に慣れるわ!!」かんらからから(甲板の真ん中でふんぞり返ってる。その後ろでは桃毛獣が仰向けに寝ている)

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テツ「グがぁ~・・ごゲェ~・・・」ぎりぎりぎり(歯切り)


ミッチ「うるせぇ年寄りと桃毛っすね。あまり気にしちゃダメっすよ?アルル姫。耳がキーンってなるなら、自分の耳栓を貸してあげるっすから」

アルル「ど、どうも」にこ汗(汗だくでなんとか微笑み返す)

ジョー「モンスターを甲板に乗せ、その四方もモンスターに囲まれながら空に浮かんでるなんて、前代未聞だろうな」

アルル「仰るとおりです。私なんか国を出発してから驚くことばかりで・・」

ジョー「そんなに悪い連中ばかりじゃないんだぜ?モンスターってのもな」パチりん(ウィンクする)

トットットットット・・・
(そのままUBUのいる船首へトコトコ歩いて行く、クールな大猪)

アルル「ほんとうに・・なぜクルセイダーズの皆様が、三種共存を掲げているのか今なら理解出来ます」

ミッチ「でもいいやつばかりじゃねぇっす。もちろんそれは種を問わず・・・あのおねえさん達みたいね」ちら



ゾフィ「なぁ~まだつかねぇのかぁ~!?時間かかるなら、ここで肉焼いてもいいかぁ~!?」(甲板の後方であぐらかいて座ってる)


ユーリィ「・・いいともぉ・・・」ギュリんギュリんくるくる(言ってるそばから肉焼きセット(業者向けプロ用)を回してる。頭の上には目つきの悪い、見るからに素行の悪そうなビートルタイプの猟虫が乗ってる)


ミッチ「ゲッあせるほんとにやっちまってる!あぶねえっすよぉ~!!火の粉が飛んで下の気球に触れたら、ドかぁ~んっすよ!?」うひゃ~ガクブル

アルル「あの双子姉妹の方々が、この船を用意してきて下さったのですよね?」

ミッチ「え・・まぁ・・(言えねぇっす・・。まさかこの船がロックラック行きの物資輸送船で、それをあの双子のおねえさんと、バラン殿らが共謀してハイジャックしたなんて・・とてもこの心の綺麗なお姫様には言えねぇっす汗)」

アルル「それも食料をたくさん補充して来て下さるなんて・・とても大変だったでしょうね」

ミッチ「う、うっす・・(言えねぇっす・・。双子のおねえさんとバラン殿が水没林での作戦以来、ハイジャックが癖になってしまったなんて・・汗)」

アルル「とても頼りになるお仲間ですね」にこ

ミッチ「へ、へい・・(言えねぇっす・・。あの双子姉妹が大陸を代表する殺人狂のツインズで、そんなあぶねぇ人達を、あんまんという安い報酬で傭兵に雇ったなんて・・・クルセダーズの面子にかけても言えねぇっす汗)」

ゾフィ「よぉ~ミッチ!それよか今日は店長来てねぇのかよ!?」

ミッチ「店長・・まさひこ殿のことっすか?」

ユーリィ「・・店長の・・ラーメン・・食べたい・・」ギュリんギュリんくるくる

ブッチャービートル「カナカナカナ・・」ペチョリ~ん(よだれ(食欲の方の)を垂らす)

ミッチ「まさひこ殿は飛べない上、でかくて重いから乗れないっすからね。地中から火山へ向かってるっすよ。そもそもまさひこ殿は、火山の三丁目エリアに店舗(本店)を抱えてるっすからね。一度店を見てから合流ポイントに行くって言ってたっすよ」

ゾフィ「へぇ~。じゃあ向こう行けば、またあの激旨ラーメンが食えんのか・・楽しみだぜ」しっしっしっし

ミッチ「まったく、食い意地だけは一丁前っすねえー

アルル「私もそれ・・食べてみたいです・・」(恥ずかしそうに言う)

ユーリィ「・・ウルトラ上手に・・・・あっ・・」じょへぇ~んどろん(完全に焦げてる。というか持ち上げた瞬間、風に吹かれ灰になって散る)

ブッチャービートル「ケショーン」(呆れ顔)

ゾフィ「んもぉ~!なにやってんだよ、ユーリィむかっ厳選ケルビ肉が勿体なーい!ぞ。だからプロ用なんてやめとけって言ったんだ」

ユーリィ「・・だって・・使ってみたかったんだ・・もん・」しょんげり(そっぽ向いて体育座りする)

サムソン「ZZZ・・・・」(いつの間にか桃毛獣の脇腹に寄り添って寝てる)

テツ「ズゴゴゴゴ・・・ぐげげげげげ・・・」ZZZZ・・

ゾフィ「ふぁ~あ。なんか超平和だな・・。俺も・・少し眠るかな・・」ころん(その場に寝ちゃう)

ユーリィ「・・・・・・・」(体育座りのまま寝た。猟虫も)

ミッチ「まったく仕方ねぇっ双子っすよ。ねぇアルル姫・・」

アルル「・・・・・・・・」すやすや(手すりにもたれたまま寝ちゃった)

ミッチ「・・・・・。仕方ねぇっすね。ユクモを出発してから、ろくすっぽ寝てねぇんすもんね・・」ふ~


ザシュザシュザシュ・・・
(甲板後方のハッチから階段を上がってくる足音がする)

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純平「おいおい。ここはいつからホグワーツのロビーになったんだ?」ザシュザシュ・・


ミッチ「和気あいあい楽しくが一番っすよ。鈴木の兄貴。運転ご苦労様っす」ぺこり

純平「今は風に乗ってるからな。自動操縦みたいなもんだ」ん~(外の空気を感じながら伸びをしている)

ミッチ「BBB殿とボニー殿は?」

純平「出発してすぐにさ。運転席で二人仲良く並んで夢旅行だよ」やれやれ

ミッチ「ボニー殿は火山に調査をしに行ってるという、アイオロス警部に用事があるんすよね?」

純平「ああ。なんでもニャー神殿で製造している、ドスコカを頂戴してきたみたいだ。それが現在大陸で出回ってる「商品」と一致すれば、晴れて特別捜査局もフェイリンメイリン国に突入出来るからな。帝国軍とタッグを組めば、連中を一網打尽にするのも時間の問題だろう」スッ(バリスタ砲台をそれとなく触る)

ミッチ「うちとしては戦わずして猛豚軍が壊滅するのを傍観してるだけとは・・仕方ないっすかね」

純平「そうでもないさ。ニャン=ジュストは自分の傀儡である猛豚を置き去りにしてでも、己の思想を世に知らしめる為、逃遁するだろう。俺たちの出番があるとすれば、そこじゃないか?」ちら(船首を眺める)


・・・・・・・・・・・・・・・
(船首ではUBUがジョーに向かって何やら一句読んでいる様子だ)


ミッチ「なるほど。その時の為にも、まだ水没林からは目が離せないってわけっすか」

純平「でかい山はでかい組織がやればいい。俺たちは、そいつらが見逃した真相を突き止めるだけさ」カリカリカリカリ・・(バリスタの向きを変える)

ミッチ「ほんと鈴木の兄貴がいて助かるっす。自分達じゃこんな大きい飛空船を操縦なんて出来ないっすからね」

純平「簡単だぜ?なんなら教えようか」カリカリカリ・・(照準を横で並走している轟竜に向ける)

ミッチ「遠慮しておくっす。自分の役目はこのお空の上でも、見張りっすからね」(広大な空を見上げる)

純平「だからだろ?」カチリ・・(轟竜を捉えながら、そっとトリガーに猫指を当てる)

ミッチ「??」

純平「みんなが安心して寝れるのは」カシューーーーン(空のバリスタ砲台を撃つ)

ミッチ「ふふ・・・褒められて嬉しいっす」でれでれはぁはぁ

純平「皆が嫌がる仕事をよくやってくれているさ。そのおかげでゲストもあの通り、よく眠れたみたいだ」ちら


むくっはぁ(中央で寝てる桃毛獣の背後からブルーベリーパフェカラーのナチュラルボブの頭(ちょっとボサボサ)が見える)


ミッチ「パノ殿っすね」

パノ「・・・・・・・・・・」カツカツカツ・・(髪色と同じ淡い紫色の撫子装備を着用。寝ぼけ眼でこっちに近づいてくる。頭にはいつもの様に髪飾り化しているアゲハプリンセスがとまっている)

純平「正確には二人か」フッ

ミッチ「どうしたっすか?寝れないっすか?」

パノ「寝ました。そりゃもうたくさん」むにゃ~(まだ顔が呆けている)

バルバラ「あなた方がしっかり働いていてくれてるおかげです。感謝致しますわ、ミッチ」

ミッチ「うふふふ・・もっと褒めて」でれでれはぁはぁ

純平「直に火山エリアだが・・あんたはゼルベスの知り合いなんだろう?奴は今、どこで何をしているんだ?」

パノ「知りたいくらいです。こっちが」ぷんすか(頬を膨らませる)

純平「ビーの話しでは地震の元凶が神域エリアの更に秘境、神界エリアにあるという。震源地がそこなのかもしれない。だとすればゼルベスは何かを感じ、そこに向かったのかもしれないな」

パノ「さっぱりで。古龍の考えることはふん

ミッチ「聞けばパノ殿も凄腕のシューターの様で」

パノ「ないです。そうでも」んべぇ~(舌をだしておどける)

純平「それは是非拝見してみたいものだが・・獲物は持ち歩いていないのか?」

パノ「中です。樽の」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(桃毛獣が寝てる横に大樽がちんまり置かれている)


純平「なるほど。用意周到ってわけか」

ミッチ「パノ殿には本当になんと礼を言うべきか・・ユクモ救助に一役買って頂いただけでなく、今回も同行してくださるなんて・・我々としては心強いばかりっす」

純平「うちはハンターが少ないからな。本当なら、あと二人いるんだが・・・その話しは今はやめておこう」

パノ「カブ雄という人の話しですね。聞きました。チェルシーちゃんから」


ユーリィ「・・・・・・・」ぴくっ(体育座りで寝ながら耳を傾ける)


バルバラ「なんでも怪我をして帰ってきたと」


ユーリィ「・・・・・・・・」


ミッチ「そうなんす・・川村の兄貴・・・目が見えなくなっちまったんすよ・・」


ユーリィ「・・!!・・」(目を見開く)


ミッチ「なんでも東方での修行中に、ギルドナイトとやりあっちまって・・・孤島の時だって、白いギルドナイトと戦ったと聞くし・・なんだって川村の兄貴はいつも無茶ばかりするんすかね・・」

純平「その代償に、とんでもない剣技も身につけたと聞くが、それはあくまでも一対一の武芸の話しだ。戦場で目が見えないとあれば、命取りの他ならないし、何より・・足手まといだ」スッ(バリスタ砲台の方を向く)

ミッチ「・・・・だからUBU殿は川村の兄貴のことを想って、置いてきぼりにしたんすね・・・」しょんげり


ユーリィ「・・・・・・・・・・」


純平「カーブーなら心配ないさ。ニャーク達や水没林から引き上げてきたフランソワやエリーゼも付いている。それにロージーもな」

ミッチ「うっす・・・」

パノ「好かれている人なんですね」

ミッチ「??」

パノ「カブ雄って御仁は」

ミッチ「うっす」


ユーリィ「・・・・・・・・・・」
(少し微笑んでいるかの様な顔で再び眠りにつく)


純平「さて、俺は戻るかな。なにせ向こうについたら、暗黒団の連中が待っている。ひょっとしたら火山一帯の空路も制しているかもしれないな」

パノ「ないと思います。それ」

純平「ん・・?」

パノ「もしも飛空船で降り立ったのならば、とっくに空から火の国目掛けて、攻撃を仕掛けているのでは?」

純平「確かに・・アルルの話しでは空から連中が仕掛けてきたとは言及していない・・・となれば敵の主力は陸軍か」

パノ「そんなわけです。おそらくはモンスター兵器も」

ミッチ「ゲッあせるまたっすか!?もう嫌っすよ!ニャンガスの二の舞いは!」

パノ「鎧竜の陸戦兵器かと。実戦検証するなら」ん~(人差し指を口元に当て女の子っぽく言う)

ミッチ「とんでもない発言っすが・・パノ殿はなんだってそんなに、ブラックアーミーに詳しいっすか?」じー

パノ「してました」

ミッチ「へ?」

パノ「所属」

純平「・・・・・・・・・」

ミッチ「所属してたって、え・・元暗黒団にいたんすか!?」

純平「ミッチ。声を慎め」

ミッチ「うっす・・」

純平「俺達が聞かなかったから、答えなかった・・・それだけか?」

パノ「・・・・・」こくこくこく(すんごい早さで頷く)

純平「・・・・・。それなら凄腕のシューターという経歴も納得がいくが・・・目的はなんだ?」

パノ「ヴェンデッタ」

純平「・・・・・・・・」

パノ「というわけでもないです。そのおかげで、とんでもない力を授かったのは確かですし、ゼルベス様やバルバラをはじめ、多くの素晴らしい人達と出逢えました」

ミッチ「じゃあ、なんの復讐なんすか?」

パノ「なんでしょう。今の自分を見せたいんでしょうか。あの方に・・」(うわ言の様に喋る)

ミッチ「??」

純平「なぁ、あんたが暗黒団に所属していた時に、ハンス・ハンニバルという将校はいたか?」

パノ「有名です。獣人種で一将校を務めていたことで。私は直接お会いしたことはなかったですが。お知り合いで?」

純平「いや・・・どんな男なのか会ってみたくてな」フッ

パノ「会えると思いますよ。おそらくは火の国で」

純平「!!」

パノ「陸軍が進行したきたのなら、ハンス将軍が同行していてもおかしくはないかと」

純平「・・・・・・。そうか。それは楽しみだ」

パノ「ワケありな様で。鈴木さんも」

純平「暗黒団に借りがあるのは、俺達も同じだ。なぁ、ミッチ」

ミッチ「うっす。連中と戦うのは自分らの使命なんす。ニャンガスで散っていった同志の為にも」グッ(拳を前に出す)

純平「そういうことだ(ミッチの拳に自分の拳を当てる)。だから俺は信じるぜ、あんたの過去がどうあれ。パノ・パパウンドレウ、頼りにしているさ」

パノ「どうもです」ぺこり

ミッチ「パノ殿は村の恩人っす。それに悪どいことを目論んでいるのなら、この場でさらりとそんな話しするわけねぇっすしね」ししししし

パノ「・・・・・」にこり

純平「共闘出来ると分かれば、それ以上の無理な詮索は、俺も・・うちのボスもしないだろうよ」ちら

パノ「・・・・・・・・・」ちら(同じく船首の方を見る)


UBU「純平ぇえええええええ!!!!緊急旋回だぁああああああああ!!!!」(双眼鏡で前方を確認しながら叫ぶ)


純平「!?」




ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(進行方向に巨大な漆黒の積乱雲が見える)




劉珍「なんて光景だ・・・あんな悍ましい乱気流も、空の世界では当たり前なのか!?」ヒュオオオオオ・・・

バラン「ありゃやべぇやつだぞ!!」

グレンジャガー「飲まれたら超雷属性攻撃だな」

劉珍「サンダーソニック!?」

サンダーソニック「厳しい。この速度では切り返せまい」

劉珍「・・・・・。丞相さん!!みんなをハッチに入れて!!」(振り返って叫ぶ)


純平「やってみるさ」ダッsss

UBU「ミッチ!!みんなをすぐに起こして!!突入に備える!!アルル姫を操縦席に!!」

ミッチ「う、うっす!!」サッ(慌てて角笛を懐から出す)


ぱぁ~~~ぷぅ~~~~~~~


サムソン「なんだ!?」ガバッびっくり

ユーリィ「・・・・・・・・・」(低血圧。ゾフィはもちろん大の字で寝てる)

ミッチ「アルル姫!!さぁこちらへ!!」(何が起きたか理解しきれていないアルルを支えながらハッチの方へ向かう)



ズオオオオオオオン!!
(突風と豪雨が甲板を襲う)



サムソン「おわぁ~~~~~~~~」ゴロゴロゴロゴロ・・・・ダシーンドキッ(風圧と豪雨に圧され、転がりながら後方の手すりにおもいっきり腰をぶつける)


ジョー「UBU!!俺達もハッチに行こう!!乗れ!!」ビュオオオオオオ!!

UBU「・・・・・・・・・・・」(片膝をついた低姿勢で前方に迫る積乱雲を眺める)

サンダーソニック「撤退を急げ!!船は俺たちで支える!!」(雨に打たれながら振り返り叫ぶ。必死に首に掴まっている劉珍)

UBU「あの時の・・・・」ザアアアアアアア!!

ジョー「UBU!!」ザアアアアアアア!!

UBU「あの時の雲と同じだ・・・・・」



ゴロゴロゴロ・・・・カッ!!
(凄惨たる稲光が、悪しき漆黒の積乱雲の体内で蠢く)



ジョー「UBU!!急げぇえええええ!!」(その後ろではユーリィがゾフィを支えてハッチに入ろうとしている)

UBU「グレン!!サンダーソニック!!バラン!!劉珍!!頼む!!」バッ煙(颯爽とジョーに乗る)

劉珍「へへ・・俺にはどうすることも出来ないけどね・・」ザアアアアアアア!!(凄まじい雨に打たれている)

サンダーソニック「頼りにされたら、応えるのが軍師だろ?なぁグレン」ザアアアアアアアア!!

グレンジャガー「ケッ。任せろとまでは言えねぇが・・・」ゴロゴロゴロゴロ・・(辺りはすでに真っ暗闇である)

バラン「やるだけやってみるぜぇええええええ!!」カッ雷(雷の閃光が、咆哮する轟竜の顔に照明を当てる)


ズドドドドドドドsss(甲板を駆ける猪突猛進のジョーに跨るUBU)


UBU「テーーーーツ!!」ドドドドドドsss

テツ「ふぇ・・・」むく


カッ
(雷光を背景に突進してくる大猪)


UBU「掴まれぇえええええええ!!」ドシャアアアアアアン雷(背後に凄まじい稲光が見える)

テツ「えーーーーーーーーー」


グレンジャガー「バラァアアアアアン!!死ぬ気で船を支えろぉおおおおおお!!!!」グンぎくっ(全身を船に当てる)

バラン「てめぇもなぁああああああ!!!!」ダンッぎくっ

サンダーソニック「まずいな・・・」ビュオオオオオオオオオ(一段と強力になる突風と豪雨を顔面に浴びている)

劉珍「!!」


ゴオオオオオオオオ!!
(飛空船の周りを凄まじい速度で旋回しているタイフーン)


劉珍「そうか・・僕らは既に・・!!」

サンダーソニック「ストームの中だ」






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







バラン「クソォオオオオオオオオオオオ!!」ビュオオオオオオオオオ!!(辺りを包む旋風が急接近してくる)

グレンジャガー「なんなんだぁああああ!?このストームは!!まるで意思を持って俺たちを攻撃してくるみてぇだぜ!?」ビュオオオオオオオオ!!

サンダーソニック「しっかり掴まってろ。アドバイスはそれだけだ」ビュオオオオオ!!

劉珍「また後で会えることを祈って」スッ(目をつむる)




ズゴオオオオオオン!!
(一気にダウンバーストしていく飛空船と飛竜種三体)




To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

8/6(木)0時更新 「空からのマレビト」の巻


をお送りいたします♪次回も読もう照れる見ようぶー読も見ようビクーッ









☆ストーリーモード修正点のお知らせ☆

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どぼどぼ。あたモン作者です旦那この度は誤字というかタイプミスの修正をお知らせしたく記事にしました。そんなのいっつもじゃんかよえっへんと思うておる読者のお方もおると思いますが、そこはドジな作者。そんなイージーミスは日常茶飯事で、後で気づいたところや教えて頂いた箇所を、後でこっしょり修正したりしてるのですが(それでもまだまだ眠っているものは多いと思います汗)が、今回はこともあろうか登場人物の名前を、一貫して間違ったまま予測変換してしまい、それをさっき気付き、修正させて頂きました。その登場人物とは先日始まったばかりの聖域編/三章スタートで登場した「火山の兄貴」です。修正前は「ヴォルガロン」となっていましたが、本当は「ヴォルガトロン」なのです。このミスには理由があり、兄貴の設定とネーミングを思案中、「ヴォルガトロン」だとMHFに登場する牙獣種「オルガロン」になんだか似ているけど、あたモン世界観での設定上、古来より生きている溶岩竜をメガロドンの様に、そしてT・フォーマーのメガトロンの様な強い名前にしたいというこだわりから、採用させて頂いた次第なのですが、どうも作者の頭の中で「オルガロン」が残っていたようで「ヴォルガロン」とタイプミスしてしまったようです汗それが予測変換に記憶され、そのまま間違えてタイプし続けてしまったというわけでして・・。

というわけでこっそり修正でもいいかなと思いましたが、流石に登場人物の名前なので、公に修正のお知らせをさせて頂きましたaya

*以下を修正↓

「種の矜恃だ」の巻

「わんダフル♪」の巻

「兄貴の宴」の巻

お勝手ながらの二次創作とはいえ、うっかりさんには気をつけたいと思いますaya
以後も、あたモンをよろしくお願い致しますayaふふ。作者のうっかりさんめロシアン 得意げ




「空からのマレビト」の巻

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~火山非狩猟エリア42....



グツグツグツグツ・・・・



ヴォルガトロン「・・・・・・・・・・」(例のごとく溶岩湖でスパイホッピング(頭部を海面に出し、辺りを見渡すためと言われる行動)をしている兄貴)


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・
(そう遠くない空に巨大で真っ黒な積乱雲が見える)


ヴォルガトロン「ド近眼の俺でも分かるくらい、まったく不気味な色だが・・・さて、その中に入り込んだ飛空船から見える景色はどうかな」


モワモワモワモワ・・・・・・
(次第に積乱雲は散開し消えていく)


ヴォルガトロン「まるで生きているかの様な雲の動きだ。あれに呑まれてはひとたまりもないか・・」


・・・・・・・・・・・・・
(そのまま上空を見ながら何かを感知している兄貴)


ヴォルガトロン「ほぉ・・・生きているとは運の強い連中だ。しかし、どうやら散り散りになってしまった様だな」ちら(頭上を見上げる)


ひらひらひらひらひら・・・(傘を広げ、ゆっくり降下してくる、頭にビートルタイプの猟虫を乗せたヒーラー装備の女ハンター。その背に黄色い猫をおぶっている)


ヴォルガトロン「空からのマレビト・・・この前の獣人種といい、ゲストが多くなってきたもんだ」やれやれ






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~火の国近郊、非狩猟エリア洞窟内....
$あたちのモンハン日記
ボゲーーーーーン・・・・ズゴゴゴゴゴ・・・
(洞窟内の溶岩湖が活発に溶岩を噴出している光景の中、トコトコと歩く二人の獣人種)

あたちのモンハン日記
一也「一概に火山フィールドと行ってもさすがに広いもんだニャ。まだまだ開拓のしがいがあるニャ」てこてこ(猫背で歩く)

あたちのモンハン日記
芋助「申し訳ござらん。俺が地図さえ落としていなければ、今頃は丞相との合流ポイントに着いているのでしょうが・・」

一也「仕方ないニャ。外は雹災や落雷で危険な上、地中は地震でほんにゃら~ニャ。多少時間がかかろうとも、この洞窟ルートが一番安全だニャ」てこてこてこ

芋助「あの時は「火山の兄貴」に助けてもらい、九死に一生を得ることが出来ましたが・・・外の様子は異常過ぎますな。丞相達が心配だ」

一也「合流ポイントで臨時BCを建てて待ってる約束ニャが、きっとUBUにゃん達も洞窟内に避難しているニャ。だから心配するニャ」てこてこてこ


芋助「かたじけない」


グツグツグツグツ・・・・・
(煮えたぎる溶岩湖の横を歩く)


一也「それにしても、あっちぃ~ニャ。ユクモの温泉よりあっちぃ~ニャって」てこてこてこ

芋助「丞相に同行している迅竜殿や桃毛殿らはクーラードリンクを?」

一也「ニャ。前にロージーがモンスター軍の為に、お手製の補助ドリンクの調合書を作ってくれたんだニャ。そのおかげで、うちのモンスター達は暑かろうが寒かろうが、ハンターや俺たちと同じ様に、大陸のどこでも出動できるようになったんだニャ♪」てこてこてこ

芋助「さすがは大陸随一の製薬会社である、ローゼンクロイツのご子息ですな。これからの戦いは、情報量と補助物資の質がものをいうというわけか・・」ふむぅ~

一也「それもこれも大陸素材の恩恵があればこそだニャ。だから余計、その大自然に破壊しか齎さない、外の異常気象が気にいらないニャ」てこてこてこ

芋助「以前ユクモも天災に見舞われたと聞きますが?」

一也「その時は嵐龍が原因だったニャ。もちろんそいつを倒して、ユクモ一帯に平穏を戻したのは、UBUにゃんと俺と、そして鉄平ニャ♪」てこてこてこてこてこsss(嬉しいのか、なんだか早歩きになる)

芋助「では今回も、古龍が関係している可能性も否めませんな」ふむぅ~

一也「どうかニャ。それにしては規模が大っきすぎる気がするニャ」てこてこてこ

芋助「先ほどの嵐龍討伐の件ですが、その時がお三方の、初の共同狩猟であったとお聞きしましたが」

一也「公式クエスト上ではニャ。でも本当は、村長さんから頼まれた「裏クエスト」をやっていたUBUにゃんを手助けしたのが、最初の出逢いニャ♪」てこてこてこてこてこsss(思い出して嬉しいのか、また早歩きになる。なんの疑問も抱かずにその速度に合わせて進む芋助)

芋助「裏クエスト・・・珍妙な依頼ですな」

一也「ほにゃらね、その時の相手はアングリーアッシュっていう、火山の無頼獣の首魁である爆鎚竜を倒すのが目的だったんだニャ。三人で見事そいつを倒したんニャが、UBUにゃんはそいつを逃したんだニャ」

芋助「・・・・・・。いずれ仲間にする為、貸しを作ったと?」

一也「どうニャろう。UBUにゃんは気まぐれだからニャ。よくワカランチンニャふん

芋助「そうか・・その無頼獣の集団が、最近火山で噂のモンスターミリシアだとすれば、先ほどの「火山の兄貴」殿も、ひょっとしたら、その仲間かもしれませんな」

一也「かもニャ。でも兄貴はいいやつだったニャ。それに俺たちは兄貴に借りが出来たニャ。いずれ対峙したとしても、兄貴と戦うのは義に反するニャ」

芋助「そうですな」


ズゴーーーン・・・ゴゲゲゲゲゲ・・・


一也「それにしても、そのモンスターミリシアはおろか、小型種のモンスターもいない静かなエリアだニャ・・」きょろきょろ

芋助「災害を予知して、みな巣穴に隠れているのでしょうな」

一也「みゅううう・・・動く生き物も、植物達もみんな何かに怯えている様ニャ・・」てこてこてこ


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・
(活火山の影響で微かに揺れる洞窟エリアの上り坂を進む二人)


一也「ふぁ~あ。にゃんだか腹が減ってきたニャ」ぼりぼり(お腹を掻く)

芋助「携帯あんまんでも食べますかな?」

一也「またそれニャむかっうちの軍の主食は、それしか配給されてないニャ?そんなバカにゃ」

芋助「腹持ちはいいですが・・・一也殿、お待ちを。坂の上のエリアより、モンスターの気配を感じます」スッ・・(岩陰に隠れる)

一也「みゅううう・・・」ぬう(岩陰から坂の上を覗く)




ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(楕円形の広い洞窟エリアの中央では、天井から脈々と流れ落ちてくる溶岩の滝が、フロア全体を灼熱の橙黄色に照らしている。その火山特有の大自然が創りだす赫赫たる光景とは真逆に、灯りが差し照らす洞窟内の壁一面には、人工的かつ芸術的に描かれた、色彩豊かな洞窟絵画がマレビトを出迎える)


芋助「なんと・・・・」

一也「綺麗なエリアだニャ~♪」


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(溶岩の滝を囲う、一面の洞窟絵画に描かれているのは、おそらく鎧竜であろう飛竜種が、無数の人型生物や火山地区でよく見かける小型モンスターを「狩猟」している光景である)


一也「ほにゃ・・・全部、鎧竜が主体ニャね・・」ぽけぇ~(壁画を見上げながら坂を上がってくる)


・・・・・・・・・・・・・・
(至る所で火を吐いたり、体内ガスを噴出させ、獲物を退治する白と黒のグラビモス。その様はまさに火山の守り神如く尊大な威光を放っている)


一也「ほにゃ・・・・」(壁画に見とれている)

芋助「一也殿、奥をご覧ください」

一也「みゅうううう・・・・・」ちら




るんるんるんるん♪
(パレット片手に、そこから絵の具を片方の翼爪に付け、壁に絵を描いている陽気な桃岩竜)



一也「にゃんだ・・あれ」ぽかぁーん..

芋助「桃岩竜ですな」







~火山非狩猟地区、洞窟内エリア46...



ドシーン・・ドシーン・・







のっしのっしのっしのっし・・
(鎧竜の傍らをあの歩き方で進むドスイーオス。その背中には、黒衣の装束を身に纏った天才龍科学者が女の子座りしている)


カペラ「ふぁ・・・・・」(あくびしてる)

ハッキネン「おい!こら!!もっとこっちのペースに合わせろってんだ!!」ザッシュザッシュDASH!(二体のモンスターの背後から、黒い戦闘服を着て走ってくる暗黒団の一小隊)

カペラ「しょうがないでしょ?一人乗りなんだから。ねぇ、サイコドローム」


サイコドローム「例え二人乗せられたとしても、貴様の様なこ汚い男を乗せるつもりは毛頭ない」のっしのっしのっしsss

ハッキネン「ちっ・・。シングルシートなのは普通のサイズ感だからだろ?なんなんだ、あの野郎」ザッシュザッシュザッシュ

暗黒団兵「声が大きいですよ。あの方は冥界の使者の一人なんですよ?」コフゥ~・・スコ~(ガスマスクみたいな面を付けた兵士が話しかける)

ハッキネン「冥界・・・って、本部の別名だろ?」

暗黒団兵「そうです。ブラックギルドに所属する者でも、ごくわずかの者しか出入り出来ないという、通称、冥界と呼ばれている本部からの使者・・それがサイコドローム様です」シュコ~・・フコ~

ハッキネン「そうかい・・・(この前王宮でハンス将軍と話していた赤甲獣も、冥界からの使者だとえばり散らしていやがったな・・・あの時、偶然聞いちまったあの話し・・・・未知なる力を秘めたグレートメテオライト・・そしてそいつを神界に運ばせ、我が物にしようとしている七大怪魔の一人、バアル・ゼブルの存在・・・・すべてはブラックギルド勢力拡大案、ニューコンチネンタルオーダープロジェクト・・新大陸秩序計画の為・・)」


バシャーーーーン血
(誤って溶岩湖の淵に足を踏み入れるハッキネン)


ハッキネン「あちぃいいいいいいいいいあせる」ジュウウウウウウウ煙

サイコドローム「ん?」ちら

カペラ「あはははははは。バカじゃないの。あんた、本当にハンターなわけ?」ゴクゴクゴク(嫌味ったらしくクーラードリンクが入った小瓶を飲んでみせるサディスト)

ハッキネン「うるせぇえええええ!!」ふうふう(焦げたブーツをふうふうする)

暗黒団兵「あ~あ~・・・耐熱ブーツだから良かったものの、あんなに豪快に足を入れたらダメですよ?」(心配そうに集まってくる気の優しい兵士達)

カペラ「大変だと思うけど、ちゃんと世話してやって。その人、常軌を逸したバカだから」ふぁさっ(嫌味ったらしくポニーテールの金髪をかきあげる加虐嗜好者)

ハッキネン「ふんだ!!(今に見てろよ、ドSドクターめ・・!せこせこと情報を集めて暗黒団のトップになったら、おめぇなんざ、俺のいやらしい下僕にしてやんだからな!!)」ひひひひひひひ(思わず声に出して笑っている)

カペラ「気持ち悪い・・・(わざと足を溶岩湖に入れて喜んでいるのかしら・・)」

サイコドローム「いつまでもフザケているな。ギュレス・ブレアム!問題はないか!?」(真上に立っている巨大な鎧竜に話しかける)



ギュレス「異常ありません。コントロールもだいぶ慣れてきました」(信管を通した声が口元より響き渡る)

カペラ「そうでなきゃ困るわ。そのグラスーツ一体作るのに、どれだけコストを費やしたと思ってるわけ?龍の生態パワーと行動及び攻撃モーションをそのままに、手動で脳内に刺激させて使える様にしてるんだから。丁重に扱いなさいよ」

ギュレス「ハハハハハ。ドクターの努力の賜物です!それに分かりやすいマニュアルもあります。期待に応えてみせますよ」ドウィーーーーンキラキラオレンジ(両目が怪しげに光る)

ハッキネン「まったく人の創造力ってのは限りを知らねぇ。大陸広しど、モンスターを搭乗兵器にしちまうんだからな」

暗黒団兵「あれはマーク2ですよ」

ハッキネン「はぁ?ってことは試作機もあったのか?」

暗黒団「初号機は以前、輸送中に猫どもに強奪されたんですよ。ほら、王国騎士団領の都内で鎧竜が出没したっていう事件があったでしょう?あれですよ、あれ」フコ~・・プス~~

ハッキネン「どっちにしても戦争の道具にしか使えねぇ、ただの殺戮兵器だよ。同種が見たら血相変えるぜ」ペッあせる

ジュウウウウウ・・・・どろん
(溶岩湖に落ちた唾が一瞬にして蒸発する)

ギュレス「どうします?こっちはまだ乗れるスペースはありますが?」(上から見下ろしている鎧竜)

ハッキネン「のしてくれんのぉ~!?」ドキリんびっくり

カペラ「ああ、ダメダメ。私の芸術品の操縦席が汗臭くなるから。それにバカが機体に感染して動かなくなってもやだし」ぱたぱた(手で顔を扇ぐ)

ハッキネン「あのクソ眼鏡・・・!!絶対にだ・・!絶対にだぞ・・!!」メラメラ(復讐の炎が猛る)

サイコドローム「急ぐぞ。もたもたしてる間に、ターゲットがいなくなっても困るからな」

ハッキネン「ん?ターゲット・・・なんだっけ?」ほけぇ~

カペラ「あんた、出発前のミーティングでちゃんと聞いてなかったわけ!?どうせいにしえ麻薬のジョイントでも吸ってたんでしょ!?ほんとにバカ!!だからバカなのよ!!」きぃ~

サイコドローム「ギュレス・ブレアム!我らのクエストの再確認をしろ!!」

ギュレス「ハッ!我らに与えられたクエストは、この非狩猟エリアの何処かに潜む、大いなる隕石を食した黒鎧竜の捕獲であります!!」

ハッキネン「大いなる隕石・・・(例のグレートメテオライトのことか・・!)」

カペラ「そう。それを食べて、とんでもない能力を「授かった」黒鎧竜がいるらしいの」

ハッキネン「情報源は?」

サイコドローム「冥界からの命令だ。お前ごときが気にすることではない」

ハッキネン「さいですか・・(おそらく神界にいるバアル・ゼブルから、このドスイーオスが命を受けてきたんだろう・・・ってことは、隕石を食したモンスターのサンプルが欲しいのか?それともドクターに分析させ、今後の計画に取り入れようと・・・)」ふむぅ~

暗黒団兵「腹でも減ったんすですか?」フコォ~・・シュコ~

ハッキネン「うるせえ!!」バチ~んびっくり(ガスマスクみたいのの尖った口部を叩く)

カペラ「さ、行きましょう。この辺にはモンスターミリシアっていう、物騒な連中もいるみたいだし」

ギュレス「そいつらの相手ならお任せ下さい。ハイメガグラビームで一蹴してやりますよ」ドイーンキラキラオレンジ(目が怪しく光る鎧竜の容れ物)

ハッキネン「こんなとこで戦争なんか嫌だぜぇ・・・」


ドシーン・・ドシーン・・
(ハッキネンを置いて進んでいく一行)


ハッキネン「って、待てよあせる冷血クソ眼鏡~!!」ぷんすか(一旦飛び上がってから走り出す、古典的スタイルで追いかける)






~火山非狩猟エリア24....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・




ぐつぐつぐつぐつぐつ・・・・
(エリア内の溶岩湖で行水をしている黒鎧竜)


メガゼノス「溶岩湖・・竜が浸かれば、ただの風呂・・」

ぺしゃっあせる(翼膜を上手に使い「湯」を肩にかける)

メガゼノス「グッドなポエムだ。やはり湯に入るとブドウ糖やセロトニンが活発になり、頭も冴え渡る。更にこのあたりの湯は骨髄機能の回復効果もあるという・・硬度や耐久性に優れた、我らの至骨や仙骨は、こうした日々のリラクゼーションから生まれるのだ。ダディちゃん嬉しい」ぐつぐつぐつぐつ

ふう~~~~プッシュ~~~~~どろん
(安堵のため息と同時に体内から火炎ガスを排出する)

メガゼノス「子供達も来れば良かったのに・・・もう二人とも「お年ごろ」だもんなぁ・・・父親と一緒に風呂に入る年齢じゃなくなったってことか・・・・ダディちゃん・・ちょっと悲しい・・・」しょんげり・・ぺしゃん(しょんげり落とした肩に、上手に湯をかける)



わああああ・・・・・・・・



メガゼノス「おねえちゃんは最近じゃ、ダディちゃんのことを「あの人」なんて呼ぶし・・バサ雄は立派なグラビモスになると言ってくれてるのはいいんだけど、どうも好奇心旺盛で心配だし・・・」はぁ・・



わああああああああ・・・・



メガゼノス「更におねえちゃんはダディちゃんの説得も聞かず、バベル中学に行きたいなんて言うし、バサ雄はバサ雄で、ハンターや獰猛なモンスターが多い狩猟エリアに、ダディちゃんの目を盗んでは遊びに行く始末・・・ひょっとして、これが非行のはじまり!?」ガガーーン


わああああああああ・・!!


メガゼノス「そうだ!!こうしちゃいられない!!二人がヤンキーグラビモスになってしまう前に、ダディちゃんが止めなければならぬのだ!!それが一家の大黒柱である父の、いや、ダディちゃんの務めなのだぁああああ!!」ザバーーーンジャンプ(元気よく「湯」から地上に飛び出る)


わあああああああああ!!
(頭上から聞こえる悲鳴)


メガゼノス「ほえ・・・」ちら


ビュウウウウウウウウウン!!
(空から落ちてくる桃毛獣のお尻)


メガゼノス「いっびっくり








??「ルララぁ~♪ララルラぁ~♪」ぺちょぺちょ(翼の先っぽの爪で上手にパレットから絵の具をすくい、壁に絵を描いている桃岩竜)


一也「この絵は全部君が描いたのかニャ?」

??「ええ、そうよ♪って・・・」きょろきょろ

一也「足元だニャ」

??「え・・・・・」ちら

一也「俺は冴島一也、こっちは真田芋助ニャ。君は誰ニャ?」

??「ねこぉ~~~~~~えっ


ゴロンゴロンゴロン・・・くるくる
(岩流特有の「例のあの転がり方」で、一也達から離れる)


芋助「これこれ。そんなに怖がる必要はない。我らは敵ではないぞ」


??「・・・・・・・・・・」じーーーー(俯せたまま、猫二人を凝視する)


一也「いい絵ニャ。鎧竜の特徴が実に表現されていて、カッコイイにゃ♪」


??「・・・・・・・・・・」ポッ(俯せたまま少し顔を赤らめる)


芋助「特にこの絵がいいですな」


・・・・・・・・・・・・・・・
(覇竜に立ち向かう黒鎧竜の英姿。強大なグラビームを放ち、覇竜を一蹴しているシーンも描かれている)


一也「これはまた・・・すごい構図だニャ」

芋助「本当ならば、たいした黒鎧竜ですが・・これほどの力を持った者は、大陸広しどそうはいないでしょう」


??「います!!」


芋助「ん・・?」


??「覇竜を倒せる黒鎧竜は存在します!」


一也「・・・・・・・・・」


??「・・・・・・・・・・・・」ちら(また、はつかしそうに目をそむける)


芋助「岩竜は鎧竜の幼体と聞きます。それに理知を持つ知的生命体種ならば、「お年ごろ」であっても無理はないのでは?」

一也「トンコ達みたいに扱えばいいんだニャ?」てこてこてこ(俯せたままの桃岩竜に猫背で近づいていく)

??「・・・・・・・・・・・」どきどき

一也「にゃあ、君。ひょっとして、俺達(獣人種)を見るのが初めてニャ?」

??「・・・・・・・・」コクコク(俯せたまま頷く)

一也「ほにゃらな。俺達はユクモから来た猫ニャ」

??「・・ユクモ・・・・」

一也「知ってるニャ?」

??「・・・・・・・・」コクコク

一也「温泉街にゃんだぞ」えっへん

??「バベル・・・」

一也「??」

??「バベル中学があるところ・・・」

一也「そうニャ。君もバ中の生徒ニャ?」

??「・・・・・・・・」ブルブルブルブル(とんでもない的な感じで首を横に振る)

一也「ほにゃら名前を教えてくれるかニャ?」

??「バサリン・・」ぼそ

一也「バサリンかニャ。とってもいい名前だニャ♪」

バサリン「・・岩・・・」ぼそ

一也「??」

バサリン「岩っぽくないですか?」

一也「そんな印象は受けないニャ。野に咲くなんだか綺麗なお花みたいな名前ニャ♪」

バサリン「お花・・・・・」ポッ(顔を赤らめる)

一也「やっと笑顔を見せてくれたニャ。女の子は笑顔が一番だニャ」

バサリン「分かるんですか・・?私が女子だってこと・・」おそるおそる

一也「いじらしくて慎ましいからニャ。それにその綺麗な桃色が、なんだか女の子っぽいニャ♪なぁ芋助」

芋助「そうですな。実に美しい、桃色の結晶ですぞ」

バサリン「・・・・・・・・」ポッ

一也「いつもここで絵を描いているのかニャ?」

バサリン「・・・・・・・・」コクコクコク

一也「そうかニャ・・・この辺は元々、大型モンスターをはじめ、小型種もいない、それにハンターの入植もない、知的生命体種にとって安全なエリアなんだニャ」

芋助「なるほど。その治安を守っているのがモンスターミリシアなのでしょう」

バサリン「・・・・あのぉ・・・」

一也「にゃんだ?」

バサリン「よかったら・・・私に絵を描かせてくれませんか!?」

一也「俺達を描くってことニャ?」

バサリン「・・・・・・・・」じーー(情熱的なそのつぶらな瞳は真剣そのものである)

一也「ほにゃ・・・」

To Be Continued





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$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はぁ~

8/8(土)0時更新 なんにも決まってないでしょうaya

をお送りいたします♪ほんだら次回も読ましてにこ~すましてぽかんやり過ごそうにこっ






ジュラシックワールド公開記念☆T-REXとDeviljho(恐暴竜)とまさひこ君

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目下、夏休み真っ只中晴れ甲子園もはじまり、いよいよ夏の本番も開幕ですヒットフットボールファンはなんといってもウィークエンドに開催されるプレミアリーグイングランド(今年は早い)にワクワクしている頃でしょうか。作者はジョゼ信者なのでロンドンブルーチェルシーの二連覇に超期待♪そして夏休みといえば、なんといっても恐竜ガオーの季節でもあるのです!

なぜしてかドキドキですって?おバカさん!恐竜展や恐竜博、アニマルプラネットも盛り上がってるでしょうにぷんぷんそして何よりも、国内でもようやく公開されたジュラシックワールド(USは6/15)が激アツメラメラまだかまだかと裸になっていたジュラ紀な人もいたかどうかは定かじゃないですが..。

そんな恐竜が激アツなサマーでしょうかき氷ってなわけで、本日のなぜなに☆あたモンのコーナーは「お勝手ながらの夏休みSP☆ジュラシックワールド公開記念☆T-REXとDeviljho(恐暴竜)とまさひこ君」をお送りいたします♪なんて大それた感じですが、作者がジュラシックワールドを見て思うたことを極めて端的にまとめただけのしょうもないコーナーでしょうにま~にっこりあんまんフェイスあんまん

注Caution注意!!チビっとだけジュラシックワールドのネタバレもあるので、まだ見てない読者様は、ジュラシックワールドを観た後にチラ見するのがいいでしょうayaチラ見じゃなくてもよい




~まさひこ君の顔の傷とT-REXの首の傷


ご存知、恐暴竜は体中、傷だらけですキズ無傷な個体の目撃例はないと言われるほど、恐暴竜達は捕食者所以の「戦いの勲章」を全身に刻んでいるのです。一説には、大陸社会の弱肉強食を勝ち抜き、そして生き残ってきた、古傷の多い恐暴竜ほど危険性が高いとされています。また興奮時(レイジモード)の時には全身の筋肉や筋原繊維が真っ赤に染まり、全体的に少し膨張した外観に変化します。これはおそらく、興奮状態によるアドレナリンの大量発生が、脊髄をはじめとする中枢神経を刺激し、より攻撃性を高めている証拠なのでしょう。その証拠に、興奮時のイビル達は、身体の古傷が開き、尋常ではない苦痛を味わうそうです。そのジューダスペイン、或いはスティグマータの激痛が、恐暴竜の闘争本能を覚醒させているのです。

以上、参考文献/おお我らがハンター社会の民明書房☆モンスターハンター大辞典 Wiki様参考

そんな恐暴竜の特徴的な傷がこちらこれ↓

あたちのモンハン日記

写真は当ブログのストーリーモードでお馴染みのまさひこ君(P3の恐暴竜ムービーよりご拝借aya

見てください、右頬に「ギッキズ」ってやられた傷が目立ちます・・。どこで「やってきた」のかは分かりませんが、きっとお外(狩猟フィールド)でやったのは間違いなさそうです。まあるくて、つぶらな瞳が余計に悲壮感を増し、なんだか少し可哀想なくらい、見てるこっちの頬がちんちんと痛みそうな感じです血

ここからがジュラシックワールドのお話。ラストのネタバレを少し書いてありますので、まだ観ていない読者様は目をつむってスクロールしましょうaya

ジュラシックワールドのキーマンであるIndominus Rexを見事ラストで仕留める、カッコイイT-REXなのですが、無印の頃からのファンならお気づきでしょう。あの子、初代のパークにいた子なんですねガオー首(たぶん右側)に、それこそ「ギッ」ってやられた傷を発見え゛!気になって、後でWIKIを調べてみると、やはりあのラストの子は初代のT-REXで、あの傷は一作目でヴェロキラプトルにやられた「ギッ」っていう傷だったのです。あの壮絶なラストで、それまで観ていたオーディエンスのモヤモヤをすべて払拭させる本作なのですが、何よりもファンサービスも忘れない細かい美術品だったり演出にも大感動。なんて真面目な映画評論はそういうちゃんとしたサイト様にお任せするとして、本作を見終えた作者は、ラストのT-REXから恐暴竜を連想してしまい、「なんだか、まさひこ君に会いたくなったな・・ドキドキ」って、改めてまさひこ君という知的生命体種の恐暴竜と仲良しのUBUが羨ましく、そして妬み嫉みすら覚えました。

作者にとって「そんな感想のジュラシックワールド」

是非、まだ観てない読者様はダッシュでチケットを買って映画館にGOでしょうsss

余談ですが、映画を見て「あれ?こいつ、あのモンスターみたいだなぽ~」と思わず「職業病」が出てしまうハンター様も多いでしょう。かつて作者はThe Mist(2007)をお友達らと映画館に観に行き、あの衝撃の賛否両論のラストについてお友達に聞かれ、まず第一声に、「あれはシェンガオレンタイプのやつだったな照れる」とラストに出てくる巨大怪物を、悉く「砦蟹」に例えた話しばかりし、一緒にいたお友達ら(モンハンやってない)に呆れられ、そして嫌われた記憶が新しいですにま~

狩猟心 分別ないと 友消える

ラストポエムがしっかりキマったところで今日のたのしげな回は終わりにしましょうねにま~
そんな感じで






モケーレ・ムベンベ


seiまだジュラシックワールドを観てないカーブーにモササウルスの凄さについての話をしたら、「そいつ、魚竜種ですか?」とあいつもハンター馬鹿でしたぽけ~


おしまいパンダ
ほにゃらね肉球 くろ






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たまご運んであぼっちぼっち!作者は最近、ちいともたまごを運んですらいないあせる
そんな感じの次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはよ!?

8/10(月)0時更新 「岩に食われて死んでしまえばいいんだわ!!」の巻


をお送りいたします♪次回も読もう・・・・・好き近くで読もうきゅんっ目がシパシパしてきたら少し離れて読もうにこ~




プレミアリーグ開幕でしょ♪

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早朝からどうぼ。あたモン作者ですaya変な時間になんの更新だ?バカドキドキって思うておる読者様もいると思いますが、今日は久々にフットボールの話題なんかを述べてaya

プレミアリーグが前年にも増して早くも開幕しましたクラッカー昨シーズン、プレミア勢がCLベスト16止まりということもあってなのか、カップ戦が他リーグよりも一つ多いプレミアの試合数も、これで少しは楽になると思われます。本日はJスカイより三試合(オンデマンドを含めれば五試合?)放送され、作者はキング・パワー・スタジアムと不敗のスタンフォード・ブリッジの試合を拝見目

まずわ岡崎選手が移籍したことで国内でも知名度が上がったラニエリのチームから受けた印象をば述べてべあ相変わらず?ラニエリのチームというのは「不透明」なのですが、岡崎選手を含めた攻撃陣の連携の良さは、流行りの言葉でいうならインテンシティ溢れるものがあり、フルタイムでの試合を通して迫力があったと思います。おそらくラニエリがどうのこうのというより、選手間の相性がいいのでしょう。テンポの早いタッチ&ゴーからのサイドアタックとカウンターにより、度々ブラック・キャッツの守備網をかいくぐり、見事得点に繋がるシーンもビクーッ期待の岡崎選手は得点こそありませんでしたが、所謂「監督好み」な献身的なプレーで、試合序盤から激しくボールにチェイスするなど、プレミアオーディエンス好みの「戦う姿勢」で、スタジアムの拍手を受けていたのが非常に印象的でした。その後のプレーに期待感も持たせてくれましたakn

とは言うものの、作者は幼少期より海外サッカーオンリーワンなので、国内リーグをはじめ、ほとんど侍ジャパンのことは知らないのですが、岡崎選手という一人のFWとしての特性であったり個性といったものは、レスター・シティのファンも十分に感じ取ることが出来たのではないでしょうか。解説の遠藤さんも大絶賛で、ボールのない所での動き出しや走行距離も非常にタフネスで、後術に述べるジョゼのチームのトップFWというインパクトも。今後ラニエリがウジョアをどう使ってくるのかによりますが、今後のスタメン争いも含め、今季のレスターは注目していきたいな思いました。ひとつレスターに関していえば、カンビアッソの残留に成功していたらなぁ・・なんて困あと、今年は残留争いがいつになく苛烈になると思います。来年度からまたプレミアの放映権が値上げリし、残留したチームと二部に落ちたチームとでは、獲得出来るお金が雲泥の差になるからです。レスターはまず残留することがメインクエストビックリマーク是非とも岡崎選手の得点でリードして欲しいものですsss

Jスカイではレスター戦の後、海外サッカーファンなら毎度お馴染みの「チームFOOT」の豪華実況人と解説人の「談話コーナー」もぽけ~個人的には純真戦士の遠藤さんと、表向きは天邪鬼な中道左派の印象を与えるが、実は誰よりも礼を心得ている粕谷さんのディスカッションに注目目ご本人達も仰っていましたが、FOOTファンは本当に毎週、あの竹林の賢者の「深夜の談話」を聴きたいのではないでしょうかにま~そんなほんわかムードに続いて行われたのが、作者が個人的に「海外サッカー実況☆三巨頭」と崇める倉敷保雄さんの、ソフトなオープニングアナウンスから始まったスタンフォード・ブリッジでの一戦でした。

さて、作者イチオシの推しメン、ジョゼ率いる今年のブルーズの開幕戦は如何に・・なんですが、結論から述べると、プレシーズンとコミュニティシールドに感じた不安要素を、そのまま開幕に引きずってしまった印象が・・汗ゴールこそ二得点ありましたが、フリーキックとイレギュラーなリフレクションからの結果なので、やはり昨シーズン後半から見せ始めた得点力&決定力不足は解消出来ていなのではないでしょうか。それでも負けないジョゼブルーズならではの「耐久力」はあるのですが、プレシーズンで見せたバックラインの不安定は問題です。もちろんチェルシーといえば、世界屈指のセキュリティレベルを誇るファイヤーウォールが売りなのですが、その強固なディフェンスも、もちろん相手チームに研究されていくので、常にアップデートを重ねていかないと敵の思わぬゴールというアドウェアを喰らってしまいます。

今回もプレシーズンのPSG戦同様、ディフェンスラインをついたロングボールからの抜け出しに苦戦するテリー&ケイヒル。そもそもスピード不足という脆弱性を抱えているので、そこを謎めいたポテンシャルなら誰にも負けなバフェティンビ・ゴミスに何度か狙われるシーンも。クルトワ退場のシーンはまさにその脆弱性を突かれた象徴的なシーンだったのではないでしょうか。更に同点に追いつかれてからは、もうひとつの脆弱性も目立ちました。オスカル、ファブレガス、ウィリアンを下げたことでフリーキッカーがいなくなってしまい、せっかくズーマ、ファルカオという逞しいターゲットを投入しても、そこをハイボールで狙えるキッカーがいなくなってしまったのです。そうです。もうひとつのジョゼブルーズの脆弱性とは、フリーキッカーが少ないことなのです。均衡した局面において、一発の直接フリーキックで試合の流れを「強引」に自軍へと導けるのはオスカルだけではないでしょうか。今節の一点目はその典型例なわけで、オスカルを失ってしまうと直接フリーキックでのゴール率は格段と減ります。ひと昔前なら、大舞台のここぞという場面で、フリーキックを決めてきたフランク・ランパードや、D・ルイスの「まぐれ当たりの一発」とかあったのですが(と言うものの、彼に関しては雰囲気と威圧感だけで、そもそも成功率は高くない印象・・汗)今のチェルシーにはそういった奇跡を起こせるキッカーがいないのも事実ですドキドキ願わくば、CR7やリオメッシの様に、フリーキックを蹴る前、オーディエンスに「強要させる」独特な緊張感や集中力、そして期待感を抱かせるキッカーがブルーズにも欲しいぷんぷんなぁ~んてどこのチームも思うことなのでしょうが、モンハンでも近接武器でダメなら遠距離武器でセンセイというハンターセオリーがあるように、フットボールの世界も、ひとつでも多くの「飛び道具」があるに越したことはありません。ただでさえジョゼブルーズは確立性の少ないロングシュート放射を嫌う傾向にあります。敵陣ボックス内でポゼッションを維持するものの、もどかしいくらいにシュートまでもっていけず、そのまま試合終了・・これがチェルシーが負ける時の典型パターンです。そうなると単騎で敵陣を破壊出来るアザール頼りになるのですが、そこはフィジカルチェックが激しいプレミアリーグ。そう簡単には得点をさせてくれないのです泣

おそらく現段階の勢力図において、チェルシーがプレミア二連覇、そして念願のCLトロフィーを手にするには、もはや忍耐力だけで勝ち進むことは難しいと作者は思いますぶーその典型が昨シーズンのCLなわけでして・・(一回も負けないでCL敗退)。ジョゼ嫌いの人は「それがモウリーニョ流なんだから仕方ないでしょうに。あほうあっかんべーペップが最強なんだよぉ~」なんて言うかもしれません。いえ、もう言ってるでしょう。ジョゼ信者だからこそ、新たなアタッキングタクティスを切望し、是非とも三度目のCLトロフィーを、今度こそブルーズで手にして欲しいのですが・・。今節開幕前、新たに四年契約を結んだジョゼ。それでも今季無冠で終われば、アブラヒモビッチが何をしでかすかは分かりません。選手も監督も三年目が節目と言います。果たして今季のブルーズは・・なんて少しだけ不安になってしまった開幕戦でしたにま~

そして時節は早くもシティ戦(エティハド)が待っていますDASH!アウェイなのでおそらく引き分け狙いでしょう。そのミッションが成功したにしても、二節で勝ち点はニ・・。いいんです。リーグは長期戦の足し算なのですから(リーガやセリエではたまに引き算も存在しますふん)。長い目で今季のプレミアリーグを楽しんでいこうと思うておりますにこっ早い段階で「今年はないなえっへん」と判断したら、ベンゲルさんとこを応援しましょうぷぅっ

久々にフットボール熱を吐き出せてご満悦な作者にま~
ブルーズに期待を込めながら、床につきましょう・・

ほにゃらおやすみよ肉球 ゴンベ



「岩に食われて死んでしまえばいいんだわ!!」の巻

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~火山麓、イビルジョーラーメン火山店(本店)....
$あたちのモンハン日記


まなぶ「店長!店は俺達に任せてよ!!」どん煙(鳩胸を叩く)


つとむ「だから安心して、みんなの所に行ってください!!」カカカカカ(咀嚼音を鳴らす)

あたちのモンハン日記
まさひこ「フタリトモ・・・リッパナ、ウロコニ、ナッタモンダネェ・・」ぐすん


まなぶ&つとむ「店長~~~~~!!」がばっsss(恐暴竜のでっかい胸に飛び込む二人のウロコトル。そんな二人をあのちっさい手で包み込む恐暴竜の店長)



バサ雄「なんて感動的なシーンなんだ・・」ぐすん(カウンター席でラーメンをすすりながら、その激アツな光景を見て鼻を垂らしながら泣いている岩竜)




「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~





まさひこ「スープハ・・」

まなぶ「地下の洞穴貯蔵庫!!たくさんの大樽に保管してあるものを使用すること!!」ピシッ(手を上げて答える)

まさひこ「ウム。デハ、「グザイ」ハ?」

つとむ「それも地下の貯蔵庫です!!日干しにしたケルビの肉や、モスのラード、その他、怪しい肉の塊も、全部適温で保存してあります!!売れ行き好調の日に、全部使ってしまわないよう、一日の使用料を決めて、かつお客様にあらかじめ、販売数の設定を表示してオススメします!!」ピシッ(手を上げて答える)

まさひこ「ホボ、パーフェクトダ」

つとむ「ほぼ・・一体全体、何が足りないんですかぁ~!?」(やたら甲高い声で問う)

まさひこ「ハタラキスギハ、ヨクナイ。イチニチ、100パイヲ、コエタラ、ヘイテン、シナセェ。オマエタチノ、カラダノホウガ、テンチョウ、シンパイダヨ」にこ

つとむ&まなぶ「・・・・うっす!!」(甲高い声で返事をする)

まさひこ「デハ・・タノンダゾ」

つとむ「昼過ぎになったら、アンナちゃんもお手伝いに来てくれます!任せといてください!!」

まなぶ「彼女といちゃいちゃしながら、うまいイビルジョーラーメンが作れるのか~?」(冷やかしの目で見る)

まさひこ「ハハハハハハ。ミンナデ、チカラヲ、アワセルノダゾ。ジャ、テンチョウ、ヒノクニニ、イッテキマス」よいしょっとなふん(クソでかい風呂敷を担ぐ。模様はこんがり肉の柄でベースは真緑色の)


バサ雄「火の国・・・」ピクッドキッ(カウンターの端っこで耳を傾ける)


まさひこ「クレグレモ、ヒノモトニ、キヲツケテ、オクンナセ・・・」


バサ雄「あ、あのぉ~!!」ガシャーーーンジャンプ(席から立ったはずみで、どんぶりをひっくり返す。その拍子にカウンター席のコショウ瓶も倒れて店内に散布する)


まさひこ「ナンデス?キャクジン」ぱちくりガオー

バサ雄「僭越ながら、お話をすべてお聞き致しておりました!!」トットットットッsss(店長に近づく岩竜)

まさひこ「ヘェ・・・」モワモワモワモワ・・(コショウの煙が近づいてくる)

バサ雄「もしよろしかったら、火の国までの道のりを、自分に道案内をさせて下さい!」

まさひこ「・・・・・・・・・」モワモワモワモワ・・・

バサ雄「激アツの近道を心得ているのです!」じーー(そのつぶらな瞳は真剣そのもの)

まさひこ「ヘッーーーーークショイ!!」ブブーあせる(恐暴竜の唾液混じりの鼻汁を店内に飛ばす)






~火山非狩猟エリア24....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・




メガゼノス「いたたたた・・・・・」(仰向けにひっくり返ってる)

ちら(そのまま横を見る)


$あたちのモンハン日記
テツ「・・・・・・・・・・」(同じく仰向けに倒れている桃毛獣)

プッくぅ~・・(その頭には大きいコブが)

メガゼノス「ダディちゃんの硬い頭殻に激突して気を失ったのか・・・しかし、なんだってお空から桃毛獣なんかが・・これが巷で噂のファフロッキーズ現象ってやつなのかな・・」


「お騒がせしました」


メガゼノス「ん・・?」むくっDASH!(上半身だけ即座に起こす)

パノ「助かりました。あなたがクッションになってくださったおかげで。ほんとに」ぺこり(黒鎧竜より遥かに小さい、髪色と同じ淡い紫色をした撫子装備を着た人型女子がお辞儀をしている。特に狩猟武器は持っていないのが分かる)

メガゼノス「いや・・・あんたもお空から?」ぱちくり目

パノ「・・・・・・・」コクコクコク(すんごい早さで頷く)

メガゼノス「・・・・・。あんた、ダディちゃん・・俺がこわくないのか?」ぱちくり

パノ「あんまし」はっきし言う

メガゼノス「・・・・・・。それはそれでモンスターとしての自尊心を傷つけられるが・・」

パノ「したほうがいいですか?断末魔の叫び」

メガゼノス「・・・・・・。いや、やめてくれ。ダディちゃん、騒がしいのは好きじゃないんだ」よっこいしょっとなふん(起き上がる)

バルバラ「パノ。ちゃんとお礼はしたのですか?」(その人型女子の頭に付いてる美しい紫色をした蝶の髪飾りが声を発する)

パノ「えーまぁ、なんとなぁ~くです」んべぇ~(舌を出しておどける)

メガゼノス「こりゃ珍しい・・・インテルクチュアルインセクトを見るのは初めてだ。あんたがダディちゃんを見て、驚かない理由が分かったぜ。ってことは、こっちで寝てる桃毛獣も知的生命体種なのか?」ちら

テツ「・・・・・・・・・・」ピシピシ・・ピシピシ・・sss(でっかいたんこぶを膨らませ、白目をむいたまま全身が何やら放電している)

メガゼノス「まさか・・死んじまったか・・汗

パノ「ないです。でっかいストームの中で、雷に打たれただけですから」

メガゼノス「・・・いや、だからこそ死んでるんじゃないかな・・」

テツ「う~ん・・・ハッびっくり」むくっDASH!(上半身だけ即座に起き上がる)

パノ「ございます。おはようさん」

メガゼノス「良かった・・死んじゃってたら、ダディちゃん、過失致死罪に問われるかもしれないもんね」ほっふん

テツ「・・・・・・・」ボケェ~

パノ「バカな顔して。どうしました?」

テツ「ここ・・どこ・・?」ボケェ~

パノ「火山です」

テツ「君、だぁ~れぇ~?」ボケェ~

パノ「・・・・・済ませたはずですが?自己紹介は船の上で」

テツ「おいら、だぁ~れぇ~?」ボケェ~

パノ「・・・・・・・・」

バルバラ「パノ。ひょっとしたらテツさん、度重なる事故の遭遇によって、記憶障害が起きているのではないでしょうか?」

パノ「・・・・・・・・」ちら

テツ「なんか、ここ、あっついねぇ~。お尻が痒いや」ぼりぼりぼり

メガゼノス「こりゃ参ったな。目がイッちまってる」ん~(身をかがめて覗いてる)

パノ「あの」ちょいちょい(黒鎧竜のあのでっかい翼膜を引っ張ってる)

メガゼノス「ん?」

パノ「助けてください。事故ついでに」

メガゼノス「・・・・・・・。あのなぁ・・お空から勝手に落っこちてきたのは、あんた達の方なんだぜ?それにダディちゃんは厄介事には関わりたくないの」しっしふん(あの翼の先っぽの爪でしっしする)

パノ「もしも・・」

メガゼノス「??」

パノ「テツさんの容態が治らなかったら・・・恨みますから。はっきり言って」うらめしやぁ~

メガゼノス「・・・・・・・・・」ちら

テツ「あははははは。ちょうちょうだぁ~♪」ひらひら(心配そうにテツの周りを飛ぶバルバラを見て笑ってる。もちろんバカそのものの顔で)

メガゼノス「・・・・・・・・。分かったよ。麓まで運んでやるよ」

パノ「ダメです。それじゃあ」

メガゼノス「え?」


バギャーーーーーーンぎくっ
(突然、落下してきた大樽が黒鎧竜の頭に当たって粉々になる)


ボロボロボロボロ・・・・
(樽から溺れ落ちるカラ骨やガウシカの角などなど)


メガゼノス「なんなんだ今日は・・・」ぽりぽり

バルバラ「備品が無事で良かったですわね、パノ」ひらひらひら・・(落っこちたトラップツールに近づく)

パノ「ですね。ここで組み立てちゃいましょう」


ガチャリごちょり・・はぁ
(メガゼノスに背を向け、落下してきた遺物をかき集め、何かを組み立てているようだ)


メガゼノス「??」

バルバラ「エアー、よろしくって?」ひらひらひら

パノ「です」


シュウウウウウウウ・・・・・


メガゼノス「??」ぱちくり

パノ「できあがり」ガショーンドキッ(立派なボウガン(AR15型)を構える)

メガゼノス「なんだ。あんた、やっぱりハンターだったのか」

パノ「ではないです。職業は」ガチョリ(ボウガンを背負う)

メガゼノス「??」

テツ「あはははははは。ボウガン、ボウガン♪おいらのお尻に撃ってよ、火炎弾。速射でいいから」ぱんぱん(汚い尻を楽しげに叩く)

バルバラ「困りましたね・・一刻も早くUBUさん達に合流しなければならないというのに・・」ひらひらひら

メガゼノス「うぶ・・・UBU!?」ガガーーーンびっくり

パノ「おや。何か知ってる様で。そのリアクション」じーー(疑いの眼差しを向ける)

メガゼノス「UBUって、あの「まあるい」頭した、蒼毛のじゃじゃ馬ハンターのことか!?」

パノ「パーフェクトです」パチパチパチ

メガゼノス「あんたら、「あの」UBUと知り合いなのか!?」

パノ「・・・・・・」コクコクコク(すんごい早さで頷く)

メガゼノス「やめたぁ~!!やっぱり手伝わない~!!」しっしふん

パノ「なぜして?ですか」ぽけぇ..

メガゼノス「出て行けぇ~!!ダディちゃんの平和な聖地から、出て行けぇ~!!」ぼげえええええドキッ(大咆哮)

パノ「困りました」(両耳を塞いでいる)

テツ「あははははは。でっかい声、うるさくて、耳の中がなんだか熱いやぁ~」ピシピシ・・(放電しながらぺたんと座ってる。もちろんバカな顔して)

メガゼノス「出てけ出てけ出ていけぇ~~~~!!」しっしふん(大咆哮をあげながら、しっしする巨大な黒鎧竜)






~火山非狩猟エリア17....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・


一也「ほにゃ・・・こんなことしてていいのかニャ汗」(両手を上げ、両足を広げ大の字に立っている)

芋助「成り行きですからな・・しばしの辛抱でしょう」(両前足を畳んで四つん這いになり、お尻を上げてる。猫がよくするポーズ)


バサリン「動かないで!!」ん~(モデル猫に向かって爪を立てている)

一也&芋助「はぁ・・」






~火山非狩猟エリア42....


ぐつぐつぐつぐつ・・・・・
(溶岩湖から首だけ出している溶岩竜に向かって、陸から話しかけているヒーラー装備のハンターと黄色い猫)


ユーリィ「・・かくかく・・しかじか・・そんなわけです・・兄貴・・」(頭の上に実に反抗的な目をした猟虫を乗せている)


ヴォルガトロン「うむ。状況は把握した。要するにお前たちは、同じく飛空船から落下した仲間を探したいんだな?」

$あたちのモンハン日記
ミッチ「うっす。離れ離れになった仲間と、溶岩竜の兄貴が数日前に会ったという、獣人種とも合流したいんす」


ヴォルガトロン「火の国を救うため、ユクモより舞い降りた救世主達か・・・いいだろう。力を貸してやろう」

ミッチ「ほんとっすか!?」

ヴォルガトロン「俺もモンスターミリシアの一員だ。火山近郊に跋扈する暗黒団を黙って見過ごすわけにはいかん」

ユーリィ「・・よっ・・兄貴・・」

ブッチャービートル「ブッ。ブブブ」(声帯模写をしてるつもり)

ヴォルガトロン「だがこれは俺の独断だ。お前たちもクルセイダーズの一員ならば知っていようが、我らモンスターミリシアは人型排斥主義者が多い。それを理解した上で、行動するのだ」

ミッチ「分かったっす。おたくのボスと、うちのボスが過去にやりやったのは、自分も知ってるっす。出来れば遭遇したくないっすが・・兄貴は平気なんすか?自分らに協力したことを咎められないっすか?」

ヴォルガトロン「安心しろ。アッシュは他の仲間と共に既に火の国に入った。もちろん、お前たち同様、暗黒団を蹴散らす為にだ。つまり、今回は目的が同じ故、共闘をしてやるということだ」

ユーリィ「・・ずいぶん・・上から兄貴・・」

ミッチ「文句はいいっこなしっすよ。では、交渉成立ということで、まずわどうするっすか?ヴォルガトロンの兄貴」

ヴォルガトロン「俺はハンターの千里眼をも勝る、ヴォルガトロン特有のミーオンパーセプションという感知能力を持っている。だから散り散りになった、お前たちの仲間と思われる生態反応も当然キャッチしている。皆、ちゃんと動いているぞ」

ミッチ「ということはみんな無事だってことっすね・・・ってことは豚耳の妹君も・・」ちら

ユーリィ「・・・・・・・」ほっ

ミッチ「良かったっすね!ヒーラーの姉御!」ぺし~んびっくり(お尻をおもいっきしぶった)

ヴォルガトロン「問題は、普段は静かな洞窟エリアから感知される、無数の生物反応だ。もちろんお前たちの仲間のものと、それ以外の者もだ」

ミッチ「それ以外・・・まさか暗黒団っすか!?」

ヴォルガトロン「火力兵器を携えた、人型兵士のいち小隊、それにこの地域には珍しいドスイーオスに、それに跨る人型・・・そこから判断して、そのドスイーオスは知的生命体種とみていいだろう。そして何よりも厄介なのは、人型が搭乗した鎧竜の存在だ」

ミッチ「人型が乗った・・・まさかあの時、騎士団領に現れた鎧竜と同じタイプの・・・ヴォルガトロンの兄貴!!ヒーラーの姉御!!こうしちゃいられねぇっすよ!!やつら、この区域で戦争をおっ始めるつもりっすよ!!」

ユーリィ「・・兄貴・・」

ヴォルガトロン「うむ。だが出発の前に、仲間の訪問を受け入れる必要がある」ちら

ミッチ「へ・・・・」ちら



メガゼノス「ついてくるなぁ~!!」ぷんすか(こっちに向かって歩いてくる、でっかい黒鎧竜の後から、パノとなんだかボーっとしてるテツがくっついて来る)



ミッチ「桃毛殿に、パノ殿!!」

ユーリィ「・・でも・・なんだか状況が・・よくなさそう・・」やれやれ

ブッチャービートル「ケショーン」ペチョリ~ん(七色に光る怪しげなよだれを垂らす)








ドシーンドシーン・・
(別エリアの洞窟内を進む鎧竜一行)


カペラ「ほんと、何もないわね・・この辺・・」きょろきょろ


サイコドローム「クンクン・・・・止まれ。猫の匂いがするぞ」


ギュレス「猫・・獣人種でしょうか」ドシーーン・・(立ち止まる鎧竜)

サイコドローム「おそらくな・・・さて・・・」ちら


はぁはぁ・・ぜえぜえ・・・あせる
(遅れて走ってくるハッキネン)


サイコドローム「お前、この先のエリアを見てこい」

ハッキネン「えーーー!?なんで俺が!!」ぜえぜえDASH!

サイコドローム「心配するな。部下をつける。いいな?」

暗黒団兵「ハッ」ジョキーーーン(ボウガン(AK100型)を構える兵士達)




一也「・・・・・・・・・」ぷるぷるぷる・・(四肢が震えている)

バサリン「あ~ん!ダメだわ!!もっと自然なまるさを出さなきゃ!!」ぬりぬり(岩壁の方に向かってパレット片手に片方の爪でなにやら「丸」を書いてる)

一也「・・・・・・(まるさってにゃんだ・・)」

バサリン「一回描いてしまえば、もうやり直せないって何度も経験してるのに・・・もう!ばかばか!!私のばかばか!!岩に食われて死んでしまえばいいのよ!!」ぽこんぽこんドキッ(頭をぶつ)

芋助「どうでしょう、バサリン殿。ここは少し休憩されては?」

バサリン「はぁ・・ごめんなさい・・」しょんげり(お尻をぺたんと地面につけて腰を下ろす)

一也「ふう~。ようやく動けるニャ」ん~~(猫みたいに伸びをする。いや、猫だから)

バサリン「猫ってむつかしい・・・特にその掌が・・・」

芋助「ん・・これは肉球というのですぞ」ほれ(黒い斑点の様な肉球を見せてやる)

バサリン「肉球・・・・」どきっ

一也「またの名をパウパッドって言うニャ♪」ほれっ(ピンクの肉球を見せてやる)

バサリン「パウ・・・パッド!!」ガガーーーーンびっくり

一也「そんなに珍しいかニャ・・」

芋助「彼女にはないですからなぁ」

バサリン「ショック・・・バサリン、ショックです・・・・なんにも世間様のことを知らない、無知なバサリン・・・・やっぱり私なんて、岩に食われて死んでしまえばいいんだわ!!」ぽこんぽこんドキッ(頭をぶつ)

芋助「これこれ。よしなさい。自虐的になっても何も解決はしませんぞ」ごもっとも

バサリン「ごめんなさい、芋助さん・・・私、この火山付近から出たことがないもので・・・世の中のこと、何も知らないんです・・」しょんげり

一也「どうしてニャ?女の子でも、好奇心旺盛な「お年ごろ」ニャ」

バサリン「フフ。一也さんは優しいのね」

一也「なんでニャ?」

バサリン「だって私のことを「女子」として、ちゃんと見てくれるのだもの。弟とは大違い」

一也「ほぉ。弟さんがおられるのですか」

バサリン「冒険好きの困った中二病のバサルモスです。双子なんです。名前はバサ雄っていいます」

一也「バサルツインズ・・・カッコイイニャ♪」

芋助「では二人で暮らしているのですかな?」

バサリン「いえ。父も一緒です」




こそぉ~り・・こそぉ~り・・
(上り坂を匍匐前進で進む、ハッキネン、暗黒団兵)

ハッキネン「・・・・・・・」ちょいちょい(GOGOのサインを出す)

暗黒団兵「・・・・・・・・」こくり

こそぉ~り・・こそぉ~り・・

暗黒団兵「・・・・・・・・」ピッ(止まれのサイン)

ハッキネン「・・・・・・・・・」ぬう~(こっそり坂の上のエリアを確認する)



芋助「お父上・・・」

バサリン「はい」



ハッキネン「・・・・・・(はぁ?なんだあいつら・・・あの岩竜・・猫どもと話しをしてるところを見ると、知的生命体種か・・?)」



一也「君のお父さんというと・・・そうかニャ!この壁画に書かれている黒鎧竜は君のお父さんなんだニャ!?」



ハッキネン「・・・・・・・」ピク(聞く耳を立てる)



バサリン「はい。黒鎧竜のメガゼノス。私の父です」



ハッキネン「!!(黒鎧竜・・・ビンゴだぜ!!間違いねぇ・・・あの岩竜の親父がターゲットに違いねぇ!!)」しっしっしっしっし(その周りで慎重に「コフゥ~コフゥ~」と呼吸をするガスマスクみたいな面をつけた兵士達)


To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは~

8/12(水)0時更新 「でんじゃ~?にゃ~して?」の巻


をお送りいたします♪次回も心の雄叫びをあげながら読もうえっへん見ようあひゃっ隣人を顧みようaya




「でんじゃ~?にゃ~して?」の巻

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~火山非狩猟エリア17....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・
(天井から流れ落ちてくる溶岩の滝を中心とした楕円形のエリアは、無数の白と黒の鎧竜を称えた壁画で覆われている。その片隅で腰を下ろしている桃岩竜と獣人種二人)


バサリン「これが緋鳶石、赤色です。こっちが輝竜石の緑色です」ほら(パレットに付着している色彩豊かな絵の具を説明している)

あたちのモンハン日記
一也「ほにゃら、この青色は・・・マカライトニャ?」

バサリン「正解♪同じマカライト鉱石でも、微妙に色の濃さが違うんですよ」にこにこ

あたちのモンハン日記
芋助「通常のマカライトは「燕雀石」、特に高質なマカライトは「蒼天石」と呼ばれるそうですな」

バサリン「その通りです。個人的には蒼天石の方が、より濃度が高い顔料が作れる気がします。色の三原色は以上の鉱石で揃っちゃうんです♪」

芋助「この紫色は・・霊鶴石(カブレライト)か」ふむぅ~

バサリン「はい。黒と灰色は鉄鉱石や燃石炭から、白は炭酸カルシウムの比率が高い石炭岩を使ってます。もちろん、エリアに落ちているモンスターの骨でも代用出来ます♪」

一也「すごいニャ。鉱石を使って、岩絵の具を自分で作っちゃうニャんてな」

バサリン「簡単ですよ♪まず鉱石や半貴石を砕いて、粉末状の顔料を作るんです。でもそれだけでは固着力が足りないので、あるものを使うんです♪」

一也「ほにゃ・・ニャんだろ」

芋助「ネンチャク草ですな?」

バサリン「大正解です♪固着剤としてネンチャク草を練り合わせれば、この通り、立派な岩絵の具の出来上がりなんです♪」

一也「ほにゃら、なぞの骨もバサリンにかかれば、立派に再利用ってことニャ♪」(微笑むバサリン)

芋助「都で売られている絵の具より、濃度や質が俄然、高く感じるのは天然素材をそのまま使用しているからか・・これは恐れいった」

一也「バサリンは画家になりたいニャ?」

バサリン「え・・・」

芋助「確かに、これだけの技量と画力があれば、十分高値で取引されるでしょうな」

一也「お父さんは知ってるのかニャ?バサリンにこんな素晴らしい才能があることを」

バサリン「・・・・・・・・・・・」ブンブンブン(首を横に振る)

芋助「何か、言い出せない理由があるのですな?」

バサリン「はい・・。以前、父に絵を描きたいと言った時に、反対されたのです・・」しょんげり

芋助「にゃんでまた?桃岩竜のアーティストにゃんて最高だニャら♪」

バサリン「父は・・あの人はそれが危険だと言うのです」しょんげり

一也「でんじゃ~?にゃ~して?」

バサリン「例え私が画用紙に絵を書き、それを外界(火山の麓)で売ってもらえるとしても、その作者が桃岩竜だと強欲な人間達に判明した途端、私はひっ捕らえられ、人間が多く住む都に連れて行かれ、晒し者にされてしまうだろうって・・そうあの人は言うんです・・」しょんげり



ハッキネン「・・・・・・・・・・・」カポッ(岩陰に身を伏せ、一同の話を盗み聞きしながら顔面にガスマスクを付けている)



芋助「う~む・・確かに悪徳な者はそうするかもしれぬが、それはもう一昔前の発想かもしれませんぞ」

バサリン「え・・?」

一也「俺達が起こした・・いにゃ(否)、フニャンコ革命を知らないニャ?」

バサリン「フニャ猫・・特にカラダの柔らかい猫の事ですか?」

一也「そんなんじゃニャいニャ。革命ニャ」

バサリン「革命・・そういえば、外界をたまに覗きに行く、弟のバサ雄がそんな話しをしていた様な・・」

一也「そうか、バサリン達はず~っとこの辺境で暮らしているから、外の世界に詳しくニャいのか」

バサリン「それもこれも、あの人のいがんだ教育論のせいです」

芋助「現在、新大陸ではバサリン殿の様な、知的生命体種の存在を容認して、どうにか共存生活がおくれないものかと思案し、三種共存を訴える団体が増えてきているのですぞ」

バサリン「三種共存・・・」

一也「その黎明の筆頭となっているのが、俺達のいるユクモ地方ニャ♪」

バサリン「ユクモ・・・」

芋助「さっき君が口にした、バベル中学をはじめね」にこ

バサリン「バベル中学・・・新大陸の桃源郷・・・・」

一也「お父さんに相談してみるといいニャよ」

バサリン「無理です・・・父は・・あの人は、臆病で意固地な黒岩竜なんです・・!」

芋助「絵を見てもらうのも?」

バサリン「どうせバカにされておしまいです・・」しょんげり

芋助「・・・・・・・・・」

一也「勿体ないニャ・・・」


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
(溶岩滝の音だけが響き渡るエリアの中、壁画を見上げる二人の獣人族)


ハッキネン「・・・・・・・・・・」クイクイッ(同じく岩陰に身を伏せている仲間に合図をする)


芋助「母上にご相談されてみては?」

バサリン「母は・・お母さんは、私とバサ雄を産んだ後、火山を降りて行ってしまったと父から聞きました・・」

一也「にゃんでまた・・」

バサリン「理由は分かりません。父は母の話になると、決まってゴロゴロと地面を転がっては、話をそらそうとするのです」

芋助「・・・・(そらせているのだろうか・・)」

バサリン「だから真相はバサ雄も私も知りません。ですが、きっと母はあの人の・・父のそんな「成人黒鎧竜」として未成熟な部分を忌み嫌い、出て行ったしまったのです・・・」ううう・・

芋助「きっと深い事情があったのでしょう・・・余計な詮索をしてしまい、すまなかったな。バサリン殿」なでなで(でっかい足を優しく撫でる)

一也「そうかニャ・・・・・」ほけぇ・・(辺り一面の壁画を見上げている)

芋助「??」

一也「黒岩竜はお父さん・・そして白い鎧竜は、お母さんを描いているんだニャ」

芋助「・・・・・・・・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・・
(所々に描かれた、人型生物や大型モンスターを蹴散らす雄大な黒岩竜の影に付き添う鎧竜)


一也「優しい顔をした鎧竜ニャ」

バサリン「想像です。あんなお母さんだったらいいなって・・・」

芋助「あの絵・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・
(巨大な覇竜に勇敢に立ち向かう黒鎧竜の英姿)


芋助「先程、君は覇竜を倒せる黒鎧竜は存在すると言っていたが、それはお父上のことですな?」

バサリン「父が・・あの人がそうであったらいいという・・・切なる願いです・・」

芋助「・・・・・。一度、お父上と話し合いをされてみては・・」

一也「・・・・・・・」ガッ(芋助の肩を掴み、それ以上は聞くまいという顔をして首を左右に振る)

バサリン「・・・・・・・・・」(壁画を眺めている)



ポシュウウウウウ・・・・・ン



芋助「!!」

バサリン「あら・・・なんの音かしら・・?」きょろきょろ



ヒョウウウウウウウウウン!!
(白い硝煙をたてながら急降下してくる砲弾)



一也「みんな伏せるニャあああああああ!!」ガバッ煙



ドウウウウウウウウウウン!!
(地面に着弾すると共に大量の煙幕を散布する砲弾)



一也「これは・・・!?」モワモワモワモワ・・

バサリン「ゴホゴホッ!!」モワモワモワモワ・・

芋助「しまった・・・・睡眠・・・弾・・・・・」モワモワモワモワ・・


ガクーーーーーーンドキッ


一也「すまない・・バサリン・・・逃げる・・・ニャ・・・・・」ガクーーーンドキッ

バサリン「・・・こ・・こんなことって・・・・・」モワモワモワモワ・・・(薄れゆく意識の中、上を見上げる)


モワモワモワモワ・・・・煙
(煙幕の中から姿を見せる、黒いアーミースーツを着用し、顔面にはガスマスクみたいのを付けた兵士達)


ハッキネン「サンドマンは突然やってくるってね・・・よし!ドクター達に報告してこい!!桃岩竜が起きちまわねぇうちに、さらっちまうぞ!!」フコ~・・シュコ~・・(ガスマスクみたいので息をしている兵士達が頷く)


バサリン「ハァ・・ハァ・・・・(助けて・・バサ雄・・・・お父さん・・!!)」


ガクンドキッ






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~火山、非狩猟エリア1....



バサ雄「さぁ、こっちです。まさひこさん」

あたちのモンハン日記
まさひこ「ヘイヘイ」どすーんどすーんはぁ(クソでっかい風呂敷を担ぎながら二足歩行している。風呂敷の模様はこんがり肉の柄でベースは真緑色の)


バサ雄「この非狩猟フィールドの裏道を抜けていけば、火の国なんてあっという間ですよ」フフフ

まさひこ「ナルホド。ニンゲンノテニ、フレテイナイ、ミカイノチ・・ソコヲ、オレニ、イケトイウノダナ?バサオヨ」

バサ雄「ちゃんとクルセイダーズのお仲間がいらっしゃるポイントまで、自分が案内してみせます!!」どんはぁ(自信たっぷりの鳩胸を叩く)

まさひこ「シカシ、コノエリアニハ、ブライジュウノ、シュウダンガ、イルトキク。デンジャーナノデハ?バサオヨ」

バサ雄「フッフッフッフ。それなら心配無用です」チッチッチッチッ

まさひこ「ナゼシテ?」

バサ雄「この俺がモンスターミリシアの一員みたいなもんだからです」フッフッフッフ

まさひこ「ミタイナ・・カオミシリ、トイウトコロカ」

バサ雄「そ、そんなことはいいんです!!俺が一緒にいれば、ミリシアのみんなも黙って通してくれます!それともまさひこさんは、こんな純粋な岩竜の親切心を無下にしてまで進むというのですか!?その恐暴竜の足で!!」

まさひこ「キケンデ、ナイノナラ、トモニイコウ」どすーんどすーん・・

バサ雄「・・・・そっか・・。まさひこさんは、俺の心配をしてくれていたのか・・・・くぅ~!!さすがは外界で名の知れた義賊集団、ユクモクルセイダーズだぜぇ~!!しびれるぅ~!!」ダシーンダシーンsss(先を行く恐暴竜の後を付いていく)


どすーんはぁダシーンsss
(火山の山腹を歩く、恐暴竜と岩竜)


まさひこ「ホォ・・・ソンナニモ、オレタチハ、ユウメイニ、ナッテタカ」

バサ雄「有名なんてもんじゃないっすよ!!俺たち、成人前の知的生命体種の憧れっすよ!!まさひこさん達は!!」

まさひこ「モットホメテ。シカシ、バサオハ、ヘンキョウ、シュッシンナノダロ?ナゼシテ、ソンナニ「ジョウホウツウ」ナノダ?」

バサ雄「たまに麓に降りては、同じ知的生命体種の小型モンスターと話をしてるんです。これからの時代、腕っ節だけじゃ世の中、渡れないないでしょ?リテラシー能力こそが次世代を生き抜くコツなんだ。情報戦ですよ、これからは」

まさひこ「UBUミタイナコトヲイウ、ショウネンダ」

バサ雄「うぶ・・・・UBUって、クルセイダーズの大ボスハンターのメスでしょ!?くわぁ~!!会ってみたいなぁ~!!」

まさひこ「メスッテ・・・マァ、ソノヒョウゲンデ、アタッテナクモ、ナイガ・・・ナゼシテUBUニ、アイテイノダ?バサオヨ」

バサ雄「その人型メスハンターっていえば、すんごい大剣の使い手だって火山でも有名ですよ!!だから、俺も剣術を教えてもらいたいんです!!」ジョキーーーーンキラキラ(腰に携えた、ボロボロのアイアンソードを抜く)

まさひこ「ネンキノハイッタ、タイケンダナ」

バサ雄「勇者の剣です」フッフッフッフ(自慢気)

まさひこ「アイアンソードッテ、イウンダヨ、ソレ」

バサ雄「俺はね、まさひこさん」(全然聞いてない)

まさひこ「??」

バサ雄「この剣と共に、あまたの大陸を駆ける、偉大なグラビモスになるのが夢なんです!」ジョキーーーーンキラキラ(空に剣を掲げる)

まさひこ「ホォ・・・」

バサ雄「父ちゃんみたいな・・弱虫者じゃないグラビモスになってやるんだ・・!」

まさひこ「チチガ、イルノカ?」

バサ雄「ええ・・まぁ・・・そんなことより、まさひこさん!もっとクルセイダーズの「激アツ列伝」を聞かせておくれよぉ~!?なぁ~!?いいでしょ~!?」ごろん・・ごろんごろん・・くるくる(あのゆっくりとした「例の転がり方」で駄々をこねる)

まさひこ「アラアラ・・トンダ、コマッタチャンダ」

バサ雄「俺は冒険に飢えた岩竜なんだぁ~!!それなのに父ちゃんや姉ちゃんは、危ないから山を降りちゃいけないんだって毎日毎日、クックの姑みたいに口酸っぱくして言いやがる!!だからそんな不幸で救いようのない中二病の岩竜に、とびきりの冒険談を聞かせておくれよぉ~!!なぁなぁ~!!」ごろんごろんごろん・・くるくる(そのまま遠くに転がっていっちゃう)

まさひこ「コソダテハ、ムツカシイナァ・・」やれやれ(あのちっさい両手でやれやれのポーズする恐暴竜の兄貴)






~火山非狩猟エリア42....


ぐつぐつぐつぐつ・・・・・



メガゼノス「い~やぁ~だぁ~!!出ていけぇ~!!」ごろんごろんごろんくるくる(あの例の転がり方で駄々をこねる、巨体の黒鎧竜)


$あたちのモンハン日記
ミッチ「ちょっと!そのでかいカラダで暴れるのはやめるっす!!轢かれたら、死んじまうっすよあせる


パノ「・・・・・・・・・・」(ぼーっとそれを見てる紫色の撫子装備を着た女子。背中にはボウガン(AR15型)を背負ってる)


ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・」(頭の上に実に目つきの悪い猟虫を乗せてる)

ブッチャービートル「カナ・・」ちら(パノの頭の付いてるアゲハプリンセスを凝視する)

バルバラ「??」(その視線に気づく)

ブッチャービートル「カナカナカナ・・・」ペチョリ~ん(七色の怪しげなよだれを自慢気に垂らしてみせる)

バルバラ「・・・・・・(求愛行動のつもりかしら・・)」

$あたちのモンハン日記
テツ「わははははは。もっと転がれぇ~」バチバチsss(なんだか全身がほのかに放電している記憶喪失の桃毛獣)

ミッチ「こら!笑ってねぇで早く記憶を戻すっすよ!!」けり~んぎくっ(尻を蹴る)


ヴォルガロン「・・・・・・・・・(なんなんだ。この状況は・・)」(溶岩湖から首だけ出して見てる)


パノ「急ぎませんか?中(洞窟エリア)に」ちょんちょん(ユーリィのスカートの裾を引っ張る)

ユーリィ「・・・・・・・・・」ぷいっ(人見知り全快)

ミッチ「・・・・・(この二人のおねえさんって、どこか雰囲気が似てるっすね・・)」じーまろまゆ(興味深そうに二人の女子を交互に見てる猫)

パノ「・・・・・・・・・」んべぇ~(ユーリィに向かって舌を出す)

ユーリィ「・・・・・・・・・」ぷい

パノ「あままままままま」(赤ちゃんをあやす時みたいな顔してみせる)

ユーリィ「・・・・・・・・・」ツン

ミッチ「ちょっと。バカやってねぇで、真面目にやるっすよ。お二方」

テツ「え!?誰がフザケてるのさ!?おいら!?おいらは至って真面目だよ~♪」むん煙(あのポッコリお腹を突き出すモーション)

ミッチ「黙ってろ!!」ガスーーンぎくっ(横っ面にドロップキック)

ユーリィ「・・出発しようにも・・」ぼそ

パノ「なんです?」ぬう~(嬉しそうにユーリィに顔を近づける。嫌がるおねえちゃん)

ユーリィ「・・この人・・どうする・・?」ちら

メガゼノス「出て行けぇ~!お前ら、みんな、山から出て行けぇ~!!」ごろんごろんごろんくるくる

パノ「駄々っ子ですね。でかい図体した」やれやれ

ヴォルガロン「メガゼノスは部外者がこの非狩猟フィールドに入るのをひどく嫌う気質でな・・・理解してやって欲しい」

パノ「メンバーなんですか?ミリシアの」

ヴォルガロン「いや・・俺は薦めているのだが、その度に断られる」

メガゼノス「当たり前だ。ダディちゃんは穏健派の龍族なんだ。あんた達、老獪で獰猛な人型と違ってな」しっし(仰向けの体勢のまま、あのちっさい爪でしっしする)

パノ「遭われたのですか?狩猟被害に」

メガゼノス「・・・・・・・・・・」(空を見つめる黒鎧竜)

パノ「・・・・・・・・・・・」

ユーリィ「・・ダディ・・」ぬう(寝転がってる黒鎧竜の顔の横から表情を覗く)

メガゼノス「ん・・?」ちら

ユーリィ「・・悪辣な人間の被害を受けるのは・・モンスターだけじゃない・・・力弱きマイノリティは・・種を問わず・・今も被害に晒されている・・もん・・」

メガゼノス「・・・・・・・・・」

ヴォルガロン「メガゼノス。この部外者達を、お前の家族がいるエリアに行かせたくない気持ちは分かる。だがこのお嬢ちゃんの言うとおり、そうこうしてる間にも暗黒団の連中は、この火山地区を侵害しているのだぞ?」

メガゼノス「暗黒団・・・この前、エリアに侵入した炎戈竜の仲間がまた・・!?」

ヴォルガロン「それだけじゃない。連中はお前の家族がいるエリア17に近づいているぞ」(遠くを見つめ、何かを感じ取っている)

メガゼノス「!!」

パノ「ダディちゃん」

ユーリィ「・・ダディ・・」(黒鎧竜の顔を懇願した表情で見つめる小さい人型二人)

メガゼノス「・・・・・・。条件がある」

パノ「??」

メガゼノス「まずはダディちゃんのファミリーを守ることが最優先だ。それからお前たちの仲間探しを手伝う。それでいいな?」

ユーリィ&パノ「・・・・・」コクコクコクコク(すんごい早さで頷く二人の女子)

ミッチ「交渉成立っす♪」パチ~ん(猫指を鳴らす)

テツ「わはははははは。クエストクエスト~♪」あ~ん(尻尾の先に付いてるアオキノコを丸呑みしちゃう)

To Be Continuedまろまゆ





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?

8/14(金)0時更新 なんにもですよ。本当になんにも決まってないんです2015夏晴れ


をお送りいたします♪
猛暑続きの異常気象汗湧き出る汗と共に体力気力も奪われ、なんだかやる気も削がれちゃう毎日汗
そんな時は「上皮あんまんスタミナ弁当」や「握りちらしあんまんの詰め合わせ」を食べてリカバリーしましょうぽけ~
ほにゃらねぇ~肉球 ゴンベ















「モンスターハンターショップ in 秋葉原ホビー天国」だすってな♪

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憧れは 男前のパンタグラフ

どうぼ。あたモン道実清(「あたもんどうさねきよ」と読む)どす。まずはファイティングオープニングポエム(FOP)の注釈からaya4年ほど使用していたお気に入りのキーボードの「J」ボタンが効かなくなってしまい、久々にキーボード選択をすることになり申した作者さんドキドキ前のキーボードはパンタグラフ(ノートPCでお馴染みの。薄いボタンでソフトタッチで「カチャりコチョり」音がなり、指に優しめのあいつ)だったので、気分転換も含めメンブレン(デスクトップPCを買った時に付いてくるのはほとんどこいつかと。コストパフォーマンスに優れた汎用型。タッチの音は「コソコソ」「フォソフォソ」言うものまで多数)にしようかと調べていると、なんと現在は「まる水洗い水道」出来る優れ物がものがあるとなえ゛!潔癖症気味の作者は、よくキーボードをこまめにウェッティで拭くので、ボタンの字が薄くなったり、ウェッティの水が内部に入ってしまうせいなのか、なんだか反応しない小癪なボタンが出てきたりと苦悩の日々でした(そうでもない)。ここはいっちょ「まる水洗いのメンブレン」で新たなPCライフかバカ野郎ぽけ~なんて思うていたのですが、いざ近所の家電屋さんに行ったら価格ドットコムで見てきた値段と違い、なんだか高かった上、いざボタンを押してみると、パンタグラフ病に侵されていた作者にとって、今再のメンブレンはボタンが重すぎて指がつっちまうあせるという結果に。やはりパンタグラフを探そうと店内の隅っこまで見てもちょうどいいパンタグラフがなく、仕方なく臨時用にやっすいメンブレンのを買って帰りましたふんやはり少しコストをはたいてでもメカニカル(やってる感満載のカチリコチリの打撃音が特徴的な本格派純情タイプ)や静電容量無接点方式(もはやなんだか分からない名称でお馴染みの、押すと「スチャッコチョッ」とする、固形型チョコレートみたいなはっきりとしたボタンの超本格派熱血野郎)にしようかなと思いますが、パンタグラフ病に感染してしまうと、もはや深いボタンのやつが超重く感じてしまうのですぶーメンブレンでさえ「指つるわ!あほうえっへん」と、キーボードの端っこをいけないお手で「て~ん」びっくりなんてすぐにお手を出すから壊れてしまうのは百も承知ロシアン 得意げエンターキーをひっぱたいても「自分、平気っすから」っていう、ドMで男気溢れるパンタグラフキーボードに巡り会いたいものですはぁそんなシンクロニシティを求め、聖地アギババラスに行かないとダメですねふん

さて本題青い鳥アギババラスといえば、来る2015年8月14日(金)~2015年8月23日(日)の間、「モンスターハンターショップ in 秋葉原 ホビー天国」なるものがボークス秋葉原ホビー天国(駅前の。角っこにある。階段で上っていくとなかなかしんどい)の7階イベントホールで開催されますクラッカー

詳しい概要はこれ↓
http://www.4gamer.net/games/245/G024582/20150812060/左クリック

う~む・・これはお小遣いをたくさん持っていかないとダメなやつどすね照れる
あんまんみたいにまあるいアイルーのぐりぐり瞳を見たら、思わず買わずにはいられない・・

あともうひとつモンハン話題アイルー
クロス関連のあれやこれやをまとめて知りたぁ~いドキッ!なんていうぼっちゃん嬢ちゃんに。英語のお勉強も含めて「monsterhunter.wikia.com」様をご参照左クリック

はいそれこれこれ↓
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/Monster_Hunter_X

ココット村を見てたら無印Pをやりたくなり申したぽけ~
溜め斬りのない大剣でのヒット&ラン地獄をもう一度やってみようかなsss
あたモンでも過去に無印Pを挑戦☆読んでない読者様は是非ご拝見aya

はいそれの記念すべき第一回目これ↓
MHP(無印P)☆あれやこれや

上手に番宣したところで今日も・・










ザ・おしまい



皆様も熱中症には気をつけましょう晴れ

seiカーブーのMHF情報なのですが、どうもよほど一人でやるのが寂しいらしく、ちいともやっていないようです汗作者もそれを見越して、本人にメゼポルタの近況を聞くのは控えていますにま~がんばれ。






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バナーもデルクスかいっ手ってな感じで次回の「あたちのモンハン日記」ザッツストーリーモードは

8/16(日)0時更新 「乖離のエンカウンター」の巻


をお送りいたします♪そしたら次回も、世間を賑やかしてるイーサン・ハントみたいにクールな感じで読もうぽけ~はちょらえ~










「乖離のエンカウンター」の巻

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メガゼノス「急げぇ~!!目指すはエリア17だぁ~!!」ダスーンダスーンダスーンDASH!(両肩にそれぞれ右にユーリィ、左にパノを乗せ、あの上手な二足歩行で洞窟エリアを駆ける巨大な黒鎧竜)

$あたちのモンハン日記
テツ「あはははははは。どこ行くのさぁ~♪」ダダダッダダダッDASH!(ミッチを背に乗せ、黒鎧竜の後ろを付いていく桃毛獣。なんだか全身から仄かに放電している)

$あたちのモンハン日記
ミッチ「アブねぇっすあせる下手に落っこちて転げちまったら、溶岩湖に落ちちまうっすよ!もっとゆっくり走るっす!!」ぽかぽかはぁ(桃毛の背中をぶつ)

パノ「らくちんです。こっちは」どしーんどしーんDASH!

バルバラ「チェルシーちゃんも乗せてあげたいわね」

パノ「えすね」ちら(片側に乗るユーリィをチラ見する)

ユーリィ「・・・・・・・・」ぷい

パノ「しちゃって。人見知りなんか」うふふふふ

バルバラ「・・・・・(なにが嬉しいのかしら・・)」


ダスーンダスーンDASH!
(豪快に直進する黒鎧竜と記憶を失いよだれを垂らしながら突き進む桃毛獣)






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~火山非狩猟エリア17....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・
(天井から流れ落ちてくる溶岩滝を中心とした楕円形のエリアを囲う岩壁には、無数の白と黒の鎧竜を称える壁画で覆われている。その壁画を食い入る様に見つめる黒鎧竜とその一行。傍らには一也と芋助の姿も)

あたちのモンハン日記
一也「すまないニャ・・・俺たちが付いていながら・・みすみすとバサリンを・・あんたの娘さんをさらわれちまったニャ・・」ぺこり

あたちのモンハン日記
芋助「メガゼノス殿。今からでも遅くない。すぐに探しに行こう」


メガゼノス「・・・・・・・・・・」(壁画を眺めている)

パノ「この絵は?」(肩に乗りながらそれを見ている)

一也「バサリンが描いた絵ニャ」

メガゼノス「・・・・・・・・・・」

パノ「知らなかったのですか?お嬢さんが絵を描いているっていうこと」ちら

メガゼノス「絵を描きたいと言っていたが・・・実際目にするのははじめてだ・・。あの子に・・バサリンにこんな才能があったなんて・・・」

芋助「ここに描かれている黒鎧竜はすべて、メガゼノス殿、あなただ」

メガゼノス「!!」

一也「そしてこの白い鎧竜は、バサリンが想像したお母さんの姿みたいニャ」

メガゼノス「・・・・・・・・・・」

ユーリィ「・・とても・・上手・・」(右肩に乗ったまま神秘的な壁画に見とれている)

メガゼノス「ああ・・そうだな」

ユーリィ「・・こんな綺麗な絵を描く岩竜に・・悪い子はいない・・」

パノ「探しだしましょう。なんとしても」

メガゼノス「お前たち・・・」

ミッチ「メガゼノス殿!兄貴がマグマの底に到着したっすよ!!」(エリア中央の溶岩滝の下を覗いてる。その隣では記憶を失ったテツが口を開け、お尻を掻きながら滝を見上げている)

メガゼノス「ヴォルガトロン!!娘の居所は分かるか!?」ダシーンダシーンDASH!


ヴォルガトロン「入れ違いだった様だ!!」(マグマの滝が落ちている溶岩湖から首を出し、上を見上げながら叫んでいる)

メガゼノス「娘はどこに連れて行かれた!?」

ヴォルガトロン「待て!!今、この近くでミューオンが貫通している物体を感知してやる!!」

メガゼノス「頼む・・・一刻も早く・・!!」

ユーリィ「・・・・・・・・」スッ(巨大な横っ面を優しく手で触れる)

ヴォルガトロン「空・・・バサリンをさらった連中は空を飛んで移動している様だ!!」

メガゼノス「なんだと・・!?」

一也「バサリンを連れて飛べるニャんて、どんな連中ニャ!?」

パノ「可能です。暗黒商会なら」

一也「にゃっ!!」

芋助「連中の仕業なら誘拐も納得がいく・・だが、どうやってバサリン殿を連れ、空に?」

ミッチ「大型飛空船っすよ!!」

パノ「いえ。あるんです。もっと効率のいいものが」

メガゼノス「なんだ?それは」

パノ「鎧竜の搭乗兵器。グラスーツです」

メガゼノス「!!」

ミッチ「クソォオオオオオオオ!!卑劣な奴らめぇえええええ!!」ダーーーンぎくっ(地面を殴りつける)

一也「兄貴!!その鎧竜はどこに向かってるニャ!?」

ヴォルガトロン「・・・・山の麓・・・・エリア9だ!!溶岩湖が辺りを包むあのエリアなら、モンスターはおろか、人型の目につくこともない!!」

ミッチ「メガゼノス殿!!」

メガゼノス「ああ。みんな俺にしっかり掴まってろ」

一也「ここからニャ!?」

芋助「上は溶岩滝ですぞ?」

メガゼノス「天井を突き破るくらい、どうてことない。行くぞ!!」

ヴォルガトロン「俺は溶岩湖から現地に向かう!!後でな!!」ジャバーーン血

一也「みんな掴まるニャ~!!」ガバッはぁ(足の爪にしがみつく一也、芋助。ミッチに促され、慌てて足に掴まるテツ)

ミッチ「いいっすよ!!」

メガゼノス「待ってろ・・・バサリーーーーーン!!!!」グワッ煙(両翼を広げる)


ドウウウウウウウウン!!
(まるでロケットの様に巨体を飛び上がらせる黒鎧竜)


ドゴオオオオオオオオン!!
(溶岩滝にぶつからぬ様、天井を斜めに破壊して外に飛び出る黒鎧竜)


メガゼノス「・・・・・(無事でいろよ・・・バサリン!!)」ビュオオオオオオオ!!(火山の噴火口をバックに飛翔する黒鎧竜と必死にその体の各所にしがみつく一行)






~火山、非狩猟エリア8....


あたちのモンハン日記
まさひこ「キョウボウリュウノ「ダエキ」、ドスグロイチ、ソレニ、シッコクヒ、メツリンヲ、48ニチカン、ツケコム。ソウスルト、ジョウトウナ「クサミ」ガ、デルンダ」のしーんのしーんDASH!(火山の山腹を歩きながら力説してる)


バサ雄「はぁ・・(ラーメンの作り方の説明はいらないんだよなぁ・・もっとクルセイダーズでの冒険録が聞きたいんだけど・・)」

まさひこ「アツアツノスープハ、アカチャンニハ、マダハヤイカラ、ソノバアイ、ツケジルヲニ、クーラードリンクヲ、マゼテ・・・」ぶつぶつ

バサ雄「つまんない話しばかりだなぁ・・・あ、まさひこさん!もうすぐエリア9です!エリア9は溶岩湖に面している所ですが、暑いの平気ですか!?」

まさひこ「ウチノ、チュウボウニ、クラベタラ、ハイ」のしーんのしーんはぁ

バサ雄「ダメだ。この人の頭の中身は、店のことばっかりだ」


のしーんのしーんのしーんのしーんはぁ
(やがて溶岩湖に面した広いエリアに出てくる。ラティオ活火山のエリア9みたいな感じ)


まさひこ「アチィネェ・・・汗」(たくさん汗かいてる恐暴竜)

バサ雄「まさひこさん達(恐暴竜)って、火山でも棲息可能なんですよね?」

まさひこ「モチロンサ。トクニ、オレハ「タイシャ」ガ、イイカラ、ヨクアセヲカクノダ。ソレモコレモ、フダンカラ、イビルジョーラーメン、ハレツアロワナノダシジルヲ・・」ぶつぶつ

バサ雄「あ~ん!もうラーメンの話しはいいですよぉ~!」

まさひこ「ア・・・」

バサ雄「なんですか?今度は冷やしイビルはじめましたの話しですか?」

まさひこ「ナンカトンデクル」くんくん

バサ雄「へ?」

まさひこ「テキカモシレヌ。モグルゾ」もぐもぐもぐDASH!(地面に潜っていく)

バサ雄「え!?敵って!?」あたふたあせる

まさひこ「ネンノタメダ。カクレル。オマエハ・・」もぐもぐ・・

バサ雄「へへ~ん!俺にはお得意の擬態があるんですよ~だ♪そりゃああああああああ!!」モグりんDASH!


ぽへぇ~~~~ん
(立派な岩(あの例の形の)に擬態する)


まさひこ「ナルホド・・・ム、チカイゾ・・・・」もぐもぐもぐ・・・





しーーーーーーーーーーん





ヒョウウウウウ・・・・・・ン・・・・・





ダシャーーーーーーンぎくっ
(空から落下してきたのは気絶している桃岩竜)



バサ雄「・・・・・・(何かがお空から落ちてきた・・・ん・・まだ何か飛んでくる音が
するぞ・・)」





ダスーーーーーーーン!!
(背中にカペラが跨るドスイーオス、ハッキネン、その他暗黒団のいち小隊を乗せ、豪快に着陸してきた鎧竜)


ギュレス「どうでしたか?ドクター。フライトの方は」(鎧竜の口元から信管を通して響き渡る声)

カペラ「短かったけど、まぁいいコントロールだったわよ」ダスーーーン煙(背中から飛び降りるドスイーオス)


サイコドローム「驚いたものだ。飛空も可能とはな」

カペラ「元々の生態熱量が高いおかげよ。ブーストなんて「後付」、なんてことないんだから」ファサッ(髪をかきあげる)

ハッキネン「よぉ。それより、そいつ生きてるか?大人しくしてたみたいだが」よっはぁ(他の兵士と共に背中より飛び降りる)

ギュレス「飛行中は鎧竜の足で挟まれながらも、しっかりおねんねでしたよ」


バサ雄「・・・・・・(なんだ・・こいつら・・・・人型か?)」(擬態したまま辺りを考察する)


ハッキネン「ん・・・。なんだこの岩」

暗黒団兵「妙ですな。こんなエリアに・・・あれ・・この形どこかで見たことあるような・・」

ハッキネン「んなこたどうでもいいぜ。ちょうどよかった。さっきからしょんべんしたかったんだよ」ジー(岩陰でチャックを開ける)

カペラ「ちょっと!汚いもん見せないでよねあぁっ?!」しっし手

ハッキネン「むははははは!!百戦錬磨のドS龍科学者も、これには敵わねえってか!?むはははははは!!」じょばばばばばばばばあせる(きったならしい音だけが辺りに響く)

カペラ「ほんとサイテー・・。誰かアスピリン持ってる?」

バサ雄「・・・・・(龍科学者ってなんだろう・・・うっ!なんだ・・!?)じょばばばばばばばあせる(かけられている)




バサリン「ん・・・・・・」ぱちり


暗黒団兵「ドクター」

カペラ「お目覚めのようね。ま、あれだけの高さから落とされれば誰でも起きるわね」

バサリン「ここは・・・・はっびっくり

カペラ「おはよう。桃岩竜のお嬢さん」スチャ(自分を見下す黒衣の女史とその左右からボウガンを突きつける黒い兵士達)

バサリン「あなた達は!?」

カペラ「だめよ?下手に暴れると、蜂の巣なんだから」くす(その後ろでボウガンを構えている兵士達)

バサリン「・・・何が目的ですか?」


バサ雄「・・・・・・(この声・・・・・・ねえちゃん!?)」


カペラ「目的は至って簡単。あなたのお父さん、黒鎧竜はどこにいるのかしら?」

バサリン「父の・・あの人の知り合いなの・・?」

カペラ「ま、そんなところかしら」にや

バサリン「・・・・・・・・・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・
(巨大な白い鎧竜が立っているのが分かる)


ハッキネン「よぉ。おめぇ、ママに会いてぇんだろ?」ずいっ(なにやらズボンのチャックを上げながら、近づいてくるこ汚い兵士)

バサリン「・・・・どうしてそれを?」

ハッキネン「なぁに。さっきお嬢ちゃん達が話してるのを聞いちまったんだ」

バサリン「・・・・・・。一也さん達はどうしたの?」キッ

ハッキネン「ああ、あの猫共か?安心しろよ。今頃、あのエリアでねんねしてるぜ」シュボッ火(マッチでジョイントに火をつける)

バサリン「・・・・・・・」ほっはぁ


バサ雄「・・・・・(ねえちゃんが誘拐されたんだ・・・!!それに父ちゃんの場所を教えろって、こいつら一体なにものなんだ・・!?)」


サイコドローム「拷問にかけるのが煩わしいのなら、俺にやらせろ。すぐに吐かせてやる」

カペラ「ああ。そうだったわね。あなたのスキル使えば、すぐに済むわね」

ハッキネン「まぁ待ちなって」ずいっ(太古のマリファナをふかしながら馴れ馴れしくカペラの肩を触る。すぐに嫌そうな顔して体を引く女史)

バサリン「・・・・・・・・・・」ちら

ハッキネン「なぁ嬢ちゃん。パパの居場所を教えてくれたら、ママも喜ぶと思うけどなぁ~」

バサリン「・・・・どういう意味ですか?」

ハッキネン「にぶいなぁ~。パパとママを会わせてやるって言ってんだよ」ふかぁ~もくもく煙

バサリン「え・・・・・」

ハッキネン「そこに立ってんだろ?ママがよ」ちら

バサリン「・・・・・・嘘・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・
(まるで生態エネルギーを感じない鎧竜を見上げる)


カペラ「ちょっと、どういうつもり?」こそこそ

ハッキネン「心理作戦だよ。余計な手間かからなくていいだろ?」こそこそ

バサリン「嘘よ・・・・あれが・・・ママだなんて・・・・」


「母ちゃん!?」


カペラ「!?」




ドシャーーーーーーーン!!
(擬態を解き、全身を地面より見せる)



サイコドローム「岩竜だと!?」ザッ

バサリン「バサ雄!!」

バサ雄「母ちゃん・・・これが・・俺達の・・・・母ちゃん・・!!」(鎧竜を見上げている)

カペラ「どうすんのよ?あんたの嘘で勝手に盛り上げってるみたいだけど」

ハッキネン「構わねぇ!!撃ち殺・・・・」


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・!!
(地面が大きく揺れ出す)


暗黒団兵「なんだ!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!

ギュレス「地中です!!生態反応あり!!」

バサリン「人型の声・・・・・あれはママじゃないわ!!」




ザシューーーーーーン!!

まさひこ「ニゲロ!!バサオ!!」


ハッキネン「げえええええええ恐暴竜冷撃て!!撃ち殺せぇえええええ!!」

ギュレス「もう一体、溶岩湖より生態反応!!」

カペラ「次から次へと・・!!」ダッsss




ジャバーーーーーーーン!!

ヴォルガトロン「そいつらに惑わされるなぁあああああ!!」ビュオオオオオ煙(溶岩湖から勢い良く飛んできた)



暗黒団兵「撃てぇえええええええええ!!」ババババババババドンッ


グシャーーーーーーン!!
(飛翔からのボディプレスを食らい一網打尽にされる一小隊)


ハッキネン「ひええええええええあせる」ぴゅううううsss(両手を上げて鎧竜の背後に隠れる)


バサ雄「兄貴!!」

カペラ「サイコドローム。出番よ」

サイコドローム「任せろ」ザッ

まさひこ「ン・・・?」

サイコドローム「その溶岩竜はお前の敵だ。殺せ」フィフィフィフィフィフィ・・(トサカ部より何か音波を鳴らす)

まさひこ「・・・オレノ・・・・テキ・・・・・」

ヴォルガトロン「バサ雄!バサリン!逃げろ!!」

まさひこ「ウオオオオオオオオオオオ!!」ダッsss

ヴォルガトロン「なっ!?」



ガシーーーーーーーーン!!
(恐暴竜の突然のタックルにより溶岩湖までふっ飛ばされる溶岩竜)



まさひこ「ガアアアアアアアアアア!!!!」


バサ雄「違うんだ、まさひこさん!!兄貴は敵じゃないよ!!父ちゃんの知り合いなんだ!!」


ハッキネン「知り合い・・・ほぉ・・・」(鎧竜の足元から顔を覗かせてる)


バサリン「バサ雄、逃げましょう!!」

ギュレス「おっと。そうはさせないぞ」ズン煙(周りの状況を把握しきれていないバサルツインズの前に立ちはだかる巨大な白鎧竜)

バサ雄「母ちゃん・・・・」

バサリン「騙されちゃダメ!!私達のお母さんはもっと愛情に溢れているはずよ!!」


トシューーーーンドキットシューーーーンドキッ
(双子の岩竜の首元に睡眠弾が刺さる)


カペラ「うち自慢の超強力睡眠弾よ♪」スチャ(ボウガンを下ろす)

バサ雄「ねえ・・・ちゃん・・・・」バターーン煙

バサリン「バサ雄・・・・・・」バターーン煙

サイコドローム「ギュレス!!二人を連れてけ!!人質にするぞ!!」

ギュレス「了解」ドウィーーーンキラキラオレンジ(両目が怪しく光る鎧竜)


ザシュッぎくっ
(両足の爪で二人をすくうように引っ掛ける)


ハッキネン「ずらかろうぜ!!」バッ煙(鎧竜に飛び乗る)

サイコドローム「いくぞ。ドクター」バッ煙

カペラ「ええ」ダッ煙(背びれに颯爽と掴まる)

ギュレス「最大出力・・・ウイングオーバー!!」バサッ(両翼を広げる)


ズオオオオオオオオオンジャンプ
(両手を羽ばたかせ一気に飛翔していく鎧竜)


ヴォルガトロン「む・・・待て!!」(溶岩湖から首だけ出し、それを見上げる)


ハッキネン「こいつらを返して欲しければ、黒鎧竜を連れてパルミュラ祭壇まで来い!!そこで人質と交換だ!!」


ヴォルガトロン「祭壇・・・神域の入り口か・・!」


サイコドローム「なるほど。こいつにしてはなかなかのアイデアだ」ビュオオオオオオオ

ハッキネン「24時間くれてやる!!時間内に黒鎧竜を連れて来なければこいつらを殺す!!いいな!?」


ビュオオオオオオ・・・・・
(やがて見えなくなる鎧竜)


ヴォルガトロン「・・・・・・・・・」ちら

まさひこ「ウーーーン・・・イッタイ、オレハ、ドウシタンダ・・・」ぶんぶん


ヒョウウウウウ・・・・・ン・・・
(上空より黒鎧竜が見えてくる)


ヴォルガトロン「さて・・・どうやってあの怒れる父を説得したものか・・」やれやれ

まさひこ「アレー・・オカシイナ・・・ッテ、バサオ!?バサオヨ、ドコダァ~!?」あわわわわわ(あのちっさい手であわわする)

ヴォルガトロン「乖離のエンカウンター・・か。何からなにまで面倒になってくるぜ」ブクブクブク・・(顔を半分溶岩湖に浸からせる)


To Be Continued





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あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ジ・ストーリーモードは!?

8/18(火)0時更新 「粉骨砕身!!」の巻


をお送りいたします♪お盆(旧盆)もいよいよラストスパートDASH!帰ったりなんだののラッシュやれくるま2、残り僅かな夏休みからメランコリックな焦燥感に襲われたりなんだのドキドキ日々是精進、あいこれ好日晴れゴッドな夏休みに色染めましょうぽけ~そんだこんだで次回も読もうあぁっ?!見ようあぁん?読も見ようにま~






「粉骨砕身!!」の巻

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~ユクモ村、旧あたちハウス跡地....



$あたちのモンハン日記
トンコ「違うニャ~!!もうちょっと右だニャ!!こりゃあああああ!!」(切り株の上に乗り、何やら設計図を広げ指示をしている様子)


彭関越「どこずら?この辺ずら?」よいしょっとなはぁ(両肩に材木を抱えている)

トンコ「違うニャ~!!そっちは左ニャ恥・・・あたちから見て右の方向に行くニャ!!こりゃああああああ!!」

彭関越「よくわからないずらよ」やれやれ汗

あたちのモンハン日記
キザ夫「HEY、カンエツ。あれでもトンコなりに必死なんだよ。一刻も早く、ホームをビルドしようってね」しょり~んしょり~んDASH!(大木をカンナで削ってる)

あたちのモンハン日記
ザンコ「それは理解出来ますが、なんだってトンコさんが偉そうにしてるのか!ってことが腑に落ちないんですの!!」ガンガンガンガンびっくり(トンカチでひたすら柱に釘を打つ)

$あたちのモンハン日記
チェルシー「あたちは楽しいにょだ♪お家作り」たたたたたはぁ(両手を上げてその辺をただ走り回ってるだけ)

トンコ「こりゃああああああ!!チェルシー!!危ないから、お前は村長さんの所に行ってるニャ!!こりゃああああああ!!」ブンブンブン包丁(ベリオSネコ包丁を振り回す危険児)


村長「おほほほほほ。皆さん、くれぐれもお怪我だけは、気をつけて下さいまし~」(いつものあの長椅子に座り、建築作業に勤しむ一同を激励している。その傍らには椅子に座るプーギーの姿も)



ブー「ブベラボヘヒッホ(まさか僕がUBUちゃんを探しに出かけてる間に、あたちハウスが地震で倒壊しちゃうなんてね・・悪夢だよ)」ふぅ~

村長「本当に・・UBUちゃんのお家だけ倒れてしまうなんて・・・他の家はみんな無事でしたのに」

ブー「ブベー。ボッボ。トリュフトリュフ(家はないわ、UBUちゃんとは入れ違いだわ、散々だよ)」ぶふぅ~

村長「ブーちゃんが家出したのではないかと、皆さん心配してましたのよ?」(豚語が分かるらしい)

ブー「ブ~!!イノコイノコ!!(家がないんじゃ野生だよ!!まったくUBUちゃんもとんだ欠陥住宅を買わされたもんだね!!)」ぶひぃ~むかっ

村長「建築家さんから、お家の設計図を預かっておいて本当に助かりましたの。飲みます?」(と茶を勧める)

ブー「ハモンイベリコ・デ・ベジョータ(保険には加入していなかったの?)」

村長「ユクモにこにこ損保の火災保険には加入していたのですが、地震保険の特約はセットで加入していなかったようですの」ずずずず・・(茶を慎ましく頂く)

ブー「プロシュット・ディ・パルマ(それで設計図を拝借して、みんなで建て直してるってわけなんだね・・なんだか気が遠くなる話しだ)」むにゃむにゃ(眠くなってきた)

村長「大丈夫ですの。きっと同じように復興しますわ」おほほほほ(呑気)

ブー「トーキョーX・・(ならいいけど・・また地震が起きなければ・・ね・・)」ZZZZ・・・


すあま「お~い♪差し入れもってきたでぇ~」よいしょっとよいしょっとDASH!(運搬スタイルで大包を運んでくるおかっぱの中二女子)


リカ「あれ~、ぜんぜん進んでないね」(すあまの隣でやかんを両手に歩いてくる)

すあま「やっぱりうちらが付いといてやらんと、あかんようやな」フッ


トンコ「みゅうう。もうおやつの時間ニャ・・おい!みんな!一旦作業を中止ニャ!!3時のおやつにするニャよ!!こりゃああああああああああ!!!!」ブンブンブン包丁

キザ夫「ワ~オ!!イッツァ~ブレイクタァ~イム!!」ガシャーーン煙(持ってたカンナを放り投げる)

彭関越「へ~え。休憩しようずら」ごろんふん(木材を無造作にその辺に置く)

ザンコ「さっきも休憩したばかりですわよ?ま、いいですけど」ぽ~いはぁ(とんかちを後ろに放り投げる)

チェルシー「わぁ~い♪お・や・ツ~~~~!!」ドガーーーンsss(感極まり、せっかく建てた柱にドロップキックを食らわす。ゆっくり倒れる柱)

すあま「なんやねん、あれ汗みんなやる気あるんか?」

リカ「まぁまぁ。おやつはね、すあまちゃんちのデザートよ♪」

彭関越「すあまの家の?」

キザ夫「イエ~ス。すあまの実家は、アマンダっていう村一番のカフェなのさ!!」ガーンびっくり(行く手を阻む、木材を蹴っ飛ばして皆の下に行く)

トンコ「ニャにを持ってきてくれたニャ?」けり~んびっくり(転がってきた木材をまた蹴っ飛ばす)

すあま「古代魚のキャビアやで」バサッ(風呂敷を開けるとキャビアが詰まったタッパがたくさん出てくる)

彭関越「うわぁ~!!おら、そんな高級なもの食ったことないずら!!」ガーーンドキッ

ザンコ「田舎の河狸獣には珍しい逸品ですわね。ま、ここ(ユクモ)も十分田舎ですけど」パカァーんびっくりあ~ん(なんの躊躇もなしにタッパを開け、かっ食らう)

彭関越「さすがは名家の女公子・・豪快な食べっぷりずら・・。それじゃおらも・・・」あ~ん(タッパごと口に当てて食べちゃう)

トンコ「贅沢な食べ方ニャ」ちまちま(猫指でちまちまとつまんで、隣で口を開けて待ってるチェルシーに食べさせてやる)

彭関越「・・・・・・」あんみゃんみゃん・・(ほおばっている)

リカ「どうですか?」

彭関越「非常好吃・・・・うまぁああああああああああい!!!!」ザザ~~~ん波(感動のあまり荒波立つ心の表象が背景に表れる)

すあま「せやろがい。たくさんたべぇ~♪」

リカ「作業は順調なの?キザ夫くん」コポコポコポ・・(やかんで木製コップに麦茶をついでいく)

キザ夫「カンエツのおかげでアップグレード間違いなしさ!なんだって、丈夫なユクモの木を「歯」で削っちゃうんだから、たいしたCaeserberさぁ~♪」(Caeserber:河狸獣の英語表記。なんて発音するかは各々の語学力におまかせしますaya

ザンコ「剛力だけは褒めて差し上げますわ」ぺろぺろあせる(キャビアでぺちょぺちょになった肉球を舐める)

チェルシー「ねぇトンコおねえちゃま。またみんなで仲良く、お家でゴロゴロ出来る?」

トンコ「大丈夫ニャ」ぽん(頭に肉球を置いてやる)

彭関越「心配いらねぇずら。おらのユクモでの初クエスト、「あんまん大姐の家を建てろ!」は、必ず達成してやるずら。ここにいる、みんなと一緒にな」にこ

チェルシー「河狸のおにいちゃまは怒ってないにょ?姫姉ちゃまが、カーブーおにいちゃまを置いてきぼりにしたこと?」

彭関越「あんまん大姐は、彼女なりに川村大人を想っての行動だと、おらは感じたずら。ロージー小姐達も、それを分かっているずらよ」ちょん(でっかい指でチェルシーのオツムを触ってやる)

チェルシー「あたちは心配にょ・・・こうちてる今も、姫姉ちゃまやトレプルビーおじちゃま、しょしてパノおねえちゃまが危険な目にあってると思うと・・・とても胸が苦しいにょだ・・」

キザ夫「ザッツオーライさ、チェルシー。きっとUBU達はブラックギルドを倒して、ユクモにバックしてくるさ。だからその時の為に、ミー達でホームをビルドするのさ。UBU達がゆっくりスリープ出来る様にね」ゴッゴッゴッゴッ(麦茶をかっ食らう)

すあま「せやで。せっかく再築するんや。今度はいざの時に備え、パニックルームや、びっくりハウスみたいな奇想天外な仕掛けを作ろな」

チェルシー「はいにょ!」

ザンコ「・・・・・(仕掛けはいらないと思う・・むぅ)」

トンコ「そういえば鉄平はどうしたニャ?」

すあま「ああ、さっき商店街ですれ違ったで」

リカ「フラワーさんと一緒に。コニーさんの所に行くって」

トンコ「しょうか。そっちはあの二人に任せておいた方が良さそうだニャ」

チェルシー「コニーしゃんって、フェイリンメイリン国から連れてきたっていう、メラルーのおねえちゃまのこと?」

トンコ「うんみゃ。向こうでいろいろ辛いことがあったみたいなんだニャ。だからその心のケアーを、鉄平とフラワーがしてやってるんだニャ」

チェルシー「しょうか・・早く良くなるといいにょね」すりすりすり(トンコに頭をなでられる心優しい幼児猫)

ザンコ「それにしても、困ったのは川村様ですわ・・。まったく、我が主として情けない・・・川村様は今日も農場ですの?」

彭関越「そうずら。真眼を鍛えているずら」

ザンコ「そう・・・・・」

彭関越「お前も川村大人が心配ずらね?」にこ

ザンコ「仕方ないないですわ。あれでも一応、私が仕える主なのですからふん」ふん(微笑みながらその様子を見ている河狸獣)





~あたちファーム....


ザアアアアアアアアアアアア!!
(座禅をしながら滝行をしているカーブー。その左右で真似するように滝に打たれているスクアギルの成体とニャーク)


ガルグイユ「・・・・・・・・・・・」ザアアアアアアアア!!

ちら(カーブーの方を見上げるガルグイユ)

あたちのモンハン日記
カーブー「・・・・・・・・・」ザアアアアア!!

ガルグイユ「・・・・・・・・・・」ザアアアアアアアア(それを見届けると今度はニャークの方を見る)

$あたちのモンハン日記
ニャーク「・・・・・・・・・・」ザアアアアアア(滝に打たれながら、こっちを見て首を左右に振る)

ガルグイユ「・・・・・・・・・・」ザアアアアアア(目を瞑る)




あたちのモンハン日記
アラン「まぁ、よく続くもんだな。押しかけ妹の心配もよそにな」ふかぁ~ボスの葉巻(芝生に腰を下ろしながら一服してる)

$あたちのモンハン日記
ロージー「・・・・・・・・・・」(ピクニックシートの上で正座をしながら滝行を見守っている。左肩の上ではいつもの様にドスビスカスが気持ちよさそうに眠っている)


アラン「まったくこっちも・・健気なもんだぜ」ふかぁ~

ロージー「・・・・・・・・・・・」


あたちのモンハン日記
フランソワ「紅茶をお持ちしましたよぉ~」てくてくてく(おぼつかない足取りで、お盆に乗ったティーセットを両手で持ちなが農場にインしてくる。その隣には一切の隙も感じさせない忍猫の姿も)

$あたちのモンハン日記
ニャ太郎「やはりここにおられましたか。ローズダンテ殿」ザッザッザッザッ


ロージー「ニャ太郎さん、フランソワさん♪」

アラン「よぉ~お二人さん。渓流でのデートはどうだった?」

フランソワ「え・・わ、私達はそんなつもりで渓流に行っていたわけではありません!」

アラン「冗談だよ。エリーゼちゃんはよ?一緒だったんだろ?」

ニャ太郎「エリーゼ殿はアルテミス殿と一緒に、ユクモ空域のパトロールに出かけられた」ザッ(皆の下に腰を下ろす)

ロージー「アマちゃんは?」

フランソワ「安心して。アマテラスは渓流の洞窟でぐっすり休眠中よ」コポコポコポ・・(お紅茶をいれる)

アラン「知らねぇぞ。ハンターに狙われても・・・って、起きやしねぇんだっけか?」ふぅ~たばこ

ニャ太郎「心配ない。弟殿がしっかりと見張っている。それに二頭がいるエリアは非狩猟区だ。心配いらんさ」

ロージー「頑張ったもんね、アマちゃん・・。あたし達を迎えに、たった一人で長い距離を飛んできただけじゃなく、帰りはあたし達を乗せ、関君を宙吊りにして何日も飛んだんですもの。おまけに水没林では戦闘もこなして・・・その分、しっかり休んでもらわなきゃね♪」

アラン「あいつみてぇにか?」ちら


ザアアアアアアアアアアアア・・・・
(滝に打たれるカーブー一同)


フランソワ「お紅茶が入ったので、お呼びしようかしら・・」

ニャ太郎「いや、やめておけ。気を鎮めているんだ。本来ならば姫達と共に、火の国に行き、その猛る思いをぶつけているはずなのだからな・・」

アラン「おめぇも・・だろ?」

ニャ太郎「それはあなたもでしょう?」にこ

ロージー「・・・・・・・・・・」

フランソワ「ニャ太郎。私に構わずあなただけでも火の国に行って」

ニャ太郎「・・・・・・・・・・」

ロージー「だめだよ」

フランソワ「??」

ロージー「だってお兄ちゃんは、やきもきした気持ちを鎮める為に滝行をしてるわけじゃないのよ?」

ニャ太郎「・・・と申されると?」

ロージー「こうしてる今も、心の中ではUBUちゃん達と戦ってるの・・・いつ出発してもいいようにね」

アラン「って、ことは行くつもりなのか?火の国に」

ロージー「みんな一緒よ。あなた達二人は、あたしのオトモなんだから。アランさん、ニャ太郎さん」にこ

ニャ太郎「御意」スッ(微笑みながら御意の姿勢をとる)

アラン「で、それはいつ頃なんだ?」カション(背中に背負ってるボウガンを手に取る)

ロージー「刀待ち」

ニャ太郎「どのような代物で?」

ロージー「東方一の刀工(ソードスミス)、一条青雪左さんが、お兄ちゃんの為だけに鍛え上げた、この世で一本の最上大業物よ♪」





~ユクモ武器工房.....




ギャーーーーーーーン!!
ギャーーーーーーーーン!!

(武器屋の外より聞こえる、鍛造の激しい金属音)


ギャーーーーーーーーン!!ギャーーーーーーーーン!!
(着物の左肩をはだけさせ、か細い全身を汗だくにしながら、小槌を片手に焼刃土が塗られた刀身に向かって打ち続ける美青年)

雪左「ハァ・・ハァ・・・・」ギャーーーーーンぎくっ(長く細い黒髪を後ろに束ねたその横顔は、やつれ果てるも、目に宿った確かなる生気だけは失っていない)


モミジィ「・・・・・・・・・・」ごくり(鍛冶台の横で片膝をつき、瞬きひとつせずそれを凝視する)

加工屋の親父「・・・・・・・・・・」(モミジィと向かい合う形で鍛冶台を挟み、真剣に鍛錬を見届けている)

雪左「急冷!!」

モミジィ&加工屋「おうニャ!&あいよ!!」バッ煙(急いで火鉢を使い、刀身を持ち上げ、鍛冶台の横にある水がたっぷり入ったバケツの中に入れる)


ジュウウウウウウウウウウ!!
(すごい煙が立ち上がる)


雪左「鍛錬!!」


ジュウウウウウ・・・・ゴトン
(水から刀身を出し、再び鍛冶台に乗せる)


ギャーーーーーーーーン!!
ギャーーーーーーーーン!!

(再び打ち続ける雪左)


雪左「ハァ・・ハァ・・・・!!」ギャーーーーーーーーンぎくっ

モミジィ「・・・・・(鍛造に入りもう何日目だニャ・・?時間の概念を忘れるくらい同じ作業を繰り返し、雪左殿の体力はとっくに限界を超えているはず・・!!)」

雪左「急冷!!」

加工屋の親父「おうよ!!」バシャーーーーーーン水しぶき


ジュウウウウウウウウウウ!!


加工屋の親父「・・・・・・(ワテがいなかった間に、ユクモは大変な目にあってしもうたなぅ・・!その借りを返す為にも、カーブーを無事に旅立たせてやる為にも、この天才刀匠に付き合うと決めたんだなぅ!!)」ジュウウウウウウウ・・・・煙

雪左「ハァ・・ハァ・・・・・焼入れ!!」

加工屋の親父「おうよ!!粉骨砕身!!打てぇええええ!!(なんという誉れだなぅ・・御年数えるのを忘れちまったくれぇ、くたびれたこの年寄りを、ここまで熱くさせてくれるなんてなぅ!!)」

雪左「ハァアアアアアアアアア!!!!


ギャーーーーーーーーーーン!!
(弾ける汗と共に満身創痍で打ち込む雪左)


モミジィ「あとひといきでごニャる!!頑張るでごニャるよぉおおおお!!(このか細い腕から放たれる鉄槌には命の煌きを感じるニャ・・!数多くの名だたる鍛冶師の鍛錬を見たきたでごニャるが、こんなにも刀に息吹と血を与える刀工は見たことがないでごニャる!まさしく本物!!これぞ天星の職人技!!)」

雪左「!!!!!!」ギャーーーーーーン!!(声にもならない周波数の咆哮をあげ、打ち続ける)

加工屋の親父「オメェの全身全霊の刀魂!!焼き付けろぉおおおおおおお!!」

雪左「アアアアアアアアアアア!!!!!」ブワッ煙




ダギャアアアアアアアン!!
(一撃を放つ小槌と刀身から、流星群の様な美しい火の粉が弾ける)




モミジィ「ブニャ・・!?」キラキラキラキラ・・キラキラ

加工屋の親父「これを逃したら死んでも死にきれんぞよ!!モミジィィイイイイイ!!」ガシッドキッ(慌てて火鉢で刀身を掴み上げる)

モミジィ「わぁ~っとるニャ!!老いぼれ!!」ガシッドキッ


ジュウウウウウウウウウウ!!
(すぐさま水に刀身を浸すと同時に、今まで以上の煙が工房内を覆い尽くす)


雪左「はぁ・・・はぁ・・・・」(美しい横顔から滴り落ちる汗と共に下を見下ろす)


ゴポゴポゴポ・・・・!!
(バケツの水が沸騰している)


加工屋の親父「はぁ・・はぁ・・・・」

モミジィ「・・・・・・・・・」ちら


シュウウウウウウ・・・・・・・


加工屋の親父「・・・・・・・」こくり

モミジィ「・・・・・・・・」こくり


バシャ・・・・(ゆっくりと刀身を持ち上げ、それを雪左に見せる)


雪左「はぁ・・・はぁ・・・・・」


はらはらはら・・・・・・・・
(刀身に塗られている焼刃土が自ずと紅葉の様に剥がれ落ちる)


モミジィ「なんと・・・!?」

加工屋の親父「焼刃土が勝手に・・・落ちたなぅ・・」

モミジィ「これは・・・・」

雪左「大陸一の刀匠、一条青刀斎の大技どす」にこ


キラキラキラキラ・・・・・・キラキラ
(粘土が綺麗に剥がれ落ちた中から、鏡のように光った銀色の刀身が姿を見せる)


加工屋の親父「おお!!」

モミジィ「雪左殿!!」

雪左「完成どす。ユクモノノダチ「龍塵」・・・の・・・・・」ふらっ・・・





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






たしっびっくり
(ゆっくりと後ろに倒れる天才刀匠を、畏怖する様に支える二人の老鍛冶職人)


雪左「すかぁ~~・・・すううう・・・・・」ZZZZZ・・・(二人の腕に抱かれながら、少し笑みを浮かべて眠る美青年)


To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はぁ~

8/20(木)0時更新 「作者、モンスターハンターショップ in 秋葉原ホビー天国に行ってくる」

をお送りいたします♪今回ブーちゃんが喋っていたブタ語、「ハモンイベリコ・デ・ベジョータ」、「プロシュット・ディ・パルマ」とはそれぞれスペインとイタリアの高級生ハムなんだとかayaプロシュット (Prosciutto) は、イタリア語で、豚のもも肉のハムを表す言葉。日本では主にプロシュートと呼ばれ、ジョ奇妙(ジョきみょ)に出てきた同名人物もそこから名づけたとのことです。豆知識を述べたところで次回も読もうaya見ようaya読も・・見ようaya








「作者、モンスターハンターショップ in 秋葉原ホビー天国に行ってくる」

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バベーーーーーーーン!!




ちょぼーーーーーん!!




うひょひょひょひょひょぽけ~どうぼ。あたモン作者です。え?冒頭の「肉まんみたいに先っぽの尖ったどんぐりネコヘルム」や「目があんまんみたいにまあるいアイルー」はなんなのだ?バカドキドキですとな?そうです。先日の中継ぎ記事でお伝えした「モンスターハンターショップ in 秋葉原ホビー天国」に行ってきたのでありますべあよ~よれよれ。



キラキラ矢印ボークス 秋葉原ホビー天国さん一階にて。でっかいアイルーぬいぐるみに感極まり、普段は写メなんか撮らない作者も両手にスマホを掲げパシャッとなカメラ
写真を撮る時、アイルー人形の前にバックパッカーみたいな外人さん達がなにやら作戦会議(次、どこに行くべかなぁ~的な)を開いていたのですが、そこは強引な作者。写真撮りたさのあまり、スマホ片手にその外人さん達をグイグイ押しながらなんとか撃退成功♥akn♥ハンターたるもの、時には異国のマレビトとも対峙しなければならぬのです。ほんとはならぬけどにま~

手書きPOPがとてもいいです♪お店の人の愛情を感じます。なぜならモンハンを知らない人がPOPを書いたのなら、語尾に「ニャ」はつけず、「開催中だぜ炎」と、やたら男気をアピールしてみせたり、幕末ファンの人なら「行ってみようぜよ!!」とか竜馬風に書いているかもしれないからです。それにしてもアイルーのおにぎりみたいなおにぎり顔の模様と耳・・たまりませんね。お腹のパウパッドが思わず見ているものに「なぜしてそんなところまで!?」と歓喜させるデザインに感服。そんな華やぐ心を抑えきれず、七階のショールームに「階段」で一気に上がりこむ作者。七階に到着した頃には、すっかり汗だくになっていたのは言うまでもありませんぷぅっポカリ川をごくっとな。



キラキラ矢印こちら七階についた所のおどり場の壁。「ふわぁ~、なんだかめっちゃたくさんのごっつい可愛い絵がちらほらと書かれていますやぁ~んにこっ」と、ここでも一枚。どうやら写真はOKな様子で、ショールームに入るとレジでなにやらかしゃりこしょりと作業している(販売用の小物を袋から出してた)女性スタッフさんと、カップルの外人さん相手になにやらガイドをしている男性スタッフさんがいました。レジの横に「でっかいアオキノコ」があったので、ひと目を気にせずパァ~ンびっくりって勝手に豪快にひっぱたき、それをぬいぐるみと確認し、独りレジ前でほくそ笑む作者。同伴していた中3生の甥っ子は恥ずかしそうに苦笑い。よく見ておきなさいな。これが立派な社会人のお勤めなのだよキラーン

写真では分かりづらい、壁の巨大POPに描かれているデフォルメキャラの「一言ネタ」をば・・。

左上のどんぐりオトモ:ネコ樽爆弾
左下の轟竜:ジタバタしてます。
その右斜め上のクック先生:教えて下さい先生。
中央上の角竜:ツッコミタイプです。
その右、飛竜種、竜盤目、竜脚亜目、奇怪竜下目、毒怪竜上科、ネブラ科のギィギ:うるせぇな。
その真下の火竜:火を吐きます。
その右上のアイルー&メラルー&プーギー:ネコロデオ
右端中央の金獅子:超御立腹。

となっておりました。個人的にはネコ樽爆弾がとてもゆるいタッチで良かったなぁ~にま~と思うております。ほれほれ投げろ。ネコ樽爆弾爆弾



キラキラ矢印こちら記念写真用のでっかいアイルー。130~140cmはあったと思います。作者の前にまたしても外人さんがいたのですが、今回はきちんと記念写真を撮っていた外人さんだったので、これは同志と判断し、グイグイ押すのはやめておきました。その後、奥のエレベーターから来たゲストも外人さんで、「OH~、Monster Hunter~。なんたらかんたら~」と中を観覧していました。さすが国産ゲームの中でも有数のグローバルタイトル。と作者はココロの中で「いるのだぞ?ここにあたモンの作者が。いるのだぞ?フフ・・ロシアン 得意げ」と完全独りよがりの笑みを浮かべながらも、全身汗ぺっちょり。やっぱりエレベーターで来れば良かったなぁ・・・・・ちゅきと、後悔ケンイチ後に立たず(こうかいケンイチあとにたたず:分かっていた事とはいえ、それをやってしまった無念なケンイチの心象を表わすことわざ。出典「ケンイチ大江戸捕物帳/第三章「欧風カレーを見よう見真似で江戸の具材で作ってみた☆」より抜粋)



キラキラ矢印これですこれ。冒頭のいかした肉まんみたいに先っぽが尖っているどんぐりネコヘルムのあれ。見てくださいな。ベルトのバックル。当然の様なネコ型です。かぶりてえゴコロを抑えつつ、一枚撮らさせて頂きました。多分ですけど、記念写真コーナーの横に、無造作にあれやこれやの有名武器が詰まったボックスが置いてあったので、それらを手にして写真を撮ってもいいんだと思います。さすがにそれは「なんだかサブい」のでやめておきました。そういうことを「フォ~!!」って言いながらポーズを決めて似合うのはやはり外人さんなのですが、そういう海外旅行にうかれた感じのマレビトはいませんでした。いたら一枚撮らせて貰ったのににま~「オ~、イイネ、イイネ」って日本語で適当に褒めて。残念ダイスキッッ!!と、改めて数あるオトモ武具の中で、一番世界観にしっくりとハマっていて、違和感がなくカッコいいのはどんぐりネコシリーズなのかな・・と思うたり。可愛らしくも時にはハンターより勇敢な獣人族が纏うこの鎧を、まるで博物館に来ているかの様に見つめていました。それにしても、かぶりてえ・・えっへんやっぱり被っちまえば良かったと、またしても後悔ケンイチ後に立たずの作者でしたロシアン 得意げ

イベント会場なのですが、とは言ってもビル内なので、そうですね・・10~15坪ちょっとくらいだったでしょうか(曖昧キラーン)。記念撮影コーナーの他には、ちょぼっとグッズの販売コーナーや、市販のモンスターフィギアがショーケース内でジオラマチックに展示されていましたよかまぼこ←これはかまぼこ。


こんな感じの作者の盆休み。「ぼんっぽいこと」は7月の方の「ぼん」でやっていたので、なんだか「ぼん感」があまりしない「ぼん休み」でしたが、今回の「モンスターハンターショップ in 秋葉原ホビー天国」に甥っ子とお出かけして、「ぼんっぽい思い出」をGET出来たのはそれはそれはとても良かったなぁ~にこっと思うております。同イベントは8月23(日)までやっているので、是非皆さんも秋葉原に行った際は立ち寄ってみてくださいなカノジョもちろんエレベーターで。


こんな感じで今日も・・



ザ・おしまい



やっぱりかぶりてぇえっへん







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

8/22(土)0時更新 「うーん」の巻

をお送りいたします♪ほにゃら次回も読もうぜよまろまゆ大江戸にゃんこ志士の気持ちになって肉球 くろ









「うーん」

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~非狩猟エリア57....


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(火山山腹エリアで腰を下ろす迅竜と轟竜。その周りに募る人型と獣人種の姿も)



グレンジャガー「クソあちぃ~!!もう我慢出来ねぇぞ、俺は下山する!!」ぷんすか

$あたちのモンハン日記
サムソン「わがまま言うでない!!ローズダンテが作ってくれた、お前ら専用のクーラードリンクは残り少ないのだ!!男ならこれしきの暑さ、その黒毛で耐えてみせよ!!のぉ、バラン!!」


バラン「暑さは砂漠で慣れっこだが、スタミナは別問題だ」ガクーンはぁ(顎を地面につける)

サムソン「長時間の飛行と、大規模なストームに飲まれたせいで疲労困憊か・・ほむ・・」

アルル「私のクーラードリンクをどうぞ。僅かな量ですが、少しは楽になるかと思います」ササックーラードリンク(赤色の撫子装備の懐から小瓶を出す)

グレンジャガー「よしな、アルル。一度やると癖になるからよ」だらぁ~汗(顔に汗をかいている)

バラン「お姫さん、ご行為だけで十分だ。そいつはお前さんの為にとっておきな」(と言いながらこちらも轟竜の頭殻全体に汗をかいている。それを心配して額の汗をちいちゃいハンカチで拭う健気な火の国のお姫様)

サムソン「こやつらなら心配いらん。直に適応するとて。それと、別に動けんわけじゃないし、のぉ!」ぱし~んドキッ(グレンの太ももをひっぱたく。びっくりする迅竜)

グレンジャガー「ちきしょ~!太古の森の中ならホームグランドなのによ・・・」はぁ~

アルル「私はソネルに貰ったこのアミュレットの恩恵や、皆様の必死な手助けのおかげで命拾いしましたが、他の方々は無事でしょうか・・」きゅむっ(胸に付けてるアミュレットを握りしめる)

バラン「俺達はたまたま先にここいらを探索してるっていう、一也と芋助との合流地点付近に落下したから良かったがな・・ボニー達が心配だ」(暑さと落胆で参っている轟竜の顔を優しく撫でるアルル)

サムソン「我らが無事だったんだ。きっと他の者もまた、生きているに違いない。希望を捨てるな」

グレンジャガー「けどよ、おっさん。一也達はおろか、ここにはズワロもいねぇ。俺は腹が減ったよ・・」きゅうううう(でかい腹の虫が鳴り、それを心配そうに見るアルル)

サムソン「本来ならこの合流ポイントに、飛空船で先に着くであろう我らがベースキャンプを張って待機している手はずだったのだが・・物資も無ければ仲間もおらん。これでは作戦会議どころじゃないのぉ」やれやれ

アルル「まさか領外も天災に見舞われていたなんて・・・やはり火の国に災害が少ないのは、火の神に貢物を捧げているからなのでしょうか・・」

サムソン「自然災害というのは我らでも、こやつら(飛竜種二頭を見つめる)でも、どうにもできんものだ。そしてそれが自然の摂理というものだ」

グレンジャガー「そうそう。それともその火の神ってのが、あんな巨大なストームや、姫姉んちを倒壊させたっていう巨大地震をコントロールしてるとでも言うのか?だとしたらそいつはただの破壊神だ。祀る必要のねぇ、大陸の敵でしかねぇ」ペッ

アルル「そうですね。私もそう思います」ギュッ(胸にぶら下げてるアミュレットを握りしめる)

バラン「なぁ、ところでその神様ってのはどこにいるんだ?」

アルル「言い伝えでは、このジャバル・サマーン山脈の奥地だと」

グレンジャガー「近いのか?」

サムソン「神域エリアから最も近い、マグマに覆われた山脈一帯を神界と呼んでいるらしい。噴火口の煙や噴火の脅威により、あの観測隊の連中でさえ、容易に調査するどころか、接近することもできんエリアだ」

バラン「マグマ一帯の活火山じゃ無理もねぇ、まさしくセイクリッドエリアってわけか」

グレンジャガー「さっきのストームも、その聖域にいる火の神の「警告」だっつーのか?馬鹿らしい」ペッ

サムソン「そう願いたいものだが・・本当にそのエリア内に、火の神と呼ばれる何かがいるのだとすれば、BBBが羽衣大禍津様より受けた予言と一致しておる」

アルル「断続的な地震騒動の元凶が、その神界にあるって話しですよね?」

サムソン「ほむ。それが何を意味しておるのかは、神界に行ってみなければ分かるまい」

バラン「そいつも気になるが、まずは暗黒団をぶっ潰す方が先だ。そうだろ?お姫さん」

アルル「はい。きっと今も反乱軍は必死に抵抗をしているはずです」

バラン「ストアのねえちゃんから聞いたぜ?その反乱軍のリーダーと、お姫さんは恋仲なんだってな」しっしっしっしっ(顔を真赤にして照れくさそうに顔を下に向けるアルル)

グレンジャガー「早いとこ、移動しねぇといけねぇが・・姫姉がいねぇことには、はじまらねぇ」

サムソン「ほむ・・・そうだ。古龍といえば、ゼルベスは先に火山を調べると出かけていったそうだが・・・やはり姿は見えんな。こんな時は一人でも多くの仲間がいた方が助かるのだが・・」(額に手をかざし、どんより曇った空を眺める)

グレンジャガー「あの炎王龍は姫姉の命を狙ってるんだぜ?俺は奴を仲間だなんて認めちゃいねぇよ。他のメンバーは?」

バラン「まさひこもここを目指して麓より上がってくるそうだが・・無事に登山出来ることを祈るしかねぇな」

サムソン「ほむ・・・・・ん?」(空を見上げたまま、何かに気づく)


ビュオオオオオオ・・・・・・・
(遠方より銀火竜の姿が見えてくる)


サムソン「あれは・・・・」


劉珍「お~~~~~~い!!」(銀火竜の首に跨る黒髪横分けの青年)


アルル「サンダーソニックさんと劉珍さんです!!無事だったんすね!!」お~い手


バッサバッサ・・バッサバッサ・・
(あの垂直的な着陸方法で降下してくる銀火竜。辺りに風圧が広がる)


グレンジャガー「よぉ。オメェもしぶてぇな」しっしっしっしっ



サンダーソニック「お前たちもな」ズシャーーーン煙(着地する金冠サイズ強のメタルチックなシルバードラゴン)


サムソン「よくここが分かったな」

劉珍「サンダーソニックさまさまっすよ。場所は僕が地図を持っていたので、なんとか・・って、他のみんなは?」シュタッ煙(着地する)

バラン「遭難中だふん

劉珍「そうか・・ボニーちゃんやツインズも・・・弱ったな・・・とくに丞相さんは最後まで甲板に残ってた様だし・・」

グレンジャガー「平気だ。こと姫姉に関しちゃ、砂漠で長いこと遭難してても平気だったっていうじゃねぇか。な、おっさん」

サムソン「ん・・・そうだな・・(ギルドが秘密裏にしておるアサイラムから、BBB達の手によって救出されたことや、そこで連中が何をしているのか、目撃したことを直接聞いたのは私だけ・・・これから火の国で暗黒団と一戦迎えようという状況を見越して、こやつらにはまだ竜機兵のことは黙っておくことで落ち着いたが・・・今はギルドに敵意を向けている場合ではないからな・・)」ほむ・・

アルル「どうかしましたか?」

サムソン「いや。みな無事ならいいと思ってな」

グレンジャガー「しつけぇぞ。「ただの」人間のこいつ(劉珍)が生きてるんだ。ってことは他のみんなや、姫姉だって必ず無事なはずだ」

劉珍「グレン・・・そうだな。俺達がしっかりしなくちゃな。それでは司令官、これからどうしますか?」ビシッ

サムソン「ほむ。おぬしがここに来たことで、他の者も来る可能性は見いだせた。それにまさひこや一也達もここに来る予定だ。必要品は採取してやり過ごし、少し滞在してみようと思うのだが・・」ちら

アルル「構いません。皆様を危険な目に遭わせてしまったのも私の責任です。それにこういった局面ではサムソン様の指示に頼る他ありません。私にも皆様方同様に命令を与えてください」

グレンジャガー「誰よりも火の国が心配なのに健気なこった。血気盛んな、あのあんまん女に爪の垢を煎じて飲ませたいもんだぜ」

劉珍「それを言うならあんまんの皮だろ?」

サムソン「では私と劉珍、そしてアルルと三人で食料を採取して来よう」

劉珍「久しぶりだな。革命依頼かな、採取クエストは」

アルル「私も子供の頃、炭鉱夫に付いていった以来です♪もちろん両親には内緒でしたが」(後ろで微笑む飛竜達)

サムソン「ほむ。ではおぬしらはここで体力を温存しておるのだ。無駄な体力を使えば、それだけエネルギーを消費し、空腹になるからな」

サンダーソニック「俺は空からみんながいないか調査してこよう。ついでに、小型種でもいたら捕まえてきてやる」

グレンジャガー「気持ち程度の生肉を期待して待ってるよ。おっと、フロギィの肉だったら、毒袋を抜いてから持ってきてくんな」

バラン「悪いな。その分、しっかりここで「目印」になって待っててやるよ。この借りは、火の国についてから十分返させてもらうぜ、お姫様」パチりん(ウィンクしてみせる)

アルル「期待しています」にこ

サムソン「よし。では行こう」ザッ


・・・・・・・・・・・・・
(エリア調査を開始するサムソン一行)


バラン「・・・・・・・・」

グレンジャガー「心配か?ボニーが」

バラン「まぁな」

グレンジャガー「純平やBBBもいるんだ。それにジョーのやつもな。大丈夫さ。今頃、姫姉もこっちに向かってひたすらに走ってる頃さ」ちら(空を見上げる)





~火の国領内、第三地区....



UBU「ちょいやああああああああ!!」ブーーーーーーンsss(瓦礫の市街地を背景にジャンプ一番、右手にアルレボを持ち、左手に持つ青い番傘を下に向かって投げつける)


ヒョルルルルルルルル!!
(開いた傘部が高速回転しながら急降下していく)


暗黒団兵「撃てぇええええええ!!」ガガガガガガガ(地上より空中に向けてアサルトボウガンを連射させる一小隊)


コキーーーンびっくりコチーーンびっくりカキーーーンびっくり
(銃弾を弾き返しながら回転してくる番傘)


暗黒団兵「なっ!?」


ズシャアアアアアアアアアキズ
(番傘の回転攻撃により次々と倒されていく暗黒団兵)


UBU「うひょひょひょひょひょひょ!!これはただの番傘にあらず!モミジィに特注させた「守護雨(しゅごさめ)」なる逸品ぞよ!!どうだ!?しゅご(守護)いだろぅがぁ~~~!!かんらからから!!」ひょおおおおお煙(降下しながら偉そうに喋ってる)


しょるるるるるるる・・・パシッドキッ(ブーメラン方式で戻ってきた番傘をキャッチすると同時に地面に着地するあんまん女)


UBU「どうぼ、ようこそ火の国へ。あたちがユクモのUBUだすよ」にやり





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






暗黒団兵「くそ・・・!」スチャ・・(うつ伏せで倒れている兵士が銃口を向ける)

UBU「むう!?まだ生きているは・・しゅご(守護)ったか!?」ハッえ゛!


グサッ血
(銃口を向けた兵士の背中にテッセン(双剣)を突き刺しながら着地してきた豚耳ハンター)



ゾフィ「アホなことばっかほざいてんじゃねぇ!!もっと集中しろってんだ!!クソビッチ!!」ザシュッ血痕3(双剣を抜く)

UBU「じゃかぁしぃ~わいあぁん?おめぇの助けなんざなくたって・・・」


チューーーーーーン弾丸
(顔面の横を銃弾が横切る)


UBU「南無三退散~あせる」ダッsss(二本の大剣を背中に背負い退散する)

ゾフィ「あ、このやろうあせるそれでもクルセダーズのリーダーか、てめぇ!!」ダッsss

暗黒団兵「いたぞ!!MOVEMOVE!!」ダッダッダッダッダッsss(ボウガンを構えた一小隊が追っかけてくる)

UBU「お助けぇえええええええぽけ~」ダッダッダッダッ

ゾフィ「これがおめぇの戦い方かぁ!?なさけねぇ!!とっとと孤島の時みてぇに変身しろてみせろ!!」ダッダッダッダッ(UBUの左半身にこすりつける様に並走してくる)

UBU「だぁ~っしゃあ!!(だまらっしゃいの略語)おめぇこそ、報酬のあんまんが欲しけりゃ、あいつら切り刻んでこい!!」グンびっくり(並走しながらゾフィの横っ面を横っ面で押し返す)


ズキューーーーンズキューーーーーーンドンッ
(顔を寄せ睨み合う二人の頭上を弾丸が通り過ぎていく)


UBU「ひいいいいいいいえっ」ダッダッダッダッ

ゾフィ「後ろを見ろ!!」バッ


ズキューーーーーーン血痕3ズキューーーーーーン血痕2
(追尾してくる一小隊の兵士が銃声と同時に次々と倒れていく)


暗黒団兵「狙撃手だ!!隠れろ!!」バッ(無人の廃墟入り口に伏せる)


UBU「ほえ・・」


$あたちのモンハン日記
純平「こっちだ!!」(瓦礫の小脇から顔を出して指示をする)


ゾフィ「やるねぇ~鈴木ぃ~♪」ダッsss

UBU「おい!「あれ」はあたちのオトモだからな!!手ぇ出すなよな!!」ダッsss


純平「やれやれ。どうやら俺はまともな女にはもてない様だ」カショーンびっくり(カートリッジを入れ替える)


暗黒団兵「グレネードをよこせ!一気に吹っ飛ばす!!」チャッ(手榴弾を受け取る)


ダスーーーーーン!!
あたちのモンハン日記
BBB「よぉ」(廃墟の入り口前に突如、空中より片膝をついて着地してきた屈強な黒猫)


暗黒団兵「獣人・・・!?」


ガスーーーーーン!!
(廃墟奥にすっ飛ばされる兵士)


暗黒団兵「なに!?」バッ

BBB「(すんごい早口で)いくぜ餓狼黒龍肉球波!!」


ズオオオオオオオオン!!
(右肉球からエネルギー波が放出される)


ドゴオオオオオオオンばくはつ
(石造りの廃墟ごと兵士諸共すっ飛ばす)


BBB「近距離戦(ショートキル)も鍛えておくんだったな」くるっ


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・煙
(崩れ落ちる廃墟をバックにUBU達の方に颯爽と歩いてくる黒猫)


ゾフィ「相変わらずめちゃくちゃだな・・元チャンプの腕前は・・汗」あっけらかぁ~ん

UBU「ひょっひょっひょっひょっひょ!!「あれ」もあたちのオトモだからな!!いいな!?分かったら二度としゃしゃるなよ!!クソビッチぽけ~

ゾフィ「F××K OFFあぁっ?!」ガバッ煙(当然の様に掴みかかる)

BBB「バカやってんじゃないよ」ぽかぽかぽかぽかDASH!(取っ組み合ってゴロゴロ転がりながら、お互いのおつむを叩き合ってるガールズハンター達を気の毒そうな顔しながら見下ろす)

純平「どうやら俺達は運良く、火の国に飛ばされて来たようだな」チャ・・(瓦礫に隠れながらボウガンのスコープを覗いてる)

BBB「ああ。他の連中も無事ならいいが・・」

UBU「おまえのせいだあぁっ?!おまえがあんな巨大ストームを呼び寄せた悪の権化なのだ!!」ぽかぽかDASH!ごろごろくるくる(取っ組み合いながら転がりお互いの頭をグーでぶってる)

ゾフィ「うるせぇあぁん?てめぇがしっかり指示しねぇからだろ!!ユーリィを返せこのやろう!!」ぽかぽかDASH!ごろごろくるくる

BBB「やれやれ・・。お互いの頭が陥没しちまわないうちにやめるんだな。純平、敵はまだいるか?」

純平「なにやら珍客だ」じー

BBB「ん・・?」ちら



シャカシャカシャカシャカシャカ!!
(凄まじい速度で突進してくる盾蟹)


BBB「なんだありゃむぅ撃っちまえよ」

純平「待て。様子がおかしい」スッ(耳を澄ます)


シャカシャカシャカシャカシャカシャカどろん
(迫り来る盾蟹の頭から何やら煙が出ている)


BBB「なんだあいつむぅ焦げてるのかな」

純平「違う・・あの煙は・・・導火線・・!みんな散開しろぉおおおお!!」ダッsss(慌ててUBUの襟首を掴んで引きずりながら逃げる)

BBB「なんだなんだぁあああああ!?」ダッダッダッダッsss(まだUBUをぶとうとしてるゾフィを引きずりながら逃げる)


シャカシャカシャカシャカシャカシャカsss



$あたちのモンハン日記
ドガアアアアアアアアアアン!!
(爆破する盾蟹)


UBU「ほえ・・・あぶない盾蟹だねドキドキ

純平「敵の新兵器の様だ。走る爆弾だよ、あのヤオザミは」

BBB「まだ来るぞ!!」


ザカザカザカザカザカザカ!!
(ざっと十数匹はいよう盾蟹の群れが狂騒的に突進してくる)


ゾフィ「うげえええええ!あんな数が爆発したら木っ端微塵だぞ!?」ぷっくぅ~(コブを腫れ上がせながら見てる)

純平「ヤオザミ特有のホーミング機能を採用してるんだ!!とにかく逃げるぞ!!」

UBU「まったく・・次から次へと・・・・待って!純平!!」



ズドドドドドドドドド!!

ジョー「乗れぇえええええええ!!


純平「ジョー!!」

UBU「ピンチの時には必ず現れる大猪ってね。そりゃあああ!!」バッ煙(純平と共に大猪に跨る)

純平「お先だ!ビー!!」ズドドドドドドドドsss(UBUを先頭に大猪にタンデムする)

BBB「あ!きったねぇぞ恥・・・乗せてけ!!頼むよあせる

ゾフィ「おい!ヤオザミがこっちに来るぞえっ


ザカザカザカザカザカザカ!!
(気持ち悪いほどのヤオザミの群れが鬼気迫る。中には泡を吹いてる蟹や、完全に目がイッちゃってる蟹も)


BBB&ゾフィ「お助けぇええええええガクブル泣」(抱き合ってる)


純平「ビー!!」

ジョー「引き返すか!?」ズドドドドドドsss

UBU「待って!!前方を確認!!」

ジョー「ん・・」ちら




ゴロゴロゴロゴロゴロ!!
(行く手を阻む無人の廃屋を次々と踏み潰しながら直進してくるタイヤ型モンスター)



ジョー「爆鎚竜・・!?」

純平「UBU!!」

UBU「うん、こんな時に参ったね・・アングリーアッシュだ」



ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!
(すれ違う大猪と爆鎚竜)



UBU「ありゃりゃ?」(蒼毛をなびかせ後方を眺める)


ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!
(抱き合う黒猫と豚耳を盾蟹の群れと爆鎚竜が挟み撃ちする構図)


BBB&ゾフィ「俺達が何をしたってんだぁああああああガクブル泣


ダンッ!!
(抱き合ってしゃがみ込む二人の真上をジャンプして飛び越すタイヤモードの爆鎚竜)


BBB&ゾフィ「おおおおおおおおお!?」(巨大な影に包まれながらそれを見上げる)


グシャアアアアアアアアン!!
(着地と同時に盾蟹の群れを踏みつぶすタイヤ)


アングリーアッシュ「散れ」



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ドゥオオオオオオオン!!



BBB&ゾフィ「うおおおおおおおおおお」ブオオオオオオsss(爆風やら瓦礫の破片やらが頭に当たる)



シュウウウウウウ・・・・・・煙




アングリーアッシュ「・・・・・・・・・」ドシーン・・ドシーン・・(硝煙の中、ゆっくり歩いてくる)


ジョー「助っ人か?」トトトト・・・(立ち止まる)

UBU「今回は・・どうだろね」(UBUの腰を掴んでる純平も後ろを振り返って見ている)


「お~~~~い」


UBU「おや、この声はボニーだね」ちら




アイオロス「やっぱり来たね。お久ぶりぃ~」ドドドッドドドッsss(意気揚々と走ってくる雷狼竜)


UBU「ゲッガーン警部じゃんかよ」


$あたちのモンハン日記
ボニー「やっほぉ~♪ついさっきそこで出会ったんだぁ~♪」ふりふり(アイオロスの頭の上に乗ってる)


純平「アイオロス・・・ボニーに注意した方がいいかもな。なんでもなんでもマウントするなってな」

UBU「うーんぶー」(腕を組んでる)


ほわほわほわほわ・・・キラキラ
(UBUの鼻先にとまる光蟲)


UBU「ほえ・・」ちら(寄り目でそれを見る)

ナイトクルーガー「よ、遅かったな。またすぐ会えると思ってたぜ、ユクモのお嬢さん」(鼻の頭で足を組んで葉巻を吸ってる光蟲)

ジョー「雷狼竜に爆鎚竜か。お前の顔の広さにも問題がありそうだな」ちら(上を見上げる)

UBU「うーん照れる」(鼻に光蟲を乗せたまま再び腕を組む)

To Be Continuedふん







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

8/24(月)0時更新 「真摯に受けとめよう」の巻


をお送りいたします♪次回もテンションMAXで読もうカノジョ見ようカノジョノイモウトアブダクションしよう宇宙人








「真摯に受けとめよう」の巻

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~ジャバル・サマーン山脈・火口付近山腹、神界エリア....


ドロドロドロドロ・・・・
(山脈頂上の火口部から、煮えたぎる溶岩滝が急峻な斜面を覆い尽くしている熱気の中、山腹から盛り上がった岩場に立つ一頭の炎王龍)




ゼルベス「・・・・・・・・・・」ちら


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(頂上の火口からは絶え間なくマグマが溢れでている)


ゼルベス「火山地区一帯で、最も標高の高いこのジャバル・サマーン山脈・・通称セイクリッドランドとはよくいったものだ」

ちら(マグマが脈々と下方に流れ落ちていく広大な麓エリアを見下ろす)

ゼルベス「ギルドが狩猟フィールドとして認知しているのはこの麓、神域エリアまで・・。それより先、山腹がマグマに覆われたこの神界エリアは、到底人型では接触できん、云わば聖域というわけか・・(いいぞ。ゼルベっちゃん。いい例え!ひとりぼっちなのが勿体ないくらい)」フフ・・


シャバアアアアアアアアン!!
(頭上の火口中心より放射線状に噴出するマグマのシャワーは、まるで絵画を見ているようである)


ゼルベス「フン。こんな厳しい環境下では、忌々しい観測隊の連中も、お得意の気球船で近づけないのは無理もなかろう。最も、「討伐すべき」対象がいなければ、連中はこの偉大な大陸自然すら目に入らん俗物であることには違いないがな」


シュトッ煙(マグマ滝を挟んだ対岸の岩場に飛び移る)


ゼルベス「・・・・・・(しかしすごいなぁ・・ゼルベっちゃんがゴッドジャスティス収容所の所長だった頃、火の国に纏わる資料を読んだことあるけど、かつて火の国の調査隊は、この岩場を頼りにこの神界エリアまで入ったっていうんだもんな・・・さすが古来より「火山に住まう民」って感じ。ゼルベっちゃんリスペクトしちゃう)」


ゴロゴロゴロゴロ・・・・
(標高の高い岩場から見える遠方の空に、巨大な漆黒の積乱雲が見える)


ゼルベス「またか・・・(こわいよなぁ・・・あれのせいでゼルベっちゃんだって、なかなかここまで辿り着けなかったんだから(怒)おまけに陸では大地震もあったし・・・そういえば、ユクモ地方でも地震が頻繁にあったけど、パノったら大丈夫かな・・・ま、しっかりさんのバルバラも一緒だから平気だと思うけど・・)」


カカーーーーン!!
(積乱雲から見るもおぞましい雷の閃光が見える)


ゼルベス「・・・・・・(ひいいいいいあせるあれあれ。あれが嫌なのゼルベっちゃん。そりゃハンター武器の龍属性やお水も嫌いだけど、あのピカっと光るの同時に、けたたましい爆音で落ちてくる雷も個人的には大っ嫌い(●`ε´●)だってびっくりするんだもん!ビビりモンスターだっているんだぞ!大陸のばか!!)」


「その愚弄は我に向けたものか?流浪の炎王龍よ」


ゼルベス「!?」バッびっくり


「我は火の神。火山地区を守護するものだ」


ゼルベス「!?(どこよ!?どこから聴こえるわけ!?)」きょろきょろ


「案ずるな。同志よ。我は大陸を巨大なインターフェースとし、特殊器官のネットワークプロコトルによって、直接貴様の脳内に通信をしている」


ゼルベス「・・・・・(人型社会でいうところの超感覚的知覚ってやつかしらなんなのかしら・・)」


「テレパシーと捉えてくれても構わん」


ゼルベス「・・・・・(やだ・・!ってことは、ゼルベっちゃんの頭のなか、丸見えなわけ!?)」


「そうだ」


コホン(咳払いをする炎王龍)

ゼルベス「なるほど。かつてここまで来た火の民が、火口より聞いた神の声に従い、現在の火の国のレギュレーションを作り上げたというか・・それを強要させた張本人は貴様だったのか」


「強要?それは貴様らの常識的観念からみただけの誤謬だ。我は貴様ら眷属に代わり、大陸世界での生態序列の調和を図っているだけに過ぎん。火の民には、それを直接的に理解させる為、貢物を施させているだけだ」


ゼルベス「神域エリアにあった祭壇は、それを捧げる為のものだったか・・。だがな、貴様は今しがた、施させるといったが、本来施すとはマイノリティに対し物質的な援助を与えることだ。それとも世俗には興味がないかな?黒龍よ」


「・・・・・・・・」


ゼルベス「図星か。少々貴様は俺にヒントを与え過ぎた。俺を同族と呼び、自分以下の存在を眷属等とぬかすのは、邪龍をおいて他ならない。最も、貴様は黒龍と認識はされても、邪龍の部類には入らなかったんだよな・・」


「その概念は貴様らが勝手に創造したものだ」


ゼルベス「確証を得たぞ。かつて古龍観測隊に属した、オズワルド・バロンという賢者が提言した仮説・・・それに従えば、現在ギルドのハンターによってその存在を公に容認されている黒龍、紅龍、そしてすべての龍種の祖といわれる祖龍を含めた三元龍は、「実態を伴わない自己像幻視」の一種だという。つまり上位ハンター達が血眼になって狩り勤しんでいる三元龍は、肉体を与えられた真っ赤な偽物。レプリカドラゴンでありコピークリーチャーだということだ」


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・


ゼルベス「なぜ三元龍の本体が、自身の複製物をわざわざ人前に晒すのかは、まだ解明出来ていない。だが!貴様もその知的生命体古龍種の仲間であることに異論はなく、その固有特性を活かして、今まさに地上で起きている天災を起こし、実体があるこの神界エリアに何人たりとも近づけんとしているのは、貴様が悪しき理由を抱いている証拠!!いい加減姿を見せい!!古来より神食いと畏れられた煌黒龍の始祖にして、暗黒商会、七大怪魔の残党・・」


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・!!


ゼルベス「黒龍バアル・ゼブルよ!!」」





ギャオオオオオオオオオ!!




ゼルベス「答えを知りすぎた龍魂よ。さて、どれほどの脅威なのか体感してやろう」ザッ







「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~








~ロックラックシティ、ハンターズギルド本部地下
ギルドナイツセクション/ミーティングルーム....



サフラ「というわけで、シュナイダー兄妹は引き続き、アサイラムの警護で残っているというわけですニャ。ねぇ、ハロルド君」(グレーの石壁に囲まれた質素な部屋の中央に置かれた木製ソファにちょこんと腰掛けるガイド猫)

ハロルド「ふん」ほじほじ(その対面のソファに深く腰掛け、鼻をほじっているのは、オリーブグレイとオフホワイトのヒッコリーストライプが特徴的なオーバーオール風のギルドナイト装束をクマ耳フードのパーカーの上から纏っている「お子様ナイト」。隣には金色のおやすみベアを座らせている)

王羽美「ハロルド。ちゃんと返事しなさい。それからその癖、やめなさい。まったくウルもあなたも、レオの真似ばかりして・・・」はぁ・・(くま型ハンマーを挟んだ位置に腰掛け、ため息をつくのはご存知、潔癖症のホワイトナイト)



シリウス「そうか・・・あの女が脱獄したか」フッ(サフラの隣に座り、肘掛けに頬杖をつきながら肘を置いて不敵に微笑む)

ハロルド「あ!笑ったな!こっちはあの「うぶ」とかいうじゃじゃ馬のおかげで、大変だったんだぞ!!」ぷんすか

王羽美「ねぇハロルド。あのユクモのハンターを助けに来たのは、拳法使いの黒猫と、炎王龍ゼルベスだけだったの?」

ハロルド「ああ、そうだよ。オメガ4号と、同じく投獄されていた猛豚軍の「自称」参謀と一緒に、見事ジェイルブレイクってわけさ。クソッ!!」バスンびっくり(アイルー型のソファクッションをぶん殴る)

サフラ「なにか気になることでも?」

王羽美「いえ・・・(今回はロージーやシャークハンターはいなかった様ね・・)」

シリウス「それで、連中を捕らえるのが新しいミッションか?」

サフラ「いえ。オメガ4号に関しては、下位ナンバーのナイトに捜索させていますニャが、それ以外は放置という判断で上には伝えましたニャ」

シリウス「上とはギルドマスターのことか?」

サフラ「はいですニャ。何か問題でも?」

シリウス「ノープロブレム。組織の詮索はするなかれ。俺達はあんたが言う、その「上の連中」の指示に従うだけだ」フッ

サフラ「フゥ~。我がギルドは民主主義故、組織に対し疑問を抱くのは自由ですが、くれぐれも変な陰謀論だけは流さないでくださいニャ。あのアサイラムの研究員の様にね・・」ぼそ

シリウス「??」

ハロルド「心配いらねぇよ、シリウスのおじさん。あの「あんまんねえちゃん」は、ギルドを敵に回すつもりは毛頭ねぇよ。あのねえちゃんが嫌悪感をむき出しにするのは、この世に跋扈する本当の混沌を生み出す「邪神」だけだ」

シリウス「・・・・・・。読んだのか?あの女の素性を」

ハロルド「・・・・・。さぁね。なんとなく・・・勘だよ。そう思っただけ」ぷい

シリウス「・・・・・・(そうか。サフラがいるせいで、あの女の過去に触れたことを伏せているのだな・・)」

サフラ「それと今回はウーメイさんが前回、孤島で見たような不思議な妖術も使いませんでしたニャふん

シリウス「妖術・・?なんだそれは」

王羽美「前回のミッションについてのレポートです。あのUBUというハンターが、強大な龍属性エネルギーを体に纏い、エヴァーウィンターナイツの鋼龍を撃退した件です」

シリウス「ああ・・・あの興味深い報告書の・・アサイラムでのお披露目はなかったというわけか」

サフラ「何度も言いますが、そんなことはありえませんニャ。レポートを読む限り、そのミッション中、ウーメイ殿は持ち前の潔癖症から自我を失っていたと。気が動転して、通常の龍属性武器が発するアクションエフェクトと見間違えたんですニャ」

王羽美「そんなことありません!確かです!確かに私は、あのハンターが龍属性エネルギーを放っているのを感じました!そう・・・伝説の龍使徒の様に・・」

シリウス「・・・・・・・・・」ピクッ

サフラ「龍使徒?ドラゴンラスール?あなたまであんな大陸庶民が生み出した寓話の産物を信じるのかニャ?」やれやれ

王羽美「龍使徒は存在すると聞きます。現に超級賞金首のオクサーヌ・ヴァレノフだって・・」

サフラ「ただのマフィアの頭取ニャ。いいですかニャ?龍の力は、龍が使うから龍属性と呼ばれるのですニャ。属性武器を借りて、その「真似事」は可能ですニャが、人自身が龍属性エネルギーを発するなんてこと、竜人族だってありえないことなんですニャ~むかっ」ぷんすか

ハロルド「そんな時代遅れな発想だから、ブラックの龍科学者に先をいかれるのさ」しっしっしっしっしイシシ

サフラ「にゃんてことをびっくりとにかくですニャ恥・・・実証できない非論理的思考は、我がギルドでは皆無!それを検証する為に、王立書士隊や古龍観測隊がいるのですニャ!ウーメイ殿は仮にも短期間とはいえ、古龍観測隊のアシスタントをしていた輝かしい経歴を持つというのに・・・」

王羽美「なんですか?我が師、オズワルド・バロンに問題でもあると?」キッ

シリウス「フッ・・」

サフラ「・・・・・・・」もじもじ

シリウス「気をつけろ。王は現ナイツの中でも一番キレるとたちが悪い」フフ

サフラ「結論から申しますと、人心を惑わすような虚像を、仮にもギルド一の傭兵集団である、あなた方が口にしちゃ組織内の士気にも関わるといいうことですニャ!!」ぷんすか恥・・・

王羽美「・・・・・・」ふんしーん。

シリウス「やけにこだわるじゃないか。まぁ、それもそうだろうな。かつてギルドに所属し、やがて反旗を翻したという天才ハンター、オクサーヌ・ヴァレノフが、巷で神格化されている伝説の龍使徒だったなんて世間に公になったら、ギルドとしては困るものな・・・」フフッ

ハロルド「そうだね。あくまでも龍使徒は、ギルドに抗う存在ってことで「上」は認識しているんだもん。だからか。俺やウルが参加していたメサイヤ計画が頓挫したのは。大陸全土を脅かす、反逆者になるかもしれない子供達を仮にもギルドで育成していただなんて、世間にバレたらまずいもんね」

王羽美「第二のオクサーヌ・ヴァレノフを我が手で生むことはない・・・強いてはギルドを脅かす、龍使徒の逸材を確立させる必要もない・・大陸の主権はギルドにあり・・・そういうプロットですか」

サフラ「・・・・・・・。御三方の素晴らしい推論を聞けて光栄ですニャ。安心してくださいニャ。今の「仮説」は全部聞き流してあげますからむぅ」ふん

シリウス「俺達は愚かな不干渉主義者ではないということを、あんたに知ってもらいたかっただけさ。それと、各々に与えられたミッションの途中に、「つい」真実に遭遇してしまうのは、あんただって想定内だろう?」フフ・・

サフラ「我々はミッションの成功と忠誠心を期待しているだけですニャ。くれぐれも。くれぐれも、ですニャ」ピシっと(猫指を立てながら強調して言う)

シリウス「真摯に受けとめよう」スッ・・(不敵に微笑みながらハットを深く被る)

サフラ「・・・・・・・・・・・」つん

ハロルド「怒ってる。ウルがだったら「可愛いっチャねぇ~♪」って頭、撫でるよ」

王羽美「ふふふふ」(口に手を当てて笑う)

サフラ「むうチュッチュッ

シリウス「本題に入れ。レオとウルをアサイラムに残したのは、そこで俺達の知らない何かが行われているからだな?」

サフラ「守秘義務ですニャ。勿論、アサイラムにいたハロルド君にも、一切の口外を禁じてありますニャ」

王羽美「・・・・・・・」ちら

ハロルド「へん。俺はお役御免。大陸中の異常犯罪者がうようよ閉じ込められてる、あんなイカれた地下施設にいたら、連中の強欲なイメージが頭に投影されてパンクしちゃうよ」ケケッ

シリウス「チームにも口外禁止とはな。よほどの機密事項らしい」

サフラ「そう怒らニャいでください。いずれ皆様方のお耳にも入りましょうニャ。それに今回のミッションは、その延長線上にあるものですニャ♪」

シリウス「勿体ぶるのはよせ」

サフラ「でわでわ」コホンむぅ

ハロルド「その演出がわざとらしいってんだ」ぼそ

サフラ「これより上位ギルドナイト一名を火の国に派遣。今回のミッションは、その現地で見たままの詳細を報告すること。以上」

王羽美「火の国へ・・・」

ハロルド「って・・それだけ?」

サフラ「そうですニャ♪戦争の介入は一切無用。ただ見て報告するだけの、にゃんて簡単なミッションですニャ~♪」わぁ~いわい(´v`)

シリウス「現在火の国は、暗黒団と現地の反乱軍による戦闘により鎖国状態・・・その戦地に送り込んで何を考察しろと?」

サフラ「それが任務ですニャ。ひとつ付け加えるのならば、現在の新大陸は火の国だけにあらず、各フィールドの反勢力同志による諍いが絶えない状態。帝国軍も今だ駐留している水没林をはじめ、バトルフィールドと化したエリアには、ハンター達にも立入禁止令を勧告しましたニャ。それも踏まえ今回、我がギルドは火の国を正式に、テロ支援国家指定したんですニャ」

ハロルド「え?ずいぶん大げさじゃね?」ほじほじ

シリウス「入国出国共に禁止、自由貿易の禁止措置と対外施策を完全に断絶している為だろう」

サフラ「水没林の猫達みたいな、覇権主義の独立国家を興されたんじゃたまりませんからニャ。彼らに関しては、同族として悲しいばかりですニャちううっ」むう~

シリウス「民族主義、古いしきたりのアニミズムに執着はしないというギルドの意向か」

サフラ「♪」

王羽美「・・・・・・・・」ふぅ~

シリウス「俺は下りる」ザッ(立ち上がる)

王羽美「え!?」

ハロルド「俺も。天廊からアサイラムの直行で疲れてんだ。だからパァ~ス」ぎゅむ(アイルー型のソファクッションを抱いて顔を隠す)

シリウス「黄はまだ前回のミッションでの傷が癒えていない・・」

サフラ「ということは?」ちら

王羽美「・・・・・・・・・」

シリウス「頼んだぞ、王」ポンはぁ(肩を叩き部屋を去る。一緒に部屋を出て行くハロルド)

王羽美「・・・・・・・・・」

サフラ「では早速、旅支度を♪」

王羽美「もう!!ずるぅ~い!!」

サフラ「あ、必要な支給品があれば、私が受付にリストを渡しておきますニャ(´v`)

王羽美「分かりました!!行けばいいんですよね!?火の国に!!」ぷんすか


パァ~んドキッ(ドアの前でハイタッチをする青銀のナイトとおこちゃまナイト)


王羽美「なんか腑に落ちないむかっ」むう~

To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事雄は~

8/26(水)0時更新 素晴らしくもなんにも決まってないでショーキラーン

をお送りいたします♪現地リポート込で(嘘)そんだら次回も大声出して読もうしゃきんモニターに顔面をくっつけて見ようえっへん目がしょぼしょぼしたら目薬をさそうにこっ







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