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「ダンテズ・ボルケーノ?」の巻

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ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(依然として激しい地響きにより揺れる第三地区エリア内の市街地を駆ける三人のハンター。その背景では黒煙の火砕流を纏い、噴火を続ける火山が領内全体を焔色に照らしている)


ゾフィ「早く逃げねぇとダンテズ・ボルケーノの火山灰が押し寄せて来やがるぞ!!」ダッダッダッダッ(カーブーの手を引っ張って走っている。それに並走するゼキの姿も)

あたちのモンハン日記
カーブー「ダンテズ・ボルケーノ?」おっとっとっと(ゾフィに左袖をすんごい引っ張られている)

ゼキ「ニャンテ神曲に登場する煉獄の山の名前です!子供の頃、シェルター内の図書館で読んだことがあります!ゾフィさんは火山地区で一番気高い存在であるジャバルサマーンを、天と地を繋ぐ中間地点、つまり煉獄に例えてらっしゃるのでしょう!」

カーブー「そうか。確かおねえちゃんの異名はダンテズ・インフェルノっていったな・・なるほど」おっとっとっと

ゾフィ「感心してねぇでもっと走れ!全身灰になって死ぬのなんて真っ平だからな!!」ぷんすか

ゼキ「みんな無事に避難していればいいけど・・」

カーブー「それなら心配ない。おそらく押しかけ妹が・・」


ドウウウウウ・・・・ン!!
(遠方の噴火口から派手に溶岩が噴き出る)


ゾフィ「ったく、うるせぇなぁ~!!」

カーブー「こっちくるぞ」

ゼキ「え・・・」ちら



ヒョウウウウウウウウウン!!
(隕石の様に急降下してくる溶岩玉)



ゾフィ「ぎゃあああああああああ泣」ダッダッダッダッDASH!(迫り来る溶岩を背景にカーブーとゼキの頭を両脇に抱えて疾走する)


ダシャーーーーーーンぎくっ
(遁走する一同の背後に突如フレームインしてきた、氷の鎧を纏った化け鮫が溶岩玉にタックルして弾き飛ばす)


ゾフィ「なんだぁ~!?」バッsss(二人の首を脇に挟んだままダイブして後方を確認する)




ガルグイユ「シャシャシャシャシャシャ!!カーブー同志、無事か!?」ドガアアアアアン・・・爆発(化け鮫の背後では弾き飛ばした溶岩弾が居住建造物と衝突し、派手に燃え上がっている)


ゾフィ「マジで・・今日ばっかりはいつでも死ねるかもな・・」はぁ・・(ゼキと背中を合わせながら腰を下ろして一息つく)

カーブー「ガルグイユ、市民は無事に・・」すっく

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ロージー「お兄ちゃん無事だったのねぇ~~♪」ばびょーーーんDASH!(ガルグイユの後ろからすっ飛んできた)

カーブー「ゲッ」


ごちーんびっくり
(頭をぶつけ合うバカ兄妹)


ゾフィ「バーカ」ケッあぁっ?!

カーブー「いたたた・・・ロージー。市民のみんなはどうなった?」すりすり(ドボルヘルムを擦る)

ロージー「任せて♪しっかり旋律援護したんだから。元気よく走って行ったわ♪ねぇ~♪」(左肩の上のドスビカスに話しかける)

ファイヤージンガー「道中、雷狼竜の警部さん達にも会ったぜ。今頃目的地に到着してる頃じゃねぇか?きっとな」

カーブー「そうか。でかしたぞ」ガシッドキッ(拳を小さく丸め、ドスビカスが差し出した小さな葉っぱの拳と軽く叩き合わせる)

ゼキ「あの・・そちらの方々は・・」おそるおそる(ゾフィの背中に隠れながら問う)

ロージー「あ、はじめまして♪あたしはロックラックの令嬢、ローズダンテ・ローゼンクロイツですぅ~♪ロージーって呼んで下さいねぇ~、って、こっちはファイヤージンガー。向こうはガルグイユくん、もとい、今はガルグイユさんよ♪」ブリブリ♪

ゼキ「ゼ、ゼキ・アルスラーンです(可愛らしい娘だなぁ・・・)」うっとり

ロージー「どうぞよろしくぅ~、って、おんどれは!?」ガガーンびっくり(ゾフィを見て驚愕する。その豹変ぶりにびっくりするゼキ)

ゾフィ「よぉ。孤島以来だな」ケッあぁっ?!

ロージー「なんで賞金首のおんどれが一緒なんじゃ!!分かったで!!さてはこの災害にかこつけて、街で盗みを働こうと・・!?」

ゾフィ「んなつまんねぇことしねぇよ!!」ブッあせる(ツバ吐いた。ロージーの顔に豪快にかかる)

ガルグイユ「同志!!あれを見ろ!!」

ロージー「ふぁ~?」ペチョリ~ん(つばが垂れる顔で見る)



ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(市街地の中央で浮遊停止している装甲に身を包んだ巨大竜の姿)



ゾフィ「なんだよ・・・あいつは・・!?」

ロージー「ふぁ・・・」

カーブー「どうした?」

ファイヤージンガー「とてつもなくでけぇ鎧を纏った竜が浮かんでるんだ!」

ゼキ「オブリビオンに急ぎましょう!!市民の退避を急がせないと!!」




~第三地区、オブリビオンの酒場....
(酒場の外に募る市民達。入り口の前ではおすわりした一頭の雷狼竜が若いヒジャブ系女子に囲まれている)

市民の女性「ねぇねぇ、あんた噛まない?」きゃっきゃっ(興味津々の女子達)


アイオロス「噛まない!!」ぷんすか

市民の女性「ねぇ、見て見て!すんごいギザギザしてるぅ~♪」(「歯」を覗いている)

市民の女性「「歯」だけじゃないよ!いろんなところが痛そうだよ~」つんつん

アイオロス「なら触らなければいいだろ。なんなんだ、君たちはまったく・・少しは怖がって貰わないと、渓流の同胞に怒られちゃうよ」はぁ~

ディララ「それにしても、みんな無事で良かったわ・・ねぇ、ヤウズは一緒じゃなかった?」(コバルトブルーの瞳が印象的な美しいヒジャブ女子)

市民の女性「それなんだけど、ディララ・・。ヤウズは追手のモンスターから私達を逃がすために、一人残ったの・・」

ディララ「え・・・」

市民の女性「あんたに伝言を預かったわ。必ず戻るって」ぎゅっ(ディララの手を両手で握ってやる)

ディララ「ヤウズ・・・・」

アイオロス「・・・・・・・・」(その光景を上から涼し気な目で見下ろしている)

お爺さん「のぉのぉ、中の様子はどうなっとるんじゃ?」ぐいぐい(雷狼竜の立派な腕毛を引っ張る)

お婆さん「そうじゃそうじゃ。早う逃げんと火の神の祟にあうぞ!」ぐいぐい(同じく)

アイオロス「なんだけどね・・・」ちら


「ダメじゃ!!」(酒場の中から声がする)


アイオロス「ほんと、早くしないと・・知らないよ」やれやれ


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ボニー「なんて分からず屋のお爺さんなんだい!?だから僕達は反乱軍の仲間なの!!早く地下道を開けておくれよ!!」ぷんすか

ベルケル「ソネルはどうしたんじゃ!?ワシはソネルの命令でないと動かんぞ!!」ドンッ(カウンター席でふんぞり返り、蒸留酒の瓶をテーブルに叩きつける竜人の翁)

反乱軍兵「今はそんなこと言ってる場合じゃないんだよ!ソネルだってここにいたら、同じことを言うよ!!」

ベルケル「知らん!!いきなり大所帯で店を囲みよってからに!!」

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ゲルハルト「もみゃ~(ま、一理あるな)」

ボニー「早く逃げないと火砕流に飲み込まれちゃうんだよあせる君も外に出て状況を確認おしよ!!」

ベルケル「触るでないわ!!状況くらい音を聞けば分かる!!それより豚耳のフードを被った女ハンターはいないのか!?その女に用がある!!」

ボニー「豚耳の妹さんがここに来たのかい?」

ベルケル「ふん」ぷい

反乱軍兵「お願いだよ、ベルケル爺さん!市民の命が懸かってるんだよ!!」

ベルケル「ならぁ~ん!!最後まで戦っておるソネル達を見殺しにして逃げると申すのか!?」

反乱軍兵「それは・・・」

ベルケル「これで最期だと思うのなら、受け入れるのが火の民というもんじゃろうが!!それに国王を置き去りにしてまでワシは逃げんぞ!!」クッ(酒瓶をかっ食らう)

反乱軍兵「そうか・・爺さんは外から来たマレビトで唯一、国王に訓導として認められ、領内に居住を許されたんだっけ・・・国王にも義理があるってわけか・・」

ボニー「・・・・・・・・・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・
(カウンター席に置かれている山菜組合時代の集合写真)


ベルケル「・・・・・・・・・」ふん


ザワザワザワ・・・


ゲルハルト「ほにゃ(なんだ・・外が騒がしいな・・)」

ボニー「まさか敵の追手がここに!?」ダッ


ザワザワザワザワ・・・・
(赤紫色の空の下、みんな同じ方向を見上げている)


ボニー「一体どうしたんだい・・・・はっびっくり

アイオロス「ね、最悪だろ?」(何かを見つめたまま話しかける)



ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(第三地区の中央上空で、装甲を纒った両翼を羽ばたかせ、浮遊停止している黒銀の鎧を纒った巨大龍の姿)



爺さん「火の神じゃ・・・ついに火の神様がお怒りになって降臨されたのじゃ!!」

婆さん「もうおしまいじゃ・・・」ガクン・・


ザワザワザワザワ・・!!
(一斉に慌てふためく市民達)


ボニー「みんな落ち着くんだ!!あれは火の神なんかじゃない!!」ザワザワザワザワ

カーブー「通してくれ!!通してくんなせぃ!!」ドドドドドド(化け鮫に搭乗したカーブー一同が市民の群れを掻き分けながら到着する)

ボニー「川村さん・・・ねぇ、一体何が起ころうとしてるんだい!?」

カーブー「分からない。だがそれを見届けていてはみんな死んでしまう。翁というのは中に?」ザシュッ(ロージーに手を引かれ颯爽と降りるカーブー。ゼキ、ゾフィもそれに続く)





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







GOOOOOOOOO!!


ドガアアアアアアン爆発
ボギャアアアアアン爆発

(爆破しながら暗黒団の小隊を蹴散らしていく大車輪形態の爆鎚竜)


暗黒団兵「MOVEMOVE!!」ドガアアアアアアアン爆発(爆炎の中退避する兵士達)



ジョー「逃がすかおらぁああああああああ!!!!」ズドドドドドドsss


暗黒団兵「!!」


ドーーーーーーーンぎくっ・・・・・グシャ血痕3
(大猪に突き飛ばされ、遠くの廃屋の壁に激突する兵士)



ジョー「コースアウト=死だぜ」ふん



ドガーンバチッッドガーン爆発ダンッぎくっ
(体表で爆破を繰り返しながら、回転大ジャンプをかますタイヤモードの爆鎚竜)



ドウィーーーーーーン!!
(空中でタイヤモードから獣竜モードへトランスフォームするアッシュ)




ダシャーーーーーーーーン!!
(全身から硝煙を上げ、豪快に敵兵士を踏みつけながら着地する)


アングリーアッシュ「悪くなかったぜ。爆破粘菌を体表に付着したままのドライブってのもな」

ジョー「よぉ。だいたい片付いたみたいだな」

アングリーアッシュ「お前の方もな」


ガチーーーーンドキッ
(大牙と大顎を叩き合わせる獣戦士二頭)


アングリーアッシュ「ところで、こいつもお前たちの仲間なのか?」ちら(二頭を覆う黒い影の正体を見上げる)


ゾルゾル・・・ゾルゾルゾル・・・
(頭上には黒銀の燐甲板に覆われた巨大龍の尻尾がウネウネと蠢いている)


ジョー「さぁな。確かなのは「天然もの」じゃないってことくらいだな」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・(頭上の竜機兵を見上げる)





ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガドンッ
(上空から巨大龍が覆い尽くす市街地の中、迫り来る砕竜目掛けてアサルトボウガンを一斉射撃する暗黒団兵士のボウガン小隊)



タイタンラス「準備はいいか?」チーンチーンドキッ(銃弾を物ともせず接近していく、重厚な砕竜の大鎚の様な右手の上に、ネコ式突撃隊みたくしがみつく黒猫)

あたちのモンハン日記
BBB「いつでもいいぜ。発射してくんな」

タイタンラス「いくぞ」


ブーーーーーーーン煙
(投げ飛ばす様に黒猫を敵に向かって発射させる砕竜)


BBB「ほらよ!!」ペチョリ~ん(両手一杯にスライム状の粘菌を抱えたまま飛んでいる)


ぽちょり・・汗ビューーーーーーンsss
(隊列をなす兵士達の中央に粘菌を落とし、上空をすっ飛んでいく黒猫)


暗黒団兵「!!」バッ(慌てて下を見る)


カッ
(瞬く間に真っ赤に変色する粘菌)


暗黒団兵「SHIT・・」



$あたちのモンハン日記
ドワアアアアアアアアン!!



ザシュッザシュッザシュッ・・・
(硝煙の中、突き進んでくる砕竜)


タイタンラス「どうだ?カイルスの容体は?」ちら


・・・・・・・・・・・・・
(四隅にドラゴンヘッドのコーナーポストが施された、フラットベッドの荷車の上で仰向けにされた黒毛の金獅子の胸に耳を当ててる黒猫)


BBB「良かったな。息はあるぜ」グッ(サムズアップしてみせる)

タイタンラス「強度の睡眠弾を撃たれたか・・・さてどうやって起こしたものか・・」

BBB「早く起こしちまわねぇと、上のバケモンがいつ暴れだすか分かったもんじゃねぇぜ」ちら(上を見上げる)



ファオオオオオオオ・・・・・
(謎の生態音を鳴らしながら真上で空中停止している、プレートアーマー特有のまあるい腹部)



BBB「しかしでけぇな。アサイラムで見た時は置物みたいだったが、動くとやっぱり気味がわりぃ」

タイタンラス「現代の龍科学より、優れた技術を誇ったという古代文明の遺産だろうが・・文献から想像するよりも醜いものだな」ちら


ファオオオオオ・・・・・
(竜機兵が纏っている鎧の関節部から見える筋肉繊維の素材)


タイタンラス「人工竜にどれだけのインテリジェンスがあるのか見ものだが、危惧するのはこいつだけではないぞ」



ボワァーーーーーーーーン・・・
(遠方で溶岩玉を吐き出しながら噴火を続けるジャバルサマーン活火山)



BBB「向こうはとっくにお怒りだ」

タイタンラス「そのようだな」ザッ(黒猫と金獅子を包むように覆いかぶさる)


バギャアアアアアアアン爆発
(砕竜の背中に溶岩玉がぶち当たる)


タイタンラス「どちらにしろ、領内は長くもたないぞ」シュウウウウ・・・・(背中から煙を上げている)

BBB「熱くねぇのか?UBUの野郎だったら、ぎゃあぎゃあ喚いてるぜ」シュッシュッ(台車のコーナーに巻きつけてあったロープを砕竜の足に巻きつけていく)


「お~~~~~い!!」(竜機兵の影に覆われた市街地を駆けてくる、暗黒団兵士の装備を纏ったUBUとGX装備のソネル)


BBB「噂をすればなんとやらだ。遅かったじゃねぇか、相棒!!」シュタッ(台車から飛び降りる)

UBU「そう言わないでよ」にんまりあんまんフェイスにま~

BBB「なんだおめぇ、似合わねぇぞ。その格好」

UBU「あ、そうだったね」バサッ(アーミースーツを脱ぎ、中からいつもの撫子装備を見せる)

ソネル「カイルス!!」バッ

タイタンラス「安心しろ。眠らされてるだけだ」

BBB「アサイラム以来だ。また遭遇しちまったな」ちょんちょん(上を指差す)


UBU「まさかこんなに早く機動させてくるなんてね」ガチョリン(大剣二本を背負う)

タイタンラス「何か策はあるのか?」

UBU「まずはカイルスを安全な場所に。引っ張って、プロフェッサー」てしっドキッ(台車とロープで結ばれた砕竜のアキレス腱を軽く叩く)




ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(スコープ視点。クロスヘア越しに映る、黒銀のプレートアーマーを全身纏った巨大龍の腹部)

あたちのモンハン日記
アラン「なんか分かったか?鈴木」ズキューーーン(廃屋の屋上からAW50型対物ライフルボウガンで下の兵士をシュートしている)

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純平「距離感が近過ぎるんで全貌は分かりませんが、鎧を纏ってるところをみると人工物であることは間違いないでしょう」スチャ(AK11型ボウガンで上空を捉えている)

アラン「ニャンガスの時と同じ、敵の搭乗兵器が妥当か?にしちゃ、なんで攻撃を仕掛けてこねぇんだろな・・っと!」ズキューーーン

純平「そこですよ。引っかかるのは・・・」スチャ・・(スコープを覗いたままボウガンを下に向ける)

アラン「また丞相さんにジャックしてもらって撃沈すっか?」スチャ・・


・・・・・・・・・・・・・・・・
(スコープ視点。クロスヘア越しに映っているのは、金獅子が仰向けになっている台車を引っ張る砕竜の姿。台車の上には他に蒼毛の撫子装備のハンターとGX装備のハンター、黒猫も搭乗している)


アラン「どうやら仲間の救出に成功したって感じだな。合流すっか?」

純平「そうですね・・・・(おかしい・・・やはりハンスの遺体が見つからない・・)」チャ・・(周囲を見渡すように観察している)

アラン「・・・・・・おい!!七時の方向!!」スチャ

純平「なんです?新手の新型兵器でも・・・・・びっくり



ジョワァアアアアアアアアン
(遠方の市街地一画の地面がマグマに覆われていき、居住建造物が次々と溶け落ちていく)



アラン「おいおい・・ここはラヴァキャニオンじゃねぇよな?」

純平「もちろん。火の国ですよ」スチャ(ボウガンを下ろす)




バシャアアアアアアン!!




純平「まるで悪夢だ」バッ煙(退避するように隣の建物の屋上へと飛び移る)

アラン「終わったかね、この国も」やれやれ(純平に続く)


To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

11/16(月)0時更新 「この国の未来も」の巻


をお送りいたします♪ほいだらさ、次回も読んでみようよにま~














「この国の未来も」の巻

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バシャアアアアアアン!!
(マグマしぶきを豪快に上げながら第三地区へとエリアインしてきた覇竜)



$あたちのモンハン日記
純平「急いで!!隊長!!」バッバッ煙(全身から煙をあげて立ち上がる覇竜を背景に、それとは反対方向に建造物の屋上を次々と飛んでいく)

あたちのモンハン日記
アラン「いてえ」ずでーんはぁ(屋上で前のめりに倒れる)

純平「危ない!!」

アラン「へ?」ちら(振り返る)


ビョオオオオオオオオ!!
(マグマしぶきが飛んで来る)


アラン「ここじゃお得意の潜りワープも出来ねぇって」よっこいしょDASH!(すかさず立ち上がり、別の建物の屋上へと飛び移る)


バジャアアアアアアアン!!
(アランのいた居住建造物にマグマがかかり、ドロドロと倒壊していく)


アラン「火の国ってのはいろんなモンスターが出没するんだな」ダッダッダッダッ

純平「そんな呑気なもんじゃないでしょう!?あっちもこっちも!」ダッダッダッダッ(屋上をかけるその頭上には黒銀の鎧を纒った巨大龍の姿も)

アラン「領内に二頭。それも古龍級生物と、しかも空のやつは超級サイズときたもんだふん」バッsss(二人同時に飛び移る)

純平「向こうの覇竜だって、怪しいもんですよ!」スタッ(着地しながら双眼鏡を出す)

スチャ・・オペラグラス(双眼鏡を覗き、後ろを振り返る純平)

純平「・・・・・・・・・」じー

アラン「今更あの有名人の生態観察ってか?」シュボッ(マッチでボロボロのタバコに火を点ける)

純平「OK。行きましょう」ザッ(立ち上がる)

アラン「なにか分かったか?」ふかぁ~(ふかす煙が辺りの硝煙と入り交じる)

純平「どうやら仕留めそこなったのは、確実ですね」バッ煙

アラン「はぁ?って、おい!待てよ!!」バッ煙(くわえタバコのまま追いかける)

純平「モンスターウォーに巻き込まれないうちに、みんなと合流しましょう!!」ダッダッダッダッ(空には得体の知れない巨龍、背後には巨大な覇竜の上半身が見える)





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~









ドシーーーーーーン!!
(ゴーストタウンと化した市街地に不似合いな覇竜の姿)



ギョウィィ・・・ン・・・・


ギョウィィ・・・ン・・・・
(ゆっくりと正確な角度をもって首を左右に振り、考察するように見渡す覇竜)


ドウィーーーーーーーーンキラキラピンク
(両目があやしげに光る)



ハンス「問題はないようだな」(如何にも生物の体内であることを象徴する骨の支柱や、肉の外壁に囲まれたコクピット内に立ち、腕を組んでいる)

パイロット「体内ジェネレーターにも異常なし。安定してますよ、こいつ」ガブッ(パイロット席に座り、白いリンゴをかじる白人。顔はもちろん見えない角度の斜め下からのアングル)

ハンス「うむ。竜機兵の挙動は確認できるか?ロベルト・アガッツィ軍曹」

アガッツィ「え~と・・・バッサバッサとでけぇ羽広げて、尊大に振る舞ってますね」ガジッ(白いリンゴをかじりながら潜望鏡を覗く。なので顔は見えないが、黒髪長髪でスタイリシュな髭を蓄えているのは分かる)

ハンス「攻撃の意思はまだ見えない・・というよりは、こちらが仕掛けるのを待っているとみていいだろう」

アガッツィ「自分に敵意がある者なのかどうか、考察してるってわけっすか?」ガジッ(まだ潜望鏡を覗いている。白いリンゴの果肉は皮の色とは相対的に真っ赤である。このことからこの果物がドドブラリンゴであることがわかる)

ハンス「イコール・ドラゴン・ウエポン・・。数十年前、書士隊が古代遺跡の格納庫で発見したと聞いていたが・・・まさかな」

アガッツィ「ギルドの仕業しょう?厄介なもの復元しやがって」モグモグ・・(潜望鏡を覗きながら喋る。口の周りはぺちょぺちょに真っ赤っ赤になってる)

ハンス「以前から噂はあった。ギルドが秘密裏にその「オリジナル」の竜機兵を輸送し、地下施設で匿っているとな。おそらく、あの竜機兵はそのオリジナルを元に開発されたプロトタイプだろうな」

アガッツィ「竜機兵って、一体造るのに成体ドラゴンを30頭ほど必要とするんでしょう?と言っても、ハンターの乱獲蔓延る現代の狩猟社会じゃ、30頭なんて少ないくらいですけどね」ガサガサ・・(潜望鏡を覗きながら片方の手で何やら探してる)

ハンス「連中がハンターにモンスターを捕獲させるのは、その為だったという陰謀論を決定づけるな、あいつの存在は。他にも凶悪犯として投獄している、知的生命体種モンスターの頭脳や素材も使用してるのは間違いないだろう。大陸中のモンスターを管理すると嘯いているハンターズギルドならではの特権というわけだ」

アガッツィ「けど今更、ギルドは竜機兵なんかを引っ張りだして何をしようっていうんですかね?」パシッ(蒸留酒の瓶を掴むのに成功する)

ハンス「俺たち、ブラックギルドに対抗しようというつもりだろう。いや、元々連中の宿敵は今も昔も邪龍だけか・・・」

アガッツィ「どっちにしたって、古代人の残したマニュアルを元に造った人工竜っすよ?現代の龍科学テクノロジーに敵うわけねぇってのに。なんだかんで地上権で最も最強なのはモンスターなんだ。その野生のポテンシャルを最大限に活かし、人間の理知と自制心をもってコントロール出来るモンスター搭乗兵器の方が遥かに技術力は上っすよ。この覇竜ベースのアカンターⅡで、それを証明してやりましょうよ。ドクターカペラさまさまってね」ぷはぁ~

ハンス「まったくだ。勝敗を決するのはサイズではない。肝心なのは火力と熱量だということを己のハンター達に立証させておいて、結局は外観の尊大さで勝負とは、ギルドも地に堕ちたものだな」

アガッツィ「あ、名言出ましたね。今度ロックラックの酒場で使っていいっすか?」ガジッ(また気味の悪いリンゴをかじる)

ハンス「それにはまず、生きて帰ることを考えろ。主砲、撃てるか?」

アガッツィ「いつでも」にや(潜望鏡を覗く口元がほころぶ。髭が果汁でペチョペチョになってるのが実に汚らしい)






ビュオオオオオオオオ!!
(第三地区の上空で浮遊停止する竜機兵を遠目に空中を舞う金火竜。首には黒い撫子装備を纏った黒髪ショートヘアの女性が跨っている)



アルテミス「いつまで旋回してるつもりなんだい!?攻撃される前に仕掛けちまおうよ!!」ビュオオオオオ

エリーゼ「待って!9時の方向!今度は覇竜よ!!」(双眼鏡を覗いている)

アルテミス「はぁ!?人気を嫌うあいつがなんだってこんな所に現れるのさ!?」ビュオオオオオ

エリーゼ「それと下には・・・鈴木さんとアラン隊長!一体どこに向かおうっていうのかしら・・」じー


・・・・・・・・・・・・・・・
(双眼鏡視点。硝煙立ちこめる市街地で、金獅子が仰向けに乗った台車を牽引する砕竜を確認。台車にはUBUとBBB、そしてソネルの姿も見える)


エリーゼ「丞相様発見!私達も合流しましょう!!」

アルテミス「うちのボスはどうしたんだい!?派手な登場だけで終わったわけじゃないだろう!?」

エリーゼ「カーブーさんはロージー達と市民の退避を援護しに向かったわ!さぁ、早く丞相様の下に!!」


ビュオオオオオオオオオオ煙
(旋回降下していく金火竜。その背後で対峙する上空の竜機兵と陸地の覇竜)




ハンス「主砲、てぇええええええ!!」

アガッツィ「ソニックブラスト、最大出力だぁあああああ!!」カチッ(鉄製の操縦レバーのボタンを力強く押す。もちろん操縦レバーで顔は隠れている)




キュオオオオオオン!!
(大口を開け、上空に向かってソニックブラストを吐く覇竜)




エリーゼ「何の音!?」ビュオオオオオオ

アルテミス「言ったろ!?先手必勝って魂胆さ!!しっかり掴まってなよ!!」ビュオオオオオオ煙(急降下する)




ドワーーーーーーーーーーンぎくっ
(上昇しながら渦を巻くソニックブラストが上空の竜機兵の顔面に衝突する)




アガッツィ「フォーーーッ!!クリティカルHIT!!」ぱぁ~んびっくり(大きく手を叩く。そのせいで顔が見えない)

ハンス「竜機兵の様子はどうだ?」

アガッツィ「頭部破壊で落下じゃないっすかね?」しっしっしっし(潜望鏡を覗く)




・・・・・・・・・・・・・・・
(何事も無かったかの様に、依然として両翼を羽ばたかせ浮遊停止している竜機兵)




アガッツィ「嘘・・・」ぽかぁ~ん






ぞるぞるぞるぞる・・・・
(空中の竜機兵を背景に、金獅子が仰向けに横たわる台車を牽引する砕竜)


タイタンラス「どこまで運ぶ気だ?」ぞるぞるぞる・・

ソネル「そこを右だ!貯蔵庫があるから、一旦そこに隠れよう!!」


UBU「・・・・・・・・・・」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・(後ろを振り返っている)

あたちのモンハン日記
BBB「こっからは見えねぇが、もう一匹なんか出てきたみたいだな」

UBU「アカムじゃない?竜機兵にソニックブラストがぶつかるの見てたもの」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・

BBB「にしちゃ、まったく効いてねぇな。やっぱりあん時、ぶっ壊しておくべきだったんじゃねぇか?」

UBU「かもね。問題はあいつに与えられたクエストよ」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・

BBB「なに・・?あのバケモンがギルドから指令を受けてるっていうのか?」

UBU「そのクエスト次第ね。この国の未来も」(その背後から走ってきて合流する純平とアランの姿)




アガッツィ「嘘だろ・・まったく損傷が見られないなんて・・!」ワナワナ・・(潜望鏡を覗いてる)

ハンス「纏っている鎧の合金が優れているだけだ。引きずり降ろせ。地上戦にもっていけば勝てる」

アガッツィ「あ・・・」(潜望鏡を覗き何かに気づいた様子)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(潜望鏡視点。クロスヘア越しに映る人工ドラゴンが両翼を羽ばたかせたまま、ゆっくり前傾姿勢になると同時に、四肢の向こう側から、燐甲板に包まれた尻尾の尾先がこちらに顔を覗かせる)



アガッツィ「あの尻尾・・・まさか!!」ギュリギュリ(潜望鏡のズームリングをひたすら回す)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(望遠鏡視点。こちらを向いている尾先の拡大。なんと尾先の先端は大きな砲口になっている)



アガッツィ「ファーーーック!!緊急旋回しますよぉおおおおお!!!!」ギュイーーーン!!(操縦レバーを豪快に右側へ倒す)




ドゥン
(前傾姿勢になった竜機兵の、垂れ下がった尾先から放たれる閃光)





ドワアアアアアアアアン!!
(刹那に着弾した市街地の一画全体が、一瞬にして大爆発する)



To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は

11/18(水)0時更新 なぁ~んにも。なぁ~んにもですよドキドキ


をお送りいたします♪そいじゃさそいじゃさ、次回も目をひんむいて読んでみようよビクーッ




『モンハン日記 ぎりぎりアイルー村G』6話限定★特別公開ですって♪

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氷らした 凍らしてみた あんまんを

どうぼ。あてぃモン亭(てぃ)タタンティですayaえ?いつにも増しておふざけに度が過ぎてるぷんぷんですって?お腹が減ってるんですよにま~そんなわけで先日買い溜めしておいた新宿中村屋さんの「みっついりのあんまん」を冷凍保存してみたんです。ほら、あんまんって繊細でしょ?だから賞味の期限雄が早いんです。コンビニなんかだと中華まんはみんな冷凍保存されてますものね。その要領を家庭で応用YEAH~。上手に韻をだっ踏んだ所で本題へドンッパリィ~ん(だっふんだ言い終わった後or志村系コントのシーンチェンジでよく使われる効果音)

はい、バカおしまいayaほいだら今日は世間がクロス一色になりつつある中、敢えてのアイルー系動画をご紹介だすaya四の五の言わずにレッツ見ようじー・・・




3DS『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村DX(デラックス)』WEB CM 第七話「聖夜」篇


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たくさん紹介できたので今日はほんとに・・












おしまいです





ニャスターさんのあの喋り方がいいですにま~
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11/20(金)0時更新 「こんなものを見せられる為に」の巻


をお送りいたします♪そんじゃさ、次回も雄叫びあげて読もうよにま~パーザンみたいに











「こんなものを見せられる為に」の巻

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~新大陸、大砂漠非狩猟地区、エリア13....



~ギルドアサイラム格納庫内....

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(広々とした洞窟エリアの中に作られた格納庫の真ん中に、ちんまり置かれた丸テーブルセット。そこに向き合う様にして腰掛ける白衣を着た龍科学者と、同じく白衣を着た3Dメガネ(レンズの右がブルー、左がレッドの黒縁タイプ)をかけたメラルー。獣人の白衣の胸元には、大陸文字で「Rico・Isaak(リコ・イザーク)」と書かれた名札がついている。休憩中なのだろうか、二人共、見るからにあつあつの蒸気を発する木製ジョッキを手にしている。机の上には小さなミルクパン(グリップ部の先端が肉球のマーク)が乗ったアルコールランプセットが置かれていることから、これを使って何かを温めて飲んでいるのであろう)


モンタギュー「暇だねぇ・・」(見るからに頭脳明晰にして容姿端麗の黒髪横分け男。魅力的な顔立ちだが、とりわけて覚えやすい顔立ちでもない。サージカルマスクを両耳に引っ掛けたまま、頭の上に乗せ、ホットポポミルクの入ったジョッキを飲んでる)

イザーク「日頃の運動不足の解消に、走り回ったらどうです?」ふうふう(ドヤ顔しながらミルクを冷ましてる。余程熱いのか、蒸気で3Dメガネのレンズが曇っている)

モンタギュー「例え強走薬を飲んだとしてもね、遠慮しておくよ」ズズズズズ・・

イザーク「適度な運動はしないといけませんよ?どうです?一緒に砂漠のデルクスを追っかけるなんてのは」ふうふう(ドヤ顔しながらふうふうする)

モンタギュー「それもパス。生物学上、本質は捕食者の君らと走り回るなんて、血の気の多いハンターじゃあるまいし。それに君は生きたモンスターを見るとパニックを起こすらしいじゃないか?資料で読んだ」ズズズズズ・・

イザーク「む・・・別に否定はしませんが、正確に言うなら、パニックじゃなくPTSDです。それだっれ抗鬱薬を飲めば落ち着きますし、僕はオトモやニャンターになりたいわけではないので」ふん(ふてくされながらふうふうしてる)

モンタギュー「なるほど。現実を直視しないためのその眼鏡ってわけか。よっぽどおっかない目にあったんだね。君、出身はどこ・・」

イザーク「シルクォーレです」(ムッとしながら食い気味に答える)

モンタギュー「ああ・・アルコリスで有名な森丘か。ってことは大学は・・」

イザーク「勿論、ワイバーン・カレッジ・アルコリスを主席で卒業、在学時、私が書いた属性工学に関する論文は、かのダニエル・カペラ女史に次いで定評を受けたという実績もあります」キラぁ~んキラキラ青(いやみったらしく3Dメガネの青の方のレンズを光らせる)

モンタギュー「へぇ・・。サフラさんから伝書鳩の通達で、なんでも凄腕の属性工学技師が来るって聞いてたけど・・そんなエリートがなんの経歴もない、独学だけできた僕のアシスタントになってくれるなんてねぇ・・」ズズズズ・・(淡々と喋りながらミルクを飲む)

イザーク「む・・・僕はここの館長が、王立科学アカデミーで数々の実績を残してきた、ツェーザル・アウラー氏だと聞いたから助手の話を引き受けたんです!彼の下で働けば、得られるものも大きいだろうと・・・それがなんです!いざ来てみれば、解体屋のアルバイト出身の人が、仮にもこのアサイラムの造竜技術復興プロジェクトのリーダーを引き継いだなんて・・・まるでナイトメアだ・・!」あわわわわわ・・

モンタギュー「仕方ないだろ?アウラーさんはこの前の騒動で死んじゃったんだから」ズズズズ・・(あっけらかんと言う)

イザーク「正確には不法侵入者に殺された、とお聞きしました。お悔やみ申し上げます」ふうふう

モンタギュー「あの人がいなくなって悔やんでるのは君だけじゃない。生きてるうちにもっと造竜技術に関するノウハウを聞いておくべきだったなぁ・・・大変だったんだよ?あれを起動させるの。手伝ってくれた他の龍科学者たちのほとんども、侵入者達に怪我を負わされてしまったからね。実質、一人でやったも同然だよ」

イザーク「なるほど。その成果を買われ、あなたが二代目アサイラムの館長になったわけですか・・良かったですね、私の到着が遅れて」ふん

モンタギュー「僕は役職なんてどうだっていいんだ。欲しければあげるよ、館長て名目を」ぼりぼり(頭をかいてる)

イザーク「む・・・なんです?この完全敗北したような感じ。もっと館長らしく尊大に・・・あなたはそういうタイプではありませんね。張り合う気が失せましたよ」やれやれ

モンタギュー「少しでもあったかいうちに飲みなよ。心が落ち着くよ」(真顔で言う)

イザーク「・・・・・・・」ふうふう・・ズズズズ・・(恐る恐るおちょぼ猫口をジョッキに当てて飲む)

モンタギュー「どうだい?美味しいだろ?」

イザーク「・・・・・・・」こくり

モンタギュー「まだたくさん貯蔵庫にあるからね。飲みたければご自由に。と言っても、僕の分は残しておいてくれよ。僕にとってはこのポポミルクが、君にとっての抗鬱剤みたいなものなんだ」グッ(一気にジョッキを飲み干す)

イザーク「では私もお返しを」スッ(白衣のポッケから小袋を取り出す)

モンタギュー「なんだい?それ」

イザーク「のたうちドングリです」

ジャラジャラジャラ・・・どんぐり
(小袋を机の上で開くと、たくさんのどんぐりが出てくる)

イザーク「アルコリスの高級品です。お得意先の行商人から定期的に輸入品を買いだめしてるんです。良かったらどうぞ」あ~ん(口の中にどんぐりを放り込む)

モンタギュー「どれ」あ~ん

ごりっごりっごりっ

イザーク「如何ですか?館長」

モンタギュー「うん。美味しいよ。のたうつほどにね」ごりっごりっごりっ

イザーク「・・・・・・」にこり


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(洞窟ならではの肌寒さを感じる、二人だけの空虚な巨大格納庫に、ほっこりした別の空気が訪れる)


モンタギュー「しっかし、なんにもなくなっちゃったなぁ・・ここ」きょろきょろ

イザーク「見てみたかったです。アウラー氏の残した遺産・・そしてあなたが起動させた竜機兵、正確にはマーク4、ダレットをね」はふはふ(あったかい息をはふはふしてる)

モンタギュー「いざいなくなってみれば、僕、「あいつ」のこと、以外と好きだったんだなぁ・・」

イザーク「恋愛や育成と同じで、対象に手こずればそれだけ愛着が湧くというもの。サフラ氏からは、動力伝達系統の確立に苦戦したとお聞きしましたが?」ズズズズズ・・・

モンタギュー「そうみたいだね。でも都合よく、それが手に入ったのさ。不法侵入者、大歓迎ってね」あ~ん(どんぐりを口に放り込む)

イザーク「聞けば炎妃龍の知的生命体種だったとか」

モンタギュー「特命を受け、アサイラムの護衛をしてくれてるナイトのおかげさ。僅かだけど、実に濃度の高い古龍の血を採血できた」

イザーク「セイクリッドブラッド・・・。既にギルド幹部は知的生命体種の古龍の血を、そう名づけたと聞きました」

モンタギュー「それもおかしな話さ。本当はあの人達、起動法を知ってたんじゃないかな。試されたんだよ、僕らは」ごりっごりっごりっ

イザーク「む・・・なにやら興味深い話ですね」チャッ(3Dメガネを直しながら興味津々な感じをみせる)

モンタギュー「そのセイクリッドブラッドの量が実際足りなかったんだ。ドラゴンウエポンは一体につき、成体ドラゴン30体強を必要とする。そんな超級クラスの動力源となる人工の心臓に、必要不可欠な膨大な量のセイクリッドブラッドを集めるのは大変だろ?だから幹部たちは、僕らを試したのさ」

イザーク「・・・・・・。セイクリッドブラッドの増殖・・・ですか?」

モンタギュー「そう。大陸の名だたる龍科学者や技師をこの地下施設に集めて、代替え品を作らせようとしたのさ」

イザーク「しかし、それが本当なら、なんだって幹部達はそんなプロットを?」

モンタギュー「モンスターの個体数を管理することを目的とする天下のハンターズギルドが、希少な知的生命体種モンスターを乱獲するわけにはいかないだろ?ましてやここ新大陸では近年ますます、三種共存の思想が強まってきているしね」あ~ん

イザーク「批難を避ける為に?」

モンタギュー「そこで敢えて起動法は伏せたまま、僕らがより竜機兵起動に対して、意欲的になるプロットを仕組んだのさ。その証拠に、このアサイラムには表面上、凶悪犯に仕立てあげるのが簡単だった、言語を喋ることの出来ない知的生命体種のエルダードラゴンが投獄されていた」

イザーク「オメガ4号・・ですね?」

モンタギュー「といっても逃げちゃったけどね。きっとオメガ4号の存在は、僕らが自力で起動法を知った後、いつでも被験体に使えるように監禁しておいた、いわば保険だったというわけさ」

イザーク「では本当に幹部たちは、竜機兵の起動法を知っていたと・・」

モンタギュー「サフラさんや他の龍科学者たちにこんなこと聞かれたら、また怒られちゃうけど・・更に僕は、幹部たちがまだまだ多くのことを僕らに隠していると踏んでるんだ。いいかい?これは僕と君だけの秘密だ。いいね?」

イザーク「初めての共同作業が秘密の共有とは・・・それで、増殖は無事に成功したのですよね?」

モンタギュー「ああ。大樽何十杯分ものね」

イザーク「よくそんなに・・」

モンタギュー「言ったろ?ここはアサイラムだ。表向きは凶悪犯の精神医療施設なのさ。被験体なら腐るほどある」

イザーク「そうか。凶悪犯のモンスターに古龍の血を投与し、生成体として使ったのですね?」

モンタギュー「正解。けど、それがモンスターじゃダメだったんだ。竜族、牙獣種共にセイクリッドブラッドを静脈投与した途端、元の血液内の白血球が拒否反応を起こしてしまってね。貴重な血液をだいぶ損したふん

イザーク「ふむ・・白血球内の免疫担当細胞が、セイクリッドブラッドを細菌扱いして殺菌してしまうというわけですか。ではどうやって増殖を?」

モンタギュー「ここからは更にシークレット情報だ」しー指

イザーク「お伺いしましょう」クイッ(3D眼鏡を直す)

モンタギュー「君も学者なら聞いたことあるだろ?この大陸世界には極稀に、古龍の血を適合できる人間が存在するということを」

イザーク「ええ・・。ですが実証された経緯はなく、古代の錬金術士が嘯いた仮説だと・・」

チッチッチッチッ指

モンタギュー「驚く無かれ。偶然にも、このアサイラムに投獄されていた人型は、全てその対象者だったんだ」

イザーク「・・・・確証は?」

モンタギュー「囚人の血液サンプルを臨床検査したのさ。驚くことにみんなセイクリッドブラッドと適合し、瞬く間に上書きされていった。要するにセイクリッドブラッドの造血幹細胞が人のそれを支配して、体内増殖したというわけさ」

イザーク「なんと・・・被験者に異常は?」

モンタギュー「今のところ問題なし。みんな檻の中で大人しくしているよ」

イザーク「ギルドはそれを検証させる為にアサイラムを・・」

モンタギュー「ね、僕が陰謀論を思いつくわけが分かるだろ?」

イザーク「犯罪者の人間たちにセイクリッドブラッドを投与し、体内増殖させ、その血を今度は逆に採血し、竜機兵に与えた・・大した還元法ですね」

モンタギュー「逆輸入品みたいなもんさ。このアルコリスで拾ったひとつのどんぐりを、新大陸の土で育み、たくさん成熟したら収穫し、またアルコリスに戻してやる。ね、大陸に優しいだろ?アルコリス出身の人って、自然崇拝者が多いって聞いたよ」

イザーク「あなたの言うとおりならギルドの幹部たちは、造竜技術復興に関する一連の作業を、あらかじめ知った上で、このアサイラムを建設し、我らにヒントを与えることで意欲的に作業させていると仰りたいのですか?」

モンタギュー「いざとなれば造竜技術の復興を行っていたのは、すべてアサイラム関係者の独断だったと切り捨てることも出来るしね」

イザーク「な・・・」

モンタギュー「僕らが勝手に竜機兵の起動法を模索し、それを実行したって言うことも出来る。だって幹部達は起動法を知らなかったんだから」

イザーク「・・・・・・・。確かにとんでもない陰謀論ですね。それが本当なら我々は、どんな副作用を秘めているか分からない、セイクリッドブラッドを投与された凶悪犯罪者達が投獄されている、大陸一危険な施設で作業をしていることになりますね」

モンタギュー「だからナイツでも上位のメンバーがこのアサイラムを護衛してくれているのさ。それに万が一、囚人達が発狂してアサイラムを制圧しても、死ぬのは僕らだ。幹部の連中じゃない」

イザーク「・・・・・・・・。ごほん。組織に対する疑念はこれくらいにして、そのプロトタイプ、イコール・ドラゴン・ウェポン・マーク4、ダレットに話を戻しましょう。ダレットは書士隊が最初に発見したオリジナルを参考にしているのですよね?」

モンタギュー「まぁね。でもそこに関してはアウラー館長の仕事だった。僕の専門は臨床龍学だからね。ダレットに必要な「部位」の切断と、接合を手伝っただけだよ」

イザーク「外装の合金が自慢だとサフラ氏は言っていました」

モンタギュー「結構、お喋りだね、あの猫さん。そうなんだ。装甲に使った合金はなんでもメテオテスカトルの外殻を溶かし、粘土状のアミノタイトを混合し練り合わせることで、その鉱石としての特性を最大限界まで引き延ばした黒銀色の特殊金属なんだ。ダークプロメチウムっていうらしい」

イザーク「開発者は?」

モンタギュー「クラーラ・ファンクーンっていう人。今は帝国軍に属しているらしい」

イザーク「ファンクーン家・・・ああ・・なるほど。それなら信頼出来ますね。外装は問題なしとして、起動後のプログラムはどうやって?」

モンタギュー「簡単だったよ。心臓部のタンク内にセイクリッドブラッドを適量投与すれば、命が芽生える。その段階ではまだ生まれたての赤ん坊みたいに無垢な存在なのさ。その変性意識状態の様なときに、暗示をかけることでクエスト目的をインストールするんだ」

イザーク「暗示?」

モンタギュー「竜機兵に纏わる太古のレリーフは既に解読済み。暗示のチャント(詠唱)でクエストを依頼するんだよ」

イザーク「特命を受けた書士隊やギルドナイトが、大陸中に散らばるジェネシスオーパーツの回収をしてると聞いたことはありましたが、それも本当だったのですね。まったく、この組織には驚愕させられてばかりだ。それで、今回の指令・・おっと失礼。クエストは如何ように?」

モンタギュー「火の国に蔓延る暗黒団の殲滅。敵の特徴は出来るだけ正確に、こちらの情報網を使って吹き込んだつもりだけど・・」

イザーク「なにか問題でも?」

モンタギュー「うん・・ダレットは異なる種から増殖したセイクリッドブラッドを原動力としているからね・・いわばダレットはプロトタイプなのさ。だから動作に異常が起こらないか心配ってわけ」

イザーク「動きが停止する可能性もあるのですか?」

モンタギュー「それに関してはノープロブレム。最新鋭の装甲を纏ってるんだ。討伐はおろか、「撃退」だってそう簡単には出来無いよ」

イザーク「ではなにが?」

モンタギュー「不安なのはダレットが体内で生成する、強力なドラゴンタナトスだ」

イザーク「ドラゴンタナトス・・・古代人の叡智が生み出した、天然の龍属性エネルギーを基礎(ベース)とした、人工放射性元素・・・現代の龍科学者はこれを「古代の劇薬」と揶揄し、太古のプロメテウスと名づけた、化合属性エネルギー・・」

モンタギュー「流石は属性工学のスペシャリスト」ぱちぱちぱち

イザーク「そんなものの復元までギルドは・・・そうだった。造竜技術に関するジェネシスオーパーツの回収はとっくに終わってるんですよね」ふぅ~

モンタギュー「そのメガジュール以上の熱量を誇る、人工龍属性エネルギーであるドラゴンタナトスを、ダレットは体内で作り上げ、さらに尾先の砲口から放射できるんだ」

イザーク「なんと・・・・」

モンタギュー「アウラーさんが開発したんだよ。龍エーテル、つまり龍属性エネルギーの原子に、高火力の火属性エネルギーをぶつけ、合成錬金して出来上がった化合属性であるドラゴンタナトスを使用した運動エネルギー弾・・・それがフレームクリアフューム、通称FCFだ」

イザーク「フレームクリアフューム・・・」

モンタギュー「着弾地点を中心に広範囲の大爆発を起こせるんだ。狩猟エリアならまるごと焼け野原に出来るってイメージかな。チャージ時間にもよるけど、最大出力なら各エリアを含んだフィールド一画に、被害を齎すことも出来ると思うよ」

イザーク「それほどの熱量を・・・」

モンタギュー「でも本当に驚く特性は、その焦熱地獄の炎にある」

イザーク「というと?」

モンタギュー「その燃焼から生じたフューム、粉塵といった方が分かりやすいかな?つまり高密度の龍属性エネルギーと火属性ジュールが、均等に衝突し合った粒子状の火花が、着弾地点一帯を覆い尽くすんだ」

イザーク「!!」

モンタギュー「もっと分かりやすくいえば、FCFの大爆発は、気体状大気汚染物質が凝縮したエアロゾルを範囲内に散布するってことだね」

イザーク「ということは・・・呼吸器官を持つ大陸生物が、その汚染物質の粉塵を大量に吸い込んでしまったら・・」

モンタギュー「肺を中心に燃え上がり、生物の原子すべてを体内から消滅させてしまうだろうね」

バンッびっくり(机を両手で叩くイザーク)

イザーク「あなた方は何を作ったのか分かっているのか!?イコール・ドラゴン・ウェポンという動く大量滅竜兵器に、大陸上の生物にとって有害なエアロゾル型の生物兵器をも与えたんだぞ!!」

モンタギュー「いい例え方だ。メモしておこうかな・・」

グン煙(テーブル越しに胸ぐらを掴まれる細身の白衣の男)

イザーク「私は死の天使をアシストする為にここへ来たんじゃない!!大陸の生態系という循環を破壊しかねない、脅威的なモンスター及び犯罪シンジケートを正当に駆逐する為、私の技能を欲しがるあらゆる組織からのスカウトを断ってまでギルドを選択したんだ!!なのに・・・なのにギルドは私に人殺しの手伝いをしろというのか!?」

ガクン・・・(白衣の胸元から手を離し、椅子にうなだれるように腰を下ろすイザーク)

イザーク「なんてことを・・・今頃火の国は、微生物すら生息できないデッドフィールドに・・・」

モンタギュー「安心してよ。さっきも言ったけどダレットはプロトタイプだ。だから体内で生成できるFCFの濃度だって限られてる。半減期だって何万年ってわけじゃない。最も、今後はもっと強力にする必要があるけどね」

イザーク「・・・・・まさか!?」

モンタギュー「そう。君のアサイラムでの仕事は、アウラーさんの仕事の引き継ぎ・・・つまり、より優れたドラゴンタナトス開発をすることさ」

イザーク「・・・・・・・・」ガクン

モンタギュー「反勢力が力を増せば増すほど、物理戦争はより激しさを増す。それに対抗し、抑制することで今後の均衡を図る為にも、太古のプロメテウスはギルドに必要なんだ。才能というのは、必ずしも正義や倫理観に左右されるものじゃない。生きる者の為に使われるんだ」

イザーク「同じことだ・・・あなた方は敵対勢力諸共、火の国を滅ぼしたんだ・・・・」つぅ・・(3D眼鏡越しに涙がこぼれ落ちる)

モンタギュー「だからプロトタイプのダレットが、暴走しちゃわないか心配なんだよ」







~火の国、第三地区....


ゴオオオオオオオオ!!
(市街地の一画を覆い尽くす火の海)



ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
(メラメラと燃える焦熱地獄が炊きあげる黒煙を、上空で両翼を羽ばたかせながらその異様な全身に浴びる竜機兵)






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~








モンタギュー「出来ればダレットが活躍してるところを見てみたかったなぁ・・・」

イザーク「ギルドは火の国を見切った・・・最凶の人工ドラゴンのバトルプルーフの為に・・!」ううう・・

モンタギュー「君のさっきの言葉を借りれば、大陸の生態系という循環を「秩序」なのだとすれば、対する有害なモンスターや犯罪組織は「混沌」とみなせる。君はその正義感から成せる倫理観から、僕らがどちらに属するものなのかという不安に落胆し、怒りを覚えた。でもそれはあくまでも理知ある者が勝手に作り上げた性善説や性悪説に過ぎない」

イザーク「あなたは淡々と、よくも都合よく合理的にものを言える・・!!」

モンタギュー「そう。それだよ」

イザーク「??」

モンタギュー「まさしくその象徴がギルドなのさ。今回の一連の出来事は、歴史的観点という長いスパンからみれば、ギルドのホロコーストじゃなく、ちゃんとした聖戦って扱いになるのさ」

イザーク「それがギルドの仕業だと公にされてもですか!?」バンびっくり

モンタギュー「未確認のモンスターは、この大陸にまだ五万といるという。お得意の古龍種の天災被害って手もあるしね。万が一、人為的に竜機兵の復興が行われていたと暴露されても、さっき言ったように、その責任はすべてアサイラムになすりつけられる。仮にその真相を外部にリークしようと動こうものなら、朝目覚める間もなく、ギルドナイトに真実とその命を、闇に葬られるだろうね」

イザーク「そ、そんなことが・・・」

モンタギュー「許されるのさ。それが僕らのいる組織のやり方で、彼らが作り上げたギルドローなんだ」

イザーク「・・・・・・・・・・」

モンタギュー「更に付け加えれば、ギルドの宿敵は、今も昔も邪龍だけ。最初っから「小物」は相手にしてないよ。だから本部はハンターが入国できないように、火の国をテロ支援国家指定にしたんだよ。暗黒団を、そしてギルドに楯突く他勢力を巻き添えにするためにね」

イザーク「すべてを根絶やしにする為に・・・・」

モンタギュー「僕らは現場の兵士じゃないから、詳細を知ることは出来ないけど、おそらくナイトにその視察の命令が下っているんじゃないかな。もちろんダレットの性能も考察するためにね。羨ましいなぁ~。僕も見たかったよ。ダレットの英姿を」





ゴオオオオオオオオオ・・・!!
(第三地区の中央で燃え上がる焦熱地獄を、市街地の遠方から建物越しに呆然と眺めるホワイトナイトの後ろ姿)


王羽美「こんなものを見せられる為に・・私はここに・・・・」ゴオオオオオ・・・・




アアアアアアア!!!!
(燃え上がる市街地の中央上空で、周波数の高い咆哮をあげる竜機兵)



To Be Continued









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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

11/22(日)0時更新 「火の国を救う方法はただひとつ」

をお送りいたします♪それじゃあさ、次回もでっかい声出して読もうよぽけ~



「火の国を救う方法はただひとつ」

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アアアアアアアアア!!
(燃え上がる市街地の中央上空で、周波数の高い咆哮をあげる竜機兵)







「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~








ゴオオオオオオオ・・!!
(竜機兵視点。赤外線スコープの様なビューモニターに映る、真っ赤な第三地区の中心一画)



ファオオオオオオオ・・・・・
(竜骨型のアーメット越しに何を捉えている竜機兵)



ゴオオオオオオオ・・・・・
(竜機兵視点。真っ赤に染まる中心一画の四方に散らばる、黄色くぼやけた生物反応)





彭関越「やっと足の血が止まったと思ったら、一体何が起きたずらかぁ!?」ひいいいいい(廃屋の影に隠れ、目の間の大惨事を傍観してる)

$あたちのモンハン日記
張虎「音がしたと思ったら大爆発しやがってこのざまだふん仲間を探そう!まだこの辺にいるかもしれねぇ!!」(彭関越の右腕にはめ込まれている)

彭関越「わかったずら・・・ん?」


パチパチパチパチ・・・・
(火花を生じる微粒子が舞い落ちてくる)


彭関越「なにか今・・光ってような・・」すぅ~~~(鼻で息をし、その微粒子を吸引してしまう)

張虎「なにボヤッとしてやがる!!急げ!!」

彭関越「そうずらね!!」ダッsss





ゴオオオオオオオオオ!!
(建物越しに爆炎をあげる中心地区を眺める砕竜と黒猫の後ろ姿)


あたちのモンハン日記
BBB「マジかよ・・・こりゃもう狩猟なんてレベルじゃねぇぞ・・」ボオオオオオ・・・・(焦熱の灯りに照らされ顔が橙色になってる黒猫)


タイタンラス「イコール・ドラゴン・ウェポンか・・。さて、どうしたものか・・」ボオオオオ・・・(光沢感のあるボディに投影される大惨事の炎上)

BBB「呑気言ってらんねぇぞ。UBU!!そっちはどうだ!?」(振り返り、後方の大きい石造りの貯蔵庫を見る。中には金獅子が仰向けで寝ている大きな台車が綺麗に収納されている。金獅子の顔の側ではUBU、ソネルが付き添い、台車の下からは心配そうに見上げるジョー、純平、アランの姿も確認できる)



UBU「これから起こすところ!!」バッ(懐から手のひらサイズの癇癪玉の様なものを出す)

ソネル「カイルス・・・」なでなで(すやすや寝ている金獅子の健やかな顔に触れる)

UBU「少し煙たいけど我慢してね。有害じゃないから」


バフ~~~~~ンDASH!
(金獅子の顔面目掛けて癇癪玉を投げつけると同時に、どこか爽やかな色の煙が立つ)


ソネル「なんだこれは・・すごく健やか香りがする・・」モワモワモワモワ・・

あたちのモンハン日記
アラン「なるほどな。ユクモスチームボムで快眠ってか。ロージーに感謝だな」


モワモワモワモワ・・・・
(仰向けで横たわる金獅子の顔面付近だけが煙に覆われてる珍妙な絵)


カイルス「・・・・・・・・・・」

ソネル「カイルス・・・頼む・・起きてくれ・・!!」モワモワモワモワ・・


カイルス「・・・・・・・・・・はっびっくり」(驚愕したように血走った両目を開かせる金獅子)

ソネル「やったぜ!!カイルス!!」ガバッsss(顔面に抱きつく)

UBU「おはよう。カイルス」

カイルス「う~ん・・・なんかけみぃ~(煙たい)なぁ・・・って、暗黒団はよ!?」ガバッ煙

UBU「打ち負かしたわ。それよりもっと厄介な事態になってるの。外を見てご覧なさいよ」くいっ(えっらそうに顎で外を指す)

カイルス「ほえ・・・・・」ちら


ゴオオオオオオオオオオ・・・・・
(第三地区の中心で激しく燃え上がる炎の海)


カイルス「嘘ぉおおおおおおおおおん!?」ぼぎゃあああああドンッ(驚愕の雄叫びによる咆哮効果。一斉に両耳を塞ぐ他一同)

タイタンラス「暗黒団は殲滅できたのだが、ギルドが放った新手の刺客が現れたんだ」(貯蔵庫の出入り口より顔を覗かせる)

カイルス「はぁ!?ターゲットが変わったってことか!?」

UBU「ターゲット・・・」

$あたちのモンハン日記
純平「どうした?UBU」シュトッ煙(UBUの横に飛び移ってくる茶釜スカートを履いた猫)

UBU「ううん・・。あいつのターゲットが暗黒団だけじゃなかったとしたら・・」ちら


ボオオオオオオオオオ・・・!!
(燃え上がる市街地の中央上空で、巨大な両翼を羽ばたかせ空中停止している竜機兵)


純平「こうしてはいられないな」

UBU「カイルス、よく聞いて」

カイルス「ん・・」

UBU「見ての通り、この国は長くもたない」ボオオオオオオ・・・・(UBUの背景では今もメラメラと燃え上がる茜色の大炎上が見える)

カイルス「どうしろってんだ」

UBU「火の国を救う方法はただひとつ」

カイルス「??」

UBU「火の神と嘯く元凶を討伐するのよ」

カイルス「・・・・・・・・・」ボオオオオオオオ・・・・

ソネル「頼む、カイルス。俺とUBUをジャバルサマーンに連れていって欲しいんだ。俺たちで国を・・火山フィールド全域を救うんだ!!」

カイルス「ソネル・・・」

ソネル「やってやろうぜ、カイルス」ガチン(グーパンチで軽く金獅子の横顔を叩く)

カイルス「・・・・・・・」ちら

UBU「神と謳う実態の分からない相手じゃ、さすがに古龍級モンスターといわれるあなたでも気が乗らないかしら?」

カイルス「フン。安い挑発に乗ってやるよ」ザシュッ(重たい腰を持ち上げる)

UBU「そうこなくっちゃ♪純平、後は頼むわね」ちら

純平「止めても無駄なのは承知だ。此方のバケモンは俺達に任せろ」

UBU「うん。任せた」ぽむっ(オトモのヘルメットを撫でる)

ぴょんはぁ(巨大な台車の上から飛び降りる純平)

UBU「アラン隊長」

アラン「ん?」

UBU「ロージーやあなた達と一緒に来たんでしょ?あいつも」

アラン「ああ。勿論、あんたの力になる為にな」

UBU「・・・・・・・・。任せたわよ。あとの事と、あいつの御守りをね」(外の炎を見つめながら言う)

アラン「まったく素直じゃねぇなぁ~」(腕を組むアランの肩に、横に来た純平が肘を置く)

タイタンラス「行くのか?」

UBU「悪い、プロフェッサー。あんたのクエスト、今回も叶えられそうにない」

タイタンラス「時期尚早だと願いたい。気にせず暴れてこい」

UBU「うん。プロフェッサーって、「そっち」の方がギャップがあって、優しく見えるかもね♪」

タイタンラス「・・・・・・・・・・」

カイルス「クックックックックッ・・・」(両手を口に当てて笑う金獅子)

ソネル「行こう、UBU」

UBU「へいです」こくり

カイルス「掴まってろ。一気に飛ぶぞ」

ソネル「・・・・・・・」たしっドキッ(少し不安そうな面持ちで金獅子の左太ももにしがみつく)

UBU「よし!行こう!!」たしっドキッ(四肢で使い右太ももにがっちりしがみつく)

カイルス「じゃあ、行ってくるぜ!!」グワッ煙(両手を掲げる)

タイタンラス「生きて帰って来いよ」

カイルス「ったりめぇよ!!」バシューーーーンドンッ(全身から電力を放出させ、一瞬にして金毛モードになる)


バリバリバリバリバリ!!
(頭上の両拳に電気を放出させるカイルス)


BBB「おい、ちょっと待て!サイドキックの俺を置いて行く気かぁ!?」(貯蔵庫の外からそれに気づき焦る)



ズドドドドドドドドドド!!

ジョー「乗れ!!BBB!!」(突如、黒煙の中から姿を現す大猪)


BBB「やっぱりお前って最高だぜ、ジョー!!」バッ煙(疾走する大猪の上に跨る)


カイルス「いくぞぉおおおおおおお!!」ガシーーーンぎくっ(頭上で両拳を叩き合わせる)


バショーーーーーーーーーン!!
(青白いワームホールバリアが金獅子を包む)


ジョー「掴まってろぉおおおおお!!」バッsss(ワームホールバリアに向かってひとっ飛びする)



ショワーーーーーーーーーンドンッ
(大猪ごと、金獅子を包んだバリアが消滅する)



ボオオオオオオオオ・・・・・
(貯蔵庫の中に台車だけが残り、辺りを包む火災音が響き渡る)


純平「やれやれ・・。こっちだって少しでも多くの戦力が欲しいっていうのに」

アラン「本当はお前さんも、一緒に行きたかったんじゃねぇのか?」

純平「俺はいつでも一緒に戦っていますよ」ガション(AK11型ボウガンを抜きながらその場を去る)

アラン「なるほどねぇ」

タイタンラス「おい。一難去ってまた一難。なにかこっちに来るぞ」ボオオオオオ・・・(火の海を眺めている)


ドシン・・ドシン・・・
(火の海を背景に、居住建造物が倒壊した間を縫いながら姿を見せてくる爆鎚竜。背中には見慣れぬ牙獣種と鮫型ランスを乗せている)



アングリーアッシュ「探したぞ。ここにいたか」ドシンドシン・・

アラン「あれは・・関越と張虎・・何があったんだ!?」ダッ

張虎「関越の様子がおかしいんだ!!診てやってくれ!!」


ずるり・・(身を屈めて背中の牙獣種をゆっくり下ろす爆鎚竜)


アングリーアッシュ「ラス。診てやれ」

タイタンラス「分かった」タシッ(大鎚の様な右腕を伸ばし、爆鎚竜の背中よりずり落ちてきた牙獣種を受け止める)

彭関越「ハァ・・ハァ・・・」

タイタンラス「激しい呼吸系による振動を感じる・・・肺が損傷してるかもしれないぞ」

アラン「なに・・・」

張虎「関越!!しっかりしやがれ!!」

彭関越「ハァ・・ハァ・・・・」(砕竜の腕の中、苦悶の表情でうずくまる河狸獣)





~オブリビオンの酒場前....

火の民の翁「火の神がお怒りになられた!!」

火の民のおばば「おら、さっき火の神様が尾っぽから、火球を出したのを見たど!!あれでこの国を滅ぼすおつもりなんじゃ!!」

トム爺さん「終わりじゃ・・・いくらハンターを生け贄に出そうとも、俺等はあの強大な力の前にひれ伏すしかないんじゃ・・・」ボオオオオオオ・・・・・


ざわざわざわざわざわ・・・・


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ボニー「どうしよう、警部・・・あんなものをまざまざと見せられちゃ、どうしようもないよ・・」ボオオオオオ・・・(雷狼竜の頭の上から遠方の激しい明かりを眺めている)


アイオロス「何も立ち向かうだけが生きる術じゃない。大丈夫。君たちは必ずここから脱出させてみせる」(優しい雷狼竜の周りに、恐れおののくヒジャブ女子が募る)

ボニー「もう!川村さんは何をやってんだ!」ちら(酒場を見る)



ベルケル「ならん!!ソネルが来るまで地下道は開かせんぞ!!」


ゾフィ「だぁ~かぁ~らっ!!今はそれどこじゃねぇっつってんだよ!!クソジジイ!!」ダンッびっくり(翁の腰掛けてるカウンター席のテーブルをおもいっきり叩く)

ベルケル「それからヤウズはどうした!?奴からも事情を聞かねばならん!!」

ディララ「ねぇ、ヤウズはどうしたの!?」ガバッ(ゾフィに駆け寄る)

ゾフィ「俺は知らねぇよ!!バカ!!」てぇ~んびっくり(可哀想に、心配しただけなのに頭を叩かれるディララ)

反乱軍兵士「ヤウズ・・・そういえば姿が見えないな・・」

反乱軍兵士「何があったというんだ?」

ディララ「・・・・・・・・・・」(俯いている)

ゾフィ「うっせぇ!!おめぇらは外でも見張ってろ!!」ケリィ~んびっくり(可哀想に、会話の流れから当然の心配をしただけなのに、おしりを蹴られ外に追いやられる若者達)

ゾフィ「ったく・・照れる」ふぅ~いふん

ディララ「あの・・ありがとう・・」

ゾフィ「うっせぇ。おめぇの為じゃねぇよ。俺はただ話がややこしくなるのを阻止しただけだ」ふんDASH!

ディララ「・・・・・・・・・・」

ゼキ「ふふ。優しい人なんだよ、ゾフィさんは」

ゾフィ「おめぇごときが俺を語ってんじゃねぇあぁっ?!」シュトッぎくっ(ゼキに脳天が陥没する程の鋭いチョップを喰らわせる)

ゼキ「いたたた・・・汗

ディララ「ゼキ、ヤウズは・・?」

ゼキ「ごめん。僕も知らないんだ」

ディララ「そう・・・・・」

ゼキ「ベルケルさん。僕からもお願いします。早く市民を逃さないと、本当にみんな死んでしまいます。外には得体のしれないモンスターがたくさんいるんです」

ベルケル「それなら、ほれ、そこにもおるぞ」ふん


ガルグイユ「なんなんでちゅ?あのおじいちゃま。こんな緊急事態だっていうのに」(離れた丸テーブルの上に乗せられてる。その後ろで椅子に腰掛けてるロージーの姿も)

$あたちのモンハン日記
ロージー「事情は分からないけれど、今はお兄ちゃん達に任せましょう」(左肩のドスビスカスも心配そうにみんなを見ている)

あたちのモンハン日記
カーブー「翁。あなたが近年稀にみる頑固爺だというのは、よぉ~く分かりました」(カッコつけながら壁にもたれて立っている)

ベルケル「なんじゃお前さんは?」ふん

カーブー「マレビトカーブーです。俺は目が見えないんで、あれなんですが、お爺さんは竜人だと聞きました」

ベルケル「・・・・・・。それがなんじゃ?目が見えんのは気の毒じゃが、だからと言って、地下道を開くわけじゃないぞ」しゅぽーん(蒸留酒の蓋を「歯」で開ける)

ゾフィ「こんのクソジジイ・・・双剣で切り刻んでやろうか・・!!」ザシュッ

ガルグイユ「今はサメちゃんもあの口の悪いおねえちゃまに同感でちゅ」

カーブー「翁。あなた聞けば、ゴッド山菜組合の一員だったと?」

ベルケル「・・・・・・。だとしたらなんじゃ」ふん(酒瓶をかっ食らう)

カーブー「良かった。じゃあ、これでお願いします」


バンドキッ(七色に光った山菜チケットをテーブルの上に叩き出す)


ベルケル「!!」

ゾフィ「んあ?なんだぁ~?そのド派手な山菜チケット」

カーブー「友情の山菜チケットだ」

ファイヤージンガー「おい、お嬢。あのチケットって・・」

ロージー「前にキャメロンさんがくれたものね」

ベルケル「どうしてお前さんがこのチケットを・・・」(まじまじとそれを見下ろしている)

カーブー「元GSSKの組合長、ゴッド山菜爺さんこと、キャメロンさんという翁から頂きました」


キャメロン「それを組合員に渡せば、必ずやおぬしらの手助けと成り、そして、抱えておる悩みを解決してくれるじゃろう」


ベルケル「キャメロンが・・・本当にそう言ったのじゃな・・?」

カーブー「そうです。彼はそう言い残すと・・いや、そこから先はやめておきましょう」(実にわざとらしく顔を背ける)

ファイヤージンガー「勝手に死んだ感出して、同情を引こうとしてるな汗きっと」

ベルケル「・・・・・・・・・・」きゅっ(チケットを握りしめる)

カーブー「さぁ、俺の願いを聞き入れて下さい。そいて市民のみんなの為に、地下道を開いてください」

ゼキ「カーブーさん・・・」

ベルケル「ワシはもうGSSKの組員じゃない」ぽい(チケットを捨てる)

ゾフィ「この野郎!!いい加減にしろ!!もういいぜ!!こいつに構わず、地下道の入り口を探そうぜ!!」

ベルケル「鍵がなければ開かんぞ」ちろ(ベロを出しながら胸元を開き、ネックレスのトップについてるキーを見せる)

ゾフィ「じゃあてめぇをぶっ殺すだけだあぁっ?!」ダンッびっくり

カーブー「早まるな、妹さん!!」バッ(カッコつけながら手を広げ、ゾフィを制御する)

ゾフィ「じゃあてめぇがなんとかしろ!!」ガブッぎくっ(その手を噛んだ。当然悲鳴をあげる川村。咄嗟にゾフィを羽交い締めにするゼキ、といった一連のコンボシーン)

ロージー「ねぇお爺さん」すっ(騒動の中、静かに立ち上がる)

ベルケル「なんじゃ」ほじほじ(そっぽを向いて鼻をほじってる。もちろんスクリュー方式で)

ロージー「この写真に写ってる人たち・・お友達だったんでしょ?ほら、ここにキャメロンさんも写ってる」すっ(カウンターに置かれているセピア色の思い出が入った写真ケースを持ち上げる)

ベルケル「昔のことじゃ。それに・・・そこに映っているキャメロンとワシ以外は、みんな死んじまったよ」

ロージー「え・・」


アアアアアアアアア・・・・・!!
(外から聴こえる不気味な竜機兵の咆哮)


ディララ「なんの声!?」びくっ

ゾフィ「ほら!耳の遠いてめぇでも、今の雄叫びは聴こえたろ!?窮地なんだよ!!外は立派なバトルエリアなんだ!!地獄なんだよ!!」バンびっくり

ベルケル「地獄か・・・いいだろう。地下道を開いてやろう」ブチッドキッ(ネックレスの紐を豪快に引きちぎる)

ゼキ「本当ですか!?」

ベルケル「ああ。ただし、条件がある」スッ(ゼキにキーを手渡す)

ゼキ「条件・・」

ベルケル「そっちの若いのにじゃ」

カーブー「ウッス?」(実にバカそうなドボルヘルムの表情)


To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎはさ!?

11/24(火)0時更新 珍しく下書き済みチョキ「なぜなに☆あたモン」のコーナー


をお送りいたします♪そいだらさ、三連休を存分に楽しもうよキラーンパーザンみたいな声だして

イコール・ドラゴン・ウェポン・マークⅣ「ダレット」

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へいです。あたモン作者ですaya今日の「なぜなに☆あたモン」は、現在ストーリーモード聖域編にて破格の脅威となりつつある「あたモンアレンジ風★竜機兵」をご紹介しましょう♪ほんとは絵が描ければいいのですが汗読者様の卓越した想像力をもって、文章から不気味な全貌をイメージして頂けたらこれ幸いですaya



★そんなわけでまずは本家の竜機兵を見てみましょう♪


出た、作者お気に入りのニャスターさん♪どんな喋り方かは現在限定無料公開中の公式サイトを見てみよう♪


はい閑話休題はーいストーリーモード内でも「公式伝承」を元に竜機兵に関するお話を書いてきましたが、今回はより竜機兵を知るため、ハンター大全Gの公式概要とそのコンセプトアートを見てみましょうガオー


★EQUAL DRAGON WEPON★

森の中で発見された遺跡(古代の格納庫)から発見された、竜大戦時代の兵機。一体の竜機兵を作成するのに、成人ドラゴン30頭あまりの素材を必要とされたと記されている。その能力はまさに竜に匹敵するもので、筋力・耐久力・火力、のどれをとっても規格外の強さであったという。竜大戦時に造竜技術は頂点を極め、それと同時にドラゴンの捕獲業者(MHの祖先)による乱獲も激しさの一途をたどった。この時代をきっかけに、人類はドラゴンとの大戦争に突入し、そのまま両者滅亡寸前までいたった....

以上、ハンター大全Gより(現在では「復刻 ハンター大全(なんとKindle版も有りビックリマーク)」なんて盛り沢山な激アツ資料も。王立古生物書士隊も大喜び♪)

★竜機兵コンセプトアート(monsterhunter.wikia.com)これ↓
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/File:Concept-Equal-Dragon.jpg

★その他→ハンター大全海外版での竜機兵概要文(capcom-unity.com)


どうです?こわいでしょうにま~未知との遭遇に心躍らせるのは大陸世界でも同じ。なぁ~んて竜機兵に関するディスカッションはちゃんとした各サイト様にお任せするとして、ここからはこの公式資料を元に「お勝手ながらに」創作させて頂いた、イコール・ドラゴン・ウェポン・マークⅣ「ダレット」の解説をしていきましょう肉球 ゴンベ


★★イコール・ドラゴン・ウェポン・マークⅣ「ダレット」★★

概要:人間が創れる大陸の胎児。その認識の集合体がイコール・ドラゴン・ウエポンである。書士隊が発見したオリジナル(公式設定を参考)を元に研究開発、復刻された四番目の人工竜機体。名前の由来は、古代の奇面族が集落を荒らす飛竜種を倒すために造ったと云われる、アーケインパワーを施した巨大泥人形の名前を採用(我々の世界での「ダレット」とはヘブライ文字で「4」の意味)。アサイラム襲撃事件の際、格納庫に置かれていたプロトタイプ。開発・設計は旧アサイラム館長、初代造竜技術復興プロジェクトのリーダー、ツェーザル・アウラー。アウラーの死後は、セドリック・モンタギューが開発を受け継ぎ、ギルド幹部の意向通り、セイクリッドブラッドの増殖及び起動に成功。

起動までの問題と過程:古代文明の秘術を紐解く鍵であるジェネシスオーパーツに、竜機兵の起動法に関する記憶が封印されていたのだが、これの奪回を命じられたギルドナイト(シリウス・ハント)は他勢力との争奪戦を恐れ、その記憶をギルドのハンターであるUBUにインストールしてしまう(~Memory of Extinction(破滅の記憶)編)。その報告を受けたギルドはUBUを捕縛する為、壮大なプロットを画策し、見事、起動法を手中に収めたのであった(Massive Unidentified Target編)。その後、アサイラム内にて若干の不手際があるも、竜機兵の起動に絶対不可欠な素材を知り、起動に至る(聖域編/「すごいざましょ」の巻~)。

セイクリッドブラッド:竜機兵起動に必要な素材。インテルクチュアルエルダードラゴン(知的生命体種古龍)の血。後にギルドはこれを「セイクリッドブラッド」と名付ける。これを心臓部のタンクに注入することで命が芽生える。

インプリンティング:セドリック・モンタギューの言及から察するに、起動直後は変性意識状態にあるようだ。この時に暗示のチャント(詠唱)をかけることでクエスト目的をインストール出来るという。詠唱方法は竜機兵に関するレリーフを参考。

製造に必要な素材:現在のギルド主体の狩猟社会(雇用ハンターの増加及び狩猟武具の技術向上化)においては、一機の竜機兵製造に必要とされる約30頭分の竜(龍)の素材は、容易く収集出来、加えアサイラムには投獄されている知的生命体種モンスターも多く存在するので、素材自体には問題はないようだ(ただこれらの被験体を維持する為の膨大な量の「飼料」は必要であり、アサイラムの位置するエリア13付近にモンスターをはじめとする所謂「大陸素材」である生物が激減したのは、これが原因であるようだ。最もそのおかげで堂々と非狩猟地区と謳っているのであろうが...)。

全体像:プレートアーマー型の黒銀色の鎧を頭部、胴体、四肢に装着し、両翼及び尾先までもが装甲に包まれている。アウラー曰く「と言っても、外装はレリーフに刻印されてる記述とは違って、少し「モダン風」にアレンジしているざますがね」とのこと。ざますがね、という独特な語彙も気になる。

★頭部:メタル製の竜骨型アーメットで頭部全体は首元まで完全に覆われ、目はおろか、口も可動式のバイザーによって塞がれており、頭部左右からは、ナバルデウスのように湾曲した大きな金色の角が飛び出している。

★胴体:胴体はプレートアーマー特有の丸みを帯びた装甲で覆われている。両腕も同様に、人型が纏っていてもおかしくない形状の篭手で包まれ、その先端にはまるでクレーンアームの様に飛び出た四本の鋭い爪だけが剥き出しになっている。

★脚部:大殿筋から足首にかけて、何重にも重ねられた鱗甲板(りんこうばん)で覆われている。剥き出しになっている足の甲と爪先は、火竜の様な典型的なドラゴンのそれに等しく、鋭い爪を四本備えている。

★背中:襟首から背骨一帯は可動式の燐甲板で上から下まで覆われ、一枚一枚の剣板の表面には上向きに反り返った鋭利な刃が施されており、まるで天然の剣竜類同様の威圧感を覚える。

★尻尾:可動式の燐甲板で包まれており、尾先は巨大ボウガンの砲口になっており、ここからFCF(後述記載)が放射される。

フレームクリアフューム(FCF):開発者はアウラー。龍エーテル(龍原子)に高火力の火属性エネルギーをぶつけて合成錬金したドラゴンタナトス(化合属性の人工放射性元素)を使用した運動エネルギー弾。着弾地点を中心に広範囲の大爆発を起こし、その燃焼から生じた、高密度の龍エネルギーを含んだフューム(気体状大気汚染物質が凝縮したエアロゾル)が、爆破範囲内に散布され、呼吸器官を持つ大陸生物がこれを吸引してしまうと、肺を中心に燃え上がり、原子すべてを体内から消滅(体内燃焼=自己発火という概念に等しいか)させてしまう大陸汚染物質も含有する。

ダークプロメチウム:メテオテスカトルの外殻を溶かし、粘土状のアミノタイトを混合し練り合わせることでその鉱石としての特性を最大限界まで引き延ばした黒銀色の特殊金属。ダレットの装甲はこれで作られている。開発者は現帝国軍、神殿の騎士団員でもある材料工学技士のハンター見習い、クラーラ・ファンクーン。



と以上がプロット段階でのダレットの概要でしたにかっ「なんだよ、やっぱり先に書いてあったものをペーストしただけじゃねぇかよあぁっ?!」なんて言っちゃ~ダメぽけ~また、龍エーテルや太古のプロメテウスと呼ばれるドラゴンタナトスについては、いずれ解説をするつもりです。おそらく4ステージのキーアイテムとなる素材になると予測されます(って、あんた次第だろ。なんても言っちゃ~ダメぽけ~

そんなわけで今後の対竜機兵狩猟に興奮を覚えつつ今日も無事に・・













ざ・おちまい






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ

11/26(木)0時更新 「ここに残る=デス」の巻

をお送りいたします♪ほいじゃさほいじゃさ・・次回も読も見ようよぽけ~







「ここに残る=デス」の巻

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~火の国領内、第一地区....

ゴオオオオオオオオオ!!
(火の海と化した第三地区の中心を背景に、ライトブラウンカラーのロングバングを揺らせながら市街地を駆けるクイーン。右肩の後ろから突き出る長い砲口を持った鉄製の大砲型ヘビィボウガンを背負っている)


クイーン「急いで!!早くフィールドアウトしないと巻き添えを喰らうわよ!!」ダッダッダッダッダッsss

スラッシュ「もう喰らってるっチャ」シュパパパパパパsss(背中にでっかい奇王剣(大剣)を背負いながら、やたらと姿勢のいい走り方で突き進む、両目と口が縫い塞がった不気味な黒いチャチャブーフェイクを被っている奇面族)

エリオット「ハンス将軍は無事かな!?」ダッダッダッダッsss(クイーン達と瓦礫の山を挟んで並走するパイロット兵士。瓦礫の破片が上手に顔だけ隠している)

クイーン「平気でしょ!?あんなデカイのに乗ってるんだから!!」ダッダッダッダッ

スラッシュ「そういうこっチャ!あの人はそう簡単に死ぬたまじゃねぇっチャ」PRRRRRRRあせる(唾を飛ばしながらリップロールする)

エリオット「ならいいけど・・・勝手にリタイヤして怒られないかな・・」ダッダッダッダッ

クイーン「役に立てないでウロチョロしてる方が問題じゃなくって?今は自軍に戻って戦況報告をするほうが先よ」ダッダッダッダッ

スラッシュ「そういうこっチャ!ワガハイちゃま達は、次の大戦に備えるっチャ!」シュパパパパパパ

エリオット「了解。さぁ、南門はもうすぐだよ!頑張って!」ダッダッダッダッ(行く先々の瓦礫が上手に顔だけ隠してる)

クイーン「南門ってあの噴火してる山の麓側じゃないの!?」

エリオット「一番近いのがそこなんだ!リタイヤするのに贅沢言ってられないでしょ」

スラッシュ「プププププ・・クイーンがカールに怒られたっチャ」PRRRRRRあせる

クイーン「うるさい」パかぁ~んびっくり(走りながら隣で並走する奇面族の頭を小突いた)

スラッシュ「いてぇ・・って、止まるっチャ!!」ザザザザザァ~~DASH!(両足ブレーキ)

クイーン「どうしたの?」

スラッシュ「そこの瓦礫に隠れるっチャ」くんくんくん

エリオット「何か匂うのかい?」スッ・・(瓦礫に身を伏せたので顔は見えない)

クイーン「まさかこの期に及んで、新手の登場ってわけじゃないでしょうね?」スッ(怪訝そうな顔しながら屈む)

スラッシュ「ゴチャゴチャ言わねぇで大人しくしてろっチャ」ぐいっはぁ(さっきの仕返しをするようにクイーンの頭を無理やり引っ込める)


ド・ド・ド・ド・ド・ド・・・・


クイーン「モンスターの足音・・それも一頭じゃないわね・・」ぐいぐい(頭を出して見ようとするも、スラッシュに頭を押さえつけられる)

エリオット「南門の方からだ・・・」(しゃがみこんでる。下からのアングルなのでもちろん顔は見えない)

スラッシュ「見ろっチャ!!」


ズドドドドドドドッ!!
(市街地の建物を破壊しながら公道を突貫してくる黒鎧竜、その左側に恐暴竜、右側に桃毛獣、更に背後から背中に二頭の岩竜を乗せた巨大な溶岩竜がスライディングしてくる)


クイーン「なによあれ汗」ぐいぐい(危ないから引っ込んでろ的な感じでスラッシュに頭を押さえつけられてる)


ズドドドドドドドド・・・・
(もの凄い形相でその場を通り過ぎていくモンスターの大行進。一部のモンスターの背中に人型や獣人の影も確認できる)


スラッシュ「なんだっチャ、あいつら。戦地に向かって行く様に見えるっチャが・・」PRRRRRRRあせる

エリオット「モンスターだけじゃなかったよ。背中に人やネコが数名乗ってた。ということはクルセイダーズの援軍かも・・」(遠くなっていくモンスター群を見届けている。もちろん背中を向けているので顔は見えない)

クイーン「恐暴竜が手に女性を握っていたのも確認したわ。あの人何処かで・・・ん?」ぐいぐい


ズドドドドドドドド・・


クイーン「まだ来るみたいよ」ぐいぐい


ワッシャッシャッシャッシャッシャッ!!
(豪快に公道を疾走してくる轟竜と、瓦礫の山を避けながら飛びかかりで進んでくる迅竜。その真上を低空飛行しながらついてくる銀火竜。それぞれ首に人間が跨っているのが確認できる)


エリオット「こっちに来るよあせるぶつかる!!」きゃああああ(恐いのか顔を両手で覆う)

クイーン「もう!なんだってのよ!!」ぎゅんむっ(颯爽と立ち上がり、怖がるカールと頭を押してくる奇面族の襟首を持ちあげる)



バラン「どけってぇええええええ!!ユクモの進軍だぁああああああ!!当たると死ぬぞぉおおおおお!!」ワッシャッシャッシャッシャッシャッDASH!


クイーン「やっぱり田舎の自警団ね。好きにすればいいわ。私達はリタイヤするから」バッsss(二人の襟首を掴んだままダイブする。カールはきゃあきゃあと女の子みたいな悲鳴を上げながらまだ顔を両手で覆っている。余程恐いらしい)


ズドドドドドドドドドド!!
(瓦礫を踏み潰しながら四足疾走で、火の海の方へと駆けて行く轟竜&迅竜。その背後を低空飛行の銀火竜が追っていく)



クイーン「まったく」くるりんびっくり(一回転しながら着地する)

カール&スラッシュ「いてえ」ごち~んびっくり(着地したクイーンに手を離され、勢い余って回転しながら近くの瓦礫に背中からぶつかる二人。派手に転がっていたが、スーパースローを使ってもカールの顔は見えない奇跡)


ゴオオオオオオオオオ・・・・・
(遠くの市街地で爛々と燃え上がる火の海。それを眺めるクイーンの背中)


クイーン「悔しいかも。少しだけね・・」ボオオオオオ・・・・

スラッシュ「戦士としての気概は見事だっチャ。でも、ここに残る=デス、っチャよ」ズルズル・・(どうやら気絶したカールを引きずりながら近づいてくる)

クイーン「まだ何か来るっていうの?」

スラッシュ「奇面族の勘だっチャ。ほれ」クイッ(顎で後方を指す)

クイーン「・・・・・・」ちら



ドオオオオオオオオオン!!
(再度激しい噴火を見せる火山。麓まで不気味な黒煙に覆われている)



クイーン「火砕流ね・・確かに早く逃げないと・・」

スラッシュ「違うっチャ。天災よりも恐ろしい、いや・・その災害を操る者。この国では火の神と畏れられる存在・・・」




ボボボボボボボボボ・・・・・
(激しくマグマを吹く噴火口より、両翼を羽ばたかせゆっくりと上昇してくる龍のシルエット)




クイーン「あれって・・・」

スラッシュ「今はっきりと、今回の作戦目的がなんだったのか分かったっチャ」

クイーン「え・・・?」



ボボボボボボボボボ・・・・・
(天に昇っていく噴煙を背景に、まるで外界を見下ろすかの様、噴火口の淵に着陸する煌黒龍らしきシルエット)



スラッシュ「火の国の制圧なんて二の次・・火山に落ちた隕石のブラックマターを使い、「あの方」を復活させるのがメインクエストだったんだっチャ!!」



ボギャアアアア・・・!!
(一段と赤いしぶきを上げる噴火口を背景に、雄叫びをあげる煌黒龍)





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~第三地区....

ゴオオオオオオオオオ!!
(市街地の一画を覆い尽くす火の海の中、灼熱地獄を物ともせず威風堂々と構えている覇竜)


ハンス「いい判断だったぞ、軍曹」(如何にも生物の体内であることを象徴するオドロオドロしい肉片という外壁に囲まれたコクピット内に立ち、腕を組んでいる)

アガッツィ「ええ。あいつの「尾先」が、砲口になってるって分かったんでね。直撃は免れましたが・・こいつはひでぇ。あの野郎、町を火の海にしやがった」ん~(潜望鏡を覗いている)

ハンス「強力なナパーム弾といったところか?」

アガッツィ「違いますね・・・これは焼夷剤の燃え方なんかじゃない・・・一体なんなんだ・・・」


ボオオオオオオオ・・・・・





~第三地区、貯蔵庫前....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
(揺れる大地の上で仰向けにされている河狸獣。その様子を伺うかの様に周りを囲う爆鎚竜と砕竜、そして二人のネコの姿も)


彭関越「はぁ・・はぁ・・・・」

あたちのモンハン日記
アラン「どうなんだ?容態は」


タイタンラス「息の漏れ方からして、呼吸器官の損傷だろう。外傷はあるか?」

$あたちのモンハン日記
純平「右足を怪我しているが、血は止まっている」

$あたちのモンハン日記
張虎「さっき、謎の奇面族に足を斬られたんだ。まさかその時、毒に感染しちまったなんてこと・・」(腹ばいに地面に置かれている)

タイタンラス「可能性は否めないが、おそらく肺を患っている」


アングリーアッシュ「となると足の傷は関係なさそうだな。何か気づいたことはあるか?」

張虎「いや・・体力と馬鹿力だけが自慢の奴なんだ。病気を患っているなんて聞いたこともねぇが・・・なんとかしてくれよ!!このままじゃ死んじまうよ!!」

タイタンラス「・・・・・・・・・・」

彭関越「はぁ・・はぁ・・・・」

アラン「可哀想にな。まるで息してるが辛そうに見えるぜ」スッ・・(でかい顔をなでてやる)

純平「なぁ、張虎。お前たちがあの大炎上から逃げてくる途中、彭は何かを吸引したんじゃないのか?」

張虎「吸引・・・確かに火の粉はたくさん舞っていたが、そんなもんで丈夫なモンスターの体がここまでおかしくなるか?」

純平「うむ・・それが普通の粉塵ならな・・」

張虎「なんだよ!?なんだってんだよ!?」

タイタンラス「細菌兵器か」

純平「・・・・・・・」こくり

アラン「なっ・・・ってことは、あの空飛ぶ龍が、細菌兵器をばら撒きやがったっていうのか!?」

タイタンラス「古代文明の殺戮兵器なら納得がいく」

アングリーアッシュ「何か知っているのか?」

タイタンラス「以前、古代文明に関するサマリーで読んだことがある。竜大戦時代、古代人は大陸生物にとって極めて有害な人工放射性元素を開発したとな」

アラン「なんだ?そりゃ」

タイタンラス「天然の龍種が発する龍力学エネルギー、一般的には龍属性と呼ばれているエレメンタルの元である龍エーテル原子に、高いエネルギーを持たせた他属性をぶつけた、錬金合成から成る元素だ。現代の龍科学者はこれを古代の劇薬と揶揄し、太古のプロメテウスと呼んでいる」

純平「太古のプロメテウス・・・現代人の知識と科学力では到底、扱えない諸刃の剣といったところか」

タイタンラス「古代人はその劇薬をドラゴンタナトスと名づけ、様々な種類の化合属性を創りあげたという。もちろん目的は大陸上のモンスターを殲滅する為だ」

アラン「龍属性に他属性を加えて、更に強力にしたってわけか・・・奇面族も真っ青の秘術だな」

張虎「ってことは、関越はそのドラゴンタナトスを吸っちまったってことか!?」

タイタンラス「可能性はある。ギルドがドラゴンタナトスの開発方法を取得し、その一部を再現したのならば、この丈夫な肉体を持つ牙獣種が、瞬く間に瀕死状態になってもおかしくはない」

アングリーアッシュ「悪辣な古代人が、俺たちの祖先を殺す為だけに作ったドラゴンタナトスか・・忌々しい!!」ガーーーーンびっくり(振り返り、地面に顎を叩きつける)

張虎「そんな・・・じゃあ関越は・・・」


ボオオオオオオオオオ・・・・・


純平「とにかく今は少しでもこの症状を和らげる手段を考えよう。危惧するのはそれだけじゃない。火の海がエリア中に広がったら、更に多くのドラゴンタナトスが領内に散布されるだろう。そしたらモンスターでない、俺たち(獣人)や人間は、ひとたまりもない」

タイタンラス「そうした方がいい。このままじゃこのモンスターは・・」

張虎「彭関越だ!!そこいらの獣と同じ扱いするんじゃねぇ!!」ガアアアアア!!

アラン「鈴木の言うとおりだが・・さてどうすっかな。ユクモスチームボムでもあれば・・・そうだ!!」

張虎「なんだ、おっさん!?」

アラン「ロージーを呼んでこよう!!医学に詳しいあいつなら、何か分かるかもしれねぇ!!」

張虎「そうだ!ロージーの野郎を連れて来い!!きっと兄者達と一緒のはずだ!!純平!!」

純平「任せておけ。必ず連れてくる」なで(心配するホオジロの鮫肌をしっかり撫でてやる)


バッサバッサバッサバッサ・・・・
(一行の頭上より聞こえる雌火竜の羽音)


アラン「待て・・・上を見ろ!」



アルテミス「人様の国で、雁首揃えて何やってんだい?」バッサバッサバッサバッサ

エリーゼ「あれ、丞相様は?一緒だと思ったんだけど・・」きょろきょろ(その首に跨っている)


アラン「ついてるな、鈴木」

純平「ええ。ナイスタイミングですよ。アルテミス!到着早々悪いが、俺達を乗せてくれ!」





ゴオオオオオオオオオ!!
(火炎地獄の中、辺りを考察するかの様に身構えている覇竜を、その上空より見下ろしている巨大竜)


ハンス「竜機兵はまだ?」

アガッツィ「高みの見物ですよ。クソ野郎が」ん~(潜望鏡で確認する)

ハンス「第ニ波が来る前に、撃沈といこう」

アガッツィ「ドームソニックブラストの威力を遥かに凌ぐ、さっきのソニックブラストでも効かなかったんですよ?他にあるのは・・・」ペラペラ・・(手元にあるマニュアルを読んでるから顔は見えない。マニュアルの表紙には覇竜のエンブレムが描かれており、その上に大陸文字で「アカンターⅡ・取扱説明書~D・カペラ」と書いてある)

ハンス「所詮、ソニックブラストは音響兵器に過ぎん。物理攻撃ならどうだ」

アガッツィ「ありますあります!これ、使ってみたかったんすよねぇ~♪」うひょひょひょひょ(マニュアルに顔面を近づけて薄気味悪い声をあげる)



ファオオオオオオオオ・・・・
(謎の生態音を鳴らす竜機兵視点の赤外線ビュー。目下の真っ赤な視界の中、それに負けないくらいの体表温度を保った反応を示す覇竜のシルエットを捉えている)



アガッツィ「そうそう・・・動くなよ・・カワイコちゃん」ぎゅりぎゅりぎゅり(潜望鏡を覗きながら、片手で操縦レバーを上向きに傾ける)



オオオオオオオ・・・・・!!
(怒り時の様に、後ろ足で上手に立ち上がる覇竜)



アガッツィ「いいぞ・・・そのまま、そのまま・・・・」ぎゅりぎゅり・・・



ズン・・・・
(角度をつけながら右腕を上空に掲げる覇竜)



アガッツィ「ロック!!喰らいやがれ!!ハードクロウミサイルだ!!」



ドウン!!
(右手の剛爪がロケット弾の様に噴射していく)



アガッツィ「どうだ!?」



ズギャッぎくっ
(覇竜の剛爪が、竜機兵の筋肉繊維が剥き出しになっている首元に見事突き刺さる)



アガッツィ「HIT!!3・・2・・1・・・BOMB!!」



バギャアアアアアアアン!!
(竜機兵の首元が大爆発し、肉片が飛び散る)



アガッツィ「ざまぁねぇぜ!!こいつのクロウは巨大な徹甲榴弾になってんだよ!!」ガッドキッ(誇らしげに中指を立てる。指で顔は見えない)



アアアアアアアアアアアア!!
(上空で周波数の高い大咆哮をあげる竜機兵)



アガッツィ「あ~っはっはっはっはっは!!いてぇか!?いてぇの!?だったら、もう一発お見舞いしてや・・」クイッ(潜望鏡を覗く)



ギュオオオオオオオオオン!!
(急降下強襲してくる竜機兵)



アガッツィ「へ?」



ダシャアアアアアアン!!
(大炎上の中、立ち上がる覇竜の上に覆いかぶさる様にして地面に叩きつける超級サイズの人工竜)



アガッツィ「いでえええええ」ゴチ~んびっくり(操縦席から転がり落ち、壁に背中を強打する。俯いているから顔は見えない)



アアアアアアアアアアア!!
(覇竜の上にマウントし、篭手を身につけた右腕を掲げる)



ズシャアアアアアアア!!
(篭手の先端からクレーンアームの様に飛び出た四本の鋭い爪で、覇竜の左目を突き刺す)



ギャオオオオオオオオオ!!
(まるで悶絶するかのような悲鳴をあげる覇竜)



アガッツィ「嘘だろ・・・・叫んでやがるぜ・・・こいつ・・・」ギャオオオオオオオオオ(阿鼻叫喚の咆哮が響き渡るコクピット内に立ち尽くすパイロット。下からのアングルなので顔は見えない)

ハンス「ガスマスクを装着しろ!!脱出する!!」



ズシャアアアアアアアアン血痕
(マウントポジションの鎧を纒った巨大竜が再び、仰向けの覇竜の顔面に向かって腕を突き刺す)



ギャアアアアアアアアア!!


ズシャアアアアアアアン!!


ギャアアアアアアアアア!!


ズシャアアアアアアアン!!
(惨たらしい悲鳴の大咆哮と同時に、覇竜の顔面を叩き潰す、生々しく、血みどろなスラッシュ音が市街地エリアに響き渡る)




ぴゅううううううう

(覇竜の頭部はまるで巨大な肉叩き機によって叩き潰されたかの様に外殻を粉砕され、ひび割れた隙間から絶えず紅血の噴水が上がっている。屠り穿たれた両目からは、凄惨な鮮血のゴアが剥き出しになっている)




にょるっ・・・・
(仰向けの覇竜にマウントにする竜機兵の砲口となっている尾先が、股の向こうから顔を出す)



ドウン
(近距離で覇竜の腹部に砲弾を浴びせる竜機兵)



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バギャアアアアアアアン!!
(木っ端微塵に吹っ飛ぶ覇竜の肉片。まったくそれに動じず、マウントポジションを保ったままの竜機兵)




ゴオオオオオオオオオ!!
(一段と激しく燃え上がる第三地区の中心エリア)




アアアアアアアアアアア!!
(天に向かって吠える竜機兵)



To Be Continued








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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

11/28(土)0時更新 「なんてことのない」の巻

をお送りいたします♪そいだらさ、そいだらさ!!次回も・・でっかい声出して読も見ようよにま~






「なんてことのない」の巻

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アアアアアアアアアアア!!
(天に向かって吠える竜機兵)



ゴオオオオオオオオオ!!
(一段と燃え上がる第三地区の中心エリア)



ジュウウウウウウ・・・・・・煙
(倒壊した石造りの建造物の中央に、落下衝突したと思われるアカムアーマーの肉片(背中の部位だろうか。特徴的な棘が確認出来る)が、焦げた煙をあげている)



アガッツィ「アカンターが・・なんの抵抗も出来ずに・・・」ボオオオオ・・・・(ガスマスクを顔面に付け、居住区の隅から一連の焦熱地獄に唖然としている。もちろんマスク着用の為、素顔は不明なのでご安心を)

ハンス「こうなっては退避しかあるまい」(同じく顔面にガスマスクを付けているバンギスネコヘルムの獣人)

アガッツィ「俺達の負け・・ですか・・」ボオオオオ・・・・・(緋色の炎が照らす灯りを受けながらしょんげりする)

ハンス「勝つさ。確かに俺達は敗北したかもしれんが、それは小さな局面においての話だ。総合的に敵を打ち負かすことが出来れば、それが大きな勝利となり、聖戦として後世に受け継がれる」

アガッツィ「生きているうちは戦い続ける・・・ギルドとの、他勢力との抗争は今後も激化していくということですか?」ボオオオオオ・・・

ハンス「つまらない戦果などギルドにくれてやれ。大陸の終末に生き残るは俺達、ブラックギルドだ」

アガッツィ「・・・・・。俺、正直、将軍のこと、ただの縁故主義で成り上がってきた獣人だと勘違いしてました・・。食べます?」スッ(懐からドドブラリンゴを差し出す)

ハンス「俺は今も昔も、そして組織の中でもアウトサイダーだ。死にたくなければついてくるのも・・いいだろう」パシッ(白いリンゴを受け取る)

アガッツィ「へへ・・そうします」(ガスマスク越しに微笑んでいるのがわかる)

ハンス「ならば見切り、切り替え、復讐は再戦で果たせ。行くぞ」バッ(倒壊した建造物の間を縫っていく)

アガッツィ「ってことは・・またギルドは竜機兵を放ってくるってことっすか!?」あわわわわ

ハンス「臆するな!!次のゲームまでに古代の技術を上回ればいいだけのこと!!腐敗したテクノロジーなど、新時代の龍科学で一蹴してやるさ!!」びょーんびょーん(残骸の上を飛んで行く。その中には覇竜の大牙も見られる)

アガッツィ「はは・・ゲームか・・・って、待って下さいよぉ~あせる」ダッsss





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






~オブリビオンの酒場

ワアアアアアア・・・・!!
(我先にと酒場の中へ行列をなす火の民。それを制御するように入り口横に立つ雷狼竜。頭の上にはボニーとゲルハルトが乗っている)

$あたちのモンハン日記
ボニー「押さないで押さないで!!みんなちゃんと逃げれるから、きちんと並んでおくれよ!!」

火の民の爺さん「ワシが先じゃ~!!」バッ煙(群衆を飛び越えて店の中に入ろうとする細身の爺さん)

ボニー「ずるしちゃダメ!!」ブーーーンブーメラン(ブーメランを投げた)

火の民の爺さん「いちい!!」こちーんびっくり(後頭部にクリーンヒット。群れの中に腰から落下する)

$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「モミャいにゃい(不甲斐ないな。こうして市民を落ち着かせることしか出来ねぇんだからな)」


アイオロス「立派な仕事さ。それとも君は、あっちのバケモノ相手に単騎で挑むつもりかい?」ちら



ボオオオオオオオオ・・・・・・
(市街地エリアの中心は火の海に包まれ、その炎のゆらぎの中央に巨大な人工竜の影が見える)



アイオロス「どうやら暗黒商会自慢の搭乗兵器もやられたみたいだね。ザマァみろ」クックックックッ

ゲルハルト「シャアアアアア(むかつくぜ。あのままのさばらせておくつもりかよ?)」ワイワイガヤガヤ

アイオロス「こっちに来る前に、早く市民を逃がさないと。相手をするかどうかは、それからだ」ワイワイガヤガヤ

市民の女性「警部さん。じゃあお言葉に甘えて、先に逃げてるわよ」(足元で話しかけてくるヒジャブ系女子達)

アイオロス「ああ。先導は反乱軍の子達がやってくれてるみたいだから、彼らに付いて行けば大丈夫さ」

市民の女性「また警部さんに会える?」(優しそうな顔をしたヒジャブ女子が心配そうに雷狼竜を見上げる)

アイオロス「ああ、もちろん。さ、早く」

市民の女性「・・・・・・・」こくり

タタタタタタ・・・・
(他の市民に促され、店内に入っていく女子達)

ゲルハルト「みゃ~(デートの日取りでも決めれば良かったんじゃねぇ?)」

アイオロス「かもね。みんな気の優しい、いい人ばかりだよ。この国は」


ボボボボボボボ・・・・・
(遠方で噴煙止まない火山)


ゲルハルト「ミャア・・・(だから火の神なんていう虚像を信じちまってるんだ)」

アイオロス「弱さに付け込む悪魔の正体か・・・それはお嬢さんに任せよう。どっちにしても、あのままじゃ火砕サージが心配だ。早く市民を退避させないと」ちら


ワイワイガヤガヤDASH!
(店内は人の群れで、皆、カウンター中の床に開かれた階段へと下りて行く)

ゼキ「慌てないでください!床が抜けたら大変ですのであせる」あたふた(カウンターテーブルの上に立ち、皆を誘導している)


ゾフィ「おらぁ!!言うこと聞けぇ!!エゴ剥き出しのやつぁ~、俺の双剣で首チョンパだぞ!!」シャキーン(同じくテーブルの上に立ち、テッセンを抜いて脅している)

反乱軍兵「ゼキ!お前の指示通り、第四地区にいる市民にも仲間を派遣した!直に来ると思う!」(群衆を隔てて頭を突き出しながら叫ぶ同志)

ゼキ「ありがとう!そしたらそのままみんなを怪我のないよう、誘導してやってくれ!」

チョキ(大混雑の中、Vサインだけが飛び出てる)

ゼキ「フフ。あ、お婆さん、一人で降りれますか?」バッ(テーブルから飛び降り、階段手前でふがふがしている婆ちゃんの手を引いてやる)

ゾフィ「まったくとんだお人好しだぜふんおら!そこのおっさん、ボケっと見てねぇで手伝ってやれよ!!首チョンパすっぞ」ブッあせる(つば吐いた。悪いから)

トム爺さん「娘さんや」ぬう(ゾフィの足元に顎を乗っけてくる爺さん)

ゾフィ「いぎゃああああああえっな、なんだよあせる

トム爺さん「ありがとうな。これで俺等は生き延びることが出来る」にこり

ゾフィ「・・・・・・・」

トム爺さん「・・・・・・・・」きらきらきらきらキラキラ(仏さんの様に綺麗な笑顔を見せる無垢な老人)

ゾフィ「・・・・・・。これ、もってけよ・・」ぽい

トム爺さん「ふが?」たしっ(小瓶をキャッチする)

ゾフィ「クーラードリンクだ。洞窟の深淵の上はマグマだろ?温度も上昇するはずだ。あっちかったら、それ飲みやがれ」ぷい

トム爺さん「まるで死んだ婆さんみたいに優しい娘さんじゃ」にこり

ゾフィ「俺はまだ死なねぇの。ほれ、早く行きな」しっしっバイバーイ

ザッザッザッザッザッザッザッザッ・・・
(一礼をして去る老人に続き、皆、階段へと下りて行く)

ゾフィ「ちっ。ユーリィにあんなとこ見られたら、一生、からかわれちまうな」はぁ~

ゼキ「お姉さんのことですか?」よっとふん(再びカウンターテーブルに上がってくる)

ゾフィ「まぁな・・・って、そこのおやじ!!婆さんの背中、押すんじゃねぇ!!」ブンブン(テッセンを振り回す)

ゼキ「平気ですよ。必ず、ソフィさんのお姉さんも、アルルが連れてきます」

ゾフィ「お姫さんが連れてくるんじゃねぇの。ユーリィがおめぇの片思いの女を連れてくるんでぃ」ぷん

ゼキ「・・・・・・・。もう、吹っ切れました」ワイワイガヤガヤ・・

ゾフィ「んあ?なんだおめぇ、すんなり引き下がっちまうのか?ソネルってやつの為に」

ゼキ「それもありますが・・それはそのぉ・・・」ちら(もじもじしながらゾフィの顔を見る)

ゾフィ「いいか?男ってのは一度、女に惚れたら、その情熱が燃え尽きるまで、女に想いを尽くす生き物だ。友情とかあめぇこと抜かしてねぇで、おめぇの口から一言好きだって言ってやれ。そこは相手の気持ちよりも、自分の心を優先させろ。でねぇと、一生後悔すっぞ」

ゼキ「・・・・・・・。ありがとう。ゾフィさん」

ゾフィ「んだよ。もやしみてぇな細っこい顔面で、人の顔ジロジロ見やがってあぁっ?!」チッ

ゼキ「いえ。なんでもないですよ」フフ

ゾフィ「すかしてんじゃねぇあぁっ?!」パかぁ~んパー(手刀で縦に顔面を打つ。悪いし鈍感だから)

ゼキ「イタタタ・・汗

ゾフィ「少しはブタれて強くなれってんだ。おめぇはもやしっ子だからな」ふん

ゼキ「優しいんですね、ゾフィさんは」すりすり(赤くなった鼻を撫でながら言う)

ゾフィ「な・・呑気言ってんじゃねぇ!!んなことより、あの女どうした?ほら、裏切り者の連れの女だよ(そこだけ小声で喋る)」

ゼキ「ディララですね。そういえば姿が見えないな・・・」きょろきょろ

ゾフィ「どさくさに紛れて、もうとっくに退避したのかもな」

ゼキ「ならいいんですが・・・ヤウズとソネルも心配です・・」しょんげり

ゾフィ「ネガティブ禁止!!」ぱぁ~んびっくり(右頬をテッセンで引っ叩いた。なんの躊躇もなく)

ゼキ「だって・・」(泣きながら言う。当然ながら)

ゾフィ「いちいち泣くんじゃねぇ!!今は仲間を信じろ!!そいつらと笑顔で再会したけりゃ、その為の布石を打っておくのが信頼と絆ってもんだ!!」ふん

ゼキ「・・・・・・。ほんとに・・ゾフィさんの言葉って、勉強になります」すりすり(ぷっくり腫れた右頬を撫でながら、凶暴女の顔をまじまじと見つめる)

ゾフィ「はぁ?くだらねぇこと言ってっと、またぶつ・・」ちら

ゼキ「・・・・・・・・」すりすり(キラキラした瞳で見つめられてる)

ゾフィ「チッ・・。いちいちムカつくんだよ。てめぇの純真さは」ペッあせる

ゼキ「??」

ゾフィ「そんなに素直だと、いつか簡単に死んじまうぞ」てぇ~んポイント。(軽くおでこを突く)

ゼキ「そうならない為の今ですよ」にこ

ゾフィ「・・・・・」むかっむかっ

ゼキ「あ、また怒らせてしまいましたか?」

ゾフィ「うっせぇ」ふんだあっかんべー


ゼキ「ふふ」


ザワザワザワザワ・・・
(市民達は順調に地下道へ下りて行っている)


ゼキ「そういえば外のカーブーさん達、一体何を話してるんでしょうね?」

ゾフィ「さぁな。ベルケルって爺さん、シャークハンターの出した七色のチケット見るなり、ここの階段を開く鍵を渡しやがった。なんか「ワケあり」なんじゃねぇの?」ほれほれ(カウンター席の上から市民を雑に誘導してる)

ゼキ「カーブーさんに何かお願いがあると言ってましたが・・・」(窓の外を眺める)



ワイワイガヤガヤ・・・・
(市街地の路地裏、酒場の裏口付近に立つベルケル、カーブー、そしてガルグイユを抱いたロージー)

あたちのモンハン日記
カーブー「翁。ありがとう。これで市民のみんなは無事に逃げれそうですわいな」わっはっはっはっ(から笑い)

ベルケル「ふん」ゴキュゴキュ・・(まだ酒瓶を飲んでる竜人の翁)


ガルグイユ「しょれより、おじいちゃま。カーブーお兄ちゃまにお願いってなんでちゅか?」(ロージーの胸の中から話しかける謎のサメ型生物)

$あたちのモンハン日記
ロージー「そうそう。地下道を開かせてくれたんだもの。なんだって聞くわよ♪あたしじゃないけど」ププ~

カーブー「まったくお前は・・・さぁ、翁。話しなさい。私に出来ることであれば何でも致しましょうぞ」ふぉ~ふぉふぉふぉっ

ベルケル「話は簡単じゃ。年老いたワシに変わり、クエストを達成して欲しい」ぷはぁ~

カーブー「クエスト?」ふむぅ~

ベルケル「復讐じゃ」ガシャーンびっくり(酒瓶を地面に叩きつける)


ワイワイガヤガヤ(店の向こう側から聞こえる雑踏の声)


ロージー「ふぁ・・・・」

ガルグイユ「くわちく話すでちゅ」

ベルケル「・・・・・・・・・・」

カーブー「翁」

ベルケル「おぬしにチケットを渡した、キャメロン脱退後のゴッド山菜組合を引っ張ったのは、他でもにない、このワシじゃった。おぬしはゴッド山菜組合の結集目的を知っとるか?」

カーブー「いえ。キャメロンさんから何も」

ベルケル「そうじゃろうな。あいつは組合の仕事に疲れ果て、自由になる為、俺等に死んだと思わせ、世俗から姿を消した臆病者じゃ」スッ・・(ポケットから別の酒瓶を取り出す)

ロージー「キャメロンさんは立派な方だったわ。現にあたし達を助けてくれたもの・・」しょんげり

ファイヤージンガー「そうだぜ、爺さん。俺たち、植物はあの爺さんをゴッド山菜爺さんと呼んでたくらいなんだからな」

ベルケル「ふん。確かに彼奴は人格者だった。だが、その真面目な気質故、心身ともに疲弊してしまったんじゃ」しょぽ~ん(酒瓶を「歯」で開ける。それを見てドキッとするガルグイユ)

ロージー「任務って・・なぁに?」

ベルケル「俺等、ゴッド山菜組合の目的は、大陸に散らばるジェネシスオーパーツの破壊。つまり、古代文明の遺産と、その技術取得方法が封印された遺物を、他者に悪用される前に集めることじゃった」

カーブー「ジェネシスオーパーツ・・・(以前、凍土でニャークやザンコさんが巻き込まれた、あの事件・・・確か、その騒動の元となったのが、竜水晶と呼ばれるジェネシスオーパーツだったが・・)」

ベルケル「キャメロンがリーダーだった頃のゴッド山菜組合は、そりゃ~もぉ活発的でな。皆で大陸中をよく駆け巡ったもんじゃよ」

ファイヤージンガー「さぞ、すげぇ冒険録だろうな。想像だけで酒が飲めるぜ・・って、そうか。その頃の熱い想いを忘れる為に、酒を浴びる様に飲んでんのか・・」

ベルケル「ふん。俺等はオーパーツが公になる前に、見つけては破壊し、その存在を消し去っていった。すべては大陸の意志に従ってな」ゴキュゴキュゴキュゴキュ・・

ロージー「大陸の意志・・?」

ガルグイユ「いったいなんでちゅ?サメちゃんの様な幼児にも分かる様に説明してくだちゃい」

カーブー「祖龍だよ」

ベルケル「・・・・・・・・」ぴく

ロージー「え・・」

ベルケル「そう。俺等、ゴッド山菜組合員は、皆、祖龍崇拝信者なのじゃ」

ガルグイユ「しょりゅうしゅうはい・・・」

ベルケル「自然を崇拝し、苦行を重ねることで、この大陸の主と意思疎通の出来る者のことじゃ」

ロージー「じゃあ、ベルケルさんも・・・」

ベルケル「ワシは出来ん」きっぱし

ロージー「え?」

ベルケル「出来たのはキャメロンだけじゃ。キャメロンはその卓越した直感力を使い、大陸の意志を受け取り、オーパーツの回収を俺等に命じておったのじゃ」

ファイヤージンガー「すげぇ爺さんだったんだな・・あの人って・・きっと」

ベルケル「大陸の・・祖龍様の意志は、この大陸の至る所で感じることが出来るそうじゃ・・・。まったく羨ましい話しじゃよ」

ロージー「ベルケルさん・・・」

ベルケル「然し、よう祖龍様だと分かったな。おぬし」

カーブー「経験があります」

ベルケル「ほぉ・・・やはりお前さんを選んだのは間違いなかったようじゃ」


アオオオオオオオオオ・・・・・!!
(遠方より領内に響き渡る竜機兵の雄叫び)


ファイヤージンガー「またあの気味悪い声だぜ!」

ガルグイユ「大丈夫でちゅ。こわくないでちゅ」

ベルケル「そうじゃ。あんな「贋作」、畏れるに足りんわ」

カーブー「と仰ると?」

ベルケル「俺等はな、過去の、竜大戦時代の忌まわしき記憶を消却する為に、大陸の意志を授かり実行していたのじゃ。すべては今日の日の様な、災いが起こらぬ様に・・」

ロージー「ふぁ・・・・・」

ベルケル「じゃが時代は文明の向上とともに、いつしかハンター主体の先進的狩猟社会へと変わっていった」

ファイヤージンガー「そうか・・そこで爺さん達の目的を邪魔する連中が現れた・・・」

ロージー「え・・それって・・」

カーブー「ギルドだ」

ベルケル「ハンターズギルドは邪龍討伐を目的に結成されると同時に、多くの屈強なハンターを抱え、王立古生物書士隊や古龍観測隊をはじめとする見識ある組織を、自らの懐刀とし、更に勢力を拡大していきおった。ハンター達は未開拓地を荒らし、モンスターだけでなく、その土地々々の秘宝、秘術、そしてジェネシスオーパーツをも略奪していったのじゃ」

ファイヤージンガー「ハンター帝国主義ってやつだな。お嬢の父ちゃんは、そのギルドの影を公にする為に、わざと帝国と称し、今も戦っているんだぜ」

ロージー「・・・・・。ねぇ、ベルケルさん。じゃあ、多くのジェネシスオーパーツは、ギルドの手にも・・」

ベルケル「渡っておる。その動く証拠が、ほれ」



アアアアアアアアアアア!!
(また全身を貫く高周波の咆哮が鳴る)



ベルケル「イコール・ドラゴン・ウェポン。よりにもよってギルドは、あんなものを再生させおった」やれやれ

ロージー「そんな・・・」

ベルケル「今思えば、キャメロンはギルドのような巨大組織には勝てまいと、ゴッド山菜組合を解散させる為に、消えたのじゃろう」

ファイヤージンガー「どういうことだ?」

ロージー「・・・・お爺さん達の持ってる、ジェネシスオーパーツの知識、情報を得る為に、それを欲しがる悪い組織が、どんな手段を使ってくるか分からないから・・」

ファイヤージンガー「ナナッ!?」

ベルケル「その通りじゃ・・。山菜組合のメンバーは、ワシを残して、皆、殺されたしもうたんじゃからな」

ロージー「・・・・・・・・・・・」

ベルケル「ワシが一人で山を降りた日のことじゃった・・その間に事件は起きた。ワシが山のアジトに戻ってくると、組合員は皆、惨殺されたあとじゃった・・」

ファイヤージンガー「相手は・・」

ベルケル「唯一、息があった仲間に誰がやったのか問うと、「首の後ろ・・邪龍の刺青」とだけ言い残し、息を引き取った・・。ワシが知りうる証拠はそれしかないのじゃ・・」

ロージー「邪龍の刺青・・・」

ベルケル「果たしてそれがギルドの者なのか、他の反勢力の暗殺者なのかはわからぬ・・・ワシはただ、その場から逃げ出し、すべてを忘れる為に、世俗との繋がりのない、この火の国に逃げ込んだのじゃ・・・」ガクン・・(その場に両膝をつく)

カーブー「・・・・・・・・・」

ベルケル「キャメロンのことなど言えん・・。復讐すべき見えない相手に怯え、酒に溺れ、仲間との記憶を忘れようとワシは・・・ワシは!!」ガーーンガーーンぎくっ(泣きながら地面を殴りつける)

ファイヤージンガー「爺さん・・・」ガーンガーン・・

ベルケル「じゃが、おぬしの持ってきたこのチケットを見て、再び思い起こした」

スッ・・(血だらけになった拳を緩め、胸元から七色のチケットを取り出す)

ロージー「思い出のチケット・・そうでしょ?」

ベルケル「例え俺等が離れ離れになっても、このチケットを通し、協力し合うと心誓った・・・!!いくら酒を飲もうと、老化と共に脳細胞が破壊していこうとも忘れられん記憶・・・仲間の死だけは、忘れられんのじゃ!!」


ゴオオオオオオ・・・・・(遠くから聞こえる炎上音が、号泣して蹲る翁の悲哀の嗚咽を打ち消す。それを黙って見届ける一同)


ベルケル「ううう・・・ううううう・・・!!」ぽちゃ・・ぽちゃ・・

カーブー「翁」スッ・・(ベルケルの前に屈みこむ)

ベルケル「・・・・・・・・・・・・」ギュッ・・(俯いたままチケットを握りつぶしている)

カーブー「キャメロンさんは、そのチケットが俺を助けてくれると言った。あなたは見事、それに報いてくれた。今度は俺がそれに応える番だ」ガシッ(優しく肩を掴む)

ベルケル「・・・・・・・・・」(号泣しながらゆっくり顔を上げ、カーブーの顔をまじまじと見る)

カーブー「翁。俺は何をすればいい?」

ベルケル「・・・ワシの代わりに・・ワシの代わりに仲間の仇を討ってくれぇえええええええ!!!!」



ボオオオオオオオオン!!
(遠方の火山が再び噴火した爆音が路地裏にも轟く)



ファイヤージンガー「なんだ!?」

ガルグイユ「お兄ちゃま!!五時の方向でちゅ!!」



ヒャオオオオオオオオオオン!!
(路地裏に向かって火球が飛んでくる)



カーブー「ベルケルさん!!」ガシッ(翁をその大きい胸に抱き、颯爽と立ち上がる)



ヒョオオオオオオオオオン!!

(メラメラ燃えがながら落下してくる火球)



カーブー「このクエスト!!」


ショウィーーーンキラキラ青(ベルケルを胸に腰に携えているユクモノノダチを抜刀する)


カーブー「然と承ったぁあああああああああ!!!!



ジャキーーーーーーーーン・・!!
(真上に落下してきた火球を綺麗に真っ二つに割る)



ドワアアアアアアアン爆発
(2つに割れた火球が路地裏に落下する)



ロージー「お兄ちゃん!!」

ガルグイユ「カーブーお兄ちゃま!!」

カーブー「ああ。まずはここから生き延びる方法を探そう。ベルケルさんのクエストは、俺の生涯にかけて、必ず達成してみせる」ザッ

ベルケル「おぬしの名をまだ聞いとらんかったな」

カーブー「ユクモのカーブー。なんてことのない。今も、そしてこれからも小さき命の者ですよ」チャキン(納刀する)

ベルケル「そうか・・頼んだぞ。やがて英雄になるハンターよ」(火球の明かりに照らされ、くしゃくしゃに泣きながら満面の笑みを浮かべる無邪気な翁)


To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎはさ!?

11/30(月)0時更新 たぶん「なぜなに☆あたモン」のコーナーでしょうか??

をお送りいます♪月曜更新はなんだか週刊少年ジャンプと同じで嬉しい作者です。読んでないですけどにま~そんだらさ、次回もけたたましい顔しながら読もうよ!見ようよ♪読も見ようよにかっ












アカンターⅡと覇竜の黄昏

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さて、世間の狩猟事情はクロス一色の時勢でしょうか。どうぼ。あたモン作者ですayaうつりゆく現代狩猟社会の最先端をよそに、今日のなぜなに☆あたモンのコーナーは先日のストーリーモードで登場した「覇竜型搭乗兵器」アカンターⅡの設定資料をご紹介♪




★アカンターⅡ(Akantor Ⅱ)

概要:ブラックギルドが開発したアカムトルムの搭乗兵器。開発者はダニエル・カペラ。他モンスター兵器同様、中枢神経系(脳・脊髄)を支配することで制御し、手動でコントロールしているようだ。コクピットは腹部内に位置し、潜望鏡によって視野を確認。モーションに関する反応速度の向上については、覇導玉をグレードアップしたことで通常のソニックブラスト及びドームソニックブラストの大幅な射出時間短縮を実現可能とした。Akantorはアカムトルムの英語表記。聖域編に登場したアカンターは説明書にⅡと記されていたことから、オリジナルの後継機であると予測できる。おそらく初号機は大陸の紛争地域(アヤ国が有力か?)に売られてしまったのであろう。使用された個体については新大陸、溶岩峡谷のものを採用。全長のサイズは明らかにされていないが、決戦場、溶岩島の覇竜とほぼ同等クラスであると思われる。

★アカンターⅡ、オリジナルアタックモーション:

ハードクロウミサイル:覇竜の剛爪をロケット弾の様に射出し、対象に物理的な衝撃破壊を与える。

ブラストカーテン:弱点である装甲強度の低さを補う為、ドームソニックブラストの音波衝撃で全身を覆い尽くし、物理的な攻撃をシャットダウン。火力もグラビーム同等の熱量なら弾き返す事ができる。残念ながら聖域編では、これが実用されることなく竜機兵の前に散ってしまう。きっと他にも我々を圧倒する攻撃モーションが搭載されていたのであろう。

★パイロット:ロベルト・アガッツィ(Roberto・Agazzi)。ラテン系のような陽気な気質で、黒髪長髪、スタイリシュな髭を蓄えているが顔は見えない(後術記載)。細身で長身。好物はドドブラリンゴ。登場時の階級は軍曹。

★なぜモンスター兵器に搭乗するパイロットは顔が見えないのか?
グラスーツのパイロット、カール・エリオット同様、聖域編からブラックギルドサイドのパイロット達の顔が見えないシステムを採用。様々な都合、手法で顔を防ぐ。文章形態の当ストーリーモードにおいて、それ自体の行為になんら意味は持たないが、作者は重要なポリシーだと認識しているらしい。

★作者と覇竜の余談なんて:覇竜の生物としての圧倒的なインテンシティというのは、懐古主義にとらわれていうのならば、当時ポッケ村に在籍したハンターであれば誰もがその身をもって体感し、何度もリタイヤさせられた「動く絶対的脅威」といっていいでしょう。多くの狩猟団がこの悪魔の様な外観を持つ巨体の飛竜種相手に、どう立ち向かえばいいのか、夜な夜な考えられる狩猟戦術を試行錯誤し、討伐の暁にはその狩猟団の絆をより深め、良き思い出としての記憶を与えてくれたのも覇竜でした。作者自身も初狩猟時の覇竜にはその経験があります。MHP2全盛期、作者は音楽の仕事をちょぼっとやっていたことから(所謂「芸能界」というやつにちょぼっと出たり入ったりしてる程度の)、その仕事の関係柄、多くの著名人の方々とハントをさせてもらっていました。その頃ちょうど、現実世界での狩猟社会現象となっていたのが「覇竜の脅威事変」でして、ソロはおろか、二人でも対応策がなかなか見つからないという最中、作者の覇竜素材集めに真夜中にも限らず、集まってくれた方々の優しさは今でも忘れません(その中には公式のモンハンワークにも携わっている所謂「げいのうじん」と呼ばれる方もおりました。誇れる狩猟自慢話ですダイスキッッ!!)。まだ未知なる凄腕の狩人との無限の繋がり(コミニティによる人間関係の構築)や、狩猟的友情の素晴らしさ(共通目的に対する共同作業から得られる絆)を、その身を呈して、未だちっぽけな作者に教えてくれたのが他でもない、「黒くてでかいやつ(ポッケ村のガイドアイルー曰く)」だったのです。そんな覇竜に対し「なんでも乗り物にしてしまうあたモン」では「いつかアカムも乗りこなしてやる」と、満を持してのアカンターⅡだったのですが、聖域編ではストーリーの展開上、すっかり竜機兵の引き立て役に・・。しいて言い訳をするならば、ブラックギルドが今回搭乗した覇竜は新大陸のそれであり、北エルデの覇竜ではなかった・・とかとか。どちらにしても、「エルデ産」かつ、知的生命体種の覇竜もいつか登場させたいと思っております。搭乗させずに。なんてね。はい、バカおしまいaya




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12/2(水)0時更新 「こえーか?」の巻


をお送りいたします♪クロスに疲れたらあたモン読んでリフレッシュキラーンそんじゃあさ、次回も読もうよべあ



「こえーか?」の巻

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~ジャバルサマーン山脈....



パシャアアアアアアアン・・・
(まるで花火が弾けた様に噴火口から吐き出される深紅のマグマしぶき)



パッ
(突如、山腹の岩場の上に大きな青白い発光体が出現する)



ショパァ~~~~~ン
(銀河を描く様に煌めきながら飛散するワームホールバリアの中から姿を現す金獅子と、その傍らにしがみつく二人のハンター、そして大猪に跨った黒猫の姿も)



カイルス「到着だぜ」バショオオオ・・・ン(頭上の噴火口から噴き出るマグマの放水)

ソネル「すげぇ・・・・」ぽかぁ~ん(ドリルランスを背に驚愕している)


UBU「一瞬にしてジャバルサマーンの山腹に・・・」ぽかぁ~ん・・ぼがぁ~ん

あたちのモンハン日記
BBB「着いちまったな」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・


ジョー「ボフッ」


UBU「ボフッって・・・あんた達、ついてきちゃったわけ~!?」ガガーンえ゛!

BBB「あたりめぇだろ。おめぇが、ここぞっていう狩りをする時のサイドキックは俺様って決まってるんだ」よっとふん(大猪から飛び降りる)

ジョー「セントヘレナッチョの時からな」フフ・・

カイルス「数が多いに越したことはねぇだろ。その二人なら俺も安心して任せられる」

ジョー「仮に俺たちがお前の兄さんを殺した張本人でも・・・」ぱし~ん(食い気味にBBBに顔面を引っ叩かれる)

UBU「まぁ・・これも因果ってことで・・・しょうがないか」やれやれ

BBB「んなことよりよ、見てみろよ」ひょこ(岩場から顔を出し下を眺める)


グツグツグツグツグツ・・・・
(麓エリア一面は噴火口より下流するマグマで覆われている)


BBB「この下が、神域フィールドだったのか?」

カイルス「セイクリッドランドってのは、ギルドがこのジャバルサマーンの麓一帯に勝手に付けた名前さ。お前らハンター達がひと狩りに使ってる狩猟エリアは、この山を挟んで反対側なんだが・・・ま、向こうも同じ状況だろうな」

ジョー「最も連日の天災続きで、火山エリアへの一般ハンターの出入り及び、それに関するクエストの依頼は禁止されている。この様子じゃ、暫くは「開放」されないだろうな」

UBU「ほえ・・・」(黒猫と顔を並べて下を覗いてる)


グツグツグツグツグツ・・・・
(マグマオーシャンと化した麓の一面に、祭壇らしき石造りの高台が顔を出しているのが確認できる)


UBU「あれは・・・」

ソネル「火の民が生け贄を捧げるパルミュラ祭壇だ」


グツグツグツグツグツ・・・・・
(溶岩湖の表面に浮き出る石工のステージはなんだか神秘的に見える)


UBU「ほえ・・・・」

BBB「あそこで成人になったハンターを捧げてたわけか」

ソネル「ラングロの鎧を着せられ、睡眠薬によって深い眠りにつかされたままな・・」

UBU「あたち、もうあの装備・・こわいから着ない・・」ぶるぶるぶるえっ

ソネル「ここで多くのハンター達の命が人身御供にされてきたのは事実だ」グッ(胸に手を当て、黙祷さ捧げる)


グツグツグツグツグツ・・・・


UBU&BBB「・・・・・・・・・」(ちびりそうな顔しながら抱き合ってる)

ソネル「と言っても、俺も初めて見たよ」

カイルス「だろうな。だが安心しろ。今日はそのつまらねぇイニシエーションをぶっ壊す為に来たんだからな」ちょん(ぶっとくでっかい人差し指でソネルの肩に触れる)

ソネル「ああ・・」


ボシャーーーーーーーーン
(一際高くマグマしぶきを上げるジャバルサマーン火口)


ソネル「これ以上、得体の知れない虚像相手に、ハンターを犠牲にさせてなるものか。これからはハンターが中心となって市民と協力し、天災より国を救っていくんだ」

カイルス「このままじゃ火山地区一帯もマグマに埋め尽くされちまう。そうなる前に、その元凶を見つけ出してぶっ飛ばしてやろうぜ」ガシーンぎくっ(拳を叩き合わせる)

ジョー「天災を操るものか・・・古龍種ならばそれも可能だが・・」

BBB「神域っつったら、あれだろ。煌黒龍なんとかトリオンっていう、トサカの野郎だろ?お前が前に凍土で暗黒団の刺客にアルレボを折られたあと、もう一度その大剣を作るのに必要な素材を集めるために、散々ひと狩りしたもんな」ビョワアアアアア・・・(黒猫の頭上をマグマしぶきが飛んで行く)

UBU「・・・・・・・・・・」ガショリ(背中のアルレボの柄を握る)

BBB「で、どうやって探すんだ?ここじゃ足場がワリィし、移動もままならねぇぞ?」

ソネル「何かアイデアがあるのか?UBU」

UBU「それならすでにギルドが手を打ってくれたわ」ガショリ(アルレボを抜く)

カイルス「どういうことだ?」

UBU「竜機兵よ」(アルレボの刃に反射する噴火を眺めている)

BBB「なに・・あいつが何か握っているのか?」

UBU「おそらくギルドは火の国をテロ支援国家指定した上で、竜機兵を寄越してきた。表向きは暗黒団の駆逐とそのバトルプルーフを取ること・・・でも本当の目的は・・・」(アルレボの刃に映る龍のシルエット)

ジョー「・・・クンクン・・・上だ!!」バッ

カイルス「現れたようだな」




ギャオオオオオオオオオ!!



BBB「あんだよ、やぱっり煌黒龍じゃねぇか」

UBU「普通のじゃないってこと」ガシッ(アルレボを構える。その後ろで同じくランスを構えるソネル)

カイルス「おい、待て・・・何か流れてくるぞ!!」



ドルンドルンドルンドルン・・・・
(煌黒龍が立つ噴火口から下流してくるマグマと一緒に、何やら赤毛の生き物が流れてくる)



ジョー「あれは・・!!」

BBB「ゼルベスだ!!」



ドルンドルンドルン・・・・
(尊大な赤毛に覆われた顔をマグマ海流の表面に出し、ゆっくりと湾曲しながら下流してくる炎王龍)



UBU「カイルス!!」

カイルス「おう!!」グワン(両手を上げ、ワームホールバリアを作ろうと試みる)


「慌てるな。大陸の隷属共よ」


UBU「!!」

ソネル「なんだ・・頭の中に声が・・!?」

BBB「あいつだ!!あいつの声だ!!」


「三種揃いも揃って、我に謁見を申し出たのだ。褒美に面白いものを見せてやろう」



ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(頭上の空が瞬く間に黒くなり、気流がとぐろを巻き出す)



ジョー「これは・・・」

UBU「氷塊落とし・・ソネルはガード体勢!!カイルスは二人を護って!!」ガシッ(頭上に向かって大剣を掲げガード体勢をとる。カイルスは黒猫と大猪に覆いかぶさる)


ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(瞬く間に巨大な積乱雲と化した空が蠢きだす)


UBU「くるぞ!!」



「安心しろ。貴様らの上には落とさないでやる」



UBU「!?」



ヒョーーーーーン!!

ヒョーーーーーーン!!

(つららの様に鋭利な形をした巨大な氷塊が、漆黒の渦より次々と投下される)



ソネル「クソぉおおおおお!!」ヒョーーンヒョーーーン(盾で頭上をガードしながら、周囲に落下していく氷塊の雨をただ眺めている)

BBB「俺はあれが大っ嫌いなんだぁ~あせる前に一度、避けようと思って全身ダイブした時、ケツに刺さりやがったんだ!!」ひいいいいガクブル(カイルスの腕の中で頭を隠して伏せている)



ドプーーーーーーーン!!

ドプーーーーーーーン!!

(マグマオーシャに着弾していく氷塊の弾丸)



UBU「これは・・・・・」ヒョーーーン・・・ドプーーーーーーーン!!(次々とマグマに落ちていく氷塊の雨を眺めている)



ジュウウウウウウウ・・・・煙
(麓より立ちこめる凄まじい蒸気がUBUらの乗っている岩場に押し寄せてくる)



BBB「ゴホッゴホッ!!今度はなんの嫌がらせだ!?この煙、あんまん蒸し器の煙じゃねぇのか!?」ぶるぶるぶるガクブル

UBU「あんたの悪い癖。恐いことがあるとなんでもジョークにしたがる。見なさい」



ショワワワワワワ・・・・・・・・
(次第に視界が晴れていく)



BBB「・・・・・・・・・・はっびっくり」(下の様子を見て何やら驚愕する)

UBU「なるほどね・・」



シャキーーーーーーーーーン!!
(一度はマグマに覆われた麓エリアの表面は、氷塊により凍結され、溶岩と化学反応を起こし、芸術的なマーブル(墨流し)模様を描く独特なアイスバーンフィールドへと変貌している)



UBU「特設フィールドを作ってくれたってわけね」ふん

カイルス「下だけじゃないぜ」ちら



ピキピキピキピキ・・・・
(山腹を流れていたマグマも完全に凍結し、美しい氷壁の山岳へと変貌している)



BBB「火山からすっかり凍土に変わっちまったな・・」

ジョー「個人的にはこっちの方が好みだ」

ソネル「あそこを見ろ!!」



ゼベーーーーーーーーーーーン!!
(永久氷壁の真ん中に顔だけ出す炎王龍)



UBU「ゼルベッちゃん!!」

BBB「ひでぇことをしやがる・・!」

UBU「クッ・・!!」キッ(火口を睨み上げる)


「脆弱な耐性しか抱えておらん貴様ら下等生物には、この方が過ごしやすいだろう」(煌黒龍が居座る噴火口一帯も氷漬けになっており、噴火もいつの間にか止まっている)


BBB「ずいぶん上からものを言う野郎だな。気に入らねぇ」

カイルス「間違いないようだ。あいつが天災の元凶・・つまり」

ソネル「火の神だ」




我はバアル・ゼブル。かつて神喰いと畏れられた古龍にして、煌黒龍の始祖である



BBB「なっ・・・!?」

カイルス「神喰い・・・」

UBU「別名、大陸を貪り喰らうもの」


ゼブル「女、貴様何故、その名を知っている?」


UBU「やっぱり・・あんただったのね?かつて大陸の意志による、大いなる粛清(グレート・パニッシュメント)を受けた黒龍っていうのは」


ゼブル「答えろ。何故貴様如きが我を語る」


UBU「あたちはそう教えてもらっただけ。それ以上は知らされていない」

BBB「・・・・・・・・・」ちら(主人の顔を見上げる)


ゼブル「貴様、龍使徒か?」


ジョー「・・・・・・・・・・」ちら(友の顔を見る)

UBU「それは知らない。けど、あんたを滅することが、あたち達に与えられたクエストだってことは確かね」ショリン(一際紫洸を放つアルレボの刃を向ける)


ゼブル「無礼者めがぁああああ!!
跪けぇえええええええええええええ!!




ボギャアアアアアアア!!
(咆哮のソニックブームが一同の乗る岩場へ浴びせられる)



UBU「カイルス!!打ち返せ!!」

カイルス「ガアアアアアアアアア!!」(口からビームを吐く)



ギャイーーーーーーーン!!

(金獅子の吐くレーザー光が衝撃波を押し返し、岩場の上の一同を守る)


BBB「へへぇ~ん!!何が禁忌のモンスターだってんだ!!ザマァねえな!!」ガッ(中指を立てる)


ゼブル「我に牙を剥くというのか、愚かな金獅子よ」


カイルス「俺は誰にもひれ伏さねぇ。ここに立つ者はみんな覚悟を背負っているからだ!!」



ジャキーーーーーーーン!!
(前傾姿勢で仁王立ちする金獅子を中心に、その左側にはドリルランスを構えるGX装備のソネル、右側にはアルレボ、番傘と二刀の大剣を構えるUBU、その傍らで拳を構える屈強な黒猫、その背後では今にも突進しまいと後ろ右足で地団駄を踏む大猪の構図)



ゼブル「三種を代表する、大うつけばかりが集まったか」


BBB「知らねぇのか?元来、猫ってのは衝動的で、本能にのみ従う生き物なんだぜ?」

ジョー「俺たちは強い絆と揺るぎない志で結ばれている。それが感じられるうちは、仲間の過去に何があったとしても気にはしない」ちら

UBU「ジョーさん・・・」

カイルス「お前もなんか言ってやれよ、ソネル」

ソネル「・・・・・・・・」ごくり

UBU「火の民を代表して言ってやんなさいな。セウダのお母様や、おとぼけな国王、そしてアルルの分もね」パチりん(ウィンクしてみせる)

ソネル「・・・・・・・・・・」ずいっ


ゼブル「弱き火の民のハンターよ。大人しく我にその肉体と霊魂を捧げよ」


ソネル「・・・・・・・・・」すぅ~~~~(鼻の穴を大きく膨らませ、息を吸引する)


ゼブル「??」


ソネル「隠遁する悪しきドラゴンよ!!貴様の起こした天災により散っていった火の民、そして何も知らず貴様に喰われていった同志諸君の命を開放する為、お前をここに討つ!!






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







ゼブル「ならば貴様らの膂力を屠り喰らうまで」トトッ・・(四肢を使い、優雅に旋回してみせる)



ブワッ



ソネル「来るぞ!!」

BBB「ちっ!!」ビュオオオオオオsss(一行の乗る岩場の上を、風圧混じりで飛翔降下していく煌黒龍)



ダスーーーーーーーン!!
(麓のアイスバーンエリアに着陸する悪しき強大な煌黒龍)



ゼブル「降りてこい。コキュートス同等の地獄を見せてやろう」(流し目で上を見上げる煌黒龍)


UBU「えっらそうにしちゃってまぁ~」やれやれ

ジョー「乗れ」

BBB「うっしゃ!!こっちもクールにリングインしようぜ!!」バッ煙

UBU「カイルス、ソネルを頼む」バッ煙

カイルス「肩に掴まれ。ソネル」スッ(身を屈める)

ソネル「・・・・・・・・」ゴクリ(緊張の面持ちで下の煌黒龍を眺めている)

カイルス「・・・・・・。こえーか?」

ソネル「・・・・・・・・」

カイルス「こう考えろ。生け贄としてあいつに喰われるより、一発でもぶん殴ってやる方がマシだってな」にやり

ソネル「・・・・・・・・」フッ


バッ煙(覚悟を決め、金獅子の背に飛び乗るハンター)


カイルス「さぁ行こうぜ!!ラストハントの開幕だ!!」



バッ!!
(岩場より、天高く飛翔する大猪と金獅子)



To Be Continued









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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

12/4(金)0時更新 「ちょっとチミチミ」の巻

をお送りいたします♪師走も読もう!読も見ようぽけ~














「ちょっとチミチミ」の巻

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ゴオオオオオオオオ・・・・!!
(緋色の大炎上を高くあげる市街地の中心エリア内で、四肢をつきながら佇む竜機兵)



王羽美「・・・・・・・・・・」メラメラメラメラ・・(同地区の離れた建造物の屋上からそれを眺めるホワイトナイト)


ちら(下を見下ろす羽美)


ぼちょり~ん・・・・・
(ウーメイの立つ建造物の下に落ちている覇竜らしき生物の巨大な眼球)


王羽美「・・・・・(暗黒団の最新鋭である覇竜の搭乗兵器をまるで赤子の手をひねる様に圧倒し、殺戮という狂の感情も見せずにただ破壊してしまった・・・よもや暗黒団は全滅必至・・)」クッ(顔を上げ、再び竜機兵を捉える)


ゴオオオオオオ・・・・・
(依然として火の海の中に身を投じて大人しくしている竜機兵)


王羽美「・・・・・(あの鎧を纒った巨大な竜は一体・・・古龍種?それとも未確認モンスターか分類不明の種・・・或いは突然変異の飛竜種だろうか・・・)」


ボオオオオオオ・・・・・
(炎の中、何かを補足するかの様に首をゆっくり左右に振る竜機兵)


王羽美「・・・・・(ひとつ確かなのは、あの装甲竜はギルドからの刺客に間違いないということ。そしてサフラさんが私に与えたミッションは間違いない。「あれ」の実戦検証を報告させること・・!!)」メラメラメラメラ・・・


ボオオオオオオ・・・・・
(火の海の中から市民らしき男が逃げてくる。背中には風呂敷を背負っている)


王羽美「・・・・・・(逃げ遅れた市民・・?)」


男「ハァ・・ハァ・・・・」ふらふら・・(顔色が極めてよくない)


バターーーーン煙
(前のめりに倒れると、風呂敷内の見るからに高価な家財が飛び散る)


王羽美「・・・・・・(火事場泥棒・・・まったく・・人の強欲というのは・・)」ボオオオオ・・・・


男「ハァ・・・ハァ・・・・・」(俯せたままである)


王羽美「・・・・・・(火傷や外傷は見られないけど・・・)」


男「ぐわああああああああ!!」(突然胸を鷲掴みし悶絶する)


王羽美「盗賊でも同じ命。シリウスさんには怒られてしまいますが・・仕方ありません」シュッ煙(屋上から飛び降りる)


男「ああああああああああ!!」

王羽美「どうしましたか?」ザシュッ(男の傍らに片膝をつく)

男「ぐばああああああああああ」(羽美の存在を認識する間もなく苦悶の表情を浮かべ、口内から多量の発火性微粒子を吐き出す)

王羽美「!!」

バタン・・(横向きに倒れる男)

男「・・・・・・・・・・・・」ジュウウウウウ・・・・(男の体内から何か焼け焦げる音がした後、頭部の穴という穴(鼻、目、耳、口の隙間)から黒煙が噴き上がる)

王羽美「この症状は・・・!?」



パチパチパチパチ・・・・・
(目の前に燃焼性を帯びた粉塵が落ちてくる)



王羽美「・・・・・・・・」スッ・・(白いグローブをはめた掌を差し出し、火粉を受け止める)


ショワァ~~~~ン・・どろん
(グローブに触れると同時に、粉塵は小爆発して消滅する)


王羽美「・・・・・・・・(間違いない・・・この男性は今の粉塵を吸ってしまったんだ・・)」ちら


・・・・・・・・・・・・
(頭部の穴という穴から黒煙をあげながら横たわる男の遺体)


王羽美「・・・・・(高エネルギーの龍属性と火属性を含有した粉塵を、多量に吸引したことで肺が焼けてしまった・・・。あの時、私の目の前で死滅してしまった村人と同じ様に・・!!)」

グン!!(歯を食いしばり天を睨むように力強く顔をあげるウーメイ)


王羽美「ギルドは一体何をしようとしている・・!?邪龍の厄災を再現しようとでもいうのか・・!!」


ドシーン・・・ドシーン・・・
(炎の海の中、まるで老山龍の様にゆっくりと進行を開始する竜機兵)


王羽美「・・・・・・(別のターゲットを捉えた・・?)」


ドシーン・・・ドシーン・・・


王羽美「・・・・・・(私のミッションは、この国で見たままのことを伝えるだけ・・・おそらく火の国は崩壊するだろう・・・)」


アオオオオオオオオオ・・・・・・
(高周波の咆哮をあげながら牛歩していく竜機兵)


王羽美「殺してやりたい・・・・」グッ・・!


ドシーン・・・ドシーン・・・・


王羽美「邪龍さながらの破壊神を目の前に、何も出来ない自分を!!」バッ煙バッ煙(怒りを露わに市街地を華麗にパルクールしながら巨大竜を追尾していくホワイトナイト)





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






~オブリビオンの酒場....

ぱぁ~ぷぅ~~~
(火の民の大行列が出来ている酒場の前で大人しくお座りしている雷狼竜の頭の上に乗り、角笛を吹いて市民達の退避を促すボニー。その後ろで周囲を警戒するゲルハルト)

$あたちのモンハン日記
ボニー「さぁさぁ、避難口はこっちだよぉ~!」ぱぁ~ぷぅ~~~


ワイワイガヤガヤDASH!
(雷狼竜はすっかり人混みに囲まれてしまっている。その寿司詰め状態の中、市民を先導するGXハンター装備のハンターが見える)


$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「にゃんにゃ(反乱軍のハンターだ。状況を聞いてみようぜ)」


アイオロス「ちょっとチミチミ」(目下で市民を先導する反乱軍兵士に声をかける)

反乱軍兵「自分っすか!?雷狼竜の兄貴!」(実に顔がまあるい純情そうなぽっちゃりハンター。腰にはエッグハンマーを携えている)

アイオロス「市民の数がずいぶん増えてきたけど、第四地区の市民かい?」

反乱軍兵「そうっす。自分らが連れてきますた。これで全員ぜす」びしっ(敬礼をかます)

アイオロス「ご苦労様。そのまま太古の森までエスコートをお願いするよ」ぱぁ~ぷぅ~~~(頭の上でムーディー猫が角笛を吹いている)


ざわざわざわざわ・・!!
(市民達が同じ方向を見てざわめいている)


ボニー「どうしたんだい!?」

ゲルハルト「シャアアアアア!!(火山の方だ!!)」


グオオオオオオオ・・・・!!
(遠方に高く聳える火山の頭上が、とぐろを巻いた様な漆黒の積乱雲に覆われている)


ボニー「噴火が止まった・・・」

市民「見ろ!!」


ヒョウウウウウン・・ヒョウウウウウン・・!!
(黒雲から真下の火山に向かって落下していく巨大な氷塊群)


ゲルハルト「!!(あれは・・・)」

市民「やはり火の神はお怒りなのだ・・・争いごとを止めなかった、この国を罰するおつもりだ!!」

市民「早く地下道へ逃げろ!!殺されるぞぉおおお!!」ワアアアアアアア

ボニー「みんな落ち着くんだ!」ザワザワザワザワ・・!!

アイオロス「なんにしても噴火が止まった今が逃げるチャンスだ。みんな!慌てないで避難するんだ!」ワアアアアア・・・・!!

$あたちのモンハン日記
ロージー「どうしたの!?」タッタッタッタッ(酒場の路地から姿を見せるカーブー一行)

ガルグイユ「お山を見るでちゅ!!」

ベルケル「なんと・・・」

あたちのモンハン日記
カーブー「何が起きてるんだ?みんな怯えている様に感じるが」

ファイヤージンガー「火山で雹災が起きてやがるんだよ。それもとてつもなくでっけぇ氷の塊が火山一帯を打ちつけてやがる・・!」

カーブー「雹災・・・」

ガルグイユ「氷海出身のサメちゃんも、あんなのはじめてみまちた」あんぐり



ブワッサ・・ブワッサ・・
(上空から火竜特有の羽音が聞こえる)


ロージー「お兄ちゃん!アルちゃんだよ!」


ブワッサ・・ブワッサ・・・ドシーーーーン!!
(酒場の前の居住区屋上に着陸する金火竜。下の市民達は皆、体を屈めて風圧に耐えている)


アルテミス「緊急着陸にしちゃ、上出来だね」(後ろで首に跨った黒い撫子装備を着たエリーゼが微笑んでる)

あたちのモンハン日記
アラン「ロージー!!一緒に来てくれ!!」ひょっはぁ(純平と共に背中から飛び降りる)


ボニー「アラン隊長!!」

ロージー「何があったの!?」


$あたちのモンハン日記
純平「彭関越が危篤状態だ!!診て欲しい!!」


ロージー「え・・・」

カーブー「行ってくれ。ガルグイユも一緒に行ってくれるか?」

ガルグイユ「えす」こくり

ロージー「お兄ちゃんも気をつけて」

カーブー「ああ。彭関越を頼む」

ロージー「・・・・・・」こくり


ダッダッダッダッダッ
(屋上から下に向かって長い首を下ろす金火竜に向かって走っていくロージー)


エリーゼ「カーブーさん!丞相様は反乱軍のリーダーらと共に、ジャバルサマーンに向かいました!!」

カーブー「ジャバルサマーン・・・煉獄の山・・」

ベルケル「そこに火の神がいると伝えられておる」

カーブー「・・・そうか。UBUさんは元凶を断ち切りに・・・まったく。いつもおいしいところをもっていく人だ・・。中尉さん!!ロージーを頼みます!!」

エリーゼ「分かりました!カーブーさんもご無事で!」(へっこらとエリーゼの後ろに乗るロージー。二人の掛け合いが面白くないのか、はっきりと不満そうな顔を見せている)

アラン「ほんじゃ、あとでな!!」

純平「警部!市民を頼むぞ!」バッサバッサ・・バッサバッサ・・(上昇していく金火竜)

アイオロス「了解」やれやれ


ビュオオオオオオオオン!!
(空中で華麗に旋回して火の海の方へ向かっていく金火竜一行)


アイオロス「得体の知れない巨大竜に、天変地異の連続・・。僕はこれ以上何があっても驚かないよ」

ゲルハルト「モミャ~(あれでもか?)」てん(雷狼竜の背中を叩いて促す)

アイオロス「へ・・」


・・・・・・・・・・・
(ジャバルサマーンはすっかり噴火を止め、いつの間にか氷山へと変貌している)


ボニー「嘘・・いつの間に・・」

アイオロス「・・・・・・。噴火が止まったんだ。ラッキーと考えるべきだね」

ゲルハルト「みゃんみゃい(凍土の山に大変身だ。UBUのやつ、今度はあのミステリースポットで何をやろうってんだ?)」

アイオロス「さぁね。あのお嬢さんがやらかすことにも驚かないよ」ふん

反乱軍兵「雷狼竜の兄貴!じゃあ、自分も市民をエスコートしに中に行ってくるぜす!」びしっ(ここ一番の敬礼をかましてみせる)

アイオロス「ああ。しっかりね」ワアワア・・ザワザワ・・


ドドドドドドド・・・・


ゲルハルト「モミャ?」

アイオロス「この振動音は・・・」



ズドドドドドドドドド!!
(氷の山を背景に、市街地の公道をスライディングしてくる溶岩竜を筆頭に、背後から疾走してくる黒鎧竜、その左右に岩竜の原種と亜種、更にその両脇を固める迅竜と轟竜、そして後続に恐暴竜と桃毛獣と続くモンスター大移動が迫り来る)



ゲルハルト「にゃん(じゃあ、あれはどうだ?)」

アイオロス「少し驚いた」あんぐり(真顔の雷狼竜)






ドシーーーン・・ドシーーーン・・・
(大炎上の中、ゆっくりと前進していく竜機兵のシルエットを、遠方の屋上から眺めるホワイトナイト)


王羽美「間違いない・・・竜機兵は何かを捉えて、その方向に向かって進んでいる・・」


ドシーン・・ドシーン・・・
(その向かう先には氷山と化したジャバルサマーンが聳え立つ)


王羽美「・・・・火山が・・・(あの変貌を察知し、向かおうとしている・・・火山に標的が・・?)」


ドシーン・・・ドシーン・・・
(その動きは明らかに重たく感じる)


王羽美「・・・・・・(足取りが重たい・・・それに飛空していけば早いというのに・・・エネルギーを消耗した・・?或いは機構に異常が発生した証拠・・)」


ボボボボボボ・・・・


王羽美「あれは・・・」


ボボボボボボボ・・・!!
(ジャバルサマーン山脈一帯の麓を埋め尽くすほどの黒煙体が下流してくるのが見える。その「体内」の所々では爆破が起きていることを示す発光が繰り返されているのも確認出来る)


王羽美「火砕サージ・・・・(領内に到達するのも時間の問題か・・!)」


バッサバッサ・・バッサバッサ・・・


王羽美「!?」バッ


バッサバッサ・・バッサバッサ・・
(羽美が立つ屋上より、それほど遠くない位置に垂直降下していく金火竜)


王羽美「・・・・・(金火竜・・・クルセイダーズのメンバー・・?)」バッ(慌てて身を伏せる)


バッサバッサ・・バッサバッサ・・
(金火竜の背中に見えるカリピスト)


王羽美「・・・・・(あれは・・・ロージー・・!!)」




バッサバッサ・・・・ドシーーーン!!
(貯蔵庫の前で着陸する金火竜)


アングリーアッシュ「早かったな」(砕竜と共に巨大な貯蔵庫の前で出迎える)

アラン「見張り感謝するぜ」シュトッ(ロージーの手を取りながら着地する)


タイタンラス「早く診てやれ。先ほどより心拍数が上がっている様に見える」

ロージー「関君!!」ダッ(貯蔵庫の中で仰向けに寝ている河狸獣の下に駆け寄る。その傍らにはサメ型ランスが置かれている)

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張虎「ロージー!早く診てやってくれ!!」

ロージー「うん!」スッ


彭関越「ハァ・・ハァ・・・」

エリーゼ「すごく辛そう・・」(ガルグイユを抱いている)

ガルグイユ「河狸のおにいちゃま・・かわいちょうでちゅ・・」

純平「呼吸系がやられているようだが・・」

ロージー「・・・・・・・・・・」(フサフサの胸に顔を埋め、耳を当てる)

張虎「なぁ、どう・・・」

純平「しーーーーーーー」

張虎「・・・・・・・・」

ロージー「・・・・・・・・・・」ドックン・・ドックン・・・(耳を当てるロージーの左肩から、優しく葉っぱの手を伸ばして胸を撫でてやってるドスビスカス)

エリーゼ「・・・・・・・・・」


・・・・・・・・・・・・
(貯蔵庫の入り口から長い首を覗かせる金火竜、そして身を屈ませて眺めている獣竜種二頭)


ロージー「・・・・・・・・・」ちら

彭関越「・・・・・・・・・・」ぜえ・・ぜえ・・・

ロージー「辛いよね。少し、ごめんね・・」スッ(半開きになっている口元に手を入れる)


ジュッ


ロージー「!?」

ファイヤージンガー「どうした?お嬢」

ロージー「・・・・・・・・・・」スッ・・(口元から手を抜き、掌を眺める)

ファイヤージンガー「怪我でもしたか?」

ロージー「うううん・・・(吐く息が熱い・・・この症状は・・・・!!)」

純平「巨大竜の起こした爆炎内で、何かを吸引してしまったらしい。君の判断は?」

ロージー「呼吸がとても熱くなってるの。非常に危ない状態だわ」スッ(ユクモノオビからかんしゃく玉の様なものを取り出す)

エリーゼ「ユクモスチームボム・・それで緩和出来るの?」

ロージー「応急処置。でも完治は無理だと思う」バシューーーン(彭関越の鼻下でユクモスチームボムを自分の掌の上で叩き、破裂と同時に発生する煙を吸引させる)

ファイヤージンガー「なんだよ・・えらい物騒な言い方しやがって・・」しょんげり・・

ロージー「おそらく関君は何かを吸引したことで、肺の温度が急激に上がっているんだと思う」シュウウウウ・・・・

純平「何を吸引したかは特定出来ないか?」

ロージー「こんな簡単な診断だけじゃ・・・でも心当たりはある」シュウウウウ・・・・

エリーゼ「前にも見たことがあるの?」

ロージー「うん・・・。同じ様な症状を・・・・お母さんから・・」シュウウウウ・・・・

エリーゼ「・・・・・(確かラインハルト公の奥様は、長期プロジェクトの医療研究中に、謎のウイルスに感染し、亡くなったと聞くわ・・・その時の症状と似ている・・?)」


ドシーン・・・・グラグラ・・・
(地響きのような音と共に貯蔵庫全体が揺れる)


ガルグイユ「なんでちゅか・・!?」ドシーン・・・グラグラグラ・・・・

アングリーアッシュ「あの巨大竜が動き始めたらしいぞ」

エリーゼ「まさか・・市民達の方に!?」

アルテミス「だとしたらまずいね。どうだい?あんたら。あいつの気を逸らしてみるってのは?」

アングリーアッシュ「同じ事を考えていた。ここにいても俺たちは役に立たんからな」

タイタンラス「相手が竜機兵なら手応えもあるさ」ズン(重たい全身を上げる)

純平「微力ながらサポートするぜ。ねぇ隊長」

アラン「おうよ」ガション(対物ライフルボウガン(AW50型)を肩に乗せる)


「待ってください」


ロージー「え・・・」ちら


王羽美「・・・・・・・・・」(いつの間にか貯蔵庫の入り口に立っている白いギルドナイト)


エリーゼ「あれは・・!?」

タイタンラス「・・・・・・(俺もアッシュもまったく気配に気づかなかった・・・これがギルドナイト・・)」

アングリーアッシュ「歓迎されないゲストだな。それなりの覚悟と同等の情報があるなら別だがな」ギロッ

ロージー「あなたは・・・」

王羽美「お久しぶりです。ローズダンテ・ローゼンクロイツ」クイッ(ハットを人差し指で少しあげ、顔を見せる)

ロージー「ウーメイ・・さん・・」ドシーーーーン・・・グラグラグラ・・・


To Be Continued








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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

12/6(日)0時更新 なんも決まっとらんとですカノジョうけけけトモダチ

をお送りいたします♪そいじゃあさ、クロスやってる子もやってない子も、次回も読もうよじー読も見ようよビクーッ












禁忌のモンスターに抱く懸念

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へい。あたモン作者ですseiポップな狩猟の巷がクロス一色に染まりつつある中、公式からおおよそ外れたディストピアを徘徊する我があたモンは、今日もへんてこりんな変光を輝かせたく「なぜなに☆あたモンのおコーナー」をお送りしたいと思うておりますキラキラン←あやしげな光の心象のつもり

さて、狩猟社会での「あやしげ」といえば禁忌のモンスターをおいて他ならないでしょうか(無理矢理に提議してみた)。先日のストーリーモード「こえーか?」の巻でも、BBBがバアル・ゼブルに対し「何が禁忌のモンスターだってんだ!!」と揶揄していることからも記憶に新しいそのワードの意味たるや・・。はてさて、一体、禁忌のモンスターとは何を示すものなのか?さっそく作者と一緒に復習していきましょうayaaya


~禁忌のモンスターとは?


MHの世界観において「禁忌」と称されるモンスター。公式が関わる資料、サイト、攻略本、情報誌、twitterにおいても、ほぼ情報提供がされていないトップシークレット扱いの存在。現在(2015/12/6)確認出来る禁忌のモンスターは・・

★黒龍ミラボレアス
★紅龍ミラボレアス亜種
★祖龍ミラボレアス亜種
★煌黒龍アルバトリオン
★煉黒龍グラン・ミラオス


となっており、ゲーム世界観及び現実世界においても秘密主義が一貫されている特別なモンスター達である。

なぁ~んて簡単に作者なりにまとめてみましたものの、詳細エピソードは
モンスターハンター大辞典 Wiki「世界観/禁忌のモンスター」
を参照して頂くと、より一層、禁忌のモンスター達が異質な存在であるということが確認出来ます。流石は狩猟社会の民明書房(作者が勝手にそう呼ばせてもらっている)ですaya

このように登場から十数年経った今でも謎の多い黒龍達なのですが、はたして世界観での大げさな伝承や公式の必要以上な秘密主義に対して、ゲーム内でのその存在感及び価値観はハンターにどう映っているのでしょうか?おそらく多くのハンターが「面倒くさい子」と認識しており、本来は設定上の立場から感じなければならないはずの畏敬の念が、禁忌のモンスターのゲーム内におけるレギュレーションの制限、熟練ハンターの技術向上により、否認されてしまっているのが現実ではないでしょうか。また無印の黒龍討伐クエ初段階の様に「撃退」のみならば、その尊大的な存在感も維持することが出来たのでしょうが、P2G発売後は偉大な祖龍でさえ乱獲被害に遭遇してしまう結果になってしまったことも、禁忌のモンスターが他のモンスター同等の価値に成り下がってしまった要因だと見受けられます。度重なり、撃退しかないレギュレーションだったのならば、各禁忌のモンスターの威厳、存在意義、伝承の歪みも生まれなかったのでは・・と夜な夜な狩人仲間と邪龍狩りをしながら感じてた作者でした。もしそうだったら、対祖龍討伐での集団狩猟において、三落ちにならぬようBCでただ大人しくいるだけのビギナーハンターに、宝の持ち腐れである貴重な素材を剥がされずに済んだのに・・(笑)祖龍の討伐ムービーが流れた瞬間、金火竜一式の装備(作者はそれを「報酬装備」と揶揄してました)に身を包んだハンターがBCから勢い良く飛び出してくる映像は今でも目に焼き付いています(笑)イヤッホぉ~と言わんばかりのダッシュでsss出来ないならモンハンやんなきゃいいのにドキドキと、その友人をよく詰問&説法していたことも今ではその憤りも冷め、一狩りの良い思い出のひとつになりましたにま~

あたモン世界観では以上の「黒龍討伐日常化」を前提に、禁忌のモンスターが抱く懸念の注釈をあたモン風に言及すべくストーリーを進めています。現在進行中である聖域編のラスボスとして君臨する、煌黒龍アルバトリオンの始祖と嘯くバアル・ゼブルも登場し、その詳細は聖域編クライマックス及びフォースステージ以降で徐々に明らかになっていくでしょうか(それに関しては頑張れ作者としか言いようが無いです汗

そんな感じであたモンでは今後も、現在の狩猟社会では物珍しくなくなってしまった黒龍伝承や、ゲーム内では記述が見られない竜大戦時代に纏わるエピソード等、公式のレギュレーションから看過、淘汰されつつある設定をピックアップしつつ、公式の常識から感じる物足りなさもぶち破っていこうと思うておりますぽけ~

なんて復習しながら決意表明したところで今日も・・






おしまいだかんね!




現地取材の為に、久々に無印Pをやろうかなと思うておる今日このごろしーん。
なんですが、現在は「剣の街の異邦人(もちろんPC版)」に狂騒中DASH!
おそらく年内はそれ一辺倒でしょうね・・ダイスキッッ!!
年末年始はアドパも覗いてみようと思うておりますにま~





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはね

12/8(火)0時更新 「ユクモで学んだろうに?」の巻


をお送りいたします♪だったらさ、次回も読もうよパンダ











「ユクモで学んだろうに?」の巻

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ズドドドドドドド!!
(市街地の公道をスライディングしてくる溶岩竜を筆頭に、背後から追走してくる黒鎧竜、その左右に岩竜の原種と亜種、更にその両脇を固める迅竜と轟竜、そして後続に恐暴竜と桃毛獣と続くモンスター大移動が迫り来る)


メガゼノス「にぃ~げろぉ~~~!!」ドシンドシンドシンドシン(前傾姿勢の突進をしながら叫ぶその頭殻上では、振り落とされまいと必死にしがみつく一也と、呑気に正座してるパノの姿も見られる)





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







~第三地区、貯蔵庫内....

ドシーーン・・・ドシーーン・・・
(規則的な一定間隔毎に建物を揺らす巨大竜の重たい足音が聴こえる中、貯蔵庫の大きな入口前に立つホワイトナイト。その背後では同じく中を覗く砕竜、爆鎚竜、金火竜の姿も見られる)

王羽美「お久しぶりです。ローゼンクロイツ・ローズダンテ」ドシーーン・・・

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ロージー「ウーメイさん・・・」ドシーーン・・・(仰向けで寝ている河狸獣の側で方膝をつき看病している)

あたちのモンハン日記
アラン「ほぉ・・前に孤島で会ったねえちゃんか」

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純平「さすが隊長。幅広い交友をお持ちと言いたいが・・」


ガルグイユ「だれでちゅか?」(エリーゼに抱かれている)

エリーゼ「あの装束・・・ギルドナイト・・?」


アングリーアッシュ「ギルドの秘密工作員が何をしに現れた」


カツカツカツカツ・・・
(モンスターらを気にもとめず中へ入っていくウーメイ)


アングリーアッシュ「おい・・・!」


タイタンラス「待て」


カツカツカツカツ・・・


$あたちのモンハン日記
張虎「てめぇ!!何しに来やがった!!また俺達の邪魔をする気か!?」(ロージーの側で腹ばいに置かれている)

ファイヤージンガー「お嬢に手ぇ出しやがったら、また顔面に花粉を撒き散らしてやるからな!!」

王羽美「あなた方もお元気そうで・・ということはシャークハンターも領内に?」

ロージー「・・・・・・・」こくり

王羽美「そうですか」ちら


彭関越「ハァ・・ハァ・・・」


王羽美「懐かしい牙獣種・・・よく新大陸に・・」

ロージー「病気を患ってしまったの」すりすり

王羽美「・・・・・。少し・・いいですか?」スッ(ロージーの横に屈み、牙獣種の容態を診る)

ガルグイユ「おいちゃちゃんでちゅか?」

王羽美「・・・・・・・・・」スッ・・(河狸獣の口元に手をやる)

彭関越「ぜえ・・ぜえ・・・・」

王羽美「・・・・・・・・・」

ロージー「ウーメイさん?」

王羽美「先ほど同じ症状の市民を目撃しました」

張虎「本当かよ!?で、そいつはどうしたんだ!?」

王羽美「その方は一般市民だった様で、治療する間もなく・・・お亡くなりになられてしまいました」ちら

張虎「そんな・・・じゃあ関越も・・・」

彭関越「ハァ・・ハァ・・・」

王羽美「容態は落ち着いているようですが、何か対応を?」

ロージー「応急処置だけど・・しばらくは大丈夫だと思う」

王羽美「でしたら問題ないでしょう。微量な粉塵を吸引しただけなら死に至ることはないと思いますし、それに牙獣種ともなれば強靭な肺も携えています。直に呼吸も落ち着くでしょう」

ファイヤージンガー「ふう・・・じゃあ助かるんだな?」

王羽美「はい。ですが・・」

ロージー「後遺症は残る・・」

ファイヤージンガー「ナナッ・・」

張虎「なんだよ!?その後遺症ってのは!?」

王羽美「龍結核です」

エリーゼ「え・・・・・」

ロージー「・・・・・・・・・」こくり

ファイヤージンガー「龍結核・・・竜種が放出するフェロモンや鱗粉を嗅いじまうと、喘息が酷くなっちまうっていう・・」

張虎「それってよ、一条青のやつが患っている病気と同じじゃねぇか。だったら薬でなんとか・・」

王羽美「ちょっと待ってください!」バッ(腹ばいになってるホオジロザメに顔を近づける)

張虎「な、なんだよあせる」かぁ~(顔が赤くなるホオジロ)

王羽美「鮫王!!あなた、今しがた一条青と仰りましたか!?」ずい

張虎「そ、そうだよあせるそれがなんだってんだ!?」

王羽美「どうしてあなたが一条青の名を知っているのです!?」ガシッびっくり(正面からホオジロの顔面を鷲掴みする)

張虎「ど、ど、どうしてって、兄者達が東方に修行に行った時、一緒にくっついてきたからだよ!!」グリグリグリグリ(こめかみ辺りをぐりぐりされてる)

王羽美「特徴は!?」グリグリグリグリ

張虎「ひいいいいいいあせる女みてぇな面した、やさ男の刀工だよ!!」

王羽美「!!」

ロージー「安心した?雪左さんが生きてるって分かって」

王羽美「・・・・・・。それじゃあ本当に・・・」

ロージー「ウーメイさん、雪左さんと同郷だものね♪」

王羽美「ど、どうしてそれを・・」

ロージー「緑安で東方女傑の武勇伝を・・あなたのこと、たくさん聞いたの。そこで雪左さんと、この関君と出逢って、一緒に新大陸に来たんだよ」

王羽美「じゃあ、雪左は生きているんですね!?」ガバッ(ロージーの肩を掴む)

ロージー「うん。今はユクモにいるわ」

王羽美「そうでしたか・・・」ホッ・・(胸をなでおろす)

張虎「やっと落ち着きやがったか・・ったく・・」ぷい

ロージー「ウーメイさん、東方じゃすっごい有名人でびっくりしたよ」

王羽美「・・・・・・・・・」(俯いている)

ロージー「ライマさんとフウマさん、覚えてる?」

王羽美「緑安の門兵です。とてもお世話になりました」(感慨から口元がほころぶ)

ロージー「二人からも聞いたわ。ウーメイさんと雪左さんの育った集落は、紅い邪龍の厄災に遭遇してしまったと・・・そしてその紅龍を探すために、あなたが東方を旅だったことも・・」

王羽美「・・・・・・・・・」

ロージー「雪左さん、喜んでたよ。東方女傑となって生きていたウーメイさんの事を知って」にこ

王羽美「え・・・」

ファイヤージンガー「安心しろぃ。おめぇの今の職業については、刀工のにいちゃんには話してねぇからよ。お嬢に感謝するんだな」

王羽美「・・・・・・。刀工・・・そうですか。雪左は父上の跡を継いだのですね・・」ふふ・・

ロージー「同じだよ。ウーメイさんと」

王羽美「??」

ロージー「紅龍にご両親を殺されてしまった雪左さんは、自分に代わり、悪しき紅龍を討伐して欲しいという願いを刀に込めて、お兄ちゃんに託すことにしたの」

王羽美「シャークハンターに・・」

ロージー「そう。ハンターであるお兄ちゃんなら、必ず邪龍を倒せるだろうって・・・深い悲しみから立ち上がって、希望を見出す為に新大陸に来たんだよ。その強い気持ちは、きっとあなたも同じ・・そうでしょ?ウーメイさん」

王羽美「・・・・・・・・・・・・」


ドシーーン・・・グラグラグラ・・・


純平「お取り込み中、申し訳ないが、あまり時間はないようだ」

王羽美「時間・・・そうでした!」

アラン「もたもたしてると、あの巨大竜がこっちに来ちまうぞ」ドシーーン・・・グラグラグラ・・・

王羽美「それだけじゃないんです!」

アラン「なに・・?」

王羽美「火砕サージも迫ってきてるのです!!」

ガルグイユ「かしゃいしゃーじ?」はてしゃて?

エリーゼ「噴火時の火砕流が齎す高温ガスの熱風よ」

純平「まずいな・・・進路は分かるか?」

王羽美「火砕サージは火山の方向、領内の南門からエリア全体を埋め尽くす勢いで迫ってきています。更に北からは装甲竜の進行も・・」

アラン「八方塞がりってわけか・・・どうする?ロージー」

ロージー「うん・・どうしよう?純平さん」

純平「逃げてる暇はないぞ。関越もいることだしな」(ようやく呼吸の落ち着いてきた河狸獣を見つめる)

エリーゼ「この貯蔵庫の中にいればやり過ごせるんじゃない?」

純平「とは言っても老朽化が目立つ・・万が一にでも火砕サージの圧力で破壊されたらひとたまりもないぞ」ドシーーン・・・パラパラパラ・・・(振動により天井から石屑が落ちてくる)

ガルグイユ「たちかにボロっちぃでちゅね」こちんドキッ(天井から落ちてきた石屑が頭に当たる)

アラン「それにここは危険だ」クイッ(親指で背後を示す)


ぽへぇ~ん・・大タル爆弾
(貯蔵庫の奥にびっちり並べられた大樽)


エリーゼ「明らかにタル爆弾・・汗

純平「この貯蔵庫は反乱軍が弾薬庫に使ってたんだろう。となれば・・」

ガルグイユ「熱風ガスで天井が崩れて、あれに引火でもちたら大爆発(だいばくはちゅ)でちゅね」

アラン「今からあの数のタル爆弾を外に出してる時間はねぇしな・・」

張虎「マジでどうすんだよ!?鮫の丸焼きなんて俺は真っ平だからな!!」

王羽美「そこで私に考えがあるのです」ぴしっポイント。(またしてもホオジロの目の前で人差し指を立ててみせる)

張虎「なっ・・・」ポッ

ロージー「何かアイデアがあるの?ウーメイさん」

王羽美「アイデアもなにも、幸いにも、ここには高温に強い耐性をもった頼もしい方々がいるではありませんか」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(貯蔵庫の入り口から顔を覗かせてこっちを見ている砕竜と爆鎚竜、金火竜の三頭)


王羽美「あなた方なら、彼らの助力を受けれるでしょう?」にこ

ロージー「ふぁ・・・・」ドシーーン・・・グラグラグラ・・・こち~んドキッ(上から落ちてきた石屑が頭に当たる)





~第三地区、オブリビオンの酒場....

ワアアアアアア!!キャアアアアアア!!
(迫り来るモンスターの大進軍に驚愕する市民達)


アイオロス「外の世界をまったく知らないこの人達に、あれを見て落ち着けっていったって、意味はないか・・」ワアアアアア・・・

$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「ほにゃらねぇ~(同感)」

$あたちのモンハン日記
ボニー「ご覧よ!!バラン、グレン・・それにまさひこさんとテツも見えるよ!!」


$あたちのモンハン日記
ミッチ「ふううううう」ぱぁ~ぷぅ~~~(桃毛獣の背中に乗り、角笛を鳴らしている)


ボニー「ミッチの笛の音・・・何を警戒しろっていうんだろ・・」


$あたちのモンハン日記
サムソン「おおおおおおおおい」(グレンの背に乗り手を振ってる初老のハンター)


ボニー「サムソン(呼びつけ)だよ♪」



ゾフィ「あんだよ!?みんな怯えながら入っていくけど、何があったんだぁ~!?」ずいずいsss(慌てて酒場の中へと駆け込む群衆をかき分けながら、ゼキと共に出てくる)

ゼキ「ゾフィさん、あれを!!」ワアアアアア・・・

ゾフィ「んあ?」


ドドドドドドドド!!

ユーリィ「・・ぉ~ぃ・・」(金髪美女を右手に握りながら疾走してくる恐暴竜の背に掴まり、この大騒動の中、絶対に聞こえない声で叫んでいるようだ。頭には目付きの悪い猟虫が乗ってる)


ゾフィ「ユーリィ!!」



バラン「ボニィイイイイイイイ!!逃げろぉおおおおおおお!!!!」ギャオオオオオオオ(疾走しながら咆哮をあげるその首にしっかりと跨がり、両耳を塞いでいる火の国のお姫様)


ゼキ「あれは・・・アルル・ミール!!」


アルル「みんな逃げてぇえええええ!!」ズドドドドドドsss


グレンジャガー「今から逃げろって言っても無駄だ!!人の数が多過ぎる!!」ダッダッダッダッダッ

アルル「火の民です!!酒場にある地下道へ退避しているのかと!!」(轟竜の首から振り落とされない様、しっかりと跨がりながらも瞬時に状況を確認する)


ボニー「何をあんなに慌ててるんだろう・・」ドスン・・ドスン・・(群衆をかき分け、モンスター達が向かってくる方へと前進していく雷狼竜)

アイオロス「他にも何か見えるかい?」(背中の上で双眼鏡片手に覗いているゲルハルトに声をかける)

ゲルハルト「・・・・・・・!!」



ボボボボボボボ・・!!
(双眼鏡視点。氷山と化したジャバルサマーンを中心とした山脈一帯の麓を埋め尽くす、超巨大な黒煙の流動体)



ゲルハルト「シャアアアア!!(火砕サージだ!!)」

アイオロス「下流してきたってわけか・・まずいね」

ボニー「って、火山ガスの突風だろ!?どうすんのさ!?まだ酒場に入りきれてない市民だっているんだよ!?」

アイオロス「クッ・・(例え背後に逃げても・・・)」ちら


ボオオオオオオオ・・・・・・・
(市街地エリアの中心は灼熱地獄と化している。その炎の海の揺らめきから、薄っすらと姿が見えてくる巨大な竜の影)


アイオロス「最悪だね・・・出来るだけ市民を地下道に!!残りは僕の後ろで伏せるんだ!!」

ボニー「え・・それって・・君が盾になるつもりかい!?」

アイオロス「彼らもそのつもりだよ。さぁ、早く避難を!!」ズドドドドドド(背後から接近してくるモンスター群)

ゼキ「わ、分かりました!!」

ゾフィ「てめぇらも聞いたろ!?急げぇええええええ!!」ジャキーーーン(双剣を抜き、威嚇するように市民を急かす)


ワアアアアアアアアア!!


あたちのモンハン日記
カーブー「・・・・・・・・・・」ワアアアアア・・・

ベルケル「高温の熱波に等しい火砕サージに飲まれれば、ハンターではない火の民は瞬く間に焼け死ぬだろう・・・これもまた、この国に相応しい運命だというのか・・」ワアアアアア・・・

カーブー「運命だというのならば」

ベルケル「??」

カーブー「変えられるってことじゃないですか」ザッザッザッ・・



ワアアアアアアアア!!
(荒廃した市街地公道にて、市民達が我先にと酒場の中へ逃げ惑う。その行列を護る様に立ち塞がる雷狼竜の姿)




バサ雄「父ちゃん!人間がたくさん見えるよ!?」ズドドドドドDASH!


バサリン「見慣れないモンスターが・・・人間を守ろうとしてる・・?」ズドドドドドDASH!(背中では侍猫が振り落とされないよにしっかりとしがみついている)

あたちのモンハン日記
芋助「ん・・あれは・・」


ワアアアアアアアア・・・!!
(雷狼竜が立ち塞がる背後の群衆の中からカーブーがゆっくりと前進してくる)


芋助「川村殿!!」

メガゼノス「どうするんだ!?冴島!!」(頭殻上の獣人に話しかける)

あたちのモンハン日記
一也「止まるニャ!!あれは味方ニャ!!」

メガゼノス「やれやれ。だったら轢き殺すわけにはいかないな。ヴォルガトロン!!」


ヴォルガトロン「了解だ。緊急停止するぞ!!」



ズザザザザザザ・・・!!
(前進をUの字に曲げ、砂埃を立てながら緊急ブレーキをかける溶岩竜。その背後でそれぞれ停止するモンスター達)



サムソン「カーブー!!やはり来ておったか!!」ひょっ煙(颯爽と黒毛の上から飛び降りる。それ以外にも黒鎧竜から飛び降りる一也とパノ、恐暴竜からはユーリィが降りる)

カーブー「ウッス」

ゾフィ「ユーリィ!!」ダッsss

ユーリィ「・・うっす・・」だきっ(言ってる側からゾフィが抱きつく)

ゼキ「・・・・(あの人がゾフィさんのお姉さん・・・)」

ブッチャービートル「ブキ・・・」ギロッ

ゼキ「・・・・(なんだろう・・あのこわそうな虫は・・汗)」

アルル「ゼキ!!」ダッダッダッダッ

ゼキ「アルル・・!!」じわっ・・

ゾフィ「わりぃが再会のハグはあとだ!今は避難が先だ!」グイッsss(感動してるゼキの首根っこを掴み上げる)

ユーリィ「・・・・・(・・自分は済ませたくせして・・)」(普段からあっまい飴をなめてる妹にキスされたのか、右頬がぺちょぺちょになっている)

ゼキ「ですが一体どうするんですか!?」

カーブー「自然の脅威という列強に対抗する手段がひとつだけある」(駆け寄ってきた一也の頭を撫でている)

アルル「え・・・」

サムソン「ほむ。ユクモで学んだろうに?アルル姫」にこ(その背後から駆け寄る芋助、ミッチ)

アルル「・・・・・そうでした!!今こそ団結すべきです!!」ぎゅむっ(胸のアミュレットを握りしめる)

ゼキ「??」

カーブー「三種共存。みせてやろうじゃないか、火の神とやらに」パァ~ンびっくり(カーブーの広げた掌に拳を叩きつける一也、その背後では肩を組みながらVサインしてみせるディオマリアシスターズと二人の間から舌を出しておどけているパノ、更にその奥で集結する屈強なモンスター達の姿が見える)

To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

12/10(金)0時更新 「にょにゃったにゃ~もにゃ」の巻

をお送りいたします♪そいじゃあさ、次回もでっかい声だして読もうよぽけ~




「にょにゃったにゃ~もにゃ」の巻

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ボボボボボボボボボ!!
(俯瞰図。火山地帯の乾いた大地を埋め尽くしていく、悪魔の様な唸りをあげた黒煙の流動体が、その体内各所で激しい爆破を見せながら、凄まじい熱量をもって火の国南門へ接近していく)


ボウーーン!!ドウーーーーン!!
(溶岩の欠片、火山灰、火山ガスを含んだ黒煙体が南門を呆気無く薙ぎ倒し、いよいよ火の国へ侵攻開始する)





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






~オブリビオンの酒場前....

ワアアアアアアア・・・!!
(酒場の前に群がる市民は突然領内に現れたモンスター群の姿を見て絶叫している)

市民のお爺さん「火の神が送りなさったモンスターじゃああああ!!皆逃げろぉ~!!」ワアアアアア・・・

アルル「落ち着いてください!!彼らは私達の味方です!!」ワアアアアアア・・・・

ベルケル「皆、アルル・ミール姫の言うことを信じるのじゃ!!ええい!!」どかーんびっくり(錯乱して逃げ惑う若者にラリアットを喰わらし鎮圧する)

あたちのモンハン日記
カーブー「参ったな・・今はこんなことしてる場合じゃないというのに・・」ワアアアアア・・・

ゼキ「反乱軍!!市民を地下道に誘導するんだ!!」ワアアアアアア・・・・

$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「ホミャ~(カッコつけてたのもつかの間だったな、サミュエル)」

$あたちのモンハン日記
サムソン「ほむ・・ちと厄介な時に来てしまった様だ」やれやれ

$あたちのモンハン日記
ボニー「タイミング悪すぎだよ!ああもう!!」ワアアアアアア・・・・


アイオロス「とにかく市民の退避が先決だ。ねぇ君、一喝して鎮圧してくれない?」ちら


メガゼノス「断る。ダディちゃんは穏健派の龍族なんだ。人型の厄介事に首を突っ込みたくはない」ぷい


バサリン「お父さん!」ぷんすか

メガゼノス「分かったよ・・・」

ずいはぁ(身を屈め、腰を抜かしてる市民にあのでかい顔面を近づける)

メガゼノス「ダディちゃん達はあんたらの敵じゃない。かと言って仲間でもないがな」

市民の男性「しゃ、喋ったぁああああああああ!!」ぎやあああああえっ

パノ「逆効果ですね。まったくもって」やれやれ


皆、静まれぇええええええい!!


パノ「むむ・・?」

アルル「この声は・・・」


ザワザワザワザワ・・・・・
(市民の群れの中から、数名の反乱軍兵士にエスコートされ姿を見せる国王夫妻と、大臣らをはじめとする王宮の人間達。その周囲には重鎮らを警備する国王軍の装備を纏った兵士達の姿も見られる)


アルル「お父様・・お母様・・・」


オルハン「・・・・・・・・・」(一点の曇りもない瞳で、離れた場所にいる我が娘を見つめる国王。ぷっくらした両頬はすす汚れしている)


市民の女性「国王だわ・・」

市民の男性「王妃もいるぞ・・・」ザワザワザワザワ・・・

ベルケル「まずいな・・・」


ゾフィ「なんでだ?」(姉と肩を組んでる)

ゼキ「ここにいる市民達は、僕ら反乱軍を支援している人達だからです」ザッ・・(殺気を消しながら静かに身構える)


ユーリィ「・・一触即発も・・ありえる・・」

ブッチャービートル「ブキィ~」しょれしょれ(口元の牙をしょれしょれする)


ザワザワザワザワ・・・・
(突然の国王夫妻の登場に、一歩退く市民達)


セウダ「あなた」

オルハン「うむ」


ずんずんずんDASH!(巨大なモンスター群の背中越しに、市民の開けたモーゼの道を威風堂々と実に男前な顔つきで、力強く大地を踏みつけながら先陣をきって歩いてくる国王。その後続に王妃らが続く)


ゾフィ「おめぇが号令をくれりゃいつでも斬りかかるぞ」にや

ゼキ「・・・・・・・・・・」

オルハン「・・・・・・・・・・」ずんずんずんsss

アルル「お父様・・・」

オルハン「みなまで言うでない!!アルルよ!!」ずんずんずんsss

パノ「ぶたれたりして」ふふ

バルバラ「パノ!」

バラン「なんだぁ?あれがお姫様の父ちゃんか?」

グレンジャガー「噂の嫌われ者だろ」ふん

オルハン「・・・・・・・・」ずん煙(アルルの前に立ち、背後の巨大なモンスター群を見上げる)

アルル「お父様、違うの!彼らは・・」

オルハン「分かっておる。お前が連れて来た「真の」援軍だ」(屈強なモンスター達をまじまじと見上げながら答える)

アルル「え・・・」

オルハン「国の為によく頑張ってくれたな、アルル。感謝するぞ」にこ

アルル「お父・・様・・・」じわっ

セウダ「事情はUBUからお聞きしました。よく無事に戻りましたね」スッ・・(アルルの肩にその温情ある掌を置く)

アルル「お母様・・・・」スッ・・(その手に自分の手を重ねる)

メガゼノス「親子って素晴らしい」ぐすん(泣く父の両脇では、恥ずかしそうしてる岩竜の双子の姿)

ゼキ「ふう・・・・・」(安心したかのように肩を落とす)

ゾフィ「ちぇっ。つまんねぇのふん

ナイトクルーガー「悪いが再会のハグはあとにしてくんな。警部!指示をくれ!!」(王妃の頭の上に乗ってる光蟲)

アイオロス「国王夫妻。残念ですが領内は見ての通りの大惨事です。さらに悪いことに、被害はより大きくなると予測されます。よって一刻も早い退避をお願い致します」ドシーーン・・・(遠くから聞こえる竜機兵の足音)

オルハン「すまぬ、私は無力だ。そこでだ、我らの退避よりもここにいる市民、それも子供と老人の退避を優先させようと思う」ちら(周囲に募る市民を見渡す)

アルル「お父様・・・」


ザワザワザワザワ・・・


オルハン「急げ!時間はないぞ!!」

アイオロス「英断、感謝致します。反乱軍のみんな!!今聞いたように市民を地下道へ!!」

ゼキ「はい!さぁ、まずは子供から移動しましょう!!」


ザワザワザワザワ
(国王自ら子供達の先導をきる。それをサポートするように反乱軍、国王軍の兵士も避難を支援している)


アルル「みんな・・・・・」

セウダ「国の窮地が我らの団結力を高めたのです。そのきっかけを作ってくれたのは他でもない、あなたなのですよ。アルル」

アルル「いいえ。私はソネルを助けたかっただけで・・・ソネルは!?」きょろきょろ

セウダ「ソネル・スナイはUBUと共にジャバルサマーンに向かいました」

アルル「え・・・・」

セウダ「国王も私も信じてみようと思います。あなたの想い人と、あなたが選んだ救世主を・・」(火山の方向を見つける)

アルル「・・・・ソネル・・・」ギュッ(胸のアミュレットを握りしめ、氷山と化したジャバルサマーンを眺める)



ドウーーーーン・・・ボウーーーーン・・・



ゼキ「!?」

カーブー「おいでなさったぞ」(モンスターの足元でただ一人、その音の方向に向かって立っている)

あたちのモンハン日記
芋助「まさひこ殿。何か見えますか?」

あたちのモンハン日記
まさひこ「ン~」(あのちっさい手をデコにかざして遠方を見ている。片手にはまだ気絶しているカペラを握っている。その頭の上ではミッチが両手で持った望遠鏡で同じ方向を覗いている)

$あたちのモンハン日記
ミッチ「うひぃ~!すっげぇモクモクっす!!門をあっさり飲み込んじまいやがった!!こっちに到達するのも時間の問題っすよ!!」

まさひこ「ン・・・・」

ミッチ「どうしたっすか?」ん~(双眼鏡を覗きながら聞く)

まさひこ「ナンカ、シッポノ、ウラガワガ、カイー」

ミッチ「しょうもない。そんなのあとにするっすよえー」ん~

アルル「火砕流が南門に入ったということは・・・第一地区が被害に・・」ワアアアアア・・・(背後では市民が慌てて酒場の中に急行している)

サムソン「猶予はどのくらいある?」ザッ

ゼキ「第一地区、第二地区と続き、この第三地区です」

ゾフィ「後ろにゃ戻れねぇぞ」ちら


ボオオオオオオ・・・・ドシーーン・・・ドシーーン・・・
(エリアの中心で燃え上がる火の海。そして炎の揺らぎから少しずつ聞こえる足音)


あたちのモンハン日記
一也「兄貴、なにがいるか分かるニャ?」


ヴォルガトロン「詳細までは分からぬが、とてつもなく巨大な竜であることは確かだ」ボオオオオオ・・・(あの長い首を伸ばして火の海を眺めている)


バサ雄「兄貴に命じられれば、いつでもこの勇者バサ雄様が討伐しにいってもいいよ」(それを後ろで聞いてたダディがギクッとしている)

サムソン「前には火砕サージ、後ろには竜機兵か・・・」ほむ・・

ヴォルガトロン「後方に関しては動きが遅い。まだこっちに到着するには時間がかかりそうだが・・」

ゾフィ「火砕サージの方が先に来ちまうぞ!!どうすんだよ!?」

ユーリィ「・・かあぶう兄君・・」

カーブー「うーん・・」

ゾフィ「さっき偉そうに三種共存だとかカッコつけてたろ!?なんか策があっての発言なんだろ!?」

カーブー「ノリだよ」ぼそ

ゾフィ「はぁ?」

カーブー「だって、あそこでそう言った方が「キマって」見えるだろ?」ふふ・・

ゾフィ「・・・・・・・・・」ぽかぁ~ん

サムソン「とにかく後退できん今、何か作戦を考えねばならんな」ぼりぼり(股間を掻いてる)

ゾフィ「呑気言ってる場合じゃねぇだろがあぁっ?!」パかぁ~んびっくり(サムソンとカーブーの頭をぶった)

ゲルハルト「にょにゃったにゃ~もにゃ(終わったかもな)」

ゼキ「困りましたね・・今のペースでは子供と老人は退避させることが出来ても・・・」ちら


ザワザワザワザワ・・・・・
(肩を寄せ合う国王親子を背景に、まだ百名近くは残っている市民達)


ゼキ「アルル達をはじめ、あんなにまだ・・・」

ゾフィ「だったら考えろ!!おめぇ頭いいんだろ!?ふりしぼれぇ~~~あぁっ?!」ブンブンブンブン煙(ゼキの頭を両手で掴みシェイクする。カーブーはまだゾフィにぶたれて倒れたまま)

ゼキ「この状況ではどうすることもぉ~~~あせる」ブンブンブンブン

サムソン「そうだのぉ・・」いちちち・・


バッサバッサ・・・


サムソン「ほむ。忘れておった」ちら


バッサバッサ!!バッサバッサ!!
(上空から垂直に降下してくる銀火竜)


ゾフィ「おい、あの銀火竜って・・・」

ユーリィ「・・ニャンゴラで小生達を・・助けてくれた・・」


劉珍「お~い」(銀火竜の首に跨がり呑気に手を振ってる)


アルル「劉珍さん!」

サムソン「ほむ。我らの命、あやつに託してみる気はあるか?」ブワッサワッサDASH!(降下の風圧に動じずそれを見上げて言う)

ゾフィ「んあ?」


ドシャーーーーーーーン!!
(モンスター軍の中央に着陸する銀火竜)


劉珍「皆さんお揃いで何より」きょろきょろ

サムソン「軍師!!」

劉珍「はい?」

サムソン「出番だぞ!!その大知を以って蚕食鯨呑してくる大海をいなしてみせろ!!」ドウーーーーン!!(領内遠方から聴こえる怒涛の爆音)

劉珍「はい?」(あっけらかんとするその四方から睨むように視線を送るモンスター達)

To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ

12/12(土)0時更新 なんにも。なんにも(決まってない)ですよあぁっ?!


をお送りいたします♪そしたらさ、次回も甘栗甘栗頬張りながらでっかい声出して読もうよぽけ~







「Pumpkin Uragaan」のタクソンとはなんぞや・・

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最近に至っては「なぜなに☆あたモン」の記事を書く際、出来るだけ本題に支障が出ぬよう、冒頭であまりフザケない様に心がけている、どうぼ、あたモン童作者ですむぅお前を手毬唄にでもしてやろうか。うけけけけイヒヒ・・・

はい、バカおしまいayaというわけで今日は、「我々の物質世界では今年も賛否両論に終わったハロウィ~んの裏で、実は狩猟社会で暗躍していたモンスター」なんてな事を時期が過ぎた今頃になってご紹介♪時事ネタとして書こうと思うていたのですが、そこはドジでマヌケでオッチョコチョイなあたモン童作者キラーンお前を数え歌に変えてやろうか。うけけけけイヒヒ・・・そんだこんだのモンハン黒歴史に残るであろう風変わりな子とは・・









どうです?ペピポガンキンなんですハロウィン今も新大陸に居残ってる作者としましては、同大陸を代表するブルートワイバーンの変異体に大興奮♪さてさて気になるこのペピポガンキンなのですが、なんでも「Monster Hunter Explore」(Android, iOSのゲームアプリ)内のハロウィンイベント(期間限定狩猟)で登場した「ウラガンキン南瓜種」という爆鎚竜なのです(同イベントは2015年11月2日14:00を以って終了)。

さて、このウラガンキン南瓜種。「色がイケてる、顎がウケるぅ~にこっ」とか「わろた」とかはさておき、作者個人が気になったのは、仮にこのイベントモンスターを狩猟世界でのパラレルワールドの産物と捉えず、同世界観でのタクソンで識別した場合、通常の爆鎚竜の分類を示す、竜盤目・獣脚亜目・鎚顎竜上科・ガンキン科・南瓜種となるのだろうか?否、二名法における種小名の後ろにつけられる階級は亜種のみが認められており、それ以外の階級は認められていない・・というのは我々の世界での生物学におけるレギュレーションですが・・

果たして南瓜種とはなんなのだろうかえっへんという素朴な疑問でした。当然ながら?公式の同イベントモンスターの概要を示すものはなさそうなので、困った時の「monsterhunter.wikia.com」でペ・ピ・パのポっとなドキッ検索の結果、そちらさまではこの異様な爆鎚竜を、「Pumpkin Uragaan」と呼称し、UragaanのVariantと判別した模様です。そう「Variant」といえば先日のなぜなに☆あたモンでも提起させていただいた特殊個体のことです。その詳細はVariant(変異体)と特殊個体/なぜなに☆あたモンのコーナーをご参照。「特殊個体」という言葉についての重大な追記もありなので、是非に必見をして頂ければこれ幸いですaya

閑話休題aya個人的に興味深かったのはmonsterhunter.wikia.com様が、このモンハンスピンオフに登場する南瓜種を「変種」として捉えたことです。つまり本家とは別の「メディアミックスのイベントモンスター」に対しても、本家同等に何かしらの定義づけを求める姿勢に作者は感服したのです。特殊個体=Variantという言葉を以って「Pumpkin Uragaan」を説明しているのは間違っていないのではないかと作者もそれに同意します。

↓文献参考
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/Pumpkin_Uragaan




で、この問題提起の結論・・

南瓜種が何なのかは謎だが、モンハン世界観上の分類階級においての南瓜種とは、
個体群における変種=特殊個体のひとつ、ということでよいのでは


ということで一人ご満悦の作者ぽけ~南瓜種が何なのかについては、きっとペピポパンプキンの遺伝子が爆鎚竜の原種に転移(或いは寄生?)して、なんだかそんな風になっちゃった、とか、古来よりペピポパンプキンを主食としていた爆鎚竜の個体群が突然変異した、とかとかではないでしょうか。モンハンの偉大なる大陸世界に我々の叡智は通用しません。だからこその南瓜種=特殊個体なのですが・・さぁ、どうでしょう。なんて強引にまとめた感じで今日も・・







ザ・おしまい
(まさかの一記事、二枚目)




sei今回の問題提起はあくまでも作者の個人的見解によるものですにま~あしからず

いつかストーリーモードで南瓜種が登場なんてことも(´v`)





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あたちのモンハン日記
そういえば、またしてもこのあたモンが百度贴吧(tieba、日本語読みは「てぃえば」と読むむぅ)でご紹介されておりましたポポッもちろんストーリーモードではなくMHOについて書いた記事ですが(笑)度重なる珍事にこの場を借りまして謝謝致しますayaんなわけで次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

12/14(月)0時更新 「いつでも来やがれ!!」の巻


をお送りいたします♪聖域編でも爆鎚竜アングリーアッシュが大奮闘中DASH!火の国の危機をみんなで救え!なんてなわけでさ、次回も読もうねむぅ










「いつでも来やがれ!!」の巻

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~第三地区、貯蔵庫前....

エリーゼ「ストップ!そこでいいわ!」(メラメラと燃える市街地を背景に何やら指示をしている。その側には仰向けに横たわる河狸獣の姿もある)


タイタンラス「だそうだ」


アングリーアッシュ「なぜ俺が人型の指示を・・」ふん(公道を遮る様に立ち並ぶ二頭のブルートワイバーンのでかい後ろ姿)

エリーゼ「ロージーは彭の側に!アラン隊長と鈴木さんはロージーの前に張虎を!」

あたちのモンハン日記
アラン「だってよ」よいしょっとなはぁ(シャークキングを頭部の下から両手で持ち上げてる)

$あたちのモンハン日記
純平「下ろすぞ、張虎」(尾っぽを持っている)

$あたちのモンハン日記
張虎「どうだ?俺を初めて「持ってみた」感想は?」

アラン「鮫肌ってのが、デリケートな俺達のパウパッドに悪いってことくらいかな。ロージー、少し下がんな」

$あたちのモンハン日記
ロージー「ふぁ・・・」ササッsss(スクアギルの幼体を抱っこしながら素早く後退する)

アラン「ほらよ」ぽ~いはぁ(勢いをつけてサメ型ランスを放る)

びた~んびっくり

エリーゼ「二人は張虎の後ろへ!」

張虎「俺がしっかりガードしてやるからよ。前に出るんじゃねぇぞ」

純平「了解」やれやれ

ロージー「ふぁ・・・」ぼけぇ~

エリーゼ「ガルグイユは成体に!」


ガルグイユ「ほいきまちたぁ~!!」びよぉ~んsss(ロージーの胸の中から飛び立つ)


むくむくむくむく
(空中で華麗なトランスフォーム(巨大化)するスクアギル)




ダシャーーーーーン!!

ガルグイユ「サメ様はどうすればいい?中尉閣下」


エリーゼ「先頭に立っている二頭と私達の間に入って。あなたなら多少、火山ガスを浴びても平気でしょ?」

ガルグイユ「シャシャシャシャシャ。熱波程度の高温など容易く適応してみせる」ドスーン・・ドスーン・・

ファイヤージンガー「何度見ても、あの可愛いガルグイユがあんなになっちまうのは、いただけねぇ」(ロージーの左肩から観戦してる)


アルテミス「火砕流が領内に入ってきたよ!!急ぎな!!」バッサバッサ・・バッサバッサ・・(一同の下へ垂直着陸してくる)


エリーゼ「アルテミスはそのまま翼を広げて彭とロージー達の上に!!」

アルテミス「屋根代わりかい?お安いご用さ」ドシャーーン煙(両翼を広げ、横たわる彭関越の後方からみんなを包み込む様に着陸する)

ロージー「ふぁ・・・豪華なテント」ぼけぇ~(金色の翼の屋根を見上げる)

アラン「ガキの頃、ボーイスカウトでテントを建てたんだけどよ、テンション上がって中から打ち上げタル爆弾をぶっ放したら、まるごとすっ飛んでいっちまってな。罰として俺の班だけテント無しでよ、その日の夜は森の中のクックがこねぇように夜通しギター引いたり歌ったたりしたもんよ。けど、こんな頑丈で豪壮なテントなら問題なさそうだな」

エリーゼ「そうそう。爆弾を抱えた貯蔵庫の中にいるより、こっちの方が生存確率は高いわよ」スッ(屋根の下に入ってくる)

純平「確かに、マグマにも耐えられる獣竜種二頭と、それに適応出来るガルグイユが防壁となってくれれば問題なさそうだ」

張虎「俺だって立派なテトラポットだ」(エリーゼが背中を撫でながら、その背後に伏せる)

アラン「火山灰の突風で何がすっ飛んでくるか分かりゃしねぇからな。俺達(獣人)だけなら穴掘って逃げりゃいいが、みんなを見捨てていくわけにはいかねぇ」

純平「そうとも限りませんよ」

アラン「ほえ?」(鼻ほじってる。もちろんスクリュー方式で)

エリーゼ「穴に高温ガスが入ってきたら、それこそ八方塞がりでアウトよ」

アラン「・・・・・・サーーッッ・・・じゃ、じゃあ頼んだぜ、みんな!!」

タイタンラス「だそうだ」

アングリーアッシュ「ふん」

ガシーーーーンドキッ
(といいつつ、体をがっしりと寄せ合う二頭の頼れるブルートワイバーン)


エリーゼ「あなたは本当にいいの!?」(金色の翼膜テントの隙間から外に向かって叫ぶ)


王羽美「ご心配なく」(貯蔵庫の前で両腕を組んでいるホワイトナイト)


ロージー「ウーメイさん・・・」


王羽美「それにギルドの私がいては、あちらの気を削ぐ形になりますので」ちら


アングリーアッシュ「ふん」


王羽美「皆さんを頼みます。アングリーアッシュ、ディルク・エクスナー」


タイタンラス「流石ギルドナイトだ。俺達の素性は資料で知っているようだ」(その隣でつまらなそうにそっぽを向く爆鎚竜)


王羽美「それとディルク・エクスナー。あなたは先程、後方から進軍してくる巨大な装甲竜のことを、竜機兵と呼称していた様ですが・・その確証は?」


タイタンラス「なぜそんな質問をする?その答えはお前たちの方がよく知っているはずだ」


王羽美「では今の質問は忘れて下さい」フッ・・(ハットを深く被り表情を消す)


ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・・・!!


アラン「近いぞ!!」

ロージー「ねぇ、ウーメイさんはどうするの!?」


王羽美「私はまだミッションの途中です。運が良ければまた会いましょう、ロージー」にこ(ハットのつばを少し上げ、同じ年頃の少女に笑顔をみせてやる)


ロージー「ウーメイさん・・・・きっと・・ダメ、必ずだからね!!」


王羽美「はい」フッ・・


シュンジャンプ(屋上へ消えていくギルドナイト)


ロージー「・・・・・・・・・」

アラン「大丈夫。何か策があるからあんなに涼し気な顔してんだ」ぽん肉球 茶色

ロージー「うん・・・・」

エリーゼ「ガルグイユ!最後に水竜ブレスを私たちに!」

ガルグイユ「ん・・?」ちら

純平「なるほどな。氷やられ状態なら、例え隙間風の高温ガスが来ようとも対応できる」

ファイヤージンガー「お嬢、緑安以来だな。ボール状態になるの」しっしっしっしっ

ガルグイユ「いくぞ」すううううう


プシュウウウウウウウウウ
(口をすぼめてシャワーの様に水竜ブレスを微調整しながら一同に浴びせる)


ロージー「ひいいいいいいいダイスキッッ!!」びじゃびじゃびじゃあせる

ファイヤージンガー「ナッハッハッハッハ!情けねぇ面しやがっ・・・」ぴきぴきぴきキラキラ青(左肩の上であっという間に氷漬けになるドスビスカス)

アラン「今日ばかりは頼れるアイスアーマーってか」ぴしーんキラキラ青(頭部だけ飛び出した「例の」氷ボール状態になる一同)

彭関越「・・・・・・・・」ぴきぴきぴき・・・(ぽっこりお腹を上にして、全身氷漬けになった河狸獣)

純平「安心して寝ていられるだろう。最も、凍死しなきゃいいがな」(氷ボールの胴体からガスマスクを付けた頭部だけ綺麗に出ている)

ロージー「エリーゼさん、寒くない?」(氷ボール状態のまま心配する)

エリーゼ「ええ。私はハンターじゃないから、この為にさっき元気ドリンコとクホットドリンクを一緒に飲んだの。だから少しくらいなら平気だと思うけど、カロリーの摂り過ぎて太っちゃうかもね」

ロージー「ふふ。あたし達はエリーゼさんや、みんながいてくれたおかげでなんとかやり過ごせそうだけど・・」

純平「他のみんなも上手く対応していればいいな」

アルテミス「さっき上空から辺りを見回したら、少し先にうちの旦那達の姿が見えたよ。まさひこの頭にミッチがいたようだったから、サムソン達も一緒じゃないのかい?」

エリーゼ「なら大丈夫ね」

ロージー「どうしてぇ?」

エリーゼ「サンダーソニックがいたなら、あいつも一緒だからよ。なんといっても、彼は士官学校じゃあたしより陣形術の成績は優秀だったんだから」ふふ

ロージー「ふぁ・・・・」





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






~第三地区、オブリビオンの酒場前....


ガベーーーーーーーーン!!
(公道の中央で身を屈めたまさひこを中心に、その周りを百数名に及ぶ市民が囲い円陣を組む。まさひこの足下には女性を配置。万が一の際、吹き飛ばされないように、重量のあるまさひこにしがみつかせるのが目的。またまさひこ自身が防壁となり後方に位置する年寄もカバー)


ザシーーーーーーーーン!!
(円陣の中央先陣(円陣を時計の中心軸とするなら6時の方向)ではヴォルガトロンが横たわり防壁となる(4~8時範囲をカバー))


バベーーーーーーーーン!!
(円陣の9時方向にはメガゼノス、11時の方向にバラン、対称に3時の方向にサンダーソニック、1時の方向でグレンが各々、市民側に向いたまま両翼を広げて覆いかぶさり、翼のドームを形成し高温の火山灰から市民を護る。しんがり(12時の方向)では、アイオロス、テツが揃い立ち、万が一、市民が突風で飛ばされてきた場合に備えている)


劉珍「フッフッフッフ・・・」(銀火竜の足の甲の上であぐらをかいて不気味に笑っている)


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(緊張した面持ちで、まさひこの巨大な両足にしがみつく女性たち。足の甲に乗ったミッチが女性達を不安にさせまいと、自身のふわふわの体を女性達に触らせたりしてやってる。その中には体を寄せ合う国王夫妻とアルルの姿も。そのアルルの背中になぜか一緒になって抱きついているパノの姿も)


劉珍「即席とはいえ、用心堅固の円陣。もちろん、地下道も守ってみせる」ちら


イワーーーーーーーーン!!
(酒場は大破されており、木片の瓦礫の中から火山地区で見慣れた「例の岩」がぽっこりと2つ飛び出ている。酒場を壊したのは地下道へのハッチ内に高温ガスが侵入しないよう、バサルツインズに「例の擬態化」で押し蓋の役割をさせる為である)


劉珍「・・・・・・・・」すうううううう(あぐらをかいたまま両腕を左右に広げ、大きく息を吸う)


バーーーーーーーーーーン!!
(市民が形成する円陣の最前線で腕を組み尊大に振る舞うサムソンを中心に、その隣で腰に携えたユクモノノダチに手を当て抜刀の構えをするカーブー、デッドフリルパラソルを広げたユーリィ(頭には目つきの悪い猟虫も)、テッセンを広げたゾフィ(その背中越しにゼキが見え隠れする)、その傍らでは一也、芋助、ゲルハルトがいつ火砕サージが来てもいいようにと構えている)


劉珍「よっしゃ!!いつでも来やがれ!!」パァ~~ンびっくり(両手をおもいっきり叩き合わせる)


To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

12/16(水)0時更新 「さぞ見事な三種共存の方円陣なんでしょう?」の巻


をお送りいたします♪ほんじゃあ~、次回も読もう見ようぷんぷん読も見ようぽけ~






「さぞ見事な三種共存の方円陣なんでしょう?」の巻

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~火の国、第二地区....

タッタッタッタッタッタッ・・・
(無人の市街地を駆けるヒジャブを付けた女性市民)

ディララ「ハァ・・ハァ・・・!!」


ボボボボボボボ・・・・・


ディララ「きゃあ!!」ズデェーーン煙


ボボボボボボボ・・・・!


ディララ「ヤウズ・・・何処にいるのぉおおおおお!?」


ボボボボボボボ・・・!!


ディララ「ヤウズ・・・・・・びっくり


・・・・・・・・・・・・
(通りの真ん中に倒れているGX装備のハンター)


ディララ「ヤウズ・・・・なの・・?」スッ・・


ボボボボボボボボボ!!
(巨大津波の様に市街地を飲み込みながら迫り来る黒煙の火山灰を背景に、足を引きずりながらゆっくりと恋人の下に近寄っていくディララ)


ディララ「ごめんね、ヤウズ・・・あたしのせいで・・・」ザッ・・(鮮血の水たまりの上に跪き、遺体の胸に顔を埋める)


ボボボボボボボボボ!!
(大地で体を重ねあう男女の背後から、容赦なく襲いかかってくる火山灰)


ディララ「これからはずっと一緒よ。ヤウズ」にこ


ボワアアアアアアアン!!
(口づけを交わす二人を一瞬にして喰らう爆炎を纏った黒煙の悪魔)






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~








ボボボボボボボボボ・・!!
(俯瞰図。凄まじい勢いで火の国領内を覆い尽くしながら、劉珍の敷いた方円の陣が位置する第三地区へいよいよ侵入してくる黒煙のビッグウェーブ)


ゼキ「入った・・!!」(左半身を外側に向けて防壁と化す溶岩竜の背中越しに、火砕サージの侵入音を察知する)


ゾフィ「後ろに引っ込んでな」バサーーーン煙(円陣を組む市民達の前でテッセンを両手に広げる)

ゼキ「いえ、ここにいます。皆さんを・・そして自分を信じています!」

ゾフィ「上出来だ」ぺし~んはぁ(にんまりする草食系ハンターのほっぺをテッセンで軽くぶつ)

ゼキ「それにしても即席でこんなアイデアを思い浮かべ、実行してしまうなんて・・やっぱりクルセイダーズの軍師ともなると、類まれな頭の回転速度と豪胆な決断力をお持ちですね」

ゾフィ「呑気言ってんじゃねぇ。感心ばっかしてねぇで盗める時に盗んでおけ。んで、生き延びたらそれを今度はお前が応用すりゃいい」

ゼキ「はい。僕もきっと反乱軍を代表する軍師を目指します!」

ゾフィ「ばぁ~か。この騒動が終わる頃には、きっとおめぇらは円卓の狩人と呼ばれてるさ。そしたら今度は、国の為にその頭を使いな」しっしっしっしっ

ゼキ「はい!」


あたちのモンハン日記
芋助「直に到着しますぞ」チャ・・(刀を構える)

あたちのモンハン日記
一也「兄貴!どんな様子ニャ!?」


ヴォルガトロン「見ないほうがいい」



ドオオオオオオオオ!!
(ヴォルガトロン視点。轟音と共に怒涛の勢いで迫り来る火砕サージが、視野に映る景色を瞬く間に漆黒の退廃した世界へと塗り替えていく)



ベルケル「火の神のお怒りとはよく言ったものじゃ。じゃが、威圧感だけならうちの国王だって負けておらんぞい」ふん(他の老人達と同様に雷狼竜の足にしっかとしがみついている)

オルハン「暫しの辛抱だ!!今まで耐え忍んで生きてきた、火の民の剛気を今こそ見せてやるのだ!!」(市民が構成する方円陣の先頭で叱咤激励する国王。市民に紛れてあの大臣たちも例のごとく体を寄せあい励まし合っている)

ナイトクルーガー「いいぞ、おっさん。どこぞの人望厚い国王みたいだぞ。もっと吠えろ!」ぺぇ~んびっくり(国王の頭の上からでこを叩く)

セウダ「アルル」(体を寄せ合う親子)

アルル「はい」

セウダ「あなたを生んだことを誇りに思っています。その気持ちは国王も・・お父様も同じでしょう」ちら

・・・・・・・・・・・・・
(アルルと王妃の前で、大臣達と並列にスクラムを組んで市民の防壁になろうとしている父の勇敢な背中)

アルル「私もお二人の子であることを光栄に存じます」ギュッ(胸のアミュレットを握りしめる)

パノ「中へ。どうぞ」スッ(胸元の襟を広げ、アゲハプリンセスを中に誘導する)

バルバラ「また後でお会いましょう。パノ」ひらひらひら蝶々淡purple

パノ「そのつもりです。もちろん。お姫様達も」(目の前の親子に話しかける)

アルル「はい!ソネルやヨッコをはじめ、今まで私を助けてくれた、たくさんの方の強い思念を感じます!!その恩恵に報いる為にも、必ずやこの窮地を脱してみせましょう!!」そいや~(意気込むアルルの前方ではスクラムを組んだ国王と大臣達が掛け声を出している)

あたちのモンハン日記
まさひこ「ミナサァ~ン!モウスグ、クルヨォ~!!」ガシッドキッ(上半身に力を入れる)

$あたちのモンハン日記
ミッチ「大丈夫っす!!モンスターの皆さんが必ず守ってくれるっす!!」(まさひこの足の甲の上に立ち、周りに募る市民の女性達を鼓舞する)

まさひこ「ン・・・」

ミッチ「どうしたっすか?」(真上に向かって喋る)

まさひこ「マタ・・シッポノウラガワガ、カイー・・」ぶるぶる

ミッチ「まったくしょうもねぇ!我慢するっすよ!!」ぷんすかむかっ

まさひこ「ヘイデス・・」しょんげり

ミッチ「それより手に握ってた、捕虜の女性はどうしたんすか?」

まさひこ「オマタノシタ」つんつん(あのちっさい指で股下を指す)


カペラ「・・・・・・・・・・・」すやすや・・(まさひこの股下に置かれ眠っている)


チラぁ~んキラキラ黄色
(尻尾の裏側から股下を覗く、あやしげな光る眼)

サカサカサカサカ・・・
(まさひこの尻尾の裏側から、ゴキブリの様に這いつくばって股下に入ってくる黒い軍服を着たこ汚い男)

シュタッ煙
(寝ている黒衣の女史の側に片膝をついて着地するこ汚い男)

ハッキネン「ったく・・すっかり眠りこけやがって・・。いいぜ、まだ寝かしといてやるよ。今起きられたら煩くてたまったもんじゃねぇからな」

ザッ・・(カペラを庇うように上に覆いかぶさる)

ハッキネン「勘違いすんな。これはあくまでもボディガードとしての仕事だからな」ふん(照れくさそうな顔して独り言を呟く)

カペラ「当たり前でしょ」

ハッキネン「いーーーーーー!?」ガバッジャンプ(慌てて起き上がる)


ごちーーーんびっくり
(恐暴竜の股下に頭を強打する)


まさひこ「イテェ~あせる

ミッチ「今度はなんすか!?」ぷんすかむかっ

まさひこ「オマタガ、イタイあせる

ミッチ「こんな緊急時に酷くしょうもない!!あとで皆さんにさすってもらうといいっすよ!!」(クスクスと笑う女性達)

まさひこ「ハツカシイ・・」ポッ(これが後の世に伝わる「恐暴竜の赤面」である)


ハッキネン「な、あんた、起きてたのか!?」ひそひそ(カペラの上に覆い被さって喋っている)

カペラ「連中の会話から、何が起きてるかは把握済み。それに従ってこのやむを得ない状況もね・・」やれやれ(顔を背けたまま仰向けになっている)

ハッキネン「・・・・ひょっとして、俺が助けにくるの・・・待ってた?・・とか?」(もじもじしながら問う)

カペラ「まったく遅いんだから。仕方ないでしょ?あんたしか生き残ってなさそうなんだし」ふん

ハッキネン「ドクター・・・・」

カペラ「・・・・・・・・はっびっくり

むちゅ~~
(汚いキス顔で迫り来る顔面)


バシャアアアアアアアアンぎくっ


ミッチ「おや、なんすかね・・・まるで爆雷針の落雷でも落ちたかのような、鋭い斬光音がしたっすが・・」きょろきょろ(女性たちに撫でられながら周囲を見渡す)


ハッキネン「馬鹿野郎!!いきなし引っ叩くんじゃねぇ!!」(右頬がちんちんに腫れてる)

カペラ「あんたが余計なことしようと・・!!」


ドオオオオオオオ!!
(より一層近くなる怒涛の激音により、大地に激しい振動が起こり、重なりあう二人を揺らす)


カペラ「とにかく今はあれが通り過ぎるまで大人しくしてること!脱出はその後よ!どさくさに紛れて変なことしたら、容赦なく殺すからね!!」ゴゴゴゴゴゴ・・・(揺れる大地の上で恥ずかしそうにそっぽを向きながら言う)

ハッキネン「このまま抱き合って死んだら、灰に飲まれた悲劇のカップルだな」

カペラ「今までの名誉もすべて汚名に変わるわね」ふん



ユーリィ「・・・・・・・・・」ドオオオオオオオ!!


メガゼノス「最善は尽くすつもりだ」(ユーリィの頭上から話しかける)

ユーリィ「・・小生も・・借りは必ず・・返すもん・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・
(後方にいるパノとまさひこを見つめる)


メガゼノス「その意気だ」フッ・・

ユーリィ「・・双子は・・?」ちら



ぽへぇ~ん
(酒場跡の瓦礫の中から火山地区で見慣れた「例の岩」が2つ)


バサ雄「うひょ~♪超緊張するね、姉ちゃん!!」(擬態したまま喋る)

バサリン「フザケないの!私達の下には地下道へ繋がるハッチがあるのよ!?」

バサ雄「分かってるって。万が一、俺達が飛ばされて地下に高温ガスが押し寄せたら、今頃慌てて地下道を逃げてる人間達はみんな焼け死んじゃうっていうんだろ?平気だよ。火砕サージなんて、この勇者バサルモスバサ雄様にかかれば、ただのそよ風みたいなもんさ」

バサリン「今だけはあなたのその大法螺だけが励みだわ」やれやれ


メガゼノス「偉いぞ・・子供たちよ・・。ダディちゃん、しっかり二人の活躍みてるからね」ぐすん(その足を励ますように触れるユーリィ)


あたちのモンハン日記
カーブー「見えないのが残念だ・・さぞ見事な三種共存の方円陣なんでしょう?」(陣の先頭に立ち、後ろを振り返っている)

$あたちのモンハン日記
サムソン「即席の割にはな」ガインドキッ(煌黒堅鎚を構える)

カーブー「UBUさんもきっと見たがりますよ。窮地にこそ、真の愛が芽生えるってね」チャ・・(前方を向き、右指をストレッチする様に細かく動かしながら腰の鞘にそっと触れる)

サムソン「生きてしっかり報告すればよい。おぬし自身の口からな」フン(両手で大鎚を正面に振り下ろす)

カーブー「だからそれが上手に出来ないから、いつも引っ叩かれるんでしょう?おまけに今の俺は見えないんだから」ザシュッ(抜刀の構えに入る)

サムソン「構わんよ。私はそのおぬしらのドタバタを酒のツマミに、ゆっくり温泉に浸かるのが趣味なんでな」むん(大槌を天に掲げながら言う)

カーブー「あまりいい嗜好とはいえませんよ?それ」やれやれ

$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「もみゃ~ね~(世間話の途中、悪いが、もう来るぞ)」

カーブー「俺もこれが終わったら、温泉に入りたいなぁ・・」

サムソン「たまには背中でも流してもらおうかの」

ガチ~~ンドキッ(拳を叩き合わせる二人のユクモのハンター)



ドオオオオオオオオオ!!
(防壁と化すヴォルガトロンの背中越しにも、凄まじい地鳴りが一同の全身を貫く)




バラン「焼け死ぬなよ?」(両翼を広げ市民の屋根になっている)


グレンジャガー「そりゃ防壁次第だ。な、サンダーソニック」(同じく両翼を広げ傘になっている)


サンダーソニック「来るぞ。何か最後の指令はあるか?軍師」バサッ(迅竜の前方で翼を広げ、盾のように身構える)


劉珍「皆さぁあああああああん!!
お任せしましたよぉおおおおおおおお!!!!



ガバッとなはぁ(叫ぶだけ叫んで、銀火竜の足の甲の上でまるくなる軍師)


カーブー「ウッス」


ザッ煙(飛竜達が広げる翼の下、それぞれ獲物を持ったハンター達が一列に颯爽と並ぶ。その背後ではスクラムを組む国王と大臣、心配そうな面持ちで寄り添うアルルと王妃、その両者の間からフザけた顔を覗かせるパノの姿も見える)


サムソン「どれ・・自然の脅威にも屈しない、ハンター魂を見せてうやろうかの」ゴイン(軽々と大鎚を肩に背負う)

ユーリィ「・・だって・・」バサッ(デッドフリルパラソル改を正面に広げて、後方の盾とする。慌てて頭の上から背中に移動する猟虫)

ゾフィ「こんな所で死ねるかっつーの」ブッ(唾を吐き、両手いっぱいにテッセンを広げる)

ゼキ「・・・・・・・・・・」ごくり・・(青ざめた顔でゾフィに寄り添う草食系ハンター)


ヴォルガトロン「来るぞ!!


カーブー「乾坤一擲!!恐れるなかれ!!
やれるもんならやってみやがれぇえええええええ!!!!






ドウウウウウウウウン!!
(ヴォルガトロンの左半身に爆音と共に衝突する黒煙の大波)





To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

12/18(金)0時更新 なぁ~にも。なぁ~にも決まってねぇですあっかんべー


をお送りいたします♪そしたらさ、次回もフォークとスプーンを両手に読もうキラーン




MHO(怪物猎人)の特殊個体祭り♪なんとな

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今日のなぜなに☆あたモンのコーナーは、前回も「おテーマ」に致しました「特殊個体」繋がりということで、MHOより気になる御三方の狩猟動画がyoutubeにて公開されておりましたのを機に、当ブログでもご紹介させて頂こうなんて思うてにこっ

ご存知、MHOはCryENGINE3を搭載ビックリマークてやてやのつるつる甲殻のグロス感満載なのですロシアン 得意げ実に羨まし過ぎるクオリティDASH!国産ものをやるのがやんなっちゃうふんモンスターの印象もだいぶ変わります。お勝手ながらに二次創作をやらせてもらっている作者にとっては、改めてモンスターの恐怖を知るいいチャンス!?はちょ~ガクブル

まずわ投稿者様のこれらのサムネイルを作る抜群のセンスと細かい努力に脱帽え゛!カッコ良すぎますDASH!過去に狩猟動画をUPしておりました作者と致しましては、その努力の中身の凄さに共感、感動、感服致しましたにこっそんなありがたい動画、まずサムネイルの御三方のお顔を見て下さい。全員、目がヤバイですガクブル高画質ならではの特殊個体の異常さがひしひしと伝わってきます。ではご覧あれむぅ












どうです?お母さんに内緒で閲覧して、ちびっちゃった子もいることでしょうかキラーンそれくらい御三方ともギギネブラ真っ青の「おそろしさ」です。

特殊個体という設定もあってか、公式による説明はおそらく無いものだと思います。国内盤同様、クエストの依頼分から特殊個体であることを察するしかないかと・・。と、ここからは動画を拝見しての、MHOをまったくやったことのない作者がお届けする「お勝手ながらの考察コーナー」をお送りいたします♪そんなのいらないえっへんなんて言わないでよ、おもらししたこと内緒にしてあげるからさにま~

まずわトップの「烈焰女王(英では「Conflagration Rathian」)こと、リオレイア特殊個体ですが、全身の「お棘」が緋色につぶつぶなってるのが特徴的です。なぜしてこんな外観になってしまったのかは謎ですが、異名に使われている「烈焰」や「Conflagration(大火)」という言葉から想像するに、「なんだかあっちぃ~所からやってきた雌火竜」とか「体内に高熱を保持している雌火竜」という設定ではないでしょうか?特殊個体なので常時怒り状態なのですが、体表、口内より火粉を撒き散らしているのが見てとれます。この特徴から察するにより火力の強い雌火竜という印象を受けます。なんにしても、こわいですえっはい次。

お次は当ブログストーリーモードでも現在活躍中のバサ雄こと岩竜バサルモスの特殊個体です。異名は「晶岩龙(英では「Crystal Basarios」)」。「晶」はクリスタルの意。その名が示唆するように、鉱石が体表に付着しているのでしょか?動画を見る限りでは、体内より紅く光って見えるので、もしかしたら消化出来なかった「緋鳶石」ことエルトライト鉱石が発光の原因かもしれません。ご存知、主食を鉱石類とする鎧竜の幼体である岩竜は、その分解を手伝ってくれる体内バクテリアとの共存がまだ上手に出来ません(かわいい(´v`))。もしかしたら、そのバクテリアとの影響で紅く発光しているかもしれません。仮説そのニ。体表を覆う甲殻にクリスタル(ノヴァクリスタルやピュアクリスタル)が含有されているのかもしれません。そのせいで少し甲殻の色が豹変しているのかも・・。体内の発光体は溶岩等の高温物質が分解されず、溶岩流の様に体表或いは体内で流動的に流れているとか・・。う~ん。むつかしいですぶー

ひとつ言えるのは、明らかに岩竜の亜種であるバサリン(桃岩竜)とは違うことでしょうか・・・(余談:バサリンといえば過去のストーリーモードで、趣味である描画をするのに使う絵の具の顔料を各鉱石で補っていることを楽しそうに説明するシーンがありました(「でんじゃ~?にゃ~して?」の巻参照左クリック)。そこで「緋鳶石」等、各鉱石が持つ色を別名で説明しています。あたモンは本当に大陸の勉強になりますね♪自画自賛(´v`))。その普通個体とも、亜種とも違う外観から変種=特異個体とみなしたのでしょう。また、我々の世界でのタクソンのレギュレーションでは、「種小名の後ろにつけられる階級は亜種のみが認められており、変種という階級は認められていない」としており、これに基づきMHの狩猟数でも変種は原種と同じ扱いでカウントされるという概念になっていると思われます。はい次。

最後はこちらも当ブログストーリーモードで活躍中の彭関越こと河狸獣(サムネイルではカタカタ表記読みを「ケセルベル」と呼称していますね)の特殊個体です!個人的に実に興味深いDASH!まず目につくのが、動画の特殊個体がやけにちっさいということです汗特殊個体なのでサイズは固定なのか?という疑問はさておき、なんにしてもとても可愛らしいのですがその反面、とても凶暴でもあることには間違いなさそうですぶーその証拠に、目がイケない薬をやっているかのようにまっちんちんに充血しており、顔面をはじめ全身に古傷が目立ちます。おそらくは凶暴種であることの強調、或いは中枢神経に作用して精神を高揚(アドレナリンの増幅)を齎す、例えるならば狂竜ウイルスの様な細胞を持つ感染症に侵されてしまっているのではないでしょうか。外観の症状?ともいえる病的な紅いエフェクトからそんな印象を受けました。体の痛々しい傷も、もしかしたら激痛の衝動を抑える為に、自分で傷つけたのかもしれません。傷といえばP2Gの「傷ついたイャンガルルガ」というMHを代表する特殊個体もいました。でも彼の傷跡は明らかに百戦錬磨の勲章という印象を受けましたが、さて皆様はどう考察致しますか?ふふロシアン 得意げ


なんて感じで今回もいろいろ述べさせて頂きましたが、
以上はあくまでも作者個人の「お勝手ながらの想像文」ですaya
だから怒んないでくださいな。おもらししたこと言わないでおいてあげるからロシアン 得意げ(こんなへんてこりんな感じなので、百度貼吧様においてせっかく当ブログが何度も紹介されても「うまく翻訳出来ないぷんぷん」などとご迷惑をおかけしておる所存の風の如しなのでした。でもね、反省の色なしなんですよaya対不起ですaya


★今日の最後のぼやき青い鳥

やはり狩猟動画を観ると、自分も一緒に「んっえっへん」って力が入ってしまうものでして・・。特に抜群の回避モーションの時に脈動がシンクロすると気持ちいいですよねキラーン話は変わってそろそろ年末年始・・。年末年始といったら死ぬまでゲームやっても社会的に咎められない限界領域なわけでして・・。作者はちいちゃい頃から、お外での遊びと併用してゲーム&映画鑑賞&バラエティ番組鑑賞のスケジュールを考えて過ごしているのですが、今年のゲームスケジュールは何にしようか未だに苦悩しています。単純にいえばやりたいコンシューマ機のソフトは既に皆無で、PCといってもさほどなく・・過去の名作を安値で購入したりかな・・。作者のゲームパートナーの一人に見事育て上げた甥っ子も今年はお受験でして・・。なんなら遊びに来てくれないでしょうしょぼんお年玉だけもらいにとかふんそういえばリアルカーブー(現実世界の何処かに生息するという幻獣的いち市民の雄)とも暫く遊んであげてないな(笑)なので今年こそ、アドパに復帰してみようとも思うていますDASH!あけおめハントを開催するようでしたら、その際はブログでも是非に告知致しますぽけ~読者の皆様のゲームスケジュールはどうなっていますか?多忙ですか。そうですかにま~

そんなわけでほのぼのしながら今日も・・






ザ・おしまい

なんで「つぶつぶ」なのかだけでも知りたい作者でしたむうっ
ばいばいよパンダ





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

12/20(日)0時更新 「黒銀迅轟!!」の巻


をお送りいたします♪そいだらさ、おもらししてるの内緒にしてあげるから次回も読もうよロシアン 得意げ


「黒銀迅轟!!」の巻

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ドウウウウウウウウン!!
(ヴォルガトロンの左半身に衝突する黒煙の大津波)



ヴォルガトロン「フン!!」ズズズ・・



ゴオオオオオオオオオ!!
(見事ヴォルガトロンが防壁となり、その上をテフラ(火山灰・軽石・スコリア・火砕流堆積物・火砕サージ堆積物など)の突風が吹き抜けていく)



ゾフィ「よっしゃ!!ブロック成功だ!!」ゴオオオオオオオオsss(頭上を突き抜けていく黒い突風)

あたちのモンハン日記
一也「兄貴ぃいいいいいい!!頑張るニャあああああああ!!!!」ゴオオオオオオオsss

ヴォルガトロン「お前らも上空からの突風に巻き込まれない様に注意しろ!!」ゴオオオオオオオsss

オルハン「おおおおおお!?」ゴオオオオオオオsss(身を寄せ合い踏ん張る市民達の頭上を通り過ぎていくテフラ突風)

セウダ「くうっ・・・!!」(アルルを必死に抱きしめ庇っている)

アルル「お母様・・・見て・・・」(上を見上げている)

セウダ「・・・・・・・・・」ちら



ゴオオオオオオオオオ!!
(アルル達の上空を包み込む、四種の飛竜が広げる翼のカーテン)



アルル「なんて・・・綺麗な・・」






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







ドオオオオオオオオ!!
(俯瞰図。恐暴竜を中心に募る市民達の頭上を守る様に、四種の飛竜達(9時の方向に黒鎧竜、対する3時の方向に銀火竜。11時の方向に轟竜、1時の方向に迅竜)が両翼を広げ寄せあい、上空からの突風を防いでいる。触れ合う四種の翼の中央ではまさひこの首だけがぽっこり飛び出しており、おもいっきりテフラ突風を浴びている)


あたちのモンハン日記
まさひこ「アチチチチチチチ!!!!」バチチチチチチチびっくり(顔面を貫通する勢いで様々な火山砕屑物がぶち当たる)

$あたちのモンハン日記
ミッチ「頑張るっす、まさひこ殿!!こんな突風、イビルジョーラーメン名物「溶岩汁」の煮えたぎる熱さに比べれば、ペッコの風圧如き涼しさ!!耐えるっすよ!!いいっすね!?」(そのまさひこの足の甲であぐらをかきながら鼓舞してる。同じくまさひこの両足にしがみつく女性市民達の姿も確認出来る)

まさひこ「アチチチチチチチチ!!!!」(既に顔面の正面が火山灰で埋もれ、それどころではない)


ゴオオオオオオオオ!!
(暗がりの恐暴竜の股下で周囲を突き抜けていく爆音の中、横たわりながら重なりあう男女)


ハッキネン「早くいっちまえっての!」ゴゴゴゴゴゴ・・(地面も激しく揺れている)

カペラ「ちょっと!そんなに顔をくっつけないでよむかっ」ぎゅうはぁ(顎を掌で押す)

ハッキネン「馬鹿野郎!万が一、瓦礫でもすっ飛んできたらどうす・・」

ごちーーーーーんぎくっ
(見事にそれ(煉瓦タイプの固そうな固形)がハッキネンの頭を強打)

ハッキネン「OH・・GOD・・・・」


ばすーーーんふん
(ふくよかな女史の胸の上でノックダウンするハッキネン)


カペラ「さて・・」


スッ・・(ハッキネンを完全に盾にして身を伏せる黒衣の女史)



ゴオオオオオオオオオ!!




メガゼノス「俺達は大したことねぇが・・そっちは平気か?」(下を見下ろす)

パノ「ファイトです。ダディ」(アルルの背中にくっつきながら上にいる黒鎧竜にVサインをしてみせる)

メガゼノス「うむ。子供達は・・」ゴオオオオオオオオ

パノ「任務遂行中です。しっかりと」ちら


ゴオオオオオオオオオ!!
(左方面に陣取る銀火竜の体の隙間から見える外の景色は、凄まじい黒い突風で覆われている。そんな視界の悪い中、風圧をものともせず、例の岩がぽっこりとふたつ見えるのが確認出来る)


バサ雄「うひょおおおおおお!すっげぇ「圧」だね、ねえちゃん!!」ゴオオオオオオオsss

バサリン「頑張るのよ、バサ雄!!岩竜の擬態だって役に立つっていうことを証明するのよ!!」ゴオオオオオオオsss

バサ雄「勇者様の体を張った押し蓋・・・吹っ飛ばせるもんなら、やってみやがれぇええええええ!!!!」(岩状態のまま叫ぶ)

バサリン「その意気よ!バサ雄!!」(岩状態のまま鼓舞する)


メガゼノス「・・・・・・(母さん・・二人共立派な岩竜に育ったよ・・)」チラぁ~ん・・kirakira*(黒い砂塵に紛れて、一滴の涙が吹き飛んでいく)


ビュオオオオオオオン!!
(感動する黒鎧竜の目の前を隕石の様に急降下していく炎を纏った瓦礫の破片)


アルル「!!」

女性市民「きゃああああああああ!!」

パノ「あれ。お任せ」

ズチャドキッ(素早くAR15型ボウガンを抜き、バレルをアルルの左肩に乗せ、上に向かって瞬時に照準を定める)

パノ「はぁ~っ」(クレー射撃の掛け声みたいのを、実にやる気のない発声でやってる感じ)


ドウンドンッ
(見事、クレー射撃の容量で瓦礫にHIT。散開した細かい破片は突風により前方に吹き飛んでいく)


アルル「お見事です!」ぱぁ~んびっくり(背中越しにパノとハイタッチを交わす)

メガゼノス「まだ落ちてくるぞぉ~!」ビョウーーーンビョウーーーン煙(言ってる側から第二波、第三波の小隕石が市民目掛けて落下してくる)

パノ「はぁ~っ」(実にやる気がない発声)


ドウンドンッドウンドンッ
(連続HIT。一部の破片がダディの顔面に当たる)


メガゼノス「よし、いいぞ!」(破片が目に入ったのかパチパチしてる)

ヴォルガトロン「でかいのがそっちにいったぞ!!」

メガゼノス「へ?」


ゴオオオオオオオオ!!
(火だるまになった暗黒団兵士の遺体が市民目掛けてすっ飛んでくる)


パノ「弾けないです。あればっかりは」バッsss(アルルと王妃を庇う様に前に出る)

オルハン「みんな、避けるんだぁああああ!!」

女性市民「きゃああああああああ!!」ビュオオオオオオオン煙(落下してくる火だるまの遺体)


ボオオオオオオオオン炎
(落下寸前の遺体を、下から吹き上がってきたバナーが押し上げ、そのまま上空の突風に乗せ吹き飛ばす)


オルハン「なんだぁ~!?」

パノ「はて・・」

シュウウウウウ・・・煙(オルハン達の頭越しに見える、硝煙を上げる黒い傘の先端部)


ユーリィ「・・・・・・・・・・・」ちら(オルハン達の隙間から後ろを垣間見てる)

パノ「・・・・・・・・・」んべぇ~(寄り目しながら舌を出しておどけてみせる)

ユーリィ「・・・・・・・・・」ぷい

パノ「しちゃって。人見知りなんか」フフ・・(寄り目しながら微笑む)



ドオオオオオオオオ!!
(俯瞰図。三種の円陣を避ける様にエリアを貫通していく漆黒のテフラ突風)



$あたちのモンハン日記
ボニー「警部!テツ!頑張って!!」(老人達と共に雷狼竜の足にしがみついている)


アイオロス「今のところ平気だよ。最前線の溶岩竜とまさひこ君のおかげでね」ゴオオオオオオオ(頭上を抜けていくテフラ突風)

$あたちのモンハン日記
テツ「飛竜のみんなも頑張ってるよ!!」ゴオオオオオオオ(突風を遮るように右腕で顔を多いながら叫ぶ桃毛獣)


グレンジャガー「クソォオオオオ!!あちぃいいいいい!!早くいきやがれっての!!」バシュウウウウウウ(高温の塵が上半身を打ちつける)


バラン「おめぇはあちぃ~の苦手だもんな。仕方ねぇ・・・みんな、耳を塞げ!!」(目下の人間達に声をかける)

アルル「バランさん!何を!?」バッ(咄嗟に両耳を両手で覆う一同)

バラン「こうするんだよ・・・・・
いらっしゃませぇえええええええ!!!!



ボギャアアアアアアア!!
(対面のグレンに向かって咆哮をあげると、音波衝撃が火砕流堆積物を破壊する)



グレンジャガー「涼しい~♪ってか、ずっとそれやってくれ」

バラン「甘えんなぁあああああああああ!!!!!」ボギャアアアアアアアドンッ(咆哮を顔面に浴びせられ、嬉しそうなグレン)

メガゼノス「ずいぶん余裕あるな」

ちょんちょん(黒鎧竜の爪先をちょんちょんする指)

メガゼノス「ん?」ちら

パノ「同じことを。ダディも」

メガゼノス「ん・・・そうか!」

ゴバアアアアアアア・・・・!!
(黒い砂塵の中、大口を開ける黒鎧竜)

オルハン「なにをするつもりだ!?」あわわわわ

ユーリィ「・・おじさんは・・黙ってて・・」(おじさんと言われ、しょんげりする国王)


キュイイイイ・・・・・ン!!
(開いた大口の中に、光り輝く様々な大陸の素粒子が吸引されていく)


メガゼノス「ふはえ(喰らえ!!)」(口を開けているから、はっきり喋れない)



ゾギューーーーーーーン!!
(黒鎧竜の口から放たれる重力波砲)



パノ「OH~」ブワサッはぁ(重たい放射音の衝撃により髪が逆立つ)



ショウウウウウウウウン!!
(ヴォルガトロンの背中をかすめて、火砕サージを真っ向から貫通していく重力波砲)



ヴォルガトロン「今のは少し熱かったぞ」チリチリチリ・・(少し背中が焦げてる)



ドギュウウウウウン!!
(俯瞰図。黒煙に覆われた第三地区を、一直線に伸びた重力波砲の閃光が貫く)



メガゼノス「ハッハッ~!!どんなもんだ!!」

ゾフィ「いいぞ!でけぇの(ダディのこと)!!」バサッ(テッセンを広げ、漏れてくる塵をガードしている。その横では芋助も刀を振り回し、塵を叩き落としている)

ゼキ「すごい・・これが火山のモンスターの力・・!!」

$あたちのモンハン日記
サムソン「よし、もっと吹き飛ばすのだ!!」ブーーーン(煌黒堅鎚をアッパーモーションで振り上げ、隙間から漏れてくる高温の塵を弾き飛ばしている)

あたちのモンハン日記
カーブー「なるほど。その手があったか」ぽん

ユーリィ「・・なに・・?」(デッドフリルパラソルを広げ盾にしている。後ろでは大臣達がスクラムを組んで踏ん張っている。それをユーリィの肩の上から応援するように見つめるブッチャービートル)

カーブー「見ておりなさい!!龍意六合!!」

バシュウウウウウウン!!
(凄まじい練気力がカーブーの全身を覆う)

ユーリィ「!?」

カーブー「熱さには放水あるのみ!!元祖水竜ブレスの脅威を知らしめてくれた、お前の力を借りるぞ!!」ジャキーーーーーン(腰に携えているユクモノノダチを抜刀する)


シャホオオオオオオオ!!
(ユクモノノダチの刃全体が水属性エネルギーに覆われる)


ユーリィ「・・嘘・・」こちぃ~んドキッ(唖然とするその頭に小石が当たる)


カーブー「ソイーーーーーーーーーー!!」


バビョーーーーンジャンプ
(刀を両手で振りかぶったまま、垂直に高く飛び上がるカーブー。その背景には、水面から飛び上がってきた巨大な水竜の姿が投影されている)


ゾフィ&ゼキ「なんだぁああああああ!?」


カーブー「魚竜目、有脚魚竜亜目、水竜上科、トトス科の・・
元祖水竜ブレス祭りだぁああああああああ!!!!


ブシュウウウウウウウウ!!

(空中で兜割りをかました剣先から放出される水竜ブレス。もちろんその背後では勇猛に水竜ブレスを吐く水竜が投影され、まるで亡くなった師匠の様に目下の弟子を鼓舞激励している)


ゾフィ&ゼキ「おおおおおおおおおお!?」


ジュウウウウウウウウ!!
(テフラ突風を鎮圧していく水竜ブレスの放水)


劉珍「みんな!!カーブーさんに続くんだ!!」


サンダーソニック「耐え凌ぐのは性に合わないと思っていたところだ」

グレンジャガー「火の神だかなんだか知らねぇが・・」

バラン「黒銀迅轟!!俺達で蹴散らしてやろうぜ!!」

メガゼノス「いい四字熟語だ。今度ポエムに使わせて貰おう・・さて、そうと決まったら飛竜種の大咆哮会といこうか」にや


すううううううう~~~~
(大きく息を吸い上げる四頭の竜首)



ボギャアアアアアア!!
(黒銀迅轟が吐き出す大咆哮の爆裂波が周囲のテフラ突風を消滅させる)



To Be Continued







ランキング参加中だぜ!みんなの咆哮で俺達を応援してくれよな!!
$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

12/22(火)0時更新 「天災、未だ衰えず」の巻


をお送りいたします♪次回も読もうぷんぷん叫ぼうあぁっ?!のたうち回ろうくるくる










「天災、未だ衰えず」の巻

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ボオオオオオオオオオ!!
(第三地区全体を隙間なく冥闇の世界へと塗り替えていく黒煙の熱波)



ドワアアアアアアアンぎくっ
(容赦なく市街地を貫通していくテフラ突風により薙ぎ倒される居住建造物)



フォルフォルフォルフォルフォルくるくる
(瓦礫の破片が黒煙体の宙を舞う)



タンッびっくり
(その瓦礫を踏み台に天高く飛翔する白い影)



ヒュオオオオオオオオ!!
(黒く染まった旧市街地の空を急上昇していくホワイトナイト)


王羽美「・・・・・・・・・・」ちら(大つばのハットを押さえながら下の様子を流し目で確認する)



ボボボボボボボボ・・・・(第三地区エリアは空から見渡す限りの黒煙に包まれており、その所々では爆破が起きていると思われる閃光も確認出来る)



王羽美「・・・・・・(弾薬庫の火薬に火山塵が衝突して爆破したか・・確かロージー達のいた貯蔵庫にも多くのタル爆弾が収納してあったけど・・・)」ヒュオオオオオオ・・・・



ボボボボボボボボ・・・・(黒く埋め尽くされたエリアの中、まるでそこだけ黒煙が避けているかの様な丸い一画が見える)



王羽美「・・・・・・(ロージー達が張ったバリアか・・・いや、ならばもう少し近いはず・・・)」ヒュオオオオオ・・・・(確認すると同時に今度はゆっくり降下していく)



ボギャアアアアアアア!!
(突如、全身を貫く程の凄まじい音波衝撃により後方へふっ飛ばされる羽美)



王羽美「なっ・・!?」ヒョウウウウウウンくるくる(咄嗟にハットを押さえ、回転しながら後方へ飛んで行く)


タンッびっくり
(飛散してきた巨大な瓦礫を蹴り、また天高く飛ぶ羽美)


王羽美「今のはモンスターの咆哮か!?(ならば他のクルセイダーズのメンバーも生きているという証拠・・・だとすれば・・・)」ギュオオオオオオ(再び上昇しながら後方を振り返る)



ドシーーーン・・・ドシーーーーン・・・
(漆黒に染まりきった火の国領内から轟く、不気味な重厚音)



王羽美「・・・・・・・(ディルク・エクスナーは「あれ」を竜機兵と呼んでいた・・。それが正しければ、アサイラムの造竜技術復興プロジェクトが成功したという証拠・・・けど、それにしてはあまりにも到着が早過ぎる・・・)」ギュオオオオオオオ・・・



ドシーーーン・・・ドシーーーーン・・・
(爆破を纏う黒煙の熱波をものともせず、老山龍の如くゆっくり前進してくる巨大な装甲竜)



王羽美「・・・・・・(やはり動作が不安定・・・プロトタイプということか・・?)」



ファオオオオオオオオ・・・・・・
(熱波に晒されながら、アポカリプティックサウンドの咆哮をあげる竜機兵)


王羽美「どちらにせよ・・」ヒュオオオオオ・・・(竜騎兵を背景に再び降下していく)


タンッびっくり
(領内を流れる火山ガスの乱流をかすめる様に踏み切り、その反発力を利用して再び天高く上昇する羽美)


王羽美「天災、未だ衰えず・・か・・」


ギュオオオオオオオン!!
(西陽を浴びながら華麗に天高く飛翔するホワイトナイト。その背景の下では、次第に黒煙が晴れ、火山灰により埋め尽くされた領内の大地が顔を見せていく。更にそのエリア奥からは、同じく火山灰を全身に浴び牛歩してくる装甲竜の姿も)







「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~








バオオオオオオオオオ!!
(肩を並べ鉄壁の防壁と化す爆鎚竜と砕竜に容赦なく浴びせられるテフラの熱波)



アングリーアッシュ「他愛もない。この程度で滅する脆弱を抱えた人型を、なぜ俺達が守ってやらねばならんのだ」バオオオオオオオsss(正面全身に浴びせられる火山灰が雪の様に積もっていく)


タイタンラス「そう言うな。これも同胞を救ってやる為だ」バオオオオオオオsss(同じくハンマーヘッドと顔の隙間に積もる火山灰)

アングリーアッシュ「お前の場合、その種はどちらを指すんだかな・・」フン

タイタンラス「フッ・・」


バショオオオオオオオオ!!
(二頭の背後から周囲の熱波を打ち消す激しい放水が浴びせられる)



ガルグイユ「主義主張はこの災害を凌いでからにしな!!今はみんなで生き残ることを考えるんだ!!」


タイタンラス「と言ってるが?」

アングリーアッシュ「フン・・!!」


ボオオオオオオオオオ!!
(仰向けで氷漬けになった河狸獣の傍らで、同じく氷ボール状態のまま身を伏せるロージー一行。その防壁となるのは頼れるサメ型ランス。更にはみんなを包む様に翼を広げる金火竜の姿も)


$あたちのモンハン日記
張虎「頭低くしてろ!!火山灰で大火傷するぞ!!」ゴオオオオオオsss(左半身はすっかり火山灰で埋もれている)

$あたちのモンハン日記
ロージー「うひいいいいいいいいい」ガバッはぁ(氷ボール状態でむき出しになった頭部の顔面を地面に擦り付ける様にまあるくなる)

エリーゼ「みんな大丈夫ぅ~~~!?」(同じく氷ボール状態のまま、そのロージーを庇うように身を寄せ合う)

$あたちのモンハン日記
純平「なんとか生きてる!!そうですね、隊長!!」ボオオオオオオオ(頭上を火山塵を含んだ熱波が通り過ぎていく)

あたちのモンハン日記
アラン「まぁな!頼れる仲間あっての命だ!!」ボオオオオオオオsss


アルテミス「全く鬱陶しい台風だね。口の中が火傷しちまうよ」チューンチューン(大口の中にあつあつの火山塵が突入しては蒸発していく)

アラン「中尉さん!一体いつまでこのアトラクションは続くんだぁ!?」ボオオオオオオオsss

エリーゼ「直に通りすぎてしまうわ!!それまで我慢して!!」ボオオオオオオオsss

純平「それまで精神が崩壊しなければいいがな」ちら

ロージー「うひいいいいいいい!!もうこんぞ!!火の国なんて、もぷ二度とこんからなぁああああああああああああ泣」ボオオオオオオオsss(氷体の中から、大げさなポーズをとったまま凍っているドスビスカスの姿が透けて見える)


ドガアアアアアアアン爆発
(黒煙の中、突然の爆破衝撃で横倒れになる一同)


ロージー「今度はなんじゃああああああ泣

張虎「何があった!?」

純平「貯蔵庫のタル爆弾が一斉に爆破したんだ!!」

アルテミス「みんな無事かい!?」ゴオオオオオオsss

エリーゼ「ええ!!」

アラン「耳鳴りがひでぇけどな・・火山灰でなにも見えねぇが、貯蔵庫は倒壊しちまったって証拠か」やれやれ

純平「倒壊・・・みんな!!飛散物に気をつけろ!!」

ロージー「ふぁ・・」むくっ(すすだらけの黒い顔を上げ、お空を見上げる氷ボール少女)


ヒョウウウウウウウン!!
(凶器と化した燃える瓦礫達の特攻部隊がすっ飛んでくる)


ロージー「うひいいいいいいいい泣

アルテミス「マジで鬱陶しいよ!!」



ブワアアアアアアン!!
(身を伏せる一同の真上で華麗にサマーソルトを決め、飛散してくる瓦礫を一蹴してみせる金火竜)



アラン「お見事!!」ドスーーーン煙(着地するアルテミス)

純平「風圧が凄いですけどね」こてぇ~んはぁ(上からの風圧で後ろ向きに倒れる氷ボール状態のガスマスク猫)


パリィ~~~んびっくり
(その拍子に氷ボール状態が解除される一同)


エリーゼ「あ・・」

ロージー「取れてもうた・・防護服取れてもうた!!もう死ぬあせる」ガバッ煙(慌てて張虎に身を寄せて伏せる)

ファイヤージンガー「なんだなんだ!?もう死ぬのか!?」(氷漬けから開放され、目を覚ますや否や危機を察知する可哀想なドスビスカス)

張虎「大人しくしてろバカ」



ボボボボボボボボボボ・・・・・・
(次第に風圧が弱まっていく黒煙の熱波)



アングリーアッシュ「もうおしまいか?くだらん」ブンブン(体を左右に振り、全身を覆う火山灰を振り落とす)

タイタンラス「いったみたいだな」ダシャーーーンsss(大鎚の様な腕で自身の周りに積もった灰の山を叩き壊す)

ガルグイユ「同志諸君、大丈夫か?」ちら

アルテミス「無事だよ。あんたが目の前で水流ブレスを吐き続けてくれたおかげで、前にいる二頭ほど、すす汚れにもならなかったしね」バッサバッサ(両翼を広げ、付着した火山砕屑物を落とす)

アラン「ロージー、もう平気だぞ」ぽん肉球 茶色(まるまって泣き崩れている小娘の背中に肉球を置く)

純平「関越は・・」ちら


バギャアアアアアアアンびっくり
(氷状態を自らふっ飛ばし起き上がる河狸獣)


彭関越「心配かけたようずらね」

ロージー「関君・・もう大丈夫なの?」

彭関越「ロージー小姐のおかげずら。ほれ、この通り・・・ゴホゴホッ!!」ガクンドキッ

ロージー「・・・・・(この咳の仕方・・・龍結核・・!?)」

ファイヤージンガー「あんまり無茶すんな。応急処置は施したんだ。後はユクモに帰ってちゃんと治療すればすぐに良くなるさ。な、お嬢」

ロージー「うん・・」

アラン「にしても、なぁ~んもなくなっちまったな」きょろきょろ

エリーゼ「・・・・・・・・・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(市街地の建造物は殆どが倒壊してしまい、一面に広がる火山灰がまるで雪の様に領内を埋め尽くしている)



ロージー「真っ黒・・平坦・・ディストピア・・」ぼけぇ~

純平「みんながいなければ、今頃俺達も火山灰に飲まれて死んでいただろう」

アラン「感謝するぜ、ブルートワイバーンの名コンビさんよ」

アングリーアッシュ「フン」

アルテミス「他のみんなはどうしたかね・・合流したほうがいいんじゃないのかい?」

エリーゼ「そうね・・」



ドシーーーーーーーン



エリーゼ「!!」

アラン「向こうだ!」



ドシーーーーーーーン!!
(まるで平坦になってしまったエリアの遠方から、装甲に身を纏った巨大竜が接近してくる)



純平「忘れてたわけじゃないが・・・さて、どうするか」スチャ(背中のMk11型狙撃ボウガンを抜く)

アラン「大巌竜の討伐クエならこっそり参加したことがあるが・・それ以上におもしれぇ相手だな」スチャ(同じくAW50型対物ライフルボウガンを抜く)

エリーゼ「まさかあなた達・・あれを相手にしようというの!?」

タイタンラス「知っているか?砦蟹の生態がまだあまり知られていない頃、よく当時の公式狩猟試験で謎の焼死体が出たって話しを」ドシーーーン・・

アングリーアッシュ「もちろんだ。遠方の砦蟹に油断してフザケてた新米ハンター共が、奴の放出した強酸に当たり、壊滅したって事件だろ?」ドシーーーン・・

ガルグイユ「サメ様はよく知らないが、同じドジは踏まないさ」

エリーゼ「待って!あれはあなた達、竜族を滅ぼす為だけに作られた・・・」

アルテミス「だったら余計に腹が立つじゃないか」

エリーゼ「アルテミス・・・」

彭関越「誰が作ったか知らないずらが、そんな物騒なもの、ぶっ壊してやるだけずら」ガシーンドキッ(拳を叩き合わせる)

ロージー「止めても無駄みたいだよ、中尉さん」

エリーゼ「ロージー・・・あなた、こわくないの?」ドシーーーーン・・

ロージー「うん。だってほら・・みんながいるもの」ちら(微笑みながら振り返る)



ドスンドスンドスンドスン・・
(竜機兵とは反対方向から、火山灰に覆われた大地を歩いてくるモンスター群)



エリーゼ「あれは・・・」



ドスンドスンドスンドスン!!
(雷狼竜を中心に桃毛獣、恐暴竜、轟竜、迅竜と続き、その背後から原種と亜種の岩竜と巨大な黒鎧竜と溶岩竜が。その頭上では銀火竜が低空飛行しながら追走してくる)



アラン「あちらさんも無事だったみたいだ」カショーンドキッ(それを確認すると素早くボウガンをリロードする)



ドスンドスンドスンドスン!!
(威風堂々とロージー達の下に駆け寄るモンスター群。雷狼竜の頭上ではボニーが跨がり、その後ろの背中では両腕を組んだカーブーが搭乗している。恐暴竜の頭にはミッチ、背中にはディオマリアシスターズとゼキが掴まっている。黒鎧竜の両肩にはパノとアルルが掴まり、バサルツインズの背中にはそれぞれ芋助、一也が乗っている。飛空している銀火竜の背にはサムソンと劉珍、ゲルハルトが共にあぐらをかいて腰を据えている)



エリーゼ「司令官・・!それにカーブーさんも!!」

ロージー「ふぅ~~~~はぁ」(大呼吸してる)

ファイヤージンガー「どうした?デカブツを前にして緊張してんのか?」ドシーーーン・・

ロージー「うううん。みんなをしっかり援護できる様、たくさん笛を吹かなきゃいけないからね」

ファイヤージンガー「ほぉ。カリピストの誉れってやつか」

ロージー「よし!人生初の大狩猟祭!みんなをしっかりサポートするぞ!!」むん(その背後に立ち並ぶ頼もしい三種の仲間の面々)


To Be Continued





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そんだら次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

12/24(木)何をするかは決まってないのだが、クリスマスに便乗した日常的な記事だけはならないことは確かロシアン 得意げ


をお送りいたします♪って、次が24日ってことは、その次の週は大晦日・・ガーン気持よく来年を迎え入れる準備のあれやこれやをしないとですねふんそいじゃあさそいじゃあさ、次回も読も見ようよにま~あんまんちぎりながらあんまん











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