メリですメリークリスマスのメリです。「ケンサック」の方のメリじゃないですよ
はい、ばかおしまい。クリスマスといえば街を彩るクリスマスカラーカラーといえば岩絵の具。岩絵の具といえばバサリンの絵具。そんなわけで今日のなぜなに☆あたモンのおコーナーは「バサリン婦人の岩絵の具」と題しまして、その顔料に使用された鉱石をご紹介させて頂きます
どうです?少しくらいメリの絵文字を使ったのでそれっぽい気分を味わえるでしょうに
←ほれ。これに入れてもらえ
おバカなおもちゃを。フフ・・ぼっとおくれ。
~バサリン婦人の岩絵の具
バサリン婦人(「あぺらポペぴっぽ!!」の巻にて、バサルツインズがサイコドロームの暗示にかかった際、バサリンの口から出た憧れの自分像。将来的にはこう呼ばれたい様だ)が洞窟絵画を描くのに使っている顔料。「でんじゃ~?にゃ~して?」の巻でもバサリンが一也と芋助に楽しそうに説明していますが、ここでは少し注釈を加えてご説明しようと思います
まず顔料となる鉱石に絶対不可欠な色の確認が必要だったのですが、アイテムアイコンの色だけではあまりにも不確定要素が強すぎるので、困った時の「ハンター社会の民明書房刊★モンスターハンター大辞典 Wiki様」を参考にさせて頂きました。正直、そこで明確に何色と断定されているもの、或いは我々の世界と同じ様な方法で顔料を作れそうな鉱物を使わせてもらいました
バサリン婦人の岩絵の具は様々な鉱石、半貴石を砕いて作った顔料です。粉末状の顔料(絵具)では固着力がなく、単独では画面(バサリンの場合、洞窟の壁)に定着しないので「固着剤」としてネンチャク草を練り合わせ、絵の具を作っています。あの尖った翼爪の先っぽで、ネチャネチャと練り合わせているのでしょう。いじらしいです。
バサリンが主に使っている鉱石とその色は
エルトライト鉱石(緋鳶石)=紅
ドラグライト鉱石(輝竜石)=緑
マカライト鉱石(通常のマカライトは「燕雀石」、特に高質なマカライトは「蒼天石」と呼ばれる)=蒼
と、火山地区なら容易に入る鉱石を使用。以上で光の三原色は揃います。ちなみに我々の世界では孔雀石(マラカイト)と呼ばれる炭酸塩鉱物があり、古くから「岩緑青」、「マウンテングリーン」といった顔料として使用されています。マカライト鉱石はここからきているのでしょう。今回勉強していて作者もはじめて知りました
そのほかの顔料では・・
カブレライト鉱石(霊鶴石)=紫色
鉄鉱石=黒、灰色
石灰岩=炭酸カルシウムの比率が高い場合は白色、不純物により着色し、灰色や茶色、黒色の石灰岩もある。また白の顔料だけに関していえば、骨でも代用出来るという。
石灰岩だけが我々の世界の堆積岩なのですが、バサリン婦人は火山エリアから出られない(ダディの束縛もとい教育方針により)為、火山エリア内で都合よく手に入る白の顔料が欲しかったのです石灰岩の成因には生物起源と化学的沈殿のものと2種類がありますが、共に主成分は炭酸カルシウムで、生物起源の石灰岩には明瞭な化石を含むものも多く、それなら火山地区でも「ごろごろ」しているだろうということで採用しました。おそらく公式のMH世界観で一番、石灰岩に近い成分の鉱物は、大地の結晶(微生物の遺骸や腐敗物が結晶化した石)とかシーブライト鉱石(別名:彩水晶。太古に絶滅した小型群棲生物の骨格の化石)だと思います。大地の結晶のアイコンは白いですしね。それと研磨剤として利用できる程なのだから、よほど微粒子に砕くことも出来るのでしょう。彩水晶の色なのですが、シーブライト=直訳で「海の輝き」ということと、数多くのシーブライト武器に施されているアクアカラーの装飾から確認出来るかと思います。Pantone colorの配色表なら「scuba blue」、pluscolornなら「Bright-Sea(ブライトシー)」が近いかと思います。代表的なマリンリゾートを連想させる「海っぽい色」です。もしかしたらサンゴ礁の海が青く見えるのと同様に、光の反射作用のあれやこれやにより、シーブライト鉱石も青く輝くのかもしれません
とは「まったくの作者の見解」でした。アイコンの色は溶岩塊、獄炎石同様の橙色ですし・・。でもジエンモーランの背中の「採掘場」の色は青っぽく、そこからシーブライト鉱石が採れるのも事実・・。やはりアイコンと本物の色が必ずしも同じということではないのでしょうかなんなのでしょうか・・
また貴石はその硬度が高いことから粉砕出来ず顔料には出来ませんが、エルトライト鉱石はどうでしょう?人類や獣人達の力で粉砕するのは不可能かもしれませんが、そこは「鉱石ならなんでも口に入れちゃう鎧竜の子供(岩竜)」です。なんですが岩竜はまだ「ちいちゃい」ので、鉱石をちゃんと消化して、含有される希少な無機質(ミネラル)などを摂取することが「まだ」むつかしいといわれています。なので中には「おえっ」って吐いちゃう子もいることでしょう。でもそこは立派な桃岩竜の中二女子であるバサリン婦人。「どうせ吐く」のなら、ドロドロに溶解された鉱石の一部を乾燥させ、硬度が脆弱したところを「あの翼爪」で「ズガーン
」って叩いて叩いて粉砕して、顔料にしているのでしょう。これも知的生命体種ならではの知恵といましょうか。なら「灼熱ダイヤ」や「熱血エメラルド」(共にMHP、トレジャー)や、メゼポルタの「ナウなヤング」の間で流行中だという「メゼポルトパーズ」を含めた硬度の高い貴石も、「おえっ
」といけるのでしょうか?ダディ(黒鎧竜)のような成体なら「胃も丈夫」そうなのでいけるかもしれませんね。聖域編を通して父子の溝が埋まったバサリンとメガゼノス。今度はお父さんに頼んで、今まで顔料に出来なかった鉱物を「飲んでもらう」ことも出来ますね♪黄色が揃えば、色の三原色もGETです!はて・・黄色。バサリンが
監禁もとい住んでいる火山には、黄色に近い鉱物はありませんでしたが、他エリアではどうでしょうか?
と今回はここまで。他にも岩絵の具の顔料として使えそうな鉱物を調べたのですが、これがまた結構あり(それに伴い計算外の時間を費やす結果にも)、一回分の記事でまとめてしまうのは勿体無いと判断した怠惰の権化である作者は、それを次回に持ち越そうと思うております
なので30日(水)の中継ぎ記事は、引き続き「なぜなに☆あたモン」を、鉱物で今年を締めくくろうと思うております所存の風の如しでありんすした。
←ほれ。これに入れてみろ。しょうもないおもちゃを。フフ・・ぼっとおくれよ
そんなわけで今日も・・
ザ・おすわり
バサリンもバサ雄も、そして読者の皆様も、たくさん岩を食べて元気に成長しよう♪
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはね!!
12/26(土)0時更新 「人生初の大狩猟祭!」の巻
をお送りいたします♪ロージー達クルセイダーズとモンスターミリシアの前についに現れた竜機兵!三種共存の大狩猟が今解禁!!なんてねそしたら黙って次回も読もう
もけぇ~
バサリン婦人の岩絵の具
「人生初の大狩猟祭!」の巻
~第三地区、地下道....
ダッダッダッダッダッダッ・・・・
(暗がりの洞穴の奥から聞こえる無数の足音と松明の灯り)
オルハン「皆、頑張れ!足を止めるでないぞ!」ダッダッダッダッ(松明片手に後方に続く市民達を鼓舞している。灯りに照らされたその顔はすっかり憎らしいほど頼り甲斐がある)
国王軍兵士「よくもこんな地下道を掘っていたもんだな」タッタッタッタッ
反乱軍兵士「へへ。ハンターってのは掘削も得意でね。ちなみにこの真上は、領内を囲う溶岩湖っすよ」タッタッタッタッ(見るからに十代半ばのハンター)
国王軍兵士「道理で熱いわけだ・・しかし流石は選ばれし者達だな。君はいくつだ?」ダッダッダッダッ
反乱軍兵士「15っす」タッタッタッタッ(その顔に迷いは見られない)
国王軍兵士「そうか・・。息子も生きていれば、きっと君らと共に戦っていただろう」ダッダッダッダッ
反乱軍兵士「・・・ってことは・・生け贄に・・。俺らの先輩の父君だったんすね・・」タッタッタッタッ
国王軍兵士「私はハンターに選ばれなかったことを、今でも悔やんでいる。私が成人して生け贄になっていれば、息子という宝を失わずに済んだからだ」
反乱軍兵士「・・・・・・。シェルターの教官も同じことを言っていたよ。そうか・・だから俺らが反乱軍を決起した時も、黙って何も言わなかったんだ・・」
国王軍兵士「感謝している。君たちの存在があるからこそ、火の国は存続し、そして火の民も生き永らえているのだからな。それに今だって君たちのおかげで、こうして脱出できているんだ。王宮の人間だって、みんな感謝しているさ」スッ・・(小走りしながらそれとなく握手の手を差し出すおじさん兵士)
反乱軍兵士「不思議なもんすね。災害をきっかけに一致団結するなんて」ガシッ(その手をしっかり握りしめる)
国王軍兵士「ああ・・。もっと早く、手を取り合うべきだったのかもしれないな」
反乱軍兵士「そうっすね・・。父ちゃんと母ちゃん・・・無事に脱出したかなぁ・・・」
国王軍兵士「今頃、太古の森に到着している頃さ。そこで久しぶりの再会を果たすといい」
反乱軍兵士「・・・・・・・・・」ちら(後方の市民を見ながら走っている)
国王軍兵士「どうした?」
反乱軍兵士「いえ・・・ほら、あそこの金髪の人・・珍しい格好してるなと思って・・」
国王軍兵士「ん・・」
タッタッタッタッタッタッタッ(暗がりの洞窟の中、市民に紛れて黒衣のロングコートのフード(ソーサリーみたいなやつ)をすっぽり頭に被った女性。傍らには従者と思われる、こ汚い下着装備(黒いパンツ)姿の男も)
国王軍兵士「確かに、あまり見かけない服装だが・・占い師か祈祷師なんだろう。それよりも隣の男・・・なんでパンツ一丁なんだ」
反乱軍兵士「きっと火災にあったんすよ」
カペラ「・・・・・・・・・」タッタッタッタッ(一応俯いて走ってる)
ハッキネン「へぇ~っくしょい!!」ブブー
市民のおばはん「おや、あんた大丈夫かい?」
ハッキネン「え、ああ大丈夫っす大丈夫っす」へこへこ(気持ち悪い笑顔でへこへこしてる)
カペラ「クク・・」
ハッキネン「こしょりこしょり(笑うんじゃねぇ!あんたはその格好のままでいいが、俺は暗黒団のアーミースーツ着てたんだからしょうがねぇだろ!)」(黒いパンツのお尻には満面の笑みをしたアイルーのアップリケがついている)
カペラ「こしょりこしょり(ちゃんとバレない様に脱ぎ捨てたんでしょうね?最もその格好でなくとも、あんたが普段から醸し出す悲壮感があれば、みんな同情してくれると思うけど・・)」ククッ
ハッキネン「こしょりこしょり(うるせぇ!それよか太古の森に着いてからの心配しろ!)」
カペラ「こしょりこしょり(平気よ。どさくさに紛れて森の中にさえ入ってしまえば、いつでも姿は消せるわ)」ククッ
ハッキネン「そうかい・・・ブワ~っくしょい!!」ブブーー(前を走っているおじさんの背中にべっちょりあれが付く)
タッタッタッタッタッタッタッタッ
ベルケル「王妃、大丈夫ですかな?」ダッダッダッダッ
セウダ「はい。お気遣いなく。それにしても、驚きました・・・本当にこの様な地下道が作られていたなんて・・」タッタッタッタッ(頭の上で寛ぐ光蟲の姿も見える)
ベルケル「ワシの手柄じゃありません。これもソネル達、反乱軍の仕事でさぁ~」
セウダ「あなたを国の訓導として迎えたことに間違いはありませんでした。彼らの・・そしてアルルの成長を支えてきたのは、他でもない、あなたなのですから」
ベルケル「それを常に影から見守ってきた、あなたの寛大さがあればこそ、彼らの絆が生まれたのですじゃ」
セウダ「・・・・・・・」タッタッタッタッ
ナイトクルーガー「心配か?アルル姫が」
セウダ「いいえ。領内に残ると決意したのはあの子自身です。アルルはソネル・スナイを通じ、領内に多くの友人を作り、そして外の世界からも頼もしい援軍を連れてきてくれました。これ以上、私が口を出し、足手まといになるわけにはいきません」
ベルケル「信頼しているから・・ワシもまたその一人のうちか・・」フッ
セウダ「今は信じましょう。火の国を救う聖者の軍勢を」
ロージー「よし!人生初の大狩猟祭!みんなをしっかりサポートするぞ!!」ぱぁ~ん(両頬を叩いて気合を入れるその背後から、顔を見せる三種の頼もしい仲間の面々。その中には黒鎧竜の右肩に座る火の国のお姫様の姿も)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ドシーーーーン・・ドシーーーーーン・・
(火砕サージの影響により、すっかり平坦になった黒い大地の向こう側から、西陽を半身に浴びながらゆっくり前進してくる竜機兵)
ドシーーーーーン!!ドシーーーーーン!!
(メタル製の竜骨型アーメットで包まれた異様な竜機兵の顔面ドアップ)
ひょううううう・・・・・
(領内に吹くドライな風の中、西陽を逆光に、距離を置いて対峙するモンスター軍と竜機兵。その光景を遠方より見届けるホワイトナイトの後ろ姿)
王羽美「見せてもらいましょう。あなた方の信念が織り成す大狩猟を」
バサ雄「うひょおおおおお!?超でけぇじゃん、あいつ!!」
バサリン「お父さん、あの竜はなに・・?」
メガゼノス「さぁな・・鎧を纏ってる竜なんて、ダディちゃんはじめてみた・・」(その背骨の突起した骨板を手すり代わりに掴まる、赤い撫子装備を着たお姫様と淡い紫色の同装備を纏った行商人見習い)
アルル「なんて大きな・・」ドシーーーン・・(重たい足音の衝撃で少し揺れている)
パノ「りゅう」んべ~
アングリーアッシュ「お前たちも来ていたのか」ズン
バサ雄「アッシュのおじさん、それにドクターラスもやっぱり来てたんだね!」ごりごり(爆鎚竜のあのちっさい手で頭を撫でられる。その背後で首をキョロキョロと辺りを警戒している溶岩竜の姿も)
一也「うげっあの時のおっかない砕竜ニャ
」(バサ雄の背中に乗ってる)
芋助「ということは、こっちの爆鎚竜が、かつて丞相が対峙したというモンスターミリシアの首魁か」
タイタンラス「UBUのオトモ達か」
アングリーアッシュ「貴様!あの時の片割れだな!?」
一也「ほにゃら今はそんなこと言ってる場合じゃないニャ!」
タイタンラス「落ち着け、アッシュ。この獣人の言うとおりだ」
メガゼノス「そうそう。ダディちゃんだって、出来ればあの女ハンターとは関わりたくないんだ」
タイタンラス「メガゼノス。何がお前の意志を変え、下山という決断をさせたのか、少し興味あるが・・」
メガゼノス「さぁ・・どうだかな」(傍らのアルルは少し怯えながらメガゼノスに寄り添い、獣竜達を見つめている)
パノ「ばぁ~」(この人は至って元気に挨拶をかます)
アングリーアッシュ「まただ。またその目障りな衣装だ」ふん
パノ「いいんですよ?着心地が」ひら(撫子装備の袖をピロっとする)
ゾフィ「お~!?おめぇらも双子かぁ~!?」(バサルツインズにでっかい声で話しかける。その背中では恐る恐るゼキが隠れてる)
ユーリィ「・・めでたい・・」ぱちぱちぱち(頭に猟虫を乗せたまま、ちんまり拍手する)
バサリン「・・・・・・・・」こそこそ(人見知りしながら父の背に隠れる)
アングリーアッシュ「人型との接触は、子供の教育によくなかったんじゃないのか?」ちら
メガゼノス「確かにな。だが、生命の数だけポエムのヒントがあり、子供達の教養にもなるということに気づいたんだ。後は俺がしっかり子供達を守ってやればいいだけのこと・・。今度こそ・・今度こそな」
バサリン「お父さん・・・」
ちょん(翼爪の先っぽでそっと父の翼膜に触れる)
ゾフィ「おい桃岩竜!おめぇずいぶん綺麗な星石の結晶付けてんなぁ~!?それ一個採らせてくれよ!!」
メガゼノス「ええい、悪辣な人型め!!娘に近づくでない!!しっし!!」(あのちっさい翼爪でしっしする。それにめげずに背中に回ろうとする豚耳女。それを羽交い締めにして止めようとするゼキ)
芋助「う~む。言ってる側から外敵ですな」
一也「ほにゃらことより、問題はあっちニャ」
ドシーーーーーン・・ドシーーーーーン・・
(火山灰に覆われた大地をむくむくと突き進みながら、こちらへ接近してくる装甲竜)
バサ雄「ドクター!あのでっかい竜、一体なんなんだよ!?」
タイタンラス「かつて古代人が竜族を滅ぼす為に作った兵器だ。どうやってそんなものが復元されたのかは知らないがな」
バサリン「私達を滅ぼす為に・・・」
一也「竜の形をした殺戮兵器というわけニャ」
ゾフィ「ケッ。なぁ~にが古代人だ。余計なもん作りやがってよ。あんなもんがいたら、俺達(ハンター)は商売あがったりじゃねぇか」プッ
バサ雄「俺もこの下品なおねえさんと同感だね!!古代人だか文明人だか知らないけど、フザケやがってからに!!んなもんやっちまえ、父ちゃん!!」ビシッ(偉そうに翼爪で竜機兵の方を指差す)
メガゼノス「俺は構わないが・・・いきなりかましていいのか?何か作戦があるんじゃないのか」(傍らの女子二人に問いかける。足下ではまだ父の背中に隠れる桃岩竜を狙う豚耳女のいけない姿も)
アルル「どうでしょう・・・劉珍さんに伺えば何かいいアイデアがあるかもしれませんが・・」きょろきょろ
パノ「来ました。例のごとくお空から」(口をあけて上を見てる)
バッサバッサ・・バッサバッサ・・
(モンスターの群れの上から垂直降下してくる銀火竜)
サンダーソニック「みんな無事だったようだな」ズシャーーン(背中で前後にあぐらをかいて座るサムソンと劉珍の姿。劉珍は双眼鏡で竜機兵を凝視している様子)
アルテミス「あんたもね」ちゅ(首を伸ばして夫の頬にキスをする)
エリーゼ「司令官もご無事で」
サムソン「ほむ。それにしても、でかいやつだな」シュトッ(銀火竜から飛び降りる)
エリーゼ「どう?そっちは。道中に「あれ」の攻略方法を思いついた?」
劉珍「むううう・・・・・」じー
アラン「合図は任せるぜ。こっちはいつでもOKだ」(AW50型対物ライフルボウガンをニーリングスタイルで竜機兵に向けながら話しかける。その隣では同じ姿勢でMK11型狙撃ボウガンを構える純平の姿も)
劉珍「その前に質問なんすけど」じー
エリーゼ「なに?」
劉珍「あいつ・・なんで飛ばないんだろう」じー
ドシーーーン・・ドシーーーン・・
(火山灰を含む黒みを帯びた風の中、むっくらむっくらと接近してくる竜機兵)
アイオロス「さて・・どうするんだい?カーブー君」(上に跨ってるハンターに話しかける)
カーブー「ウッス・・・」(前にはボニーがちょこんと乗ってる)
ボニー「もう!頼りないウッスはいらないよ!」ぺぇ~ん(太ももを引っ叩く)
ロージー「お兄ちゃん!大変なの!」ダッ
カーブー「どうした?」
ロージー「あの竜は大陸生物にとって有毒な火を吐くの!!関君がそれに侵されて、咳が止まらなくなって・・・」
ボニー「ボクも見たよ!あいつが尾っぽから火を吹くのを!」
アイオロス「本当にアサイラムであんなものをねぇ・・・」
バッ(雷狼竜の背中から颯爽と飛び降りるユクモのハンター)
カーブー「関越は?」スッ(ロージーの頭を撫でてやる)
彭関越「おらなら平気ずら・・」ゴホッゴホッ(シャークキングを背負った牙獣種がモンスターの群れの中から姿を見せる)
ロージー「だめ!関君は龍結核に・・・」スッ(ロージーを遮る様に前に出る彭関越)
彭関越「竜族に近づくと咳が酷くなるずら?」ちら
ロージー「うん・・・だからみんなと一緒には・・」(目を背ける)
彭関越「今はさっきの応急処置が効いているおかげで平気ずら。そんなことより今は少しでも戦力が欲しいんずらよね?川村大人」
カーブー「・・・・・。信じていいんだな?」
彭関越「ああ。早く片付けてユクモの温泉に浸かりたいずら。そしたら病気もよくなるに違いないずら」にこ
カーブー「そうしよう。幸いにもうちには、製薬会社の名家のお嬢さんがいる。きっといい薬を調合してくれるさ」スッ(牙獣種のふさふさの毛を撫でてやる)
ロージー「お兄ちゃん・・・関君・・・・・。分かった!いつでも旋律援護できるよ!!」ドシーーーーン・・(迫り来る足音を背景に、ユクモノ笛を担ぎ直す)
カーブー「ウッス」ドシーーーーン・・
エリーゼ「そういえば・・どうして飛ばないのかしら・・」
劉珍「司令官~?」じー(とぼけた声で双眼鏡を覗きながら聞く)
サムソン「なんだぁ~?」(同じく両腕を組んだまま呑気に返事する)
劉珍「あれって古代人の作った兵器なんすよねぇ~?」じー
サムソン「そうだと聞いておるが?」ほじほじ(耳をほじる)
劉珍「じゃあさしずめ、人工竜ってことなんすよねぇ~?」じー
サムソン「そうだと思うがぁ~?」ふっ(指についた固形物を吹き飛ばす)
劉珍「そっかそっか。それでか」じー
エリーゼ「なによ?何か分かったの?」
劉珍「考えてみてくださいよ、中尉。あんな巨体を動かす原動力ってなんすか?」じー
サムソン「む・・・」
エリーゼ「え・・それは暗黒商会の搭乗兵器みたいに、モンスターの神経細胞をそのまま利用して動いてるんじゃないの?」
劉珍「それは誰かがあいつの体内に入って、それをコントロールしていれば、の話しです」じー
エリーゼ「そうじゃないっていうの?」
劉珍「あれは暗黒団の兵器じゃない」
エリーゼ「え・・」
劉珍「そうですよね?司令官」
サムソン「ん・・?たぶんな」ぽりぽり(あからさまに誤魔化してる)
劉珍「やっぱり。なんか丞相さんと隠し事してますね?」じー
エリーゼ「そうなんですか!?司令官!!」ぷんすか
サムソン「いやぁ~、皆に話せば心配すると思うてな・・・それで内緒にしておったのだよ・・」ぽりぽり
エリーゼ「なにをです!?」(鬼の形相で詰問してくる)
サムソン「あの竜機兵のこと・・・そのぉ~・・あれは・・・」
エリーゼ「全部喋りなさい!!」ぎゅうううう(ついに初老のハンターの首を締めた)
サムソン「分かった分かったあれはギルドが作った可能性が高いのだ!!」
エリーゼ「え・・!?」ぱっ(思わず両手を離す)
サンダーソニック「プリンセスの誘拐と何か関係がありそうだな」
サムソン「話せば長くなる。私がUBUから聞いたのは、あれはギルドの地下施設で復元されていた竜機兵の可能性が高いということだ」
エリーゼ「そんな・・・ギルドが・・古代の殺戮兵器を復元していたなんて・・・」
サムソン「皆には後で説明するつもりだった。だがユクモが襲撃されたり、水没林で一騒動があったりと、人手不足だったろうに?それでひとまず黙っておくことにしたのだが・・・こんなに早くそれを立証出来るとはな・・」
サンダーソニック「俺達がそれを聞けば、ギルドに対してアクションを起こすと?確かに、グレン達がそれを知れば頭に血が昇って都を襲撃するかもな」
グレンジャガー「おい!いつまで作戦会議してんだ!!」ズシン
バラン「ボケっとしてっと踏み潰されちまうぞ」
劉珍「踏む・・・・そうだ・・それだよ、バラン!!」
バラン「はぁ?」
エリーゼ「何か思いついたの?」
劉珍「ええ。一度、ああいうデカイのを落としてみたかったんすよ」フフフフ・・
エリーゼ「??」(バラン、グレンらと共にぽかんとしてる)
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次回「あたちのモンハン日記」年内最後のストーリーモードはさ!?ええ!?
12/28(月)0時更新 「だからみんな強くなれるんだ」の巻
をお送りいたします♪今年もあとちょぼっと憂いを残さず突っ走ろう
ほいだら次回も読もう見よう
読も見よう
「だからみんな強くなれるんだ」の巻
まさひこ「ホイヤァ~~~~!!」
ザバーーーーーーーン
(長い首を雪かきのスコップみたいにかち上げ、火山灰に埋もれた大地を掘り上げる恐暴竜)
バサ雄「よし、姉ちゃん!俺達もまさひこさんに続くんだ!!」
バサリン「うん!」
モグモグモグモグ
(まだあつあつの火山灰の大地に頭から半身を潜らせる双子の岩竜)
バサ雄「ホゴゴ!ホゴンゴゴ、ゴーゴ!!(今だ!火炎球放射!!)」(火山灰に埋もれながら声を上げてるからこもってる)
バサリン「ンゴ!!」(同じく)
ボウーーーーーーン
(ダイナマイトが爆発したかのように火山灰が吹っ飛び、元の大地が露わになる)
一也「やったニャ!地面が見えたニャ!」
芋助「さぁ、我らも手伝いましょう!」
ボニー「穴掘りは汚れるから嫌なんだよなぁ・・」
ミッチ「文句言わねぇっす。ほら、帽子は警部さんに預かって貰って」
アイオロス「頑張ってね」しっしっしっ(劉珍を背に乗せ、笑いながら腰を下ろしてる雷狼竜の頭に、ミニクラウンの様に自分の帽子をちょこんと乗せるボニー)
ゼキ「この辺りで間違いないです!ここを掘ってください!!」(大地が露わになった中央に立ち指示をする)
まさひこ「ホォ~~~~~イ」にゃ~(恐暴竜の周りに募るバサルツインズと四人の獣人)
カーブー「なんだ?一体何が始まるんだ?」(その光景を後方から腕を組みながら眺めている。恐暴竜達の背後からはゆっくり前進してくる竜機兵の姿も見える)
ロージー「巨大竜を穴に落とすんだって。劉珍さんのアイデア」ふきふき(ユクモノ笛の吹き口を袖で磨いている。それを興味津々に左肩の上から見下ろしているドスビスカス)
カーブー「ほぉ・・それは珍妙なり。しかし、そんな簡単に「ハマる」かね?」
ロージー「落とし穴の場所を、地下道と重なるポイントに設定したんだって」ふうふう(吹き口の埃を吹き飛ばす。同じく葉っぱの手で扇ぎ、それを援護する健気なドスビスカス)
カーブー「なるほど。掘った穴の更に奥にある地下道にうまく足が「ハマれ」ば、そう簡単には抜けないという寸法か。そして身動きできないところを「ボコる」・・・さすが劉珍さんだな」
ロージー「地下道はゼキさんのアイデア。頭の中に領内の地図が入ってるんだって。火山灰でこんなんなっちゃっても、火山からの位置でおおよその方角は把握出来るみたい。あたしなんて狩人スキルがあっても迷子になるっていうのに、まったく大した才能だよね」ごしごし(今度は肘で笛の外装を磨く。花粉が飛ばないように口を両手で塞ぐ優しいドスビスカス)
カーブー「さっきから聞こえるエリーゼさんの声は、穴に落ちた後の戦術をみんなに共有してるのか。三人寄れば文殊の知恵とはよく言ったものだ。頭のいい人ばかりで助かる」(その背後ではエリーゼが身の丈の数倍はあるモンスター群に何やら指示をしている。それを黒鎧竜の頭の上に乗っかりながら熱心に聞き入っているスクアギルの成体の姿も)
ロージー「なんだかこうしてみんなの姿を見てると、のどかだよね♪」よし(ユクモノ笛を担ぎ直す)
カーブー「それがこの世界のいいところさ。死地の中でも聖域は存在する。だからみんな強くなれるんだ」
ロージー「そうだね」
カーブー「そうさ」(二人でみんなの作戦会議を眺めてる。エリーゼの横では真剣に頷くディオマリアシスターズとアルルの姿も。中心ではサムソンが偉そうに何やら説いている様子だ)
ロージー「でもさ」
カーブー「ん?」
ロージー「なんであたしとお兄ちゃんだけ、その聖地にお呼ばれしないんだろうか」
カーブー「・・・・・・・・・・・・・」(ロージーの左肩の上でやれやれのポーズをするドスビスカス)
ドシーーーーーーン・・・
(長い沈黙の中、竜機兵の進軍音だけが領内に響き渡る。前方では必死に穴を掘る恐暴竜、岩竜の双子、オトモ達の姿が)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ドシーーーーーーン・・・
(クロスヘア越しに映る、気味の悪い竜骨型アーメットを被った竜機兵の顔面ドアップ)
パノ「手伝わなくていいんですか?穴掘り」じー(AR15型ボウガンを立ったまま構え、そのスコープを覗きながら喋る)
純平「苦手でね。それより今は、少しでもあいつの弱点を探る方が先だ」(パノの右隣でMk11型ボウガンのスコープを同じ姿勢で覗いている)
アラン「んで?何か分析出来たか?」(同じくパノの左隣でAW50型ボウガンのスコープを覗いている)
パノ&純平「・・・・・・・・・」(黙ったままスコープを凝視している)
アラン「時に戦果は言わぬが花ってか。励みましょ。分析に」じー
ドシーーーーーーン・・・・
(薄っすら大地の上を揺らぐ蜃気楼の中、刻々と接近してくる竜機兵の姿)
劉珍「あの装甲さえ剥がせればなぁ・・」じー(雷狼竜の背中であぐらをかき、双眼鏡を覗いている)
アイオロス「一気に火力押し出来るって?」
劉珍「っすね・・・」じー
アイオロス「彼の牛歩戦術に感謝にだよ。ゆっくり熟考できる」
劉珍「飛びたくても飛べないのが現実でしょうね」じー
アイオロス「・・・・・・。というと?」
劉珍「原動力を使い果たした。そう見える」じー
アイオロス「そうか・・・さっきの凄いフレアを放出した際、エネルギーを使い果たした・・」
劉珍「急ぎすぎたんじゃないすか?動力源を慌てて作ったとか・・そのせいで、あの竜機兵は完全体じゃないのかもしれない」
アイオロス「プロトタイプ・・。それなら十分、僕らにも勝機はある」
劉珍「どっちにしたって厄介なもんを作りましたよ、あなたの属する組織は」やれやれ
アイオロス「批判批難は、まずあれを撃退してから聞きましょう」ふぅ~~~
劉珍「あれ?撃退なんて考えてないっすよ」じー
アイオロス「??」
劉珍「理知はおろか、本能すら持たない大量殺戮兵器相手に、ドラマティックな撃退討伐なんて狩猟用語は通じない。目指すは完膚無きまでの破壊あるのみ」(西陽を浴びながら実に清々しい顔で理路整然に説く)
アイオロス「流石というか・・如何にもクルセイダーズの軍師らしい台詞だ」
劉珍「問題ないっすよね?」にか
アイオロス「ああ。僕からも頼む。ギルドだろうが武器商人だろうが、あんな破壊の記憶しか植え付けない古代兵器を・・・決して蘇らせちゃいけないんだ」
ドシーーーーーーン・・!
ドシーーーーーーン・・!!
(次第に距離が近くなる竜機兵の姿)
ゼキ「穴が完了しましたよ!!」ダッ(雷狼竜の下に駆け寄る穴掘り隊の一同)
劉珍「ご苦労様。反乱軍の若き軍師殿」(そう言われて照れくさそうな草食系ハンター)
ボニー「あ~ん。もうユクモに帰りたいよ~温泉入りたぁ~い
」(全身土だらけ)
まさひこ「オレタチハ、ドウスル?」(全身真っ黒の恐暴竜とバサルツインズ)
バサ雄「指示をおくれよ!」ぼへっ(口から灰を吐く)
劉珍「じゃあ勇者様とお姫様はお父さんの所へ。まさひこ君とボニーちゃんは獣竜隊の下へ。共に中尉がみんなに作戦を与えているはずだ」
まさひこ「ラジャー」(真顔で返事する)
のしーん・・のしーん・・
(後退していく一同)
劉珍「・・・・・・・・・・」ちら
ドシーーーーーーン・・!!
劉珍「出来るだけのことはしましたよね?」(乾いた風を受けながら、迫り来る巨龍を眺めている)
アイオロス「勿論だとも。さぁ、僕らも下がろう」くるっ
劉珍「うっす」ぱぁ~ん(後退する雷狼竜の上であぐらをかいたまま巨龍を背に、顔を叩いて気を引き締める)
ドシーーーーーーーーーン!!
(力強く火山灰に埋もれた大地を踏みつける竜機兵の下からのショット)
アルル「そのまま・・・まっすぐ来て・・!!」ギュッ・・(胸のアミュレットを握りしめる。その左右ではモンスター軍が何やら配置につこうとしている)
ゼキ「アルル!」ダッ
アルル「ご苦労様、ゼキ」
ゼキ「危ないよ、もう少し離れないと」
アルル「心配しないで。エリーゼんさんと一緒にアルテミスさんの上に乗って行くから」(その背後で金火竜に颯爽と跨る黒い撫子装備を着た女軍師)
ゼキ「・・・・・・・・」
アルル「・・・どうしたの?」
ゼキ「うううん。なんだかしばらく見ないうちに、以前のアルルとは別人みたいだと思って・・・褒めてるんだよ?その・・前よりもっと強くなったというか・・そのぉ・・」
アルル「それはあなたも同じよ、ゼキ。大丈夫。ここにいる皆さんと、真っ直ぐな道を共に歩めば、必ず火の国は救済される」きゅむっ(胸のアミュレットを握りしめる)
ゼキ「あと、ソネルもだろ?」
アルル「・・・・・・・」にこ(満面の笑みで頷いてみせる)
ゼキ「うん」にこ
ゾフィ「おい!俺は誰に乗ってきゃいいんだぁ~!?」(アルル達の後ろで飛竜種の軍勢を吟味している)
ユーリィ「・・小生は・・店長・・」よいしょっとな(勝手にまさひこのぶっとい尻尾の上をよじ登っていく)
ゼキ「僕も戦います!」ゴイン(背中のワイルドボウを抜き、ゾフィに声をかける)
ゾフィ「はぁ!?おめぇはお姫様でも守ってろよ」しっし(そっぽ向きながら迅竜と轟龍、どちらにしようか迷ってる様子。そうこうやってるうちに轟竜の頭の上にいつものムーディー猫が乗っかり、渋々迅竜に決めるゾフィ)
ゼキ「僕もいきます!!」むん
ゾフィ「あんだよ人がせっかく気を遣ってやってるのによ・・好きにしな。でも俺はおめぇの面倒なんかみねぇからな」バッ
(嫌がる顔の迅竜の背に豪快に飛び乗る)
ゼキ「やれますよ!ゾフィさんこそ、僕の活躍を見ててください!」バッ(勝手にゾフィの後ろにタンデムする。また嫌そうな顔する迅竜)
アルル「・・・ゼキ・・・少し変わったみたい・・。いい方向になればいいけど・・」スッ・・(金火竜が長い首を伸ばし、乗れと合図してる)
ユーリィ「・・うちの・・妹も・・かな・・」カナカナカナカナ(恐暴竜の背中にしがみつく姉の頭上で煩く鳴く猟虫)
ドシーーーーーーーーーン!!
アラン「おいでなさったぞぉ~!!」(一同の前方でパノと純平と並びながらボウガンのスコープを覗いている)
エリーゼ「司令官。ではご検討を」ドスン(サムソンと劉珍が乗る銀火竜の横に並ぶ金火竜。エリーゼの後ろではアルルがしっかり腰に手を回して乗っている)
サムソン「ほぉ~むほむほむほむ!久々の大狩猟だ!愉しもうぞよ!のぉ、劉珍!!」
劉珍「狩猟(ゲーム)じゃないんですよ?まったく狩人って生き物は・・・進軍の号令は任せましたよ、中尉」
エリーゼ「丞相様の様に出来ればいいけど・・・自信ないなぁ・・」ふぅ~(背中越しに微笑むアルル)
ヴォルガトロン「来るぞ」ズン・・
ドシーーーーーーーーーン!!
純平「穴の位置まで・・・・3・・」スチャ・・
グレンジャガー「とっとと片付けて渓流に帰ろうぜ。クソ暑いのはもう勘弁だ」(背中で何やらまだ口喧嘩してるゾフィとゼキ)
テツ「賛成~。おいら、お腹も減ったしねぇ~」シュトッ(背中にミッチが掴まる)
アングリーアッシュ「我らの聖地を荒らすものに思い知らせてやろう」
タイタンラス「火山にモンスターミリシアありとな」
ガツーーーーン
(頭を叩き合わせ決死を誓い合う二頭の獣竜戦士)
ドシーーーーーーーーーン!!
パノ「2・・・・」チャ・・
メガゼノス「ダディちゃんから離れるなよ、二人共」
バサリン「はい!」(背中には芋助が乗ってる)
バサ雄「俺達親子の力を見せてやろうよ!!」(背中に乗ってる一也も頷く)
メガゼノス「そうだな。あんなデカイのに火山地帯をうろうろされたら、邪魔でしょうがない」
ドシーーーーーーーーーン!!
純平「1・・・・!!」
アルル「お願い・・・!!」きゅむっ
スッ・・・(巨大な左前脚を上げる竜機兵の下からのアングル)
劉珍「おちろぉおおおおおおおおおお!!」
ドシャーーーーーーン!!
(豪快に踏み下ろした左前脚が穴に深々とはまり、左斜めに転倒する竜機兵)
エリーゼ「突撃ぃいいいいいいいいい!!!!」
(号令の咆哮をスクリームする軍師が跨る金火竜の両翼から、電光石火、怒涛の進軍を開始するモンスター軍)
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★お知らせのお知らせ
年内のストーリーモードは今回でおしまいですが、年明けも通常通り更新していきます
年末年始のあたモン予定表は・・
30(水)0時更新 なぜなに☆あたモン
31(木)0時更新 作者の今年を振り返って★グッバイ2015~邯鄲の夢
1(金)0時更新 ご新年のご挨拶★ウェルカム2016~胡蝶の夢
2(土)0時更新 新春一発目ザ・ストーリーモード「三種三共の大狩猟祭!!」の巻
を四夜連続ご更新下書き設定もせずに平気なのか!?作者よ!!なんて危惧と共に、来年も「暴れんB将軍」はやらないのか!?なんて思うてみたり
暴れんB将軍を知らないお方は「エクストラステージ目次録」
からどうぞです
そんなわけで年末年始も、あんまん片手に・・読も見よう
バサリン婦人の岩絵の具そのニ/顔料にしてみたい鉱物
前回のなぜなに☆あたモンでは、ストーリー内でバサリン婦人(バサリン憧れの通名)が顔料として使用している鉱石を紹介しました。今回はそれ以外の顔料として使えそうな、色が識別された鉱物たちを拝見していきましょう♪
と、ご紹介させて頂く前に、今回もご参考、一部の文章を引用させて頂きました「おお!我らがハンター社会の民明書房刊☆モンスターハンター大辞典 Wiki様」に感謝致します
~大陸世界には鉱物性顔料がゴロゴロ
↑http://monsterhunter.wikia.com/wiki/File:ItemIcon003i.pngより引用。THANK YOU
鉱物性顔料とは化学的に無機質な顔料で、天然鉱物のまま加工、粉砕してつくるものと、亜鉛やチタン、鉛、鉄、銅、クロムなどの化合物を原料としてつくるものがあるそうです。ここからは桃岩竜の中二女子であるバサリンの翼爪でも、お手軽に「粉砕」して顔料を作れそうな鉱物を紹介していきます♪でわ早速、レッツ岩岩(いわいわ)
★黄金石(精算アイテム):狩り場の各地で採掘できる黄金の鉱物。実際売値もそんなに高額ではない(塊でも1000Z)なので、粉砕して金色の顔料として使った方が吉か?これでバサリンも黄色に近い色をGETできます♪
★金竜石(換金用アイテム):大型の竜の体内で数十年の年月を掛けて生成されるという金色に輝く結晶体。価値を考えなければ叩き割りましょう。
★花香石(精算アイテム。MHP3、MH3G、MHX):ユクモ地方の渓流で採掘される薄紅色の石。擦ると花のような良い匂いがする。こちらも価値を考えなければいけそうです。
★血石(精算アイテム):凍土や氷海など、氷にとざされたフィールドで採掘するとよく手に入る血のような赤い色をした石。古代生物の血液が結晶化した遺物らしく、値打ちもイマイチ(90Z)なのでガンガン使えそうです。あたモン世界観の大陸都市伝説によれば、凍土のマフィアことエヴァーウィンターナイツの棟梁、オクサーヌ・ヴァレノフはこの血石を食べて長寿を保っているとかいないとかその血痕に込められた悍ましい怨恨さえ気にしなければ、オドロオドロしい鮮血の紅色をあなたは手にすることが出来るでしょう・・・・おぎゃああああああああ
★小さなかけら(精算アイテム):持つものに幸運をもたらすとされ、パワーストーンとして大人気のかけら。小さいながらも七色に輝く美しい色合いをしており、見る人の心を癒すというかけら。なんのかけら?それはさておき、粉砕して顔料になるのであれば七色に輝く奇跡のパウダーを生み出せるかもしれません。鼻から吸引すれば、ほらあなたの頭も七色に・・・・「OH~GOD!!」DEAD END
★ベニサンゴ石(精算アイテム):モガの村の近海、その海底で採れる代物。美しい赤色が特徴で、この地方ならではの逸品として人気が高い。我々の世界でも、珊瑚色(唐代中国から製法が渡来した珊瑚を砕いた顔料)というのものがあります。よって「バカバカいってよし」の顔料素材でしょう。
★ゲリョスイショウ(MHP2G、トレジャー):紫色に輝く大きな水晶。その輝きは光り物好きで知られるゲリョスを悩殺するほどに美しいという。運搬級のでっかい水晶なので思い切って叩き割りましょう
きっと「毒々しい」までの紫色を我々に提供してくれるでしょう。紙が溶けなければいいですが・・。目にもきつそうです
いちちちち。しみるしみる。
★ドンドルマリン(MHP2G、トレジャー):ドンドルマ近郊で採れる鉱石。「ドルマリン」(トルマリン)の名の通り穏やかな海を彷彿とさせる青色が特徴。もはや多くのハンターがその存在を忘れているのでは・・。トルマリン(電気石)であったとしても、微粒子にすれば顔料にはなるそうなので是非叩き割って、その存在価値をアピールしましょう♪
★樹海結晶(MHP2G、トレジャー):バテュバトム樹海で採掘される鉱石。淡い緑色に輝き、見た者の心に平穏を齎すという。これまた忘れかけてた一品。是非に顔料へ。
★パワー小石(MHP、トレジャー):メタペ湿密林の一角で採掘できる赤色の小石。ストーリーモード「嬉しいんだね、久々の太陽が」の巻にて、サフラさんが大喜びしていたのが記憶に新しいです。希少な石を見て、心弾ませたのでしょう。運気のいい赤い顔料になりそうです。書き初めの赤色にどうです?縁起がいいでしょう
★琥珀のたまご(MHP、MHP2G、トレジャー):綺麗な卵状の琥珀の結晶。我々の世界での琥珀は宝石扱いになるので、顔料としてはとても使えないそうです。ですが逆にいえば「いこうと思えばいける」ということです。とても綺麗な琥珀色の顔料が出来そうですね♪
★ベアライト石(MHP3):金属を豊富に含んでいる青白い鉱石。別名:青閃石。なんだか影の薄い印象なので是非顔料に。
★ベリル鉱石(MHF):混入するものによって、緑の色合いを持つこともあり、硬度と美しさを併せ持つ。作者はFをやってませんが同上の理由で是非に。
★黒いかけら(MHP2G、MHX):何やら禍々しい雰囲気を醸し出す謎の多い素材。より大きな黒い塊という素材もある。ブラックシリーズの防具に使用する素材。顔料にすれば、さぞ「あやしげな」黒が出ることでしょう。密教のあやしげな儀式の際、顔に塗るペイントに使用するとかしないとか。ストーリーモードの何処かで再現する機会があればやってみましょう。
★その他の鉱石
水晶系の粉末は水晶末と呼ばれる顔料として使用されるそうなので、ライトクリスタルや灰水晶をはじめとした石英(クリスタル)は全般的に顔料になるのではないでしょうか。我々の世界に代表される様な五大宝石をはじめ、値打ちのある貴石も、MH世界内での帝国主義に晒されていない地域や、資本主義に支配されていない地域ではガンガンぶっ壊してるかもしれません。その証拠に我々の世界でも、かつては青色のサファイアは、油絵に使われる青の顔料として使用されていたそうです。そりゃそうですよね。鉱石の価値観なんていうものは、宝石業界の権威あるマジョリティが勝手にレギュレーション化した強要的概念なのですから。こと奇面族に関していえば、彼らはその超人的なアーケインパワー(秘術)をもって、こうした希少な貴石にあやしげな魔力を封印していてもおかしくないでしょう。映画「The Avengers(2012)」で争奪戦になった「Tesseract(Infinity Stones)」みたいなエネルゴンキューブとか、キングチャチャブーを召喚できる水晶とか。本家にやられる前に当ブログのストーリーモードでもっと誇張してやりましょう♪
★多くのシリーズに登場する有名鉱石
メランジェ鉱石:別名、雲鳩石。白或いは白に近い灰でしょうか。
ユニオン鉱石:別名、白鳩石。白なのでしょうがアイコンは「桃色」ですね
大地の結晶:天空の結晶、星石の結晶共に研磨剤として利用されるので、白或いは灰色の顔料にはなりそうですね。個人的には歯磨き粉にも使えそうです。あ、これもいいアイデアか(笑)
★そのほか、顔料にしてみたい、気になる鉱石たち
メテオテスカトル:内部が灼熱の隕石。外殻ならいけるかもです。でもきっと普通の黒とか灰色でしょう。
アミノタイト、クレンザイト、なぞの輝く塊(真珠に近い発光):メゼポルタでは常用されてる鉱物系素材です。その用途がそれぞれ特殊な調合素材なので、気にはなりますが、これもまた白、灰でしょうか。
抗菌石:大地の結晶ににが虫の養分を混ぜ合わせる事で結晶の抗菌性物質の濃度を高めた石。これを顔料として利用出来れば、描いた線に抗菌作用が働くのでしょうか?気になります。色は大地の結晶ベースなので、やはり白か灰でしょうか。面白くないです
抗竜石:MH4Gで登場した、極限状態を含む狂竜化したモンスターに効力を発揮する特殊なアイテム。まだまだ研究中の石ですが、それぞれの種類によって色が異なりそうな印象です。気になります。
豪龍岩:豪山龍の報酬素材です。気になります。
霊水晶:霊山龍の報酬素材です。気になります。
凶星の破片:蛇王龍に呼応した落星の欠片。なんでも地上世界には存在しないレアメタル(隕石)なようです。何色になるのか試してみたいので、もちろん気になります。
溶岩塊:ウラガンキン(亜種を含む)やアグナコトル、ヴォルガノスの体表に付着している溶岩の塊。様々な鉱石(無機物)が溶け混ざっているそうなので、やはり気になります。鋼鎚竜の甲殻といえば、ビスマス結晶のような奇跡的な化学反応を起こした「ラメラメ」鮮やかな色が特徴的。七色の顔料が作れるかもしれませんね。近年素材としての価値が見出された鉱物ということもあり「激アツ」かもです
鎧玉&鎧石:やってみたいです。各工房の親方には「もったいねぇからやめとけ、ばか」って怒られるでしょうが、上級ハンターなら宝箱に売るほどあるので、それらをこっしょり叩き割ってみたり・・。
虹色鉱石(MHP~):加工の仕方や組み合わせる素材によって色彩や特性が変化するという特殊な素材。ということは、他の顔料を混ぜあわせることで変色し、色鮮やかな激アツカラーになるかもしれませんね。流石、神秘の大陸素材です余談ですが同鉱石は昨今のナンバリングタイトルでは登場せず(MH3~)疑問を覚えるハンターも多かった(虹色鉱石は主にエルデ地方で採掘出来る為)のですが、七年ぶりにMHXにて復活したそうです。MHXやってないんで「あれ」なんですが、外国のWIKIA様を見る限り、ロケーションに「火山」とあり(狭義にはドンドルマギルドが管轄している南エルデ地方のラティオ活火山のこと)、これにより「ああ、これでエルデに行けるから虹色鉱石も採掘出来るんだね」で納得しましょうよ。ね
虹色水晶のたまご(MHP、トレジャー):ジォ・テラード湿地帯の洞窟などで採掘される虹色の水晶(アイコンは桃色)。アイルー族の半身以上もあり、人間でも抱えなければ運べないほど重い水晶の塊。思い切って粉砕すれば使えそうですね。
燃石炭(精算アイテム):一見、炭を墨汁に出来そうですが、無理みたいです。墨とは「菜種油やゴマ油の油煙や松煙から採取した煤を香料と膠で練り固めた物」だからだそうです。とある小学校の実験で、木炭を墨汁にしてみようのコーナーを実践してみたそうなのですが、結果、筆につけて字を描いた際、やはり伸びが悪く、墨汁としては成り立たなかったそうです
★最後に鉱物、岩石、石の違いを各文献を参考にまとめてみました
鉱物:天然に産出する無機質で一定の化学組成と結晶構造を有する固体物質。鉱物は結晶構造を持ち、化学式で表すことができます。
岩石:鉱物や岩石の破片、ガラス(結晶でないもの)、化石、生物由来の有機物などの集合体(混合物)。一般には「石」、「岩」とほぼ同義に使われ、石は小さな岩石片であり、岩は大きな岩石塊のことを指す。また、石や岩よりも学術的な表現をしたいときは主に「岩石」が用いられる事が多い。鉱物(無機物)と有機鉱物などの集合体(混合物)と考えると素直に納得です。
石:岩より小さく、砂(sand)よりも大きい、鉱物質のかたまり。鉱物や岩石を小さくした物の総称(俗称)でしょうか?どうも特別な定義は存在しないようです。
鉱物と岩石の関係性:この両者の関係は、よく「生物体」と「細胞」の関係にたとえられる。生物体を「岩石」とすると、それは様々な種類の細胞「鉱物」で構成されている、といった具合である。細胞の一つ一つは鉱物であるが、それが多く集まり固結していると岩石と呼ばれるようになる。岩人間でいうならば、細胞=鉱物で、その集合体が岩人間=岩石ということになります。そうかぁ~?
★そんで今日の総括
なんか気軽に始めたつもりの特集でしたが、終わってみればかなり時間を費やしてしまい、二回に分けての記事になってしまいましたその分、MHの世界観及び現実世界の勉強にはなり、以後のストーリーモードへのアイデアにも繋がったり?と、まさに時は金なり。この「お調子」で、来年も中継ぎ記事に「たまには」力を入れていきたいなと思うた所存の風の如しでした
そしたらさ!?そしたらさ!?
今日も・・
岩っぽい顔で さようなら
ばいばいよランキング参加中です♪皆様の「運搬心(うんぱんごころ)」溢れる一票で応援して下さいね
今年最後の「あたちのモンハン日記」は
12/31(木)0時更新 作者の今年を振り返って★グッバイ2015~邯鄲の夢
をお送りするだわさ♪今年最後のあたモン道目をくりぬかれるまで刮目せよ
作者の今年を振り返って★グッバイ2015~邯鄲の夢
まずは「締めくくり」の前に・・
ご来訪者数15万突破を祝しまして
読者の皆様へ・・
ありがとうございまぁ~す♪
ドガァ~ンと皆様への感謝の念が「ボム」っと決まったところで、どうぼ、あた門亭甘栗です
今年も残すところ一日。「今年も夢でありませんよ~に~
」なんて思える、会心の一年を過ごした自負が作者にあるのかどうかはさておき、今年一年もあんた達(あたたかい読者の皆様方)に、心から感謝を述べさせて頂く所存の風の如しです
思えば四年。このしょうもないあたモンブログがはじまって四年が経過した今も、このしょうもない記事が書けるのも、みんなしょうもないあんた達(優しい日差しの様にあたたかい読者の皆様方)がいればこそなのです。この場を借りまして(どうやって?)「いいね」とか、ランキングバナーの「ポチットな」を押してくれてるあんた達(労を惜しまない献身的な読者の皆様方)に感謝の念を述べさせて頂く所以のヤマツカミ。
え?お調子に乗ってないでちゃんとやれですって?
嫌ですぷいっ
だって、これが
あたモン流なのだから・・
この記事も夢・・?
なんだか嫌な感じで今年も・・
グッバイメェ~メェ~
2015
本当に今年一年もありがとうございました
来年もより一層「お勝手ながらにお調子にのった」モンハンワールドをお届け出来る様、励みます♪皆様に・・よいお年あれ
今年最後のランキングバナーは、悩みに悩んだ挙句、あたちハウスで締めくくり皆様のお調子にのった一票が来年も作者をお調子に乗らせるのです
次回「あたちのモンハン日記」新年のご挨拶は・・
1/1(金)0時更新 です
ほんじゃあよぉ~!次回も読もう(肩を切って)見よう(生意気な顔で)読も見よう
★あけまして★
あけまして
うきぃ~~~~!!
うきぃ~!!うきききき!!うっうっ!!
おぅきぃ~!!!!
うき、うききき、うっきっきっき?
OH!!
うきぃいいいいい!!!!
わっきっきっきっき、きぃ~きき・・・わんすあきっきっきっきぃいいいい!!
えすぺでん?
うき~き?
う
う
うきぃ~~~~~~!!!!
今年も宜しくお願いいたします
~あたモン作者ランキング参加中です♪皆様の「運搬心(うんぱんごころ)」溢れる一票で応援して下さいね
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
1/2(土)0時更新 「三種三共の大狩猟祭!!」の巻
をお送りいたします♪凧揚げ羽子板
もち喰い
そんであたモン読む
そういうことで今年ものっけから読もう見よう
読も見よう
「三種三共の大狩猟祭!!」の巻
スッ・・・(巨大な前左足を上げる竜機兵の下からのアングル)
劉珍「おちろぉおおおおおおおおおお!!!!」
ドシャーーーーーーーン!!
(豪快に踏み下ろした左前脚が穴に深々とはまり、左斜めに転倒する竜機兵)
エリーゼ「突撃ぃいいいいいいいいい!!!!」
(号令の咆哮をスクリームする軍師が跨る金火竜の両翼から、電光石火、怒涛の進軍を開始するモンスター軍)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
GYAOOOOOOOOOO!!
(火山灰に埋もれた大地を削りながら滑走する溶岩竜、同じく車輪形態で高速回転しながら爆走する爆鎚竜を筆頭に、その背後から恐暴竜、桃毛獣、河狸獣、化け鮫、雷狼竜、砕竜と続く。その上空を擦れ擦れに金銀火竜が低空飛行し、その両翼を迅竜、轟竜が舞う。全体の背後からは黒鎧竜、岩竜の双子が突進しながら追走する)
アラン「後方支援は任せときな!!思いの丈をぶちまけてこぉおおおおおい!!」ドドドドドドド!!(膝射姿勢で並ぶアラン、純平、パノの間を突貫していくモンスター軍)
純平「先に挨拶しておくか」スチャ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(クロスヘア越しに悶える竜機兵。左前足が深く穴にハマり、動きが拘束されている)
パノ「左肩。甲冑の隙間で」チャ(スコープを覗きながら指示する)
純平&アラン「ラージャー」チャッ
パノ「ふぁいやぁ~」カチッ
ドウウウウウウウウウン
(一斉に火を吹く各々のボウガンから排出されるカラ骨型の薬莢)
シューーーーーーーーーーン
(大地を駆けるモンスター軍、その上を飛ぶ飛竜種の間を縫って、一直線に竜機兵の左肩へ飛んで行く3つの徹甲榴弾)
ヴスッ
(見事、筋肉繊維剥き出しの左肩関節部に突き刺さる3つの徹甲榴弾)
アラン「HIT!!」
純平「3・・2・・1・・・」
バオオオオオオオオオオン
(悶える竜機兵の左肩で大爆発が起きる)
アアアアアアアア・・・・!!
(絶叫の様な咆哮をあげる竜機兵)
アラン「どうでぇい!?龍之総帥お手製の炸薬を含んだ徹甲弾の威力はよ!!」スチャ(再び構える)
純平「少しは気に入ってくれたみたいですよ?」スチャ
パノ「部位破壊でいきましょう。左肩を」カショーーーン(外観とは似つかわしくない程の高速リロードをみせる)
モワモワモワモワ・・・・
(左肩から硝煙をあげる竜機兵に向かっていく陸・空のモンスター軍)
劉珍「お見事ぉ~!!ほいじゃ、皆さんもいってみましょうかぁ~!!」ビュオオオオオオ
サンダーソニック「プリンセスなら突撃前に必ず全軍を鼓舞するぞ」ビュオオオオオオ
サムソン「気を吸い込み吠えてみろ軍師!!獣人と竜族は我らより遥かに聴力が高い!!」バン(後ろから背中を思いっきり叩く)
劉珍「では・・・・」スッ・・(銀火竜の背中の上で立ち上がる)
すううううううううう
劉珍「敬愛なる挟で結束された同志諸君よ!!!!」
グレンジャガー「あの野郎にしちゃ悪くねぇ響だ」フン(背中のゾフィとゼキも同じ笑みを浮かべている)
劉珍「その尊ぶべき蛮勇!!!!」
タイタンラス「・・・・・・・・・」ドスンドスンドスン!!
劉珍「決して隠すことのない激情!!!!」
アイオロス「フッ・・・」ドシンドシンドシン!!(背中に乗るゲルハルトも苦笑いしている)
劉珍「理性を超越した衝動的な憤懣を!!!!」
アングリーアッシュ「ウオオオオオオオオオオ!!!!」ウィーーーーーーーーーン!!(より回転に磨きがかかる)
劉珍「獣・竜・仁、この共闘の狩猟にて、解き放たんことをここに誓う!!」
ヴォオオオオオオオオ!!
(より激しさを増す怒涛の進軍音と凄烈な咆哮が合致し、陸を覆う火山灰を吹き飛ばしながら突進していくモンスター軍の大行進)
アングリーアッシュ「破壊のみ!!相手は太古の複製品に過ぎん!!時代の変革を時と共に、その身に刻めぇええええええええ!!!!!」
ダンッ!!
(先陣をきる爆鎚竜がジャンプ一番、大車輪形態のまま竜骨型アーメットを被る竜機兵の巨大な顔面目掛けて飛んで行く)
サムソン「総攻撃開始だぁああああああああ!!!!」バッ(煌黒堅鎚アルメタを片手に銀火竜から飛び降りる)
グワシャアアアアアン!!
(高速回転で勢いをつけた大車輪形態の爆鎚竜が、縦方向に竜機兵のアーメットを抉る)
ゾフィ「三種三共の大狩猟祭!!遅れる奴は俺が許さねぇぞぉおおおおおお!!」バッ(迅竜から飛び降りる。慌ててゼキもそれに続く)
ビュオオオオオオオオオオ!!
(スカイダイビングの様に大の字になって風を切りながら、真下で立ち往生する竜機兵の背中を目指して降下していくゾフィ、ゼキ、サムソン)
ゾフィ「ギガント級なんざ、マウントしちまえばしめぇよ!!!!」ザシュッ(可動式の燐甲板で覆われた背上に飛び降りる。その真横には背骨一帯に連なる、上向きに反り返った鋭利な剣板が見える)
バショーーーーーーン
(二枚のテッセンを天に掲げる様に抜き、鬼人化するゾフィ)
ゾフィ「エルトライトでもぶった斬ってやるよぉおおおおおお!!!!」
ギャイイイイイイイイイン
(巨大な剣板に全身全霊の回転斬りを喰らわすと同時に激しく散る火花)
ゾフィ「んだとぉ!?斬れてねぇ」シュタッ
ゼキ「この龍を覆っている装甲は超合金の様です!!」ダンッ(遅れて着地してくる)
サムソン「ならば話は早かろう!!」ズオオオオオオン(流星の様に着地してきた白銀の鎧を纏った戦士)
ゾフィ「どうすんだよ、ジジイ!!」
サムソン「古豪の鉄槌をなめるでないわ」ゴイン(不敵な笑みで煌黒堅鎚アルメタを抜き、屈む様に大きく振りかぶる)
ゾフィ「んあ?」
サムソン「ほいやぁああああああああああ!!!!」
ダシャアアアアアアアン
(検板に渾身のアッパーを喰らわし、綺麗に一枚吹っ飛ばす)
ゾフィ「おおおおおおおおお!?」
ゼキ「皮膚が剥き出しになりましたよ!!」(剣板の剥がれた部位は、筋肉繊維が剥き出しになっている)
ゾフィ「でかしたぜ、ジジイ!!もっとぶっ飛ばして面積を広げるんだ!!」
サムソン「命令するでないわ」ブーーーーーン
(大きく振りかぶってからの・・)
ダシャアアアアアアアアン!!
(アッパーモーション)
アルテミス「派手に暴れてる様だね!!ご隠居もさ!!」ビュオオオオオオ
エリーゼ「少しづつだけど、装甲を剥がしていってるわ!」ビュオオオオオ(上空から双眼鏡で下を考察している)
アルル「そこに一斉攻撃を!?」ビュオオオオオオ(お姫様の背後を銀火竜が華麗に舞う)
アルテミス「浴びせてやりたいねぇ、あたしらのフレアをさ」パチりん(隣を舞う旦那にウィンクしてみせる)
エリーゼ「少尉の言うとおり、竜機兵は疲弊しきっている・・畳み掛けるなら拘束されている今が好機!!」
アルテミス「だとよ!!聞いたかい!?早く引き剥しちまいな!!」(下に向かって吠え散らかす)
グレンジャガー「好き放題言ってくれてるぜ」(上空を舞う金銀火竜を背景に、燐甲板にしがみついている迅竜と轟竜)
バラン「ご隠居に負けてらんねぇぞ。つーか、マジで硬ぇ金属だな」こちんこちん(爪で燐甲板を突く)
ボニー「お馬鹿だね!!繋目から引き剥せばいいだろ!?その為に丈夫な爪と歯を持ってるんじゃないのかい!?」(轟竜の頭殻上から吠える)
グレンジャガー「こんな合金こしらえた野郎はさぞ頭がいいんだろうな」
バラン「こっちの爪が剥がれなきゃいいけど。俺、爪がねぇと猫みたいに砂場に入れねぇんだ。砂利がいてぇからさ」
ボニー「早くおやりよ!!」ぷんすか
バサ雄「父ちゃん!俺達はここで待機なの!?」ワアアアア・・
メガゼノス「アッシュ達、ブルートワイバーンズがあの竜の被ってる甲冑を壊すまでだ」
バサリン「顔が剥き出しになったら・・・」
バサ雄「俺達親子のクロスグラビームで一網打尽って寸法さぁ~!!」
バサリン「見て!まさひこさんが!!」
まさひこ「イヤホォ~イ!!」バッ(踏みつけ強襲の要領で大ジャンプ。背中にはユーリィが掴まっている)
メガゼノス「飛んだ!!」
ガシッ(あのちっさい両手を広げ、なんとか竜骨型アーメットの窪みに掴まる恐暴竜)
ユーリィ「・・ナイス・・店長・・」きょろきょろ(何やら考察している)
まさひこ「アマリ、モチソウニナイ・・ジャクテンハ、アリソウカイ?」ンンンンン・・(震えながら顔面にしがみついている)
ユーリィ「・・バイザー・・」
まさひこ「ン~?」ちら
・・・・・・・・・・・・・
(アッシュの攻撃により、少し陥没した竜骨型アーメットは、下腹部が口元全体を覆う様な可動式のバイザーになっている)
まさひこ「オ~!バイザーヲ、ハズセバイイノカ!!」
ユーリィ「・・ということで・・兄貴ぃ~・・!!」ちら
ヴォルガトロン「ちょりゃあああああああ!!!!」
バサ雄「兄貴が頭からいった!!」
まさひこ「イッ」バッ(慌てて飛び降りる)
ドゴオオオオオオン!!
(兄貴の渾身のヘッドバッドが口元のバイザーにクリティカルヒット)
ヴォルガトロン「どうだ!?」バッきょろきょろ(後ろ二足で着地してからのお得意のスパイホッピング)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・
(アッシュとヴォルガトロンの衝突により、アーメットは全体的にかなり陥没しているが、バイザーは全く外れる気配すら見せない重厚感を放っている)
ヴォルガトロン「厄介な合金だ・・」
ゲルハルト「モミャ~(要するに正面からいくら打ってもダメってことだ)」(いつの間にか足下にいる)
ヴォルガトロン「うむ・・多少時間が掛かりそうだが、いつまでこいつが大人しくしてるかな・・」ちら
テツ「ほげげげげげげげ!!」
彭関越「ぽぬぬぬぬぬぬぬぬ!!」(穴に落ちてる篭手に包まれた巨大な竜機兵の左腕を、二頭の牙獣種が全身をもって必死に押さえつけている)
一也「火事場のクソ力なら負けないニャ!!みんな踏ん張るニャよ~!!」グググググ・・・(同じく身の丈の数十倍はある篭手を大の字で押さえつけている)
ガルグイユ「固定してしまえばこっちのもんだ!!」プシュウウウウウウウウ(穴の壁と篭手が接している面に水竜ブレスを吐き、氷状態にして繋ぎ止めている)
ミッチ「こっちは自分が見張ってるっす!!だから安心して攻撃を続けてください、ブルートワイバーンの諸先輩方!!」ヒョウウウウウン・・・ドガーーーーーン(その頭上をアラン達の援護射撃が飛び交う)
ヴォルガトロン「よし・・もう一度だ!」
「待って!!次、僕にやらせて~!!」
ヴォルガトロン「む・・?」ちら
アイオロス「留め金を破壊すればいいのさ!!」シャホオオオオオオ
ヴォルガトロン「なに・・スティジャンモード・・!?」
アイオロス「力も倍増ってね!!」バッ(右腕を振りかぶったまま飛ぶ)
ダシャーーーーーーーン
(バイザー左側側面のまあるい留め金部に掌打を喰らわす、紅の雷狼竜)
ヴォルガトロン「どうだ!?」
ガクン・・・・(衝撃により僅かだが、留め金部が緩む)
アイオロス「もう少しってところだね」シュタッ
ミッチ「警部!!危ないっす!!」
アイオロス「!?」バッ
ブーーーーーーーーン
(竜機兵の穴に落ちていない方の右腕(クレーンアームの様に飛び出た四本の鋭い爪)が襲いかっかってくる)
アイオロス「やっば・・」
ガシーーーーーーーン!!
アイオロス「・・・・・・・・・・へ・・?」ぱちくり
ザベーーーーーーーーーン!!
(目の前には砕竜の大きな背中があり、大鎚の様な右パンチで巨大な爪を制御している)
タイタンラス「今のうちにもう一度アタックしろ」グググググ・・・・
アイオロス「サンキュー、プロフェッサー!!」ダッ
ゴオオオオオオオオオ!!
(アイオロスに向かって直進してくる大車輪形態の爆鎚竜)
アングリーアッシュ「反動を利用しろ!!」ゴオオオオオオオ
アイオロス「・・・・なるほど!!」ザッ(体の向きを大車輪の進行方向に合わせる)
バッ!!
(後方から真横を爆走する大車輪の高回転のタイミングに合わせ飛び上がり、後ろ両足で大車輪を踏み台にして飛び上がる)
ズギョオオオオオオン!!
(多大な推進力を受けた深緋の龍属性エネルギーを纏う雷狼竜は、火球の様に燃え上がり加速上昇していく)
まさひこ「オオ、カッコイイ!!」
ユーリィ「・・いっけぇ~・・!」ぱちん(感極まったのか、右パンチで恐暴竜の背中を叩く)
バギョオオオオオオン!!
(流星の如き紅の雷狼竜が放つ、痛恨の右掌打が留め金にクリーンヒットする)
アイオロス「今度はどうだ!?」
ギリギリギリ・・・ギリギリギリギリ・・・
(反作用の衝撃を受けた留め金は明らかに飛び出ているも、落下しそうでしない、もどかしい感じでなんとか状態を維持している)
アイオロス「クソッ!!」ビュオオオオオオ・・・(降下しながら上を振り返っている)
シュン
(一瞬なにかとすれ違う雷狼竜)
アイオロス「!?」
キーーーーーーーン
(ニャンテツ剣を頭上に大きく振りかぶった芋助が、兜割りの要領で留め金を下に叩きつける)
まさひこ「オオオオオオオオオ!!」
ユーリィ「・・侍猫・・どりーむ・・!」
ドシャーーーーーン
(落下する重厚感溢れる留め金部)
ヴォルガトロン「やったぞ!!」
ガシャーーーーーーン!!
(アーメット左側の留め具が外れ、バイザーは右側に向かって宙吊り状態になる。その奥からは剥き出しになった筋肉繊維の龍口と、巨大かつ鋭利な歯列が生々しく露わになる)
まさひこ「「ハ」ダ!「ハ」ガ、ミエタゾ、オネエチャン!!」ぱちぱちぱち(その背中から拍手喝采の姉。両足でしっかりまさひこの背骨をロックしたまま状態を器用に維持している)
アイオロス「やったね♪」シュタッ(雷狼竜の背中に乗る侍猫。その背後ではUターンして戻ってくる大車輪の姿も)
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次回★新春「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?(新春感はまったくないが)
1/4(月)0時更新 「くおおおおお!!たまんねぇ!!」の巻
をお送りいたします♪雑煮を喉に詰まらせる前に読むべし
「くおおおおお!!たまんねぇ!!」の巻
ウオオオオオオ・・・・・!!
(遠方から聞こえる怒号を肌で感じながら傍観している、白いギルドナイト装束を纏った少女)
王羽美「流石の善戦といったところでしょうが・・・果たして・・」
??「果たしてなんだっつーんだ?潔癖症のねえちゃん」
王羽美「え・・・」ちら
ロージー「約束通り、また会えたね!!ウーメイさん♪」ガバッ(抱きつく)
王羽美「ロージー・・・」フワッ・・(ハットが少し浮き、胸に顔を埋める同じ年頃の少女を見下ろす)
ファイヤージンガー「お嬢はずっとあんたこと心配してたんだぜ」
王羽美「・・・・・・・・・」スッ・・(再びハットを深く被り、目を伏せる)
カーブー「ワンさん!?そこにいるのか!?」くんくんくんくん(犬みたいに足下を嗅いでいる変態ハンター)
王羽美「きゃああああああああああ」
ズゴーーーーーーン
(渾身のかかと落としをドボルヘルムの脳天に喰らわす)
カーブー「うげぇ~~~」バタぁ~ん(ヘルムの脳天を陥没させ、ゴキ○リみたく仰向けにひっくり返る)
王羽美「はぁ・・はぁ・・・・シャークハンター・・?」
ファイヤージンガー「ああ、これな。クソ兄貴はあんたを見返す為、修行に出た東方で目が見えなくなっちまったんだよ」
王羽美「え・・・・」
カーブー「ハッハッハッハッハッ!気にするな、ワンさん!!俺は至って元気だぞ!!」ドガアアアアン・・・(よっこら起き上がるその背後に見える竜機兵の頭部で大爆発が起きる)
王羽美「あなた方は・・なにをしてるんですか!?」グイッ(抱きついて離れないロージーを引っぺがす)
ロージー「なにって、お兄ちゃんがウーメイさんの気配を感じたっていうから迎えにきたの」
王羽美「迎えにって・・・一体何に・・?」
ロージー「大狩猟祭に決まってるじゃない♪」ドガアアアアン(満面の笑顔の後ろでは、竜機兵の上空を舞う金銀火竜がフレア攻撃を仕掛けた模様)
王羽美「・・・・・・。それは無理です」ぷい
カーブー「なぜして・・かな?」ドワアアアアアアン(爆破を背景に陥没したヘルムを調整しながら聞く)
王羽美「私は・・・私は任務中なんです!!だから邪魔をしないでください!!」
ファイヤージンガー「任務って、そこでボーっと見てることか?」
王羽美「・・・・・・・・・」ぷい
ロージー「怒った顔も可愛い~♪ね、お兄ちゃん、って、見えへんのか」(さすがに少しムッとした様子の兄)
王羽美「とにかく!あなた方はこんな所にいないで、自分の果たすべき事をしたらどうです!?」
カーブー「ああ。さっき発勁を使い過ぎてしまったから、少し休んでいたんだ」
王羽美「発勁・・・シャークハンター、あなた、一体何を東方で取得したのですか!?」
カーブー「フッフッフッフッ・・・今はシャークハンターじゃないんだが・・それはさておき、知りたいかい?」ボウーーーーーン(ムカつく程のドボルヘルム。その背後では竜機兵の背中ですんごい爆破が起きてる)
王羽美「・・・・いいです。証明してもらいますから」ぷい(またスネるその顔を近くでジロジロにやにやしながら覗くロージー)
カーブー「ん?」
王羽美「あなたが東方で何を学んできたのか、この大狩猟祭で見せてください。そこで・・・」
カーブー「??」
王羽美「そこであなたが再戦するに相応しい、いち武闘狩人であるか、見極めますので」ちら(顔を斜め上に背けたまま、流し目でドボルヘルムを見下ろす)
カーブー「ウッス」ぺこりドガーーーン(一礼するその背後の竜機兵の背中でまた大爆発が起こる)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
アルテミス「もう一発喰らいなって!!」クワッ(そのおそろしい口を開く)
ボウン!!
(下方に大炎上の火球を吐く)
ビュオオオオオオオオ
(フレアが急降下して向かう竜機兵の背中の上では、剣板が剥がされた筋肉繊維剥き出しの背骨上を、逆手に持った双剣を突き刺しながら一直線に突き進む豚耳女の姿が見える)
ゾフィ「キャハハハハハハ!!装甲剥がしたらザックザクってね♪おらおら!!肉屋のお通りだぞぉおおおお!!どけどけぇええええええええええ!!」ブシャアアアアアアア(鮮血を撒き散らしながら駆ける猟奇的な彼女)
ゼキ「ゾフィさん!!危ない!!」(遠くの背中上でワイルドボウを曲射の姿勢で構えながら叫ぶ)
ゾフィ「んあ?」ちら(上を見上げる)
ビュオオオオオオオン!!
(隕石の様なフレアが鬼気迫る)
ゾフィ「うげっ」
ドウウウウウウウウウン
(大爆発が起きると同時にダイブして回避する豚耳女)
ゾフィ「落ちるぅ~」タシッ
(竜機兵の側面装甲になんとかしがみつく)
ゼキ「捕まって!ゾフィさん!!」(手を下に向かって伸ばす)
ゾフィ「ちっ・・貸しを作ったわけじゃねぇからな!!こんなところでリタイヤするわけにはいかねぇっていう、狩人心が俺をそうさせたんだからな!!」たしっ(その手を力強く握る)
ゼキ「はいはい。分かってますよ」にこ(笑顔で引き戻す)
サムソン「竜機兵だろうがなんだろうが、背中に乗ってしまえば峯山龍や豪山龍と同じ!!動けなくなるまで撃砕あるのみぞぉおおおおおおおお!!!!」ダッダッダッダッ(巨大な竜機兵の背中という狩猟エリアを、煌黒堅鎚アルメタでハンマー溜めダッシュで駆ける)
バシューーーーーン
(貯め完了のエフェクトがサムソンから放出される)
サムソン「ほいやあああああああああ!!!!」ぐるぐるぐるぐるぐる(ハンマー大回転)
ダシャーーーーーーーン
ズガーーーーーーーーン
(次々と鋼鉄の剣板をふっ飛ばしていく)
サムソン「うっほおおおおおおおおお」とっとっとっとっと・・(勢い余って背中から落ちそうになる)
たしっ(でっかい黒毛のお手と橙色の皮膚のお手に腰を支えられる)
サムソン「ほむ?」ちら
グレンジャガー「でかしたぜ、おっさん」
バラン「後は俺達に任せな」
サムソン「ほむ・・」
ボニー「さぁグレン、バラン!!この邪魔な鎧を剥がしておくれ!!」
バラン「よっしゃ」
グシャッ・・(燐甲板と重なる面の筋肉繊維に爪を突き刺す)
グレンジャガー「うえ・・気持ちわりぃ・・」
バラン「とっとやんねぇと、またボニーにどやされるぞ」
グレンジャガー「わぁ~ったよ。いくぞ!はい、せぇ~の・・・」
ベリ~~~~~~~~~ン!!
(畳返しの要領で豪快に燐甲板を引っ剥して落下させる)
ボニー「やった♪」
サムソン「よし!上に合図するのだ!」
ボニー「OK♪」バッ(角笛を懐から出す)
プップクプップップ~♪
エリーゼ「笛の音よ!」ビュオオオオオ
アルル「あそこです!グレンさんとバランさんが装甲を剥がしています!!」ビュオオオオオ
アルテミス「あんた!見えるかい!?」ビュオオオオオオオ(隣で綺麗に編隊飛行している銀火竜に声をかける)
サンダーソニック「ああ。これで直にダメージを与えやすくなったな」ビュオオオオ
劉珍「ジェットドラゴン部隊!!フレア一斉投下だぁああああああ!!」
ドウン!!ボウン!!
(一斉に口内からフレア投下をかます金銀火竜の夫婦)
ドガアアアアアアアアアアアン
(燐甲板が剥がれた面で大爆発が起きる)
劉珍「どうだ!?」
アオオオオオオオオオオオ!!
(悲鳴に近い高周波の咆哮をあげる竜機兵)
劉珍「そうだろそうだろ!サンダーソニック!このまま奴の背中を大炎上させようぜ!!」
ドオオオオオオオオオン
(クロスヘア越しに映る背中の大爆発)
純平「空爆も順調みたいですよ、隊長」(MK11型ボウガンのスコープを覗いている)
アラン「おっしゃ!俺達もブーメランショットで拡散祭りといくか!?」ズチャッ(カラ骨薬莢を入れ替える)
パノ「お待ちを、髭の隊長さん。十分みたいです、背中の援護は」じー(立ちながらAR15型ボウガンのスコープを覗いている)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(スコープ視点。芋助とゲルハルトを背中に乗せたアイオロスが頭を踏み台に背中に駆け上っていく)
純平「あまり撃ちすぎると味方に被弾してしまうか」チャッ・・(ボウガンを下ろす)
アラン「じゃあどこで拡散祭りするんだよ?ギガント級相手の容赦無い拡散祭りは、ガンナーの日頃の鬱憤を晴らす、悦楽極まりない快感なんだぜ?」
パノ「だめですか?顔では」じー
・・・・・・・・・・・・・・・
(クロスヘア越しに映る竜機兵の顔のアップ。顔の下腹部で左側に垂れるバイザーを、恐暴竜と砕竜が引っ剥がそうとしている)
アラン「あれが取れりゃ、生身にアタック出来るな。顔面に拡散祭りか・・想像しただけでヨダレが出るぜ」じゅるじゅる(もう出てる)
純平「でっかい「歯」が見えますよ。UBUが見たら大喜びするだろうに」じー
ぶっち~~~~~ん
(スコープ視点。あのちっさい手でバイザーを引っ剥がす恐暴竜。同時に巨大な竜の歯列が剥き出しになる)
パノ「見えました。歯。しっかり手入れ出来てますね。白いです」じー
アラン「口の中に拡散祭りか!?なぁ!?」(なぜだか嬉しそう)
純平「前進しますか。口内に直接撃った方がダメージはでかいでしょう」ザッ
アラン「臓器爆破か!?くおおおおお!!たまんねぇ!!早速ストマックボムといこうぜ!!」ダッ
パノ「待ってください」サッずで~ん
(馳せるアランの短い猫足に自分の右足を引っ掛けてすっ転ばせる)
バフゥ~~~~~~~ン
(スコープ視点。口内が剥き出しになった竜機兵の吐く息の風圧にすっ転ばされる獣竜達)
アラン「なんだよ、情けねぇな」ペッペッ・・(顔が火山灰で真っ黒)
パノ「違います・・・あの重量を軽々吹っ飛ばすだけの風力・・・・危険です!!」バッ(瞬時にボウガンを背負い、左右にいるアランと純平の猫首を咄嗟に掴み上げ側方に飛ぶ)
純平「どうしたんだ!?」
パノ「しようとしてます!!何かとんでもないことを!!」ダッダッダッダッダッ(二人の猫首を掴んだまま側方に走る)
まさひこ「イチチチチ・・・・ミンナ、ヘイキカイ?」(尻もちをついてる)
ユーリィ「・・ちょっと・・びっくり・・」(まさひこの横で仰向け棒状態)
アングリーアッシュ「慌てるな。ただ息を吐いただけだろう」ムン(体を起こす)
ヴォルガトロン「それにしてもすごい量の息を吐いたな」よいしょっとな(横に倒れたでかい体を上手に起き上がらせる)
タイタンラス「ちょっと待て・・今の行為を生物学的に呼吸と考えるのならば、大きく息を吐いた後に待っているのは・・・・」
アングリーアッシュ「!!」
ユーリィ「・・吸う・・」
ヴォルガトロン「みんな伏せろぉおおおおおおおお!!」
キュオオオオオオオオン!!
(浮岳龍の如し凄まじい吸引を開始する竜機兵)
To Be Continuedたまご運んであぼっちぼっち
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次回「あたちのモンハン日記」中継ぎ記事はぁ~ん!?
1/6(水)0時更新 なぜなに☆あたモンのおコーナー
をお送りいたします♪ほいだら雑煮を一旦置いてから読もうそんで後でお椀をひっくり返そう
あたモン世界観ではクロスはどう捉えるべきかなんなのか(・o・)
見事なお正月ぼけです




先日、そんな作者んちにおせちを食べに現れた甥っ子が、MHXなるものを持ってきており、見事それを取り上げた作者も少しだけやってみました(村のドスゲネポス)。クロスの評価はさておき、作者がふと思ったのは、「MHXは公式でもナンバリングタイトルではないと謳っている以上、このクロスの世界観は他のスピンオフタイトル同様、本家のパラレルワールドなのだろう」ということと、「そしたらさ、あたモン世界観では、このクロスワールドをどう捉えればいいのかな

~ユクモに空路は不釣り合い?

例えばMHXにて急進的な飛躍をみせた大航空時代(飛空船の一般普及)に関しては、昨今の本家シリーズやFを見ても、同じ様な文明開化の印象を受けます。あたモン世界観でも新大陸随一といってもいいロックラック空港を中心に、空の移動については自由にやらせてもらっており、広大な大陸世界を行き来する便利ツールとして、今後も空の便を利用させてもらうことでしょう




ガーグァ便なら荷台でゴトゴトしながらお弁当も食べれますよ♪是非その足でご来訪を

CAUTION


~LLC「G」TAXI(LocLacCity「Gargwa」TAXI Company)
~獣人の独立は新たなる革命への兆しか

MHXにて個人的に一番衝撃的だったのは、獣人の独立(ニャンターシステム)です。作者はかねてよりハンター至上主義になりつつある大陸社会に反感を抱いており、その反映が理知を持つ知的生命体種の登場へ発展し、そしてフニャンコ革命をはじめとする獣人の台頭へと繋がり、あたモンのメインテーマである三種共存の世界を構築しています。そもそもハンターに憧れているという設定のオトモアイルーに関しても、どこか種族的に上から見ている差別感はゲーム内からも感じていましたし(よく言えば「ユーモア感」、悪くいえば「レイシズム」)、今もオトモを大切にしないハンターに対しては嫌悪感を抱いてしまいます。なのでこのニャンターシステムには大賛成で、是非ともハンターを一蹴する獣人ならではの叡智と誇りをもって、大陸世界に獣人あり!というプロパガンダも期待したいです。よってあたモン世界でもニャンターの台頭は、各地で起こしていきたいと思います

~クロスオリジナルモンスターも

雲羊鹿ムーファ・・可愛いですね。撫でた後、顔面に「ちゅ


と、今日は簡単にクロスをプレイしてみて思うたことを綴ったまでです。ゲームシステムがどうとか偉そうに語れるほどプレイしていないので、そういうのは喋りません

同時にいよいよ2DSというのが出るじゃないですか。しかもお手軽価格で




そしたらよ
今日も猿っぽい感じで

さよならうぃっき~!!
振り上げた左手は、そのままあなたの顔にびしゃーん

クロスでもあたちハウスは健在★




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはぁ~!!
1/8(金)0時更新 「竜殺しとは大陸をも死滅させるもの」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ、次回も言わない



「竜殺しとは大陸をも死滅させるもの」の巻
キュオオオオオオオオオオン!!
(俯瞰図。俯せに横たわる竜機兵の口内へ、火山灰を含んだ真っ黒なサイクロンが一直線に吸引されていく。その巨大な背上では、芋助とゲルハルトを背中に乗せたアイオロスが後方にいるゾフィ、ゼキ、サムソンらの方向に向かって疾走しており、グレン、バランは必死に鱗甲板を剥がそうとしている。上空では金銀火竜がフレアによる空爆を開始、穴に拘束された竜機兵の左腕付近では彭関越、テツ、一也、ガルグイユの姿も見える。黒いサイクロンが繋がる遠方では、それに飲まれまいと、メガゼノス親子が側方に避難しているのも確認できる)
メガゼノス「走れ!!子供達!!」ドシーンドシーンドシーン(前方で突進する双子の岩竜を急かす様に、その背後から同じく突進体勢でけしかける)
バサ雄「うわあああああああ」ドシーンドシーンドシーン
バサリン「きゃあああああああああ」ズシャーーーン(火山灰に埋もれた大地の上を豪快に前のめりに倒れる)
バサ雄「ねえちゃん!!」
バサリン「私は平気・・・それより一体なにが起きたというの・・?」ゴオオオオオオオ(岩竜の女の子っぽく横すわりしながら黒いサイクロンを眺めている)
メガゼノス「あの巨大竜の仕業だ・・!」
バサ雄「兄貴達は・・兄貴達は大丈夫かな!?」
キュオオオオオオオオオン!!
(顔下部のバイザーを外され、剥き出しになった口を大きく開き、浮岳龍の如し凄まじい吸引を開始する竜機兵)
まさひこ「ツカマレ!!オネエチャン!!」ゴオオオオオオオ(吸い込まれないよう、吸引口とは対照的に体を俯せて踏ん張っている)
ユーリィ「・・これは・・・少し・・・辛い・・・」ビュオオオオオオオ(必死に恐暴竜の尻尾にしがみつき吸引に耐えている)
ブッチャービートル「ブキィ~」(ヒーラーU装備のベストの中で怯えている)
ヴォルガトロン「なんて吸引力なんだ・・!!」ゴオオオオオオオオ
ズルズル・・・(必死に身を伏せる兄貴の巨体が少しづつ後退していく)
タイタンラス「溶岩竜は前足がないからな・・踏ん張りが効かないか・・!噛みつけ!!ヴォルガトロン!!」ザッ(左腕を大地に突き刺しながら、右腕を隣の溶岩竜に向かって差し出す)
ヴォルガトロン「お前の装甲の強度なら平気というわけか・・・・すまん!!」ガジッ(すっぽりと右腕を丸齧りする)
タイタンラス「ふぬううううううう!!!!」ゴオオオオオオオ!!
アングリーアッシュ「耐えろ獣竜達よ!!」ゴオオオオオオオオ!!(わざと吸引に身を任せる様に少しだけ後退する)
ヴォルガトロン「ふぁにをふるひは!?(何をする気だ!?)」ゴオオオオオオ!!(横目でそれを見ている)
アングリーアッシュ「俺がお前たちを支える!!」グワーーーーン(大顎を振りかぶる)
ダシャーーーーーーン
(一同の背後にて大顎を大地に打ち付ける)
アングリーアッシュ「さぁ来い!!いつでも受け止めるぞ!!誇り高きブルートワイバーンズ達よ!!」パァーーーン(顎を地面に突き刺したまま、あのちっさい両手を叩いて開き、受け止め体勢に入る爆鎚竜)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ズオオオオオオオオオオ!!
(一直線に竜機兵の口内へと続く巨大な黒いサイクロン)
純平「なんてやつだ・・・これじゃあニャンガスの二の舞いじゃないか!!」ダシーン(黒い大地を殴りながら呆然とその光景を眺めている)
アラン「助かったぜ、スナイパーのねえちゃん。他のみんなもまだ無事な様だ」じー(双眼鏡でサイクロンの中を確認している)
パノ「踏ん張れるか・・いつまで。心配です」
純平「まずはこの事を劉珍達に知らせよう」
パノ「私が。それなら」ガポン(AR15型ボウガンの銃口下に付属されたグレネードランチャーにカラ骨弾をセットする)
ドウン
(それを空に向かって放射させるパノ)
バホオオオオオオオオ
(空に真っ赤な煙幕が広がる)
純平「危険信号の発煙弾か。さすが用意周到だな」
パノ「学びました。ユクモの災難で」
アラン「お~~~い!!下を見ろぉおおおおおお!!」(空を舞う金銀火竜に向かって手を振る)
純平「隊長・・・」
パノ「・・・・・・・・」こくり
純平&パノ「おおおおおおおおい!!」
ビュオオオオオオオオン!!
(訓練されたかのような美しい編隊をしながら空を舞う金銀火竜)
アルテミス「グレンとバランの奴、いい調子じゃないのさ!!次々と装甲を剥がしていってるよ!!」ビュオオオオオオン
サンダーソニック「もう一発投下するか?軍師」ビュオオオオオオオ
劉珍「・・・・・待て!あの煙は・・・緊急の信号弾だ!!」(銀火竜の背中で進行方向とは反対にあぐらをかき、双眼鏡を覗いている)
アルル「パノさんです!!何かあったのかと!!」
エリーゼ「アルテミス、旋回して!!」
アルテミス「あいよ!」
ギュオオオオオオオン
(見事な空中旋回を並んでしてみせるベテラン火竜の夫妻)
サンダーソニック「なんだあれは!?」ビュオオオオオオ
ズゴオオオオオオオオオ!!
(竜機兵の口内に向かって一直線に伸びる真っ黒なサイクロンを確認する)
アルル「なんてことを・・・・・」
エリーゼ「浮岳龍の吸引を採用しているとでもいうの・・?」
劉珍「なぜだ・・!!ギルドはなぜ龍災から学ばず、その力ばかりを欲しがるんだ!!」
サンダーソニック「止めるしかないな」ビュオオオオオオオ
アルテミス「どうやってさ!?」ゴオオオオオオオオ
劉珍「機能を停止させるんだ!!」
エリーゼ「・・・・・・・・・」
アルテミス「どうしたんだい!?まさか圧倒されたわけじゃないだろう!?」
エリーゼ「いえ・・・何のために吸引してるのかと思って・・」
アルル「え・・・」
アルテミス「なにって、そりゃ目の前の獣竜達を吸い込む為だろう!?」
エリーゼ「・・・・・・・。見て!!」
バシュウウウウウウウ!!
(竜機兵の背中の至る所から、間欠泉の様にもの凄い勢いで空気が排出される)
サムソン「おわああああああああああ」シュドーーーーーン(それにふっ飛ばされた初老の戦士)
グレンジャガー「かぁ~!!情けねぇな!!おっさ・・・うおおおおおおおお!?」バシュウウウウウウン(真下の燐甲板の繋目から吹き上がってきた凄まじい噴射に持ち上げられ、瞬く間にふっ飛ばされる)
バラン「グレェエエエエエエエン!!」
ゾフィ「キャハハハハハハ!!おめぇらなにやって・・」
ボフーーーーーーーーン
(突然の噴射により後方へふっ飛ばされる豚耳女)
ゼキ「ゾフィさぁああああああん!!」ダッ(追いかける様に尻尾の方へ走っていく)
アルテミス「はぁ!?まさか背中の連中を振り落とす為に、空気を吸ってるわけかい!?」ビュオオオオオオ
エリーゼ「間違いないわ!峯山龍が岩を排出する機能を参考にしているんだわ!!」
ギュオオオオオオオオオオオ!!
(依然として大口を開け、大地を根こそぎ刈り取るように吸引していく竜機兵)
まさひこ「イイイイイイイイイ・・・!!」ギリギリギリ・・(辺りの火山灰は綺麗に吸引され、露わになった大地に必死にしがみつく。その尾っぽにしがみつくユーリィ)
ユーリィ「・・ファイト・・店長・・」ビュオオオオオオオオ
まさひこ「モウ・・・ムリィ~」
ユーリィ「・・え・・」
パッ(あのちっさいお手を地面から離す)
ユーリィ「・・あ・・」
ブオオオオオオオオオン!!
(サイクロンに飲み込まれる恐暴竜と姉)
まさひこ「ア~レェ~」ビュオオオオオオ
アングリーアッシュ「掴まれ!!」ブーーーーン(飛んできた恐暴竜に尻尾を向ける)
まさひこ「ハイナ!!」
ガシッ
(あのちっさい両手でしっかりと爆鎚竜の煌めく尻尾にしがみつく。恐暴竜の尾っぽにはヒーラーU装備のハンターもしがみつき、「三段階な感じ」である)
アングリーアッシュ「ラス!!このままではもたんぞ!!いっそ、飲まれて、奴を体内から攻撃するというわけにはいかんのか!?」ゴオオオオオオオオオ
タイタンラス「ダメだ!!河狸獣を思い出せ!!竜機兵の体内には、膨大な量の太古のプロメテウスが充満していることを忘れるな!!」(頭の大鎚を地面に突き刺し、股の下から後方に向かって叫ぶ)
ヴォルガトロン「モゴモゴモゴモゴ(飲まれたら、圧倒言う間に燃焼されてしまうというわけか・・)」(砕竜の右腕を大口ですっぽり噛み付いて飛ばされないようにしてる)
アングリーアッシュ「何が竜機兵だ!!一体誰がこんな竜殺しを復元させたぁああああああ!!!!」
タイタンラス「ギルドだろう!!これでますます俺達の怒りを買ったことに違いないな!!アッシュ!!」
アングリーアッシュ「大陸に跋扈する悪辣な人型の集団めぇええええええ!!!!貴様らが一方的に我らに強制させる為に創りあげた遵守と礼式など、この俺が破壊してやるぞぉおおおおおおおお!!!!」ゴオオオオオオオオオ!!
タイタンラス「竜殺しとは大陸をも死滅させるもの・・・やはり駆逐されるのは我ら人間なのだろう」ビュオオオオオオオ・・・
ヴォルガトロン「モゴモゴモゴモゴ(思想と哲学もいいが、今は古代人を恨むとしよう・・・ん?)」ちら
ビュオーーーーーーーーーーン!!
(凶器となりすっ飛んでくる覇竜の剛爪)
ヴォルガトロン「ギッ!?」(あのちっさい目をひんむいてそれを確認する)
ズゴオオオオオオオン
(頭部に剛爪がもろにヒットし、共に飛ばされる)
タイタンラス「アッシュ!!いったぞぉおおおおお!!」
ヴォルガトロン「うおおおおおおおおおお!?」ゴロゴロゴロゴロゴロ(転がりながら後方の爆鎚竜に向かっていく)
アングリーアッシュ「一頭足りとも同志を逝かせてなるものかぁああああああ!!!!」
グワン!!
(一度突き刺した大顎を大きく後ろに振りかぶる)
まさひこ「ナニヲ!?」
アングリーアッシュ「ロックだぁあああああああああ!!!!」
ガシーーーーーーン!!
(横になって転がってきた溶岩竜の体を打ちつける様に大顎で挟む)
ヴォルガトロン「アッシュ!!」
アングリーアッシュ「モンスターミリシア頭首の底力・・・見せてくれるわぁああああああ!!!!」ビュオオオオオオオオ(前方では巨体の溶岩竜を顎で挟み、後方では尻尾にしがみつく恐暴竜の重量を支えてみせる屈強な爆鎚竜)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
1/10(日)0時更新 「邪魔だ。あっちいってろ」しっしっの巻
をお送りいたします♪そしたら次回も獣竜戦士達を応援しよう
「邪魔だ。あっちいってろ」しっしっの巻

アングリーアッシュ「モンスターミリシア頭首の底力・・・見せてくれるわぁああああああ!!!!」ビュオオオオオオオオ

「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~

彭関越「みんなどうなっちまったずらか!?」ゴホッゴホッ(咳を押し殺しながら、穴に落ちた竜機兵の左前脚をテツ、一也と共に押さえ込んでいる。背中にはシャークキングを背負っている)

テツ「ミッチ!!サイクロンの中は見えるかい!?」

ミッチ「火山灰の色が濃くて何にも見えねぇっす!!」(双眼鏡を覗きながら答える)

一也「ほにゃらみんな無事ならいいがニャ・・ふん!」ガシッ


ガルグイユ「こっちは限界だ・・・・」ふぅ~~(水流ブレスが尽きる)
「お~~~~~わぁ~~~~~~~」
一也「なんか飛んで来るニャ!!」

サムソン「おたすけぇ~~~~~~~~」ビュオオオオオオオン

テツ「サムソンだ」
ミッチ「しょうもない

ガルグイユ「でもあんたの主人だろ」バリーーーーン

プッくぅ~~~~~~

(空気を吸引して、瞬く間に「わんぱくエアートランポリン」へと変化する化け鮫)
サムソン「おお!!」
ぼよぉ~ん


(ぼよんぼよんのお腹がクッションになるも、弾かれ地面に腰を強打するサムソン)
サムソン「ぎゃああああああああああ」(腰痛持ち)
ミッチ「助ける必要なんて無かったっす。そもそもハンターは何百メートル先から落下しても、ヘラヘラしてる野蛮な生き物なんすから」ほれ

ガルグイユ「上で何があった?」シュウウウウウウ

サムソン「ほむ。突然背中の至る所からジェット噴射があってな、振り落とされて・・」ちら
ギュオオオオオオオオオ!!
(竜機兵の脇腹より、頭部に吸引されていくサイクロンを目視する)
サムソン「なんじゃありゃ~~~~


グ・グ・グ・グ・グ・グ・・・
(一同が前方に気をとられてるうちに蠢き出す竜機兵の左腕)
テツ「あ・・」
グワーーーーーーン!!
(落とし穴の溝を埋める接着剤代わりの氷を難なく剥がし、二頭の牙獣種をふっ飛ばしながら、脱出に成功する巨大な小手に包まれた左腕)
一也「しまったニャ!!」バッ

ミッチ「クソ!!こうなったらやってやるっす!!」バッ

サムソン「同感だ。ダメージを与えれば、吸引もやめるだろうとて」ゴイン

彭関越「こうなったら動けなくなるまで突いてやるずら、鮫王」ザシュッ


張虎「再起動完了!って、兄者はどうした?」きょろきょろ(黒くてまあるい「ホオジロ目」をきょろきょろさせる)

バサ雄「父ちゃん!兄貴達が飲み込まれちゃうよぉ~


メガゼノス「クッ・・・・!」

バサリン「お父さん!お友達なんでしょ!?」
メガゼノス「・・・・分かった。ここからあの竜に目掛けて、グラビティカノンを放ってみる」
バサ雄「待って!そりゃ危険だよ父ちゃん!」
メガゼノス「なぜして、だ?我が息子よ」
バサ雄「間違ってあのサイクロンにグラビティカノンの放射が吸引されてみなよ!?中の兄貴達まで消滅しちゃうよ!」
メガゼノス「むう・・・それでは一体どうすれば・・」
バサリン「でも早くしないと本当にまさひこさん達は・・・」
プップクプップップ~~~~~♪
バサリン「なに!?この緊張感のないフザけた笛の音は!?」
ベバーーン!!

ロージー「おにょ~ほっほっほっほっ♪」(親子の後ろでふんぞり返って笑ってる。もちろんバカ、そのものの顔してからに)
メガゼノス「邪魔だ。あっちいってろ」しっしっ(あの翼爪でしっしする)
ロージー「じゃかあしわぁ~い!!今の笛の音を説明しにきてやったんやろがぁ~

バサ雄「笛?」
ロージー「よくぞ聞いてくれました♪今の旋律はね、「届け!愛の旋律よ、心を込めて貴方に・・」でお馴染み、ロージーちゃん専用のかりかりぴー、その名も、ユクモノ笛・愛と勇気のカリピスト少女が奏でる・・」
メガゼノス「あっちいってろ」しっしっ(あの翼爪でしっしする)
ロージー「なんじゃわれ

バサ雄「へんてこりんな方言のおねえさん。それで一体、何をしたのさ?」
ロージー「旋律効果を与えたのよ♪岩竜の坊や」チュッ

メガゼノス「なにをした?」
ロージー「スーパーアーマーにしてあげれば、問題は解決。みんなも助かるのよ♪」
メガゼノス親子「????」

カーブー「待ってろぉおおおおおお!!みんなぁああああああああ!!」ズドドドドドドドドド

バサ雄「すげぇ!!なんだ、あのにいちゃん!!」
ロージー「あたしのお兄ちゃんよ

ファイヤージンガー「クソ兄貴だけどな」
バサリン「吸引の影響を・・まったく受けずに走ってる・・」
カーブー「軽い軽い!!実に軽いぞ!!押しかけ妹の仕事にしては上出来だ!!待ってろぉ~!!まさひこくぅ~~~~~~ん!!」ズドドドドドドドドド

メガゼノス「一体あのハンターに何をしたんだ!?」
ロージー「このユクモノ笛はあたし専用の特注品なの。お兄ちゃんには、龍風圧無効&強壮効果、更にはのけぞり無効を与えてあげたのよ♪あ、これギルドには「しょない」でお願いね♪違法品扱いされちゃうと、ハンターライセンス没収になっちゃうから

カーブー「まさひこくぅ~~~~~ん!!どぉ~こだぁああああああい!?」ズドドドドドドド


ユーリィ「・・あの声は・・」ギュオオオオオオオ


まさひこ「カーーーブーーーーー!!」ゴオオオオオオオオ

カーブー「まさひこ君!!」キキィ~~~~~


タイタンラス「吸引を無効にしている・・・そうか旋律効果の恩恵を受けたのか」ゴオオオオオオオオ

アングリーアッシュ「何をしに来た!?」ゴオオオオオオオオ

カーブー「みんなも無事な様だな。訳は後だ!効果が切れる前に、みんなをここから出す!!」

ヴォルガトロン「だが一体どうやって!?」
カーブー「風の向きは直進・・・ならば側方に皆を吹き飛ばすまで!!はちょおおおおおおおおおおお!!!!」
ドギューーーーーーーーン!!
(カーブーの体から漲る発勁が放出される)
カーブー「超大型には超大型を!!」ジャキーーーン

ボウウウウウウウウウン!!
(龍発勁が太刀に乗り移り、凄まじい龍属性エネルギーの火力を帯びる)
アングリーアッシュ「なんだと!?」
まさひこ「ワァ~イ、イイゾォ~、カーブー♪」ビュオオオオオオオオ

カーブー「一斉に吹っ飛ばす!!少し痛いが我慢してくれ!!」ザッ(吸引に耐える一同の側面に立つ)
タイタンラス「まさか本当に・・・」
ヴォルガトロン「やるつもりだ」
カーブー「どぎゃあああああああ!!!!」
ズゴーーーーーーーン!!
(渾身の突きに投影されるは、人間の作った砦など簡単に破壊して突き進む、老山龍の頭からの体当たり)
アングリーアッシュ「うおおおおおおおおお!?」ズオーーーーーーン

タイタンラス「クッ・・・・!!」ズオーーーーーーーン

ズデーーーーーーーン

(見事サイクロンから脱出成功した獣竜隊の面々。お姉ちゃんはもちろん棒の字で仰向け状態)
メガゼノス「なんと・・・!!」
バサリン「みんな無事よ!!」ぱぁ~ん

バサ雄「すっげぇえええええ!!あのハンターこそ、俺の目指す勇者様の姿だ♪」キラキラキラキラ

カーブー「ウッス」ぺこり(止まらないサイクロンの中で一礼する。その頭上を間一髪、凶器と化した覇竜の大牙が通り過ぎていく)
エリーゼ「サイクロンから獣竜隊が飛び出してきたわ!!」ビュオオオオオオ

アルル「皆さん無事です!!」ビュオオオオオオ


アルテミス「よし!!これで心置きなく、あいつを仕留めることが出来るね!!」

サンダーソニック「しかし奴の背中は、吸引によるジェット噴射で守られたままだぞ」
アルテミス「構うことないね!!フレア投下だよ!!」グバッ

ドウン

ヒョウウウウウウウウウウウン!!
(フレア視点。空を切り、竜機兵の背中に目掛けて飛んで行く)
バシューーーーーーーーン

(突如間欠泉の様に吹き上がってきたジェット噴射により弾き返される火の玉)
アルテミス「嘘だろ!?」
ビュオオオオオオオオオオ・・・
(竜機兵の前方に飛んで行くフレア)
カーブー「よし。俺も脱出だ」ゴオオオオオ・・

バッ

(カッコつけながらサイクロンより飛び出るドボル)
エリーゼ「カーブーさぁああああああん!!危なぁああああああい!!」
カーブー「ウッス?」
ギュオオオオオオオオン!!
(メラメラ燃えるフレアがまるで隕石の様に落下してくる)
カーブー「すまない・・・母さん・・・」(フレアの気配を感じたのか、上を見上げながらあきらめたっぽい感じで呟く)
アルル「ぶつかります!!」
エリーゼ「カーブーさぁああああん!!」
ドゴオオオオオオン!!
(間一髪、カーブーにぶつかる直前で、右足に爆炎を纏ったホワイトナイトがフレアを蹴り飛ばす)
カーブー「お~?」ボガアアアアアアアン

王羽美「まったく見てられません。あなたのやり方は」シュタッ

カーブー「それより見てくれたか?さっきの俺の英姿を」フフン
王羽美「なにをです?中がどうなってるのか分かりませんでした」ゴオオオオオオオ・・(真っ黒なサイクロンを眺める)
カーブー「そっか・・」しょんげり(ドボルヘルムの表情がカーブーの心象を汲みとったかの様に、実にざんない顔になる)
王羽美「それよりどうやって止めるのです?この天災レベルの巨竜の進行を」かきかき(左の掌に「まったく」って書いてる)
カーブー「う~~~~~ん」(今度は困った表情になるドボルヘルム)
ロージー「お兄ちゃん!やっぱりウーメイさんも♪」タッタッタッタッ(メガゼノス親子と共に駆けてくる)

アラン「よぉ~!みんな生きてんな!!」タッタッタッタッ(別方向からパノと純平と一緒に並走してくる)
まさひこ「サテ、ドウスル?カーブー」ドスンドスン・・(獣竜隊と共に歩み寄る)
バサ雄「アッシュのおじさん達を救出できたんだ!!これで心置きなくやっつけられるね!!」

純平「とすれば、大口を開けてる今がチャンスだな。ねぇ隊長」
アラン「ん?」
純平「拡散祭り、やるんでしょ?」ガション

アラン「お~♪」(すんごい嬉しそうなヒゲ猫おやじ)
カーブー「う~~~~~ん」
ロージー「どうしたの?」
ファイヤージンガー「なにか足りねぇって顔してんな。きっと」
カーブー「果たしてそれしきの火力で、こいつを討伐出来るか否か・・」ふむぅ~(ドボルヘルムの表情が険しくなる)
パノ「ですね」んべぇ~(舌を出しておどけるパノの隣で嫌がるユーリィ)
王羽美「どうするおつもりです?シャークハンター」
カーブー「う~ん。だから今はサメじゃなくって・・」ふむぅ~(腕を組み考えこむドボル)
ユーリィ「・・何が問題・・?かあぶう兄君・・」
カーブー「う~ん。どうせ飲み込ませるなら、もっとそう・・・・ん?この突進音は・・・」(耳に手を当てるドボル)
ロージー「なんにも見えないよ?」きょろきょろ(額に手をかざして辺りを見る、おさげの妹)
王羽美「誤魔化さないで下さい。シャークハンター」かきかき(掌に「バカ。嫌い」って書いてる)
カーブー「いや、だから今はサメじゃ・・・・この足音は鎧竜か?」きょろきょろ
バサ雄「父ちゃんならここにいるよ」(その背後で自分を指差す黒鎧竜の父)
カーブー「いや、だから黒じゃなくて・・・」
ヴォルガトロン「別の個体がこっちに向かっている」(皆には分からない何かをキャッチしている様子)
王羽美「え・・・・」ちら
ドシーンドシーンドシーンドシーン!!
(エリア遠方に繋がるサイクロンの横を猛然と突進してくる、頭部のない鎧竜)
バサ雄「ゲッ!グラビのゾンビ!?」ガガーン

ロージー「違うよ!あれはお兄ちゃんがやっつけた暗黒団の搭乗兵器だよ!!」
王羽美「ですが・・一体誰が操縦を・・・」
まさひこ「ミロ!!」
バーーーーーン!!

ニャ太郎「お待たせ致した!!」(頭の欠けた鎧竜の頭部であぐらをかいている)
タイタンラス「なるほど。自動操縦(オートモード)付きか」フッ
ロージー「やった!ニャ太郎さぁ~ん♪」
純平「おい、カーブー。俺の勘が間違ってなければ・・お前、あれを使おうって魂胆だな?」
カーブー「ああ。あいつを食わせて・・ドッカーンってのはどうだ?」ドシーンドシーンドシーン・・
To Be Continued


次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事雄は!?
1/12(火)0時更新 おそらくなんでしょう。「なぜなに」or「登場人物紹介」でしょうか

をお送りいたします♪ほったらさ


悲劇のブルートワイバーン、タイタンラスをご紹介♪

Name:ディルク・エクスナー(Dirk・Exner)
Nickname:タイタンラス(TitanWrath)
Affiliation:モンスターミリシア
Location:Volcano (3rd)
First appearance:「カソ、シュウリョウ!」の巻
~天才龍科学者にしてマッドサイエンティスト
ディルク・エクスナー。元暗黒商会所属の天才龍科学者にして、倫理観とは無縁の外科手術を行うマッドサイエンティストとして名高い。モンスターや人型、獣人族の頭部、肢体、性器の転換手術といった「種族統合外科」をはじめ、個体種の改良を目的としたモンスターの臨床実験も行っていた(モンスターに人型の脳を移植させるなど、ディルクは人工的に知的生命体種のモンスターを創りあげようとしていたらしい)。こういった残酷な実験からディルクは、周りの科学者から「ドラゴンプロメテウス(人間の力では制御出来ないほど、強大でリスクの大きい龍科学技術を行う者、という暗喩)」と呼ばれるようになる。
~狂気の果てに....
まだ砕竜が新大陸地方にて、その生存確認をギルドが特定出来ていない頃、いち早くその存在を知った暗黒商会は砕竜を生きたまま捕獲し、臨床実験を行う。ディルクは砕竜と相利共生関係にある、爆発性を帯びた変形菌に興味を抱き、その熱量エネルギーを火力兵器として実用化する為、研究に明け暮れる。だが実験中、予想だにしない悲劇がディルクを襲う。ディルクはこの変形菌に肉体を溶解(同化?)され、自分自身が粘菌になってしまったというのだ。その理知と意志力を持つ「動くブロブ」は、臨床実験中であった砕竜の体に「帰還」して、砕竜そのものの肉体を支配するに至ったという。砕竜に「搭乗」したディルクは、組織にモンスター兵器として利用される前にラボを脱出し、暴漢の知的生命体種が集う火山地帯の奥地に身を潜めるのだった。以上の話は事故直後、ディルクの恋人であったダニエル・カペラを取材した怪奇ルポライターの話を参考にしている。おそらくディルクは暗黒商会のモンスター搭乗兵器同様、砕竜の脳を支配することで、起動を可能にしていると思われる。
~タイタンラスとして
火山の無頼獣から成る「モンスターミリシア」に加わったディルクは自身をタイタンラスと名乗る(Titan:大力無双の人 Wrath:激怒)。身内の者からは、その広い見識からプロフェッサーと呼ばれているようだ。
~カタコンベラボ
ディルクはミリシアに入ってからも人間に戻る為の研究は続けており、火山洞窟の奥地をラボにしている。綺羅びやかな鉱石に囲まれた、美しい鍾乳洞エリアだが、実験に使われたと思われる人骨をはじめ、あらゆる種族の骨や頭蓋骨、腐乱死体が地面一杯に敷き詰められていることから、ミリシア内ではこのエリアをカタコンベラボと呼んでいる。
~タイタンラスの装甲
通常の砕竜の甲殻というのは粘菌の爆破による高熱や、火山地区特有の地熱により、本来持つ外殻が溶解され、そこに黒曜石をはじめとする様々な鉱物成分が混合し、凝固することでより強度な甲殻を形成していく。ディルクは自分を護る鎧である砕竜に、更に硬度な鉱物を甲殻の表面に融合させ、超合金同等の装甲を持つという。タイタンラスが「どこかメカニカルな砕竜」と表現されるのは、どこかモンスター搭乗兵器の様な外観と、他の個体とは明らかに違うインテリジェンスを感じさせる動きから起因していると思われる。「調子に乗るな」ポカちんの巻参照
~粘菌の強化
砕竜に依存する変形菌を対人障害兵器化(地雷の様に仕掛けたり、時限爆弾として利用等)、独自の改良、強化を行っている様だ。
~ガテラルボイス
粘菌となったディルクは、どうやら砕竜の声帯器官を利用して、特徴的なガテラルボイス(水中で喋っているかのようなブクブク声)を発声しているようだ。
~アングリーアッシュとの信頼関係
モンスターミリシア首魁、アングリーアッシュとタイタンラスの信頼関係はストーリーから察するに厚い様である。ディルク自身も、自分をミリシアに快く受け入れてくれたアングリーアッシュに恩義を示すシーンもみられる(「わんダフル♪」の巻)。その証拠に互いを「アッシュ」「ラス」と略称で呼び合ったりと、その絆も強い様だ。おそらくは互いの境遇に強い因果を覚え、抱く激憤を共感したものと思われる。己が見るも無残、醜怪な動くブロブになることで初めて、今までは研究対象でしかたなかった大陸生物の気持ちを理解したのかもしれない。獣竜として、はじめて人の心を知る。これは狂科学者ディルク・エクスナー個人のパーソナリティ成長を示唆する、良いきっかけになったのかもしれない。
~UBUに託した無期限のクエスト(パンドラウイルスPSV脅威/PART7参照)
目的:ダニエル・カペラを生きたまま捕縛。ディルクの下に連行してくる。
期限:無期限
報酬:??
難易度:★×100
以上が現在で知りうることの出来るディルク・エクスナーの個人データである。他の知的生命体種モンスターとは異なる暴虐性(ディルクの場合は冷酷性と表現するのが相応しいか)を持つ、悲劇のブルートワイバーン。それがタイタンラスである。いつまた、ユクモの脅威となるか分からない存在であることには違いない。
~以上、ユクモ在住の民俗学者、麻生博士による著「粘菌怪物を宿主とする砕竜」より抜粋。




狩猟フィールドでふと遭遇した砕竜が、実はディルク・エクスナーかも・・おぎゃああああ

ほいだら次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
1/14(木)0時更新 「なんでもないです」ぷいの巻
をお送りいたします♪進行を停止した竜機兵に追い打ちかけるクルセイダーズ&モンスターミリシア連合軍!!果たして忌まわしい太古の殺戮兵器を沈めることは出来るのか!?そんだらさ、次回も読もう



「なんでもないです」ぷいの巻
ブーーーーーーン!!
(振り下ろされるクレーンアームの様に飛び出た四本の鋭い爪)

彭関越「鮫王、頼むずら!!」グワン


張虎「古代より脈々と受け継がれた俺達種族の底力、見せてやるぜ!!」
彭関越「その意気・・ずらぁあああああああ!!」ブーーーーーーン

ズガアアアアアアン!!
(振り下ろされる巨大な爪の先端に、カウンターでシャークキングの一突きを浴びせる)
張虎「槍としての刺突なら俺の方が遥かに上だぜぇえええええええええ!!!!」グン

ボキーーーーーーーーン

(爪が根本から折れ、剥がれて飛んで行く)
キュオオオオオオオオン!!
(悲鳴の様な生態音を鳴らしながら手を引っ込める竜機兵。口元では依然として巨大なサイクロンを飲み込み続けている)
張虎「やったな!関越!!」
彭関越「ああ・・・ゴホッゴホッ!!」パチパチパチ・・(吐く咳に赤紫色の火粉が入り混じっている)

ガルグイユ「怯んだぞ!!さすが兄弟だぜ!!」

テツ「一気にたたみ掛けるんだ!!いくぞ、コンガララフォーム!!」ピシピシピシ

バホオオオオオオン!!
(その場でエレクトリックなエフェクトを含むおならを豪快にかます桃毛獣)
ガルグイユ「ぐはっ


ビリビリ・・ビリビリ・・

テツ「登りたい・・・若い女を肩に抱き、高い所へ登りたい・・!!」モワモワモワモワ・・(黄色い煙幕の中から姿を見せる金毛獣王)
ガルグイユ「後でロージー同志に聞いてやるよ。さぁ、乗れ!」
バッ


(かっこよくザボアザギルの上にマウントする金毛獣王)
テツ「我はエレクトララ・・・次世代コンガララの王(キング)となるべき大器」ピシピシ

ガルグイユ「さしずめサメ様は馬代わりってわけか

ブーーーーーーーン!!
(三枚になった巨大な爪が化け鮫と金毛獣王目掛けて振り下ろされる)
ガルグイユ「そんな大振り、当たるかっての」ザッ

ダシャーーーーーーン!!
(ジャンプ一番、大地を穿つ竜機兵の爪を華麗に交わし、鋼鉄の篭手の上を這い上がっていくザボアザギル)
テツ「天へ駆け昇る・・これぞ王道の軌跡」ワッシャッシャッシャ

ガルグイユ「腕はこの重厚な甲冑で守れているから、そんじょそこらの攻撃じゃ跳ね返されるな・・・」(大きな篭手の上から考察している)
テツ「任せろ」
クイッ

(ザボアザギルに跨ったまま、お尻を絶妙な角度で上げる)
ガルグイユ「おい、なにを・・・」
テツ「知れたこと。王(キング)が奏でる終焉のラッパをもって、最後の審判を下すまで・・・ホワァあああああああああああ!!!!」(顔を真赤にしてすんごい気張る)
バフーーーーーーーーン!!
(再びプラズマを帯びた黄色い爆煙をかます金毛獣王)
モワモワモワモワ・・・・
(竜機兵の右腕全体が黄色い煙幕で覆われていく)
ガルグイユ「ぐはっ!!黄色くて何も見えん

バチバチバチバチバチ!!
(黄色い煙幕の中は強力な電気が充満している)
ガルグイユ「これは・・雷属性の一種か・・?」バチバチバチバチバチ
テツ「腐食効果を持つ「屁属性」に雷を付加したのだ。そしてその強力な雷属性を含んだ気体は、絶え間なく標的を包む」
ガルグイユ「・・・・・・・・・・」ちら(下を眺める)
バチバチバチバチバチ!!
(篭手の中から激しく放電している音が聞こえる)
ガルグイユ「!!」
テツ「すなわち、如何に優れた合金を纏う者であろうとも、隙間ある限り・・」
ビリビリビリビリビリビリ!!
(痙攣するように大きく震える竜機兵の右腕)
テツ「おならは入り込む」
キュオオオオオオオオン!!
(再び悲痛の生態音を鳴らし、たまらず左腕を掲げる竜機兵)
ガルグイユ「本当に獣王の器かもな。だがその大技も、激しい電気ショックにも適応出来るサメ様だけの前でやるんだな」バッ

テツ「たいした化け鮫の皮だ」

ミッチ「わっはっはっはっは(から笑い)流石、クルセイダーズのメンバーっす。ざまぇねぇっすね、この馬鹿野郎ってんだ」えっへん(竜機兵の脇で偉そうに一同の活躍を傍観している)

サムソン「ほむ!危ないぞ、ミッチ!」
ミッチ「ほえ

ヒョるるるるるるるるる!!
(旋回しながらすっとんで来た巨大で鋭利な大爪)
ミッチ「うひいいいいいいい


ショルーーーーーーーーン

(屈んだミッチの毛を微かに剃りながら旋回していく凶器と化した爪)
サムソン「馬鹿者!主人の前で避けるやつがおるか



一也「サムソン!打ち返すニャ!!」
サムソン「なるほど」ぽん

ゴイン

サムソン「ストレート勝負なら負けんぞ」グッ
ヒョるるるるるるるる!!
(旋回しながら一直線にサムソン目掛けて飛んで来る大爪)
サムソン「若い!!」カッ

カーーーーーーーーーーン
(ハンマーを大きく振り上げたサムソンの後ろ姿。その遠方、竜機兵の背中の上を旋回しながら飛んで行く大きな爪)
ミッチ「おお!場外ホームラン!!」(見上げる後ろ姿の背中は少し禿げてる)

グレンジャガー「ふい~。ようやく上がってこれたぜ」(竜機兵の筋肉繊維剥き出しになった背中の横っ腹にしがみつき、一息ついている)
ドスーーーーーーン!!
(突如目の前に突き刺さってきた巨大な爪)
グレンジャガー「いっ

ずでぇ~~ん・・(また落ちる迅竜)

ボニー「まったく情けないな!!なにやってんだい、もう!!」(轟竜の頭の上に乗ってる)

バラン「俺達も落とされない様にしないとな」ゴゴゴゴゴゴ・・・!!(次第に揺れが大きくなる背中を見下ろす)
ブシュウウウウウウウウウ

(筋肉繊維の大地の隙間から吹き上がるジェット噴射)
バラン「よっと」ひょい

ボニー「ようやくパターンが読めてきたけど・・・他のみんなは無事かな」
バラン「あっちはちゃんと頑張ってるみたいだぜ」ちら

アイオロス「よっ!!」
ダシャーーーーーーーン!!
(龍属性オーラに包まれた尻尾を背中に叩きつける)
アイオロス「やりたい放題だけど・・果たして効いてんのかね?」やれやれ

芋助「同感ですな。まったくきりがない」スパスパスパッ


ゲルハルト「シャアアアアア!(噴射がくるぞ!)」ゴゴゴゴゴゴ・・!!
アイオロス「その手に持ってる猫爆弾、投げてみたら?」ゴゴゴゴゴゴゴ!!(芋助と共に後退しながら言う)
ゲルハルト「にゃあ


ドガアアアアアアアアアン
(爆破した瞬間吹き上げてくるジェット噴射)
ゲルハルト「ゴホッゴホッ・・・ニャ~ック!!(ファック!まるでバックドラフトじゃねぇか!!まったく効いてねぇ証拠だ!!いつになったら、こいつは大人しくするんだ!?)」
バラン「怒ってやんの。ま、気持ちは分かるがな」ブシュウウウウウウ(言ってるその背後でも噴射が起こる)
ボニー「アルテミスだ!お~~い!!」(上に向かって叫ぶ)

アルテミス「ボニーだよ」ビュオオオオオオ

エリーゼ「吹き飛ばされてないみたいね」
アルル「バランさぁ~~ん!!大丈夫ですかぁ~~!?」
バラン「ほんとに健気なお姫様だぜ。うちの雌共にも見習わせてぇくらいだ(言ってるそばから頭をボニーにひっぱたかれる)こっちは平気だ!!それよりも落とされた連中を回収してくれ!!」
アルル「どうしましょう?」ビュオオオオオ・・・
アルテミス「まったくしょうがないね。あの噴射じゃ、フレアを投下しても弾かれちまうからね。歩兵を拾いにいくとしようかね。あんたはどうする!?」(近くで飛んでいる銀火竜に向かって叫ぶ)

サンダーソニック「前方にいる仲間が集って何かをしようとしているらしい。様子を見てくる」(背中の軍師は黙って双眼鏡を覗き、下の様子を考察している)
ビュウウウウウウウン・・・・
(大きな両翼を広げ、華麗に降下していく銀火竜)
エリーゼ「吸引を止めようとしてるのかしら・・・」
アルテミス「さぁね。それよりいたよ!尻尾付近に二人発見!」ビュオオオオオオ

アルル「あれは・・ゾフィさんとゼキだわ!」
ブーーーーーーーーン!!
ブーーーーーーーーン!!
(アルテミス視点。老山龍の尻尾の如く、左右に揺れる可動式の燐甲板に包まれた巨大な竜機兵の尻尾。それに衝突しまいと側方面に全速力で遁逃しているゾフィとゼキ)
エリーゼ「危ない!!あんな鋼鉄に包まれた巨大な尻尾の一振りに激突したら、ひとたまりもないわ!!」
アルル「ゼキィ~~!!頑張ってぇえええええ!!」

ゾフィ「だってよ!!愛しのあの子が応援してるぜ!!」シュタタタタタタ

ゼキ「もういいんです!!僕は別の未来を見つけたんです!!」シュタタタタタタ

ゾフィ「はぁ!?なんだよ、それ!?」シュタタタタタタ
ゼキ「それは・・・・そ、そう!僕もあのクルセイダーズの軍師さんの様になって、火の国の再興に貢献するという意味です!」シュタタタタタタ
ゾフィ「せいぜい頑張りな!!頭のいい奴でしか出来ねぇことをして、国に返してやるこった!!俺達みてぇなどうしようもねぇ、多動性や衝動性にかられた生き物とは違う道をいくんだな!!」シュタタタタタタ
ゼキ「これでも僕だってハンターです!!馬鹿にしないで下さい!!」シュタタタタタタ
ゾフィ「戦術や戦略も考えられるハンターになるって!?ん~、俺にはその才能はねぇからな・・あとでユーリィに相談してみろよ!?いいアドバイスくれっかもな!!」しっしっしっし
ゼキ「・・・・・・・もし・・」シュタタタタタ・・
ゾフィ「んあ!?」シュタタタタタタタ

ゼキ「もしこの戦争が無事に終わって、火の国の復興にめどがついたら・・・」(俯いたまま走ってる)
ゾフィ「たら!?なんだよ!!」シュタタタタタタタ

ゼキ「なんでもないです」ぷい
ゾフィ「チッ・・男らしくねぇ野郎だな!!言え!このやろう!!俺はそういうのが一番きれぇなんだよ!!」ガッ

ゼキ「言います言います」ひいいいいい

ゾフィ「あんだよ!?」グイッ

ゼキ「もしも復興にめどがついたら、僕もゾフィさんと一緒に旅をしてもいいですかぁああああ!!??」
ゾフィ「はぁ?」パッ(髪の毛を掴む手を放す)
ゼキ「・・・・・・・・」ダッダッダッダッダッ(顔を真っ赤にしながら並走してる)
アルル「危なぁあああああああああああい!!」
ゾフィ「んあ?」
ゼキ「・・・・・・・・・後ろ!!」
ブーーーーーーン!!
(大地を刈り尽くす様に迫り来る巨大な尻尾の側面)
ゾフィ「加速しろぉおおおおおおお!!」ダッ
ゼキ「うわぁああああああああ!!」ズデェーーーーーーーン

アルル「ゼキィイイイイイイイイイイイ!!」
ゾフィ「クソがっ・・!!」ダッ

ブオオオオオオオオオン!!
(俯せで倒れているゼキの背後から、津波の様に襲いかかってくる燐甲板で覆われた見るからに硬度が高そうな尻尾の側面)
ゼキ「・・・・・・・・・・」(躓いた姿勢のまま、全身を覆う黒い影の本体を見上げている)
ゾフィ「掴まれぇええええええ!!!!」ズシャアアアアアアア

ゼキ「ゾフィさん!!」
たしっ

(しっかりと繋がれる男女の手)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゼキ「ゾフィさん!!僕・・僕はあなたのことが・・!!」ブオオオオオオ

ゾフィ「オラァああああああああああああ!!」
ゼキ「え・・・」
ブオーーーーーーーーン!!
(豪腕でゼキを遠方に吹っ飛ばすゾフィ)
ゼキ「えええええええええええ!?」ビュオオオオオオオ

ゾフィ「クソが。こんなところ、ユーリィには絶対見せられねぇからな」ペッ(飛んで行くゼキを見上げながら呟く)
ドガアアアアアアン!!
(巨大な尻尾に全身強打され、一瞬にして吹っ飛ぶゾフィ)
ゼキ「ゾフィさぁあああああああああああん!!!!!」
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
1/16(土)0時更新 「だったらこの小さい命を」の巻
をお送りいたします♪そしたら次回も読もう



「だったらこの小さい命を」の巻
ドガアアアアアアアン!!
(巨大な尻尾に全身強打され、一瞬にして吹っ飛ぶゾフィ)
ゼキ「ゾフィさぁあああああああああああん!!!!!」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ユーリィ「・・・・ゾフィ・・・!」ハッ
まさひこ「ドウシタ?オネエチャン」ギュオオオオオオオ・・(その背後では依然として巨大なサイクロンが竜機兵の口内へと吸引されている)
ユーリィ「・・・・・・・・・・」(竜機兵を見つめる)
まさひこ「??」
アラン「よぉ、あんたの弾薬も貸してくんな」(両手一杯にカラ骨弾薬を持っている。その背後では頭部の損傷した鎧竜が俯せで倒れており、その背骨からコクピットらしきハッチを開け、中にせっせと何かを詰め込んでいる純平とニャ太郎、そしてパノの姿)
ユーリィ「・・・・・・・・・・・」ギュオオオオオオ・・・(その声が聞こえていないのか、サイクロンを飲み続ける竜機兵を黙って見ている)
アラン「どうしちまったんだ?」(恐暴竜を見上げる)
まさひこ「オネエチャン」(身を少し屈め、優しく話しかける)
ユーリィ「・・・・・・・。・・悪い・・」スッ・・(内股になりスカートを両手で少したくし上げる)
ジャラジャラジャラジャラ・・
(スカートの中からあらゆる弾薬、カートリッジ、小型爆弾までもが落ちてくる)
アラン「お宝ばっかだな。おい、ロージー!これ全部持ってけ!!カラ骨は邪魔だから、真田の旦那に真っ二つにしてもらってから、中の火薬だけを鎧竜に詰め込むんだ!!」(カラ骨を薪割りの様にニャン鉄剣で斬る芋助の隣で、了解したと手を振るロージーの姿)
ユーリィ「・・うまく・・いくの・・?」
アラン「知らねぇ。カーブーの考えることだからな。保証はねぇな」ちら(視線の先には巨大な砕竜、爆鎚竜、溶岩竜、黒鎧竜の親子と、何やら入念に打ち合わせをしているカーブーの姿。その様子を少し離れた所から静観しているホワイトナイトの姿も)
ユーリィ「・・長い・・クエスト・・・」(空を見上げる姉の足下で弾薬を拾うアラン)
まさひこ「モウスコシダ。ガンバレ、オネエチャン」
ユーリィ「・・・火の国から・・帰れたら・・・・」
まさひこ「ン?」
ユーリィ「・・ゾフィと一緒にまた・・・・ラーメン食べさせて・・」
まさひこ「・・・・・・・・・」にこり
ゼキ「ゾフィさぁあああああああああああん!!!!」ビュオオオオオオオ
ズシャッ
(荒廃した大地の上に落下するゾフィ。その背後ではゆらりゆらりと接近する者を警戒する様に蠢く、合金の燐甲板に覆われた巨大な尻尾が見える)
アルル「あそこです!!」(金火竜の背中からゾフィの落下地点を確認する)
エリーゼ「アルテミス!!10時方向に急降下!!急いで!!」
アルテミス「了解!!しっかり掴まりな!!」ギュオオオオオオオン
ゼキ「ゾフィさん・・・!!」ブンブンブン(首を振りながら起き上がる)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(砲口になった尻尾の先端付近に倒れているゾフィ)
ゼキ「助けないと・・・・」ザシュッ
ブーーーーーーーーーン!!
(突如尻尾が起き上がり、急降下してくる金火竜に襲いかかる)
アルテミス「ちいいいいいいいいい!!」ギュオオオオオオオン(間一髪、旋回しそれを交わす)
アルル「きゃああああああああ!!」(落ちないように必死に背中にしがみついている)
ゼキ「アルル!!」
エリーゼ「だめ!尻尾が邪魔で彼女を救えない!!」
アルテミス「もう一回だ!!もう一回やるんだよ!!」ビュウウウウウウウ
ゼキ「僕だって・・・・クソぉおおおおお!!」ガション(背中のワイルドボウを抜き、ビンをセットする)
ギュリギュリギュリギュリ・・・
(弓を引いたまま上に掲げ、曲射の体勢に入るGXハンター装備の草食系狩人)
ゼキ「落ちろぉおおおおおおおおお!!!!」
バシューーーーーーーーーン
(天高く打ち上げられた矢が、最大弾道高から真下に向かって鋭く急降下していく)
ドウウウウウウウウン
(見事竜機兵の尻尾にHITし大爆発する)
ゼキ「ゾフィさぁあああああああん!!」ダッ
アルテミス「あの坊主、何を・・!?近付いたら危ないよ!!」ビュオオオオオオ(旋回しながら下を見て叫ぶ)
アルル「尻尾を見て下さい!!」
ゆらぁ・・・・
(なんだか動きが鈍い巨大な尻尾)
エリーゼ「疲労効果・・・減気ビンを使ったんだわ!!元々、竜機兵は疲弊しきっていたから、効果は絶大・・・アルテミス、今のうちにあたし達も二人の下に!!」
ゼキ「ゾフィさん!!」ダッダッダッダッダッ
ゾフィ「・・・・・・・・・・・・・」
ゼキ「ゾフィさん!!ゾフィさん!!」ガバッ(上半身を抱き上げる)
ゾフィ「んだよ・・・やれば出来んじゃねぇかよ・・」フッ(弱々しく目を開き、ゼキを見上げる)
ゼキ「あなたが叱咤してくれたからです・・良かった・・・」ぐすん
ゾフィ「泣くんじゃねぇよ、ばぁ~か・・褒めたのは、おめぇの背負ってる、その狩猟社会じゃいまいち評価されねぇ獲物のことだよ・・・んんん!!」つぅ・・(口元から血が滴り落ちる)
ゼキ「動かないで。今だけは僕の言うことを聞いてもらいますよ」グン(安堵の涙を拭いながら言う)
ゾフィ「呑気言いやがって・・・偉そうに・・・」フン
ゼキ「ごめんなさい。秘薬は全部、避難した市民に渡してしまったもので・・。用意周到じゃないですよね・・僕って・・」
ゾフィ「お人好しなんだよ・・てめぇは・・・早く回復薬飲ませねぇと・・マジで死ぬぞ・・・・うっ・・!!」
ゼキ「ダメです!アルル達が回復薬を持って降りてくるまで、頑張って下さい!!」
ゾフィ「俺の・・・・ねえちゃんは・・・」はぁ・・はぁ・・・・
ゼキ「すみません・・ここにはいません」
ゾフィ「ばぁ~か・・・いちいちあやまんなっつーの・・」ぜぇ・・ぜぇ・・
ゼキ「すみま・・・こんなんじゃ、とても冷徹な軍師になんかなれませんね」
ゾフィ「だったらおめぇにしか出来ねぇ、善行な策を追求し尽くせ・・・誰も・・・誰も死なねぇ大陸を作ってみせたら・・・・そん時は褒めてやるよ・・」にや
ゼキ「ゾフィさん・・・・」
ドシャーーーーーーーン
(二人の背後に金火竜が豪快に着地してくる)
アルル「ゼキ!!ゾフィさん!!」バッ(背中から飛び降りる)
ゼキ「愛しの彼女に・・少しはいいとこ見せたな」フッ・・
ゾフィ「アルル!早く!!」タッタッタッタッタッ(慌てて接近してくるアルル)
アルル「ゾフィさん!!平気ですか!?今、応急薬を・・・」ガサッ
ゾフィ「よぉ・・お姫様・・・。知ってか?こいつ、あんたのこと・・・」
むぐっ(口を塞ぐように液体の入った小瓶を押し込められるゾフィ)
ゾフィ「もごもごもごもご」ごくごくごく
ゼキ「ふぅ~~」
アルル「何を言おうとしたのかしら・・・」
ゼキ「えっそ、それよりゾフィさん、どうですか!?」
ぐいっ(顔面を手で押されるゼキ)
ゾフィ「ふい~助かったぜ。流石、慈悲深いので有名な火の国のお姫様だ。礼を言うぜ」よっ(ゼキから離れ、あぐらをかいて座り込む)
アルル「良かった・・・」ホッ
ゼキ「でもまだ起き上がるのはきついでしょう。さぁ、ゾフィさん。肩を貸して・・」スッ・・(手を差し伸べる)
ゾフィ「うっせぇ」ぺぇ~ん
(お手を叩いた)
ゼキ「いた」
ゾフィ「あっちいけ!!もう二度とてめぇの世話になんかなるもんかぁ~」ぺぇ~ん
(またお手を叩いた)
ゼキ「なっ・・ということは一度は僕の世話になったという自覚があったということですよね!?」ぷんすか
ゾフィ「ねぇ!!」ぷい
ゼキ「あります!!」
ゾフィ「ねぇったら、ねぇ!!オールねぇ」
ゼキ「オールあります!!認めなさい!!」ぷんすか
アルル「ああ・・・」あたふた
ゾフィ「ねぇねぇねぇねぇ!!あっちいけ」しっしっ
ゼキ「なんて聞き分けの悪い・・・!!もういいです!!無理やりにもでも連れていきますからね!!」ガシッ(ゾフィをお姫様抱っこする)
ゾフィ「ぎゃあああああやめろぉ~~~!!死ぬぅ~~~!!」じたばたじたばた
ゼキ「暴れたら本当に死にますよ!!あなたはまだ完治していないのだから!!」ぎゅうぎゅう(下から顔をぐうパンチでぎゅうぎゅうやられてる)
アルテミス「ったく、この期に及んで痴話喧嘩だってよ」はぁ~
エリーゼ「なにやってるのかしら・・早くしないと・・・・・」ハッ
むくっ(砲口になった尾先が一同を捉える)
エリーゼ「いけない・・・みんな逃げてぇえええええええ!!!!」
アルル「え・・・・」
ゼキ「・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
(自分達の下を赤外線ポインターの様な大きい影が覆っている)
ゾフィ「なんだよ?どうしたんだよ?」
ゼキ「ゾフィさんを頼む、アルル!!」バッ(ゾフィをアルルの前に寝かせる)
アルル「ゼキ!?」
ゾフィ「おい、何がどうして・・!?」(仰向けにされたまま、前方を見る)
・・・・・・・・・・・・・・
(目の前で大きく両手を広げ、二人を庇うように大の字で立つ草食系ハンター)
ゼキ「ゾフィさん。短い間でしたけど、あなたに会えて幸せでした」にこ(振り返り微笑む)
ゾフィ「おい・・てめぇ、まさか!!」ガクーーーン(起き上がろうとするも、力が入らず前のめりに倒れてしまう)
ゼキ「元々、生け贄になる命だったんですよ?だったらこの小さい命を、好きな人の為に捧げる方が、よっぽどマシですよ」にこ
ドウン
(尾先より弱々しく放たれる小さな放火)
アルル「だめぇえええええええ!!ゼキィイイイイイイイ!!」
ゼキ「さよなら、アルル。そしてゾフィさ・・」カッ(前方から眩い閃光が襲いかかる)
ゾフィ「ヤメろぉおおおおおおおお!!!!!」
バシャアアアアアン・・・
(砲弾を全身に浴び、一瞬にして灰塵となり飛散する草食系ハンター)
ゾフィ「!!」
アルル「いやぁあああああああああああああ!!!!」
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は
1/18(月)0時更新 おそらくは登場人物紹介であることかと・・
をお送りいたします♪そしたらさ、次回も読んで見てみて
まるまってみよう
あたモン世界の兄貴!ヴォルガトロンをご紹介♪

Name:??
Nickname:Volgatron(ヴォルガトロン)
Gender:Male?
溶岩竜自体、まだ謎の多い生物で生物学的な性別の分別があるか不明だが、ジェンダーの観点から見れば男であると言える。
Affiliation:MM(Monster Militia)
Location:Volcano
Eyesight:Bad(ド近眼)
Sense of smell:Bad(嗅覚障害)
Favorite phrase:種の矜恃があればこそ
----------------生態・特徴--------------------
今もドンドルマ、メゼポルタギルドのハンターから崇拝、神格化されている狂暴なヴォルガノス世代を更に遡ること数百年前、旧大陸ではインテリクチュアルモンスターが種族間でその獰猛かつ好戦的な生存競争を繰り広げ、食物連鎖のヒエラルキーを見極めていた頃、ラティオ活火山に棲息した第一世代の溶岩竜を「ヴォルガトロン」と呼んだという。これはギルドや書士隊が溶岩竜を認知した近年よりも遥かに前のことであり、火山(volcano)のマグマを悠々と泳ぐ彼らを見た現地の調査団員が、当時、大海に棲息していたというメガロドン(古代鮫の祖先)にその名前をもじらせたのではないかとディルク・エクスナーは推測している*。モンスターミリシアのヴォルガトロンは、自分がその唯一の生き証人であることを大陸に証明する為、自らを第一世代の呼称で名乗っているという。彼曰く、第一世代は皆、知的生命体種であったそうだ。ディル・エクスナーの見解によれば、かつて旧大陸ラティオ活火山に巨大な隕石衝突があり、ヴォルガトロンはその暗黒物質が溶岩湖で化学反応を起こして生まれた、極限環境微生物が収斂進化を遂げ成長したモンスターであると推測している。これが本当であるならば、溶岩竜の生物学的常識を逸脱した生態機能も納得がいき、彼ら特有の縄張り意識も、大陸外生命体ならではの防衛本能が遺伝子によって継承されているとしてもおかしくはない。また溶岩竜が見せるスパイホッピング(頭部を海面に出し、辺りを見渡すためと言われる行動)や、外敵を捕食する為に必要不可欠な、優れた探知能力も、大陸外生命体であるならば容易なのかもしれない。こと第一世代の溶岩竜であるヴォルガトロンは、ミーオンパーセプションという感知能力をもっており、それにより視覚や嗅覚に頼らずとも、外敵を察知することが出来る様だ(この感知能力については後述記載)。このようにヴォルガトロンは第一世代の溶岩竜ということもあり、火山近郊のモンスターから、種を問わず、真の兄貴として親しまれ、敬愛されている。サイズはメゼポルタで現在確認されている最大金冠よりも上であるという記述から、少なくとも3500超えであると推測出来る(2015現在)。安易にひと狩りという一般的な狩猟戦術では、瞬く間に彼らのブリーチング(海面へ自らの体を打ちつけるジャンプ。クジラがよくやる)の餌食になることだろう。もしもフィールドで彼に遭遇したのならば、一瞥するだけで決して目は合わせず、「兄貴、今日も見回りご苦労様です」と畏敬の念だけを示し、すぐさまモドリ玉を使い、安全なBCに戻ることを勧める。余談だが、イメージ写真でも分かるように、通常の溶岩竜の歯は黒く、特異個体が白であるのに対し、ヴォルガトロンは全部歯が「金ピカ」である。これに関しては本人からの言及はないが、おそらく金、或いはそれに近い金属元素を含んだ鉱石がマグマの高温よって溶解(金Auの融点は1064℃。対しマグマの平均温度は1000℃前後)し、兄貴の歯に付着、または好んで塗りつけいるのかもしれない・・。*大陸世界でも犬は犬、馬は馬として存在しており、鮫もいるのであれば、きっとその先祖にメガロドンというまさに太古のロマンを象徴する存在がいてもおかしくはないという、夢と希望を込めてあたモン世界にも登場してもらいました。
---------------ミューオンパーセプション---------------
溶岩湖(マグマ)の中からでも外的を探知できる感覚器官。ヴォルガトロンはμ粒子(素粒子標準模型における第二世代の荷電レプトンである。英語名でミューオン(時にはミュオン)と表記することもある。宇宙放射線が大気に衝突して生じる、物質を形づくる12種類の素粒子の一種。地表に達する宇宙線の約7割はこのミューオンなのである。このミューオンは地上では手のひらぐらいの面積あたり毎秒1個ほど、絶え間なく、あらゆる方向から地上に降り注いでいる。また岩盤も通り抜ける素粒子で、密度が低ければ貫通し、高密度なら衝突する)を検出することが出来る。これにより地形の高い火山領域内に存在する物体、物質を通りぬけた、または弾かれたミューオンの数と方向を探知、検出することで、ヴォルガトロンは頭の中に3次元密度分布イメージを投影し、標的を捉えることが出来るのだ。これを利用し、ヴォルガトロンは火山の中を通過するミューオンの量を比較し、ドロドロのマグマの量を検知することで、その火山の活動状態を知ることができる。また地上に絶え間なく降り注ぐミューオン強度を分別することで、隕石衝突をいち早く察知することも出来るという。また現在の溶岩竜がこの感覚機能を継承しているのかどうかは不明である。これに関する記述は次章にて述べよう。
---------------ヴォルガトロン消失の理由と溶岩竜の都市伝説---------------
なぜ第一世代ヴォルガトロンが彼一人を残してロストしてしまったのか・・その答えはエルデ地方に残された古代文書にあるとディルク・エクスナーは言う。エルデの古文書によれば、現在の大陸西暦より100年ほど前、ラティオ活火山で巨大地震が発生し、その時起きたプレート断裂により、北部の火山区域及び溶岩湖に棲息していた第一世代は程なくしてマントル内に飲まれてしまったというのだ。またラティオ活火山を中心に南北に別れる火山地区が存在(北が旧火山、南が火山として、現在ギルド特定狩猟フィールドとして認知)するのは、その巨大地震が原因だという仮説もあるようだ。その第一世代の生き証人、ヴォルガトロンはその特異な生命力を活かし、マントル内を何年もかけて移動し、晴れて新大陸の火山地区へと移住してきたと本人は語る。このことから現在確認されている火山地区(ラティオ活火山。南エルデ地方*)に棲息する第二世代以降の溶岩竜は、第一世代よりも遅れて収斂進化を遂げた極限環境微生物の姿なのかもしれない。これが本当なら、ギルドに最初に認知され、ハンターへの討伐指令が出された「初期の溶岩竜」が狂暴であったとしてもおかしくはないかもしれない。なぜなら最も獰猛と種族間で謳われた第一世代同様、彼らもまた、別の異なる第一世代といえるからだ。一部の溶岩竜マニアの中には、現ラティオ活火山の第二世代こそ、大陸に元より棲息した「天然の溶岩竜」の第一世代であると主張し、巨大地震前のラティオ活火山に「着陸」した大陸外生命体が、生物学的に逸脱した溶岩竜の異形な姿を「擬態」し、やがて人間を捕食し言語を覚え、大陸を火山より観察していたのではないかと訴える者も多くいる。このように大陸モンスター史上、神秘的な生態を持つ溶岩竜は、その体表に纏っている鉱石から成る甲殻が剥げれば、金色の鱗で全身を覆われているというのは有名な話(公式設定においても同義)であり、黄金魚との関連説を訴える学者も多くいる。また黄金魚竜や白銀魚竜、そして紅溶岩竜もまた、大陸外生命体による収斂進化の成れの果ての姿なのかもしれない・・。公式においても、メゼポルタのガイド娘(ユニス)をはじめ、多くの狂信的なマニアに敬愛されている火山のカリスマ、それが溶岩竜なのである。
*旧大陸火山地方と狩猟ロケーションとしての呼び名
ラティオ活火山=火山
北エルデ地方の火山=旧火山
----------------その他、兄貴の豆知識----------------
ヴォルガノス=極限環境モンスターの代表格といっても過言ではないでしょう。大陸生物のタクソンにおいきかえると
魚竜種、魚竜目、有脚魚竜亜目、溶岩竜上科、ヴォルガノス科
となっており(参考:)、また英語での種族名は・・
Species:Piscine Wyvern
ピサイン:[英]piscine
(1)[形]魚の・魚類の。
(2)[形]魚に関する・魚類に関する。
(3)[形]魚に似た。
と呼ばれています。ポータブルハンターやDSハンターにはあまり知られていないかもしれませんが、紅溶岩竜(こうようがんりゅう)と呼ばれる亜種も存在します(MHF)。その名の通り、まっちんちんです。足にかじりつきたい。
兄貴武具の名称によく使われる「ラヴァ」とは、lava=(流動体の、凝固した)溶岩から由来しているのではないでしょうか?兄貴(原種)の英語表記は、Lavasioth。同じPiscine Wyvernであるガノトトスの英語表記がPlesiothと、どこか太古の恐竜(海竜)や古代魚を彷彿させるネーミングとなっています。おそらくはプレシオサウルス(Plesiosaurus.脊索動物門、爬虫綱、首長竜目、プレシオサウルス科でおなじみの我らの世界を代表する首長竜。ネッシーじゃないですよ)から派生しているのかと思います。これにlavaをもじらせLavasiothとしたのでしょう。カタカナ読みだとそのまま「ラヴァシオス」でしょうか?ちなみ「プレシオス」で検索するとパズドラの可愛らしい海竜がヒットします(笑)
------------------------------------------------
とこんな感じの我らが兄貴を、あたモン世界での兄貴として召喚したのがヴォルガトロンなのです。今後のミリシアの活動と共に、兄貴の活躍にも期待しましょう♪



皆様の激アツ一票があたモンを元気にするのです

次回「あたちだらけのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
1/20(水)0時更新 「生命の煌星だよ」の巻
をお送りいたします♪それじゃあさ、次回も読みもこってみようよ

「生命の煌星だよ」
ゼキ「ゾフィさん。短い間でしたけど、あなたに会えて幸せでした」にこ(振り返り微笑む)
ゾフィ「おい・・てめぇ、まさか!!」ガクーーーン(起き上がろうとするも、力が入らず前のめりに倒れてしまう)
ゼキ「元々、生け贄になる命だったんですよ?だったらこの小さい命を、好きな人の為に捧げる方が、よっぽどマシですよ」にこ
ドウン
(尾先より弱々しく放たれる小さな放火)
アルル「だめぇえええええええ!!ゼキィイイイイイイイ!!」
ゼキ「さよなら、アルル。そしてゾフィさ・・」カッ(前方から眩い閃光が襲いかかる)
ゾフィ「ヤメろぉおおおおおおおお!!!!!」
バシャアアアアアン・・・
(砲弾を全身に浴び、一瞬にして灰塵となり飛散する草食系ハンター)
ゾフィ「!!」
アルル「いやぁあああああああああああ!!!!」
キラキラキラキラ・・・・・・
(目の前で飛散する命の粉塵)
ゾフィ「・・・・・・・・・・・・」スッ・・(そっと手を差し伸べる)
キラキラキラキラ・・・・
(輝く塵が掌に舞い降りてくる)
「はい。僕もきっと反乱軍を代表する軍師を目指します!」
ゾフィ「・・・・・・・・・・・」
シュウウウウウウ・・・・・・
(掌の上で浄化していくゼキの原子の欠片)
「ふふ。優しい人なんだよ、ゾフィさんは」
ゾフィ「世の中に必要なお前が、世の中に弾き出された俺を救っただと・・?」
ゼキ「ゾフィさん!!僕・・僕はあなたのことが・・!!」
ゾフィ「まだ・・・礼を言ってなかったんだぜ・・・」
ゾフィ「そんなに素直だと、いつか簡単に死んじまうぞ」てぇ~ん(軽くおでこを突く)
ゼキ「そうならない為の今ですよ」にこ
グッ
ゾフィ「死んじまったら殴ることすら出来ねぇじゃねぇかぁああああああ!!」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
エリーゼ「二人共!!早くこっちへ!!」
アルル「・・・・・・・・・・・・」(両膝をついて呆然としている)
エリーゼ「あの竜の放つ放火には、有害物質が含まれているの!!吸引してしまう前に・・・」
ゾフィ「んなもん、とっくに洗浄しちまったよ」ゆら・・(背を向けたままゆっくり立ち上がる)
エリーゼ「え・・・」
ゾフィ「あいつがな」
キラキラキラキラキラ・・
(光り輝く粉塵が、背を向けるゾフィとその傍らで跪くアルルを優しく包み込み、まるで二人を護っているかの様にバリアを張っている)
ゾフィ「わかってるよ」ジャキーン(静かにテッセンを両手に広げる)
アルル「ゾフィさん・・・・」
ゾフィ「お前の仇を、俺に託したっていうんだろ」キッ
ズオオオオオオオオオン!!
(両手にテッセンを広げたゾフィを神々しい光のオーラが包む)
エリーゼ「鬼人化!?」
アルテミス「違う・・あの光は・・・・」
ゾフィ「ぶっ殺したらぁあああああああああああ!!!!!」
アルテミス「おい!!」
にょるん・・
(砲口になった尾先がアナコンダの様に警戒している)
ゾフィ「気持ちワリィんだよぉおおおおおおおおおおお!!!!!」ガッ(テッセンを顔の前でクロスさせる)
バッ
ギュオオオオオオオオン!!
(テッセンを鋭利なプロペラ代わりに、全身を旋回させながら頭から突っ込んでいき、砲口をいとも簡単にみじん切りにしてしまう)
エリーゼ「すごい・・!!」
ゾフィ「まだだ」ザシュッ(テッセンを羽のように広げ着地する)
アオオオオオオオオ・・・!!
(尾先を失った巨大な尻尾は悶絶をあげるかの様にのたうち回っている)
ゾフィ「足りねぇ・・・・まだ刻み足りねぇって・・
あいつが叫んでんだよぉおおおおおおおお!!!!!」
ジャギイイイイイイイン!!
(白いオーラを放ったテッセンを縦横無尽に振り乱し、美しい流星痕を描きながら、合金の燐甲板に包まれた巨大な竜の尻尾を粉々に斬り刻んでいくデュエルソードマスター)
エリーゼ「あれが・・・ハンターという生き物なの・・・?」
アルル「強大な脅威にも、一人で立ち向かってしまう偉大なる力・・・ゾフィさんに力を与え、彼女を優しく包んでいるあの光は・・・」
バギャーーーーーーーン!!
(大きく左右にテッセンを広げたまま、片膝を突き着地するゾフィの背後で、灰塵と化し根本から大きく弾けて散る竜機兵の尻尾)
アルル「ゼキ・アルスラーンの意志によるものです」キラキラキラキラ
ゾフィ「・・・・・・・・・・・」くらっ(意識を失ったかの様に、ゆっくりと前のめりに倒れる)
アルル「ゾフィさん!!」ダッ
パキャーーーーーーーーン・・・・
(全身を包む光のオーラが弾けて散り、地面にそっと倒れ込むゾフィ)
エリーゼ「護ってくれたというの・・・?」
アルテミス「ああ。あの坊主のソウルパワーが、あの娘を覚醒させたんだ」
ゾフィ「・・・・・・・・・・・・・」すやすやすや・・
アルル「ゾフィさん・・・・」すっ・・(横たわる狩人の傍らでしゃがみ込む)
キラキラキラキラ・・・・
アルル「・・・・・・・・・・」ちら(上を見上げる)
キラキラキラキラ・・・・・
(美しい輝きを放った微粒子の集合体が天に浄化されていく)
エリーゼ「見て、アルテミス・・・・」
アルテミス「ああ・・なんて綺麗な・・・」
キラキラキラキラキラキラキラキラ
アルテミス「よぉく瞳に焼き付けておくんだ。あれが・・・生命の煌星だよ」
キラキラキラキラキラキラキラ
(眩く柔らかい優しいスポットを浴びながら上を見上げるアルルと、その傍らで横たわるゾフィの俯瞰図)
アルル「うん・・・・。さようなら、ゼキ・・・」つぅ・・
キラキラキラキラ・・・・・・
(生命の煌星が空に吸い込まれていく軌跡は秀麗なる銀河星雲の姿に等しく、その美の背後では相対的な嫌悪感を放つ尻尾を根本からスライスされた尊大醜悪なる竜機兵が悲痛の叫びをあげている。それを一切気にとめず、上を見上げてゼキを見送る金火竜と火の国のお姫様の姿)
ゾフィ「・・・・・・・・・・・・・・」すやすや・・(綺羅星に照らされ、涙をこぼしながらぐっすり眠っているサザンゴッドのお姫様の寝顔はどこか微笑んで見える)
To Be Continued
次回「あたちのモンハン日記」ストーリーモードは
1/22(金)0時更新 「古代文明の超テクノロジーだかなんだか知らないが、三種共存の力を見せてやろうじゃないか」の巻
をお送りいたします♪次回もお楽しみに
「古代文明の超テクノロジーだかなんだか知らないが、三種共存の力を見せてやろうじゃないか」の巻
キラキラキラキラキラキラ・・・・
(天空へと繋がる星々の軌跡が竜機兵の後方から確認できる)
ユーリィ「・・・・・・・・・・・」(それに見とれている)
カーブー「この瞑想的な観念は・・・・アンジェリカ・・・土蔵さんか・・?いや・・二人とは少し違う・・・」(天を見上げて呟く)
ユーリィ「・・また・・誰か大切な・・隣人を失った・・・」ギュオオオオオオオ・・(依然として続く忌まわしいサイクロンの吸引風に髪を靡かせ呟く)
カーブー「・・・・・・・。急ごう、おねえちゃん」ザッ
ユーリィ「・・・・・・・」こくり
ダッダッダッダッダッダッ(サイクロンの側方で横たわる、頭部のない鎧竜の周りを囲う獣竜達が募る方向に向かって走りだす二人の狩人)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
サムソン「ぬおりゃああああああああああ!!!!」グオオオオオン(煌黒堅鎚アルメタを豪快に振り上げ叩きつけモーションに入る)
彭関越「ラストずら!!気組を吐き出すずらぁああああああ!!」グオン(シャークキングをはめこんだ右腕を精一杯後ろに引く)
一也「ほにゃらせぇ~~~~~の!!」ガシッ(右手を地面に突き、タックルの構え)
張虎「いくぜぇええええええええええ!!!!」
ガシーーーーーーーーーーン
(スローモーションエフェクト。クレーンアームの様に飛び出た三本の大爪に対し、トライアングルの三点方向からそれぞれ、大振りのハンマーを叩きつけるサムソン、シャークキング渾身の一突きを喰らわす彭関越、重撃のタックルを穿つ一也)
サムソン「・・・・・・・・・・・」ちら(全身全霊の鉄槌を放ちきった体勢のまま、目前の大爪を細目で睨みつける)
ピシッ・・
彭関越「・・・・・・・・・」ハァ・・ハァ・・(吐く息に赤紫色の火粉が入り混じっている)
バギャーーーーーーーーーーン!!
(スロー解除。粉々に砕け散る三枚の大爪)
一也「ニャッホォ~~~!!」シュオン(タックルの反動を利用し、後方へバク転しながら着地する)
ガルグイユ「見ろ獣王!やったぞ!!」(その背中では、偉そうに腕を組んだまま一同を静観する金毛獣王が跨っている)
アオオオオオオオオ・・!!
(爪がすべて折れた左腕を高く上げ、悲痛のアポカリプティックサウンドをエリア中にこだまさせる巨大竜)
張虎「この野郎!!まだやる気か!?」
一也「待つニャ!!」
フラッ・・
(掲げた左腕が宙で揺らいでいる)
サムソン「いかんな。皆、散れ!!」ダッ(慌てて三方に散る一同)
ガクン・・(項垂れる様に手首を下に向ける左腕)
ダシャーーーーーーーン!!
(意識を失ったかのように、豪快に大地を叩きつけながらノックダウンする左腕。それ背景に前方へダイブ回避するサムソン)
サムソン「我らの勝利だな」グルン(回転着地)
ガルグイユ「よくやったな、同志諸君」ザッザッザッザッ(王の様に跨る金毛獣王を背に乗せながら近づいてくる)
一也「まさか腕一本にこんな苦労するニャんてな。峯山龍も真っ青の体力数値ニャ」やれやれ
彭関越「前の様子はどうなってるずら?」ゴフッゴフッ(こみ上げる咳をおさえながら竜機兵の頭部の方を見る)
ミッチ「まだ大口開けて吸い込みを続けてるっす!!」(双眼鏡で前方を見張っている)
張虎「やいサムソン。一体どうやったらこのバケモンを仕留められるんだ?」
サムソン「そうさなぁ~・・」よっこら・・(その場に腰をおろし、あぐらをかきながら空を見上げる)
バッサバッサ・・バッサバッサ・・
(頭上から降下してくる金火竜の腹部)
サムソン「ちょうどいい。中尉に聞いてみよう」バッサバッサ・・バッサバッサ・・(風圧を顔面にあびながら着陸をその姿勢のまま待つ)
アルテミス「こっちは無事みたいだね」ドシーーーン(着地すると同時に、その神秘的な青い瞳をちらつかせながら仲間の安否を確認する)
サムソン「こっち・・・何かあったか?中尉」(金火竜の棘上で腰を下ろすエリーゼを見上げて言う)
エリーゼ「・・・・・・・・・・」(声が届いていない様子で呆然としている)
サムソン「ん・・・」(眉をひそめながら金火竜の上に乗る一同を目視する)
アルル「・・・・・・・・・」(俯きながら、自分の膝の上で寝ているゾフィの前髪を撫でている)
ゾフィ「・・・・・・・・・」すやすや・・(フルフルヘルムから飛び出た綺麗なブロンドヘアをアルルに撫でられながら眠っている)
ガルグイユ「その賞金稼ぎの娘・・・死んじまったのか?」
アルル「いえ。少し気力を・・感情を解き放ってしまい、眠っているだけです」
エリーゼ「・・・・・・・・」
サムソン「中尉」(小さくもよく通る声で聞く)
エリーゼ「は、はい!」
サムソン「報告を」
エリーゼ「は、はい!少尉の言うとおり、竜機兵は体力をほぼ使い果たしていたようです。その証拠に、現在身動きが出来ないことをはじめ、砲口を持つ尻尾から放たれた火力も微力なものでした・・・問題はその放射性に含まれた大陸生物を汚染する有害物質だったのですが・・・」
アルル「・・・・・・・・・・」
サムソン「誰を失った」
エリーゼ「その砲弾から身を挺して私達を護ってくれた・・・反乱軍の軍師一名です」(目を伏せながら答える)
サムソン「・・・・・・・・」ちら
アルル「私達が今、こうして再会出来たのは、火の国のハンター・・ゼキ・アルスラーンのおかげです」(膝下のゾフィの髪を撫でながら答える)
ゾフィ「・・・・・・・・・・」すやすや
ガルグイユ「黙祷しよう。少しの間とはいえ、共に戦った同士の為に」
アルテミス「ああ・・立派な最期だったよ」(目を伏せながら言う)
サムソン「うむ」スッ(金火竜の顔を撫でてやる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(目を瞑り黙祷を捧げる一同。同じく両目を閉じる金火竜、河狸獣、化け鮫、金毛獣王の姿が実に印象的である)
「下がって!!」
サムソン「む・・・」ちら(頭上を見る)
劉珍「司令官!!下がってぇえええええ!!」ビュオオオオオオオ(頭上を旋回する銀火竜の背より顔を覗かせ、下に向かって叫んでいる)
彭関越「なんずらか・・?」
アルテミス「決まりだね。前方にいるボス達が何か仕掛けようとしてるのさ」
ギュオオオオオオオオオオオオ!!
(サイクロンの側方で円陣を組んで作戦会議をしているカーブー一行と獣竜隊)
カーブー「いいか、みんな。チャンスは一回っきりだ」ギュオオオオオオ(円陣の真ん中には頭部を損傷した鎧竜が仰向けに倒れている)
ヴォルガトロン「説明を頼む」
カーブー「ああ。ニャ太郎さん、お願いします」
ニャ太郎「分かった」ずい(一歩前に出る忍び猫)
バサ雄「なんだか勇者パーティーの作戦会議みたいでワクワクするね、姉ちゃん♪」どきどき(目がらんらんしてる)
バサリン「不謹慎よ。し~~~!!」
ニャ太郎「まず、この大量の火薬をコクピットに詰め込んだ鎧竜をサイクロンに飲み込ませる。この吸引力ならば簡単に吸い込むだろう」
ロージー「はいはい!質問です!!誰がこの重たい子を投げるんですか!?」(バカな顔して質問するロージーの背後から両肩を掴み、すんごい早さで同調の頷きを示すパノの姿も)
ニャ太郎「転がしてサイクロンに飲み込ませる。それをやるのは、まさひこ殿、溶岩竜殿にお願いしたい」
まさひこ「オッケェ~」(実に軽い返事であのちっさい指を「輪の字」にして答える)
ユーリィ「・・ファイト・・店長・・」
バサ雄「は~い、質問。このグラビを飲み込ませてどうするつもりなんだい?ザーブーさん」
カーブー「カーブーだ」ぷい
メガゼノス「わかったぞ。火薬パンパンの鎧竜を飲み込ませ、ダディちゃん達が奴の口内に向けて一斉放火する「仕組み」だな?どうだ」
ニャ太郎「その通りだ。元々、膨大な熱量を体内に秘める鎧竜の体を火薬で発火すれば、体内で大爆発を起こせるに違いない」
タイタンラス「それだけじゃない。竜機兵の体内には化合属性エネルギーが蓄積されているからな・・鎧竜の爆破でそれに着火し、さらなる大爆発を引き起こせれば、機能停止出来るかもしれん」
バサリン「お腹の中で爆発をさせるのね」
ロージー「中からやっつければ、この子の体内にある、危ないフレアの火粉も閉じ込められるって寸法ね!!さっすがお兄ちゃん♪」ガバッ(抱きつくと同時に頭をグイッってやられる押しかけ妹)
ファイヤージンガー「でもよぉ~、タイミングよく鎧竜を爆破しねぇといけなくね?喉元で大爆破しても、その超エネルギーってやつに発火しなけりゃ意味ねんだろ?きっと」(的を得た発言にきょとんとするロージーの顔)
アングリーアッシュ「どうなんだ?ラス」
タイタンラス「うむ。竜機兵はおそらく内臓器官で化合属性エネルギーを作り上げている。奴の尻尾が砲口になっているのは、内臓器官から最も近い為だろう」
ユーリィ「・・ということは・・大爆発を狙うには・・」
パノ「決まりですね。ストマック破壊で」
ニャ太郎「そこでだ。口内に放り込まれた鎧竜を、タイミングを図って着火してもらいたいのだが・・黒鎧竜家族一行、パノ殿、ユーリィ殿を含むアラン小隊、そして溶岩竜殿にも手伝ってもらいたい」
バサ雄「っひょ~!やっと俺達親子の出番だね!!兄貴もメラ熱の溶岩玉をぶっ放してやりなよ!!」
ヴォルガトロン「少々むつかしい大仕事だが、やってやろう。なぁ、バサ雄よ」フォッフォッフォッフォッ(あの例のスパイホッピングをしながら笑う)
バサ雄「そうこなくっちゃ!!ね、父ちゃん!!」ブスッ(感極まり、翼爪で父の太ももを突く)
メガゼノス「上手に出来るか・・ダディちゃん心配」ぴゅう~~(腿より鮮血が噴き出る)
バサリン「平気よ、お父さん」スッ・・(翼で優しく血が出る腿を塞いでやる)
メガゼノス「ん・・?」
バサリン「初めての共同作業・・きっとお母さんも成功を祈ってるわ。一緒に、兵器にされてしまった鎧竜を浄化してあげましょう!」
メガゼノス「・・・・・・よし!」ぽむ(翼爪で我が娘の頭を撫でながら意気込む)
純平「竜機兵を内から破壊か・・・やってみようか」スチャ(AK11型ボウガンを構える)
アラン「すげぇ・・聞いただけでもゾクゾクするぜ・・!拡散祭りを遥かに超えた、体内爆破野外フェスじゃねぇか!!そんなの公式じゃ出来ねぇもんな!!」
ロージー「ねぇジンガー。体内爆破野外フェスって、なぁ~に?」
ファイヤージンガー「野外だけど、爆破は体内で行うってことだろう?きっと。ヒゲのおっさんにとって、一大イベントなのは間違いねぇな」
ロージー「そっか・・キャンプに来たけど、キャンプファイヤーはテントの中でやるって感じと同じか・・・なんだか面白そう♪」
アラン「火薬はまだあるか!?俺、なんだか心配になってきたぜ・・せっかくの大イベントが不発で終わっちゃ意味ないだろ?」
ニャ太郎「それなのだが、吸引直前に砕竜殿の粘菌爆弾と、爆鎚竜殿の岩爆弾も付着させたいのだが・・」ちら(大きな影を作る主を見上げる)
アングリーアッシュ「いいだろう。今度こそ、あの忌々しい虚竜の息の根を止めてやる」
ロージー「いいなぁ・・みんな・・」しょんげり
ファイヤージンガー「どうしたお嬢?」
ロージー「役割があるもの。ないのは私とお兄ちゃんだけ・・」しょんげりそのニ
バサ雄「そうなの?ザーブーさん」
カーブー「カーブーだ!!それに俺をこの押しかけ妹と一緒にするな!!」ぷんすか
バサ雄「押しかけ妹ってなに?姉ちゃん」
バサリン「さぁ・・人間界の言葉はむつかしいわね・・」
まさひこ「ロージーヤ。オチコムナ。オレモ、「オスダケ」ノ、ヤクシカナイ。ミンナ、ミタイニ「トビドウグ」ナイシ・・」(同情する様にアキレス腱を撫でるロージー)
ニャ太郎「ご安心を。お二方には私と一緒に、龍之総帥とフラワー殿がこの日の為に仕込んでくれた、特性猫爆弾を、サイクロンの中に放り込みましょう」スッ(両手にハートマーク型の肉球が記された猫爆弾を取り出す)
ロージー「鉄平君とフラワーの・・ラブラブボンバーとな・・!?だからニャ太郎さんって大好き~♪」ガバッ(抱きつくと同時にすんごい勢いで倒れる忍び猫。転がった猫爆弾を慎重に拾うアランと一連のコンボを見せるロージー狩猟団)
カーブー「相手が人工竜ならば、俺達は大陸が作った天然の生命。古代文明の超テクノロジーだかなんだか知らないが、三種共存の力を見せてやろうじゃないか」
パノ「なんて言ってますが?」ちら(一同から少し離れた所で両腕を組んで静観しているホワイトナイトに向かって話しかける)
王羽美「私に与えられたミッションは、この国で起きたことをそのまま伝えるだけのもの・・」
ロージー「ふぁ・・」(ニャ太郎を下敷きにしたままウーメイの顔を見上げる)
王羽美「見せてもらいましょうか。あなた方の結束力を」クイッ(ハットのつばを上げ、ロージーを見つめる)
ロージー「ウーメイさん♪」
カーブー「そうと決まったら・・」ずい(横から岩竜が台詞を遮るように前進してくる)
バサ雄「みんなで手を取り合って、クエストを成功させよぉ~!!」ガッ(ボロボロのアイアンソードを掲げる)
オオオオオオオオオオ!!
カーブー「ウッス・・・(号令の激は俺が飛ばしたかったなぁ・・)」(ドボルヘルムの表情がざんない顔になってる。それを察したかのように両肩を叩くパノとユーリィ)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
1/24(日)0時更新 なんも決まっとらんでしょうか
をお送りいたします♪ほにゃら次回も、一回でんぐり返ししてから読も見よう
種族は英語だとなんて?~なぜなに☆あたモンのコーナー~
どうぼ。ATAMONSAKUSYAです何故してローマ字表記なのかというと、それもそのはず、今回のなぜなに☆あたモンのおコーナーは英語にまつわるなんちゃらだからです
さて、ではその「なんちゃら」とはなにか?当方ストーリーモードでの台詞では、しばしば英語圏内でのMH用語を使用しています。例えばブルートワイバーンといえば獣竜種のことであり、龍属性モードにエレメンタルチェンジしたアイオロスを見たヴォルガトロンが「スティジャンモード」(ジンオウガ亜種の英語表記は「Stygian Zinogre(スティジャン=地獄の)」と呼んでいます(「三種三共の大狩猟祭!!」の巻参照)
このように少し洒落乙な表現をしたりしなかったりのあたモン。皆様ハンター諸君も、常日頃から逸脱した狩人を目指しているのなら、今こそMH用語を「敢えてのイングリッシュ」で言ってみるのもまたいいでしょう。チャットで洒落乙なEHW(イングリッシュハンティングワード)を打ち、周りから「なにこいつ?そんなこといいから早くエリアに入ってきて戦えよ」って思われるのもまた思い出。PSのアドパでは外国産の狩人さんが入ってくるのも当たり前の昨今。だからこその「敢えてのイングリッシュ」、「洒落乙なEHW(イングリッシュハンティングワード)」なのです。そんなわけで今日のなぜなに☆あたモンのおコーナーは「種族は英語だとなんて?」をお送りいたします♪まさに現在、お受験が近いのに狩りばっかしして、ご両親を悲しませてるハンター諸君必見の企画!?SHIT
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現在(2016/1/24時点)大陸で確認出来るモンスターの種類は全部で16種類です。早速それの英語表記とカタカナ表記を記し、その注釈をしていきましょう F××K OFF
古龍種:Elder Dragon エルダードラゴン
飛竜種:Flying Wyvern フライングワイバーン
鳥竜種:Bird Wyvern バードワイバーン
海竜種:Leviathan リヴァイアサン
魚竜種:Piscine Wyverns ピサインワイバーンズ
牙竜種:Fanged Wyvern ファングドワイバーン
獣竜種:Brute Wyvern ブルートワイバーン
蛇竜種:Snake Wyvern スネイクワイバーン
牙獣種:Fanged Beast ファングドビースト
両生種:Amphibian アンフィビアン
甲殻種:Carapaceons ??
鋏角種:Temnoceran ??
甲虫種:Neopteron ??
魚類:Fish フィッシュ
草食種:Herbivore ハービヴォアー
獣人種:Lynian リーニアン?
~作者の曖昧だけどありがたい注釈
Elder Dragon:elder(名詞)=年長者、元老、長老。エルダードラゴンはSkyrimをはじめ多くのRPG作品でもよくその名前を耳にする偉大なドラゴンの呼称でもあります。大陸世界で畏敬される古龍種にぴったりの命名ですね♪
Flying Wyverns:そのままの意です。大陸の制空権を握る空飛ぶワイバーン。それが飛竜種です。
Bird Wyvern:これもそのままですね。イャン提督も納得でしょう。
Leviathan:レヴィアタンとも呼ばれる旧約聖書に登場する、あの有名な海中の怪物の名前です。
Piscine Wyverns:前回の中継ぎ記事(登場人物紹介「ヴォルガトロン」)内でも書きましたが復習しましょう。
ピサイン:[英]piscine
(1)[形]魚の・魚類の。
(2)[形]魚に関する・魚類に関する。
(3)[形]魚に似た。
勉強になりますWAO!!
Fanged Wyvern:fanged(形容詞)=牙のあるさま。昨今やたらと凶暴化している雷狼竜ですが(XやFで)、金雷公ジンオウガは英語だと「Golden Thunder Prince Zinogre」と呼ばれているそうです(長い)。ついに大陸のプリンスになったことを意味する称号でしょうか。冒頭でも触れましたが、近年の雷狼竜は正直こわいです
Brute Wyvern:brute=名詞だと・・獣、畜生、嫌なやつ。形容詞だと・・理性のない、獣の様な、残酷な、粗暴な、理性によらない、体力のみによる。などと、極めて暴力的なものを示唆する時に使われる単語みたいですね。アメコミ作品や洋ゲー作品だとよく目にする単語でもあります。
Snake Wyvern:蛇竜。そのままですね。MH4にて確立されたこの種ですが、ガブラス(英語:Remobra)も入るようで、近年では「翼蛇竜」と呼称されるみたいです。なので2Gまでは飛竜種扱いの蛇竜、4からは蛇竜種の翼蛇竜となったわけですね。書士隊やギルドの努力が伺えます。少しですけどWAO!!
Fanged Beast:fanged(形容詞)=牙のあるさま。beast(名詞)=獣。足して牙獣種の意となすコンガララ。
Amphibian:そのまま「両生動物」をさす名詞です。試験に出たらラッキーか!?
Carapaceon:これは造語のようです。carapace=名詞。1(カメ類の)背甲,甲羅。2(エビ・カニなどの)甲皮。この「カラパス」という名詞を Plesioth(ガノトトス)同様、なんとなく古代生物っぽく派生させたのがCarapaceonかと。そのままカタカナ表記なら「カラパセオン」でしょうか?それ以外のCarapaceon豆知識を以下に・・
Carapaceon Brains=ザザミソ
Carapaceon Brains+=極上ザザミソ
Hermitaur=ヤオザミ。Hermitaurも英語MH用語で造語です。
以上を調べていて分かったのですが、外国のWIKI等では「ザザミソ」を「ザザミン」と表記しているところが多く、おそらくはカタカナの「ソ」と「ン」が似ているからでしょう。どうりでいっくら外国のサイトで「ザザミソ」とページ内検索しても引っかからないわけです調べるのにそうとうイライラしました(笑)
Temnoceran:今回一番の難題。そもそも鋏角種自体の分類詳細が公式でも不明で、定義も確立されていません。元になったのはサソリやカブトムシでお馴染み「鋏角亜門(英:Chelicerata)」で、外国のWIKIでは鋏角種を「6本足を持つ蜘蛛の様な特性を持つ生物」と表していました。「Temnoceran」は完全に造語であり、派生したと思われる元の単語に一番近いのが「temnocerus」(ラテン語)という6本足のカブトムシ属の昆虫なのですが、詳細は定かではありません。英語の語学力、動物学の知識共に乏しい作者ではこのくらいの調査が限界でした「Monster Hunter Fanon - Wikia」(外国のMH二次創作WIKIみたいの)でもtemnocerusは普通に使われているのですが、その語源までは不明。すみません
よってカタカナ読みも謎です。鋏角種自体が謎。それでよしとしましょう。
Neopteron:これまた完全な造語でして、発音、カタカナ表記共にお手上げ状態ですそのまま発音するなら「ネオプトロン」でしょうか。ではpteronのneo(新しい)したものがネオプトロンなのかと思いきや、全然検討違いでした。なので語源は謎です。SHIT
Fish:そのままお魚です。アロワナ、カツオ、クラゲ、サメ、ナマズ、マンボウが大陸世界で確認されています。
Herbivore:草食動物をさす名詞。カタカナ表記だと「ハービヴォアー」になるそうですが、実際の発音だと少し違います。アーからはじまる発音記号だとeをひっくり返した様なあの有名なあれです。ア~オ!!みんなも叫ぼう
Lynian:何度かなぜなに☆あたモンでも取り上げてきましたLynian。これも造語です。発音はそのまま読むならリーニアンでしょうか?ニャンとにゃくニャ
Wivern:ワイバーン。英国の紋章、印章、旗章などに見られる竜の図像及びそこから派生(伝承を下に)した架空の怪物。以下WIKIPEDIAから引用~
一般的にはドラゴンの頭、コウモリの翼、一対のワシの脚、ヘビの尾に、尾の先端には矢尻のようなトゲを供えた空を飛ぶ竜とされる。その口からは時に赤い舌が伸び、また炎を吐いていることもある。紋章においてワイバーンの図像は様々な色に塗られてきたが、ワイバーンの自然の色は緑と赤の2色である。「二足の竜」の図像は、イギリスを除くヨーロッパではドラゴンの一般的な形態の一つとして扱われており、これをワイバーンとしてドラゴンから区別するのはイギリス及びイギリスの旧植民地に特有のことである。 また、そのイギリスにおいても当初からワイバーンとドラゴンは区別されていたわけではない。 二足の竜をドラゴンと読んだ例も、四足の竜をワイバーンと呼んだ例もあるため、過去の文献にあたる際にはワイバーンと記されていてもそれが即ち二足の竜を表しているとは限らないことに留意が必要である。
以上のことからはっきりとした定義は確立されていない様です。個人的な見解ですが、MHでは古龍クラスの大型竜をドラゴン、飛竜種等の中型以下をワイバーンと位置づけている印象を受けます。所謂、中国をはじめアジア圏内で神獣、霊獣の類に入る竜、または龍をドラゴンとみなしているのでしょう。これに基づけば古龍種がエルダードラゴンと名付けられているのも納得です。------------------NAZENANI☆ATAMON------------------
如何でしたでしょうか。あたモン流MH外国語講座みたいな企画。なんて今回もご参考させて頂いた・・
モンスターハンター大辞典 Wiki
monsterhunter.wikia.com(海外)
さまさまにこの場を借りまして、感謝致しますTHANK YOU
しかし疲れました小一時間くらいで記事を書き終えるつもりが気づけば更新間近な時間までかかってしまい・・
英語力がないというのは本当に不便です。作者は中学の時こそ、英語のみ偏差値72強クラスで、模擬試験もトップもとったことがあるのですが、今となってはなんも役に立っていません
お受験英語よりも、ちゃんと喋れる勉強の方がいいですよね。そうすれば洋楽や映画、洋ゲーも、もっと楽しめるのに
なんてなわけで、今回記載した種族のカタカナ表記についてですが、読者のクレバーな方々でご意見、修正等の助言等がありましたら、この記事のコメント欄にどしどしご応募下さいな
そんなわけで今日も・・
お魚天国(おしまい)
↑写真、monsterhunter.wikia.com様の「Fish」の項目より引用。
さすがの細かい作業に感服 GOOD JOB
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
1/26(火)0時更新 「キミモ、「ハク」ノダロ?」の巻
をお送りいたします♪さて、一体何を吐くのか気になるお友達は次回も読もう見よう
読もみよう
「キミモ、「ハク」ノダロ?」の巻

アングリーアッシュ「いいぞ!セットOKだ!!」ギュオオオオオオ

ぺっちょり・・(俯せに横たわる頭部が欠けた鎧竜の背骨に、3つの岩爆弾が粘菌に包まれ付着している)

タイタンラス「粘菌の付着性に加え、セッチャクロアリの体液を混ぜあわせるとは考えたな」

純平「何かと便利なんでな。容器に入れ、いつも持ち歩いているのさ。これでサイクロンの中でも剥がれることはないだろう」

ニャ太郎「準備完了です!まさひこ殿、溶岩竜殿!」

まさひこ「オッケェ~」(実に軽い返事であのちっさい指を「輪の字」にして答える)

ヴォルガトロン「放り込んだ後の一斉射撃のタイミングは?」

アラン「俺に任せな!」スチャッ(AW50型ボウガンを伏射姿勢で構える。その横ではAR15型ボウガンを膝射で構えるパノ、同じくデッドフリルパラソル改を構えるユーリィの姿も)
ヴォルガトロン「了解した。メガゼノス達も準備は・・」ちら

メガゼノス「いくぞ、子供たち!!ダディちゃんの様に大きく息を吸い込むんだ!!」ギュオーーーーン


バサリン「いつもみたいに不発は許されないわよ!しっかりね、バサ雄!」あ~~~ん(父の隣で口を開け、放射の準備をする)

バサ雄「分かってるって!俺達親子の共同グラビームを見せてやろう!!」あ~~~ん
ヴォルガトロン「うむ。父に負けず、勇ましい姿よぞ。バサ雄をよ」じ~~ん・・
純平「あちらさんは初速に時間が掛かるからな。チャージOKなら教えてくれ!」
メガゼノス「コオオオオオオオ・・・・」グッ(息を吸い込みながら翼爪を立て、サムズアップしてみせる)
純平「流石、早いな」スチャ(微笑みながら自身もすかさずMK11型ボウガンをニーリングポジションで構える)
まさひこ「キミモ、「ハク」ノダロ?」
ヴォルガトロン「ああ。とびきりの火炎玉を味あわせてやるさ」ぬら~んぬら~ん(てやてやの顔がぬらんぬらんしてる)

ロージー「あかん・・。なんか緊張してきよった」ぶるぶるぶる(両手にハートマーク型の肉球が記された猫爆弾を持ちながら震えている)
ファイヤージンガー「お前はただそれを放り込むだけだろ?しっかりしろよ・・ナッ!!」パシーン

ギュオオオオオオオオオオオ!!
(一同が並ぶ目の前では依然として巨大なサイクロンが吸引されていく)
王羽美「あなたは何もしないのですか?シャークハンター」(一同から少し離れた所で両腕を組み静観しているホワイトナイトとドボルヘルムのハンター)

カーブー「必要あらば時に応じて・・・とでも言っておこうか」フフ・・
アラン「みんなよく聞け!!砲口初速、弾速は一切気にするな!!各々の弾薬、火炎玉、爆弾はサイクロンの中にさえ入っちまえば、みんな一律の速度で吸引される!!メガゼノス親子のビームだけは速度が歪むことなく、奴の体内に入るはずだ!!だから俺達の射撃、投下の数秒後に口内目掛けて一斉放射だ!!合図は俺が送る!!」
バサ雄「コオオオオオオオ・・・・」(息を吸い込むながら頷く)
ロージー「うわ・・すっごい気合入ってるね、アランさん」
ファイヤージンガー「体内爆破野外フェスを成功させたいからだろ?ちきしょー。俺だって、見てるだけじゃなくて参加してぇよ・・」
ロージー「花粉を飛ばせばいいじゃない」
ファイヤージンガー「バカにしやがって」ふん
ロージー「あら。案外、効くかもしれないわよ♪」
ファイヤージンガー「ふんだ!」
アラン「よし、こっちはいつでもいいぞ!!」
まさひこ「ジャア、イクヨォ~」ガシッ(タックルの姿勢で横たわる鎧竜に触れる)
ヴォルガトロン「号令を頼む」グイッ(頭を杭の様にして鎧竜の側面を押し上げる)
まさひこ「ハイ、セェ~~~ノ!!」グッ

ロージー「うううう・・・」ドキドキ(爆弾両手にドキドキ)
パノ「したらどうです?激励を」(膝射でスコープを覗きながら、隣で同じ姿勢をとるユーリィに話しかける)

ユーリィ「・・ファイト・・店長・・」
まさひこ「チョイヤァ~~~~!!」グン

ヴォルガトロン「おりゃああああああ!!」グン

ブワッ
(見事、鎧竜がサイクロンの中に入る)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ギュオオオオオオオオオオオン!!
(回転しながら勢い良く吸い込まれていく鎧竜)
ロージー「きゃっ♪やった!!」
アラン「しっかり飲み込めよぉ・・・バケモンめ・・」(横並びにしっかりとスコープを眺める射撃隊一同)
ギュオオオオオオオオオ!!
(大口を開けて待つ竜機兵の口内目掛けて飛んで行く鎧竜)
純平「いいぞ・・・!」スチャ・・
パノ「あ~~~~ん」
バウン!!
(口内に突入する鎧竜)
ユーリィ「・・入った・・」
アラン「まだだ・・・焦るなよぉ~・・・・」スチャ・・(トリガーに触れる猫指が微かに震える)
メガゼノス「コオオオオオオオ・・・・!!」
バサリン「フオオオオオオオ・・・・!!」ちら(チャージしながら横を見る)
バサ雄「グオオオオオオオ・・・・!!」(今にも吐かん勢いで力の入っている弟)
そっ・・・(翼爪で優しく弟の体に触れるバサリン)
純平「隊長」
アラン「はぁ・・はぁ・・・・・」スチャ・・・
ヴォルガトロン「・・・・・・・・・」ごくり・・
ユーリィ「・・・・・・・・・・」チャッ・・
アラン「3・・2・・1・・・・」(微かな声で呟く)
パノ「・・・・・・・・・」ギュリッ
アラン「シューーーーーーーーート!!」
ドウンドウンドウンドウン!!ボウン!!
(一直線に吸引されていく巨大サイクロンの右方向から、一斉に拡散弾を発射する射撃隊。同時に火炎玉を吐く溶岩竜)
ニャ太郎「まさひこ殿、ローズダンテ殿!!我々も!!」ブーーーーーン

まさひこ「ソレ」ぽ~~い

ロージー「きゃあああああ!!いけぇ~


ファイヤージンガー「花粉症になりやがれっての!!」バフッ

ビュオオオオオオオオオオン
(花粉に紛れて次々と爆弾がサイクロンに飲み込まれていく)
アングリーアッシュ「ここまでは順調・・・あとは・・」
タイタンラス「体内の鎧竜を高エネルギーで爆破出来るかどうかだが・・」ちら
メガゼノス「コオオオオオオオオオ!!」キュイイイイイイイン

バサ雄「グオオオオオオオオオ!!」ギュオオオオオオオオ

バサリン「フオオオオオオオオオ!!」ギュルルルルルルル

純平「・・・・・・・・・」ちら
アラン「・・・・・・・・・・・」(スコープから顔を離し、耳を済ましている)
ドウーーーーーーン・・・
(サイクロンを飲み込む竜機兵の体内から微かに爆音が聴こえる)
パノ「第一射撃の拡散弾及び火炎玉が、体内の鎧竜に着弾した模様」
アラン「まだだ・・・まだ足りねぇ・・!」
バウーーーーーーーン・・・
パノ「続けて第二投下の猫爆弾、着弾。この発火により、鎧竜に付着させた岩爆弾、粘菌爆弾共に爆発した模様」
純平「隊長!」
アラン「よっしゃ!!グラビーム、てぇええええええええええ!!!!」
メガゼノス「ウガアアアアアアアア!!」
バサ雄「グオオオオオオオオオ!!」
バサリン「グバアアアアアアアア!!」
ショウーーーーーーーーーン
(俯瞰図。黒鎧竜、岩竜、桃岩竜が揃って放つ三本の粒子ビームが重なり合い、サイクロンの吸引速度を遥かに超えるスピードで竜機兵の口内へと吸い込まれていく)
To Be Continued


次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
1/28(木)0時更新 「モンスターハンターの務めだ」の巻
をお送りいたします♪ほんじゃあさ、次回も応援しておくれよさ

「モンスターハンターの務めだ」の巻
ブーーーーーーーン!!
(大地を根こそぎ刈りながら迫り来る竜機兵の合金甲冑に包まれた豪腕)
グレンジャガー「ったく、しつけぇな!!」
バッ
(華麗に飛び上がり、巨大な腕を難なく交わす)
グレンジャガー「いい運動には違いないが・・」シュタッ
ブーーーーーーーン!!
(外敵を振り払うように後退して戻ってくる右腕)
グレンジャガー「いつまでこうしてりゃいいんだ?」バサッ(両翼膜を広げる)
グルン
(金火竜顔負けのバク転で高く飛び上がり、リバースしてきた右腕をいなしてみせる)
グレンジャガー「他のみんなは・・・・」ヒョオオオオオオ(降下しながら同じ高さにある竜機兵の背中をちら見する)
アイオロス「退避退避~」ブワッ(突然視界に入ってきた雷狼竜(背中にゲルハルト、芋助を乗せてる)が突っ込んできた)
バラン「どけぇえええええええ!!」(同じく頭の上にボニーを乗せ突っ込んでくる)
グレンジャガー「いっ」
ビュオオオオオオオオオン!!
(空中衝突寸前で、二組の間を縫って飛翔してきた銀火竜の後ろ足に掴まれ、連れ去られる迅竜)
グレンジャガー「ふい~助かった・・・って、連中、何をあんなに慌てて飛び降りていったんだ?」ビュオオオオオオ(空中から目下の竜機兵を見下ろす)
バオオオオオオオオン!!
(俯瞰視点。突然の激しい爆音と共に、竜機兵の巨体が少し宙に浮く)
グレンジャガー「な、なんだぁああああああ!?」ビュオオオオオオ
劉珍「カーブーさん達が何かを仕掛けたんだ!!見ろ!!」
ボウーーーーーン!!ボウーーーーーン!!
(背中の所々から間欠泉の様に赤紫色の火柱を吹く竜機兵)
アルル「すごい火柱をあげています!!」バオオオオオオン!!
アルテミス「あの炎の色・・・まともじゃないね」ビュオオオオオオ
エリーゼ「化合物が入り混じっているんだわ・・・彭はあの粉塵を吸ってしまったんだわ!!」
アルテミス「上昇するよ!しっかり掴まってな!!」フォオオオオオオ(竜機兵の背中から無数にあがる爆炎を直下に、最新戦闘機の様に体を傾け上昇飛空を開始する金火竜)
サンダーソニック「アルテミスが高度を上げた・・俺達も上がるぞ」ギュオオオオオオ
グレンジャガー「見ろよ!あの野郎、空気の代わりに火を吹いてやがるぜ!!ザマァねぇな!!」バオオオオオオン!!
劉珍「ああ!流石に吸引もやめたらしい!」ビュオオオオオオ(上昇飛行するメタル製の様な銀火竜の頭殻越しに見える竜機兵の後頭部。見解通りサイクロンは消え、吸引を停止している)
グレンジャガー「もっと派手にやれぇ~!!フォーー!!」ボウーーーーン!!(竜機兵の背中から吹き上がる火柱を背景に叫ぶ宙吊りの迅竜)
ドオオオオオオオオン!!
(背上から無数の火柱を吹き上げ、体内から轟く爆破音と同時に全身を身震いさせる竜機兵)
アラン「体内爆破野外フェスの開幕だぁ!!踊りやがれぇえええええええ!!」(両手の中猫指を突き立て感極まる)
バサ雄「俺達親子のトリプルグラビームが見事決まったみたいだね♪イエ~~~イ!!」ぱぁ~ん(隣にいるヴォルガトロンの尾びれと自身の翼膜でハイタッチをかます)
バサリン「やったわね!お父さん!」
メガゼノス「今宵はいいポエムを作れそうだ」なでなで(両隣の我が子の岩頭を両翼で撫でる)
ドゴオオオオオオオオン!!
(旧第三地区の荒野に響き渡る爆音)
カーブー「成功した様だな」ボオオオオオオン・・
王羽美「ええ。これであなた方の勝利は決定的になったでしょう」ドオオオオオオン・・
カーブー「どうした?声に淀みがみられるぞ」ボオオオオオオン・・
王羽美「そうかもしれませんね・・」ドオオオオオオオン・・
カーブー「??」
王羽美「今回は相手が試作品故、大狩猟祭レベルの戦術的ハンティングメソッドで勝つことが出来ましたが、次は果たしてどうでしょうか・・」ドオオオオオオン・・
ドゴオオオオオオオン!!
(爆音と共に全身を微かに浮き上がらせ、ゆっくりと再び腹ばいに崩れ落ちる竜機兵)
王羽美「あなた方は試されたのです。つまり此度の共闘は、いずれ起こり得る大戦の序章に過ぎません」
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ファオオオオオオオオオ!!
(顎を大地に付け、アポカリプティックサウンドのような金属がこすれ合う不協和音の叫びをあげる竜機兵)
ロージー「ふぁ・・?すごい音・・」
ニャ太郎「苦痛の叫び、といったところでしょう」
まさひこ「イヤ、チガウ・・」
ニャ太郎「??」
ロージー「悲しいんだよ・・・あの子・・」
ファオオオオオオオオ・・・!!
(全身の至る部位から硝煙を上げ、終焉を示す慟哭音を鳴らす竜機兵を、空中で旋回しながら見下ろす金火竜)
エリーゼ「やったわ!!撃沈よ!!」ビュオオオオオオオ
アルル「物悲しい・・声・・・・」ファオオオオオオ・・!!
アルテミス「間違っちゃいないね」ビュオオオオオオオ
エリーゼ「どういうこと?」
アルテミス「あの咆哮の意味さ。悔しいんだよ、あいつは」
エリーゼ「・・・・・・・・・・」ちら
ファオオオオオオオ・・・・!!
アルテミス「あれは一体の竜の叫びじゃない。もっと多くの・・・ドラゴン達の叫びさ」
エリーゼ「・・・・造竜技術・・・確か、一体の竜機兵を製造するのに、成体ドラゴン30頭以上を必要すると・・・」
アルル「止めを刺してあげてください!!これ以上、この国に犠牲はあってはならないのです!!」
エリーゼ「アルル・・・」
カーブー「殺してくれ・・・そう言っている」ファオオオオオ・・・
王羽美「え・・?」
カーブー「ワンさん。君の危惧する言葉は大陸の啓示なのか?」
王羽美「分かりません。ですが、大陸を支配しようとする尊大な権威が蠢いているのは確かです」
カーブー「俺と君も、その組織と契約を交わしている」やれやれ
王羽美「・・・・・・・」フッ
カーブー「いずれにしても俺達のいる新大陸は、いや、大陸全土から争いごとが消えることはないだろう」
王羽美「あなた方、ユクモは抗う道を選択すると?」
カーブー「それはうちのじゃじゃ馬娘に聞いてくれ。俺はただ闘う道を選んだだけだ。目の前で死んでいった人達の魂に報いる為にも」ザッ
王羽美「何をする気ですか?」
カーブー「あの竜は浄化という救済を求めている。だとすれば、その手助けをしてやるのも・・・」
シャリーーーン(腰に携えているユクモノノダチを抜刀する)
カーブー「モンスターハンターの務めだ」
ファオオオオオオオオ・・・・!!
サムソン「なんだというのだ・・・討伐したというのに、沸き起こるこの物憂げな感覚は・・・」
一也「俺もだニャ・・・なんだか、急にこいつが可哀想になってきたニャ・・」
彭関越「ゴホゴホッ・・!!」
ガルグイユ「大丈夫か?同志」
テツ「龍の匂いが強くなってきている。そのせいで関越の抱えている龍結核の症状が酷くなってきているのだ」ピシピシ・・(仄かに全身を放電させながら化け鮫に跨っている)
ガルグイユ「龍の匂い・・・離れるか?同志、関越」
彭関越「いや・・。感じるずら・・・・無数の龍の生命を・・・」
ミッチ「川村の兄貴っす!!川村の兄貴が、頭に近付いて行くっす!!」
サムソン「なに・・」
ファオオオオオオオオ・・・・・
(ぐったりと顎を地面につけ、悲痛の叫びをあげる竜機兵。その何倍もあろうかという巨大な頭部の前に立つ、小さきユクモのハンター)
劉珍「カーブーさん・・・一体、何をするつもりだろう・・・」ビュオオオオオオ
ファオオオオオオオ・・・・・
(口元のバイザーが破壊された竜骨型のアーメットを被る竜機兵は、表情こそ分からないが何処か悲哀に満ちて見える)
カーブー「ああ。分かってる。お前は死ぬのが嫌で鳴いているんじゃないってな」
ギ・ゴ・ギ・ゴゴゴゴ・・・・
カーブー「お前達をこんな姿に造り変えた奴に、一矢報いることが出来なくて悔しいんだよな」
アオオオオオオオオ・・・・!!
カーブー「俺は現在、他にも進行中のサブクエストを幾つか請け負っているんだ。達成できるか分からないのに気安く引き受けるな、なんてUBUさんにはきっと怒られるだろうけどな」
ギャギャギャギャギャギャ・・・・・
カーブー「それでも俺にとっては、大切な人達の想いが詰まった大事なキークエだ。だから引き受けさせてくれ。お前のクエストも。今後、お前達と同じ様な目にあった集合体と遭遇したら、俺が・・いや、俺達クルセイダーズが必ず浄化してやる。だから安心して逝け」
オオオオオオオオオオ!!
カーブー「そのクエスト・・受注致した!!」ドオオオオオオオオン(全身に練気オーラを纏う)
王羽美「あれは発勁・・!一体、何を・・!?」
カーブー「彷徨える龍魂達よ!!龍意六合を以って鎮魂されたし!!」ガシッ(ユクモノノダチの刃先を突き付け、正眼の構えをとる)
ズオオオオオオオオオン!!
(カーブーの全身を眩いほどの白い練気が覆い弾ける)
ファイヤージンガー「おい、お嬢!あれって!?」
ロージー「土蔵さんの時と同じ色のホワイト・・・でも少し違う・・」
カーブー「募れ!!この国で散っていった大いなる聖魂達よ!!」ガッ(ユクモノノダチを天に掲げる)
ザシュウウウウウウウン
(太刀に宿る純一無雑な白い練気のオーラ)
エリーゼ「凄い力・・!!」ビュオオオオオオオ
アルテミス「龍魂が、人の子であるボスに力を貸したっていうのかい!?そんなこと・・」ビュオオオオオオ
アルル「それだけじゃありません!!ゼキも・・・ゼキも力を貸したのです!!」
カーブー「穢れ無き気魂の全てを!!全大陸の力を借りて発奮されよぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
突!!
(正眼の構えから、そのまま渾身の一突きを放つカーブー)
王羽美「あれは!?」
ガアアアアアアアアア!!
(ユクモノノダチの剣先から解き放たれた白い闘気が巨大な龍頭に変化し、竜機兵に喰いかかる)
まさひこ「ソリュウ」
ザギャアアアアアアアン!!
(偉大なる龍の化身となった強大な剣圧は、竜機兵の頭部を正面から喰らと、そのまま全身を突き抜けて穿ち抜けていく)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
1/30(土)0時更新予定 いつもどおり未定の予定ですよ
をお送りいたします♪ほんじゃあさじゃあさ、次回もシンプルに読んでおくれよ