Real Name:Starmine
Alias(es):Estrellian、Star Wyvern
Species:??
Gender:??
Affiliation:Chivalric Order Of Fonron>Chivalrous of Wyverns
First appearance:「エレガントにぶちかましましょう!!」の巻
-------Biography-------
神殿の騎士団、竜騎士隊に所属。
*以上、そのほかの情報はストーリーが進み次第、更新
-------Personality-------
現在分かっているのはスターマインが女の子のような性格をしていること、人見知り(「猫見知り」、「竜見知り」も含む)であることぐらいであろうか(ストーリー内ではスターマインのジェンダーを女性と「認識」し、展開していく)。おそらくだが、騎士団の面々に彼女の存在があまり知られていなかったのは、彼女の内気な性格及び動向にあるとみていいだろう。ラインハルトは彼女のこの人見知りを克服させる為、騎士団の中でも一際輝く「ご陽気」な気質を持つクラーラ・ファン・クーン率いる二番隊に合流させたと思われる。また、ツンデレ気質の人見知りではあるものの、他種族に対し興味があり(人型であるカッツェを見て「イケメン」と認識したり)、また寛容であるようだ(このことから彼女が種族別による差別主義者ではないことが窺える)。二番隊をアシスト(落とし穴をマグマにより封じる)した際、自身のミスから大声を出して取り乱すなど、普段は平静を装い寡黙で孤高を貫いている「内気ならではの虚栄心」が齎す動揺加減のギャップも実に可愛らしい(この若干未成熟な気質から、彼女の年齢がまだ若いことも推測できる)。
*以上、そのほかの情報はストーリーが進み次第、更新
-------Character Reference-------
名前の由来は、star=星、mine=機雷・地雷、そして速射連発花火の名前から引用。公式ではその生態や特徴に謎が多い星竜(単に作者が中国語が分からないという稚拙な理由もあるが)を知的生命体種にすることで、その不可思議な生態ギミックをお勝手ながらに二次創作。星羽蝶との関係性だが、公式ではフェロモンにより制御している?に対し、スターマインは自身が持つ生態エネルギー(我々の世界でいうところのヒートポンプ技術(エアコンや冷蔵庫で採用されている省エネ技術)に近い作用)により、大気中の火属性エネルギー(空気熱)から星羽蝶を創出していると思われる。スターマインはこの星羽蝶を自在に制御し、斥候として、またリモート爆弾として使用する。また、ルナストラとスターマインのエクスプロージョンを比較してみても、前者が粉塵による爆破属性エネルギーならば、後者のそれは火属性+龍属性から成る化合属性に近い印象を持つ。初登場時、カッツェが彼女の力を見て、「崇高な力」と言及したように、彼女の生態エネルギーは火属性と龍属性から成る「新たな力」にあるとみていいだろう(今後のストーリーの重要テーマのひとつ?)。
~公式からの星竜考察
↑写真は何かを見て驚いているスターマイン。余程「カルチャーショック」な何かを見てしまったのだろう。
星竜を語る上でまず我々は「本場のそれ」を観察しなければならない。「野生のそれ」を知らずして、何がモンスターハンターといえようか。ということで以下に「MHOによる星竜狩猟動画」を貼り付けさせて貰う。
↓ゲーム内、ストーリーモードでの星竜狩猟。撃退が目的のようで、初エンカウントの生態ムービーも見れる貴重な狩猟動画。
↓当ブログがよく参考にさせてもらっているハンター様による、パーティー狩猟の星竜討伐動画。星竜の生態を知る上では、非常に参考になる狩猟動画。
↓同ハンター様によるソロ狩猟(パートニャー同行)。尻尾切断が見られる貴重な一品。
以上の動画により考察及び公式概要を踏まえ、作者なりの星竜考察を以下に記す。
■星竜と星羽蝶
星竜はフェロモンを放出することで星羽蝶をコントロールし、共生関係にあるという(出典:公式による星竜概要を翻訳機による解釈から)。星竜は三段階で形態変化を行い、星羽蝶から生態エネルギーを受け形態変化を遂げていると推測出来る(雷狼竜と雷光虫、砕竜と粘菌にみられる相利共生に近い関係性であろうか)。星羽蝶の生態的な詳細は不明だが(公式概要を参考にする限り..)MH世界観にはこのようにモンスターをアシストする不可思議な特質を持つ生物は数多く存在する。それもまた、お勝手ながらに二次創作をやらせてもらっている人間の脳を活性化させる要因には違いないのだが・・。
■名前の由来
英語表記の『Estrellian』は、おそらく、スペイン語のestrella(エストレージャ)=星 からきていると思われる。これに、リリアン(Lillian, Lilian:西洋の人名。ラテン語で「ユリ」を意味するliliumに由来。主に女性名)を足した造語ではなかろうか?だとすれば発音もスペイン語の発音になるのだろうが、それを考えると他のモンスターの英語表記もまた、独自の発声を求められることになる(その証拠に海外のMH関連のスレには、モンスター名の正式な発声を求める談義も数多く存在する。これに関しては欧米、欧州により、その発音が異なるようだ)。なんにせよ、実に彼女らしい名前であることには違いない。
↓monsterhunter.wikia.com(海外)による星竜概要
http://monsterhunter.wikia.com/wiki/Estrellian
■Transform(形態変化)とそれに伴うモーション及び星羽蝶の動き
第二段階:頭から尾にかけて、スパイク状の棘が突き出る。両肩、両腕には羽の生えたような外観を持つ甲殻が装着される。また、頭部から首、腹部、尾先の周辺に炎を纏う。この第二段階中、爆破を伴う尻尾の薙ぎ払いを見せた直後、尾よりスパイク状の棘が落下、数秒後に爆破をしていることからも、これが装着物(星羽蝶が変化を遂げたもの?)であることが窺える。
第二段階での星羽蝶の動き:星竜の咆哮に呼応。エモーショナルに共感。エネルギー増幅。星竜の咆哮に呼応した星羽蝶は急激に速度を上昇し、炎の軌跡を描きながら星竜の体を側方に一周した直後、星竜が全身から弾けるような火の飛沫をあげて咆哮をあげるのと同時に星羽蝶もまた弾け飛んで消えてしまう。外観の最も特徴的な変化としては、両肩、両腕、両足の付け根の前後に「羽のような装飾」が加わることか。
第三段階:星竜がゆっくりと首を回しながら唸りをあげると、星羽蝶の一群が何処からともなく現れ、第二段階同様の旋回をみせしながら星竜と一体化、咆哮をあげた星竜は肩の羽先、尾っぽの棘の先端が「魚竜種のヒレ」のように青みがかり、美しい光沢感を見せる。また、顎下から腹部に装飾されている模様も光沢感が増す。突進した時、体に纏う火が美しい軌跡を描くのも特徴。
三段階を経た後の第一段階:体の周囲に無数の爆破性を伴う発火が起きる。それを何回か繰り返すと星羽蝶が再び現れ、第二段階へトランスフォームしていく。全身から発火が起きるのは、星羽蝶を呼んでいるのか?それとも星羽蝶を創出しようとしているのか、どちらにせよ、星竜が星羽蝶という存在無くしては形態変化を行えないことを証明する動作であると推測出来る。
瀕死状態後?:第一段階の姿のまま、雌火竜のようなサマーソルトを見せ、空中で数回転した後、着地時の衝撃を利用してのレンジアタック。また、尻尾をはじめ、一部の甲殻の硬度が上がる(肉質が硬くなる)。
■攻撃モーション
第一段階:極めておとなしい。のそのそとたまに鳴きながら、狩人を威嚇する程度。回転テール攻撃。側方にぴょんと飛ぶ。
第二段階:飛びかかり。側方ジャンプからの回転テール攻撃。
第三段階:よく走るようになる。星羽蝶もより攻撃性を増す。炎妃龍のような尻尾ぶんぶん、牙竜的な飛びかかり&殴りかかり。天井が崩れるほどの咆哮が特徴的。
■Weakness Sign:Limping(跛行:足を引きずりながら歩くこと)
■寝方:普通に顎を付けてうつ伏せ状態で寝る。
■討伐時:雷狼竜が討伐された直後、体に纏う雷光虫が弾けて散るように、星竜もまた、体の中心から火花が散るようなエフェクトを見せてから息絶える。
■相利共生(Mutualism)
異なる生物種が同所的に生活することで、互いに利益を得ることができる共生関係のことである。ここでいう利益には、適応力や生存能力などが含まれる。同じ種内で双方が利益を得るような関係は、協力として知られる。相利共生を共生と同義とされることもあるがこれは誤りで、実際には共生というと片利共生や片害共生、寄生などが含まれる。~以上WIKIPEDIAから引用
■総評:現段階ではアップグレードしていないヴァニラなのだからか、全体的にゆっくりとした動きと手数の少ない攻撃モーションであるも、三段階後の火力アップは目を見張るものがある。側方へ軽々飛ぶ動きは迅竜を彷彿とさせ、後方の敵を尻尾で薙ぎ払う姿は炎妃龍にも似ている。時折見せる雌火竜顔負けの「空中大回転」は、この星竜という未確定モンスターが持つポテンシャルとインテンシティの高さを示しているといえよう。また、三段階後のデフォルト状態になるとそれまで周りを飛んでいた星羽蝶の姿も消え、星竜はまるで星羽蝶を呼び戻すのかのように爆破性を帯びた発火を起こす。それに伴い再び何処からともなく星羽蝶が現れ、再び自身のアップグレードを図るのだが、もしかしたら星羽蝶とは星竜が創出する「生態エネルギーの具現体」なのかもしれない・・。だとすれば星竜は召喚術さながらの魔術めいた力を秘めていることにもなる。このように種族が明確ではないこと、星羽蝶との不可解な共生関係もさることながら、まだまだ未知数のモンスターであることには違いなく、お勝手ながらに二次創作をやらせてもらっている身の者にとっては格好の妄想標的なのである。
■最後に作者から
なんて作者なりに星竜を観察した結果を簡単にまとめてみました。ストーリー内でのスターマイン登場は、その外観の演出は他のモンスター同様、読み手に「ある程度の情報があるという認識」の上、進めてしまい、出来ればもっと注釈を入れれば良かったかなと少し後悔しています(笑)星竜はMHOで登場した当時から、河狸獣同様、ストーリーに登場させたい!と強く願っていたので、ようやくそれが叶い、なんだかホッとしています所属組織については最初から騎士団側と決めており、その理由としては「エレガントな外観=騎士」という勝手な連想と印象からでした。性格については同じく気品溢れる炎妃龍と区別化を図る為、敢えての「ワイバーンツンデレ仕上げ」にしてみました。今後、4stは水没林での大決戦に向けて話が進展していく予定なので、そこでまたスターマインが他の面々とどう絡んでいくのか、今から作者が一番楽しみにしています
またスターマインの登場は、「Dragon Destruction編/PART4」の巻にて、まさひこが彼女を目撃しており、そこで今後の登場を示唆する場面が見られます。またそのシーンで「あの」まさひこが「アリャ、ソウトウ、ツヨイゾ」とほのめかしており、今後のまさひことスターマインの対面はあるのかどうか、今から心が弾みます
MHOでも恐暴竜が登場しましたし。星竜との共演(二頭討伐クエ)も夢じゃありません。う~ん・・想像しただけでもプレイしてみたい・・!そんだこんだで今後も星竜及びスターマインを応援しましょう♪
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
4/10(月)0時更新 「まさひこからの手紙/PART1」
をお送りいたします♪ついに「漢字の発声と手書き」が出来るようになったまさひこの手紙の内容とは!?水没林にひと波乱の予感が・・!ほんだら次回も声が潰れるくらいおっきい声を出しながら読も見よう君のおでこのチャクラが開くかも
ツンデレワイバーン★スターマインをご紹介♪
「まさひこからの手紙/PART1」
~あたちの農場(通称「あたちファーム」。「わんぱく激アツスポット」として先日、ユクモ村観光名所に認定。第二、第三月曜日は一般開放休み。各アトラクション(猫トロッコ、激アツ大ジャンプシーソー等)のメンテナンスが理由)....
ちょいやぁ~~~~~!!
せりゃ~~~~~~~!!
(トロッコ広場で一心不乱に煌黒大剣を振り回す撫子装備のUBUに向かって、矢のような外観をした凶針(嵐龍素材のライトボウガン)を向けるロックラック装備のポール。またその光景をトロッコの中から身を乗り出して観戦しているチェルシーと、隣でふて寝しているBBBの姿も見える)
ポール「本当にいいんだな!?UBU!!」スチャッ(銃身(バレル)下部に飛膜が見えることから、弾薬が装填されていることが見て分かる)
UBU「構わないでしょう!!」はちょらえ~~~(と、仮にも「美しいとはいえない」大剣演舞を披露している)
チェルシー「頑張ってぇ~♪姫姉ちゃまぁ~♪」ふぁいとぉ~
UBU「さぁさぁ!早く撃ってちょうだいな!!」ひょ~~~~~~(と、片手で持った大剣の刃先をポールに向け、へんてこりんなポーズをとっている)
ポール「お前も知っての通り、こいつ(凶針)の属性弾は速射なんだぞ?もしも怪我でもしたら・・」チャッ(撃つのをためらうように銃身を下げる)
BBB「ハッ!!良かったな、ポールの旦那に心配されてんぞ?」(仰向けで目を閉じながらにやにやしている)
UBU「だ、だまらっしゃいな!!」かぁ~~~~(赤面する。へんてこりんなポーズをとりながら)
チェルシー「姫姉ちゃま・・柄にも無くお顔が真っ赤になっているにょだ」へぇ・・
BBB「あいつも年頃の女だって証拠だ。いつもは大剣振り回して、あんまんばっか食ってるじゃじゃ馬だがな」しっしっしっしっ・・すこ~ん(トロッコの縁にハンターナイフが突き刺さる。UBUが投げたと思われる)
ポール「そうでもないさ。大人しくあんまんをかじっている時なんかは、ギルドガールと見間違えるくらいおしとやかだぞ?肌だって、あんまんの「皮」のように白くて・・」
UBU「いいから早く撃てぇ~~~~」わきゃああああああ(と、大剣をやたらめったら振り回す)
ポール「分かったよ。顔にだけは当たらないようにしてやるさ」スチャッ(ゆっくりと点滅を繰り返すボウガンの発光を顔に受けながら照準を覗く)
チェルシー「ほにょ・・・」じーーー
UBU「さぁ!来い!!」ガショーーーン(大剣ガードの構え)
ポール「いくぞ!!」チャッ・・(トリガーに指を当てる)
バウーーーーーン!!
バウーーーーーン!!
バウーーーーーン!!
(砲口が火を吹き、火炎を帯びたカラの実弾薬が速射される)
BBB「まずは火炎弾か・・」フフ・・(目を閉じたまま発砲音により属性弾を当て、この状況をそれなりに楽しんでいるようだ)
ボオオオオオオオオオ!!
(火炎弾視点。陽炎の向こう側に、黒い焔が燃え上がるような外観を施した煌黒大剣の刀身を平行に突き出したUBUの姿が揺らいで見える)
UBU「さぁ!!ご飯の時間よ!!」ファイーーーーーーン(UBUの号令に呼応するかのように、刀身が紫洸に輝き出す煌黒大剣)
ゾウーーーーーーーーン・・・
(スーパースロー。三発の火炎弾をそれぞれ覆う炎が、刀身に触れる直前で紫紅色の光の中に吸い込まれていく)
カーーーーーン
(エレメンタルをロストしたカラの実だけが刀身に当って弾ける)
ポール「!?」
ボトボトボト・・(UBUの足もとに「ただのカラの実弾薬」が落下する)
BBB「お~お~。ほんとに「空の実」になっちまったな」しっしっしっしっ(ふて寝の体勢のまま、ちら見している)
ポール「なっ・・・・火炎弾のエレメンタルを・・大剣が吸い込んだというのか・・?」
UBU「さぁ!残りのエレメンタルもちょうだいな!!この子はまだまだ腹ペコよ!!」ガシーーーーーン(幻妖な紫紅色を放つ刀身を平行に突き出す)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
いやぁ~はっはっはっはっはっはっ
(キノコ箱前の芝生の上に腰を下ろし、焚き火を囲いながら「ご陽気」に談笑しているUBU一行。各自、思い思いの「焼きキノコ」を串刺しにして食べている)
ポール「それにしても驚いた。俺の放った属性弾が、すべて効かなかったんだからな」あちちち(と、アオキノコの丸焼きを口にするナイスミドルのイケメンハンター。また、奥に見える御神木の下には、「空」になったと思われるカラの実弾薬や、カラ骨弾薬から成る残骸の山が見える)
UBU「ウケるでしょ?火炎、水冷、氷結、電撃、そして滅龍と、そのエレメンタルを容赦なく喰らい尽くしたあたちのアルレボ、人呼んで、バアル・レボアは」うけけけけけけけけ(と、豪快にほかほか焼きたてのドスマツタケを喰らっている。このことからUBUは、自前のキノコ箱にてドスマツタケはじめ、特産・厳選キノコといったフィールドでしか見られないキノコ栽培に成功したと推測出来る。そしておそらく商店街の飲食店(釜飯専門店「禅」等)をはじめ、更には「行商人経由」で村の外にも密売、もとい出荷をして資金を得ていると思われる。そしてその資金はすべて「ユクモあんまん財団法人」にプールしているのだ)
BBB「さすがの旦那も驚いたようだな」ふうふう(焼きドボルトリュフをふうふうしてる。その隣ではチェルシーが催促するように口を開けて待機している。恐ろしいことにUBUは、ドボルトリュフの繁殖にも成功していたのだ!)
ポール「ああ。ガイウスさんに話していた内容・・・バロンの仮説が本当だったとはな・・(エレメンタルを吸収する大剣・・それにアルバトリオンの実体を彼女たちが討伐したという話し・・・次回の報告会で伝えなければならない事が増えたな・・)」ふむ・・
BBB「あまり公に話さない方がいいぜ?旦那がイカれちまったと思われるだけだ」はいよ(と、口を開けてるチェルシーにドボルトリュフを食べさせてあげる)
UBU「ポールさんなら平気よ♪信頼出来るもの」あ~ん
ポール「おいおい。だからといって、俺をクルセイダーズに勧誘するのだけは勘弁してくれよ?まだ「普通の」狩人でいたいんでね」はははははは
「ぉ~~~~~~~ぃ」
UBU「む・・この実に非力かつ、か細く、そして頼りない声は・・」ぎりぎり(口の中のキノコを咀嚼しながら分析している)
パソコン「お~~~~~い」タッタッタッタッ(何やら手紙と思われる小さい封筒を掲げながら農場エリアに「イン」してくる「ちび細い」草食系男子。今日の格好は、タイトなユクモノドウギにユクモノコテを装着し、ライトグレーの七分丈パンツ、足もとは素足に軽めな靴を履いた「メガユクモ的★春ファッション」である)
BBB「お?伝令か?」
ポール「・・・・・・(水没林に駐留している仲間からか・・?)」
パソコン「ハァ・・ハァ・・・オルタロス偵察部隊からお手紙届いたよ」ハァ・・ハァ・・
UBU「少し走っただけでしょ?なにそんなに疲れてんのよ。貸して」パッ(ぶんどるように封筒を奪う)
BBB「そう言うなよ。こいつだって今やクルセイダーズの立派なメンバーなんだ。ご苦労だったな。まぁ座れや」(息を切らしながらビーの横に腰を下ろすパソコン)
チェルシー「お手紙~?一也おにいちゃま達から?」
UBU「うん。水没林で悪い奴等から難民の人たちを守ってるんだよ。なになに・・・うおっ!!」
ポール「どうした?」
UBU「これこれ」パッ(便箋を広げて見せる。そこには、カナカナの文字と漢字から構成された文章が実に「達筆な」フォントで記されている)
BBB「ああ?なんだこりゃ。なんだか陰鬱な呪文みてぇだな」ん~
パソコン「でも、字はすごく綺麗だよ。誰だろう、書いたのは・・」
UBU「まさひこ君だよ」ふむ~
BBB&パソコン「え~~~~~~~~~~!!」
UBU「今、まさ君は「漢字の発声法」を練習しているんだって。それで漢字の練習もしてるんだよ。さすが、ジュラシック大学の卒業者だ」
ポール「ジュラシック大学・・?」
BBB「ん・・ああ、火山にある大学だよ。おい、そんなことより早く呼んで聞かせろよ。まさひこからの手紙」
ポール「・・・・・・(大陸世界は広いな・・大学のことも次に報告しておくか・・?)」ふむ~
UBU「え~と・・・親愛ナルUBUヘ・・」
俺達ハ今、水没林ノ南部デ、猫騎馬隊ト戦ッテイル
~水没林南部、原生林エリア....
グレンジャガー「ハッハッハッハッハッ!!お仕置きの時間だぜ!!ヤンキーキャット!!」(原生林エリアが良く似合う知的生命体種の迅竜は、その両爪に鉄製のネイルをはめている)
ドラモンド「現れやがったな!!人型の眷属め!!」(馬に跨る青いブレイブネコロリカのみを装着した、見るからに素行の悪そうなモヒカンメラルー)
猫騎馬隊ヲ率イルハ、カレン隊ノ参謀、ドラモンド。
粗暴ダガ、頭ノ回転ガ早ク、予想外ノ奇襲ヲ仕掛ケテクル厄介ナ将兵ダ。
ドラモンド「野郎ども!!今日こそあのクソ迅竜と決着をつけるぞ!!」ニャ~~~~~ッス!!(と、背後から馬上にて呼応するは、隊長と同じ青いブレイブネコロリカのみを装着した蛮族的な風貌の獣人兵士達)
グレンジャガー「そりゃこっちの台詞だぜ!!出来損ないのモヒカン猫が!!今日こそ食いちぎってやるよ!!」バシーーーーンバシーーーーン
(長い尻尾で地面を叩いて威嚇する)
ヒョルルル・・ヒョルルル・・!!
(尾先を俊敏にくるくると回し出すグレン)
ドラモンド「尾棘(びきょく)を飛ばしてきやがるぞ!!いつもと同じ方法で回避だ!!」ニィーーーーーッス!!
グレンジャガー「おら!!いつもみてぇに踊れや!!」ヒョルルルルル!!
ショオオオオオオオオオン!!
(尾先から手裏剣のように回転する鋭利な尾棘を飛ばす迅竜)
ドラモンド「散れぇええええええええ!!!!」ヒヒィ~~~ン
ズシャーーーーーーーン!!
(軍を二分し、尾棘を回避する猫騎馬隊。尾棘は苔に覆われた大地に容赦なく突き刺さる)
ドラモンド「両軍!!ネット射出!!」バッ(指示を出すその背後でボウガンを構える猫騎馬隊)
バショーーーーーーーン!!
バショーーーーーーーン!!
(二分した猫騎馬隊が、ボウガンより網のように広がったネットを射出する)
グレンジャガー「洒落臭え!!」
ズシャアアアアアアア!!
(飛んできた無数のネットを根こそぎ鋭利な鉄製のネイルで引き裂く迅竜)
ドラモンド「錐行の陣!!突貫するぞ!!」ドドドドッドドドドッ
(分断した騎馬隊が疾走しながら見事な陣形を作りつつ合体していく)
グレンジャガー「結局は数で勝負ってか!?猫の手も借りたいとはまさにこのことだな!!・・・・んっ!?」
めちょり~~~~~~~~~ん
(両手のネイルにこびり着く粘着質な物体)
グレンジャガー「ネンチャク草・・・・考えやがったなぁ~」フッ
ドラモンド「特異な爪を封じれば、饒舌なただの迅竜!!突き殺せぇええええええ!!」パシッ(並走する仲間が投げ渡してきた青いブレイブネコランスを颯爽と受け取る)
シャアアアアアアアアアア!!
(狂信的な威嚇の咆哮をあげながら、ランスを構えて猛進していく猫騎馬隊)
グレンジャガー「猫も集まりゃ大した怒号だぜ!!受けてやるよ!!さぁ、来やがれ!!」バシーーーーーン(覚悟を決め、尻尾を地面に叩きつける)
ドラモンド「放てぇえええええええええ!!!!」グン(ランスを持った手を振りかぶる)
グレンジャガー「へ?」
ビョオオオオオオオオン!!
(ボケっと迎え撃つ迅竜目掛けて一斉投下されるランスの雨)
グレンジャガー「いてててててて」ズサササササササ
(次々と襲い掛かってくるランスの雨を刃翼のカーテンで弾き返すも痛いらしい)
ドラモンド「全軍!!飛び乗れぇええええええええ!!!!」ブワッ
グレンジャガー「いっ!?」
シャアアアアアアアアア!!
(馬上より次から次へと迅竜の上に飛び乗っていく蛮族猫達。馬だけが迅竜の両脇を通り抜けていく)
グレンジャガー「きたねぇぞ!!騎馬で勝負してくるんじゃねぇのかよ!?」ガリガリガリガリ!!(刃翼で顔を覆うも、全身に張り付いた猫達がその鋭い爪で鱗を切り裂いてくる)
ドラモンド「てめぇみてぇのに正攻法が通じるかっての!!オラァああああああ!!」ズシャッ(ハンターナイフで迅竜の黒毛を突き刺す)
グレンジャガー「いぎゃあああああああああ!!!!」
ブッシャ!!ブッシャ!!
(同じく手持ちのナイフを黒毛に刺していく蛮族猫達)
ドラモンド「猛毒を塗ったナイフだ!!これでてめぇもイチコロだぜ!!」バッ(華麗に着地する猫達。全員、中猫指を突き立てている)
グレンジャガー「調子に乗るんじゃ・・・・って、マジか!?」ガクーーーーーン(顎から地面に倒れる)
ドラモンド「燃やして討伐完了だ!!」ザッザッザッザッ(おそらく焼夷剤が入っていると思われる小瓶を片手にした猫達が前進していく)
グレンジャガー「クソ猫共が・・・癪だが一旦、飛んで逃げるしか・・・!」
「待てぇええええええええい!!」
ドラモンド「!?」バッ
ババーーーーーーン!!
グレンジャガー「ジョー!!」
ジョー「どけどけどけどけどけぇーーーーーーーーいっ!!」ズドドドドドドド!!(猪突猛進ぶっ放すその四肢には、紫色の「つるんとした」形状のドスファンゴ専用ブーツ(ティンバーランドのブーツ特有の「まあるい形」を思い描いて頂ければ幸い。もちろん紐付き)を穿いている)
ドラモンド「出たなクソファンゴ!!てめぇなんかこれでイチコロだ!!」
パンパン(地面にシビレ罠を展開する)
ドラモンド「おら!こっちだ!!」ペンペン(シビレ罠の奥でお尻ペンペンの挑発をかます)
ジョー「甘いわぁあああああああああ!!!!」ズドドドドドドド(シビレ罠を難なく踏みつけていく)
ドラモンド「いっ!?」
ドオオオオオオオオオン!!
(豪快に轢かれ、弾け飛ぶドラモンド)
蛮族猫兵「ああ!親分」
ズザァアアアアアアア!!
(実にグリップ感満載の四輪ドリフトをかまして急停止するドスファンゴ)
ジョー「次。かまされたい奴、前に出ろ」トットットットッ・・(爆走から一転、優雅にブーツを穿いた「あんよ」でトットと歩く勇ましき大猪。よく見ると首に救助犬のような「小タル」をぶら下げている)
蛮族猫兵「覚えてやがれ!!次こそ討伐してやるからな!!」(ノックダウンしているドラモンドを担いでいる)
ドドドドドドドドドドド!!
(Uターンしてきた馬の群れに飛び乗りエリアアウトしていく蛮族猫兵達)
ジョー「まったく。走る時はもっとインテリジェンスにかませ」トットットッ・・
グレンジャガー「よぉ・・・ジョー・・・・似合ってるぜ・・・そのブーツ・・」ブクブクブク・・(毒やられにより目が完全に座っている)
ジョー「ゴム質の皮を使っているからな。モミジィに感謝だ。待ってろ、今助けてやる」ブルブルブルぽとん
(首を左右に振り、首輪に付いている小タルを地面に落とす)
コロコロコロコロ・・
(ぐったりと地面に顎をつけて項垂れている迅竜の下に転がっていく小タル)
ジョー「中にローズダンテが調合した俺達(モンスター)用の秘薬が入っている。先にユクモスチームボムで解毒してやろう」トットットッ・・
バギャアアアアアアン
(小タルをブーツで踏みつけて壊すジョー)
モワモワモワモワモワ・・・
(煙のようなミストがぐったりしている迅竜の顔面を包み込む)
グレンジャガー「お~~~クールミントな硫黄の香り・・・気持ちいい~~♪」モワモワモワモワモワ
ジョー「ほら、森羅万象・ザ・ユクモノ秘薬だ」ケリぃ~ん(卓球の玉くらいの「まあるい丸薬」を蹴り転がす)
グレンジャガー「あ~~~~~~ん♪」コロコロコロコロ・・あむ(転がってきた丸薬が口の中に「イン」する)
ショキーーーーーーン!!
(グレンをあやしげな回復エフェクトが包み込む)
グレンジャガー「うおっしゃ!!完全復活!!」ザシュッ(四肢を踏ん張り身体を起こす)
ジョー「貴重な医療物資だ。あまり単独で行動するな。劉珍やエリーゼに怒られるぞ」
グレンジャガー「サムソンのおっさんもな♪って、ちょっと散歩してただけだ。そしたら進軍中のあいつらを見かけたってわけよ。ほら、いつも挑発してくるモヒカン野郎の部隊だ」
ジョー「・・・・待て。ということは、連中は俺達の拠点を襲おうとしてたんじゃないのか?」
グレンジャガー「にしちゃ、数が少なかったな。斥候にしちゃ、潔く討って出てきやがったし・・・」う~~ん
ジョー「囮だった可能性があるな・・・本当なら、もう少し拠点に近づいた場所で、挑発を仕掛けるはずだったのだろう」
バサバサバサバサバサバサ・・・・
(遠くから聴こえてくる鳥の羽音)
グレンジャガー「拠点の方からだ。案の定、戦闘が始まったみたいだが・・・モヒカン野郎の部隊が撤退したってことは、相手は誰よ?」
ジョー「カレン・アレンだろう」
グレンジャガー「なら急いで戻ろうぜ。おっさん達が心配だ」ザッ
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ひと狩りひと読みしたらポチっとな
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
4/12(水)0時更新 「まさひこからの手紙/PART2」
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もファンゴにかまされた時の顔しながら読も見ようよ
「まさひこからの手紙/PART2」
~あたちの農場....
BBB「マジかよ!?拠点が攻撃を受けちまったのか!?」
パソコン「水没林にはリーダー(マナブ)もいるんだよ!?まさか敵にやられて・・」
チェルシー「早くお手紙の続きを読むにょ!」ん~~~(UBUの首をしめる)
UBU「ぎゃあああああああ」ぎゅうううう
ポール「サムソンさんやエリーゼ達も一緒なんだろ?黙ってやられる彼らではないと思うが?」
UBU「そうそう。もう死んでるかもね」パかぁ~ん(チェルシーにぶたれる)
BBB「サムソンのおやじなんか「正直どうでもいい」が、エリーゼちゃんが心配だ!んで、どうなったって!?」
UBU「え~と・・・」かしょり(手紙を広げる)
グレン&ジョーガ、エンカウントシタ、ドラモンド隊ハ、ナント囮部隊ダッタノダ!シカモコノ時、アルテミス、ガルグイユ、テツ、彭関越、ニャーク、アラン、エリーゼハ、別大陸ヘ渡ル決心ヲシタ難民ヲ、海岸マデ護衛スル為、拠点ヲ離レテイタノダカラ、アラ大変!!更ニハ、伯爵&グランカッサハ、バナナモス園ノ警護ニ当テッテイル始末(汗)俺達コノ先ドウナッチャウ!?アワワ(^o^)
UBU「感情と絵文字が比例してないねぇ・・。まだ「勉強中」だから仕方ないか・・」ふむ・・
BBB「とりあえずエリーゼちゃんが無事で何よりだ」パかぁ~ん(チェルシーにぶたれる)
ポール「本隊はどうなったんだ?」
UBU「うん・・・」
残サレタ俺達ハ、拠点ガ、手薄ニナッタトコロヲ、マンマト、カレン隊ニ奇襲サレテシマウ!!
果タシテ、俺達ノ運命タルヤ・・!?アワワワ(*^^*)
チェルシー&パソコン「ええええええええ!!」
BBB「カレン隊・・・聞いたことあんな」ぼりぼり(尻を掻いている)
ポール「まずい相手なのか?」
UBU「先の革命をはじめ、以後も猛豚軍の精鋭部隊として、武功とはかけ離れた殺戮を行っている厄介な猫騎馬隊よ」
チェルシー「しょ、しょ、しょんな「おちょろちい」相手に、一也おにいちゃま達は、大丈夫なにょか!?」みいいいいい(と、体を小さくして怖がっている)
UBU「どうだろうね。正直、サムソンは「どうでもいい」けど、拠点に「彼」が残っているから平気じゃない?」
パソコン「彼?」
UBU「劉君よ」(真顔で言う)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~水没林南部、原生林エリア内、クルセイダーズ拠点....
拠点トシテイル「エリア」ニ、残ッテイタノハ、ミッチ、一也、芋助、影丸、サンダーソニック、信長、サムソン、マナブ、劉珍ダッタ。シカシ、一也ハ、怪我ヲ負ッテイル為、戦力トシテハ、数エラレナイ事態・・。
一也「ほにゃら俺も戦うニャ!!」(右肩に包帯を巻いている)
ミッチ「ダメっすよ。無理したら、総帥の可愛い赤ちゃんを見れなくなっちまいますよ?」ドワァアアアアアアン(遠方から爆発音が聴こえる)
カレン隊ハ、ネコ式火竜隊ト、大砲部隊ヲ、引ッサゲテ来タノダ。ソンナ敵ノ進軍ニ、イチ早ク気ヅイタノハ、見張リノミッチ。報告ヲ受ケタサムソンハ、スグニ劉珍ノ指示ヲ「嫌々」仰グコトニナル。
サムソン「本当にそれだけの戦力で討って出るつもりか!?」
劉珍「はい。問題なく」(切り株の上であぐらをかいている)
劉珍ハ、迎撃ニ打ッテ出ル作戦ヲトッタノダ。ソシテ、ソノ先陣ヲ切ッタノガ、他デモナイ、コノ俺デアッタノダカラ、笑ッチャウ(T_T)
セルタスネコ「もっと火力を上げろぉおおおお!!焼き尽くせぇええええええ!!」グボオオオオオオ(セルタスネコを乗せたネコ式火竜車の砲口が荒々しい火を噴く)
ダシャアアアアアアン!!
(突如、上から振り下ろされた「トンファーのような金属」により、ぺしゃんこに叩き壊される火竜車。すかさず飛び降りて脱出を図るセルタスネコ)
セルタスネコ「撃てぇええええええええい!!」ズガァアアアアアアン(手持ちのセルタスネコドリルの先端を上空に向かって発射させるセルタス部隊)
バゴオオオオオオン
ボガアアアアアアン
(飛来してきたドリルの先端を空中で叩き壊す巨大なトンファー)
ギャボオオオオオオオ!!
(雄叫びをあげる恐暴竜は、そのちっさい両手にトンファーを握っている)
ソウ。俺ガ手ニシテイルハ、
泣ク子モ黙ル「イビル旋棍(トンファー)」ダ。
セルタスネコ「恐暴竜が武器を使うとは・・!」ジリッ・・ジリッ・・(先端を失ったドリルを構えながらゆっくり後退していくセルタス部隊)
セルタスネコ「火竜車部隊、前進だ!!恐暴竜を燃やせぇええええ!!」ガガガガガガ(背後から火竜車の隊列がキャタピラの振動と共に前進してくる)
まさひこ「ソンナノ恐クナイヨ」
ブワッ
(恐暴竜十八番のジャンプ一番をかまし、火竜車隊目掛けて両腕に持つトンファーを振りかざすまさひこ)
ドワアアアアアアン!!
(トンファーが火竜車を叩きつけると同時に激しい爆破が起こる。このことからこの武器が「爆破属性」を帯びていることも窺える)
元ヨリ、俺ハ店デ、ラーメンノ「麺」ヤ、チャーシューニ使ウ「肉」ヲ叩ク為、棍棒ヲ「ヨク振リカザシテ」イタ。ソンナ「手先ガ器用ナ」俺ヲ見タUBUガ、コノ「イビル旋棍(トンファー)」ノアイデアヲ出シ、ユクモガ誇ル優秀ナブラックスミス達ノ協力ヲ得テ、ツイニ実物ノモノトナッタノダ!!感謝(T_T)
セルタスネコ「ば、化物だぁあああああ!!」わにゃ~~~~(と火竜車を捨てて遁逃する猫兵達)
まさひこ「ソノ悪イ兵器ハ、壊シテシマオウネ」にこ
ボガアアアアアアアン!!
(無人の火竜車を次々と両手に持つ鈍器で破壊していく恐暴竜)
セルタスネコ「あわわわわ・・・・」
ドスン・・ドスン・・
(メラメラと燃え上がる紅の海の中から、両手にトンファーをぶら下げた不気味な恐暴竜のシルエットが揺らいで見える)
セルタスネコ「撤退ニャ~~~~~!!」ぴょーんぴょーん(我先にと、一目散に森の中へと散開していくセルタス猫兵達)
劉珍ノ狙イハ見事、的中!タダデサエ恐ロシイ恐暴竜ガ(自分デ言ウナッテ?)、コトモアロウカ、トンファーヲ持ッテ迎撃ニ現レタノダ。コレニヨル獣人達ノ動揺ト恐怖心ハ、他ノ部隊ニモ影響ヲ及ボシ、大キク士気ヲ下ゲタニ違イナイ。ソシテソノ有利ナ戦況ヲ、ウチノ軍師ガ見逃スワケモナク・・
ミッチ「東のエリアから白煙が上がっているっす!!」モワモワモワモワモワ・・
劉珍「まさひこ君、相当張り切って暴れてるみたいだな」ふふふ
サムソン「そっちは問題なさそうだが、大砲部隊が迫ってきておる東のエリアからは、まだこれといった白煙はあがってきておらんぞ」む~
劉珍「耳を澄まして」(両目を閉じ、両耳に手を当てる)
ドウーーーーーーン・・
ドウーーーーーーン・・
ミッチ「集中砲火の音・・・軍師殿!」
劉珍「大丈夫。今の信長さんに弾を当てれる奴なんてこの世に存在しないよ」にや
ガルルガ猫軍師「てぇええええええええい!!」バッ(声を裏返して羽扇をかざす)
ドウーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーン!!
(原生林から成る森の中、大砲部隊がけたたましい砲撃音をエリアに反響させる)
シャカシャカシャカシャカシャカ!!
(密林の中、凄まじい速度で「横歩き」を見せる巨大蟹らしき残像)
ドガアアアアアアアン!!
ボガアアアアアアアン!!
(無人の大地に落下して爆発する大砲の玉)
ガルルガ猫軍師「ええい!!なぜ当たらん!!よく的を絞らんか!!」きぃ~~
にょっ(木陰から突き出る「明らかに」蟹っぽい複眼)
ガルルガ猫軍師「いたぞ!!撃てぇ~~~~!!」バッ
ドウーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーン!!
ササッ・・ボガアアアアアアン
(大砲の玉が大木に当たる頃には、既に盾蟹の姿は消えている)
ブレイブ猫兵「ターゲットが早すぎるんですニャ!!これじゃあ当たりっこニャい」(この部隊のブレイブネコシリーズは通常の緑色であることから、猫軍はその色で階級を分けていると推測出来る)
ガルルガ猫軍師「口答えするニャ!!相手はたかが盾蟹!!側方にしか動けん!!移動先を予測して撃て!!」
ドウーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーン!!
シャカシャカシャカシャカ
ボオオオオオオオオオオン!!
シャカシャカシャカシャカ
ドオオオオオオオオオオン!!
(ジグザグに素早く動く盾蟹らしきシルエットが大砲の玉を避けながら接近していくる)
ブレイブ猫兵「こ、こっちに来ますニャ!!」ひいいいいい
カニーーーーーーーーン!!
信長「あっぱれあっぱれ!!そんなに余を討ち滅ぼしたいか!?」あ~はぁ~ん?(鋏を使ってのコール・アンド・レスポンス。気になるのは背中の竜骨に「合戦槍」を背負ったユクモ装備のメガネハンターが搭乗していることだ)
マナブ「う~む・・前列は大砲部隊か・・劉珍殿が言っておられた主力砲はどこに・・・」むぅ~(双眼鏡(ヨッコから1万Zに買わされた)を覗き、相手陣内を考察している)
ガルルガ猫軍師「馬鹿め!!自分からノコノコと出て来るとはな!!この距離ならば外すものか!!撃てぇ~~~~!!」バッ
ドウーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーン!!
ボウウウウウウウン!!
ブレイブ猫「直撃!!」YEAH~~~~♪(ハイタッチをかます猫達)
ショウウウウウウウ・・・・
ガルルガ猫軍師「・・・・・・・・いっ!?」
カニーーーーーーーーン!!
信長「あっぱれぱれぱれ!!今の余の甲殻は緋鳶石よりも堅し!!大砲の火など、本能寺のそれに比べれば赤子の手をひねるようなもの!!剛強無双の盾蟹、ここに見参なるぞぉ~!!」カ~ニカニカニカニ(笑ってるっぽい)
マナブ「殿。あまり増長なさらぬように・・と言っても無駄ですな。なぜなら、今のあなたはローズダンテ殿が調合した「増長の丸薬」を大量摂取しているのですからな」やれやれ
信長「流石はローゼンクロイツの愛娘よ!余に珍妙な興奮剤を飲ませ、我が脳内(ザザミソ)に眠っていた潜在能力を覚醒させたのだからな!!」シャホオオオオオオ(全身から炎のようなオーラが放出されている)
ガルルガ猫軍師「盾蟹が・・燃えている・・!?」じりっ・・
マナブ「殿に代わり私が説明しよう!!今の殿は興奮剤により、カニ殻に含まれるカルシウムやキチンが化学反応を起こし、外皮が更に硬化した状態にあられるのだ!!更には殻に含まれるアスタキサンチン(色素)が沸き起こる闘気と入り交じり、まるでファイヤーエレメンタルを帯びているかのような「燃える盾蟹」となっておられるのだ!!どうだ!?恐れ入ったかぁ~~~!!」かんらからから
ガルルガ猫軍師「わけの分からんことを・・属性玉、まだか!?」
ブレイブ猫「装填完了!!」
ガルルガ猫軍師「てぇ~~~~~~~いっ!!」バッ
ドウーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーン!!
ボウウウウウウウン!!
バリリリリリリリリ!!
ガルルガ猫軍師「ハッハッハッハッハッ!!今のは貴様が苦手な雷属性を含んだ玉だ!!火と共に二重苦を味わうがよい!!」YEAH~~~♪(またしてもハイタッチをかます猫兵達)
ショウウウウウウウ・・・・
ガルルガ猫軍師「・・・・・・・い~~~~っ」
カニーーーーーーーーン!!
信長「効かぬ!!効かぬぞ!!比叡山焼き討ちの灼熱地獄に比べれば、なんともぬるい雷炎よ!!」カ~ニカニカニカニ(笑ってるっぽい)
ガルルガ猫軍師「属性攻撃が効いていないというのか・・!?」ざわざわざわざわ・・
マナブ「懲りない連中だ。『蟹は甲羅に似せて穴を掘る』と言うが、猫もまた、自分の身分や力量に応じた言動をすべきだな」ふん
信長「慇懃無礼な我が猿よ。民度の低い猫共に教示をくれてやれ」スッ・・(鋏で敵陣を指す)
マナブ「然らば・・・よく聞けぇええええええい!!ザザミソが覚醒した、アドレナリンMAXの殿に向かう所敵なし!!属性効果はおろか、状態異常も含め、すべて無効とみたり!!つまり「信長包囲網」自体が、殿の力を引き出す格好の餌食に過ぎないということ!!天下布武!!畏れぬなら絶命するだけだぞ!!道を開けぇえええええええええい!!!!」
ガルルガ猫軍師「うるさい」ズキューーーーン(手持ちのライフル型ボウガンを撃つ)
ひょっ(頭胸甲の前縁から突き出た複眼を、外側の溝(眼窩)に「素早く」倒して収納し、銃弾から目を守る信長)
ガルルガ猫軍師「ば、ばかな!?あんな動体視力が蟹にあるわけがない!!」
マナブ「まだ分からんか!!今の殿は「神った盾蟹」なのだ!!殿!!見せておやりなさい!!」たぁ~~ん(後頭部をひっぱたく)
信長「今のは少し効いたが・・見せてやるぞよ!我が真の盾蟹の恐ろしさを!!」がしーんがしーん(鋏を閉じたり開いたりしながら敵陣に接近する)
ガルルガ猫軍師「ええい!来るなぁ~!!撃てぇ~~~~!!」
ドウーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーン!!
(両鋏を掲げ、ゆっくり前進してくる盾蟹に容赦なく大砲の玉が浴びせられる)
信長「どうした!?痛くも痒くもないぞ!?」ボガアアアアンドガアアアアン
ガルルガ猫軍師「ば、化物め・・・ええい、撤退だ!!所詮、奴は「横歩き」でしか素早く動くことは出来ん!!このまま後退だ!!」ガラガラガラガラ(慌てて大砲を乗せている荷車を後退させる猫兵達)
信長「甘い!!」
スカスカスカスカスカ!!
(前方に素早く歩いてくる盾蟹)
ガルルガ猫軍師「なにぃ~~~~~!?」ガガーーーーン(髭が逆立つ)
マナブ「今の殿は、その横歩きの俊敏性が増しただけでなく、クモガニ科やコブシガニ科のカニのように、前後左右へ自由自在に動くことができるのだ!!まさに飛車角を手にした盾蟹!!それが今の殿なるぞぉおおおおおお!!」
信長「これを人(蟹)呼んで桶狭間の奇跡と呼ぶ!!」グワッ(両鋏を振りかぶる)
ガルルガ猫軍師「ひえええええええええ」
信長「喰らえ!!姉川クラッシュ!!」
ガシャアアアアアアン!!
(大砲を両鋏で挟み込み大破させる)
ガルルガ猫軍師「なんて奴だ・・・」ひいひい(大砲部隊の間を這いつくばって逃げる)
ブレイブ猫「一斉射撃だ!!てぇえええええええ!!」
ドウーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーン!!
ドウーーーーーーーン!!
(すべての大砲の砲身が前後に振動し、大量の大砲の玉を吐き出す)
信長「なんの!!清洲同盟ぇえええええええ!!!!」
ガシーーーーーーーン!!
(両鋏で前方をガードする)
ドワアアアアアアアン!!
ボガアアアアアアアン!!
(ガードしながら前進していく盾蟹)
マナブ「無敵のガード前進が可能ならば、今の殿は大陸で無敵の存在といえよう!!どけどけぇ~い!!参勤交代じゃあああああああ!!!!」ドワアアアアアンボガアアアアアン
ガルルガ猫軍師「馬鹿め!背後はガラ空きだぞ!?」タタタタタタ(ライフル型ボウガンを片手に、信長を中心に迂回して背後をとる)
マナブ「笑止千万!!背後の守りがあるからこその清洲同盟なのだ!!」バッ(すばやく頭骨の目の穴の中に逃げる)
ガルルガ猫軍師「ナパーム弾だ!!死ねぇええええええい!!」ドウウウウウウン
ボガアアアアアアアン!!
(一角竜の頭角上に大爆破と大炎上が起こる)
ガルルガ猫軍師「ひゃははははは!!どうだ!?」ガッ(猫中指を突き立てる)
ガシーーーーン!!ガシーーーーン!!
(背中から煙をあげ、依然として前進してくる盾蟹)
マナブ「馬鹿め!!一見して、背後が弱点のように見えるが、背中に背負うはご存知モノブロスの頭角!!この頭蓋骨もまた、増長の丸薬の影響を受け、カルシウムの化学反応により強度が増しているのだ!!」(骸骨の目の穴から半身を出し、中指を突き立てながら我が事のように自慢している)
ガルルガ猫軍師「誰でも構わぁ~~~ん!!あやつを包囲しろぉ~~~~!!」ガシャーーん(ライフルを地面に叩きつける)
信長「もはや我が野望(信長の)を止められる者などおらぬ!!喰らえ!!美濃攻略!!」ドガアアアアン(体当たりで大砲を大破する)
マナブ「殿!!丸薬を更に飲まれよ!!」あむっ(盾蟹の顔面を這いつくばり、口の中にあやしげな丸薬をたくさん放り込む)
信長「オーバードーーーース(過剰摂取)!!!!」ポッポ~~~(全身から煙を噴く)
ブレイブ猫「逃げろぉおおおおおおお」わにゃ~~~~
(散開していく猫兵達)
ガルルガ猫軍師「馬鹿者私を置いていくなぁ~~~
」すたこらさっさっさ~
ドガアアアアアアアン!!
ボガアアアアアアアン!!
(俯瞰視。残りの大砲を次々と重厚な鋏で破壊していく盾蟹。もはやその野望(破壊活動)を止めるものはいない。また、頭角に乗っているユクモのハンターは何もしていないが、合戦槍を上下に掲げ、勝鬨をあげている様子だ)
To Be Continuedたまご運んであぼっちぼっち
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎダブルクロス記事は!?
4/14(金)0時更新 正直なんにも、シンプルになんにも決まってねぇです
をお送りいたします♪そうしたらさ!!次回も戦国武将みたいな「ごっつい」顔しながら、渋々読も見よう
変態電気飛甲虫『poikilos Lightenna/MHO』登場なり
お江戸かな 夢見て過ごした 桜吹雪
どうぼ。あた門亭桜餅です桜吹雪が花筏へと変わりつつある今日このごろ。我々が勝手に描く「お江戸」の景観とはこんな感じだったんだろうなぁ・・なんて思いつつ、また皆様がどんなお花見を「やった」のか興味津々な作者ではありますが、連日の激アツフットボール観戦による寝不足気味
許すまじドルトムントでの事件には憤慨しながらも、果たして翌日に再試合をする必要はあったのか疑問も残ります。モダンサッカー界における肉体酷使を強要されるハードスケジュールは、大好きな選手を絶命へと追い込むだけでなく、望んでいたスターティングメンバーを阻害する一方で、複数の「怪我人を抱えている」ことが当たり前のチーム状況を当たり前に捉え、もはや隠遁してしまった本来あるべきベストのチーム状態に対し、違和感を感じつつ観戦しているサポーターも多くいると思います。クラブチーム、ナショナルチーム共に故障者を続出させるだけの余剰な試合日数が増えていくレギュレーションを果たしてサポーターが望んでいるのか?資本主義的フットボールは選手、監督、各スタッフの寿命を短命にしているだけで、人海戦術による欠員補充はブラック企業に根付いている不文律と同じです。せっかく楽しみにしていたビッグマッチも、どこを見ても「あの人がいれば・・」「あの人がいないんじゃなぁ・・」と思わせるラインナップばかり・・。「果たして本当のベストマッチの形とはなんぞや・・
」と、散りゆく桜を見上げながら、来年も咲くとは限らないという懸念を抱きつつ、桜と牡丹の「夢のマッチメイク」を見たいなぁ~
なんて思う作者でした。
はい戯言おしまいフットボールよくわからんちんの人ごめんなさい
そんなわけで!初夏に向かいつつある中、やはりあたたかくなると増えてくるのが危ない人と虫。ということで本日はその両方を兼ね備えたMHOの飛甲虫、poikilos Lightennaを見てみましょう♪
どうです?上手に「ひっくり返って」いたことでしょうに女王虫のゲームシステム的遺伝子をちゃんと受け継いでいますね。
そんな彼の正式名称は「绯甲虫(翻訳機を通すと「飛甲虫」、英語表記で「poikilos Lightenna」)と呼ばれる甲虫種の仲間で、過去に紹介させて頂いた電甲虫の亜種(亜種=Subspecies)とのこと。それもあり「蓄電可能な生態」を持つ彼(彼女)なのですが、問題はそのエレクトリックなエレメンタルの色が紅いということです。紅い・・紫紅色・・。はい、もうお分かりですよね。なんとこの飛甲虫、龍属性エネルギーを持つ甲虫なのです。
ここからは飛甲虫の公式概要を翻訳機に通したものを作者なりにまとめてみた簡易的な小論文となりますのでご了承を。
まずこの飛甲虫がバラのように鮮やかな色を施しているのは、構造色の反射による特殊な微細構造だということ(構造色とは「光の波長などによる微細構造(光学顕微鏡では判別できないくらい細かな構造)による発色現象」であり、コンパクトディスクの裏側やシャボン玉の表面に見られる「ラメラメした」鮮やかな発色現象を思い描いて頂ければ分かりやすいと思います)。その特性からこの飛甲虫は光の作用がないところ=暗闇では、人間の視覚で検出することは出来ないそうです。そして「やはり」その龍属性エネルギーについては「謎」であり、彼らの食生活からみても、その性質は竜殺しの実(中国語で「杀龙果」、龙果=ドラゴンフルーツ)の成分とも違うようです。彼らはその龍属性エネルギーを含む腺を使い、短時間で翼へと球体状にして排出することが出来ます。主な食料源として飛翔性昆虫(ハエなどでしょうか?)を捕食しているようです。捕食の仕方は翼で収束(光の束が一点に集まること)を行い、光の誘致によって飛翔性昆虫を捕まえるそうです(誘蛾灯(昆虫の光に集まる性質を利用し、蛾などの走光性(生物が光の刺激に反応して移動すること)を持つ害虫を誘い寄せて駆除する灯火)と同じ作用かと思います)。
ざっとそんな生体特徴を持つ飛甲虫なのですが、もっとよく知りたい方は・・
★MHO公式による「飛甲虫」概要はこちら
★monsterhunter.wikia.com様による「Poikilos Lightenna」概要
★Thunder Beetle(電気カブトムシ)こと電甲虫(电甲虫/MHO)を見てみよう♪
をご参考に♪
それにしても改めて想像物の生態観察をする作業の難しいことたるや・・
モンハン生物学の根拠は現実世界をヒントにしているものが多く、最近はその作業にも慣れてきて、「あ、これってあの生物のあの特徴のことかな?」とすぐに検索出来るようになってきました♪それを通じてなのか、最近、アニマルプラネットや動物特集のTVを見ていても今まで理解出来なかった「むつかしい専門用語」も、ちいとは分かるようになってきましたが、クイズ王になろうとはちいとも思わない今日このごろです
そんなわけで今日はシンプルにおしまい(疲れたから)
PS.今回の飛甲虫概要の注釈に修正がありましたら、コメント欄にドシドシご応募くださいましドシドシは困るけど。
ランキング参加中です♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
4/16(日)0時更新 「まさひこからの手紙/PART3」
をお送りいたします♪ほんだらばさ!!次回も虫みたいなゲバゲバした口を真似しながらケショケショと読も見よう
「まさひこからの手紙/PART3」
~水没林南部、原生林エリア内、クルセイダーズ拠点....
拠点ヲ挟ムヨウニ、東西ノエリアカラ、進軍ヲシテキタ敵兵ハ、俺ト信長(マナブモネ)ノ大活躍ニヨリ、撤退ヲ余儀ナクサレタワケデ・・。シカシ戦イハ、コレデ終ワリデハナカッタワケデ・・
劉珍「う~ん」ドウーーーン・・ドガァーーン・・(別エリアから聞こえてくる激しい戦闘音の中、切り株の上にあぐらをかき、地面に「配置されている」木の実や、色が派手なキノコやらを見下ろしている)
一也「にゃ~サムソン。あいつはいつまでああしているつもりかニャ?」ボガァーーーン・・
サムソン「さぁな。だがこれまでも窮地に置かれた戦況で見せるあいつの閃きにより、今まで生き永らえてこれたのだ。信じるしかあるまい?」ドワァーーーン・・
劉珍「っと・・そうするとこうかな」うんしょ(切り株の上から身を乗り出し、下に配列しているヤバゲな色のキノコを取ろうとする)
ずでぇ~~~~ん
(身を乗り出し過ぎてまんまと切り株より「肩から」落下する劉珍)
一也「あれでもか?」
サムソン「火の国での相手は火砕流や人工竜が相手だったからな。久々の「軍団」相手に、心がときめいておるのだろう」
一也「戦乙女の憧憬ってニャ?それじゃあまるでUBUにゃんと同じだニャ」やれやれ
ミッチ「諸先輩方!!東エリアから激しい黒煙が上げっておるっす!!」(木の枝の上に跨り、上空を眺めている)
サムソン「黒煙ということは・・」
劉珍「炭素。燃石炭が不完全燃焼しているんでしょう。つまり、敵火力兵器の破壊を意味している。ということは信長さんの勝ちと・・・そうすると次なる手は・・・」ん~~~(地面に顎をつけながら目の前に敷いた仮想フィールドの駒(木の実)を動かす)
一也「にゃんだ?敵は主力部隊をやられたのに、まだ襲ってくるっていうニャ?」ん~(と屈み込み、一緒になって仮想フィールドを見下ろす)
劉珍「いい質問だ。問題はさ、その主力なのさ。いいかい?このマンドラゴラが今、僕達がいるエリアだ。そして敵さんはこれに対し、西より火竜車部隊を、そして東からは大砲部隊で僕達を攻撃しようとしとやってきた」にょにょ~~(っと、マンドラゴラを挟み込むようにニトロダケを両手に持ち、大げさに接近させる。それを食い入るように見つめるドボルネコヘルムの表情)
一也「大砲部隊で遠距離攻撃を仕掛け、慌てた俺達を火竜車で森ごと焼き払おうって魂胆だったにゃろ?」
劉珍「そう。でもそれを恐暴竜と盾蟹が撃退」こち~んこち~ん(と、恐暴竜と盾蟹の「モンスターアイコン」が描かれた小石で、東西に位置するニトロダケを弾き飛ばしてそこを陣取る)
一也「ほにゃら安心ニャ。このエリアの地盤は硬く、掘り進みにくいのが特徴ニャ。その地の利を得て、地中からの奇襲は心配いらにゃんだ。もちろん、洞穴に避難させている避難民も無事だニャ」(マンドラゴラの背後にアオキノコをそっと置く)
劉珍「敵の狙いはこのマンドラゴラとアオキノコだ。敵は必ずこれを狩りに来る」スッ・・(マンドラゴラの前にドキドキノコを置く)
一也「この部隊はなんニャ?」(ドキドキノコを指す)
劉珍「おそらくは敵の主力砲となる、ニャトリオットミサイルだろうね。それも焼夷弾の」
サムソン「飛翔可能だという遠距離型の砲弾で・・・このエリアを焼き尽くそうというのか・・」ふむ・・
劉珍「今回の敵の進軍をみておかしいと思ったんですよ。今まで僕らを自軍におびき寄せる為、斥候兼の挑発部隊しか放ってこなかった連中が、いきなり出撃してきた」
一也「でもそれはこっちが手薄になったからニャ?」
劉珍「もちろん、それもきっかけのひとつだろう。けど本当のところ、敵の確たる自信は、エリアごと僕らを焼き討ち出来る兵器を手に入れたことにある」ぶすっ(と、ドキドキノコに主砲っぽく小枝を突き刺す)
一也「ということは、両翼から攻めてきた部隊は・・」(転がっているニトロダケを見つめる)
劉珍「囮だね。主砲を射程範囲内のエリアまで運ぶ時間稼ぎさ」ずずず・・(と、小枝の刺さったドキドキノコをマンドラゴラに接近させる)
一也「でもそれニャら、避難民のみんながいる洞穴に逃げればいいニャ」
劉珍「それこそ連中の思う壺、マカ漬けの壷さ。洞穴目掛けてミサイル、ドォ~~~~ン!はい、おしまいってね」
一也「にゃしたら、今すぐ避難民を連れて後退の準備をするだニャ!!」
ミッチ「それが敵の狙いっす」(木の枝上から周りを警戒しながら呟く)
一也「ほにゃら?」
劉珍「そのとおり。焼け野原になったエリアから僕らを「避難民ごと」炙り出し、機動力のある猫騎馬隊で追撃する・・・いくらまさひこ君達でも、避難民を守りながら、猫騎馬隊とミサイル相手に戦うのはあまりにも不利というもの・・あくまでも敵の狙いは「人型」である僕らと避難民の殲滅なんだ」
一也「でも避難民には獣人も含まれているニャ。そこまで苛烈な排斥を・・」
ミッチ「するっすよ。敵の総大将は、あのカレン・アレンなんすよ?」(木の枝の上から遠くの敵を睨みつけている)
一也「・・・・・・・・・・・」
劉珍「そう。敵のカレン隊は、革命の時、君たち聖猫騎士団の中で、最も過剰な殺戮を繰り返してきたジャック・ルー隊の出身だ。もとより彼らに際立った戦略はおろか、戦術なんて存在しない。連中はただ目の前に立ち塞がる障壁を、暴虐非道な人海戦術によって、そのエリアを血の色に染めながら進軍していく。そこにイデオロギーなんて崇高なものはなく、あるのは陰惨な闘争本能だけ・・。僕の帝国軍時代の先輩・・スミス少佐はそんな蛮行の軍隊に、まともな戦術論をもって立ち向かい、悉くその生真面目な信念を打ち砕かれた挙句、命を絶たれた・・。そしてまた、司令官の友人であられるアーモンドラッシュ将軍もまた、カレン・アレンによって討ち倒されたんだ」
サムソン「・・・・・・・・・・・」(腕を組んだまま俯き、黙祷を捧げている)
劉珍「君たちが猛豚軍を革命の灯火と呼ぶように、僕らにとっても彼らは倒すべき仇・・・だから今、ここにいるんだ」ぎゅっ(ドキドキノコを握りしめる)
一也「・・・・・・。ほにゃら戦力の少ない俺達はこれからどうすればいいニャ?」(ぐっと劉珍に顔を寄せて聞く)
劉珍「とは言うものの、今回はその弔い合戦にあらず。残念だけど、今は守るので精一杯だ」がじっ(ドキドキノコをかじっちゃう)
一也「そんな呑気言ってたら、ミサイル部隊が来てしまうニャ!」なぁ~んとかするニャ~(と、劉珍の首をしめる。同時に食べたドキドキノコが外れだったのだろう、毒効果も発動する)
劉珍「慌てるな今下手に進軍してもミサイルの餌食になるだけ・・・そして慌てふためいているところに、遊軍となっている猫騎馬隊が駆けつけてくるに違いない・・」ブクブクブクブク
(猫に首を締められ、挙句、毒により顔が真っ青になっている)
サムソン「だからといっておたおたしとる時間もないぞ?」
劉珍「そうです・・時間の経過は・・敵の進軍距離を縮める・・・そして速さを持つ、次の時間稼ぎの奇襲もまた・・・」ブクブクブクブク・・
一也「奇襲・・?」ほにゃら(毒状態の劉珍の首を放す。「ドサッ」と倒れる劉珍)
ミッチ「敵襲です!!」
サムソン「なに!?進軍音は聞こえないぞ!?」
劉珍「陸の部隊はすでに撃退・・地中も無理・・となれば・・?」ずるずる・・(毒状態で這いつくばりながらサムソンの足首を握ってくる)
サムソン「まさか・・!?」バッ(上空を見上げる)
ヒャオオオオオオオオ!!
(小型竜の翼に似た形状をしたハンググライダーに搭乗した黒子ネコ部隊が上空を飛んでくる)
劉珍「そう・・空・・です・・」ブクブクブクブク
ミッチ「みんな手に何かを持っているっす!!」
劉珍「そしておそらくは・・爆撃・・部隊・・・」カク~~ン(一落ち確定)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ひょん!ひょん!ひょん!ひょん!
(上空を舞うグライダー部隊の黒子ネコ達が、胸に抱えている爆弾を下に広がる森林地帯に向かって次々と投下していく)
一也「なぁ~んか落ちて来たニャ~~~~」ヒョウウウウウウウ!!
ミッチ「退避っす!!」バッ(木の枝から降りる)
サムソン「このバカ軍師!!大事なことは早う言え~~!!」バッ(慌てて一落ちしている劉珍を担ぎ上げる)
ドガアアアアアアアアアン!!
ボガアアアアアアアアアン!!
(爆破を背景に劉珍を背中におぶり必死の形相で逃げるサムソン。ミッチと一也は肩を組みながら疾走している)
サムソン「こりゃあああああ!!劉珍!!おぬし、こやつらの存在を知っておったのかぁあああああ!?」ボガアアアアアン(劉珍は爆風を受けながら、サムソンの背中でぐったりしている)
劉珍「前に・・偵察に出かけた影丸さんが言ってました・・敵は翼蛇竜の翼をそのまま採用した「ガブラスグライダー」なるものを開発したと・・」ボガアアアアアアン
一也「どうするか教えろニャ~~!!」ドガアアアアアアン
劉珍「さっき言ったように・・避難民の隠れ家に我々を誘導させるつもり・・・だから行っちゃだめ・・」ボガアアアアアアン
サムソン「あほぉ~!!だったら何処に行けという!?」ドガアアアアアアン
劉珍「お忘れですか・・?隠れ家の近くで警護をしている・・彼らの存在を・・」ボガアアアアアアン
サムソン「ほむ・・・・そうか。そうだったな」ドワアアアアアアン
ヒョウウウウウウウウ!!
(三人の進路方向の上空から、一機のガブラスグライダーが大量の爆弾を抱え接近してくる)
サムソン&ミッチ&一也「オ~~ワ~~タァ~~~~」
ボウウウウウウウウウウン!!
(突如、ガブラスグライダーの翼に巨大な火球が衝突して大爆発を起こす)
サムソン&ミッチ&一也「おおおおおおおお!?」
ひょるるるるる・・・ボガアアアアアアン
(翼が炎上したグライダーがクルクル回りながら遠くの森林地区へ降下していく。搭乗員の黒子ネコは慌てながらベルトを外して飛び降り、爆破と同時にパラシュートを開かせ不時着していく)
ミッチ「ハァ~~~助かった・・って、今のは!?」バッ(上空を見上げる)
ギュオオオオオオオン!!
(ガブラスグライダー隊を強襲キックで蹴散らす銀火竜の英姿)
一也「サンダーソニック!!」
芋助「とあああああああ!!」バッ(銀火竜の背中よりひとっ飛び、ガブラスグライダーの翼に乗り移る侍猫)
黒子ネコ「ニャニャニャニャ!?」グラグラグラグラ!!
芋助「きええええええええ!!」ジャキーーーンジャキーーーーン
(ニャン鉄剣で翼をメッタ斬りにする)
黒子ネコ「やめろ~~~~~」バリバリバリバリ
(みるみるうちに裂けていく翼と共に降下していく)
芋助「然らば御免」ビョッ(グライダーから飛ぶ)
ビュオオオオオオオオオ!!
(飛んできた銀火竜の背中に再び飛び乗る芋助。背中には忍び猫の姿も見える)
影丸「皆様!!ご無事で!!」ビュオオオオオオオ!!
ミッチ「影丸殿!!芋助殿!!」
ギュオオオオオオオオオン!!
(二機のガブラスグライダーが爆弾を両手に銀火竜へと迫っていく)
一也「ああ!危ないニャ!!」
影丸「なんの!!せりゃあああああああ!!」ブーーーーーーン(通常のより明らかに巨大なナルガネコ手裏剣を両手でぶん投げる)
ボワアアアアアアアアン!!
(向かってきたグライダーの一機はサンダーソニックが吐いた火球を喰らい、もう一機は巨大なナルガネコ手裏剣の刃を翼に喰らい落下していく)
ミッチ「ざまぁ~ねぇ~っす!!」ヒョオオオオオオ・・(次々とパラシュートで降下していく黒子ネコ達に中猫指を「ダブル」でおっ立てる)
サムソン「よし!このままサンダーソニックに乗って、敵のミサイル部隊を破壊しに行くぞ!!」おお~~~~(と意気込むオトモ二人)
劉珍「それはダメっす」ひょっ(解毒剤を飲みながらサムソンの背中より飛び降りる)
サムソン「はぁ~~~~!?なぜだ!!」ボガアアアアアアン(怒れる顔の背後で爆破が起こる)
劉珍「ご覧の通り、敵の爆撃隊はまだ数が多いです。ここはサンダーソニック達に相手をしてもらい、その隙に今度は我らが避難民の警護にあたりましょう」
サムソン「なに!?それでは敵のミサイル部隊が到着してしまうぞ!?」フォンフォンフォンフォン!!(上空を捉えながら煌黒堅縋を片手でぐるぐると回しだす)
劉珍「この勝負は、僕とカレン・アレンとの見えないデュエルなんです。ならば手持ちのカードをフル活用するまで」ブオーーーーーーン(サムソンが上空に向かって鉄槌を投げ飛ばす)
ミッチ「じゃあ、ミサイル部隊には・・?」
劉珍「与えられた時間はカレン・アレンも僕も同じ。勝負を決するのは速度で、障害となるのはその上に敷かれた距離・・・直に到着する予定なんだが・・・」バギャアアアアン!!(上空でハンマーの旋回により撃墜されたグライダーが落下していく)
ドスーーーーーーン・・!!
ドスーーーーーーーーン!!
一也「お~!?この地鳴りは!!」ドスーーン!!(地面より浮き上がるほどの振動)
劉珍「間に合った!!」
ドスーーン!!ドスーーン!!
(頭にバギィネコヘルムを被った獣人を乗せた巨大な尾槌竜が森林を掻き分けながら怒涛のエリアインをしてくる。奇妙なのは背後に見える尻尾の尾先が、スパイク状の鉄球になっていることだ)
グランカッサ「待たせたなぁあああああああ!!!!」ドガアアアアアン(背中に爆弾を食らうも微動だにせず進軍を続ける尾槌竜)
サムソン「別エリアの警護だったのでは!?」パシッ(旋回しながら帰ってきた鉄槌を難なくキャッチする)
劉珍「垂皮竜達を残してあります!オルタロス偵察部隊を伝令に、救援に来るようお願いしておいたんですよ!!」お~~~~い(手を振っている)
マクシミリア「軍師殿!!敵部隊は何処に!?」ドスーーーーーン!!
ミッチ「伯爵!!」
劉珍「このまま直進で!!蹴散らしてやってください!!」ドスーーーン!!(横を通り過ぎていく装甲車のような尾槌竜)
グランカッサト伯爵ノ登場ニヨリ、戦イハ、最終局面ヲ迎エタワケデ・・。
母サン・・。渓流ノ「セセラギ」ガ、懐カシク感ジル今日コノ頃デス。
グランカッサ「承ったぁあああああああああ!!!!」ボガアアアアアアン(その咆哮の音撃により、上空のグライダー隊が持つ爆弾が暴発する)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
4/18(火)0時更新 「まさひこからの手紙/PART4」
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もキノコを頭に乗っけながら、まさ君達をみんなで応援しよう
「まさひこからの手紙/PART4」
~水没林南部、クルセイダーズ拠点エリアより数キロ地点....
バシャバシャバシャバシャ・・!!
(水たまりの上を駆けていく「肉球型」のホイールを持った大きな車輪)
ガガガガガガガガガ・・・
(迷彩を施されたネコ式火竜車隊が、ミサイルの発射機を乗せた荷車を牽引しながら湿地帯にエリアインしてくる)
迷彩色のセルタスネコA「ふぁ~あ・・心地良い振動で眠くなっちまうぜ」ガガガガガガ・・(操縦席の木製ハンドルを「あの二本の指」で器用に制御しながら、ぴったり肩を寄せ合い「立ち乗り」している同じ迷彩色のセルタスネコに話しかける)
迷彩色のセルタスネコB「緊張感ねぇな。カレン将軍に見つかったら懲罰もんだぞ?」ふふぁ~(言いながら「あの棒字型の口」に咥えた葉巻をふかしてる)
迷彩色のセルタスネコA「ハン。かまやしねぇよ。ここにゃ~従軍しちゃいねぇんだ。あの人は機械より馬が好みだからな。機動力のある騎馬隊で自ら遊軍とは、大した女だよ」ガガガガガガガ
迷彩色のセルタスネコB「おいおい。だからこそ、どこに伏兵しているか分かったもんじゃないぞ?今の台詞、聞かれたら槍で一突き、イチコロだな」ふふぁ~~
迷彩色のセルタスネコA「鏖逐将星の名は伊達じゃねぇって?冗談。俺はもともと修羅尊威、オステルマン隊に加わりたくて入国したんだ。それがどうだ?やっとの思いで入隊出来たと思いきや、無産階級出身のじゃじゃ馬姫を支援しろだとよ。正直、やる気が出ねぇよ」ふぁ~~あ・・
迷彩色のセルタスネコB「だよなぁ~・・エリート部隊にはそれ相応の相手が必要なんだ。その証拠に司令官達は北で神殿の騎士団相手に奮闘してるってのによ、こっちはどうだ?田舎の自警団ごときに苦戦してやがる始末だ。それを見かねた司令官が援軍を出す気持ちも分からんではないぜ」ふふぁ~~
迷彩色のセルタスネコA「田舎モン同士の戦いに、文明の利器を見せてやれって言うんだろ?とっととモンスター共を爆死させて、本隊に帰ろうや」ガガガガガガガ
迷彩色のセルタスネコB「だな・・・・おい、見ろ!」
モワモワモワモワモワ・・・
(進路先の東西森林エリアから上がる煙)
迷彩色のセルタスネコA「派手にやってるようだな。ってぇことは、カレン将軍の予想通り、敵が迎撃に討って出てきやがったってことか・・」ガガガガガガガ
迷彩色のセルタスネコB「囮だろ?宰相より借りた兵器隊をみすみす見殺しにして、その間に俺達を進軍させようって魂胆だ。まったく恐ろしい女だよ、カレン・アレンは。ルックスはイケてるのになぁ・・」ふふぁ~~
迷彩色のセルタスネコA「俺達の目的は予定通り、敵拠点エリアに向かってミサイルをぶっ放すこと。逃げてきた敵を仕留めるのは、カレン将軍の仕事だ・・・ってよ、まさか、俺達も囮なんてことねぇよな?」ガガガガガガガ
迷彩色のセルタスネコB「バカ言えよ。いくら好戦的なカレン将軍とて、オステルマン司令官相手にそれは・・・・ん!?」チャッ(すかさず双眼鏡を取って覗く)
ドスーーン・・!ドスーーン・・!
(前方の森林地帯より轟く重たい突進音)
迷彩色のセルタスネコB「明らかにモンスターのそれだな・・・全軍!!止まれ!!」
迷彩色のセルタスネコA「足音はどう聞いても一頭だ。クルセイダーズか野生か知らねぇが、ニャトリオットで粉々にしてやるさ。全軍!!発射準備!!」バッ(火竜車より飛び降りる)
ドスーーーン!!ドスーーーン!!
迷彩色のセルタスネコA「森の中からモンスターが顔を出したら一斉に一射目を発射!!」ギュリギュリギュリギュリ・・(発射機横のハンドルを回し、発射角度を測る)
カカカカカカカ・・・
(俯瞰視点。ニャトリオット隊の発射機が一斉に角度をつけて前方の森林地帯を捉える)
迷彩色のセルタスネコA「さぁ・・早く可愛い顔を見せやがれ、バケモンが・・」スッ・・(ハンドル横の発射装置と思われる「まあるいボタン」にそっと肉球が触れる)
ドスーーーン・・・・・・・・
(森林奥より足音が止まる)
迷彩色のセルタスネコA「ハァ・・ハァ・・・(こっちの殺気に気づいた・・・知的生命体種か・・?)」
ウオン・・・ウオン・・・!!
(一部の木々が激しく揺れ動くのと同時に、何やら巨大な旋風音が聞こえてくる)
迷彩色のセルタスネコB「なんだ・・?」チャッ(双眼鏡を覗く)
ウオン・・!ウオン・・!ウオン!!ウオン!!
(森の中の「何か」が、明らかにその回転速度を速めている)
迷彩色のセルタスネコA「・・・・・・・・・・・・・」ごくり・・
ドオオオオオオオオン!!
(スパイク状の鉄球を尾先に付けた尾槌竜が、その凶器を向けながら森林より勢い良くすっ飛んでくる)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~ユクモあたちファーム....
ポール「尾槌竜の奇襲攻撃・・・考えただけでも恐ろしいな」ふ~~
BBB「そんで!?グランカッサはどうなった!?」ドキドキ(と、ドキドキノコを握りしめながら興奮している)
UBU「漢字を覚えたのはいいけど、出来れば平仮名も覚えて欲しいものね・・え~と・・」しゃりっ(っと、次の便箋をめくる)
パソコン「早く!!早く!!」
チェルシー「読むにょ!!」がじっ(UBUの腿、噛んだ)
UBU「あぎゃああああああああ!!!!」
ト、雄叫ビヲ、グランカッサガ、アゲテイタカハ、サテオキ・・劉珍ヨリ、迎撃命令ヲ受ケタ、グランカッサガ装備スルハ、世ニモ奇妙ナ、「ドボルハンマー」デアッタ
GOOOOOOOOO!!
(俯瞰視点。宙を見上げて驚愕するニャトリオット隊の真上から、スパイク状の鉄球と化した尾先を垂直に向け、急降下していく巨大なドボルベルク)
チェルシー「ドボルハンマー?」
BBB「雪左が作ったモンスター用の武具さ。確か、まさひこのトンファーと同じ金属を使っているんだよな?」
UBU「そっ。東方一と云われるブラックスミスが開発した、ユクモノスターライトをね♪」
ボガアアアアアアアン!!
(落下してきた尾槌竜の「鉄球」が、無数の火竜車とニャトリオット発射機を叩きつけると同時に激しい爆破が起こる)
ポール「爆破属性を伴った制振合金!?」ガガーーン
パソコン「ちょっと待って。その制振合金ってなんだい?」
UBU「合金そのものが振動を吸収してしまう合金よ。そんなあらゆる強度の振動をも吸収してしまう弾性率を誇る制振合金に、爆破属性を持つ素材を含有することに成功したの。まさ君のトンファー同様、ユクモノスターライトを武器として使用すれば・・・」
ドガアアアアアアン!!
(火の海の中、スパイク状の鉄球がミサイルの発射機を粉砕し、同時に大爆発を起こす)
ポール「完全な破壊兵器だ・・・」あっけらかん・・
UBU「ひょひょひょひょひょ!!ウケるでしょ!?」すりすり(噛まれた腿を撫でながらバカ笑いする)
チェルシー「どうちてユクモノスターライトなにょ?」
UBU「金属から発生する火花が、スターライト(星明かり)に見えることからだって。雪左らしいロマンチックな命名じゃない?」にっこりあんまんフェイス
グオーーーーーーーン!!
(硝煙をあげながら振りかざされる巨大なスパイクハンマー)
迷彩色のセルタスネコA「撤退だぁああああああああ!!!!」
ダシャアアアアアアアン!!
(エリアの地面を容赦なく穿つドボルハンマーを中心に、散り散りになって遁逃していくセルタスネコの群れ)
マクシミリア「全兵器の破壊を確認!!奇襲は大成功だ!!」(背甲の「コブ」の上に立ち、素早く首を左右に振りながら周囲の状況を確認している)
グランカッサ「ファ~~あ。なんだか熱いな・・」
ボオオオオオオオオオ・・・
(ミサイルの燃料が漏れた湿地帯の水溜りに広がる火の海の中、棘状の尾先をぶら下げた尾槌竜の高峻威風なシルエットが揺らいで見える)
BBB「さすが伯爵とグランカッサだぜ!!一瞬で蹴散らしちまうとはな!!」ぱぁ~ん(チェルシーとハイタッチをかます)
UBU「グランカッサの奏でるヘビーなバスドラと、そのビートを彩るベースサウンドのような爆破音・・・あ~~あたちも聴いてみたかったぁ~~ん♪」
ポール「狂信的なボマーみたいな発言はよしなさい」
UBU「ひひひひひひ」チロッ(と、「やっちゃいました」的な感じで舌を出しておどけてみせるあんまん女。横で嫌そうな顔して見てるパソコンの顔を素早くひっぱたく。もはや妖怪みたいである)
ポール「まったく・・・(それにしてもなんて連中なんだ・・。モンスター専用の武具を作り、戦場で実戦するとは・・・。今後はそれを生み出している工房からも目が離せないか・・)」ふぅ~~~~~
チェルシー「ポールおじちゃまも安心のため息なにょだ♪」すりすり(顔面をポールの太ももに擦りつける)
ポール「まぁね・・それで?戦いはひとまず終了したのか?」
UBU「みたい。手紙の続きには、敵の総大将・・カレン・アレンは、三部隊の兵器を捨て駒に、まさ君達が隙を見せるのを森の中でひっそり窺っていたみたい。かなり辛抱強いよ、敵の大将さんは」やれやれ(と、便箋を大事に封筒の中へしまう)
パソコン「まさひこ君達にビビってただけじゃないのぉ~!?」へぽっへぽっ(感化されながら弱々しいジャブをかます)
UBU「だからこそ警戒して、完璧な条件下で倒せる機会を探っていたのよ。仲間を見殺しにしてまで、森の奥から目を光らせ・・・ゲバゲバゲバゲバ~~~~ってね!!」ひゃあああああ(腰を抜かしてすっ倒れるパソコン。恐怖と呪い効果により一落ち確定)
BBB「なんにしても今回はうちの完全勝利だ。そのまま猫騎馬隊は森の中で一生ひっそりと暮らしてりゃいいんだ」がじっ(ドキドキノコをかじり、その後「お?当たりだ」という黒猫)
ポール「とりあえず、手紙は君たちにとって吉報だったみたいだな」なでなで(満面の笑みを浮かべて頷くチェルシーの頭を撫でてやる)
パソコン「うん・・・まさひこ君達もすごいけど、それに加わってるリーダーも・・・羨ましいなぁ・・・」(仰向けになったまま空を見上げながら呟く)
UBU「そうかな。あたちはみんなが心配でたまらないよ」
パソコン「・・・・・・・・・・」
ポール「・・・・・・(誰よりも戦場に行きたいのはUBUもまた同じ・・・果たしていつ動くのか・・・激しい抗争になることには違いないが・・水没林に残っていると思われるウーメイも心配だ・・・)」
BBB「よぉ。ここんところ純平とボニーの姿が見えねぇが、なんか命令したのけ?」がじがじ(ドキドキノコの柄の部分までしっかり食べる)
UBU「ん・・・・そう言えば、見ないね」(上を向いて明らかにごまかしている)
BBB「機密事項ってか?ま、お前のことだ。あの二人に依頼した内容はだいたい検討がつくぜ」よいしょっとな(と、立ち上がり、チェルシーと手をつなぐ)
UBU「あれ?どっか行くの?」
BBB「鉄平のところ。今の話し、聞かせてやらねぇとな」にっ
UBU「あ、じゃあ、あたちも行く~♪バステトを抱っこするんだ!」よっと
パソコン「よし!じゃあ僕は、今頃「アホみたいな顔して寝てる」デブを叩き起こして、村の周囲をパトロールしてくるよ!リーダーに負けてられないからね!!」コツン(UBUと拳を叩き合わせる)
ポール「なぁ、最後に質問なんだが・・・そのまさひこ君という・・恐暴竜?どうやって小さな便箋に字を書いたんだ?」
あはははははははは♪
(と、農場エリアを後にするUBU一行)
ポール「ま、それは報告しなくていいか・・・。お~い、待ってくれぇ~!」
ちゅんちゅん
(小鳥がさえずる中、橋の上でUBUに肘鉄を食らったパソコンが豪快に川に落ちるも、今日もユクモは平和である)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
4/20(木)0時更新 たぶん「なぜなに★あたモンのおコ~ナ~」
をお送りいたします♪ほんじゃあ・・さっ!!次回もシンプルに読も見よう
クルセイダーズモンスターのアップグレードをご紹介♪
今回のなぜなに☆あたモンのおコーナーは、先日ストーリー内にて大活躍したクルセイダーズモンスターが装着していた「モンスター専用武具」をご紹介♪狩猟フィールドで彼らに遭遇したらご注意あれ

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ナルガネイル:迅竜素材といえば刃翼、尾棘(びきょく)、牙等が有名であるが、あまり爪に関してはピックアップされることはない。迅竜は収斂進化の過程において、捕食或いは外敵に対し、牽制攻撃を翼で行ってきた結果、あのように鋭くて硬い刃翼に進化するに至ったのだろうが、もしもネコ科の肉食獣と猛禽類の特徴を兼ね備えた迅竜に、鉄をも切り裂く強靭な爪があったのだとすれば、ネコ科同様、威嚇の牽制に使い、猛禽類が嘴で獲物を啄むのと同様、捕食の際の武器として使っていてもおかしくはない。爪による牽制攻撃(ジャブ)から、刃翼による打撃(エルボー)といったような「二段階から成る鋭利な攻撃」を迅竜が行ってきたら、現在の対迅竜狩猟戦術は大きく異なっていただろうと仮定したUBUのアイデアを元に、一丈青雪左が硬度の高い鉱石(緋鳶石にアミノタイトを混合することで硬度の限界値を更に引き出した「ユクモノチウム」を使用)からナルガネイルを開発。爪の形状は猛禽類のような迅竜の鋭角的な嘴に似ており、迅竜が持つ三本の爪に、「指サック」のような「はめ込め式」により装着させる(グレンジャガーに至っては手先が器用なので自分ではめれるとのこと)。また接着面を強化したい場合はネイルの中にネンチャク草ベースのネイルグルーを塗布することで自爪に負担をかけることなく安定した打撃を繰り出すことができる。このことからナルガネイルを装着したグレンは、その跳躍力を活かした打点の高い鋭利な打撃攻撃を翼だけでなく、爪からも行うことが可能となったのだ!
イビル旋棍(トンファー):考えてみて欲しい・・・狩猟フィールドにてエンカウントした恐暴竜が、もし、あの「ちっさい両手」に「トンファー」を持っていたら・・。そんな悍ましい想像をしたUBUの譫言からヒントを得た一丈青雪左とモミジィは、恐暴竜専用の打撃武器、イビル旋棍(トンファー)を設計・開発した。元より、イビルジョーラーメンの店主であるまさひこは、棍棒などを使って「麺」や「肉」を叩くといった器用な手先を持っている。ならば話は早い・・・まさひこにトンファーを持たせれば、孤島地方最凶の虐殺者になるだろう。さしずめ、「ブッチャージョー」といったところであろうか?更に恐ろしいのは、このトンファーには、バクレツアロワナ100匹強及び砕竜の粘菌(スライムブラスト)10個相当の爆破属性を兼ね備えている。以上の爆破属性を持つ天然資源に、優れた制振性を持つ合金「ユクモノスターライト」を採用。これによりイビル旋棍は、恐暴竜の馬鹿力によって硬度の高い物質に叩きつけられたとしても、その巨大な振動をも吸収してしまう弾性に優れ、その反動を利用した弾性力(バネの仕組みと同様)により、覇竜の頭蓋骨をも一瞬にして叩き割ることが出来るという。つまり、容赦なく君の全身を粉砕することなど容易だということだ。形状は打撃に特化したシンプルな鉄製トンファーで、爆破効果は「ランダム」で発動。もし君がこのトンファーで粉砕された挙句、爆破を帯びていたのならば、むしろ「ラッキー」だったと考えるのが妥当だろう。くれぐれも新大陸にて、まさひことエンカウントした際にはご注意を・・。ただし、「ラーメンを食べに来た」と言えば、一転、店長は笑顔で君を迎えてくれるに違いない。だが、間違っても食い逃げをしようなどと考えないことだ。何故ならお代を支払わず逃げた瞬間、君はまるで真夏に現れる「G」のように、店長の振りかざすこのイビル旋棍によって「爆殺ミンチ状態」になること必至だからだ。*注意:イビルジョーラーメンでは「健全な」ミートを使用しているのでご安心を♪
ファンゴブーツ:紫色の「つるんとした」形状(ゴム質の皮を使用)のドスファンゴ専用ブーツ(ティンバーランドのブーツ特有の「まあるい形」を思い描いて頂ければ幸い。もちろん紐付きで、脱着には他者の力が必要)。足もとをしっかり守ることで、蹄(四肢端に持つ角質の器官)を傷つけずフィールドを猛進することが可能。軽量性、グリップ感に優れており、氷の上でも滑ること無く最大限に走力を活かすことが出来る。またゴム質の皮を使用している為、ファンゴ最大の敵であるシビレ罠の絶縁体としても活躍。偶蹄目>ブルファンゴ科には欠かせないトレンドアイテムになること間違いなしだ。設計者、一条青左雪。開発、モミジィ(アシスタント、加工屋の竜職人)。
ドボルハンマー:意外と公式にも無かったこのシンプルな命名の鉄槌だが、その名の通り、尾槌竜ドボルベルクが使用する為のハンマーもとい、鉄球である。ユクモノスターライトから作られた鉄球型の防具を、ドボルベルクの「まあるい尾先」に装着(二分された鉄球を尾先に装着。打撃により取れてしまわないよう「溶接」が必要)。イビル旋棍同様、凄まじい弾性率と弾性力を発揮し、大巌竜の顎をも一発で粉砕するという。また、そのリズミカルな打撃音は、独自の旋律効果をも兼ね備えているという。これをドボルドラミングと命名し、クルセイダーズのメンバーはこの特殊な旋律効果を受け、更に飛躍してフィールドを駆け回る。ドボルベルクはその尾先の大きさからメスにアピールをしているといわれるが(出典『MONSTER HUNTER超解釈生物論 (サクラムック)』)、グランカッサのこの「メタルチック」な尾先を見れば、ドボル系女子は皆、イチコロだろう。もしも君たちがグランカッサと遭遇しても、尾っぽを部位破壊しようなどと考えないことだ。逆に君たちの狩猟武器が破壊され、そして次の瞬間は、大地にめり込んだ「ミンチ化」した君の無残なルーザースタイルだけがエリアに残るのは言うまでもない・・。
~一丈青雪左が開発した合金~
ユクモノチウム:緋鳶石(エルトライト鉱石)にアミノタイトを混合することで硬度の限界値を更に引き出すことに成功した超硬合金。
ユクモノスターライト:あらゆる強度の振動をも吸収してしまう弾性率を誇る制振合金(=合金そのものが振動を吸収してしまう合金)に、爆破属性を持つ素材を含有。武器として使用すればランダムで爆破を伴う攻撃が可能となる。名前の由来は、金属から発生する火花がスターライト(星明かり)に見えることから。雪左らしいロマンチックな命名と言えよう。
-------その他クルセイダーズモンスターのグレードアップ----------
~信長(盾蟹)
近年発見されたという矛砕(ほこくだき)及び仙異種からも分かるように、盾蟹がより硬度を増せば増すほど、天敵がいなくなるほどの驚異的なモンスターであることには違いない。ローズダンテは過去に自身が調合して作った「増長の丸薬」を信長に飲ませる事によって、彼の脳内(ザザミソ)を活性化出来るのではないかと思いつく。案の定、増長の丸薬を飲んだ信長は、カニ殻に含まれるカルシウムやキチンが化学反応を起こし、外皮が更に硬化したり、殻に含まれるアスタキサンチン(色素)が闘気と入り交じり、まるでファイヤーエレメンタルを帯びているかのような「燃え上がる盾蟹」と化し、各属性攻撃及び状態異常を皆無にするなど、数々の奇跡を見せるようになる。更には動きも俊敏性を増し、横歩きだけではなく、クモガニ科とコブシガニ科のカニのように、前後左右へ自由自在に動くことができるようになる。そしておそらくは多殻蟹のような、跳躍力を活かしたスクリューアタックも可能ではないかと推測できる。防御面では、頭胸甲の前縁から突き出た複眼を、外側の溝(眼窩)に「素早く」倒して収納し、銃弾から目を守ったり(視力もUP!)、硬度を増した両鋏によるガード体勢のまま前進を可能にしたりなど、増長した信長の野望はまさに動く難攻不落の要塞と化すのだった。
~増長した信長の必殺技一覧
桶狭間の奇跡:縦方向に素早く歩ける。
殿!ご乱心ですよ!?:空中大回転からのスクリューアタック。タイクンザムザと同等のスピーンカニアタック。
姉川クラッシュ:両鋏で相手を押しつぶす。
清洲同盟:両鋏でのガード体勢のまま前進。一見して、背後が弱点のように見えるが、背中に背負うはご存知モノブロスの頭角である。この頭蓋骨もまた、増長の丸薬の影響を受け、カルシウムの化学反応により強度が増す。これにより、その名のごとく、背後からの強襲にも対応をしているのだ。
天下布武:言葉の意味は「武力をもって天下を平定する」。その言葉通り、更なる増強を意味する(つまり丸薬のオーバードースを指す)。
比叡山焼き討ち1571:燃え上がるアスタキサンチンが、甲殻類の外骨格すなわち外皮の主成分であるキチン質から発せられる闘気と入り交じり、まるで燃えているかのような姿へと変化させ、各エレメンタル攻撃及び状態異常攻撃を凄まじい闘気により無効化する。
逆本能寺:火炎を浴びせられた信長による反撃。
美濃攻略:体当たり。
お市の家出:思いもよらないアクシデンタル。
長政の手土産:仲間による補助。
沢彦の説法:口やかましく言う敵を指す。
斎藤の眼力:闘気により相手を身動き出来なくさせる。
一益の言い訳:武功を急ぐ、馳せる自分自身を指す。
勝家のげんこつ:鋏でぶつ。
光秀のチラ見:何やらきな臭い。
長秀のふて寝:一晩休むこと。
利家の阿り:他人に媚びへつらうこと。
姉小路の邁進:あれ?今回は姉小路、なかなか死なないなぁ~。
六角の神隠し;いつの間にか滅亡してるパターン。河野家なども含む。
大友、蒲生、立花、龍造寺、島津は夢:主に東北から制していく傾向が強い作者にとって九州陣営のメンバーを傘下に入れるのは夢であり、PK導入後は「インチキ」を使用して家臣に加えたりして喜んでいること。
信長の野望:その野望は果てしない。
コウ・シブサワ:リスペクトを意味する。同じく中華ツールの開発者にも敬意を払う。
~信長のサイドキックとしてのマナブの飛躍
雪左に改良してもらった合戦槍【マナブの野望~全国版】を掲げ、信長の良きパートナーとして水没林で数々の武功を残すようになる。信長の良き「猿」として共にフィールドを駆ける。
-----------------------Atatino Monhun Diary-----------------------
なぁ~ん信長の項目後半はかなり脱線してしまいましたが、今回は一部のモンスターが使用する専用武具をご紹介致しました♪また今後のストーリー展開で他のモンスターのグレードアップもどしどし見られていくでしょう




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
4/22(土)0時更新 「グレイ・ザ・シャカラカ」の巻
をお送りいたします♪次回登場するのはアイオロス警部も真っ青な一癖も二癖もあるギルドサイドのスーパーエージェント!果たして彼の任務たるや・・ほんだら次回も死に物狂いで読も見よう

「グレイ・ザ・シャカラカ」の巻
~Flooded Forest East Bay Area、トム・フレッカーの屋敷....

ザァザァ~~~~~ン・・
(波の音が微かに聴こえる密林地帯の一画に、豪壮な屋敷を中心とした広大な庭園エリアがぽっかりと空いている。また庭園の端には火事があったことを仄めかす建造物の残骸があり、今もなお生々しい白煙をあげている)
ふむふむ・・(屋敷前に立つは、黒いシルクハットに黒いジャケット、下にははちきれんばかりの白いワイシャツに真っ赤な蝶ネクタイを付けた傲慢ステレオタイプのデブ白黒猫。そしてその「屋敷の主」に事情聴取をしていると思われる「ブラックスーツ」を着用した三人組の獣人。珍妙なのはその中央でせかせかとメモを取る獣人が、「グレイ(Greys)タイプ宇宙人」のような「つるん」とした銀色のマスクを被っていることである。このことからこの黒いスーツの獣人が奇面族であることも窺える。また、その男の背後で腕を組んで立っているアイルー&メラルーは共に黒いサングラスをかけている)
フレッカー「まったく散々な日でしたよ。大切な工場をまるまる一棟焼かれてしまったのですからね・・・エージェント・・」
??「グレイ。グレイ・ザ・シャカラカ」(吊り上がった大きい真っ黒な両眼を持つ銀色肌のマスクを着用し、淡々とメモを取りながら答える異星人、もといグレイタイプのマスクを被った黒スーツにホワイトシャツ&タイを着用した奇面族)
フレッカー「シャカラカ・・・奇面族の外来語ですな。エージェント・グレイ」
スッ(メモを読み返しながら、フレッカーの言葉を遮るように掌を見せる捜査官)
グレイ「大陸各地に土着している多くの奇面族は、田舎者丸出しの品のない仮面をつけ、下半身に「葉っぱ」を付けただけの「謎の過激派武闘民族」だ。だが私は教養のない彼らとは違う。私はインテリジェンスを兼ね備えた「Shakalaka of the New Elite」だからだ」パタン(手帳を閉じる)
フレッカー「ふむ・・新世代の奇面族・・・なるほど。そちらの同族(猫)の方々は?」
グレイ「FとMだ」へこり(グレイの背後からそれとなく会釈してみせる黒服サングラスのアイルー&メラルー。共にスーツの下はパンツを穿いていない)
フレッカー「FelyneにMelynx・・こちらも外来語ですな」
スッ(フレッカーの言葉を遮るように掌を見せる捜査官)
グレイ「もちろん、名前はコードネームであり、本名ではない。私は組織ではGと呼ばれている」(無表情な異星人顔で説明する捜査官)
F「・・・・・・・・」ごしょごしょごしょ(グレイに耳打ちをする)
グレイ「そうだな。本題に入ろう。ミスターフレッカー、あなたの証言をまとめよう」スッ(手帳を颯爽とブラックスーツのポッケにしまう。黒いスーツの着丈が長いので、下半身にパンツを穿いているのかどうかは定かではないが、奇面族特有の浅黒く「細っこい足」が裾の下から見え、素足で黒い革靴を履いているのも見て取れる)
フレッカー「良い靴ですな。その「つや」から察するに、牙獣種の皮を・・いや、蛇竜種かな・・・」
スッ(フレッカーの言葉を遮るように掌を見せる捜査官)
グレイ「あなたの所有する材木工場は、この敷地内に舞い降りてきた雌火竜の襲撃を受け大破。更にはその雌火竜の吐いた火球により、工場内の火薬物に引火。工場内で爆破が起こり、大炎上してしまった・・ということでよろしいか?」クン(襟を直す異星人もとい捜査官)
フレッカー「その通りです。空の王妃相手に、わずかながら抵抗はしましたが、ご覧の通りです」ちら(屋敷の正面口前に立っている「どんぐりネコシリーズ」を装備した二人のボディガードは共にギプスを巻き、ヘルムの「さきっぽ」もなんだか欠けてしまっている)
グレイ「怪我人は?」(遠くで煙をあげている工場跡地を気にしながら「業務上」に心配をしてみせる)
フレッカー「ボディガードが数名。幸いにも命を落とした同胞はいませんでした」スッ(葉巻を取り出し、捜査官に勧めるもやんわり断られ、自分が咥える)
グレイ「しかし妙ですな・・」ふむ
フレッカー「なにか?」しゅぼっ(慌ててやってきたどんぐりボディガードがギプスを巻いた腕で葉巻にマッチで火をつける)
グレイ「なぜ屋敷だけが無事なのです?それと・・君。腕は「確かに」動くようだが、痛くないのかな?」(質疑を受け、明らかにドキっとするどんぐりボディガード)
フレッカー「心配性でしてね。彼らには常日頃から守ってもらっている。怠惰した雇い主のいらぬおせっかいですよ」ふかぁ~~~(葉巻をふかす背後ではどんぐりボディガードがすごすごと元の場所に戻っていく)
グレイ「現場を見ても?」
フレッカー「構いませんよ。何かあれば聞いてください。最近、どうも膝の具合が良くなくてね・・」よたよた・・(と、玄関横に見えるベンチへと向かっていく)
グレイ「・・・・・・。行くぞ」くるっ(二人の部下に声をかけ、颯爽と向かっていく)
フレッカー「・・・・・・・・・・」(その後ろ姿をチラ見で捉えている)
どすん

フレッカー「耶律恵烈頭をここに」ふかぁ~~~(お辞儀をかまし、屋敷内に入っていくどんぐりボディガード)
モワモワモワモワ・・・・

(未だ白煙が上がる工場の火災現場跡を眺める三人の獣人の後ろ姿(中央はグレイタイプのマスクを被り、黒スーツを上半身だけ着用、細っこい足に黒い革靴を履いた奇面族。その左右で腕を組んでいる同じく黒スーツを着たアイルーとメラルー。もちろんこの二人もパンツを穿いていない)
グレイ「どう思う?F」(左隣に並ぶアイルーの部下に声をかける)
F「工場だけが、これほど見事に焼け野原になっているのが「気に入らない」ですね」(真っ黒なサングラスに映る火災現場の残骸)
グレイ「M。君の率直な感想は?」(右隣に並ぶメラルーの部下に問いかける)
M「証言は間違いなく嘘でしょう。あのボディガード達の「演技」を見れば分かります。防具の損傷も不自然過ぎますしね」ザシュッ(裸足で黒焦げになった材木の破片を踏み潰す)
F「おそらくフレッカーは、部下から我々が水没林へ来るという密告を受け、自作自演したのでしょう。あなたの意見は?G」
グレイ「私も二人と同意見だ。マンテル大尉事件並に実に幼稚なトリックだ」スッ(おもむろにその場にしゃがみ込む)
くんくん・・(手に取った木片の残骸の匂いを嗅ぐグレイ。吊り上がった大きい真っ黒な両眼の下に、吸引口と思われる小さな鼻の穴が魚のエラ呼吸みたく開閉している)
グレイ「確かにここにあったはずだ・・。大量の「ブツ」がな」グシャッ

「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
ちゅんちゅん

フレッカー「君の言うとおりになったな。礼を言わせてもらおう」ふかぁ~~~
耶律恵烈頭「そのお言葉は我が同胞に。都市に潜伏しているセインツのメンバーが伝書鳩を送ってくれたおかげでニャす」ぽいぽい

フレッカー「ギルド中央捜査局内に配属されている麻薬取締局・・「Drug Enforcement Administration」、いつかは来ると思っていたが、「予防」出来て幸いだ」
耶律恵烈頭「ええ。あなたが工場を焼き払うと言った時は耳を疑ったでニャすが・・ブツの移動はすべて完了したでニャす。今頃、貿易船と共に航海中でニャす」ちゅんちゅん(足元に集まってくる小鳥たち)
フレッカー「しばらく「泳がせて」おこう。プラントで働いていた奴隷の人型と一緒にな」ふかぁ~~~
耶律恵烈頭「彼らにとってはいいバカンスになるでニャす・・・と言っても、船内でやる作業もまた同じか・・」フッ
フレッカー「なぜDEAが嗅ぎつけた?」
耶律恵烈頭「DEAは以前からフレッカー様を疑っていましたでニャす。おそらくDEAはここで製造しているドスコカと同じブツを手に入れたのでしょう。ブツの出処は・・」ちら(森林越しの遥か遠くに見えるピラミッド型の巨大建造物を見る)
フレッカー「フェイリンメイリン国か・・・ニャン=ジュストめ・・。この代償は高くつくぞ」ジュッ

耶律恵烈頭「以前、猛豚の挙式が行われた際、妨害工作が行われたとか・・その時に神殿内のプラントからブツを盗んでいった者がいたのでしょう」あむっ(ジェリービーンズを頬張る)
フレッカー「クルセイダーズだよ。愚かなアナキストを集めた田舎のクライムファイターだと思っていたが・・前回は彼らに命を助けられた。その見返りが工場一つの損失で済むなら良しとするべきか・・」ふぅ~
耶律恵烈頭「ご安心を。ブツが出なければ、あなたは水没林の豪農だと立証されるでニャす。連中もここの捜査をあきらめ、神殿へと向かうでしょう」がりっがりっ(口いっぱいに入れたジェリービーンズを無骨に咀嚼する)
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
(颯爽とこちら向かって歩いてくる黒服の三獣士)
フレッカー「お目当てのものは見つかりましたかな?」しょりしょり(傲慢な猫顔で髭を撫でながら聞く)
グレイ「いや。ご協力感謝します。ミスターフレッカー」
フレッカー「いえいえ。こちらこそ何のもてなしも出来ずに・・ワインでもどうですかな?」
グレイ「結構。のんびりしていられないのでね」
フレッカー「それはそれは・・・あ、そうだ。フェイリンメイリン国へ入る際にはご注意を。なにぶん、かの領内は近頃、同族(猫)に対しても厳しい取締りをしていると聞きます。同じ種族であるとはいえ、あなたのその素敵なマスクも調べられるかもしれませんのでご注意を・・」
スッ(フレッカーの言葉を遮るように掌を見せる捜査官)
グレイ「私は幼い頃の記憶がなく、物心がついた頃には人間社会で暮らしていた。子供の頃の記憶といえば、よく見ていた夢のみ。この銀色のマスクは、その夢によく出てきた「星の啓示」であり、私のアイデンティティーでもある。そしてその「面を欲しがる抑えきれないリビドー」は、私が立派な「Shakalaka」・・つまり奇面族のDNAをしっかり受け継いでいる証拠でもある」
フレッカー「はぁ・・」
スッ(フレッカーの言葉を遮るように掌を見せる捜査官)
グレイ「多くの奇面族は、未だ不可解な儀式行為や、論証不能なアニミズム、そしてスピリチュアリズムを心の聖典としているが、私は違う」
チャッ(黒服の内側から「近未来式」のフォルムを施した小型銃を取り出す)
耶律恵烈頭「!!」バッ(主人を守るように腕を広げる)
グレイ「私が信じるのは超現実的な真実のみ。この広大な水没林から不埒な向精神薬であるドスコカが発見された以上、我々はその出処を追求し、そしてその宿痾となっている組織を法の裁きにおくこと。くれぐれもお忘れなく・・」スッ・・(小型銃を口元に当てると、うっすらとした「への字口」が「カパッ」と開く)
フレッカー「??」
カチン

フレッカー「それは?」
グレイ「ジェリービーンズ。「歯」にくっつく感じが実にたまらない」あむあむあむ(仏頂面したグレイマスクの中で咀嚼しているようだ)
耶律恵烈頭「ふぅーーーー。その感覚・・同感でニャす」スッ(緊張を解き、肉球の上に散らばる色とりどりなジェリービーンズを見せる)
グレイ「結構。お邪魔した」くるっ
ずでぇ~~ん

(小石に躓き、前のめりに倒れるエージェント・グレイ)
グレイ「ダッ

フレッカー「・・・・・・・・・」(それを冷ややかな目で見下ろしている)
グレイ「失礼・・。興奮すると、「つい」奇面族特有の稚拙な感動詞が出てしまう・・行くぞ」
フレッカー「お気をつけて」ひらひら

ザッザッザッザッザッ(庭園エリアからアウトしていく「ちいちゃい」黒服トリオ)
耶律恵烈頭「なんとかやり過ごしましたね」あむっ

フレッカー「あの男の目を見たか?」
耶律恵烈頭「はい・・。あの大きくて、リスのような黒い瞳・・・その「フェイク」の奥底から、鋭い殺気を感じたでニャす。それはまるで、一旦獲物を捉えたら捕獲するまで絶対に逃さない、ワイバーンの鋭い眼光のような・・・厄介な相手を敵に回したでニャすな」がりっがりっ
フレッカー「これを機に本当の豪農になるとするか」よいしょっとな(重たい体を起こして立ち上がる)
耶律恵烈頭「??」ごっくん
フレッカー「しばらくドスコカの製造は海でやらせる。今後はキャラバンルートのコネを使い、新大陸から離れよう」ごきごきっ(テラスから庭を眺めながら腰を回している)
耶律恵烈頭「それが良いかと。フェイリンメイリン国からの輸出業務も、ここのところ依頼がありませんでニャすからね。ゆっくり航海できるでニャす」
フレッカー「問題はそこだ。先程の黒服以上にね」ごきごきっ
耶律恵烈頭「??」
フレッカー「ここ最近のフェイリンメイリン国の国力増強の推進力は常軌を逸している。ロイ・ファウラーの遺産である兵器製造に加え、私が教えたドスコカの製造・・そして密輸・・。製造が盛んになればなるほど、その輸出ルートだって保持しなけらばならん。なぜニャン=ジュストは我々へ依頼してくるのを止めた?答えは簡単だ。他のルートを確保したからさ」ごきっ
耶律恵烈頭「・・・・・・。水没林からの輸出は当然、中央捜査局やDEAだってマークしているはず・・・排斥思考であったニャン=ジュストが、我々以外に外部の「コネ」があるとすれば・・・アクアパラダイスモーテルでニャすか?」
フレッカー「孤島のマフィアだけでは足りんな。強力なバックアッパー・・フィクサーは他にもいる。君の話では最近、フェイリンメイリン国領内で邪龍教が布教を開始したと言っていたな?」ふぅ~~

耶律恵烈頭「ええ。領内に黒いフードを着た猫が出入りするようになったでニャす。なんでもニャン=ジュストが許可したとか・・。その肝心のニャン=ジュスト自身も、軍務につくという口実で、最近は神殿内に閉じこもったままのようでニャす。政務は姜淑というメイド猫に委ねたとも・・」
フレッカー「神殿内を探れ。裏で密輸ルートを握るフィクサーとなっている邪龍教徒が必ず存在するはずだ」ふきふき(ハンケチで汗を拭う)
耶律恵烈頭「タラスクギルド・・統括しているのは・・・そうか!暗黒商会か!」
フレッカー「その影で動き回っている煩わしいブナハブラを捕え、私の下に連れてくるのだ。君らだけで難しければ、私が依頼したトラブルシューター達と協力しろ。直に水没林へ到着するはずだ」
耶律恵烈頭「サザンゴッドに闇クエストを・・・分かりましたでニャす」
フレッカー「この水没林で、私に隠し事は許されない。きちんとしたレギュレーションを調教してやる必要があろう・・・」フフ・・
耶律恵烈頭「そして暗黒商会とも繋がりを持つ・・・そうなれば、豪農どころでは済まなくなりそうでニャすな」
フレッカー「いつの世もゼニーと力は必要だ。フェイリンメイリン国は、今まさにその専横を極めようとしている。だが、猫民の意志とは無縁の権威だけの政治がいつまで続くか・・そして上りつめた専制政治の先に待っているのは・・」
耶律恵烈頭「革命。でニャすが、我がセインツのリーダーは争いを好みません。あなたもそれを承知で彼に目をつけたのでしょう?」
フレッカー「ダミアン・ギーユは今何をしている?」ん~~~(伸びをすると頭に小鳥がとまる)
耶律恵烈頭「あなたが彼に送った、ロベスニャエール氏が書いた近代猫思想論の複製物を乱読しては、スラムと化したコロニーで夜な夜なセインツの同志達と激しいディベートを繰り返しているでニャす。最近の口癖は「ペンは大剣よりも強し」でニャす」にこり
フレッカー「それは何よりだ。思った以上に良い方向へ向かっているようだな・・ダミアン・ギーユ・・。専制主義に侵された領内で、侠客として覚醒した後、水没林が迎える新たなリーダーとなるのか・・・実に楽しみだ」にこり(笑顔で青空を見上げると同時に、頭の上にとまっていた小鳥が羽ばたいていく)

あきゃ~~~あきゃ~~~
(謎の猿型生物っぽい鳴き声が反響する密林エリア内を颯爽と歩く黒服の三獣士)
グレイ「トム・フレッカーか・・・長い付き合いになりそうだ」ザッザッザッザッ
F「ドスコカの製造に人型奴隷への強制労働及び人身売買・・・そっちはSBIの連中に任せた方が良さそうですね」ザッザッザッザッ
M「Gはアイオロス警部と親しいのですよね?」
グレイ「ああ。訝しく傲慢な巨大組織の中で唯一、信頼出来る雷狼竜だ。その彼が我々に法の裁きを託したのだ。必ず・・・捕らえてやる」
ザッザッザッザッザッザッ

(三人が行く道の先に巨大なピラミッド型建造物が見えてくる)
グレイ「ニャー神殿・・。猫だけの、猫による独立国家・・その現状は支配者による専制政治が主体となり、国を支え、労働力となっている貧困層の猫達と被治者との間には大きな溝が生まれているという」ザッザッザッザッ
F「同族として情けないばかりです。猫族の尊厳を貫いたロベスニャエール氏が生きていれば、そんな同族間における階級制度による統治にはならなかったものを・・」
M「同感だな。現在、国を事実上統治しているニャン=ジュストという男は、兵器製造を主体に各フィールド勢力と秘密裏に貿易を行い、巨額の富を得ているという。その中に、フレッカーから「貢物」として送られた製造方法を元に精製したドスコカも含まれているはずだ」
F「連中が水没林の海路を真っ先に制覇したのはそれが理由か・・」
M「それだけじゃあない。連中の専横により、ギルドは水没林を立入禁止フィールドに認定した。ハンターすら入れなくなったこの無法地帯をいいことに、連中は水没林の資源も独占しているんだ」(広大な密林エリアを見回す)
グレイ「ヤクと武器の密輸、そして資源の独占・・まるでブラックギルドだな。MJ12も驚きだ」ブツブツ
F「となれば暗黒商会のバイヤーも出入りしているかもしれないな」
M「中央捜査局の話では、領内で邪龍教の布教が始まっているらしい。例のタラスクギルドも絡んでいるとみていいだろう」
F「そうか・・アイオロス警部は雷狼竜故、猫の国には入れない・・。しかも北部と南部では戦いが起きている現状・・・となればSBIが入国出来るのは帝国軍の活躍次第というわけか・・」ふむ
グレイ「クルセイダーズもだ。アイオロスは彼らと幾度となく接触してきたという。アイオロスの狙いはクルセイダーズを盾に、領内へ強行突破することだろう。そして我々、DEA捜査官を先にフェイリンメイリン国へ潜入させておき、後の武力行使をクルセイダーズに任せ、敵が衰弱したところを一斉に取り押さえようという魂胆だ」
M「さすがG・・。そこまで洞察しておられたとは・・感服するばかりです」
グレイ「モーリー島事件にはじまり、ケネス・アーノルド事件・・そしてロズウェル。世間の目を欺くことで政治は完成する。我々はギルドという巨大なフィクサーの支援をしているだけなのかもしれないな・・」ブツブツ
M「おっ」(空を見上げている)
F「どうした?」
M「見ろ。あそこ・・星が煌めいている」
チラぁ~~~~~~ん

F「珍しいな・・昼間なのに・・」
グレイ「・・・・・・・・・・・」(星を呆然と見上げるグレイタイプの捜査官)
M「どうしたました?G」
グレイ「いや・・・星を見ていると、つい「帰りたい衝動」に駆られてしまう・・」
F&M「??」
グレイ「・・・・・・・・・・」(吊り上がった大きくて真っ黒な瞳に、広大な青空が投映されている)
F「G・・?」
グレイ「よし、急ごう。いつ、何処にフェイリンメイリン国の警備兵がいるか分かったもんじゃないからな」ぼん

F「・・・・・・・・・・」やれやれ(Mと顔見合わせる)
あきゃ~~~あきゃ~~~
(巨大なピラミッド型建造物へと向かっていく黒服獣士の男らしい後ろ姿。エリア内はまだ謎の猿型生物っぽい鳴き声が反響している)
To Be Continued




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
4/24(月)0時更新 「ほにゃらふりふり、はこずわり」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も口を開けて星空を眺めながら読も見ようよ

「ほにゃらふりふり、はこずわり」の巻
~水没林フェイリンメイリン国、正門入口前....
にゃあにゃあみゃあみゃあ
(領内を囲う城壁の正門前で入国審査を受ける為、一列に並ぶ無数の猫民達)
ザッザッザッザッザッザッ
(列をなす猫民を尻目に正門へと向かっていく二人のセルタス猫。共に背中には立派なセルタスネコドリルを背負っている)
「・・・・・・・・・・」きょろきょろ(下半身の毛並みからマスカットアイルーであると思われる)
「・・・・・・・・・・」ちらちら(同じくムーディーメラルー)
猫民「なぁ!あんた達、フェイリンメイリン国の兵士だニャ!?」(列に並ぶ民族衣装を纏った茶アイルー)
マスカットセルタス猫「ああ・・そうだが・・・なんだ?」
猫民「一体どのくらい待たせれば気が済むニャ!おまけに今は戦闘中だって言うじゃニャいか!?おっかなくて気が気じゃニャい早く中に入れるニャ!」そうニャ!そうニャ!
マスカットセルタス猫「・・・・・・・・・・」ちら(相棒と顔を見合わせる)
ムーディーセルタス猫「・・・・・・・・・」こくり
猫民「にゃ~!早く入れてくれニャ!!」そうニャ!そうニャ!
ムーディーセルタス猫「安心おしよ。戦争といっても、ここから離れた北部と南部で起きているんだ。それよりもおじさん達家族は、どのルートでここへ?」
猫民「東からニャ。ここで並んどる連中は、みんな同じ「切符」で来た連中ニャ」うんニャうんニャ
マスカットセルタス猫「ツアーの主催者は?」
猫民「え~と・・確かトム・フレッカーっていったニャ。その人が所有しとる旅客船に乗ってきたんだニャ」
猫ガール「少しチケットは高かったけど、そのフレッカーさんのお墨付きなら、安心して領内に入れるって聞いてきたの」(小さい猫の子を抱いている)
ムーディーセルタス猫「君、いくつだい?」
猫の子「しゃんにゃい」(猫指をみっつ立てる)
ムーディーセルタス猫「いい子だ。すぐに順番が来るから、もう少し待てるね?」
猫の子「・・・・・・」こくり
マスカットセルタス猫「皆さん、ご安心を。我らフェイリンメイリン国は、あなた達、「難猫民」を快く受け入れましょう」おおおおおお・・!
ザッザッザッザッザッザッ・・
(再び正門に向かって歩きだす一組のセルタス猫)
ムーディーセルタス猫「ちょっと純平。あんな軽率な発言しちゃってよかったのかい?」こそこそ
純平「平気さ。トム・フレッカーといえば水没林で名の知れた豪農・・もといブラックマーケットのバイヤーだ。フェイリンメイリン国とはヤクの密輸を通して「良好な」関係を築いているらしい。そんな立派な御仁が薦めるチケットを持っているなら、間違いなく入国出来るさ。それより「ヘッド」には慣れたなのか?ボニー」
ボニー「ちょっと「むず痒い」けど・・・それよりヤクの密輸って、僕がこの前、神殿の地下で見つけたドスコカのことかい?」こそこそ
純平「ああ。その製造法をフレッカーが友好の印として、神殿に「献上」したとみるのが妥当だろうな・・」ふむ・・(物思いに耽るセルタスネコヘッド)
ボニー「どうしてだい?」こしょり
純平「ニャン=ジュストが最初からドスコカの製造法を知っていたら、とっくにブラックマーケットに進出しているからさ。それと前に聞いたことがある。古の奇面族達は、シャーマニズムの儀式や民間療法、宗教儀式を行う際、強い幻覚作用を持つ向精神薬を使用したと・・。おそらくフレッカーは、その製造法を秘密裏に独占し、コピーしたのだろう。そして闇市場で名の知れたバイヤーに成り上がったのさ」
ボニー「燃石炭を液化した油が入ったタルの中に、ドスコカの歯と一緒に人間や獣人を入れて、独自の成分を抽出するなんて・・・こんな酷いやり方、続けさせるわけにいかないよ!!」
純平「声が大きい」ザッザッザッザッ・・
ボニー「・・・・・・・。だったらそのフレッカーって男をとっ捕まえれば、水没林の中でのドスコカ流出を止められるんじゃないのかい?」こそこそ
純平「問題はそんなに簡単じゃあないさ。最近、影丸がフェイリンメイリン国のパトロール兵から盗み聞きした話では、現在、フェイリンメイリン国に別の「ブツ」が入ってきているという」
ボニー「別の・・・まさか!!」
純平「そう。いにしえ麻薬だ」
ボニー「ちょっと待ってよ!いにしえ麻薬の製造・販売を独占しているのは暗黒商会だ!ということは、連中の手先がフェイリンメイリン国に・・」
純平「出入りしていると考えるのが妥当だろうな。それよりも俺が気になるのは、ラディカルな猫至上主義者であるニャン=ジュストが、どうして今更、暗黒商会と手を結んだということなんだが・・・」ふむ・・(物思いに耽るセルタスネコヘッド)
ボニー「利益目的に決まってる!イデオロギーが拝金主義に傾いたのさ!」
純平「どうかな・・どちらにしても、今回俺達に与えられたクエストは敵の内部事情を探ることだ。既にゲルハルトが潜入しているというが・・・おっと。この話はここまでだ。門兵に聞こえる」ザッザッザッザッ・・
ボニー「いいかい?ボクの真似をするんだ。前に遭遇した警備兵達の特徴は掴んでいるからね」
ザッザッザッザッザッザッ
(高い城壁に挟まれた木製の正門は少しだけ開かれ、そこでセルタス猫門番に入国許可を許された猫民達がそそくさと領内に入っていく。また城壁は版築工事の途中なのか、所々にハシゴが立てかけられており、タオルを巻いた職人猫達がレンガゴテを片手に「ペタペタ」と作業を黙々と続けている)
純平「・・・・・・・(城壁は最近建造されたとみていいな・・。驚くのはそのスピードと技術だ。労働力となる猫民の数と、それを指南する猫が優秀なのだろう・・)」ふむ・・
ボニー「行くよ、純平」
純平「OK。ここはお前に任せるよ」
ザッザッザッザッ・・(ボニーに促され、正門で入国審査をしている二人のセルタス猫門番に近寄っていく純平)
ボニー「ピポッ!」びしっ(敬礼をかます)
純平「・・・・・・・・・」
ボニー「・・・・・・(ほら!真似して!!)」こそこそ
純平「・・・・・ピポ・・」
セルタス猫門番「??」
ボニー「・・・・・・(もっと元気に!いいかい!?)ピポピポ!!」びしっ
セルタス猫門番「よぉ。パトロールご苦労さん。中に入んな」
ボニー「ええええ!?」
セルタス猫門番「なんだよ?そんな「セルタスが豆鉄砲食らった」みたいな顔して」
ボニー「だって、え!?「ピポ」はどうしたのさ!?」
セルタス猫門番「ああ、それな。もう流行ってねぇぞ」タンタンタン(慣れた手つきで猫民が持っている入国書にハンコを叩きつける)
ボニー「ええ~~~そんなぁ・・・」
純平「クックックッ・・・じゃあ、入らせてもらうぜ」(しょんげりするセルタスボニーの背中を押しながら門の中に入ろうとする)
セルタス猫門番「ん・・ちょっと待ちな!!」ドキッ(とするセルタス純平とセルタスボニー)
ボニー「ピポ・・?」ちら
セルタス猫門番「おめぇらが背負ってる、そのドリル・・」むぅ~(っとするセルタスネコヘッドの顔面)
ボニー「え・・・」
純平「・・・・・・・(まずいな・・俺達の防具と武器は、連中が製造しているセルタスブランドを雪左とモミジィに模倣させた代物だが・・・偽物だと気づかれたか・・?)」
セルタス猫門番「ん~~~~~~~~」じろじろ(とドリルのさきっぽを見るセルタスネコヘッドの顔面。少し錆びているのがまた格好いい)
ボニー「・・・・・・・・」ドキドキ
セルタス猫門番「すげぇいかしてんじゃんかよ!!」
ボニー「へ・・」
セルタス猫門番「あまり見ない「型」だが・・・ダミアンのところの工房か?」じろじろ
純平「・・・・・・(どうする・・・乗ってみるか・・或いは適当にいなすか・・・)」
??「ほにゃ~ったら、もみゃ~~って、ふみふみ」
純平「ん・・・(この声は・・)」
??「ほにゃらねぇ~~~」(城壁の上に座り、下に向かって手を振っている黄虎猫)
セルタス猫門番「お?ありゃ、ダミアンのところの新人じゃねぇか。確かジェラードだけっか」タンタンタン(通行書を見ないでハンコを叩きつけている)
ボニー「あれって・・ゲルハル・・」むぐっ(純平に口を塞がれる)
しょるるるるるるるる
(城壁にたてかけられたハシゴの手すりを掴み「しょるる」と降りてくるジェラード)
ジェラード「にゃんたら、ほみゃ~って、にゃんきゃば」
セルタス猫門番「へぇ~。やっぱおめぇの所で作った代物か。さすがに腕がいいな」タンタンタン
ジェラード「ほにゃらふりふり、はこずわり」にょにょ(と、セルタス純平とセルタスボニーを門の中に誘う)
セルタス猫門番「ダミアンによろしくな~」タンタンタン
ジェラード「うんにゅ」こくり
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
みゃあみゃあにゃあにゃあ
(領内に敷かれた一直線の公道は、ピラミッド型の巨大神殿へ繋がっており、せかせかと労働をしていると思われる猫民達で溢れかえっている)
にゃんにゃかせっせ
(と、城壁に使うのであろう土を乗せた荷車を足早に引いていく猫民の列をはじめ、「運搬スタイル」で食料の素材を運ぶ猫系女子達、そして公道脇では肉焼きセットを展開した「路上肉販売」をしている猫商人達の姿も見える)
ボニー「へぇ・・領内は以外と活気に溢れているじゃないか」きょろきょろ(しながら「にゃんにゃかせっせ」と働く猫民達を眺めているセルタスヘッドのボニー)
ゲルハルト「みゃうみゃう、ぱうぱっど(領内の猫民は余すこと無く強制労働を強いられている。みんな肉球はボロボロさ)」
純平「賃金は発生しているのか?」(公道の脇から肉を勧めてくる猫商人をいなしながら聞く)
ゲルハルト「ほみゃ~ったら、うにゃ~って、にゃいにゃい(一応な。だが、そのほとんどは税金が引かれ、彼らに入ってくるのはごく僅かな「手持ちの」ゼニーだけだ。もっとも、外敵から守られた領内にいるうちは、それでいいのかもしれないがな・・)」
純平「一見、平等には見えるが、結局のところ支配権を握っているのは神殿の連中というわけか・・」
ぐいぐい(純平のセルタスネコボディの「二本指」を引っ張る「ちいちゃい猫の手」)
純平「ん・・・」ちら
アイルーのお嬢ちゃん「おじちゃん、買って行ってニャ」(すす汚れた顔をした可愛らしいアイルーの子供が、肉球の上にキラキラした石をひろげてみせる)
ボニー「綺麗な鉱石の欠片だね。君が掘ったのかい?」
アイルーのお嬢ちゃん「しょうよ。採掘場で働いた「お駄賃」として貰ったニャ。だから買って欲しいニャ」
純平「・・・・・・・(子供にまで労働を強要しているのか・・・その報酬として貰った現物を金銭に変え、食べ物を得ているのだろう・・)」
アイルーのお嬢ちゃん「ねぇ~ねぇ~買ってニャ~」ごろごろ(と甘える)
純平「お嬢ちゃん。学校は?」
アイルーお嬢ちゃん「なんニャ?しょれ?」ぱちくり
純平「・・・・・・・・(教育を与えられていない・・・そもそもそういった育成施設がないのだろう・・)」
アイルーのお嬢ちゃん「ねぇ買ってニャ。出来れば全部」ぐいぐい
ボニー「たくましい子だな・・いいよ。いくらだい?」(それを聞き喜ぶお嬢ちゃんと取引をする)
純平「領内の配置はどうなっているんだ?」(周囲を警戒しながらゲルハルトに聞く)
ゲルハルト「うにゃらみゅう。ほにゃらにょにょしてみゅう(神殿を中心に東西南北にエリアが分かれている。今、俺達が歩いてきたのは南門、そして神殿の向こう側、北門は軍の出入り口になっている。出入り口はこの2つだけだ)」
純平「では東西に居住区や武器製造の工房が?」(手を振りながら去っていくアイルーお嬢ちゃん)
ゲルハルト「にょろにょろ、あんもにゃいと(ああ。西側エリアに工房をはじめ、酒場や憩いの場がある。東のエリアは一般猫民の居住区として、コロニーが形成されている)」
純平「居住区の現状は?」(真正面に聳え立つ神殿を見つめる)
ゲルハルト「にゃあ~~~(事実上、スラムと化している。酷い話さ)」
ボニー「やっぱりこの領内を求めて海を渡ってくる猫達は、人的被害やモンスター被害を受けた猫達ばかりなのかい?」
ゲルハルト「みゃうみゃい、まんちかん(多いな。だが、みんながみんな主義者であるわけじゃない。ただ静かな生活を営みたい猫だって多く存在する。問題はそのやり方だ)」
純平「猫民の意志とは一切関係なく行われる政治・・国民を尊重せず、国家の労働力として扱い、政治とはかけ離れた環境と生活を与え、余計な思想や反感、そして同意さえも封印し、国民が政治に対し、如何なる形であろうとも関わるべきではないとする、権力者が強いる徹底した専制政治の真髄・・・それがこの国に?」
ゲルハルト「にゃ~~ってにゃ、ほにゃらにょにょにょ(ここ最近は更に強くなってきている。猫民の多くは自分たちを客観的にみれば、奴隷化していることにすら気づいていないんだ。だから金の為に命を捧げ、兵隊になる猫も多い。ただ生きていく為だけにな。その意志に夢や希望、思想に信念、イデオロギーは存在しない)」
純平「子供には教育を与えず、知識を閉鎖的にすることで思想主義や反感を育まないようにする・・・そんな民度の低いやり方、天国のロベスニャエール氏は望んじゃいないはずだ」
ボニー「ニャン=ジュストは逆に猫民の未来を閉ざしているんだ。自分達だけが権力を振りかざし、人やモンスターとの共存を拒否しているだけのワガママ王子さ」ふん
ゲルハルト「にゃははははは(ワガママ王子とはよく言ったものだ)」
ボニー「笑っている場合じゃないよ。なんとしてもここにいる猫民達に、本当の文化と暮らしがあるということに気づいて貰わないと。この国家が如何に悪辣であるか、国家の資金源になっている薬物を根こそぎ排除しないといけないんだ!」
ゲルハルト「にゃ~ってにゃ(それに関してだが・・見ろ)」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・・
(公道から外れた木の下で、ゴアネコシリーズを纏った獣人が周囲を群がる猫民達に何かを説法している様子だ)
ボニー「宗教は許されているのかい?」
純平「違うな・・あれは・・・邪龍教か・・」
ゲルハルト「うみゃ・・・(正解だ。ここ最近、領内に出入りしやがるようになった)」
ボニー「純平、どう思う?」
純平「邪龍教を統率しているのはタラスクギルドという宗教団体だ。そしてその大元はブラックギルドさ」
ボニー「え!?じゃあ君がさっき言っていた、いにしえ麻薬を領内に運んできているっていうのは・・」
ザッザッザッザッザッザッ
(神殿の方から大鎌を担いだアカムネコ装備の護衛兵が二人歩いてくる)
ゲルハルト「ほみゃらみゃあ(エクスキューショナーだ。領内を警備する為、日夜ウロウロしてやがる)」
ボニー「警備というか威圧だよ。神殿の権威を象徴するファッションアイコンさ」ふん
純平「あの装備をあんな風に使ったら、トンコの奴は悲しむだろうが・・・」
ザッザッザッザッザッザッ
(偉そうに通り過ぎていくエクスキューショナーに敬礼をするセルタスな純平とボニー)
ボニー「大陸の仮面文化に感謝だね」ふ~~
純平「だからといってあまり公に活動は出来ないぞ。どうする?ゲルハルト」
ゲルハルト「ほにゃらみゃあ(お前たちに引き合わせたい男がいる。来てくれ)」
純平「引き合わせたい・・・どんな男だ?」
ゲルハルト「うにょ、にゃあにゃあ、ふみふみ(UBUからのサブクエを忘れたか?ロイ・ファウラーという天才技師の救出。その男はロイ・ファウラーの助手で、この国を武力行使による革命とは違う方法で変革を起こそうとうとしている凄い奴だ)」にやり
~フェイリンメイリン国東部、コロニーエリア....
みゃあみゃあ・・
(密林地帯を伐採した足場の悪い不安定な土壌エリア内に、一世帯用の簡易的な木造居住建造物(木板を壁代わりに四方と屋根を固めただけのものが多い)が建ち並んでいる。またエリアの所々には、見るからに脱力感に襲われた猫民が、空き瓶片手に横たわっているのも目につく(なりきりDじーさんを着た猫も見える))
・・・・・・・・・・・!!
(とある「猫型」の木造建築物の中から、激論をしていることが分かる発声が外に飛んでくる)
知的な印象を受けるクシャナネコ「猛豚による独裁ならばまだしも、ニャン=ジュストの強いる専制政治は猫族の黎明にあらず!!これを見ろ!!神殿から発行されている『ニャ・フィガロ』は、淀んだ洗脳的なナショナリズムをただ綴っただけの羅列表!!この陳腐な政務が、我らのパウパッドの上に築かれているということを知らしめるべきだ!!」そうだ!そうだ!(と背後から檄を飛ばす、様々なバイオグラフィーやパーソナリティを感じさせる無骨な猫達の姿)
見るからにいいとこ育ちのカイザーネコ「否!その労働階級目線の焦燥感と憤りだけでは、ただのサボタージュに終わるだけ!!軍に鎮圧され、ギロチン台行きになるのがオチだぞ!!今こそ『猫民リベラシオン』をコロニーというアングラ界だけでなく、外の世界にも広めるべし!!」いいぞぉ~!
勇ましい剣豪ネコ「笑止千万!大陸には既に『ニャン・ル・モンド』なるハト派の経典が存在する!!人間が作った規律や道徳に侵された同族を発奮させる方が先決だ!!多勢に無勢!!ニャン=ジュストを倒すには、猫本来が持つ、圧倒的な狩猟本能で立ち向かうべし!!ハンターの狩猟心など、我らの闘争心に比べれば赤子同然だということを世界に知らしめるのだ!!」そうだ!やっちまえ~~!!
カリスマラギアネコ「それならば海の向こうにも呼応するべきだ!!俺が持つ海路の伝達網を使えば、たちまち一千の猫艦隊を集めてみせようぞ!!」おおお~~~~
勇ましい剣豪ネコ「あんたの意見は!?ダミアン!!」バッ(一斉に振り向く一同)
・・・・・・・・・・・・・・・
(暗がりの部屋の隅で、ロウソクの灯りを頼りに読書に明け暮れている、頭の毛をリーゼント風に固めた茶アイルー)
カリスマラギアネコ「・・・・・・・・・・」しーーーーーーん
見るからにいいとこ育ちのカイザーネコ「ダミアン!!君が僕らにディベートをやれとけしかけたのだろう!?聞いてなかったのか!?」
ダミアン「・・・・革命の先にあるものはなんだ?ヘンリー」ペラ・・(本をめくりながら徐に問う)
見るからにいいとこ育ちのカイザーネコ、ヘンリー17世「え・・・」
知的な印象を受けるクシャナネコ「暴挙で勝ち取った政権の先にあるは、いっときの安寧と儚い共産世界。その結束は脆く、すぐにまた次の争いを孕む。その憂いを解き放ち、公平かつ厳格な規律と処罰をもって民衆を導いていくのが真の統率者・・・つまり君だ。ダミアン・ギーユ」
ダミアン「ネカウ。ロベスニャエールが書いた本には、こう書いてある」ちょりちょり(髭をかきながら見開いた本を指差す)
知的な印象を受けるクシャナネコ、ネカウ・アンシャル「・・・・・・・・」ちら
ダミアン「現代を生きる猫に、意義や使命、本質的な価値などはなく、真理を見出そうとするから否定的になり、反発する。つまり猫は猫なんだ。古に生きてきた俺達の祖先は、自然に抗わず共に生き、猫としての人生を全うしたと・・」パタン
ネカウ「それは祖先が理知を持たなかったからだ。ヒト科だけが理知を独占していた時代とは違う」
ダミアン「それだよ、それ。何かとつけちゃ~俺達は悪徳な人型とは違う、獰猛なモンスターとは違うって反発する。でもよ、それって裏を返せば、俺達もまた連中と同じコンプレックスを持っているっていうことをアピールしてるだけじゃないか?」
勇ましい剣豪ネコ「猫に尊厳はある!それを無理やり我らに悟らせたのは、人型やモンスター達の暴挙があればこそ!!俺達はもともと狩猟種族だ!!狩って何が悪い!?意義も価値もないというのならば、種族本能こそが我が哲学だ!!」
ダミアン「いいぞ、直政。お前は激している時が一番お前らしい」さささ(立ち上がり、剣豪ネコの兜の「さきっぽ」を肉球でいやらしく撫でる)
勇ましい剣豪ネコ、猫井直政「ひゃっ」
カリスマラギアネコ「だが、革命は龍之鉄平の勇往邁進に始まり、三種共存の未来を目指すことで終結した。ならば今度は俺達が新たな革命を・・」
ダミアン「残念だが、武力行使ではニャン=ジュストには絶対に勝てないぞ。バスコダ」
カリスマラギアネコ、バスコダ・ハマ「ではこのままニャン=ジュストの言いなりになっていろというのか!?」
ダミアン「大局を見渡せ。このフェイリンメイリン国という牢獄に入っちまったのは、自分たちの責任だ。レギュレーションが気に入らないから暴動を起こすだけでは、とても猫族の未来を変えることは出来ない」
バスコダ「だったら!!」
ダミアン「俺達キャッツセインツはアナキストでもテロリストでもねぇ!!」ダーーン(バスコダの襟首を掴み壁に叩きつける)
バスコダ「・・・・・・・・・・」
ダミアン「そうだ。それが服従の眼差しだ。そして俺達は、この目を神殿でのさばっている猫達に調教してやるんだ。革命でもなければ暴動もないやり方でな」スッ・・(バスコダの襟を直してやる)
ヘンリー17世「君は一体、何を考えているんだ。ダミアン」
ダミアン「今はまだその機会じゃない。工場長を救う手立ても・・・だが、必ず成し遂げる。そのときの為に心の刃を研いでおくんだ」ギィ~~~(ドアを開けて出ていく)
バタン・・
ヘンリー17世「・・・・・・・・・」
ネカウ「クーデターに加担し、捕えられたロイ・ファウラーという技師は、ダミアンの良き上司であり親友だったそうだ。あいつはその友人を助ける為、このキャッツセインツを結成した。そして来るべき猫民のデモクラシーに備える為にも、今は・・ダミアンを信じよう」ギィ~~~
バスコダ「クソ・・今は我慢するしかねぇ。よし!そうと決まったら、採掘場にこの怒りをぶつけてやろうぜ!!」おおおお~~~~!!
ヘンリー17世「そうだ。ダミアンに報告し忘れてしまった・・」ふむ・・
直政「なにをだ?」
ヘンリー17世「ああ。今朝、DEAを名乗る獣人達が入国を拒否され、南門で門兵と揉めているのを見たんだ」
直政「DEA・・麻薬取締官か。それで?どうなったんだ」
ヘンリー17世「投獄された」
~ニャー神殿、地下牢獄エリア....
ぴちょん・・ぴちょん・・
グレイ「コラァ~~!!出さんかぁ~!!我らを誰だと思ってるんだぁ~!!DEAだぞ!!D・E・A!!クソーーーー!!」ガシャーーン(牢屋の中から鉄格子を叩いて叫ぶグレイタイプのマスクを被ったブラックスーツの奇面族エージェント。その後ろではFとMがあきらめたように、壁を背に仮眠をしている)
To Be Continuedランキング参加中です♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
4/26(水)0時更新 にゃんとも決まってにゃあです
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もパウパッド広げながら読も見ようよ
☆4th目次録☆
ほにゃら不可思議。ここは現在進行中のストーリーモード4thステージの目次録
更新され次第UPDATE
どしどしタイトルのあやしげな紫の字の所をクリックでしょゲゲゲ・・ゾゾゾ・・
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~無事に火の国から帰還したクルセイダーズの面々を待っていたのは思わぬゲストだった。
新たな隣人を交え、新大陸の均衡は次なるカタストロフィへ向けて動き出す...
「大陸の陰」の巻
~原点回帰?ロージーが久々の村長クエストを受注♪奇虫が鳴く渓流の森へと「ハイキング気分」でポールらと共にターゲット目指して向かったのだが、一行は様々な珍客とエンカウントしていく..
「ゲゲゾンだよ」の巻
~静まり返った夜のバベル中学に新たな惨劇が..!?もちろん事件を担当するのはご存知「バベル少女探偵団」!!後輩たちを引き連れ、元中二おてがらトリオが奮起する!!
ANMAN FROM HELL~地獄からやってきた鮮血のあんまん~
~UBUが所有する農場の養蜂場で蜂群崩壊症候群が発生する。果たして真相は...
「Lost」の巻
~義侠な轟竜のちょっぴり切ない物語....
「バランに男の優しさを見た」の巻
~シュレイド最後の秘宝といわれる黄金石から成る純金製の大剣が、タンジアのオークションに出品された。世界にたったひとつしかない財宝を手に入れようと各勢力は自軍の諜報員を入札者に扮装させるのであったが、なんと競りに買ったのは、水没林の豪農にしてブラックマーケットのバイヤー、トム・フレッカーであった。フレッカーは猛豚への貢物として、純金の大剣を水没林まで大型交易船にて海路で輸送するのだが、その道中には当然の様に秘宝を奪還しようとする各勢力の強襲が待ち受けていた!会場内に潜入していたポールとハロルド、そして偶然にも?タンジアに居合わせたカーブー軍団も参戦し、事態は更に悪化!!大陸の大海原の中、空母戦艦上というバトルエリアで繰り広げられる壮絶な争奪戦を制するのは果たして誰なのか!?
「黄金大剣は衰亡への誘い(全14話)」
~水没林最南に位置する動植物園「新大陸バナナモス園」に訪れたディオマリアシスターズ。来訪の目的は仕事(クエスト)ではなく、ファイヤーウォーで傷ついたゾフィの心を癒やす為であったのだが、不運にもそこに領地を剥奪しに現れたフェイリンメイリン国の将校が現れ園内はパニックに!!代々、園の領地を受け継いできた園長の竜人、モススキーを助ける為、知的生命体種のロマンキノコ、ロマノフ三世を筆頭に、今、キノコ達が立ち上がる!!そして、またしても猛豚軍と対峙することになったディオマリアシスターズは、果たしてその鬱屈した義憤を晴らすことが出来るのか!?
「バナナモス園はメランコリックをぶち壊す闘技場(前編/後編)」
~鉄平とフラワーの間に待望の赤ちゃんが誕生♪しかし、そのモフモフ白毛の天使は重大な疾患を抱えていたのだった..。バステトが初登場!更には珍妙?な龍客もユクモを訪れる!
「あ、そうだ。それとね・・」の巻
~ブリザード舞う凍土を歩む純平とBBB...。なんでも凍土に拠点を置く密教団の「異端者」を探して欲しいとの依頼を受けたというのだが...熱望の純平サーガ第四弾!!今度のクエストも一筋縄ではいかない!?
「Venom Penance(前編/後編)」
~バステトの目薬が完成!!同じくモラトリアムな生活を送るカーブーにも吉報が..!?奇跡はバステトのサイオニックなユニークスキルと共に開花する!!
「珍妙にょ」の巻
~水没林に領土を広げる自称国家フェイリンメイリン国が、太古のプロメテウスを放射出来る大量殺戮兵器を製造。この情報を受けたギルドはナイツに新たなミッションを飛ばす。同時にこの兵器を止めようとクルセイダーズも動き出し...今度の舞台は水没林!ギルドナイトとクルセイダーズ、そして猛豚軍の三つ巴の戦いに!?そして新たな勢力の動きまた・・ファビオが砂漠の都市で見た女の影とは..!?
「Dragon Destruction編/全12話」
~バベル少女探偵団に新たなクエストが!依頼人はバベル高校の美術部、副部長のアミコだった!果てしてすあま率いるバベル少女探偵団は今回の難問も解決出来るのか!?
「Brazen bull(前編/後編)」
~凍土のマフィア、エヴァーウィンターナイツが統治する永久凍土内にて、とある知的生命体種のポカラの一群がブラックガーディアンの兵士達に襲われてしまう。唯一、生き延びたポカラの子、モモは偶然、同エリアに現れたツンドラマフィアに命を救われ、デカダンスの守護女神ことオクサーヌ・ヴァレノフと対面し、家族の仇討ちを依頼するのであった。果たしてオクサーヌはモモのクエストを受けるのか!?次回の舞台は永久凍土!白銀の世界が今、真紅に染まる!?
「Tundra Vendetta(全4話)」
~ついにユクモに王立古生物書士隊が飛来!?またしても波乱の予感しかしないユクモだが..。
王立書士隊編スタート!!
「入ってろぉおおおおお!!!!」の巻
~待ちに待ったバステトの「お食い初め」♪楽しげに盛り上がる儀式の最中、嫉妬に狂った「あの女」の魔の手が忍び寄る・・
「恐怖 あんまん怪人の甘い罠(前編/後編)」
~知的生命体種との接触をUBUに懇願するガイウス。根負けしたUBUが書士隊に会わせたのは「長老」と呼ばれる青熊獣であった。そしてガイウスはユクモから儚い死生観の教示を受けるのであった..。
「ユクモからのクエスト(前編/後編)」
~舞台(エリア)はひさびさ登場「ひよこ寺」!!果たして今回はどんな珍騒動が待っているのかいないのか...
「デブ巫女選手権(全4話)」
~すっかり村に馴染みつつある書士隊と追跡者達..。鬱屈を晴らすようにガイウスが訪れたのは、現バベル中学校長バベル三郎にして快男児川村玄竜の待つバベル中学であった!
「問題は山積みだな」の巻
~ユクモ村で「メガユクモ的★激アツジョブカンファレンス」が開催される。同時に村人から屈辱的な侮蔑を受けたUBUは、ついに実行を決意する..
「あんまんの旭日(前編/後編)」
~ユクモにお引っ越ししてきた、バベル中学の少し風変わりな転校生のお話...
「借りぐらしのアンコさん(全4話)」
~王立書士隊編完結エピソードへ突入!なんと今度のバトルフィールドはバベル中学!!出逢いと別れが交差する学園内にて、果たしてUBUとカーブーは凍土の刺客からガイウス書士を無事に守ることが出来るのか!?
「ああ。楽しみだ」の巻
~荒廃した砂原地区を復興する為、大陸環境NGO「ハンターズ・サステナビリティ」が砂原緑化計画を行っていた。その作業過程で地中より、世にも珍しい「琥珀のたまご」が発見される。その報告を受けたギルドアサイラムの館長、セドリック・モンタギューはレオゲルク・シュナイダーに琥珀のたまごをエリア13まで運んでくるよう「運搬クエスト」を命じるのであった。同じ頃、同NGOを支援しているローゼンクロイツの愛娘ローズダンテは、その復興活動を手伝う為、カーブーを「オトモ」に砂原地区を訪れていたのだが、欲に目がくらんだ「クソ兄貴」が琥珀のたまごを抱え失踪してしまう。砂漠に逃げた「こそ泥」を追いかける為、炎天下の中、熾烈なチェイスが開幕!!Massive Unidentified Target編に続いて大砂漠を駆けることになったレオ!!更には、天才龍科学者ダニエル・カペラ「一味」の登場もあり、事態は急変!?
「Mosquito Amber Egg(全15話)」
~主役はなんとあのインコ!?ちょっぴりハードボイルドな?おかしなバード探偵がユクモに起きる難事件を解決する!!
「パンツとピザとイケてるインコ(前編/後編)」
~4thステージも第二幕へ突入!!ヴォルってなんだにゅ..
「紫のヴォルの人」の巻
~水没林北部で激しい戦闘を繰り広げる神殿の騎士団二番隊!!フェイリンメイリン国の火力兵器が猛威を振るう中、銃槍歩兵隊を助ける為に、あのエレガントな竜が降臨する..
「ファランクスはそのままに!!」の巻
~漢字が書けるようになったまさひこから手紙が届く。そこには拠点をカレン・アレン隊に奇襲されたと記されていたのだが...
「まさひこからの手紙(全4話)」
~火災にあったというフレッカーの屋敷に「異形な」エージェントが訪問する。黒い正装を纏った獣人たちの来訪は、新たな戦いの幕開けを意味するのかしないのか....
「グレイ・ザ・シャカラカ」の巻
ストーリーが追加され次第UPDATEしていきます
これからもあたモンから目が離せない右サイドバー「なぜなに☆あたモン」「あたモン登場人物紹介」も読んで頂くと、よりあたモン世界観がご理解頂けると思います
ランキング参加中です♪皆様の「運搬心(うんぱんごころ)」溢れる一票で応援して下さいね
現在までの4thステージ目次録を作りましただ^^;
え~へ~先延ばしにしていた4thステージの目次録をようやく作りました
意外と時間を費やしてしまいグッタリ本当に作者はこういったちまちました作業が苦手
そんな作者が「嫌々」作成した4thステージ目次録は..
☆4th目次録☆
これを機にもう一度、過去の激アツストーリーを読も見ようランキング参加中なんだ!みんなの激アツ一票で応援してくれよな!!
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
4/28(金)0時更新 「猫じゃなくても可愛い子ですよ」の巻
をお送りいたします♪ほんじゃあさ!次回も激アツホットなクレイジー感覚に酔いしれよう
「猫じゃなくても可愛い子ですよ」の巻
~ニャー神殿....
ホーホー・・ホーホー・・
(あやしげな猛禽類的生物の鳴き声が聞こえてくる暗がりの回廊を歩く忍猫の姿)
ニャン蔵「・・・・・・・・」カツカツカツ・・
スッ・・(回廊の突き当りに位置するドアの前で止まる忍猫)
「ニャン蔵か・・?」(ドアの中よりこもった声が聞こえる。おそらくニャン=ジュストのものだと思われる)
ニャン蔵「ハッ。戦況の報告をば」
ギィ~~・・・(ドアが弱々しく少しだけ開かれる)
ニャン=ジュスト「聞かせろ・・」(ドアの隙間から声だけが聞こえる。また、部屋の中から灯りが漏れてこないことから、中が暗いことも見て取れる)
ニャン蔵「・・・・・・・(この匂い・・またいにしえ麻薬か・・・)」
ニャン=ジュスト「どうした・・?」
ニャン蔵「ハッ。北部に駐留しているオステルマン隊が神殿の騎士団と戦闘を開始。大敗を喫しました」
ニャン=ジュスト「被害は・・?」
ニャン蔵「ニャトリオット一機、大砲小隊全機。小隊長はアダンという元バスター隊の新米将兵です。アダン小隊長によれば、神殿の騎士団は銃槍歩兵隊以外にも、未確認モンスターと思われる竜を仲間に率いれていたとのことです」
ニャン=ジュスト「それは・・・巨龍か・・?」
ニャン蔵「は・・?いえ、おそらくワイバーンクラスかと思われます」
ニャン=ジュスト「ならば捨て置け・・次はオステルマン自身、出撃するように伝えろ・・。偶蹄目に先陣を切らせず、己で首級をあげてこいとな・・」
ニャン蔵「ハッ(新米将兵をモスに例えたつもりか・・?頭の回転は然程鈍っているようには聞こえないが・・)それと南部の猫騎馬隊ですが・・」
ニャン=ジュスト「ちょっかいを出すのが好みなブナハブラ共には、田舎の自警団相手に生涯戦闘をさせておけ・・」クククク・・・
ニャン蔵「・・・・・(カレン隊は捨て駒というわけか・・だとすれば宰相は、クルセイダーズも眼中にないということか・・?)かしこまりました。モーテルの連中は如何が致しましょう?」
ニャン=ジュスト「阿り目的の盟は利用するに限る・・奴等の開発したパフュームもまた同じ・・・交易品をちらつかせ、援軍要請をしておけ・・。北部を選ぶか南部を選ぶかは連中の好きにさせろ・・」
ニャン蔵「ハッ(宰相は何を考えている・・?それ程自国の軍事力に陶酔しておられるわけでもあるまいが・・陶酔・・・或いは・・・)次に政務についてですが・・」
ニャン=ジュスト「姜淑はうまくやっているか・・?」
ニャン蔵「滞りなく。宰相の申せのままに、邪龍教の布教も神殿内、そして外界にも・・」
ニャン=ジュスト「継続させろ・・・・それと・・」
ニャン蔵「??」
ニャン=ジュスト「今宵の月は美しいぞ・・・・・」
ギィ~~~・・・・バタン
「数多の飛竜を駆遂せし時、伝説はよみがえらん・・」(部屋の中から経文を唱えるニャン=ジュストの声が聞こえる)
ニャン蔵「・・・・・・・・・・・」
「数多の肉を裂き、骨を砕き、血を啜った時、彼の者はあらわれん・・・彼の者の名は・・彼の者の名は・・・・」
ニャン蔵「・・・・・・・・・・・」くるっ
ザッザッザッザッザッザッ・・
(回廊内を月明かりが照らす中、宰相の間を後にするニャン蔵)
ニャン蔵「・・・・・・(あの晩からだ・・。宰相が部屋に閉じこもり、夜な夜な黒龍伝説を唱えるようになったのは・・・)」
カカーーーーーーーン!!
(深黒晦冥の世界を瞬時に照らす鋭い稲光)
ニャン=ジュスト「・・・・・・フフ・・・・フハハハハハハハ!!!!どうやらこの禁忌の村雨を呼び寄せたのは私だったようだな・・いいだろう!!マモーナスとやら!!貴様と契約を交わしてやろう!!!!」カカーーーーーーーーーン!!
ニャン蔵「・・・・・・・(確かに宰相は何者かと話しておられた・・。マモーナス・・・何者だ・・?それとも以前から宰相はいにしえ麻薬を・・・いや、向精神薬による幻覚作用にしては醜悪が過ぎる・・・)」カツカツカツ
ホーホー・・ホーホー・・(回廊の開き窓から見える月を見上げるニャン蔵)
ニャン蔵「天命・・・・(違うな。あの宵闇の雨空から感じた気配は、紛れもなく邪な意志力だった・・。そしてそれにかこつけるように現れた、タラスクギルドなる異教徒・・。歴史を垣間見ても、思わぬ稀人の来訪によって崩壊した文明や国家は数多く存在する・・その史実から教えを請うならば、この国もまた破滅の一途をたどっているのだろうか・・・)」
ホーホー・・ホーホー・・(月明かりを仮面に受け、小窓から夜空を見上げるニャン蔵)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~神殿内1F....
ガラガラガラガラ・・・
(暗がりの回廊でワゴンを押す、かなり巨漢のぽっちゃりナースアイルー(ぽかぽかアイルー村シリーズの容姿とサイズ感)。背中にはかなり「ぶっとおっきい」フルフルネコチクリを背負っている)
ポチャッティ「はぁ・・・・」ガラガラガラガラ・・
ダミアン「今宵お前は、猫民を圧政する悪辣で傍若無人な権威に味方した。これが何を意味するのか。これからの水没林をよく見ておけ」
ポチャッティ「・・・・・・・(あの言葉の意味と言霊が放つ意志・・・私はそれを確かめる為にここに残ったけど・・・サフラさん・・怒ってるだろうな・・)」ガラガラガラ・・
ずでぇ~ん
(豪快にすっ転ぶ。ワゴンも廊下をすっ飛んでいく)
ポチャッティ「いたたた・・(問題は今だに慣れないこのスーツ・・
ギルドの工作員の中には、これよりもっと小さな猫型スーツに入れる特技を持った人がいるというけど・・早く慣れないと。バレたら牢獄行きになってしまう・・)」
ロイ「すまなかった。出来れば今日、ここで起きたことを忘れて欲しい。そして君も早くここを出るんだ。余計な事に深入りすれば、君もまた、僕の二の舞いになるぞ」
ポチャッティ「・・・・・(黒子の侵入者達は、あの両足を失った獣人を脱獄させようとしていた・・・)」
彼の者の名を・・・彼の者の名を・・・
ポチャッティ「・・・・・・(そして黒龍伝説の経文を唱えていた邪龍信者・・・)」
カツカツカツカツカツ・・
(フード付きの黒衣を纏った人型女と、顔に包帯を巻いた青ぶちメイド猫が、颯爽と廊下の突き当りを歩いて行く)
ポチャッティ「・・・・・・・(問題は何故あの「人間の女性」が神殿内を自由に歩いているのかだ・・。罪を免除されたから・・?違う。もとよりこの領内は人型排斥思想というイデオロギーから成り立っているはず・・。それなのにこの国はこともあろうか、あの女が唱える邪な教えに耳を傾け、布教を受け入れた・・)」
ジーラ「・・・・・・・・・」ぴた(回廊の奥にいるポチャッティに気づく)
ポチャッティ「・・・・・・・・・・」
ジーラ「・・・・・・・・・」(フードの中からルーズに編んだ黒髪が左肩に垂れる。そして何よりも神秘的なバイオレットの瞳が印象的である)
ポチャッティ「・・・・・・・(あの女の狙いはなんだ・・・邪龍教をこの領内の猫達に浸透させ、何をするつもりなんだ・・!?)」ワナワナワナワナ(嫌悪感からか、まるで本物の猫のように毛が逆立っていく)
姜淑「ん・・・・そこで何をしているのです!!」
ポチャッティ「あ・・・(何よりも問題なのは、あのおっかないメイド長!!鬼姑のようにうるさいったらありゃしない・・だいたい私はナースという肩書なんですよ!?それがなんでメイドのお手伝いまでしなくちゃ~ならないんですか!!)」カキカキ(でっかい左肉球の上に「嫌い」って書いてる)
姜淑「そこで何をしているのかと聞いているのです!!」
ポチャッティ「あ、あ、あ、そう!これから陛下のお部屋にディナーをお届けしようと思いまして」あたふた
姜淑「なら早く厨房に行って陛下のお食事を取って来なさい!!」
ポチャッティ「はひ~~~~」ガラガラガラガラ・・どっしゃ~~ん・・ガラガラガラガラ
姜淑「まったく・・ドジな猫なんだから」
ジーラ「フフ・・。猫じゃなくても可愛い子ですよ」
姜淑「??」
ぶつぶつガラガラぶつぶつガラガラ
(なんかぶつぶつ文句を言いながらワゴンを押し進むポチャッティこと王羽美)
ポチャッティ「なんであたしが!こんなこと毎日毎日!スーツさえ着て無ければ、スキル「女子力」だって発揮出来るんだから!!」ぶつぶつガラガラぷんすかガラガラ
がぁ~~~~~ん
(でかい右足の肉球でドアを豪快に蹴り開けて中に入るポチャッティ)
ポチャッティ「お食事!!運びに参りましたぁ~~!!」
しーーーーーーーーーーん
(厨房内には誰もおらず、キッチンカウンターの上にたんまりとしたご馳走だけが乗っている)
ポチャッティ「自分の仕事が終わったら即退勤ですか!?職務怠慢!!サフラさんならプンプンのカンカンですよぉ~~!!」シャアアアアア(まるで本物の猫みたく怒ってる)
??「あれぇ~。どうしたでごわすニャ?」
ポチャッティ「いっ!?」バッ(廊下の方を振り向く)
どんぐり二等兵「やぁ、ポチャッティ」(「デブごっつい」どんぐり猫兵士。勿論眉毛が太い)
ポチャッティ「あ・・米瑠都(べると)さん・・」ほっ
米瑠都「まだお仕事とは大変でごわすニャ」
ポチャッティ「陛下のお食事をこれから運ぶの。ほら、ここのところ陛下はず~~っと花嫁候補の猫さんに付きっきりでしょ?だから少し時間を遅らせて運んでるの」かちゃりこちょり(と、ワゴンにご馳走を乗せていく。中には明らかに「ファンゴの顔面焼き」が乗った大皿も混ざっている)
米瑠都「花嫁候補・・・ああ・・鈴麗(りんりー)ちゃんでごわすニャ?」
ポチャッティ「知り合い?」かちゃりこちょり(「ガレオスの目玉の煮付け」がギョロッとこちらを見ている)
米瑠都「君が赴任してくるまでは、鈴麗ちゃんが姜淑さんの助手を務めていたんでごわすニャ」
ポチャッティ「へぇ~お気の毒」かちゃりこちょり(アイス立てに刺さった「キリンの蒼角」をコーンのようにしたアイスクリーム(雷ミント風味か?)をワゴンに乗せる)
米瑠都「それが一変、鈴麗ちゃんは陛下に気に入られて、今や正室候補ナンバーワンのアイドル猫に大変身。人生って分からないもんでごわすニャ~♪」(女子みたいに「夢見てるポーズ」をとる「デブごっつい」どんぐり猫)
ポチャッティ「羨ましいこと。玉の輿ってわけだ」ふぅ~~~(テーブルを照らす松明の照明に息を吹きかけるも一向に消える気配がない)
米瑠都「鈴麗ちゃんは姜淑さんと同郷でね。二人で一緒にこの国に来たんでごわすニャ」ぶ~~~~~~(凄まじいブレスで代わりに火を消してやる)
ポチャッティ「同郷って、どこ?」ガラガラガラ(暗くなった厨房を出る。そっとドアを開けてやるジェントルマンな米瑠都)
米瑠都「東方でごわすニャ」ガチャッ
ポチャッティ「い~~~~~~~~」がちん(びっくりしてワゴンにスネをぶつける)
米瑠都「大丈夫でごわすニャ?」
ポチャッティ「平気・・(そうか・・それで姜淑さんは私の「東方訛」がすぐに分かったんだ・・)」ふ~ふ~(今度はスネに向かって息を吹きかける)
米瑠都「姜淑さんと鈴麗ちゃんは親戚同士でね、叔母と姪の関係みたいでごわすニャ」ガラガラガラ(代わりにワゴンを押してやってる)
ポチャッティ「へぇ~意外。鈴麗さんも大変ね」てててて
米瑠都「そうでごわすニャ・・。聞けば鈴麗ちゃんと姜淑さんは、東方の辺境で血縁関係だけの小さな集落で暮らしていたそうでごわすが、ある日、その村がハンター被害に遭遇してしまったようなんでごわすニャ」
ポチャッティ「え・・・」
米瑠都「食料や金品を強奪しに現れたハンター達に、鈴麗ちゃんと姜淑さんの家族は皆殺しにされ、姜淑さんは幼い鈴麗ちゃんを死に物狂いで守り、必死に逃げたそうでごわすニャ。その後も二人はハンターに見つからぬよう、モンスターに見つからぬよう、ねぐらを転々としたそうでごわすニャ」
ポチャッティ「・・・・・・(人間社会との共存性を持たずに育ってきた、土着の獣人族の集落を襲うなんて・・・どうして狩人は・・!!)」
米瑠都「そんな理由もあって、姜淑さんは女手一つで鈴麗ちゃんを育て、人型社会でも自立して生きていけるように教育も施したそうでごわすニャ。やがて鈴麗ちゃんに自我が形成して大きくなった頃、この国の噂を耳にし、遠路遥々やってきたというわけでごわすニャ」ガラガラガラ・・
ポチャッティ「・・・・その道中も大変だったでしょうね・・」
米瑠都「自分達をはじめ、多くの猫民は自力で海を渡るか、交易船に乗り込んでここまで来たでごわすニャ。勿論、入国する前に、海竜に喰われたり、交易船で人間に見つかって海に投げられた者もたくさんいるでごわすニャ・・。やっとの思いでこの国に辿り着いた猫民は、ごく一部の幸運な猫というわけでごわすニャ」ガラガラガラ・・
ポチャッティ「・・・・・・(猫族の自尊心と人間への反発心・・その結束力だけが領内に敷かれた専制政治に対抗出来る唯一の信念・・・けど現実は・・)」
米瑠都「姜淑さんは鈴麗ちゃんを連れて、この神殿内に自らメイド猫として売り込みにきたそうでごわすニャ。そして雇われるとすぐにその持ち前のテキパキとした実務を評価され、また面倒見のいい気質から、メイド達の育成もするようになり、気づけば立派なメイド長になっていたというわけでごわすニャ」えっへん(自分のことのように自慢する)
ポチャッティ「なんだか最近はメイドの仕事以外にも忙しそうね」
米瑠都「宰相様に政務を委任されたとか・・すごい出世でごわすニャ♪」えっへん
ポチャッティ「道理で・・・メイド長になって長いの?」
米瑠都「それが意外にも最近なんでごわすニャ。それまでは姜淑さんと同じくらいのカリスマを持っていたメイド猫と派閥を二分していましてな・・確か、半田千恵子といったかな・・・所謂「人望型」の猫でごわしたニャ」
ポチャッティ「当たりのキツい姜淑さんとは反対の猫か・・でも千恵子さんていう名前の猫はメイドの中にはいないわよ?」
米瑠都「それが不思議なのでごわすニャ。いつからか神殿内で見なくなってしまったでごわすニャ。もしかしたら転職して、今は神殿の外で働いているかもしれないでごわすニャが・・・何分、自分は神殿警備担当なので、外のことは知らないでごわすニャ」
ポチャッティ「そう・・(消えたメイド猫・・・覚えておこう・・)」カキカキ(でっかい左肉球に「はんだちえこ」と書いて記憶をインストールする)
ガラガラガラガラ・・(廊下の突き当りにあるゴンドラタイプのエレベーターが見えてくる)
ポチャッティ「おりゃ~!!」ガシャーーン(ゴンドラの格子戸を豪快に蹴り開く「足癖」の悪いウーメイ)
米瑠都「いやいや。ついお喋りに夢中になってしまって」ガラガラガラ(ゴンドラの中にワゴンを入れてやる)
ポチャッティ「ありがとう、米瑠都さん」ガシャーーン(また豪快に格子戸を蹴って閉める)
米瑠都「どこまでお上がりですかな?」(柵越しのポチャッティに問いかける)
ポチャッティ「最上階。陛下の庭園エリアまでよ」ぼちっ(↑マークが記されてる「まあるい」ボタンを押す)
米瑠都「お気をつけて」
ポチャッティ「あら?米瑠都さんがしっかり神殿内を警備してくれるんでしょ?」にこ
米瑠都「お、お任せを!!」かぁ~~(どすこい赤面顔で敬礼をかます)
ポチャッティ「ごきげんよう~♪」ガガガガガガ・・(上がっていくゴンドラ越しにでっかい手を振るナースアイルー(ぽかぽかアイルー村シリーズの容姿とサイズ感))
ガガガガガガ・・(それを見送るどんぐり二等兵)
米瑠都「行ってしまわれた・・・ポチャッティさんか・・。素敵なメス猫だなぁ・・・」でれでれ
どんぐり隊長「てめぇ米瑠都!!こんなところで油売ってやがったか!!」キキィ~~~~(向かいのT字路から豪快な横ブレーキをかましながら姿を見せるどんぐり装備の隊長)
米瑠都「げっ!しまった!!」
どんぐり隊長「来やがれ!!おめぇがサボらねぇように、今日は俺がマンツーマンで巡回してやろう♪うわははははは!!」ずるずる(嫌がる米瑠都の猫首を持って廊下を引きずっていく)
ガガガガガガガガガガ
(不安定に揺れるゴンドラ型のエレベーターの中で物思いに耽るポチャッティ)
ポチャッティ「・・・・・・・(苦労の末、成り上がったメイド服の宰相・・・その姪もまた猛豚に気に入られ正室候補に・・・そして消えたメイドに邪龍教・・牢獄に囚われた獣人・・・調査することばかりだけど・・・)」
ダミアン「今宵お前は、猫民を圧政する悪辣で傍若無人な権威に味方した。これが何を意味するのか。これからの水没林をよく見ておけ」
ポチャッティ「残念だけど、黙って見ているほど、育ちがよくないもので・・今日からは実力行使でいきましょう」
バサッ(ネコスーツがゴンドラの床に落ちる)
王羽美「ごめんなさいね、米瑠都さん」しょっ(純白の羽根帽子を深く被る黒髪ショートボブの少女。その姿は見慣れたホワイトカラーのギルドナイト装束に包まれている)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
4/30(日)0時更新 「だからナイトってやめられないんです」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も上司がいる部屋のドアを豪快に蹴り破って挨拶かましてやろうよ
「だからナイトってやめられないんです」の巻
~ニャー神殿最頂部「星の庭園」....

キラキラキラキラキラ

(ロマンチックな星空の下、平坦になったピラミッド型建造物の頂上エリアで口づけを交わしている獣人カップルの小さなシルエット)
鈴麗「ほにゃ・・・・・」(うっとり顔の赤ぶち猫。相変わらず頭の後ろにドでかい派手な真紅の薔薇型リボンを付けているが、服装はかつてのようなメイド姿ではなく、優婉な純白ドレスを着ている)

猛豚「・・・・・・・・・」カポッ(ファンゴネコマスクを被る。上半身には蒼綺羅びやかな「ザ・陛下ネコガウン」を纏っている)
鈴麗「綺麗・・・」(見上げる瞳には眩い星団が投映されている)
猛豚「・・・・・・・・」ちら
キラキラキラキラキラ

(数え切れない星々だけが二人を上から見下ろしている)
猛豚「ち、珍は・・ほ、星が好きだ・・。り、鈴麗・・お、お前も好きか?」(華奢な鈴麗の体を抱き寄せ、真上に広がる夜空を見上げる)
鈴麗「ニャ」こくり
猛豚「・・・・・・り、鈴麗・・」
鈴麗「ほにゃ?」ぱちくり
猛豚「お、お前は・・あ、あの無数の星団よりも・・・か、輝いているぞ・・」
鈴麗「・・・・・・・・・」
猛豚「・・・・・・・・・」
鈴麗「ぷっ・・・」くすくす
猛豚「??」
鈴麗「陛下。今時そんな口説き文句、子猫にもきかないニャ」くすくす
猛豚「・・・・・お、お前にだけ、こ、効力があればいい・・」(再び夜空を見上げる)
鈴麗「はいニャ♪」
ひゅうううう・・・・・(水没林独特の温暖風が吹く中、寄り添いながら満点の星空を見上げる猛豚と鈴麗。また小さな頂上部エリアには人工芝のような緑が敷かれ、所々に花々が咲いている)
猛豚「・・・・・・・・・・」(ファンゴネコマスクに星のスポットライトを浴びながら上を見上げている)
鈴麗「静かニャ・・・・とてもこのフィールドの何処かで戦争が起きているとは思えないほど・・」
猛豚「た、戦いは・・じ、直に終わる・・。そ、そしたら・・・・」
鈴麗「??」
猛豚「か、勝鬨と共に、しゅ、祝言をあげよう・・」
鈴麗「陛下・・・・」
キラキラキラキラキラ・・
(エメラルドの星雲を背景に抱き合う二人)
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・
(庭園エリアの芝生が揺れ動く)
鈴麗「あ・・もうお夕飯の時間ニャ」タタタタタ(猛豚から離れ、芝生にぽっかり空いた下り階段の方へと駆け寄る)
しーーーーーーーーん・・

(星空をバックに階段の下を覗く鈴麗のまあるい猫顔)
鈴麗「おかしいニャ。エレベーターは来てるのに誰も乗ってないニャ・・」じー(階段下に見えるゴンドラ型エレベーターの中は、食事を乗せたワゴンだけが乗っている)
タッタッタッタッタッタッ

(ドレスの裾を持ち上げ、大胆に階段を降りていく鈴麗)
鈴麗「お夕飯はあるのに・・」ガラガラガラ・・(格子戸を開ける)
ぽへぇ~~ん

鈴麗「なんニャ?」かしょり(それを手に取って広げる)
猛豚「ど、どうした・・」トントントン・・(階段を降りてくる)
鈴麗「『お二人のお邪魔にならないよう、お食事だけどうぞ』だってニャ。誰だろう・・」
~ニャー神殿、一階廊下....
シュタタタタタタタタタ

(俊足で暗闇を切り裂きながら進んでいく白い影)
王羽美「さて・・まずは情報収集からはじめましょうか」シュタタタタタタ

「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~神殿内、給湯室....
三毛子(♀/独身/メイド歴三ヶ月)「もう超ムカつく~!官職だか大臣だかなんだか知らないけど、あのエロ猫、あたしの尻尾を撫でやがったのよぉ~!?も、超キモイんですけどぉ~~


たま江(♀/バツイチ/メイド歴一年)「あいつでしょ?グレープ色の嫌味ったらしい髭した・・タマジ、タマジ。確かにあのオヤジはうざいわよね」すふぁ~~

ぬう・・(廊下の影から給湯室内を「こしょり見」するホワイトナイト)
王羽美「・・・・・・(すばらしい。メイドの方々なら神殿内の情報に詳しいはず・・)」よよ・・(壁際に身を寄せる)
三毛子「はぁ~もうやんなっちゃう。毎日毎日、じじいのご機嫌取りばっか。官僚ってなに?キモメンじゃないとなれないわけ?それかじじいか」きゃははははは(ばふばふ白い粉をふかせながら顔面をパフで叩いていく)
たま江「とかニャんとか言っちゃって。「外界」で踊り子やってたあんたをメイドにスカウトしたのも、そのエロい官僚共でしょうが」ひひひひひ(日本酒らしきアルコールが入った瓶をおちょぼ猫口で飲む)
三毛子「はぁ~~・・。女優を目指して入国したのが間違いだった・・。猫だけのパラダイスでチヤホヤされた生活を送りたかったのに、演劇はおろか、娯楽といった文明自体が規制された、「ガチ」の独裁国家だったなんて・・。死に物狂いで海を渡って来たっていうのに、ショックでか過ぎぃ~!!」ばふばふばふばふ

たま江「神殿に入れただけでも感謝しなさいよ。外界には神殿に入ることさえ許されない猫民だってたくさんいるのよ?運良くあたし達はメイドとして神殿内での居住を許されているけど・・・と言っても、あんたと狭い部屋での同棲生活だけどね」ひひひひひ(また嬉しそうにおちょぼ口で酒を飲む)
三毛子「たま江さん、子供は~?」ばふばふばふばふ
たま江「死んだ。あたしがいた土地にハンター共が入植してきてね。エリアの食料は独占するわ、獣人迫害は当たり前だわ・・餓死よ。餓死。あんなことになるなら、離婚した後、無理してあの子を引き取らなければ良かったって・・・今でも後悔してるよ」グッ(一気に酒をかっ食らう)
王羽美「・・・・・・・・(ここでもまた、ハンター被害に遭った獣人が一人・・)」
三毛子「外にいてもいいことないもんね。こんながんじがらめの国だけど、あたし達はまだ幸せな方か・・」
たま江「千恵子がいた時代は良かったわぁ~。上官だろうがなんだろうが、不道徳な猫を片っ端から調教していったもんね。見てて痛快だったもの」すふぁ~~
三毛子「あ、その猫でしょ?あのババァ・・(声を小さくして)姜淑さんと真っ向からやりあってたっていう伝説のメイドは」
たま江「そう・・半田千恵子。頼りになる姐さん肌の強い猫だった・・・でも、事故に巻き込まれて・・・・もう!なんで逝っちゃったのよ!千恵子~~!!」ゴッ

三毛子「事故って、陛下の結婚式があった日でしょ?あたし、まだその頃は「外界」で踊り子やってたから知らないけど、神殿内は大変だったんでしょ?二日酔いで起きたら、コロニーエリアの獣人がみんな立ち上がってさ、すんごい煙が上がってる神殿エリアの方を見てたのを今でも覚えてる」
たま江「あんたも噂で聞いたでしょ?(小声で)ほら、陛下の前の花嫁候補・・寝取られちゃったのよ」ししししし
三毛子「えーーーー!!それってガチの話だったの~~!?」
たま江「そうそう。花嫁泥棒をしにきた盗賊共よ。ハンターと知的生命体種のモンスターも一緒だったわ」
王羽美「!!」
たま江「その時、あたしはバルコニーから高みの見物をしていたゲスト達に食事を運んでいたんだけど、あのいつもは冷静沈着な宰相様が声を荒げて『クルセイダーズだぁ~~!!』って言ってたわ」
王羽美「・・・・・・・(クルセイダーズが猛豚の花嫁を強奪した・・?まさかハンターっていうのはシャークハンターとロージーでは・・・)」
三毛子「なにそいつら?」
たま江「さぁね。あたしがバルコニーから見たのは、やたらとデカい咆哮をあげる轟竜に跨った、下品な「豚耳フード」を被った双剣使いの人型女くらいだったわ」すふぁ~~
王羽美「・・・・・・・・(良かった・・・カリピストじゃなくて・・・)」ホッ・・
たま江「そいつらよ。撹乱の為に神殿内に火をつけたのは。その騒動に千恵子は巻き込まれて・・・そう姜淑さんから聞かされた。ほら、姜淑さんが顔に包帯を巻いている理由・・そのときの火事で顔に酷い火傷を負ったからなんだって。流石に可哀想よね・・・雌猫にとって顔は命より大事だっていうのに・・」ふぅ~~~~(感慨深げに煙を吐く)
三毛子「そっか・・。きっと騒動を止めようとしたんだろうね・・・もぉ!マジでハンターなんか死んじゃえばいいのに!そんな連中に憧れて「オトモ」なんてみっともない真似してる連中もみんな死んじゃえばいいのよ!!」ばふばふばふばふ

王羽美「・・・・・・・・(この獣人達は長いこと人間の迫害に遭ってきた・・・そして人間社会での教育を受け入れず、共存を望まない生き方を選んだ・・。その結果、自ずとこの国へ導かれやってきた・・)」
三毛子「そう考えるとババァ・・姜淑さんも大変だったんだね・・。でもさ、その健闘もあって、今はメイド長やりながら、政務の実権も握っているんでしょ?トントンってところか」ばふばふ
たま江「それが妙なのよ」こしょり
三毛子「なになに?最新情報?」
王羽美「・・・・・・(そのアップデート・・私も気になります)」ぐぐ・・(ちょっと身を乗り出すホワイトナイト)
たま江「姜淑さんに政務を一任したのは宰相様なんだけど・・最近引きこもりらしいのよ」ひそひそにやにや
三毛子「仕事じゃなくて?いつもせかせかカリカリしてる人だから、邪魔されたくないとか」
たま江「それがちっとも部屋から出てこないんだって。なんでも軍務の仕事をしているらしいんだけど、部屋からちっとも出てこないらしいの。妙だと思わない?」
三毛子「知らないし。偉い奴の思考なんて興味ないもの」ばふばふばふばふ
たま江「あたしはね、こう睨んでるの」ふふん
三毛子「ほんと好きよね」
たま江「前に侵入者騒動があったの覚えてるでしょ?」
三毛子「ああ・・領内に不審者が侵入してきたってやつ?そのせいで急遽、領内と外を区分する為に城壁まで建ててるって話しじゃない」
たま江「現地に向かった兵士から聞いたの。その時の侵入者もまた、クルセイダーズだったんだって」
王羽美「・・・・・・・(まったくあの人達は・・・って、そうか!目的はポールさんと同じ、兵器の破壊か・・!!)」
たま江「あたしの予想じゃ、あの日以来、宰相様は外へ出なくなった・・。つまり、宰相様はクルセイダーズという盗賊を恐れているのよ!!」ババーーーン
王羽美「・・・・・・・(たぶん違うと思う)」
三毛子「あるかも。だって相手は知的生命体種や「変な」豚耳女の人型剣士が仲間なんでしょ?いつもはクールな宰相様がおっかなびっくりになってもおかしくないかも」あるある(と、パフをブンブン振り回す)
たま江「でしょ?だからね、あたしはこれを逆チャンスだと思っているの」フフン
王羽美「・・・・・・・(逆チャンスってなんだろうか・・)」
三毛子「どういうこと?」うんうん(と、壁際から顔だけ出して頷くホワイトナイト)
たま江「得体の知れない賊相手に怯えた、宰相様の凍えたモノブロスハートを癒やす為、降臨したメイドという名の天使・・・そう!あたし達が宰相様をお救いするのよ!!」おにょほほほほほ
王羽美「・・・・・・・(人も猫も考えることは同じか・・)」はぁ・・
三毛子「鈴麗ちゃんみたいに玉の輿に乗るつもり?」
たま江「そうよ。あんな「ちんちくりん」だって陛下に気に入られたのよ?あたしの人生だってまだまだ終わってないの!!まだまだ逆転可能とみたりなのよ!!」おにょほほほほほ
王羽美「・・・・・・・(ここはもうこれくらいでいいか・・)」はぁ・・
三毛子「ねぇねぇ、ずっと前から気になってたんだけど、地下ってメイドの出入りが禁止になってるじゃない?何があるの?」
王羽美「・・・・・・・・・・・・」ぴた
たま江「牢獄があるのよ」
三毛子「罪人はこの国お得意の『首チョンパ』ってわけか・・で、今入ってる猫っているの?」興味津々
たま江「ロイ・ファウラーって技師みたい。この国で使ってる兵器のほとんどはその猫が設計したっていうほどの天才みたいよ」
王羽美「・・・・・・・・・(あの両足を失った罪人のことだ・・・ロイ・ファウラー・・)」カキカキ(左の掌に「おまけに天才」って書いてる)
三毛子「なんでそんなすごい猫が捕まったわけ?」
たま江「反逆罪だって。宰相様に口答えでもしたんじゃないの?」ひそひそ
王羽美「・・・・・・・・(反逆罪にしては刑が重過ぎる・・・見せしめか・・?)」カキカキ(掌に「謎」って書いてる)
たま江「そのロイって人の奥さんがさ、前にメイド猫として仕えていたんだけど、あるミスを犯してね・・投獄されたのよ」
三毛子「げっ

たま江「実はね、結婚式当日の騒動が起きる数日前にも、花嫁候補だった猫の部屋に侵入者が入ったらしいの。そのロイ・ファウラーの奥さん・・コニーっていう可愛い猫だったんだけど、可哀想に・・たまたまその花嫁候補の猫担当でさ。侵入者が入ったのはメイドのセキュリティの甘さにあるって、それで投獄されたのよ」
三毛子「マジ!?それでギロチン行き!?」ひいいいいい

たま江「そこまでは知らないけど、警備兵の話じゃ、コニーはもういないらしいわ」
三毛子「まさか、そのコニーって猫が牢獄で自殺して、それを追うために旦那はわざと捕まったとか・・・」
たま江「あり得るかもね・・」う~ん
王羽美「・・・・・・・(ロイ・ファウラーの妻・・コニー・ファウラー・・・)」カキカキ(掌に「可愛い」って書いてる)
三毛子「あり得るって何が?」
たま江「あんた、今、外界で流行ってるっていう邪龍教の話しは聞いたことあるでしょ?」
王羽美「・・・・・・・(意外とネタを持ってる猫ですね・・)」ぐぐぐ・・
三毛子「え?外界もなの?タマジも入ったって言ってたわよ。神殿内のお偉いさんはみんな邪龍教に入ったって」
王羽美「!?」
たま江「え!?それ知らない!!なになに!?」
三毛子「宰相様の命令なんですって。そうそう。やばいのがさ、タマジのやつ、どこで手に入れたか知らないけど、いにしえ麻薬持ってたのよ。そんでいやらしい顔近づけてきて『チミもいっぱいやらニャいか?』ですって。外界の時だったらおもいっきり股間蹴り上げてやったところよ」
たま江「やっぱりね・・この神殿は邪悪に満ちている・・!度重なる死者に、危険ドラッグ・・おまけにあやしげな宗教・・・そして宰相様の神隠し・・・・この神殿は呪われれているのよぉ~~!!」シャアアアアアアア(と、三毛子を驚かす)
三毛子「なにそれ。ぜんぜん怖くないし。ばっかみたい」ばふばふばふ

王羽美「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」(お化けみたいなガテラルボイスをかます)
三毛子「ぎゃあああああああ!!なになに!?」バッバッ

たま江「ほら!言ったでしょ!?亡霊よ!!ギロチン台に処されたあまたの悪霊が、この神殿内にはうようよしているのよぉ~~!!」
王羽美「ククククク・・・」カキカキ(掌に「おかしい」って書いてる)
三毛子「ってかもうこんな時間!!就寝時間、過ぎたらそれこそマジでギロチンよ

たま江「急いで帰るか。はぁ~楽しかった♪」
るんるんるんるん♪(腕を組みながらスキップして廊下の奥へと消えていくメイド猫の二人)
ぬらり・・(影際から姿を見せるホワイトナイト)
王羽美「一夜にしてこの情報量・・・だからナイトってやめられないんです。さて、私もそろそろ部屋に戻らないと姜淑さんに怒られてしまいます。明日は・・地下でも攻めてみましょうか」フフフフフ・・
う~ふふふふふふふふふふ♪
(と、まるで安っぽい怪盗みたいに白いマントを広げながら廊下を走り去るホワイトナイト)
To Be Continued



次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
5/2(火・八十八夜) あちゃ~なんにも決まってねぇとです
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もごきげんわんぱくに読みかまそうよ
ショウグンギザミの独行種?「武镰蟹(Onimusha/from MHO)」登場ですとな
構わない どんぐりガムで 虫歯でも
どうぼ。あたモン亭アメスキーです












はい、戯言おしまい


どうえしたか・・?ザザミ健一も真っ青の極上ガザミだったろうに。え?ショウグンギザミと何が違うのか?ですって?そりゃあそうだわな。だって独行種だもの。
独行種のおさらいは・・
盾蟹の独行種?「葵盾蟹(MHO)」ご登場♪
をご参照あれ

なんでギザミに似ているのですね。登場時、普通の「巻貝」を背負っているあたりに哀愁を感じました。残念ながら巻貝が「部位破壊」された後、瀕死状態になり「Limpingスタイル」で巣に移動後、タンスから新しい頭骨(ギザミ系だから鎧竜の?)を取り出して被ったのでしょうが、またMHOはグラフィックが綺麗だから、その頭骨が気持ち悪いこと

グラビって「歯」があるんだ・・って改めて気づきました(笑)

↑公式サイトより引用させて頂きました。謝謝

どうです?あのしっかりした「歯」。なんかのオーパーツみたいでしょう。そうそう、ヘッジスの水晶髑髏だ。余談ですが作者はマックス・スカルのファンです。分かった方はかなりの骸骨マニア?

こちらは公式サイトのショウグンギザミ概要より拝借。壁に張り付く不気味な頭骨を見上げて驚愕するハンター。何かを訴えんばかりに外界を見下ろすこのドラゴンスカルは超古代文明の遺産なのか・・?終末論を信じるプレッパー達の間では、異星人の記憶がインストールされた記録デバイスであるというが・・。王立古生物書士隊の今後の活躍が期待される。

同じく公式サイトのショウグンギザミ概要より。謎のウォーターエレメントを放水するドラゴンスカル。もしかしたらこの水こそが液状型記録デバイスなのかもしれない。この水を鼻や口から吸水(インストール)して、脳内に直接、アーカイブされたメッセージを投映させるのか?そしてそこにはどんなメッセージが込められているのだろうか・・。残念ながら現代の狩猟文化では謎のままである。
はい、バカおしまい

今回登場した武镰蟹(Onimusha)をもっとよく知りたい方は・・
★公式概要
★monsterhunter.wikia.com/wiki/Onimusha
どしどし調べよう

そんなわけで今日も・・

ザ・おしまい
精巧なドラゴンスカルを何体も保持しているショウグンギザミもまた、我々の知らない未知なる惑星から来たUMAなのかもしれない。



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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
5/4(木)0時更新 「大歓迎するつもりか?」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も遮光器土偶みたいな顔して読も見よう

「大歓迎するつもりか?」の巻
~水没林、マングローブエリア....
スイスイスイスイ・・
(マングローブの樹樹の間に広がる濁水の川を小さな青いカヌー(船首には白い肉球マークがプリントされている)が抜けてくる)
スイスイスイスイ・・(密林越しに見えるカヌーに「すっぽり収まった」青いどんぐりネコ兵士二名が、オールを器用に使って漕ぎ進んでいく)
どんぐりネコA「このあたりが匂うな・・・」ス~~~~・・(漕ぐのを止め、慣性の法則に身を任せる)
どんぐりネコB「ああ。ペイントの実の強烈な香りがプンプン匂うぜ」くんくん
どんぐりネコA「モーテルの連中め・・俺達の嗅覚を頼りに、密会の場所へ匂いで誘導するとはな・・」プカプカプカ・・
どんぐりネコB「てめぇらから同盟を媚びてきやがったくせして、戦地には未だ姿を見せてねぇ。北にも南にもだ。交易だけが目当てじゃあるまい?」
どんぐりネコA「連中だってギルドやクルセイダーズの存在は鬱陶しいはずだ。ましてや帝国軍はラインハルト自ら駐留してるんだ。俺達と手を組めば、致命的なダメージを与えられるというのに・・・何を考えているんだか・・・」プカプカプカ・・
どんぐりネコB「モーテルだって大将自ら来てんだろ?アマゾネス軍団を率いる・・え~と、なんつったか・・そうそう、フレデリック・ミストラルだ」
どんぐりネコA「その孤島の女帝が、今回の密会を指定してきたんだ。聞けばモーテルの資金源となっているヒロインドミネーションは、そのフレデリックのフェロモンから精製されているという。一度、その女帝が放つフェロモンをかいでしまったら、大陸中の雄という雄は、セックスやジェンダーに限らず、瞬く間に虜になっちまうらしい」ガポン(「猫耳付き」のガスマスクを付ける)
どんぐりネコB「それほんとかね?種を問わず、紫水獣の虜になっちまうなんて・・おらぁ~ごめんだぜ」シュボッ(木製カヌーのボディを利用してマッチに火を点け、タバコをふかす)
どんぐりネコA「おいおい用心しろよ?俺達は宰相様からのご伝言を承っているんだ。マタタビならまだしも、媚薬にやられて伝達出来ませんでしたなんて日には、間違いなくギロチン行きに・・・・ん・・」
スファアアアアア・・・・・
(カヌーが浮かぶ水面に紫色の化合物が流れてくる)
どんぐりネコA「毒素・・・しかも、かなり濃度が高い・・・近くまで来ているぞ」プカプカプカ・・
どんぐりネコB「えへへへへ・・・・」トロ~ん(まるでマタタビがキマってしまったかのように顔を赤面させている。また目の焦点は合っていない)
どんぐりネコA「おい!マスクを付けろ!!」(カヌーに収まった上半身を反転させ、後部座先でメロメロになっている同士を気遣う)
タポン・・(カヌーの前に広がる水面より、ショッキングピンクをした「まあるい海綿質」の襟巻の一部が浮き上がってくる)
どんぐりネコA「!!」
ザポン・・(濁水の水面から紫水獣の大きい顔面が「半分だけ」姿を見せる)
フレデリック「伝令、ご苦労」プカプカプカ・・
どんぐりネコA「あ、あんたが女帝、フレデリック・ミストラルか?」(目をハート型にさせながら飛びかかろうとする後部座席の同僚を抑えながら聞く)
フレデリック「如何にも。気遣いに感謝する」プカプカプカ・・
どんぐりネコA「い、いや・・こっちも確実に伝言をしないといけないのでな・・。一人で来たのか・・?」
フレデリック「そのカウントは間違っている。我らモンスターを数える時は一頭が正しい」プカプカプカ・・
どんぐりネコA「??」
フレデリック「置き去りになった憧憬・・・気にするな。学生身分の時、今の貴公と同じ過ちをした人間に・・親友がそう教えていたのを思い出しただけだ。それより、まずはそちらの伝言を聞こう」
どんぐりネコA「あ、ああ・・。あんた達、アクアパラダイスモーテルには、北部、或いは南部のどちらかに奇襲を仕掛けて欲しい。勿論、交易は継続。そっちがヒロインドミネーションを提供する代わりに、こちらからは兵器とドスコカ、それにいにしえ麻薬の用意もある」
フレデリック「なに・・?いにしえ麻薬の専売特許はブラックギルドのはずだが?」
どんぐりネコA「用意がある。一兵卒の俺にはそれしか伝えられていない。了承するかしないか返答を聞きたい」
フレデリック「こちらとしても交易は歓迎だ。我らのパフュームは既に実戦で試してみたか?」
どんぐりネコA「いや。戦地で使うにはまだ量に不足を感じている。それに他の勢力との交易にも使えるのでな・・切り札として保管してあるそうだ」
フレデリック「そうか・・・。こちらも次に渡せるパフュームが用意出来次第、また連絡をしよう。孤島からパフュームを輸出するのには、何かと面倒でな」
どんぐりネコA「ああ、その件なんだが、ついに水没林へDEAが入ってきた。あんたらも気をつけろ。海路にも連中の警備が出回ってるに違いない」
フレデリック「ギルドめ・・・して、DEAは今何処に?」
どんぐりネコA「安心しろ。捕らえて投獄してある」
フレデリック「それも切り札に保管しておく気か・・殺さずに投獄しておき、ギルドとの交渉に使う・・・利用は出来そうだが、ギルドは血も涙も無い連中だ。現場の捜査官ごときに大枚を叩くとは思えん。K&Rなら情に厚い相手を選ぶことだな・・・そう・・クルセイダーズならば・・・だが、卿らの力で彼らを捕獲するというのは無理というものか」フッ・・
どんぐりネコA「ならばお前たちが倒して証明してみせろ。交易以上の戦果を我が宰相様は求めておられる」
フレデリック「無論、そのつもりだ。だが、まだ時は熟していない」ブクブクブク・・(ゆっくりと潜水していく)
どんぐりネコA「盟約を破るつもりか!?」
フレデリック「諄い。クルセイダーズの本隊が到着次第、討伐に向かう。なぜ好戦的な彼らが討って出てこないのか、よく考えろ。それは戦の主体となる狩人が到着していないからだ」ブクブクブク・・
どんぐりネコA「分かった風な口を・・そいつらが来たら必ず出撃しろ!!いいな!?」
フレデリック「貴公は今の自分の状況に気を配れ・・・・では失礼する」ブクブクブク・・・
どんぐりネコA「なんだと・・・?」きょろきょろ
・・・・・・・・・・・・・・・
(左右を挟むマングローブの枝々の上から、ボウガン、或いは弓でこちらを確実に捉えているルドロスUを纏ったアマゾネス兵士達)
どんぐりネコA「ちっ・・・孤島のマフィアが・・たった二人の獣人相手にご苦労なこったぜおい!しっかりしろ!帰るぞ!!」ぽかっ
(後部席でメロメロ状態になっている相棒の頭を小突く)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~フェイリンメイリン国、領内....
みゃあみゃあざわざわみゃあざわざわ
(相変わらず領内はせかせかと働く猫民で溢れかえっている。そんな「猫混み」の中、二人のセルタス猫と、頭の毛をリーゼント風に固めた茶アイルーが神殿へと繋がる公道を歩いて行く)
ボニー「イタタタ・・まったく、二日酔いで街を歩くなんて久しぶりだよ。君たちキャッツセインツの歓迎会はいつもあんなにどんちゃん騒ぎなのかい?」ふらふら
ダミアン「ハッハッハッハッ。みんな嬉しかったのさ。革命を戦い抜いたクルセイダーズのキャットが来たんだ。その英雄二人が語る武勇伝を酒のつまみに興奮しない奴なんて猫にして猫にあらず。本能を失った獣人ほど悲しいものはないだろ?」
純平「声が大きいぞ。もっと俺達の話を聞きたければユクモに来ればいい。ここにはない温泉もあるしな」
ダミアン「それは遠慮しておくぜ。神殿の連中ほどラディカルじゃないが、人間は信用出来ねぇ。クルセイダーズでリスペクトするのは、あんた達、獣人だけだ」スッ(シケモクを口に咥える)
ボニー「うちのリーダーと鉄平に会えば、その心の棘も取れるさ」イタタタ・・
ダミアン「龍之鉄平・・・花嫁泥棒の英雄・・・か・・。しかし驚いたぜ。あのジェラードもあんた達の仲間だったなんてな。道理で物覚えがいいはずだ」カスッカスッ(明らかに湿気ったマッチの火を一生懸命つけようとしてる)
純平「そのゲルハルト・・ジェラードは何処に行った?酒場で目覚めた時には既に姿はなかったが・・」きょろきょろ
ダミアン「壁塗り。ここでは俺の「弟子」ってことになってるんだ。今頃、工房の連中と城壁作りを手伝っているよ」カスッカスッ
ボニー「ほんと、彼ってなんでも器用にこなすよね。主人に似なくて正解だ」イタタタ・・
純平「それで、今日はどこに案内してくれるんだ?このまま神殿に入るわけでもあるまい?」
ダミアン「まぁね。神殿に入るには工房の人間でも「召喚状」が必要だ。それなりの理由が無ければ中に入ることは許されねぇ。ボニーの姐さんみたいに、騒動にかこつけて侵入でもしない限りな」シュボッふかぁ~・・
ボニー「それを狙っているんじゃないのかい?君たちセインツがサボタージュでも起こして、その隙に牢獄のロイ・ファウラーを救出・・いい感じじゃん」イタタタ・・
ダミアン「残念。俺達はあんた達ほど、腕っ節に自信がある奴ばかりじゃないんでね。サボタージュでもなければテロでもない、アナキストの反乱でもなければ主義者の革命でもない。そうだな・・強いて言うなら無血革命かな」ふかぁ~・・
純平「セインツ結成のきっかけは、労働党のメンバー募集なんだろ?昨晩、俺の隣でピッタリくっついてた剣豪ネコから聞いたよ」
ダミアン「俺をその気にさせたフィクサーが、最初にそう言ってそそのかしたんだ。だが、人間社会を代表する労働党のように「ゆりかごから墓場まで」なんて、強いプロパガンダを主張すれば、この国ではすぐにギロチン行きさ」ふぅ~~~~~
ボニー「じゃあどうやって無血革命をするのさ?」
ダミアン「セインツを主体としたデモクラシー運動は、血の海の先にある」ピッ(数センチしかなくなったタバコを指で弾いて飛ばす)
純平「・・・・・俺らを利用する気か?」
ボニー「え・・」
ダミアン「・・・・・・・・・」ちょりちょり(と、髭を触りながら俯くその口元はほころんでいる)
ボニー「どういうことだい?純平」
純平「彼が歓迎しているのは、武勇伝でも俺達でもない。こうしている今も北部と南部で戦いを繰り広げている、神殿の騎士団とクルセイダーズの領内突入さ」
ボニー「本格的な戦いに紛れて、ロイ・ファウラー救出と政権奪取か・・・悪い猫だ、君は」こちん(ダミアンを軽く「裏拳」でぶつ)
ダミアン「最も理にかなってるだろ?君らの武力をもってすれば、目の敵である神殿の連中も排除、自ずと工場長だって救える。だろ?」
ボニー「まったく・・このヤンキーキャットに何か言ってやりなよ、純平」
純平「その分、潜入工作のアシストと、領内での情報提供をみっちりやってもらうさ。同盟ってことでいいか?」
ダミアン「英雄たちと盟を結べるなんて大歓迎だ。乗ったぜ」カチン(純平と拳を叩き合わせる)
ボニー「ハングリーな猫はしっかりしてるね・・・って、仮にボクらがニャン=ジュストに勝ったとして、その後の領内はどうするつもりなのさ?」
ダミアン「言ったろ?デモクラシーの狼煙はあんた達が上げるのさ。俺達はその煙に追い風を吹かせ、煙が去った後、残った猫民だけで小さな所からスタートするのさ」
純平「・・・・・・・。一からやり直すつもりか?この領内にいる多くの猫民が、お前の吹かせた風に乗ってきたらどうするつもりだ?」
ダミアン「さぁね。予想出来ない未来を考えるのはあまりにもネガティブ過ぎる。だが、その仮定で生まれる悲劇的なバッドエンドのフラグをぶっ壊すプランもまた想定できる。その為のキャッツセインツなのさ」パチリん(ウィンクをかます)
ボニー「彼、似てるかも・・って、あんまん女の顔を思い出したら余計に頭が痛くなってきた」イタタタ・・
ダミアン「なんだぁ?」
純平「大剣を持たないハンター・・もとい、ニャンターか・・。お前が束ねた無数の個性という種をしっかり芽吹かせることだ。そうすれば、ロベスニャエールが描いた未来を切り開くことが出来るかもな」
ダミアン「♪♪」(満面の笑みを浮かべて応える)
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
(前方からゴアネコシリーズを纏った獣人達が歩いてくる)
喉あらば叫べ 耳あらば聞け 心あらば祈れ
(ブツブツと経文を唱えながらボニー達の前を通り過ぎていく邪龍教徒の行列)
ボニー「・・・・・・・(間違いない・・・いにしえ麻薬の匂いだ・・。だとすれば、彼らは薬で洗脳されているのか・・?)」ザッザッザッザッ・・
純平「問題は領内で猛威を振るう、あのウイルスだが・・・」ザッザッザッザッ・・
ダミアン「信仰に対抗できる抗生物質というイデオロギーが通用する細菌じゃあなさそうだ。俺の予感が間違ってなければ・・・」ザッザッザッザッ・・
純平「あの連中もまた、俺達同様、大歓迎するつもりか?」
ダミアン「俺にはドラッグ信者があんた達に勝てるとは思えねぇ。最も、その背景にあるクソ共を始末するのも、あんたらの仕事だろ?」にや
純平「オフコース・・」ふぅ~~~~
ダミアン「薬といえば、先日、DEAの捜査官三名が領内に強行しようとして捕まったらしい。狙いはあんた達と同じだろうな」
ボニー「・・・・・・・・・」ぴくっ
純平「DEA・・・そうか・・ついに彼らが動き出したか・・」
ボニー「彼らは無事なのかい!?」ガッ(ダミアンの胸ぐらを掴み上げる)
ダミアン「ちょっど、どうしたってんだよ!?」
純平「よせ、ボニー。ニャン=ジュストは彼らを捕虜として利用する気だろう。神殿の騎士団との戦いに備えた切り札としてな。それまでは安易に殺したりはしないさ」
ボニー「ニャン=ジュストめ・・・くそっ!!」ダッ
ダミアン「おい!そっちは神殿だぞ!!」
ダッダッダッダッダッダッ
(ピラミッド型の巨大建造物へ繋がる公道を一直線に掛けていくセルタスボニーの後ろ姿)
ダミアン「いいのか?」
純平「彼女だってバカじゃない。何かを調べにいったのだろう。なに、この装備がある限り、そう簡単にバレやしないさ」
ダミアン「頼むぜ。あんた達は俺達にとっての切り札なんだからよ。DEAの捜査官も、工場長と一緒に助けちまえば、ノープロブレムさ」
純平「簡単に言ってくれるぜ。まずは南部に駐留する鏖逐将星を倒してからだ。お前たちの作った兵器以上に厄介な猫だよ」やれやれ
タッタッタッタッタッタッ・・・
(公道を掛けていくセルタスボニーの姿が遠のいていく)
ダミアン「なぁ・・ボニーの姐さんは二日酔いになったのが「久々」だと言っていたが、前回はいつなんだ?」(目線の先にはボニーが陽気に歩いている)
純平「・・・・・遠い昔さ。婚約者を失ってからだ」
ダミアン「・・・・・・・。どんな男だったんだい?」
純平「さぁな・・。詳しくは知らないが、彼女の婚約者もまた、いにしえ麻薬の出処を潰そうと調査していたらしい。が、逆に敵組織に捕まってしまい、薬漬けにされた挙句、麻薬常習者として処刑されてしまったらしい」
ダミアン「悲恋による義憤か・・彼女の原動力は・・。辛いな・・」
彼の者の名は・・彼の者の名は・・
(巨大なピラミッド型建造物を背景に、読経しながら歩いて行くゴアネコの行列。それとは対照的に神殿へと向かって一直線に掛けていくセルタスネコの姿も見える)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
5/6(土)0時更新 「これで生きる目的が確実に出来た」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回もシンプルに読も見よう
「これで生きる目的が確実に出来た」の巻
~ニャー神殿....

・・・・・・・・・・・・・
(神殿内のバルコニーから見渡せる領内の景観は昼間と違って静まり返り、居住区と思われる一部のエリアからは、生活臭を感じさせるほのかな薄明かりが蛍の光のように群れをなして見える。そんな猫民達が描く憩いの情景をバルコニーの手すり越しから見下ろしている、黒衣のフードを被った人型女性と、両耳を突き出すように包帯で頭部をぐるぐる巻きにしたメイド猫の後ろ姿)
姜淑「外界も夜になると少しは気品を取り戻して見えるわね」(包帯の隙間から見開く鋭い眼光に投映されるコロニーの灯り)
ジーラ「たまには気分転換でも?」(すっぽり被った大きめのフードの中から、ルーズに編まれた美しい黒髪が左肩に垂れている)
姜淑「あそこの暮らしに戻れと?冗談じゃない」フフ・・(包帯で巻かれた口元がほころんで見える)
ジーラ「感謝しています。あなたはいつでも人間である私を殺せた・・・にも関わらず、布教を受け入れて下さった」(夜空を見上げる神秘的なバイオレットの瞳に流れ星が通り過ぎていく)
姜淑「助けたのはあなた個人の命を尊重したのではなく、その背景にある巨大な組織とその資金源に対して・・。宰相様があなた達、タラスクギルドと交易を臨んだからよ。そうでなければ・・・」
ちら(神殿上部のバルコニーから、下のエリア中央に映えるギロチン台を見下ろす姜淑とジーラ)
姜淑「あなたもそれを承知で、堂々と領内を訪れてきたのでしょう?」
ジーラ「不誠実は余剰な反感を生むだけです。死生観に対する苦悶は種を問わず、命ある限り精神を蝕むもの・・理知があれば尚更のこと。死ぬことへの恐怖心はとうの昔に消えました」(その菫色の瞳はどこか精気を感じないパラノーマルなフィルターによって覆われているようにも見える)
姜淑「まったく大した女だこと・・・その命を包む入れ物が人型でなければ、少しは分かち合うことが出来たでしょうね」
ジーラ「そうでしょうか?人も猫もモンスターも本質的には同じです。生きる限り強欲という衝動が生まれ、それを満たせば、また新たな欲求が芽生え、同じことを繰り返すのです。たとえそれが過ちであろうと分かっていても・・・カルマは血液と同じサイクル。欲を満たすのは獲物を捕らえて食べるのと同じ意味なのです。善悪という二元論に縛られず、心を自由に解き放てば、望みは自ずと叶うでしょう」
姜淑「邪龍教の宣教師にしては、ずいぶんまともなことを言うのね?道徳的観念を真っ向から否定する向精神薬を信者に強要するくせに」フッ
ジーラ「悟りとは必ずしも苦難の先にあるものではありません。数多の肉を裂き、骨を砕き、血を啜った時・・・訪れるものなのです」
姜淑「わらべ唄には興味ないわ。あなたは我が国とタラスクギルド・・その背後にある暗黒商会との架け橋に過ぎないということを忘れないで。献身的に働くことね」
ジーラ「その者の名は宿命の戦い・・その者の名は避けられぬ死・・」ブツブツ・・
姜淑「・・・・・薬の量を減らすことね。死を克服したからって死なないわけじゃないのよ?長寿の竜人族にだって必ず死は訪れるのだからね」
ジーラ「彼の者の名を・・・私は逃れられない死を回避することが許されし者・・・天と地とを覆い尽くす・・・龍啓を賜った使徒・・・。お構いなく。この国の盛況をしかと見届けましょう」
ザッザッザッザッザッ・・・・
(徐に振り返り、経文をぶつぶつ唱えながらバルコニーを後にする)
ジーラ「・・・・・・・・・・」ブツブツブツ・・(経文を口ずさみながら神殿を見上げる)
ザッザッザッザッザッ・・・・
(暗がりの通路へと消えていくジーラ)
姜淑「不気味な女・・・」フン
ドッタッタッタッタッタッタッ

(今までの静寂を破壊するような騒々しい足音が聞こえてくる)
姜淑「それとは対照的な天真爛漫の記憶・・」スッ・・(目を閉じ、気迫を沈めリラックスする)
鈴麗「伯母さん♪やっぱりここにいたニャ♪」ぱぁ~~(おどけながらバルコニーエリアに「イン」してくる、頭にでっかい真紅の薔薇型リボンを付けた赤ぶち猫。綺麗な青いドレスを纏っている)
姜淑「鈴麗。その呼び名は神殿内ではよしなさいと何度言ったら分かるのです?」
鈴麗「ニャニャニャニャ♪ごめんなさいニャ」すてててて

姜淑「・・・・・・。お前は・・・恐くないのですか?私の姿が・・」(顔を覆い尽くすように巻かれた包帯から飛び出す両耳の色から、この猫が青ぶちであることが窺える)
鈴麗「どうしてニャ?」ぱちくり

姜淑「・・・・・・・・・」(目を逸し、少しだけ微笑む)
鈴麗「猛豚様が言ってたニャ。この世界に不可能はニャい。だから伯母さんの火傷を治す薬だって、必ずこの世界には存在するニャ。今、外で起きている戦争や狩猟社会が終わって、猫が安心して暮らせる世の中になったら、鈴麗が伯母さんの怪我を治せる薬を探しに行くニャ!」むん
姜淑「・・・・・・・・・・・」
スッ・・(月夜を背景にそっと無邪気な姪を抱きしめる姜淑)
姜淑「その前に、陛下と祝言をあげなさい。まずはお前が幸せになること。いいわね?」(その笑顔はさっきのそれまでとは性質の違う感情を帯びている)
鈴麗「伯母さん・・・うん!!」ぎゅっ

・・・・・・・・・・・・・・・・・
(神殿の上より、バルコニーで抱き合う二人の獣人を見つめる視線)
王羽美「姜淑さんもやっぱり人の子・・もとい、猫の子だったみたいですね」カキカキ(階段式の巨大ピラミッドに片膝をつき、左の掌の上に「安心」って書いてるホワイトナイト)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(肩を寄せ合いながら神殿内へと消えていく姜淑と鈴麗)
王羽美「鈴麗さんの願い・・クエストが達成出来ることを心から願います。同郷であるあの二人には幸せになってもらいたいものですが・・・(問題は、先程の邪龍信者・・・私の気配に気づいていた・・?)」
バッ

王羽美「さて・・皆さんが寝静まったら、今宵は地下でも攻めてみましょうか。と言っても、今日は正攻法で・・です」ふふふふふ
うふふふふふふふふ♪
(陳腐な盗賊みたいに白いマントを広げ、颯爽と神殿内へと消えていくホワイトナイト)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
すたすたすたすた・・

(にこにこしながら神殿内の回廊を歩く、かなり巨漢のぽっちゃりナースアイルー(ぽかぽかアイルー村シリーズの容姿とサイズ感)。背中には、かなり「ぶっとおっきい」フルフルネコチクリを携帯している)
ポチャッティ「フフフフ・・(最近、忘れていましたが、私はメイドではなく、ナースアイルーなんです。つまり、囚人のメディカルチェックをするとかなんとかうまいこと言って、中に入れてもらえばいいじゃないですか。「人間モード」で探索するより、リスキーじゃ~ありません)」すたすたすたすた
ずでぇ~~~~ん

(前のめりに顔面から豪快にコケるポチャッティ)
ポチャッティ「いたたた・・」
コロコロコロコロ・・

(と廊下を転がるフルフルネコチクリ)
ポチャッティ「あ・・

こちん

ポチャッティ「あ、すみません

米瑠都「やぁ、ポチャッティ。どうしたでごわすニャか?こんな時間に」
ポチャッティ「米瑠都さん・・(そうです。この猫さんに地下牢へ誘ってもらいましょう)」にんまりアイルーフェイス♪
~神殿地下、監獄エリア....
警備猫A「ああ?メディカルチェックだぁ~?」(牢獄に繋がる鉄格子の門の脇に置かれたデスクチェアーに腰掛ける「保安官みたいな格好」をした警備猫。もう一人の警備猫と向き合い、相も変わらずトランプをしている)
米瑠都「そうでごわすニャ。囚人を気遣うポチャッティさんの優しい配慮でごわすニャ」てへっ(と、その横でニコニコしているポチャッティ。胸にはかなり「ぶっとおっきい」フルフルネコチクリを抱いている)
警備兵B「それはかまねぇが、なんだってこんな夜によ?」パシッ

米瑠都「あ・・確かに・・。どうしてでごわすかニャ?ポチャッティ」
ポチャッティ「え・・(しまりました・・。完全に考えてなかったです・・

警備兵A「ナースといえども、やたらめったら牢獄には入れさせねぇぜ。だいたい、主治医は別にいるだろう?」パシッ



ポチャッティ「え・・(そうだったのですか・・全然知りませんでした・・

米瑠都「ポチャッティさんは優しい猫なんだ。ほら、先日ここに投獄された麻薬捜査官の獣人達がいるでごわすニャ?おおかた、そのメディカルチェックがまだなのでごわすニャ。ね、ポチャッティさん」
ポチャッティ「え・・(DEAの捜査官が・・・どうしたまた・・)」
米瑠都「どうしたでごわすニャ?」
ポチャッティ「あ、そ、その、まったくのその通りです。ほんとに。そうそう。えへへへ」プスプス

警備兵A「いちちちち


米瑠都「良かったでごわすニャね、ポチャッティさん」プスプス

ポチャッティ「はい♪それじゃあ中に」
警備兵B「しかし今日はゲストの多い日だぜ」パシッパシッパシッパシッ

ポチャッティ「え・・他にも牢獄を訪れた人がいるんですか?」プスッ

警備兵A「いち~~


米瑠都「セルタスの警備範囲は外のはずでごわすニャが・・聞いてみるでごわすニャ」
ポチャッティ「え!?米瑠都さんはダメです!」ずずずず・・(先走る米瑠都の熱い胸板を必死に抑える)
米瑠都「どうしてでごわすニャ?」
ポチャッティ「もしも囚人が、ものすご~いウイルスに侵されてたらどうします?」
米瑠都「え・・」
ポチャッティ「これで・・チクリですよぉ~」にょ~~~

米瑠都「・・・・・・・・・」ぞ~~

ポチャッティ「警備兵の人には私から聞いてみます。ではでは♪」
ぴちょん・・ぴちょん・・
(牢獄に挟まれた廊下を歩いて行くポチャッティ)
ポチャッティ「・・・・・・(DEAのエージェント・・・それに先客がいたとは・・出来ればロイ・ファウラーと一対一で話をしたかったのですが・・ここは様子を見て行きましょう・・)」サササ・・(L字に曲がった通路の壁際に身を寄せる)
??「じゃあ彼女は無事なんだね!?」
ポチャッティ「・・・・・・・(今の声・・・間違いない・・・ロイ・ファウラー・・・)」スッ・・(聞き耳をたてる)
??「しーーー。声が大きいよ」
ポチャッティ「・・・・・・・(警備兵・・それともDEAの捜査官・・?)」ちら(壁際からそっと顔を覗かせる)
・・・・・・・・・・・・・・・
(廊下の先で一室の牢獄の前で片膝をついているセルタスネコ)
ポチャッティ「・・・・・・・(警備兵が・・ロイ・ファウラーと一体何を・・・)」
「そうか・・コニーはユクモに・・・うん・・・良かった・・本当に良かった・・」
「君も必ず救い出す。だから希望を失っちゃダメだ。いいね?」
「おい!俺達はどうなる!?」
「勿論、君たちもさ。アイオロス警部の知り合いなら尚更ね」
ポチャッティ「・・・・・・・・(アイオロス警部・・SBI・・・・ということは、あの警備兵は中央捜査局の工作員だろうか・・)」
「アイオロスから聞いたぞ。お前たちは、不可能を可能にするクライムファイターだってな」
「ボクらをアナキストみたいに呼ぶのは止めておくれよ。ボクらはただ正しいと思ったことをしているだけさ。それがどういうわけか毎回、人助けに繋がるだけだよ」
ポチャッティ「・・・・・・・・(クライムファイター・・・まさか・・)」
「ふん。それで?突入はいつなんだ?」
「厄介な猫騎馬隊を退治してからだね。出来るだけ騎士団と連携を取り合って、タイミングをあわせる努力はする。約束するよ」
ポチャッティ「・・・・・・・・(間違いない・・あの獣人はクルセイダーズ・・!!)」ちら(身を乗り出して話を聴こうとする)
ごとん

ポチャッティ「!!」
ボニー「誰だ!!」バッ

タッタッタッタッタッタッ・・・・
(L字に曲がった廊下の先から逃げる音が聴こえる。床には残されたフルフルネコチクリがコロコロと転がっている)
ボニー「待て!!」ダッダッダッダッダッ

ぴちょん・・ぴちょん・・
(廊下には誰の姿も見えない)
ボニー「・・・・・・・(話を聞かれた・・?正面から入ってきたということは警備兵・・・出る時に詮索してみるか・・・)」
コロコロコロ・・(足元にフルフルネコチクリが転がってくる)
ボニー「証拠は残していってくれたようだ」
ダッダッダッダッダッダッダッ

(米瑠都の手を引っ張り回廊を走るポチャッティ)
米瑠都「ちょっ

ポチャッティ「ウイルスを吸ってしまったかもです!!早く!!」ダッダッダッダッ
米瑠都「そりゃ大変でごわすニャ!!」ガバッ

ポチャッティ「え!?」
米瑠都「救護室で診てもらうでごわすニャ!!」
あ~~~~れぇ~~~~・・・・
(悲鳴を上げるナースネコを担いだどんぐり兵士が回廊の奥へと消えていく)
ボニー「ナース?」
警備兵A「ああ。慌てて出て行った。囚人に嫌がらせでもされたか?」パシッ

ボニー「いやぁ。中の囚人達は極めて大人しかったよ」
警備兵B「忘れ物でもしたんじゃねぇの?」パシッパシッパシッパシッパシッ

ボニー「そのナースの名前は分かるかい?」
警備兵A「え~~と・・ポチャッティ。そう言ってたな」パシッ

ボニー「ポチャッティ・・・ありがとう。じゃ、また来るよ」
警備兵B「またって、どこか異常があったのか?」パシッパシッパシッパシッパシッパシッ

ボニー「水漏れがね。何が原因で脱獄するか分からないだろ?工房に知り合いがいるんだ。その人を連れて今度また来るよ」
警備兵A「ああ、そりゃ俺からも頼む。あの水漏れの音、前から気になって仕方なかったんだ。え~と、あんた名前は?」
ボニー「・・・・・ボニオ。うん、ボニオ」
警備兵B」ほいじゃ、修理の件は頼んだぜ、ボニオ。ってか、俺の負けだ!!ちきしょ~!!」パシ~~ン

ボニー「賭け事もほどほどにね。じゃあまた」
ぴちょん・・ぴちょん・・
(壁を挟んで隣同士の牢獄に入っているグレイ一味とロイ・ファウラー。「グレイタイプ」のマスクを被ったブラックスーツの奇面族は、ウロウロと鉄格子の前で考え込むように歩き回っており、同じくブラックスーツの部下二名は、共に右側の壁を背に体育座りをしている。その右隣の牢獄内では、両足の付け根にボロボロの包帯を巻いたロイ・ファウラーが左側の壁を背もたれに同じく考え込んでいる)
ロイ「コニー・・・・」(でっかい肉球型のエメラルドグリーンの宝石が装飾された婚約指輪を手に取って見つめている)
グレイ「クルセイダーズか・・。どう思う?F」(吊り上がった大きな黒目で相棒を見つめる)
F「さっきのボニーという獣人・・・嘘はないように見えました」(相変わらず真っ黒なサングラスをかけている)
グレイ「うむ・・・Mは?」
M「同意見です。リスクを侵してまで、牢獄に入ってきた度胸が気に入りました。信頼出来るかと」
グレイ「アイオロスの話は本当だったようだ。奴等はただの義賊じゃない・・・なぁ!?お隣さん!!」
ロイ「ああ。僕の妻を守ってくれている。大した連中だよ」(微笑みながら指輪を眺めている)
グレイ「そのようだ。あんたも行けるといいな、ユクモに」
ロイ「ありがとう。君らの成功も祈っている」
グレイ「あんたの亡命も、俺達の任務も・・」
ロイ「すべてはクルセイダーズの突入にかかっている・・!」グッ(指輪を握りしめる)
グレイ「騎士団も来るという。それまでは大人しく待っているしかなさそうだ」どさっ

ロイ「クルセイダーズ・・・・・コニー・・・」ちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(遥か手の届かない、高い位置にある鉄格子の窓から月明かりが差してくる)
ロイ「これで生きる目的が確実に出来た」にやっ(そう微笑む瞳は希望に満ち溢れている)
グレイ「外の連中に任せるのは不本意だが・・・こんなことなら、フレッカーの忠告をちゃんと聞いておけば良かったな・・・」うつらうつら・・
~Flooded Forest East Bay Area、トム・フレッカーの屋敷近くの海岸....

ざざぁ~~~~~~~ん
(小雨降る夜の海岸に立つ、ハンターらしき無数の影。後ろでは見慣れたヒーラー装備の女子ハンターが渡ってくるのに使ったと思われるボートを海に流している)

ゾフィ「キャハハハハハ!!またまたやってきました水没林ってな!!」がじっ

アイアンロック「おいおい。声がでけぇぞ?不良猫共が何処に潜んでるか分からねぇんだろ?」(相変わらずイカしたジェギィフェイクに上半身裸、背中には族長の大剣【我王】を背負っており、両端には派手な着物をはだけて着ている二人の金髪美女を侍らかしている)
カトリーヌ「もう!せっまいボードで揺られてきたから、超~~体が痛い!!それに潮風で髪ベタベタぁ~!!超サイアクなんですけどぉ~~

チェレスティーナ「今日はどこに泊まるの?やっすいモーテルだけは勘弁

リチャード「ホ~テ~ル~!どぉ~こだぁ~!?」きょろきょろ(鬼鉄(ハンマー)を背負い、見るからに「くさそう」なキングロブスタシリーズを纏った、通称「暴虐のゴアハンマー」)
肉まん君「もっといい所に案内するぜ。ユーリィ!足は消したか!?」(頭の先っぽが尖ってる坊ちゃん刈りヘア。頭部剥き出し以外は、ゴールドルナシリーズを纏い、背中に黒刀を背負っている)

ユーリィ「・・さよなら・・」(流れていくボートにハンケチを振っているヒーラー装備のお姉ちゃん。獲物はご存知「デッドフリルパラソル改」)
ゾフィ「他の連中は無事に来れっかなぁ・・・」ザザァ~~~~ン!!(荒れ狂う大海原を見つめながら呟く)
アイアンロック「数が減れば減るほど報酬の分配は高くなるってもんよ。俺にはこの見慣れたメンバーがベストだと思うが・・で?どこに向かうんだ」
肉まん君「まずは依頼主の屋敷に向かう。情報を得た後、工作を開始だ」
ゾフィ「猫にゃんだけの国に隠れた邪龍教徒の捕縛・・簡単そうじゃねぇか。なぁ」ばし~ん

肉まん君「そうとは限らないぞ。なにせ今、この水没林では北部と南部で戦闘が起きている。フェイリンメイリン国に対抗するは、帝国軍とクルセイダーズだ」
アイアンロック「好きだねぇ~相変わらず」
チェレスティーナ「また店長の屋台出てるかな?」
ユーリィ「・・店長・・シンプルに・・逢いたい・・」ばさっ

ゾフィ「ってことは、ドボルヘルムやあんまんクソビッチも来てやがるのかな。だとすればせいぜい巻き込まれねぇようにしねぇとな」ばし~ん

肉まん君「憶測は屋敷についてからだ。まずはブレスワインでも頂こう」ザッ
カトリーヌ「ブレスワイン・・ってことは依頼主って、超~~セレブなわけ!?」ザッ(肉まんの後に続く美女二人)
アイアンロック「俺はシャワーでも浴びてぇよ・・行こうぜ」
リチャード「・・・・・・・・・・・・」(密林地帯を眺めている)
ゾフィ「んあ?どうした」
リチャード「この島、何かいる」グルルルルルルル
ユーリィ「・・・・・・・・・」ザパァ~~~~ン(ジャングルを見上げる一同に荒れ狂う波の水飛沫が襲いかかる)
アイアンロック「ただのモンスターだろうよ。さ、急ごうぜ」ぽん

ゾフィ「俺達も行こうぜ、ユーリィ」
ユーリィ「・・御意・・」
ザザァ~~~~~~~~~ン
(荒れ狂う波を背に密林の中へと消えていくサザンゴッドのベストメンバー)
ユーリィ「・・決戦は・・・・近いぜよ・・ってか・・?」ザッザッザッザッ・・(密林に入った途端、頭にクモの巣がくっつく)
To Be Continued




次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
5/8(月)0時更新 なんも決まっておらんぜ

をお送りいたします♪ほんじゃあさ!!次回もロブスター的な顔面しながら読も見ようよ

モンハン風PC向けオンラインアクション「Dauntless」今更ですが
オワたん 激アツ連休 モグタン
どうぼ。あた門亭です(今日はシンプルに)








なんてなわけで、本日の中継ぎ記事は本当にネタがなかったので、久々にモンハン以外のゲームの話なんて。と言っても、モンハンにかなり?近いPC向けオンラインアクション「Dauntless」というののトレーラーを貼り付けさせて頂きました

発表事態は昨年末と情報としては古いのですが、知ってる人も知らない人も、なんとなぁ~く知っておいたらいいんじゃあないでしょうか


どうえしたか?すごく全部のモーション、画面表示など、モンハンやDARK SOULSシリーズを参考にしている感じがたっぷし伝わってくるゲームですよね


その他しっかりした詳細は4gamer.net様やDAMONGE様をご参照です

http://www.4gamer.net/games/364/G036461/20161202062/
https://damonge.com/p=19885
世界観をぼっと知りたい方は「Dauntless」公式サイトへGO

https://playdauntless.com/
そんなわけで今日もエンディングでぇ~す


ずっとオンラインにいたんだぜ?
↑の行商人は、GW中「ずっと」そこで待っていたのでしょう

それはそれで乙なGWだったわけで・・
ほいじゃあ、ばいばいよ




次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
5/10(水)0時更新 「備えましょう」の巻
をお送りいたします♪次回は少し珍しいモンスターが渓流に現れます

ほいだら次回もシンプルに読も見よう

「備えましょう」の巻
~渓流狩猟エリア、夜....
ダシャアアアアアアン!!
(水浸しの大地を叩きつける、渓流名物「超帯電状態のお手」)
ひょっ(月明かりを逆光に華麗な跳躍を見せる撫子装備ハンターのシルエット)
UBU「お~~こわいこわい」バシャッ(水浸しの大地に片膝を突きながら着地する。肩からはいつも通り煌黒大剣の柄が飛び出している)
鉄平「生意気に『ヒーロー着地』しやがって」(岩場に腰を下ろし、胸に白毛フワフワの赤ちゃん猫を抱きながら観戦している様子だ)
バステト「みゃんみゃん!みゃいと!!」(「あんまん!ファイト!!」と檄を飛ばしている神童猫の瞳は相変わらず青白く潤潤しており、また両目の外側は牡丹色のアイラインを上斜めに引いたかのように染まっている)
BBB「しっかし、夜なのにまるで白色光を浴びているかのようだぜ」(岩場の上であぐらをかいている黒猫の全身を照らす白いスポットライト)
バリバリバリバリバリバリ・・・!!
(渓流浅瀬エリアの中央で、エレクトリックな青白い発光に包まれながら月夜を見上げている「甲殻が白い」雷狼竜)
鉄平「ああいうの、何ていうんでしたっけ?」
BBB「特異個体、2つ名、遷悠種?おまけに特殊種なんてのもいやがる始末だ。まったく、最近の狩猟用語は種類が多すぎて覚えられねぇよ。ロイヤルアカデミーや観測所にクレームをつけねぇとな」やれやれ
バステト「ほみゃら!!」(猫指差す)
ダオオオオオオオオン!!
(遠吠えをあげながら更にエレクトリックなオーラを解き放ち、アップグレードを完了する白いジンオウガ)
鉄平「マジか?どんだけ超電雷光虫を飼ってるんすかね、あいつ」
BBB「東の大陸じゃあ「奇烈」や「独行」なんて種類もいやがるっていう。つまり、それだけ多くのモンスターが、近代狩猟に適応・・或いは進化しやがっているのかもしれねぇな」ふ~~~~
鉄平「そいつらにしつけをしてやるのが、あいつら、モンスターハンターに与えられた使命っすよ」
UBU「さぁさぁ!!かかってきなされ!!」カモ~ンカモ~ン(ちょちょいちょいと挑発をかます)
ション!!
(雷狼竜が直線状に瞬間移動する)
UBU「いっ」
ガイーーーーーーーーン!!
(間一髪、一撃死を予感させる超帯電状態のお手を煌黒大剣の刀身でガードするUBU)
鉄平「嘘だろ!?一瞬、奴の動きが見えなかった!!」
BBB「今ので決まりだな。グレート・フォレスト・ピークスにいるっていう、ハウリングジンオウガと同じ特徴だ」
UBU「確かに早いけど・・・カイルスほどじゃ・・・ないわよ!!」グーーーーーン(煌黒大剣の刀身を突き出し、雷狼竜の鋭利な爪を弾き返す)
「WOWOOOOOOOOOOOO!!!!」(再び月に向かって吠える白い雷狼竜)
ドオオオオオオオオオン!!
(全方位にオーラ状の雷光弾を放出するホワイトオウガ)
UBU「ちっ・・!!」
ひょん(華麗に宙に舞い上がり、迫り来るエレクトリックウォールを交わすUBU)
鉄平「ひえええええええ!!こっちにも来るっすよ!?BBBさん!!」ガタガタガタ(我が子を抱きしめ狼狽する、その哀れな全身を照らしながら刻々と迫りくる雷光弾の大波。隣の黒猫は呑気に鼻をほじっている)
BBB「しゃあねぇな・・・
(すんごい早口で)餓狼黒龍肉球波ぁあああああああ!!」
ドシュウウウウウウウン!!
(黒猫の肉球から迸る気迫のオーラが、襲いかかってくる電磁波をいなしていく)
BBB「UBUは!?」ショウーーーーーーン・・・(通り過ぎていった雷光弾の大波が消滅し、元の暗さへと戻っていく)
バステト「おにょ!!」びしっ(猫指を指す)
バシャアアアアアアアアン!!
(超帯電状態のまま、水浸しの大地を穿つように超必殺ボディプレスをかます白いジンオウガ。それをまたも紙一重、回転回避(おそらく「あたち真剣回避距離+10」)で交わすUBU)
UBU「それ見たことかぁ~!!」かんらからから(と笑う全身はびしょびしょ)
ダシャアアアアアアン!!
(すかさず「お手」で反撃する雷狼竜。冷やせをかきながら危なげに交わすUBU)
バステト「はぁ~~ぱぁ~~~」ぱちぱちぱち
鉄平「なんとか生きてるみたいっすね」ふ~~
BBB「だが、逃げ回ってるだけじゃあ、ハントとはいえねぇぞ」
ブワッ
(夜空の銀河を背景に高く飛翔する、超帯電状態の白いジンオウガ)
UBU「ほんと、あんた達は美しいわ」(発光のスポットライトを浴びながら、空中の好敵手に賛辞を贈る)
バシャアアアアアアアアン!!
(再び打点の高い場所からボディプレスをかましてくる白いジンオウガ。それを煌黒大剣片手にバックステップで交わすモンスターハンターUBU)
「WOWOOOOOOOOOO!!!!」(まるで打ち損じた怒りを発奮させるように咆哮をあげるジンオウガ)
UBU「ヒステリックに、狂騒的に「ハウって」は、エレクトリックに跳ね回る・・・大陸世界はまだまだあたちを楽しませてくれるわ」にこ
ドシャーーーーーーン!!
ドシャーーーーーーン!!
ドシャーーーーーーン!!
(連続「お手」を転がりながら回避するUBU)
UBU「いちちちち」ゴロゴロ
ビリビリ
(転がりながらお手を交わしていくも、水浸しの体が電気伝導の小ダメージを食らっている)
ズガアアアアアアアン!!
(渾身の一手で水場の大地をデストラクションするジンオウガ。その激しい水飛沫を浴びながら後方へ飛ぶUBU)
UBU「その凄まじいライフフォースに感服するわ!!でもね、狩猟はもうお終い!!」ザシュッ(煌黒大剣の焔型の刀身をガード体勢で突き出す)
ジュワッ・・(紫紅色の妖炎を放出する煌黒大剣)
「WOOOOOOOOOOO!!!!」ブワッ(目の前のUBUに向かって拳を振りかざす)
UBU「今宵のディナーは格別よ!!」
ズオオオオオオオオオン!!
(極み吼える雷狼竜を包み込む帯電粒子を一気に吸い上げるバアル・レボア)
「AOOOOOOOOOOO!!!!」パキャーーーーーーン(弾けるように全身から帯電が解除されると同時に、周囲を舞う雷光虫の大群もまたその光を失う)
BBB「いつ見ても底なしだな。あの大剣の貪食っぷりは」
バステト「うにゃら!!」びしっ(猫指を指す)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(電力を失った雷光虫が逃げ去り、セミグロスな生々しい白い甲殻を剥き出しにして呆然としている雷狼竜)
鉄平「なんだ?放電が解けて我に帰ったか?」
BBB「見ろ」
ガルルルルルルル・・・・・・・
(唸り声をあげ、対峙するUBUを睨みつける白い雷狼竜)
UBU「どう?少しは興奮がおさまったでしょ?」
・・・・・・・・・・・・・・・
(白い雷狼竜から人間に対する嫌悪感はすっかり消え去り、威嚇行動を解く)
UBU「お帰りなさいな。太古の森に」にこ
・・・・・・・・くるっ・・・ドスン・・ドスン・・
(静かに振り向き、滝奥の洞窟へと向かって歩き出す白い雷狼竜)
鉄平「げっ。こっち来ますよ」
バステト「みゅうみゅう」
BBB「ああ。もう大丈夫さ」
ドスン・・ドスン・・ドスン・・・
(黒猫達が乗っかっている岩場を見向きもせず、その横をゆっくり直進していく白い雷狼竜)
UBU「もう迷子になるんじゃないよ~」ふりふり
ザアアアアアアアアアア・・・・
(滝をくぐり、洞窟の中へと消えていく白い雷狼竜)
UBU「はぁ・・・・ちかれた・・・」
ぱしゃん・・(満月の下、煌黒大剣を水浸しの大地に突き刺し、その場であぐらをかく撫子装備ハンターの後ろ姿)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~カーブーんち(借家)....
ゲゲゲ・・ゾゾゾ・・
(珍妙な虫の鳴き声がする旧居住区エリアの借家前で、肉焼きセットを展開し、BBQを楽しんでいるカーブーとUBU、そしてBBBの姿)
カーブー「へぇ~。じゃあ、その白い奴がガーグァの「乱獲」を行っていた、食欲旺盛な雷狼竜だったんすね?」ぎゅりぎゅり(肉焼きセットの「持つ所」を回している)
UBU「間違いないわね。ヤマオモイのおじいさまがくださった祝福のおかげで、ここ最近は、ず~っと渓流地区の「サイクル」は循環していたけれど、おじいさまがいなくなった途端、予想外のゲストが訪れるなんて思ってもみなかったわ」じゅううううう(BBQセットの鉄板で焼きそばを焼いている)
BBB「久々の村長クエだ。やり甲斐あったろ?」ぷしゅ~~~(焚き火の前で屈み込み、小枝に刺したマシュマロを焼いている)
UBU「見てただけのくせして。ほんとに薄情なオトモだこと」ブワッ(両手に持ったヘラを巧みに扱い、焼きそばの塊を宙にあげてひっくり返す)
カーブー「同伴はBBBだけかい?」ぎゅりぎゅり
BBB「いんや。鉄平も一緒だったけどな。バステトが寝ちまったから、先に家に帰ったよ」ぷしゅ~~~~
カーブー「お父さんも大変だな。しかし、俺が砂原に行っている間に、「緊急村長クエスト」が発令していたとは・・・やりたかったなぁ・・久々のひと狩り・・」ばさぁ~~ん(焼きそばが鉄板に着地したことを示す心地よい音が聴こえる)
BBB「お前じゃ無理だ。参加条件は「薔薇十字の丞相」だからな」ふうふう(と、焦げがいい感じのマシュマロを吹いている)
カーブー「なんだよ。それじゃあ、始めっからUBUさんしか受注出来ないじゃないか」ふん
BBB「そうスネなさんな。村長さんも久々に「発動」したかったんだよ。だからと言って、誰でも参加出来るような相手じゃなかったからな。手柄欲しさにゴンザレスの連中やクサッチーニが受けてでもみろ?今頃、葬儀屋が棺桶の準備してるところだぜ?」ふうふう
カーブー「村長さんなりの気遣いというわけか・・。だったら尚更、UBUさんに直接委託すればいいのに」ふんだ
UBU「あの人、ああ見えて意外とお茶目なのよ。今でも村長クエストは生きていて、村の治安はちゃんと守られていますよ~ってことを観光客にアピールする為に、大々的に村長クエストとして発令してみせたってわけ」バッバッ(手づかみにした青のりと鰹節的なものを豪快に焼きそばへかけていく)
カーブー「でも、なんだって逃したんすか?条件は討伐でも良かったんでしょ?やっちまえば良かったのに」よいしょ(こんがり上手に焼けた「持つタイプの肉」を肉焼き機より外す)
UBU「バアル・レボアの性能テストもしたかったしね。雷狼竜の帯電を吸収することで、逃走本能を感じさせられれば上出来かなって思ってたけど、予想以上に効果てきめんだったわ」はいよ(と、皿に乗せた「ゲキやばB級グルメ」的な焼きそばを配給していく)
カーブー「敵わないと本能的に悟らすことで、野に返す・・・人間の生活圏に野生動物を入らせないように仕向ける調教方法と同じか・・。血の気の多いハンターには無理な話ですね。だからこそのUBUさんだったのか」にょりにょり(ハンターナイフでこんがり肉をケバブみたいにこそぎ落としていく)
UBU「別にニッチの境界線を引こうとしてるわけじゃないのよ?その考え方自体が、人の理知が持つ傲慢と強欲じゃない?民族紛争も同じだけど、境界線を引くから闘争と逃走が生まれるのよ」ぽとっ(差し出した焼きそばの皿の上に、こそいだ肉が落ちてくる)
BBB「『人は自分たちの生活圏と、野生のモンスターが棲息する区域をよく理解し、その境界線を知ることで、モンスターの生活圏を侵さないよう務める』。珍しくギルドローに賛成ってわけか」ふうふう(焼きそばを冷ましている。その目の前に落ちてくる激アツジューシーな切り落とし肉)
UBU「カーブー。今の規約に反した場合は?」ずるずるずる(ホットな肉焼きそばをすすりながら聞く)
カーブー「さぁ・・なんでしたっけ・・」パカン(カーブーのドボルヘルムは口の所が「パカっと」開くのだ!)
UBU「ほんとダメね・・。正解は、『ギルドが狩猟区域と認定するエリア外で、人がモンスターの、しいては自然界の食物連鎖及び環境保護を無視し、その領域を侵した場合は厳罰に処す』よ」ずる~~~~~~(何列にも束なった激アツ焼きそばを一気にすする)
カーブー「よく言う。近年は自分たちがその法を侵し、好戦的な武闘派民族みたいに大陸中を荒らし回ってるくせに」ずる~~~~~~(パカっと空いたヘルムの口部から、一気に焼きそばを食らう)
UBU「そうね。ユクモをはじめ、ハンターズギルドが所在する、通称「ギルド自治領」は、条例のように規律化することで必要以上の生活圏の拡大を制限しているっていうのに、当のギルドときたら、未開拓地を見つけちゃすぐに「ハンター出動!」だもんね。必ずしもギルドを歓迎する民族ばかりじゃないのに」ずるずるずる
カーブー「ユクモに関して言えば、ギルドが介入する前から、その自然の摂理を重んじ、辺境の民として暮らしてきたんですよ?ハンターの数が急増したのをいいことに、地上権を独占しようとしてるんじゃないですか?」ずる~~~~~~(怒りの矛先を焼きそばにぶつける)
BBB「そのギルドが抱える野心を、世界に広めようとしてるのがロージーの親父さんさ。帝国軍の名前の由来は、まさにお前が今言った、ハンター帝国主義にあるんだからな」
UBU「人口が増加し、人の文化が向上すればするほど、その繁栄の拡大は環境破壊を生み、自然界を侵していく・・・そしてそれはモンスターの死滅をも意味する。超科学を誇っていた古代人が結局、その過信から龍族の怒りを買い、絶滅寸前までいったっていう悲劇を、ギルドは繰り返そうっていうのかしら」あむあむあむ
BBB「確かにな。竜機兵といい、最近のギルドはブラックの連中と大して差がないぜ。違うのはイデオロギーの違いくらいだろ?支配的な拝金主義だってのには代わりねぇ」ははははは(と痛快に笑うカーブー)
UBU「別にね、あたちは自分がアニミズムや自然崇拝を信条に生きている人間だとは豪語しないけど、最近こう思うの。モンスターハンターって何なんだろうって・・。果たして、今のまま、ギルドのハンターでいいのかなって・・ね・・・」ス・・(食べる箸を皿の上に置く)
カーブー「分かるな・・・それ・・。俺もたまに思うっす」じゅるじゅる
BBB「おいおい。クルセイダーズを代表する二枚看板が、一体どうしちまったっていうんだよ?・・って、お前たちはもう既に、普通のハンターとは違う生き方を求められているんだ。ネイティブな狩人同様、クルセイダーズのハンターとして独立してもいいんじゃねぇの?」あむあむ(ようやく冷めた焼きそばとマシュマロを一緒くたに食べる)
UBU「いつかはね・・。でも今はまだダメ。ギルドっていう肩書が役に立つうちは」にやり
カーブー「ははははは。確かに、ギルドのハンターであろうが、ネイティブなハンターであろうが、凶暴なモンスターから生活を守れればいいわけですからね。狩猟全盛を終えたユクモに居残っている俺達にしてみればどっちも一緒だ。いっそ、村長に申請してみますか?ギルドを脱退し、ユクモ専属の狩猟団を結成するって」
BBB「それも今の状況と大して変わりねぇさ。違うのはオトモの「クオリティ」と、知的生命体種がいるってことだ」はははははは
カーブー「UBUさんに前から聞きたいことがあったんですが、いいすか?」
UBU「なにそれ、キモい。なによ?」
カーブー「仮にですよ?普通種のモンスターが群れをなして、ユクモに攻めてきたらどうします?」
BBB「なんだそりゃ?またベタな質問を今更」
カーブー「茶化すなよ。今だからこその疑問なんだ。どうです?UBUさん」
UBU「そうねぇ・・確かに昔の自分なら、血気盛んに「全討伐」を掲げてたでしょうね。でも今は違う。理知ある生物が、必ずしも言葉の通じない生物を支配するとも限らない。そして人間はその逆の状況になることを恐れているから、種族の異なる相手をつい過剰に意識し過ぎてしまい、防衛本能ばかりにプライオリティをおいてしまうのよね」
BBB「じゃあどうするんだ?今日のジンオウガみたいに、話し合いは通じねぇ相手だぞ」
UBU「最善を尽くし、狩猟道具を正しい方法として使い、殺さずの技法をもって調教を施し、野生に返す。何度来ても同じ。やめるまでそれを続ける。そして人はそれを受け入れなければならず、決して報復をしてはいけない。あくまでも自然の摂理として捉える姿勢が大切であって、その手本となるのが、あたち達、モンスターハンターなのよ」
カーブー「やはりここでも、ギルドのハンターであろうが、そうでなくても関係ないという結論に至りますね」
BBB「じゃあよ、知的生命体種が徒党と組んで攻めてきたらどうするよ?」
UBU「人と同じ対処を図る。まず相手を尊重した上で交渉、示談、盟約が効かなければ、大切なものを守る為、闘争或いは逃走を選択しなければならない。辺境の民ならば、それもまた「自然の支配」と捉え、人身御供の道を選ぶかもしれないけど、同じ環境でもユクモは違う。彼らは命の尊さを知っているからこそ、共通意識の元、互いに協力し合い、一人でも多くの者が生き残れる道を探索するはず。クルセイダーズはその意志に従い、助力をするだけ。そしてそれは大陸に対しても同じよ」
BBB「共通理解を図る。それが言語の意義だからな。とは言え、砂漠の艦隊に対し、報復行為をした義賊の「首魁」の発言とは思えねぇがな」しっしっしっしっ(ムッとした表情を浮かべる主人)
カーブー「犠牲なくして、すべての望みを叶えることは不可能だというけれど、俺はそうは思わない。すべては自分たちの努力次第なんだ。そうでなきゃ、死んでしまったアンジャリカや、ノッポ、それにたくさん俺達を支えてきてくれた人達や獣人、そしてモンスターに対して申し分がたちませんものね」(強く頷く黒猫の同志)
UBU「問題はどこまで欲するか。カルマの元凶はすべて強欲にこそ存在する。その憂いを絶つ日は近いわ」
BBB「おめぇ・・・その相手ってもしや・・ゼブルの野郎を誑かしたっていう・・・」
UBU「ねぇ、ビー。今日のジンオウガのような特別な力を持ったモンスターが、もしも・・・もしもよ?大陸から何かしらの天命を与えられたモンスターだったとしたら、あなたはそれをどう受け入れ、何を感じ取り、何を信じる?」
BBB「はぁ・・・?質問の意味がイマイチよくわからねぇ」
UBU「あたちもそう思う。けど、それを可能にする存在がいるのは確かよ」
カーブー「邪龍・・・そして・・・・祖なるもの・・・・・」
UBU「備えましょう。大いなる龍との遭遇に・・ね」
ひゅううううううううう
(夜の旧居住区エリアに優しい風が吹く。そのせいか、食欲を満たしたハンター達はその場に寝転がり、今までの会話を無視するかのようにふて寝をするのであった・・)
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
5/12(金)0時更新 「だってそうでしょ?」の巻
をお送りいたします♪ほんじゃらばさ!次回も渾身の「お手」をフローリングに叩きつけながら読も見ようよ「うるせぇぞっ
」って言われたら、「あたモン読んでんでっ
」って♪
「だってそうでしょ?」の巻
~カーブーんち(実家)....
ちゅんちゅん
(ガーデニングの手入れが丁寧に施された「小さな裏庭エリア」。その中心でズワロネコフードを被り、レイアネコメイルを纏った蒼色の猫が、片手に持つ小枝を魔法ステッキのようにかざし、何やら呪文を唱えている。また、その目の前では白毛のモフモフ赤ちゃん猫が、魔女のようなフードを被り、毛を逆立てている)
バステト「シャアアアアア!!」(怪しげなフードを纏い、四つん這いで背中の毛をおっ立てている)
チェルシー「出たにょ!「あの人」め!今度こそ魔法界から追い出してやるにょだ!覚悟するにょだ!!」にょにょにょ~(と、片手に持つ魔法ステッキ、もとい小枝をくるくる回す)
バステト「ほみゃああああああ!!」バッ(飛びかかる)
チェルシー「しょれ!エスケッチンパトローニャ~!!」にょっ(と、魔法ステッキ、もとい小枝を突き出す)
バステト「うにゃあああああああ」ぱたん
(「やられたぁ~」的な演技でその場に倒れ込む、怪しげなフードを纏った赤ちゃん猫)
チェルシー「おにょほほほほほ!!どうにょ!?思い知ったか!「あの人」め!!」くるくるくる♪(ご陽気に小枝を回す)
??「チェルシーちゃ~ん♪バステトちゃ~ん♪」
バステト「おにょ?」むくり
チェルシー「この声はひーちゃんにょ」
静香「見て見てぇ~♪」(裏口より「イン」してきたのは、キッズ用撫子装備(ショッキングピンク)を着た、黒髪サラサラロングの可愛らしい女児であった。胸には大切そうに本を抱えている)
チェルシー「にょにょ!?そのお本は!?」
静香「買って貰っちゃった♪『スティーブン・ポッターと賢者のホルモン』♪」るんるん
チェルシー「複製品じゃなく、マシュター(マスター=原本)かにょ!?」
静香「初版よ♪行商人さんが都市から仕入れてきたんですって♪ママにワガママ言って買って貰ったの♪」ラララ~(と、本を両手でかざし、クルクル回る)
チェルシー「あ~ん!あたちも欲ちいにょだ」
バステト「みゅう!みゅう!」ぐいぐい(「行こう」的な感じでチェルシーの「レイアスカート」の裾を引っ張る)
静香「もう行商人さん、出かけちゃったと思うよ。次はモガに向かうって言ってたわ」
チェルシー&バステト「にょにょ~~~~ん!?」ガガーーーン(ダブルにょにょ~ん=ショック×2)
静香「じゃあね♪急いでお家に帰って「乱読」しなきゃ~♪」してててて
ちゅんちゅん
(裏庭エリアにぽつんと取り残された二人の猫)
チェルシー「いいなぁ・・お本・・・あたちも欲しいにょだ・・」しょんげり
バステト「にゅう!にゅう!」ぐいぐい
チェルシー「今から行商人(呼びつけ)を追いかければ、間に合うっていうにょ?」
バステト「みゅう」こくり
チェルシー「でもダメにょ・・。あたちにはお本を買う「お小遣い」が無いもの・・」しょんげり・・
バステト「みゅうううう・・・・・にょ♪」ぽん(「そうだ」的に掌を打つ)
ハイハイハイハイハイハイ
(しながら家の中に入っていくバステト)
チェルシー「??」
「あら、どうしたの?バステト。お外で遊んでるんじゃなかったの?」(家の中からロージーと思われる「女の声」が聴こえてくる)
「ほにゃああああああ!!」(バステトが何やら叫んだ)
「・・・・・・・。うん・・・そうね・・・お小遣いをあげましょうね・・・と言っても、あたしもたいして持ってるわけじゃないけど・・・はい・・全財産・・」
ハイハイハイハイハイハイ
(と、ご機嫌に裏庭へ戻ってくるバステト。片手には数枚のお札を握りしめている)
チェルシー「お小遣い貰ったにょ?」
バステト「みゅうみゅう♪にゅうにゅう♪」
チェルシー「そのお金でお本を買うって・・・でも勝手にお外に出かけたら、大人に怒られるにょ・・」しょんげり・・
バステト「みゅうううう・・・・・にょ♪」ぽん(「そうだ」的に掌を打つ)
ほにゃああああああああ!!
(何やら家に向かって「人差し猫指」を飛ばすバステト)
チェルシー「??」
「お夕飯までには戻りなさいよ~」(と、家の中から母(=フラワー)と思われる「大人のメス猫の声」が聴こえてくる)
バステト「にゅうにゅう!!」ぐいぐい
チェルシー「うん!急いで行商人を追いかけるにょだ!!」
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~旧居住区エリア....
「困ったにょだ・・」じーーー(茂みの中から光る猫目)
ゴッゴッゴッ・・ブッブッブッ・・
(旧居住区エリアの草原上に無数のファンゴが「うろついて」いる)
チェルシー「カーブーおにいちゃまが飼っているファンゴにょ。おにいちゃまが「やたらめったら」餌を撒くものだから、渓流中のファンゴが集まってきているにょだどうちよう・・・ファンゴに見つかったら「イチコロ」にょ・・。これじゃあ通れないにょだ・・・」しょんげり
バステト「みゅうううう・・・・・にょ♪」ぽん(「そうだ」的に掌を打つ)
ほにゃああああああああ!!
(と、カーブーんち(借家)に向かって「人差し猫指」を飛ばすバステト)
チェルシー「??」ぱちくり
バタァ~~~ンこいやぁ~~~!!
(と、家の中から全身油まみれになったパンイチ姿のドボルヘルムの男が、ファンゴ達に向かって挑発をかます)
チェルシー「おにいちゃまにょ・・・この匂いは・・猛牛バターを体に塗っているにょ?」くんくん(猫は鼻がいいのだ!)
ファンゴ「ブヒイイイイイイイイ!!」ズドドドドドド(一目散にカーブーに向かって猪突猛進をかますファンゴの群れ)
ぎゃああああああああああああ
(旧居住区エリアにドボルヘルムの男の阿鼻叫喚がエコーする)
バステト「みゅうみゅう!」ぐいぐい(レイアスカートの裾を引っ張る)
チェルシー「うん!今のうちに通り抜けるにょ!!」バッ(バステトを抱きかかえ、茂みより飛び出る)
ぎゃああああああああああああ
(阿鼻叫喚の中、バステトを「運搬スタイル」で抱えたチェルシーが「ファンゴの山」の横を急いで通り抜けていく)
チェルシー「やったにょ♪大成功にょ♪」しててててて
バステト「みゅう!」(チェルシーの胸より顔を出し、後方を覗いている)
チェルシー「にょにょ?」ちら
ズドドドドドドドドドドドド!!
(一頭のファンゴが二人の気配に気づき、猪突猛進をかましてくる)
チェルシー「おにょおおおおおおお」
バステト「ほにゃああああああああ!!」びしっ(人差し猫指を後方に向かって飛ばす)
ファンゴ「ブッ!?」
ぐり~~~~~んずでぇ~~~~~ん
(体が「変な方向」にネジ曲がり、豪快に転倒するファンゴ)
バステト「みゅうみゅう!」(GOGO!)
チェルシー「おにょ~~~~~~~!!」
ズドドドドドドドドドド
(渓流の大草原を「運搬スタイル」で子猫を抱えた獣人女児が走り去っていく。その後ろでは一頭のファンゴが仰向けになり「ぽっこりお腹」を見せたまま気絶している)
~渓流非狩猟地区、山の中....
ゲゲゲ・・・ゾゾゾ・・・
(奇虫と思われる不気味な生物の鳴き声がする森の中、バステトを抱っこしたまま慎重に歩んでいくチェルシー)
チェルシー「ううう・・こわいにょだ・・いつもはおじちゃまや姫姉ちゃまが一緒だけど、いざ一人で来てみると、とてもこわいにょだ・・」ゲゲゲ・・ゾゾゾ・・
バステト「みゅうみゅう」
チェルシー「あ・・しょうね。バステトちゃんも一緒にょ♪今はバステトちゃんより「おねえちゃま」のあたちがしっかりしなきゃ」むん
カサカサカサカサカサ!!
(茂みより一匹のオルタロスが勢い良く飛び出てくる)
チェルシー「おにょおおおおおおおおお」びく~~~ん
すてぇ~~~ん(尻もちをつくチェルシー)
チェルシー「ふ~危なかったにょだ。ああ見えても、甲虫はお尻から「謎の酸」を飛ばちてくるにょだ・・。前に姫姉ちゃまが「顔面」に、その酸を食らって、悶絶していたのを見たことあるにょ。森の中は慎重に進まないといけないにょだ」よいしょっとな
ホォ~っホォ~っ・・・シャシャシャシャ・・・
(謎の生物の鳴き声がこだまする森の中を恐る恐る進んでいくチェルシー)
チェルシー「うううう・・・幼女にはとても「キツい」コースにょ・・。姫姉ちゃまやおじちゃま達は、よくこんな危険かつ奇っ怪なエリアを堂々と渡れるもんだにょ・・・」きょろきょろ
シャアアアアアアアアアア!!
(茂みの中より、一人のメラルーが飛び出してくる)
チェルシー「おにょおおおおおおおおお」ずでぇ~~~ん
メラルー「俺は山賊だニャ~!!手持ちの金品財宝をすべて置いていくニャ!!逆らえば同族とはいえ、容赦しないニャ!!」しょっしょっ(片手に持つ鋭利な小枝を突き刺してくる)
チェルシー「うわぁ~~~~ん!!たしゅけてぇ~~~~~!!」わぁ~~~~ん
バステト「ほみゃああああああ!!」びしっ(人差し猫指を飛ばす)
メラルー「・・・・・・・。俺は山賊・・・・・悪い山賊・・・・悪い猫は・・・奉仕活動あるのみ・・・・そうニャ・・・・フィールドに落ちてる「空き瓶」をはじめとしたゴミを拾い集めて、それをお金に変えよう・・・ニャ・・・・」
すごすごすごすご・・・(と、何やら俯き、ぶつぶつ「献身的な」独り言を呟きながらエリアアウトしていくメラルー)
チェルシー「はぁ・・・助かったにょ・・・・いたっ」ガクン
バステト「にょ?」
・・・・・・・・・・・・・
(可哀想に、転んだ時であろうか、チェルシーの綺麗な水色の蒼毛に覆われた膝小僧が「赤い液体」によって滲んでしまっている)
チェルシー「しゃっき転んだ時にょ・・・痛いにょ・・・うううう・・・」しくしく(その場にへたり込んでしまう)
バステト「にゅうううう・・・・・にょっ!?」
ぽへぇ~~~~ん
(近くの木の下に緑の植物が生えている)
バステト「にゅうにゅう!!」ぽんぽん(泣いているチェルシーの肩を叩く)
チェルシー「みゅうう・・・・あれは・・薬草にょ!」
バステト「にゅうちて、にゃあちて、ほにゃ」(チェルシーの胸の中で何やら身振り手振りジェスチャーをする)
チェルシー「あの薬草を採取ちて・・膝に塗るにょね!?」
バステト「はぁ~~ぱぁ~~♪」パチパチパチ
チェルシー「よち。しょれならよく擦り傷を負ったおじちゃまや鉄平おじちゃまがやっているにょを見たことあるにょ!真似ちてみよう!」
にぎっ(薬草を握る可愛らしい蒼毛の「お手」)
チェルシー「大陸素材を採取する時は、ひと声、お礼を言うにょよって、ロージーおねえちゃまがいちゅも言ってるにょだ・・。薬草しゃん、いっちゅもありがとうにょ。しょして、力を貸ちてくださいにょ」
ぶちっ(薬草を引っこ抜く蒼毛の「お手」)
チェルシー「ええと・・薬草をすり潰ちて・・・」にょにょにょにょ(と、両手の肉球で薬草をすり潰していく)
バステト「みゅうううう・・・」(心配そうに見つめるバステト)
チェルシー「こうちて・・・傷口に・・・・しょれっ」ぺたっ
しょき~~~~~~~ん
(チェルシーの体から「小回復」のエフェクトが迸る)
チェルシー「わぁ~~い♪痛くないにょだ!!ありがとう、薬草しゃん♪」
バステト「はぁ~~ぱぁ~~♪」パチパチパチ
チェルシー「バステトちゃんのおかげにょ♪」だきっ(バステトを抱きしめ、顔をぐりぐりする。嬉しそうなバステト)
バステト「ほみゃっ」くんくん
チェルシー「どうちたにょ?」くんくん
バステト「うんち!うんち!」
チェルシー「うんち・・・しょうかにょ!このうんちみたいな臭いは、いっちゅもお洋服を洗濯ちていない「行商人のしょれ」にょ!!臭いを辿っていくにょ!!」
わっせわっせわっせわっせ
(森の中、赤ちゃん猫を大切に抱え、必死に進んでいく幼女猫)
チェルシー「いしょげ・・いしょげ・・!」わっせわっせ(一生懸命な汗が髭を伝う)
バステト「みゃあ!」
わっせわっせわっせわっせ
(森の終わりを伝えるおひさまの光が行き先から見えてくる)
チェルシー「にょにょ~♪これでこわい森の中とはおさらばだにょ~♪」にょっにょ~(と、森を出る)
バステト「みゅう!!」がしっ(ご陽気なチェルシーの胸を両手で押しとどめる)
チェルシー「おにょにょにょにょ!?」キキ~~~~(慌ててご陽気な両足にブレーキをかける)
ひょおおおおおおおおお・・・
(目の前に広がる美しい渓流地区の緑と川。同時にこの景観は、ここが断崖絶壁の上であることを示唆している)
チェルシー「危なかったにょ・・・バステトちゃんが教えてくれなかったら、落っこちていたところにょ・・・」
バステト「れいあ!!れいあ!!」(空に向かって指をさす)
チェルシー「にゅっ!?」バッ(上を見上げる)
ボギャアアアアアアアアア!!
(一頭の雌火竜が咆哮をあげながら、ホバーリング姿勢で崖の上のチェルシー達目掛けて奇襲をかけてくる)
チェルシー「ほにょおおおおおおおお」
ずるん(足を滑らせるチェルシー)
チェルシー「あ・・・・・・・」
ビュオオオオオオオオン!!
(崖から落ちるチェルシーの頭上を間一髪、通り過ぎていく鋭い雌火竜の爪)
チェルシー「わぁあああああああああああ!!!!」
ビュオオオオオオオオ!!
(バステトを必死に抱きかかえ、断崖絶壁を背景に急降下していくチェルシー)
チェルシー「バステトちゃんだけは・・・バステトちゃんだけは、あたちがクッチョンになってでも守ってみしぇるにょだぁああああああああ!!!!」(泣きながらバステトを抱きかかえ、地上に背を向けて落下していく幼女猫)
バステト「ほみゃああああああ!!」びしっ(人差し猫指を空に向かって飛ばす)
ギュオオオオオオオオン!!
(頭上を舞う雌火竜が何かに諭されたようにUターンをかまし、急降下してくる)
バステト「みゅうううう・・・!!」ビュオオオオオオオ
チェルシー「かみしゃま・・・お願い・・!!」ビュオオオオオオオ
スオーーーーーーーーン!!
(背中から草原に落ちるチェルシーを間一髪、翼膜の上に拾い上げる雌火竜)
チェルシー「にょほおおおおおおおお!?」ばうんばうん(バステトを抱きかかえ、翼膜上でトランポリンみたいにバウンドしている)
バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~♪」きゃっきゃっ
ビュオオオオオオオオオオ!!
(翼の上で跳ねるチェルシーを器用にキープしながら、渓流の美しい景色の上を舞う雌火竜)
チェルシー「バステトちゃん!見るにょだ!」ばうんばうん(跳ねながら下を見えている)
バステト「にょっ!?」(チェルシーの体から顔を覗かせ、目をまあるくして下を眺める)
ビュオオオオオオオオオ・・・・
(優雅に空を舞う雌火竜の進路方向と同じ山道を歩む「でっかい荷物」を背負った行商人の小さな姿)
チェルシー「行商人にょ!!お~~~~~い!!」ばうんばうん
バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~♪」パチパチパチ
~後日、カーブーんち(実家)....
ちゅんちゅん
(裏庭のベンチに仲良く腰掛けるチェルシーと静香。二人の前では芝生の上にペタンと座ったバステトが何やら本を開いている)
静香「え~~~~~!!それじゃあ二人で行商人さんを追いかけて本を買ったのぉ~~!?」すぽぉ~~ん(驚愕のあまり、撫子装備の帽子が真上にすっ飛ぶ)
チェルシー「しょうよねぇ~♪バステトちゃん♪」るんるん(ベンチに座り、両足を上下するかたっぽの膝小僧には「でっかい絆創膏」が貼られている)
バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~♪」てんてん(自慢げに本を見開いて叩いている)
チェルシー「ひーちゃんにも、見しぇてやりたかったにょだ。あたちとバステトちゃんがリオレイアに乗って降りてきたときの、あいちゅ(あいつ=行商人)のびっくりした顔を♪」るんるん
静香「すごいねぇ~二人とも。飛竜ってこわいんでしょ?」
バステト「にょにょにょ♪」(Vサインをしてみせる。おそらく飛竜に助けられるのは「二回目」だという暗示も含まれている)
静香「おうちの人に怒られなかった?」こそこそ(カーブーんちを気にしながら聞く)
バステト「にょ~にょ」ふりふり(首を左右に振る)
チェルシー「あたちはお家に帰ってから、怪我をちた所を姫姉ちゃまに見ちゅかって、何をちてたのか「詰問」されたけど、農場で遊んで膝を擦りむいたって、言ったにょ♪しょしたら絆創膏を貼ってくれたにょだ」おにょほほほほほ
静香「じゃあ、バステトちゃんのその本は、あたしが持ってる本より、ずっとずっと値打ちが高いってわけだ♪」
チェルシー「にょ?」
静香「だってそうでしょ?大冒険をしてGETした、貴重なアイテムだもの」(真剣な顔をしてチェルシーを見つめる)
チェルシー「・・・・大冒険・・・」ちら
バステト「にょにょにょ♪」(Vサインをしてみせる)
チェルシー「はいにょ!!」(大きく頷く)
ちゅんちゅん
(声に出して本をバステトに読んであげるチェルシー。たまにそれを訂正してあげる静香。グッとした姿勢でお話を真剣に聞くバステト。そんな三人の下に、家の中からおやつを乗せた「ぼん」を運んでくるフラワー。それを見つけるや否や、大喜びする「まだちいちゃい三人組」。今日もユクモは平和である)
To Be Continued ランキング参加中なんです♪皆様の激アツ一票お待ちしてます
次回「あたちのモンハン日記」ザ・激烈中継ぎ記事は!?
5/14(日)0時更新 ザ・謎
をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も慈しみの心をもって豪快に読も見よう
MHOにも参戦!『つぶらな瞳の呑竜』ことパリアプリア♪
あんまんと お抹茶ラテ どちらを捨てても死にきれない
どうぼ。お抹茶亭あた門スキーですさぶい時期が終わり、あっつくなるとあんまんはその生態活動を止め、休眠の時期に入ると古来より言われています。そうすると今度は「それまでは温かかった」お抹茶ラテが、アイスお抹茶と生態変化を遂げ、ダラダラと汗をかいちゃ文句ばかり言ってる消費者達のお財布を狙いに飛んできます。そうすると作者のように意志が弱い人間は、すぐにスターバックスやコンビニで売ってる「スタバのそれ」を求めに、街を乾ききったドライゾンビの如く彷徨い歩き始めます。どうしても前者のそれらが見つからない場合は、「まがい物の」アイスお抹茶ラテで疑似体験をしようと試みるのですが、当然スタバのそれに比べると月とスッポン。飲んだ瞬間「クソーー!!分かってたのに!!クソーー!!I Fuckin' knew it!!Fuck!!Fu------ck!!!」と、自分の頭をスタン状態になるまでしこたまぶちます。こうして「しょうもない記事」を書いている今もまさに、舌がアイスお抹茶ラテのそれを求め、中毒患者のようにプルプル震えながらキーボードをスタン状態になるまで叩いているのでした。
はい、バカおしまいそんなわけで(どんなわけでぇ~?)今日もMHOから(それしかない)つぶらな瞳の呑竜こと(キモたん)パリアプリアの狩猟動画(ありがたぁ~い♪)を見て観てみましょう(そうしよう
)
どう・・えしたか?えしたでしょう。
まずはサムネイル画像に写ったあいつの気持ち悪いこと思わず「こんなんだったっけかな
」と思うくらい「たぶん」リアルな仕上がりです。
それもそのはず、Dos(MH2)ベースのF(MHF)に比べ、エンジンが全く違うO(MHO)はグラフィックが綺麗なのは当たり前。その太古のゲームに対し月額+課金という究極のマイクロトランザクションシステムは正直いただけないなぜしてユーザーがメーカーに対して寛容でなければならないのか?本来であればCS(顧客満足)を得るのがメーカーの責務であり、それがサービスというもの。好きだから対価を支払うのは仕方がないという従属思考を強いられているだけです
その反発心からF(MHF)に対しH(偏見)を抱き、参加(あるいは傘下)していないモンハンユーザーも数多くいるでしょう。とは言うものの、マジョリティのレギュレーションは待っていても変わることはないので、何かきっかけがあれば年内の参戦を最近、真剣に考えている作者なのでした
はい、愚痴おしまい閑話休題
パリアプリアといえば罠肉。故の呑竜という呼称を活かし、闘技場でのイベントクエはとても愉快なものに仕上がっています。システム的には罠肉で「あいつ」をそそのかして、その隙に「地面に埋まっている」レアアイテムをGETしようぜ!みたいなことらしいです。肝心のパリアの「よだれ」ですが、口内から出るモワモワとした蒸気の色で、彼が何色の肉を欲しているかが窺えます(このイベントではあまり関係なさそうな印象も・・)。
二頭同時クエの方はガルルガと一緒でしたね。相変わらずあのバインドボイスからのサマーソルトというシンプルかつ獰猛な攻撃は秀逸です。個人的には、嘴を地面に刺した時の「コッコッコッ」というエフェクト音に笑ってしまいました。あれはいいだって実生活で真似出来るもの♪
MHO版パリアプリアや今回のイベントをぼっとよく知りたいお方は・・
★渴喰无尽 巨兽吞龙狂傲登场
★http://mho.qq.com/cp/a20170503slj/index.htm?atm_cl=ad&atm_pos=10534&e_code=321830
をご参照してください
ほしたら今日もエンディングの時間です
また遊ぼうねぇ~
おそらく下のエリアから手を振っているのは行商人でしょうか。
しこたま肉を奪われ、満身創痍になるも、初めて出来た友と呼べる存在に、男は熱い友情を感じるのでした...
ほにゃらねぇ~たまご運んであぼっちぼっち
ランキング参加中なのです
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
5/16(火)0時更新 「カルチャーショック!」の巻
をお送りいたします♪次回はユクモにおかしな来訪者が訪れますほしたら次回も見よう!読も見よう!!