ショットリーパー「撃てぇええええええええ!!」
ズガーーーーーーーーン
(船の右舷左舷にある大砲がそれぞれ火を吹く)
ムバラク「おいおい!!後ろですげぇよろしくねぇ音が聴こえるのは俺だけかぁ~!?」ゴトゴトゴト
アイアンロック「いやぁ~。まずいな。すげぇ大砲の弾が飛んできてるぜ」(コンテナの上で進行方向とは逆に向き、呑気にあぐらをかいて大砲の玉が飛んでくる空を見てる)
エリクセン「迂回するか!?」
ディッキンソン「慌てるでない!!あれくらいの数の大砲など恐れるに足らず!!ムワッハッハッハッハッハ!!」ゴトゴトゴト(こちらも逆方向を向き仁王立ちしてる全身ゴア装備の傲慢なハンター)
ムバラク「俺はこえ~よ!!バカ野郎」(号泣してる)
ヒョオオオオオオオオオン
ヒョンヒョオオオオオオオオオン
(次々と大砲の弾が迫ってくる)
エブエ「・・・・・・」ちら(運転席から身を乗り出して後ろを見る)
ドガアアアアアアアアアン!!
ドゴオオオオオオオオオン!!
(大砲の弾が次々と空中爆破していく)
エブエ「!?」
アイアンロック「ハッハッハッハッハッ!!さすがはスナイパージョニーだぜ!!」
ジョニー「夜砲の貫通弾に貫けぬものはないってね」ガッチャン(リロード)
ムバラク「なんだぁ!?俺たちゃまだ生きてんのかぁ~!?」パシーン(泣きながら手綱を叩く)
エブエ「なるほど。狙撃手の仕業か」バッ(コンテナの上に登る)
アイアンロック「ん~?そうか。あんたの獲物はそのハンターボウか」
エブエ「大砲の弾を撃つのは初めてだがな」ギュリギュリ(弓を力一杯に引く)
ヒョオオオオオオ・・・・・・・
(空中爆破の中、ひとつの大砲の弾がコンテナ目がけて飛んでくる)
アイアンロック「おや。ジョニーの奴もさすがに一人じゃ全部は撃ち落とせないか」(と言いながらもまだあぐらをかいて座ってる)
エブエ「案ずるな」ギュリギュリ
シュパーーーーーーン(矢を放つ)
アイアンロック「おお!?」
ドガアアアアアアアアアアン
(見事大砲に命中)
エブエ「ガブラスを射抜くよりは歯ごたえがあるかもな」スッ(弓を下ろす)
アイアンロック「やるねぇ~レンジャー♪俺も弓を覚えてみるかな」
「あたちのモンハン日記」
~Massive Unidentified Target~
ショットリーパー「ええい!!何をしておるかぁ!!ひとつも当っておらんぞ!!」
黒の軍服を着た兵士「砲撃翁様!我らの放つ砲撃がすべて空中で狙撃されました!!」
砂漠之海「荷車ともどんどん距離が離れていくちゃんこよ!!」
燃焼ジジイ「急速下降して追うかぞい!?」
操舵ジジイ「駄目じゃ!そんなことをしたら敵のスナイパーに気球を撃たれて落っこちちまうぞい!」
砲撃ジジイ「しかしこの距離からでは弾の無駄遣いじゃぞ!!ワシのお宝を無碍に捨てろというのか!?」ぷんすか(大砲大好き爺さん)
肉まん君「よし、リチャード。やるか」(真上を飛ぶ飛空船を眺める)
リチャード「うううう・・・・」コクリ
肉まん君「よし、いいぞ」ガシ(リチャードが片手に持つ鬼鉄にしがみつく)
リチャード「うううう・・・・」ゴイン(肉まん君ごと鬼鉄を軽々と天高く掲げる)
肉まん君「狙いを定めろよ」
リチャード「ふぬううううううううう!!」
ブン・・・ブンブン・・ブンブンブン!!
(ハンマー回転モーション)
リチャード「ううううううううううううう!!」ぐるぐるぐるぐるぐる
肉まん君「くっ・・・・・!!」ガシッ(ハンマーに必死にしがみつく)
リチャード「肉まぁああああああああああああん!!」
ブンブンブンブンブンブン!!
(凄まじい砂嵐を立てながら大回転する)
リチャード「翔べぇええええええええええええええ!!」
ブォーーーーーーーン!!
(大回転からのアッパーモーションで肉まん君を空高く飛ばす)
ビュオオオオオオオオオン!!
(弾丸の様に飛んで行くパンイチ(今日は黄色)のハンター)
肉まん君「いけるか・・・!?」
ゴオオオオオオオオオオオオ!!
(飛空船の真下まで飛んでくる)
肉まん君「あと少し・・!!」
ザシュッ(飛空船の横っ腹に黒刀を突き刺す)
ショットリーパー「クラスター弾を用意しろ!俺も撃つ!!」
砂漠之海「あー。大変だちゃんこ」じー(左舷から身を乗り出して下を見てる)
ショットリーパー「今度は何事だ!?」パシッ(兵士から弾薬を受け取る)
砂漠之海「シージャックだちゃんこ」
ザシュッザシュッ(左舷下より、刀とハンターナイフを交互に船体に突き刺しながら登ってくる頭の先っぽの尖った坊ちゃん刈りのハンター)
砂漠之海「登ってくるちゃんこ」じー(呑気にそれを見てる)
ショットリーパー「!!」
砂漠之海「どうするちゃんこぉ~?キャプテ~ン」
ショットリーパー「撃ち落とせ!!」
黒の兵士「いいか!?船に当たらぬよう撃て!!」ガガガガガガガガ
肉まん君「突撃銃か。連射は効くが、ハンターが使用するボウガンより威力は遥かに劣る」ザシュッ(刀を船体に突き刺しながらよじ登ってくる)
チュンチュンチュン(肉まんの体をかすめていく弾丸)
肉まん君「こっちも挨拶代わりだ」ひょっ(何かを上に向かって投げる)
バショーーーーーーーーーン
(左舷一面に閃光が起きる)
黒の兵士「ぐわあああああああ!!」
黒の兵士「くそ!!フラッシュバンだ!!」(目をつぶる兵士達)
砂漠之海「いたぁ~い!!目が痛いちゃんこぉ~」(もろに閃光を見た)
砲撃ジジイ「呑気に下ばかり見とるからいけないのじゃ。自業自得じゃよ」(サングラスかけてるから平気)
肉まん君「よっ」シュタッ(甲板に上がってきた)
砲撃ジジイ「ありゃりゃ!シージャックじゃぞい!!」
肉まん君「結構いるな」ボン(甲板の兵士の数を確認すると同時に何かを地面に叩きつける)
モクモクモクモクモク・・・・
操舵ジジイ「なんじゃ!?煙幕じゃと!?」
燃焼ジジイ「けむり玉じゃ!!」
ショットリーパー「海賊めが!!何処だぁあああああああ!!」
ズシャズシャズシャ
(煙幕で視界が悪い中、斬撃音だけが聴こえる)
ショットリーパー「!?」
ズガガガガガガガ・・・
ズシャ
ショットリーパー「卑怯者め!姿を見せろ!!」バッバッ(左腕で煙幕をかき分ける)
ヒョン!!
(突きモーションで突如目の前に現れる肉まん君)
ショットリーパー「ちっ!!」
ガイーーーーーーーーン
(右腕のボウガンで黒刀を弾く)
しょるるるるるるるるる
(その反動を利用して後方空中回転する肉まん君)
ショットリーパー「ちょこまかとぉおおおお!!」ズチャ(右腕を肉まん君に向ける)
操舵ジジイ「キャプテン、撃つな!!気球に当たるぞい!!」
ショットリーパー「クソがあああああああああああ!!」ブーーン(力いっぱい右腕を振り下ろす)
シュウウウウウウウ・・・・・
(次第に視界が晴れてくる)
燃焼ジジイ「ほっ。ようやく見えるわい」(船の中心で気球に熱気を送る四角いバナー装置(キャンプファイヤーみたいの)の前に立ってる)
肉まん君「そりゃ良かったな」スタッ(目の前に着地してくる)
燃焼ジジイ「うひょーーーーーー!!」
肉まん君「これが動力か」むんず(パンツ(今日は黄色)の中に手を突っ込む)
燃焼ジジイ「何をする気じゃ!!」
肉まん君「沈んでもらう」バシュシュシュ・・・(導火線に火がついた小樽爆弾をパンツから取り出す)
燃焼ジジイ「なんと不条理な!!だからハンターは嫌いなんじゃ!!」ぷんすか
肉まん君「残念だがギルドのハンターじゃない。だからこれの威力もそれの数倍というわけだ」ポイッ(バナー装置の中に小樽爆弾を投げ込む)
燃焼ジジイ「あーーーーーーーーーーー」
肉まん君「いい空の旅を」チャッ(二本指を顔の前で立て「GOODBYE」のサインをする)
タッタッタッタッタッタ・・・・ひょーーーーん
(そう言い残すと颯爽と船脇に走り去り、まるで水泳の飛び込みのように空中へとダイブして消える)
燃焼ジジイ「・・・・・・・・・」
ショットリーパー「奴は何処に行ったぁ~!!」ぷんすか(遠くの甲板でぷんぷん状態。床には斬られた兵士が無数に倒れている)
砂漠之海「目がぁ~!!目が見えないちゃんこぉ~!!」あたふた(まだやってる)
燃焼ジジイ「みんな!!伏せるんじゃ~~~~~~!!」ガバッ
ショットリーパー「ああ?」
ドガアアアアアアアアアアン!!
肉まん君「成功だな」ちら(空中降下しながら飛空船上で起きた爆破を確認する)
ビューーーーーーーーーーン!!
(頭から綺麗にフリーフォールしていく肉まん君)
肉まん君「落下地点・・予定通り・・・・あとは・・!!」ビューーーーーーン
タタタタタタ・・・・(砂漠の地上でデスギア装備の大男が一生懸命走ってる)
肉まん君「しっかりキャッチしてくれよ・・・!!」
ビュオオオオオオオオオ!!
リチャード「ハァ・・ハァ・・・・来た・・」ちら(上を見る)
肉まん君「リチャアアアアアアアアアアアアアアアド!!」
ビュオオオオオオオオオ!!
リチャード「ふぬううううううううう!!」パァ~~~~ン(両手を叩く)
ガシーーーーーーン!!
(頭から落下してきた肉まん君を間一髪、逆さのまま抱きしめるリチャード)
肉まん君「・・・・・・すこしきついが・・・よくやってくれたぜ、リチャード」(自慢の髪の毛の先っぽが、地面の砂にすれすれに触れている)
リチャード「ううううう・・・・成功・・・・」(デスギアゲヒル(頭部)のアップ)
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ボニー「まったくボクらの出番がないじゃないのさ!!一体どうなっているんだい!?」ぷんすか
アラン「よぉ。何をカリカリしてるんだ?」ぬう
ボニー「アラン隊長~!聞いておくれよ。最近ボクらの出番がちっともないのはどうしてなんだい?」
アラン「サードステージは新キャラクターが多いからだろ?それもこれも、この後の新シリーズに向けての伏線ってなわけでよ・・」スッ(タバコを吸おうとする)
ボニー「そんな!!悔しくないのかい!?」ペ~ン(その手をはたき落とす)
アラン「いちちち・・そう焦らなくともそのうち出番は来るさ。だからその時の為に英気を養ってだな・・」
ボニー「そんなの待てないよ!!」ペ~ン(反対側の手も叩く)
アラン「いちちち・・じゃあとりあえず「わんぱく次回予告」でもしてろよ」
ボニー「そうだね」けろり
アラン「ずいぶんあっさりだな」ふう~ふう~(叩かれた両手をふうふうしてる)
ボニー「女は前向きにってね♪そんなわけで次回のお話は~」
7/22(火・天赦日)0時更新 Massive Unidentified Target/PART8
ボニー「をお送りするよ♪憎たらしい砂漠の艦隊とサザンゴッドのへんな人達との戦いもより壮絶になっていくよ!!まったく、大砂漠を戦場にする気なのかね?あのへんな人達はさ」
アラン「ところでうちらの丞相さんはなにやってんだ?」
ボニー「さぁねバカなんだよ」
アラン「う~んってことでみんな、次回も見てくれよな」
ボニー「ほにゃらね~」
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Massive Unidentified Target/PART7
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